【咲SS】 京太郎「鹿児島で巫女さん!」 「14スレ」【安価】 (992)

前スレ
【咲SS】 京太郎「鹿児島で巫女さん!」 初美「13スレ目、幸せでした……」【安価】

・このスレは咲-saki-の須賀京太郎が鹿児島でほのぼのするスレです。

・稀に狂気度判定とかがありますが頑張って成功させよう! 最近は平和になったからありません。

・ヒロインは鹿児島の巫女さん軍団ですが、裏ルートに入れば……? サブヒロインはモモと衣、姉帯さん、良子さんが確定です。
 照はある種、真ヒロインです。だけど、メインは巫女さんです。

・稀に情報をゲットしたりしますが、展開に関わるから覚えておいて損はないよー。しかし、俺は忘れかけている。

・選択肢でゾロ目判定と書かれているのは注意。ルールは単純、偶数の場合は狂気度が二倍。奇数の場合は好感度が二倍。
 天国と地獄だからきっちり取ってな。しかし、俺は忘れかけている。もうどっちも狂気度二倍でいいですかね。

・狂気度が上がり過ぎるとカニバリズムHAPPYEND。

・他作品ネタがパロディで出る可能性もあるからわからんかったら聞いてな。優しく返答するよー。

・好感度と死亡率はコインの裏表。大丈夫、死ぬ時は一瞬だから。

・ルートは安価次第でよく変わります。

・どんなメインキャラであろうとさっくり死ぬ時があります。死んだ方が幸せってあるよね。
 そろそろ一人……。

・ヒロインの病み度が上がり始めました、最近は平和です。

・京太郎が甘くなり始めました。おれはしょうきにもどった!

・糖分補給が必要な時は言いましょう。ただし、補給されるかどうかはわかりません。

・そろそろ狂気成分が足りないよね。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1356616177

京太郎(いやいやいや。タッチは良くない)

京太郎(一時の煩悩に身を任せて動くのは損)

京太郎(だから、ここは思うままに視姦する!)

京太郎(偶には裸もいいよね!)

初美「うにゅう」

京太郎「ふぅ……これでおもちがあったら死んでいた」

京太郎(それでも、十分にそそられるこの体、すごい!)

京太郎(あー、はっちゃんのぬくもりが−!)

京太郎(しかし、俺だって普通の男子高校生なんだ。こういうことをしてるとヤバいって思わないのか!)

京太郎(息子の環境に悪いわ!)

京太郎(なんもかんも俺に彼女が出来ないのが悪い! 彼女がいたら俺も自制できるんだ!)

↓3
コンマ30以下で誰か入ってきます。
入ってくるキャラに希望があれば書いてください。
30以上ならばはっちゃんの好感度が上がってこのイベントは終了です。

京太郎(ぐへへへ……)

良子「京太郎、開けるぞ。石戸達が起こしてこい……と」

京太郎「」

京太郎(さて、もう一度この状況を整理しよう)

京太郎(裸のはっちゃんとそれを抱きしめている感じの俺。俺の服装はちょっと乱れている)

京太郎(どう考えても)

良子「」

京太郎(誤解されるよなあ)

良子「な、なななな」

京太郎「こ、これは違うんです!」

良子「何が違うんだ……? わ、私やはるるというものがありながら!」

京太郎(誤解だって言っても解けそうにないし。かといって、はっちゃんを起こしてもややこしくなる可能性大だし!)

京太郎(どーすんの、どーすんの、俺!?)

↓4
自由安価。
なんか説得力ある言い訳か行動。
決して、俺が考えるの面倒くさいってわけではない。

京太郎(よし、起こそう! はっちゃんなら信じれる!)

京太郎「はっちゃん! はっちゃーーーー!!!」

初美「うひゃえええええええええええ!」

初美「な、なんですかーー! 耳元で声を上げないでくださいーーー!」

京太郎「それよりも! どうして裸なんですか(すっとぼけ)」

初美「ふぇ?」

京太郎「俺が起きたらはっちゃんが裸で寝ていて……びっくりしたんですよ(真顔)」

初美「そ、そんな……京太郎のエッチ……!」

京太郎「エッチじゃないです! いい加減、服着てください(真顔)」

良子「お前達は何をイチャイチャと……!」

京太郎「良子さん違うんです! はっちゃん、説明お願いします!」

初美「説明も何も見たまんまですよー?」

良子「」

京太郎(きょええええええええええええええええっっ!? それ一番だめじゃねーーかよおおお!)

良子「そういえば、何だかイカ臭」

京太郎「さーーーて! 起きよう! いい朝だなー!」

京太郎「良子さん、今日もお綺麗で何よりですね、いやっふー−!」

京太郎(とりあえず、無理矢理誤魔化す!)

京太郎(勢いで何とかすれば完璧!)

初美「……私には綺麗だって言ってくれないんですかー」ズズイッ

京太郎「……服を着てください」

初美「そんなことはどうでもいいんですよー!」

京太郎「よくないですよ!」

良子「き、ききれいって……? 傭兵だのイタコだの言われ続けてきた私が綺麗なんて」イヤンイヤン

京太郎(よし、こっちは抑えた! 後は、はっちゃんを説得するだけだ!)

京太郎「はっちゃんにははっちゃんの良さがあるんです。いいこいいこ」ナデナデ

初美「そ、そうですかー。うひゅひゅ」ニコニコ

京太郎(ちょろい!)

京太郎「ということなんで、服を着てくださいねー」

初美「えー」

京太郎「……霞さん達ははっちゃんにどんな教育を施したんだ」


【薄墨初美、戒能良子の好感度が上がりました。奇数ゾロ目の恩恵で平穏に終わります】



【はっちゃんルーム】

京太郎「へ? 今日は全員でかけるんですか?」

霞「ええ、そうなの。京君も知っての通り、私達は麻雀の全国大会に出場するの」

春「その、手続とか色々あって」

巴「高校の方に出向かないといけないんですよね」

良子「その付添役で私が来た訳」

初美「姫松の方には行かなくていいですかー」

良子「それについてはノーサンキュー。代行さんが何とかすると思うから」

巴「そうなんですか。代行さんとは知り合いで?」

良子「まあそんな所。機会があれば会うかもしれないね」

京太郎「それで、俺はここで仕事ですか?」

小蒔「そのことなんですけど、京太郎さんには申し訳ないんですが……私達と一緒に来て欲しいんです」

京太郎「は?」

霞「男手が欲しいのよねー。ほら、私達は女の子だから」

京太郎「霞さんだけは女の子というよりはおかあ」ゴキュッ

霞「うふふ」

京太郎「」

初美「ああ!? 京太郎の口からなにか抜けてますー!」

春「このままだと死ぬね」ボリボリ

巴「早く霊魂を戻さないと!」

京太郎「危うく死にかけたんですが!」

初美「霞も女の子ですからねー」

霞「はっちゃんはいいこね〜」

春「…………若作り」ボソッ

霞「ん?」

春「何でもない。黒糖が美味しい」ボリボリ

京太郎「まあ、仕事についてはわかりました。ですけど、永水って確か女子高ですよね?
    俺は入れないんじゃ……」

巴「そこが問題ですよね」

小蒔「どうしましょうか……」

初美「さすがにこのままだと無理そうですよー」

良子「私の付き人って設定はどうかな?」

霞「それで入れなかったら困るわよー」

春「……困った」

ハギヨシ「そんな時は私にお任せください」シュタッ

京太郎「げえっ、ハギヨシさん!」

ハギヨシ「ふふふ、ちょっとした所用で来てみれば困っているようなので助太刀を」

京太郎「まあ、困ってるといえば困ってるんですけど」

ハギヨシ「友人が困ってるのを見過ごすことはできません。私も力になりましょう」

京太郎「さすが、ハギヨシさん!」

京太郎「ということは何かあるんですね」

ハギヨシ「ええ。まず一つ目はこれです」ババーン

霞「……何だか嫌な効果音ね」

ハギヨシ「執事服です。これを着ることで格式ある人との錯覚を生み出せるのでは?」

京太郎「確かに……何かすっげーいいとこの青年風になれそうだ」

ハギヨシ「今ならシルクハットとステッキもつけましょう」

京太郎「何処の英国紳士ですか」

ハギヨシ「二つ目はこれです!」

巴「これは、永水の制服とウイッグ!」

京太郎「……まさか」

ハギヨシ「ええ、女装です」

京太郎「みなまで聞きませんよ」

ハギヨシ「女装をしたら無事にくぐれるのではないかと」

京太郎「それは無理でしょう……」

ハギヨシ「三つ目はこれです」

京太郎「……すいません、これは」

ハギヨシ「麻酔銃です。サブマシンガンもありますよ?」

京太郎「これで校内にいる人達を撃つってことですよね?」

ハギヨシ「ご安心ください、死体は回収しますから」

京太郎「死体とか言わないでください! 撃てませんってば!」

ハギヨシ「ですが、これは麻酔銃なんで遠慮なく撃てますよ?」

京太郎「どっちにしろダメですよ! 危険すぎますって」

ハギヨシ「さあ、どれにしますか」

京太郎「どれも嫌なんですけどねぇ……」

↓2〜6
1執事服
2女装
3撃ち殺す。今こそ須賀流の出番……!

京太郎「執事服を着ます」

ハギヨシ「おや……校内撃滅大作戦ではないのですか?」

京太郎「当たり前ですよ。第一、そんなことやったらさすがにヤバいですって!」

ハギヨシ「仕方がないですね……それじゃあ執事服を用意したんで着替えてきてください」

京太郎「わかりました……」


【京ちゃんのお着替えシーンは妄想で補ってください。
 執事服バージョンの京ちゃん画像は探したらあると思うよ】


京太郎「これで、どうですか?」

ハギヨシ「ええ。なかなかの仕上がりです。元の素材がいいということもあるんですが」

京太郎「からかわないでくださいよ。そんなイケてるもんじゃないですってば」

ハギヨシ「ははは、ご謙遜を」

霞「……アリね」

初美「ありですよー、思っていたより破壊力ありますよー」

春「いける、これはいける」

小蒔「何がですか? でもすっごくかっこいいですね! 王子様みたいです!}

巴「逆にこれで学校行ったら騒がれるんじゃないんですかね……」

霞「いや、これでいきましょう。はっちゃん、カメラ探してくるわよ」

初美「ガッテンでーす!」

春「私もとりに行ってくる」

小蒔「へ? へ?」

巴「全くもう……」

良子「……」カシャカシャッ

巴「さっきから黙ってるなと思ってたらもうですか!」

良子「貴重だからね。うん、他意はないよ?」

巴「ありありですよね……はぁ……」







執事服ならではの京太郎とのイベント短編を幾つか書きます。
本編と連動するかしないかは安価次第。キャラは現場にいる中で。
まあ、お遊びみたいなものです。
↓2〜3

50把握。書いていく。

51さんは内容に希望があるなら書いてもいいんやで(ニッコリ
俺の好みに沿ったやつでもいいんならそのままでいいけど。


【お姫様の執事】

小蒔「京太郎さん」

京太郎「どうかなさいましたか、お姫様」

小蒔「お姫様って……京太郎さん、どうかしたんですか?」

京太郎「いえ、せっかくの衣装ですしね。執事になりきってみようと」

小蒔「そうなんですか……」

京太郎「まあ、付け焼刃の見習い風情ですが。お世話させて頂きます」

小蒔「だ、大丈夫ですよっ」フンス

京太郎「いえ、お姫様の身の回りの世話をするのが執事の役目ですから」

小蒔「そ、そうなんですか」

京太郎「ええ、なんなりとお申し付けください」

小蒔「それじゃあ、ですね……」

京太郎「はい」

小蒔「手を握ってくれませんか?」カアアッ

京太郎「畏まりました。では、お手を」

小蒔「ご、ごめんなさい。こんなつまらないことで」ギュッ

京太郎「そのようなことをおっしゃらないでください。私は……俺は……」

京太郎「お姫様の笑顔こそが最上なのですから」

小蒔「……京太郎さん、ずるいです」

小蒔「そんな事言われたら……照れちゃうじゃないですか」

京太郎「存分にどうぞ。可愛らしいお姫様。傅いて、手を取ります。
    執事ですから、ええ」

小蒔「えへへ……京太郎さん」

京太郎「はい」

小蒔「もう一つ、お願い。いいですか?」

京太郎「どうぞ。私にできることであれば」

小蒔「……キス、してください。京太郎さん」

京太郎「……よろしいのですか」

小蒔「女の子に聞くのは反則ですよ?」

京太郎「では、失礼を」

小蒔「んっ……」

京太郎「…………」

小蒔「…………嬉しいです。いつか、こうなればいいなって夢を見ていました」

京太郎「……はい」

小蒔「あの、ですね……京太郎さん!」

小蒔「ずっと。ずっと! 私だけの執事でいてくれませんか!」

小蒔「貴方と共に、歩ませてくれませんか。ダメでしょうか……?」

京太郎「……よろしいのですか?」

小蒔「はい! それと、いつまでもその口調はやめてくださいっ! 恥ずかしくて、その、ですね」

京太郎「ははは。お姫様の可愛らしい姿を見れるならずっと続けてみてもいいかもしれませんね」

小蒔「そんなっ! 京太郎さんは、意地悪です……」

京太郎「お姫様をからかうのも執事の特権です」

小蒔「そんな特権ないですから。全く……きゃっ」ダキヨセッ

京太郎「ずっと、一緒ですよ?」

小蒔「……はい」

京太郎「例え、どんなことがあろうとも。俺は、お姫様……小蒔さんの近くにいますから」

小蒔「そうじゃなきゃいやです」ツーン

京太郎「拗ねた顔も可愛いですね。だから——」

小蒔「むぅっ」

京太郎「いつまでも、つながっていたいと思ってしまうんですよ」

小蒔「私も、私だって……そうですよ?」

京太郎「おそろいですね、俺達」

小蒔「はい……これからは苗字もお揃いですよ!」

京太郎「ははは……さてと」





「永遠の愛を誓います、お姫様。死がふたりを分かつまで、貴方のお側にいさせてもらいます」

「こちらこそ……お願いします。…………大好きです、京太郎さん」





【お姫様“だけ”の執事】 HAPPYEND

【悲報】俺選手、自分で書いてて死にたくなる。
選択肢を間違えなければこんな感じの終わり方になります。こんな終わり方よりもヤク漬けやカニバの方がいいよね!
はっちゃんを書く気力を根こそぎ吸い取られたんでセーブさせてください!

次回は、小さなお姫様のターンです。余裕があったら短編だけ落としに夕方来るかもしれねーけど。
多分、そんな暇はないだろうなあ。
さっさところたんと添い遂げもかかんといけんしね。

年末忙しすぎワロエナイ。
早く寝なくちゃいけないんで、はっちゃん短編だけ投下するデー。
狂気度一切なしにしたから許してください!

初美「それにしても京太郎ー」

京太郎「何か御用でしょうか、お嬢様」

初美「うっ……その丁寧口調はやめてくださいよー」

京太郎「まあ、この服装をしてるんで。口調もしっかりしといた方がらしいですし」

初美「別に、学校にはまだ行かないんですよー? 普段通りでいいじゃないですかー」プンスカ

京太郎「そういうわけにもいきませんって。もし、外でボロが出たらどうするんです?」

初美「それは……」

京太郎「そういうことです。それよりも」ズズイッ

初美「な、なんですかー」

京太郎「その服装はなんですか! 全く、露出が多すぎます!」

初美「い、いいんですよー! これはこれで!」

京太郎「ダメです。淑女たるものきちんとした格好をしないと」

初美「う、うう……」

京太郎「そうやって泣き真似をしても通用しませんよ」

初美「ちっ……というか、京太郎を誘惑するためですよー、これはー!」

京太郎「もっと成長してから出直してください」

初美「ひどいです!?」

京太郎「はいはい、着替えましょうねー」ズルズル

初美「いーやーでーすー」

初美「殺生ですよー……」シクシク

京太郎「制服に着替えただけじゃないですか……」

初美「無理矢理脱がされて着せられたですよー……お嫁にいけません」

京太郎「いつまでも着替えないからです。小さなお姫様のお世話は大変です……」

初美「む、それはどういう」ズルッ

初美「ひゃっ!?」

京太郎「おっと」ポスン

初美「ふぇ、痛く、ないです」

京太郎「お怪我はございませんか、お嬢様?」ニヤッ

初美「〜〜〜〜〜〜!?」カアアアアアッ

京太郎「私、須賀京太郎。お嬢様に仕える執事ですので。
    貴方の可愛らしい身体には傷ひとつつけません」ニッコリ

初美「はうっ! は、反則ですよー……」

京太郎「何がですか? 特段におかしいことをした覚えはありませんけど?」キョトン

初美「そういうことじゃなくて! その立ち振舞いといい! 色々とですねー……!」

京太郎「???」

初美(それに、抱きしめられた感触が暖かくて……気持よくて……)

初美(顔がにやけてしまうじゃないですかー!)

京太郎「ああ、すいません。いつまでも抱きしめてちゃ悪いですね」

初美「……構いません」

京太郎「え?」

初美「その、もうちょっとだけ……ぎゅってしてください」カアアッ

京太郎「畏まりました、お嬢様」ニコッ

初美(えへ、えへへ……)



カン!

やっぱり、血と贓物に濡らさないと駄目だね(ゲッソリ
セーブセーブ。明日の投下は不明。

年末なのに家にいるっておかしいと思います。
どうせ人はいないだろうけど投下、始めるデー。
人が少ない今日は安価狙い放題やデー。

京太郎「家を出たぞ!」

京太郎「さてと、道中誰と話そうか」

↓4
巫女五人組の中で名前明記。
ゾロ目だと……。

小蒔「……」ウズウズ

京太郎「……?」

小蒔「……」ソワソワ

小蒔「……」チラチラ

京太郎「えっと」

小蒔「ひゃい!!」

京太郎「どうしたんですか、そんなにそわそわして」

小蒔「えっと、ですね……その」

京太郎「なにか、俺に至らないことでもありましたか?」

小蒔「そうじゃないんです! ただ、ちょっと緊張しちゃって」

小蒔「いつもと違う雰囲気の京太郎さんを見てたら……近寄りがたくて」

京太郎「はは、そんなことですか」

京太郎「どんな服装でも俺は俺ですよ?」

京太郎「ね?」

小蒔「本当ですか……」

京太郎「ま、保証はできませんけど」

京太郎「少なくとも、今の俺は俺です」

小蒔「……はい」

京太郎「だから、そんな悲しそうな顔しないでくださいよ」

小蒔「そ、それじゃあ……」

京太郎「俺にできることならまあ、何でも。ははっ、これは言いすぎですね」

小蒔「約束してください。いつまでも、ずっと。忘れないでください」

小蒔「私達と過ごした日々を。今の京太郎さんが浮かべてる笑顔を」

京太郎「……はい」

小蒔「ごめんなさい、こんな雰囲気嫌ですよね?」

京太郎「そんなことないっすよ。今、この瞬間。俺はすっげー楽しいんですから」

京太郎「だから、小蒔さん」

京太郎「今を楽しみましょう」

小蒔「はい!」



【神代小蒔の好感度が上がりました】

【永水女子高校】

京太郎「到着しましたね」

霞「ええ。用事はこの先よ」

京太郎「俺、大丈夫なんですかねぇ……」

春「私の服の中に隠れながら」ボカッ

初美「あほなこといってるんじゃないですよー!」

春「それなりに本気だったんだけど」

巴「大丈夫なのかしら、こんな調子で……」

小蒔「大丈夫ですよ!」

↓4
京太郎に対して、永水女子生徒はどのような印象を抱くか?
(自由安価)

モブ女子1「ちょっとちょっと」

モブ女子2「暴れんなよ……暴れんな……」

モブ女子3「あら^〜いいですわね〜」

モブ女子4「私自身、あのお方に求婚する喜びはあった」

ザワザワ

京太郎「……すいません」

霞「……なにかしら」

京太郎「もっと、男なんて穢らわしいわ! 的な反応を予想してたんですけど」

初美「……女子高ですからねー。出会いなんて無いですからねー」

春「そんな所に颯爽と現れた執事の青年。いける」

京太郎「わけがわからないよ」

ザワザワザワ

モブ女子5「ちょ、押さないでよっ! きゃっ」トテッ

京太郎「おっと」シュタッ

モブ女子5「い、痛くない……」

京太郎「大丈夫ですか、お嬢様」

モブ女子5「は、はい!」

京太郎「それはよかった」ニコッ

モブ女子5「」キューン

京太郎「それでは、用事があるので。行きましょうか、皆さん」

霞「…………タラシだわ」

春「やっぱり連れてこないほうがよかった」

初美「余計なことをしちゃったのですよー」

巴「……はぁ」

小蒔「???」

【部室】

霞「部室よ!」ババーン

京太郎「…………汚いですね」

巴「まあ、家で掃除をしているのに学校でも掃除なんてイヤだーって皆が……」

春「めんどくさい」

初美「かったるい」

霞「小蒔ちゃんにやらせたらものを壊しちゃうかもしれないのよねー」

巴「私だけがやるのも疲れますし」

小蒔「え、えっと……」オロオロ

京太郎「思ったよりしんどそうだなあ……」

↓4
コンマ60以上で成功。

京太郎「……無理に決まってるでしょう、こんなの!」

霞「だと思ったわ……」

春「それでも頑張った方。前よりは格段に綺麗になった」

初美「これでまた汚せますよー!」

京太郎「」ギロッ

初美「はうっ」

巴「ともかく。ご飯を食べてたら終わりません。引き続き、掃除と片づけを行えば終わるでしょう」

小蒔「頑張りますっ」フンス

京太郎「俺は頑張りたくないんですけどねぇ」

↓3
コンマ50以上で成功。


京太郎「お、終わったー!」

霞「……もうへとへとね」

初美「普段から掃除をしていればこんなことにはならなかったんですよー!」

巴「全く……もう」

春「黒糖美味しい」ボリボリ

京太郎「うーん、このゴーイングマイウェイっぷり」

小蒔「お疲れ様です、京太郎さん」

京太郎「明日は筋肉痛になるんじゃないんでしょうか……」

霞「そうねぇ。明日の仕事はなしにしたいくらい」

春「それができたら苦労はしない」

京太郎「とりあえず、帰りましょう。お腹が空いて……」

春「早く帰って寝たい」

成功ボーナス
↓3フリートーク
人物明記。話題で希望があれば適当に。

霞「お疲れ様、京君」

京太郎「本当に、ですよ。すっごく大変だったんですから」

霞「……」プイッ

京太郎「目をそらさないでください」

霞「うふふ」

京太郎「笑ってごまかしても駄目ですよ?」

霞「ごめんなさいね。仕事とはいえ、京君には負担でしょう?」

京太郎「もう、そんなこと言われたら……」

霞「あら、この言い方は卑怯だったかしら?」

京太郎「はい」キッパリ

霞「……今度埋め合わせをするから、ね?」

京太郎「約束ですよ?」

霞「ええ。今度、美味しい茶屋にでも行きましょう。ごちそうするわ」

霞(自然な感じでデートに誘う! 鉄則ね!)

京太郎「それは楽しみっすねぇ! 霞さんおすすめのところなら期待できそうです!」

霞(やったわ!)





京太郎「ははっ……楽しいなぁ」

京太郎「こんな風に、笑い合って。時々、ばかみたいなことやって」

京太郎「俺、鹿児島に来てよかった。理由はどうであれ、ここに来なければ知り合えなかった」

霞「それは何よりだわ。私達としても、京君と知りあえてよかったって思ってるし」

京太郎「……ええ」

霞「ね、京君」

京太郎「はい」

霞「今、君は幸せ?」

京太郎「……わかんないです」

京太郎「前なら、そう言ってたと思います」

京太郎「でも、今ならハッキリ言えます」

京太郎「俺は——幸せです!」




【石戸霞の好感度が上がりました】






————ハッピーエンドは訪れない。

「しあわせって、なんだっけ」

「まーじゃんって、なんだっけ」

「いきるって、なんだっけ」

「あのとき、かわしたやくそくはなんだっけ」

「くらい、さむい、いたい、しにそうだ」

「ともだちも、かぞくも、」

「なにも、ない」

最終章————籠の島で光子さん。

「だぁれも、いきのこれない」

「たすけて、たすけて」

「かすみさんはしんだ。ともえさんはばらばらになった。はっちゃんはつぶされた。はるるはえぐられた」

「こまきさんは、にえになった」

「あ、あぁ」

「おれは、きっと、まちがえた」

「もう、もどれないくらいに」






【True√の条件を満たしました。誰も彼もが救われる話はありません】




しんだだけ書かれるってことは……生きてるのかもしれないねえ。
五体満足かはしらんけど。
セーブセーブ。
もうほのぼのはたっぷり楽しんだよね?
じゃあ、皆殺ろうか。
ちなルート条件は
誰とも付き合っていない+昔の記憶フラグ+巫女五人組の好感度が一定以上+狂気度一定以下+清澄和解フラグ未達成
+照ネキ来襲+モモ死亡フラグ成立です。

少し、誤解されているので言っておきます。
俺は皆殺しにしたい訳じゃありません。
好きな子達を少しずつ弱らせた上でもっと苦しめたいだけなんです。
それじゃあ、投下はじめまーす。


【朝・自室】

京太郎「……うーん、だるい」

京太郎「まあ、身体は動くし大丈夫だと思うけど」

京太郎(それにしても、早く起きすぎたな……)

京太郎(携帯は……迷惑だろうしやめとこう)

京太郎(きばらしに外にでも出るか)

↓4

1庭
2自室待機
3外をぶらりと散歩
4公園
5神境
6高台

京太郎「……高台に行ってみるか」


【高台】


京太郎(ここからだと街の景色が一望できるなー。今まで夜しか来なかったから新鮮新鮮)

京太郎「……ふぅ。何だか眠くなってくる暖かさだぜ」

京太郎「お前もそう思わないか?」

???「…………」

京太郎「なぁ、咲」

咲「……京ちゃん」

京太郎「こうして二人きりなのは久しぶりか? 
    ははっ、鹿児島で二人きりだなんてもんになるとは思ってなかったけど」

京太郎「それで、せっかく出会えたんだ。色々と話そうじゃねぇか」

京太郎「何でか、前よりも頭がすっきりしていてな。今なら落ち着いて話せる気がするんだよ」

咲「……わかった」

咲「あのね、京ちゃん」

咲「↓4(自由安価)」

京ちゃん!デートだよデート!

咲「京ちゃん!デートだよデート! 」

京太郎「……は?」

咲「…………」

京太郎「………………」

咲「…………えっと」

京太郎「そんな満面の笑みでデートって言われても困るんだけどなぁ」

京太郎「それ以前に、俺とお前はデートする間柄じゃねーから!」

咲「……その、ね。デートをするのと並行して誤解をとこうと」

京太郎「じゃあ、何でそれを先に言わねーんだよ」

咲「ひ、久しぶりにあったから?」

京太郎「質問に質問で返すなよ……まぁ、いいよ。とりあえずそこ座れ」

咲「う、うん」

京太郎「それで、誤解を解くって何のだよ? あんだけのことやっといてよ」

咲「ち、違うんだよ、京ちゃん!」


〜少女、説明中〜


京太郎「つまりだ、あの手加減は俺を気遣った為にやったこと?
    その後のボコられについては関与してねーってか?」

咲「そ、そうだよ……?」

京太郎「あのなぁ……」

京太郎「ざけてんじゃねぇぞ、咲」

(ノ∀`)アチャー

京太郎「俺がいつそんな事頼んだんだよ> つーか言ったよな、本気でやってほしいって」

京太郎「正直言ってすっげーむかつくってレベルじゃねーよ。
    つまりさ、手加減して喜ばせておけばいいやーって思われてたってことじゃん?」

京太郎「そら、ブチ切れるだろうが。今までの練習全否定じゃねーかよ」

京太郎「もう一度、言うぞ。咲」

京太郎「ざけてんじゃねぇぞ、マジで」

京太郎「お前等才能がある奴等の掌くるくる〜って遊んでおいて」

咲「遊んでなんていないよ!」

京太郎「だから言ったじゃねーか、本気でやってくれって。遠慮無くぶちのめしてくれって。
    ぶちのめされる本人様がいいって言ってるんだ、何をためらう必要があるんだよ」

京太郎「……で、優希をたらしこんで八百長やって。
    最終的には悪かったです、仲直りしましょうなんてさ。虫が良すぎるだろ」

京太郎「……まあ、根本的な問題は、俺が弱いから悪いんだろうけど」

咲「ち、ちが」

京太郎「違わねぇよ。確かに、ボコられにお前等が関与してるって疑ったのは悪かった。
    それについては謝る」

京太郎「だが、手加減については別問題だ。そうだろ?」

咲「……うん」

京太郎「…………はー、強くなりてぇわ。こんな思いをしなくてもいいぐらいに」

京太郎「どいつもこいつも才能持ちやがってよ……」

京太郎「うぜー嫉妬みてーなもんだけどさ、腹立つわ」

咲「……」

京太郎「おいおい、何黙ってんだよ。ふんぞり返っていろよ、魔王様。それが強者の義務ってもんじゃね?」

京太郎「天江衣を倒した時みたいに楽しめよ、麻雀。全員蹴散らしてよ」

京太郎「俺のことなんざ振り返ってんじゃねぇ。前だけ向いてやがれ、バーカ」

咲「嫌、だよ……だって京ちゃんは」

京太郎「大切な仲間ってか? 仲間なら手加減オッケーってか?」

京太郎「今から言うのは雑魚の戯言だ。適当に聞いとけよ」

京太郎「人間っつーか……うーんしっくりこねーな……えっとさ」

京太郎「お前等才能が有る奴は見えてねーんだよ。負け続ける辛さっつ−のが」

京太郎「だから、俺は願った。誰よりも強くなりたいって。負けるのが嫌だからな」

京太郎「……それでも、勝てなかった」

京太郎「雑魚は雑魚だ。本物には勝てねーだな、これが」

京太郎「あっはっは、ウケるだろ? 努力なんざ意味をなさねえ。必要なのは一握りの才能、ってな」

京太郎「……住んでる次元がちがうんだよ。俺も、咲も」

京太郎「それを言ってしまうと、この前の巫女さん達もそうだな」

京太郎「本当に強い奴は、何もしなくたって強いんだよ。俺は当然、強くない側な。
    
京太郎「最初から強い奴には、ちまちました練習なんて必要ない。
    ちょいちょいーって頑張ったらあっという間にトップさ」

咲「……違うよ、京ちゃんだってやれば」

京太郎「それは強者の理論だ、弱者には届かねーよ。ほ武道がいい例だ。
    礼に始まり礼に終われって言葉があるよな?
    礼を重視することで精神的な強さに逃げんだよ」

京太郎「ようはさ、強くないと心の底から笑えねーってことだ」


この京太郎には「俺は悪くねぇ!」が似合うと思う

京太郎「それに、意地ってもんがあるの。野郎には」

咲「そんな、意地だなんて……」

京太郎「まあ、わかんねーよな。きっと、お前だけじゃねえ。巫女さん達も咲達も衣さん達も」

京太郎(恥ずかしくて言えねーけどな。青臭いったらありゃしねーよ)

京太郎(女の影でコソコソと雑用やって頑張ってる咲達の解説しとけってか?
    はっ、そんなもん願い下げだ。んな、野郎は死んでいいだろうが)

京太郎(……勝手なもんだ、俺も)

京太郎(だけど、これが……俺なんだ)

京太郎(みみっちくても、笑われても、屑野郎って言われても)

京太郎)(俺は…………俺だ。弱いままなんて、嫌なんだ。男として、お前達よりも前に出て……は言いすぎか)

京太郎(せめて、横に並び立つぐらいまで距離縮めねーと、みっともなくて歩けやしねぇ
    それも、もう無理かもしれねーけど……)

京太郎(いつまでも、俺のことを気にしてんじゃねぇよ。だから——)

京太郎「ハッキリ言っておくぜ、咲」

京太郎「俺は——」


————

超、重要選択肢です。
時間をすこしとりますので住人間で相談するなりしてくださいな。
ストーリーに影響が出るしねー。


1麻雀部には二度と戻らない。
2お前とは仲良くなんて出来ない。
3もうこれっきりだ。二度と会わない。



2ナンダナ

2お前とは仲良くなんて出来ない。

意訳 今の俺にお前たちと仲良くする資格はない

>>199
ここのイッチがそんな優しい選択肢をとってくれるだろうか……

>>202-203
むしろストレートに和解なんて選択肢用意してるわけないだろ!いい加減にしろ!

十分経ったから始めるデーー。


↓3〜9
1麻雀部には二度と戻らない。
2お前とは仲良くなんて出来ない。
3もうこれっきりだ。二度と会わない。

はるるの章だって壊れたものを補修する話だったんだからなんとかなるって

2

>>212-214
奇数ゾロ目やぞ!グッド判定はよ

京太郎「お前とは仲良く出来ない」

京太郎(今の俺に——そんな資格はないんだ、咲)

咲「…………」

咲「いや、だよ」

京太郎「俺のことなんて忘れちまえ。どっかの馬鹿野郎が一人消えるだけなんだからさ」

咲「……やだ」ギュッ

咲「やだ。離れたくない、京ちゃんは」

京太郎「それ以上言うなっ!!!」

京太郎「言わないでくれ……頼むから」

咲「あっ……」

京太郎「しょぼくれた顔してんじゃねーよ……バーカ」

京太郎「最後くらい、笑って別れようぜ?」

咲「そんなのできるわけないじゃん! 京ちゃんのバカっ!」

咲「私、嫌だからね。そんなの!」ダダダッ

京太郎「おい、咲……っ!」

京太郎(……そんなのいや、か)

京太郎(どこでこじれちまったんだろうな、俺達)



【咲フラグ、復活】


咲フラグ!復活!復活!復活!

京太郎「……」

京太郎「はぁ」

京太郎「性急過ぎたかなあ」

京太郎「逆に意地になってるし……失敗したのか、俺」

京太郎「ぐぬぬ……」

↓3
巫女五人組と偶然遭遇します。
名前明記。

京太郎「……」

小蒔「ぐぅ」

京太郎「どうして、玄関で寝てるんですかねぇ」

京太郎「あーもう、服もはだけてるし……」

京太郎(……ちょっと待てよ、俺)

京太郎(小蒔さんはいつもの服の上だけを着ている状態……! 凄くはだけてはっちゃん状態!)

京太郎(見える……見えるぞ! 下も、上も!)

京太郎(このことから導き出されるのは一つ!)

京太郎(小蒔さんは寝る時、下着を付けない!)パンパカパーン

京太郎「……っ」

京太郎「いやーこのままにしておくのはいけないなー」ボウ

京太郎「どこか落ち着いて寝れる場所に移動させないとー」ボウ

京太郎「そうだ、ここからだと俺の部屋が近いなー」ボウ

京太郎「よーし連れてくぞ〜」ボウ

懐かしいww

京太郎「…………連れてきたけどどうしよう」アセタラーリ

小蒔「にゅぅ……」

京太郎(落ち着け、落ち着くんだ須賀京太郎。お父様の了解は得ているんだ、やっちまえ!)

京太郎(駄目だ、須賀京太郎! そんな不義理なことは出来ないよ!)

京太郎「ぐおおおおおおおおっ」ゴロンゴロン

小蒔「うるさいです〜」ギュッ

京太郎「」

京太郎(だ、だだだだだだだー!)

京太郎(足絡ませてきたーーー! 腕を回してきたーー! 胸が俺の腕にダーーーイブ!)

京太郎(超幸せ、ありがとう! ありがとう! 本当に有難うございます!)

小蒔「きょーたろーさん……ずーっと、いっしょですー」ギュギュウ

京太郎「」チーン

京太郎(幸せすぎて死ぬわ、これ)

京太郎(もうこのまま、小蒔さんと——)

カーナーシミーノー

京太郎「うわああ!!!!!!」

小蒔「ひゃわわわっ!」

京太郎「……って、メールかよ!」バンッ

小蒔「メールだったんですか?」

京太郎「ええ、メールだったんです」

小蒔「そうなんですかー」

京太郎「そうなんですよ〜」

小蒔「って、どうして私、京太郎さんの部屋にいるんですか−!」

京太郎「突っ込む所そこなの!? もっと、ありますよね、他にも!」

小蒔「へ? 京太郎さんが近いですね……ちょっと恥ずかしいです」ポヤポヤ

京太郎「え、えー……」

京太郎(抱きついてるとか下着つけてないとかはいいの?



【神代小蒔の好感度が上がりました】


姫様かわいい

京太郎「……疲れた」

小蒔「どうかしましたか?」

京太郎「いえ、何でもないです」

小蒔「そうですか。疲れてたらいつでも言ってくださいね」ニッコー

京太郎(いやあ、癒されるなあ……おもちもあってすばらだし)

京太郎(無防備すぎるから目の毒だけど。というか、勢いで押し倒したくなっちゃうんだよ!)

京太郎(このままだったら持たねえぞ、俺!)

小蒔「それでは、京太郎さん。私はここで」

京太郎「ああ、小蒔さんの部屋はそこでしたね」

小蒔「はい。ちょっと寄っていきますか?」

小蒔「……私としては寄っていって欲しいんですけど」ボソッボソボソッ

京太郎(丸聞こえなんだけどなあ)

京太郎(どうしよう、俺の忍耐力持つかなあ?)

↓3
1部屋にイン!
2他のヒロインに会いに行く!

1

【小蒔の部屋】

京太郎「それじゃあ、おじゃましま〜す」

小蒔「どうぞ、ごゆるりとお過ごしください」ニコッ

京太郎「しかし、不思議な気分ですね。一回も入ったことなかったんで」

小蒔「そういえば……そうでしたね」

京太郎「ですです。あ、それは……」

小蒔「わー、わーーー!」

京太郎「俺が一番最初にあった時、貸した服じゃないですか」

小蒔「ううっ……バレバレでしたか?」

京太郎「そりゃあまあ。もしかして……まだ使ってたりとか?」

小蒔「……はい」

京太郎「前にも確か言ってましたけど、安物ですよ?」

小蒔「違うんです! そういうのは重要ではありません!」

小蒔「京太郎さんとの初めての思い出なんです、これは」

小蒔「だから、その……大切にしておきたいといいますか」

小蒔「コレを着ていると、暖かくていいなーって」

???「暖かいものならほしいな」

京太郎「ぷっ、くく」

小蒔「笑わないでくださいよ!」

京太郎「そんなにも大事にしてもらえるなんて思ってもいなかったんで」

小蒔「う〜」

京太郎「そんな恨めしそうな目で見ないでくださいよ……。
    というかそんなに強く握りしめなくても取りbませんって」

小蒔「本当ですか?」パアアッ

京太郎「う・そ♪」

小蒔「嘘なんですか!?」

京太郎「冗談ですよ、冗談。というか、そこまで気に入ってるなら上げますよ」

京太郎「俺はここで働いてる金がありますし。小蒔さんにはお世話になってるのも含めて」

小蒔「嬉しいです、ありがとうございます!!」ダキツキー

京太郎「ちょ、いきなり抱きつかうわあっ!」ドテン

小蒔「わっ、大丈夫ですか!」

京太郎「だ、大丈夫ですけど……」

京太郎(おいおい、この構図、俺が小蒔さんに押し倒されてるじゃねーかよ!)

京太郎(押し倒す側じゃないの、俺!?)

清澄に渦巻いてる邪気の正体(小声)

いい加減、夜中になりはめたからここいらでセーブ。
最近姫様大逆襲でメインヒロイン待ったなし! になってる、すごい。
懐かしフラグについては俺も出来る限りはメモしてるけど抜けてるかもだからなー。

今の咲さんは可愛さを上げるには1巻の咲ちゃんに戻るべき。
敵としてみたらこの上ないぐらい強キャラでいいんだけどね!

乙ー
咲さんは最近見た目美少女だろ!

ヤンデレスレができたみたいですね。そろそろ、調教スレも立てて欲しいです。
全力で支援するんで誰かお願いできませんかねぇ……。
対魔忍咲とか需要があると思います。
投下はじめるデー。

京太郎「あわわ……」

小蒔「……その、京太郎さん」

京太郎(ど、どうするの! 俺いっちゃう、行っちゃうの!)

↓3

1京太郎、欲に負けて抱きしめる。
2姫様の攻めのターンは終わらないぜ!
3どちらも自重、華麗にスルー。

小蒔「……あ、あれー」グニュッ

京太郎「ファ!?」

小蒔「力が抜けて京太郎さんの胸に飛び込んじゃいました、えへへ」

京太郎「あ、ああのですねねね」

小蒔「し、仕方ないですよね。たまたま、下に京太郎さんがいたんですから」フンモッフッ

京太郎「いや、俺どきますんで!」

小蒔「京太郎さんは、私にのしかかられるの……嫌ですか?」

京太郎「嫌じゃないです!」

小蒔「それじゃあ、このままでいいですねっ」

京太郎(よくなーーーーい! 俺の息子が立っちゃうだろおおおおお!)

京太郎(落ち着け、クールになれ……ここで息子を立てたらろくな事にならない!)

京太郎(こういう時こそ、小蒔父さんの裸を思い出す!)

京太郎(ふふふ、こんなに硬くして……僕にしゃぶってほしいのかい?)

京太郎(ああ、止めてください……! そんな乱暴な……!)

京太郎(そうは言ってもここは、正直だぞ?)

京太郎(…………ああっ!)

小蒔「京太郎さん? どうかしましたか? 顔色がちょっと悪いようですが……」

京太郎「な、何でもないですよ。アハハ……」

京太郎(……それで幸せならちょっといいかもって思ってしまった俺がいるぞ! うああああああああああっっ!?)

京太郎(俺は幸せに飢え過ぎなのではないか……うぐぐぐ)

フニョン

小蒔「京太郎さんの身体はあったかいですね……気持ちのいい体温です」

京太郎「だから、くっつきすぎですって!」

小蒔「駄目でしたか……?」

京太郎「いや、駄目じゃないですけど! ほら、一応体裁がありますし!」

小蒔「京太郎さんは私にとっては大切な人ですよ?」

京太郎「そういう事さらっと言わないでくださいよ……勘違いしちゃったらどうするんです?」

小蒔「???」

京太郎「いや、そんなきょとんとされても」

小蒔「大切な人なら大丈夫ですよね。だから、京太郎さんもぎゅーってしてもいいんですよ」ニコッ

京太郎「……え、遠慮しておきます!」

小蒔「そうですか……」シュン

京太郎(ほんと、純粋だなあ。煩悩にまみれた俺とは大違いだ)

小蒔(京太郎さんの方から抱きしめてほしいのになぁ……)

京太郎「全く。そういうことは年頃の野郎に言ったら駄目なんですよ」メッ

小蒔「……京太郎さんは鈍感すぎます」

京太郎「そんなまさか!」

小蒔「知らないなら知らないでいいです」ツーン



小蒔(京太郎さんを見ていると胸の奥がポカポカするんです)

小蒔(彼が私に差し伸べてくれた手の暖かさが、私には何よりも嬉しくて)

小蒔(……これが、恋なのでしょうか?)

小蒔(もっと。もっと、貴方と触れ合っていたい)

小蒔(私は……京太郎さんのことが、好きなのかもしれません)



【神代小蒔の好感度が上がりました。そろそろ……?】


【廊下】

京太郎「……ふぅ、朝から大変な目にあったぜ」

霞「あら、何のことかしら?」ヒョイッ

京太郎「うわああっ!?」

霞「どうしたの、そんなに驚いて?」

京太郎「後ろから声をかけられたら驚きもしますって……」

霞「そんなものかしらね……あ、それよりも京君」

京太郎「はい、何でしょう?」

↓3

1ちょっと、外に出てお使いをお願いできないかしら?(巫女以外との接触になります)
2……なんでもないわ(いつも通りの仕事パートに進みます)
3自由安価

霞「弘世菫さんを口説きにいって来なさい」

京太郎「は? え、えっ、は?」

霞「言葉の通りよ、白糸台の弘世菫さんを口説くのが今日の仕事よ」

京太郎「そんな仕事があるんですかねぇ……」

霞「知らないわよ! 私だって納得してないわ! 突然、私もそう伝えるようにって言われただけだから!」

霞「これ以上、京君を狙う人が増えたらどうするのよ……」ブツブツ

京太郎「え、えーっと……」

霞「いい、京君! 必要以上に口説くのはやめるのよ!」

霞「適当で! できる限り適当でお願いね!」

京太郎「それは逆に失礼な気が……」

霞「……」プルプル

京太郎「だ、大丈夫ですって! きっと見向きもされませんって!」

京太郎「弘世さんが俺に好意を抱くなんてそりゃあり得ませんよ!」

京太郎「だから、安心して待っていてください」ニコッ

霞「わ、わかったわ……」

京太郎「何なら賭けてもいいですよ。もし、弘世さんがちょっとでも靡いたら高台まで全裸で走ります!」

霞「期待してるわよ?」

京太郎「任せてください!」

アカン京太郎逮捕されてまう

京太郎(というわけで口説くことになったんだけど)

京太郎(照さんに見られるのはまずい。何だか知らないけどまずい)

京太郎(まあ、やるからにはそれなりにやらないとなぁ……)

京太郎(適当にナンパってのは失礼だし)

京太郎(弘世さん綺麗だったしこういうのには慣れてるだろ!)

京太郎(余裕余裕、断られることがわかってる勝負だし気軽に行くかー)

京太郎(高台まで全裸で走るのは嫌だしな!)

↓コンマ判定5(口説き文句集め含む)
ついでなんで、自由に口説き文句を入れてください。
00〜19……間違って他のメンバーに告白
20〜49……ナンパ、白糸台メンバーガン見。
50〜99……とりあえず、バレずにナンパできたぞ!
ゾロ目でちょろいSSS。

京太郎「……チャンスは照さん達と離れた時」

京太郎(バレたら、死……! コークスクリューブローで俺は死ぬ!)

菫「……全く、照達には困ったものだ」

菫「真面目に練習をしないでお菓子ばかり食べて……」ブツブツ

京太郎(チャンス……! 今こそ、俺は! ナンパの鬼になる!)

京太郎「うわったああ!」ドテッ

菫「ん? 確か、君は……」

京太郎「ああ、これはお見苦しい所をお見せしました」

菫「いや、別にそこまでは思っていない……」

京太郎「そうそう。この前は自己紹介も出来ずに申し訳ありません。
    私、須賀京太郎と申します。弘世菫さんでしたか?」

菫「そ、そうだが……」

京太郎「それはよかった。女性の名前を間違えるなど紳士の風上にも置けませんので。
    加えて、貴方のような麗しき方の名を間違えるなど言語道断」

京太郎(よし、この胡散臭い口説き方……! さすがに怪しむだろう!)

京太郎「貴方を一目見た瞬間、私の心はシャープにシュートされました。
    ははは、言い過ぎとは思わないでくださいね? 
    弘世さんほど素敵な人にあったことありません故にこのような言葉を使ってしまうのです」

京太郎(これは嫌われる! こんな軽い言葉、ナンパ慣れの弘世さんなら華麗にスルー!
    高台まで全裸は回避いいいいいい!)

京太郎「その艶やかな黒髪、キリッとした目が素敵です。
    麗しきお姫様。願うことならば、貴方を私の色に染め上げたいくらいに」

京太郎(どうだ、これで! 完璧過ぎて笑いが止まらないぜ!)

菫「……そ、そのだな。と、突然そんなことを言われても困る」カアアッ

菫「私が綺麗とか、お姫様とか……だな。そこまで言われる程、じゃないんだ」プルプル

菫「……こんな言葉、今までかけられたことなかったから……う、嬉しいことは嬉しいんだ」

菫「周りの者は皆、私のことを怖がってるから……」カアアアアッ

京太郎(あるぇー? 何だか、おかしな展開だぞ?)

京太郎(や、ヤバい……凄くヤバいぞ……! この人、ナンパ慣れ全然してねえ!)

京太郎(このままだと、高台まで全裸で疾走するはめに!)

京太郎(起死回生の一手を!)

↓4(選択肢によって展開は変わります)

1愛してる!スミレー!
2貴方の心を撃ち抜いてもよろしいでしょうか?
3お姫様、失礼を(手をとって傅く)。貴方様に、永久の愛を誓いましょう(手の甲にキス)

口を口で塞ぐ+3やってもいいんですか!
ちょろいSSS+しゅらーばが見たいならやりますけど。
やれか、やらないか。
ちょっと、時間おくんでどっちか書いてくださいな。
京ちゃんレベルのイケメンならそらちょろくなるよ。

姫様「……」
霞さん「……」
はるる「……」
はっちゃん「……」

京太郎(……ど、どうにかして嫌われないと!)

京太郎(本当は、使いたくなかったけど……やるしかない)

京太郎(まさか、俺の初めてがこんな形で消えるなんて)

京太郎(グッバイファーストキス。フォーエバーマイ・ピュア・ハーーーーートッ!)

京太郎「お姫様、少々の失礼を」クイッ

菫「あ……ん……」

京太郎「……っ」

京太郎(弘世さんの唇やわらけー……あ、これはヤバいね)

菫「…ぁ……ぅ……っ」

京太郎「…………ふぅ」

菫「え、えっと……」

京太郎「誓いましょう」

菫「あっ……」

京太郎「お姫様に、永久の愛を。願わくば、この身を愛に焦がさせてください」

菫「」ボンッボンッボンッ

京太郎(弘世さんの顔がすげー真っ赤だ……か、可愛いなあ)

京太郎(でも! これだけやれば! 嫌うはず!)

京太郎(グッバイ全裸!)

菫「は、はい……こ、こちらこそ」コクン

京太郎(あ、あるぇーーーーーーーーーーー!!!!)

菫「その、私みたいな無愛想な女でよければ……」

京太郎(アウトアウトオオオオオオオ!!)

デッドになりそうなんですけどそれは

京太郎(おかしい……まさかこんなことになるなんて!)

京太郎(う、初すぎるぞ……!)

菫「こ、こ。これから、よろしく。きょ、京太郎っ」

京太郎「あ、はい……」

京太郎(ひええええええええええ!!!!)

京太郎(だ、誰か助けてくれええええええええ!)

↓3
見てた人。
いなければいないでいい。

DEAD ENDーーーー!
はい、セーブです。
菫さんちょろい。なお、彼女確定ではない模様。
最後にネタばらしやりたいよね(ニッコリ 
そこから責任取ってくれとストーカーになる菫さんでいいよね。

いなければいないでいい、の地雷を回避したにもかかわらず咲さん
うーんこの

おつー
ドッキリにしても悪趣味なんだよなあ……
菫さんは白糸台に帰って、どうぞ

こんばんは。
いよいよ、一周目も佳境に入って参りました。
それでは投下に参ろうかと。

咲「……京ちゃん?」

咲「なに、やってるの?」

京太郎「咲か……」

菫「えっと、何だ。京太郎の知り合いか?」

京太郎「ええ。ちょっとした腐れ縁というやつです」

菫「そうか……よかった」

京太郎「何がです?」

菫「その、だな……ほ、他にも……」

菫「彼女がいるんじゃないかって心配で……」ゴニョゴニョ

京太郎「???」

菫「……〜〜〜〜〜〜っ! そ、そんな目で見るな!」ポコポコ

京太郎「いたっ! 痛いです、菫さん!」

咲「……」イライラ9

京太郎「えっと、だな。この人は——」

↓2〜7

1俺の彼女だ!!!!(一周目菫さんEnd確定。幸せなキスをして終了)
2ちょっと、な。さ、咲には関係ねーだろ!(修羅場ルート確定)
3殺伐とした空気に巫女軍団とテルーが乱入!(DEAD ENDルート確定)

京太郎「俺の彼女だ!!!!」

咲「……嘘、じゃないよね」

京太郎「本気だ。マジのマジだ」ギュッ

菫「ちょ、や……」

京太郎「お姫様の為の王子様ってやつかな。会った時間? 関係ないね、俺は——!」

京太郎「弘世菫を愛している!」

京太郎(可愛いし、綺麗だし。面倒見が良くて甘えられるというか)

京太郎(ともかく! 男京太郎! 自分のやったことに責任は持つ!)

咲「そうなんだ……」

咲(京ちゃんの横に立つのは、私じゃないんだね)

京太郎「咲。信じてくれるか?」

咲「……そこまでいわれたら、信じるしかないよ」

菫「えっと、だな……」

咲「変に気を使わないでください……! 大丈夫ですから!」

咲「京ちゃん……」

京太郎「……なんだ」

咲「幸せに、なってね」ダッ

菫「……いいのか」

京太郎「いいんです。今、一番見るべき人は菫さんなんで」ギュッ

菫「ぁっ」

京太郎「ありふれた言葉かもしれないっすけど。俺、菫さんのことを幸せにしますから」

京太郎「一目惚れみたいなもんで申し訳ないんですけどね」タハハ

菫「そんなことないぞ! わ、私も……嬉しかったし」カアア

京太郎「……菫さん」

菫「何だ?」

京太郎「もう一度、キスしていいですか」

菫「……そういうことを聞くな。馬鹿」

京太郎「……っ」

菫「…………」

京太郎「少しでも、貴方の本当をわかってやれる男でいられるよう、俺頑張りますから」

菫「ああ。だったら、私も京太郎のことこれから、理解していくようにするよ」

京太郎「会って数分だっていうのに、なんつーか……」

菫「そ、それを言うなっ! 全く……私がこうも惚れっぽいとは……照になんて言われるやら」

京太郎「あはは……まあ、照さんなら大丈夫でしょう」

菫「だといいんだが……」

京太郎「しかし、長野と東京か……頑張って東京の大学にいけるようにしないとな」

菫「……勉学には自信がないのか?」ジトー

京太郎「恥ずかしながら……」

菫「なら。私が教えてやる。長期休暇の時はそっちに行けばいい。
  どのみち、私は今年で引退だ。冬はお前の所にいけるさ」

京太郎「大丈夫なんですか? 菫さんも」

菫「いいんだ。少しでも、京太郎と一緒にいたい……それに、もっとお前のことを知りたい」

京太郎「……はい」

菫「こんな惚れっぽい女だけど……お前はいいの……んっ」

京太郎「……そういうことを言う口は塞がないと、ですよね?」

菫「〜〜〜〜〜〜〜!」

京太郎「愛しています、お姫様……なんてね」




【HAPPY END !】


その後、婆ちゃんの体調が良くなって。俺も長野に戻ることになった。

だけど、清澄にはもう戻れる気がしない。あんなことがあったらなぁ……。

親にも相談した結果、俺は——。

「お久しぶりです……菫さん」

「ああ、よくきたな」

なぜか、東京に転校することになっていた。

男京太郎、単身の上京だ。

家は適当な安い所、学校はその……白糸台である。

菫さんの熱心な教育と、俺自身の努力の結果、編入試験に何とか合格したのだ。

「しかし、お前は本当に出来が悪かった。教える側としては大変だったんだぞ?」

「はは……勉強は苦手でして」

いやマジで。勉強はしばらくやりたくない。

そういえば、小蒔さん達から手紙が来たな。

「京太郎さん、げんきでいますか?
母のお仕事を手つだったりしていると、
やけに時間がたつのが早く思えます。
くるしいこともあるけど、
たいせつな思い出をかてに、なんとか
すごしています。
ケガや病気に気をつけて、幸せ
になれるよう、がんばってください。
きっと、いつの日か、またあなたと
であえる日をしんじて。
たくさんのことをありがとうございます、
菫さんとお幸せに。
けど、少しでいいので私達のことを思い出して欲しいなって……。
て、京太郎さんは忘れてたりしませんよね? では、また手紙を出します。」

うーん、小蒔さん達も頑張ってるんだな。

やっぱり……サボってばかりじゃいられないなあ。

「それじゃあ、行くか。お前の家に」

「ええ。エスコートさせて頂きます。お姫様」

「……この、馬鹿」

俺は今——すっごく幸せだ。



【HAPPYEND!(ただし、鹿児島の巫女さん除く)】

阿鼻と叫喚の混声合唱? ネタはあるけどやったらドン引き確定なんでやーらない(ニッコリ
伏線を回収しなかった結果がこれです。投げっぱなしだね!

さてと、一周目は菫さんが見事にかっさらったわけですが。
次回作は多数あります。

1少し戻って二週目(鹿児島スレ)
2初めから。京ちゃんが永水に転校する(設定は同じです。ただ、家描写が学校描写になります)
3咲キャラ調教スレ。ヤンデレスレの調教版って言ってもいい。逆に調教されるのもある。

他にもあるけどまあ、こんなところだろう。
少ししたら集計するから各自考えといてな。
それとも、集計は明日にした方がいいだろうか。
意見クレーな。

イチャイチャスレは他に誰か立てるだろうし、菫さんは白糸スレや腹パンスレで書いてくれたから……。
伏線は一応、それなりに張ってるし、
原作での京ちゃんが「お姫様」って咲に使う理由についてとか苗字が須賀だったりとか
取り込んでやりたいって思ってるんだけどね。
とりあえず、集計しようか。
ちょっと晩御飯作ってくるから1時までってことにしてください。


自分で作る晩御飯は虚しい、はっきりわかんだね。
集計結果、1が一番多かったから1に決定な。
どこまで戻るかは適当に考えておくんや。
すんません、ご飯を食べてまったりしたいので今夜はここでセーブ。
まじすんません。

こんばんは、各スレをめぐってたら自スレを放置してたよ(テヘペロ
マジすいません! 何でもはしませんけど、女の子は可愛く書きますから!

それで、戻る場面だけど。
1咲さん、来襲前。
2菫さん安価前
3ヤンデレスレの如く空気悪いルート決定。

とりあえず、3つ考えたけど他に必要なのあったら言ってくれい。
十二時になったらあんかするよー。


それじゃあ、3のサンプルな。

もうちょい待つわ。

——



「……ぁ」

目が覚めたら、見知らぬ部屋だった。

ちょっと狭い、ワンルーム。窓はカーテンで仕切られ、部屋は薄暗い。

そんな、ありきたりなことを考えながら、石戸霞は目を覚ました。

「ここは、どこかしら……?」

考えても考えてもクエスチョンマーク。

一番新しい記憶を掘り返しても、全くの手がかりにはなりはしない。

ふんふむ、これは困ったわ。

「それに、縛られてるのかしら……?」

手首足首は紐で固く縛られ、霞の身体は天井から吊るされていた.

「手や足に力を入れても紐は解ける気配はないし……跡が残ったらどうしましょう? 
 それ以前に、私はここからどうやって抜け出せばいいのかしら?」

自分が置かれている状況

……もしかして、私は今、ものすごく危ない状況にいるのでは?

これから起こるかもしれない危難に、体が震えたその時。

「やっと、お目覚めですかー」

「は、はっちゃん……?」

「なかなか目が覚めないから心配しましたよー」

ドアを開ける音と共に、部屋にやってきたのは想像もしなかった人物だった。

「ともかく、助かったわ……早くこの紐を……あぐっ」

「いやあ、揉み心地の良い胸ですねー。病みつきになりそうなくらいに」

「ちょ、やぁん! やめっ」

ぐにょぐにょと形を変えていく胸をじっくりと堪能する。

咲さん来襲前は、咲さん鹿児島に来ないで放置。
したがって、テルテルも来ない。平和に見えて問題ブン投げだから裏でどうなるかはお察しください。
まあ、巫女さん達だけを幸せにしたいなら切り捨ててもいいんですよ。
それじゃあ、安価やるデー。

↓2〜10
1咲さん、来襲前。
2菫さん安価前
3ヤンデレスレの如く空気悪いルート決定。
4はっちゃん、告白前

2に決定だね。今回はペナなしです。
いつも、ありがとうございますの意を込めて。
いや、マジで感謝しています。一人ぼっちは寂しいもんな……
それじゃあ、本編です。


——

【廊下】

京太郎「……ふぅ、朝から大変な目にあったぜ」

京太郎(一瞬、俺が幸せになるイメージが浮かんだけど気のせいだろう)

霞「あら、何のことかしら?」ヒョイッ

京太郎「うわああっ!?」

霞「どうしたの、そんなに驚いて?」

京太郎「後ろから声をかけられたら驚きもしますって……」

霞「そんなものかしらね……あ、それよりも京君」

京太郎「はい、何でしょう?」

↓3

1ちょっと、外に出てお使いをお願いできないかしら?(巫女以外との接触になります)
2……なんでもないわ(いつも通りの仕事パートに進みます)
3自由安価(ただし、菫さん関連はNG)

霞「ちょっと倉庫の片付けがしたいから京くん手伝って?」ムネオシツケ

京太郎「……霞さん」

霞「何かしら?」

京太郎「当たってるんですけど」

霞「当ててるのよ、うふふ」

京太郎「うふふじゃないですよ! この家にいる女の人はもっと慎みを持つべきですよ!」

京太郎「いいですか、女性というものは慎みが大事です」

京太郎「そ、そういうアプローチは良くないですよ!」

京太郎「もっと、お淑やかに!」

霞「でもね、京くん」

京太郎「はい?」

霞「裸で私を襲った人がいう言葉ではないわ」

京太郎「」

京太郎「……というわけで倉庫です」

霞「ええ」

京太郎「ところで、霞さん」

霞「今度は何かしら?」

京太郎「俺達はなぜ、自然に手をつないでるんでしょうか?」

霞「んー……何となく?」テヘペロ

京太郎「……」

霞「ちょっと、苦虫を噛み潰したかのような顔はやめてくれないかしら」ギュギュッ

京太郎「ぎゃーーースっっ! 手が、手が痛いっ!」

霞「全くもう……私は乙女なんだからね?」

京太郎「あっ、はい」

霞「……」

京太郎「霞さん、プリティーー!」

霞「ありがとう、京君」ニッコリ

京太郎(……そういうことにしておこう)

京太郎(そういえば、いい機会だし俺の過去についてでも話すかな?)

↓3
1話す
2話さない

京太郎「そういえば……」

京太郎「まだ、話してなかったですね」

京太郎「俺の過去について」



霞「ふんふむ……それが、京君の過去」

京太郎「ええ、情けないったらありゃしないですよ」

霞「そうね。どうして、全部一人で抱え込もうとしたのかしらね」

京太郎「その、なんていうか……」

霞「遠慮、でしょう? 迷惑を掛けたくないって類の」

京太郎「はい」

霞「いい? そういうことは一人で考えちゃだめ」

霞「ちゃんと、話して楽になること。君一人が背負うことじゃないのよ?」

京太郎「わかってますけど……」

霞「まったくもう……あれ、これは何かしら?」

京太郎「あっ……!」

↓4
手にとったもの
1真紅のベヘリット
2オナホール
3キルスレス

京太郎(な、なぜ、こんなところに!)

京太郎(笹倉さなちゃん! 正統派のロリオナホール!)

京太郎(や、やばい……! 何か知らないけどやばい!)

霞「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!」ボンッ

京太郎「か、霞さん?」

霞「こ、ここここ」

京太郎「ちょ、落ち着いてくださいって!」

霞「だ、だって……!}

霞(え、これがここにあるってことは何? 京君の下の……は、恥ずかしいわ……!
  そういうのは段階を踏んでからよ!)

霞(まだ、付き合ってもいないのに速すぎるわ! そ、そりゃあ私は京君のことが好きだけど)

京太郎「えーっと、霞さん?」

霞「ひゃい!」

京太郎「と、とりあえず、それ……おろしましょう」

霞「そ、そうね……」コトッ

京太郎(それにしても、何であったんだろう、笹倉さなちゃん)

京太郎(まあ、犯人は多分あの人だろうけど)

霞「えっと、京君?」

霞「その、こういうのに興味があるの?」


↓3

1そんなことはありません。俺は道具には頼らないですよ!
2笹倉さなちゃんとは幾つもの闘いをくぐり抜けた相棒です。
3赤面しながらも母性本能をくすぐる顔をする。

うーん、この霞さんを落とし隊。
今日はここでセーブ。
そういえば、近々VIPでスレ立てすると思うから
支援ほしさついでこのスレで宣伝するかもしれんけどよろしく頼みます。

こんばんは。
最近は他のスレがぐう畜なんで、このスレが優しい感じですね。
それでははじめるデー

京太郎「……っ」

京太郎(秘技! これぞ年上を落とす赤面顔!)

京太郎(ハギヨシさんが覚えておくと便利ですよ、って教えてくれたんだよなぁ)

京太郎(まあ、効くわけな……)

↓3コンマ判定

00〜30……大失敗
31〜75……可もなく不可もなく(補正によりちょっとキュン)
76〜99……お持ち帰り〜!
※ゾロ目で貞操の危機

霞「……」キュン

京太郎(あるぇー?)

京太郎(おかしい……何かがおかしい!)

霞「うふふ……」ジリジリ

京太郎「えっと、霞さん?」

霞「その、ね。京君の赤面顔が可愛くて思わず抱きつこうだなんて思ってないわよ?」

京太郎「じゃあ何で近寄ってくるんですか? ハアハア荒い息を吐きながら!」

霞「な、何もしないから! ちょっとだけだから!」

京太郎「それはちょっとだけの人が言うセリフじゃないですよ!」

霞「……まあ、多少はね?」ダキツキー

京太郎「ちょ、力が強すぎますって!」

京太郎(つーか胸があたって気持ちいいっていうか!)ヨンダ?

京太郎(呼んでないよ! あーもう! 霞さんは初なのにスキンシップが激しすぎるんだよ)

霞「ん〜、いい抱き心地ねぇ」

京太郎(だ、誰かたすけてーーー!)



【石戸霞の好感度が上がりました。
 過去を話したことで告白ができます】


【霞の部屋】

京太郎「それでなんですけど」

霞「ん?」

京太郎「俺はどうして霞さんの部屋にいるんですかねぇ」

霞「お持ち帰りしたかったから?」

京太郎「俺は物ですか!?」

霞「まあまあまあ。とりあえず、お茶でも入れてくるからちょっと待っててね」

京太郎「仕事はいいんですか……?」

霞「大丈夫よ、一応、倉庫の整理という仕事は終わったのだし」

霞「それじゃ、ちょっと行ってくるわね」ガラッピシャッ

京太郎「行ってしまった……」

京太郎(とりあえず、待っていよう)

京太郎(だけど、暇だしなあ。どうすっかな?)

↓3

1霞さんの巫女服を着る。
2とりあえず、机の上でブレイクダンスをしてみる。(意味はありません) 
3こっそりと持ってきた笹倉さなちゃんを使う。
4鎖で縛られた日記帳があるぞ!

京太郎「な、何だ、これは?」

京太郎(厳重に鎖で縛られてるけど……こ、怖いぞ)

京太郎(でも、読みたい。読んでみたい……)ウズウズ

霞「お待たせ、アイスティーしかなかったけどそれでいいかしら?」

京太郎「ひゃあっ!」

霞「どうかしたの?」

京太郎「いえ、なんでも!」

京太郎(とっさに懐に隠しちまった! だ、出せねぇぞ!)

京太郎(……で、でも内容は気になるしなぁ。うん、仕方ない!)

霞「あ、砂糖入れたけど大丈夫だったかしら」サー

京太郎「あ、はい。大丈夫です」

霞「うふふ……それじゃあ召し上がれ♪」

京太郎「……」ゾクッ

京太郎(何だか寒気がしたけど大丈夫か?)

※寒気がしたので飲みませんでした。


【好感度変動はありません。日記帳を手に入れました!】

京太郎(……さてと、この日記帳を持ってきちまった)

京太郎(今は昼休みだから読めるけど)

京太郎(なんだろう、これを読んだらもう戻れない気がする……)

京太郎(気づかない方がいいっていうか。これを知ったら前みたいにいられない)

京太郎(それだけ、ヤバいものだと思うんだ)

京太郎(どうすっかな……)

↓2〜6(選択肢を間違えると死にます)

1誰かに相談する(人物明記)
2とりあえず、このままにしておこう
3一人で読む

京太郎「……読もう」

京太郎(俺は知らなくちゃいけない)

京太郎(これを読むことで、何かが掴めるなら——!)

京太郎(鎖は……ハギヨシさんからもらったよく切れる忍者刀でっと!)カチャン

京太郎(よし、むりくりだけどほどけた!)

京太郎(さて、読むぞ!)







京太郎「なん、だよ……!」

京太郎「ふざけるなよ、嘘だ……そんな……!」

京太郎(そうだったのかよ! おかしいと思ってたんだよ)

京太郎(それなりにここにいるのに『使用人とほとんど会わない』なんて、おかしいだろ!)

京太郎(逃げないと……! 早く、ここから!)

京太郎(まさか、まさか——!)










ざしゅり。










(小蒔さんが、あぶな、い…………にえ、は……神に、代わる…………)



【DEAD END】

——————。



  クエスチョン、これは黄昏の世界。

        神々の終焉をも越えた。

      今なお紡がれるお伽噺の一ページ。

  人は、変革の薇螺子を挿し込もうと足掻くのか

  人は、仮に宿る記憶を取り戻すのか

  人は、天児の凶気を取り除くことで明日を掴むのか


—————。


アンサー↓2〜6

1変革の薇螺子を挿し込もうと足掻く。
2仮に宿る記憶を取り戻す。
3天児の凶気を取り除くことで明日を掴む。

京太郎「……うあああああああああああああああっっ!!!!」

???「ひゃっ!!!」

京太郎「お、お、おおおお」

京太郎「俺が死んだぁぁあああああ!?」

???「ふぇ……死んじゃいやです京太郎さん!」ギュッ

京太郎「あ、あ……あれ?」

???「嫌ですよぉ……死んだら駄目ですよ……」グスン

京太郎「小蒔、さん?」

小蒔「はい……っ。京太郎さん、突然、倒れて……それで、部屋に運んで……」グスングスン

小蒔「とっても! とっても、心配したんですよ?」

京太郎「そう、だったんですか」

小蒔「もう、死ぬなんて言わないでください! 縁起でもないですから!」メッ

京太郎「あ、はい……」

京太郎(さっきの夢は、何だったんだろう?)

京太郎(うーん、俺が死ぬってのは覚えてるんだけど)

京太郎(大事なことを、忘れてるような……)

↓3

1小蒔さんにいてもらう。
2一人になる。

京太郎「……小蒔さん」

小蒔「はい?」

京太郎「少しだけ。ほんの少しだけでいいんで」

京太郎「手を握っててもらえますか?」

小蒔「……もちろんです」

小蒔「京太郎さんが落ち着くまで、そばにいますから」

京太郎「ありがとうございます……」

小蒔「いえいえ。困った時はお互い様ですから」

京太郎(小蒔さんの手、柔らかくて、温かい)

京太郎(この手は絶対、離さないようにしないとな)

京太郎(……畜生。あったけぇ)



【神代小蒔の好感度が上がりました。好感度ランキング同率一位(巴さん)です】

ちょっと、お風呂休憩です。
三十分後辺りには再開します。
もうこれ、巴さんか、姫様、大穴はるるやん……。

再開します。
一応他のスレよりも告白とか彼女できる時期とか遅らせようとは思ってるけど……。
その間に下位ヒロイン好きな人は頑張ってくださいとしか言えんw

京太郎「……うーん、眩しい」

京太郎(日差しからして昼かなあ)

京太郎(つーことは、倒れたのは朝だったのか……)

京太郎「よいしょっと」

京太郎(そうだ、テレビでもつけるか)ピッ

『長野県……少女……交通事故……意識不明……』

京太郎「…………ニュースを見てもしゃーないか。他の番組でもいれるか」

↓3
看病に来る人物
(巫女五人組)

霞「調子はどうかしら?」」ガラッ

京太郎「霞さん。どうも、迷惑かけてマジすんませんです」ペッコリン

霞「何言ってるの。困った時はこうやって助け合うの」

霞「だから、遠慮なんてしちゃ駄目。いい?」

京太郎「は、はい……」

霞「それじゃあ、おかゆ持ってきたから……その、ね?」

京太郎「自分で食べま」

霞「だーめ。手が震えてる。火傷したらどうするのかしら? 大人しくお姉さんに甘えなさい」

京太郎「なら、お言葉に甘えて」

霞「はい、あーん」

京太郎「んぐんぐ……うまいっすけど。なんか、恥ずかしいっすね」

霞「慣れよ、慣れ。それに今更私達の間で恥ずかしいなんてないでしょう?」

京太郎(さなちゃんの時は恥ずかしがっていたのに……)

霞「それにこうしていると……私達……」チラッ

霞「その、わかるでしょう?」チラッ

京太郎「いえ、全くわからないんですけど」

霞「……やっぱりね。京君に期待した私が馬鹿だったわ」

京太郎「???」

霞(夫婦みたいね……なんて。全然意識されてもいないのに言える訳……)

京太郎「それにしても、何か、暖かくていいですね。こういうのって」

京太郎「なんて言うか、家族っていうか。……夫婦っていうか」ボソッ

霞「……その言葉が出るのが遅いのよ、もう」

京太郎「いや、恥ずかしいじゃないですか」

霞「あら。そんなことないわよ?」ギュッ

京太郎「!?」

霞「こうして、つながっているだけで暖かい。それはとても素晴らしいことだと思うけれど」

京太郎「幸せスパイラルですね!」ババーン

霞「……」

京太郎「いや、そんなしらけた顔しないでくださいよー!!!」

霞「い、いいと思うわ。うん、素敵ね」ニガワライ

京太郎「いや違うんですって! これはとある女の子の素敵な理論なんですって!」



【石戸霞の好感度が上がりました】

モモとは一言も言ってない、だからセーフ。
そして、ふらふらしてきたからセーブ。
たまにははっちゃんとはるるのことも思い出してあげてください……。

こんばんは。ヤンデレスレが永水やね。
あっちのほうが鬼畜で怖い。それに比べてこっちはほのぼの、はっきりわかんだね。
それじゃあ投下始めるでー。
死亡率、殺害率、陵辱率とか対抗して上げるべきなんかなあ。

京太郎「……今日はおとなしくしろって言われたぞ」

京太郎「だけど、ずっと寝てるって暇なんだよなぁ」

↓3
1携帯をいじる
2せっかくなので家を抜け出す
3自由安価

京太郎「やっぱりじっとしていられないな」

京太郎(居候させてもらってる身だし……よっしゃ、取りあえず動くか)

京太郎(断られたら断られたでしゃーない、拝み倒してしまおう)

ブーブー

京太郎「ったく、うるさいなあ。そういえば、最近携帯いじってないなぁ」

京太郎「っと。それよりも、仕事仕事っと」

着信。
——加治木ゆみ。



【廊下】



京太郎「という訳で手伝いに来ました☆」

初美「駄目ですよー☆」

京太郎「……やっぱり?」

初美「はい! 病人はおとなしく寝ているのですよー」

京太郎「いや、何だか落ち着いていられなくて」

京太郎(別の世界線の俺が地雷を踏みまくってるような……)

京太郎(気にしたら負けだよな、うん)

京太郎「オナシャス! 何でもしますから!」

初美「ん? 今なんでもするっていいましたよねー」

京太郎「はい!」

初美「じゃあ、寝てくださいよー。また倒れたらどうするんですかー」

京太郎「その時はその時です」

初美「えー……」

京太郎「という訳で行きましょう」

初美「はぁ……ちょっとだけですよー。後で怒られるのは私なんですからー」

京太郎「はっちゃんはっちゃん」

初美「どうしましたかー」

京太郎「どうして、はっちゃんはそんな服装なんですか?」

初美「京太郎を悩殺するためですよー」

京太郎「全然そそらないですよー」

初美「……」ガシッドスッ

京太郎「痛い! 痛いですって! ちょ、洒落にならない!」

初美「乙女の心は繊細なのですよー? ちょっとでも変なことを言ったらヤンデレレーですよー」

京太郎「えー……」

初美「だから、失礼なことはめっですよー!」

京太郎「やっぱりそそらないのですよー」

初美「……」ガシッドスッガシッドスッ

京太郎「ジョークですって! ちょっとしたジョーク!」

初美「……ひどいですよー、好きでこんな身体になったわけじゃないのにー」

京太郎「それはそれで、どこかの愛好家達が好むんじゃないんですか?」

初美「ノーセンキューですよー!」ダキツキーッ

京太郎「……まな板」

初美「むうううううう!!」

初美「そこまで言うんならいいです! 私の身体を全部見てからそそるそそらないを決めてくださいよー!」バッ

京太郎「ちょ、ここ廊下ですから!!!」

初美「うがーーーーーー!!!」



【薄墨初美の好感度が上がりました】

京太郎「結局、騒いでたら霞さん達に見つかって戻された」

京太郎「……いかんだろ」

京太郎(とりあえず、大人しく寝よう。これ以上、怒られたくはないし)

京太郎(…………ぐぅ)


↓3夢選択

1昔の記憶
2モモ
3————



京太郎「……ここは、」

桃子「久しぶり、っすかね」

京太郎「モモ……?」

桃子「ええ、いつでもどこでも。貴方のいる所に私あり。東横桃子っす」

京太郎「いや、いつでもは怖いだろ……」

桃子「あはは、冗談っすよ、冗談」

京太郎「わーってるよ。それにしても、何だよここ。夢にしちゃあはっきりしすぎじゃないか?」

桃子「フフーフ。それはなんと驚きの! 私達は夢で話せるぐらいに深くつながってるんすよ!」ババーン

京太郎「……何いってんの?」

桃子「冷たっ!」

京太郎「そんなオカルトありえません!」

京太郎「なーんて、前までは言ってたんだろうけど」

桃子「それじゃあ……」

京太郎「信じるよ。ダチだろ、俺達」ニコッ

桃子「……変わってないっすね」

京太郎「そりゃな。あ、そういえば最近」

桃子「ストップっす。それ以上はなしっす」

京太郎「はぁ?」

桃子「全部、知ってるっすよ。京太郎が私の姿が見えなくなったことも」

桃子「……全部、知ってるんすよ」

京太郎「……そっか」

桃子「それで、今日は——お別れを言いにきたっすよ」

桃子「……京太郎は、先輩達以外で初めて出来た友達だったんすよ」

桃子「最初は何だこいつって思ってたっす」

京太郎「そりゃあ態度でわかる」

桃子「そんな私にも京太郎は丁寧にメールを送ってきて……すっごく嬉しかったっすよ」

京太郎「お前、あの時は寝不足になったからな!」

桃子「へへへ、ついつい楽しくなっちゃって……」

京太郎「ったくよ……それよりもお別れって」

桃子「せっかちな男は嫌われるんすよ? 黙って聞いて欲しいっす」

京太郎「はいはい……」

桃子「……それから、京太郎が風邪を引いて、私がお見舞いして」

京太郎「俺がお前を護る、はー、今考えるときざったらしい」

桃子「いいじゃないっすか、私は……すごく嬉しかったし」

京太郎「言ってる俺が恥ずかしいんだよ!」

桃子「でも、私には響いた。誰にも見えない、聴こえない、私を護るって言ってくれて」

桃子「……京太郎は私のこと、友達だとおもってくれてるんすよね?」

京太郎「ああ!」

桃子「でも、私は違うんすよ」

桃子「私は——京太郎のこと、友人じゃなくて……」

桃子「一人の男性として、好き……なんだ」

桃子「……でも、京太郎は違うんすよね?」

京太郎「…………ああ」

モモの生死判定、住人間の相談いる? いらないならこのまま安価いくけど

桃子「〜〜〜〜〜!!! わかってたっす、ええわかってたっすよ!!!」

桃子「でも、言わなくちゃ! 言わなくちゃいけなかった!」

桃子「知って欲しかった、私が好きだってことを! 迎えに来て欲しいって思ってたことを!」

桃子「……伝えたかったんすよ。大好きだって」

桃子「だけど! 無理、なんだよね?」

京太郎「……俺は」

桃子「そういう所で気遣いはいらないっす。惨めになるだけっすよ」

京太郎「だけど、それとさよならがどう関係してるんだよ!」

桃子「……いずれ、わかるっすよ」クルッ

桃子「何で、私が京太郎と話せるのか。全部が不確かで意味わかんねーって感じだけど」

桃子「クルクルと回るコイントス。裏表を知らずに別れるのは嫌だって思った。
   届くのなら、結果を見れるのなら。諦めない」

桃子「その結果が、これっす。見事、玉砕! でしたけど」

京太郎「モモ……」

桃子「行ってください、最後ぐらい、笑って、お別れしたいんすよ」

桃子「起きたら、わかると思うっす。きっと、色々と大変だろうけど」

桃子「がんばっ! っすよー」

京太郎(……俺は)

京太郎(俺は————!)


————

コンマはなし。文章読めば大体の分岐はわかるだろう。

↓(モモの生死判定)



1最後の運命を赦さない。そのお別れを嘘にする。代償は、再び。
2痛みを抱えてでも前に進む。きっと、また逢えるから。代償は、今。

あ、安価は一旦なしで。とりあえず、読むだけーで


↓2〜7(モモの生死判定)



1最後の運命を赦さない。そのお別れを嘘にする。代償は、再び。
2痛みを抱えてでも前に進む。きっと、また逢えるから。代償は、今。

京太郎(……やることは、簡単だよな)

京太郎「ヤダ」

桃子「へ?」

京太郎「何がお別れだよ、ふざけんな」

京太郎「そんなの知ったことかってーの。最後? 縁起でもねーこと言うなよ」

京太郎「確かに、俺はモモの好意を受け取ることは出来ないけど」

京太郎「こんな形で別れるのは嫌だ」

京太郎「な?」

抱きしめる。彼女の華奢な体をぎゅっと、強く。

離さないように、最後なんて嘘にするかのように。

桃子「……無理っすよ」

京太郎「無理じゃねーって。どこまでも強く願えば必ずできる」

想いを貫けばきっと——また、笑える。

どんな形であろうとも、生きてさえいれば。

京太郎「……だから、お別れじゃねーよ。こういう時はな。
    『またな』って言うもんだ」

桃子「……っ、うん」

涙でぐしゃぐしゃにしながらも、笑う。

最後ではないけれど。笑って、言いたいのだ。

桃子「また、ね……!」

京太郎「ああ、またな」

——だって、そうじゃん?

彼は心の中でそっと、呟いた。

京太郎(女の子は笑っている方が可愛いし、見てて嬉しいもんだ)

京太郎「……ふぁ」

京太郎(懐かしい、夢だったな……モモ)

京太郎「さてと、よく寝た寝たーっと」

ブルルルル

京太郎「……もしもし」

ゆみ「須賀君か? 加治木だ」

京太郎「あ、これはどうも。そういえば、履歴にもあったんすけど」

ゆみ「……そのことだが。落ち着いて聞いて欲しい」

京太郎「はぁ」

ゆみ「簡潔に言おうか。モモが事故にあった」

京太郎「ええっ! それで、大丈夫なんですか!!!」

ゆみ「身体には別状はない。ただ……」

ゆみ「記憶を失ってるんだ。君との記憶をすっぽりとね」

京太郎「……そうっすか」

ゆみ「あまり、驚かないね」

京太郎「なぜなんでしょうかね……」

京太郎(あの夢……があるからかな)

京太郎「でも、よかったですよ。身体に怪我がなくて」

ゆみ「……そうだな。そういえば、今は鹿児島にいるのかい?」

京太郎「ええ」

ゆみ「そうか。それならこっちにでも帰ってきた時、うちによるといい。
   一緒にお見舞いに行こう」

京太郎「わかりました」

ゆみ「……大丈夫か? いや、この質問は失礼だったな。忘れてくれ」

京太郎「……そんなに気にしないでくださいよ。俺は、大丈夫っすから」

京太郎「それに、約束しましたから」

京太郎「『またな』って」



————


ヒロインを放置していると自動で脱落します。

京太郎「…………」

京太郎(はぁ、口では強がりを言っておきながら結構くるな……)

京太郎「外の風にでも当たるか……」

↓外にいたのは?

あ、ごめんな。
↓3まあ、一応は誰でもいいけど。巫女さんをそろそろ選ばないと……消えるで?

【神代家・外】

初美「おややー、京太郎じゃないですかー」

京太郎「はっちゃん……」

初美「どうしたんです? しょぼくれた顔をして」

京太郎「そう見えますか」

初美「ええ、はっきりと。おねーさんでよければ話を聞きますよ?」

京太郎「それじゃあ、お願いしましょうか」







初美「……記憶がなくなったですかー」

京太郎「ええ。自分では大丈夫だって思ってたみたいなんすけど」

京太郎「……キツイ、ですね」

京太郎「情けない、また会えるって言ったのは俺なのに」

京太郎「俺が……俺が、こんな弱気でどうする!」

初美「いいじゃないですか、別に」

初美「弱気で何が悪いんです? というか、京太郎に言いましたよね?
   何かあったら私に話してもいいって」

初美「愚痴でも何でもどんとこいなのですよー」

京太郎「……でも」

初美「いいですか」ズイッ

京太郎「ちょ、近いですって!」

初美「これぐらいはしないと、京太郎はわからないからいいのです。
   全く、手がかかる人ですよー」

初美「泣きたい時は泣いていいんです」ダキッ

初美「というか、泣きたい時に泣かなくていつ泣くんですかー!」

初美「胸ならいつでも貸しますから、ね?」

京太郎「すいません、ちょっと借ります……!」

京太郎「……っ、ぁぁ……!」

初美「よしよし、私がいますから。京太郎は一人じゃないですからー」







京太郎「……すんません」

初美「えいっ」ペシッ

京太郎「あいたーーっ!」

初美「そういうのはいいっこなしです。謝られるためにやった訳じゃないんですよ?」

京太郎「それでも、めっちゃ泣いちまったんで服とか身体とか汚しちゃったんで……」

初美「服は洗えばいいです。身体はお風呂に入ればいいです。はい、論破ですよー」

京太郎「……はぁ、ほんと世話になりっぱなしっすよ」

初美「いいってことですよー。」ナデナデ

京太郎「ちょ、いつまでも撫でなくていいですって!」

初美「えー」

京太郎「恥ずかしいんすよ……こういうのって」

初美「木にしたら負けですよー。なでなで〜」

京太郎「ああ、もう! 勝手にしてください!」



【薄墨初美の好感度が上がりました】

やっぱりはっちゃんは人気、はっきりわかんだね。
時間もそれなりだし今日はセーブ。
最近、狂気度判定やってなくてすいませんでした。
今度から忘れないよう努力するので勘弁して下さい!

こんばんは。学生特有のアレにより1〜2週間は更新は厳しいです。
とりあえず何も書かずに帰るのは悲しいので何か一個書きます。
↓3



——どこで、俺達は間違えたのだろう。

ただ一つ、確かなのは。

俺に馬乗りになって包丁を突き立てた巴さんが、泣いていて。

その涙を拭ってやれないまま、死んでしまうことだった。

口が釣り上がって泣き笑いの表情を浮かべる彼女に——。

俺は、手を伸ばしたけど。

「————!!」

届かなかった。拭えなかった。

あの、楽しくもどこか穏やかな日々は二度と戻ってこない。

畜生、と小さくつぶやいて。

そこから先は——ざしゅり。


######


巴「……お待たせ」

春「……」

巴「何のつもりかな? きょーちんの携帯で呼び出しなんてさ。
  しかも、学校の屋上なんて所で何をする気?」

春「…………」

巴「黙ってないで答えてよ」

春「…………病院行った?」

巴「はぁ?」

春「病院、行った? 信頼出来るお医者、行くべき」

巴「何、言ってるか全然わからないよ」

はえーよ(褒め言葉)

春「嘘、だから。お腹に京との赤ちゃんなんて嘘だから」

巴「違う! 私はきょーちんとの子がいるから! はるると違って、私は!」

春「私と違って? ただ腰を振るしかできない人が子供?」

巴「彼女にすらなれなかったはるるに言われてもなぁ〜。
  彼女にすら、な・れ・な・い! はるるに言われても笑っちゃうだけだよ」

春「……っ」ギリッ

巴「あれれ、怒っちゃうの? へぇ〜人並みに怒れるんだ。
  ろくに笑えもしないのに」

春「妄想でしか付き合えない巴に言われたくない。
  頭おかしいんじゃないの? 産婦人科よりも精神科に行けば?」

巴「キチガイにキチガイって言われても悔しくないんだけどね。
  それで、何? 何の用なの? こっちは外に出る気分じゃないっていうのに」

春「家で一人で自家発電してる暇人に権利なんてない」

春「それに、巴に京の子供が産める訳ない。だって、京の彼女は私だから」

巴「……私だって、きょーちんの彼女になりたかった! 好きな事も何でもさせた!
  それなのに! 何で、アンタなんかが! アンタが! アンタがいるから!」

春「……そこまで言うなら京に聞いてみればいい。京ならそこにいる」

巴「はぁ? そこって鞄があるだけじゃない」

ミンチじゃないだけマシ(感覚麻痺)

春「中を見てみれば?」

巴「……!」

春「ずっと、一緒。京と私はずーっと、ずっとずっと」

春「ずっと、ずっとずっとずっといっしょ。幸せなキスをして私と京は添い遂げるの。
  どこかの陰険眼鏡と違って馬鹿みたいにまたがってる尻軽とは違う」

巴「……うっ、あっ……! ゴホッゴホッ! あ、あっああっ」

春「首だけだったら持ち運びに便利。いつでも、どこでも。
  どんな所でも、一緒にいられる」

巴「げへっ、ごほっ。あ……がっ」

春「それじゃあ。巴の言ってること、本当かどうか、確かめさせてもらう」



######



振り返った時は、全てが遅かった。

銀色の刃が脇腹に突き刺さり、贓物と『赤ちゃん』を抉り出していく。

ぷしゅぷしゅと音を立てて血が、吹き出していく。

ああ、私の! 私の『赤ちゃん』が。

少し、大きめだった贓物ではない『赤ちゃん』を何の感慨もなく、踏み潰し。

はるるはグリグリと刃で傷を押し広げていく。

痛い、痛い。いたいたいたいちあちあいたいちああああ!

やめ、やめて! たすけてだずけてでえたたすけてあたすけ——!

「やっぱり、嘘だった」

助けて、きょー、ちん。

暗いよ、怖いよ、痛いよ。

いたい、よ。

「中に、誰もいない」

いた、い……。



######


「やっと、二人きり」

「京、ずっと、一緒。愛してる」

「幸せだよね、京も」

「そうだよね、そうに違いないよね」

「…………そうだって言ってよ」

「ねぇ、ちょっと」

「京」

「何か、喋ってよ」




NormalEnd!


まあ、BADって言う程不幸でもないしHAPPYって言う程幸せでもない。一応、指定がなかったから普通程度にしといたけど。
セーブセーブ。色々と暇になったら通常更新に戻るんでそれまで他スレでも追っていてください!
ヤンデレはっちゃんとか見たいから誰かはっちゃんスレとか立ててくれてもいいんですよ?

登場人物総不幸(っていうか悲惨)…Bad

一人でも不幸じゃない人(けっして幸せではない)がいる…Normal

一人でも(本人解釈で)幸せな人がいる…Happy(一般的にはBad)

多分イッチの中ではこんな感じなんだろう

やっと暇になったんだよなあ。
待っとる人が少数でも完結はさせたいんすよね。
それじゃあ通常更新といきたい。
でも、今日は京ちゃんの誕生日なので特別番外編から始めます。

後、キャラが死んだくらいじゃBADにはいけないんですよ。
むしろ、死ねてHAPPYなぐらいで。

イッチは何をいってるんだ(震え声)

イッチは何をいってるんだ(震え声)

小蒔「明日は京太郎さんの誕生日ですね」

春「……早いものでもう半年以上」

巴「何だかんだでこっちに引っ越して来ましたからねー」

霞「ええ。同じ屋根の下で若い男女が一緒……」

初美「霞は若くないですよ−」

霞「……」

初美「…………すいませんでした」

小蒔「霞ちゃんのことはいいんです! 今は京太郎さんです」

巴「誕生日でしたっけ? どうします? 祝うのはいいんですけど」

春「何の用意もしていない」

初美「これはやばいですよー、京太郎が泣いちゃいますよ−」

小蒔「そんなことはさせません! 京太郎さんも大事な家族です、ちゃんと祝わないといけません」

春「でも、どうするの? プレゼントを渡すの?」

巴「ですねぇ。一日で用意できるといえば……」

↓2〜5
コンマが一番高いものが採用

巴「私達とか?」

霞「!!!」キュピーン

小蒔「????」

初美「…………ぎゅふふー」

春「……」グッ

巴「どうして、身構えるんですか」

霞「そんなことないわよ?」

春「語尾が疑問形。怪しい」

初美「そういうはるるこそ黒糖を手放してどうしたんですー?」

霞「あら。はっちゃんこそどうしたのかしら? そのいやらしい笑顔は?」

小蒔「巴ちゃん……何だか怖いです」

巴「姫様は見なくていいですからね−。あの人達は放っておきましょう」

小蒔「は、はい……」

春「夜這い……既成事実……」

初美「仕方がない……結婚……」

霞「……仲のいい夫婦……幸せな生活」

巴「……浮気……仕方がなかった……薬漬け……獣姦……」

小蒔「巴ちゃん、じゅーかんってなんですか?」

巴「姫様は知らなくていいで……いたっ、痛いですって! ちょっとした冗談ですから!」

霞「冗談に聞こえないから悪いのよ」

春「何だか、私が被害者のような」

初美「気のせいですよー。深く考えたら負けですー」



【翌日!】


京太郎「……うーん、さわやかな目覚めだ」

京太郎(何だか昨日は皆コソコソしていたような……変なことでもあったのか?)

京太郎(もしかすると、仕事でミスとか!? うわぁ……だとしたら申し訳ないなあ)

京太郎(とりあえず、謝りに行くかな。こういうことは先に言っておいた方がいいし)

↓2誰の部屋に行きますか?

京太郎「霞さんの部屋に行こう」

京太郎(一応、仕事を取り仕切ってるのは霞さんだし)

京太郎(謝るなら真っ先にするべきだよな!)

京太郎「霞さん、起きてますか〜」トントン

霞「わっ!? ちょっ、京君!?」

京太郎「ちょっと、お話したいことがあって来たんですけど。今、大丈夫っすか?」

霞(ど、どうしましょう? 今、ここで京君と二人きりのチャンスを手に入れるか!)

霞(抜け駆けはよくないという良心に従うべきか!)

霞(……わ、私は)

↓2
1抜け駆けする。かすみんとのイチャラブ
2グッバイかすみん。

霞(ちょ、ちょっとぐらいなら……大丈夫よね)

霞「ええ、入っていいわ」

京太郎「それじゃ、失礼します」

霞「ごめんなさいね、まだ寝起きで」

京太郎「いえ、押しかけたのは俺の方ですし」

霞「ちょっと、待っててね。お茶入れてくるから」

京太郎「そんな、いいですよ! 俺が入れるんで!」

霞「いいの! いつも、京君にはお仕事、頑張ってもらってるし。ね?」

京太郎「は、はぁ」

霞「とりあえず、アイスティーしかないけれど、いいかしら?」

京太郎(なぜ、アイスティーなのかは突っ込まないぞ……)

霞「それで、こんな朝早くに何かしら?」

京太郎「えっと、ですね……すんませんでした!」ドゲザー

霞「……へ?」

京太郎「昨日から霞さん達の様子がおかしくて! 俺、仕事で何かミスったのかなって!
    とりあえず、謝ります! すんませんでした!」

霞「……あのねぇ、京君」

京太郎「」ビクン

霞「別に、京君が仕事でミスをしたからって訳じゃないのよ?」ナデナデ

京太郎「え……?」

霞「はぁ……本当に思いつかないの?」

京太郎「ええ、全く。霞さん達が慌てるなんてよっぽどですよ?」

霞「誕生日、よ。京君。君の誕生日の準備が忙しかったの。
  本当は黙っていたかったけれど、隠して変な風に考えられたら困るしね」

京太郎「……ああ! そういえば、俺の誕生日って今日でしたね!」

霞「そ。本人が忘れていちゃ駄目じゃない」

京太郎「それを言われたら困りますね。俺ってあんまり祝われたことなかったんで」

霞「それじゃあ、今日はしっかり祝わないとね」

京太郎「はい! ありがとうございます!」

霞「よろしい。それじゃあ、私から——」チュッ

京太郎「……っ」

霞「……一足早いプレゼントよ。こ、これじゃあ不服かしら?」

京太郎「え、えっ」

霞「これでもすごく勇気を出したのよ」

霞「すごく、すごく……恥ずかしいけど、頑張ったんだからっ」

京太郎(な、何だ……霞さんがすっげー可愛いような……)

京太郎(や、やめろやめろ! 落ち着け、俺!)

霞「……何か、言って欲しいんだけど」

京太郎(俺! 何か言え! 何でもいいから! えーと、え〜〜と!)

京太郎「その、霞さん……すっごく可愛いです」

霞「〜〜〜〜〜〜〜!!」ボンッボンッ

霞「も、もう! そういう恥ずかしい言葉は禁止! 禁止よ!」

京太郎「ええ!? 何か言えって言ったのは霞さんじゃないですか!」

霞「知らないわよ! 馬鹿、京君の馬鹿!」

京太郎「俺、責められる立場ですか!?」

霞「そうよ! 人の気も知らないで!」

霞「……そういうこと、言われたら」





「ますます好きになっちゃうじゃない……!」






終われ!

あ、俺には糖分があるのは無理だ……不幸に落としたくなる、幸せなんて考えられないくらい壊したくなる。
やっぱり、女の子は涙と鼻水でぐしゃぐしゃになった所を蹴り倒すのに限る。
糖分を書いたせいで体力がごっそり持っていかれたんでセーブ。
以降は通常更新に戻るよ! 不幸にしないと……幸せなんてなくさないと。

こっそり更新します。

京太郎「……とりあえず、働こう」

京太郎(つーか、いつまでここで働くんだ、俺……?)

小蒔父「や、京太郎君」

京太郎「あ、どうも」

小蒔父「ここでの生活も慣れてきたようで何よりだよ」

京太郎「ですね。そういえば、俺って……後どれくらいここで働くんですか?」

小蒔父「そうだな……後、10日間ぐらいかな?」

小蒔父「知っての通り、小蒔達は麻雀の全国大会に出場する」

京太郎「ええ、そうみたいですね」

小蒔父「その間は仕事も何もないし、ぶっちゃけると凄く暇な訳だ」

小蒔父「つまり、お役御免。働かなくてもいいってこと」

京太郎「そうっすか……」

小蒔父「まだ若いのに一日中働かせるなんて申し訳ないからね。小蒔達はともかく、君はやりたいことがあるだろうに」

京太郎「いえ、そんな! ここに来て俺は色々と勉強になりましたし!」

京太郎「楽しかったです……小蒔さん達とも仲良くなれましたし」

小蒔父「それはよかった……もし、気が合わないとかなったらどうしようかって私も考えていたんだが……」

小蒔父「……その必要はなさそうだ。ありがとう、京太郎君」

小蒔父「君のおかげだ。私達の閉鎖的な環境を、君が変えてくれたんだ」

小蒔父「本当に、ありがとう……っ」

京太郎「や、頭を上げてください! 俺は大したことをしてないですよ!」

小蒔父「そんなことはないさ。これでもね、感謝してるんだよ」

小蒔父「……な? 京太郎君。意中の女は見つかったかな?」

京太郎「え、ええっ!?」

小蒔父「……隠さずともいい。どーんと、私に言ってみなさい」

京太郎「え、ええっと……」

京太郎(俺が好きな人……)

京太郎(誰、何だ? そもそもいるのか?)

京太郎(どうも自分自身についてはわっかんねーな……)

↓2

1いるかもしれない。
2……わからない。
3あっはっは、いる訳ないよなー。

京太郎(いるかも、しれないな)

京太郎(ここに至るまで、恋なんてしたことなかったけど)

京太郎(なんつーか、心が暖かくなるっていうか)

京太郎(まだ、誰かまでは考えつかないとはいえ)

京太郎(好きな、人かぁ……)

小蒔父「その顔はいるかもしれない、でも断定はできないといった風だね」

京太郎「よくわかりますね」

小蒔父「これでも人をよく見ているからね。観察眼なら誰にも負けないさ」

京太郎「はははっ、なんすか……それ」

小蒔父「それはともかくだ……告白するんなら早くした方がいいんじゃないか?」

小蒔父「女の子を待たせちゃいけないよ、うん」

京太郎「はい。すぐには決められませんけど……」

小蒔父「それで、いいさ。とりあえず、じっくり考えてみなさい」タッタッタッ

京太郎「うーん、行ってしまった……珍しく、真面目だったな」

京太郎(好きな人なぁ……)







小蒔父「時間はあまり、残されていないぞ……」

小蒔父「特に、君にとっては————」

京太郎(ぐぬぬ……好きな人、好きな人。考えても全くイメージが湧かない)

京太郎「がーーーーーー! 誰なんだよおおおおおおおお!!!!!」

京太郎「考えてわかったら苦労しねーよ! ざっけんな! くっそ!」

??「……?」

↓2 ??の人物名

巫女五人組の中から指定。
例外でハギヨシさん可。

霞「……どうしたのかしら」

京太郎「あ、どもっす」

霞「何があったかは知らないけれど、凄く変な人って思われるわよ?」

京太郎「今更ですよ」

霞「そうね」

京太郎「肯定しないでくださいよ!?」

霞「そうね」

京太郎「……投げやりになっていません?」

霞「そうね」

京太郎「霞さんは可愛いなあ!」

霞「!?!?!?!?!?!?!?!?!」

霞「か、かかか、かわ、かわ」

京太郎「何、あわあわしているんですか……」

霞「だって、仕方ないじゃない! そういうこと言われたら、その……」

霞(言えないわ……嬉しすぎて舞い上がってるなんて)

霞(京君よりもお姉さんなんだから!)

霞「……こほん。それで、どうしたのかしら?」

京太郎「修正が無理矢理過ぎません?」

霞「……ふふ」ニッコリ

京太郎「何でもないです、聞かなかったことにします」

霞「それで、さっきは何を騒いでたの?」

京太郎「ああ。それはですね……」

京太郎(どうせだから霞さんに相談しよう。霞さんなら一歩引いた所から見てくれると思うし)

京太郎(仲のいい先輩らしい冷静かつ、優しさのある提案をしてくれる!)



説明中です、しばらくお待ちください。



霞「そ、そう。好きな人ね」

京太郎「ええ、そうなんですよ。でも、恋ってよくわからなくて……」

京太郎「霞さんなら助けてくれるかなーって」

霞「…………」

霞(どうするの、私! ここで真面目に相談に乗るの!?)

霞(もしかすると、敵に塩を送ることになるのよ!)

霞(こ、恋は戦争……! ここは、誘導しないと……)

京太郎※キラキラとした視線で霞さんを見ています

霞(……無理、無理よぉ。そんな目で見ないで!)

今更だけど、京ちゃんの好感度表。
安価に影響を与えると思うからはっておくね。

巴>姫様>>>はっちゃん≧はるる>>>>>霞さん

戒能さんは大体はるるより少し下程度。

京太郎「なるほど、一人で考えるのではなく皆のことをもっと見てみる、と」

京太郎「確かに一人で悩むよりはいいかもしれませんね」

京太郎「ありがとうございます! やっぱり霞さんは頼りになりますね」

霞「ええ……」ズーン

霞(結局、真面目に相談に乗ってしまった……あ、アプローチがたりなかったとでもいうの……)

霞(そうよね、一時期全くと言っていいほど話してなかったものね)

霞(そ、それを言ったら私だけじゃないはずよ!)

京太郎「ど、どうかしました!? 何か、顔色が悪いような」

霞「そんなことないわよ……ええ、そんなことないわ!」

京太郎「なら。いいんですけど……」

霞(ま、まだ諦めないわよ! 私達が全国大会に行くまで時間はあるわ!)

霞(絶対振り向かせるから……京君)


【霞の好感度が上がりました】
【滞在日数は今日を含めず残り10日程度です】
【彼女を作ることだけが“正解”とは限りません】

こっそり更新終わりです。
今後、旅に出たりとパソコンに触れることができないことが多いのでsage更新で行きます。

安価はまあ↓1〜2で何とか。
旅に出ます、大体このぐらいはいないよ的なアナウンスはするんで参考に。
作業片手間にちょっと覗くか程度の気持ちでいてくれれば幸いです。

のんびり、更新します。

京太郎「皆のことをよく見てみるかぁ」

京太郎(いや、ね? 一緒に暮らしていて見ているとこは見ているけどさ)

京太郎(今更はちょっと気恥ずかしいっていうか)

京太郎(それに、俺ってもう——)ズキン

京太郎(——何だっけ? 今何かを考えようとしたけど……)

京太郎(ま、大したことじゃないだろ)

↓2
お昼御飯の相手

京太郎「げぇ、はっちゃん!」

初美「げぇっ、とはなんですかー」プンスカ

京太郎「だって、はっちゃんは俺のオカズとるじゃないですか
    だから、食卓を一緒に囲むと疲れるんですよ」

初美「オカズ……卑猥ですよ−!」

京太郎「そう考える頭の方が卑猥だと思うんですが」

初美「むむむ」

京太郎「むむむじゃないですよ、全く……」

初美「それはともかくとして!」

京太郎「全然ともかくじゃないですけどね」

初美「一緒に御飯を食べるのですよ−」

京太郎「……俺のオカズ、とらないでくださいよ?」

初美「取りませんよー、取ったら私を好きにしても構いませんよ!」

京太郎「いりません、もっと肉体的に育ってから出直してください」キッパリ

京太郎(そういえば、俺……はっちゃんに告白されたっけ)

京太郎(一回断った訳だが、どうなるんだ?)

京太郎(まだ、俺のことを好きでいるのか?)

京太郎(そのことを俺から——聞ける訳ねーーーだろ!!!)

京太郎(それはデリカシーってもんが無さすぎ!)

初美「ん??」

京太郎(この、無邪気な笑み……ロリコンだったら一撃必殺なんだけどなぁ)

↓2
抱きしめてロリコンかどうか確かめますか?

京太郎(いかんいかん!)

京太郎(ロリコンじゃないんだぞ、俺!? 何馬鹿なこと考えてるんだ!!)

初美「…………ヘタレ」ボソッ

京太郎「誰がヘタレですか、誰が!」グニグニグニー

初美「いひゃい、いひゃいですよーー! ほっぺが取れますーーー!」

京太郎「変なことを言うからです」

初美「年長者ですよー、私……」

京太郎「年長者の気分が……いえ、何でもないです」

初美「ううううう!! 京太郎はいじわるばっかりですよーー!」

初美「私が成長した時に後悔しても遅いんですからねーーーっだ!」

京太郎「はいはい。いい子いい子」ナデナデ

初美「えへへ……って! ごまかさないでください!」

京太郎「ごまかしたつもりはないんですけどねぇ……」

初美「でも、そのナデナデは気持ちいいので継続してください」

京太郎「…………えー」


【はっちゃん好感度上昇】
【※抱きしめていたらコンマ判定で見られていたかもしれません】

京太郎「そういえば、はっちゃん」

初美「はい?」

京太郎「なんて言いますか、最近どうも変な夢をみるんですよ」

初美「それは大変ですね−、私が添い寝を」

京太郎「いらないです」

初美「……」ションボリ

京太郎「はいはい、俺のオカズ一個あげるんで泣かないでくださいね〜」

初美「わーーーい! さすが京太郎ですよー!」

京太郎(単純だなあ……)

初美「それで、夢見が悪い京太郎は何を聞きたいんですかー」

京太郎「……うーん」

↓2(割と重要)
1自分が死ぬ夢について。
2小蒔達が死ぬ夢について。

京太郎「何か、小蒔さん達が死ぬ夢をですね」

初美「縁起が悪いにも程がありますよーーー!?」

京太郎「夢にしてははっきりしすぎて……それで、相談した訳です」

初美「悪趣味ですねー……それで、死に方はどうなんです?」

京太郎「その辺りはぼんやりとしていて……ともかく、正夢になったらどうしようかって」

初美「ふんふむー。ぶっちゃけ、そういうことは私より巴や霞、姫様のお父上の方が詳しいですよー」

初美「私はなんちゃって巫女みたいなものですからー」

京太郎「服装からして、そうですもんね…あ、はいすいません、謝るんで服を脱ぐのはやめてください」

初美「人を露出癖があるみたいに言わないでください……ともかく、私達から目を離さなければいいと思いますよ?」

京太郎「それしか、ありませんか……」

初美「放ってたら、消えているかもしれませんよー、怖いです−」

京太郎「抱きつかないでください! もう、はっちゃんは真面目な時は真面目なのに……」

京太郎(消えてしまう、か……怖いな、それって)



【神代家ルート+1】

ちょい、頭がふらついてるのでここまでにします。
メインルートは大きく二つに分かれてそこからヒロインに派生します、中途半端ヨクナイです。
明日はもっと早く更新するかと。

本編更新の体力がないので短編更新でお茶を濁すよ、申し訳ないね。
↓2
好きなお題を書いていいのよ。

小蒔「……はぁ、ぁっ」

京太郎「…………」ゴクリ

巫女って悪霊退散の一言で悪霊退治できるんですよね?

それを聞いた小蒔さんが、当然です! と胸を張って答えてしまったのが発端だった。

悪霊が封じられているという祠に行き、悪霊退散!

そんな適当な感じで終わるはずだったのだ。

小蒔「あっ、ゃぁ……っ!」

何故か、悪霊が本当にいて小蒔さんに取り憑くなんて!

頬を赤らめて身悶える小蒔さんはエロい。

エロい、エロい、エロい。

汗をかいているのか、薄っすらと巫女服の上から肌色が見えるのがグッドだね。

眼福眼福。

京太郎「……」ヨンダ?

思わず息子も立ち上がってしまうぐらいに凄く、いいです……!

悪霊、ありがとう! 今日はこれをオカズに頑張るよ!




そして、しゅるりと布が擦れる音が俺の耳に入ってくる。

何だ、これは——! おいおい、落ち着け須賀京太郎。

俺は今、神秘を目撃している。

小蒔「あつ……ぃ……暑くて、とろけ、そう……っ」

全体的にピンク色に染まった肌。

汗でしんなりとしている髪。

口から漏れる呻き声。

いつもの清楚でのほほんとした小蒔さんもいいが、これもまた……!

言うなれば、妖艶さを醸し出しているのだろうか。

小蒔「京太郎さぁん……暑い、あついです……」

京太郎「————!」

ヒット、ヒット、ヒーーーーッッット!!!!!

こんな状態の小蒔さんを黙って見て入れる訳がない!

据え膳食わぬは男の恥! 今更、躊躇うことがあるだろうか!

いや、ない!

小蒔「きょ、うたろうさんのが、ほしい……」

京太郎「——ぁぁ」

そう、これは悪霊から救う儀式。

俺のエクスカリバーで小蒔さんの熱を冷ますだけだ。

そこに、他意はない。

小蒔「ぁは……京太郎さんの身体、ひんやりしてて、気持ちいい」

京太郎「こ、小蒔さん……」

小蒔「いいんですよ、すきに、してくれても……あついのとりのぞいてくれても」

もうダメだ、抑えられない。ここまで場が整っていて手を出さない程……朴念仁じゃない。

俺の身体に寄りかかってくる小蒔さんを抱きしめて、俺は————。

 /: :/ : /: : : : |: : : : : :∨: : : : |∨: : : : :|: : : : : :l : |: : |
./: : :l: : |: : :||V: : : : : :∨: : 斗-l: : : l: |: : : :/  ̄ \
i/: : :|: : |i|: : :| l ∨: : : : : l\: : | l: : :|:l:|: : /
||!: : :|: : |l|: :⊥ヽ ∨: : : : :\\l └‐' ||: :l  ク キ

||l: : :l: : ぃイ: : :l \\>‐'´ x-‐==气: :|   リ ン
.l |l: :l : : ぃヽ ´       ‐'´勹:::::::::::|」: :l   : 
{ l ヽ斗< x_=气       ∨二ノ|: 〉

   |i: : 〈'´ ):::::::|        /// |://\ _ /

   |i: : :∧ 乂ン               |:l: : : : : :|: : :
.(つ li: : : ∧ ///   ′         |:|: : : : : l: : :
lニ⊇|i: : : : ∧         . ‐ ァ   / |:|: : : :|/ ̄
└ュ | |i: : : : : :ヽ        `        |:|: : : |l  /
└‐┘|i: : : : : : ||  ̄ ¨  —-<   /|:|: : :八


京太郎「は、ぁっ! ぁっ」

小蒔「…………」

あれから、俺達は何度身体を交わったのだろう。

途中からは数えていない。気持よすぎたし。

ただ、こんな形で俺の童貞がなくなったのはどうしたものか。

そして——。

小蒔「……えへへ」

すっきりした笑顔で俺に抱きついてくる小蒔さんの顔を見ると、

そんなことはどうでもいいかと思ってしまう。

他の四人にどう説明するか、飛び散ったお互いの体液はどう処理するか。

やるべきことは山積みである。

しかし、今だけはこのほんのりとした空間に身を委ねてもいいではないか。

京太郎「…………ぁー」

ぐるん、と視界が周り、徐々に黒く染まっていく。

やっば、やりすぎたかな……。

こういうことになるなら、日頃から溜めて、おくべき、だった。







カン!

今日はここまで。体調がすぐれないから更新率が低くてすまないとは思っている。
明日には良くなっていると思うから本編更新に戻ろうかと。
エロは下手くそ野郎だから書かないのも仕方ないんだよなあ。

おくすりのんだらげんきになりました。
うえのさんもはっきりみえます。
こっそりこうしんします。

京太郎「そういえば、はっちゃん」

初美「はい?」

京太郎「はっちゃんってはっちゃんなのか?」

初美「……頭がおかしくなったんですかー」

京太郎「…………あれ? いや、なんつーか」

京太郎「ふと、思ったっていうか……自分でもよくわかんないっす」

初美「良くもわからないのに尋ねないでくださいー。それよりも」

初美「午後は誰と一緒にお仕事なんですかー」

初美「それとも用事があったりってやつなんです?」

↓2
巫女五人組+ハギヨシさんから選択。

京太郎「小蒔さんと夕飯の買い物に行く予定です」

初美「へー、ほー」

京太郎「なんですか、その目は……」

初美「べっつになんでもありませんよー」

初美「デートなんですかー、羨ましい身分ですね−」プックリ

京太郎「そんな、ふくれっ面にならないでくださいよ」

初美「だっておかしいじゃないですかー、こんなにも可愛い私をデートに誘わないなんて!」

京太郎「腹パン」

初美「ひっ!」

京太郎「……冗談です」

初美「冗談にしては笑えませんよ−!?」

京太郎「いやいや、俺が女性に暴力を振るうなんてありえませんよ」

初美「そうですねー(棒)」

京太郎「俺って純情少年でキャラが通ってますから」

初美「……へー」

京太郎「なんですか、その意味ありげな視線は!」

初美「……鈍感ですー」ボソッ

京太郎「は?」

初美「いいですよー! 勝手に姫様とイチャイチャしてきてくださいー!」

初美「京太郎のお菓子は全部食べちゃいますからね−だっ!」

京太郎「…………何なんだ、一体」

京太郎(さてと。とりあえず、小蒔さんを迎えにいかなくちゃなー)

京太郎(何だかすごくうきうきしていたしなぁ。やっぱり、外に出るって嬉しいことなのかな)

京太郎(それにしては、霞さん達と出かける時は普通だったし)

京太郎(どうなんだろうな……あー、女の子の心はわかんねーな)

京太郎(ま、喜んでくれるなら一向にかまわないけどさ)

京太郎(どうせだし、ちょっとからかってみるのもありかも)

京太郎(小蒔さんってどこか弄られキャラっていうか、わたわたしているのが可愛いっていうか)

京太郎(うーん、俺ってば意外とSなのかもしれん)

↓2(悪戯安価)

1臭いセリフで小蒔さんに対応。(本当に臭いです。思わず、読むのをやめるレベルかもしれません)
2わざとそっけない対応にする

京太郎(わざとそっけなくしてみるか)

京太郎(いや、でもかわいそうじゃないか?)

京太郎(いやいや、ここはそっけなくスべきだ!)

京太郎(どうも、最近小蒔さんといい皆スキンシップが激しい気がするんだ!)

京太郎(お風呂で鉢合わせとかねーよ! 何で毎回あるんだよ!)

京太郎(おかげで小蒔父さんといつも一緒だよ!)

京太郎(すごい仲良くなっちゃったよ、畜生!)

京太郎(ということで、心を鬼にするぞ! 俺は!)

京太郎(順にそういう態度を取っていけば皆もちょっとは離れてくれるだろ)

小蒔「あ、京太郎さん」

小蒔「すいません、わざわざ迎えに来てくれて」

京太郎「……いえ」

京太郎「それじゃ、行きましょう」

小蒔「あ、はい……」ショボーン

小蒔「きょ、京太郎さん?」

京太郎「なんすか、早く行きましょう」

小蒔「はい……」ウルウル

小蒔「…………」

京太郎「…………」

小蒔「……」チラッ

京太郎「……」プイッ

小蒔「……っ」ウルウルウル

京太郎「……はぁ」

小蒔「っ!」ビクン

京太郎(ヤバい、ヤバい)

京太郎(超罪悪感湧くんだけど! これ、何! こんなに辛いことなの!?)

京太郎(どうして、これだけで泣きそうになっているの、ねぇ!)

京太郎(おかしい、こんなことになるはずじゃ)

小蒔(京太郎さん、さっきから私と話してくれない……)

小蒔(嫌われちゃったのでしょうか、何か至らないことをしてしまったのでしょうか)

小蒔(あ、謝らなくちゃ。私が悪いのなら……)

小蒔「あ、あの」

京太郎「…………」スルー

小蒔「………っく」ウルウルウルウル

小蒔(無視、されちゃいました。話しかけても、聞いてくれません……)

小蒔(が、頑張って仲直りしなくちゃ。怖いけど、私が声をかけないと……)

京太郎「……」

小蒔「……ぅぅ」

小蒔(結局、何度話しかけても無視されました……)

小蒔(どうしたらいいんでしょう?)

京太郎(ど、どうしよう……?)

京太郎(このまま無視していいんだろうか?)

京太郎(心を鬼にしなくちゃって決めてはいるけど)

京太郎(小蒔さんの顔を見ていると、悪いことしてる感が強くて強くて!)

京太郎(でも、今更やめるってのも……ぁぁあああ!!)


↓2

1無視停止。
2無視続行。
3無視狂化。

小蒔「……っ、うっ……」グスグス

京太郎(な、泣き始めてしまったぁ! これは無理、これ以上やったら俺が死ぬ!)

小蒔「ごめんなさい、ごめんなさいっ。ごめんなさいごめんなさいごめんなさい
   ごめんなさいごめんなさいごめんなさい!」

京太郎「こ、小蒔さん?」

小蒔「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい
   ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい
   ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい
   ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい」

京太郎「ど、どうしたんです? め、目が怖いっすよ?」

小蒔「私が悪いんです、私が至らぬばっかりに京太郎さんの嫌がることをしてしまったんです、
   ごめんなさい京太郎さん、わたしがいるから毎日が辛いんですよね、ごめんなさい」

京太郎「え、えっ」

小蒔「大丈夫です。京太郎さんにはもう話しかけませんから、私の声を聞いているだけでも耳障りなんですよね
   すいませんでした、ごめんなさい、私の存在があるのが悪いんです」

京太郎「あ、はい」

小蒔「謝ってすむものではないとわかっています、それでも謝らせてください。
   この身体を幾らでも好きにしてくれて構いません。
   ごめんなさい、ごめんなさい……っ!」
   

京太郎「す、」

小蒔「ごめんなさいごめんなさい」

京太郎「すいませんでしたーーーーーー−!!!!」ドゲザーッ

小蒔「ふぇ……?」


——少年、説明中——

京太郎「ほんっとうに、すいませんっしたーーーー!!!」

小蒔「…………ょ」

京太郎(あ、これかなり怒ってる)

小蒔「よ、かったです……嫌われてなくて……」ヘタリコミー

京太郎「へ?」

小蒔「……ご、ごめんなさい。安心しすぎて、力が」

京太郎(す、すごく俺が悪いみたい……いや、俺悪いよ! ど、どうする?)

↓2自由安価
罪滅ぼし内容。

今日はここまで。安価は、何でもする感じで。
追伸。明日から一週間程、旅に出ます。その間更新は多分ないです。
おくすりのんだから眠いんだね……。
体調に関しては平常に戻ってるから大丈夫なんですよ、ええ。

ちょろっと更新するでー。
色々と吹っ切れたからあげていくスタイル。

京太郎「許して下さい!何でもしますから!」

小蒔「……なんでも、ですか?」キョトン

京太郎「あ、金銭面的なことは出来れば勘弁して欲しいかな−って。いやいや、謝る気が全くないわけじゃないんですよ!?」

京太郎「俺の財布の中身はいつもぼろぼろでして……!」

小蒔「……えっと、京太郎さん。私は京太郎さんのお財布を取ったりはしませんよ?」

京太郎「とはいっても、それなりには出す覚悟は在るといいますか! 俺悪いですし!」

小蒔「は、はぁ……」

小蒔(どうしましょう、何でもするとは言われましたけど)

↓3
コマッキーはどうする?

要求の内容を書くなり、遠慮するなり書けばええよ。

小蒔「今日は1日中私と京太郎さんは大の仲良しです。ですから1日中一緒に過ごしましょう」

京太郎「………えっ」

小蒔「えっ、駄目ですか……?」

京太郎「いや、駄目とかじゃなくて! そんなことでいいんですか? てっきり、もっと……こう」

小蒔「私にはこれで十分です。京太郎さんと一日一緒に過ごせる、それだけで素晴らしいことだって」

京太郎「小蒔さん……」

小蒔「そういうことにします! ですので、明日はずっと一緒ですよ?」

京太郎「でも、俺仕事が」

小蒔「投げ捨てちゃいましょう!」

京太郎「えー……」

小蒔「大丈夫です、お父様に言えばなんとかしてくれます!」フンス

京太郎「いや、まあ……俺はいいんですけど」

京太郎(何か、寒気が……背筋が凍るような、そんな寒さが来たような)

京太郎(風邪でも引いたのか? うーん、取り憑かれたりしてないよな?)フラフラ

小蒔「京太郎さん。そっちは高台ですよ? 家はこっちです」

京太郎「あ、ああ……はい。すいません、ちょっとぼーっとしていて」

小蒔「もう、危ないですよ。車にでも轢かれたらどうするんです」メッ

京太郎「あはは……そんなことありえませんって。だって——」

小蒔「だって?」

京太郎「——死にませんから?」

小蒔「どうしてハッキリじゃないんですか……」

京太郎「何となく?」

小蒔「…………えいっ」

京太郎「わわっ」

小蒔「危ない人はこうして、手を繋がないと駄目ですっ」

京太郎「は、はずか」

小蒔「??」

京太郎「……何でもありません」

小蒔「ふふふっ」ニコニコ

京太郎(まっ、いいか。小蒔さんが喜んでくれるなら)



【明日は小蒔さんとずっと一緒です(コマンド制限)】

【自部屋】

京太郎「はー、美味しかった」

京太郎(今日も楽しくご飯を食べた食べた)

京太郎(サバ味噌と御飯だけでしばらくは生きていける……そう言ってもいいぐらい、やばかった)

京太郎(……こんな毎日も、もうすぐ“終わり”か)

京太郎(いいや、終わらないといけない、か)

京太郎(いつまでも続ける訳にはいかないんだ)

京太郎「……寝れね」ブルッ

京太郎「きもち、わりぃ」

京太郎「…………………」


↓3

1高台に行く
2高台に行く
3高台に行く
4高台に行く
5高台に行く
6高台に行く
7高台に行く
8高台に行く
9高台に行く
10高台に行く
11高台に行く
12高台に行く
13高台に行く
14高台に行く
15高台に行く
16高台に行く
17高台に行く
18高台に行く
19高台に行く
20高台に行く
21高台に行く
22高台に行く
23高台に行く
24高台に行く
25高台に行く
26高台に行く
27高台に行く
28高台に行く
29高台に行く
30高台に行く

あ、ごめん間違えた。

0何も気にしない、寝る。

を加えるのを忘れてた。
↓2

ふらふらと。

夢遊病者のように、覚束ない足で外に出る。

何故か、自分の意識が薄れているような、世界に溶けているみたいだ。

それなのに、しっかりと靴を履けるのは?

考えてもしょうがないか。わからないものはわからない。

それでいいじゃないか。

歩く。こつこつと、弱い足音が無音の街に少し響く。

やっぱり、力が入らない。何かのはずみで転んでしまいそうなぐらいに、ふにゃふにゃだ。

殆ど無意識だから? 仕方ないっていうか?

アホらし……。それで、俺は何の目的で高いところに登っているんだっけ?

思えば、鹿児島にいる間もよく高いところに登ったっけ。

“普通”は、登るはずのない、高台/■■に。

登って、登って。見上げた空は綺麗で。

星屑が散らばった綺麗な夜空/雲一つないどこまでも続く青空。

うーん、気持ちいいな。絶好の日だ。

伸びすぎた前髪が風で揺れる。

あー、今度切らなくちゃな。

あれ、今度っていつだっけ? ま、いいか。

さてと、俺はどうして高台にいるんだろう。

咲とまた、出会った時も、姉帯さんとオフ会した時も……俺は最後に高台を選んだ。

はるるがあんな目にあった場所を、選んだ。

どうしてだろう。何か、深い理由があるんだろうか。

何か、大切なことを忘れてる気がする。

絶対に忘れてはいけない、俺がここにいる理由に関わる、とても大事なこと。

俺は、俺は——何かが、弾ける音が聞こえた気がした。

京太郎「……ぁぅ」

京太郎(あれ、俺……いつの間にかに寝ていたんだな)

京太郎(何か、どっか行ったような。気のせいだろうけど)

京太郎(それよりも、さっさと起きないと)ムニュ

京太郎(そうそう、このおもちは小蒔さんだ。今日は小蒔さんと一日一緒なんだ)ムニュムニュ

京太郎(じつにいい揉み心地、ジャストフィット巨乳!)ムニュムニュ

京太郎「って! 何でここにいるんですかーーーーー!!!!」

小蒔「ふぁあわ! な、何なんですか!」

京太郎「それはこっちのセリフですよ! どうしてここにいるんです!」

小蒔「……昨日約束したじゃないですか」

京太郎「いや、それはわかってますけど!」

小蒔「だから、部屋を抜けだして京太郎さんと一緒に寝ていました!」ドヤッ

京太郎「ドヤ顔する場面じゃないですよ!」

小蒔「それよりも、今日は一日よろしくお願いしますね」ペッコリン

京太郎「ああ、これはご丁寧に……って違いますって!」

小蒔「わわっ。京太郎さん、朝から元気ですね」

京太郎「起きたら隣に小蒔さんがいたら誰でもびっくりしますって!」

京太郎(そうでなくても、朝は息子が元気だとかあるのに)

京太郎(うまく隠したけどさ、本当に勘弁してくれよ……)

小蒔「ということですので、お休みなさい」

京太郎「せめて布団は分けてくださいよ!」

小蒔「京太郎さんのぬくもりが染みます……あったかいです」

京太郎「聞いちゃいねぇ、マイペース過ぎるでしょう!」

小蒔「……」

京太郎「だきつかないでくださいって!」

小蒔(胸が当たるのに慣れてきた自分が憎い……! 息子は慣れてないのに!)

小蒔「……郎さん、……す、……き……ふふっ……」

京太郎「こんなトコロ、見られたらヤバいってのに」

小蒔「………にゅふふ」

京太郎(……ま、いいか。こんなにいい寝顔をしてるのを剥がすのはどうかしてる)

京太郎(こうしてると、彼氏彼女みたいなんだけどな。はぁ、本物の彼女欲しい……)

安価忘れ
朝のイチャイチャ(自由)。ただし、やり過ぎると……ちょっきん。↓3

京太郎(こうして見ると、小蒔さんって可愛いよなあ)

京太郎(顔立ちの幼さとスタイルの良さが合わさって絶大な破壊力を生んでいる……!)

小蒔「…………」

京太郎(こうして、ゆっくりと顔を見たことなんてなかったからな、改めて見るとはずっ)

小蒔「……」ゴロン

京太郎(って、何でこっちにますます寄ってくるかなあ!)

小蒔「……」スリスリ

京太郎(こ、ここまで無防備になられると俺としても困るっていうか!9

小蒔「……ぁ」ビッタン

京太郎(あ、戻った。ちょっと、痛そうにしてるけど……)

小蒔「……すぅ」

京太郎(大丈夫か。よかったよかった)

京太郎(……あー、やっぱ可愛いな、小蒔さん)ギュッ

小蒔「……ん」ギュッ

京太郎(こうして手を繋いでると、落ち着くし)

小蒔「…………」スヤスヤ

京太郎(はぁ、彼女でもない女の子の手を握って落ち着くとか、俺は変態かっての)

京太郎(でも、しばらくはこうしていたい)

京太郎(……いい気分だ)

久しぶりに永水書いたから筆進まないンゴwwww ここまでで勘弁して下さい!
ここしばらく他の娘しか書いてなかったから早く勘を取り戻さないと。

ここで豆知識。
高台行ったり、神代家の闇に触れなくてもクリアは一応可能なんだぜ?
それじゃあぼちぼちのんびりやってくでー。


【しょくたく!】

京太郎「……」

小蒔「……」ニコニコ

京太郎「…………あの」

小蒔「はい?」ニコニコ

京太郎「すごい、いい笑顔ですね」

小蒔「ありがとうございます」ニッコニッコニコーーーー

京太郎(ああ、笑顔なのはいいんだけど……)

その他の人達「……………」

京太郎(視線が、視線が冷たい!)

霞「…………」ニッコーリ

京太郎(逆に笑顔が怖いよ!)

京太郎(やばいやばい、何か言わないといけない雰囲気!)

↓3

1「俺達!」「私達!」「「結婚しましたーーーーー!!」」
2「いきのいいアメリカンジョークを言う」
3諦める。全員、そっとしておこう……。

京太郎(やめよう! 俺には小蒔さんしか見えない!)

小蒔「京太郎さんと一緒に御飯を食べるなんて久し振りですね」

京太郎「そうですか? 割と一緒な時も……」

小蒔「言う程、ありませんよ?」

京太郎「んー、自分ではそう思っていなかったんですがね。ま、一緒にご飯を食べるって悪いことじゃないですからね!」

小蒔「そうですよ。こうしていると、その……」

京太郎「その?」

小蒔「なんでもありませんっ。た、食べましょう早く!」

京太郎「小蒔さんがそう言うなら……」

京太郎(どんよりとした空気なんてないない。俺には見えない、聞こえない)

京太郎「いただきまーす」

京太郎「ああ、おいしい。おいしいなあ」

京太郎(聞こえない聞こえない、箸が折れる音なんて聞こえない)

小蒔「…………」ピコーン

小蒔「京太郎さんっ」

京太郎「はい?」

小蒔「えっと、いつも京太郎さんにはお世話になっていますよね」

京太郎「そうでし」

小蒔「なってますよね」

京太郎「そんな、言う程」

小蒔「なってることにしてくださいっ」


小蒔「そういうことですので、そのですね……」

京太郎「???」

小蒔「あ、あーん」プルプル

京太郎「あ、食べさせてくれるんですか? 恥ずかしいならやらなくても……」

小蒔「いいんです! 約束を守ってくれてるんですからこれぐらいはお礼をしないと」

京太郎「えっと……」

京太郎(食卓の向こうから出てる邪気がなければ即座に頷くんだけどなぁ!!!)

京太郎「それじゃあ、お願い出来ますか?」

京太郎(もう、どうにでもなればいいや……。
    怖いけど、ここで断って小蒔さんがうるうるしたらもっとひどいことになりそうだし)

小蒔「それじゃあ、あーん」

京太郎「んぐ、小蒔さんに食べさせてもらったから料理の美味しさも二倍ですよ!」

小蒔「うふふ……そう言ってもらえるとこちらもやりがいが出てきます」プルプル

京太郎「……恥ずかしいなら」

小蒔「恥ずかしくありません!」

京太郎「顔が赤いのは気のせいですか?」

小蒔「きのせいですよ、窓からの光です」

京太郎「今日は曇りなんですけど、それは」

小蒔「ううっ……」

小蒔「意地悪です、京太郎さんは……」

京太郎「思ったことを素直に言ってるだけです」

小蒔「…………むぅ」

京太郎「そうやって膨れても駄目ですよ。はい、あーん」

小蒔「んむむ、おいひいです……って、私がやる方ですよ!?」

京太郎「やられっぱなしは嫌なんで。それとも、駄目でしたか?」

小蒔「駄目じゃありませんけど……その、恥ずかしいです」

京太郎「それを言うなら俺だって恥ずかしいですよ」

小蒔「…………」

京太郎「…………」

小蒔「ふふっ」

京太郎「ははっ」

小蒔「似たもの同士ですね」

京太郎「俺は小蒔さんみたいに純粋ではありませんって」

小蒔「そうですか? 私から見ると京太郎さんは純粋ですよ?」

京太郎「まさか。それは言いすぎですって」

キャッキャウフフ








霞「今日のご飯はいつもより美味しくないわね……」

初美「同感ですよー」

巴「……はぁ、全く困ったものですね」

春「……爆発してしまえばいいのに」

京太郎「ふぅ、何だかすっげー疲れた気が……」

小蒔「そうですか?」

京太郎「ええ。肩に力が入りすぎてたっていうか」

京太郎(今度、霞さん達にはフォローを入れておこう)

京太郎「それよりも、一日一緒って言ってもそんなにやることなんてないですよ?」

小蒔「そんなことないですよ、例えば……」

↓3
自由安価。

————

寝落ちしていたから寝るんよ。
やっぱりイチャラブは書いてて大変ですね。

知らん方がいい、突かない方がいいこともあるんですよ、ええ。
一応で、いいのよ?
朝早いからちょこっとだけ更新するやよ。

小蒔「でで、デートとか?」

京太郎「デートですか、へー……ってええっ!」

小蒔「駄目、ですか?」ウワメヅカイッ

京太郎「いや、駄目じゃないですけどっ! いいんすか、俺と……デートだなんて」

小蒔「はいっ! 京太郎さんとがいいんです」

京太郎「……っ」

京太郎(はずっ、こうしてストレートに言われるとすっげぇ恥ずかしいな!)

京太郎「それで、デートとは言っても、どこか行く場所とか予定とか決まっているんですか?」

↓4
好きなデートのプランとか行きたい場所安価。

小蒔「和菓子屋さんとか……」

京太郎「いいですね、それ。まったりできそうですし」

小蒔「……」パアアアッ

京太郎(すごい、嬉しそうだ……っ!)

小蒔「それじゃあ、早速ですが行きましょう!」グイグイ

京太郎「ちょ、服を引っ張らないでくださいって!
    どうせなら着替えてから行きましょうよ!」

小蒔「???」

京太郎「いやいやいや。デートなんですから着替えましょうよ」

小蒔「……っ! 正論ですね」

京太郎「でしょうでしょう。ということで、少ししたら家の前で待ち合わせということで」







京太郎「うん、こんなもんだろ」

京太郎(ちょっとおしゃれ頑張ってみました的な感じだけど!)

京太郎(変じゃないよな、まともだよな!?)

京太郎(これで、小蒔さんに笑われでもしたら……!)

京太郎(泣くまでは行かなくてもショックをうけるよ、俺!?)

???「あ。あの……」

京太郎「ん? 小蒔さん、もう準備できたんです……か……」

小蒔「その、変ですよね?」

京太郎「へ、へへ変じゃないですよ!」

京太郎(おいおい、洋服だと……!? これは予想外、想定の範囲外!!!)

京太郎(今の小蒔さんの格好……白のワンピースと麦わら帽子……っ!)

京太郎(シンプルかつ清楚……飾らない真っ直ぐな可愛さ……!)

京太郎(素晴らしい、素晴らしい! 喝采せよ! 俺、今日のデートは幸せだぁ!!!)

小蒔「……やっぱり、変でしたよね」

京太郎「はっ。違いますって!!! ただ、見とれていただけです!」

京太郎「あんまり、うまく言えないんすけど……似合っています」

京太郎「変だなんて言わないでください。見とれていた俺がばかみたいじゃないですか」

小蒔「そ、そこまで言われると恥ずかしいです……」

京太郎「世辞なんかじゃありませんよ」

↓3好感度に関わります。

1俺の本心から、小蒔さんのこと……可愛いって思ったんで。
2さすが、お姫様って感じです。
3世辞かどうか、確かめてみますか?(コマッキーの身体を引き寄せてキス寸前まで行く)

京太郎「俺の本心から、小蒔さんのこと……可愛いって思ったんで」

京太郎「だから、嘘になんてさせないでください」

小蒔「はい……」

京太郎「それじゃ、行きましょうか!」ギュッ

小蒔「あ……っ」

京太郎「デートですから、手を繋がないと」

京太郎(やべーやべーーー! 調子に乗ってる感がやべーーーよ!)

京太郎「嫌ならやめますけど……」

小蒔「このままがいいです。京太郎さんと繋いだままが」ギュッ

京太郎「そうですか、それなら行きましょうか」ニコッ

京太郎(ああ、もう! 何やってんだ、俺は……)

京太郎(まだ、付き合ってもいないのにこんなことして。さすがに軽すぎだろ)

京太郎(……いくら身近にいて惹かれているからって)

京太郎(惹かれている? ……??)

京太郎(あれ、俺って……小蒔さんのこと——)



【小蒔を意識しだしました。“京太郎から”の告白コマンドが使用可能です】

寝ないと……セーブ。
これからはこんなふうにちょこちょこ更新するスタイル。
多分、次スレで終わりだろうしねー。

ちょこちょこ更新すんでー。
平坦なイチャラブばかりでお送りします。

京太郎(んー、手を繋いで歩くって何か落ち着かないな)

小蒔「〜〜♪」

京太郎(小蒔さんの方は喜んでくれて何よりだけどさ)

京太郎(こうしてると彼氏彼女……ってそりゃあ言い過ぎかな)

京太郎(こんな風に楽しく過ごして、いいのかな、俺……)

京太郎(よくはわかんねーけど、どうも考え過ぎちまう)

小蒔「??? どうかしました?」

京太郎「なんでもありませんよ。つーか、ほんわかな温かさっすね」

小蒔「そうですか? 汗ばんだ手で申し訳ありません」

京太郎「んなこと気にしないでくださいよ。俺の方こそ、野郎のごつい手で」

小蒔「それがいいんです!」プンスカ

京太郎「ええっ」

小蒔(この方が京太郎さんと繋がっている感じがして、嬉しい)

小蒔(そんなこと恥ずかしくて言えませんけど……っ)

小蒔(それに、男の人と手を繋ぐなんてお父様以外ではいませんでしたし)

小蒔(き、緊張しますね!)

京太郎(何か、すげー気合入ってるみたいだけど大丈夫なんだろうか)

京太郎(まあ、気にしてもしょうがないか。さてと、和菓子屋は……)

京太郎「到着しましたね」

小蒔「はい! お父様からここのあんみつは美味しいって聞いて!」

京太郎「それじゃあ、あんみつにしましょうか。二人分ってことでいいですか」

小蒔「……」チラッ

京太郎(ん……小蒔さんの視線が)

『カップル限定! 愛を込めてあんみつ! やったねたえちゃん! 家族が増えるよ!』

京太郎(う、うさんくせ〜〜〜〜〜〜!!! 
    何だよ、この明らかに地雷だけどカップルさんならこれをやって当然よね的な空気は!)

小蒔「……」チラチラッ

京太郎(小蒔さんがすっげー見てるよ! 明らかにこれ食べたそうだよ!)

京太郎(でも、カップルなぁ……俺達違うしなぁ……)

京太郎(勝手にカップル認定って申し訳ないんじゃねぇのか?)

京太郎(もし、全然違うことを考えていて断られたら……俺は立ち直れない)

京太郎(どうするよ、俺!)

↓3

1挑戦する。
2しない。安定大事。

背が小さいけれど巨乳の女の子の店員「ご注文よろしいですかー?」

京太郎「それじゃあ、このカップル限定のやつお願いします」

背がry「うわわっ! お二人さんは彼氏彼女ですか!!」

京太郎(ここは……カップルでいいか。注文するものもあれだし)

京太郎「はい!」

小蒔「ふぇぇ!!」キュピーン

京太郎「いやぁ、そういうことでこのセットを頼もうかと思ったんですよ〜」

背ry「そうなんですかー。あっ、これ以上話すと怒られちゃうんで失礼しますねっ」

京太郎(小さいけれど、おもちがすばらしい……ロリ巨乳ってやつか!)

京太郎(ロリ巨乳については正道か、邪道かで判断が分かれるけど今はいいや)

京太郎「それよりも」

小蒔「あわわ、わわわわあわあわわ」

京太郎「小蒔さん、どうしたんです?」

小蒔「わわ、あわわわわわわわわたい」

京太郎「落ち着いてください、ちゃんと喋れてないですよ」

小蒔「わた、わたわたわわわわたみ!」

京太郎「それは違いますよ、とりあえず深呼吸しましょうか」

京太郎「はい、息を吸ってー吐いて−」

小蒔「すーはーすーはー」

京太郎「はい、これで落ち着いたはずです」

小蒔「わわわわわわたあめ!」

京太郎「…………」ポカーン

小蒔「…………」

小蒔「すいません、冗談です」テヘッ

京太郎「……」

小蒔「ううっ、私だって冗談くらい言いますよぉ……」

京太郎「いや、すいません。まさか小蒔さんが冗談を言うなんて思ってもいなくて」

小蒔「むっ、それはひどいですっ」プックー

京太郎(頬を膨らました小蒔さん、可愛いなあ)

小蒔「それよりも、か、彼女って」

京太郎「ああ、すいません……何か、小蒔さんがあのチラシを真剣に見ていたもので」

京太郎「食べたいのかなぁってちょっと……おせっかいでしたらすいません!」

小蒔「……そんなことありませんけど」ボソボソッ

京太郎「とりあえず、頼んでしまったものは頼んでしまったので勘弁して下さい!」

小蒔「それじゃあ、ここにいる間は京太郎さんと私は」

京太郎「カップルということになりますね。すいませんっした!」

小蒔「あわわわわ、そんな……元々は私が原因ですから!」

京太郎「いや、そんな。でてきたものは小蒔さんが全部食べていいんで」

小蒔「それは駄目です! だって、カップルですから……二人で食べないと」

京太郎「……いいんですか」

小蒔「いいに決まってます。そもそもですね、京太郎さん」

小蒔「嫌だったら、デートになんて誘いませんよ?」ニコッ

京太郎「……っ! そ、そそうですか」

京太郎(やべーーー! 今の俺、絶対顔赤いって!)

京太郎(こうやってストレートに言われると恥ずかしいってレベルじゃねーよ!)

京太郎(ああ、調子に乗ったのがまずかった! 畜生、恨むぜたえちゃん!)

背ry「お待たせしました! やったねたえちゃんのお客様ー」

京太郎「あ、はい」

京太郎(うーん、大きい胸は正義だな。今度は小蒔父さんを誘って来よう)

京太郎「あの、スプーンがひとつしかないんですけど」

背ry「カップルですから!」

京太郎「あ、はい」

京太郎(ですよねー、つーことは小蒔さんに全部食べさせないと)

背ry「あ、カップルセットなんで交互に食べてくださいね〜」

京太郎「えっ」

京太郎「…………まじですか?」

背ry「まじですっ!」フンスッ

京太郎(可愛いなあ、頭なでたくなる可愛さだなあ)

背ry「それじゃあ失礼しますね〜」

京太郎「ど、どうします?」

小蒔「二人で交互に食べないと行けないんですよね?」

京太郎「そういうことらしいっすね……ほんと、大丈夫ですか?」

小蒔「大丈夫です、頑張りますっ!」

京太郎「いや、頑張る所じゃないんですけどね……」

小蒔「それじゃあ、京太郎さん食べましょう」

京太郎「はい。どっちからいきます?」

小蒔「それじゃあ、私からで」

小蒔「あ、あ〜ん」

京太郎「」

小蒔「あーん」

京太郎(——————!!!!?!??!?!?!?!?!)

小蒔「……口を開けてくれませんか?」カアアッ

京太郎(な、何が起こってるのか理解できない)

京太郎(夢でも見ているのだろうか)

京太郎(まさか、こんなことって)

京太郎(小蒔さんから、自発的にあーんしてくるとは……思わなかった)

京太郎(霞さん達みたいにからかいの意味も込めてやってくる人はわかる、まだわかる)

京太郎(でも、小蒔さんだ。こういう時は生真面目な小蒔さんだ)

京太郎(その、小蒔さんがちょっと顔を赤くしながらもスプーンを差し出してくる)

京太郎(これは、ひょっとしなくてもすごいことなんじゃないか!)

京太郎(あ、あ、あっ、俺は——!!!)

今日はここでセーブ。
信じてもいいんですよ。最近平和でしょう? 普通でしょう?

最後まで平和にいきましょう。
更新します。

小蒔「あーん……」

京太郎(ええい、悩んでいても仕方ねー! 第一、カップルの為のあんみつなんだから避けられないんだよ!
    畜生! まさか、こんな事になるなんて思ってもいなかった!)

京太郎「じゃ、い、頂きます……」ングング

小蒔「美味しいですか?」

京太郎(緊張で味なんてわかんないっすよォォォ!!!! 甘いってことしかいえねぇ!!)

京太郎「あ、あまくて、」

小蒔「甘くて?」

京太郎「美味しいで、すっ!」

京太郎(言えた−−! 言えたよ、俺! よくやったよ!)

小蒔「ホッとしました……っ。もし、お口に合わないのでしたらどうしようかと」

京太郎「んなことないですって。小蒔さんが、」

小蒔「私がどうかしました?」

京太郎(小蒔さんが食べさせてくれたら何でも美味しいですよ、なんて……!)

京太郎(なんなんだよ、いつもみたいに軽口回せよ、俺の口!)

京太郎「い、いえ、小蒔さんはいつも通りだなあって」

小蒔「私はいつも通りですよ?」

京太郎「そうですね……」

小蒔「変な京太郎さん。それでは、今度は逆ですね」

京太郎「えっ」

小蒔「おねがいしますね」ニコッ

京太郎「」

京太郎「あ、ああああ」

小蒔「京太郎さんどうしたんですか! 震えてますけど、どこか体調が」

京太郎「体調はバッチシです! ただ、ちょっと緊張して。ほんと、ちょびっとだけですよ!」

小蒔「?? そうなんですか???」

京太郎「はい! 全ッ然体調は健康でっす!」

小蒔「そうでしたか。それなら、あーん」

京太郎「………………ぁーん」カオマッカー

小蒔「はむっ、んむ。美味しい!」

京太郎「ソウデスネー」

小蒔「それじゃあ、今度は私です!」

京太郎「ア、ハイ」

小蒔「はい、京太郎さん口を開けてくださいねー」

京太郎「はい、あー……ってこれじゃあ赤ちゃんみたいじゃないですか」

小蒔「ふふ、でしたら……私がお母さんですね」

京太郎「勘弁して下さいよ、こんな若くて可愛らしい母親がいますかって」

小蒔「…………」カアアアッ

京太郎「…………」カアアアッ

小蒔「……あの」

京太郎「……すいません」

小蒔「どうして、謝るんです?」

京太郎「いや、何か変なこと言ったみたいで」

小蒔「そんなことありませんよ、可愛らしいって褒め言葉じゃないですか」ニコッ

小蒔(それに、京太郎さんから可愛いって、ふふっ、えへへへっ)

京太郎(すっごく嬉しそうだけど……うーん、結果オーライ?)

京太郎「それじゃあ、今度は俺ですね?」

小蒔「はい。では、京太郎さん、口を開けてくださいね」

京太郎「んー、うまいっすね……。冷たくて暑い夏にピッタリといいますか」

小蒔「そうですね。…………ぁ」

京太郎「どうかしました?」

小蒔「い、いえ!」

京太郎「??」

小蒔(これって間接キスじゃないですか!? 霞ちゃんがよく貸してくれる漫画にありました!)

小蒔(霞ちゃん……私、は、初めて、奪われちゃいました……。どうしましょう?)

京太郎(もうなんか、吹っ切れるもんだな! よく考えると食べさせ合いぐらいで怯えてどうする!)

京太郎「それじゃあ、次は俺の番ですね」

小蒔「……あーん」

京太郎(心なしか、ちょっとニヤけてるような……)

小蒔「ご馳走様でした」

京太郎「何だかんだですぐ食べちゃいましたね」

小蒔「美味しかったので」

京太郎「そうですね。そういえば、次はどこに行くんです?」

小蒔「…………」

京太郎「まさか、決めてなかったり?」

小蒔「…………」コクン

京太郎「それじゃ、次は何処にしますか? もう、お昼も過ぎましたし」

3↓行き場所決定

小蒔「桜島に行きましょう!」

京太郎「何寝ぼけたこと言ってるんですか」ペシッ

小蒔「あいたっ」

京太郎「今から行って帰ってこれるんですか?」

小蒔「大丈夫です!」

京太郎「どこからその自信は来るんですか……そもそも、島って付くぐらいだから海渡るんですよね?」

小蒔「桜島は陸続きですよ?」

京太郎「島なのに?」

小蒔「島なのに、です!」

京太郎「でも、遠くないですか? もし終電乗り過ごしたら……」

小蒔「京太郎さんは一緒にいてくれますよね?」ニコッ

京太郎「いますけど! 朝帰りなんてしたら、あとが怖いと言いますか」

京太郎(絶対、正座でお説教確定なんだよなぁ……お父さんの方は喜びそうだけど)

小蒔「大丈夫です! 霞ちゃん達はわかってくれますよ!」

京太郎「わかってくれませんって! 第一、何処で一晩泊まるんですか!」

小蒔「???」

京太郎「考えといてくださいよォ!」

京太郎(どうすっかな……よくはわからんけど、行ったら夜帰りになりそうだし)

京太郎(もし、終電逃したら……泊まる場所どうすんの!?)

京太郎(ネカフェでもいいならそうするけど、小蒔さんが気に入るかどうか)

京太郎(そもそも財布は大丈夫なのか? 幾らかは小蒔さんも持っているだろうけど)

京太郎(あーーー! そんなんわかるカーーーー!!!)

京太郎「……小蒔さん」

小蒔「はい!」

京太郎「桜島、行きたいですか?」

小蒔「すごく行きたいです!」

京太郎「もし、帰りが遅くなったりして霞さん達が襲いかかってきてもかばってくれますか?」

小蒔「大丈夫です、霞ちゃん達は、話せばわかってくれますよ!」

京太郎「……そうですか」

京太郎「じゃあ、逝きましょう!」

小蒔「……!」パアアッ

4↓コンマ判定
00〜30……無事夜には帰ってこれます。
31〜70……終電ギリギリ
71〜99……アウト
※ゾロ目で……。
※桜島観光については一回も行ったことがないニワカ以下なので、省略します。
 詳しい人は誰か書いてくださいよォ!

京太郎「……ぁぁあああああ!!!」

小蒔「……終電、行っちゃいましたね」

京太郎「やばい、マジでヤバいっすよ!!!!」

京太郎「殺される……全身全霊で殺される……!」

京太郎(俺の股間が危険だ……! 小蒔さんと一晩を過ごすってそれだけやべぇことだよ!)

小蒔「大丈夫ですよ、お金もちゃんとありますし……」

京太郎「そういう問題じゃなくてですね」

京太郎「……携帯の電池が切れて連絡もしていないんです」

小蒔「ふぇっ?」

京太郎「こんな時間に電話をかけてもいいものなんすかね……」

小蒔「大丈夫ですよ、誰か起きています」

小蒔「京太郎さんは信用されているんですから、誠心誠意話せばわかってくれるはずです」

京太郎「そうだといいんですが……」

京太郎(とりあえず、公衆電話があったことだしかけてみよう)

↓3
巫女四人組の誰か、誰も出ないの五択。

コンマ数が高いほど、ヤバい。




京太郎「……できれば。出ないでほしいなあ」プルッルルル

霞「はい、もしもし」

京太郎「あ、霞さんですか。俺です、京太郎です」

霞「あらぁ……京君?」

京太郎「ひっ」

霞「こ ん な 時 間 に電話だなんて……うふふ」

京太郎(あ、これ死んだ)

霞「朝早く、二人で出かけて楽しかったかしら? 一言ぐらい言伝を言い残してもよかったんじゃない?」ゴゴゴゴゴゴッ

京太郎「」

霞「……うふふ」

京太郎「か、霞、さん?」

霞「それで、今は何処かしら?」

京太郎「そのことなんですが、ちょっと伝えなくてはいけないことがありまして」

霞「……」

京太郎「終電逃しちゃって帰れません、メンゴッ☆」

霞「——————へぇ」

京太郎「」ブツッ

京太郎(あ、あわわわ。何故か、俺の手が勝手に電話を戻していた)

京太郎(これは、相当に、ほんっっとうの本当に……ヤバい)

小蒔「どうでしたか?」

京太郎「小蒔さんと駆け落ちしたいです、帰りたくないです」

小蒔「ええっ!」

京太郎「嫌だ、嫌だ……もう、おしまいだ……!」ガクガク

小蒔「京太郎さん、落ち着いてください!」ダキツキー

京太郎「死にたくない、死にたくない」







京太郎「落ち着きました」

小蒔「結局、どうするんですか?」

京太郎「電話は、何故か繋がらなかったので……とりあえず、宿を探しましょう」

京太郎「ホテルで一泊……はさすがに高いでしょうから」

京太郎(ネカフェしかないよなぁ……)

京太郎(でも、それでいいのか)

京太郎(俺は小蒔さんをそんな所に連れて行っていいのか)

京太郎(違うだろう! 俺は気配りの達人ッ! ハギヨシさんからのお墨付き!)

京太郎(考えろっ、俺の頭脳は最適の結論を導き出すはずだ!)

↓3

1ラブホにしよう!
2戒能さん家に突撃しよう!

京太郎(逆に考えるんだ。そう、逆転の発想……ッ)

京太郎(別にいやらしいことをするわけじゃないんだ、寝れれば問題ないんだ)

京太郎(なら、ラブホでも問題ないはずだ!!!!)

京太郎(男女二人なら安いって噂もあるし完璧……!)

京太郎「小蒔さん、泊まる場所が思いつきました!」

小蒔「本当ですか!」

京太郎「はい、ちょっと内装が変わっていますが大丈夫ですか?」

小蒔「そんな、京太郎さんが決めてくれたんですから、私は委ねます」キラキラ

京太郎(言えない、色々とヤる場所だなんて、言えない!)








京太郎「ということで、来た訳ですが」

小蒔「疲れましたね……汗もかいちゃいましたし」

京太郎「ここにはシャワーもついていますし浴びたらいいと思います」

小蒔「そうですね……それに、汗の匂いも気になりますし」

京太郎「俺はここで待ってるんで、お先にどうぞ」

小蒔「わかりました、すぐに上がってきますね」タッタッタッ

京太郎(…………)

京太郎(やっちまったなぁーーーーーーっ!!!)

京太郎(よく考えると、どう説明するんだよ! 寝る場所に困ったのでラブホ行きましたなんて言えるかーーー!!!)

京太郎(やだーーーー! 俺本当に危険じゃないですかーーー−!)

京太郎「ここで、もう一度電話するか? いや、駄目だ。霞さんがあんな状態じゃあ他の人達もきっとヤバい」ヨンダ?

京太郎「こんなことなら面倒臭がってないで携帯の電話番号聞いておけばよかった……」ムスコムクムク

京太郎「巴さんとお父さん辺なら理解してくれそうだし」ムスコビッキーン

京太郎(そして、股間がいきり立ち過ぎてよォ! ラブホ+シャワー音ってこんなにも性欲掻き立てるのかぁ!)

京太郎(今頃、小蒔さんは裸……! ドアの向こうでは一糸まとわぬ姿!)

京太郎(お前、そりゃ興奮するだろ!)

京太郎(……いや、それよりもだ。どうしよう……ほんと、どうしよう)

京太郎(戒能さんとかに電話して口裏合わせるよう頼むべきか? いや、見返りに何をされるかわかったものじゃない)

京太郎(こんなことなら、言うこと聞いてくれる権利を使うべきじゃなかったな……)

小蒔「京太郎さん、すいません、バスタオル取ってもらえますか〜」

京太郎「は、はいぃ!」

京太郎「ど、どうぞっ!」

小蒔「ありがとうございますっ」

京太郎(いやあああああああああ! 興奮するよ! 超このシチュエーション最高だよ!!)

小蒔「お待たせいたしました。それじゃあ、次は京太郎さんが使ってください」ホカホカ

京太郎「は、はい!」

小蒔「どうして、声がうわずってるんですか?」

京太郎「色々と気合を入れてるからです!」

小蒔「ふふっ、変な京太郎さんですね」

京太郎(破壊力すごいなぁ……しっとりと濡れた髪、ほんのりと赤い肌)

小蒔「??」

京太郎(純粋そのものな瞳、シャンプーのいい匂いも、すごくそそる)

京太郎(この人を前にして、俺は大丈夫か? 一夜を共に過ごせるか?)

京太郎(シャワー内で一発抜いておくべきか?)

京太郎(いや、俺は声を割と上げる派だ。もし、小蒔さんに聞こえたら……)

京太郎(……死んじゃうな、そのまま襲いかかりかねない)

京太郎(ほんと、戒能さん家にしとくべきだったか……)

誰か、ラブホテルでシャワーを浴びた後の姫様の画像をください。
後、ラブホテル描写に詳しい人は助けてください。
今日はここまで、明日は何事もなければ早めの更新です。
次スレのテンプレとかはできてるんで残りレス数とか気にしなくてもいいよ。

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