男「妹が居候する日常」 (34)
それは俺が久しぶりに実家に帰った時のことだ……
母「あんた確か○○市に住んでたわよね?」
男「え、そうだけどなんだよ?」
母「じゃあ○○市立真中高校も近い?」
男「あぁ、近いよ……ちょっと待て!」
母「なにかしら」
男「確か我が妹は4月から高校だったな…どこに決まった?」
母「あんたの近くの高校でほぼ決まり」
男「俺に押し付ける気だろ」
母「大丈夫よ、血は繋がってないから」
男「そういう問題じゃねぇよ!つーかOKサイン出すなよ」
男「俺はごめんだからな…」
と断った…
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ピンポーン
男「はいはい、注文してた荷物かな?」
男「どちらさまですかっと」
ガチャ
妹「お兄ちゃん!私きちゃった」
ガチャン
男「何も見なかった事にしよう…」
扉「兄さん開けてください、謝りますから開けてください」
男「……はぁ…」
~居間~
妹「いやーまさか兄さんに閉めだされるとは」
男「何しに来たんだよ?」
妹「あれ?お母さんから聞いてませんか?」
男「聞いたけど断った、それにまだ受験終わって無いだろ?」
妹「お母さん……ちゃんと説明しなかったんですね…私陸上で推薦入学決定してますよ」
男「マジかよ…」
妹「それで学校が始まるまで馴れる為に来ました」
男「うわ~」
妹「ちなみにお母さんが「お兄ちゃん!私きちゃった」を勧めてくれました」
男「おい、母さん」
妹「ついでにお父さんから伝言です「血は繋がって無いからヤレ」と」
男「あんの馬鹿親父…つーか夫婦そろっておんなじ事いうなよな」
仕事行ってきやす
~男職場~
男「はぁ…」
後輩「先輩元気ありませんね」
男「後輩ちゃん…今日シフト入ってたっけ?」
後輩「ほぇ?」
男「まぁいいや、昨日から妹の面倒みることになってさ」
後輩「妹さんいたんですね」
男「ちょうど後輩ちゃんの下の学年だよ」
後輩「来年から高校生ですか」
男「母さんの連れ子でさ」
ガタッ
後輩「それってつ、つまり、ち、血がつながって…」
大将「うるせぇぞ!…後輩」
後輩「あ、大将おはようございます」
大将「お前さん今日は休みだぞ」
後輩「……1日間違えました」
大将「そうか、そうか…とっと帰りやがれこのすっとこどっこいが!」
後輩「ごめんなさ~い!」
男「後輩ちゃんってほんとそそっかしいな」
大将「男、店開けてくれ」
男「はい」
キャラ紹介
男…主人公、妹とヤル気は無い
妹…男の妹(血は繋がっていない)
後輩…男の働く焼き鳥屋の後輩(女の子)
大将…男が働く焼き鳥屋の店長、大将と呼ばないと怒る(あと時間や日付を間違えても怒るby後輩)
とりあえずこんなメンバーまだ少し増える予定です
とりあえず眠いのでお休みなさい
男の家<借家2階建>
妹「エロ本探し開始♪」
妹「賃貸にしてはいい物件ですね」
妹「キッチン、リビング、ダイニング、お風呂、トイレ、個室2つ(兄さんの寝室も加えると3つ)、ベランダ…あとは兄さんの寝室だけですね」
ガチガチ
妹「…」
妹「やはり鍵がかかってますか」
妹「さてどうしたものでしょうか」
やって帰ってこれた…
昔の俺の生活そのままを主人公に当てはめたんだが………
家(借家)家賃光熱費込みで12万
バイトだいたい14万くらい稼いでいる
今のご時世はありえないか~
じゃ男の立場正規雇用って事にしててください
妹「勝手に入ったら怒りそうですし、兄さんが帰ってきたら入れてもらい…そしてさりげなくエロ本探しましょう」
妹「………暇つぶしに本屋さんにいきましょう」
~電車内~
妹「ふっ…まさか本屋が商店街に無いとは…はぁ……」
妹「お小遣いそんなにないのにな」
妹「バイトしよう」
妹「コンビニかファミレスか…どっちにしても電車通勤か」
~本屋~
妹「一番いいのは本屋の……」
{高校生バイト募集中、時給900-……}
妹「すいませーん!履歴書売ってませんか?」
とりあえずおやすみなさい
おきたら続き投下する
~深夜~
男「はぁ…ただいま」
男「……もう寝てるか」
リビング
男「……」
妹「お帰りなさい兄さん」
男「起きてたのかよ」
妹「兄さん、家に食品がカップ麺しか無いのですが」
男「あぁ100均でまとめ買いしてるからな」
妹「不健康過ぎますよっていうか女子高生には重い」
男「突然きたからな、来ることがわかってりゃもちっとマシな物用意するって」
妹「……すいません」
~朝~
男「今日はお休みだぜ!」
妹「食品を買いまーす」
男「おー!」
で、電車内
妹「整骨院と宝くじと居酒屋と靴屋ばっかりなのに商店街とはこれいかに」
男「元々はもっとたくさんの種類のお店があったって聞いた」
妹「誰からですか?」
男「職場のバイト」
妹「へ~」
~隣駅~
妹「こっちの商店街は賑わっていますね」
男「スーパーとか100均とかお前の大好きな本屋もあるぜ」
妹「知ってます、今度面接する事になりました」
男「面接?」
妹「本を買うためにバイトしようかと」
男「お前本当に本が好きだな」
妹「それほどでもあります」
妹「はい、スーパーに着きました」
男「誰に説明してんだよ」
妹「気にしないでください」
男「とりあえず物持ちいいやつと冷凍系かな」
妹「兄さんはいつも仕事終わりであの時間ですか?」
男「まあだいたいそうかな、たまに早く帰れる時もある」
妹「バラバラなんですね」
男「まあそうとも言う」
妹「ポイントカード持ってたんですね」
男「日用品…シャンプーとか」
妹「なるほど、ここが1番近いからポイントカード作ったと……お米を買わなかったのはなぜですか?」
男「そういう重いのはネット注文して配達してもらった方がいいからだ」
妹「たしかに……それに米袋抱えて、電車に乗って帰るのは恥ずかしいですしね」
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