P「ぷちどるは可愛いなぁ」 ゆきぽ「ぽえ!?」(120)

─事務所─

P「そういえば最近ちひゃーの姿を見ないけどどうかしたのか?」

千早「別に!なんともありません!」

P「たまには事務所に連れて来てやれよ?ゆきぽたちも寂しがってるぞ?」

ゆきぽ「ぷぃ~ぷぃ~」おぶおぶ

千早「そうですね…では近いうちに…」

P「どうかしたのか?」

千早「いえ、なんでもありません!それではお先に失礼します」

P「ちひゃーのやつ風邪でもひいたのか?」

あふぅ「ナノーッ!!」ピヨーーイ

ドンガラガッシャーン

P「さーてお前は檻から出てくるなよ!一晩そこで反省してろ!」

あふぅ「びえーーーーーー!!」ギャーギャー

─後日・都内某所─

P「それじゃ夕食はどうします?」

あずさ「そうですね~♪たまには外食もいいかもしれませんねぇ」

P「それならこの間律子に………」

あずさ「プロデューサーさん?」

P「すいません…あれ、千早に見えませんか?」

あずさ「あらあら~凄い量を買っていきますねぇ」

P「パーティでもするんですかね?春香たちと」

あずさ「私…呼ばれてない…」

P「それじゃ、デートを切り上げて千早の家にでも行きます?」

あずさ「プロデューサーさんのいじわる…」

P「冗談ですよ!」

─翌日・事務所─

P「昨日のパーティは楽しかったか?」

千早「何のことです?」

P「隠さなくていいんだよ!あんな大量にピザ買ってって!」

千早「見たんですか!?」

P「あぁ、買い物の途中偶然にな」

千早「そうですか…」

P「秘密の女子会とかか?まだ誰にも言ってないから安心してくれ!」

千早「プロデューサー、この後時間ありますか?」

P「少しぐらいならあるけど…どうかしたか?」

千早「少し話があるんです…」

─帰り道─

P「おい千早!Lを三枚って…他にも誰か来るのか!?」

千早「いえ…最近ではこれでも足りなくなってきて…」

P「お前…そんなに食うようになったのか?病気だぞ!?」

千早「とにかくうちに来てください、話はそれからです…」

P「わかった。だが家に着いたらきちんと説明してもらうぞ」

千早「分かってます…」

─千早のアパート前─

住人「ちょっと如月さん!お宅の部屋からまた騒音がしてるんだけど?」

千早「すいません。今止めますから」

住人「まったくバッタンバッタン五月蝿いったらありゃしない」ブツブツブツブツ

─千早の部屋・居間─

ガチャ

P「おい!騒音ってどうゆうことだ?」

千早「それが…その…」

ドッスンドッスン

???「ぐぅ」フーッフーッ

千早「ちひゃー!食事買ってきたわよ!?」

ちひゃー「ぐーっ」フッフーッ

P「これが…これがちひゃーだって言うのか!?」

千早「そうです…」

目の前には元がぷちどるだとは思えない、巨大な豚がいた

まこちーなんて目じゃない、まさに脂肪の塊という言葉がピッタリだ…

バシッ

ちひゃー「ぐっ!」ガツガツガツガツ

ちひゃー?は千早の手からピザを奪うと、物凄い勢いで食べ始めた

P「どうしてこんな体型になった?少し前までは普通だっただろ!?」

千早「最近忙しくって構ってあげられる時間が減ってて…それで埋め合わせにちひゃーの好きなものを与えてたら…」

P「いつピザなんて食わせたんだ?お前と似たようなものしか昔は食わなかったじゃないか!?」

千早「春香が持ってきたはるかさん用のエサを分けてもらって…それから…」

P「それで味を覚えたちひゃーが要求するようになったってわけか」

千早「…」コクン

P「この様子じゃ運動もさせてないんだろ?」

千早「忙しくて…」

ちひゃー「ぐぐぅ♪」クッチャクッチャクッチャクッチャ

その間にもちひゃーは二枚目のピザを美味そうに食いだした

P「まさか…これが一回の食事か?」

千早「いえ…この後炭酸飲料とデザートのアイスが…」

P「おいおい冗談じゃないぞ!?朝飯は?」

千早「お昼までは起きてこないので…」

P「じゃあ一日二食か…それでも…」

ちひゃー「ぐっ♪」クッチャクッチャクッチャクッチャ

千早「昼食と夕食と夜食の三回です…」

P「……一応聞いておくが食事の内容は?」

千早「夜食は主にカップラーメンとポテトチップスです…お昼はまちまちですが、普段はお弁当を…」

P「何人分だ?」

千早「4~5人前です…」

P「しかも揚げ物ばっかり…とかだろう?」

千早「そうです…」

ちひゃー「ぐっぐー♪」クッチャクッチャクッチャクッチャ

遂にちひゃーは三枚目に手を伸ばした

ちひゃー「ぐ?」ギョロリ

外見を観察していたらちひゃーに睨まれた

俺に奪われる…とでも思ったのだろうか?

試しに一枚…

P「もらうぞちひゃー」ヒョイッ

千早「駄目ですプロデューサー!!」

その瞬間

ちひゃー「ぐぐぐーーーーっっっ!?!?!?!?」ブンブンブンブン

怒りの表情を浮かべ、ピザの空き箱や空のペットボトルなど手の届く範囲のものを投げつけてきた

P「なにすんだ一枚くらいいいだろう!?」

千早「ごめんなさいちひゃー!今日はもう一箱アイス食べていいから!!」

ちひゃー「ぐっぐーー♪♪」バンバンバン

千早の説得で大人しくなったちひゃー

そして出てきたアイスは予想どうり業務用の巨大な物だった

ちひゃー「ぐっ♪」クッチャクッチャクッチャクッチャ

─千早の部屋・寝室─

P「お前、あいつをどうしたいんだ?」モグモグモグ

千早「元に戻って欲しいですよ!でも…」

P「ならなんでこんな状態を続ける?」モグモグモグ

千早「ちひゃーが食べたがるからです!!」

P「普段はあいつなにやってるんだ?」モグモグ

千早「寝てます…起きてるのは食べている時ぐらいです…」

P「歌は?」ゴックン

千早「もう合わせてハミングしてくれることもなくなりました…」

P「ブラッシングは?」

千早「最近では私が触れようとすると嫌がって…」

P「つまり食って寝て食って寝て食って寝てを繰り返してんのか…」

千早「もう…どうしたらいいのか…」

P「わかったよ、どうにかする方法を探してみる」

千早「お願いします…もう…プロデューサー以外に頼れる人がいないんです…」

─夜・Pの家─

P「もし、ペットが太り過ぎてどうしようもなくなったら…どうします?」

あずさ「ちひゃーちゃんを病院に連れて行く訳にはいかないですしねぇ…」

P「そうなんです…ってなんでちひゃーだって分かったんですか?」

あずさ「千早ちゃんのアパートに行って来るから夕食は先に済ませてくれって言ったのは誰でしたっけ?」

P「簡単に見当がつきますか…」

あずさ「それはもう♪」

P「ちひゃーが体脂肪率72%以上ありそうな凄い体型になってたんですよ」

あずさ「そんなに…ですか?」

P「自分の食事管理すらやっとな千早がぷちどるの世話なんてしたら、こうなるのは予測がついたはずなんですけどね…」

あずさ「生き物を飼うって難しいですから」

P「どうしたらいいと思います?」

あずさ「普通に食事制限と運動しかないんじゃ…」

P「ですよねぇ…とりあえず明日からなんか始めますか」

あずさ「ウォーキングとかいいんじゃないですか?」

P「降りる駅を少し早くして、事務所まで歩いてくるだけでも効果ありそうですね」

あずさ「いいと思いますよ!私にもお手伝いできることがあったら言ってくださいね」

P「頼りにしてます、あずささん」

あずさ「プロデューサーさん…」

─同時刻・千早のアパート─

ちひゃー「ぐっ♪ぐっ♪」クッチャクッチャクッチャクッチャ

千早「どうして…こんなことに…」

─翌日・事務所─

P「今日からちひゃーのウォーキングを始めようと思うんだが時間あるか?」

千早「ウォーキング…ですか?」

P「あぁ!意外と健康にいいんだぞ!」

千早「でも…今のあの子…」

P「最初は軽くだから心配するなって」

千早「そうですか…それでは私の仕事が終わってからでいいですか?」

P「なんだお前も来るのか?じゃ変装はしっかりしとけよ」

千早「わかりました。それでは後ほど…」

バタン

P「千早も心配性だなぁ…俺がちひゃーをいじめるとでも思ってるのか?」

ガチャコンッ

春香「プロデューサーさん!千早ちゃんとダイエットデートってどういうことですか!?」

P「お前はどこに潜んでたんだ…」

春香「あれ以上痩せたら72も無くなっちゃいますよ!!」

P「……!」

春香「どうかしましたか?」

P「春香!はるかさんは今どこにいる!?」

春香「えーっと、さっきやよいが連れて来てその辺に…」ガサゴソガサゴソ

ガラガラッ

はるかさん「かっかー!」ピョン

春香「でも急にどうしたんですか?」

P「春香、お前はるかさんになに食わせた?」

春香「食べ物ですか?お菓子とかジャンクフードとか…入るだけ詰め込んでますけど?」

はるかさん「ヴぁーい」モチュモチュ

P「はるかさんが太ったことは?」

春香「ないと思いますよ?多分増えるときにエネルギー使っちゃうんじゃないですか?」

P「ちょっと借りるぞ!」

春香「夜になったら食べさせちゃ駄目ですよーーー!?」

バタン

春香「あ!千早ちゃんのこと聞き逃した!!」

─都内・某焼肉店─

スタッフ「それでは今から90分となります」

P「ほーらはるかさん!好きなだけ食っていいぞ!」

はるかさん「ヴぁーい」モチュモチュ

P「俺じゃなくて肉を食え!!」

─60分後─

ジュージュー

P「ほら食えー」

はるかさん「かっかー」モグモグモグ

P「もっと食えー」

はるかさん「はるかっかー」モグモグモグ

スタッフ「あの…お客様…そろそろラストオーダーの時間なんですが…」

P「そうですか、それじゃ…ここからここまで一皿づつお願いします」

スタッフ「は…はい…」

はるかさん「?」モグモグモグ

P「お前は気にしないで肉食ってりゃいいんだよ」

─90分後─

スタッフ「ありがとうございました…」

P「まだ食えるか?」

はるかさん「ヴぁーい」モチュモチュ

結局はるかさん一匹で肉を10kgほど平らげた

しかしそれだけ食べても見た目に変化はない

てっきり分裂能力でエネルギーを消費してこの体型を維持するのかと思っていたが…

はるかさんとちひゃーを同格で考えるのがいけないのか?

はるかさんが「ぷちどる」ではない他の生命体なのか

逆にちひゃーやあふぅなどの無能組が「ぷちどる」ではないのか

もしかしたら「はるかさん」・「ぷちどる」・「無能組」の三種混合の可能性もあるな

─事務所─

真「プロデューサー!どこ行ってたんですか!?」

P「ちょっと実験にな」

まこちー「まきょ」デップリ

そういやこいつも太るな…

P「なぁ真、お前こいつが太ったらなにして元の体型に戻すんだ?」

真「なにって…一緒に運動すればすぐに元通りになりますよ!」

まこちー「ヤー!」ビシッ

P「その腹でなにかっこつけてんだお前は」ウリャウリャ

まこちー「まきょ!まきょ!」テテテテテ

真「ちょっといじめないでくださいよ!!」

P「こいつお前の運動についてこられるのか?」

真「昔から運動神経は良かったんですよ」

P「ふむ。このビール腹でか…」ムニムニ

まこちー「まきょ~」トテトテトテ

真「待ってまこちー!……プロデューサー!どういうつもりですか!?」

P「時間のあるときでいいんだが、その運動を教えてくれないか?肥満で困ってるやつがいるんだ」

真「別にいいですけどそれとまこちーいじりにどんな関係が?」

P「いろいろと考えてるんだよ、これでもな」

真「質問に答えてもらってないですよ」

P「おっと時間だ!豚の調教に行ってくる」

真「なに言ってるんですかプロデューサー!?」

─とある局の前─

P「さて、行こうか」

千早「元に戻るでしょうか?」

P「やってみなくちゃわからないさ。千早はちひゃーに元に戻って欲しいんだろ?」

千早「はい…」

P「ならやれることは全部やっておこうぜ」

千早「そうですね……あ、すいません。今日のちひゃーの食事を買わないと!」

P「なにを買うつもりだ?」

千早「それは…その…」

P「ピザなんか食わせたら永遠にあの状態だぞ?」

千早「でも他のぷちどるは…」

P「たぶん他の連中は特殊能力でカロリーが消費できるんだと思う。ちひゃーはなにかできるか?」

千早「歌が…好きでした」

P「就活でなにができる?って聞かれてAK○48のファンやってましたっていうくらいの無能アピールだぞ?」

千早「…」

P「あの体型にいきなりダイエット食は辛いだろうから、とりあえず普通の弁当一人前くらいにしとけ」

千早「普通のお弁当?」

P「揚げ物でも構わん。ただし一人前だ」

千早「大盛りは…?」

P「駄目に決まってんだろ」

千早「そうですよね…」

─千早のアパート─

千早「ただいま」

P「お邪魔しまーす」

ちひゃー「ぐっ!!」ドスンドスン

千早「ほらちひゃーご飯よ」

ちひゃー「ぐぅ?」ガサガサ

P「今日から少しづつ普通の生活に戻していく!だからピザはお預けだ!」

千早「ごめんなさいちひゃー」

ちひゃー「ぐっ!?ぐっ!?ぐーーーっ!!!」ガンガンガン

千早「やめて!お願いだからちひゃーやめて!」

P「お前飼い主殴るとかなに考えてんだよ!!」

ちひゃー「ぐるるるるるる」ギョロリ

ふてぶてしい豚のようなこの生き物が、元はちひゃーだったなど誰が信じるのだろうか

P「それだって十分過ぎるほど高カロリーだろ!?なにが不満なんだ!?」

ちひゃー「ぐっ!!」クッチャクッチャクッチャクッチャ

ちひゃーは物凄い勢いで弁当を食べつくし

ちひゃー「ぐっぐーーっ!!」ポイッ

P「痛てっ!いい加減にしろよ!」

千早「待ってください、これはおかわりを要求してるんです…」

P「はぁ…千早、この首輪をちひゃーにつけてくれ」

千早「わかりました…」

しかし千早が首輪を持って近づくと

ちひゃー「シャーーーーーッ!!!」

威嚇してきた

千早「ほーらちひゃー、怖くないから…」

ちひゃー「シャーーーーーッ!!!」

P「無理そうだな…明日また来るから眠ったスキにでもそれ付けといてくれないか?」

千早「できれば…やっておきます…」

ちひゃー「シャーーーーーッ!!!」

P「それと夜食は与えるな?朝もしっかり起こすんだ」

千早「はい…」

P「食事は時間を決めて一人前以上は食わせるなよ?」

千早「はい…」

P「じゃまた明日事務所でな」

千早「はい…」

─夜・Pの家─

P「…ということがあったんです」

あずさ「まぁ、それは大変でしたね」

P「あの様子じゃ首に縄つけて引きずるような散歩になりそうですよ」

あずさ「エサで釣るっていうのはどうでしょう?」

P「エサで?」

あずさ「やっぱりご褒美があると頑張れるじゃないですか♪」

P「試してみる価値はありますね。それはそうと俺への今日のご褒美がまだじゃ?」

あずさ「もう!プロデューサーさんったら♪」

─同時刻・千早の家─

ちひゃー「ぐっ♪ぐっ♪」クッチャクッチャクッチャクッチャ

千早「もう…どうしようもないの…」

─翌日・千早の家に行く途中─

P「それで首輪は?」

千早「駄目でした…」

P「まずはあの生意気な態度どうにかしないとなぁ」

千早「はい…ってプロデューサー?なにをしてるんですか?」

P「見ての通りピザを買うんだよ」

千早「でも昨日…」

P「これは今日ダイエットした時のご褒美用だ。繰り返せばピザ欲しさに勝手に運動始めるようになるさ!」

千早「そう…でしょうか?」

P「安心しろ、与えるのは一切れだけだ。残りは俺の夕飯だな」

千早「それ二人分ありますよ?」

P「………朝飯作る手間が省けていいさ」

─千早のアパート─

千早「ただいま」

P「おーいちひゃー」

ちひゃー「ぐっ?」チラッ

千早「本当にやるんですか?」

P「なんだ?まずいのか?」

千早「いえ…そういうわけでは…」

P「ほーらちひゃー!お前の好きなピザだぞー!」

ちひゃー「ぐっぐー♪」ドスンドスン

P「かかったな…この調子で公園まで誘導するぞ」

千早「はい…」

P「早くしないと俺が食っちまうぞ?」

ちひゃー「ぐっ…ぐっ…」ハァハァハァハァ

P「おいどうした?まさかもう息切れか!?」

ちひゃー「ぐぅ……」ハッ…ハッ…ハッ…

ちひゃーは部屋から数歩出ただけで息を切らしていた

千早「プロデューサー!ちひゃーにはこれ以上の運動は無理です!」

P「これ以上って…まだスタートラインにすら立ってないぞ!?」

千早「でももうこんなに苦しそうなのに!」

ちひゃー「ぐっ!ぐっ!」ハァハァハァハァ

千早「飲み物ね?すぐ持ってくるから!」

バタバタバタッ

P「おいおい…」

バタバタバタッ

千早「ちひゃー、飲み物よ!」

ちひゃー「ぐっぐー♪」ゴキュゴキュゴキュ

P「ちょっと待て!これはなんだ!?」

千早「なにってスポーツドリンクですよ?」

P「これカロリーめちゃくちゃ高いんだぞ!?」

千早「でも運動したんだから水分の補給は必要です!」

P「運動って…」

ちひゃー「ぐぅ」ポイッ

千早「どうしたの?もう一本欲しいの?」

ちひゃー「ぐっ!」ゲシゲシ

P「痛たいな!なにがしたいんだよお前は!」

千早「ピザを欲しがってるんだと思います…」

P「これは運動したご褒美だから絶対にやらん」

そう言った瞬間

ちひゃー「シャーーーッ!!!」ガブリッ

P「痛ってーーー!!」

物凄い力でちひゃーに噛み付かれた

見ると右手首から骨が見えている

ちひゃー「ぐっぐー♪」ドスンドスンドスンドスン

ピザを強奪したちひゃーは千早の部屋へと戻っていく

P「あー…くそっ!!痛てぇ…」

千早「プロデューサー!?…早く病院へ」

─病院─

千早「すいませんでした…プロデューサー…」

軽症だったがしばらく包帯生活だ

P「あいつ…普通の方法じゃ駄目かもな…」

千早「すいませんでした…」

P「あと千早も甘やかし過ぎだ!お前の優しさはちひゃーを悪い方向へ向かわせてるだけだぞ!?」

千早「そう…言われても…」

P「ちひゃーの我侭を聞く必要なんてないんだぞ!?お前が飼ってやってるんだから!」

千早「そうですけれど…」

P「もっとガツンと言ってやれよ!ちひゃーの間違いを正すのはお前の役目だぞ!?」

千早「…」

P「ったくもう…飼えないなら事務所に戻すか?」

千早「それは嫌です!」

P「ならこのまま醜い豚みたいにしておくか?」

千早「それも嫌です!」

P「じゃあなんとかして痩せさせるしかないだろうが…」

千早「…」

P「運動か食事制限か。本当は両方やらなきゃまずいだろうが今のアイツじゃなぁ」

千早「…」

P「そういや昨日の食事は言われたとおりにしたのか?」

千早「はい…」

P「夜食を止めて、脂肪・塩分・炭水化物を控えりゃ少しは運動できる体に戻るはずだ」

千早「そう…ですね…」

P「さて、ちひゃーの事はまた明日にして帰るか」

千早「はい…」

─夜・Pの家─

P「…という事態になりました」

あずさ「右手大丈夫なんですか?」

P「一応…今までみたいな威嚇じゃなかったのが驚きです」

あずさ「貴音ちゃんが大豚ダブルを毎食食べたいって言ってましたよ♪」

P「正直千早があそこまで可愛がってなかったら殺してますね、確実に」

あずさ「どうしてそこまでして…」

P「俺は千早のプロデューサーですからね。千早の要望にはできるだけ応えてやりたいんですよ」

あずさ「そうですよね…」

P「部屋から出るだけで精一杯の豚に運動させる方法なんてあるんですかね?」

あずさ「そうなったら食事制限くらいしか…」

P「ですよね…千早の食事指導に期待するしかないか」

あずさ「プロデューサーさん、最近千早ちゃんの話ばっかり…」

P「違いますよ!ちひゃーの話ですって」

あずさ「私なんて…私なんて…」

P「拗ねないでくださいよ…ほら、こっち来てください」

─同時刻・千早のアパート─

ちひゃー「ぐっ♪ぐっ♪」クッチャクッチャクッチャクッチャ

千早「ちひゃー…少し食べる量を減らさない…?」

ちひゃー「ぐぐっ!?!?」ノソッ

千早「あなたの健康にだって良くないわ…」

ちひゃー「ぐっぐーーっ!!!」ガシャンバタンドカン

千早「ごめんなさいちひゃー!明日はもっと大きいの買ってくるから暴れないで!」

─一ヵ月後・事務所─

P「そろそろ運動くらいはできるようになったか?」

千早「いえ…まだ…」

P「おいおい、お前が見せてくれたレシピ通りならあの頃よりはマシになってるだろ?」

千早「それが…そんなに効果がないようで…」

P「そんな馬鹿な。多少は効果があったろ!?」

千早「…」

P「そうか、とりあえず今日様子を見に行くからな」

千早「今日…ですか?」

P「都合でも悪いのか?」

千早「そういう訳では…」

P「じゃあ仕事が終わりしだいお前のアパートに行くからな」

─その日の夕方・千早のアパート─

P「おーい千早!ちひゃーの様子を見に来たぞ!」

ガチャッ

千早「どうぞ…」

P「お邪魔しま…なんだこの臭い?」

部屋の中は異臭が漂い、そしてリビングの中央には巨大な脂の塊がいた

ちひゃー「」ZZZzzz

P「おい…これは…なんなんだ…?」

千早「ちひゃーです…」

P「冗談だろ!?前よりさらに太ってるじゃないか!?」

今のちひゃーの顔と胴体は区別がつかない状態だ

千早「なんでか…わからないんですけど…」

P「食わずに太るなんて馬鹿な話があってたまるか!!」

千早「何かの…病気とか…」

P「少なくとも地球の一般種にはそんな病………」

千早「プロデューサー?」

P「あ…その…なんだ…」

千早「?」

P「すまん、急用を思い出した。ちひゃーの件はまた今度話合おう」

千早「え、ええ…」

P「邪魔したな!」

ガチャンッ

千早「急にどうしたのかしら?」

ちひゃー「」ZZZzzz

─数分後・近くのらーめん屋─

貴音「それで、私に用とは?」フーフー

P「この女を尾行して欲しいんだ」シャシン

貴音「これは如月千早ではありませんか!?」ズルズルズル

P「正確には千早がなにを買ってるのか知りたい」

貴音「私にそのような卑劣な行為を手伝えと!?」フーッフーッ

P「張り込みしてくれた日数分大豚ダブルをごちそうしよう」

貴音「如月千早の買い物内容を報告するだけで大豚だぶるがいただけるのですか!?」ズルズルズル

P「悪い話じゃないだろう?」

貴音「しかしなぜ私に依頼するのです?」フーッフーッ

P「ここんところ一番暇なのが貴音なんだ…」

貴音「…」

─それから一週間後・らーめん屋─

P「どうだった?」

貴音「普通でした。これが写真です」フーッフーッ

P「どれどれ…貴音、これは世間では普通とは言わないんだ」

貴音「どこがおかしいのです!?ただ買い物をしているだけではありませんか!?」ズルズルズル

P「普通の一人暮らしはマ○ドの紙袋を両手で抱えるほど買うことはないんだ」

貴音「春香達が来ている可能性があります!」フーッフーッ

P「お前見た?誰か」

貴音「…」ズルズルズル

P「毎日こんなもんばっか食ってたらそりゃ太るよ…」

貴音「しかし如月千早の外見には変化ありませんでしたが?」フーッフーッ

P「ま、あいつが食ってるわけじゃないからな」

貴音「?」ズルズルズル

─翌日・事務所・社長室─

P「千早、ちょっと来てくれ」

千早「なんでしょうか?」

バタンッ

P「これはどういうことだ?」

写真には大量のジャンクフードを買い込む千早の姿が映っている

千早「あの…その…」

P「言い訳は結構だ。お前、ちひゃーに食事制限させなかっただろ?」

千早「どうして…」

P「前回行った時ゴミ箱から包み紙が見えてたよ…」

千早「そうでしたか…」

P「それに食ってないのに太ったなんて言い訳は信じられないしな」

千早「すいません…」

P「なんで嘘なんかついたんだ?」

千早「食事を変えると…ちひゃーが暴れて…」

P「それだけじゃないだろ?」

千早「ちひゃーが…可哀想で…」

P「なに言ってるんだ!あの体型でいるほうが可哀想だろ!?」

千早「でもあの子は食べたいって言ってるんです!」

P「千早…」

千早「構ってあげられないなら、欲しいものをあげることくらいしかできないじゃないですか!?」

P「お前の本音はなんなんだ!?ちひゃーを元に戻したいんじゃなかったのか!?」

千早「戻したいですよ!でもちひゃーのお願いは聞いてあげたいんです!!」

P「千早の中では…千早の願いとちひゃー願いはどっちの優先度が高いんだ?」

千早「…」

P「どっちが大事だ?」

千早「………………選べません」

P「お前がそんな状態だからちひゃーはあんな格好になったんだぞ!?」

千早「二人が幸せになる方法だってあるはずです!」

P「ジャンクを好きなだけ食って痩せる方法があるのか?そんなのがあったらアメリカ人に肥満がいなくなるぞ…」

千早「でもちひゃーは食べたいって言うんです!」

P「最後にちひゃーになにかを我慢させたのっていつだよ?」

千早「我慢なんてさせる必要ありません。だってちひゃーですよ!?」

P「…」

千早「…」

P「千早に預けた俺らが悪かったのかもな…」

千早「なにを言い出すんですか!?」

P「言葉通りの意味だ。千早は生き物を育てるのに向いてないってこと」

千早「なぜです!?昨日もちひゃーは幸せそうに食べてましたよ!?」

P「今が幸せならいいのか?」

千早「これからもずっと好きなものを食べさせて幸せにします!!」

P「そしてぶくぶくぶくぶく膨れ上がって、動けなくなったらどうする?それでも幸せか?」

千早「そ…それは…」

P「千早はちひゃーを育ててたんじゃない…これは虐待とたいして変わらないよ…」

千早「じゃああの子に好きなものを食べるなって言うんですか!?それしか楽しみがないのに!?」

P「食うなとは言ってない。だけど我慢することをちひゃーは覚えるべきだ」

千早「そんな必要があるんですか!?」

P「千早だっていろいろ我慢してここまできたんだろう?」

千早「ちひゃーは私が一生飼い続けるからそんな必要ありません!」

P「…………このままじゃちひゃーが他のぷち達と遊ぶ事だってできなくなるぞ?」

千早「ちひゃーには私がいれば十分です!!」

P「こいつだってまたちひゃーと遊びたいって言ってるんだぞ!?」ポンッ

ゆきぽ「ぽえ?」キョロキョロ

P「もう友達とも遊べない…そんな一生が幸せか?」

千早「そんなこと……」

P「千早を責めるつもりはない…悪いのはお前にちひゃーを押し付けた俺達だ…だからちひゃーが元に戻るまで俺が預かる」

千早「私からちひゃーを奪う気ですか!?」

P「そうじゃない!痩せるまで事務所に置いておくだけだ!会いたかったらいつでも会える!」

千早「でもそうしたら食べる物は!?」

P「もちろんあふぅやゆきぽたちと同じものを同じ量だけ与える」

千早「そんな苦しいだけの生活なんて!!」

P「ならこのまま友達とも遊べない、歌も歌えない、外出もできない。そんな一生を送らせるのか!?」

千早「それでもちひゃーを他人に渡すなんてできません!」

P「とりあえずあの状態から抜け出すに必要なのは友情だな!…行くぞゆきぽ!」

千早「なにをする気ですか?」

P「なに、ちひゃーのところに遊びに行くだけさ!久々にちひゃーに会えるぞ、嬉しいか?」

ゆきぽ「ぽえ♪ぽえ♪」ブンブン

千早「駄目です!部屋には入れません!」

P「悪いが許可を貰う必要はないんだ」ポンッ

みうらさん「あらー?」コタプーン

千早「な…!?」

P「それじゃちひゃーのところまでお願いします!」

みうらさん「あらー!」ステンバーイ

千早「やめて下さい!」

パチンッ

─千早のアパート─

P「ほら、ちひゃーと遊んで来い」

ゆきぽ「ぽえっぽ~♪」トテトテトテトテ

千早「やめて下さいって言ってるでしょう!!!」

P「ほ~らちひゃー!おみやげのピザだぞ!冷めきってるけどな…」

千早「なにを!?」

ちひゃー「ぐっ?」パチクリ

ゆきぽ「ぽ…え…?」ビクビクビクビク

ちひゃー「ぐっぐー♪」クッチャクッチャクッチャクッチャ

ゆきぽ「ぽ……ぽ……」ガクガクブルブル

P「安心しろ、今のちひゃーは友達より食事を取る」

千早「どうしてわかるんですか!?」

P「好きなものを好きなときに好きなだけ食べられる。そんな状態から抜け出したがるのは人間のような高等生物だけだ」

千早「じゃあなんのために?」

P「千早だって覚えてるだろ、こいつとちひゃーが一緒に遊んでた光景。その時のちひゃーの顔は覚えてるか?」

千早「一応…」

P「あのピザ食ってる豚みたいに醜い顔とどっちが幸せそうに見える?」

千早「それは…」

ちひゃー「ぐっ♪」ゲップ

ゆきぽ「…」ブルブルブル

P「今の状態がちひゃーにとって幸せじゃないと思ったら、事務所に連れて来てくれ。俺はいつでも待ってる」

千早「…」

P「帰るぞ!ゆきぽ!」グィッ

ゆきぽ「ぽ…」ジョワーー

P「漏らすほどちひゃーが怖かったか…そうなると物置かなぁ、やっぱり」

みうらさん「あらららー!?」ステテテテテテテテテテンバーイ

P「みうらさんも脅えてるなぁ…あのちひゃーの外見じゃ仕方ないか…」

パチンッ

─夜・Pの家─

P「そういう訳であとは千早次第です」

あずさ「ちゃんと連れて来てくれるかしら?」

P「わかりません…千早の奴、今の状態がちひゃーにとって最高の幸せだと思い込んでるみたいで…」

あずさ「でも確かにちひゃーちゃんにとっては幸せかもしれませんね」

P「だから強制的に連れて来るのはやめました」

あずさ「幸せって難しいですね」

P「人それぞれですから。俺は今幸せですけど」

あずさ「私も幸せですけど♪」

─同時刻・千早のアパート─

ちひゃー「ぐっ♪ぐっ♪」クッチャクッチャクッチャクッチャ

千早「ねぇちひゃー、あなた今幸せ?」

ちひゃー「ぐっ!」モゴモゴモゴモゴ

ちひゃーは濁りきった目で返事を返す

そこにゆきぽのラッパに合わせて歌を歌っていたぷちどるの姿はなかった

千早「あなた今でも事務所に行きたいと思う?友達に会いたい?」

ちひゃー「ぐっ?」

怪訝な顔でちひゃーは首と思わしき部位を傾げる

今日目の前に現れたゆきぽの姿は、完全に眼中になかった

千早「そうよね、ここにいるのがあなたにとって一番幸せよね…」

ちひゃー「ぐっ!ぐっ!」バンバンバン

千早「ごめんなさい、今すぐデザート持ってくるから」

ちひゃー「ぐっ!」フンス

─翌日・事務所─

P「…」

ガチャッ

千早「おはようございます…」

P「そう…か…」

千早「あの子があのままがいいと言うので」

P「いつまであのままにしておくつもりだ?」

千早「あの子が望む限りです」

P「それまでは今の生活を続けると?」

千早「はい」

P「わかったよ」

─それから数週間後の深夜・Pの家─

ppppppppppp

P「…………はい?」

千早「大変ですプロデューサー!ちひゃーが!」

P「どうかしたのか?」

千早「とにかく大変なんです!すぐ来てください!」

P「わかったわかった、今行く」

プチッ

あずさ「誰から…です…?」ムニャムニャ

P「千早です。なんかちひゃーが大変だからいますぐ来てくれって」

あずさ「こんな時間にですか?」ムニャムニャ

P「ちょっと行ってすぐ帰ってきますよ」

─それから数十分後・千早のアパート─

P「なんなんだよこんな時間に?」

千早「プロデューサー!ちひゃーが急に苦しみだして!」

P「おいおい…俺は医者じゃないんだぞ?どうした、ちひゃー?」

以前よりも脂肪が増して吐き気を催す外見となったぷちどるに向かう

ちひゃー「」

P「ちひゃー?」

顔の前に手をかざすが呼吸はない

P「おーいどうした?」

脂肪の塊からちょっぴり飛び出た手で脈を測る

脈もない

P「死んでるな」

千早「嘘…そんな…」

P「原因は脳梗塞か心筋梗塞か…ま、俺は専門家じゃないから詳しくは分からんがそんなとこだろう」

千早「なんで…なんで死んじゃったのよ!!!」ユサユサ

P「こんな食生活続けてりゃなぁ…」

足元にはポテトチップスの袋が大量に散乱していた

千早「私…あなたの欲しがる物はなんでもあげたじゃない!!」

P「それが良くなかったんだろ…」

千早「お願いだから目を開けて!!」ユサユサユサ

千早は脂肪の塊を揺さぶっている

P「好きなものを腹いっぱい食って死んだんだからちひゃーだって本望だろ?」

千早「そんなことって…」

P「あんまり深く思いつめるなよ、ペットを飼う以上いつか死ぬのはわかってただろ?」

千早「でも…でも…」

P「これに懲りたらペットを育てるときはもっとしっかり教育するんだな…」

千早「ちひゃーーー!!」ユサユサ

しかし脂肪の塊が再び動くことはなかった

P「それじゃ俺は帰るぞ」

千早「どうして死んじゃったの…ちひゃー!!」ユサユサ

P「…」

─Pの家─

あずさ「なにがあったんです?」ムニャムニャ

P「ちひゃーが死んでました」

あずさ「え…」

P「なんとなく予想はついてたんじゃないですか?」

あずさ「まぁ…」

P「明日からの千早が心配ですよ、落ち込んでるだろうなぁ」

あずさ「別な子を貸すとかどうでしょう?」

P「いい考えかもしれませんね!」

あずさ「貴音ちゃんが3匹も飼っていたから一匹分けてもらえないでしょうか?」

P「その辺はいろいろ考えておきますよ!」

あずさ「いろいろ?」

P「アイデアがあるんですよ」

あずさ「さすがはプロデューサーさんですね!」

─次の日・事務所─

千早「おはようございます…」

P「おはよう千早、昨日の事は気にするな」

千早「そんなこと言われても…」

P「いつまでも引きずっててもしょうがないだろ?新しいぷちどるを飼ってみたらどうだ?」

千早「新しい?」

P「ちひゃーの代わりにはならないけどな」ポンッ

ゆきぽ「ぽえ?ぽえ?」キョロキョロ

千早「この子は…ちょっと…」

P「安心しろ、スコップは取り上げておいた。それに普段はおとなしいし、寝てる時間も多いからから飼育も楽だ」

千早「そうなの…ですか?」

P「試しに2~3日飼ってみなよ」

千早「じゃあ…」ナデナデ

ゆきぽ「ぽ?」キョトン

P「駄目だったら連絡くれ、あとそいつはたくあんが大好物だからな!」

千早「わかりました」

P「ちひゃーのように可愛がってやれ」

千早「…」ナデナデ

ゆきぽ「ぽ…ぽえ~♪」テレテレ

P「仲良くやれそうだな」

千早「よろしくね、ゆきぽ」

ゆきぽ「ぽえぽ~♪」ペコリ

Pはおとなしいゆきぽを使って生き物の育て方を教えようとしたが…

千早は同じ過ちを繰り返した

その結果、半年後にゆきぽは死亡した

塩分の過剰摂取による高血圧が原因で脳梗塞を起こしたのだ

おそらく千早はゆきぽの大好きなたくあんを毎食与え続けたのだろう

それに飽きないゆきぽもゆきぽだが…

ゆきぽは大量のたくあんに囲まれて幸せに死ねたのだろうか?

それともたくあんなんていらないからもっと生きたかったのだろうか?

ぷちに性欲があるのかはわからないが、すくなくとも食欲と睡眠欲は満たされていたはずだ…

ならばちひゃーとゆきぽは幸せだったといえるかもしれない

これはぷちどるたちの幸せを綴ったSSである

                ,. ─/\r─、_

     r'⌒ヽ      ,. ´: : : : :.′:./: : : : `ヽ` .
      ヽ 乂   /: : : : : : /:/ヽ,,/´:i : : : : : : : : ` .
          /: : : : : : : /: :/ `¨´ `¨ |: : : : : : : : : : : : :`ヽ

       ○   /イ:. : : : :.:./: :/        l: : : : : : : : : : : : : :.ヽ\
.           /'│:. :.:.:/:/i ̄`ヽ       l___: : : : : : : :. :.: :. :.ヽハ
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            ハ:. :│レ'             ∨:.:. : : : : : : : : : : : .:.:.|:.l
            { iヽ:.| x==ミ       __  \ト、: : : : : : : : .:..:.:.:.l: l
.          /|: V             ──=z、\: : : : : : : : : | |: l___
.        ,. ´ │⊂⊃             ヾ l\: : ∨: :.:.ハハ l     `ヽ
       /     ハ      r‐、        ⊂⊃ |:. :.`ヽハ: :/: j: `l     __ ハ
     {      /: : :\    `              l: : : : : :.y': : : : :.|   ,. ´   ',
     │   /: : : : :.:.>               /: : : :.:.:./: : : : .:.:.|/
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                                 (: : : : \
                               ̄ ̄jノ

HAPPY END

見てる人少なかったね
こうゆう虐待じゃなくてもっとシンプルなのがいい?

今回はゆきぽSSだと思ってこのスレ開いた人を虐待するSSだったからなぁ…
ぷちたちみんな幸せでもお前らが不幸なのは駄目なのか…

今回は十分ぷちどもを幸せにしたつもりなんだが…
これ以上の幸せENDはどこかで見たパターンにしかならないと思うんだよな…

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年02月22日 (日) 23:17:18   ID: KLvKZmJE

ちひゃー大嫌いだけど

この話はちひゃーより千早にイラつく不思議

2 :  SS好きの774さん   2015年10月14日 (水) 11:59:19   ID: cCuvCLck

つーかぷ虐ならぷ虐って前置きかけよ
マイナージャンルの癖に仲間内で受けたから表に出ようとするバカが多すぎ
やってることは基本的に生き物苦手板だってことわかってんのかね

ま、今回はあからさまじゃない分、途中で気づいても読了したけど

3 :  SS好きの774さん   2016年10月08日 (土) 20:15:15   ID: 5KksFgKK

親に虐待でもされたのか?

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