ハルヒ「宇宙人ッ!?」アルフ「そうだよ。」 (6)

ハルヒ「なんでこんなところに!?」

アルフ「宅配便にまぎれてホワイトハウスに侵入しようとしたんだけど、なんかいろいろあって、ここまできちゃったわけよ。」

ハルヒ「何言ってるか、さっぱりわからないわ。」

アルフ「ここってあれでしょ?日本。アニメで見たよ。アチョーって奴。」

ハルヒ「なんか宇宙人ってより日本に偏見もってるアメリカ人と話して気分だわ。」

アルフ「まぁせっかく来たんだし。ゆっくりして行くよ。あそこ行こうよ。メイド喫茶。」

ハルヒ「行かないわよッ!!なんでそんなの知ってるのよ!!」

アルフ「なんだ。つまんないの。」

ハルヒ「ハッ!人の気配!?隠れなさい!!」

アルフ「じゃあ、ネコカフェでいいよ。」

ハルヒ「なんでそのチョイスなのよ!!後でつれていってあげるからとにかく今は隠れて!」

キョン「おーっす。何だ、ハルヒ。一人か?なんか話してるように思ったが。」

ハルヒ「は、発声練習してたのよ。週末駅前で団員募集の演説やるからね!」

キョン「あいかわらず分けのわからん奴だ。思いっきり外に漏れてたから外聞を気にするなら気をつけた方がいいぞ。」

アルフ「ねぇ、このコアラのマーチ食べていい?」

ハルヒ(うるさいわね!!いいから静かにしてなさい!!)

ハルヒ(どうしよう。隠し通せるものでもないし……いっそ言ってしまおうかしら……)

古泉「おや、お二人ともお揃いで。ン?どうかしましたか?」

長門「ハルヒの脈拍が上がっている。それを詮索するのは野暮というもの。」

古泉「お、これは失礼。」

ハルヒ(うっぜーこの二人!!否定したいけど今はそれどころじゃないわ!!)

キョン「さてハルヒ。今日は前々から密かに計画していた朝比奈さんのサプライズバースデーパーティーだ。」

ハルヒ「そ、そうよね。」

キョン「そこで尋ねたいのだが、そこに喰い散らかせたケーキの残骸はなんだ?」

ハルヒ「え!!?し、知らないわよ!」

アルフ「!!!」

ハルヒ(何驚いた顔してるのよ!!?さてはあんた食べたわね!!ちょっとコアラのマーチ返しなさいよ!!)

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