大竹「シンデレラとか765とかさ」 三村「ん?」 (93)

 ー 三村と近所の子

大竹「最近アイドルすっげぇ多くない?」

大竹「番組で一緒になること増えたけど、名前と顔が一致しねぇもん」

三村「俺は……まぁ、そこそこ詳しいよ」

大竹「あぁ、確かに楽屋に置いてある雑誌とか見て名前スラっスラ出てくるもんな」

大竹「普段は人の名前と顔を覚えない癖にな!」

三村「それは本当に申し訳ないと思ってます」

大竹「……政治家みたいな事言い訳しやがって!」

三村「いいじゃねえか。いや、本当はよくないけどね、とりあえず今はいいじゃんw」

三村「アイドルの名前とか覚えてるのはさ」

三村「ウチの近所の子もアイドルになったから、それも関係あるかもね」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1391013310

大竹「は?近所の子?」

三村「島村卯月ちゃん。知ってるだろ?」

大竹「あぁ、ニュージェネの?」

三村「そう、あの卯月ちゃん。ウチにもよく遊びに来てる子が、今じゃ人気アイドルよ」

大竹「遊びにってことは、娘の友達?」

三村「そ。昔、迷子になった衣音を連れて来てくれて、それからずっと仲いいの」

三村「礼儀正しいし、ホントいい子なのよ」

三村「会釈程度じゃなく、ちゃんとこっちの目を見て挨拶できる子」

三村「この前、局の廊下で会ってビックリしたもん」

三村「あれ、卯月ちゃん、今日はどうしたの?見学?って聞いたらさ」

三村「アイドルになっちゃっいました(Wピース)だってさ」

大竹「よく遊びに来る子なのに、アイドルになるって事全く知らなかったの?」

三村「娘とカミさんは知ってたみたいだけど、卯月ちゃんに秘密にしといてくれって言われてたらしいの」

大竹「あぁ、嫌われてたんだ」

三村「違う!」

大竹「w」

三村「俺を驚かせたかったみたいなの!」

三村「嫌われてはないと思う!」

大竹「思うw」

大竹「そこは自信持てよw」

三村「あの子がさ、アイドルに憧れてるっての知ってたから、デビューしたの聞いて泣いちゃったもん」

大竹「あー、あん時ね!思い出した!」

大竹「卯月ちゃんは号泣してるし、お前は」

『おめでとう!でも、まだこれがスタート地点なんだから頑張れよ』

大竹「みたいなカッコつけたこと言いながら目ぇ真っ赤にしてるし、他の二人も貰い泣きして」

大竹「でも俺はよく事情を知らないから、一人ポツンと廊下の端で爪弄りながら待たされてるっていうね」

大竹「何、あの居心地の悪さ!」

大竹「あとから来たモバPも『何すか、この状況』って」

三村「お前等も混じってくればいいじゃん!」

大竹「無理だろ!先にあんだけ内輪の感動の空気を作られてたら混じれねぇよ!」

大竹「結局、10分くらいモバPと『最近どうっすか?』みたいな当たり障りのない、身にもならないふわっとした世間話してよぉ」

三村「w」


大竹「なんか流れでメアドも交換してさ!」

三村「仲良くなれたならよかったじゃんw」

大竹「たぶん、登録したこと忘れるぜ」

三村「そんなこと言うなよ!メールすればいいじゃん」

大竹「何をだよ!」

三村「昼飯食った?とかさ」

大竹「嫌だよ!男同士でそんなの!」

三村「まぁ、でも卯月ちゃんと一緒に仕事すんの恥ずかしいんだよね」

三村「家族で付き合いのある家の子だから、つい素になっちゃうの。『近所の島村さん家の卯月ちゃん』だもん」

大竹「あー、なるほどね。照れちゃうのね」

三村「向こうも『衣音ちゃんのお父さん』とか『三村のおじさん』って感じのイメージが強くて、テレビで見る俺に違和感あるって言ってるぐらいだからね」

大竹「セクハラが控えめだったもんな!」

三村「無ぅーーー理ぃーーー!娘みたいな子にセクハラはできねぇよー」

三村「嫌われたくなーーーいーーー」


 - 三村と近所の子 おわり

書き忘れてたけど、某番組風

  ー ブラジル騒動

三村「大竹さん大竹さん、大変ですよ」

大竹「なに、どうしたの?」

三村「先週さ……アイドル事務所から怒られちった」

大竹「はぁ?!なにしたの?」

三村「ナターリアちゃん、わかる?」

大竹「覚えてる覚えてる。特番で一緒だったよな」

三村「うん、あのナターリアちゃん」

三村「おっぱいの大きい娘」

大竹「背ぇ小っちゃいのに、おっぱい大きい娘ね」

三村「小っちゃいのに大っきい娘」

大竹 「小っちゃいのに大っきい」

三村「小っちゃいのに大っきい」
大竹「小っちゃいのに大っきい」

三村「w」
大竹「w」

三村「繰り返さなくていいんだよw」

大竹「 小っちゃいのに大っきい。つい口に出したくなるフレーズ 」

三村「w」


大竹「で、なに、今のセクハラ発言して怒られたの?」

三村「いや、それは怒られなかった」

大竹「あ、言ったんだ」

三村「そこは本人もいい笑顔で『アリガトー、ミムラも触ってみル?』って言ってきたw」

大竹「ブラジル人すげぇな!」

大竹「あ……もしかしてマジで触った?!」

三村「いやいやいや!触ってない触ってない!」

大竹「触ったろ!この犯罪者が!」

三村「やってません、本当に!」

三村「あの、正直……、触りたい気持ちはありました」

大竹「おぉ」


三村「でもね、あの子のウチの子とあんまり歳変わらないんだよねー」

大竹「お前の娘の方が年上じゃなかったっけ?」

三村「そう考えたら触れません」

大竹「じゃあ、歳が上なら触ったのかよ!サイッテーだなお前」

三村「ナイスバディのブラジルの女に『触っていいヨ』って言われたところを想像してみ?」

三村「年齢の事は忘れてな」

大竹「……」

大竹「……仕方ない。それは仕方ない」

三村「納得しちったw」

三村「まぁそこはいいの。問題はその後」

大竹「セクハラはスルーだったのに、何がだめだったの?」


三村「アレですよ…」

三村「ロケ先にいたブラジル人の真似」

大竹「は?なに?ブラジル人の真似ってぇと」

三村「ロケで行った広島のテーマパークにいたブラジル人の真似」
    ※岡山 鷲羽山ハイランド

三村「ナターリアちゃんに教えたら気に入っちゃって、事務所がパニックらしいw」

大竹「ブラジルスキ?」

三村「え、あ、好きですよ」

大竹「ドウシテスキ?」

三村「そうですねー、サンバとか /大竹「アリガトーー!」

三村「ん゛あ゛ーーー!」

三村「www」
大竹「www」

大竹「これ教えたの?」

三村「うん。で、ちゃんと相手にあわせてアレンジしてやってるみたい」

大竹「本場の子にやられたら勝てねぇよ」

三村「で、あそこのプロデューサーに『あれ、どう対応するのが正解なんですか?イラッとくるのに、なんか怒れないんですけど!』って」

大竹「対応って……もー!って言うしかないよな」

三村「ナターリアちゃんが満面の笑みでやってくるから、余計に困るみたいw」


  - ブラジル騒動 おわり

  ー アイドルと眼鏡

大竹「この前、楽屋に上条が挨拶きたじゃん」

三村「はいはい、スリムな方のハルナね」

大竹「スリムな方って……芸人と並べて言うなよw」

三村「すっげぇ丁寧に挨拶してくれたねー」

三村「あの事務所の娘達は礼儀正しくていいよね」

大竹「『大竹さんに似合う眼鏡持ってきました』って差し入れに眼鏡持ってね」

三村「……似てないよね。そんな喋り方じゃなかったよね」

大竹「差し入れに眼鏡持って来られたの初めて」

三村「まぁ普通はないよね」

三村「『三村さんにも似合う眼鏡を考えてみました~』って言って、俺のまで用意されてたから、さらにビックリだよ」

大竹「 似てないよね。俺よりも酷くない? 」

三村「いや俺の方が似てたでしょ」

大竹「似てねぇよ!はっきり言うと、どっちも似てねぇから!」

三村「ファンの子から怒られちゃうw」

三村「でもまぁ、スゴいよね。あの眼鏡への拘り」

大竹「差し入れに眼鏡っていうのも普通あり得ないけど、運び方も普通じゃないね、あれは」

大竹「ジュラルミンケースに眼鏡はねぇだろ!」

三村「机にドン!ガチャ!ガチャ!って開けて、中にはずらりと眼鏡!」

大竹「圧倒されて俺ら二人とも、

『あ、これはどうもご丁寧に……』

   としか言えないっていう、ね」

三村「さらには、度までピッタリ」

大竹「ほら、今掛けてるこれが上条セレクション」

三村「ほんとバッチリだよね」

三村「俺なんて老眼なんだけど、無理のない姿勢で本が読めるちょうどいい度のヤツ選んでくれてんの」

大竹「その人が台本や雑誌を見てるときの距離、目の周りの筋肉の動きを見れば、その人に合った眼鏡はわかります」

大竹「って、ありえねぇよ!」

三村「さすがメガマスって呼ばれるだけはあるね」

大竹「メガマス?上条のこと?」

三村「そ。たしか、『メガネマスター』の略だったかな」
   ※テレビ番組という設定なので、キチはアレなので、マスターということにしています

大竹「そんな呼び方あるんだ」

三村「とにかく眼鏡推しみたい」

三村「共演者には、まず『はいはい、眼鏡どうぞ』ってw」

大竹「バカじゃねぇの?!なにその推し」

三村「ベストメガネドレッサー章の受賞して泣くぐらいだからね」

大竹「あれって、そんなにうれしい賞なの?!」

大竹「あなた眼鏡似合いますねー、ステキですねー!ぐらいのことじゃないの?」

三村「本人的には、目指していた頂点の一つみたいw」

 - アイドルと眼鏡 おわり

  ー 大竹、天使への暴挙

大竹「そうだ、アイドルって言えばさ、765プロの高槻やよいちゃん」

三村「あぁ、この前も共演したね」

大竹「あの子の挨拶の腕あがるヤツあるじゃん」

三村「はいはい、ガルウイングっていわれてるヤツね」

大竹「前から気になってたけど、お前やたら詳しいな」

三村「ウチの子がファンなのよ。よくテレビ見ながらキラメキラリ踊ってるの」

大竹「お前が?」

三村「ウーチーのー子ーがーっ!」

大竹「あぁ、子供ね。お前が踊ってるの想像しちゃったw」

三村「俺は無理だよ。膝がぐにゃぐにゃだから……」


大竹「まぁ、やよいちゃんはウチの息子も好きみたいだね」

大竹「テレビの前で、歌なのかよくわからない声で一緒に歌ってるもん」

三村「お前が?w」

大竹「むーすーこーがー!」

大竹「俺言ったよね?俺言ったよね?息子って!」

大竹「俺が歌なのかよくわからない声で歌ってたら、頭おかしくなったって思われるよね! 」

三村「で、やよいちゃんの挨拶がどうしたんですか?」

大竹「あの跳ね上がった腕つかんで、ん゛ー!ってしたくならない?」

三村「なんねぇよ!なに?なんか恨みでもあるの?」

大竹「いや、全然」

三村「なら、やんなよ!」


大竹「だってよ、これ見よがしに腕上げてんだぜ!掴んでくださいってことじゃねぇの?」

三村「大竹さん……今の発言で、間違いなく好感度さがってますよ」

大竹「まじで?!いやいやいや、みんな思ってるでしょ、あれ見たら!」

大竹「やんねぇよ、実際には!思ってるだけだかんね!」

三村「思ってるとしても口にした時点でダメだわー」

大竹「うん、同じ事、嫁にも言われた」

大竹「『何考えてんの、天使に対して!サイッテーね!』って」

三村「そりゃ、仁美も怒るわ」

大竹「名前言わなくていいよ……w」


  ー 大竹、天使への暴挙 おわり

さて、とりあえず一旦終了
また明日続き書くー

前にラジオ版書いてた人かな?

>>29
違うよー
SSでアイマス系も、さまぁ~ず系も初めてだよー

  ー 三村と棟方師匠

大竹「あのさ、この前の控え室でのあれ何?」

三村「ん?」

大竹「正座させられてたじゃん」

三村「はいはいはい」

大竹「あん時、聞きそびれたんだけど」

大竹「モバPと電話終わって控え室戻ってみたら、三村さんが正座させられてたの、あれ何があったの?」

三村「ん?ちょっと待って」

大竹「ん?」


三村「モバPとナチュラルに電話する仲になってんのw」

大竹「向こうから掛けてくんだよ!」

三村「で、ちゃんと取って話してw」

大竹「いいんだよ、その事は!w」

大竹「今はあの正座のことを知りたいんだよw」

三村「俺はそっちのが興味あるなー」

大竹「また今度!それはまた今度!」

三村「言ったね?」

三村「よし、じゃあ話戻しましょう」

三村「あれはね、師匠から有り難い言葉を頂いてたの」

大竹「師匠?!」


三村「棟方愛海師匠です」

大竹「なに、その呼び方。何の師匠?」

三村「おっぱい道の……師匠です」

大竹「なにそれ!」

三村「あの時さ、大竹さんが横にいると思って、置いてあった雑誌のグラビア見ながら、この子スタイルいいよねー。とか言って」

三村「で、隣で大竹さんも……というか大竹さんだと俺が思ってた人が頷いてたの」

大竹「お前、それは気付けよ。全然体格違うだろw」

三村「いや、あの、本に夢中でw」

大竹「どんだけ食い入ってんだよ!中学生じゃねぇんだから!」

三村「心はいつまでも少年のままだからw」



三村「まぁ、それでね」


三村「やっぱりデカい方がいいね。って言った瞬間、」


三村「『それは違うよ、三村さん!』って師匠が」


大竹「あの子が?」


三村「そ。で、俺の肩掴んで『三村さんは、大きな勘違いをしてる』って力説」


三村「『大きいのは確かに素晴らしい!でももね、大きさじゃないんだよ!!』って」


三村「柔らかさ、胸の曲線、他のスタイルとのバランスについて収録開始まで延々と」


大竹「完全に中身、おっさんじゃねぇか」


三村「見た目とのギャップが凄いよねw」


三村「で、ふと周りが気になって振り返ってみたら」


三村「冷めた顔でこっちを見つめる川島瑞樹と、引いてる卯月ちゃん……」

大竹「……あー……お父さん嫌われちゃったな」

三村「川島はどうでもいいんだけどさ、卯月ちゃんに目を合わせづらそうにされる気持ちわかる?」

大竹「完全にお前の自業自得だよな」

  - 三村と棟方師匠 おわり

 


  ー 大竹の恐怖体験

大竹「野外ロケおぼえてる?」

三村「先週の?」

大竹「そうそれ」

大竹「簡易控え室のテントでさ、大原みちると隣の席になったんだけど」

三村「あー、みちるちゃんか」

大竹「びっくりするね!噂は聞いてたけど、なにあのパンの量」

大竹「焼きたてのパン屋の棚みたいに、自分の前にパン置いてんの」

三村「あれはスゴいね」

大竹「あの日、僕もお腹減ってたんです」

大竹「よく行くカフェで、一押しのメニューが売り切れというアレでね」

三村「アレですか」

大竹「そこでも納得行かない事があったんですけど、その話はまた今度にします。と に か く お腹減ってたの」


大竹「その状況で隣見たら、山盛りのパン」

三村「あぁ~、それはツラいね」

大竹「『ども』みたいに軽く挨拶して、様子を伺って、大原が前向いたときに」

大竹「すっと手をそのパンの方にのばしたら」

大竹「しっかり見られてました」

大竹「フランスパン咥えて顔は前向いたまま、目だけで俺の顔と手をキッ!キッ!と」

三村「w」

大竹「アイドルのしていい目じゃないねアレ」

大竹「動けなかったもん。すっげぇ怖ぇ」

三村「クリックリで可愛い目じゃん」


大竹「いやいやいや、三村さん。あれは体験しないとわからないって」

大竹「捕食者の目だって、アレは」

大竹「怖い怖い怖い怖ーい!」

三村「うるさいよw」

三村「黙って手を出したお前に非があるよね」

大竹「……それは否定しません」

大竹「むしろ、そのあと『食べます?』って一個差し出してくれたので、あの子のことは大好きです」

三村「餌付けされてんじゃねぇかw」


  - 大竹の恐怖体験 おわり


  ー またアイドル事務所からクレームが

大竹「三村さん……俺も怒られちゃいました。アイドル事務所から」

三村「お前もかよ!俺らいい歳して、何怒られてんのw」

大竹「いや、俺のは納得いかないのよ!」

大竹「俺のせいじゃねぇし!」

三村「まず、言い分を聞きましょう。何があったの?」

大竹「収録の休憩中なんだけど。セットからちょっとはずれたあたりんところに休憩の机があんじゃん」

大竹「そこで茶を飲みつつ、数人で休んでたんですよ」

大竹「で、その机の上に一個だけ、ポーンと小道具が放置されててね」

大竹「それに気づいた隣のヤツが、チラッチラこっちを見てくるんですよ」

三村「ほう」



大竹「高垣楓です」


大竹「小道具と俺の顔を交互にチラッチラと」

大竹「何かをね、期待した目で見てくんのよ!」

三村「あれねw 端から見てるとカワイいんだけど、向けられると困るよね」

大竹「目を逢わせないようにしてたんですけど、ついに動きました。本人が」

大竹「置いてあった小道具の杖を突っつきながら

『このステッキ、とってもステキですね。ウフフ』

って。」

大竹「そのあと、更にまだこっちをチラッチラ見てくる」

大竹「もぉ仕方ないんで合わせました」

『もう、俺の物じゃなくなってしまったけどね……』

って」

三村「悲しいダジャレ風の合いの手ねw」


大竹「急に振られた感じだからさ、なんかイマイチで」

大竹「うわー、滑っちまったー!って、すっげぇ不安になってたら」

大竹「向かいに座ってた千早ちゃんが口からお茶、ブッシャー!って吹いちゃった」

三村「あの子もいたのかー」

大竹「俺の台本ビッチャビチャ」

大竹「思わず、ありがとうございます!って言っちゃった」

三村「それは引くわー」

大竹「ありがとうございます。に対しても笑う笑う」

大竹「素敵なステッキで限界来てたみたいで、もう何言っても笑っちゃう状態」

大竹「で、千早ちゃんが笑いすぎて咽せちゃって、収録再開が20分押して」

大竹「『楓さんを調子に乗らせないでくださいよ』って事でモバPに怒られたけど」

大竹「知らねぇよ!」

三村「それはお前が悪いね」

大竹「えぇ?!俺ぇ?!いやいやいや!」


三村「ノった大竹さんの責任ですよ」

大竹「俺も被害者側だろ?!」

大竹「高垣なんて、そのあと本番中も杖持ってんの!使わないのに!」

大竹「千早ちゃんに見えるように持ってんの!あっちのが質悪いだろぉ!」

大竹「で、よせばいいのに千早ちゃんも『なんでそれ持ってきてるんですか?』って聞いちゃうから」

大竹「アイツも『ステキでしょう、この杖』って、わざと言い方変えて思い出させようとすんの」

大竹「千早ちゃん、ずっとンフンフ言って番組進行できなくなるし」

大竹「俺に文句言われるの訳わかんねぇ!」

三村「……大竹さん、本番中のそれにも合いの手いれてないよね?」

大竹「……」

大竹「……」

三村「喋れよw」

三村「共犯だよね、間違いなくw」

  ー またアイドル事務所からクレームが  おわり

- 17歳のあの人

三村「あのさ……」

大竹「ん?」

三村「あ、これ名前出していいのかな……」

三村「一応、イニシャルにしときます」

三村「アイドルのN.A.ちゃん」

大竹「N.A.....N.A.?」

三村「あ、ちょっと繰り返したらマズいw」

大竹「あぁ、17歳のN.A.さんね!」

三村「あの子は、真剣に隠すつもりがあるの?」

大竹「え、えぇ?!あ、あの子には何か隠すような秘密がぁ?!」

三村「猿芝居やめろよw」


三村「あ、大竹さん。念の為、このネタで弄っていいのか聞いてくださいよ」

大竹「誰に?」

三村「友達のモバPくんにw」

大竹「友達じゃねぇよ!」

三村「そうなんですか?よく電話してるとこ見るんですけど」

大竹「たまたまだろ!たまたま掛かってくるときが、お前がいる時なの!」

三村「とりあえず知らない仲じゃないんだから、話が早いでしょ」

大竹「……えー、マジで掛けんの?」

三村「お願いしまーす。もし、事務所NGでここ丸々使えなかったら勿体ないじゃん」

大竹「……」

大竹「……俺の携帯ある?」

三村「あ、俺一人残されちゃったw」

- 5分後 -

三村「あ、意外と早かったね」

大竹「全っ然、問題ないってよ」

三村「隠すつもりなのは本人だけなのねw」

大竹「『17歳?ハハッ!やっちゃってください!』って」

三村「アイツ酷ぇなw」

三村「んじゃ、事務所okなら話進めよう」

三村「あの子はどんだけうっかりすれば気が済むの?」

大竹「菜々ちゃん、未だに俺達のこと、『バカルディ』って呼ぶときあるよな」

三村「2000年に『さまぁ~ず』に改名したから、17ひく14……3歳?w」

大竹「バカルディを覚えてくれてるなんて、よっぽど俺達のこと好きだったんだろうなw」

三村「収録ん時にもかやらかして、内村さんに『17歳!菜々ちゃん、1 7 さいー!』って突っ込まれて」

三村「しばらくしてハッ!となって落ち込んでるのw」


大竹「俺さ、『大石恵三、毎週みてましたよー』って言われたときにはどうしようかと思ったもん」

三村「何度もやらかすからそういう芸風かと思ったけど、本人は顔青ざめてるしw」

大竹「出演者の肌年齢チェック時にも、肌年齢21歳って出て本気のガッツポーズ」

三村「そん時も内村さんが『17歳!菜々ちゃん、1 7 さいー!』 って必死にw」

三村「……なんかさ、菜々ちゃんの話題、自分から振っといてあれだけど、ちょっとこっちが凹んできたんだけど、もうやめない?」

大竹「まぁ、これからも……17歳という事で精進していただきたい、ですね……」

三村「綺麗に纏めようとしなくていいからw」

- 17歳のあの人 おわり

 - お前、誰だ?

パパ「息子ー!返事しなさーい!息子ー」

息子?「」

パパ「お、いたいた」

パパ「パパが呼んだら返事しないとダメじゃないか」

息子?「」

パパ「…息子?おい、息子?!あれ、お前やけに大きくないか?」

仁奈「息子じゃねぇんでごぜーます」

パパ「あれぇー?!仁奈ちゃんだった?!あれぇー?!えー!」

仁奈「仁奈でごぜーますよ」

パパ「えー!ウチの子は?! 息子は何処行ったの?」

仁奈「息子さんの気持ちになるのですよ……」

パパ「……何があったんだよ……」

 - お前、誰だ? おわり

 - あの子はアイドル? 芸人?

三村「春香ちゃんも確か、小さい頃見たアイドルに憧れてアイドルになったって言ってたよね?」

大竹「たしかそうだったね」

三村「…」
大竹「…」

三村「春香ちゃんはどうしてあぁなっちゃったの……?w」

大竹「わからねぇw」

大竹「ライブ衣装のまま熱湯風呂とかに率先して参加するし、なんなのアイツ」


三村「こっちから指示したわけでもないのに『あの、危ないから押さないでくださいね。絶対に押さないでくださいね』って言うし」

大竹「おでんもやってたな……」

三村「ローション床はさすがに周りが止めてたけどねw」

大竹「『律子に怒られるからー!』って真ちゃんが止めてたねw」

三村「止めるどころか投げ飛ばしてたよねw」

三村「投げられてそのままプールに落ちるし」

大竹「若手の出番が完全に食われてたなー…」

大竹「リハん時もさ、芸人側に混じって落とし穴やら落下物のチェック入念にしてんの」

大竹「スタッフにも『合図のあと、どれぐらいのタイミングで開きます?』とか聞いてさw」

三村「俺たちの仕事奪う気満々じゃねぇかw」



三村「あの子の小さい頃って、2000年ぐらいだよね。どんなアイドルがいたっけ……」

大竹「モー娘とか松浦亜弥。あと、日高舞もその頃じゃねぇ?」

三村「浜田さんとか石橋さんに弄られる子はいたけど、芸人ばりに身体張るアイドルなんていなかったよな……」

三村「お笑い番組も、あの頃だとエンタとかネタ披露がメインでしょ?」

大竹「春香ちゃんの芸風と違うよな」

三村「ダチョウタイプというか、だよね?」

三村「まぁ、当時はそれに憧れてたけど、今は主流の芸風に乗り換えてー……」

大竹「……いやいやいや、アイドルだよな?w」

 - あの子はアイドル? 芸人? おわり

- ペットショップで見た思いも寄らない光景

三村「優羽とオモチャ屋行ったの」

三村「戦国時代のゲームの新しいのないかなー。って思ってさ」

大竹「お前、本当にそれ好きだな」

大竹「また長曽我部クンと遊ぶ気か」

三村「アイツはもういいよw 面倒くさいw」

三村「で、そのオモチャ屋の二軒先にペットショップがあんの」

三村「間にある店が狭いから、ペットショップも隣の店って言ってぐらいの距離で」

大竹「どんぐらい狭いの?」

三村「ん?え?間の店?」

大竹「うん」


三村「幅5……メートル……ぐらいの、もし食い物屋だったら、カウンター席しか無いんじゃない?って感じの……」

三村「狭いの店の説明いる?!」

大竹「狭い狭い言うから気になるじゃん」

三村「話進めさせろよ!」

三村「で!だいたい30分~…ぐらいしてオモチャ屋を出たら、ペットショップ前に1人の女性がいんの」

大竹「狭い店の前じゃなくて?」

三村「ペットショーップッ!」

三村「狭い店のことはよく知らないし、この話に関係ないから!」

大竹「あぁ、そうなの?なんか気になるんだよなw 蕎麦屋?」

三村「場所教えるから自分で見てきなさいよ!w」

三村「……えっと、どこまで話したっけ?」

大竹「w」


大竹「オモチャ屋から出たとこです」

三村「完全に話の腰折られたよ……」

三村「オモチャ屋を出たらね、ペットショップ前に女性がいんのよ、ペットショップ前にぃ!」

三村「そのペットショップの窓がちょっと洒落た感じで、大きい四角い窓じゃなくて、縦長の窓で」

三村「そこにその女性が張り付くように中を覗いてんの」

大竹「トランペット欲しい少年みたいな」

三村「あぁ、そんな感じw」

三村「何となく、その人に見覚えあるなーって思って近づいてみたら」

三村「和久井ちゃん。和久井留美ちゃんだったw」

大竹「あいつ、何やってんのw」


三村「『あら三村さん、偶然ですね。こんな格好でごめんなさい』って、窓に張り付いて尻を、こうクイッと突き出したまま顔だけこっち向いてw」

大竹「どんだけ中に夢中なんだよw」

三村「で、気になったのが、」

大竹「どうせ三村さんの事だから、突き出した尻が気になってたんでしょ」

三村「そこは、子供の手前、その、ね?」

大竹「w」

三村「尻もだけど俺が気になったのは、和久井ちゃんって、いつもクールな感じの表情してるよね」

大竹「うん」

三村「笑っても、微笑み。って感じじゃん」

三村「それがその時は、頬が緩んでニやニヤしてるのを隠し切れてない表情なの」

大竹「優羽がグラビア写真チラ見してた時みたいな?」

三村「w」


三村「そうなると何を見てたのかが気になって、俺も覗いてみることにしたの」

三村「優羽も『お父さん、僕も見たい』って言うから、『じゃあ、和久井ちゃんの下に入れてもらいな』って言って」

三村「俺ぇ。和久井ちゃん。優羽の縦三段で中を覗いてみたらさ」

三村「中で向井拓海ちゃんが、猫の両手持ってこっちの方に向けて」

三村「グルグルパー、ギュッパッギュッパッみたいに、猫の手を閉じたり開いたりして遊んでんの」

三村「口動いてたから、多分『ニャーニャー』言いながらw」

大竹「見られてるの気づいてないの?w」

三村「多分、和久井ちゃんだけに見せてるつもりだったんだろうね」

三村「ほら、縦長の窓だから、覗く前は俺が見えてなかったんじゃない?」

三村「しばらくして猫の手でこっちに向かってバイバーイ。ってやって、ようやくそこで、『ハァッ?!』ってなって、それから動きがだんだん小さくなって、スッ……と猫を床にw」


大竹「俺ならそこで開き直って、最後までやり通すけどな!」

三村「歩きながら歌ってるとこを見られたときみたいに?w」

大竹「そ!恥ずかしがって止めたら負けなんだよ」

大竹「俺だったら自分を曲げないよ!」

三村「w」

三村「自分を曲げちゃった拓海ちゃんが店出てきたけど、耳まで真っ赤で俯き気味で『……あの……おはようございます……』って、すっげぇ声小っせぇのw」

大竹「曲がるどころか、完全に折れたなw」

大竹「つーかお前、髪下ろした自分の顔とかじゃなくて、そういう場面を写メ撮れよ!」

  - ペットショップで見た思いも寄らない光景 おわり

あとちょっとストックあるけど、眠い、寝るー

また明日ー

三村「こちら」

 ー アイドルに関する略語の意味を当ててください

大竹「略語?」

三村「ファンの間で用語になってる略語だってさ」

大竹「何を省略したか考えればいいのね?」


 『ドナマス』
   ※テレビ番組という設定なので、キチはアレなので、マスターということにしています

三村「マスが付くってことは、『メガマス』みたいなことだよね」

大竹「『ドナ』の『マスター』ってことか」

三村「……」

大竹「……」


大竹「この後のスケジュール……どーなってますか」

大竹「この後のスケジュール、どーなますか?」

三村「ドーナマスか?」

三村「違うよw」

三村「なんで片言っぽいんだよw」

大竹「……」

大竹「消臭力って、ドーナマスかー?」

三村「またその歌かよw」

大竹「w」

大竹「あ!」

大竹「……ドーナツか!」

三村「ドナーツマスター?」

大竹「ドナーツじゃねぇよw」

三村「フフ……ドーナツねw」

ピンポーン

三村「おぉ、正解正解!」



 『どき変』


大竹「あの人の前だと、ドキドキしすぎて変になっちゃいそう」

三村「なに、その青春的でいやらしい感じw」

三村「動機が激しくて変になりそう」

大竹「それは病院行けよ」


三村「アイドルに関することなんだよね?」

大竹「……」

大竹「全然わかんねぇな」

三村「答え見てみよう」


  『どうしたきらり、言葉遣いが変だぞ』


大竹「わかるか!どういう状況だよ!w」

三村「あの子、いつも元気だけど、たまにテンション下がるんじゃない?w」

大竹「その状況が略語として広まってるってどうなんだよ……」



 『みフ辞』




大・三「「みくにゃんのファン辞めます」」



みく「なんでにゃーーーーーーーーーーーーーー!」
のあ「」ビクッ


おわり

もうストック切れたよ

また思いついたらやるかもー

動きも脳内再生いけるよな? って思ったから
括弧後の半角カタカナ全部消したけど、問題無かったよね?

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