・・・


ごぼう巻き「ど、どうしよう明後日までにお金を用意するって…」

ごぼう巻き「ぼく、あんまり売れないし…」

ごぼう巻き「しょうがない、大根くんから借りよう…」

ごぼう巻き「大根くんの家に着いたぞ」

ピンポーン

大根「はーい」ガチャッ

大根「あれ、ごぼう巻き君？どうしたんだい？」

ごぼう巻き「あ、あの...」

大根「・・・また、お金かい？」

ごぼう巻き「…うん、あっ無理だよねゴメン…」

大根「とりあえず、家の中に入ってお茶入れるよ」

・・・

大根「はい、お茶」コトッ

ごぼう巻き「あ、ありがとう」

大根「で、どうしてお金が必要になったんだい？」
　
ごぼう巻き「あ、あの…」

ごぼう巻き（牛すじにカツアゲされてるなんて言ったら大根くん心配するだろうな）

ごぼう巻き（ここはうそをつくしかないか…）

ごぼう巻き「す、すり身の作り方を少し変えてみようと思って…」

大根「へぇ、そのままでも十分おいしいのに…」

ごぼう巻き「で、出汁がよく沁みるようにしたいんだ…」

ごぼう巻き（大根くんにうそなんてつけないよ）グスッ

大根「！！」

大根「君がそうしたいなら僕は構わないよ！」

大根「とりあえず１０万ぐらいでいいかな？」

ごぼう巻き「こ、こんなに！」

大根「僕と君の中だろ、気にしないでよ」

大根「それよりさ…ごぼう巻き君…」

ごぼう巻き「なに…」

大根「いや、何でもないよ！それより僕、今から仕事だから！」

ごぼう巻き「あっ僕、帰るね！じゃまだったでしょ！お金ありがとう」

大根「大丈夫だよそれじゃあね」

ゴメン、風呂入ってくる
少し待ってて、残ってたら続き書くから

ちくわ｢おい、今日はこれだけとかなめてんのか？｣

牛すじ｢す、すいません…｣

はんぺん｢お前練り物なめてんのか？あ？｣

牛すじ｢違います！ゴボウ巻きの奴が金がないと…｣

ちくわ｢まぁ落ち着けよはんぺん、俺にいい考えがあるからよ｣

ちくわ「んおおおウインナー様イイッッ！！」
ごぼう巻き「ごぼうズボズボしちゃらめぇぇ！！」

・・・

大根（ごぼう巻き君・・・）

大根（一瞬ないていたような・・・）

大根「泣き顔もかわいかったな・・・」

大根「八ッ、僕はなにを言っているんだ///」

大根（でも、何で泣いてたんだろう・・・）

大根「ちょっとこんにゃくに聞いてみよう」

こんにゃく宅

たまご「あんたサイテー」

しらたき「ホントキモイ」

こんにゃく「まって、たまちゃん、しーちゃん違うんだ・・・」

たまご「何が違うのよ！浮気なんておでんの具の風上にも置けないわ！」ビンタバーン

しらたま「シネ！」パンチボカッ

こんにゃく「ぐはっ・・・」

たまご・しらたま「サヨナラ」バンッ

こんにゃく「そんな～」

大根「ずいぶん派手にふられたね」

こんにゃく「おっ、大根じゃんどうしたんだよ」

大根「お前こそどうしてこんなことになったんだよ」

こんにゃく「二股してるのばれちゃったんだよ」

大根「ハハッ、相変わらずだな」

こんにゃく「それより何でおれんちきたんだよ」

大根「ああ、あのなごぼう巻きのことなんだけど…」

しらたまって 団子入ってんぞ

>>54
ごめん、しらたきです

大根「というわけなんだ」

こんにゃく「ごぼう巻きが泣いていた」

大根「うん、一瞬だけどね…こんにゃくならなんか知ってると思って」

こんにゃく「残念だけど俺も知らん」

大根「そうか…」

こんにゃく「でも、おれにできることがあるならなんでもいってくれ」

大根「ああ、そうするよ…じゃあ、もう帰るね」

こんにゃく「すまねえな、じゃあな」

大根「バイバイ」