穂乃果「……よしっ！」

ことり「ほのかちゃん？」

海未「どうしました？」

穂乃果「いこっ！！」

海未「……？」

ことり「どこにー？」

穂乃果「ききにいくの！」ﾀﾞｯ

海未「あっ……ほのか…！」

ことり「あー、まってまってー」

―音ノ木幼稚園職員室―

ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ！

穂乃果「ほのかが！」

海未「こらっ、ほのか！ちゃんとノックを！」

ことり「おじゃましまーす」

絵里「いらっしゃい。三人ともどうしたのー？」

穂乃果「えりちゃんせんせー♪」ﾀﾞｷｯ

ことり「あー、ことりもー」ﾀﾞｷｯ

絵里「何ー？また抱きつきにきただけ？」

海未「ほのかが ききにいくって」

絵里「……聞く？」

穂乃果「あっ！そーだった！！」

穂乃果「あかは とまれ」

絵里「そうね、赤は止まれよ」

穂乃果「あおは すすめ」

絵里「ちゃんと右左を確認してからねー」

穂乃果「なんでー？」

絵里「……そう来たか」

海未「ほのか、それはきまりごとです」

絵里「そうね。約束ごとよー」

穂乃果「あっ！ちがうの！」

ことり「ちがうー？」

穂乃果「あかしんごうはあかい」

絵里「あー……そっちか」

海未「そっちー？」

ことり「どっちー？」

絵里「つまりね。穂乃果さんが言いたいのは青信号が…」

穂乃果「みどりいろだよー？」

海未「……」

ことり「ホントだー」

絵里「青信号は緑色ねー」

穂乃果「なんでみどり なのに あお なのー？」

海未「たしかに……みどりいろです」

穂乃果「えりちゃんせんせー、なんでー？」ﾕｻﾕｻ

絵里「えっとねー」

穂乃果「うんうん！」

絵里「昔の人は青と緑を区別してなかったの」

ことり「あおとみどり」

穂乃果「くべつー？」

絵里「要は昔の人にとって青と緑は同じ色だったの」

穂乃果「えー？」

ことり「ちがうよー」

絵里「そうよねー……難しいなー」

どうでもいいけど海未ちゃんって小さい頃は敬語ではなく普通に喋ってなかった

海未「じゃあ、せんせー。みどりはなかったんですか？」

絵里「えーと……それはどうなんだろう………？」

穂乃果「むかしのひとは へんだねー」

ことり「へんだねー」

絵里「んー……」

海未「ふしぎです……」

穂乃果「あーっ！！」

ことり「どーしたのー？」

穂乃果「りんちゃんたち、おにごっこしてるっ！」

ことり「ホントだー」

穂乃果「いかなきゃ！」

ことり「おー♪」

>>16
敬語と日常会話が入り乱れてるみたいなしゃべり方を意識させてる
まだ敬語を使いこなせてないみたいなイメージで

絵里「むー……気になってきた」

海未「……」

絵里「あれ？海未さんは行かなくていいの？」

海未「なんでなのか きになって」

絵里「当の穂乃果さんはもう忘れてそうだけどねー」

海未「えりせんせー。わかったらおしえてー？」

絵里「もちろん。ちゃんと調べておくわ！」

海未「おねがいします」

絵里「任せなさい！」

希「なー。にこっちせんせー」

にこ「何ー？」

希「なんで あおしんごうはみどりなん？」

にこ「……え？」

希「やからー。なんであおいのに みどりいろなん？」

真姫「……あかはあか」

にこ「むー……難しい質問だねー」

希「なー。なんでなーん？」ﾕｻﾕｻ

真姫「……なんでー？」

NHKなにやってん、これ

にこ「緑だって青だって似たようなもんだからだよ！」

希「えー？」

真姫「…にてない」

にこ「なにさなにさー！」

希「なー、まきちゃん。えりちせんせーんとこに ききにいこー」

真姫「さんせー」

にこ「何だとー！にこが信じられないかー！？」

希「わー！にげろー！！」

真姫「にげろー」

にこ「こらー！」

凛「かよちんせんせっ！はやくー！」

花陽「待って、凛ちゃん！」

凛「ネコさん、いっちゃうよー」

花陽「だからー。凛ちゃんは猫アレルギーだからダメよー」

凛「えー！でもでもー！！」


「おーい！りんちゃーん！」


凛「あー！ほのかちゃーん！」

穂乃果「ほのかもおにごっこー♪」

ことり「ことりもー♪」

凛「おにごっこしてないよー？」

穂乃果「じゃあなにしてるのー？」

凛「あのねっ！いまからネコさんとあそぶの！」

ことり「ねこー！？」

花陽「凛ちゃんはダメだって言ってるでしょー？」

凛「えー！？なんでー！！？」

穂乃果「ネコどこー？」ｷｮﾛｷｮﾛ

ことり「ネコさん♪ネコさん♪」


めでたしめでたし

昨日今日でピアノはやったしネタがない

さらに明日は早いからさ
あんまり夜更かしするとね


ネタくれさい