P「ハッピバースデートゥーミー♪」(178)

P「ハッピバースデートゥーミー♪」

P「ハッピバースデーディア………」

P「プロデューサー!!!イエーイ!!」

P「ハッピバースデートゥーミー!!」

P「ありがとう!!どうもありがとう!!」

P「プロデューサーさん!ケーキのろうそくけしてくださいよ!」

P「おっ!まかせろー!ふぅぅぅー!!」

P「よっし!一気に全部消せたぞ!!」

P「おめでとー!!おめでとー!!」

P「いえーい!!」

P「………」

P「ケーキ、食べるか」

話は誕生日3日前のこと

P「…(そろそろ俺の誕生日、いやぁ楽しみだ)」

P「(ここに来て初めての誕生日…うん、期待せずには居られないよな)」

P「(でもなんだか自分で言うのも恥ずかしいし、なんだか大人げないから黙っておこう、うん)」

P「(ああ…アイドルたちに祝ってもらえる誕生日!!俺は世界で一番幸せだなぁ!!)」

<Pipipipipi

P「あ、はい765プロです」

P「え?お仕事ですか、はい!はいそれで内容は」

P「ええ…あ、はい…はい了解しました。はい」

P「はい、では詳しくはそちらで、はい。お願いします、では失礼します」

春香「プロデューサーさん!お仕事ですか?」

P「おお春香…ちょうどいい、実は春香に仕事なんだ」

春香「本当ですか!」

P「ああ…3日ほどのロケだ」

春香「!?」

P「すごいよなー!旅番組だって!」

P「春香と、千早と、雪歩だそうだ」

春香「それは…楽しそうですね!うん!」

P「ああまったくだ」

春香「あ、じゃあ私千早ちゃんたちに伝えてきますよ!今レッスンしてるはずですから!」

P「そうか?なら頼むよ、俺はこのまま企画先に行って打ち合わせだからな」

春香「はい、頑張ってくださいね!プロデューサーさん!」

P「ああ、じゃあ行ってくるよ」

<ガチャ

P「…春香と千早と雪歩は残念ながら不参加か…悲しい」

P「いやなに、仕事だからしょうがない、そもそも優先順位がつきとすっぽんだ!」

P「それにまだまだうちにはアイドルがいるから大丈夫!うん!」

<ガチャ

春香「いってらっしゃーい…」

春香「…どどどどーしよー!!!」

春香「たしか3日後ってプロデューサーさんの誕生日だよね!?うん!!」

春香「もう誕生日プレゼントだって買ったのに…どうしよう…」

春香「…千早ちゃんたちに相談しよう、きっと二人も困るだろうし…」

春香「うう…困ったなぁ…お仕事もらえたのはすっごいうれしいんだけど…」

春香「えぇーっと…ホワイトボードに…」

キュッキュッ

春香「春香、千早、雪歩、ロケっと」

春香「…はぁ…本当にどうしよう…」

P「打ち合わせ疲れたなぁ…明日からなんてちょっと急だけど」

P「こんな大きな仕事もらえるチャンスなんてなかなかないし、これはむしろ好機!」

P「頑張れ俺!うん!」

P「じゃあ収録も終わってるころだし、美希と真を迎えにいこう!」

………
……


美希「もう!遅いのはにー!」

真「遅刻ですよ!遅刻!」

P「すまんすまん!ちょっと打ち合わせが入ってな」

美希「むむ…ならしょうがないの、ババロア一つで許してあげないこともないの」

真「え!なら僕はうーん…ぬいぐるみが欲しいです!」

P「ええいたかるんじゃない!」

P「ほら、事務所に帰るぞ!」

美希・真「はーい」

P「今日の収録どうだった?」

美希「うん!とーってもばっちしだったよ?」

真「はい!かなり上手くやれましたよ!」

真「それで…事後報告になっちゃうんですけど…」

P「どうした?」

真「3日後ロケだって話になって…」

P「!?」

美希「ハニーに連絡しようとしたら、ちょうど社長が居たの」

真「はい、それで社長が」

高木『いいねぇ!!温泉ロケいいじゃないかぁ!その仕事!私が見よう!』

真「って、ロケが入っちゃいました」

P「ああなるほど…いや、社長がちゃんとOKだしたならいいよ、社長も見てくれるってならな」

P「あとで俺からも連絡取っておくから、大丈夫さ」

真「はい、お願いしますね!」

美希「なの!」

P「じゃあ、俺今日はこのまま直帰だから」

美希「はいなの!お疲れ様ハニー!」

真「お疲れ様でした、プロデューサー!」

P「おう!じゃあまた明日な!」

………

P「はぁ…美希もまこともロケか…」

P「温泉…いいなぁ…俺も行こうかな」

P「…うん、しょうがないよね」

P「あいつらの仕事っぷりが評価されたってことだから!うん!」

P「明日からも頑張るぞ!俺!」

美希「………」

真「…どうしよう美希」

美希「サプライズの計画だったんだけど…このままじゃサプライズどころかお蔵入りなの」

真「だよねぇ…でもお仕事だからしょうがないし…」

<ガチャ

春香「あ!美希!」

美希「あ、春香なの」

千早「どうしたらいいのかしら…」

雪歩「困りましたぁ…」

真「…もしかしてみんな3日後仕事?」

春香「…ってことは真と美希も?」

美希「なの…ハニーの誕生日なのに…」

千早「…困ったわね」

翌日

P「よし!今日も元気に行くぞ!オー!」

律子「テンション高いですね、プロデューサー殿」

P「おお、律子か。竜宮のほうはどうだ?」

律子「おかげさまで、順調ですよ」

律子「それでなんですけど…」

P「なにかあったか?」

律子「いえ、今日から実は地方ライブで」

P「!?」

律子「ちょっと新潟のほうまで」

P「そ、そうか…どのくらいかかりそうなんだ?」

律子「そうですね、あとの予定も詰まってますから二日くらいで帰ってくるつもりです」

P「そうか…あっちはまだ雪も積もってるし気をつけてな」

律子「はい、じゃあ私みんなを迎えに行きますので」

P「おう、頑張ってな~」

P「これは…うん、一気に4人離脱だね」

P「…いやな予想が頭を駆け巡ってきた」

P「…いやなに、そんなことはありえないさ…はは」

P「いざとなったら音無さんと二人で飲みにいこう!うん!」

P「よし!やよいたちを迎えに行かなきゃな!」

………

律子「…ほら、伊織、新幹線の切符」

伊織「…」

あずさ「ほら、伊織ちゃん、新潟よ~雪国よ~」

亜美「いおりん、機嫌直して…」

伊織「私は別に普通よ!」

亜美「うあうあ~いおりん今日は不機嫌だよ~」

律子「はぁ…いや私も連絡しわすれてたのはわるかったけど…」

(´・ω・`)ごめんね、お仕事でちょっと呼び出されたから行ってくるね
(´・ω・`)すぐもどってくるつもりだからごめんね、がんばるね

響「ハッピバースデートゥーミー♪」

響「ハッピバースデーディア………」

響「ひびきん!!!イエ→イ!!」

響「ハッピバースデートゥーミー!!」

響「ありがとう!!どうもありがとう!!」

響「ひびきちゃん!ケーキのろうそくけして!」

響「おっ!まかせろー!ふぅぅぅー!!」

響「よっし!一気に全部消せたぞ!!」

響「おめでとー!!おめでとー!!」

響「いえーい!!」

響「………」

響「ペットのエサ、食べるか」

(´・ω・`)カーチャンありがとう、お客様も困ったもんだね

俺「ハッピバースデートゥーミー♪」

俺「ハッピバースデーディア………」

俺「俺!!!イエーイ!!」

俺「ハッピバースデートゥーミー!!」

俺「ありがとう!!どうもありがとう!!」

俺「俺さん!ケーキのろうそくけしてくださいよ!」

俺「おっ!まかせろー!ふぅぅぅー!!」

俺「よっし!一気に全部消せたぞ!!」

俺「おめでとー!!おめでとー!!」

俺「いえーい!!」

俺「………」

俺「うんこ、食べるか」

伊織「どうしてこういうときに限って地方での仕事なんか入るのかしら」

あずさ「ほんとうねぇ…でもほら、うまくいけば当日には帰ってこれるから…」

亜美「まぁ、帰ってこれても終電なんだけどね」

伊織「きー!!わかってるわよ!!」

律子「じゃあきりきり行きましょう!さっさと仕事終わらせるわよ!!」

伊織「そうね、普段だったらそんな気持ちじゃいけないんだけど」

あずさ「今回ばかりはしょうがないわねぇ…」

亜美「このままじゃ兄ちゃん悲しいバースデーだから張り切らないとね!」

律子「そうよ!じゃあ行くわ!」

伊織「新潟…どのくらいかかるのかしら」

P「…お、やよい、真美お疲れ様」

真美「にいちゃんもお迎えごくろー!」

やよい「お疲れ様です!プロデューサー!」

P「おう、さぁ車にのったのった」

真美「うん!おーあったかあったか」

やよい「まだ2月だから寒いね!」

P「風邪ひかないようにするんだぞ?」

真美・やよい「はーい!」

P「そ、そういえばお前たちは明日とか、明後日とか!用事…あるのか?」

P「二人ともお仕事は二連休だけど…」

やよい「…えへへ、特に用事はありません!」

真美「真美もないかなぁ~!」

P「そ…そうか!うん、そうか!」

P「ちなみに俺は明後日ずっと事務所に居るからな!うん!事務仕事しなきゃな!」

やよい「そうですか!わっかりましたー!明後日はずーっと事務所にいるんですね!」

真美「ぬふふ…にいちゃん…おぬしも子供よのぉ…」

P「…なんのことだかわかりかねますね、真美さん」

真美「いいのいいの、やよいっちも真美もわかってるから!」

やよい「ねー!」

真美「ねー!」

P「…いかん顔がにやけてきた」

うむ

P「ふぅ…送り届け完了」

P「く…くくく…あの二人とも…あんなに笑顔で…嬉しい!俺超嬉しい!」

P「きっと二人はとても素敵な笑顔で当日も祝ってくれるんだろう!」

P「うおおおおおおおお!!プロデューサーでよかったー!!」

P「あの笑顔があれば24時間戦えますねええ」

P「よっしあと一日!がんばろう!」


翌日

P「え?」

やよい『えーっと…そのお父さんがあした旅行に行こうって…』

P「…はい」

やよい『なんでもチケットが懸賞?であたったって…家族分』

P「…なるほど」

やよい『それで…その…あの!ごめんなさい!!』

P「いいんだやよい…それになんのことだかさっぱりさ☆」

P「家族旅行!楽しんでこいよ!」

やよい『は…はい、わかりました…それじゃ、失礼します』

P「おう、またな」

ガチャリ

P「…oh」

P「ま、まぁ…家族団らんには変えられないよな!うん!」

P「しゃーないしゃーない!俺には真美が居るし!」

<Pipipipipipipi

P「おっと電話」

P「はい、765プロです」

これまんま響とP入れ替えても成立するから困るな(キャラづけ敵に)

真美『あ!兄ちゃん!真美だよ!』

P「うん!わかってるぞ真美!」

真美『あのね…明日なんだけど…』

P「…お、おう」

真美『真美のパパンと一緒にパーチーにでることになっちゃった…』

P「…ぱ、ぱーちー?」

真美『うん、ほら真美の親ってお医者さんでしょ?』

P「そうだな」

真美『お医者さんてなんだかよくそういうのあるんだけど』

真美『なんだかおえらいさん?が来るからって娘も来ないとって言われて…』

P「そ、そうか」

真美『うん…今亜美仕事でいないし、真美だけでもっておもったんだけど…』

P「あ…あはは!真美、俺にはなんのことだかよくわからないよ」

真美『にいちゃん…』

P「ほ、ほら!俺は明日普通に仕事してるから!な!」

P「おいしいものとかでるんだろ?お医者さんのパーティーだもんなぁ!!」

P「いっぱい食ってこいよ!うん!」

真美『う…うん、本当にごめんね?にいちゃん』

P「ははは!あ、ごめん俺ちょっと出なきゃならないんだ、またな!」

ガチャリ

P「………」

P「悲しくなんか無いよ?」

P「しょうがないよな、普段アイドルさせててそういったことに時間をさけないだろうし」

P「たまにはな、そういうことも必要だようん」

P「うん…」

P「あと残ってるのは…響と貴音か」

P「…大丈夫、なんくるない」

P「よし!あの二人を迎えに行こう!うん!」

P「…うん」

………

P「えーっと控え室は…ここか」

<ガチャ

P「おつかれさーん」

響「ぎゃー!まだ着替え中だぞー!!」

貴音「痴れ者!!」

P「ぐはっ!!」バシッ

誕生日忘れられた俺よりマシ

P「すみませんでした」

響「もう!入る前にノックって教わらなかったのか?」

貴音「そうです、あなた様だからよかったものの、ほかの輩なら命を奪っているところでした」

P「もうしわけない」

響「まったく…変態プロデューサーなんだから…困るぞ」

貴音「破廉恥なのは感心しませんよ?あなた様」

P「はい、すみません」

P「…気を取り直して!帰ろう二人とも!」

響「うん!今日も疲れたさー!」

貴音「ふふ、響は踊って歌って、活発に動いてましたからね」

P「あ、そういえば明日は二人とも予定とかあるのか?」

響「明日?んー…とくにないぞ?」

貴音「私も、特にこれと行った用事は」

P「そうか、そうかぁ…」

響「なんだかすごい安心した顔してるなプロデューサー」

貴音「ええ…まるで天国を見つけたかのようです」

P「ち、ちなみにだな?俺はあしたずーっと!ずううううううっと!事務所で仕事してるからな!な!」

響「う、うん…わかったぞ」

貴音「…!響、明日は例のあそこにいきましょう」

響「え!?あそこってあそこか!」

貴音「ええ…二人の休日が合うことなど最近めったにありませんでしたから」

響「うう…ちょっと不安だけど…そうだね!いいぞ!」

P「…わ、わすれてないよね?二人とも」

P「…送り迎え終了です」

P「…たぶんあの二人忘れてるね、うん」

P「っていうか俺言ったことなかったね」

P「あの二人はほかの子より事務所に入ってくるがおそかったから機会がなかったかも」

P「…ま、仲良きことは美しきかなですよ、友情のほうがこんなおっさんの誕生日より遥かに大切だもんね」

P「へ…へへ…」

P「…でもだいじょーーーーーーーぶ!!」

P「俺には天使事務員音無さんが居る!!」

P「なに…ふたりでしゃれおつなバーにでもしけこむとするぜ…」

P「…うん、アダルティーな誕生日もわるくないさ」

当日

P「え?風邪ですか?」

小鳥『はい…ずみばぜん…ちょっと引いちゃったみたいで…』

P「い、いえいいんですよ!お大事にしててください!」

小鳥『ずびばぜん…』

P「いえいえ、お大事に!」

ガチャリ

P「…最近寒いものね、風邪引いちゃうのもちかたないね」

P「…」

P「うへへ…」

P「うへへへへへへ…」

P「うおおおおおおおおお!!」

P「もうすんごい仕事しちゃう!!もう溜まってた書類全部やっちゃう!!」

P「うほほほほ恐ろしいほど快適に順調に快調にすすむぅうううう!!」ズバババババ

P「掃除もしちゃおう!うん!綺麗な事務所で誕生日迎えたいものね!」

P「うほおおおおおおお!!」

P「やよい普段掃除ありがとー!!おかげで特にやるところないよー!!」

P「もうどうしよう!やることないよ!」

P「まだ昼の12時なのにやることない!ぜっんぜんない!」

P「ぜんぜん…ない…」

P「………」

P「買い物いこう…」

<ガチャ

<イラッシャイマセー!

P「あ、このチーズケーキとショートケーキ、どっちもホールで」

店員「誕生日などのラッピングもできますがいかがいたしましょう?」

P「じゃあおねがいします」

店員「はい!ろうそくは何本お付けしましょうか?」

P「…とりあえず30本ください」

店員「かしこまりました!」

P「…あ、あはは!実は親戚の子が誕生日で!そのケーキなんですよ!あはは!」

店員「それはおめでとうございます!ならケーキの上に板チョコに名前を書いたものをトッピングさせてもらいますね!」

P「え!?」

店員「お手数ですがこちらの紙に誕生日の子のお名前をご記入願います!」

P「…はい」

pm8:00

P「…ケーキもホールで買った」

P「シャンパンと出前でピザも頼んだ」

P「携帯の電源もきった、事務所の電話線は引き抜いた」

P「ケーキにろうそくを刺して…」

ブスッ ブスッ ブスッ

P「…ふふ」

P「では!代表しましてわたくしPが歌わせていただきます!」

P「皆さんもご唱和ください!」

P「せーの!」

P「ハッピバースデートゥーミー♪」

P「ハッピバースデートゥーミー♪」

P「ハッピバースデーディア………」

P「プロデューサー!!!イエーイ!!」

P「ハッピバースデートゥーミー!!」

P「ありがとう!!どうもありがとう!!」

P「プロデューサーさん!ケーキのろうそくけしてくださいよ!」

P「おっ!まかせろー!ふぅぅぅー!!」

P「よっし!一気に全部消せたぞ!!」

P「おめでとー!!おめでとー!!」

P「いえーい!!」

P「………」

P「ケーキ、食べるか」

同時刻:首都高速、とあるタクシーにて

春香「運転手さん!とばしてください!」

千早「電話…つながらないわ」

雪歩「事務所のほうにもつながらないですぅ!」

春香「ダッシュですよダッシュ!ほらそこ右車線わりこんで!!」

春香「うう…せっかく頑張って収録終わらせたのにこんな時間になるなんて…」

千早「春香、今日中に戻れるだけよかったのよ?ほんとうなら明日帰って…」

春香「千早ちゃん携帯さかさまだよ」

雪歩「そうですぅ!!なんとか今日中にプロデューサーさんにおめでとうを伝えないと!!」

春香「雪歩はスコップ置いて、ね?」

運ちゃん「じょ、嬢ちゃんたちとりあえず座って…」

春香・千早・雪歩「運転手さんは黙って走しって!!」

運ちゃん「ひいいいいいいいいいいい」

同時刻:東名高速、とあるタクシーにて

美希「もっと急いでなの!!」

真「あー!なんでこんなに渋滞してるかなぁ!!」

美希「せっかく1日に温泉10個も入ってぜーんぶ終わらせて来たのに!」

真「露天風呂が7個もあったのは誤算だったけどね…すっごい寒かった」

美希「だ!か!ら!せっかく間に合いそうなのにこんな渋滞で立ち止まってられないの!!」

真「そうだね!もっと急いでください運転手さん!!」

運ちゃん「あんたらアイドル?なに収録がいそがしいん?」

美希「収録なんかより大切なことなの!!」

運ちゃん「そうか…わかった、わしにまかせい!!」ギュンギュン

真「す!すごい!車の間を縫うように!!」

運ちゃん「わしが首都高のブラックバードじゃぁあああ」

美希「ここ東名高速なの」 

同時刻:上越新幹線

伊織「…」

亜美「い…いおりん?」

伊織「なによ」

亜美「そ…その…前の座席を蹴っても新幹線は早くならないよ?」

伊織「…わからないじゃない、私が蹴った分早くなるかもしれないわ」

あずさ「そ、そうよ~前の人にも迷惑だし…」

伊織「ならあっちにもいいなさいよ」

亜美「え?」

律子「早く着け早く着け早く着け早く着け」ガスッガスッガスッ

亜美「律っちゃんまで…」

あずさ「あ…あらあら~…困ったわね~…」

亜美「…ちかたないね、死ぬ気でライブ終わらせてきたんだもの」

あずさ「そうね…間に合うといいけど…」

乗客「(ああ…いおりんに背中を蹴られてる…気持ちいいぃ!!)」

真美パパ「…真美」

真美「なに?お父様」

パパ「…なにか、大切な用があるんだろう?」

真美「!?…そ…そんなこと…ないよ…」

パパ「…ふふ、娘のことだ。言わなくてもわかるさ」

真美「パパ…」

おえらいさん「やぁ、ほう!こちらが娘さんで!これはかわいい」

パパ「やぁこれはこれは、しかしすみません…娘はすこし体調がわるいようなので…」

パパ「(真美、いきなさい。タクシーを呼んである)」ウィンク

真美「!!…し、失礼します」ダッ

おえらいさん「…は、ははは!元気なようだ!」

パパ「はは、すみません」

おえらいさん「なに…ああいう若い子は自分に素直に生きたほうがいいものさ」

パパ「ご理解、ありがとうございます」

真美「はぁ!!はぁ!!ま、まにあって!!」

やよい「…ほら浩司お口吹いて」

かすみ「…おねえちゃん」

やよい「なに?かすみ」

かすみ「…いいの?お姉ちゃん、今日のために…」

やよい「…いいんだよ!だって家族と一緒に旅行できるなんてすっごく楽しいもん!」

かすみ「おねえちゃん………」

やよい「楽しい…もん…う…うう…」

長介「ねえちゃん!!」

やよい「わ!ちょ、長介どうしたのそんなに大きい声だして」

長介「ちょっとこっちに来てくれ!頼む!」

やよい「わ、わかったから落ち着いて…」

この作品に関してはバッドエンドのほうがキレイにまとまるな(ゲス顔)

やよい「…もう、何もないじゃない!」

長介「ま…待っててくれ…もうすぐ、もうすぐ…」

ギュギュー!!キキッーーーー!!

やよい「わ!!た…タクシー?」

フランク・マーティン「のりな」

長介「頼んだ!」ドッ

やよい「わ!長介おさないで!」

かすみ「お姉ちゃん!これ!」

やよい「こ…これ…」

かすみ「おねちゃんが用意してたプレゼント…こっそり持ってきたの」

やよい「かすみ…」

長介「行ってくれ!!」

フランク・マーティン「ああ」

ブロロロロロロ

かすみ「…間に合うかな?」

長介「間に合うさ、だって…彼はトランスポーターだからな」

………

やよい「…も、もう二人とも……そ、そういえばあなたは?」

フランク・マーティン「俺か?おれは運び屋だ」

やよい「運びやさんですか?」

フランク・マーティン「ああ、契約は時間までにアンタのその荷物を指定の場所まで送り届ける」

フランク・マーティン「依頼者の名前は聞かない、もちろんアンタの名前もだ」

フランク・マーティン「そして…その物がなんなのかも聞かない」

フランク・マーティン「報酬ももらってるしな」

やよい「ほ…報酬?うちお金あんまりないですけど…」

フランク・マーティン「なに、大丈夫さ」

フランク・マーティン「(こんな可憐な少女の涙を見せられたんだ…それだけで十分さ)」

フランク・マーティン「とばすぜ」

やよい「は、はい!!」

pm11時

P「いやぁ嬉しいなぁ…」

P「まさかたるき亭のご主人が差し入れなんてしてくれるなんて…」

P「おいしいなぁこのおでん、あったかいなぁ…」

P「でもなんでご主人泣いてたんだろうなぁ…」

ご主人『Pちゃん…事務所で一人誕生日なんて…さびしすぎるだろうぅ!まってろ!今あったかいもん持ってきてやる!!』

P「別にさびしくなんかないのに、なー!」

熊のぬいぐるみ「………」

P「なんだよー!お前もしゃべれよー!ほら酒だってあるぞ!な!」

熊のぬいぐるみ「………」

P「…ったくなんだよ…はーあ、結局ケーキ半分ずつのこっちゃった」

P「…そうさ、さびしいさ」

P「いつもうるさいくらいにぎやかな事務所で!」

P「みんな可愛くて!美人で!愛らしくて!!」

P「それなりに仲もよくなって来て…」

P「この前なんて一緒に貴音の誕生日祝ったじゃないか…」

P「そのまえは雪歩の誕生日だって…」

P「………俺だって」

P「俺だって祝ってくれてもいいじゃないですかー!!!!」

P「なんなんだ!!なんなんだ!!」

P「くそ!なにがアイドルプロデューサーだ!!」

P「俺だって男だよー!!!!」

<ブロロロロ

P「…ん?なにか来たのかな…郵便かな?えへへ…」

<コンコン

P「はいはーい!今あけますよー!」

<ガチャ

P「すみませーんもう本日は765プロ店じまいで…」

やよい「プロデューサー!」

P「………へ?」

やよい「えっと…時間は…うん!まだ大丈夫ですね!」

やよい「遅れましたけど…その」

やよい「誕生日!おめでとうございます!!プロデューサー!」

P「………」

やよい「…えっと…その、プロデューサー?」

P「……ありがどおおおおおやよいいいいいいい」ブワァ

やよい「わわ!!大丈夫ですか!!」

P「そうかぁ…旅行から抜け出して…」

やよい「はい!かすみと長介が準備してくれて…」

P「…ありがとうなぁ…かすみちゃん、長介ぇ…」

やよい「へへ…わたしも間に合って嬉しいです!」

やよい「やっぱり誕生日は誰かにお祝いしてもらいたいですもんね!!」

P「…う、うん!そうなんだ!そ、そうだやよい!!ケーキ食べるか?チーズもショートケーキもあるぞ!!」

やよい「本当ですか!あ、でもそのまえに…」ゴソゴソ

P「…お?」

やよい「えーっと…その、もう2月だから遅いかなって思うんですけど」

やよい「わたし…あんまりお金なくて、プレゼントも高いの用意できなくて…」

やよい「だ、だから!その…響さんに教わって…」

やよい「ぷ!プレゼントです!!どうぞ!!」

P「……は、はい。うけとりました」

P「あ…あけてもいいですか」

やよい「はい!!」

P「…て、手袋だぁ…あったかそうだなぁ…」

やよい「はい!いつも冷たそうでしたから…その、もう今日からカレンダーだと春ですけど!」

やよい「まだまだ寒いですから…だから!その…手袋…編んでみました…」

やよい「…だめ…ですか?」

P「………」

P「………」ジワァ

やよい「や!やっぱりダメでしたか!?遅すぎですよねやっぱり…」

P「ううん…ダメなんかじゃない」

P「だめなんかじゃない!!」

P「嬉しい、嬉しいぞやよい!!」

<ガラーッ

P「うおーーーーーー!!!うれしいいいいいいいいいいい!!!!!!!!」

やよい「わ!だめですよプロデューサー!こんな夜にそとに向かってさけんじゃ!」

P「うれしいぞおおおおおおおおおお!!うおおおおおおおおおおおおおお!!!」

P「うれしい…本当にうれしい」ポロポロ

P「…ん?なんだか下にタクシーがいっぱい…」

律子「あ、やっぱりここに居た」

美希「ハニー!!誕生日おめでとうなのー!!」

響「ま…まにあったぞ…もう!ちゃんと自分の誕生日ならそうっていってほしいさー!」

P「み…みんな…」

春香「プロデューサーさん!ケーキですよ!ケーキ!」

千早「ふふ、高速のICにあってよかったわ」

亜美「うお!真美なんでそんなドレスなの?」

あずさ「ふふ、きれいねぇ真美ちゃん、もしかして…プロデューサーさんのために?」

真美「ち!ちがうよぉ!!これはパーチーで…その…」

伊織「今から行くから!待ってなさいよ!!」

春香「えーっと…それでは改めまして!」

アイドルたち「プロデューサーさん!誕生日おめでとうございます!」

P「…あ、ああ…ああ!!」

春香「もう!なんでこんなに食べちゃうんですかー!せっかくケーキ買ってきたのに!」

P「そりゃ…今日は一人だとおもったから…もうやけになって…」

美希「美希がハニーの誕生日に間に合わないわけないの!」

P「美希…」

千早「ふふ、私も春香も雪歩も、必死で仕事を終わらせてきたんです」

雪歩「は!はいプロデューサー!ププププレゼントですぅ!!」

P「そうか…ありがとうな二人とも…」

真「へへっ…間に合わないかと思ったんですけどね!本当は!」

亜美「へへにいちゃ~ん、はいこれ」

P「お…お酒?」

律子「新潟の地酒です、越乃寒梅っていういいお酒らしいですよ」

伊織「ったく…仕事のおかげでろくに準備ができなかったわ…はい、コップ」

あずさ「だ・か・ら…今日は私たちがお酒、お付き合いしますね、うふふ、おいしっ♪」

伊織「お付き合いする前にあんたが先に飲んでどーすんのよ!!」

律子「…でも、間に合ってよかった…」

亜美「一番あせってたのなにげに律っちゃんだもんね」

伊織「そうね、さすがに運転手にどなったときは驚いたわ」

律子「う!うるさい!!それに伊織だって一緒に怒鳴ってたでしょ!!」

伊織「!!かかか勘違いよ!!そんなことないんだから!!」

P「はは…ありがとう、みんな」

響「プロデューサー、はいこれ」

P「お?これは…」

響「プレゼント、あみぐるみ」

P「あみぐるみ?ぬいぐるみって編めるんだなぁ」

響「伊織から電話が来て…誕生日知ったのさー」

響「時間がなかったから…あんまり手の込んだもの作れなかったけど…」

P「いや、うれしいぞ響、これのモデルは…」

響「じ…自分だぞ!?なにか悪いか!」

P「いや、わるくないけど…」

響「…じ、自分完璧だからな!それを見て普段から自分を目指すといいぞ!うん!ちゃんと毎日見るんだぞ!」

P「…ふふ、そうか!ありがとうな響!」

響「…う、うん!本当に誕生日おめでとう!」

貴音「あなたさま、らぁめんでございます」

P「…こ、これは?」

貴音「本日、かっぷぬぅどるみゅーじあむというところに行って参りました」

貴音「そこで、自分だけの、具や麺でひとつ作れるというので」

貴音「これを、あなた様に食べていただきたいと」

P「そうか…じゃあいただきます」

貴音「ああ、お待ちください」

貴音「………あ、あ~ん」

P「へ?」

貴音「…は、早くしてくださいまし!!わたくしだって羞恥心くらいあります!!」

P「お、おう!!では!」パクッ

貴音「ど…どうでしょうか?」

P「うん、おいしいよ。いつも食べるカップラーメンよりずっと美味しい」

P「貴音があーんってしてくれたからかな?」

貴音「あ、あなた様!!もう!」

真美「…に、にいちゃん」

P「真美…お前パーティーは」

真美「へへ…抜け出してきちゃった」

P「…そうか」

真美「ね!ねぇ!このドレスどうかな?せくちーでしょ!」

P「………ああ、すごく…似合ってる」

真美「!?…ま…真顔で言うの…反則だよ兄ちゃん…」

P「はは、本当に綺麗だよ、真美」

真美「あ…ありがとう…あ、あのね!」

真美「プレゼントもなんにも用意できなくて…だから…だから…」

真美「今日は…帰るまで、真美…にいちゃんのお姫様になる!」

真美「だから……兄ちゃんは…真美の…」

亜美「おやおや~…なにやらいいふいんきですなぁ~!!」

真美「うあ~!!亜美聞いてたの!!」

亜美「んっふっふ~…真美あるところに亜美ありですよ…ラブコメなんてやらせはせん!やらせはせんよ!」

P「あ…あはは…みんな、本当にありがとう…」

P「嬉しいよ…本当に…」

春香「プロデューサーさん…」

P「俺…本当に…プロデューサーやっててよかった…よかった!」

美希「えへへ…」

<ガチャ!!

小鳥「プロデューサーさーん!!お誕生日おめでとうございまーす!!」

小鳥「みんな今日お仕事ですからね!この美人事務員音無小鳥!実は嘘をついておりました!」

小鳥「風邪なんてひいてませーん!!今日の最後にばばーんと登場してさぷら…い…ず…あれ?」

小鳥「…なんでみんな居るの?」

律子「音無さん…」

真美「ぴよちゃん…」

伊織「あんた、今すごく残念よ」

小鳥「…え?もしかして…私一番最後?」

小鳥「ぴ…ぴ…ピヨオオオオオオオオオオオ!!!!!!」

千早「では、やはり私たちはアイドルですから」

貴音「そうですね、ここはひとつ」

響「歌でプレゼントだな!」

あずさ「あ…雪!みんな雪よ!」

亜美「おー!ふいんきばっちしじゃん!」

伊織「あったりまえよ!ここにどれだけアイドルが居ると思ってんの!」

美希「このくらいの奇蹟だったらちょちょいのちょいなの!」

春香「じゃあみんな!準備はいい!」

やよい「はい!いっきますよー!!」

「「「「「「「「「「「「「「聞いてください!神様のBirthday !!」」」」」」」」」」」」

カランッ

黒井「…貴様は行かなくてもいいのか」

高木「なに、こういうのは若い子たちでやったほうが彼もうれしいものさ」

黒井「ふっ…そのくせあの高槻とかいうやつになにか世話してやったのは知っているぞ」

高木「はは、まぁ知り合いの運び屋にすこしね」

黒井「ふっ…貴様も私に負けず劣らずの格好付けしいだな」

高木「男は格好付けたくなるものだよ」

黒井「…ちがいない」

高木「…ハッピーバースデイ、プロデューサー君」

黒井「バーテン、イブニング パ-プルを一つ」

高木「はは、飲むねぇ」

こうして、プロデューサーの誕生日は終わった

また来年も、いやこれから先ずっと

彼の、いや彼女たちの誕生日もはこうしてにぎやかにすごす、とても幸せな日になるだろう…

全国のプロデューサー、アイドルたち、誕生日おめでとう



終わり

誕生日おめでとう俺!!おめでとう!!
全国の2月4日誕生日のすべてのプロデューサーおめでとう!!
うおおおおおおおおおおお!!アイマス最高や!!!うひょーーーー!!!
支援ありがとうございました、また別のSSでよろしくお願いします

本拠地、765プロダクションで迎えた誕生日
先発三浦が新潟へ、他のメンバーも姿を見せず独りだった
事務所に響くPのため息、どこからか聞こえる「一生は独りだな」の声
泣きながら差し入れをくれたたるき亭の主人が心配する中、昨年の首位打者Pは独り事務所で泣いていた
ライブで手にした栄冠、喜び、感動、そして何より信頼できるアイドル達・・・
それを今の765プロで得ることは殆ど不可能と言ってよかった
「どうすりゃいいんだ・・・」Pは悔し涙を流し続けた
どれくらい経ったろうか、Pははっと目覚めた
どうやら泣き疲れて眠ってしまったようだ、冷たいベンチの感覚が現実に引き戻した
「やれやれ、帰ってプロデュースをしなくちゃな」Pは苦笑しながら呟いた
立ち上がって伸びをした時、Pはふと気付いた

「あれ・・・?お客さんがいる・・・?」
舞台袖から飛び出したPが目にしたのは、ライブビューイングまで埋めつくさんばかりの観客だった
千切れそうなほどにサイリウムが振られ、地鳴りのようにコールが響いていた
どういうことか分からずに呆然とするPの背中に、聞き覚えのある声が聞こえてきた
「プロデューサー、ボーっとしてるんじゃないわよ!」声の方に振り返ったPは目を疑った
「い・・・伊織?」  「ちょっとプロデューサー、しっかりしてよね?」
「ひ・・・響?」  「なんだP、かってに我那覇さんを沖縄に返しやがって」
「高木社長・・・」  Pは半分パニックになりながらオーロラビジョンを見上げた
1番:春香 2番:千早 3番:やよい 4番:美希 5番:亜美 6番:雪歩 7番:響 8番:貴音 9番:伊織 10番:真 11番:真美 12番:あずさ 13番:律子
暫時、唖然としていたPだったが、全てを理解した時、もはや彼の心には雲ひとつ無かった
「祝ってもらえる・・・祝ってもらえるんだ!」
律子から書類を受け取り、営業先へ全力疾走するP、その目に光る涙は悔しさとは無縁のものだった・・・

翌日、事務所で冷たくなっているPが発見され、吉村と村田は病院内で静かに息を引き取った

いおりんprpr

コピペ作ってたら終わってた・・・

>>155
乙!&おめ

本拠地、765プロ事務所で迎えた誕生日
竜宮三浦が地方営業、他も姿を見せず孤独だった
事務所に響くPのため息、いつの間にか呟く「今年も1人か」の声
誰も帰ってこない事務所の中、昨年入社のPは一人デスクで泣いていた
ライブで手にした栄冠、喜び、感動、そして何より信頼できるアイドル・・・
それを今日の事務所で見ることは殆ど不可能と言ってよかった
「どうすりゃいいんだ・・・」Pは悔し涙を流し続けた
どれくらい経ったろうか、Pははっと目覚めた
どうやら泣き疲れて眠ってしまったようだ、冷たい事務机の感覚が現実に引き戻した
「やれやれ、ケーキを買ってこなくちゃな」Pは苦笑しながら呟いた
立ち上がって伸びをした時、Pはふと気づいた

「あれ・・・?料理がある・・・?」
デスクから飛び出したPが目にしたのは、テーブルを埋め尽くさんばかりのご馳走だった
こぼれそうなほどに飯が盛られ、子守歌のようにバースデーの歌が響いてきた
どういうことかわからずに呆然とするPの背中に、聞き覚えのある声が聞こえてきた
「ハニー、誕生日会だよ、早く行くの」声の方に振り返ったPは目を疑った
「み・・・美希?」 「どうしたのハニー、居眠りでもしてたの?」
「り・・・律子P?」 「どうしたんですかPさん、勝手に律子さんを引退させて」
「音無さん・・・」 Pは半分パニックになりながらホワイトボードを見上げた
プロデューサー、誕生日おめでとう!
暫時、唖然としていたPだったが、全てを理解した時、もはや彼の心には雲ひとつ無かった
「祝って貰える・・・祝って貰えるんだ!」
やよいからグローブを受け取り、給湯室へ全力疾走するP、その目に光る涙は悲しさとは無縁のものだった
・・・

翌日、デスクで冷たくなっているPが発見され、吉村と村田は病院で静かに息を引き取った

うわ被った
やっはPSPってクソだわ

>>177
www
やっぱこれ想像するよなwww

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