女「からあげにレモンかけてあげるね」男「ちょっと待て」 (115)

夜の7時ごろ
若いカップルふたりがファミレスに入った

女「さてと、なに頼もうかなー」メニューぴらり

男「なんでも頼めよ」

女「うわ!なんでも頼めよだってー!男前ー!ファミレスだけど」

男「お前がここでいいって言ったんだろ」

女「・・・・そうだよね。」

男「俺はこのからあげ定食にしようかな 安いし」

女「・・・・うん じゃあわたしは・・・サラダ頼んでもいい?」

男「いいよ別に」

女「うーん・・どれにしようかなあ」

男「サラダとなんか頼むの?」

女「あ、ダメ?」

男「誰も駄目なんて言ってないから、何でもいいから、高いのでも
安いのでもいいからなんか頼みな」

女(ファミレスの癖に他界も安いもねーよ)

女「え、えっと・・・」

男(こいつは俺が100円単位でケチると思ってんのか?
あーもう俺そんなケチじゃねーしでも何か言ったらケチだと思われるかもメンドいはよきめろ)

店員「少々お待ちくださーい」

男「結局サラダとスープかよ」

女「今ダイエット中だしさ」

男(とか言ってるけど本当は奢られたいんだろ女って
俺ってそんなにけちに見えるのか?)

女(ダイエット必要ないじゃーんとか言えよ)

男(あーもーメンドクサイ安く済んだこれでよし)

女(ダイエット中って言って無言・・ホントに太ってきたのか?)

男・女「・・・・・」

女「あ、あたし太ってるかなあー?」

男「それを聞いてなんになるんだ?太ってないって言ってほしいのか?
女って面倒だよな太った?太ってるよね?太ったー!って何回も聞いてきて、太ったよってほんとのこと言ったのに
なぜか怒り出すし、俺は聞かれた事に答えてるだけであって」

女(またか・・)

男「ダイエット必要ないとか無理におせじ言ってもさ、たいていの女がこういうんだよな
分かってないって俺は何度も何度も親身になってアドバイスしてんのに聞き流してるしさ」

女「・・・・もしかして、私に言ってるの?」

男「は?言ってないんだけど」

女「私が・・・太ったから、遠回しに私に言ってるんじゃないの」

男「俺言ったよね?言ってるよね?君じゃないって」

女「でも・・・私に対する当てこすりというか」ボソリ

女「からあげにレモンかけてあげるね」ショワー
女「マヨネーズもかけてあげるね」ブリブリブッ

男「え?何でそうなんの?」

女「だって・・・だってさ、私太ったもん最近・・・」

男(ここは一応)「太ってないだろ」

女「違うもん!脚、腹、ぶよぶよしてきたの!」

男「そんなことないだろ」

女「見えないくせに何言ってんの」

男「見えてるって」

女「今日は膝まであるコートきてるんだけど体系の出ないやつ」

男(やばい・・・口調が・・・)

男「・・・・・・・・・・」

女「なんで黙り込むの?」

男「店員さーん!お、お水いっぱい!あ二杯で!」

店員「かしこまりました少々お待ちください」

女「水飲んでないじゃん」

男「飲んでるよ俺は」

女「飲んでないでしょ!やっぱりわたし太ったんだー!」

男「だからなんでそうなんの」

店員(・・・・・水、減ってなくね?)

店員が女の一口も付けていないコップに水を注いだ

女「・・・ありがとうございますっ!」

男「人に当たるなって」

女「は?なにそれ」

男「すいませんねー」店員を見る

店員「えっ!?あ・・いえ」(俺を巻き込むなおれを巻き込むな)

女「・・・・・・・・・・・」

店員「ゴっゆっくりどうぞ」スッ

女「・・・・・・・・・・・・・」

男「ほら、店員さん迷惑してただろ?あの困惑聞いたか?ゴッゆっくりどうぞって」

女「・・・・・・・・・・・・・」

男「おい、返事しろよ」

女「・・・・・ああやって・・・他人の目ばっかり気にして」スーパーボッソリ

男「え?なんだって?」ナンチョウ

女「なんでもない!」

男「声大きいって、周りが見てるだろ」

女「・・・・・・・・」

女「・・・・・・・ちょっとトイレ」

俺「口内炎にレモンかけておいたぞ」
男「ぐわあああああ」
女「素敵!」

トイレ

女「はぁー・・・望んでたのはこんなのじゃないのに!」

女「もういや・・・・いやじゃない・・・いやだ?」

女「つーか太ったのかなぁ・・・・」

鏡を見る

女「・・・・・・・・」

まだトイレ

女「何でこんなふうになったかな・・?」

「わたしがファミレスごときでっていったせいか?」
「あー・・・・たしかにあれからちょっとアイツイライラしてたなー・・・」
「でも、ファミレスごときだよ!?夜7時のデートに、ファミレスだよ!?」
「しかもお前が選んだんだろとか言いやがったから!」
「わたしはなにもわるいこといってないよ」
「正しいことをしただけ!」

「これ以上あいつにブザマだって勘違いされたくないし、トイレから帰ったら、雰囲気よくなるように
わたしが雰囲気よくしなきゃ」

「せっかくだし楽しむだけ楽しもう」

男の方

まわりの客「ワイワイ」「ガヤガヤ」

男(あそこの席の客・・・カップルかな・・・)

男(あの女・・優しそうだなあ・・・そこそこ可愛いし)

男(おい何考えてるんだそういう低俗な男にはならんて決めただろ)

男(俺には女がいるだからいいんだそうやって生きていくって決めただろ)

男(・・・・また、トイレから帰ってきたら怒ってんのかな)

男(・・・めんどくさい)

男(・・・めんどくさい)

男(・・・めんどくさい)

男(だがここで帰るな俺はそんな最悪な男じゃないからな)

男(・・・・・・)

女「ただいまーっ!ごめんねー!こんなときにトイレ行ったりしちゃって☆」

男「」

男(トイレでいったい何があったんだ…?)

男(やっぱ女の気持なんか一生分からんわ)

女(なにがあっても怒らないことこいつはカボチャだカマドウマだそれ以下だ)

女(カマドウマってwwwwwww)

女「ふふっ」

男「な、なに一人で笑ってんだよ」

女「いやー・・ちょっと食事中には思い出しちゃいけないもの思い出してwww」

男「ふーん・・・」(こええよなんだよいきなりそんなこといいだしてわらいだして)

男(あっ・・・・もしかして、生理のこととかか?)

女(少しは話を拾って掘り下げろ)

男(それは・・・・職住には思い出せない…つか気持ち悪い)

男(そんなことで笑うって…なんだこいつメンヘラちゃんアピールか?)

女(笑顔笑顔笑顔笑顔笑顔笑顔でいてあげろ)

女「」ニタァ・・・

男「」

さっきの店員「お待たせいたしましたーかあらげ定食となんちゃらサラダとなんちゃらスープになります」

女「あ、ありがとねー☆」

店員(え?)

男(やっぱり店員戸惑ってる・・・どうだ、この女面倒くさいだろお?)目を合わせる

店員(頼むからこの店で問題は起こすなよ)

男(だよな面倒くさいよな)

女「さぁ、よーし食べるぞー!」

男「サラダとスープをか?」

女「・・・・・あのね」

男「からあげ定食半分わけてやるよ」

女「あっ!(こういうしょうもないときだけ)ものわかりがいいね!」

男「ほら」別の皿に分けようとする

女(!男にとらせちゃだめだ!私が仕切らないと男に俺まかせばっかりで…とおもわれる!)

女「いいよ!私おなじ皿でも気にしないし!」

男「俺は気にする「いいって!」

女(あ、あとからあげにすることといえば・・・)

女「からあげにレモンかけてあげるね」ジョバー

男「あ」

女(やっと・・・・はじめてわたしが主導権を握れた・・・)

男()

女「?どうしたの?」

男「あ・・・・・・ありがとう」

女「え?感謝の気持ちこもってなくない?」

男(なんだこれ・・・・なんだこれ・・・)

男(実際に存在するなんて思わなかったぞ…)

男(つーか、あげるねって・・・)

女「ww?レモン嫌いだったっけ?」

男「・・・・・・いや」

女「え?じゃあなんで怒ってんの?」(笑顔・・・笑顔・・・)

男「怒っていないよさあ食べ」

女「怒ってるよね?絶対?」(笑顔・・)

男(揉めたくない俺が我慢してやればいい)

女「嫌だった?レモンアレルギーだった?」(ここは優しく…)

男「いやじゃないって」

女「嫌とか言ってないんだけど!」(あっ)

男「え?」

男「レモンアレルギー?って聞く前に言ったよね嫌か?って」

女「言ってないよ!」

男「あーもういい」

女「は?」

男「もうやめよう もうやめよ」

女「やめるって何?」

男「こんなの」

女「こんなのって何よ」(もういいや・・・どーでも)

男「だからね」

女「だからって何よ」

男「だからに文句言う!?」

女「はぁ!?文句って何!?文句?わたしがいちゃもんつけてるみたいに・・・」

男「だから違うって」

女「だから!そのだからが怒ってんの!?って言いたいの!」

男「俺は怒ってねーよ」

女「渡しだけが起こってる何て言い草しないで!わたしはおこっていない!」

店員()

まわりの客「シュラバダー」「クスクス」「アンマミンナッテ」

男「ほら・・・周りが見てる」

女「まわりばっかみてさー」

女「わたしのことは一切見てくれないわけ!?」

男「俺は…みてるよ」

女「全然見てない!!さっきだって、店員さんに私がダメみたいな感じで・・・」

俺(???)

女「もういい!!!わたし帰る!こんなの・・いやだよ!」ダッ

男(まぁいいや)

男(追いかけるほどの女じゃないしな)

女ツカツカツカ「」ッターーーーーーーン!

机の上には1000札が置かれている

男「え?」

女「お金・・・・いらないから」

女「あんたに払ってもらうほどわたしは落ちぶれていないもん!」

男「は?」

女「もう二度と私に付きまとわないで!」

男「え?」

男(こいつなんてこと言いやがるこのままでは俺がこんなやつを追いかけるダサ男だと
思われるだろこのファミレスの連中に)

男「たかがファミレスだろうがっ!かっこつけてんじゃねーよ!」

女「たかが・・・・ファミレス・・・?」

女、出口に行きかけていたが引き換えして男の前までくる

女「ねぇいまたかがファミレスって言ったよね・・・?」

女「そこにきたのは誰のせい・・・・?」

     /⌒ヽ
\ ⊂[(_ ^ω^)     結婚を申し込む!
  \/ (⌒マ´
  (⌒ヽrヘJつ

    > _)、
    し' \_) ヽヾ\
          丶.o゜*。o

          /⌒ヽ*゜*
        /ヽ    )。*o (
        ゛ ̄ ̄' ゜   (⌒

            ⌒Y⌒

 ̄ ̄|                        ┌‐┐
__|_                    _l__|_ ┌‐┐
 ^ω^)                       (^ω^) _l__|_
7 ⌒い                     /   ヽ (^ω^)
    | l             /⌒ヽ          l  /   ヽ
 \ \          (^ω^ )          l    |
   \ /っ      /⌒ヽ/ , , ヽ二
    │        (^ω^ )⌒(,/ )三
___)        と(。(。と,ノ、(,/_つ

│ | │
┤ ト-ヘ

男「おまえがファミレスでいいって」

女「やっぱり!あんたやっぱり!やっぱりな!」

男「は?」

女「本気であたしが・・・・いや女がさあ、女の子たちがさあ、女性たちがさあ、本気でファミレスでいいよって
いうと思ってんの?」

女「本気で、ファミレスで我慢できる子がいると思ってるの・・・?」

男「我慢できないのか?」

女「あたりまえでしょ!わたしなんてやすい女だって言われてんのよ!?金払う価値無いって
言われてんの!」

男「でも喜ぶ女の子はいると思うが」

女「違う違う違うの!そんな話をしてるんじゃないの!」

男「・・・・・・・・・」

男「ごめん」

女「本気であやまってない」

男「ごめん!!!」

女「力強く言っても無駄だってば!」

男「わかった、わかった外でよ、な?」

女「うるさいっ!なにがわかったの!?」

男「うんもう、外でような、な?」

男は財布からお金を出す

女「聞こえてなかったの!?いらないって」

男「あーーーもうお前のためじゃねえって!!!!」

男(俺の人生全然幸せじゃなかったら、こいつを殴ってやってもいいのに)

女「帰りたくないです―!」「帰りたいよぉー」「帰りたい―!!」

男「あ・・・これ一万です 店に迷惑かけた分です」

店員「お客様!」

男「いいって・・・迷惑かけてすまなかったな」

店員「お待ちくださいって!!」(こいつら絶対立ち悪いから1万もらっちゃいかん)

女「店員さん!あなたいったいどう思いますか!」

店員「」

男「やめろ!」

やっぱり彼女とかいない方がいいなオナニーで充分だ

男「これ以上この店に恥をかかせるな」

女「あんたは自分のことしか考えてないでしょー!」

店員「」

女「答えて!店員さんあなたは私と彼どっちが悪いですか」

店員「」ココノバイトイマスグヤメタイココカラキエテシニタイ

男「店員さん!早く一万受け取ってくださいそしたら帰ります!」

店員「」

店員2「け・・・・警察!警察呼びますよ!!!」

男と店員(あっその手があったか・・・)

女「・・・・・・・・!!!!」

女「あ・・・・バーーーーーカ!!!」

男「」

店員「」店員2(悪霊退散南無阿弥陀仏!!)」

こうして男性はこの女性のせいで人間不信になったと言い訳をしてフリーター(ニート)生活をしています
そして女性もこの男性と店のせいで人間不信になったと言い訳をしフリーター(ニート)生活をしています
お互いに相手の今の住所などは知らぬままいがみ合った状態となりました

もしみなさんが、世の中の男性または女性と付き合うことになったら、
胸に手を当てて考えてみましょう
自分はちゃんとできた人間かと 

ごめんなさい・・てっきりこんなssダメだと思ってたので
最後の方面倒になりました
本当にごめんなさい 糞ssに変わりはないですが

そして男も女もどっちもゴミカス人間のつもりでかいてました

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