モバP「深夜の事務所は」(70)

瑞樹「まだ仕事なの、頑張るわね」

P「社畜に休みはないですから…って、なんでこんな時間に事務所に来るんすか」

留美「陣中見舞いよ、決まってるでしょ」

P「ウソつけ、P(後輩)に振られて、さびしくいつもの四人で飲んでたんだろ?」

美優「…あの…ちひろさんは」

P「あの守銭奴悪魔がオレのコトなんか気にするか、とっとと帰った」

美優「…でも…いつも仲良くみえます…」

P「そりゃあ、エモノ(仕事)とってくる犬(社畜)にはうわべ優しいだろ、ああいうタイプは」

留美「アナタ犬あつかいなの?」

P「実際そうだろ、女性ばかりの職場は肩身がせめぇよ」

瑞樹「ああ、だからP(後輩)君が入社した時、あんなに喜んでたのね」

P「じゃけん、あんまりあのボウヤをイジメないで下さいよ」

留美「どこがイジメよ、ほどよいキョリでモーションかけてるだけじゃない」

P「ことあるごとに婚姻を匂わせるのは、ほどよいとは言わんわ、逆セクハラだソレ」

おっさんPか

http://i.imgur.com/Hfaciot.jpg
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川島瑞樹(28)

http://i.imgur.com/mCy3tg3.jpg
http://i.imgur.com/UGBPcWn.jpg
和久井留美(26)

http://i.imgur.com/OO7yke8.jpg
http://i.imgur.com/hPmFQwm.jpg
三船美優(26)

>>5
26~27の中堅Pって設定で

>>6
画像ありっす



楓「それにしても、そんなに仕事たまってたんですか?」

留美「最近事務所は順風満帆、人手も増えてラクになったって言ってたじゃない」

P「それは現状だけ、気を抜きゃ昨日の勝者が明日の敗者」
P「よそを出し抜くにはいつも2手3手先を考えておこなう、ってどっかの赤いヒトが言ってた」

http://i.imgur.com/au78rQR.jpg
http://i.imgur.com/Hhrfpav.jpg
高垣楓(25)

美優「あの…あまり無理をしないで下さいね…」

P「そんなやさしいセリフを言ってくれるのは三船くらいだよ」

留美「どういうイミよ、でも実際働きすぎよ、いつ休んでるのかしら?」

P「仕事の疲れは、仕事で癒すのだ(ドヤァ」

留美「別に格好よくないわよ」

瑞樹「そうよ、完璧にワーカーホリックのセリフじゃない…」

楓「ワークでわーくわーくする、ふふっ」

P「いや…おもしろくねぇし、ムリないかソレ」

楓「むぅ、プロデューサーさんはいけずです」

P「お前は何条何音さんだ」

留美「まあいいわ、一休みして私たちに付き合いなさい」

P「事務所に来てまで酒盛りすんな」

瑞樹「もう就業時間外でしょ、カタいこと言いっこなし」

P「ケジメですよケジメ」
P「あんまオイタしてるとP(後輩)に、アイソつかされますよ」

瑞樹「大丈夫よスキンシップは欠かしてないし」
美優「…手作りのものを差し入れたり…」
留美「婚姻届は常に持参しているわ」
楓「アノ人のスケジュールは全てチェックずみです (フンス」

P「(重いわ、そういうとこがアカンねん)」
P「大人なんですから、もうちょっと、なんというか手心というか…」

瑞樹「引いていたら勝者になれないわ(キリッ」

P「そんなだから四つ巴になってるんでしょーが」
P「JK組の速水や渋谷あたりに持っていかれますよ、P(後輩)優良物件なんだし」

瑞樹「それは無いわ(キッパリ」

P「ほー、そりゃえらい自信ですこと」

留美「そういうイミじゃないわ、あの娘達はP(後輩)君じゃなくってアナタに気があるって言いたいの」

P「えー(棒)」

瑞樹「気のない返事ねえ…」

P「根拠のないハナシを振られたらこうもなろう」
P「渋谷あたりなんか、話かけても”…何?”とか”ふ~ん”とかつめたいモンよ」

留美「思春期だから恥ずかしいのよきっと」

瑞樹「 わ か る わ 」

P「 わ か ら な い わ 」

美優「あの…それだったら…あの娘達」
美優「バレンタインに向けて『日ごろの恩返しをするんだー』て…張り切ってましたよ」

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速水奏(17)

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渋谷凛(15)

P「カンペキに義理チョコじゃねーか?」

瑞樹「でもあの娘達、キミに憧れてるように見えるわ」

P「カンちがいですよ…たまたま頼りになる身近な大人の男性がオレだからだけで」

留美「そうかしら?贔屓目に見ても、仕事中だけはけっこうカッコいいわよ」

P「おいおいホメ殺しか、まあともかく、ソレはナイナイ」

瑞樹「ロマンがないわねぇ」

P「アイドルとプロデューサーにそんなモンあってたまりますか」

美優「…その割には…自分を犠牲にしてまで頑張ってるじゃないですか…」

P「本人が望んだとは言え、こんなアコギな業界に放り込んだんだ」
P「成人するまではイロイロへんなコトにならんようにな、親御さんの顔もあるし」

このモバPってCuPじゃね?

>>22
ホ、ホモちゃうわ


留美「成人したらどうなるのかしら?」

P「どーもならんよ」

瑞樹「やっぱりロマンがないわ」

P「免疫のない時代にツバつけて」
P「成人したら収穫か?そりゃ消費者(ファン)に対する背徳行為でしょ」

美優「…責任感が…強いんですね」

P「そんな大げさなモンじゃないケドな」
P「それに、ウチには年長組がいるから、いろいろフォローしてもらえる」
P「そういうゴシップ面ではガキばかりのよそに比べりゃまだ楽だ」

楓「じゃあ、プロデューサーさんは年上や同年代の方が好みなんですか?」

P「」
P「(何でそうなる)」

瑞樹「そうね、聞いてみたいわ、この中だと誰がタイプかしら?」

P「(酔っ払いが…)そんなメンドーな質問しないでくださいよ、ダレ選んでもカドが立つじゃないですか」
P「(メンドくせー、酔っ払いチョーメンドくせー)」

留美「いいから答えなさいよ」
瑞樹「私も興味あるから答えて欲しいわ」
美優「…あ…私も聞いてみたいです」
楓「(わくわく)」

P「そりゃもちろん、ぜん『全員魅力的だから選べない、何て答えはメッですよ(ニッコリ』

P「」
P「(ニュータイプか何かッスか高垣さん)」

P「え~と…怒らないって約束なら言いますケド…」

瑞樹「怒らないわ、言ってみてちょうだい」

P「タイプって言うかタイプ分けになりますケド…」

P「奥さんにしたいタイプは三船で、仕事仲間タイプは和久井」
P「愛人タイプは川島さん、恋人タイプは高垣だな…これでいい?」

美優「…私が奥さんですか…」

P「カンにさわったらすまんな、怒らない約束だろ」

美優「…じゃあ…アノ人に振られたらアナタの奥さんになりますね…」

P「」

三船さんはそんなに軽くない(血涙)

なんか下世話というか下衆な話だな

>>36
>>39
まあ酔っ払ったノリってことでカンベン



楓「ふふっ、私は恋人にしてもらえるんですね」
楓「アノ人に振られたら、よろしくお願いしますね」

P「」
P「(あっれー?)」


「……てや…」

P「はい?」

留美「ちょっと待てや…」
留美「なんでウチだけ色気ない表現なんじゃあ!?」

瑞樹「いや…、私もケッコウな言われようなんだけど…」

P「で、出た~~www酔っ払ってキレると方言に戻奴~~」
P「って、怒らないという約束はあっさりスルーされてる!?」

留美「ゆるさん…、こっち来て酌せえやウチの魅力教えちゃるけえ」
    
P「72切れてんすかワクワクさん、それに実際あんま色気ないですよねアンタ…」

留美「つべこべ五月蠅いんじゃ、ワレも飲めや!」

P「お、お嬢…落ち着いて」

留美「美優、楓、押さえぇ」

美優「は…はいっ…」
楓「ふふっ、プロデューサーも一緒に飲みましょうね」

瑞樹「私、なにかカヤの外だわ」

P「いや、この広島ヤ○ザの暴走止めてくれよ!アンタ年長者だろ!」

瑞樹「いやよ、このまま見てた方が面白いモン」

P「何が”モン”だ、トシ考えろ!それよりはよ助けて…」


瑞樹「……つった…」

P「はい?」

瑞樹「…今、なんつった?」
瑞樹「私の年齢にケチつけてムカつかせたヤツぁ何モンだろうーーーとゆるさねえ!」
瑞樹「このヘアースタイルがBBAみてェーだとォ?」

P「こっちも悪化したぁっ!」

美優「…なんで、わざわざ地雷を踏みに行くんですか…」
楓「あきらめて一緒に飲みましょう、ふふっ」

  ・
  ・
  ・
  ・

 ~翌日~


ちひろ「ふ~んふふ~ん♪ふふふ~ふ~んガチャを回そ~♪ひとつひとつ笑顔と…ってあら?」
ちひろ「カギが開いてる…」

ちひろ「プロデューサーさんもう来てるんですか?」

ちひろ「ファッ!?」

ちひろ「な、なんですか、この惨状は」
 
留美「(ち~ん)」
瑞樹「(ち~ん)」
美優「(ち~ん)」
楓「(ち~ん)」
P「(ち~ん)」

 (ピロリ~ン☆)携帯ポチー

ちひろ「このデータ、凛ちゃん達にいくらで売れるかしら…」


ちひろ勝利(?)エンド
おわり

画像と支援の人ありがとごぜーます

大学の女友達ノリで書いてみたかったSSです
ですので登場人物は全てフィクションです

本物の三船さんも楓さんも女神で和久井さんも色気たっぷりで
川島さんもアンチエイジングでちひろさんは天使で千早は72です

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