P「ガイアセイバー アイドル最大の作戦」 (492)

はじめに

これは超人気ゲーム『アイドルマスター』と、
一部で有名なゲーム『ガイアセイバー』のコラボです

基本的に原作をなぞるだけです
基本的に超展開です
基本的に辻褄が合わないシーン満載です
基本的にツッコミどころも満載です
基本的に鬱な場面もそれなりにあります
基本的にetcetc・・・

それでもよろしければ、ご覧ください

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1367429101

P「その闘いは、とつじょとしてはじまった」

P「ジオン軍のしかけた、でんこうせっかの
  攻撃は、地球連邦をはじめとする
  すべてのぼうえい力を、無力化した」

P「時、おなじくして
  ショッカーの、テロ作戦
  宇宙人のしんりゃく
  ジオンのしゅつげん」

P「さらには
  ツナミ、地震、たつまき
  あらゆるワザワイが、地球をおそった」

P「ついには
  ジオン軍による
  コロニ—おとしが、強行された」

P「今の地球には
  これを『そし』する力は
  のこされていなかった・・・・・」

P「アイドル」

P「彼女らは、決して
  闘っていなかったワケではない」

P「あまりにも、強大な敵の前に
  アイドル、ひとり一人の『力』は
  あまりに、無力だったのだ・・・・」

P「とおくはなれたM−78せいうん
  地球のピンチは
  ウルトラの星でもキャッチされた」

P「宇宙パトロール隊隊ちょう
  ウルトラの父は
  3人の戦士を、ただちに地球におくった」

P「アイドルをたばねる『そしき』
  『同盟』を作るために!」

P「ガイアセイバー アイドル最大の作戦」

P「戦いがはじまって、2ケ月あまり
  ジオン軍の攻撃は
  とどまることをしらず」

P「ついには
  連邦軍本部ジャブローに
  そう攻撃を、しかけた・・・」

P「ジャブローは、地球における
  連邦軍最重要基地である」

P「ジャブローが、おちれば
  地球の連邦軍は、戦力のほとんどを
  失う事になる・・・・」

第1話 FROM THE DAY AFTER

   ジャブロー せんとうちいき

春香「うう・・・こんなに、敵の攻撃が激しくなるなんて・・・」

   バズン!

春香「しまった! 当たっちゃった?」

春香「いったん基地に戻らないと・・・もう少し頑張って、ガンダムF−91!」

ジャブローきち かくのうこ

春香「エンジンの、調子が、おかしいです!
    すぐに、なおしてください!」

メカニック「春香大尉!
      司令官が、お待ちです
      いそいで、司令官室に
      行って、ください」

春香「司令官室ですね? すぐにいきます!」

ジャブローきち しれいかんしつ

基地司令「春香大尉・・・
     ジャブローが、ここまで、攻撃されるとは
     おもっても、みなかった・・・」

春香「ケガした人たちの避難状況は、どうなってますか?」

基地司令「ジャブローの、人間は
     ホワイトベースに、乗せている」

春香「ホワイトベース・・・連邦軍の宇宙船ですね」

基地司令「キミは
     ホワイトベースを、守って
     無事に、脱出させてくれ」

春香「わかりました。何とかやってみます」

基地司令「それと、この『光ディスク』を
     科特隊本部の、イデ隊員に
     とどけてほしい!!」

春香「光ディスク・・・この中には一体何が?」

基地司令「敵に、ついての、重要な情報が
     入っているのだ!」

春香「とても大切なものなんですね。必ず、とどけます!」

『光ディスク』を
 手に入れた!!

ジャブローきち かくのうこ

春香「すぐに、出ます!」

メカニック「まだです!
      メンテナンスを、しないと
      F−91は、使えませんよ!」

春香「それでも、敵を防がなきゃ・・・お願いです!」

メカニック「戦闘中に、動かなくなっても
      知りませんからね!」

春香「ありがとうございます! メカニックさん!」

春香「ボロボロでも、何とかしないと・・・」

コズン「ラル大尉!
    新型のガンダムです!」

春香「えっ? もうここまで来ちゃったの?」

アコース「新型のガンダムか!?
     こいつを、しとめれば
     エースパイロットになれるぜ」

ランバ・ラル「新型とて、おそれることはない
      モビルスーツの闘いは
      パイロットが決めるのだ!」

春香「そんな・・・3体もいるなんて」

ランバ・ラル「アコース!
      コズン
      ひるむなよ!」

グフが、あらわれた!
ザクAが、あらわれた!
ザクBが、あらわれた!

ザクA「Fire!」

春香「きゃあっ!」春香に8のダメージ!

グフ「Attack」

春香「うあっ!」春香に32のダメージ!

ザクB「Fire!」

春香「あああっ!」春香に7のダメージ!

春香「ううっ・・・でもこのヴェスバーならっ!」

春香「ノーマルシュート!」グフに33のダメージ!

春香「出力が上がらない・・・このままじゃ・・・」

シュンッ

P「だいじょうぶか、春香!」

春香「その声・・・プロデューサーさん!」

あずさ「春香ちゃん、ここは私たちにまかせて!」

雪歩「そのボロボロのガンダムじゃ、さすがに無理だよぉ」

春香「あずささんに、雪歩ちゃんも!」

あずさ「ええ〜い、アタック光線!」ザクAをやっつけた!

雪歩「チョップですぅ!」ザクBをやっつけた!

14のけいけんちをえた!

ランバ・ラル「アコース!
       コズン!
       ふたりが、やられるとは!」

P「さあ、どうする? アンタも来るかい?」

ランバ・ラル「しかし、まだ負けてはいない
       ジャブローは間もなく
       消えさるのだからな!」

   ダッシュ

雪歩「逃げてくれたみたいですぅ」

春香「助かりましたあずささん、雪歩。でも、どうしてここに?」

あずさ「わたしたちは、ウルトラの父の
    命令で、地球に来たのよ」

P「おそくなってすまない
  ジャブローの、ピンチを知って
  いそいで、来たんだが・・・」

雪歩「私はしばらく、春香ちゃんの、てつだいをするね」

『雪歩』が
 仲間になった!!

春香「ありがとう雪歩。雪歩が一緒だと心強いよ」

P「さあ、春香たちは
     はやく、脱出するんだ」

春香「え? プロデューサーさんたちは?」

P「俺は、敵を、くいとめよう」

あずさ「私は、ほかの人たちの
    救けにあたります」

メカニック「ホワイトベースへの
      乗りこみおわりました!
      いそいでください!」

雪歩「春香ちゃん、プロデューサーとあずささんなら大丈夫だよ
   早く行こう」

春香「・・・みんなゴメン。天海春香、ジャブローから脱出します!」

なんでわざわざガイアセイバーを題材にしたんだ(絶望)
月に1度の苦痛を思い出すわ

ガイアセイバーって書いてあるのに「G-SAVIORだと……!?」と思った
徹夜明けはアカンね

ガイアセイバーは元々キャラの使い方が変だからアイドルにやらせても違和感増えない!
スレ開く前はそう思っていました…
765だけだとキャラ足り無そうだがどうやりくりするか期待

○○キラーは3体とも登場するのか
そして一文字ポジは爆○されてしまうのか

おかしいくらいにプッシュされていたザンジオーは一体どうなるのか

   かとくたいほんぶ しれいしつ

春香「早く光ディスクをとどけないと・・・あれ?」

雪歩「あそこにいるのは・・・」

小鳥「春香ちゃんと雪歩ちゃんね
   わたしは、科特隊本部を
   まかされている
   小鳥よ」

春香「ここの司令官は、小鳥さんだったんですね」

小鳥「今や、地球が、占領されつつあるのは
   知っているわよね?」

雪歩「もちろんですぅ」

   かとくたいほんぶ しれいしつ

春香「早く光ディスクをとどけないと・・・あれ?」

雪歩「あそこにいるのは・・・」

小鳥「春香ちゃんと雪歩ちゃんね
   わたしは、科特隊本部を
   まかされている
   小鳥よ」

春香「ここの司令官は、小鳥さんだったんですね」

小鳥「今や、地球が、占領されつつあるのは
   知っているわよね?」

雪歩「もちろんですぅ」

小鳥「敵は、おそろしく、強大よ
   もはや、アイドルひとり一人で
   戦える相手ではないわ」

春香「そうですね。ジャブローでも雪歩たちがいなかったら・・・」

小鳥「だから、あたしたちは、アイドルが
   協力しあえる『同盟』を、つくったのよ」

雪歩「『同盟』・・・」

小鳥「春香ちゃん!
   あなたの、ニュータイプの力を
   あたしたちに、かしてくれない?」

春香「・・・私の中に眠る、ニュータイプの力が役にたつのなら」

律子「ひさしぶりね、春香、雪歩
   きっと、あんたたちも
   ここに来ると、おもってたわ」

雪歩「あ、律子さんもいたんですねぇ」

律子「ジャブローが、無くなっては
   地上の連邦軍も、これで
   壊滅したも同然ね」

春香「すみません・・・私の力が足りないせいで」

律子「がんばっているのは
   ルナツーの
   クワトロ大尉の舞台だけ」

雪歩「宇宙で戦ってる、サングラスをかけた人ですねぇ」

律子「宇宙にいるみんなが心配だわ」

社長「おっ! 来たな!
   私は、高木
   アイドルたちの
   時に順一郎であり、時に順二郎でもある」

春香「社長まで! 言ってることが、よくわかりませんケド」

社長「みんなからは、社長と
   よばれているね!」

雪歩「改めて言わなくても、知ってますよぉ」

社長「世界中で、ショッカーのヤツらが
   あばれまわっとるんだ!」

春香「地球のアイドルたちの力を合わせても、防げないんですか?」

社長「アイドルたちは、よく戦ってくれたが
   それでも、ダメだった・・・
   ショッカーが、多すぎるんだ」

雪歩「うーん・・・真ちゃんたち、大丈夫かなぁ?」

社長「天海君は、ESPだったね?
   いっちょ、その力を
   私たちに、かしてくれんかね?」

春香「もちろんです」

小鳥「春香ちゃん、雪歩ちゃん・・・・
   同盟に協力して
   あたしたちと、いっしょに戦いましょう!!」

春香「ところで、イデ隊員という人をしりませんか?」

イデ隊員「なにか、用かい?」

春香「これを調べてほしいんです
   ジャブローの司令官から預かりました」

イデ隊員「この光ディスクを
     調べれば、いいんだね?
     かんたん、かんたん
     ちょちょいの、ちょいだよ」

雪歩「本当ですかぁ? 何だか難しそうにしてますけど・・・」

イデ隊員「?
     あ?
     あれ?
     あれれれ?
     おかしいな、分析できないぞ!」

春香「え、そんなあ
   敵の大事なデータが入ってるって言ってたのに・・・」

イデ隊員「・・・となると
     青森にある、分析センターで
     調べてもらうしか、ないなぁ」

雪歩「青森の分析センターには、専門の博士がいるはずですぅ」

かとくたいきち かくのうこ

アストナージ「よっ、春香
       久しぶり!」

春香「アストナージさん、どうしてここに?」

アストナージ「オレも
       律子さんと、いっしょに
       『同盟』に来たんだ!」

雪歩「春香ちゃん、この人は?」

春香「宇宙で一緒に働いてた、優秀なメカニックさんだよ」

アストナージ「春香に、プレゼントがあるんだ
       そこにあるから、見てみな」

春香「こ、これは・・・旧式の」

『ガンダム』を
 発見した!

雪歩「よかったね、春香ちゃん
   ボロボロのF−91は、しばらく休ませてあげなよ」

アストナージ「博物館に、あった、中古だけど
       無いよりマシだろ?」

春香「F−91に比べるとだいぶ性能が落ちるけど
   しょうがないかあ・・・」

アオモリ ぶんせきセンター

雪歩「せっかく来たのに、博士さんいないね」

センター研究員「博士は、大阪に、でかけていますよ」

春香「大阪ですか
   大阪といっても、どこを探せばいいんだろう?」

センター研究員「博士は
        おいしい食べ物が、すきなんです」

雪歩「春香ちゃん
   タコヤキ屋さんとか、探してみない?」

オオサカ タコヤキや

春香「あ、雪歩、あの人じゃない?」

二宮博士「やはり、タコヤキは
     大阪に、かぎる!
     ん?」

雪歩「すみません、分析センターの、二宮博士ですかぁ?」

二宮博士「よく、わたしを、見つけたな
     いかにも
     わたしは、分析センターの、二宮だ」

春香「ここで、何をしているんですか?」

二宮博士「ストーンサークルの調査をさぼって
     タコヤキを食べているのだ
     はっはっはっは!」

雪歩「笑って言う事じゃないと思いますぅ・・・」

春香「ストーンサークルって、石が輪っかみたいに置かれてる
   遺跡のことかな?」

雪歩「最近、世界各地で見つかってるみたいだよ」

二宮博士「それで
     わたしに、用があるのか?」

春香「はい
   この光ディスクを、調べてもらいたいんです
   科特隊では、解析できなかったので」

二宮博士「なに?
    『光ディスク』の、分析?
     うーん」

雪歩「私からも、お願いします
   春香ちゃん、命がけだったんですよ?」

二宮博士「わたしは、今
     ストーンサークルの調査で、いそがしい」

春香「それは、もちろんわかってますけど
   でも、敵の情報がこの中に・・・」

二宮博士「大阪だけでなく、広島でも
     ストーンサークルが発見されたのだ」

雪歩「そんなに忙しいなら
   タコヤキ食べてる場合じゃないのに・・・」

二宮博士「そうだ、広島の岩本博士から
     広島のストーンサークルの
     調査報コクを、もらってきてくれ」

春香「あ、広島は別の博士が調べてたんですね
   報告を受け取ってくればいいんですか?」

二宮博士「そうすれば
     光ディスクを、調べる時間ができる」

雪歩「春香ちゃん、しょうがないから広島に行こうか」

ヒロシマ ストーンサークル

春香「あ!?」

雪歩「い、いったいこれは、どうしたの!?
   ストーンサークルが破壊されているよ!」

調査隊「おろおろ」

やよい「うぅぅ・・・」

春香「やよい、やよいじゃない?
   しっかりして」

やよい「あ、春香さんと・・・雪歩さん」

雪歩「どうしたのやよいちゃん
   誰におそわれたの?」

やよい「社長に、いわれて
    ここの、ガード、してたんです
    でも、とつぜん、ショッカーに、おそわれて」

春香「ショッカー・・・日本の町の中にまで現れるなんて」

やよい「くやしいです・・・」

雪歩「やよいちゃんのせいじゃないよ
   そんなに気にしないで」

やよい「春香さんたち、ショッカーを倒すんですよね?
    私も、同じです」

春香「それじゃあ、一緒に行こう?」

雪歩「そうだね
   仲間が多い方が、心強いし」

やよい「私たちみんな、仲間ですよね
    私、春香さんたちに、ついていきます」

『やよい』が
 仲間になった!!

岩本博士「うーん
     うーん」

春香「博士、大丈夫ですか!」

岩本博士「は!!
     わたしは、たすかったのか!?」

雪歩「よかった・・・無事みたいですぅ」

岩本博士「しかし、いったいなぜ
     ショッカーの連中が
     ストーンサークルを?
     わ、わからん」

やよい「ショッカーの目的は、一体何なんでしょうか?」

春香「あの・・・すみませんが
   ここの調査はどのくらい、すすんでいますか?」

岩本博士「なに?
     ストーンサークルの
     調査結果が知りたい?」

雪歩「急な話しで申し訳ないんですぅ
   でも、急ぎの用事があって・・・」

岩本博士「あまり、くわしい事は
     まだわかっていないのだが・・・・
     この『フロッピー』を
     持ってゆくがいい」

『フロッピー』を
 手に入れた!!

やよい「これからどうするんですか?」

春香「大阪に戻ろう
   タコヤキ博士にこれを届けて、光ディスクを分析してもらわないと」

   オオサカ ストーンサークル

雪歩「春香ちゃん、二宮博士たちがおそわれてるみたいだよ!」

やよい「あれは、ショッカーの戦闘員です!」

春香「大阪にまで・・・今度はやらせないよ!」

せんとういんAが、あらわれた!
せんとういんBが、あらわれた!
せんとういんCが、あらわれた!

雪歩「パンチですぅ!」せんとういんAをやっつけた!

やよい「スラーッシュ!」せんとういんBをやっつけた!

春香「ガンダムハンマー、ノーマルアタック!」せんとういんCをやっつけた!

15のけいけんちをえた!

雪歩「二宮博士、大丈夫ですかぁ?」

二宮博士「なんてことだ!
     たいせつな研究ざいりょうが・・・」

やよい「ストーンサークルが、メチャクチャに壊されちゃってます・・・」
    
二宮博士「いったい、ストーンサークルに
     なにが、かくされているのだ?」

雪歩「壊されちゃったし、これ以上ストーンサークルの調査は
   無理だと思いますよぉ?」

二宮博士「ざんねんだが、調査はこれまでだ」

二宮博士「わたしは、青森にもどり
     『光ディスク』の、分析をしよう」

春香「そうだ、これが岩本博士から預かった、フロッピーです
   何かわかったら、科特隊に知らせてください」

二宮博士「できしだい、科特隊に連絡をいれる」

『光ディスク』と
『フロッピー』を
 手渡した!!

やよい「それじゃ、本部に帰りましょう!」

   かとくたいきち

春香「あずささん、無事だったんですね!」

あずさ「あらあら、みんな
    プロデューサーさんが、まだ見つからないの
    ジャブローは、くまなくさがしたんだけれど・・」

春香「えっ、プロデューサーさんが!?」

雪歩「プロデューサー・・・心配ですぅ」

やよい「春香さん、雪歩さん
    社長が呼んでます!」

社長「さっそくで、もうしわけなんだが
   諸君らに、任務を、あたえる」

春香「任務?
   何をすればいいんですか?」

社長「東京で
   サミットが、あるんだが
   どーも、ケイビが心配だ」

雪歩「サミット・・・各国の偉い人たちが集まる会議のことだね」

社長「ねんのため、諸君らに、ケイビの
   手だすけを、してもらいたい
   たのんだぞ」

やよい「わかりました!
    私たちに任せてください!」

律子「アストナージには、もうあった?
   私といっしょに『同盟』に
   きたんだけど」

春香「青森に行く前に会ったけど、もう一回あいさつしようかな」

かとくたいきち かくのうこ

アストナージ「よう! 春香!
       やくに立ちそうな物を、見つけたんだ
       よかったら、持ってってくれ!」

雪歩「これは・・・小型の作業用兵器ですかぁ?」

『プチモビ』を
 発見した!

アストナージ「博物館に、あった、中古だけど
       無いよりマシだろ?」

春香「うーん・・・
   これ、役にたつかなぁ・・・?」

   トウキョウ かいぎじょう

やよい「『同盟』のやよいです!
    警備に協力させてください!」

ケイブさん「あー? ケイビに、協力する?」

春香「人手は、多い方がいいと思いますよ?」

ケイブさん「ここは、われわれだけで、十分だ
      あんたらの、力なんて
      必要ないね」

雪歩「え? でも・・・」

ケイブさん「なにが『同盟』だ!
      目障りだ、とっとと、うせろ!」

雪歩「ひっ!? ご、ごめんなさい・・・」

やよい「何だか警部さん
    ずいぶん、イライラしてるみたいです・・・」

春香「あれ?
   あそこにいるのは、美希?」

美希「ミキの名は、美希なの
   春香たちとは、ちがって
   うすぎたない、オニギリ目当てのハンターなの」

春香「・・・とか言ってるけど、
   本当は仲間のこと、
   いつも気にかけてるよね」

雪歩「美希ちゃん、なんで・・・」

美希「なぜ、ミキが、ここにいるかって?」

やよい「美希さんも、社長からお願いされたんですか?」

美希「ミキは、首相から、じきじきに
   ガードを、たのまれているの」

おまわりさん「大変です!
       怪人が、怪人が、出ました!」

雪歩「え? あ、みんなあっちだよ!」

ザンジオー「グハハハハハ!
      首相たちは、いただいてゆくぜ!」

やよい「あれはザンジオー! ショッカーの怪人です!」

ザンジオー「とめられるものなら、とめてみろ
      もっとも
      きさまらごときに
      オレ様が、倒せるわけないだろうがな!」

春香「やらせるわけにはいかないよ!」

ザンジオーが、あらわれた!
せんとういんAが、あらわれた!
せんとういんBが、あらわれた!

やよい「戦闘員はまかせてください!」

やよい「モンキーアタァック!」ザンジオーに80のダメージ!
               せんとういんAをやっつけた!
               せんとういんBをやっつけた!

雪歩「さすがやよいちゃんですぅ!」

ザンジオー「Greee」

雪歩「きゃっ・・・」雪歩に30のダメージ! 

春香「雪歩、さがって! 
   ライフル出力アップ!」

春香「ニュータイプシュート!」ザンジオーをやっつけた!

96のけいけんちをえた!

春香「プチモビを持ってきておいてよかったぁ・・・」

雪歩「ガンダムじゃ大きすぎて、この狭い部屋で戦うのは
   無理だったよね」

おまわりさん「大変です!
       首脳を、誘拐されました」

やよい「え!? でも、怪人は私たちがやっつけましたよ?」

おまわりさん「今の、怪人は、オトリ
       だったんです!」

春香「あ・・・しまった!」

やよい「春香さん
    早く、ショッカーを追いかけましょう!」

春香「美希、一緒に行こう!」

美希「このヤマは、ミキのものなの
   勝手に、動かれちゃ、こまるな」

雪歩「美希ちゃん
   私たち
   報酬のオニギリを横取りしたりなんて、しないよ?」

美希「どうせ、ヤツらが
   どこに行ったのかも、知らないんでしょ?」

やよい「あうぅ・・・そうでした
    美希さんは、何か知ってるんですか?」

美希「ミキに、協力して
   そうすれば
   情報を、教えてあげるの
   どうかな?」

春香「もちろん!」

美希「いい心がけなの
   ショッカーは、下すい道を利用してるの」

雪歩「下水道・・・そんなの、気づくはずないよ
   すごいね、美希ちゃん」

美希「ザコは、春香たちに
   まかせたの」

『美希』が
仲間になった!!

やよい「うっうー! これで百人力ですね!」

春香「行こう、みんな!
   首相さんたちを助けないと!」

トウキョウ センタービル 地下

美希「ここなの!
   秘密基地につづく、かくしハッチがあるの」

美希が、ハッチをあけた!!
「マンホールのフタ」を、手に入れた!!

春香「このフタ、どうしよう?」

やよい「ガンジョウだから、シールドのかわりになる
    かもです!」

雪歩「一応、もらっておこうかな・・・」

トウキョウ ひみつきち しれいしつ

美希「見つけたの!」

せんとういんA「!」

せんとういんB「!!」

マシーン大げんすい「!!!!」

やよい「首相さんたちを、解放してください!」

マシーン大げんすい「よく、ここを、見つけたな
          これいじょう、すき勝手な事はさせんぞ!」

春香「来る・・・みんな、いくよ!」

マシーン大げんすいが、あらわれた!
せんとういんAが、あらわれた!
せんとういんBが、あらわれた!

やよい「モンキーアタァック!」マシーン大げんすいに80のダメージ!
               せんとういんAをやっつけた!
               せんとういんBをやっつけた!

マシーン大げんすい「Crush」

美希「甘いの!」美希はこうげきをかわした!

雪歩「ユキホキックぅ!」マシーン大げんすいに73のダメージ!

春香「プチモビパワーキック!」マシーン大げんすいに62のダメージ!

美希「とどめなの! パワースラッシュなの!」マシーン大げんすいをやっつけた!

97のけいけんちをえた!

マシーン大げんすい「クソッ! おぼえてろ!」

やよい「ああっ、逃げられちゃいます!」

美希「まて、なの!」

雪歩「あっ、美希ちゃん待って!」

『美希』が
仲間から、はずれた!!

春香「・・・行っちゃったね」

やよい「美希さんなら、きっと大丈夫ですよ!」

雪歩「そうだね
   美希ちゃん、強いもんね」

春香「それじゃ、さっきのヤツは美希に任せて
   私たちは、首相を探そっか」

トウキョウ ひみつきち ちかろう

やよい「首相の人たち、見つけました—!」

イギリスの首相「ふん!」

雪歩「あ、あの・・・
   『同盟』の雪歩ですけど・・・」

イギリスの首相「『同盟』だと?
        サミットの首相も
        まもりきれないなんて
        とんだ、ムノウのあつまりだな」

春香「いや・・・それは・・・」

フランスの首相「なぜ、もっとはやく
        たすけに、こないのだ!」

やよい「ごめんなさい・・・
    でも、それはショッカーと戦ったから・・・」

フランスの首相「といっても
        マヌケな『同盟』なんかじゃ
        はやく来いというのも
        ムリな話か・・・」

雪歩「うぅ・・・
   そこまで言わなくても・・・」

ドイツの首相「やっときたか・・・・
       もし、来なかったら
       どうしようかと心配してしまった」

春香「何があっても、見捨てたりなんてしないですよ・・・」

ドイツの首相「せっかくの『よてい』が
       だいなしに、なるからなぁ
       がははははははは!」

やよい「『よてい』って何のことでしょう
    でも、質問できる空気じゃないです・・・」

日本の首相「まったく!
      たかい金を、はらったのに・・・
      美希って、ヤツは
      やく立たずだな!」

春香「美希、大丈夫かな
   それにしても、こんな言い方・・・!」

アメリカのだいとうりょう「ありがとう
             しょくんらの、おかげで
             たすかったよ」

雪歩「え?
   あ、ありがとうございますぅ!」

アメリカのだいとうりょう「クックックックッ」

雪歩「・・・うぅ」

やよい「・・・この人たち、本当に首相なんでしょうか?」

春香「私にも、よくわからないよ・・・」

日本の首相「さあ、いそいでかえるとしよう
      われわれには、これから
      いろいろと、やることがあるからな」

春香「・・・」

雪歩「・・・・」

やよい「・・・・・」

日本の首相「・・・・・・
      なにをボーッとしてる!
      おまえたちがさきにいって
      われわれのあんぜんをまもるんだ!」

春香「・・・・・・・」

P「アイドルたちの『同盟』により
  首相たちは、無事救出された」

P「しかし、これは
  これからはじまる、くるしい戦いの
  はじまりにすぎないのだ・・・」



人類滅亡まで、
  あと
 93億人



              つづく

P「ヒマラヤの爆発!
  オーストラリアでの決戦!
  敵との戦いは、はてしなくつづく」

P「はたして
  アイドルたちは、地球を救えるのか?
  地球を、守る事はできるのか?」

P「運命は、彼女たちの手にかかっている
  TO BE CONTINUED!」

     第2話 THEY ARE NUISANCES

   かとくたいきち しれいしつ

社長「世界中でイヘンが、おきて
   大変な事に、なっているようだ」

春香「日本だけじゃなくて、世界まで・・・」
      
社長「とくにヒマラヤは
   噴火のきざしがある
   その調査に、876の日高愛君をやったのだが
   その後、連絡が無い」

雪歩「えっ、愛ちゃんが!?
   心配ですぅ・・・」

社長「そこで、君たちに
   ヒマラヤに行ってもらうことにした」

やよい「わかりました!
    愛さんを助けましょう!」

社長「下の格納庫の、ビートルが使えるから
   インドの、ボンベイ基地にむかってくれ」

春香「ビートル・・・
   科特隊の戦闘機ですね
   でもその前に、サッポロにいかないと」

雪歩「貴音さんが、地球に来たんだよね」

   サッポロ ホテルじんぎすかん

貴音「春香、雪歩、やよい!!
   げんきそうで、なによりです」

やよい「うっうー!
    お久しぶりです貴音さん!」

貴音「ウルトラの父に、いわれて
   地球に、かけつけたのです」

春香「それで、貴音さん
   何か渡すものがあるって、言ってましたけど?」

貴音「今は、ほかの任務があって
   春香たちと、いっしょには行けませんが
   これを、持っていってください」

雪歩「これは、カプセルですかぁ?」

貴音「ヒビキカプセルです
   きっと、やくにたつでしょう」

やよい「うっうー! ありがとーございます!」

春香「これで戦いの時に、いつでも響ちゃんを召喚できるね!」

ボンベイきち

雪歩「すみません、
  『同盟』の雪歩ですけど・・・」

科特隊員「『同盟』の小鳥さんから
     連絡はうけている」

やよい「愛ちゃんの情報、何かありますか?」

科特隊員「くわしいことは、コーチンにいる
     こう作員から、きいてくれ!
     では、がんばってくれたまえ」

春香「コーチンですか
   どうやって行けばいいですかね?」

科特隊員「コーチンは
     ボンベイの南に、ありますよ」

雪歩「みんな、急ごう
   愛ちゃん、きっと待ってるよ!」

コーチン ざっきょビル

春香「『同盟』の春香です
   愛ちゃんを助けにきました!」

こう作員「きみたちが、新しい部隊か
     急いでくれ
     愛ちゃんが
     ピンチらしいんだ」

やよい「愛ちゃん、どこにいるんですか!」

こう作員「この『コンパス』を持って
     北に進んでくれ!!」

『コンパス』を
手に入れた!!

雪歩「これで方角がわかる・・・
   愛ちゃん、すぐに行くからね」

ヒマラヤ どうくつ

雪歩「あ!
   あそこに、ちがいないよ!」

春香「待って雪歩、向こうから来るのは・・・」

やよい「あれ、愛ちゃんです!」

春香「だれかに、追われてるみたい!」

雪歩「しっかりして!」

愛「す
  すみません
  でも
  もう
  パワーが・・・」

雪歩「ここは、私たちに、まかせて!」

せんとういんAがあらわれた!
せんとういんBがあらわれた!

やよい「キラースラァッシュ!」せんとういんAをやっつけた!

雪歩「ハンドビームですぅ!」せんとういんBをやっつけた!

24のけいけんちをえた!

愛「来てくれたんですね
  おかげで、たすかりました」

雪歩「愛ちゃん、大丈夫そうだね
   無事でよかったぁ・・・」

愛「ヒマラヤ基地の
  おそろしい装置のことを
  どうしても、つたえたかったんです」

春香「おそろしい装置? それはどこにあるの?」

愛「ついてきてください!」

   ヒマラヤ基地 バベルのへや

愛「ここです!」

雪歩「あそこにあるのが、おそろしい装置かな?」

死神博士「よく来たな」

やよい「あっ! ショッカーの、死神博士!」

死神博士「ここはヒマラヤを、噴火にみちびく
     破滅のマシーン『バベル』を
     コントロールしている、神せいな部屋だ」

雪歩「ヒマラヤを噴火させる?
   そんなことをしたら・・・」

死神博士「お前らのような、連中が
     来るようなところではないわ!」

春香「知った以上、帰るわけにはいかないよ!」

死神博士「バツとして、お前らには
     死んでもらうぞ!」

やよい「春香さん、気をつけてください!
    死神博士が、イカデビルに変身しました!」

イカデビルがあらわれた!

イカデビル「Crush」

やよい「はわっ!」45ダメージ

雪歩「やよいちゃん!」

やよい「結構強いです・・・でも!」

やよい「響さん、お願いします」ヒビキカプセルを使った!

響「まかせるさー! ヒビキパンチ!」イカデビルに198のダメージ!

春香「強っ! さすが響ちゃん、もう一回お願い!」ヒビキカプセルを使った!

響「はいさーい! ヒビキキック!」イカデビルに205のダメージ!

雪歩「これでとどめですぅ! スパーク光線!」イカデビルをやっつけた!

163のけいけんちをえた!

春香「ふぅ・・・響ちゃんのおかげで、何とか倒せたね」

雪歩「この装置、どうしましょうか?」

やよい「バクダンでもあれば、壊せますけど
    そんなの持ってないです・・・」

愛「それに、バベルはこれだけじゃないみたいです
  調べてる時に、全部で5個も見つけました・・・」

春香「どこかでバクダンを手に入れないとだめかぁ・・・
   とりあえず、いったん外に出ようよ」

   ヒマラヤ どうくつ 入口

   ドカンドカンドカンドカンドカンドカンドカンドカンドカンドカン

雪歩「ああっ、ヒマラヤが噴火していくよ!」

やよい「ううっ、間に合いませんでした・・・」

春香「ここに来る前に、バクダンを手に入れておけば
   こんなことには・・・」

愛「あたしがピンチになっちゃったせいで・・・
  本当にごめんなさい!」

雪歩「しょうがないよ、愛ちゃん
   ここのボスは倒したし、本部に帰ろう・・・」

   かとくたいきち しれいしつ

律子「もどってきたわね
   ヒマラヤでは、ごくろうだったわ
   さっそくですまないけど、任務があるの」

やよい「今度は、何の任務ですか?」

律子「青森の情報分析センターから
   連絡があったのよ」

雪歩「青森の?
   そういえば二宮博士、ちゃんと仕事してるのかなぁ・・・」

律子「ジオン軍は、大戦力で
   オーストラリアの、シドニー基地を
   つぶすつもりよ」

春香「シドニー基地ですか
   確かあそこにも、連邦軍がいましたね」

律子「シドニーには
   地球にのこされた
   連邦軍の仲間がいるわ
   みんなを失うわけにはいかないの!」

やよい「もちろんです! 
    ってあれ? あっちから来るのは」

春香「・・・伊織? 伊織だ!」

伊織「そこで、私たちの出勤ってわけ
   さあ、シドニーに行って
   ジオンをたおしましょう!」

『伊織』が
仲間になった!!

愛「それじゃあ
  あたしは、べつの任務があるので
  ここで、わかれることにします」

やよい「気をつけてね、愛ちゃん」

愛「みなさんも、絶対にやられないでください!」

『愛』が
さっていった!!

   シドニー やくば

やよい「春香さん、役場に何か用があるんですか?」

春香「ここに、知り合いがいるんだよ
   カイさーん!」

カイ「よう、春香じゃないか
   まあ1パイつきあえよ」

春香「それじゃ、オレンジジュースをお願いします!」

伊織「私のは100%で頼むわね」

雪歩「うーん、ジュース飲んでる場合じゃないような・・・」

カイ「なやんでてもしょうがないさ
   ところで、ダーウィンには、行ってきたか?」

春香「いいえ
   まだですけど」

カイ「なら、行かない方がいいぞ
   今までも、シドニーの連中が
   攻撃を、しかけたが
   ガードを破ったことがないんだ」

雪歩「でも、そこが本拠地なら
   ガードがキビしくても、行かないとダメだと思いますぅ」

やよい「どこかから、忍び込めないですかね?」

カイ「しかし、ダーウィンとつながる
   秘密の道があるらしいんだ」

伊織「アンタ・・・
   それを先に言いなさいよね」

カイ「西のパースに、その秘密を知っている
   ジオンの脱そう兵が
   ひそんでいるらしいんだ」

春香「西にある、パースですね
   ありがとうございました、カイさん」

パース コミリーのいえ

雪歩「女の子と、寝ている男の人が一人・・・」

やよい「春香さん
    男の人に、話を聞いてみましょう!」

春香「そうだね、やよい
   すみません、ちょっといいですか?」

オルソン「! あ、あんたは、もしかして
     連邦のはる・・・
     いや、わたしのカンちがいでしょう
     きにしないでください」

伊織「脱走兵って
   やっぱり、この人みたいね・・・」

オルソン「そうだ
     すみませんが
     ちょっと
     用事を、たのまれてくれませんか?」

春香「はい
   私にできることなら」

オルソン「この小バコを、ギブスンという老人に
     とどけてほしいのです
     おねがいします」

『小バコ』
を、手に入れた!!

雪歩「何が入っているのかなぁ?」

やよい「気になりますけど、早く届けてあげましょー!」

伊織「そうね
   ギブスン老人の家にいくわよ」

   パース ギブスンのいえ

ギブスン老人「なに?
       コミリーの家にいる男が
       この小バコをわたしにだって?」

春香「はい、そう頼まれました」

ギブスン老人「うーむ・・・そうか
       ではちょっと待っててくれ」

伊織「これは、手紙のようね
   どうして私たちに?」

ギブスン老人「小バコを渡されたら
       この手紙を、渡してくれと
       たのまれていたんじゃ」

『小バコ』
を、渡した!!

『手紙』
を、手に入れた!!

雪歩「春香ちゃん
   手紙には、なんて書いてあるの?」

春香「・・・・手紙にはこうかいてある」

雪歩「・・・」

春香「おさっしの通り
   私は、ジオンの脱そう兵です
   私には、もう戦う気はありません」

やよい「何だか、ちょっとかわいそうかも・・・」

春香「ダーウィンへ通じる、ぬけ道を
   かいておきます」

伊織「抜け道・・・
   春香の知り合いの情報、正しかったみたいね」

春香「ぬけ道は、パースの東にある
   森にあります」

雪歩「そこを通れば、ダーウィンへ行けるんだね」

   ダーウィンへの抜け道

   ズガンズガンズガン

雪歩「ひゃっ? 外から銃声が聞こえたよ!」

春香「連邦軍の攻撃が、はじまったのかな?
   いそいだ方がいいね」

やよい「待ってください春香さん! 
    こっちに男の子がいます!」

マルコ「ここは、ボクの秘密のあそび場なんだ
    こないだ、ジオンのおじちゃんに
    教えてあげたんだけど
    ちゃんと、そとに、でれたのかなあ」

伊織「今ここで遊ぶのは危ないわ
   早く逃げなさい」

   グラグラッ ゴゴゴゴゴ

マルコ「うわあ!」

春香「あぶないっ」

雪歩「!! 春香ちゃん、ダメだよ!」

   ズガーン

伊織「いきなり、巨大な岩が落ちてくるなんて・・・」

やよい「春香さんと男の子が、通路の奥に閉じ込められちゃいました!」

雪歩「春香ちゃん、大丈夫? 
   生きてるよね!」

春香「私は、大丈夫だよ
   でも、マルコ君が・・・
   はやく、ここから出して・・・」

伊織「今の私たちの持ち物じゃ厳しいわね
   待ってなさい
   ダーウィンまで行って、何か壊せそうなものを持ってくるわ」

やよい「春香さん、頑張ってください!」

雪歩「すぐに、もどってくるからね!」

   ダーウィン ひろば

ランバ・ラル「むっ!?
      きさまら『同盟』の連中か」

伊織「しまった、見つかった?」

雪歩「あの人もしかして
   ジャブローでプロデューサーやあずささんと戦った・・・」

ランバ・ラル「おもしろい、きさまらの闘いぶり
      見せてもらおう
      手かげんはせぬぞ!」

グフが、あらわれた!
ザクAが、あらわれた!
ザクBが、あらわれた!

やよい「待ってください!
    今は戦ってる場合じゃないんです!」

ザクA「Fire!」

やよい「うあっ!」やよいに33のダメージ!

伊織「ちょっと、こっちの話を聞きなさいよ!」

グフ「Attack」伊織に65のダメージ!

伊織「きゃあああっ!」

雪歩「伊織ちゃん!」

ザクB「Fire!」雪歩に32のダメージ!

雪歩「うくっ!
   春香ちゃんが
   男の子と、いっしょに
   いきうめになっていなければ・・・」

ランバ・ラル「!?
      子供といきうめだと?
      きさま、なぜそれを、はやくいわん」

伊織「さっきから、ずっと言おうとしてたじゃない
   いつつ・・・」

ランバ・ラル「戦っている場合ではない
      闘いはヤメだ! はやくたすけなければ!」

雪歩「どうして急に?
   もしかして、男の子が言ってた
   ジオンのおじちゃんって、この人なのかな?」

ランバ・ラル「きさまたち!
      場所を教えろ!」

やよい「一時きゅーせんですね!
    こっちに来てください!」

ダーウィンへの抜け道

やよい「このおっきい岩を、壊してください!」

ランバ・ラル「ここか
       よし、かかれ!
       いそげよ!」

   ガンッガンッガンッ

雪歩「岩が、みるみる壊れていきますぅ」

伊織「敵ながら、すごいパワーね・・・」

   ドカーン

やよい「やったー、壊れましたー!」

春香「ありがとう、みんな」

春香「マルコ君にも、ケガはないよ
   あれ、そっちの人はジャブローで戦った・・・」

伊織「今は、感謝しときなさい
   あんたたちを助けたのは、こいつらなんだから」

春香「たすけていただいて
   本当に、ありがとうございました」

雪歩「春香ちゃん
   まずは、この子を家に送ろう
   ランバ・ラルさんも、話はそれからです」

やよい「でもその後は・・・
    どうしても、この人と戦わないといけないのかな・・・」

   ダーウィン ひろば

ランバ・ラル「では、あらためて勝負だ!」

やよい「うぅ、やっぱり・・・」

春香「待ってください!
   あなたほどの人なら
   この闘いが、ムダだという事ぐらい
   わかっているはず!」

雪歩「そうです! 春香ちゃんの言うとおりですよぅ!」

春香「なのに、なぜ!?」

ランバ・ラル「たしかにな・・・
      しかし、ワシは軍人だ
      兵たちを、やしなうためにも
      命令にさからう事はできんのだ」

やよい「でも・・・・」

ランバ・ラル「これも、軍人のつとめなのだよ
      春香君、雪歩君、やよい君、伊織君」

伊織「みんな、やるしかないわ
   私たちには、私たちの信じる正義がある!」

春香「・・・・そうだね
   ランバ・ラルさん、勝負っ!」

グフが、あらわれた!
ザクAが、あらわれた!
ザクBが、あらわれた!

やよい「ううあああっ!」

やよい「モンキーアタァァック!」グフに63のダメージ
                ザクAをやっつけた!
                ザクBをやっつけた!

伊織「受けなさい、リボルステイン!」グフに88のダメージ

グフ「Attack」

春香「くうっ! さすがに強いな・・・」春香に50のダメージ! 

雪歩「響ちゃん、お願い!」ヒビキカプセルを使った!

響「やりづらいけど・・・ヒビキサーベル!」グフに201のダメージ!

春香「・・・・ごめんなさい!」

春香「ニュータイプシュート!」グフをやっつけた!

167のけいけんちをえた!

ランバ・ラル「さすがだ・・・
       それが、ニュータイプの力というものか」

春香「私だけの力じゃありません
   みんなが、力を貸してくれたから勝てたんです」

ランバ・ラル「しかし、戦士として[ピーーー]ることには
       君たちに、礼をいわねばなるまい・・・」

雪歩「ランバ・ラルさん・・・」

ランバ・ラル「いったいジオンは
       なにをしようというのか?」

やよい「そうです!
    今は、ショッカーや宇宙人が攻めてきていて
    人間同士で争ってる場合じゃないのに!」

ランバ・ラル「ワシには
       だれかに、利用されているだけのように
       おもえて・・・・」

   ガクッ

春香「・・・・」

伊織「・・・行くわよ、春香
   もうここに、用はないでしょ・・・」

雪歩「さようなら・・・ランバ・ラルさん」
  
やよい「それと、ありがとうございました・・・」

   ダーウィン シャトルきち

伊織「ここは、シャトル基地みたいね」

イトウ博士「あ
      科特隊本部から、連絡がありましたよ」

やよい「本当ですか!」

雪歩「それで、どんな内容なんですかぁ?」

イトウ博士「春香さんは
      ルナツーへ」

春香「ルナツー・・・宇宙ですね」

イトウ博士「ほかの方がたは
      アメリカのユタへ、むかうように
      とのことです」

雪歩「アメリカですかぁ」

伊織「小鳥も律子も社長も、ずいぶんこき使ってくれるわね・・・」

やよい「それじゃあ、春香さんとはしばらくお別れですね・・・」

春香「そんな悲しそうな顔をしないでよ、やよい
   またすぐに会えるって!」

アルベルト博士「話はきいておる
        もう、出発はできるが
        やりのこした事はないかな?」

春香「はい
   それじゃみんな、元気でね」

アルベルト博士「よし、では出発じゃ
        ガンダムは、もう、シャトルにつんである
        さあ乗った乗った」

雪歩「春香ちゃん・・・行っちゃった」

伊織「さっきの戦いで、結構まいってたみたいだし
   ちょっと、不安ね・・・」

P「ランバ・ラルとの戦いをおえ
  春香は、宇宙へむかった!」

P「新たなる戦場では
  なにが春香をまちうけているのか
  いま
  運命が、少しずつ動きはじめる」



人類滅亡まで
  あと
 84億人



          つづく

P「人類が、敵にこうふくした!
  アイドルたちは
  もはや人間たちの協力を、えられない!」

P「そして
  アイドル戦士を、上まわる敵!
  Uキラーとはいったい、なに者だ!?」

P「はたして
  アイドルたちは、地球を救えるのか?
  地球を、守る事はできるのか?」

P[運命は、彼女たちの手にかかっている
  TO BE CONTINUED!」

ガイアセイバーは途中で進め方が分からなくなってギブアップしたなー

あれゲームシステムの都合つうかバグで絶対にトゥルーやハッピーに到達出来ないんだよなあ…

     第3話 THE YELLOWBELLYS

   かとくたいきち しれいしつ

雪歩「律子さん、アメリカから帰るなり
   いきなり緊急の話ですかぁ?」

律子「・・・
   大変なことになったわ
   おどろかずに、きいてほしいんだけど」

伊織「もったいぶらずに、早く言いなさいよ」

小鳥「とうとう、人類は
   敵に、コウフクすると
   さきほど、発表があったの」

やよい「え!」

雪歩「!?」

伊織「何ですって・・・」

小鳥「とつぜんの事で
   わたしも、信じられないけど
   もう、市民や軍部・・・」

やよい「軍の人までですか!?」

小鳥「みんなの協力をえることは
   できないわ・・・」

雪歩「そんな・・・どうして」

社長「だれもたすけてくれん!」

伊織「・・・」

社長「なにもたよることはできん!」

やよい「・・・」

社長「だが
   正義の心あるかぎり
   われわれは
   戦いつづける義務がある」

雪歩「!」

社長「そうじゃないか」

伊織「社長の言うとおりね
   私たちは、私たちのしなければならないことをやりましょう」

やよい「あれ?
    そこにいるのは、大阪にいた岩本博士ですか?」

岩本博士「君たちが、持ちかえった
     『光ディスク』の
     分析結果が、きている」

雪歩「光ディスク・・・
   春香ちゃんが、ジャブローから持ってきたものだね」

岩本博士「重大な事実が、はんめいしたので
     つたえておこう」

伊織「どんな事実よ?
   まあ、ロクなことじゃないでしょうけど」

岩本博士「やつらは、地下にはしる
     3つの地みゃくをあやつり
     日本を破壊して
     みせしめとするきだ」

やよい「日本を、破壊する!? 
    そんなこと、絶対にさせません!」

雪歩「博士、3つの地みゃくが走っているのは
   どこなんですか?」

岩本博士「東京・・・高知・・・カゴシマ」

伊織「どれも主要都市ばかりじゃない・・・」

岩本博士「地みゃくは、そこをはしっているらしい」

やよい「みんなコーフクしちゃったなら
    私たちが、何とかしないといけないです!」

雪歩「そうだね
   春香ちゃんがいないのは、ちょっとつらいけど」

岩本博士「この計画を、とめられるのは
     君たち、アイドル戦士だけだ!」

伊織「わかったわ
   この伊織ちゃんたちに、まかせておきなさい!」

岩本博士「期待しているぞ」

やよい「まずは、どこに行きましょうか?」

雪歩「鹿児島はどうかな? ここから一番遠いし、
   急がないと手遅れになるかも・・・」

伊織「それじゃ、鹿児島に決まりね
   行くわよ、雪歩、やよい!」

   カゴシマ ウルトラけいびたい しれいしつ

やよい「ジョーキョーはどうですか?」

基地司令「われわれの力が、たりないために
     もうしわけない・・・アイドルの諸君」

伊織「気にしなくて大丈夫よ
   それで、何か情報はあるの?」

オペレーターのちさとサン「実は・・・
             フルハシ隊員が
             大ケガをしているのです」

雪歩「えっ、フルハシ隊員が?」

やよい「雪歩さん、知ってるんですか?」

雪歩「四条さんから聞いたことがあるよ
   とっても頼りになる人らしいし、
   何か情報をくれるかも」

伊織「行ってみる価値はありそうね」

   カゴシマ ウルトラけいびたい いむしつ


ガードマン「メンカイできません」

伊織「こっちは急いでるのよ!
   5分でいいから、話を聞かせなさいよ!」

ガードマン「5分だけなら・・・
      どうぞ、中へ、お入りください」

やよい「フルハシ隊員ですね!
    あの、大丈夫ですか?」

フルハシ隊員「ううっ・・・
       すでに、地みゃくは
       ショッカーの部隊が、占領していた・・」

雪歩「ここでもショッカー・・・
   どれだけ、罪のない人を苦しめれば気が済むんだろう」

フルハシ隊員「とてもかなわなかったよ」

伊織「ここは私たちに任せて、ゆっくりと休んでなさい」

フルハシ隊員「ボクのかわりに、なんとか
       地みゃくを・・・」

やよい「ショッカーのアジトの場所は、わかりますか?」

フルハシ隊員「街に出ている4人の隊員が
       やつらの場所を
       教えてくれるだろう」

雪歩「ありがとうございますぅ」

やよい「それじゃ街に出て、情報を集めましょう!」

   カゴシマ ハイツだいふんか

伊織「街に出ているってことは
   一般人に変装してる可能性が高いわね・・・」

まさやくんの彼女「キャーッ!
         イヤーッ!
         ダメーッ!
         やめてー!
         こないでぇー
         殺さないでーっ!」

やよい「はわっ!?」

雪歩「お、落ち着いてください!
   私たちは、何もする気はないんですぅ!」

伊織「どうやら、小鳥の話は本当のようね
   それにしても、ここまで面と向かって言われると
   キツイわね・・・」

   カゴシマ さくらじまビル

やよい「隊員さん一人目、発見でーす!」

サラリーマン「ショッカーのヤツらは
      『われらアイドルあるかぎり
       自由と平和は滅びない!』
       っていうと
       おこって、攻撃してくるそうだ」

雪歩「ふむふむ
   忘れないように、覚えておきますねぇ」

伊織「こっちに、二人目がいたわよ」

サラリーマン「この街の市民は
       すっかりショッカーに
       おびえてしまっている」

やよい「うぅ・・・信じたくなかったけど
    さっきの女の人・・・」

サラリーマン「協力をもとめるのは無理だね」

雪歩「私たちが頑張って
   誤解を解かないといけないよね」

   カゴシマ ハイツだいふんか

雪歩「三人目、見つけましたぁ」

サラリーマン「老人が、おマゴさんを、さらわれたと
       いっていたよ」

やよい「大丈夫です! 私たちが絶対に助け出しちゃいます!」

伊織「小さな子供にまで手を出すなんて
   許せないわね」

   カゴシマ カトウさんのいえ

伊織「最後の四人目、見つけたわよ」

カトウさん「まちのどこかに
      アジトが、あるはずです」

雪歩「・・・あの、どこにあるのかは知らないんですかぁ?」

やよい「雪歩さん
    向こうのビル、何だか怪しいと思いませんか?」

伊織「確かに、やよいの言うとおりだわ
   見るからに怪しいわね」

雪歩「そう言われると、私もすごく怪しく見えてきたよ
   行ってみよう、伊織ちゃん」

   カゴシマ あやしいビル いりぐち

やよい「着きましたけど
    キョーコートッパしちゃって大丈夫でしょうか?」

雪歩「やよいちゃん、ここは私に任せて」

伊織「ん? 
   雪歩何かいい作戦でもあるのかし・・・」

雪歩「われらアイドルあるかぎり
   自由と平和は滅びない!」

伊織「ひえっ!?」

やよい「ゆ、雪歩さん!
    急に大きな声を出さないでくださ・・・」

ショッカー戦闘員「どこのどいつだ!
         あいことばが、ちがうぞ!」

伊織「・・・ビンゴみたいね」

ショッカー戦闘員「『われらショッカーあるかぎり
         悪こそすべて』のはずなのに」

やよい「悪こそすべて?
    そんなこと、絶対に許されません!」

ショッカー戦闘員「おまえらの、くさったコンジョウ
         たたきなおしてやるっ!!」

伊織「威勢はいいけど・・・一人でこの伊織ちゃんたちに勝てるかしら?」

せんとういんが、あらわれた!

雪歩「ユキホチョップですぅ!」せんとういんをやっつけた!

14のけいけんちをえた!

伊織「口ほどにもなかったわね・・・」

やよい「それじゃあ、奥に進みましょう!」

   カゴシマ あやしいビル しれいしつ

やよい「ここが一番奥みたいです!」

雪歩「・・・っ!?
   やよいちゃん、伊織ちゃん、気をつけて!
   とっても強そうな敵がいるよ!」

伊織「わかってるわ
   この気配、あきらかにこれまでのヤツとは
   格が違うわね」

Uキラー「はははっ!
     ワタシの名は、ウルトラキラー
     アイドル戦士を、滅ぼす者」

やよい「ウルトラキラー!?」

伊織「アイドルを滅ぼす者ですって!?」

Uキラー「キサマらに、このワタシが
     倒せるとおもうのか?」

やよい「そ、そんなの、やってみないとわかりません!」

Uキラー「ムダだな」

雪歩「ううっ、すごいプレッシャー・・・」

Uキラー「キサマらを、殺したあと
     この地みゃくを、利用して
     ゆっくり、日本を破壊してやる」

伊織「やよい、雪歩、しっかりしなさい!
   来るわよ!」

ウルトラキラーが、あらわれた!

やよい「く、来るなら来てください!
    私たちは、負けません!」

雪歩「と、とにかくまずは先手を・・・」

ウルトラキラー「Crush」

雪歩「きゃあっ!」雪歩は50のダメージ!

やよい「ゆ、雪歩さん、大丈夫ですか?」

ウルトラキラー「Crush」

やよい「あうっ!」やよいは45のダメージ!

伊織「や、やよい!」

ウルトラキラー「Crush」

伊織「うぐっ!」やよいは45のダメージ!

雪歩「は、速い・・・!」

やよい「ダメです
    パワーが、ケタちがいすぎます!
    こんな敵が、いたなんて・・・」

ウルトラキラー「Crush」

雪歩「きゃああああああっ!」

   カゴシマ あやしいビル しざいおきば

伊織「う、うーん・・・」

やよい「ここは・・・?」

やんちゃな男の子「よかった、気がついたんだね
         死んじゃったのかと
         ボク、心配しちゃった」

伊織「あら、あなたは?」

雪歩「そういえば、
   老人がおマゴさんをさらわれたっていってたよね
   その子じゃないかな?」

やんちゃな男の子「ボクたちを
         たすけに来てくれたんでしょ?
         ありがとう!」

やよい「でも
    悪いヤツは、倒せませんでした・・・」

やんちゃな男の子「ボクたちは
         アイドルが、この基地の
         悪いヤツらを、倒すのを
         ここで、まってるよ!」

伊織「倒せるかしら・・・
   あの、ウルトラキラーを」

雪歩「あんなに強い敵ははじめてだよ・・・
   一体、どうすればいいんだろう?」

やんちゃな男の子「そうだ!
         ボク、東京で
         『ミドリのおばさん』に、会ったんだよ」

やよい「ミドリのおばさん?」

やんちゃな男の子「アイドル戦士たちにあったら
         会いに来るように
         つたえてくれっていってたなぁ」

雪歩「本当に?
   一体、何の用なのかなぁ」

やんちゃな男の子「いってみたら?」

伊織「何か、打開策があるかもしれないわね
   悔しいけど、ここは一度徹底しましょう」

やよい「わかりました!
    東京へ戻りましょう!」

雪歩「それにしても、あの敵の声
   どこかで聞いたことがあるような・・・?」

   トウキョウ こうえん

かわいい女の子「『同盟』なんて、死んじゃえばいいんだ!」

ヒマそうなガクセイ「おまえらのせいで!
          オレたちが、殺されるんだぞ!」

ヒマそうなガクセイ「どうしてくれるんだ!
          この、人殺しめっ!」

やよい「うぅ・・・」

雪歩「やよいちゃん、あまり気にしない方がいいよ?」

伊織「あそこにいるのが、
   男の子が言ってたミドリのおばさんね」

ミドリのおばさん「よく来ましたね
         わたしには、戦う力がありませんが
         今、こまっていることから
         救ってあげられるかもしれません」

雪歩「どうして、それを?
   手に持っているのは、ペンダントですかぁ?」

ミドリのおばさん「さあ、この『ペンダント』を
         おもちなさい
         きっと、やくにたつでしょう」

『ペンダント』
を手に入れた!

   シュンッ

やよい「あっ・・・消えちゃいました!」

雪歩「ミドリのおばさん・・・
   一体、何者なのかな?」

伊織「ここで考えていてもしょうがないわ
   鹿児島に戻って
   ウルトラキラーに、リベンジと行くわよ」

   カゴシマ あやしいビル 内部

雪歩「うう・・・何だか緊張してきますぅ・・・」

   シュンッ

やよい「はわっ!」

伊織「瞬間移動! 敵・・・じゃないみたいね」

美希「また会ったね」

雪歩「み、美希ちゃん! おどかさないでよ!」

美希「ウルトラキラー相手に、ずいぶん
   てこずっているみたいだね」

やよい「美希さん、よく知ってますね
    けど、このペンダントがあれば勝てるかもしれません!」

美希「でも、あいつは、ミキのエモノなの」

雪歩「え?」

美希「ミキが、必ず、倒すの」

伊織「ずいぶん、やる気マンマンね
   でも、いくら美希でも
   アイツ相手に一人だとつらいんじゃない?」

やよい「一緒に行きましょう、美希さん!」

美希「まあ、ついてきてもいいけど
   あしでまといに、ならないでね」

『美希』が
仲間になった!!

雪歩「クールだなぁ・・・美希ちゃん」

伊織「ずいぶん変わったわよね・・・
   私たちの知らないところで、何かあったのかしら?」

   カゴシマ あやしいビル しれいしつ

伊織「リベンジに来たわよ!」

Uキラー「また来たのか?!
     こんどこそ、殺してやる!」

雪歩「このペンダント、役に立つといいけど・・・」

ウルトラキラーが、あらわれた!

美希「覚悟するの! カオティックシューター!」ウルトラキラーに668のダメージ!

やよい「うわわっ! 美希さんの銃、すごい威力です!」

伊織「ヤツがひるんだわ! やよい、今よ!」

やよい「はいっ!」

『ペンダント』
を使った!!

   ピカピカピカピカ

Uキラー「わっ!
     な、なんだっ!」

雪歩「やった、効いてるよ!」

Uキラー「光が、ワタシのパワーを・・・」

   シュンッ

伊織「逃げた!?」

美希「あっ! 待つの・・・!」
   
   ダッシュ

やよい「ああっ!? 美希さん、待ってくださーい!」

『美希』が
仲間から、はずれた!!

雪歩「ワープした相手を、走って追いかけていっちゃった・・・」

伊織「あれで、追いつくのかしら?」

やよい「美希さんなら、きっと大丈夫ですよ!」

雪歩「とにかく司令官はいなくなったら、鹿児島は大丈夫だね
   次はどこに行こうか?」

伊織「東京がいいんじゃない?
   本部からも近いし、報告ついでにちょうどいいわ」

   トウキョウ ハヤサカさんのいえ

やよい「ごめんくださーい!
    地みゃくの手掛かり、知りませんかー?」

セイジ君「変なオトがして・・・
     どうにもおち着かないんですよ」

雪歩「変な音? 何だか気になりますぅ」

セイジ君「調べてほしいんですが・・・」

伊織「調べるっていっても、どこを調べればいいのかしらね」

やよい「とりあえず、そこの廊下を・・・
    わあっ!?」

雪歩「ああっ、床が抜けちゃいましたぁ!」

   ヒュウウウウウウ

   トウキョウ ひみつきち

   ドシーン

雪歩「いたたたた・・・
   あれ、ここはマシーン大げんすいと戦った場所?」

じごく大使「このあたりは
      よそういじょうに
      『地ばん』がよわかったようだな」

やよい「気をつけてください! 
    ショッカーの、じごく大使です!」

じごく大使「だが、わしと出あったのが
      運のつき・・・というものよ!」

伊織「それはどうかしらね?
   返り討ちにしてやるわ!」

じごく大使が、あらわれた!
せんとういんAが、あらわれた!
せんとういんBが、あらわれた!

伊織「やよい、ザコは任せたわよ!」

やよい「了解です! モンキーアタァック!」じごく大使に63のダメージ!
                     せんとういんAをやっつけた
                     せんとういんBをやっつけた!

伊織「さて響、頼んだわよ!」ヒビキカプセルを使った

響「コイツなら遠慮なしだ! ヒビキアタック!」じごく大使に213のダメージ!

雪歩「響ちゃん、もう一回お願い!」

響「なんくるないさー! ヒビキコンドラー!」じごく大使に199のダメージ!

じごく大使「Attack」

伊織「う?」10のダメージ! 

伊織「なによその攻撃、バカにしてるの?」

雪歩「伊織ちゃん、油断しないで!」

雪歩「当たって! エネルギーこうきゅう!」じごく大使に220のダメージ!

やよい「ブレイクキィィック!」じごく大使をやっつけた!

204のけいけんちをえた!

じごく大使「なかなか、やるな!」

やよい「あれっ、倒したと思ったのに?」

じごく大使「勝負は、あずけておこう」

伊織「何よ、逃げる気?
   男らしくないわね」

じごく大使「きさまたちには
      今や、協力してくれる者も
      いないのだからな」

雪歩「うくっ・・・」

じごく大使「自滅していくのを
      じっくり、見物させてもらう」

   シュンッ

じごく大使「はっはっはっはっは!」

   ダッシュ

やよい「瞬間移動で、机の向こうに移動して・・・」

雪歩「走って、逃げて行っちゃった・・・」

伊織「最初から瞬間移動で逃げればいいのに
   もしかしなくても、バカなのかしら?」

   ピピピピピ

小鳥『しきゅう、科特隊本部に
   もどられたし!
   しきゅう、科特隊本部に
   もどられたし!』

やよい「小鳥さんからの通信です!」

雪歩「いったん、本部に戻ろうか」

伊織「そうね
   でも四国・・・大丈夫かしら?」

   かとくたいほんぶ

やよい「あ、ウルトラの父さんがいます!
    こんにちはー!」

ウルトラの父「ついさっき
       あずささんが、かえって来たところだ」

雪歩「あずささんは、プロデューサーを探してたんだっけ
   見つからなかったのかな・・・」

ウルトラの父「人類がコウフクしてしまってから
       あちこちで、アイドルがほりょに
       なっているという・・・」

伊織「何てこと・・・
   どうにかして、この状況を変えられないかしら」

あずさ「あらあら、ただいま〜」

やよい「おかえりなさい、あずささん!」

あずさ「あちこち、みてきたけど
    まったく、やりきれないわね」

雪歩「そんなに、ひどいんですか?」

あずさ「アイドルが、やつらと
    戦えば戦うほど
    人びとはヤツらにくるしめられるの」

やよい「そんな・・・
    それじゃ私たち、戦えないじゃないですか!」

あずさ「だから、人々はくるしみから
    のがれるために
    敵に協力してるのね」

伊織「なるほど、うまく考えたもんね
   ・・・腹立たしいわ」

あずさ「なんとか、このじょうきょうを
    かえなきゃいけないわ」

雪歩「あずささん
   もしよければ、私たちと一緒に・・・」

あずさ「ええ
    私も、いっしょに、戦うわね」

『あずさ』が
仲間になった!!

??『アイドルたちにつぐ』

やよい「!? 誰ですか! 姿を見せてください!」

??『もしこれいじょう
   われらのじゃまを、するのなら
   こちらにも、かんがえがある』

雪歩「落ち着いて、やよいちゃん
   これは敵からの通信だよ」

??『きさまらにかわって
   人間どもを、しょけいする!』

伊織「何ですって!?」

??『そう、手はじめに
   ニューオリンズしちょうと、そのかぞく
   彼らに、死んでもらおうか』

あずさ「卑怯な・・・」

??『人間のために戦うことが
   いかに、おろかなことか
   じっくり、その目で
   たしかめることだ』

やよい「ど、ど、ど、どうしましょう?」

??『わははははははっ!』

雪歩「通信が終わったみたいです・・・
   あれ、ソガ隊員
   そんなに慌ててどうしたんですか?」

ソガ隊員「たっ、たったいま
     はいった情報によりますと
     四国が・・・四国が消滅しました!」

伊織「ウソ!?」

やよい「そんな!」

雪歩「ううっ
   守れませんでした・・・」

ソガ隊員「地みゃくを利用した、敵の攻撃による
     ものと、おもわれます」

律子「なんてことを・・・」

小鳥「なんてことなの!」

やよい「ごめんなさい! ごめんなさい!」

あずさ「ちょっとだけ、行動が遅かったみたいね・・・」

社長「うーむ・・・」

雪歩「もしかして、
   私が最初に鹿児島に行こうとしたのが
   間違いだったのかな・・・」

伊織「確かに、ウルトラキラーとのいざこざで、
   ずいぶんと時間を取らされたわね
   失敗だったかしら・・・」

あずさ「終わったことは仕方がないわ
    これからのことを考えましょう
    やよいちゃんも、そんなに落ち込まないで」

やよい「うううぅ・・・」

伊織「とにかく、処刑を黙って見てるわけにはいかないわね
   ニューオリンズに行くわよ」

   ロスかとくたいきち しれいしつ

やよい「ここがニューオリンズから、一番近い
    科特基地ですね!」

伊織「あら、あそこにいるのは滝じゃない」

雪歩「伊織ちゃん、知り合い?」

伊織「優秀なFBI捜査官よ
   単独行動してる時に、何かと助けてもらったわ」

あずさ「あらあら、まあまあ
    滝さんは今の状況について、どうお考えなんですか?」

滝「人類こうふくに、ギモンをもつ人が
  かなりいるらしい」

やよい「!!
    やっぱり、そうですよね!」

滝「とはいえ
  ニューオリンズしちょう一家の
  『しょけい』は、そんな人にも
  少なからぬ、しょうげきをあたえるはず」

雪歩「そうですね・・・
   そんなことをさせるわけにはいかないですぅ」

滝「なんとしてでも、一家を救わねば」

伊織「アンタも協力してくれるの?」

滝「オレも、協力したいのだが
  シカゴファミリーの事で
  いそがしいからなぁ」

あずさ「シカゴファミリー・・・
    FBI捜査官も、お忙しいですね〜」

滝「あいつらは、金さえはらえば
  敵の情報をうる、というのだ
  どこまで信用できるか、わからんがな」

やよい「市長さんのことは、私たちに任せてください!
    必ず、守ってみせます!」

滝「とりあえず
  オレは、シカゴファミリーに
  あたりをとってみる」

伊織「わかったわ
   アンタも命は大切にしなさいよ」

   ニューオリンズ ひろば

あずさ「広場の中央に、市長たちがいるわね」

ザンジオー「さあて、おあつまりのみなさん」

やよい「あれは、ザンジオー!」

ザンジオー「ただいまから
      すてきなショウを、おみせしよう」

雪歩「東京の会議場で、春香ちゃんと一緒に
   倒したはずなのに・・・どうして?」

伊織「どうせ、敵に復活させられたんでしょ?
   今は、そんなことを考えてる場合じゃないわよ」

ザンジオー「しょけいだ!」

あずさ「やっぱり、本気みたいね
    さて、どう立ち回ればいいのかしら・・・」

ザンジオー「アイドル戦士がこの場に
      いることもかんがえて
      名乗りでる、チャンスをあたえよう」

やよい「!!」

ザンジオー「もっとも、名乗りでたから
      といって、どうなるものでもないのだがな」

雪歩「あんなことを言って・・・!」

ザンジオー「さあ! きているなら
      名乗り出てみろ
      やっかい者の、アイドルたちよ」

伊織「どうする、あずさ?
   しちょうを救いに、出ていく?」

あずさ「そうね・・・ここは」

やよい「はい!
    出ていきます!
    こんなやり方、許せません!」

雪歩「私も同じ気持ちだよ!
   行こう、やよいちゃん!」

あずさ「あっ、二人とも待って!」

伊織「仕方がないわね
   あずさ、行くわよ!」

ザンジオーが、あらわれた!
せんとういんAが、あらわれた!
せんとういんBが、あらわれた!

やよい「モンキーアタァァァック!」ザンジオーに60のダメージ!
                 せんとういんAをやっつけた!
                 せんとういんBをやっつけた!

雪歩「エネルギーこうきゅうですぅ!」ザンジオーに190のダメージ!

ザンジオー「Greee」

やよい「あううっ!」やよいに60のダメージ!

あずさ「やよいちゃん、大丈夫?」

伊織「響、頼むわよ!」ヒビキカプセルを使った!

響「容赦しないぞ! ヒビキビーム!」ザンジオーに202のダメージ!

あずさ「これでどう? スラッシュ光線!」ザンジオーに132のダメージ!

ザンジオー「Greee」

伊織「つっ!」伊織に64のダメージ!

雪歩「気をつけて、前より強くなってるよ!」

伊織「やってくれるじゃない! ロボライダーチェンジ!」

伊織「ハードショーット!」ザンジオーに180のダメージ!

あずさ「アズサチョップ! はあっ!」ザンジオーに50のダメージ!

雪歩「やよいちゃん、とどめをお願い!」

やよい「はいっ! だいせつだぁぁぁん!」ザンジオーをやっつけた!

154のけいけんちをえた!

やよい「やった! 大丈夫ですか、市長さん!」

ぐんしゅう「よけいなことはするな!」

やよい「・・・え?」

ぐんしゅう「これでまただれかが殺されるんだぞ!」

雪歩「それは・・・」

ぐんしゅう「オレたちの命を
      なんだとおもってるんだ!」

伊織「く・・・!」

ぐんしゅう「おまえらこそ死んじまえ!」

あずさ「もし私たちが出て行かなかったら、どうなっていたのかしら
    そんなこと、考えても仕方がないわよね・・・」

   ロスかとくたいきち

やよい「市長さんたちは助けられたけど・・・」

あずさ「やよいちゃん
    あまり気にしてはダメよ」

オペレーターのキャンディー「なぜ、世界の首相は
              こうふくを、したのだろう」

雪歩「私も不思議ですぅ
   東京の地下で会った首相さんたち、何かおかしかったみたいだし・・・」

科特隊員「とらわれた、876のアイドルは
     どうやら、ロンドンに
     連れていかれたらしい」

伊織「なんですって!
   まさか、愛や絵理たちなの!?」

科特隊員「われわれに、協力してくれる市民が
     知らせてくれた」

やよい「あ・・・」

科特隊員「正義を信じる人もいるってことだな」

雪歩「うん
   希望を捨てちゃいけないよね!」

基地司令「もう、きいているとはおもうが
     ほりょとなったアイドルたちが
     ロンドンにいるという」

伊織「ロンドン・・・
   ここからだと、本部に寄らずに
   直接行った方がよさそうね」

基地司令「キミたちに、彼らを、救出してもらいたい」

あずさ「もちろんそのつもりですよ?
    全力を尽くして、愛ちゃんたちを助けてきますね」

基地司令「だが、これがバレたときは・・・」

やよい「う・・・」

雪歩「やよいちゃん、始める前から
   悪い想像をするのはダメだよ」

基地司令「どちらにしても
     仲間を、見殺しにすることは
     できないのだ」

伊織「その通りね
   まあ、悪いことは何度も続かないわよ」

基地司令「さっそく、ヨーロッパにとんでくれ」

あずさ「わかりました
    さっそく、ヨーロッパに向かいますね」

   ロンドン セイラのいえ

やよい「ここの家の人の話は、春香さんから聞いてます!
    何か情報をくれるかもしれませんよ!」

伊織「それじゃあ、行ってみましょうか」

セイラ「あら
    アイドルの方ね
    わたしに、協力してくれ・・・と
    いうのね」

あずさ「何か、ご存じありませんか?」

セイラ「わたしの、知っていることは
    わずかです」

雪歩「どんな内容ですかぁ?」

セイラ「アイドルたちは、ロンドンから
    南にある、カリカリに
    うつされたの」

伊織「すごい重要な情報じゃない!」

セイラ「ロンドンを攻撃しても、ムダね」

あずさ「カリカリは、離れ小島だから
    ここから歩いて行くのは無理そうね」

やよい「じゃあ、ロンドンの科特隊基地で
    ビートルを借りましょう!
    あれ、セイラさん、どうかしましたか?」

セイラ「キャスバ・・・
    いえ
    クワトロ・バジーナという男から
    連絡が来ました」

雪歩「クワトロ・・・宇宙で戦ってる、サングラスをかけた人かぁ
   今は、春香ちゃんと一緒なのかなぁ」

セイラ「彼は、まちがったほうこうに人類を
    みちびこうとしています
    私には、それが心配で・・・」

雪歩「え? セイラさん、どういうことですか?」

あずさ「雪歩ちゃん
    今は愛ちゃんたちをたすけるのが先よ
    ありがとうございました、セイラさん」

   ロンドンかとくたいきち

ビートルのメカニック「カリカリに向かいます」

伊織「お願いするわ」

雪歩「早く、みんなを助けにいきましょう!」

ビートルのメカニック「出発しますか?」

やよい「はい
    準備オッケーです!」

あずさ「何か、嫌な感じが・・・
    やり残したことがある気もするけど」
    気のせいよね」

   カリカリ しゅうようじょ しれいしつ

やよい「警備が、ずいぶん手薄ですね」

雪歩「あ、あそこにいるのは」

伊織「東京で逃がした、じごく大使じゃない!
   ここでケリをつけてやるわ!
   行くわよ!」

やよい「はいっ!」

あずさ「あっ!
    みんな待って!
    私たちのことが、敵に知られたら・・・」

伊織「え! あ・・・」

じごく大使「おろかなヤツらだ」

あずさ「遅かった・・・」

じごく大使「アイドルを、たすけるために
      おおぜいの人間が、死ぬことになるのだ」 

やよい「・・・!」

あずさ「く、
    やっぱり、それが目的だったのね!」

雪歩「もしかして、私たちが司令室に来ることは、
   最初から敵に読まれてた・・・?」

伊織「・・・でも、ここでアンタを倒せば、
   誰かに伝えるヤツは誰もいなくなるわ!
   さあ、覚悟しなさい!」

じごく大使「そして、お前たちは、ワシには
      ぜったい、勝てないのだ!」

雪歩「この不気味な余裕・・・
   みんな、気をつけて
   何か、企んでるよ!」

じごく大使が、あらわれた!

じごく大使「Attack」

やよい「きゃああっ!?」やよいに80のダメージ!

あずさ「やよいちゃんっ!」

伊織「ど、どういうことよ!
   この間と、全然強さが違うじゃない?」

雪歩「もしかすると
   この間は、本気を出してなかったのかも・・・」

伊織「!
   それでも、ウルトラキラーに比べればっ!」

伊織「受けなさい、カッターチョップ・・・」

とつぜん、あしもとに
ポッカリと、大きなアナがあいた!

やよい「えっ!?」

伊織「しまっ・・・」

じごく大使「はっはっはっはっは!」

あずさ「きゃあああああああっ!」

雪歩「いやあああああああっ!」

   ヒュウウウウウウゥゥゥゥゥ

じごく大使「これにこりて
      われらに、さからおうと
      しないことだ・・・」

   カリカリ周辺 海上

やよい「ううっ、海まで流されちゃいました・・・」

サイネリア「あっ! アイドルが・・・
      アタシは正義のネットアイドル、サイネリア
      みなさんをたすけまショウ!」

雪歩「た、助かりました・・・」

サイネリア「だいじょうぶでしタカ・・・」

伊織「ええ、世話になったわね」

サイネリア「アタシは、力が無くて
      なにもできないかもしれまセンガ
      せいいっぱい、ガンバリマス」

あずさ「あらあら、元気がいい子ね〜
    でも、無茶は禁物よ?」

サイネリア「だから、悪いヤツらに、負けないでクダサイ!」

雪歩「ありがとうございます、サイネリアさん
   みんな、もう一回収容所に行こう!
   早くしないと、私たちが潜入したことが敵に伝えられちゃうよ!」

   カリカリ しゅうようじょ しれいしつ

伊織「また会ったわね、じごく大使」

じごく大使「なんだ、きさまら
      こりずに、また、きたのか?」

やよい「こんどこそ、やっつけちゃいます!」
      
じごく大使「きさまら、自分たちのせいで
      どれほどの人間が、死んだのか
      わかってないようだな」 

雪歩「!! 
   そんな、まさか!」

あずさ「・・・間に合わなかったの・・・?」

やよい「また
    また失敗しちゃったんですか・・・?
    うううぅ・・・」

じごく大使「ここは、いかして、かえしてやる」

伊織「・・・どういうつもりよ」

じごく大使「かえって、自分たちのしたことを
      その目で見るがいい
      はっはっはっはっは!」

伊織「このっ・・・!!」

あずさ「伊織ちゃん、冷静になって!
    876のみんなが助けを待っているわ」

雪歩「そうだよ! 悔しいけど、ここは一旦引こう!」

伊織「・・・覚えてなさい、じごく大使
   この借りは、いつか必ず返すわよ!」

   カリカリ しゅうようじょ ちかろう

やよい「見つけました、876のみなさんです!」

まなみ「ありがとうございます」

雪歩「876の岡本まなみさんですね?
   私は『同盟』の、萩原雪歩ですぅ」

まなみ「あやうく、殺されるところでした」

伊織「間一髪だったかしらね」

まなみ「『同盟』のみなさんがきてくれると
    信じていましたが・・・・」

あずさ「ご期待に添えられて、よかったです・・・本当に」

まなみ「仲間を、見すてない
    それでこそ、アイドルです」

やよい「そんな・・・
    私なんて失敗ばかりで、全然です・・・」

伊織「やよい・・・」

まなみ「ひとまず、私はもどって
    敵の情報を調べることにしますね」

雪歩「気をつけてくださいね」

絵理「ありがとう?」

やよい「絵理さん! 無事でよかったです!」

絵理「わたしがいない間に
   サイネリアが
   なにかしていたみたい?」

伊織「ドジった私たちを、外で助けてくれたわよ」

絵理「サイネリアのことが、心配
   わたしは行くけど、悪くおもわないで?」

あずさ「わかったわ
    サイネリアさんにも、よろしく伝えてちょうだいね?」

愛「ありがとうございます」

雪歩「愛ちゃんを助けるのは、これで二回目だね」

愛「雪歩さんたち
  ここのボスを倒そうとしてるなら
  やめた方がいいですよ」

伊織「う・・・」

愛「『同盟』が、動いているなんて
  敵に知れたら
  また、人びとが、くるしめらます」

伊織「あの場は、無視するのが正解だったみたいね・・・
   本当に悪かったわ
   みんなゴメン」

あずさ「気にしないで、伊織ちゃん」

やよい「誰だって、間違えることはあるよ!
    そう、誰だって・・・」

伊織「涼までいたの?
   あんまり、律子に心配をかけない方がいいわよ」

涼「ここには
 『Rキラー』とよばれる男が
  つかまっているみたいです」

雪歩「え、Rキラーですか?」

涼「彼のこともたのみます」

やよい「とにかく涼さん、876のみなさん!
    ここは危険です!
    急いで逃げてください!」

あずさ「愛ちゃんたちは、無事に逃げられたみたいね」

やよい「Rキラー・・・」

伊織「似たような名前の奴と
   この前戦ったばかりよね」

雪歩「やっぱり、ウルトラキラーの、仲間なのかな?
   でも涼さんの話を聞く限り、
   悪い奴じゃないのかも知れないよ?」

ショッカー戦闘員「おっ! アイドルが
         こんなところに!」

あずさ「しまった、見つかったわ!」

ショッカー戦闘員「みんな、やっちまえ!」

せんとういんAが、あらわれた!
せんとういんBが、あらわれた!

あずさ「また、連絡されるとまずいわ!」

伊織「わかってるわよ! イオリパンチ!」せんとういんAをやっつけた!

雪歩「ユキホパンチぃ!」せんとういんBをやっつけた!

8のけいけんちをえた!

伊織「ここに長いは無用ね、Rキラーとやらを探すわよ!」

あずさ「でもいずれ、
    みんなが脱走したことはバレてしまうわね・・・」

やよい「ううう、こんな時に
    私たちの幻を作りだせる機械
    とかがあればよかったのに・・・」

   カリカリ ろうや

あずさ「あそこにいるのが、Rキラーさんかしら?」

Rキラー「ううっ
     あたまが、われそうだ・・・・」

やよい「大丈夫ですか?
    しっかりしてください!」

Rキラー「お前たちは?
     美希・・・・」

雪歩「え? 美希ちゃんを知ってるんですか?」

Rキラー「フェアリーの仲間は?・・・・
     あ、あたまが・・・・」

   シュン

伊織「消えた・・・」

伊織「アイツ何者かしら?」

雪歩「今は、敵じゃないみたいだけど・・・」

ショッカー戦闘員「おっ! アイドルが
         こんなところに!」

やよい「う!?」

あずさ「また!?」

ショッカー戦闘員「みんな、やっちまえ!」

せんとういんAが、あらわれた!
せんとういんBが、あらわれた!

あずさ「チョップ!」せんとういんAをやっつけた!

伊織「イオリチョップ!」せんとういんBをやっつけた!

21のけいけんちをえた!

雪歩「みんな、撤退しよう! 
   もう、ここでの用事は終わったと思いますぅ!」

伊織「雪歩の言うとおりね
   長居は無用だわ」

やよい「でもでも、このままじゃ
    Rキラーさんがいなくなったことに
    誰か気がついちゃうんじゃないですか?」

雪歩「やよいちゃんの言うとおりだけど
   今の私たちじゃ、どうしようもないよ」

あずさ「今回は、迂闊な行動が多すぎたわね
    もう少しロンドンの科特隊基地で
    情報を集めるべきだったかしら・・・」

やよい「あの人は、いったい・・・
    私たちを
    知っているみたいだけど・・・・」

社長「アイドルたちに、連絡!」

やよい「あ、社長からの連絡ですよ!」

社長「『光ディスク』の分析がおわった
   任務を、すみやかにおわらせ
   基地にもどるように」

伊織「言われなくても、そのつもりよ!
   早く逃げるわよ!」

社長「オーバー」

   ロンドンかとくたいきち

イデ隊員「それでは・・・
     『光ディスク』を分析した結果
     おそるべき事実が、わかりました」

やよい「イデ隊員!」

伊織「こっちに来てたの
   収容所に行く前に、相談しておけばよかったかしらね・・・」

イデ隊員「われわれが戦っている
     ジオン・ショッカー・宇宙人は
     実は、強力な同盟をむすび
     その力を、ひとつにして
     地球を、支配しようと、していたのです!」

あずさ「何ですって・・・?」

イデ隊員「この『光ディスク』には
     その悪の同盟について
     いろいろな
     データが入っているというわけです」

雪歩「そんな!」

やよい「!!!!!!」

伊織「あまりにも、強大な悪
   そういうことだったのね・・・」

P「とらわれのアイドルたちの
  救出はせいこうした・・・」

P「敵のワナか? さくりゃくか?
  もはや協力はえられない」

P「はたして『同盟』は
  コリツしたまま
  戦わなければ、ならないのだろうか?」



人類滅亡まで
  あと
 49億人
               つづく

P「ネオ・ジオン軍のしゅつげん!」

P「宇宙で、はげしい戦闘がはじまる
  そして、春香は・・・」

P「はたして
  アイドルたちは、地球を救えるのか?
  地球を、守る事はできるのか?」

P「運命は、彼女たちの手にかかっている
  TO BE CONTINUED!」

     第4話 IN THE NIGHTMARE

   ルナツーきち ??

春香「う・・・ううん・・・」

春香「やめて! やめてよ・・・
   こないで・・・」

   ヒュン

黒い服の春香『・・・春香』

黒い服の春香『あなたは、これからも
       その手を、赤い、ち、でそめながら
       戦いつづけていくつもりなの?』

春香「だって・・・
   だって、それしか方法がないんだもん!」

黒い服の春香『そう・・・
       だったら、しかたないこと』

春香「しかたがない?」

黒い服の春香『もう、なにもいうことはないわ
       ただ・・・』

春香「ただ・・・?」

黒い服の春香『あなたとちがって、シャアは
       自分のすすむべき道、というのかしら
       運命を、うけいれたわ』

   ルナツーきち はるかのへや

春香「ユメ・・・だったの?」

   ウーウーウーウー

??『スクランブル! スクランブル!』

春香「こんな時間に、緊急出動の合図?」

??『クワトロ大尉が、だっそうした!
  『パイロットは、MSデッキに急げ!』

春香「クワトロ・・・いや、シャア大佐が?
   さっきの夢と、何か関係があるの?
   とにかく、かくのうこに行かないと!」

   シュン

黒い服の春香「だめ!
       シャアを、行かせてあげて!」

春香「そういうわけにはいかないよ!
   夢の世界に戻って!」

   宇宙空間

キュベレイ「お待ちしておりました、大佐」

春香「いた、金色のモビルスーツ! 
   クワトロ大尉、待ってください!」

キュベレイ「これからは、シャア大佐
      そうおよびすることに、しましょう」

春香「クワトロ大尉!
   シャア大佐! 行かないで!」

キュベレイ「さあ、ご一緒に・・・」

   シュン

春香「間に合わなかった!
   だけど・・・夢に出てくるもう一人の私がいっていたこと
   どういうことなんだろう」

春香「なにがなんだが、わけがわからないよ
   とにかく、ルナツーにもどろう」

   ルナツーきち いむしつ

春香「とりあえず、みんなに知らせないと」

ナースのサラ「カミーユ少尉は、前の戦いで
       シロッコとかいう、敵と戦ったんです
       勝ちはしたんですが
       『Zガンダム』は大破し、少尉は・・・」

春香「カミーユさん
   私です、春香です
   クワトロ大尉が・・・」

カミーユ「・・・
     気をつけて・・・
     ・・・・・・くらやみが
     くらやみが、あなたを見ている・・・」

春香「え!?」

カミーユ「きょだいな、悪の気が・・・
     あなたを、おしつぶしてしまう・・・
     ささえることは・・・できない」

春香「悪の・・・気?
   カミーユさん
   どういうことですか?」

カミーユ「でも・・・
     きっと、ボクらは・・・
     あなたを・・・
     たすけだせる・・・・・・」

春香「カミーユさん!
   ・・・だめだ
   眠ってしまったみたい・・・」

   ルナツーきち パイロットしつ

貴音「おや、春香ですか・・・
   いったい、なにがあったのですか」

春香「あ、貴音さん」

貴音「クワトロ大尉が
   どうしたというのです?」

春香「貴音さん
   そうか
   貴音さんには、はなした事、なかったな
   実は・・・・」

貴音「なんと・・・クワトロ大尉が
   赤いすいせいのシャア!?
   本当なのですか?!」

春香「はい・・・」

貴音「とてもじゃないけど
   信じられません!」

春香「そうですよね
   しかも、私たちを裏切っただなんて・・・」 

   ルナツーきち しれいしつ

基地司令「春香くん、さっそくだが任務だ
     『201コロニ—』と
     『203コロニ—』との
     連絡が、とだえてしまったのだ」

春香「コロニーの連絡が? 2つともですか?」

基地司令「急な任務ですまないが
     ここで、コロニ—との連絡が
     とれないと、ルナツーはコリツしてしまう
     それだけは、さけたいのだ」

春香「わかりました
   調査に行ってきます」

基地司令「モビルスーツを、じゅんびさせた
     すぐに格納庫で、うけとってくれ
     たのんだぞ!」

   ルナツーきち かくのうこ

春香「これは・・・」

『ニューガンダム』
を手に入れた!!

春香「うん!
   このニューガンダムなら、強い敵とも戦えるよ!
   それじゃあ最初に、201コロニーに行こうかな」

   201コロニ— ぼくじょう

春香「ここは、ぼくちくコロニ—のようだけど・・・」

死んでいるウシ「死んでいるようです・・・」

春香「このウシの死体は、変だなぁ
   ないぞうが、くりぬかれてる」

死んでいるウシ「死んでいるようです・・・」

春香「それに、体えきも無いみたい」

死んでいるウシ「死んでいるようです・・・」

春香「これって、キャトルミューティレイション
   っていうやつなのかなぁ?」

死んでいるウシ「死んでいるようです・・・」

春香「誰のしわざだろう?
   ここにいつまでもいてもしょうがないから
   203コロニーに行こうかな」

   203コロニ— テッドのいえ

春香「何か変だなぁ
   大人の気配が、全然感じられない」

テッド「知らないおじさんが
   『このコロニーに住んでいる人間を
    すべて私にくれないか?』って
    いったんだ」

春香「知らないおじさん・・・?」

テッド「そしたら、みんな、消えちゃった
    う、う、うぇーん!」

春香「そんなバカな・・・?
   でも、宇宙人ならもしかして・・・」

   203コロニ— メゾンスターライト

オードリー「ねえ、ねえ
      ユゲ・リラーって子は
      すっごい、ウソつきなんだよおー」

春香「そんなこと言っちゃダメじゃない!
   どうして、そう思うの?」

オードリー「UFOと話したなんていうんだモン」

春香「UFOと?
   うーん・・・」

   203コロニ— ユゲリラーのいえ

春香「もし大人たちが、
   UFOに乗った宇宙人にさらわれたとしたら・・・」

ユゲ・リラー「みんなは、信じてくれないけど
       ボクがよべば、UFOは
       やってくるんだ」

春香「私は信じるよ
   試しにやってみてくれないかな?」

ユゲ・リラー「ほんとうなんだよ
       なんだったら、今すぐ
       UFOとコンタクトしてみようか?」

春香「うん
   お願い、何か手掛かりがつかめるかも・・・?
   あっ、あれは!?」

ユゲ・リラー「ボク、ウソつきじゃないもん」

春香「本当に、UFOがきた・・・」

   なぞのUFO いりぐち

春香「あれ、向こうからくるのは・・・
   雪歩?
   それにあずささんと、貴音さんもいる!」

あずさ「待って、春香ちゃん
    ウルトラの父に
    春香ちゃんに、協力するように
    いわれてきたのよ」

貴音「及ばずながら、お力になりましょう」

雪歩「またよろしくね、春香ちゃん!
   あ、これ瞬間移動できるテレポートカプセルだよ
   困ったときに使ってね」

春香「ありがとう、みんな
   それじゃ、一緒に行こう」

『雪歩』
『貴音』
『あずさ』が
仲間になった!!

   なぞのUFO しれいしつ

あずさ「あなたは、何者ですか?」

メフィラス星人「われわれは、メフィラス星人・・・
        キミたちが、ここへ来た理由は
        知っている」

春香「知っているのなら、話は早いです
   コロニーの人たちを
   帰してあげてください!」

メフィラス星人「人間たちは、このUFOの
        ミクロ化室で、いきたまま、凍らせてある」

雪歩「!
   どうして、そんなことを!」

メフィラス星人「しかし、わたしたちは
        正しい、とりひきを、したはずだ」

貴音「それは、どういうことでしょう?」

春香「小さい子と、ちょっと話しただけですよ
   取引だなんて
   よくもヒキョウなことをぬけぬけと・・・」

メフィラス星人「わたしたちは、まちがってはいない
        キミたちに、どうのこうの、いわれる
        スジ合いはない」

雪歩「言い訳をしてないで、私の質問に答えてください!
   どうして、コロニーの人を氷漬けにしてるんですか!」

メフィラス星人「たかが、人間ではないか
        われらが、食用にするからといって
        おこることもなかろう」

春香「食・・・用!?」

貴音「いいかげんになさい!
   そのようなことが、許されるわけないでしょう!」

メフィラス星人「どうしても、というなら
        こうだ!」

雪歩「結局、最後は実力行使みたいですね!」

あずさ「メフィラス星人は紳士的な宇宙人と聞いていたけれど・・・
    認識が甘かったようね!」

メフィラスが、あらわれた!

メフィラス「Woosh」

雪歩「きゃっ!」雪歩に45のダメージ! 

春香「雪歩!」

雪歩「大丈夫だよ、このくらい!」

貴音「出なさい、響!」ヒビキカプセルを使った!

響「あんなヤツ、絶対許せないぞ! ヒビキ光線!」メフィラスに220のダメージ!

春香「響ちゃん、ワンセモアッ!」

響「まかせろ春香! ヒビキハンマー!」メフィラスに204のダメージ!

あずさ「傷を癒すわ、リライブ!」雪歩はぜんかいふくした!

雪歩「ありがとうございますぅ! ビームランプ光線!」メフィラスに125のダメージ!

貴音「アイスラッガー、ナイフスラッシュ!」メフィラスに75のダメージ!

あずさ「ハアッ! やつざきこうりん!」メフィラスに166のダメージ!

雪歩「ユキホチョップ!」メフィラスに44のダメージ!

メフィラス「Woosh」

雪歩「そう何度も!」雪歩はこうげきをかわした! 

春香「人間を食べるなんて、絶対に許さない!」

春香「これでとどめ! ニュータイプシュート!」メフィラスをやっつけた!

203のけいけんちをえた!

雪歩「やったね、春香ちゃん!」

春香「こんな宇宙人のせいで・・・
   雪歩、早くここから出よう!
   テレポートカプセルを使うよ!」

貴音「!?
   お待ちなさい、春香!」

あずさ「まだ出るのは早いわ!
    先につかまってる人を助けないと・・・」

春香「え? あ・・・」

   シュン

   なぞのUFO いりぐち

春香「し、しまった! 早く戻らないと!」

   カッ ドォーン

春香「UFOが・・・ばくはつ・・・しちゃった・・・」

貴音「・・・・春香
   あのUFOの中に
   コロニ—の人たちが、いたのでは・・・?」

春香「あ、あ、う、う、う、う
   うああああああああああっ!!」

雪歩「わ、私のせいですぅ!
   テレポートカプセルなんて持ってこなければ・・・」

貴音「春香はメフィラス星人の言葉で、頭に血がのぼってしまったのでしょう
   司令室のスイッチを押すだけで、
   助けられたとは思いますが・・・」

春香「・・・ううっ・・・うううう・・・」

あずさ「春香ちゃん・・・元気を出して
    こういう時もあるわ、こういう時も・・・」

   ルナツーきち

春香「・・・戻りました」

基地司令「春香大尉、悪いのだが
     すぐに、サイド1に、いってもらいたい」

春香「・・・今度はサイド1ですか?」

基地司令「あのあたりで、みょうな動きがあるのだ」

春香「・・・はあ」

基地司令「どうやら戦闘のようだが
     ミノフスキーりゅうしの、おかげで
     たしかめられないのだ」

春香「・・・わかりました
   調査に向かいます」

貴音「春香
   わたくしたちも参りましょう
   きっと、やくに立てると思いますよ?」

   104コロニー いりぐちふきん

あずさ「もうすぐ、サイド1よ」

??『・・・ザザザザ!
   ・・・
   ・・・シャア!
   キサマ、どういうつもりだ?!』

雪歩「あれ? 無線から何か聞こえますよ?」

??『これいじょう、コロニ—をおとしたら
   地球を占領しても、ムダになるぞ!』

あずさ「これは・・・
    敵同士の言い争い?」

貴音「何と! 
   敵はまだ、コロニーを地球に落とす気なのですか!」

春香「!!」

??『あきらかに、うらぎりだ
   キサマは、自分のしていることが
   わかっているのか』

雪歩「裏切り? どういうことだろう?」

??『宇宙人からも、ショッカーからも
   ねらわれることになるのだぞ』

あずさ「察するにクワトロ大尉・・・
    いえ、赤いすいせいのシャアが
    ジオンを裏切ろうとしているんじゃないかしら?」

??『・・・ザザザザ!
   そんなこと
   わたしの知ったことではないな!』

春香「今の声・・・
   シャア大佐に間違いないよ」

シャア『この、だらくしきった、人間どもは
    さばかれるべきなのだ!』

貴音「どうなっているのでしょう?
   ジオン同士が、戦っているとは」

あずさ「それに、コロニーを、おとすって
    まさか、サイド1を・・・」

貴音「赤いすい星は、新たなジオン
   ネオ・ジオン軍を作ろうとでも・・・?」

シャア「もうおそい!
    だれも、とめることはできない!
    コロニ—は、すでに
    動きはじめているのだ!」

雪歩「大変だよ、春香ちゃん!
   コロニーが、地球に落ちちゃう!」

春香「そんなこと・・・絶対にさせない!」

   104コロニ— コントロール

あずさ「貴音ちゃん、どうかしら?」

貴音「バーニアが、壊されています
   これでは、だめです
   おちるのを、だまって、見ているしかありません」

雪歩「そんなぁ・・・
   何とかなりませんか、貴音さん!」

貴音「無念の極みですが・・・」

春香「・・・」

あずさ「春香ちゃん、大丈夫?
    さっきのこともあるし、あんまり無理しないで・・・」

春香「まだ、あきらめちゃダメだよ!」

あずさ「きゃっ!」

雪歩「春香ちゃん、どこに行くの!?」

   104コロニー がいぶ

貴音「春香! どうするきですか!」

春香「・・・なんとか・・・
   なんとか、しないと・・・
   だいじょうぶ、むかしはアクシズだって・・
   ・・・」

雪歩「まさか春香ちゃん、
   ガンダムでコロニーを押し返す気なの!?」

春香「任せてよ、雪歩・・・
   ニューガンダムは、伊達じゃないから・・・」

あずさ「無茶よ、春香ちゃん!」

貴音「戻りなさい、春香!」

雪歩「春香ちゃん!」

春香「みんなごめん!
   お願いニューガンダム!
   コロニーを止めて!」

雪歩「春香ちゃん! ダメだよ!
   春香ちゃぁん!」

P「コロニ—おとし!
  ニューガンダムのパワーは
  コロニ—を、とめられるか!?」

P「それとも・・・・」



人類滅亡まで
  あと
 37億人
               つづく

P「876のアイドル戦士が、Uキラーの手におちた
  アイドルたちは
  876アイドル戦士の救出にむかう!」

P「そして、出会う新たな友」

P「はたして
  アイドルたちは、地球を救えるのか?
  地球を、守る事はできるのか?」

P「運命は、彼女たちの手にかかっている
  TO BE CONTINUED!」

環境の方のレベルは無いのね
しかし人類は続々と減っていってるな…

     第5話 THE MONKEYBUSINESS

   かとくたいきち いりぐち

やよい「雪歩さんとあずささん、宇宙に行っちゃったね」

伊織「そうね
   向こうで元気にやってるといいけど・・・」

   ズゴゴゴゴゴゴ ピカッ ドガアアアアアアアン

やよい「うわっ! 何!」 

伊織「地震?!
   と・・・とりあえず
   本部に、もどるわよ!」

   かとくたいきち しれいしつ

やよい「今、大きな地震がありませんでしたか?」

律子「たったいま、ルナツーから
   入った情報だけど・・・
   コロニーが
   たいへいように、おちたそうよ」

伊織「コロニー! また落とされたの?」

律子「春香が、とめようとしたらしいけど
   コロニ—に、むかって行ったきり
   もどらないらしいの・・・」

やよい「え、春香さんが!?
    そんな・・・」
 
伊織「あのバカ・・・
   なに無茶苦茶なことやってるのよ!」

やよい「小鳥さん!
    春香さんは、大丈夫なんですよね!?」

小鳥「そこで、やよいちゃんたちに
   コロニ—の、らっか場所に行って
   調査をしてほしいの」

伊織「言われるまでもないわね
   すぐに、調査に向かうわ」

社長「格納庫に、ビートルがあるから
   それに乗って行ってくれ
   もう、メンテナンスも
   おわっているころだから」

やよい「はいっ!
    行こう、伊織ちゃん!」

   かとくたいきち かくのうこ

伊織「待たせたわね、メカニックさん」

ビートルのメカニック「コロニ—の、らっかちてんへ
           調査にむかいます」

やよい「いつでも準備オッケーです!」

ビートルのメカニック「出発しますか?」

やよい「はい
    お願いします!」

   コロニー らっかちてん じょうくう

伊織「・・・島ができてるわね」

やよい「あれ、なんだろう?
    伊織ちゃん、調べてみよう」

伊織「とりあえず
   おりてみましょう」

やよい「春香さん、
    お願いだから、無事でいて・・・」

   コロニー らっかちてん

やよい「伊織ちゃん
    島に、ストーンサークルがあるよ」

伊織「これは・・・!
   なにかしら?
   もしかしたら、すごい発見かもしれない」

やよい「どうしようか?」

伊織「さっそく、くわしい調査をするように
   連絡しないと・・・」

    ピピピピピ

やよい「あれ、無線が・・・」

Uキラー『アイドルに、つぐ』

やよい「はわっ、この声は!?」

伊織「ウルトラキラー・・・
   美希、結局仕留められなかったのね」

やよい「私たちに、何の用ですか!」

Uキラー『きさまらの、仲間の
     876アイドル戦士をとらえた』

やよい「うえっ!?」

伊織「またなの!?
   カリカリの時といい
   どんだけつかまれば気が済むのよ!」

Uキラー『日の出とともに、しょけいする
     たすけたくば、トルコのアダナまで来い!』

やよい「い、い、伊織ちゃんどうしよう!
    早くしないと、愛ちゃんたちが危ないよ!」

伊織「やよい
   これは、大変な事になったわね
   とりあえず、本部に連絡しないと!」

やよい「そうですね!
    もしもーし!」

小鳥『こちら科特隊本部
   ヤツらの通信は、こちらでもきいたわ』

伊織「ここの調査はまだ終わってないけど
   トルコに行っても大丈夫かしら?」

社長『そこの調査は
   アメリカ軍が行うという連絡が入った
   いまは、事をあらだてたくはない
   見つからないうちに
   アダナにむかってくれ』

伊織「了解よ
   ここから直接、アダナに向かうわ」

やよい「伊織ちゃん
    春香さん、見つからなかったね・・・」

伊織「死体が見つからないんだから
   生きてるに決まってるじゃない!」

やよい「うん・・・そうだよね
    よかったぁ・・・」

伊織「春香のことだし、しばらくすれば
   ひょっこり顔を出すに決まってるわ」

   アダナ ホセのいえ

伊織「アダナに着いたけど
   愛たちはどこにいるのかしらね」

サイネリア「『同盟』の人デスネ」

やよい「あっ、カリカリで助けてくれた人!」

サイネリア「アタシは、サイネリアデス
      絵理サンたちが殺されるってきいて
      心配してたんデス・・・」

伊織「サイネリア、場所に心当たりはないの?」

サイネリア「場所はアダナの広場デス
      はやく行って下サイ!」

やよい「広場ですね!
    サイネリアさん、ありがとうございます!」

   アダナ ひろば

やよい「あっ!
    愛さんたちが、十字架にはりつけられてます!」

伊織「ウルトラキラー!
   みんなを解放しなさい!」

Uキラー「よく来たな!
     きさまらも、ここで
     いっしょに、殺してやる!」

やよい「ううっ・・・相変わらず、すごいプレッシャーです・・・」

伊織「ひるまないで、やよい!
   私たちも、鹿児島の時とは違うはずよ!」

Uキラーが、あらわれた!

Uキラー「Crush」

伊織「ぐっ!」伊織に50のダメージ!

Uキラー「Crush」

やよい「あうぁっ!」やよいに52のダメージ!

伊織「やよい、ペンダントよ!
   ペンダントを使うの」

やよい「はい・・・はっ!」

Uキラー「Crush」

やよい「うあっ!」やよいに60のダメージ

伊織「くっ・・・攻撃が速くて
   ペンダントを使うスキがないわね
   せめて、もう少し人数がいれば・・・」

??「フィンファンネル、ねらいうちなさい!」ウルトラキラーに72のダメージ!

伊織「えっ!?」

やよい「伊織ちゃん、向こうにニューガンダムが!」

伊織「ニューガンダムですって!
   春香・・・いや
   今の声は千早ね!」

千早「おうえんに、来たわ!
   だいじょうぶ?」

やよい「千早さん! 助かりました」

真「ボクも来たよ!」

やよい「真さんも!

伊織「これで遅れはとらないわね!」

真「さあ『ペンダント』を
  使うんだ!」

『千早』と
『真』が
仲間になった!!

やよい「お願いっ!」

『ペンダント』を、使った!

   ピカピカピカピカ

真「うわっ、まぶしい!」

やよい「・・・ど、どうですか!?」

伊織「そこで倒れているわ
   どうやら、気を失ってるようね」

千早「とどめをさしましょう」

   シュン

ウルトラの母「お待ちなさい!」

千早「あなたは、雪歩たちが言っていた
   ウルトラの母?」

ウルトラの母「ウルトラキラーは
       あなたたちの、仲間なのですよ」

やよい「ええっ!?」

伊織「コイツが、私たちの仲間ですって?」
 
ウルトラの母「私には、わかります
       ・・・キラーは
       プロデューサーなのです」

伊織「なんだすって!」

やよい「プロデューサーが、ウルトラキラー!?」

真「行方不明って聞いてたけど
  敵につかまってたのか・・・」

ウルトラの母「『ペンダント』の、力を強めなければ
       もとにもどらないのです」

千早「なぜ、それを?!」

ウルトラの母「わたしを、おわすれですか?」

   シュン

真「姿が変わった!?」

やよい「あ!
    東京にいた、みどりのおばさん!
    あなたが、ウルトラの母だったんですか」

千早「それじゃあプロデューサーを
   もとに戻すために、
   ペンダントを強化しなければいけないわね」

伊織「具体的にどうすればいいのかは、サッパリだけどね」

やよい「あ!
    いつのまにか、愛さんたちが消えてますよ!」

真「ミドリのおばさん・・・いや、ウルトラの母もいないや」

千早「きっと、876のみんなを連れていってくれたのよ
   とにかく、一度本部に戻りましょう」

   かとくたいきち しれいしつ

千早「小鳥さん、どうしたんですか
   そんなに血相を変えて?」

小鳥「大変よ!
   サムスンに調査に行っていた
   二宮博士が、行方フメイに
   なったらしいの」

やよい「あの、タコヤキ大好き博士さんですか?」

小鳥「手間をかけるけど、
   また、トルコに行ってちょうだい
   トルコのサムスンよ」

真「あっちゃー、見事に二度手間だよ・・・」

小鳥「サムスンには
   アンカラから行けるわ」

伊織「全く、世話が焼けるわね!
   トルコに戻るわよ!」

   サムスン ファンのいえ

千早「とりあえず、街の人に聞き込みをしましょうか」

やよい「そうですね!
    すいませーん! 
    二宮博士を知りませんか—!」

ファン老人「うん? カッパドキアに行きたいのか?」

伊織「カッパドキア?
   世界遺産になってる、火山台地のことかしら」

真「いや、別にボクらは
  そこに行きたいわけじゃないけど・・・」

ファン老人「やめといた方がいい・・・
      ちょっと前に、日本人がたずねてきて
      教えたんじゃが、もどってこんのじゃ」

千早「日本人がたずねてきた?」

やよい「もしかして、それが二宮博士かもしれないです!」

伊織「カッパドキアへは、どうやって行けばいいのかしら
   私たちは、その日本人を探してるのよ」

ファン老人「なに?
      その日本人を、さがしてるだって?
      じゃあ、しかたない・・・教えてやろう」

真「一体、どこにあるんです?」

ファン老人「アダナの北に『どうくつ』がある
      それが
      カッパドキアの入りぐちじゃ・・・」

千早「アダナの北のどうくつね
   ありがとうございます」

やよい「急ぎましょう、千早さん!
    ゆっくりしてると
    取り返しのつかない事になっちゃうかも!」

   カッパドキアのどうくつ つうろ

伊織「ずいぶん、広い洞窟ね」

真「二宮博士、無事なのかな・・・」

千早「みんな、気をつけて!
   前方に、怪獣がいるわ!」

やよい「気をつけてください、エレキングです!」

伊織「倒さないと、先には進めそうにないわね」

真「よし、それじゃいくよ!
  勝負だ、エレキング!」

エレキングAが、あらわれた!
エレキングBが、あらわれた!

エレキングA「Greee」

やよい「はう!」やよいに45のダメージ! 

エレキングB「Greee」

千早「くっ!」千早に42のダメージ!

真「二人とも大丈夫かい!?」

やよい「たいしたことはありません!」

真「ボクからいくよ! せんこうキックだ!」エレキングAに150のダメージ!

やよい「同時攻撃です! ジャガーショォック!」エレキングAに240のダメージ!
                        エレキングBに244のダメージ!

千早「響、頼んだわ」ヒビキカプセルをつかった!

響「行っくぞお! ヒビキラッガー!」エレキングAに315のダメージ!

伊織「うけなさい、リボルクラッシュ!」エレキングAに270のダメージ!

千早「二回斬りよ! ダブルスラッシュ!」エレキングAに180のダメージ!

真「とどめだ! いづなおとしをくらえ!」エレキングAをやっつけた!

やよい「真さん、すごいです!」

真「へへっ、やーりぃ!」

エレキングB「Greee」

真「おおっと!」真はこうげきをかわした!

伊織「チェンジロボライダー!」

伊織「ロボパンチ!」エレキングBに360のダメージ!

やよい「響さん、お願いします!」

響「まかせといてよ! ヒビキこうきゅう!」エレキングBに297のダメージ!

千早「こいつら、一匹一匹がかなりタフね・・・」

真「もしかすると、ここのガーディアンなのかもしれないね
  確かにこの洞窟には、何かがありそうだ」

真「はああっ、へびのけん!」エレキングBに54のダメージ!

やよい「バインダァァァァ!」エレキングBに300のダメージ!

千早「フィンファンネル、れんぞくうちよ!」エレキングBに153のダメージ!

エレキングB「Greee」

伊織「あぐっ!」伊織は50のダメージ!

伊織「やってくれるじゃない、カッターチョップ!」エレキングBをやっつけた!

398のけいけんちをえた!

伊織「なかなか、手ごわかったわね」

やよい「勝てたのは
    千早さんと真さんが仲間になってくれたおかげですね!」

二宮博士「おおっ! たすけにきてくれたか」

真「あっ博士! 
  よかった、無事だった!」

二宮博士「ありがとう、ありがとう・・・」

千早「博士はここで、一体何を?」

二宮博士「そうだ、君たち
     このどうくつの、おくに
     ヤツらが
     持ちだそうとしている物があるのだ」

伊織「世界遺産の最深部か
   いかにも、何かありそうね」

二宮博士「それを、持っていかれたら
     大変な、事になってしまう
     ぜったいに、そししてくれ」

やよい「わかりました!
    絶対絶対、阻止します!」

二宮博士「わたしは、アンカラにもどっているから
     持ってきてほしいのだ」

真「アンカラですね!
  急いで持っていくんで、待っててくださいよ!」

千早「敵が狙ってるとなると
   確かに急いだ方がよさそうね・・・」

   カッパドキアのどうくつ さいしんぶ

千早「ここが、最深部か・・・」

やよい「みなさん、敵がいます!
    あれは、宇宙忍者のバルタン星人です!」

バルタン星人「フォフォフォッ!
       もう少しというところで
       いつも、キサマらは、ジャマをする・・・」

伊織「それは悪かったわね
   もちろん今回も、遠慮なく邪魔をさせてもらうけど」

バルタン星人「ゆるさんっ!」

真「さて、たった一匹でボクらに勝てるかな!」

バルタンが、あらわれた!

千早「宇宙忍者・・・
   気をつけて、ワナを仕掛けてるかもしれないわ!」

真「わかってるよ! せんぷうキック!」バルタンに240のダメージ!

やよい「バスタアァスラァッシュ!」バルタンに80のダメージ!

千早「私だって! ニュータイプシュート!」バルタンに290のダメージ!

伊織「チェンジ、ロボライダー!」

伊織「ハードショット!」バルタンに240のダメージ!

真「よし、かなり弱ってきたぞ! これならいける」

   フォッ フォッ フォッ

やよい「え? 
    ああっ、バルタン星人が3体に分身しました!」

バルタンA「Crush」

やよい「あうっ!」25のダメージ! 

伊織「さすがは宇宙忍者ってとこかしら?
   一筋縄ではいかないみたいよ!」

千早「なら全体攻撃! いけっ、フリーファンネル!」バルタンAをやっつけた!
                         バルタンBに326のダメージ!
                         バルタンCに318のダメージ!

やよい「まかせてください! ジャガーショォック!」バルタンBに250のダメージ!
                         バルタンCに262のダメージ!

真「いまだ、伊織!」

伊織「チェンジ、バイオライダー!」

伊織「スパークカッター!」バルタンBをやっつけた!
             バルタンCをやっつけた!

700のけいけんちをえた!

『石板』
を、手に入れた!

千早「バルタン星人が狙ってたのは、これかしら?」

伊織「ほかにめぼしいものは見つからないわ
   まちがいないんじゃない?」

真「それじゃ、アンカラの博士の所に行こうよ!」

やよい「早く帰って、博士を安心させてあげましょー!」

   アンカラ ホテルアンカラ

やよい「洞窟で石板を見つけましたー!」

二宮博士「よし、それこそ
     さがしていた『石板』だ」

真「ここでは研究できないですよね
  どこかに持っていきますか?」

二宮博士「それを、青森の、分析センターに
     もってってくれ
     科特隊のイデ君がいるはずだ」

千早「今度は青森・・・」

伊織「何だか、いつもタライ回しよね
   まあ、もう慣れてきたけどね・・・」

   アオモリ ぶんせきセンター

やよい「お久しぶりです、イデ隊員!」

千早「二宮博士から、石板を預かってきました」

イデ隊員「これが、れいの『石板』だね
     二宮博士から、連絡が来ているよ
     さっそく、装置にかけてみよう」

『石板』
を、渡した

   ピカピカピカ

真「うわっ、すごい光だ!」

イデ隊員「こ、これは・・・!
     うん? 『ペンダント』がひかっているぞ!
     『石板』に、とじこめられている力が
     『ペンダント』に、はんのうしているんだ!」

『ペンダント2』
を、入手した

千早「ペンダントが輝きを増した・・・」

伊織「よくわからないけど、強化されたみたいね」

やよい「これで、次にプロデューサーと会った時は
    もとの姿に戻してあげられますね!」

イデ隊員「これは、どういうことだろう?
     もう少し、研究しないと・・・」

千早「さて、これで今回の私たちの任務は終了ね」

イデ隊員「君たちは
     とりあえず、本部にもどっていてくれ
     分析がおわったら、連絡するから・・・」

真「了解です!
  それじゃあみんな、本部に帰ろうよ!」

イデ隊員「これは、ひさしぶりに
     てごたえのあるエモノだな
     うでがなるー」

   かとくたいほんぶ しれいしつ

やよい「ただいま戻りました—!」

真「ん? そこに見慣れない人がいるけど」

伊織「滝じゃない!
   シカゴからもどってたの?」

滝「ひさしぶりだな
  今日は、いい情報を持ってきた」

千早「あら?
   そこに倒れてるのは、もしかして・・・」

真「日本の首相だ! どうして首相がここに?」

滝「実は
  こいつが本物の日本の首相なんだ」

やよい「ええっ!」

滝「いま、日本をあやつっているのは
  ニセ首相なんだ」

やよい「あ!
    だからこの間会った時に
    変な感じだったのかぁ・・・ほっ」

滝「こいつは、今、コントロールされている
  なんとか、もとにもどしてくれ」

伊織「そんなに、簡単に言われてもね・・・」

やよい「ウルトラの父さん、力を貸してください!」

ウルトラの父「なに? ふむむむっ
       彼を、もとにもどすには
       体内に、入らないとだめだ」

真「えっ、首相の体内にですか?」

ウルトラの父「なにかが、体の中に、ひそんでいる」

千早「それを取り除けば、首相はもとにもどるんですね」

ウルトラの父「よし、キミたちをミクロ化させてあげよう」

伊織「体の中に入るなんて、ぞっとしないけど
   まあしょうがないわね」

滝「世界の首脳たちも
  ニセ者かも知れない
  とにかく、なんとかしてほしいんだ」

千早「やよい
   東京サミットの時、各国の首相の様子はどうだった?」

やよい「みんな、何かヘンな感じでした
    不気味な笑いを浮かべてたり・・・」

伊織「ということは
   その時には首相たちはすでに・・・なんてことなの」

真「とりあえず今は、目の前にいる首相を助けようよ
  ボクはいつでもオッケーだよ!」

ウルトラの父「じゅんびは、いいか?
       わたしの力で
       君たちを、体内におくりこもう」

千早「はい
   お願いします」

ウルトラの父「さあ、はじめるよ」

   にほんしゅしょうのたいない

千早「いた! あいつが元凶ね!」

ダリー「キリリリリリリリッ!」

やよい「あれは、ダリー! 宇宙細菌です!」

伊織「やよい、詳しいわね・・・」

真「よし、みんないくよ!
  あいつを倒して、首相を元に戻すんだ!」

ダリーが、あらわれた!

やよい「ヤヨイパァァンチ!」ダリーに270のダメージ!

ダリー「Greee」

やよい「いたっ!」千早に50のダメージ! 

真「大丈夫かい、やよい!」

千早「響、頼んだわ!」ヒビキカプセルを使った!

響「体の中でもなんくるない! ヒビキバルカン!」ダリーに315のダメージ!

伊織「この程度ならチェンジしなくても! イオリキック!」ダリーに278のダメージ!

真「うけてみろ! せんぷうキックだ!」ダリーをやっつけた!

213のけいけんちをえた!

真「カッパドキアの敵に比べると
  あっけなかったなぁ・・・」

やよい「それじゃあ出ましょう!
    ウルトラの父さん
    お願いしまーす!」

   かとくたいほんぶ しれいしつ

千早「首相、大丈夫ですか」

真「しっかりしてください!」

日本の首相「わたしは、いったい・・・
      どうしてここにいるんだ?!」

やよい「敵にコントロールされてたんです!」

日本の首相「・・そういえば・・・
      わたしにそっくりなヤツが・・・
      そいつを倒さないと、大変なことに」

伊織「ところでそいつは、どこにいるの?」

日本の首相「アイドルの諸君! たのむ
      わたしのニセ者を倒してくれ!」

真「いや、だからそいつの場所は・・・」

日本の首相「わたしは、わが日本の首相だぞ!
      はやく、ニセ者をなんとかするんだ!」

千早「・・・
   やよい、サミットが開かれた場所はどこ?」

やよい「えーっと
    東京の会議場です!」

真「なら
  多分そこじゃないかな」

伊織「それにしても
   今の態度はちょっといただけないわね」

やよい「何だかニセ者とあんまり態度が変わらないような・・・
    ううん、きっと気のせいだよね!」

   トウキョウ かいぎじょう

真「見つけたぞ、ニセ首相!」

千早「覚悟しなさい、もう逃げ場はないわ」

くらやみ大使「ついに、バレたか!
       しかし、このままではおかん
       さあ、かかってこい!」

伊織「じごく大使!?
   ちょうどいいわ!
   カリカリでの借りを返させてもらうわよ!」

やよい「伊織ちゃん、落ち着いて!
    あれは、じごく大使のいとこのくらやみ大使だよ!」

伊織「い、いとこですって!?
   でも、見た目はそっくりじゃない!」

やよい「別人だったら、別人なんです!」

真「二人とも言い争ってないで!
  くるよ!」

くらやみ大使が、あらわれた!

伊織「いとこでもなんでもいいわ! バイオライダーチェンジ!」

伊織「スパークカッター!」くらやみ大使に463のダメージ!

くらやみ大使「Attack」72のダメージ 

千早「くっ!」

やよい「千早さん、プチモビなんだから無理しないで!」

千早「そうね・・・
   任せたわ、響!」

響「オッケー! ヒビキバズーカ!」くらやみ大使に315のダメージ!

真「くらえ! マコトキック!」くらやみ大使に308のダメージ!

やよい「だいせつだぁん! てやあ!」くらやみ大使をやっつけた!

342のけいけんちをえた!

伊織「大したことなかったわね」

千早「本部に戻って、報告しましょう」

   かとくたいきち ほんぶ

真「社長、ニセ者を倒してきましたよ!」

社長「首相は、876のアイドルにでも
   ガードさせる
   君たちは、自分の任務にあたってくれ」

千早「何だか、言い方にトゲがある気がするわね・・・」

やよい「あれ、小鳥さん
    どうかしましたか?」

小鳥「みんな、たったいま
   アンヌ隊員から連絡が入ったんだけど
   ヨーロッパで
   なにか大きな敵の動きがあるらしいの」

伊織「今度はヨーロッパなの!?
   全く・・・少しは休ませてほしいわね」

真「しょうがないよ、伊織
  今戦えるアイドル、少ないんだし」

伊織「わかってるわ
   ちょっと言ってみただけよ」

小鳥「ロンドンにいるアンヌ隊員に
   協力してあげてね」

千早「わかりました
   ロンドンに向かいます」

やよい「アンヌ隊員って、
    四条さんから聞いたことがあります!
    戦う看護師さんだって、言ってました!」

   ロンドンかとくたいきち しれいしつ

千早「はじめまして
   『同盟』の如月千早です」

アンヌ隊員「実は、パリに
      敵が、秘密基地をつくっているの」

伊織「アンタたちの手には負えないの?」

アンヌ隊員「マグマライザ—じゃないと
      近よる事もできないんだけど
      ローマの科特隊は
      敵に、こうふくしているから
      協力してくれないの」

やよい「コウフクしちゃってる科特隊も
    あったんですね・・・」

真「ところで、マグマライザーって何だろう?」

やよい「ウルトラ警備隊がほこる
    地下調査用マシーンです!」

千早「やよいは色んな事に詳しいわね・・・」

アンヌ隊員「なんとか、わたしたちで
      秘密基地を・・・・」

やよい「わかりました!
    お手伝いさせてください!」

アンヌ隊員「これから
      マグマライザーが
      あるところまで、あんないするわ」

伊織「よろしく頼むわね」

   ロンドンかとくたいきち かくのうこ

アンヌ隊員「さあ、これがマグマライザーよ
      はやく乗って!」

千早「みんな、準備はいいかしら?」

やよい「バッチリです!」

伊織「とっとと片づけて
   さっさと帰るわよ」

真「行きましょう、アンヌ隊員!」

   パリ ひみつきち いりぐち

やよい「マグマライザー、すごいパワーです!
    あっという間に基地に着いちゃいました!」

真「地下に秘密基地を作るなんて
  敵も味なまねをするね」

アンヌ隊員「わたしはここで
      マグマライザーを守っているわ
      がんばってね」

千早「伊織、敵のボスはどこにいると思う?」

伊織「どうせ最深部の司令室に決まってるわ
   あいつらワンパターンだし」

真「目指すは司令室だね」

   パリ ひみつきち しれいしつ

伊織「・・・珍しく一番奥じゃない
   中途半端な場所に司令室があったわね」

真「どこにあろうと構わないさ
  お前がここのボスか!」

Rキラー「よくここが、わかったな
     しかし、あと少しで
     この地球も、われわれの物になる・・・」

やよい「!!
    あなたは」

伊織「Rキラー!」

千早「伊織、あいつを知ってるの?」

伊織「ええ
   この間カリカリで会ったわ
   でも・・・」

やよい「何だかあの時と
    全然雰囲気が違います!」

真「洗脳されてるんじゃないかな?
  目に力が感じられないよ」

Rキラー「世界の首脳たちは
     われわれに、協力的だからな!」

伊織「世界の首脳が協力的?
   こいつ、どこまで知っているのかしら?」

千早「できれば、生け捕りにするのが理想ね」

真「と言っても、油断できる相手じゃなさそうだぞ!」

やよい「千早さん、真さん、気をつけてください!
    きます!」

ライダーキラーが、あらわれた!

ライダーキラー「Shoot」

真「うわっ!」真に40のダメージ! 

真「あれ? 思ったより痛くない?」

伊織「この程度の力しか持ってないのか
   それとも
   意識的に力を抑えてるのか・・・」

千早「考えるのは後よ! ニュータイプシュート!」ライダーキラーに330のダメージ!

やよい「バッシャァァパァンチ!」ライダーキラーに160のダメージ!

伊織「チェンジ、バイオライダー!」

伊織「バイオキック!」ライダーキラーに462のダメージ!

真「ファイブハンド! れいねつミサイルだ!」ライダーキラーに230のダメージ!

千早「プチモビじゃ心もとないけど・・・パワーパンチ!」ライダーキラーに65のダメージ!

ライダーキラー「Shoot」

伊織「そんな攻撃!」伊織はこうげきをかわした! 

真「ほわちゃあ! とらのけん!」ライダーキラーに133のダメージ!

やよい「響ちゃん、お願いします!」

響「今回は出番が多いな! ヒビキケイン!」ライダーキラーに340のダメージ!

伊織「バイオブレード、スパークカッター!」ライダーキラーをやっつけた!

750のけいけんちをえた!

伊織「うまいこと、気絶させられたわよ」

真「ライダーキラーを
  分析センターにおくろう
  こいつは、なにか、秘密を知っている・・」

千早「そうね
   あそこなら、いろいろ解析してくれるかもしれないわ」

真「しかし
  世界の首脳たちが
  ヤツらに協力的だって?」

やよい「確かにさっき
    そう言ってました・・・」

真「もしかしたら、日本の首相のように
  敵が、なにか、しかけたのかな?」

P「おそるべき敵に支配されていた
  日本の首相は
  無事に救出された」

P「これはなにをイミしているのだろう?
  世界の首脳たちが敵に
  コントロールされているというのだろうか」

P「戦いはこれからだ
  『最後の時』は
  ちかづきつつあるのだから・・・・」



人類滅亡まで
  あと
 35億人
               つづく

P「でんせつの『ムー』があらわれた
  『同盟』VS『ショッカー』の
  ムーでの戦いがはじまる!」

P「ショッカーのねらう
  ムーの秘密とは、いったいなにか?
  戦いは、いよいよはげしさをます!」

P「はたして
  アイドルたちは、地球を救えるのか?
  地球を、守る事はできるのか?」

P「運命は、彼女たちの手にかかっている
  TO BE CONTINUED!

     第6話 LA MU

   かとくたいきち しれいしつ

千早「・・・以上が、パリでの出来事です」

ウルトラの父「いったい、どういう事なのだろう
       もし、首脳たちが
       ヤツらのいいなりだとしたら
       われわれは
       世界中を敵にまわすことになる」

伊織「とっくに、まわしてる気もするけどね・・・」

真「あれ、向こうから誰か来たよ?」

カイ「その首脳が、ニセ者だとしたら?」

やよい「あ、シドニーの役場にいたカイさん!
    お久しぶりでーす!」

律子「カイさん!
   いつ日本に、かえってきたの」

伊織「春香だけじゃなくて、律子とも知り合いか
   以外と顔が広かったのね」

律子「それに
   ニセ者だという
   たしかな理由はあるの?」

千早「しっかりした証拠がないと
   『同盟』が動くのは難しいわね」

カイ「いや
   しかし、かんがえてもみろ
   日本の、首相がいれかわってても
   だれも、きづかなかったんだ
   ありえなくはない」

真「確かにこれまでの流れを見る限り
  十中八九、ニセ者だと思うけどなぁ・・・」

カイ「そのあたりについて
   滝が、調査していたんだが
   行方ふめいに、なっちまった」

伊織「え!?」

社長「なに!
   滝が!?」

やよい「うう・・・何だかヤな予感がします・・・」

社長「たしか、滝は、ニューヨークで
   アーサー一家とかいう、ならず者と
   会うといっていたが・・・」

千早「何かトラブルに巻き込まれたんでしょうか?」

真「ほおっておくわけにもいかないね!
  みんな、ニューヨークに行こう!」

カイ「滝にはカリもあるしな・・・
   それに・・・
   春香にまで、死なれちゃ
   もう、だまってるワケにはいかない」

やよい「カイさん!
    春香さんは死んでなんかいません!
    絶対に生きています!」

伊織「そうよ!
   めったなことをいわないで!」

千早「伊織・・・やよい・・・」

真「まあまあ
  とりあえず、滝さんの足取りを追いかけようよ!」

   ニューヨーク アーサーのいえ

千早「さて、アーサーの家に来てみたけれど・・・」

ようじんぼうのビフ「『しょうかい』のない者を
          アーサーに、あわせるわけにはいかない」

やよい「通してくれないですね」

真「ボクがドーンとやっつけてこようか!」

伊織「バカ、やめなさいよ!
   誰か紹介してくれる人を探すわよ!」

   ニューヨーク NYビル

千早「とはいっても
   そう都合よくは見つからないわよね」

キャリアウーマン「マダム・ミッシェルの占いって
         当たるのよね」

真「占いかぁ・・・そうだ!
  占い師さんに滝さんの行方を
  占ってもらうのはどうだい?」

伊織「そんなに都合よくいくかしら・・・?」

サラリーマン「ミッシェルは、よくあたる占いをするんだ
       彼女なら『NYビル』の3Fに
       すんでいるよ」

やよい「でも、よく当たるらしいですよ!
    試しに行ってみましょう!」

   ニューヨーク NYビル3F

千早「さて、占いの館に来てみたけれど・・・」

ようじんぼうのゲイリー「マスターカードのない、おきゃくさまは
            おいれできません
            おひきとりを・・・」

やよい「やっぱり、通してくれないです」

真「今度こそ、ボクがドーンとやっつけてこようか!」

伊織「だから、やめなさいってば!
   あーもう!
   カードを持ってるヤツを探すわよ!」

千早「・・・デジャヴって、こういう場面のことを
   言うのかしら」

   ニューヨーク ステートビル

千早「とはいっても
   そうそう都合よくは見つからない・・・」

やよい「千早さん、カード持ってる人を見つけました!」

ジョージ「オレがジョージだ」

千早「・・・あ、そう
   まあ、なんでも、いいですけど」

真「そのカード、ボクたちにくれませんか?」

ジョージ「なに? マスターカードがほしいって?
     ただじゃやれん」

伊織「ただでダメなら
   どうすればいいのかしら?」

ジョージ「そうだ
     『デンバー』にいる
     友人のガブリエルの所まで
     ある物を運んでくれたら、やってもいいが」

ジョージ「なーに、たいしたものじゃない
     ただの『しょるい』だよ
     どうだ?」

真「その程度のお願いなら
  引き受けてもいいんじゃないかな?
  デンバーって、ここからそんなに遠くないし」

千早「はい
   それでは、こちらで引き受けます」

ジョージ「これが、その『しょるい』だ」

ジョージ「おっと、中はのぞかないでくれよ
     たのんだぜ」

『しょるい』
を、うけとった!!

千早「確かに、受け取りました」

伊織「届けたあとは、アンタに報告すれば
   いいのかしら?」

ジョージ「『マスターカード』は
     ガブリエルが、わたす」

真「受取人が持ってるんですね!」

やよい「わかりました!
    デンバーに行きましょう!」

   デンバー ガブリエルのいえ

千早「ここが、ガブリエルさんの家ね」

やよい「ジョージさんに頼まれて
    書類を持ってきました!」

ガブリエル「おう、ごくろうさん」

『しょるい』を
渡した!

伊織「あら、書類が・・・?」

やよい「あっ、消えちゃいました!」

千早「・・・ガブリエルさん
   あなた、一体何者なの?」

ガブリエル「お礼は・・・これだ!」

真「なに!?
  うわっ!」

ノミかいじんが、あらわれた!

真「こいつ、ショッカーの怪人じゃないか!」

千早「どういうことなの!?」

真「ちいっ、とらのけん!」ノミかいじんをやっつけた!

8のけいけんちをえた!

伊織「やられたわね
   まんまといっぱい食わされたのかしら」

やよい「消えた書類は
    何だったんでしょうか?」

千早「きっと
   ヤツらに有利に働く何かが
   書かれていたに違いないわね」

伊織「おそらく今頃は
   敵の手の中・・・か」

真「くそっ、なんてこった!
  ニューヨークにもどって
  ジョージを問い詰めよう!」

   ニューヨーク ステートビル

伊織「ジョージ
   一体どういうつもりかしら?」

真「ボクたちをだますつもりだったんだな!
  ショッカーの怪人のとこに
  書類なんて運ばせて!」

ジョージ「なんだって!
     ガブリエルが
     ショッカーの怪人だったなんて!」

やよい「え?
    もしかしてジョージさん
    知らなかったんですか?」

ジョージ「オレは、やくそくを、やぶるきは無かった
     悪かった
     これがマスターカードだ」

『カード』
を、手に入れた

千早「あなたも、持っていたの・・・」

やよい「ジョージさん
    ウソをついてるようには見えないです」   

千早「ガブリエルが怪人だってことは
   本当に知らなかったみたいね」

真「こんなことなら
  お金でも渡して借りればよかったかなぁ」

伊織「そうね
   500ドルくらい出せば、おそらく貸してくれたと思うわ
   失敗だったわね・・・」

千早「過ぎた事をいっても始まらないわ
   もう一回、占いの館に行きましょう」

ジョージ「マスターカードは
     あとで、かえしてくれよ」

やよい「はーい!
    必ず返しに来ます!」

   ニューヨーク NYビル 3F

千早「マスターカードです」

ようじんぼうのゲイリー「おや?
            『マスターカード』を
            おもちですね」

やよい「これで、占ってもらえるんですね!」

ようじんぼうのゲイリー「どうぞ、中にお入り下さい」

真「やったね!
  それじゃ、さっそく話を聞こうよ」

ミッシェル「なんじゃ?」

伊織「FBIの滝
   ってヤツを探してるんだけど」

ミッシェル「滝?
      ふむう・・・では
      占ってしんぜよう」

やよい「お願いします!」

ミッシェル「なにかのヒントになるであろう」

千早「何やら、カードを切り始めたわね」

ミッシェル「うーむ・・・
      『こうてい』は、ケンリョク者のことじゃ
      その『ぎゃく』という事は
      悪しき者のことじゃ」

伊織「タロット占いのようね」

ミッシェル「そして『とう』は
      おおきな『さいなん』を指し
      『死神』は、その名の通り
      死、をイメージしている」

真「何だか難しくて
  よくわからないぞ・・・」

真「それでマダム・ミッシェル
  結論はいったい?」

ミッシェル「これから、けつろんを出すと
      世界のけんりょくに、悪の力があって
      このままにしておくと
      多くの人びとが、死にいたるであろう」

千早「ふむふむ、それで?」

ミッシェル「とりあえず、そなたたちが
      しなければならないのは・・・」

やよい「・・・ゴクリ」

ミッシェル「ふむ・・・
      ニューヨークの、アーサーに会うことじゃ」

真「なるほど!
  ニューヨークの、アーサーに・・・?
  ??」

伊織「へ?」

千早「は?」

やよい「あれ?
    私たちが会いに来た人って確か・・・」

真「ニューヨークの・・・」

千早「アーサー・・・」

やよい「・・・あれぇ?」

ミッシェル「アーサーは、ならず者のボスじゃが
      そこから、てがかりが見つかるじゃろう」

伊織「そんなことはとっくにわかってるのよ!
   結局、何一つ進展してないじゃないのよー!」

やよい「い、伊織ちゃんおさえて!
    家の中で暴れちゃダメ—!」

   ニューヨーク ステートビル

千早「振り出しに戻る・・・か」

真「ゴメン・・・
  ボクが占いをやろうとか
  余計なことを言ったせいで」

やよい「そんなことないですよ!
    これで絶対アーサーさんに会わなきゃいけないって
    わかったんですから!」

ジョージ「用事は、もうすんだのかい?」

伊織「ええ・・・
   どうもありがと・・・」

『マスターカード』
を、かえした

ジョージ「ありがとよ
     で、どうだった?」

やよい「アーサーさんに会いたいんですけど
    それには誰かの紹介が必要なんです」

ジョージ「なに? アーサーに会いたいだって?」

伊織「え?
   もしかしてアンタ、アーサーと知り合いなの?」

ジョージ「じゃあ
     この『しょうかいじょう』を持って
     南にある家をたずねればいい」

『しょうかいじょう』
を、手に入れた

伊織「・・・何なのよ、この展開は・・・」

千早「最初からアーサーのことを
   聞いておけばよかったかしら・・・」

伊織「余計な書類まで、届けさせられたし・・・
   しかも悪用までされて・・・」

真「・・・ゴメン
  何だか本当にゴメン・・・」

やよい「ま、まあまあ気持ちを切り替えて
    アーサーさんの家に行きましょう!」

   ニューヨーク アーサーのいえ

伊織「ジョージからの紹介状よ
   これでいいんでしょ?」

ようじんぼうのビフ「ジョージのしょうかいなら心配無い
          どうぞ中にお入り下さい」

千早「あなたがアーサーさんですね
  『同盟』の如月千早です」

やよい「アーサーさんの力を借りたいんです!
    世界の中心にいる悪を、やっつけるために!」

アーサー「なんだと?
     世界のまん中に悪が?」

真「ああ、そういえば
  マダム・ミッシェルがそんなこと言ってたっけ」

アーサー「ミッシェルばあさんが、いったのか?」

千早「おそらく、今世界はニセの首相たちによって
   支配されていると思われます」

アーサー「それに、世界中の首脳が
     ニセ者かもしれないだって?」

伊織「ええ
   間違いないわね」

アーサー「そうか・・・
     オレたちのアメリカを
     わけのわからんヤツらの
     すきにさせてたまるか!」

やよい「じゃあ、協力してくれるんですね!」

アーサー「世間から見れば
     ならず者のオレたちだが
     あんたたちに協力しよう!」

伊織「ところで、滝って男を知らないかしら?
   あなたに会いに来たらしいんだけど」

アーサー「滝の事は、知っている
     ヤツとはFBIの時からのつきあいだ
     滝は、ニューオリンズへ行ったぜ」

真「FBI時代から?
  それなのに、この人ならず者なんだよね
  なんだか、いろいろ謎だなあ」

千早「ニューオリンズですね
   ありがとうございました」

やよい「急ぎましょう!
    もしかすると、敵に捕まってるかもしれません!」

伊織「そうね
   相当にムダな時間を使った気がするわ・・・」

   ニューオリンズ ひろば

千早「さて、この街のどこに滝さんはいるのかしら?」

やよい「千早さん千早さん!
    あっちの人が呼んでますよ!」

ジェイソン「アーサーの使いの者です
      この街の南に
      あやしい場所があるようです」

伊織「それってもしかして
   向こうに見える建物のこと?」

ジェイソン「きっと
      そこに滝さんはいるはずです」

真「わかったありがとう!
  よおし、突撃だ!」

   ニューオリンズ アジト

真「みんな、こっちだ!
  滝さんがいた!」

滝「ありがとう、たすかったよ
  オレとしたことが、ドジをふんだぜ」

伊織「ま、無事でなによりだわ」

滝「でも、情報はつかんだぜ!
  ジオンの脱そう兵から、きいたのだが」

やよい「ジオンの脱走兵?」

伊織「もしかして、オーストラリアで会った
   オルソンかしら?」

滝「敵は、アメリカでひらかれる
  サミットを、ねらっているらしい」

千早「またサミット・・・
   本当に作戦がワンパターンね」

滝「ニューヨークの
  『れんぽうビル』にいそげっ!」

伊織「アンタも一緒に来る?」

滝「オレは、ヨーロッパに
  行かねばならん」

やよい「でも、一人じゃ危ないです
    また敵に狙われるかも
    それに、よく見るとケガもしてるんじゃ・・・」

真「ちょっと待って、誰かが来るよ!」

千早「くっ、見つかったみたいね!」

やよい「え? あれは・・・ザンジオー!?」

ザンジオー「ふん!
      仲間をたすけにきたのか?
      くだらんなっ!」

伊織「またアンタなの!
   こりないヤツね・・・」

真「伊織、知ってるのかい?」

伊織「昔ここの広場で、雪歩やあずさたちと戦ったわ」

やよい「東京サミットから数えると
    もう三回目だよ・・・」

ザンジオー「かえりうちにしてくれるわっ!」

伊織「その言葉、そっくりそのままお返ししてあげるわよ!」

千早「いくわよ、みんな!」

ザンジオーが、あらわれた!
せんとういんAが、あらわれた!
せんとういんBが、あらわれた!

やよい「いきます! モンキーアタァック!」ザンジオーに136のダメージ!
                     せんとういんAをやっつけた!
                     せんとういんBをやっつけた!

ザンジオー「Greee」

真「うわっ!」真に60ダメージ 

真「この程度なら! お返しにマコトパンチだ!」ザンジオーに373のダメージ!

伊織「大して強くなってないわね! イオリパンチ!」ザンジオーに239のダメージ!

千早「ここじゃニューガンダムは使えないわね
   それなら、響!」ヒビキカプセルを使った!

響「またこいつか! ヒビキカッター!」ザンジオーに323のダメージ!

ザンジオー「Greee」

やよい「うっ!」やよいに55のダメージ!

真「ファイブハンド、ほうでんスパーク!」ザンジオーに116のダメージ!

千早「プチモビパワーキック」ザンジオーはこうげきをかわした!

千早「くっ!」

伊織「下がりなさい千早! イオリチョップ!」ザンジオーに120のダメージ!

やよい「今です! コンドルアタァァック!」ザンジオーをやっつけた!

432のけいけんちをえた!

千早「まったく、手間をとらせないでほしいわね」

伊織「滝、アンタ一人で本当に大丈夫なの?」

やよい「私
    滝さんに、ついていきます」

真「え、やよいが?」

やよい「滝さん、ケガをしてます
    私、ヨーロッパに、行きます」

千早「・・・そうね
   確かに誰かがついていた方が
   安全かもしれないわ」

伊織「頼むわ、やよい
   滝、やよいを困らせるんじゃないわよ!」

真「元気でね、やよい!
  また会おう!」


   ニューヨーク れんぽうビル

千早「さて
   滝さんの情報では
   ここでサミットがあるらしいけど・・・」

   ズガン 

真「わわっ! 地面に穴があいた!?」

千早「しまった、ワナがあったの!?」

   ヒュウウウウゥゥゥゥ

伊織「きゃあああああぁぁぁぁぁ・・・!」

   ニューヨーク アジト ろうや

千早「くっ、やられたわね」

真「大丈夫かい、千早?
  あれ
  格子の向こうにいるのは、美希じゃないか!」

伊織「美希、ここを開けて!」

美希「悪いけど、ここの首相に、やとわれたの」

千早「その首相ってヤツが敵なのよ!」

真「そうだよ、だまされないで!」

美希「かんけいないの
   オニギリさえ、もらえれば
   だれだって、おとくい様なの」

千早「!!」

美希「わすれるないでほしいな
   ミキは、ハンターなの
   エモノを、かるのが、ミキのしごとなの」

伊織「美希、アンタ・・・!」

真「・・・そこのお前が
  美希の依頼人か」

アメリカのだいとうりょう「ひさしぶりだね、アイドルの諸君
             東京サミットでは、セワになった」

伊織「アンタがやよいたちが言ってた
   ニセの大統領ね!」

アメリカのだいとうりょう「わたしが、首相だ
             くっくっくっ」

千早「く、くっ!」

真「くそうっ!
  この鉄格子さえ何とかできれば・・・」

美希「さて
   やくそく通り、オニギリをもらうの」

アメリカのだいとうりょう「ふん!
             アイドルさえ、とらえられれば
             キサマなど、おはらいバコだ」

真「ほら見ろ! 
  美希、ヤツは美希を利用してるだけだ!」

アメリカのだいとうりょう「キサマも、ついでに殺してやるわ!」

美希「ミキを、うらぎるき?
   なめてもらっちゃ、こまるの」

   ガチャ

美希「キャンセル料は、高いよ?」

伊織「あ、美希がカギを開けてくれたわよ!」

真「よし、脱出しよう!」

千早「ありがとう、美希!」

『美希』が
仲間になった!!

伊織「ニセ大統領、正体を現しなさい!
   って、ええっ!?」

ザンジオーが、あらわれた!
せんとういんAが、あらわれた!
せんとういんBが、あらわれた!

千早「こいつの正体も、ザンジオー!?」

伊織「さっき倒したばかりじゃないの!」

真「一体どうなってるんだよ!?
  フツー、こんなに早く復活できる?」

伊織「もしくは大量生産されてるとか?」

千早「分裂したのかもしれないわ!」

真「人間でいう、スズキさんみたいな感じかも?」

ザンジオー「Greee」

伊織「くはっ!?」伊織に60ダメージ! 

伊織「はっ、しまった!
   私としたことが、余計な事を・・・」

美希「ボサッとしてないの! カオティックシューター!」ザンジオーに1079のダメージ!

真「何度来ても倒すだけだ! スーパーいずなおとし!」ザンジオーに245のダメージ!
                          せんとういんAをやっつけた!
                          せんとういんBをやっつけた!

伊織「いい加減しつこいわよ! バイオライダーチェンジ!」

伊織「スパークカッター!」ザンジオーをやっつけた!

432のけいけんちをえた!

千早「出番がなかったわね・・・」

美希「まったく、ついてないの・・・
   タダ働きになっちゃったの!」

伊織「美希
   オニギリくらい、
   私が買ってあげるから・・・」

美希「オニギリは、本物の人たちから
   もらうしかないの!」

   スタスタ

真「あっ、ちょっと待って!
  おーい、美希ー!」

『美希』が
仲間から、はずれた!!

真「あーあ、行っちゃった」

千早「本物の首相って
   向こうの牢屋の中にいる人たちよね?」

伊織「美希・・・
   確かに強いけど、どっか抜けてるわよね・・・」

真「うーん
  もしかすると
  美希は最初からボクらを助けるつもりだったのかも」

伊織「えっ?
   じゃあ、どうしてすぐに助けてくれなかったのよ」

千早「敵の目をあざむくための
   作戦だったのかもしれないわ」

真「何だかんだいっても
  美希は絶対に、仲間を見捨てたりはしないからね」

伊織「ふ・・・ふん!
   全く、美希ってば
   素直じゃないわね!」

千早「伊織も
   人のことは言えないと思うけど・・・」

千早「『同盟』の如月千早です
   皆さんを助けに来ました」

ドイツの首相「ごくろうさま
       そして、ありがとう」

伊織「当然のことをしたまでよ」

イギリスの首相「私は、はやく国にかえりたいよ」

真「早くもどって、ゆっくり休んでください!」

中国の首相「人類は、キミらのみかただ
      これからは
      こころおきなく、戦ってくれ」

千早「やっと、この日が来たわ・・・!」

フランスの首相「今までの
        君たちの、くろうは知っている
        でも、これからは、だいじょうぶだ」

伊織「何だか珍しく
   苦労が報われた気分ね・・・」

真「全くだね、伊織」

アメリカのだいとうりょう「まさしく君らはアイドルだ
             地球にすむ
             すべての人びとにかわって
             礼をいおう」

千早「ありがとうございます、大統領
   これからも、どうかお気をつけて」

千早「これで、少しは状況が好転したかしら?」

真「千早、伊織
  社長からの通信だよ」

社長「コロニ—らっかポイントに
   みょうな動きが、見られる」

伊織「コロニーの落下ポイント?
   この間やよいと調べた時は
   ストーンサークルしかなかったのに・・・」

社長「くわしいことは
   れいの
   コロニ—のおちた場所にできた
  『しま』できいてくれ」

千早「わかりました、すぐに向かいます」

社長「よろしくたのむ」

真「はい!
  ボクらに、まかせてください!」

   イラターム どうめいしぶ

伊織「驚いたわね
   いつのまにか、小島が
   大陸になってるなんて」

真「海の底に沈んでた大陸が
  浮上でもしたのかな?」

ベルトーチカ「お待ちしていました」

千早「『同盟』の如月千早です
   あなたは?」

ベルトーチカ「わたしは『同盟』から、はけんされた
       ベルトーチカといいます」

伊織「春香から聞いたことがある名前ね
   以前、一緒に働いたこともあったらしいわ」

真「ふぅん・・・」

ベルトーチカ「ここで
       ムーの人びとと
       こうしょうをしているのです」

千早「ムーですって!?」

ベルトーチカ「そうなんです!」

伊織「伝説のムー大陸・・・
   まさか、実在していたなんてね」

ベルトーチカ「実は・・・
       ドーム都市をつくる
       テクノロジーについて
       教えてくれるようおねがいしたのですが」

真「ドーム都市だって!?
  ここの人たちって、すごい技術を持ってるんだなあ」

ベルトーチカ「ムーの民は
       協力してくれない上
       かなりおこっているようなのです」

千早「よそものが、気に入らないのかしら・・・」

ベルトーチカ「アイドルのみなさん
       なんとか、ムーの人たちから
       ドーム都市のテクノロジーを
       教えてもらえるようにしてください」

伊織「私たちで、説得できるかしらね?」

ベルトーチカ「おねがいします」

真「まあ、やれるだけはやってみますよ」

ベルトーチカ「ドーム都市ができるようになれば
       敵なんか、こわくないんですから」

千早「確かに、地球全体をドーム都市にできれば
   宇宙からの侵略におびえる心配は
   ないかもしれないわね」

千早「あら、あっちに四条さんもいるわね」

貴音「おや、おひさしぶりですね」

伊織「貴音
   あなたは宇宙にいたんじゃないの?」

貴音「人出がたりなくて
   ルナツーから、ムーの調査に
   まわされたのです」

真「そうなんだ
  それじゃあ、貴音もボクらと一緒に行こうよ!」

貴音「とりあえず
   ムーのテクノロジーを入手できるまで
   千早たちと、行動させていただきましょう」

「貴音」が
仲間になった!!

千早「四条さん
   こっちにあるカプセルって、もしや・・・」

「アミカプセル」と
「マミカプセルを
手に入れた!!

貴音「察しの通りです
   調整が完了したので
   持ってまいりました」

伊織「でかしたわ貴音!
   これで響だけじゃなくて
   真美と亜美も召喚できるわね!」

真「これで百人力だ!
  もうどんな敵がきても
  怖くないぞ!」

千早「さて、まずはムーの代表者に
   話しを聞きにいきましょうか」

   ムータターム しんでん おうのへや

千早「『同盟』の如月千早です
   ドーム都市のテクノロジーについてですが・・・」

ムーの王「だめだ、だめだ!」

千早「っ!?」

伊織「何よ、いきなり!」

ムーの王「いや、失礼
     つい、とりみだして・・・」

真「うーん、やっぱり
  あんまりよく思われてないみたいだなぁ・・・」

ムーの王「だが
     いくらあんたがたでも、だめですな」

貴音「なぜ、教えてはいただけないのでしょうか?」

ムーの王「われらのドーム都市は
     この神殿の女神ラ・ムーの、おくに
     その秘密がかくされているという
     いいつたえがあるのです」

千早「ラ・ムー・・・」

ムーの王「だが、女神ラ・ムーは
     われらの、守り
     われらの、心のささえ
     みだりに、さわることはおろか
     動かすことも、きんじられている」

伊織「うーん
   女神というか、女神像みたいなものかしら?」

ムーの王「だから
     ドーム都市のテクノロジーを
     あなたがたに、渡すことはできないのです」

真「なるほど、わかったようなわからないような
  わからないような・・・」

ムーの王「どうか、事情をさっして
     おひきとりくだされ」

貴音「ですが、ムーの王様
   このままでは、我らの地球が・・・」

ムーの王「しつこいの、おぬしたちは!
     なんど来られても
     ダメなものは、ダメなのじゃよ」

千早「・・・ここは一旦、帰るとしましょう
   失礼しました、王様」

   エラターム ひろば

伊織「聞く耳持たない!
   って感じだったわね
   どうする、千早?」

あやしい男「みんな、地上のやつらに
      だまされちゃいけない」

真「ん? あいつは誰だ?」

千早「街の人に、演説してるみたいだけど・・・」

あやしい男「ヤツらは、オレたちをだまして
      ドーム都市のテクノロジーを
      ぬすむつもりなんだ!」

貴音「何と!?
   わたくしたちは、そんなつもりはありませんよ!」

ムーの民「そんな事は、ゆるされない!」

ムーの民「そうだ、そうだ!」

伊織「まずいわね
   街の人が、口車に乗せられてるわ」

あやしい男「それに、テクノロジーは
      女神ラ・ムーに
      その秘密がかくされているという」

貴音「王様と、同じことを言っておりますね・・・」

あやしい男「女神ラ・ムーを地上のやつらに
      渡すわけには、いかない」

真「別にボクらは
  女神像自体を手に入れようとはしてないんだけどな・・・」

あやしい男「われわれの力でもある
      テクノロジーも
      渡せないってことだ」

貴音「ふぅむ・・・」

あやしい男「だから、いっそのこと
      地上のヤツらをおいだして
      前のように
      ムーの民だけで
      いきていこうではないか!」

ムーの民「そうよ!
     地上の人間なんて、信用できないわ!」

真「う・・・
  ひどい言われっぷりだな」

あやしい男「アイドルたちのたすけなど
      ありがためいわくなんだ
      そうはおもわないか!」

千早「これは
   少しマズい流れかもしれないわね」

真「どうしよう、千早
  乗りこんでいくかい?」

伊織「やめておいた方がいいわよ、真
   経験でわかるけど、こういう場面に殴りこんでも
   いい結果にはならないわ」

あやしい男「このムーに
      アイドルなど、必要ない!」

貴音「言われっぱなしと言うのも
   納得しかねますが
   仕方がないですね」

千早「ともかく、この件も含めて
   ベルトーチカさんに報告しましょう」

   イラターム どうめいしぶ

千早「ただ今戻りました
   報告しますが・・・」

ベルトーチカ「大変です!」

真「何かあったんですか!?」

ベルトーチカ「岩本博士が
       行方ふめいになったそうです」

伊織「岩本博士って
   昔、地みゃくの情報を教えにきてくれた、あの博士よね」

ベルトーチカ「なんでも
       『ムーの王にあいにいく』
       そういって、出て行ったきり
       まる2日も、すがたがみえなくて」

貴音「2日となると・・・心配ですね」

ベルトーチカ「もしかしたら
       ムーの人たちに
       つかまって殺されているかも・・・」

真「まさか!?
  いくらなんでも、そんなことはしないんじゃ?」

ベルトーチカ「ああ! そうだったら、どうしましょう!」

伊織「・・・耳に入ってないみたいね」

ベルトーチカ「ああ・・・
       博士が、心配だわ・・・」

貴音「ベルトーチカ殿
   自分の世界に入ってしまわれましたね」

千早「でも、ほおってはおけないわ
   博士を探しに行きましょうか」

   ノラターム しんりょうじょ

千早「さて今回は、どこから手をつけたものか・・・」

ムーの子供「あのね・・・」

伊織「あら、どうしたの?
   お姉さんたちに何か用かしら?」

ムーの子供「おはかには、オバケが、いるんだよ」

真「え、オバケ!?」

ムーの子供「こわいこえで
      『だしてくれぇぇぇぇぇぇ』って
      きこえてくるの」

貴音「そ、そ、それはま、ま、ま、まことですか!?」

貴音「ちちち千早、墓地の調査はやめておきませんか?」

千早「と言っても、他に情報もないし・・・
   私としては、行ってみたいんですけど」

貴音「で、ですが」

伊織「・・・貴音、何をそんなにおびえてるのよ」

真「ああ、そういえば貴音はオバケが苦手だったね」

千早「それなら、四条さんはここで待っていて下さい
   私たち3人で調べてきます」

貴音「・・・わかりました
   どうかお気をつけて・・・」

   ノラターム ぼち

千早「さて、ここが墓地だけど・・・」

岩本博士「だしてくれぇぇぇぇぇぇ」

伊織「ひっ!?」

真「うわっ、本当に聞こえたぞ!?」

千早「二人とも、落ち着いて
   ほら、むこうの墓石を見て」

伊織「え?
   あ、何だかぐらぐら動いてるわね」

真「下に、誰かがいるのかな?」

千早「墓石をどかして、
   中に入ってみましょう」

   ノラターム ぼちのなかのちかろう

伊織「いたわ!
   前に会った博士に間違いないわよ」

岩本博士「お・・・おほん」

千早「大丈夫ですか?
  『同盟』の如月千早です
   博士を助けにきました」

岩本博士「いや、とにかくたすかった」

真「どうして、こんな場所に?」

岩本博士「ムーのパワーを調べてたら
     ガラの悪い連中に
     つかまってしまってな
     わしとしたことが・・・」

真「ムーの人たちって、意外と乱暴なんだね・・・」

岩本博士「じゃが、手がかりはあったぞ」

千早「本当ですか?」

岩本博士「ムーのパワーとは
     ストーンサークルのことだったのだ」

真「ストーンサークルが、ムーの力?」

岩本博士「ほれ、世界中にあるイセキのことだよ
     それがここにもあって
     地球のパワーをひき出しているのだ」

伊織「そういえば確かに
   最初に見つけた小島にも
   ストーンサークルがあったわ」

岩本博士「そのパワーでドーム都市は
     守られている」

伊織「ふぅん・・・
   力の源は、意外と身近にあるものだったのね」

岩本博士「まあ、おどろくべきテクノロジーだな」

千早「でも、それがわかったところで、
   女神像の秘密を解き明かさないと
   ドーム都市は作れないわ」

真「うーん・・・
  あの王様、説得できるかな?」

岩本博士「それはともかく
     わしはもどることにするよ」

伊織「あ、悪かったわね
   こんな場所で話しこんじゃって」

岩本博士「なにしろ、ここにとじこめられて
     ずいぶん、ほったらかしにされたからな」

真「かれこれ2日でしたっけ
  ってことは当然・・・」

岩本博士「おなかが、ペコペコなんだ」

真「だよねー」

千早「私たちも、四条さんを迎えにいってから
   本部に引き上げましょう」

   イラターム どうめいしぶ

貴音「ただ今戻りました、ベルトーチカ嬢」

ベルトーチカ「岩本博士の救出
       ありがとうございます」

真「へへっ、どういたしまして!」

ベルトーチカ「ですが・・・
       実は、さきほど入った情報なのですが
       ムーは、われわれを
       『こくがいついほう』することを
       ケッテイしたそうなのです」

真「え?」

千早「何ですって?
   どうして急に?」

伊織「千早、あの王様に会いに行くわよ
   きっと、あそこで何かあったに違いないわ!」

   ムータターム しんでん おうのへや

千早「王様
   どうして我々の国外追放を決めたのですか?」

ムーの王「これを、見るのだ」

千早「これは・・・壊された女神像?」

真「ああっ、メチャクチャに破壊されてる!」

ムーの王「テクノロジーがほしくて
     とうとう女神像を
     こんなふうにしてしまったのだな」

真「違う、ボクらじゃない!」

ムーの王「もはや、ガマンできん!
     これいじょう、あなたがたに
     協力するわけにはいかない」

真「でも、これは誤解なんです!」

ムーの王「ムーから出ていってもらいたい!」

千早「まってください!」

伊織「そうよそうよ!」

貴音「少し落ち着いた方がよろしいかと」

真「え?」

千早「女神像が壊されて
   気が、どうてんしていては
   カンタンなトリックにも
   ひっかかってしまうものです」

伊織「その通りだわ」

貴音「しっかり見れば、わかることですよ」

真「?」

千早「ほら、これは
   ニセモノじゃないですか」

真「え?
  はい? ニセモノ??」

千早「ニセの女神像を壊しておいて
   私たちを、仲たがいさせようって
   そういう、こんたんなんでしょう」

真「ちょちょ、ちょちょちょちょちょっと!!」

真「3人とも、ちょっと待ってよ!
  ボクたち、女神像を見た事って
  一回もないよね!? ね!」

ムーの王「なんと!
     これはたしかにニセ物だ」

真「ええええええっ!?
  マジか? マジで?」

ムーの王「そうか・・・そういうことだったか」

真「マジだ・・・ったみたいだね・・・
  王様、納得しちゃったよ・・・」

ムーの王「たのむ!
     いままでの無礼は、おわびします
     なにもいわずに、本物の女神像を
     見つけてくだされ」

伊織「もちろん、そのつもりよ」

貴音「期待に添えられるよう、善処いたします」

ムーの王「どうか、いっこくもはやく
     女神像を、われらの手に!」

真「・・・あのさあ、3人とも」

伊織「どうかしたの、真?
   そんなヘンな顔して?」

真「どうして、壊されてた女神像が
  ニセモノってわかったの?」

貴音「透き通った心を持ってすれば
   この程度は造作もありません」

千早「ああいう風に言えば、
   何とかなる気がして・・・」

伊織「女のカンってヤツね」

真「・・・・・・」

ムーの王「『女神像』を!
     いっこくもはやく!
     われらの手に!」

真「うわびっくりした!
  わかってます、わかってますよ!」

   ノラターム しんりょうじょ

千早「さて、今の所一番怪しいのは
   広場で演説してたあやしい男よね」

貴音「ええ、見るからにあやしい様子でした
   もしや、ショッカーの輩なのでは?」

伊織「何とか
   足取りがつかめないかしら?」

真「あ、看護師さんが向こうから来るよ?」

働き者のかんごふさん「あなたがたが
           正義の味方だって
           信じてたわ」

貴音「おや
   信じていただき、ありがとうございます」

働き者のかんごふさん「しゅうかい所で、話をしていた男を
           ごぞんじですか?」

千早「ええ
   何か知っているんですか?」

働き者のかんごふさん「その男を、つけてみたら
           ムーのだいじんの家に
           入っていったの」

真「働き者なのに、尾行・・・」

働き者のかんごふさん「これは、なにかあるわよね」

伊織「全く同感ね
   さっそく行くわよ、みんな」

貴音「目指すは大臣の家、ですね」

   イラターム だいじんのいえ

真「あっ!
  誰かが壁の向こうに消えていったよ!」

貴音「それでは、壁を調べてみるとしましょうか」

伊織「千早、何か見つかった?」

千早「こんなところに
   ぬけ道が・・・」

伊織「本当だ!
   奥が通路になっているわ!

千早「あの、あやしい男は
   ここを通っていったのね」

貴音「それでは、追撃といたしましょう
   準備はよろしいですか?」

真「まかせてよ、貴音!」

   イラターム だいじんのいえ かくしつうろのおく

真「そこで何をしている!」

あやしい男「ふっふっふ・・・」

千早「正体を現しなさい!」

あやしい男「『女神像』は、ここにある
      ほしくば、わたしを倒すことだ
      このマグマ星人をな!」

伊織「言われなくても、そうさせてもらうわ!」

貴音「覚悟!」

マグマ星人が、あらわれた!

貴音「それでは、さっそく試してみましょうか
   亜美、出番ですよ!」アミカプセルをつかった!

亜美「やっと出番だね! アミパーンチ!」マグマに462のダメージ!

千早「さすがの威力ね
   真美、続けてお願い!」マミカプセルをつかった!

真美「待ちくたびれちゃったよ! マミパーンチ!」マグマに602のダメージ!

真「ヒュウ! さすがだね!」

マグマ「Crush」

貴音「つうっ!」貴音に63のダメージ!

伊織「貴音、大丈夫?」

真「よくも貴音を! りゅうのけんを受けろ!」マグマに183のダメージ!

伊織「一気に決めるわよ! バイオライダーチェンジ!」

伊織「怒りの一撃をくらいなさい! バイオフォーム!」マグマをやっつけた!

458のけいけんちをえた!

千早「女神像は返してもらうわ」

あやしい男「・・・これで勝ったとおもうな!」

伊織「何よ、負け惜しみ?」

あやしい男「わたしたちの仲間は
      どんな人間にでも、ばけられる」

真「・・・何が言いたい?」

あやしい男「たとえそれが
      ムーのだいじんであろうともな!」

貴音「・・・!?
   いけません!
   大臣に化けた敵は、きっと王様のそばにいます!」

伊織「何ですって!?」

あやしい男「『女神像』はとられたが
      ストーンサークルの力は
      われらのものだ!」

千早「くっ!
   やっぱり目的は、ムーのテクノロジーだったのね!」

あやしい男「・・・げふっ!」

『女神像』
を、手に入れた!!

真「急いで、王様の所へ行こう!」

伊織「そうね!」

貴音「手遅れにならないうちに!」

   ムータターム しんでん おうのへや

千早「王様、大丈夫ですか!」

ムーの王「おのれ・・・」

伊織「平気よ、ケガはないみたい」

ムーの王「宇宙人がだいじんに、ばけていたとは」

真「!
  やっぱりマグマ星人の言ったことは、本当だったのか!」

ムーの王「・・・
     こ、このままでは
     ストーンサークルの秘密を
     やつらに知られてしまう」

貴音「敵の居場所はどちらですか?」

ムーの王「さあ、すぐに行ってくれ
     ストーンサークルの間へ・・・」

千早「ストーンサークルの間ですね?
   急ぎましょう、みんな!」

   ムータターム しんでん ストーンサークルのへや

伊織「いたわ、きっとアイツよ!」

エージェント「やはり、マグマ星人を
       倒してきたか」

真「覚悟しろ、次はお前の番だ!」

エージェント「おまえたちの力を
       みくびっていたかもしれんな・・・」

貴音「だとしたら、どうするというのです?」

エージェント「いいだろう
       わたし、自ら
       お前たちの、相手をしてくれよう」

千早「う・・・?
   気をつけてみんな!
   この敵の威圧感、ハンパじゃないわ!」

エージェント「ストーンサークルの力を、わが物とし
       宇宙のバランスを、破壊する人類を
       滅亡させるシステムを発動させるために」

エージェントが、あらわれた!

エージェント「Woosh」

千早「きゃあああああっ!?」千早に136のダメージ!

真「千早っ!? 大丈夫かっ!?」

千早「え、ええ・・・
   何とか」

伊織「こいつ・・・強い!」

貴音「今までの相手とは、れべるがまるで違います!」

千早「でも、ここで負けるわけにはいかないわ!
   全力でいくわよ!」

千早「狭い空間でガンダムは使えない・・・
   でも真美なら!」マミカプセルを使った!

真美「がってんしょうち! マミビーム!」エージェントに613のダメージ!

真「続けて頼むよ、亜美!」アミカプセルを使った!

亜美「まかせてまこちん! アミビーム!」エージェントに432のダメージ!

貴音「これで参ります! ハンディショット!」エージェントに359のダメージ!

伊織「出し惜しみしてる場合じゃなさそうね! バイオライダーチェンジ!」

伊織「バイオフォーム!」エージェントに1060のダメージ!

千早「真美、もう一度お願い!」マミカプセルを使った!

真美「りょーかいだよ! マミキーック!」エージェントに599のダメージ!

貴音「響、任せましたよ!」ヒビキカプセルを使った!

響「うがー! ヒビキカッター!」エージェントに333のダメージ!

エージェント「Woosh」

真「当たるかあっ!」真はこうげきをかわした!

伊織「スパークカッター!」エージェントに546のダメージ!

真「これでどうだっ! ムーンサルトォ!!」エージェントをやっつけた!

980のけいけんちをえた!

千早「やったの、真?」

真「いや
  正直、あんまり手ごたえがなかったんだ
  逃げられちゃったかも・・・ゴメン」

伊織「だとすると、
   そのうちまた
   戦うことになるかしらね・・・」

貴音「何やら意味深な発言を
   しておりました・・・
   気になりますね」

伊織「でも、ストーンサークルは守れたわ
   今回は、それでよしとしておきましょうよ」

千早「そうね
   それじゃあ改めて
   女神像を王様に返しにいきましょう」

   ムータターム しんでん おうのへや

千早「王様、ストーンサークルは守りました」

伊織「これが取り返した、女神像よ」

ムーの王「おお!
     女神像をとりもどしてくれたのか!
     ありがとう
     ありがとう」

真「わわわっ!?
  王様、そんなに頭を下げないでくださいってば!」

伊織「全く
   やることが極端すぎるのよ
   ここの王様は・・・」

ムーの王「どうか、いままでの無礼は
     みずに、ながしてくれまいか」

貴音「もちろんわたくしたちは、そのつもりですよ」

ムーの王「もし、ゆるしてもらえるなら
     よろこんで
     ドーム都市のテクノロジーを
     お教えしよう」

千早「本当ですか?
   ありがとうございます、王様」

『女神像』を
渡した

千早「とりあえず、
   これにて一件落着
   かしら?」

P「女神像は無事に王のもとにかえされた」

P「新たな敵『エージェント』とは
  なに者なのだろう?
  そして、その『もくてき』とは?」



人類滅亡まで
  あと
 28億人
               つづく

P「赤いガンダムのしゅつげん!
  シャアの攻撃が、地球をおそう」

P「コロニ—レーザーは
  地球にむけられている!」

P「アイドルたちよ
  死のカウントダウンをとめよ!」

P「はたして
  アイドルたちは、地球を救えるのか?
  地球を、守る事はできるのか?」

P「運命は、彼女たちの手にかかっている
  TO BE CONTINUED!」

     第7話 THE LIGHT OF EXTINCTION

   かとくたいきち

千早「ムーの代表と、話しはつきました
   ドーム都市のテクノロジーを
   提供してくれるそうです」

伊織「ん? 通信みたいよ」

シャア『わたしは、ネオジオンそうすい
    シャア・アズナブルだ!』

貴音「赤いすいせいのシャア!?」

真「ボクらに何の用だ!」

シャア『諸君らに、ケイコクしよう
    いまから24時間後
    人類は神のさばきを、うけるだろう』

千早「神の裁きですって・・・?」

シャア『コロニ—レーザーによる、地球攻撃だ!』

真「何だって!?
  コロニーレーザー!?」

伊織「そんなものを撃たれたら
   地球はただじゃ済まないわ!」

シャア『もはや、とめるものは、なにもない
    だれにも、とめられないのだ!』

貴音「・・・通信が切れました」

律子「きいてのとおりよ、千早」

千早「ええ、わかっているわ」

律子「すぐに、ホワイトベースで
   宇宙に、とんでちょうだい」

千早「ホワイトベース・・・
   春香がジャブローで守った、連邦軍の戦艦ね」

律子「そして、コロニ—レーザーを
   破壊するのよ」

千早「残された時間は24時間・・・
   時間がないわね」

貴音「わたくしも参りましょう
   ムーとの交渉が終わり次第
   戻る予定でしたので」

伊織「なら、地球は私たちに任せなさい
   ショッカーや宇宙人が、この隙を
   狙ってくるかもしれないわ」

真「やよいとも、合流しないといけないしね
  宇宙は千早たちに頼んだよ」

千早「わかったわ
   伊織、真、気をつけてね」

貴音「千早
   春香がジャブローで使っていた
   ガンダムF−91、修理が終わったそうですよ」

千早「それはありがたいわ
   遠慮なく使わせてもらいましょう」

   かとくたいきち かくのうこ

千早「お待たせしました、メカニックさん」

ビートルのメカニック「ルナツーへ、むかいます」

貴音「この方はビートルだけでなく、ホワイトベースも
   操縦できるのですね」

ビートルのメカニック「出発しますか?」

千早「はい
   よろしくお願いします」

   ルナツー しれいしつ

千早「おまたせしました、基地司令」

基地司令「すでに、きいているだろう」

貴音「はい
   赤いすいせいから、直接通信が入りました」

基地司令「なんとしてでも、コロニ—レーザーを
     うたせては、ならない」

千早「こちらはどういう状況ですか?」

基地司令「今、あずさ君と雪歩君が、情報をあつめているが
     コロニーを、見つけるのが
     さきだ」

千早「では
   まだコロニーレーザーの場所は判明してないのですね」

貴音「わたくしたちも、あずさと雪歩に協力して
   コロニーのありかを探りましょう」

   ルナツー パイロットしつ

千早「どう? 見つかった?」

雪歩「全然だめですぅ・・・」

あずさ「普通のレーダーには、引っかからないのかしら」

貴音「なんということでしょう!
   これだけ、さがしても
   見つからないなんて
   いったい、どうすれば」

千早「まずいわね・・・時間がどんどん過ぎていくわ」

貴音「それに、このコロニーでは
   シャアを、支持する人間が多いようです」

あずさ「かなりの数の兵士を、ネオ・ジオン軍に引き込んだそうよ
    すごいカリスマの持ち主ね」

貴音「いったい、どうすればいいのでしょう!」

雪歩「そうだ!
   ニュータイプのカミーユさんなら
   何かわかるかもしれないですよ!」

   ルナツー いむしつ

雪歩「ちょっと、話しかけるのは気がひけるけど・・・」

千早「あの・・・カミーユ少尉
   大変申し訳ありませんが・・・」

カミーユ「赤いガンダムを、倒してはいけない
     ボクらの・・・
     たいせつな・・・
     仲間なんだから・・・」

あずさ「赤いガンダム、ですか?」

貴音「はて、そのような色のガンダムとは
   戦った記憶がありませんが・・・」

カミーユ「くらやみから、あの人が
     よんでいる・・・
     たすけを、もとめてる・・・」

千早「あの人?
   カミーユ少尉
   あの人とは、誰のことです?」

あずさ「・・・あらあら
    眠ってしまったようね」

貴音「何やら、気になる発言でしたが・・・」

雪歩「うーん、コロニーレーザーのことは
   何もわからなかったですぅ」

千早「仕方がないわ
   ここはレーダーを頼らずに
   直接宇宙空間を探すとしましょう」

   うちゅうくうかん   201コロニーきんぺん 

千早「ん? 
   みんな、あそこを見て!」

あずさ「どうしたの、千早ちゃん・・・あら?
    あの一帯、星が1つも見えないわねえ」

貴音「行ってみるとしましょう
   いかにも、怪しげな雰囲気です」

雪歩「待って!
   あっちに何かいるよ!」

Gキラー「!!」

千早「赤い色の、ガンダム?」

あずさ「もしかして
    カミーユさんが言っていたガンダムかしら・・・?」

Gキラー「『同盟』か・・・
     いがいにはやかったわね」

貴音「その口ぶり、やはりここにコロニーが!?」

Gキラー「もうコロニーの
     場所をさがしあてるとは」

雪歩「ここで大当たりみたいだね
   さすが、千早ちゃん!」

Gキラー「しかし
     かくれているコロニーを
     どーやって、見つけるの?」

千早「くっ
   それは・・・」

あずさ「千早ちゃん、赤いガンダムが襲ってくるわ!」

ガンダムキラーが、あらわれた!

Gキラー「Crush」

雪歩「あわわわっ!」雪歩はこうげきをかわした!

千早「F−91で相手になるわ! ビームランチャーれんぞくうち・・・」

貴音「お待ちなさい、千早!
   先ほどのカミーユ殿の言葉が、気になります!」

千早「っ!」

あずさ「倒してはいけないって、言ってたけれど・・・」

Gキラー「Crush」

あずさ「きゃあっ!」あずさは33のダメージ!

Gキラー「Crush」

貴音「あうっ!」貴音は34のダメージ!

千早「素早い!
   防戦一方じゃ、こっちがやられてしまうわ!」

雪歩「あれ?
   千早ちゃん、赤いガンダムの動きが止まったよ!?」

Gキラー「命びろいしたわね」

千早「どういうつもりなの?」

Gキラー「きんきゅうコールが、来なければ
     とどめをさしたのだけど・・・」

貴音「どうやら
   引いてもらえるようですね」 

Gキラー「律子さんに、つたえておきなさい
     かならず、人類を、破滅させるとね」

雪歩「!!
   律子さんを知っている?」

千早「待って!
   あなたには、まだ聞きたいことが・・・」

   シュン

あずさ「行ってしまったわね
    あの速さでは、とても追いつけないわ・・・」

千早「なんて、すばやい、動きなの!」

雪歩「今のガンダムの動き、ウルトラキラー・・・じゃなくて
   プロデューサーみたいだったよ」

千早「赤いモビルスーツ?
   赤いガンダム?」

あずさ「・・・もしかして」

千早「シャアなの!?
   ばかにして!!」

あずさ「・・・あの〜、千早ちゃん
    それはないと思うわよ?」

貴音「口調が、明らかに女性のものでしたね」

千早「赤いガンダムは、私たちの仲間
   カミーユさんは、そう言ってたけど・・・」

雪歩「私たちの仲間で、今行方がわからないアイドルは・・・
   !!」

千早「もしかして・・・はr」

貴音「話は後にするとしましょう
   隠されたコロニーの件を、報告しなければなりません」

   ルナツー しれいしつ

雪歩「あ、イデ隊員がいますぅ」

千早「イデ隊員
   隠されているコロニーを、見つけ出せませんか?」

イデ隊員「コロニーが、かくされてる・・・・?」

あずさ「場所は、201コロニーの近くなんですけど」

イデ隊員「たしかに、その場所で
     重力の変動が見られる・・・・」

貴音「重力変動・・・面妖な」

イデ隊員「と、すると
     もしかしたら
     亜空間にでも、かくれているのかも・・・」

雪歩「亜空間ですか!?
   そんな所に隠されたら、どうしようもないですよぉ!」

イデ隊員「でも、だいじょうぶ!」

千早「何か手があるんですか?」

イデ隊員「そんなこともあろうかと
     『亜空間センサー』と
     『亜空間ジェネレーター』を
     つくっておいたんだ!!」

あずさ「あらあら、準備がいいですね
    助かるわ〜」

雪歩「すごいですぅ!」

イデ隊員「さあ!
     もってってくれ!」

『亜空間センサー』と
『亜空間ジェネレーター』を
手に入れた!!

貴音「それではもう一度、先ほどの場所に参りましょうか」

   うちゅうくうかん   201コロニーきんぺん 

雪歩「確か、このあたりだったよね」

千早「『亜空間センサー』に
   はんのうがあったわ!!」

あずさ「イデ隊員の発明品はさすがね〜」

貴音「どうやら、コロニーのようです」

雪歩「それじゃあ、今度は
   『亜空間ジェネレーター』
   を使いますぅ」

     ゴゴゴゴゴゴゴゴ

千早「やった!
   コロニーが、あらわれたわ!!」

あずさ「急ぎましょう、千早ちゃん
    おそらく、あんまり時間はないはずよ」

貴音「そうですね
   それに早くしないと
   シャアに逃げられてしまうかもしれません」

   コロニ—レーザーないぶ しれいしつ

千早「見つけたわ、シャアよ!」

シャア「わざわざ、ここまで来て
    ごくろうだったな」

雪歩「あっ、向こうに逃げました!」

貴音「お待ちなさい!」

あずさ「逃がさないですよ!」

千早「くっ、まん中のテーブルが邪魔!」

あずさ「ところで私たち
    どうして全員で、同じ方向から追いかけてるのかしら?」

貴音「はっ!
   確かに、手分けして追いつめればよかったのでは・・・」

雪歩「ああっ?
   入口まで行かれちゃいましたよぉ!」

千早「くっ・・・
   でも、コロニ—レーザーの司令室はおさえたわよ!」

シャア「ざんねんだが
    このコロニーは
    本物のコロニ—レーザーではない」

あずさ「ええっ!!」

貴音「何と!?」

シャア「お前たちを、おびきよせる、ワナさ
    本物の、コロニ—レーザーは
    べつの所で、スタンバイしている」

雪歩「ううっ・・・
   やり方が汚いですぅ!」

シャア「まったく
    いつまでたっても、お人よしな連中だ
    だから、おろかな人間どもに
    いいように使われるのだ!」

貴音「しまった!
   シャアに逃げられました!」

千早「とにかく、こうしてはいられないわね
   早くここから出ましょう!」

雪歩「千早ちゃん、入口は!?」

千早「だめ
   びくともしない!」

あずさ「みんな、こっちに来てみて
    ここに隙間があるみたいよ?」

千早「ここから脱出できるかもしれないわ!」

雪歩「・・・?
   何かヘンな音が聞こえませんかぁ?」

千早「・・・・・・はっっ!!
   きけんよ」

貴音「どうやら、そのようですね!」

千早「もうすぐ、このコロニーが爆発するわ!
   いそいで!!」

   うちゅうくうかん 201コロニー きんぺん

    カッ ドォーン

千早「間一髪だったわね・・・」

あずさ「司令官さんから、連絡みたいね」

基地司令『きんきゅう通信! きんきゅう通信!
     ネオ・ジオンのコロニ—レーザーが
     地球を攻撃している!』

貴音「!
   まだ、24時間は経っていないというのに!」

基地司令『もっかのところ、ルナツーのぜん戦力を
     コロニ—レーザーに、むけている
     諸君らも、ただちに来てくれ!』

雪歩「向こうに光が・・・
   きっと、方角はあっちですぅ!」

   うちゅうくうかん ホンモノのコロニ—レーザー

千早「なにか、いる!」

あずさ「巨大なロボットかしら?」

貴音「どうやら
   ネオ・ジオンの兵器のようですね」

雪歩「倒さないと
   コロニ—レーザーに入れないですぅ!」

千早「やるわよ、みんな!」

雪歩「了解だよ、千早ちゃん!」

αアジールが、あらわれた!

千早「ライフル、ラストシュート!」αアジールに297のダメージ!

貴音「そこです! エメリウム光線!」αアジールに231のダメージ!

雪歩「たあっ! きゅうこうかゲリぃ!」αアジールに374のダメージ!

あずさ「えい! フラッシュ光線よ!」αアジールに366のダメージ!

αアジール「Crush」

貴音「あぐうっ!」貴音に90のダメージ!

千早「なかなかのパワー・・・
   油断はできないわね!」

あずさ「回復するわね、メディカル!」貴音はぜんかいふくした!

貴音「助かりました! 行きなさい、亜美!」アミカプセルをつかった!

亜美「宇宙でもどうってことないかんね! アミキーック!」αアジールに455のダメージ!

千早「もう一息ね、パワースラッシュ!」αアジールに164のダメージ!

雪歩「これでどうですか? ダークシューターぁ!」αアジールをやっつけた!

562のけいけんちをえた!

雪歩「やりましたぁ!」

   ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

あずさ「ああっ、コロニ—レーザーが!」

   カッ ビシューン

千早「くっ、間に合わなかった・・・」

貴音「一発、撃たれてしまいましたね・・・」

千早「とにかく、中に入って司令室を押さえましょう!」

   ホンモノのコロニ—レーザー しれいしつ

千早「人が倒れてるわ・・・」

雪歩「さっきのロボットを
   操縦してた人でしょうか?」

ネオ・ジオン兵「ソロモンがあるかぎり・・・・
        ネオ・ジオンは・・・・
        ふ、ふめつ・・・・だっ!」

千早「・・・」

貴音「ソロモン
   どうやら、ネオ・ジオン軍の本拠地のようですね」

あずさ「そこに
    シャアもいるのかしら?」

雪歩「もう二度と
   こんなことをやらせちゃダメだよね」
   
千早「ええ
   シャアとの決着を、つけに行きましょう」

   うちゅうくうかん ホンモノのコロニ—レーザーのそば

千早「それじゃあ、さっそくソロモンに・・・」

   ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

雪歩「はうっ!?」

貴音「コロニ—レーザーに、エネルギーが!?」

千早「そんなバカな!?
   司令官は、もう倒したはずじゃ・・・」

   カッ ビシューン

雪歩「ああっ、もう一発撃たれちゃいましたぁ!」

あずさ「・・・もしかして、
    自動制御装置が組み込まれていたのかしら」

貴音「そういえば司令室に
   怪しげなあかいスイッチがあった気がしましたが・・・」

千早「く・・・司令室を押さえて満足してしまったのは
   失敗だったわね・・・」

   ソロモン かくのうこ

雪歩「何とか、忍び込めましたぁ・・・」

デナン・ゾン「はははっ!」

貴音「気を引き締めましょう
   さっそく敵です!」

デナン・ゾン「ネオ・ジオンも、これでおしまいよ」

千早「え?
   こいつら、ネオ・ジオン軍じゃない?」

デナン・ゾン「きさまら、アイドルも、もうすぐ
       われわれクロスボーン・バンガードの前に
       ひれふすのだ!」

あずさ「クロスボーン・バンガード・・・?」

貴音「とにかく、撃退するとしましょう!」

デナン・ゾンAが、あらわれた!
デナン・ゾンBが、あらわれた!
デナン・ゾンCが、あらわれた!
デナン・ゾンDが、あらわれた!

雪歩「ここはまかせてください! エネルギーほうしゃぁ!」デナン・ゾンAをやっつけた!
                            デナン・ゾンBをやっつけた!
                            デナン・ゾンCをやっつけた!
                            デナン・ゾンDをやっつけた!

373のけいけんちをえた!

貴音「お見事です、雪歩」

千早「クロスボーン・バンガードですって?
   いったい、なに者なの?
   新しい敵、なのかしら?」

雪歩「ネオ・ジオンがおしまいだって
   言ってたよね・・・」

あずさ「いったい、どういうことなのかしら?」

千早「とにかく、奥に進みましょう」

   ソロモン しりょうしつ

千早「・・・内部はボロボロね」

あずさ「さっきのクロスボーン・バンガードの
    しわざなのかしら・・・」

貴音「ふむ・・・?
   何やら面妖な気配が・・・」

   シュンッ

雪歩「わわっ!
   ヘンな円盤ですぅ!」

千早「これも
   クロスボーン・バンガードの
   兵器なのかしら?」

あずさ「襲ってくるわ!
    油断しちゃだめよ!」

バグAが、あらわれた!
バグBが、あらわれた!
バグCが、あらわれた!
バグDが、あらわれた!

貴音「それでは今度はわたくしが! ブーメランスロー!」バグAをやっつけた!
                           バグBをやっつけた!
                           バグCをやっつけた!
                           バグDをやっつけた!

106のけいけんちをえた!

あずさ「さすがねぇ、貴音ちゃん」

千早「これは・・・」

雪歩「何かみつかった?」
   
千早「ストーンサークルの、資料!
   なぜ、ネオ・ジオンが
   こんな物を・・・」

貴音「千早、向こうにも何かがあるようです」

千早「あら? このスイッチは・・・」

あずさ「さっきみつけた
    エレベーターの起動スイッチかしら?」

雪歩「千早ちゃん
   資料の最後に、何か書かれてるよ?」

千早「ちょっと待って、ええっと・・・」

雪歩「・・・」

千早「ストーンサークル
   だれが、それをつくったのか
   われわれの、テクノロジーでは
   カイメイはできない・・・」

雪歩「これ、誰かの手記なのかな?」

千早「しかし、ストーンサークルに
   かくされた、力を、発見した
   これを使えば
   ヤツらのいいなりになる必要はない」

あずさ「ヤツらって、誰のことかしら・・・」

千早「われわれ、人類だけが
   この力を、自由に、使いこなせるのも
   さきでは、ないはずだ」

貴音「確かに、ドーム都市の技術は
   素晴らしいものでしたが・・・」

千早「人類の、さらなる進化のために
   すべての力を、かたむけるのだ」

雪歩「うまくは言えないけど
   何だか
   考え方が危険な気がしますぅ・・・」

   ソロモン しれいしつ

千早「ここにも、シャアはいない・・・」

ネオ・ジオン兵「シャア大佐は・・・
        ご無事ですか?」

あずさ「この兵士、まだ息があるみたいだわ・・・」

ネオ・ジオン兵「あの人さえ、無事ならば・・・
        われわれのきぼうが、たえることはない」

貴音「この兵も、クロスボーン・バンガードに
   やられたのでしょうか?」

ネオ・ジオン兵「あと少しで、グラナダは
        われわれの物と、なるはずだったのに・・」

雪歩「グラナダ・・・?」

ネオ・ジオン兵「グラナダだ・・・・
        グラナダへ行け・・・ガクッ」

雪歩「四条さん
   グラナダって、何か知ってますかぁ?」

貴音「月に作られた、都市のことだと思われます」

あずさ「そのグラナダに、何か秘密があるのかしら?」

貴音「さあ・・・
   そこまでは、わたくしには何とも・・・」

千早「結局、シャアは見つからなかったわね」

貴音「どの道、拠点がここまで破壊されては
   ネオ・ジオン軍もおしまいでしょう」

あずさ「何だか、釈然としないわね・・・」

雪歩「あのぉ・・・
   とりあえず、ルナツーに報告へ戻りませんか?」

   ソロモン かくのうこ

千早「待って、みんな!
   あそこに何かいるわ」

キュベレイ「なぜだ? われわれは正しかったはずだ」

雪歩「真っ白いロボットですぅ・・・」

貴音「そういえば、
   赤いすいせいを連れていったのは
   白い機体だった、との報告を受けましたが」

キュベレイ「われわれが、地球を支配すれば
      人類には
      かがやかしい・・・
      み、みらい・・・
      あったはず・・・」

あずさ「損傷がひどいわ
    これじゃ、もう手の施しようが・・・」

キュベレイ「われわれが、滅びるのも
      ヤツらの、計画なのか?
      われわれが
      最も、ヤツの計画に・・・・」

『せいめいたんちき』カラ
ハンノウ ガ ナクナリ マシタ」

雪歩「あぅ・・・
   動きが止まっちゃった・・・」

千早「野心あるものは、別の野心あるものに滅ぼされる・・・か」

あずさ「千早ちゃん、後ろ!」

千早「え?
   !!」

雪歩「赤い色のザク!」

シャア「『同盟』の諸君
    これは、よそうがいの事だ」

貴音「シャア!」

シャア「クロスボーン・バンガード
    どこに
    これだけの戦力をかくしていたのだ?」

あずさ「やっぱりここを破壊したのは
    クロスボーン・バンガードだったのね・・・」

シャア「われわれが、ジオンを滅ぼしたように
    ヤツらが、ネオ・ジオンを滅ぼすのか?」

千早「どうやら、そういうことみたいね」

シャア「もう、キサマたちも、きづいていよう
    このバカげた、戦いが
    なに者かに、しくまれた事だと!」

雪歩「な!?」

シャア「ジオンも、ショッカーも、宇宙人も
    すべて、そいつが
    ウラから、あやつっていたのさ」

あずさ「何ですって・・・?」

シャア「そして、このわたしですら
    計画の一部にすぎなかった・・・・」

千早「・・・悪いけど、同情はできないわ
   コロニーを使って、地球を破壊した
   あなたにはね」

シャア「しかし、わたしは負けん
    必ず、ニュータイプの世界を
    この手で、きずいてみせる」

   ダッ

雪歩「あっ、また逃げちゃいましたぁ!」

千早「別に構わないわ
   どうせもう、何もできはしないだろうし」

あずさ「これでネオ・ジオン軍は壊滅したけど
   事件の黒幕って・・・?」

貴音「もしや
   この間ムーで戦った・・・」

千早「あいつ・・・なのかしら・・・?」

   ルナツー

千早「ネオ・ジオンとの決着はつきました」

基地司令「そうか・・・
     ネオ・ジオンは、壊滅したか」

あずさ「シャアは逃がしてしまいましたけれど・・・」

基地司令「地球からの通信によると
     コロニ—レーザーで
     多くの人びとが、亡くなったそうだ」

貴音「申し訳ありません・・・
   わたくしたちの行動が
   至らなかったばかりに・・・」

基地司令「しかし、フシギな事に
     ショッカーたちの基地が
     ありそうな場所が
     てってい的に破壊されたらしい」

雪歩「え?
   ショッカーの基地が
   狙われたんですか?」

千早「シャアにも
   何か考えがあったのかしら?」

基地司令「それにしても
     ストーンサークルで、守られた都市は
     まったく、ヒガイが無かったそうだ・・・」

あずさ「まぁ、それはなによりです!」

基地司令「ムーのテクノロジーは、すばらしい!」

貴音「ドーム都市のテクノロジーが
   早く地球全体に広まるといいですね」

雪歩「それにしても、クロスボーン・バンガードが
   気になりますぅ」

千早「そうね
   まさかここにきて、新たな敵が現れるなんて・・・」

   ルナツー オペレータールーム   

あずさ「あら?
    ジェミーさん
    変な顔して、どうしたんですか?」

オペレーターのジェミー「サイド6から、連絡があったんですが
            とちゅうで、きれてしまったんです
            最近、こういうのが、多いんですよね」

貴音「ふむ・・・
   妙ですね」

雪歩「千早ちゃん、行ってみない?」

千早「ええ
   何か、悪いことが起こっている気がするわ」

   617コロニー コントロール

千早「ずいぶん空気が冷たいような・・・?」

クロスボーン兵「サイド7、サイド5、サイド4・・・・
        てっかめん様も
        人使いが、あらいよな」

雪歩「あっ、誰かいるよ!」

クロスボーン兵「・・・・・
        し、しまった!」

貴音「そこで何をしているのです!」

クロスボーン兵「見つかった!
        『同盟』の、連中か!!」

あずさ「気をつけて!
    クロスボーン・バンガードよ!」

デナン・ゾンAが、あらわれた!
デナン・ゾンBが、あらわれた!
デナン・ゾンCが、あらわれた!
デナン・ゾンDが、あらわれた!

千早「一撃で仕留める! ニュータイプシュート!」デナン・ゾンAをやっつけた!

あずさ「響ちゃん、お願いね!」ヒビキカプセルをつかった!

響「久しぶりの出番だな! ヒビキスラッシュ!」デナン・ゾンBをやっつけた!

貴音「こちらはこれです! スパイラルビーム!」デナン・ゾンCをやっつけた!

雪歩「やあっ! 2だんキックぅ!」デナン・ゾンDをやっつけた!

68のけいけんちをえた!

貴音「大した敵ではありませんでしたね」

千早「あ!!
   コロニー内の、コントロールが
   くるわされているわ!」

あずさ「クロスボーン・バンガード・・・
    民間のコロニーにまで
    手を出すなんて」

千早「これじゃあ、さむくて
   みんな、凍ってしまうわ」

雪歩「千早ちゃん、なおりそう?」

千早「・・・・でも
   ・・・これで
   だいじょうぶっと!」

雪歩「ホント?
   よかったぁ・・・」

   ルナツー しれいしつ

千早「今回の件は
   ネオ・ジオンを壊滅させた
   クロスボーン・バンガードのしわざでした」

基地司令「なるほど・・・・」

雪歩「コロニーの気温を
   狂わせてたみたいですぅ」

基地司令「コロニーのコントロールを・・・」

あずさ「敵の口ぶりからは
    ほかのコロニーも狙われているみたいですが・・・」

基地司令「これは、なにかあるかもしれんな
     よし!
     サイド7へ、行ってみたまえ」

貴音「承知いたしました
   わたくしたちにおまかせを!」

基地司令「ホワイトベースは
     いったん、地球に
     おろさなければならないから
     サラミスを使ってくれたまえ」

あずさ「サラミス・・・
    紫色をした、連邦軍の巡洋艦ですね」

千早「一難去って、また一難・・・ね」

貴音「果たしてこの戦いは
   いつ終わりを迎えるのでしょう?」

あずさ「そういえば・・・」

貴音「どうしました、あずさ?」

あずさ「ネオ・ジオンは滅んだけど
    最後まで、赤いガンダムは
    姿を見せなかったわ・・・」

千早「・・・
   そうだったわね」

雪歩「・・・
   ・・・
   春香ちゃん・・・」

P「地球のダメージは、けして少なくない
  この戦いで
  多くの命がきえた事だろう」

P「クライマックスは、ちかづいている」

P「だからこそ、アイドルは戦うのだ
  クライマックスにむかって
  アイドルの乗る、ふね、がゆく・・・」

人類滅亡まで
  あと
 21億人
               つづく

P「いよいよ 決戦せまる!」

P「おとずれるその時は
 『地球最後の日』となるのか?
  それとも『勝利の日』となるのか?」

P「くるしかった戦いの日びを、むね、に
  アイドルたちは、つきすすむ!

P「運命は、彼女たちの手にかかっている
  TO BE LAST CONTINUED」

   第8話 THINGS TO COME

   ニューヨーク プラザホテル

伊織「やよい、向こうに行ったわよ!」

真「よし、追いつめたぞ!」

やよい「これで『THE END』です!
    カンネンしてください!」

りょこうしゃ「もう少しで
       計画も、うまく行くところであったのに
       人間に化けて、地球を支配するのは
       やはり無理であったか
       しかし!」

真「あっ、変身したぞ!」

伊織「やっぱり宇宙人だったのね!」

あやしい男「われわれにも、使命がある
      負けるわけには、いかんのだ!」

やよい「気をつけて、ガッツ星人です!」

ガッツ星人Aが、あらわれた!
ガッツ星人Bが、あらわれた!

伊織「敵が2体ね
   複数攻撃でいくわよ!」

真「オッケー、スーパーいづなおとしだ!」ガッツAに253のダメージ!
                   ガッツBに262のダメージ!

ガッツA「Woosh」

伊織「きゃうっ!」伊織に45のダメージ!

伊織「このくらいっ!
   チェンジ、バイオライダー!」

伊織「出なさいバイオブレード、スパークカッター!」ガッツAに444のダメージ!
                         ガッツBに456のダメージ!

やよい「コンドルアタァァック!」ガッツAに312のダメージ!
                ガッツBに323のダメージ!

ガッツA「Woosh」

やよい「はわっ!」やよいに43のダメージ!

真「こいつら、なかなかしぶといぞ!」

ガッツB「Woosh」

真「うわっ!」真に43のダメージ!

ガッツA「Woosh」

やよい「あぶないっ!」やよいはこうげきをかわした!

真「やったな! なら、れんぞくムーンサルトだ!」ガッツAに327のダメージ!
                        ガッツBに336のダメージ!

伊織「もう一発、スパークカッターよ!」ガッツAに463のダメージ!
                   ガッツBに412のダメージ!


やよい「これでどうですか! スーパーだいせつだぁぁん!」ガッツAに463のダメージ!
                            ガッツBに437のダメージ!

やよい「ううっ、これでもダメですかぁ?」

伊織「でも、動きが鈍ってるわ
   あともう一息のはずよ!」

やよい「ドラゴンファァング!」ガッツAに140のダメージ!

真「よしもらった、パワーパンチ!」ガッツAをやっつけた!

伊織「残るは一匹ね! チェンジ、RX!」

伊織「これでとどめよ、リボルクラッシュ!」ガッツBをやっつけた!

1326のけいけんちをえた!

真「やれやれ
  これで、おしまいかな」

伊織「そうね
   これで宇宙人の勢力は
   壊滅したはずよ」

真「さあ、アーサーに、この事を話して
  科特隊基地にかえろう!」

やよい「はい!
    アーサーさんに報告にいきましょう!」

   ニューヨーク アーサーのいえ

アーサー「そうか
     やはり、アイツは宇宙人だったか!」

伊織「アンタの情報のおかげで助かったわ」

アーサー「あんたらに協力できて
     オレも、はなが高い
     軍があてにならないかぎり
     このニューヨークは、オレがまもるぜ
     フッフッフッ」

やよい「わわっ!
    不気味な笑いはやめてください!」

真「ははは
  協力ありがとう、アーサー」

伊織「また何かあったら、よろしく頼むわね」

   かとくたいほんぶ しれいしつ

やよい「ガッツ星人をやっつけてきました!」

社長「おお!
   かえってきたな!
   宇宙から
   たった今、連絡があったんだ」

伊織「千早たちの状況はどうなの?」

社長「なんでも、クロスボー・・・・なんとかが
   ネオ・ジオンを壊滅させたらしい」

真「クロスボー・・・?」

やよい「そんな名前のボウガンがあった気がします!」

伊織「・・・やよい
   おそらく関係ないとおもうわ」

小鳥「それよりも
   地球にのこされた
   ショッカーの、動きがきになるわ」

伊織「そういえば
   首相を助けてから
   しばらく見てないわね・・・」

小鳥「どうやら、コロニ—レーザーの
   まきぞえをくって
   壊滅すんぜんらしいからね」

やよい「あ、そうだったんですか!」

小鳥「手負いの、やじゅうは
   なにを、するかわからないわ」

伊織「手負いの野獣か・・・
   それにしても、戦いの前と比べて
   地球も傷ついたもんね・・・」

真「何でも、もともとあった自然の半分以上が
  失われてしまったようだよ
  建物の被害は、それ以上だとか・・・」

やよい「生き残っている人は
    世界中でも20億人くらいだって
    聞きました・・・」

伊織「・・・具体的な数字を出されると
   気が重くなってくるわね・・・」

真「律子
  ボクらの次の任務は?」

律子「とりあえず
   滝さんと、カイさんが、情報をあつめているの」

やよい「滝さん、すっかり元気になったみたいです
    よかったです!」

律子「なにか、わかるまで
   パトロールを、していてちょうだい」

伊織「わかったわ
   まかせてちょうだい」

真「さて、どこに行く?」

やよい「うーん
    ムー大陸はどうですか?」

伊織「いいわね
   ショッカーが、ムーの技術を狙ってくるかもしれないわ」

真「決まりだね
  それじゃ、ムーに行こうか!」

   イラターム どうめいしぶ

真「ここに来るのも、久しぶりだな」

やよい「あっ、美希さん!」

美希「あれ?
   やよいたち、なにしに来たの?
   また、しごとをよこどりに来たの?」

伊織「あいかわらずね、美希」

真「今は、何の仕事をしてるんだい?」

美希「ミキは、連邦に
   ここの、守りをたのまれたの
   連邦は、ずいぶんオニギリ持ってるんだね」

やよい「ねえ、伊織ちゃん
    どのくらいのオニギリをもらったと思う?」

伊織「私に聞かないでよ・・・

ベルトーチカ「た、たいへんですっ!」

伊織「あら、ベルトーチカじゃない
   どうしたのかしら?」

ベルトーチカ「ムーの村が、ショッカーに
       しゅうげきされているそうですっ!」

真「何だって!」

伊織「どうやら、読みが当たったようね」

ベルトーチカ「村人たちを、たすけてあげてください!」

やよい「もちろんです!」

美希「やれやれなの」

伊織「美希
   アンタも一緒に来なさい!」

美希「やっと、ミキのでばんだね
   体がなまって、しょうがない所だったの」

真「じゃあ、協力してくれるんだね?」

美希「よし!
   オニギリは、連邦からもらってるの
   ここは、ハデに、あばれてやるの!
   やよいたちも、いっしょに来るの!」

「美希」が
仲間になった!!

やよい「はいっ!
    一緒に戦いましょう!」

伊織「それにしても、ショッカーの残党ね・・・」

真「まさかと思うけど
  襲ってるのは・・・」

やよい「ここにいました・・・あ」

ザンジオー「『同盟』のアイドルどもか!
      どいつも、こいつも
      ショッカーを、バカにしやがって!」

伊織「・・・・・・」

ザンジオー「シャアの、コロニ—レーザーのおかげで
      われわれは、もうおしまいだ」

真「・・・・・・」

ザンジオー「しかし、あきらめはしない
      このムーをのっとって
      ショッカーを、たてなおすのだ!」

美希「どうしたのみんな、襲ってくるよ?」

やよい「私、戦うの4回目です・・・」

伊織「私も、これで4回目ね・・・」

真「ボクは3回目・・・かな・・・」

ザンジオーが、あらわれた!

伊織「本気の本気で、アンタの顔は見飽きたわよ! ロボライダーチェンジ!」

伊織「ロボパンチ!」ザンジオーに363のダメージ!

真「とっとと帰れ! マコトパンチ!」ザンジオーに372のダメージ!

やよい「真美、よろしくね!」マミカプセルをつかった!

真美「おはつおめにかかる! マミシューター!」ザンジオーに619のダメージ!

美希「よくわからないけど、ファイナルエンドなの!」ザンジオーにやっつけた!

401のけいけんちをえた!

美希「・・・あ!
   よく考えたら
   ミキもこいつと何回か会ったことあるの」

やよい「また復活してきたら
    どうしよう・・・」

伊織「さすがにそれはない!
   と思いたいわね・・・」

真「まったく、やれやれだね・・・」

   エラターム ひろば

伊織「ふぅ
   これで大体倒したかしらね」

真「あっ!
  向こうにケガ人がいるみたいだ」

やよい「だいじょぶですか?」

ムーの民「かなりの人が、ケガをしています
     ムーには、ケガをなおす
     ワザはありません」

伊織「あら?
   確か、診療所のある街があったような・・・?」

ムーの民「どうか、たすけてください」

真「いいじゃないか伊織
  どっちみち、診療所が一つじゃ足りないよ」

やよい「なら、律子さんに相談してみましょう!」

美希「それじゃあ、ミキはここで待ってるの
   いってらっしゃいなの
   あふぅ」

   かとくたいきち ほんぶ

やよい「律子さん!
    ムーの人たちがケガをしています!」

律子「なんですって
   ムーに、ケガ人が、おおぜい?」

真「何とかならないかな?」

律子「わかったわ
   ちょうど、ホワイトベースが、もどっているから
   それを使って」

伊織「ホワイトベースが?
   千早たちが帰ってきてるの?」

真「いや
  戻って来たのは、戦艦だけみたいだね」

やよい「千早さんたち
    大丈夫なのかな・・・」

   かとくたいきち かくのうこ

やよい「メカニックさん
  ムーまでお願いします!」

ビートルのメカニック「ムーへ、きゅうえんにむかいます」

真「薬やホスピタルキットもたくさん持ったし
  準備はバッチリだね!」

ビートルのメカニック「出発しますか?」

やよい「はい
    はりきっていきましょう!」

伊織「んー・・・
   どうも引っかかるわね・・・」

   エラターム ひろば

真「さあ
  ホワイトベースに乗ってください!」

ムーの民「ありがとうございます
     これで、みなの命もたすかります」

やよい「うっうー!
    お役に立ててよかったです!」

ムーの民?「じごく大使様
      すべておわりました」

やよい「え!?
    なにを、いってるんですか?」

伊織「じごく大使ですって!?」

ムーの民「まったく
     アイドル様は、お人よしばかりで
     われわれも、たすかりますなぁ!」

真「なにっ!?
  こいつら、ムーの村人じゃなかったのか!」

やよい「ああっ、姿が変わっていきます!」

     ボワン

じごく大使「グワハハハハ!」

やよい「うう・・・だましたんですか!」

じごく大使「ホワイトベースに、乗せた者は
      ほとんど、ショッカーだ」

真「何だって!」

じごく大使「ありがたく
      ホワイトベースは、使わせてもらうぞ!」

やよい「ああっ、ホワイトベースが行っちゃう!」

伊織「逃がさないわ!
   カリカリでの借りを
   今日こそ返してやるんだから!」

真「やよい、乗りこむよ!」

やよい「は、はい!」

美希「・・・ひょいっと」

   ホワイトベース かくのうこ

真「ぎりぎり間に合ったな・・・」

やよい「あっ、メカニックさんがいます!
    無事だったんですか!」

メカニック「おれに話しかけるんじゃねーっ!」

やよい「はわっ!」

伊織「急に敵に侵入されて
   錯乱しちゃったのかしら?」

真「じごく大使はここにはいないな・・・
  どこにいったんだろう?」

やよい「うーん
    司令室で操縦してるんじゃないですか?」

伊織「そんなところでしょうね
   司令室に乗りこむわよ!」

   ホワイトベース しれいしつ

やよい「いました!」

真「そこまでだ、じごく大使!」

伊織「決着をつけさせてもらうわよ!」

じごく大使が、あらわれた!
せんとういんAが、あらわれた!
せんとういんBが、あらわれた!

伊織「行くわよ、バイオライダーチェンジ!」

伊織「まずはこれよ、スパークカッター!」じごく大使をやっつけた!
                    せんとういんAをやっつけた!
                    せんとういんBをやっつけた!

94のけいけんちをえた!

伊織「って弱っ!!」

伊織「どういうことよ!
   いくらなんでも、あっけなさすぎじゃないの!?」

やよい「前に戦った時は
    もっと体力があったよね」

真「コロニ—レーザー攻撃で
  弱ってたんじゃないかな?」

伊織「ま、別にどうでもいいけど」

やよい「伊織ちゃん
    ホワイトベースの行き先が
    709コロニーになってるよ」

真「もしかして
  そこにショッカーの本拠地があるのかも
  しれないぞ」

伊織「それじゃあ、ついでに叩き潰してやりましょうか」

やよい「一応、ホワイトベースの中を見回りませんか?」
 
真「そうだね・・・
  司令官は倒したけど
  どこかに、部下が隠れてるかもしれない」

   ホワイトベース そうこ

やよい「気をつけてください!
    あそこに誰かが・・・あ!?」

伊織「あれはライダーキラー!?」

真「どういうことだ?
  青森の分析センターに送ったはずなのに!?」

伊織「どうせ脱走されたんでしょ?
   全く、二宮博士は・・・!」

真「こうなったら、倒すしかないかな
  いくよ・・・」

美希「まつの!」

真「えっ!?」

美希「この『ライダーキラー』とやらは
   ミキが、相手をするの!」

伊織「美希!?」

美希「やよいたちの力じゃ
   コイツは、倒せないの!」

やよい「美希さん!
    どうして、ここに!?」

美希「やよいたちが
   ザコを、かたづけるのを
   部屋にカギかけて、まってたの」

やよい「ず、ずるい!」

伊織「アンタ、ちょっとせこいわよ!」

美希「あたまを使ってるって、言ってほしいな
   ムダな体力は、使いたくないの」

真「っていうか、いつの間に乗りこんでたんだ?
  全然気がつかなかった・・・」

美希「それより
   ミキは、どうしても
   コイツと、決着をつけたいの」

美希「コイツには
   ずいぶんと、カリが、あるからね」

伊織「え?
   アンタ、ライダーキラーの正体を知ってるの?」

美希「そうでしょ?
   黒井社長
   いや『黒井崇男』さん!」

真「なんだってっ!?」

やよい「そんな!?」

伊織「黒井社長が・・・ライダーキラーだったの!?」

美希「・・・いくよ!」

ライダーキラーが、あらわれた!

美希「まずはこれなの! アイスブリッド!」ライダーキラーに189のダメージ!

ライダーキラー「Shoot」

美希「軽いの!」美希に30のダメージ!

美希「次はこれ! ブレイクブリッドなの!」ライダーキラーに361のダメージ!

ライダーキラー「Shoot」

美希「そんなので!」美希に37のダメージ!

美希「ちょっとカプセル借りるよ!
   響、行くの!」ヒビキカプセルをつかった!

響「黒井社長、正気に戻れ! ヒビキブリッド!」ライダーキラーに313のダメージ!

ライダーキラー「Shoot」

美希「・・・黒井社長、本気出してないね?」美希はこうげきをかわした!

美希「でも、容赦しないの! スパークブリッド!」ライダーキラーに450のダメージ!

伊織「閃光が
   ライダーキラーを包み込んだわ!」

真「ライダーキラー
  いや、黒井社長が崩れ落ちた・・・」

やよい「美希さん!
    よかった、ケガはひどくないみたい・・・」

美希「ミキは、ジャブナの秘密基地で
   黒井社長に、たすけられたの」

伊織「えっ
   そんなことがあったの?」

美希「ミキを、たすけなきゃ
   黒井社長は
   こんな目にあわなくてすんだはずだよ」

真「そういえば、黒井社長って
  戦いが始まってすぐに行方不明になったんだっけ」

やよい「そうだったんですか?
    全然知らなかったです・・・」

伊織「私も、全く知らなかったわ・・・」

美希「・・・ホント
   悪ぶってるくせに、お人よしなの
   カッコつけすぎだよ・・・・
   まったく・・・・」

真「ところで、美希
  まさか、黒井社長を・・・」

美希「あ、気絶してるだけだと思うよ?
   パワーを落として撃ったからね」

やよい「よかったぁ
    てっきり・・・」

美希「無差別コウゲキなんてしないから!
   ミキをどっかのハンターさんと
   一緒にしてほしくないの!」

伊織「黒井社長に
   強化してもらったペンダントを使うわ
   これで、もとに戻るはずよ」

やよい「美希さん
    これからも私たちと一緒に戦いませんか?
    私頑張って、オニギリをたくさん作っちゃいます!」

美希「ホントなの!?
   やよいのオニギリが食べられるなら
   ミキ、いくらでも手伝ってあげるの!」

「美希」が
仲間になった!!

真「現金だなあ・・・」

伊織「そろそろ、コロニーに着きそうよ
   いよいよ、ショッカーとの決戦かしらね・・・」

   709コロニー かくのうこ

伊織「何かしら
   嫌な雰囲気ね・・・」

やよい「あっ、あそこに人が倒れてます!」

美希「待って、やよい
   様子がおかしいよ?」

真「なんだコリャ!
  みんな、やられている!
  それに、このさむさは、なんだ!?」

伊織「ショッカーに
   おそわれたのかしら?」

やよい「ひどい・・・
    どうしてこんなこと・・・」

美希「ここにいても仕方がないよ
   街に出て
   原因を探した方がいいと思うな」

真「そうだね
  ボクらが街の人を守らないと!」

   709コロニー リチャードのいえ

やよい「ごめんくださーい・・・」

子バグ「ギギィィィィ!!」

やよい「ひっ!?」

伊織「何これ、円盤?」

真「こっちに来る!」

スーパーバグが、あらわれた!
バグAが、あらわれた!
バグBが、あらわれた!

美希「ミキに任せるの! ぶんしんけん!」スーパーバグを、やっつけた!
                    バグAを、やっつけた!
                    バグBを、やっつけた!

118のけいけんちをえた!

美希「ざっと、こんなものなの!」

やよい「美希さん、やっぱり強いです!」

真「コイツだ!
  コイツらに、みんなやられたんだ!
  なんて、ザンコクな
  兵器なんだ」

伊織「この円盤、ショッカーのものじゃないわね」

真「なら
  ネオ・ジオン軍を滅ぼしたっていう連中の
  兵器か!」

やよい「罪のない人を襲うなんて・・・
    ぜったいに、ゆるせません!」

美希「みんな、向こうに怪しい建物があるよ?」

真「もしかしすると
  ショッカーの本部かもしれないぞ!」

伊織「ここを襲ったのがショッカーだろうと
   そうじゃなかろうと
   いずれにしても、野放しにしてはいけないわね!」

やよい「行こう、伊織ちゃん!」

   709コロニー ショッカーほんぶ はいってすぐのへや

真「見つけたぞ、ショッカーの幹部だな!」

マシーン大げんすい「と・・・とうとう
          このかくれ家まで、見つかったか!
          さすがは『同盟』だ」

やよい「東京サミットの時に戦った
    マシーン大げんすい!」

美希「あの時は逃がしちゃったけど
   今度はそうはいかないよ?」

マシーン大げんすい「しかし、もうおしまいだ
          しょせん、われわれも
          システムのひとつにすぎなかったのだ」

真「こいつ、どうしたんだ・・・!?
  キズだらけだぞ・・・」

マシーン大げんすい「世界支配というエサにひっかかった
          バカなサカナと、同じなのさ・・・」

   シュン

やよい「消えた・・・」

美希「マシーン大げんすいの
   生命反応が、消えたの・・・」

真「いったい、どういうことなんだ?」

やよい「気をつけてください!
    誰かがきます!」

   シュン

伊織「こいつは、ムーで戦った・・・」

エージェント「ようこそ、ショッカー最期のアジトへ」

やよい「あなたが、ショッカーの首領ですか!?」

エージェント「首領?」

真「違うのか?」

エージェント「そういっても、よいのだろう
       わたしが、ショッカーを
       あやつって、いたのだから」

美希「ショッカーを、操っていた?」

エージェント「しかし
       そのショッカーも、用ずみだ」

伊織「用済みですって・・・!」

エージェント「ネオ・ジオンなどという
       システムがいの、そんざいにも
       たいおうできぬ様ではな・・・」

やよい「首領のクセに、ショッカーを
    みすてるんですか!?」

美希「そんなヤツ、組織のトップにふさわしくないの!」

エージェント「みすてるだと?
       バカなことを、いうな
       ショッカーは、しょぶんされたのだ」

やよい「え!?」

エージェント「クロスボーン・バンガードに
       命じて、殺させたのだよ」

真「その名前・・・
  社長が言っていた、ネオジオンを滅ぼした組織か!」

真「お前、一体何者なんだ!」

エージェント「いきものとは、もろいものだ
       キサマたちも、おなじように
       『しょぶん』してやろう」

美希「聞く耳もたないみたいだね!」

伊織「なら
   ムーの時みたいに、倒すだけよ!
   覚悟しなさい!」

やよい「平和に暮らしている人たちを
    よくも・・・
    ぜったいに、ゆるさない!」

エージェントが、あらわれた!

エージェント「Woosh」

美希「うああっ!?」美希に137のダメージ!

やよい「美希さんっ!」

真「美希、気をつけろ!
  そいつはかなり手強いぞ」

美希「大丈夫、ちょっと油断しただけなの!」

真「長引くとこっちが不利だ! 亜美、頼んだ!」アミカプセルをつかった!

亜美「ショージュンあわせ! アミバズーカ!」エージェントに479のダメージ!

伊織「いくわよ、バイオライダーチェンジ!」

伊織「バイオフォーム!」エージェントに1072のダメージ!

美希「10倍にして返すの! カオティックシューター!」エージェントに1137のダメージ!

やよい「ここからいなくなれぇ! ラッシャアアアア!」エージェントをやっつけた!

1170のけいけんちをえた!

やよい「はあはあ・・・
    ど、どうですかっ!?」

エージェント「わたしは、死なぬ
       わたしには、命がないからな
       ただ・・・消える・・・だけ・・・・
       また・・・・
       あおう・・・・・」

   シュン

やよい「・・・ごめんなさい
    逃がしちゃったみたいです」

真「気にしなくていいよ、やよい
  ボクも前に一回
  逃がしちゃったことあるし」
   
伊織「でも
   今の敵の話で
   全てつながったわね」

美希「どういうことなの、でこちゃん?」

伊織「ネオ・ジオンは滅び
   宇宙人の連中は私たちが地球で倒したわ
   そして今、ショッカーが壊滅した」

やよい「えーっと
    残ってるのはクロスボーン・バンガードと
    さっきの敵ですね」

真「でも、さっきのヤツは
  クロスボーン・バンガードに命令したって
  言ってた・・・あ、そうか!」

伊織「ええ
   おそらく、アイツが今回の事件の黒幕よ!」

美希「でこちゃん、頭がいいの!」

やよい「もしかしてプロデューサーも、あいつの所にいるのかな?」

伊織「そういえばペンダントを強化してから
   一回も出会ってないわね・・・」

美希「ねえねえ、あっちに牢屋があるよ?」

真「行ってみよう
  もしかすると、誰かが捕まってるかもしれないしね」

   709コロニー ショッカーほんぶ ろうや

美希「千早さん!?」

千早「たすかったわ
   ワナに、はめられて
   とじこめられていたの」

やよい「雪歩さんにあずささんに、貴音さんまで!」

雪歩「ううっ、もうダメかと思いましたぁ」

あずさ「あらあら、みんなお久しぶりね」

貴音「助けていただき、まことにありがとうございます」

千早「それじゃあ
   私たちは
   ホワイトベースに、もどっているわ」

真「ああ、ボクらも戻るよ
  ショッカーの残党も、見当たらないみたいだし
  ・・・あの、ザンジオーでさえもね」

伊織「みんな、ちょっと待ちなさい
   小鳥からの通信よ」

小鳥『サイド6と、サイド5から
   連絡が、とだえたわ
   ついでに、調査をたのむわね』

あずさ「・・・クロスボーン・バンガードのしわざかもしれないわね」

やよい「二ついっぺんにだなんて・・・」

あずさ「どっちを優先するべきかしら?」

美希「これだけ人数がいるなら
   ミキ、手分けするのがいいって思うな」

千早「そうね
   それじゃあ、私たちがサイド5に行くわ」

伊織「了解よ
   それじゃあ、こっちはサイド6ね」

雪歩「真ちゃん
   気をつけてね」

真「ああ
  雪歩こそ、もう油断しちゃだめだよ?」

   617コロニー コントロール

伊織「なに!? 
   このさむさは
   みんな、凍ってるじゃない・・・」

やよい「ううっ、こごえ死んじゃいそうです・・・」

伊織「まるで、れい凍庫じゃない
   これじゃあ、住んでいる人は・・・」

美希「でこちゃんでこちゃん!
   温度計が大変なことになってるの!」

伊織「・・・サーモコントロールがくるっているわ
   マイナス45ど、ですって?
   これじゃ、バナナでクギがうてるわ」

真「遅かったか・・・
  何てこった・・・」

伊織「でも、もう、どうしようもないわ
   あとのことは、連邦軍にまかせましょう」

   501コロニー コントロール

千早「ずいぶんさむいわね・・・
   ・・・もしかしたら!」

クロスボーン兵A「てっかめん様は
         なんでこんな
         おそろしい事をするんだろう?」

あずさ「やっぱり、クロスボーン・バンガード!」

千早「てっかめん・・・
   それがヤツらの、ボスかしら」

雪歩「ねえ、何だか様子がおかしいみたいだよ?」

クロスボーン兵B「知ったことか!
         しかし
         宇宙人と、手をくんだというのは
         本当なのか?」

貴音「どうやら、作戦に疑いを
   抱いているようですね
   これは、説得できるかもしれません」

千早「出て行ってみましょうか」

千早「本当よ!」

クロスボーン兵A「あ!!
         ど『同盟』か!?」

貴音「あなた方は、だまされているのです!
   目を覚ましなさい!」

クロスボーン兵A「オレ、実は
         子供のころから、アイドルのファンなんだ
         信じるよ」

あずさ「あらあら、そうなんですか?
    よければ、サインをさしあげましょうか〜?」

貴音「では、わたくしも一つ
   書くといたしましょう」

雪歩「あ、もしよかったら私のもいりますかぁ?」

千早「・・・こんな展開で、いいのかしら
   まあ、わたしも、書いてあげますけど」

千早「・・・コホン
   すぐにコントロールをもとにもどして!」

クロスボーン兵A「じゃあ、だまされていたのか
         クソーッ!
         アイドルのみなさん
         すぐ、グラナダに行ってください
         そこで、おそろしい計画が
         進んでいるんです」

あずさ「まあ、グラナダですって?」
    
貴音「ソロモンの兵士も
   同じことを話しておりましたね」

クロスボーン兵B「グラナダの入りぐちは
         いちばん、大きな、クレーター
         の中心に、かくされています」

雪歩「ありがとうございますぅ!」

千早「どうやら、グラナダが決戦の地になりそうね・・・」

   うちゅうくうかん 501コロニーがいぶ

貴音「皆さん、グラナダでは激戦が予想されます
   入念に準備をしておくべきかと・・・」

美希「あ! 赤いガンダムがすごいスピードでこっちに来るの!」

あずさ「赤いガンダム・・・春香ちゃんよ!」

真「何だって!? あれが春香!?」

Gキラー「まちなさい!
     あなたたちを
     行かせるわけにはいかないわ!」

やよい「あの赤いガンダム、春香さんなんですか!?」

雪歩「絶対、間違いないよ!
   ここで助けてあげないと!」

千早「春香・・・
   ホワイトベースにもどれば
   もとにもどしてあげるから・・・」

伊織「詳しい事情を聞いてるヒマはなさそうね!
   春香、今助けるから待ってなさい!」

ガンダムキラーが、あらわれた!

あずさ「みんな、絶対に直撃させちゃダメよ!」

伊織「やりづらいけど・・・チェンジバイオライダー!」

伊織「しっかりしなさい春香、スパークカッター!」ガンダムキラーに473のダメージ!

やよい「真美、ちゃんと手加減してね!」マミカプセルをつかった!

真美「はるるんしっかり! マミこうせん!」ガンダムキラーに629のダメージ!

真「駆動系を射抜く! レーダーミサイル!」ガンダムキラーに472のダメージ!

貴音「動きが鈍りました!
   今です、美希!」

美希「まかせるの、バーストブリッド!」ガンダムキラーをやっつけた!

561のけいけんちをえた!

千早「やったわ!
   すぐに春香を医務室に運んで!
   それと、ペンダントの準備を!」

雪歩「春香ちゃん、お願い
   私たちのところに帰ってきて・・・」

   くろいくうかん

春香「う、ううう・・・
   ああああ・・・・!」

黒い服の春香「春香・・・・
       目ざめるときよ・・・・
       みんなが、あなたを、待っている・・・・」

春香「・・・うう
   みんなが・・・
   私を・・・?」

黒い服の春香「あなたの、運命は
       もう、えらびだされたわ・・・・」

春香「わ、私の・・・運命・・・?」

黒い服の春香「みんなが、くらい運命から
       あなたを、すくってくれたのよ・・・・」

春香「あ・・・
   向こうに、光が・・・」

黒い服の春香「春香・・・・
       目ざめる時がきたわ・・・」

   ホワイトベース はるかのへや

春香「ここは?」

春香「私は、いったいどうしたんだろう?」

春香「そうだ
   コロニーは、どうなったの?」

雪歩「春香ちゃあああああん!」

春香「わわっ、雪歩!?
   あ、あずささんに貴音さんまで」

あずさ「春香ちゃん
    もう絶対に、あんな無茶をしてはダメよ?」

貴音「春香が行方不明になったあと
   わたくしたちが、どれだけ心配したことか・・・」

春香「あ・・・そうか、私・・・
   ・・・すみません
   本当にご迷惑をおかけしました・・・」

雪歩「ううん・・・無事ならそれだけで・・・
   よかったよぅ・・・
   本当に、よかったよぅ・・・」

春香「雪歩・・・心配かけて本当にゴメンね・・・」

   うちゅうくうかん つきのちかく

千早「・・・以上が
   春香がいなかった時に起こった出来事の
   まとめよ」

あずさ「残った敵は
    クロスボーン・バンガードの首領てっかめんと
    黒幕のエージェントね」

真「エージェントには、この間
  かなりの手傷を負わせたから
  すぐには回復しないと思うよ」

伊織「でも
   ザンジオーの例があるのよね・・・」

やよい「あっ
    あそこを見てください!」

春香「どうやら連邦軍のそう攻撃らしいね」

貴音「どうやら、連邦軍の方々も
   敵の本拠地の場所をつかんだようですね」

雪歩「頑張って欲しいですぅ!」

春香「でも、こんな少ない戦力じゃ
   負けるのを、待っているようなものなんじゃ」

   バゴン

春香「うわっつ!」

美希「きゃうっ!?」

春香「な、なに!?」

千早「月からの攻撃だわ!」

春香「ダメ!
   コントロールを失っちゃた!
   月に『ふじちゃく』するよ!」

雪歩「あわわわわわっ!」

春香「みんな!
   なにかに、つかまって!」

伊織「オッケーよ!」

真「了解だ!」

   げつめん おおきなクレーターふきん

春香「もう、ホワイトベースはとべないよ」

伊織「修理には、相当時間がかかるわね・・・
   まいったわ」

春香「これで、あともどりは
   できなくなっちゃった・・・」

貴音「さて、どうしたものでしょう・・・」

春香「みんな、ちょっと聞いてほしいの」

美希「どうしたの、春香・・・?
   そんなにシンコクな声を出して」

春香「私のせいで、みんなにいっぱい迷惑を
   かけちゃったよね
   だからここは責任をとって、私が一人で敵を・・・」

あずさ「あらあら
    まさか私を、おいて行く
    つもりじゃ、ないわよね?」

やよい「そうです!
    春香さん、水くさいですよ!」

あずさ「私と、行きましょう!」

雪歩「およばずながら
   私も、力になるよ!」

千早「私も、つれてってちょうだい!」

やよい「私、戦います!
    いっしょに、行きましょう!」

美希「これも、もらったオニギリのうちなのかな?
   まあ、どうしてもと、いうのなら
   ついて行っても、かまわないの」

真「ボクも、つれてってくれないかい?
  あしでまといには、ならないつもりだよ」

伊織「さあ!
   行きましょう!
   きっと、これが最後になるはずよ
   私たちの力を、ひとつにあわせましょう」

貴音「・・・いっしょに、戦いましょう!」

春香「・・・みんな」

春香「はい
   よろしくお願いしますっ!」

貴音「ありがとう」

やよい「私、がんばりますっ!」

真「よろしくたのむよ」

伊織「私は、やるわよっ!」

千早「がんばりましょう!」

あずさ「これで、ほんとうに
    おわりなら、いいんだけど・・・」

美希「やれやれ
   こういえば、行かなくてすむと思って
   ジョウダンで、いったのにな・・・」

雪歩「これで、さいごだね
   地球の運命は、私たちにかかっているんだよね」

春香「みんな、本当にありがとう!
   いこう、グラナダへ!」

   グラナダ クレーターきち いりぐち

真「これは・・・
  思ったより、広い基地だな」

あずさ「迷子になりそうで、怖いわね・・・」

やよい「ここも二手に分かれた方が
    いいんでしょうか?」

美希「賛成なの!
   絶対、その方が効率がいいと思うな!」

雪歩「でも
   チーム分けは、どうするんですかぁ?」

伊織「千早
   アンタが決めなさいよ」

千早「私でいいの?
   なら、あずささんと四条さん、それに真は
   私と来てもらってもいいかしら?」

春香「じゃあこっちは
   雪歩とやよいに、伊織と美希だね!」

貴音「決まりですね
   それではみなさま、ご武運を!」

   グラナダ クレーターきち 1Fしれいしつ

真「鉄の仮面をかぶった男がいるぞ!」

あずさ「あなたが、クロスボーン・バンガードの
    首領ね!」

てつかめん「くっくっくっくっく
      ここまで来たのは
      まちがいだったな」

千早「何が間違いだというの?」

てつかめん「おとなしく
      ショッカーや、ネオ・ジオンでも
      相手にしていれば、よかったのだ」

貴音「残念ながら、そういうわけには参りません」

真「コロニーの人たちを苦しめるお前を
  許しておくわけにはいかない!」

てつかめん「しょせん、キサマらも
      『プログラム』の
      ひとつにすぎないのだから・・・・」

あずさ「プログラム、ですって?」

てつかめん「『プログラム』のさだめたように
      『破壊エネルギー』を
      うみだしていれば、よかったのだ・・・・」

貴音「破壊エネルギー?」

真「何だ、それは!?」

てつかめん「くっくっくっくっく」

千早「くっ!
   答える気はないみたいね」

てつかめん「『プログラム』にそむく
      おろかものどもよ
      私がキサマらを、ほおむってくれる!」

貴音「気をつけて!
   巨大な機体に乗りこみましたよ!」

あずさ「クロスボーン・バンガードとの決着
    ここでつけましょう!」

千早「勝負よ、てっかめん!」

ラフレシアが、あらわれた!

あずさ「私からいくわ、ウルトラショット!」に604のダメージ!

真「どんなに大きい敵でも、負けないよ!
  真美!」マミカプセルをつかった!

真美「あたたたたたっ! マミストライク!」ラフレシアに621のダメージ!

千早「ビームサーベル、ラストスラッシュ!」ラフレシアに402のダメージ!

貴音「エネルギー集中・・・ワイドショット!」ラフレシアに783のダメージ!

ラフレシア「ZZAAAA!」

千早「ぐっ!」千早に75のダメージ!

真「千早っ!」

千早「大丈夫よ
   エージェントの攻撃に比べたら
   大したことはないわ!」

真「よし、次は響だ!」ヒビキカプセルをつかった!

響「とーりゃあ! ヒビキのけん!」ラフレシアに329のダメージ!

貴音「破壊します、ブレークこうせん!」ラフレシアに463のダメージ!

千早「このぶんしん攻撃、見切れるかしら!」ラフレシアに599のダメージ!

あずさ「これまでです、スペシウムこうせん!」ラフレシアをやっつけた!

1005のけいけんちをえた!

あずさ「これで、クロスボーン・バンガードは
    壊滅したわね・・・」

真「『プログラム』に『破壊エネルギー』か
  いったい、何のことだろう?」

貴音「局面も終盤だというのに
   新たな謎が生まれてしまいましたね・・・」

千早「とにかく、春香たちと合流しましょう
   向こうは今頃
   エージェントと戦ってるに違いないわ」

   グラナダ クレーターきち 2Fさいしんぶ

美希「見つけたの、エージェント!」

エージェント「ようこそ、『システム』のちゅうすうへ」

雪歩「あれが、エージェント・・・
   話に聞いてたけど、やっぱり強そうですぅ・・・」

エージェント「君たちが、ここまで来るとは
       はっきりいって、おどろいているよ」

やよい「ケガが見当たりません
    この間のダメージが、回復されちゃってます!」

春香「エージェント!
   倒されたはずでは、無かったの!?」

エージェント「前にも、いったはずだ
       わたしには『命』など、無い」

伊織「なら
   自分はロボットだ
   とでも言うつもりかしら?」

エージェント「わたしは『プログラム』を実行する
       『どうぐ』にすぎない・・・・」

春香「『プログラム』?
    それは、一体なんのことなの」

エージェント「『プログラム』とは
       宇宙がバランスを、たもつために必要な
       システム」

美希「宇宙のバランス・・・?
   何だか、急に話が大きくなってきたの」

エージェント「バランスをくずすものを、とりのぞく
       あんぜん装置だ」

雪歩「私たちが
   宇宙のバランスを崩す存在だとでも
   言うんですか?」

エージェント「もうじき『プログラム』は
       しゅうりょうする」

やよい「ううっ
    何だかよくわからないけど
    もうあんまり時間がないみたいです!」

エージェント「『システム』が動きはじめるのだ・・・
       そして、地球は・・・・・」

美希「『システム』?
   いったい何のシステムなのかな?」

春香「私たちが、いるかぎり
   そんなマネは、ゆるさない!
   地球は、ぜったいにまもってみせる!」

エージェント「おろかな・・・・・
       あまりにも、おろかすぎる・・・・」

伊織「アンタにそんなことを言われる
   筋合いはないわ!」

エージェント「きづかないのか?
       きさまたちもまた
       『プログラム』の一部だということを・・」

雪歩「私たちが『プログラム』の一部・・・?」

エージェント「わたしと同じく
       『システム』を動かすための
       『どうぐ』にすぎないということを・・・」

美希「話がトートツすぎて
   頭がついていかないの!
   ワケがわかんないの!」

やよい「はわわっ!
    美希さん、落ち着いてください!
    エージェントが襲ってきます!」

伊織「アンタと戦うのも三回目ね
   ザンジオーのまねごとでも、してるつもりかしらね!」

春香「これで全てを終わらせる・・・
   いくよ、エージェント!」

エージェントが、あらわれた!

春香「ガンダムキラー、私に力を貸して!
   ロールキャノン、フェイントうち!」エージェントに549のダメージ!

美希「あーもう! 亜美、いくの!」アミカプセルをつかった!

亜美「ジャーンプ! からのアミゲリ!」466のダメージ!

エージェント「Woosh」

春香「なんのっ!」春香はこうげきをかわした!

やよい「よけた!?
    春香さん、すごいです!」

伊織「隙ありよ、ロボライダーチェンジ!」

伊織「ハードショーット!」エージェントに367のダメージ!

やよい「ていやぁ、ヤヨイキィィック!」エージェントに368のダメージ!

雪歩「はあああぁぁぁ・・・タイマーショットぉ!」エージェントに369のダメージ!

伊織「真美、アンタも行きなさい!」

真美「いおりん、人使いが荒いよ・・・マミスロー!」エージェントに620のダメージ!

美希「倒れるの、ストライクキックなの!」エージェントに362のダメージ!

雪歩「これが私の最高のキック・・・きりもみキックぅ!」544のダメージ!

エージェント「Woosh」

雪歩「うあああっ!?」雪歩は142のダメージ!

春香「雪歩っ!?」

雪歩「大丈夫だよ、これくらいっ!」

やよい「よくも雪歩さんを!
    響さんっ!」ヒビキカプセルをつかった!

響「完璧な一撃を見せてやるぞ! ヒビキうち!」328のダメージ!

春香「これで! キラーライフル、ラストシュート!」エージェントをやっつけた!

1513のけいけんちをえた!

春香「やった!?」

エージェント「クックックックックッ
       きさまたちも
      『プログラム』の一部だとは、いったな?」

やよい「あれでも倒せないんですか?」

美希「むぅ〜
   どうすればいいの!」

エージェント「『システム』の発動に、必要だったのは
       強力な破壊エネルギー・・・・・」

雪歩「え?
   破壊エネルギーが・・・」

伊織「『システム』の発動に必要・・・
   ですって?」

エージェント「きさまたちは、気づいているのか?
       『正義』といいながらも
       その、ホンシツは『破壊』である事を」

雪歩「それは・・・確かにその通りだけど・・・」
   
やよい「・・・あ!」

美希「何かわかったの、やよい?
   ミキ、やっぱりゼンゼンわかんないよ?」

エージェント「その『正義』は
       『悪』を『破壊』することでのみ
       なりたっている・・・・」

伊織「!!
   まさか、アンタは『破壊エネルギー』をためるために
   私たちと戦ったとでもいうの!?」

エージェント「今、きさまたちが発した
       『破壊エネルギー』こそ
       『システム』に必要なものなのだ」

春香「そんな・・・
   私たちが攻撃したせいで
   『システム』が発動しちゃう!?」

エージェント「エネルギーはストーンサークルをつうじて
       この月にねむる『システム』を
       よびさますのだっ!」

雪歩「そんな・・・」

エージェント「見よ!
       クロスボーン・バンガードがしかけた
       コロニーが『システム』発動の
       ヒキガネを、ひくのだ!
       時は、来たのだ! 地球が滅びる時が!」

やよい「ああっ
    あたりがだんだん暗くなっていきます!」

美希「マズイの!
   何だかヤバそうな雰囲気なの!」

伊織「うっ・・・!?
   意識が・・・遠く・・・」

春香「空間が、ゆがむ・・・?」

   あくうかん つうろ

雪歩「う、ここは・・・?」

美希「春香、しっかりするの!」

春香「こ、ここはどこ!?」

伊織「わからないわ
   何だか、不気味な空間ね・・・」

真「みんな、大丈夫か!」

やよい「あっ、真さん!
    千早さんたちも!」

千早「やよい、無事でよかったわ
   てっかめんを倒して
   春香たちと合流しようとしたんだけど・・・」

あずさ「気づいたら、
    このヘンな空間に飛ばされていたのよ」

春香「・・亜・・空間?
   ・・・・なのかな?」

貴音「亜空間・・・何と、面妖な・・・」

あずさ「春香ちゃん、エージェントは倒せたのかしら?」

春香「ダメでした・・・
   それどころか、地球を滅ぼす『システム』を
   蘇らせちゃったみたいなんです・・・」

千早「何ですって・・・?
   その『システム』とやらはどこにあるの?」

雪歩「はぅ・・・
   全然見当もつかないですぅ・・・」

伊織「でも、ここに引き込まれたのは
   偶然じゃないと思うわよ」

貴音「もしや、この亜空間のどこかに
   潜んでいるのでは・・・?」

やよい「探してみましょう!
    ここでじっとしてたら
    地球が滅ぼされちゃいます!」

美希「とにかく、先に進もうよ!
   奥にいけば、きっといつもみたいに
   何かあるの!」

真「確かに、これまでもずっとそうだったしね・・・
  よし、行ってみよう!」

   あくうかん さいしんぶ

美希「あっ!
   青くてヘンなヤツがいるの!」

やよい「まるで、恐竜みたいです!」

伊織「あちこちに変なパーツが
   ゴテゴテくっついてるわ」

貴音「まがまがしい気が、周囲に満ち溢れております!」

春香「こ、これが・・・
   これが『システム』の正体なの!?
   お、大きすぎる!」

あずさ「さっきのてっかめんのロボットよりも
    大きいなんて・・・」

雪歩「私たちに、倒せるかな・・・?」

千早「大丈夫よ、雪歩!
   所詮は目覚めたばかりよ!」

真「ここまで来れたボクらに
  勝てないはずがない!
  いくぞ!」

SYSTEMが、あらわれた!

真「ボクからいくぞ! いずなおとしだ!!」SYSTEMに397のダメージ!

あずさ「斬り裂いて、やつざきこうりんよ!」SYSTEMに253のダメージ!

春香「キラーサーベル、ラストスラッシュ!」SYSTEMに400のダメージ!

SYSTEM「」

伊織「色が赤くなった・・・くあっ!?」伊織に103のダメージ!

雪歩「伊織ちゃん!?」
   
美希「えっ?
   今アイツ、どうやって攻撃してきたの?」

やよい「敵の攻撃の正体が、つかめないです!」

千早「くっ・・・ヴェスバー、ねらいうち!!」SYSTEMに549のダメージ!

貴音「亜美、出番ですよ!」アミカプセルをつかった!

亜美「あくうかんに亜美とうじょう! アミスラッシュ!」SYSTEMに460のダメージ!

伊織「お返しはさせてもらうわ、バイオライダーチェンジ!」

伊織「斬るっ! スパークカッター」SYSTEMに436のダメージ!

真「いいぞ伊織、効いている!」

雪歩「もう少しだよね、きりもみキックぅ!」SYSTEMに572のダメージ!

やよい「コンドラー! ラッシャアァァ!」SYSTEMに473のダメージ!

あずさ「今よ、美希ちゃん!」

美希「ミキたちの敵じゃなかったね! これでファイナルエンドなの!」SYSTEMをやっつけた!

1669のけいけんちをえた!

美希「なーんだ、そんなに強くなかったの」

あずさ「待って、光が広がっていくわ!」

   ピカアアアアアア

雪歩「!!
   まだ終わってない!」

貴音「『システム』が、闇色のガス生命体に変化しました!」

真「これが『システム』の真の姿なのか!?」

伊織「全く、しつっこいわね!」

春香「何度も蘇ってくるなら・・・
   何度だって、倒すだけだよ!」

SYSTEMが、あらわれた!

やよい「中途半端な攻撃じゃ
    また再生されちゃうかも・・・」

千早「なら
   私たちの最高の技を
   一気にぶつけるのよ!」

やよい「わかりました! スーパーだいせつだぁぁぁぁぁん!」SYSTEMに501のダメージ!

雪歩「いきますよぉ、エネルギーほうしゃぁ!」SYSTEMに602のダメージ!

真「この一撃を受けてみろ! ムーンサルトだ!!」SYSTEMに710のダメージ!

千早「こいつっ! ヴェスバーMAXパワー!」SYSTEMに729のダメージ!

貴音「わたくしの全エネルギーを受けなさい! ワイドショット!」SYSTEMに813のダメージ!

あずさ「これならっ! スペシウムこうせん!」SYSTEMに821のダメージ!

伊織「そこよっ、バイオフォーム!」SYSTEMに1182のダメージ!

美希「追加サービスなの、カオティックシューター!」SYSTEMに1372のダメージ!

春香「いけえぇぇぇ! メガバズーカランチャー!!」SYSTEMをやっつけた!

2347のけいけんちをえた!

真「今度こそ、やったか・・・!」

   ピカアアアアアアアアアアアア

雪歩「・・・
   再生は、しないみたいだね」

やよい「うっうー!
    やりました!」

   シュン

美希「あっ
   エージェントなの!」

エージェント「『システム』を破壊するとは・・・
       『システム』を破壊するとはっ!」

伊織「おあいにくさまね
   完全消滅させてあげたわよ」

エージェント「まだエネルギーが
       たりなかったとでも、いうのか!?
       50おく年もの時をついやしたエネルギー」

千早「残念だったわね、エージェント」

エージェント「・・・・・まあいい
       しかし、きさまたちは『システム』を
       破壊すべきではなかった・・・」

あずさ「・・・どういう意味なのかしら?」

エージェント「あの『システム』よりも
       おそるべきものが
       いずれ、宇宙の中心からやってくる・・」

貴音「何と!?
   あのような物が、まだ他にもあるというのですか!」

エージェント「その時、きさまたちは
       月にねむっていた『システム』に・・・・
       ほろぼされればよかったと・・・・
       おもう事だろう」

春香「・・・来たいなら、来ればいいよ!
   その時も私たち『同盟』が
   必ず守ってみせるんだから!」

真「エージェントの姿が
  薄らいでいく・・・」

エージェント「・・・・もう、わたしのボディーが・・・
       『イジ』できない・・・・
       『イジフノウ』・・・・・」

千早「『システム』が破壊されたせいで
   存在を維持できなくなったのね」

エージェント「ソレ・・・ガ
       ワタシ・・ニ・・・・
       トッテ・・・ノ・・・・「シ」・・・・」

   シュン

あずさ「・・・消えてしまったわ」

貴音「どうやら
   エージェントとの決着も
   ついたようですね」

伊織「『システム』を発動させるためだけに
   生み出された存在・・・か」

やよい「何だかちょっとだけ
    かわいそうかも・・・」

美希「ところでミキたち
   ここからどうやって帰ればいいのかな?」

雪歩「あれ!?
   みんな、まだなにかが来るよ!?」

   シュン

あずさ「ああっ!?
    あなたは!?」

春香「Uキラー!
   いや、プロデューサーさん!」

Uキラー「ジャマな『エージェント』は
     いなくなったワケだな」

伊織「久しぶりじゃない
   まさか、こんなところで
   出会うなんてね」

Uキラー「つまり、この俺が
     トップにたったという事だ」

千早「・・・プロデューサー
   正気を取り戻していないわね・・・」

Uキラー「おまえたちを、倒したあとに
     じっくりと、地球を
     ぶちこわしてやるぜ!」

春香「『エージェント』も『システム』も
    倒したというのに・・・・
    何で、プロデューサーさんは
    『Uキラー』のままなの!?」

Uキラー「ごちゃごちゃと
     うるさいヤツらだな!」

あずさ「プロデューサーさん!
    しっかりしてください!」

Uキラー「ゆくぞ!!」

ウルトラキラーが、あらわれた!

やよい「わわっ、襲ってきますよ
    どどど、どうすればいいんですか!」

貴音「案ずることはありません」

真「やよい、ペンダントを使うんだ!」

やよい「は、はい!
    ペンダント!
    プロデューサーを助けてあげて!」ペンダントをつかった!

   ピカピカピカピカピカピカピカピカピカピカ

真「うわっ!?
  前よりまぶしくなってる!」

千早「光が、収まっていくわ」

やよい「・・・あ!」

雪歩「やった!」

雪歩「プロデューサー、もとに戻ったよ!」

P「うっ・・・・・
  こ、ここは?
  俺は、たしか・・・・・
 『ジャブロー』に、いたはずでは・・・・」

あずさ「大丈夫ですか、プロデューサーさん」

P「・・・・・そうか
  ・・・・おもいだした
  俺は『敵』に・・・」

春香「プロデューサーさん!
   なやむのはあとです
   私たちは
   はやく、ここから脱出しないと!」

貴音「敵が倒れた今
   いつ、ここが消滅するとも限りません」

P「・・・・・!」

伊織「プロデューサー!
   グズグズしてる場合じゃないのよ!」

P「・・・・そうだな
  ・・・・そうしよう
  俺が、道あんないしよう!」

『プロデューサー』が
仲間になった!!

美希「・・・プロデューサー
   本当に帰り方をわかってるのかな?」

千早「ウルトラキラーの時の記憶が
   あるのなら、大丈夫でしょう
   急ぐわよ、みんな!」

   あくうかん でぐち

伊織「奇妙な部屋だわ・・・
   ここが、出口かしら?」

ヤプール人「き、きさまら・・・
      なにものだ!?」

やよい「気をつけてください、ヤプール人です!」

ヤプール人が、あらわれた!

千早「邪魔よ! ヴェスバー、MAXパワー!」ヤプール人に722のダメージ!

春香「どいてっ! ロールキャノン、ねらいうち!」ヤプール人をやっつけた!

282のけいけんちをえた!

あずさ「ちょっと、気の毒な気もするわね・・・」

真「仕方ですよ
  場合が場合なんだし」

雪歩「あっ!
   まん中に、青い光の渦がありますぅ」

貴音「プロデューサー
   これが、出口なのでしょうか?」

P「ここから脱出できるはずだ」

美希「わかったの!
   みんな、とっとと飛びこむの!」

   ちきゅう バミューダ

春香「ここは・・・地球なの?
   ・・・どうやら、アメリカのようだけど」

千早「プロデューサー
   わかりますか?」

P「バミューダのちかくだよ」

春香「バミューダ?
   あの『バミューダトライアングル』ですか?
   フネや、ひこうきが
   たくさん、行方ふめいになっている?」

P「そう
  ヤプール人の『亜空間』は
  ここに、つながっていたのだ」

やよい「あのヘンな空間は
    さっきのヤプール人が作ってたんですか?」

P「敵が、われわれに、気がつかれず
  地球にこれたのも、こいつのせいさ」

伊織「意外と、スゴいヤツだったのね
   ・・・はっきり言って、弱っちかったけど」

P「・・・・俺は
  敵にコントロールされて
  いろいろと、わかったことがあった」

春香「それは、どんなことです?」

P「ジオンも
  クロスボーン・バンガードも
  ショッカーや、宇宙人も
  地球を滅ぼす
 『プログラム』の一つだったのだ」

真「それって、ほとんどの敵が
  『プログラム』と関係が
  あったってことですか?」

P「地球の『悪』をつかって
  地球のすべてを、破壊しようとしたのだ」

雪歩「・・・改めて考えると
   恐ろしい作戦ですぅ・・・」

千早「エージェントは
   50億年を費やしたと
   言っていたわ」
   
伊織「全く、あきれるくらいに壮大な計画よね・・・」

P「・・・・・・人間は
  あまりにも、はやく進化しすぎた
  コントロールのできない、きけんな進化だ」

あずさ「それは・・・
    確かにそうなのかもしれないませんね・・・」

P「たえない戦い、地球のおせん
  それは、地球内のみならず
  宇宙にまで、もちだされた」

貴音「悲しい話ではありますが
   この世から、争いの火種を完全に消すことは
   不可能なのかもしれません・・・」

やよい「それでもあきらめなければ
    きっと
    みんないつかは仲良くできるんじゃ・・・」

P「その、きけんな進化が
  宇宙のバランスをたもつ『システム』
  つまり『神』のプログラムに、ひっかかった」

美希「むー
   やっぱり、難しい話なの
   理解するのがメンドーなの・・・」

P「しかし『シャア』と『アイドル』という
  イレギュラーが、これを、くるわせた
  だから、われわれは、こうしていきている」

貴音「赤いすいせいのシャア・・・
   彼もまた、特別な存在だったのですか」

雪歩「結局、ソロモンを脱出してから
   行方がわからないみたいですぅ」

あずさ「いずれまた
    私たちの前に姿を現すのかしら?」

P「・・・・・しかし」

P「このまま、人類が
  きけんな進化を、つづけるなら・・・・
  また『システム』は発動するだろう・・・」

美希「でも『システム』は
   ミキたちがやっつけたよ?」

真「いや  
  エージェントは、もっと恐ろしいものが
  宇宙にあるって言ってた・・・」

P「つぎは『月』という小さな星ではなく
 『たいよう』にねむる『システム』が・・・・」

春香「・・・・・・」

美希「それにしても、この辺り
   ひどい荒れ地になっちゃってるね・・・」

貴音「緑は失われ、木々は枯れ果て・・・
   おそらく、他の地域も
   似たようなことになっていることでしょう・・・」

真「これじゃあ、
  いくらムーの技術が世界に広まっても
  手遅れかもしれないぞ・・・」

春香「ねえ・・・
   私たち、勝ったんだよね?
   地球を、守れたんだよね!?」

あずさ「・・・春香ちゃん
    ・・・それは
    それは・・・」

雪歩「確かに敵は全部
   やっつけたみたいだけど・・・」

やよい「こんなボロボロになった地球で
    みんな、生きていけるんでしょうか・・・?」

伊織「・・・おそらく
   もう
   永くはもたないわ・・・」

春香「!!」

千早「・・・私たち、どこかで
   選択を誤ってしまったのかしらね・・・」

春香「そんな・・・
   それじゃあ・・・
   私たちは・・・
   いったい・・・
   何のために・・・」

千早「春香・・・?」

春香「イヤ・・・」

千早「ちょっと春香、大丈夫!?」

春香「イヤだ・・・」

やよい「春香さん!
    どうしたんですか!?」

春香「イヤだよ・・・」

雪歩「春香ちゃん!?
   しっかりして、春香ちゃん!!」



春香「イヤだイヤだイヤだイヤだイヤだぁ!!
   こんなの、絶対にイヤだああああアアアア!!」

   エンディング



P「地球は死んだ」

P「もはや、母なる地球は
  いかなるいきものもいきてゆけない
  死の星となった」

P「『同盟』は、戦いには勝った
  しかし
  それを、勝利と言えるだろうか?」

P「のこされた人類は
  えいえんに
  母なる大地・・地球に
  ふれることなく」

P「とざされたスペースコロニーの中で
  いきて行くしかないのだ・・・」

P「そして
  人類のヒガイは
  あまりにも、大きかった」

P「もはや
  戦いいぜんの、テクノロジーを
  よみがえらす事すらできない・・・」

P「このまま、人類は
  ゆっくりと滅んで行くのだろうか?
  それとも・・・
  ふたたび進化の道を
  あゆむのだろうか?」

   CAST



アムロ&Gキラー 天海春香

シーブック 如月千早



アマゾン 高槻やよい

みなみこうたろう 水瀬伊織

おきかずや 菊地真



おおとりゲン 萩原雪歩

ハヤタ 三浦あずさ

モロボシダン&ジュドー 四条貴音



マークハンター 星井美希

アギラ 我那覇響

ミクラス 双海真美

ウインダム 双海亜美



ムラマツ 音無小鳥 

ブライト 秋月律子

おやっさん 高木順一朗&高木順二朗



ゾフィ—&Uキラー プロデューサー

ライダーキラー 黒井崇男

仮面ライダーV3&アストラ 日高愛

ライダー1ごう&ウルトラマンジャック(5話磔要員) 水谷絵理

ウルトラマングレート 秋月涼

仮面ライダーZX&ウルトラマンタロウ(5話磔要員) 岡本まなみ

少年ライダー隊&ホセのまご サイネリア



   AND

読んでくれた方々




               完


以上で終了です。

読んでくれた方、本当にありがとうございました!

遅くなりましたが、レス返しです。


>>20
もしや、某所で実況プレイをされていましたか?


>>21
ジーセイバーも、相当な黒歴史作品みたいですね。
いつか、怖いもの見たさでプレイしてみようかな
という気持ちはあります。


>>22
自分も違和感がないと思って始めたんですが
全然そんなことはありませんでした・・・。

グリマスやシンデマスはサッパリなもので、
主要キャラを765と876にして
脇役はそのままにしてみました。

>>23
キラーの配役は、とてもフツーな感じになりました。

ライダーキラーですが、美希に○させるわけにはいかないので
気絶させて助けた扱いとしました。
原作でも、ターン経過で終了するバトルですし・・・。

ザンジオーをプッシュした理由は
自分も開発者の方々に聞いてみたいです。
MAP上のドット絵を作るのが、メンドかったんでしょうか?


>>100
自分は初プレイ時に、7話の亜空間センサーで詰まりかけました。
基本的に、進め方が分からなくなるゲームですよね。


>>101
ベストエンドの存在は、自分もネットで初めて知りました。
コロニ—レーザー内の戦闘や、市長救出の二択が原因らしいですね。
ナンテコッタイ


>>205
ステータス画面のみの情報は、オールカットしてしまいました。

このゲーム、選択肢をミスった時の人類の減り具合は
ハンパないですよね・・・。

ガイアセイバー的な意味で、確実に万人受けはしない作品だと思いますが
プレイ時のいろんな記憶が思い起こされ、とても懐かしい気持ちになれました

ありがとうございました!

>>491
ガイアセイバーをプレイしたことがある方に読んでいただけ
嬉しく思います。自分も、何だかんだで思い出深いゲームですので…。

改めて読み返すと、誤字脱字の酷さが目立ちました。
読みぐるしい点が多かったと思いますので、ここでお詫び申し上げます。

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom