弦太朗「けいおん部?」唯「仮面ライダー?」(131)

さわ子「今日から一週間交換編入生が来ます」

唯「おお~!」

律「どんな奴なんですか~?」

さわ子「それが・・・男子なのよね~」

ザワザワ

澪「え・・・男・・・?」

律「ええ!?まじかよここ女子高だぜ?」

さわ子「私もよく分かんないのよ~」

さわ子「なんでも校長の意向で男子に慣れてもらうとかなんとか・・・」

律「はぁ・・・意味わかんねーって」

和「たしかに。今回ばかりは律と同意見だわ」

律「今回はって・・・私の扱いはなんなんだ」

紬「まぁまぁ・・・いいじゃない面白そうじゃない」

律「面白がるなってーの」

さわ子「とりあえず紹介するわ・・・入っていいわよ」

ガラッ

弦太朗「今日から一週間この学校で世話になる如月弦太朗だ!」

弦太朗「俺の夢はこの桜ヶ丘高校全員と友達になることだ!!!!」

一同「」ポカーン

弦太朗「・・・?おいどうした?みんな元気がないぞ?」

唯「んひぃぃぃぃぃ!おまめさんきもちいいでつぅぅぅぅぅ(^ρ^)」グチャグチャグチャプシャアアアア
憂「お姉ちゃん!ご飯のときはおまたいじりやめてって何度いえばわかるの!」バッチーン
唯「あーう!ゆいのおまたいじりやまするだめー!うーいわるいこ!しーね!しーね!(`q´)むひょひょぉぉぉぉぉぉぉぉー(^ρ^)」グシャグシャグシャプシャー
憂「言うこと聞けない悪い子はお仕置きだね。お豆さん切っちゃいましょう」
唯「あーう!おしおきだめー!おまめさんだめー!("q")」
サクッ ブチブチブチブチ
唯「あんぎゃああああぁあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ("q")!!!おまめさんーーーーーー!!!!」ガクガク
憂「穴でオナニー覚えたらこまるから、こっちも閉じちゃいましょう。この『私の恋はホッチキス』でっと」バチンバチン
唯「おぎょおおおおおおおぎょおおおお!!!アガガガガガガゴゴゴゴゴゴ("q")」ピクピク
憂「はい、お姉ちゃん。今日のおかずはお豆さんの丸焼きだよ」
唯「んひぃ、んひぃ…ぁーう…おまめさん…ゆいのおまめさん…("q")」パクッ ブチブチ
憂「食wwべwwたww」
唯「("q")」ピクピク

澪「ひぃぃ・・・ふ・・・不良・・・・」ガタガタ

唯「うん!よろしくね~」ツカツカ

弦太朗「おう!お前が友達第一号だ!」

律「おい唯ぃぃぃ!!やめろ!カツアゲされるぞ!」

弦太朗「俺はそんなことしねーよ!」

唯「ええ~?いい人そうだよ~?」

和(流石天然ね)

唯「弦太朗君!放課後けいおん部においでよ!」

律澪さわ「「「なっ!?」」」

弦太朗「おう!是非行かせてもらうぜ!」

律澪さわ(((バカーーーー!!!)))

さわ子「わ・・・私今日残業があったのよね~」

律澪((逃げやがったーー!?))

ほうかご!

弦太朗「という訳でよろしくな!」

唯「うん!」

紬「よろしくね~」

梓「」アゼン

律澪「・・・・・」

梓「ちょ、ちょっと唯先輩!?大丈夫なんですか!?」ゴニョゴニョ

唯「大丈夫だって~」

梓「まあ唯先輩が言うなら・・・」

prrrrrrrrrrrr

弦太朗「お!ちょっと失礼!」ダダダッ



梓「なんというか・・・すごい人ですね」

律「まあ・・・悪い奴じゃないみたいだし・・・」

澪「私は怖いよ・・・」カタカタ

賢吾『何をしている如月!さっさと目的を果たせ!』

弦太朗「わりいわりい!でも友達を作らねーことには始まんねーだろ?」

賢吾『確かにそうだが・・・ライダーの先輩からの頼みなんだ』

賢吾『さっさとメモリの所有者を探さないとライダー部の活動に支障がでる』

賢吾『スイッチャーが現れたらどうするんだ!?』

弦太朗「わーってるって!任せとけ!」

弦太朗「待たせたな!」

唯「お帰り~」

弦太朗「そういえば・・・これ忘れた」

唯「?」

グッ コン コン コン

弦太朗「友情の握手だ!」

唯「おお~!かっこいいね!」

梓「むっ」イラ

弦太朗「で、ここはお茶部だっけか?」

梓「違います!軽音部です!」フシャー

弦太朗「おうおう・・・そんな怒るなって・・・えーとあずわん」

梓「違います!あずにゃんです!」フシャー

律「梓だろ」

梓「それにあずにゃん呼びもダメです!それは唯先輩だけの・・・!」

弦太朗「分かった分かったゴメンって・・・ほら友情の握手だ」

梓「フン!」プイッ

弦太朗「何で嫌われてんだ俺?」

弦太朗「だけどいつかお前とも友達になるからな!」

唯「まあまああずにゃん・・・弦太朗君に演奏聞かせてあげよ?」

梓「・・・もう唯先輩のせいなんですからね!」

唯「・・・ええ~!?」

律「ほら始めんぞ~」

紬「じゃあふわふわからいきましょうか」

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ジャーン

弦太朗「おお・・・おお!」

弦太朗「なんていい曲なんだ!感動したぜ!」

弦太朗「おい澪!どうしたさっきから黙りこくって!」ツカツカ

澪「ひいぃ!?よ・・・寄るなぁぁ・・・!!」

弦太朗「がーん!?」

律「悪いな弦太朗こいつ男子に免疫ないんだ」

弦太朗「まあ澪とも友達になるからな!」ビシッ

ガチャ

憂「失礼しまーす」

梓「あ、憂」

唯「憂~どうしたの?」

憂「お姉ちゃん明日体操着使うでしょ?早く洗いたいから渡してほしいなって」

唯「わかった~ちょっと待ってて~」ゴソゴソ

憂「うん・・・あ、そちらの方が交換編入生の・・・」

弦太朗「おう!如月弦太朗だ!よろしくな・・・えーと」

憂「平沢憂です」

弦太朗「平沢ってこたぁ・・・」

憂「はい、妹です」

弦太朗「おお!唯の妹か!よろしくな憂!!!」

憂「はい」

紬「流石憂ちゃんね」

律「弦太朗相手にも顔色一つ変えずに・・・」

澪「本当にできた子だな」

唯「あれ~?どこやったかな~?」ゴソゴソ

梓「もう何やってんですか・・・ちょっと見せてください」ズイ

唯「ふふふ・・・」

梓「?」

唯「あずにゃんギュ~」ダキッ

梓「にゃあっ!?///もう何するんですか!」

唯「私のテリトリーにはいったからには捕食確定だよ!」

梓「意味わかんないです!///もう!///」

憂「・・・・・・・・・・・・」

紬「・・・!」(ふふ・・・)

梓「ほら憂が待ってるんですから!離れて下さい!」

憂「・・・・はは・・・・・大丈夫だよ梓ちゃん」

唯「ほらいいってさ~」ギュウゥ

梓「ああもうっ!!」

唯「よいではないかようではないか~」

弦太朗「なんていうかすげえ仲いいんだなあの2人」

律「まあ、な」

紬「百合百合よね~」

弦太朗「なんだ?百合?」

紬「女の子同士の恋愛よ~」

弦太朗「へぇ・・・そんなのがあんのか」

弦太朗「羨ましいぜ~俺は後輩に話かけるとみんな逃げちゃってよ~」

律(絶対に)

澪(お前の容姿のせいだ)

唯「あ、あった!はい憂」

憂「うん、またねお姉ちゃん。皆さんも失礼します」

律「じゃあな~」

紬「あ、私も今日バイトあるの~」

律「じゃあ解散すっか」

紬「ごめんね~」

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トボトボ

憂「・・・・・・・・はぁ」

紬「憂ちゃん」

憂「・・・・・あ、紬さん・・・・」

紬「随分暗い顔してたわね」

憂「・・・・・紬さんには関係ないです」

紬「唯ちゃんのことよね?」

憂「・・・・!」

紬「詳しく言うなら・・・唯ちゃんと梓ちゃん」

憂「・・・・・・・・!」キッ

紬「あら怖い」

憂「だからなんなんですか」

紬「そんなに怒らないで・・・?私は味方よ」

憂「紬さんに何が・・・」

紬「・・・これあげるわ」スッ

憂「・・・・・?USBメモリ?」

紬「ある財団が手を引いたのを琴吹グループが引き継いだのよ」

紬「それがあなたに力をくれるわ」

憂「・・・・・・・」

紬「使うか使わないかはあなた決めてね・・・」

憂「・・・・・とりあえず受け取っておきます」

紬「じゃあ私はこれで・・・またね憂ちゃん」

憂「・・・・・・」ペコッ

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ラビットハッチ

賢吾「それで収穫はあったのか?」

弦太朗「・・・・・・さっぱりだ!」

賢吾「貴様!この間にゾディアーツが現れたらどうするんだ!」

弦太朗「ほんっとスマン!すぐにかたを付けるから!」

賢吾「いくら先輩の頼みだからといって安請け合いしすぎだ!」

賢吾「大体貴様は・・・!」

弦太朗「助けてくれ~流星!」

流星「ははは・・・」

prrrrrr

弦太朗「その先輩からだ!はいもしもし!」バッ

賢吾「ったく・・・」

翔太郎『おお弦太朗か』

弦太朗「はいっす!」

唯「びぇーーーーん!ない!ないよーーー! ("q")」

憂「もうこんな夜中に何よー」

唯「ひっく、ゆい、ないよーー!(>q<)」

憂「何が無いのよ?」

唯「ゆい、おち○ちんない!! ("q")」

憂「えっ!?」

憂は自分の聞き間違えかと思って唯に確かめたが、聞き間違えでは無かった。

憂「あのねー、おねーちゃん、女でしょ?」

唯「ゆい、おんな? (゚q゚)」

翔太郎『すまねぇな無理言っちまって』

弦太朗「いえいえ!映司さんも言ってたでしょう!ライダー同士は助け合いっす!」

翔太郎『まっさか財団Xが撤退したガイアメモリ産業を引き継いだ奴が高校にいるらしいとはな・・・』

翔太郎『しかも女子高とあっちゃ俺たちじゃ迂闊に入れねぇからな・・・頼んだぜ』

翔太郎『こっちも何かわかったら連絡いれる・・・またな』

弦太朗「おう!任せてください!」

ピッ

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女1「ちょっと女2~?あんたまた胸大きくなったんじゃないの~」モミモミ

女2「キャッ///もうやめてよ~」イチャイチャ

憂「・・・・・・・・・」カチッ

女2「アハハ・・・キャアアアっ!?」

「羨ましい・・・羨ましい・・・」

ドカァッ



憂「ふふふ・・・この力があれば・・・・!」

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律「知ってるか?この前怪物が出たらしいぜ」

澪「ひっ!」

梓「ああ知ってます。うちの生徒が襲われたらしいですね」

唯「怪物って・・・そんなのほんとにいるの?」

律「それが本当らしいんだよ風都って街とか・・・」

律「ああそうだ、弦太朗の学校でも出てたらしいじゃんか」

弦太朗「ん・・・まあたまにな」

澪「・・・・・ほ、ホントなのか・・・?」ビクビク

律「澪なんてすぐ狙われるんじゃないか~?・・・こんな感じで!!」ガオーッ

澪「ひいいいぃぃ!?」ゴチン

律「いでえっ!?」

弦太朗「まあ心配すんなって澪!ゾディ・・・いや怪物が出たら俺が守ってやるよ」

唯「いくら弦ちゃんでも怪物相手は無理なんじゃない?」

梓「そういえば風都とかには仮面ライダーってのが怪物をやっつけてるらしいですね」

唯「仮面ライダー?」

紬「・・・・・聞いたことあるわね」

律「正義のヒーローってかっくいーよな!」

弦太朗「ふふん」ニヤニヤ

紬「なにニヤニヤしてるの弦太朗君」

弦太朗「い、いや!なんでもねぇ」

キヤアアアァァ

弦太朗「!」

梓「なんですか今の声!?」

弦太朗「ちょっと行ってくる!」ダダッ

唯「あ、ちょっと弦ちゃん!」ダダッ

梓「唯先輩っ!」ダダッ

紬「・・・・私も」タタッ

律「私は・・・」

澪「」キゼツ

律「ここにいるか」




生徒会室

生徒会員「」

生徒会員2「」

「ふふ・・・だめだよ仕事中にイチャついちゃあ・・・」

「和ちゃんもきちんと注意しなきゃダメだよぉ・・・?」クルリ

和「あ・・・・」ガタガタ

バタン

弦太朗「おいお前!」

「・・・・何かな」

弦太朗「おい和!早くにげろ!」

和「でもあなたは・・・」

弦太朗「ここは男に任せとけ!」

和「・・・え、ええ!分かった無理しないでね!すぐ助けを!」ダダッ

「邪魔しないでよ・・・・」

唯「やっと追いついたぁ・・・」ゼェゼェ

梓「一体何が・・・っ!?怪物!?」

唯「え・・・!?あずにゃん私に後ろに!」サッ

「・・・・・・・・!!!!」

弦太朗「唯!?・・・・しかたねえ・・・!」サッ

カチッカチッカチッカチッ 3・・・2・・・1・・・

弦太朗「変身!!!!」

「!!!」

唯梓「!?」

物陰)紬「・・・・・!!!!」

フォーゼ「宇宙キターッ!!!!」

フォーゼ「仮面ライダーフォーゼ!タイマンはらせてもらうぜ!」ダッ

梓「弦太朗先輩が・・・」

唯「仮面!?」

紬「・・・・・・・・ライダー」

「邪魔しないでよぉぉぉ!!!!!」ダダッ

フォーゼ「ここじゃ暴れらんねぇ!」カチッ

ロケット オン

フォーゼ「外まで飛んでけ!」

「ぐうぅっ!?」

唯「!」ダダッ

梓「ああ唯先輩!?危ないですってば!」ダダッ



「なんで邪魔するの!?」

フォーゼ「ダチを守るのは当たり前だ!」

ガトリング オン

フォーゼ「オラオラオラオラ!!!」ドガガガガ

「くっ!!!」サッ

カンカンカンカンカンカン

フォーゼ「何ーっ!?フライパンで弾きやがった!?」

「くらえ!!」シュッ

フォーゼ「今度は包丁かよ!?随分家庭的な野郎だ!」

フォーゼ「面倒だ!一気に決めさせてもらうぜ!」サッ

「!」

フォーゼ「割って、挿す!」

N S マグネット オン

リミットブレイク

フォーゼ「ライダー超電磁・・・!」

ズガァ

フォーゼ「うわぁ!?」

?「・・・・・・」

フォーゼ「なんだお前!?」

?「ここは引きなさい」

「でも・・・・!」

?「ここでやられちゃ意味ないでしょ?」

「・・・・・・・はい」

フォーゼ「逃がすかよ!」

?「・・・・・・・・・」バシュッ

唯「!」

梓「唯先輩っ!」バッ

「!!!」

フォーゼ「あぶねぇ!!」シールド オン

ベタ

フォーゼ「なんだこれ・・・沢庵?」

ドカァン

フォーゼ「ぐああっ!?爆発しやがった!?」

フォーゼ「この野郎・・・!っともういねえか」

ガチャン

弦太朗「・・・大丈夫か?唯」

唯「う、うん・・・・」

梓「弦太朗先輩・・・・きかせてもらえますね」

弦太朗「・・・・・・ああ」

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弦太朗「って訳なんだ」

唯「仮面ライダー部・・・・」

梓「まさかほんとに怪物がいるなんて・・・・」

弦太朗「隠しててすまねえ!」

唯「それでこの学校にメモリに関わってる人を探してるんだ・・・」

唯「なら私も手伝うよ!」

弦太朗「本当か!?」

梓「仕方ないですね・・・」

唯「あずにゃん」パアァ

弦太朗「いいのか・・・?お前は俺を・・・」

梓「さっき唯先輩を助けてもらいましたからね・・・借りはつくりません」

弦太朗「桜ヶ丘仮面ライダー部キターーーッ!!」

梓「私達は軽音部です!!!!!!」フシャー

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憂「紬さん!!!!!」

紬「・・・・・・何かしら」

憂「とぼけないで下さい!!!!なぜお姉ちゃんを!?」

紬「唯ちゃんは無事じゃない?」

憂「そういう問題じゃあ・・・!」

紬「あそこで攻撃すれば梓ちゃんか弦太朗君が絶対に庇うもの・・・」

紬「どちらにせよ唯ちゃんは無事よ?」

憂「・・・・!!!」

紬「それに憂ちゃんこそ唯ちゃんへの愛が足りないんじゃないの・・・?」ウフフ

憂「・・・・はぁ?」

紬「あの場で真っ先に反応したのは誰かしら・・・?」

憂「・・・・・!!!!!!」

紬「・・・梓ちゃんよねぇ?真っ先に唯ちゃんを守ったわ」

憂「・・・・・・」ギリギリ

憂「・・・梓ちゃん・・・・!」ゴゴゴ

紬(メモリの力が増幅した・・・順調ね)

紬「それじゃあ協力してもらうわ?」

憂「・・・?」

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梓「結局何もわかりませんね・・・」

唯「だね~」

弦太朗「畜生・・・もうドーパントってのはもう暴れてんのによ・・・!」

バタン

律「待たせたなー」

澪「悪いなみんな」

紬「今日も来てるのね弦太朗君」

弦太朗「おう!邪魔させてもらってるぜ」

澪「まあゆっくりしていけよ弦太朗」

律「澪もすっかり慣れたみたいだな」

澪「まあ人は見かけによらないってことだな」

紬「お茶にしましょうか~」

弦太朗「そうだな!」

梓「ちょっと・・・!」

唯「まあまああずにゃん!」

弦太朗「そうだぜ梓!一度しかない高校生活!」

唯「青春キターーーッってやつだよ!」

梓「・・・・・そうですか」ハァ

梓「唯先輩なんか弦太朗先輩に感化されてますね」

唯「そうかな?」

律「何してたんだお前ら」

弦太朗「い、いや何もしてねえぞ!」アセアセ

唯「そそそうだよ!ねえ弦ちゃん!」アタフタ

紬「絶対何かあったわね」フフフ

澪(似てるなこの2人)

梓「・・・・・もう」

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唯「疲れたねーあずにゃん」

梓「・・・・・・・」

唯「どうしたの?」

梓(早くメモリの所有者見つけないと・・・)

唯「あずにゃん?」

梓(また唯先輩が危険な目に・・・)

唯「あずにゃんってば!」

梓「あっ・・・すみませんなんですか?」

唯「そんなに深刻そうな顔しちゃダメだよ!笑顔笑顔!」

梓「私は唯先輩を心配してるんですよ!」

唯「大丈夫だって!弦太朗君だっているし!」

唯「じゃーねあずにゃん!」タタタッ

梓「あ・・・はい、また明日」

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梓「全く唯先輩は・・・」

梓「事の危険さが分かってないんですよ・・・もしまた襲われたら・・・」

梓「弦太朗先輩に頼ってばっかじゃあ・・・」

梓「仮面ライダー、か・・・」

梓「私にもあんな力あれば・・・」

梓(一人で唯先輩を・・・)

?「力が欲しいのかしら?」

梓「っ!?誰ですか!?」

?「ふふふ・・・」

梓「この前の新しいドーパント・・・!」

梓「早く弦太朗先輩を・・・!」サッ

?「待って、梓ちゃん私は話をしに来たの」

梓「!?なんで私の名前を・・・!?」

?「まだ分からないかしら・・・?」

スウゥ

紬「うふふふふふ」

梓「!!!!・・・・・・・ムギ・・・先輩・・・・!?」

紬「その通り・・・私がメモリを配ってるのよ」

梓「な・・・!なん・・・で・・・」

紬「とある財団が撤退したメモリ産業を私達琴吹グループが引き継いだのよ」

梓「なんでそんなこと・・・」

紬「もちろん琴吹家発展のためよ」

梓「そんなことのために・・・!」

紬「まあまあ・・・それより梓ちゃん?」

梓「・・・・なんですか」

紬「力、欲しいんでしょう?」

紬「メモリ、ほしくない?」

梓「な・・・・!」

紬「唯ちゃんを守りたいんでしょ?」

紬「またあのドーパントが唯ちゃんを襲ったらどうするの?」

梓「・・・・・!」

紬「また弦太朗君に守ってもらうの?」

紬「王子様に守ってもらったお姫様はどうなっちゃうかしら・・・」

紬「唯ちゃん純粋だもの・・・弦太朗君に惚れちゃうかも!」

梓「ぐ・・・・・!」

紬「これさえあれば唯ちゃんを守れるわ・・・梓ちゃんの手で」

紬「それどころか色んな事が梓ちゃんの思うがままよ?」

梓「・・・・・・・・・・・・・・・・」

梓「・・・・・・・・」

梓「・・・」

梓「・・・・・・・・」

梓「・・・・・メモリ、出してください」

紬「!」ニコ

紬「はい、梓ちゃん」スッ

梓「・・・・・・・」スッ

梓「ありがとうございます」パシ

紬「ようこそ、私達の世界へ」

紬「さ、メモリをつかってみて?」

梓「・・・・・・」スッ

梓「・・・・!」

バキッ グシャッ 

紬「!!」

梓「・・・・・・」キッ

紬「何するの・・・・梓ちゃん」

梓「これが私の答えです」

梓「こんな力はいりません!唯先輩は私が守る!こんなものに頼らなくても!!!」

「あーあ残念だよぉ・・・梓ちゃん」

梓「え・・・・・憂!?」

憂「梓ちゃんが生きる最後のチャンスだったのになぁ・・・」

梓「ムギ先輩・・・まさか憂にメモリを・・・!」

紬「強制はしてないわ~使ったのは憂ちゃんの意思よ」

憂「まあ梓ちゃんが断ってくれてよかったよ!仲良く怪人ごっこも楽しいかもしれないけど・・・」

梓「・・・・・・・・・?」

憂「やっぱりお姉ちゃんをたぶらかした罪は重いしね」

憂「・・・・・・・梓ちゃんは私の手で、ね」

梓「!!!!・・・・・・憂・・・・」

憂「ふふ・・・・」カチッ

『ジェラシー』

憂『バイバイ・・・元親友』

梓「この前の怪物・・・!憂だったなんて・・・」

梓「弦太朗先輩に・・・・!」タタッ

憂『逃がす訳ないでしょ』バシュッ

ズガァァン

梓「キャアッ!」ズザザ

憂『はい、これでおしまい』テクテク

梓「あ・・・・・ぁ・・・・」

梓「・・ぃ・・・・先輩・・・」

憂『?』

梓「唯先輩・・・!」

憂『ッ!!!!!』ドスッ

梓「うぐっ!!!・・・・・ぁ・・・・・・」ドサッ

梓「・・・・・・・」ピクッ

憂『急所はずれちゃったぁ・・・よ~しもう一突き!』ヒュッ

キィィィィン ドガァッ

憂『!?きゃっ!』

シュゥゥゥゥゥ

紬「・・・・・・何?」

「お前達が桜ヶ丘のドーパントとやらだな」

憂『・・・・・!?』

「アリエスを探す為にもフォーゼには学園に戻ってもらわなければ困るんでな」

紬「何者よ!?」

メテオ「俺は仮面ライダーメテオ」

メテオ「お前達の宿命は・・・俺が決める」

憂『何が宿命よ!』ダッ

メテオ「ホゥーーーワチャア!!!!」ドガッ

憂『ぐっ!?』

メテオ「さっさと消えろ・・・!」

メテオ「ワタァ!」ドグッ

リミットブレイク OK

紬「・・・まずいわ」

紬「憂ちゃん!逃げるわよ!」

憂『でも梓ちゃんが!』

紬「あの傷じゃ助からないわ!」カチッ

憂『ちっ・・・』ダダダッ

メテオ「ワチャアッ!!!!」

紬『ハアッ!!!』ドロッ

メテオ「・・・!液体だと!?」

ズウゥゥゥン

メテオ「衝撃を吸収するとは・・・」

メテオ「ちっ・・・逃がしたか」カチ

流星「さて・・・」

梓「・・・・・ぅぁ・・・・」

流星「死なれても目覚めが悪いな」ピポパ

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病院

唯「あずにゃんっ!!!!!」弦太朗「梓っ!!!」

梓「・・・・・・・・・・」

唯「そんな・・・・何で・・・・」

律「・・・・・絶対安静だそうだ・・・・」

澪「通報した人によれば例の怪物に・・・」

澪「いつ目覚めるか・・・・分からないらしい」

律「ムギは何してんだ・・・!こんな時に繋がらねえ!!」

澪「私達はムギを探してくるよ・・・・」

澪「唯・・・お前は梓を頼む・・・唯が傍にいればきっと梓も・・・」

律「梓を任せるな・・・行くぞ澪!」タッ

澪「ああ!」ダッ

唯「・・・・・・・・」

弦太朗「・・・・・・・・ちくしょーーー!!!!」

弦太朗「俺がモタモタしてたせいで梓が・・・・」

唯「・・・弦ちゃん」

唯「私・・・許さないよ・・・あずにゃんにこんなことした人も・・・」

唯「大事な時に守れなかった自分も」

唯「・・・探そう、メモリの所有者を」

弦太朗「・・・・ああ」

唯「待っててね・・・・あずにゃん」

梓「・・・・・・・・・・」

タタタッ

梓「・・・・・・」ピクッ

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唯「ただいま・・・」

憂「おかえりなさ~い」

弦太朗「邪魔するぜ憂」

憂「いらっしゃい弦太朗さん」

唯「憂いぃ・・・」

憂「どうしたのお姉ちゃん?」

唯「あずにゃんが・・・・」

憂「!・・・・梓ちゃんがどうしたの?」

唯「あずにゃんの意識が・・・・」

憂「(生きてる!?)弦太朗さん!どういう事なんですか!?」

弦太朗「ああ・・・怪人に襲われたって・・・」

憂「生きてる・・・んですか?」

弦太朗「・・・?・・・・・ああ、いつ意識が戻るかわからねぇが」

憂「そうですか・・・(よし、まだ間に合う)」

憂「私、梓ちゃんのとこにいってきます!」ダダッ

弦太朗「あっ・・・おい憂っ!」

弦太朗「唯・・・ちょっと聞いてくれ」

唯「何・・・?早くドーパントの情報を集めないと・・・!」

唯「賢吾君って人と連絡とるんでしょ?とりあえず私のPCで・・・」

弦太朗「いや・・・メモリの所有者が分かったかもしれねぇ」

唯「え・・・?」

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_______

病室

梓「・・・・・・・・・・」

憂「生きてたんだね・・・梓ちゃん」

梓「・・・・・・・・・」ピクッ

憂「!?」

梓「・・・・・ぅ・・・い・・・?」

憂「目覚めちゃったかぁ・・・・お姉ちゃんにバレる前に死んでもらうよ」

憂「・・・」スッ

唯「憂!!!!」

憂「!?・・・・お、お姉ちゃん!?」

唯「憂・・・・・なんで・・・」

憂「な・・・なんのこと?」

唯「その手のガイアメモリ・・・誰にもらったの」

憂「っ!?何でお姉ちゃんが」

梓「・・・弦太朗先輩が編入してきた理由だよ」

唯「あずにゃん!よかった・・・意識が!」

憂「弦太朗さんになんの関係が・・・!」

弦太朗「俺はメモリの所有者を探しにきた・・・」スッ

憂「な・・・!」

弦太朗「天高の仮面ライダー部からな」

憂「へぇ・・・仮面ライダー・・・あなたが」

憂「なんで私がメモリ所有者だと?」

弦太朗「梓の意識がって聞いたとき生きてるのって言ったじゃねえか」

弦太朗「まるで死んでてほしいみてえな反応だ」

憂「そんなことで疑いを・・・?」

弦太朗「それにお前と始めて会ったときだ」

憂「・・・・?」

弦太朗「唯と梓がイチャついてるときすげえ憎らしそうだったからな」

憂「ふぅん・・・よく見てますね・・・不良の癖に」

弦太朗「不良じゃねえ!!俺は桜ヶ丘高校全員と友達になる男だ!!」

弦太朗「ダチになる為に相手をよく見ることは大事だからな!」

憂「・・・ふふふふふふ」

唯「憂・・・?」

憂「あっハハハハハハハハハハ」

憂「バレちゃしょうがないなぁ・・・」

梓「憂・・・・・・なんで」

憂「あんたのせいだよ・・・」

梓「え・・・・・・」

憂「梓ちゃんがお姉ちゃんを好きになるから!!!お姉ちゃんは私のなんだ!!!」

唯「憂・・・・」

憂「とりあえずみんな寝てもらうよ・・・梓ちゃんと弦太朗さんは永遠にね」

憂「お姉ちゃんは紬さんに頼んで記憶書き換えるメモリでも使うよ」

唯「え・・・・・!?ムギちゃん・・・・?」

梓「そうです唯先輩・・・ムギ先輩がメモリを憂に・・・」

唯「そんな・・・なんで?」

憂「お姉ちゃんと話すなぁあああああ」カチッ

『ジェラシー』

憂『お姉ちゃんから離れろ!』

唯「やめて!憂!」

弦太朗「させねえ!」ドンッ

憂『うっ!』

カチッカチッカチッカチッ

唯「あずにゃんっ!大丈夫?」



梓「はい・・・大丈夫です」



唯「憂・・・・・」



弦太朗「変身!!!!!!」

ロケット オン

フォーゼ「宇宙キターーーーーッ!」バシュウウ

憂『ううううぅ!?』



フォーゼ「恋愛は青春には必要だ!でもそのために誰かを傷つけるのは許せねえ!」

憂『お前に何がわかる!』

フォーゼ「わからねえ!だからお前とダチになってわかるようになってやる!」

憂『ふざけないで!!!!』

フォーゼ「こいつだ!」

エレキ オン

フォーゼ「うりゃあっ!!!」バキッ

憂『きゃっ!!』

フォーゼ「どうやら純正メモリと違ってパワーが低いみてえだな!」

ウインチ オン

フォーゼ「くらえ!」バリバリ

憂『うぐぐぐぐぐ』

フォーゼ「とどめだ!」

リミット ブレイク

フォーゼ「ライダー100億Vブレエェェェイク!!!!」

憂『くっ!!』サッ

ズガァァァァン

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律「!やっと見つけた!」

澪「ムギ!梓が!!!」

紬「・・・・・・・・・・」

律「・・・・おいムギ!!」

紬「・・・・知ってるわ」

澪「・・・・え」

紬「あーあ・・・まあ割と楽しかった学校生活だけど・・・」

紬「これからはメモリの実験場になってもらうわ・・・」

律「おいムギ・・・何いって・・・」

紬「私は唯ちゃん達を始末して来るから・・・頼んだわ菫」

菫「・・・・仰せのままに」サッ

紬「・・・・じゃあねりっちゃん澪ちゃん」タタッ

澪「おい!」

菫「行かせません・・・」カチッ

『シープ』

澪「ひいいぃっ!?羊の化物!?」

律「おいおいなんなんだよ・・・!」

菫『お嬢様の目的に邪魔はさせません』

物陰

流星「羊!?アリエスか!?・・・いや、あれはスイッチではなくメモリだったな」

流星「雑魚の癖にややこしいことを・・・・!」

流星「ちっ・・・琴吹が逃げていく・・・仕方ない」

流星「タチバナさん、奴らに情報を」

タチバナ『了解だメテオ、君はどうする?』

流星「雑魚とはいえメモリ所有者を見逃せないからな・・・片付ける」

メテオ レディ

流星「変身!」

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菫『消えろっ!』

澪「きゃああっ!」

キイィィン

ズウゥゥン

菫『何奴だ!?』

菫『何奴だ!?』

メテオ「俺は仮面ライダーメテオ」

メテオ「お前の宿命は・・・俺が決める」

澪「仮面・・・ライダー」

律「かっけぇ・・・・」

メテオ「ワタァッ!!」ドカッ

菫『がっ!・・・貴様がメテオか・・・お嬢様の邪魔はさせん!!』

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紬「梓ちゃん・・・生かしとくわけにはいかないわね・・・」

紬「急いで憂ちゃんに加勢しないと・・・これも使ってみたいしね」

翔太郎「お~っとそこまでだお嬢さん」

紬「・・・・・誰かしら」

フィリップ「君が財団Xからメモリ産業を引き継いだ琴吹家の頭だね?」

翔太郎「メモリはもう悪事に利用させねえ・・・」

紬「ああ・・・あなた達が仮面ライダーダブルね」

翔太郎「っ!知ってんのか」

紬「ちょっとね・・・これを復元するのに情報集めたから」スッ

翔太郎「なっ!?T2メモリだと!?」

フィリップ「サイクロンにジョーカー・・・まさか」

紬「ご名答・・・これもね」スッ

翔太郎「ダブルドライバーも持ってやがんのか・・・!」

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