P「千早との結婚生活」(412)

P「デビューしてある程度知名度が上がった千早」

P「出会った当時はただお互いに仕事に熱心な仲間でしかなかった」

P「何度か衝突することもあったが、その度に絆が深まって」

P「なかなか人には言えぬような、辛い事情も知って」

P「俺は、やがて千早を守りたいと思った。それでもアイドルとプロデューサーという関係だから」

P「ただ少し優しくするくらいしかできなかった。でも、千早の方も感じてくれていたようで」

P「そうして俺たちは、想い合った。だが、もちろんすぐにと言うわけにもいかず」

P「同僚たちの目やもちろん芸能関係者、社長、いろんな人に挨拶に回った」

P「今後の仕事に支障がでるかもしれない。それでも千早は俺と一緒になりたいと言ってくれた」

P「表向きはほとんど歌手活動をしていた千早だからこそ、今の状態が保てているのかもしれない」

P「俺と千早は正式に婚約発表をして、現在も変わらない生活をしている」

P「……幸せだ」

P「本当に、幸せな毎日だ」

――

ほほう

しかしそんな幸せも長くは続かなかった・・・

こんなに気持ち悪い書き出し見たことあるか?

ガチャッ

P「おはよう」

春香「あ、プロデューサーさんおはようございます!」

P「あぁ、春香おはよう」

P(最初は少し、事務所のみんなにも戸惑われたが今はもう、落ち着いた)

P「さて、今日のスケジュールは……」

春香「あれ? 千早ちゃん、今日は一緒じゃないんですか?」

P「ん? あぁ、千早は今日は休みだ」

春香「え? そうなんですか? 風邪とか?」

P「……あんまり大きな声で言わないでくれるか?」

春香「え?」

P「春香だからまあ……いや実は、多分……」

春香「?」

P「……子供ができたんだ」

春香「……え、えぇええ!!!?」

P「だ、だから静かにと……」

春香「わっ……と、す、すみません」

P「いや、まあいいんだ。幸い誰もいなかったようだし……」

亜美「なんて思ったか!」

真美「へへーん、甘いんだよ兄ちゃん!」

P「……はぁ」

亜美「ちょ、ちょっと何さその目は!」

真美「いいことなんだから真美達にも話してくれたっていいのに!」

P「……だって、なぁ?」

春香「あ、あはは……」

亜美「もーはるるんまで……」

真美「別に真美たちばらしたりなんかしないよ? 話してもミキミキくらいっしょ」

P「話すんじゃないか。でもいいさ、そのうち話すことにはなっただろうし」

春香「つまり千早ちゃんは、病院に……?」

P「まあ、そういうことになるな」

亜美「ねーねー! いつ、いつ生まれるの?」

真美「兄ちゃんと千早お姉ちゃんの赤ちゃん、ってことでしょ?」

P「……まあ、そんな感じだ」

亜美「あー! 兄ちゃん照れてる!」

P「て、照れてない!」

真美「照れない照れない! でも千早お姉ちゃんがお母さんになる、っていうのも想像しにくいよねー」

春香「あ、それは確かに!」

千早「悪かったわね」

春香「……って千早ちゃん!?」

千早「おはよう、春香。それに亜美、真美」

亜美「あ、あれ? 千早お姉ちゃん?」

真美「病院じゃなかったの?」

千早「少し混んでたから、後でもいいかと思って」

P「大丈夫なのか?」

千早「えぇ、特には心配なさそうです」

ほう

歌手に転向すればいいのに、なんでアイドルのままなのよ

春香「あ、あのその千早ちゃん? さっきのは、その……」

千早「あぁ、別に気にしてないわよ? それこそ、私だってまだ自覚がないもの」

春香「そ、そっか」

P「もちろん俺だってそうだ」

亜美「だよねー」

P「とりあえずお前たちしか今はいないけど、なるべく優しくしてやってくれよ?」

真美「もっちろん! 姫、お助けに上がりました!」

千早「ちょ、ちょっと真美……」

亜美「怪我なんかさせたら兄ちゃんにぶっとばされるもんねー! ラブラブですなぁー!」

千早「あ、亜美も……」

P「……」

春香「プロデューサーさん、もしかしてまた照れてます?」

P「だ、だから照れてない!! ……な、なぁ?」

千早「え? あ、はい……」

P「……」

亜美「おー……ドラマみたい」

春香「ちょっとお二人とも?」

千早「え? あ、あぁ!」

P「あ、いや、そのだな……」

真美「んっふっふ~! 真美たちのこと忘れて見つめ合っちゃうとは、これは本当にデキてますねぇ~!」

P「お、お前たちはもう……余計なことを言うなッ!」

律子「なんですか騒々しい」

P「り、律子……」

春香「おはようございます!」

亜美「あ、りっちゃん聞いて聞いて!」

P「本当にお前話さないっての本当だったのか……?」

――

支援

P(そんなこんなであっという間に噂は広まった)

P「……さてと、これで終わりっと」

千早「プロデューサー」

P「おっと千早、ちょうどよかった。どうせなら一緒に行こうか」

千早「あ、はい」

P「どうかしたのか?」

千早「……もちろん誰にも言ってませんでしたけど」

P「?」

千早「出産すると、声の調子が変わるとか……」

P「……あぁ、そんな話もあったな」

千早「いえ、その今更なんですけど……少し、不安になって」

P「まあ、俺の方こそ確かめずに……まさか破れてるなんて思わなくて」

千早「それはもう、しょうがないというか……」

P「……どうしてもお前が仕事を優先したいっていうなら……その」

千早「いえ、それは大丈夫です。ちゃんと、この子は産みます」

オレとPの子を千早が産むのか…

ふざけんな!俺とPの子を千早が産むんだ!

>>14>>15の子をおれが生むんだよ

P「……わかった、それなら俺は何も言わないよ」

千早「すみません……」

P「いいんだ、それに今は千早の体の方が大事だ」

千早「プロデューサー……」

---

P(千早はその後、正式に発表し、妊娠5ヶ月頃になると産休をとった)

千早「~♪」

P「ただいま」

千早「あ、おかえりなさい」

P「何をしてたんだ?」

千早「歌を、聞かせて上げてたんです」

P「そうか、確かに最高級の子守唄になるしな」

千早「そんなことは……でも、私の歌をできれば、好きになって欲しいですから」

しえん

腹パンフラグか

P「俺も撫でていいか?」

千早「えぇ、もちろん」

P「……怖いか?」

千早「え?」

P「千早のことだからさ、きっといろんなことを調べてるんじゃないかって」

千早「……」

P「いくら俺がいないときだからって、機械慣れしてない千早がパソコンに触ればわかるさ」

P「別に詮索しようってわけじゃないし、触れられたくないなら、もちろん何も言わない」

千早「……いえ」

P「いろんな意見が飛び交ってる。それがインターネットだ」

P「千早に限ってだ、すべてを鵜呑みにはしないと思うけど、あまり不安にならなくて大丈夫」

P「不安になったら、俺に相談してくれ。ちゃんとした意見を持ってきてあげるからさ」

千早「……ありがとうございます」

紳士なら応援するだろ

千早「やっぱり、何も出来ないって言うのは面白くないですよ」

P「……」

千早「それは名前が知れてしまえばしょうがないことだとは思います」

千早「でも、歌もまともに歌えず、家でずっといることなんて……」

P「……なら誰かに付き添ってもらうとか」

千早「……プロデューサー」

P「どうした?」

千早「……プロデューサーとなら、いえ。プロデューサーじゃなきゃ、嫌です」

P「……そうか」

千早「……」

P「わかった、それじゃ今度時間が空いたら、千早の好きなところに行こう」

千早「本当ですか?」

P「もちろん。ただ、一応さ」

いまさらだけど淫行条例違反だよね

千早「?」

P「家では、プロデューサーは辞めて欲しいかな」

千早「……そうですよね、ふふっ」

P「いやいや、いいんだ。そりゃ事務所で急に呼ばれても困るし、呼ばれ慣れてるから」

千早「いえ、それはそうですよね。……あなた」

P「千早……」

---

P(忙しい合間を見つけて、俺と千早はいろんなことをした)

P(赤ちゃん用のグッズをそろえたり、近場に赤ちゃん用の歌を教えてくれるところも見つけた)

P(千早の不安は、少しずつ薄れて行った)

P(……そして)

P「はい、こちら765プ……え? 千早……は、はい今すぐ向か……! あ、いやでも……」

トップアイドルになれなかった挫折千早がそれでも今幸せですみたいな感じで奥さんやってる
そんな未来を変えるSS有ったの思い出した

. '' ´ "`"/
| /'"`"'i'
ヽ¶_゚∀゚ノ  チャオ☆

美希「誰から?」

P「……千早、陣痛が始まったって」

美希「え?」

P「……間に合えば行きますので、はい」

ガチャッ

美希「……千早さん、大丈夫?」

P「うん、千早なら……きっと」

美希「……行っていいよ?」

P「え? いや、でもこのプロモーションビデオの撮影は美希のこれからに……」

美希「もう、ミキはこれくらい一人でできるって言ってるの!」

P「美希……」

美希「それにね、あとで千早さんに文句言われる方がミキとしては怖いかな?」

P「……すまん、できればすぐ……いや」

美希「大丈夫なの! その代わりプロデューサーもちゃんと、千早さんのこと守ってあげてね?」

支援

P「……どっちにしてもプロデューサー失格なんだがな」

P「俺は今から、自分勝手な事を言うぞ、美希」

美希「なぁに?」

P「俺がいなくても、ちゃんと仕事をこなしておけよ?」

美希「任せるの!」

P「……ありがとうな、美希」

美希「……千早さん、頑張って」



P「すみません、その、今陣痛がっていう……千早、千早は? あ、えっと、こっちですか?」

P「千早!」

千早「プロ、デューサー……」

P「よかった、間に合ったか……」

千早「……私も、よかったです」

P「……美希がさ、送り出してくれたんだ。守ってあげて、って」

千早「美希が……流石、ね」

P(千早の体のことを考えると、結構時間がかかるかと思ったが)

P(思ったより早く終わったみたいだ)

P「……千早」

千早「……プロデューサー」

P「……こんなときでもプロデューサーか、なんて神経質すぎるか」

千早「……まだ勤務時間ですし」

P「あはは、これは一本とられたな」

千早「ふふっ……」

P「……男の子か」

千早「えぇ、きっとプロデューサーに似て……」

P「……千早に似て、いい声なんだろうな」

千早「……そんなこと、でも。歌が好きになってくれたら、嬉しいです」

P「きっと大丈夫だろう……っと、俺はそろそろ」

千早「はい、美希にお礼言っておいて下さい」

P「あぁ。また後でくるよ」

---
P(事務所の人間は皆喜んでくれた)

P(千早も、それを喜んだ)

P(2ヶ月で仕事に復帰し、子供は保育園に)

P(俺と千早、交互に育児に励んだ)

P(事務所も少しずつ軌道に乗り、1年が過ぎた)

P「千早?」

千早「なんですか?」

P「……」

千早「……プロデューサー?」

P「……いや、何でも無い」

千早「……わかりますよ」

P「え?」

幸せ過ぎて怖い

このまま幸せで終わってほしい

千早「私も、ファンの皆のおかげで出産後、復帰できた」

千早「……でも、そのせいであの子とちゃんとした時間を作ることも難しかったし」

千早「それに、何より貴方との時間が少なくなってしまったのが、私としても……」

P「……千早も、か」

千早「もちろんじゃないですか。私は歌にしか興味がないとでも?」

P「……うーん」

千早「……本当ですか?」

P「いや、まあ……まさかとは思ってたさ! でも、今すごく千早……乗ってるし、邪魔したら……」

千早「……私のプロデューサーは、こういうときに弱いんですよね」

P「え?」

千早「仕事に関してはもう、非の打ち所がないくらいなのに」

千早「どうしてこう、女心はわからないんでしょうね?」

P「そ、そんなこと言われたってさ……」

千早「好きです」

P「……」

千早「私は、愛してますよ? プロデューサー、貴方を」

P「……俺だって」

千早「……」

P「正直女心とやらはわからん! でも、でもな」

P「お前を想う気持ちじゃ負けてないはずだ」

千早「……それで、こういうところで強い」

P「え?」

千早「……そろそろあの子の誕生日です」

P「……そう言えばそうだな」

千早「……もう一人、欲しくないですか?」

P「千早……全くお前は」

P「そんな事言われて、断れるほど今の俺は潤ってないぞ?」

千早「なら、プロデューサーから……貴方から」

涼ちんちんぺろぺろ

---
P(そのまま半年経って、また産休だ)

P(幸せだった。とてつもなく)

P(今回の産休では、ちょうど一人目の子を精一杯愛す時間ができたということで、千早は満たされていた)

P(あっという間に時は流れ……次子が生まれてからちょうど3年くらいだろうか)

P(俺と千早の生活も、早5年が立とうとしている頃)

P(事務所も結構変わってしまった)

P(半分くらいのアイドルは別の道に進んで行ったし)

P(新しいアイドルも入って、初期のメンバーはもう立派な先輩だ)

P(テレビでもうちの事務所のアイドルを見る機会は多くなり、すっかり有名になった)

P(もちろん千早はアイドルながら、ほとんど歌手として健在で)

P(そんな中……とある出来事が起こる)

支援

はたして小鳥さんは結婚しているだろうか

P「……俺が、総指揮を?」

社長「あぁ、先方が是非と頼むので引き受けたが、どうするかね?」

P「し、しかし……いえ、依頼自体はもちろんありがたいのですが」

社長「大丈夫、いつまでも君一人には頼っていられないと言っただろう?」

社長「この事務所もそれなりに大きくなってきた。それはまぎれもなく君の功績だ」

P「い、いえそれは自分だけでは……」

社長「謙遜しなくてもいい。私は感謝しているんだ。だからこそ、今回はそのプロジェクトに携わって欲しい」

社長「そして、より君の腕を試してみるといい」

P「は、はい! ありがとうございます!!」

P(そうして俺はさらに大きなアイドルグループのプロデューサーとして携わることとなった)

P(一方で……)

千早「……私が、ですか?」

社長「正直君をいつまでもアイドル、という枠に押し込めているのは窮屈だろう、というのは建前で」

社長「本音を言ってしまえば、公式に歌手にしろという声が大きくてだね」

千早「そ、それは願ってもないお話ですが……」

社長「力があるからこそ、彼と二人三脚で仕事を続けていても、波風が立たないのだろう」

社長「ならば君も、彼の背中を追って、一緒に支えてあげるだけの力を」

社長「歌手になっても、私は精一杯応援するよ」

千早「……社長」

社長「どうかうちの出身であることを、誇りに思ってくれたら嬉しい」

千早「はい! あ、ありがとうございました!!」

P(引き抜き、といってもしっかりと話し合いの末なのだろうが)

P(千早は某有名レコード会社に移籍することとなった)

P(なんとも順風満帆な人生。そんな毎日の、とある日曜日)

P「え? 今日もなのか?」

支援

支援

鬱展開の悪寒

千早「ごめんなさい、どうしてもと言われて」

P「……困ったな、まあいい。それはこっちでなんとかする」


P(あの年で歌姫と言われていた千早だ。本領を発揮すればその勢いは凄まじく)

P(今ではあの頃の非にならないほどのファンがついている。まさに、歌姫)

P(とはいえ、そのせいで俺たちは家にいることがほとんどなくなった)

P(二人目を作ったときに少し話をした)

P(このまま忙しくなっても、寂しくないようにと。お互いに連絡はとれば、それでいいと約束をした)

P(……それでも、正直俺は寂しかった。きっと千早も……それでも)

長男「パパ」

P「……お前か」

長男「遊びにいこ?」

P「ごめんな、今お仕事してるんだ。また今度な」

寝取られまだ?

これは良くない予感がする

俺もう見ない

長男「あのね、たくや君がでぃすにーらんどにいったんだって」

P「そうかそうか」

長男「だからぼくも行きたいの」

P「ディスニーランドか……あ、そうだ」

長男「行くの?」

P「ちがうちがう、ほらコレ見てみろ」

長男「ん?」

P「ここで歌ってるの、ママなんだぞ?」

P(ディスニーランドでミュージカルを演じたこともある、それが千早だ)

長男「ふーん」

P「お前のママはな、とってもすごい人なんだ。だからパパも負けないように……」

長男「でもつまんないもん」

P「つまんない、か」

優…

(アカン)

P「まあしょうがない、まだお前にはちょっと早いよな」

長男「ねーパパ、ディスニーランド行きたい!」

P「今度ちゃんと連れて行くから、今はごめんな」

長男「やだ、今がいいの!」

P「ほら、座りなさい」

P(俺も普段は事務所で仕事をする。が、千早が留守ということもありプロジェクトの企画を家で立てるのだが)

長男「……じゃあママは」

P「ママはお仕事」

長男「ママは! ママに頼む!」

P「だからお仕事なんだって」

長男「だってママディスニーランドにいるんでしょ!」

P「……」

P(滅多に話さない、ということもあり少々コミニケーションがぎこちない)

優おじさんがもしいれば、また違っているのかな
身内の大人のフォローって子育てにはありがたい事だろうな。

P「いいか? 今はいないんだ」

長男「どうして?」

P「別のお仕事なんだ。でも、ママがここにいるってことは? ちゃんとそのうち行けるだろ?」

長男「やだ! 今がいい!」

P「文句言うんじゃない」

長男「やだ!!」

P「……」

P(ダメだ、これは千早が帰ってくるまで放っておこう)

P(そう思っていたのだが……なにやら音がする)

P「……おい何してるんだ?」

長男「……ママのところに行くの」

P「だから……いい加減にしないと怒るぞ?」

長男「ママ……」

P「はいはい、こっちでおとなしく待ってるんだ」

長男「やだ、ママに会いにいくの!」

P「いい加減にしなさい!!」

長男「やっ……」

P「全く……」

P(やれやれ、ともう一度座る)

P(……しかし)

長男「……ママ」

P「ほら、そっちはキッチンだから。動かない」

長男「パパは言うこと聞いてくれないもん」

P「聞いてるだろ? ほらパパも仕事があるから、邪魔しないでくれ」

長男「邪魔するもん! パパ言うこと聞いてくれないから!!」

P(これが躾というやつなのだろうか。ずっと保育園に預けっぱなしだった、俺がいけないのだが)

ネグレクトか…

P「やめなさい!!」

長男「やめない!!」

P「この……」

長男「離して!!」

P「……」

長男「……パパなんて嫌いだもん!!」

P(なかなか響く言葉だ。しかし父親は嫌われる者だと聞いたことがある)

P(もうここは、知らん顔をして通すしかあるまい……そう、何度目かの決心をしたのに)

長男「えいっ!!!」

P「……え?」

ビリビリッ

P(目の前の企画書が奪われ、ビリビリにされた)

P(……どうすればいいかわからなかった)

ふむ

P「……謝りなさい」

長男「やだ!!」

P(フラストレーションが溜まる、頭に血が上る)

P「それはパパの、大事な仕事の資料だ」

長男「こんなの! こんなの!!」

P(さらにビリビリに破いていく長男を見て、俺は)

パシッ

長男「あっ……うぁ……」ジワッ

P「……いい加減にしなさい」

長男「うわああああん!!!」

P「……」

P(罪悪感はあった、しかし。これも躾だと信じた)

P(細かい印を示した企画書はもう、使い物になりそうになかった)

この速度は書き溜めか、すごいな

----
P(次の日、企画書は新たに刷り直したが細かい演出等は一から書き直し)

P(そう思うと、一瞬長男の顔が目に浮かぶがすぐ切り替えて)

P(と、電話がかかってきた)

P「千早か?」

千早「えぇ、ごめんなさい昨日は。大丈夫だった?」

P「あ、うん」

P(後ろめたさは合ったが、自分のしたことの正当性を信じて何も言わなかった)

千早「今日は……多分帰れそう」

P「そうか。あ、いや千早」

千早「何?」

P「……俺はいいけどさ、アイツには優しくやってくれ」

千早「……わかりました」

P(そう言って、何も問いつめられることはなく、電話は切れた)

---
数日後

P「だいたいこんな感じで進めていこうと思ってるんですけど」

P「はい、よろしくお願いします」

P「ふぅ……ん? メール、珍しいな」

P「千早からか……なるほど、となると今日も家か……」

P「……気が重いな」


ガチャッ

P「……ただいま」

P(二人仲良く寝ていた)

P(いつもの椅子に座り、企画書をざっと読み直し落ち着いたところで時計を見た)

P「軽く夕食の支度でもしておこうか」

P(そう思ってキッチンに向かった)

即興なんですごめんなさい
申し訳ないが少し離れる

マジかよ保守

保守

NTRはまじ勘弁
胃がキリキリする

さすがに出産したら72ではなくなるよね

くっ

千早!

うああああああああああああああああううあうあうあうううああう
うおおおおおおおああああああああああああああああ

保守thx

グイッ

P「ん?」

長男「……」

P「なんだ起きたのか」

長男「ママは……」

P「今日もお仕事だとさ」

長男「……」

P「今夕食作ってやるからな」

長男「いらない……」

P「おいおい、どうしてだ? こう見えてパパも結構料理できるんだぞ?」

長男「……パパ嫌い」

P「……いや、そういうなって」

長男「やだ! 嫌い!!」

P「お、おい! ……全くもう、仕方ないか」

P(作っておけば食べるだろうと、適当に用意してからリビングへ向かった)

お、支援

やっぱり自宅には子供二人だけか…良くない家庭環境ですね

P「……」

長男「……」

P「どうしたんだ、これ?」

長男「……」

P(そこにはあったはずの俺の企画書が、いつしかのように紙ふぶきになっていて)

長男「……知らない」

P「知らないってことはないだろ? 俺はそこに置いてたんだ」

長男「知らないもん……」

P(どうみたってコイツがやったのには違いないのだが)

P(俺への嫌悪感と、この前のことへの復讐心。ささやかな反抗、所詮は子どものやったこと)

P(そう自分に言い聞かせる。こんなところに置いていた自分が悪いんだと)

P(それでも破られた企画書が目に入ると、血の気が引いていくのが分かった)

P「あのな? 正直叩いたのはパパがわるかったけど、こうやって人のモノを取るのはいけないことなんだ」

長男「……」

P「ちゃんと謝りなさい」

長男「やだ!! パパなんて嫌い!! どっか行っちゃえばいいんだ!!」

P「……」

長男「こんなの、こんなの……!!」

P(ビリビリと既に相当小さくなっている企画書を、力に任せて破いている。それをただ見ている俺)

P(我が子からの信頼の薄さ、言い訳はしたくないのに、どうしても心の葛藤が広がっていく)

P(お前のママのためにも俺は頑張ってる、ママだってお前のために頑張ってる)

P(それなのにどうしてわかってくれない? どうしてママと同じ風に見てくれない?)

P(千早に嫉妬していたわけではない、ただ子供に裏切られたような、そんな自分に苛立って声が荒げる)

P「やめなさい!!」

長男「やだぁ!!」

P「パパだって頑張ってるんだ! なんでそれがわからない!!」

長男「やだ、やだぁ……パパなんていらないもん」

P(頭はきっと、もう逆上せていた。だからこそ、その長男の一言でまた)

バシッ

長男「うわああああん!!」

oh…

P「謝りなさい!! 謝るんだ!!」

長男「う、うわああああん!!」

P「このッ!!」

バシッ

P(またも叩いてしまう。感情的に、我が子だからと言い訳をしながら)

P「謝れ!!」

長男「痛いよぉ……ぐすっ……ごめ、なさい……」

P「ちゃんと、謝るときは人の目を見て」

長男「ごめ、なさ……うっ、ぐすっ……」

P(ちゃんと謝れないことがもどかしくて、つい手が出そうになるもこらえる)

P(しばらくはそのままだったが、俺の中にももやもやが残った)

P(きっとこのことが原因で、俺はまた嫌われる)

P(……その対策を考えようと思うのだが、目に入るのはちりぢりになった企画書)

P(いろんなことを考えながら、とりあえず企画書を作りなおし始める)

P「……千早」

これは・・・・胃が痛い

支援

---
P(次の日、久々に千早と会った)

P(仕事では結構会うのだが、お互いに必要最低限の会話だけ)

P(だからこそこの業界で、二人ともある程度の力を持ってやれているのだ)

P(つまりは、久々のオフ)

P「……なぁ千早」

千早「わかってますよ?」

P「え?」

千早「あの子、既にあなたのことが嫌いみたい」

P「……うん」

千早「手を上げたとか」

P「それは本当に申し訳ないと……」

千早「もちろん何の理由もなしにそういうことをしたなら、許さないけれど」

千早「聞いたら、企画書を破いたそうね」

バッドエンドはやめてくれよ

P「まあ、な」

千早「ちゃんと言っておいた。でも、そういうことなら躾だもの」

P「……うん」

千早「あなたはちゃんと、父親としてやっていてくれてるって私はわかってますから」

P「千早……」

P(仕事中心の生活、育児なんてそもそも考えてみたら時間がないのに)

P(ただでさえ時間と戦っているのに、あれだけのことをされたら、実の我が子でも……)

P(そんなことを思うなんて、父親失格なのだろうか)

P(いろんなことを悩んで、千早に吐き出そうかというところで、やめる)

P(その代わり……ただ千早を、千早に依存していたかった)

P「……愛してるよ千早」

千早「……プロデューサー」

P(今度は俺から、誘ってしまった)

千早も駄目だったか…だったら子供産むなよ

心が痛む

頼むからtrueエンドでお願いします

P(夜が明けて千早は朝早く、服を着てから空港へ)

P(千早も、昨日の夜を承諾してくれたのは、しばらく遠方でライブをする、というのがひとつで)

P(やはり、お互いに愛と、自由に飢えていた、少しでも浸っていたかったのだ)

P(俺は少し遅く起きて、子供達の……)

P「……大丈夫、千早もちゃんと言ってくれたんだ」

長男「ん……」

P「おっと、おはよう。早いな」

長男「……ママ」

P「ママはお仕事だ」

長男「……」

P「ご飯は?」

長男「……食べる」

P「よしよし」

P(次男を椅子に座らせて、3人で朝食を取る)

P(やっと、やっと得た家族らしさ。感極まって、泣きそうになってしまった)

P(……これで、ディスニーランドにでも行くか。と言えたらどれだけ幸せか)

P「……パパもこれから仕事に行くから」

長男「……」

次男「おしごとー」

P「そうだ、お仕事。テレビでも見てるといい、ママが映ってる」

長男「……」

P「ってそうだよな、お前達はもうちゃんと留守番ができるもんな」

長男「……パパ」

P「どうした?」

長男「……ごめんなさい」

P「え、あ、いや、いいんだ」

子供が怯えとる

P(俺の方こそごめん、と言えなかったのはこれからの仕事で企画書を使うからだろうか)

P(単に、俺の無駄に高いプライドのせいだろうか、それとも……まあいい)

長男「お仕事、いつから?」

P「昼前には出る。こいつの面倒、ちゃんと見ておいてくれ」

長男「……うん」


P「それじゃ、行ってくる」

長男「行ってらっしゃい」


P(まだ5歳、小学校に入ればもう少し楽になるんだろうがそれにしたってしっかりしている)

P(アイツらのためには、俺がしっかりしなくては)

P(そう思って、俺は今日も仕事に励むのだ)

P(一日終わって、家に帰宅)

P(千早がいないとなると、仕事以外は家で過ごせさねばならなくなる)

P(だが、今朝の感じならば数日くらいなんてことないだろう)

母親も父親の味方なんだから自分の身を守る方法は服従しかないだろ

長男死亡とかならんよな?

ならんよな?

P「ただい……ま」

P(家に入った瞬間、違和感を覚えてすぐに部屋に入る)

P「……どうしたんだ、これ

P(部屋は散らかっていた。正しくは、俺の部屋が)

P「……」

長男「おかえり、なさい」

P「どうしたんだ、これ?」

長男「……」

P(スヤスヤと寝息を立てている次男を指差し、怯えた表情を見せる)

長男「勝手に入って、なんかやってた」

P「……」

P(とりあえず状況を確認すると、俺の部屋のCDがいくつか壊されていたのだ)

P(……千早がジャケットものばかり)

おおう…

P「こんなこと、コイツができるわけないだろ?」

長男「……」

P(決めつけるのは良くないが、明らかに故意的な壊され方だった)

P(その周りにはケースの破片が飛び散って……それを人のせいにしようとしたのは、流石に無視できない)

P「いいか、嘘をつくのはすごく良くないことだ」

長男「……」

P「お前がやったんだよな?」

長男「……ごめんなさい」

P「……」

P(ごめんなさい……という言葉が全く心に刺さらなかったのは、どうしてだろう)

P(もし長男がこれらのことをしたとして、それは一体なぜ……)

P「どうしてか、説明してくれるか?」

責任転嫁か?

もうやめてくれ

長男「ごめんなさい……」

P「違う、説明しろと言ったんだ」

長男「……」

P「できないのか?」

長男「ごめ、なさ……」

P(だんだんと声は掠れ、嗚咽が聞こえてくる)

P(……謝れば俺の気がすむと思っているのだろうか)

P(その態度が気に食わない、いや。そんな態度のままではいけない)

P「いいか、お前のその行動のせいで、アイツがけがをするところだ」

P「留守を任せたのは、そのためなのに」

P「何か言いたいなら、パパ達に直接言えばいいだろう?」

長男「ご……い……」

P「泣いてないでちゃんと話すんだ、な?」

胃が痛いけど、良いと思う

荒れないでくれよ

『パパたちは何も聞いてくれない。僕が本当にしたいこと、聞いてくれない
 僕たちより、お仕事の方が大事なんだ……

 ママはパパのこと嫌いって言うとすごく怖い顔をする
 それでもちゃんと話は聞いてくれるから
 パパはママのことばっかりで、何も聞いてくれない
 それに……叩いてくる、痛いのは嫌
 だからパパには何も言えない……謝るしか、できない

 みんな楽しそうなのにどうして僕だけ。僕のためっていうけど全然僕のためじゃない
 ……ママに相談したい、なのにいつもお仕事でいないよ

 毎日家には誰もいない、僕と弟だけ
 お仕事があるから、僕は遊びに行けない
 お仕事があるから、パパもママも、僕のこと……
 お仕事なんてなくなっちゃえばいいんだ……こんなCDなんて……!!』

P「俺の事が嫌いなら、そう言えばいいだろう?」

長男「ぐすっ……ひっく……」

P(やはり俺は嫌われている。なぜかは分からないが、それは子供でもきっと、確固たるものなんだろう)

P(……それでも、それでもこんな風に身勝手なまま、好き放題させるわけにはいかない)

P(毎回毎回説教をしても、どうせ俺の言うことなんて聞きやしない)

P(……ならどうすればいい)

ハッピーエンドで終わらせて下さい
支援

欝だけど悪くない
でも・・・いや④

P「なぁ、話してくれないのか?」

長男「……」

バシッ バシッ バシッ

長男「う、うぁ……」ジワッ

P「お前が今日した悪いことは3つ」

P「物を壊したこと、他人に罪をなすりつけたこと、ちゃんと事情を説明しなかったことだ」

長男「うわぁああん!!!」

P「謝るだけじゃだめだ。ちゃんと、どうしてそんなことをしたか理解しなさい」

P「それができないなら、パパかマ……パパに相談するんだ」

長男「うぁ、うぐっ、ぐすっ……」

P「わかったな? 痛いのは嫌だろう?」

長男「……は、い」

P「よしよし」

さっきからGAIAがうるせぇ書き手の心により添えないだろ

ガイアが騒がしいな……(遠い目)

クレイマー・クレイマーを見てる気分だ

まだちひゃーとPが仲が良い分救いがあるのかもしれないが

P(手を出したのには、ちゃんとした明確な理由があった)

P(だがしかし、既に遅かったようで)

P(きっともうこのとき、俺は説明するのよりも手をあげて分からせる方が楽で)

P(それを躾だと勘違いしていることに、気がついていなかったのだ)

P(千早が帰ってきてからも、度々俺と長男は衝突した)

P(……俺が一方的に難癖を付け、それを躾と称し暴力を振るう)

P(一連の動きが、ただのネグレクトだと知るのはずっとずっと後だ)


P「おい、どこだ!」

長男「……」

P「どうしてこういうことをするんだ? いい加減にしないか!!」

長男「……だって」

P「だってじゃない!! ただ物を壊すことはな、どんな理由があったってダメなんだ!」

両親共働きでもこんなになる餓鬼は何かしら問題あるだろ

俺はならなかったぞ

こいつらは忙しいだろ

休日も不在 or 家で仕事ってのは夫婦共働きより酷いだろ

Pの両親に預けろよ…

P(どうしてそれが、救援信号だとわからなかったのか)

P「お前はいつもそうだ。何かうまくいかないことがあるとすぐ物に当たる」

P(一回一回の子供の動きだけで判断し、何故それが起こったのか理解しようともしない)

P「そういう考えが将来大人になったとき、いろんな事件やらを引き起こすことになる」

P(たまには説教と思い、知ったような口で一般論を鼻高々にまき散らして正当性を噛み締める)

P「なんだその目は? 少しは反省したらどうだ!!」

P(そして、暴力。それは日に日にひどくなっていった)

P(その都度、忙しい、千早がいない、これは躾だ、いろんな言い訳がついて回る)

P(たまにその行動に罪悪感を覚え、大丈夫なのかと聞いてみたくなる)

P(だが、そんな不安も忙しさがかき消してしまい、結局はもっとも効率的な、この方法)

P(虐待は、次第に正当性と常習性を増していった)

やめてくれぇ…


ううっ…

千早「……そういえば」

P「うん?」

千早「最近、あの子たちの口数が減ったような気がしたんですが」

P「……そうか?」

千早「まあ、私達が忙しくてなかなか遊んであげられないのが……一番の原因なんでしょうけど」

P「確かにな。それでもあいつらはよくやってくれてる。それにもう少しで4月だ」

千早「……そろそろ小学校、ですか」

P「あぁ、これで多少は楽になる」

千早「そうですね」

P(楽になる、というのは本音だった)

P(煩わしさも感じてきた頃、小学校に入った子供で少しは楽になるだろう、そう確信していた)

>>113
家いてくれるだけマシだろ…

地獄の入り口な気が……

眠い
だが気になって寝れない

追い付いたらなんか大変なことになってた

>>118
うちも共働きだけど、休日は基本いたぞ

この場合、休日は、千早は不在、Pは居ても仕事
平日は日中(場合によっては一日中かもしれんが)放置だろ、環境悪すぎ

金はあるみたいだから、シッター雇えばいいのに

だよなぁ

胃が痛くなってきた

P(虐待、という自覚は無かったからこそ、元気になった子供を見ると自然と嬉しくなった)

P(それでも、結構来るところまで来ていたのか、気に入らないことがあると子供に当たるようになり始めた)

長男「ねぇねぇパパ! 今日はね」

P「おい、うるさいぞ」

長男「あ、うん……」

P「はぁ、どうしてこんな忙しい時期に……あの事務所人使いが荒いんだよなぁ……」

P「千早もそれを断らないから調子に乗るし……今度少し言っとくか……」

長男「……」

P「なんだ?」

長男「え? あ、えっと……」

P「気が散るからあっちに行っててくれ」

長男「……うん」

うわぁぁぁぁぁぁぁぁああ

子供はええ子なのに(´;ω;`)ブワッ

ベビーシッターのやよいの出番だな…

どうしてこうなった……

両親共に子供よりも互いの方が大事なのが問題なのか

まだ子供作るべき夫婦ではなかったんだな

P(実質手を出すことは減ったがやはり扱いに関しては家にいないも同然で)

P(さらに拍車をかけたのは、学校からの一本の電話)

P「はい、えぇ私が父親ですが」

P「……うちのが暴力ですか」


校長「すみませんお忙しいところ……」

P「いえ、実際本当に忙しいので手短にお願いできますでしょうか」

校長「それはもう承知ですので……つきましてそちらのご子息なのですが……」

P「昔っから手が早くてですね、困ってはいたんです。叩いて教えないといくらでもやりますよあいつは」

校長「いえいえ、そんな滅相もないです……ですがこちらとしても、その、一応と言いますか」

P「あの、失礼ですが校長先生? 私のこと、ご存知ですよね?」

校長「え、えぇそれはもちろんです!」

P「別のその、何をしようというわけでもないんですが。多めには見ていただけませんか?」

P「時間の方がないんですよ。うちのには後でしっかり言っておきますので」

仕事 > 相手 > 子供になってるよね

この子、ジョナサン・グレーンみたいになりそう…

あぁこれダメなパターンだ

あ、これ、アカン親や

校長「あぁいえ、ですが……」

P「相手方には校長先生から言っておいてもらえますか?」

P「うちとしては、その相手さんが復讐に殴らせろと言われたら出しますんで」

P「それ以上時間が取られるなら、それは学校側の責任、ということで」

校長「……わかりました」

P(別に脅したりしてるわけではない。ただ、そうはいっても結構名前は知れてしまったからだろう)

P(近所からもたまに嫌がらせを受けたりする。所属アイドルのファンなのか知らないが、慣れてしまった)

P(だからこそ、そんなことにいちいち時間をかけていてもしょうがないのだ)

P「……さて」

長男「あ、お帰りなさ……がっ……」

P「……なんで学校で手出すんだよ」

長男「ま、待って……その、違うの……あっちが先にやってきて……」

こりゃいかんわ……どうなる

P「本当か? あっちが先に口を出してきたとかそんな程度だろう?」

長男「……だって、ママの悪口言われて」

P「だからって手を出したら負けなんだよ」

長男「……」

P「なんだよその目は? だいたいお前は昔からそうなんだよ」

P「相手が殴らせろって言われたら殴られろよ? お前が悪いんだ」

P「悪口にいちいち反応してたらキリがないんだよ。褒めてくれる友達とだけ付き合ってればいいんだ」

長男「……」

P「返事は?」

長男「……はい」

P「それじゃ一発な。この時間かけた罰」

長男「や、やめて……痛……」

P(これで終わるかと思いきや、それにはとどまらなかった)

これでプロデューサーとか出来るのか?

つか、いきなり校長ってことは、学校側もPを問題人物あるいは需要人物と捉えてるんだな

そろそろ食傷気味です、はい

P「……なんだそれ」

長男「ぐすっ……ひぐっ……」

P(体中泥だらけ、痣やら切り傷やらひどい有様)

P(さらにはランドセルには俺や千早の悪口)

長男「……」

P「わかったわかった、そういうことならいいよ」

長男「ひっ……」

P「違う違う、こればっかりはなあ」

P(長男を家に置いて、面倒なのでそのまま、校長に言うことだけ言うことにした)

校長「えっと……」

P「辞めさせますので」

校長「いや、でも……」

P「いじめですよ。あとは自分ら悪口もマジックかなんかでしっかり」

校長「それは……本当に申し訳……」

このPは最早自分の子供に対する接し方じゃないよな

それ社会人の対応や

プロデュースしてる感覚なのか

きっと、人気歌手如月千早の息子以上の意味はないんだよ。
いうことをきかなかったら殴るし、ペットなんだよ

悪徳記者にすっぱ抜かれるのも時間の問題か

P「ある程度名前のある学校様と思っていただけに……少々失望しました」

P「それでは」

校長「あっ、その……!」

P(私立の小学校だ、名前が汚れるのは嫌だろう)

P(逆に金さえ積めばしっかり管理してくれると思ったのに、がっかりだ)

P(とはいえ、改善してくれるのを待つほど今の俺に余裕はない)

P(……しかし、それでも育児や最低限の教育に割く時間はあったはずだ)

P(それでも時間時間というのは、やはり育児を煩わしく思っていたからだろう)

P(もちろん、家に帰ったあとは)

P「……明日から学校には行かなくていいぞ?」

長男「えっ……? な、なんで!! やっ!!!」

P「なんで? いや、お前のせいだろ?」

長男「や、だ……学校、行きたいよ……」

なんだこのクズP...

P「ちょうどいいし、留守だけしっかり頼む」

長男「やだ! やだやだやだぁ!!」

P「……」

P(殴られても抵抗する長男は初めてだった、だから初めて足を使った)

P(鈍い声を上げるが、感覚としては殴ったときと対して変わらなかった)

P(やっとおとなしくなったところで、千早に連絡を入れる)

P「……千早か?」

千早「はい、どうかしましたか?」

P「すまんな、小学校を今辞めさせてきた」

千早「え? ど、どうしてまた」

P「実は」

千早「……」

P「落ち着いてから学校に通わせてもいいんじゃないかと思ってな」

千早「……今はあなたに任せっきりですから、そういうことならわかりました」

千早なら俺の隣で喘いでるよ

頼む……ハッピーエンドにしてくれ……

わかっていたけど、一番ダメなのは千早

千早は子供できたら仕事やめて溺愛しそう

ハッピーになる未来が見えないんだが……

ほんとどうなるんや・・・

>>153
浮気したらどうでも良くなったんじゃないですかね?

P(あっという間に千早の許可も取った)

P(長男は部屋の隅でただ泣きじゃくるだけ)

P(一呼吸置いてから、途中だった仕事をしつつテレビを付けると)

P「……おっと」

P(小学校を辞めさせたことが早速ニュースになっていた)

P(だが、小学校側が勝手に反論してくれるだろう。なにせ、いじめは本当に合ったことなんだから)

P「……疲れる」

P(いよいよ声に出るほど、この育児とやらに疲れてきていた)

P(実際この時の長男はもちろんいい状態とは言えない)

P(だが、深刻なのはほとんど見向きもされていない次男)

P(2歳をすぎているのに、まだ喋れる言葉は少しだけ)

P(歩ける距離も、そう長くはなかった。それは、保育園に預けることもしていなかったから)

P(一人だったときは、仕事帰りに迎えに行けばよかった。だが、その時間がもったいなくなった)

着地点が見えない

このままじゃ不時着もままならないぞ

>>157
そこは千早サイドが無いので何とも…、良い親でないことは確か

春香「あれから10年も経つんですね……」みたいに千早サイドは別でやるのかもしれんけど

コブラー!!早く来てくれ!!

P(その上家庭環境は最悪)

P(会話がほとんどない状況で、よく聞く言葉は)

P「なんだその目は?」

P(加えて、目の前に広がる暴力。いいはずがない)

P(ともかく、今は仕事だ。仕事に逃げるしかあるまい。とはいえ)

P(仕事をしていても、泣きじゃくる声がうるさくて集中が出来ない)

P「あぁうるさい!!」

P(怒鳴り散らす日々。何もしていないのに、殴りつけるときもあったかもしれない)

P(あまりの悲鳴にお隣が様子を見に来たことも合った)

P「……今の俺たちにこいつらは必要か?」

P(そんな恐ろしい独り言にも、違和感を覚えなくなってきた)

P(……外での仕事中、こんな話を聞いた)

信じあえる喜びを~

おい……
生きてくれ……

おいこれ千早の名前使う意味ないよな?
無駄に不幸にするのやめてくれないか
死ねよおい死ねよ

こんなゴミと離婚して俺と結婚しようぜ千早!

P(それは企画会議の休憩中の話だ)

P「千早が浮気?」

D「あ……いえ、その」

P「聞かせてもらえるか?」

D「……お、怒らないでくださいよ? 本当に根も葉も無い噂ですから!」

P「あぁ、構わないさ」

D「いえ、スポーツ新聞の記者が言ってたんで、どう考えても嫌がらせなんですけど」

D「最近如月千早は北海道でのライブが多い、それは東京にいる夫から隠れて不倫をするためだ……とか」

P「……相手は」

D「……某、作曲家の」

P「……」

P(もちろん信じてはいなかった。千早がそんなことをするとは思えなかった)

P(歌を魂のようにして生きている千早、沢山の仲間に祝福されて今こうして生活しているのに)

P(それでも少々気になったので、連絡をした。電話越しでもそれくらいは容易に分かる自信があった)

これアイマスのキャラでする意味あんの?

もうやめろもうやめろ

よっしゃ!寝取られやんけ!

>>168
せやな
辛さが増すだけな気がしてきた

美希千早だけは絶対浮気しない枠だろ…

確かに、見直してみるとアイマスキャラの出番11で終わってたwww

いやなら引き返せばいい。荒らさんでくれ

わた春香さんだって絶対浮気はしませんよ!

千早は結婚後一番上手くいきそうにないキャラだし違和感ねーわwwww

死ね

千早「はい」

P「千早か?」

千早「プロデューサー?」

P「すまんな忙しいとき」

千早「いえ、何でしょうか?」

P「単刀直入に聞いてしまうが、浮気してるか?」

千早「まさか」

P「……そうだよな、すまんわざわざ」

千早「いえ、それじゃ」

プツッ

P「……」

P(正直、わからなかった)

P(本当はもっと、声を聞いていたかったのに)

P(ずっと、あの声を聞いていたかったのに)

P(……長い間会ってないせいか、それ以上千早が見えなくなっていた)

これあかんやつや・・・

アイマスSSはハッピーエンドしかだめみたいな風潮だからねたまにはバッドエンドもみたいだわさ

夢落ちやな

>>181 ならええんやけどな

>>181
ドラマ落ちの可能性も

P(俺は急に不安になって片っ端から連絡をしてみた)

P(……誰も千早のことを知ってる人はいなかった)

P(そもそも、怪しむ方がおかしいのだ。あれだけ信頼し合っているのに。でも)

P(子供なんて、いらない。千早さえいればいい、そう思っていたからこそ)

P(このまま千早を失ってしまったらと思うと、まるで仕事に手がつかなかった)

P(俺は休憩がてらと、人気の無いカフェで一人ぼーっとしていた)

P(そんなときに、ふと会ったのだ)

美希「あれ?」

春香「もしかして……プロデューサーさん?」

P「え? ……春香と、美希か?」

美希「懐かしいね! うわぁ、あんまり変わってない!」

P「美希も春香も……そのままだな」

美希と春香に逃げるPか

読んでないけどキャラdisなの?

美希と不倫P

美希なら受け止めてくれそう

親の愛に飢えてる千早は幸せな家庭を築けない

これは・・・・Pが浮気に・・・?

P(二人は事務所をやめて、タレントや女優として活躍していた)

P(もしかしたらこの二人なら、何か知っているかもしれない……そう願って)

P「……なぁ、ちょっといいか?」

春香「え?」


美希「……なるほど」

春香「でも、千早ちゃんが……」

P「あ、いや俺もちょっと混乱してるだけだから断片的にしか話せなかったけど……」

美希「でも、プロデューサーが不安になるのもしょうがないよ」

春香「うん、私もそう思います。やっぱり、遠くに行っちゃうと不安だし。それに」

春香「今の千早ちゃん……やっぱりすごいですよ」

P「……うん」

P(それだけ素晴らしくて、その素晴らしさを世界で最も知っている俺だからこそ、千早を失いたくなかった)

P(と、美希が用事だけ済ませてくると席を外し、俺と春香は昔のことを語り合った)

美希さん、何とかしてあげてください…ハッピーエンドのラストチャンスですよ

美希の用事…まさか千早を…

去年だかの春香の誕生日に立ってたスレは救いようのない話だったような…

春香「そうなんですよ、千早ちゃん昔からいつもそうで」

P「今も対して変わってないけどな」

春香「そうなんですか? でも、いいなぁ」

P「うん? 千早か? でも春香だって結構露出が増えてきてる気がするぞ?」

春香「あ、いえ……プロデューサーさんの方ですよ」

P「え?」

春香「千早ちゃんもそうですけど、やっぱりプロデューサーさんも。同じくらいすごくて、お似合いなんです」

P「……」

春香「本当は私も、あれくらいビックになりたかったー!! でも、未だに何も無いところで転んだりして」

春香「……たまに、プロデューサーさんの顔を思い出したりして」

P「……春香、結婚とかしてないのか?」

春香「悪意のある質問ですね、それ? 答えていいんですか?」

P「え?」

春香「やっぱり自覚なしですか、本当にそう言うところ、変わってないですね……」

P「どういう……」

春香「でも、私はその辺変わったんです」

P「え?」

春香「私は、プロデューサーさんのこと好きでしたから」

P「……は、春香?」

春香「……でも、やっぱり今こうして見ても、プロデューサーさんと千早ちゃんはお似合いで」

春香「私が代わりになれたかな、って思うと……全然」

P「……」

春香「えへへ、昔だったらこれ飲み込んじゃうんですけどね! 今日は伝えちゃいました」

P「……そんなに俺と千早は、すごいか?」

春香「もう、すごいなんてもんじゃないです。こうやってはなせてることが奇跡ってくらい」

P「違うんだ……」

千早

そして猫カフェに

更生か?

春香「え?」

P「ただ俺たちは仕事に明け暮れてるだけで、お前が想像してるような楽しい毎日じゃない」

P「……それこそ、ちょうど思ってた頃だ。こんなに働いて、意味があるのかって」

春香「プロデューサーさん……」

P「子供の面倒も、飽きてきた。こんな生活で、満足できてるわけがないんだ」

P「……だから、仕事に逃げて……俺はどうすればいい」

春香「……千早ちゃんは、ちゃんと考えてると思います」

P「え?」

春香「だから、千早ちゃんをもっと頼っていいんじゃないかな、って」

P「……」

春香「……実はたまにメールしてるんですよ? 千早ちゃんと。ほとんどプロデューサーさんとの惚気」

春香「私越しなら、プロデューサーさんも少し言いづらいこと、聞けたりするじゃないですか」

だがしかしもう遅い

P「春香……」

春香「千早ちゃんの代わりにはなれないかもしれないですけど、よかったら頼りにして下さい!」

春香「アイドル時代の恩返しになれば……私はそれで」

P「……」

美希「お待たせ!! ……ってあれ?」

P「あ、美希か」

美希「もしかして、大事な話してた?」

春香「あ、ううん! いいの、私が言いたいことは終わったから」

P「ありがとな、春香」

春香「い、いえ!」

美希「それじゃ、美希の番?」

P「美希も何かあるのか?」

たのむから、更生してくれ

美希「きっと春香のことだから、昔好きだった、とか言ってるんでしょ?」

春香「なっ!!?」

美希「ふふーん、当たりみたいだね? それでね、プロデューサー」

P「なんだ?」

美希「美希も好きだよ?」

P「……そうか」

美希「でも春香と違うのは、今も好きってこと」

P「……」

美希「だからって千早さんと戦おうなんて思ってないから安心して? それを美希も伝えておきたかっただけ」

P「……そうか」

美希「……プロデューサー、今すっごく辛そうだよ?」

P「まあ、実際辛い……」

みきみき…

美希「美希ももう子供じゃないから、わがままは言わない」

美希「だから、美希のできることでプロデューサーのために頑張ろうって思うんだ」

P「美希……」

美希「千早さんは……大丈夫だと思うの」

P「あぁ、俺も春香と話しててそれはなんとなく、大丈夫なんじゃないかって」

美希「だからね……プロデューサーがしっかりしなきゃ」

P「え?」

美希「千早さんも、心配しちゃうでしょ?」

P「……確かに」

美希「そのために、美希たちは応援するから。ね?」

P「美希……すまない」

美希「謝らないでよ……美希は、大丈夫」

支援

P(そんな二人に励まされ、俺はひとまず落ち着いた)

P(そしてとりあえず仕事を終わらせようと、事務所に戻った)

P(夜、帰り際にたまには酒でも飲もうとコンビニに立ち寄った)

P(すると残っていたスポーツ新聞の記事に、例のことが書いてあって)

P(……もう、納得したはずなのに。背中から妙な悪寒が走り抜け)

P(震えが止まったときには、また頭が暑くなっているのを感じた)

P(酒を買って家に付くと、流石に子供達は寝ていて)

P(携帯を見ると、一件の留守番電話が入っていた)

『もしもし? 美希だよ?
 ごめんなさい、さっき春香がいたから言い出せなかったの
 すごい自分勝手だけど、これだけは言いたかったんだ
 もし寂しかったら、美希のこと呼んで?
 お話相手くらいだったら、きっと千早さんにも負けないから!
 なんて言ったら怒られちゃうかな? それじゃ』

P(留守番電話を削除します、その音がやけに心に響いて)

P(気づいたら、電話をしていた)

やめろ

やめてくれ

美希さん、食う気満々じゃないですか

アカン

ごめん、居たたまれなくて見てられないからここで降りるわ・・・

P(どうしてこの時に歯止めが利かなかったんだろう)

P(それは誰かが言っていた、女心が分かってないということなのだろうか)

P(電話にでた美希は最初びっくりした調子で)

P(……どうして俺は、どうして俺は)

P(寂しさに堪え兼ねて、その上千早に電話して確かめることより楽な方を選択して)

P(美希を、家に呼んでしまったのか)

ピンポーン

P「……どうぞ」

美希「えっと……本当にお邪魔していいの?」

P「あぁ、もちろん」

美希「……」

P「……身構えなくてもいい、適当にくつろいでくれ」

美希「あ、うん」

これはいかんぞ

俺も降りるわ、無駄レスすまんかった

美希きたー

アカン

辛い
でも気になる
でも辛い

美希「……」

P「……何から話そうか」

美希「……プロデューサーは、さ」

P「うん?」

美希「千早さんのこと、好きなんでしょ?」

P「……うん」

美希「なら、その……どうして信じられないの?」

P「え?」

美希「美希にはわかんないよ。遠くにいても、噂があっても……そんなことで不安になんて」

美希「……自分から呼んで、なんて言っておいてむちゃくちゃなのはわかってるけど」

P「……美希の言う通りでさ」

美希「……」

P「単に俺が弱いだけだと思う。うん」

いいねいいね

美希がなんとか諭してくれれば

P「大事で大事でしょうがないものをみんなに見せびらかしておいてさ」

P「それは俺のだから、取るな!って、調子がいいと思わないか?」

P「それを取るのは、いけないことだって分かってても、誰かは触ってみたくなるかもしれない」

P「……それがわかってるからこそ、俺は不安になってる」

P「きっと、千早のこと……信じきれてない」

美希「……」

P「一人だったら、このまま一人だったら寂しさというか、やり切れなさで何も手に付かなさそうだった」

P「……本当、ナイスタイミングだったよ、美希」

美希「……ねぇ、プロデューサー」

P「うん?」

美希「……美希はさ、好きって言ってるんだよ?」

P「……うん」

美希「それなのに、奥さんのいない部屋に上げるっていうのは、どうなの?」

美希軌道修正頼んだ

P「……」

美希「取る気は無いって言ってるけど……それを信じてるってこと?」

P「……わかんないなぁ」

美希「……」

P「昔女心がわからないって言われてさ」

美希「ホント、その通りなの」

P「あはは、やっぱりそうなのか。自覚がない」

美希「だから好きなんだよ、きっと。春香も、千早さんも」

P「……そうか」

美希「……プロデューサーは、美希のことどう思ってるの?」

P「……どう、って?」

美希「どうも、思わないの?」

美希は大人のナオンだなぁ

どうなんの

鯖不安定
テスト

美希ならきっと…!

はよ

鯖落ちならちかたない

鯖落ちたか

P「……思わないわけない」

美希「……」

P「それはもちろんいろんな想いだ。昔プロデュースしたとか、ただ率直な意見としては」

P「綺麗になったな、と」

美希「……はぁ」

P「え? 何かまずいこと言ったか、俺?」

美希「……プロデューサーは、最低だよ?」

P「え?」

美希「鈍感なんてレベルじゃないよ、それ」

P「あ、それはその……悪い」

美希「もう一回言うけど」


美希「美希はプロデューサーのことが好きなの」

はよ

子供は生きているのだろうか

はよ

鯖が安定したら書く
とりあえず書き溜めておく

支援は紳士のつとめ

眠い・・・

ほくっ

はよ

しえん

チャオ

マダー?

捕手

ほっしゅ

テスト

てす

P「……そうか」

美希「それでも、それでも美希はプロデューサーのために何かできるかなって必死に考えて」

美希「少しでも……プロデューサーの幸せをお手伝いできればなって思ってるのに」

美希「そんなこと言われたら……美希何するかわかんないよ?」

P「……俺にはわからないんだ、そこまでしてくれる美希が」

P「それに、そこまでしてくれる美希に俺は何をしてあげられるのか……」

P「別にお世辞を言ったりして機嫌を取ってるわけじゃない。それは分かってほしい」

美希「当たり前なの……そんなの、言われればわかるよ、本音かどうかくらい」

美希「……女の子はね、好きな人が幸せならそれでいいんだよ?」

美希「でも、そんなこと言ったって本当は一緒になりたいに決まってるじゃん……」

美希「こんなに近くにいるのに……どうして手が届かないのとか、思っちゃうよ……」

P「……美希」

美希「千早さんを裏切るようなことは……したくないから」

美希「もちろんプロデューサーにも。それにね、美希がそういう風に求められなきゃ、意味ないの」

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

待ってたんだよ

美希「だからって、今のプロデューサーに必要なのは美希じゃなくて、千早さん」

美希「今美希が欲しいのは……千早さんと幸せに過ごす、プロデューサーだよ」

P「……」

美希「でも話したらすっきりするでしょ? それだけでも美希、来たかいがあったな!って思うんだ」

P「……」

美希「だから、ね? ……もしかしたら、なんて」

美希「少しだけ、期待してた……なんて」

美希「……弱音を吐いても、いいよね」

P「……」

美希「触らないで!」

P「!」

美希「……今触れられたら、きっと止められなくなっちゃうから」

P「美希にこんなにしてもらったのに、俺は……」

美希「だから、ね? そしたら早く……ちゃんと話し合って?」

美希「……それじゃ、美希そろそろ帰るね」

鬱な展開だなあ、

キタ━(゚∀゚)━!

なんとか踏みとどまったか・・・

P(ステージに立つと、一瞬で観衆の目を一挙に引き付ける)

P(そんな、アイドルとして天才だった美希はちゃんと大人になっていて)

P(そこには……もう大人の女性としての風格が十分にあった)

P「あぁ……うん」

美希「それとも、まだ何か話すことある?」

P「いや……大丈夫」

美希「本当は子供たちの顔見たかったけど、おこしちゃ悪いもんね」

P「……」

美希「……それじゃ、またね?」

P(その声を耳にした瞬間、目の前が歪んだ)

P(鼓動が速くなっていくのがわかる、このまま、このまま美希を帰したら俺は……)

P(とにかく、直感的に今美希を帰したくはなかった)

ガシッ

美希「えっ?」

P「……行かないでくれ」

ダメだコイツ
寝よう

最低でござる

美希「……ダメだよ」

P「違うんだ……怖いんだ……」

美希「……」

P「俺は……最低な人間で、弱い人間で……」

P「失うことが何より怖いくせに、そんなことばかりして他人にすがって……」

P「……なぁ美希、教えてくれよ。こんな俺の、どこがいいんだ」

P(美希の言葉を待った。それはもう、どれだけ長かったかわからない)

美希「……美希にもわかんない」

P「……そうか」

美希「でも、確かにあるよ……きっと、ううん絶対」

P「……」

美希「……」

P(玄関先で、俺は美希の手を掴んで、お互い顔を見つめながら)

P(次の美希の言葉を、待っていた……待っていたんだ)

P(なのに……気が付いたら二人は、唇を重ねていた)

おうふ

心のどこかではこんな展開を望んでいたんだよなぁ

これくらい弱い方が人間としてはかわいげがあって良いかも

よく見るPは完璧超人すぎるから

美希「……」

P「美、希……」

美希「最終警告、だよ?」

P「……え?」

美希「……今のだって、避けてくれるかと思ったのに」

P「あ、いや……」

美希「……触られたら、もう止まれないって言ったでしょ?」

美希「その手、離してくれなきゃ……美希……」

P「……」

P(未だに何をしたのか、脳の処理が追いつかない)

P(今すぐ離したい、離して美希と千早に対する言い訳を洗いざらい並べたい)

P(今のは確かに、自分の意志じゃなくて……でも)

P(……その手を離すことはできなかった)

だからその手を離して

見たくないのにリロード連打してる自分がいる

美希「……プロデューサーが言うほど美希だって綺麗じゃない」

P「え……?」

美希「千早さんのこと、すごく尊敬してる。もちろん春香のことだって親友だよ?」

美希「裏切ってやる、なんてどんなことが合っても直接言う勇気なんてない」

美希「でもね、こうやってそういう状況になったら……容赦なんてないの」

美希「……友情と恋愛は、別なんだって」

P「……」

美希「……ならもういっその事開き直っちゃおう?」

美希「美希も共犯。プロデューサーの心の隙間がどこまで埋められるか……試してみるの」

P「美希……」

美希「……もう、戻れないよ? いいの?」

P(美希がいくら言葉を並べようと、俺の頭はもう限界寸前で)

P(……なんて言うのももしかしたらいい訳で)

P(元から、手を伸ばしたところから……美希と関係を持ちたかったのかもしれない)

P「……ごめん」

どうなる・・・・

そこで謝るなよ駄目男

美希「……そのごめん、もらっちゃうから」

P「……あぁ」

P(普通なら、突き放す文句だ。謝りの言葉なんて、たいていそんなもの)

P(でも今のは……自分を許すための、中身のない贖罪の一言、免罪符)

P(もし今ので美希が引けば、自分に嘘をつかずに手を汚さずに済む……なんて思ったのか)

P(美希には効かなかったようで、俺はもう、操られるように美希を寝室に案内して)

P(お互いにベッドに腰をかけて、美希を眺めた)

P「……やっぱり綺麗だ」

美希「……プロデューサーに見てもらうため、って言ったら信じる?」

P「今の俺に美希を疑うのは難しいと思う」

美希「……千早さんが帰ってきても、きっと辞めないから」

P「……」

P(俺もだ、とは言えなかった。きっとそう思っていたのに)

P(結局は人間にとっては、絆なんて自らの欲に大きく劣る飾りにすぎない)

P(疲れた、ただ疲れたと感じた俺は、いろんなものと一緒に服を脱ぎ捨てた)

いや完璧超人とかじゃなくて普通にやばいだろP…
千早と子供が可哀想で辛いなこれ

俺ってNTR好きだったんかな・・・・

P(纏うものが無くなった二人はやがてゆっくりと、しかし激しく交わり始める)

P(ただでさえあのスタイルだ、美希の体は扇情的で欲をかきたてるには申し分がなくて)

P(何よりその背徳感が俺たちの行為をよりいっそう煽るのだ)

P(声につく声、明らかに夜中にはそぐわない声が響き渡る)

P(……そのとき)

次男「……パパ、おしっこ」

P「はぁ、はぁ……」

美希「ん、ぐぅ……」

次男「……パパ?」

P「あぁ、うるさい! 邪魔だ!!!」

次男「う、ぁ……」

P(凄まじく不快だった。それはアイツを連想させる物で、今の俺にもっとも不必要なものだ)

P(力加減など知らず吹き飛ばし、行為に戻る。美希が気づいていたかはわからない)

P(その後はもう、ただ夜が更けるまでただひたすらに俺たちは交わっていた)

Pが弱い人間であると気づけないで自分のしたい事を追いかけ続ける千早にも多分に責任があるとは思うが

子供はどこまでいっても報われねえなこれ

これは酷い





支援続きはよ

ここまで酷いPははじめて

翌朝

P「……」

美希「あの、忘れていいよ?」

P「……そういうわけには」

美希「大丈夫、美希は満足」

P「……ごめんっていうのはすごく卑怯なんだが」

美希「そうだね、とっても卑怯なの。だから今は、ありがとうって言ってほしいな」

P「……ありがとう、か」

美希「千早さんには……その、何も言えないけど」

P「……いや、そうだな。ありがとう、美希」

美希「……また呼んで、なんて盗人猛々しいけど」

P「俺もないようにしたいけど……そのときは、また」

美希「うん……それじゃ、またね?」

P「あぁ、また」

P(昨日のまたね、とはまさに真逆で。今の俺は……何にしろ、昨日よりは何かに満ちていた)

更生は・・・・難しそうですね

浮気P最低

P(その日の日付が変わった頃に千早は帰ってきた)

P「おかえり」

千早「ただいま帰りました。久しぶりですね」

P「あぁ、会いたかった」

千早「……私も」

P(会いたかったというのは嘘じゃない。昨日のは、まさに一時の気の迷い)

P(それでもただの遊びではなかったのだ。何かこう、不思議な力のある)

P(ただ、未だに千早を愛していたことは本心で、ただ一つ靄がかかっていたのは)

P(そんな俺の悩みを増すような、そんな言葉を千早は口にする)

千早「……まず会ったら言わなきゃと思ってたんです」

P「どうした?」

千早「……3人目、です」

P(不思議と驚きはなかったのだが)

P(俺は確かに、愕然とした)

wktk

鯖がなんかおかしいが?

何で一人目で既にグロッキーだった癖に三人も作るんだよ馬鹿ジャネーノ

P(とはいえその衝撃はその時だけで収まらなかった)

P(なぜならそれに及んだ日付としては結構前だったはずで)

P(その割には腹が膨らんでいなかった。そう、逆算するならばギリギリなのだが)

P(一つの可能性に打ち当たり、一瞬で血の気が引いた)

P(……俺の子ではない?)

P(もちろん俺自身、人の事を言える立場ではないが)

P(そんなことは正直どうでもよく、相手がしたからなら俺も、などという不純な動機ではなかったし)

P(俺としてはただ、その子供のことが気になってしょうがなかった)

千早「どうかしましたか?」

P「あ、いや、なんでも……ない」

P(……そもそもだ、今現在子供は足りている)

P(もちろん自業自得なのだが、そんなことを言っている場合ではない)

P(あまりの不安に俺は思わず口にしてしまった)

P「……産むのか?」

千早「え?」

P(俺としては単にその子供のことだけを考えれば生む事の方がリスキーで)

P(危険分子であるその謎の子の正体を知る前に、できれば存在すらなかったことにしたいと)

P(……もしかすると、美希との関係に及んだ末の、不快感なのかもしれないが)

千早「……どうして、ですか?」

P「あ、いや……二人でも結構辛い事になってるし、さ」

千早「……まあ否定はできないですけれど」

P「別に産むなとは言ってない! ただ、これ以上増えても……」

千早「コレに関しては、事に及んだ時点であなたも了解済みだと思っていたんですけれど」

P「……」

千早「……産みますよ、私は」

P「千早……」

P(その毅然とした態度、今までとなんら変わっていないのだが)

P(なぜかその必死さが、俺にとっては不安感を募らせるだけだった)

P(あっという間に時は過ぎ、産休を経て、第三子が誕生した)

P(……だが、俺にはもうそれが悪魔の子にしか見えなかったのだ)

死ねクズ

はやく(DNA鑑定を)しろ!
どうなっても知らんぞーっ!

このPは死ねばいいと思うんだ

てす

荒れないでくれよぉ

P(俺と千早がほとんど接していない時期に着床し、身籠った子)

P(最悪のパターンとしては、千早の架空の浮気相手との子だ)

P(どちらにせよ、もう俺には愛情というものがほとんどなかった)

P(ネグレクトが習慣化していた俺にとって、子供というものの価値は下がる一方で)

P(それに加えて美希との関係、意図せずとも意識の底では熱が下がっていたのだろう)

P(そして俺は……)

P「……この子、預かってもいいか?」

千早「え? それはもちろんですよ」

P「……」

P(抱きかかえると嬉しそうにキャッキャと笑う)

P(その笑いが忌々しく感じる。引きつった笑顔で返す)

P(俺はその子を抱きかかえたまま、とある駅の路地裏に入った)

P「……悪いな」

P(コインロッカーの一番下を開け、周りを誰もいないことを確認すると)

P(あっという間に鍵を閉め、もう一度周りを確認し、何事も無かったかのように駅へと消えた)

おいおい・・・・これはさすがに

おいP貴様自分が今なにを(ry

これはダメだろ

その場その場において最悪の選択肢を採る男だなこのPはww

これはアウトやろ
ここまでは何とかPを許してたけど

いい加減にしろよ
これ書いて何がしたいんだお前
胸糞悪いのが書きたいんならオリジナルキャラでも作ってろよゴミクズ

P(俺はそのまま家に帰り、何も知らぬ顔で過ごしていた)

P(存在しなかった赤子のことを思い出し、嫌な気分になる、その繰り返しだ)

P(千早からの電話もスルー。もはや何がしたいのか自分でもわからない)

P(目をつぶって、考えてみた)

P(……この事を話すべきか、知らん顔で見過ごすべきか)

P(あぁ、こんなことを考えていても気持ち悪くなる)

P(再び鳴り響く携帯電話、ディスプレイには千早の文字)

P(嫌だ、出ない。俺は出ない……だがこのままでは)

P(……ふと美希のことを思い出した)

P(震える手で、美希に電話をかけようとすると……うまく動かない)

P(そして気がついたら、そのまま突っ伏して寝てしまっていた)

殺人はあかんで

oiP・・・

(今ネグレストの意味をググってきたのは誰にも知られてはいけない)

小中学校の道徳の授業で教える単語だしわざとだろう

これ書き込めてるのか?

何とかな

数時間前から鯖の調子が悪いね

もう擁護できない……

はよ

復活したぽいな

これはやってしまいましたわ...

---
P(これは夢なのだろうか)

P(部屋を見渡すと、誰もいない)

P(なぜ俺はあんな事をした? 存在を認めたくなかったんだ)

P(相手を確かめてもよかったんじゃないか、いやそんな勇気俺にはない)

P(俺は元々何がしたい? ただ千早と幸せな結婚生活を……)

P(あそこまで仕事に打ち込んで、必死に必死にやってきたのは?)

P(千早と同じ土俵に立つため。なら千早が悪いのか?)

P(そうだ、きっと千早も悪い。だが、なら子供は悪いのか?)

P(悪くなんてない。ただ、俺にとっては邪魔だっただけ)

P(俺はただひたすらに千早を求めるために生きてきたんだろう)

P(なら俺はここから何をすればいい?)

P(まだ俺を裁くものは現れないのか? 倫理的には違法でも、効率的には正しいからか?)

P(……ならこれから俺が得るものは、やはり一つしかないじゃないか)


P(千早が、欲しい)

千早逃げて



いやマジで

----
P(辺りを見渡し、やはり先のは夢だったことを理解する)

P(不思議と、さっきまでの葛藤は消えていて)

P(取り出した携帯電話を、いとも簡単に操作することができた)

P「……千早か?」

P「赤ちゃん、捨ててきた」

P「それでもって、俺は美希と関係を持ったんだ」

P「だから、じゃあな」

P(それだけ告げて、千早の声が聞こえる前に電話を切った)

P(そのまま電話の操作を続ける。自然と、落ち着いていた)

P「もしもし、美希か?」

P「……よかったら今から、うちに」

P(美希は少し間を置いて、うん。とだけ返事をすると、電話を切った)

P(そして、トイレに向かい、ポケットに入れておいたロッカーの鍵を流して、部屋へと戻った)

P(俺はもう、迷わない)

4en

ここから巻き返すにはどうしたらいいかね
夢落ち以外で

>>320
逮捕、更正ぐらいしか・・・

吐き気がするのに続きを見ずにはいられない

迷えよこの野郎

グッドエンドでもバッドエンドでもいいけど、ここまでやったならちゃんとオチまで付けてくれよな……

P(美希が来て、あっという間に俺たちは事に及び始める)

P(もはや暗黙の了解と言えるような、そんな絶対の関係)

P(先の事は言わない。ただお互いにこれで需要と供給が成り立っているのだ)

P(子供のいる前で特に何も気にせず、終わった後お互いベッドに横たわる)

美希「……ねぇプロデューサー」

P「どうした?」

美希「……やっぱり、こういうことするのって、好きじゃないといけないよね」

P「……」

美希「……でもね、プロデューサーからは私のことについて何も聞いてないの」

美希「……このままじゃ美希ダメになっちゃうよ?」

美希「ならいっそ……ちゃんと言って欲しいって思うな」

P「俺は……」

P(美希、とても大切な元プロデュースした仲間だ)

P(確かに今思えば、現役の頃も好意を寄せてくれていたかもしれない)

P(……美希は俺にとって)

>>324
グッドエンドってどうなるんですか(大声)

P「……嫌いじゃないさ」

美希「……」

P「でも、千早は超えられない」

美希「……そっか」

P「……」

美希「……」

P「それでも、いいのか?」

美希「……いいの、美希がそう決めたことだから」

P(これほどまでに俺のことを思ってくれている美希)

P(俺が苦しんでいるときも、俺のことを最優先に考えてくれている美希を)

P(俺は申し訳ないとは思ったが、かわいそうだとは思わなかった)

P(……そして、損をするその思想は結局理解できそうになかった)

P(だから、俺は美希を道具として扱うと決めたのだ)

P(自慰の道具に、ほぼ等しい)

くっそ胸糞悪くなってきた

P(と、そこに飛び込んできたのは)

千早「はぁ、はぁ……え、あ……」

P「……千早」

P(このときの千早の考えを読み取ることなど、到底俺には無理だった)

P(産まれて間もない我が子を実の夫にさらわれた挙げ句、不倫をしていると明言までして)

P(出産後不安定な容態で、急いで駆けつけてきたところ、事後。俺なら死ぬ)

千早「あ、いや、うそ……どうして」

美希「え、え? ど、どういうこと?」

P「……千早」

千早「プロデューサー……プロデューサー、ですよね?」

P「あぁ俺だ。ちょっと、俺自身何やってるか分からなくなっちゃってさ」

P「……仕切り直しだよ。こうでもしないと、もう何がなんだかわからない」

P(……頭が切れる人間のように、こうすればこの後この人間はこう動く。そんな芸当はできない)

P(だからこそ、自分が変わることで他の人間がそう動くように、努力するのだ)

P(いろんなリスクは背負うが、頭が悪いんだから仕方ない)

P(美希は急いで布団に隠れるが、時既に遅し)

P(とはいえ千早はもう目の焦点が合っていない。意識を保っているのがやっとだろう)

P「……とりあえず俺の子なんだけど」

千早「そ、そう! あの子は……あの子はどこに」

P「あの子なんて、いなかったんだよ」

千早「え……」

P「また、作ればいいじゃないか」

千早「なに、言ってるんですか……」

P「どっちにしても、今の俺たちには無理だ。あいつらだってあんな状態なのに」

P(開き直って衰弱している我が子二人を指差す。二人とも日中も寝ていることが多くなった)

千早「……コレは夢、でしょう?」

P「俺も……そうで合って欲しかった。でも気がつくのが遅かったみたいだ」

P「俺たちにはいろいろ、足りなかったんだよ千早」

千早「何が……」

美希「ちょ、ちょっと待って! なんで……千早さんが来るって分かってて美希を呼んだの……?」

P「……美希はバレてもいいって」

美希「言ったけど! ……わかってるなら、わざわざ」

千早「そうよ……美希も、どうして……あ、あぁ……」

P(部屋はもう、修羅場なんて物じゃなかった)

P(そういう面倒なのは、やはり嫌いなので)

P「いいか美希、俺は千早との子をコインロッカーに入れてきたんだ」

美希「……え?」

P「ただその子は、今この環境にそぐわないから。存在しなかったことになってる」

千早「い、いや……いやあああああ!!!」

P「千早、ちょっと静かにしててくれ」

P(多分、いやきっともう狂っていた)

美希「なに……それ……」

頭痛くなる

狂気

俺もう眠れないわ今日

P「……千早、やり直そう」

P「いろんなことが、絡まり過ぎたんだ」

P「そんなの解いてたら俺たちいくつになるかわからないからさ」

P「もうなんていうか、一回ぶっちぎっちゃった方が早いと思ってさ!! はは!!」

P(足りなかったもの。時間、愛情、計画性、少しの倫理観)

P(逆に過剰だったもの。愛情、友情、理想的な生活像)

P(どこで気がついていたら取り返しがついたか、って?)

P(そりゃあ結婚する前でしょ?)

P(幸せな結婚生活を送るには、結婚しない方がいいなんて)

P(何とも面白い話だ)

美希「……帰る、ね」

P「そうか?」

美希「……プロデューサーは、どこに行ったの?」

P「え? いや、ここにいるじゃないか」

美希「……やだよ、こんなの」

こういうの大嫌いだけどここまで読んだ以上いまさら止められない
最後まで読まないときになってどうしようもない

(0H0)ヒデーハナシダナー

とりあえず首吊って死ね

デッドエンドしか見えない

P(美希はもう逃げるように、最低限の服だけ羽織って出て行ってしまった)

P(項垂れている千早はもう、息をしているだけみたいで)

P「いいか千早? 子供達は俺にひどい虐待を受けていた。知ってたか?」

千早「いや、いやぁ……」

P「それもこれも俺のせいだ。千早が仕事をしてたからじゃない」

千早「いやよ……こんな……」

P「死んだ方が楽なことって、あると思うんだ。でも、俺たちは違う」

P「やり直せるよ。な? 俺たちの想像してた結婚生活を」

千早「……プロデューサー」

P「千早?」

P(千早は、それっきり喋らなくなった)

P(それでも俺は構わなかった。千早が生きてさえいてくれるなら)

P(そんな千早を連れ、遠いところに新居を設け、新たな結婚生活がスタートしたのだった)

P(これから俺たちは、幸せな人生を歩んでいく、そう決めたのだった)

P(ちなみに子供はきっと家にいる)

P(料金も払っていないし、きっと誰かが気づくだろう)

P(誰にも気づかれず死んだとしても、それはそれできっと幸せなんだろうから)





P(……俺たちは、何もせずただぼんやりと生きていた)

P(働き過ぎた俺たちには、必要無いほど金があって)

P(きっとこのまま、バカみたいな贅沢をしなきゃ寝ながら暮らせるだけの)

P(目を見開いたまま、じっと虚空を見つめた千早はちゃんと食べ物も食べる)

P(俺はそんな千早の面倒を見ながら、だらだらと生活をしているだけで、満足だ)

P「これが俺と千早の、結婚生活」

Fin

終わった

子供俺が引き取るよ・・・

エレか森に乗ってあれる

以上

うっわぁやっぱり救いのない終わりだったか
それでもよくやったよお疲れ
では俺と千早の結婚生活の反面教師にさせてもらうわ
すっごく楽しかった

乙クタバレ乙


たまにはこういうのもいいなと思ったけど最後はきつかったわ

みきは良かった

途中まですごいリアルだったのに最後がわけ分からん

野垂れ死ね

十数年が過ぎた頃
いろんな話が飛び交う中、そのスラムでは特別豪勢な生活をしてる一人の夫婦が有名だった

そんな場所に似合わない、一人の少女と二人の青年
やがて一つだけ妙に大きな扉の前にたどり着き、トントンとノックをする

男の声が聞こえ、やがて扉が開いた

「誰だ君たちは?」

3人は何も言わずに、男を押しのけて部屋の中へと入っていった
男はあわてて3人を追いかけるが見つからない

やがて、一つの部屋に3人を見つける
そこには、相変わらず虚空を見据えたままの、一人の女性が

「お、おい君たち。勝手に入ってくるとは……」

そんな事を言っている男に、少女が一言

「やっぱり覚えてないんだ」

懐かしい言語でそう言われて、男は一瞬で表情を変えた

やっと終わった・・・

と思ったらまだあったくそったれ

最後がしりすぼみだけど面白かったよ

まだあった

クソスレだな。さっさと死ね

続き……だと……

やべぇ…

「まさか……」

少女は少し口角を上げてみるも、何も口にはしない
そして後ろについていた青年二人は、その少女の合図と共に男に飛びかかった

「な、何をする! やめろ!! 離せ!!」

あっという間に男は縛られ床に放り出された

「……長かったよ」

少女はそうつぶやきながら、床に情けなく転がされた男を一蹴りする
そして靴を脱いだあと、女性に跪いて、こう言った

「……会いたかった、お母さん」

先ほどまでの勢いはまるでなく、弱弱しい声でそうつぶやいた
後ろの二人も、何か思いがあるようで、ぐっとこらえている

しかし、女性は相変わらず虚空を見据えたまま……

「ねぇ、お母さん……私だよ? 覚えてる?」

一人の夫婦っておかしくね

ああ、何かに似てると思ったら絶望の世界だっけ?あれに似てるな、文書とかが

ある意味間違ってない

既に目には涙があふれた少女が嗚咽まじりに口にするも何も変わらない
青年のうちの一人が、少女の肩に触れる

「やだ! まだわからない!!」

少女は必死に女性に話しかける……しかし

「……なんでよ」

渋々と青年たちはその男性を抱え、外に出て行く
そして、少女もギリギリまで女性のそばにいるが

「……」

お名残惜しくも、女性に背を向け扉を……と、そのとき

「……ぁ」

「えっ?」

少女は聞き逃さなかった

「お母さん、分かる? 私が分かる!?」

少女はそう問うと、女性は涙を流しながら
一つの名前を告げた

「あ、あぁ……」

それは男は知らない名前
彼女と少女、二人だけしか知らない名前

女性はゆっくりと頭を上げて、もう一度告げる

「そう、私……私だよ……!!」

少女は泣いて喜んだ
その様子に気付いた青年も、やがて戻ってきて

「ねぇお母さん、自分の名前、わかる?」

「……えぇ、私」


「私は、如月……千早……」

男はどうなったか、わからない

少女と青年、そしてその女性の4人はそのスラムを出た
移動中いろんな話をした

そうして、これから過ごしていくのだ
4人で、新たな人生として

道中、休憩の際一人になった女性はつぶやく

「……プロデューサー」

「今でも、しっかり思い出せます……全く、どうして」

「……でも、貴方のことは忘れません」

「この子たちと、精一杯生きて行く。今までの分、精一杯償いをしていくと決めたんです」

「それが私の、本当の結婚生活ですから」

屑Pと千早が結婚したらひどい事になりそうだなと思って書いたらこうなった
千早目線で書けばもう少しまともになるかなと思ったからアフターというか視点変えたのを書けたらそのうち
それこそオリジナルになりそうだけどいいよねってことで支援thx

今度こそ終わりだよな?

本当に終わり?乙

ちゃんと胸糞SSって書いとけバカ

ゴミクズ死ね

千早も被害者って感じがどうも気になる
とりあえず乙

くぅ~乙w

乙乙
千早目線が少なかったのはそういうことか続編期待してる

話を広げてった割には感情面やオチがあっさりというか終盤の作風の変化がというかなんというか
とりあえず乙

正直オチが思いつかなかったんだ許してくれ

思いつかねえなら書くんじゃねえ

はじめに一言ほしかった
こんな内容だとわかっていればスルーしたのにスレタイでほのぼのを想像してしまう

うん、すげぇなぁ
こういうの書ける人を尊敬する

お前は二度とアイマスに触れるな
消えてなくなれゴミクズ

アイマスっぽくないな…
オリジナルでやった方が良かったんでない?

いや、これでいい。
いろんな世界線のPがいるんだから

しっかし胸糞わりぃな。

何が胸糞ってスレタイ詐欺

赤ちゃん捨てた時点でゴミ化した

>>376
死ね

またスタンフォード末尾Pかよ
風評被害だわ

つーか娘よく生きてたな

途中までとの落差がエグい

Pの描写がすげえリアルで鬱になった

こういうのもたまにはイイね

読みたくないのに結局最後まで読んでしまった

暗い気持ちになる作品だったけど、最後まで読んでしまった。
途中で落ちる所で完全に飲み込まれたなぁ

誰かはぴえんどはよ

よかった乙

スレタイ詐欺すぎる

色々言われてるけど俺は好きだよ乙

ハッピーエンドだけが物語ではないからね。面白かったよ乙でした。

>>1
逆に一番結婚生活が上手く行きそうなのは誰だ
やっぱりやよいか?

最後まで読んでおいて文句言うなよ

貴音かわいいよ貴音

千早は俺が養うよ

バレンタインだからチョコ絡みの幸せSS読もうと思ってたのに…

まぁおもしろかった乙

結局千早は浮気してたのかな
お腹の子はPの子どもなのかな

こういうのって…











いいよね

とりあえず、乙
前々から言おうと思ってたから言わせてもらう

もっと原作を読むべき、ないなら他作品を読む

何て言うか、登場人物がたまに「誰?」ってなる
それに加え、全体的な内容が中学生レベル
口調とか展開とか、もっと人の作品読んで、良いところは盗む(丸パクリは駄目だけど)

さらに補足すると、展開早すぎる
考えたり、想像してみると、そんな簡単に泣かないし、さっさと行動に移さない
例えるなら、前戯なしのセ○クス
まぁ、この例え方は微妙すぎる……
もぅ少し遠回りでもいいかな、って思った


あと、口調と擬音が変を通り越して、何か幼稚
使いすぎってわけでもないけど、これが雰囲気壊してるのは事実
チューとか「ふぇ」、強いて言うなら「//」も控えた方がいい

批判として受け取らず、自分のSSのステップアップとして受け取ってほしい
まだ成長できるから、頑張って書き続けてね!
次の作品に期待する

イイからもう落とせよ……

>>406 コピペか何か?

すべてPが悪いというのは違うと思う

千早も良き妻、良き母ではなかったように見える
ネグレクトというなら最低限の世話をしていたPより、
むしろ産むだけの千早にあてはまるだろう

たかねーたかねー



久々の鬱エンドで胸くそ悪いけどそれがまたやめられないわ
千早にもう少しのおっぱいがあればこんなことにはならなかった

Pの暴力はフォローできないけど
浮気に関しては、夫婦間の信頼関係が失われていた結果でもあるだろうしね

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