宥「宥玄」玄「小話?」(138)

こないだ見たシチュエーション安価の怜竜SSが面白そうなので挑戦する
書けそうになかったら安価付近で頑張る


>>5

サウナで我慢比べ

サウナで我慢比べ

玄「温泉はおうちのお風呂と違って、これはこれでいいね」

宥「うん!色々なお湯につかれるし、サウナもあるよー」ホンワカ

玄「いくらでも時間潰せそうだね!」

宥「幸せ~」


玄「……」

宥「あれ、玄ちゃんサウナに行くの?」

玄「折角だから堪能しようかなって…お姉ちゃんも来る?」

宥「行くー」

サウナ

玄(うわわっ、思ったより暑かった!)

宥「ちょうどいいあったかさだね、玄ちゃん」

玄「う、うん!」

玄(お姉ちゃんのことだから5分で出るとかはないんだろうな…)

玄「……」チラッ

宥「うふふ」シアワセー

玄(10分だけ…10分だけ我慢しよう…)

10分後

玄「お姉ちゃん、私そろそろ…」

宥「えっ、もう出ちゃうの?」

玄「そろそろ…ば、晩御飯の時間だね!今日は何が良い?」

宥「うーん、こないだ玄ちゃんが作ってくれた白菜とブタバラのお鍋がいいなぁ」

宥「あれ、すっごく美味しかったんだぁ」

玄「本当? じゃあ今日の晩御飯は決まりだね」

宥「やったー」

玄「えへへー」

玄(…じゃないよ!サウナから出たいって言わないと)

宥「えへへー」ナデナデ

玄(…あと10分だけ、あと10分だけ)

クロチャーが干からびちゃう!

更に10分後

玄(あ、熱い…)

玄(もう、ここまで頑張ったんだから、出てもいいよね…)

玄「お姉ちゃん、私限界かも…」

玄「そろそろ上がろう?」

宥「えっ、そんなぁ…」

玄「これ以上いたらのぼせちゃうよ…」

宥「じゃあせめて、あと100秒だけ」

玄「無理だよー。私、外で待ってるからお姉ちゃんの気のすむまで入っててよー」

宥「でも、私は玄ちゃんと入っていたいから…」

玄「……」

宥「ダメかな?」

玄「あと10秒だけだよ?」

宥「玄ちゃん!ありがとう」ニコニコ

宥(うぅ…もうちょっと玄ちゃんとサウナにいたいのに、10秒なんてすぐ来ちゃうよ…)

宥(一体どうすれば…)ハッ

宥「いーーーーーーーーーーち」

宥「にーーーーーーーーーーい」

宥「さーーーーーーーーーーん」

玄「その後は私が数えようか?」

宥「ちゃ、ちゃんと短く数えるから!」

宥「ごー、ろーく、ひーち」

宥「はーち、きゅー…」

玄「……」

宥「きゅーてんいちー、きゅーてんにー」

玄「お姉ちゃん」

宥「な、何かな玄ちゃん…」

玄「上がろう?」ニコッ

宥「う、うん…我慢します…」

>>22

>>17

くろちゃんと怜が仲良くしてるのに嫉妬するお姉ちゃん(と竜華)

怜「ドラローさん、ドラローさん」

玄「どうかしましたか、園城寺さん」

怜「うちってほら、病弱やん? 今日みたいな日差し強い日は倒れてしまいそうになるんや」

怜「どっか休めそうとこ、知らん?」

玄「それでしたら、ちょうどそこにベンチがありますよ」

玄「お姉ちゃん達が帰ってくるまで、座って待ってましょうか」ニコニコ

怜「出来れば横になりたいんやけどなぁー」チラッ

玄「横に…?でも草の上は痛そうですし…」

怜「柔らかいまくらとかあればええんやけどなぁー」チラッ チラッ

玄「…あっ、なるほど」

玄「膝枕いたしますよ!」

怜「言うといてなんやけど、ほんまにええの?」

怜「膝枕って慣れとらんと辛いんちゃう?知らんけど」

玄「大丈夫です!これでも偶にお姉ちゃんに膝枕しているんですよ!」フンス

玄「だから、思う存分に膝枕されちゃってください!」

怜「そうなん?ならお言葉に甘えるで…」ヨイショット

玄「ふふっ、遠慮しないで下さいね」ナデナデ

怜「はふぅ…玄ちゃんの膝枕、めっちゃええわ…」

玄「それはよかったです」ナデナデ

竜華「………」

宥「………」

竜華「お茶買うてくる合間に、あんなんなってるってどういうことなん?」

宥「…で、でもほら!園城寺さんは病弱だから…」

竜華「そんなん関係ないわ!怜に膝枕するんはうちやって決まっとるもん!」

竜華「玄ちゃんのあの位置は私の場所や!」

宥「じゃあ玄ちゃんの膝の上は私の場所だよ…!」

宥「いつもああやって炬燵でじゃれてるんだからっ…!」

竜華「なんや宥ちゃんとは気が合いそうやなぁ…抗議に行くで、宥ちゃん!」

宥「う、うん!」

竜華「玄ちゃーん」

宥「園城寺さーん」


玄「あっ、お姉ちゃん達帰ってきましたよ」

怜「なんやえらい慌てとるなぁ…」

玄「ほんまやね」ナデナデ

怜「…嬉しいけど、玄ちゃんに関西弁は似合わんな」クスクス

玄「実は私も違和感があります」クスクス


竜華「玄ちゃん!そこ、変わって!」

玄「はい、良いですよ」

宥「園城寺さんも、私と変わってください…!」

怜「私も別に構わんよ」

竜華・宥「やったー」

竜華「……」

宥「……」

竜華「ちゃうねん…二人とも交代したら意味無いんや…」

宥「なんだか、思っていたのと違う…」

竜華・宥「でも……」


怜「二人とも仲ええなぁ」ニコニコ

玄「なんだか私達も嬉しいですね!」ニコニコ


竜華「これはこれで」ナデナデ

宥「よかったかも…」


>>33

仲良し姉妹を見つめながらハンカチを噛みしめる菫さん

>>29

エイプリールフール

玄「明日はエイプリルフールだね」

宥「玄ちゃん、何か嘘つくの?」

玄「穏乃ちゃんや憧ちゃんにつこうかなって思ってるよ」

宥「どんな嘘?」

玄「むぅー…思いつかないから、お姉ちゃんも考えて」

宥「今から!?あと2時間で3月終わっちゃうよ?」

玄「どうしよう…やっぱり、嫌い! って嘘がいいのかな…」

玄「実はエイプリルフールで、嘘でしたーって種明かしする奴とか」

宥「うーん…ありがちだけど、あんまりあったかくないね」

玄「じゃあこれはボツ」


玄「頭撫でてあげるね って言って、お姫様抱っこするのはどう?」

宥「穏乃ちゃんなら軽そうだし、お姫様抱っこできそうだね」

宥「でも嘘ついてる感じはしないかなぁ…」

玄「そっか…ならこれもボツだね」

玄「そうこう言ってるうちになんだか眠くなってきちゃったね…」

宥「うん…玄ちゃん、もうお布団入ろ?」

玄「うぅ…もうちょっとだけ考える」

宥「お布団の中でも考えられるから、ね?」

玄「…うん、わかった」


宥「はぁ、お布団あったかいね玄ちゃん」

玄「うん…でもどうしよう。何にも嘘が思いつかないよお姉ちゃん…」

宥「玄ちゃん…」

宥「…玄ちゃん、実はね」

玄「?」

宥「お姉ちゃん、付き合ってる人がいるんだ」

玄「えっ!?う、嘘!?」

宥「嘘だよー」ニコニコ

玄「………」

宥「もう12時過ぎちゃってるよ、玄ちゃん。はやく寝よう」

玄「……」

宥「玄ちゃん?」

玄「まだ寝ない」

宥「えっ!?」

玄「お姉ちゃんなんて嫌い」ギュッ

宥「……ふふっ、おやすみ玄ちゃん」


>>44

菫「」

恋バナ

恋バナ

玄「お姉ちゃん恋バナしよう!」

宥「ふぇっ!?そ、そんな急にどうして…」

玄「憧ちゃんが、そろそろ恋バナになれなさいって…」

玄「ずーっと女子校だったから気付いてないかもしれないけど、お年頃なんだからっていうから…」

宥「うぅ…確かにその通りかも」

玄「それで、お姉ちゃんって好きな人いるの?」

宥「うっ…えーと…」

玄「……」シンケン

宥「凄くあったかくてー、優しくてー、料理上手でー」

玄「ふむふむ」

宥「年下でー、同じくらいの身長でー、いつもニコニコしていてー」

玄「うん?うん…」

宥「いつも私の面倒を見てくれてる、おもち大好きな玄ちゃん!」

玄「ってそれ私じゃん!」

宥「きゃー///」

玄「きゃー///」

ほっこり(//∇//)

宥「それで、玄ちゃんは好きな人いるの?」

玄「ええっと…あったか…というよりもあつくてー」

宥「うん」

玄「ちょっとだらしなくてー、でも困ったときは助けてくれてー」

宥「うんうん」

玄「いつも炬燵に潜っていてー、でもいつもお帰りって言ってくれるお姉ちゃん!」

宥「えっ、私だったの?」

玄「きゃー///」

宥「きゃー///」



玄「ふぅ…恋バナって結構面白いね、お姉ちゃん!」

宥「た、多分なんだか違う気がする…」

玄「えっ、あ、あれっ?」


>>55

宿題

宿題

玄「……」カリカリ

宥「玄ちゃん、何してるの?」

玄「夏休みの読書感想文だよー」

宥「あぁ…私それ苦手…」テヘヘ

玄「私も…感想ってなんだか上手く書けないよね」テヘヘ

宥「途中で何を言ってるのかわかんなくなっちゃうなぁ」

玄「ところが、今回は秘策があるのです!」

宥「おぉー」

玄「憧ちゃんから聞いたところ、こういう感想文は本の感想じゃなく、本の主題に沿った体験談を書けばいいのだとか!」

宥「な、なるほど…!」

玄「それで私が読んだ本は家族についての話だったから、今お姉ちゃんのことについて書いてるんだー」

宥「えっ、私のこと!?」

玄「うん」ニコニコ

宥(…どんなこと書いているんだろう?)チラッ

 (略)…私にも姉がいます。普段は寒いと言ってなかなかお布団や炬燵から出ようともしません。

宥「玄ちゃん」

玄「ん?どうしたの、お姉ちゃん」

宥「ここは直した方がいいと思うなぁ…」

玄「あっ!見ちゃだめだよぉ!」

宥「もう見ちゃったよぉ…」

玄「うぅ…でも、直すのはいいけどなんて直せばいいの?」

宥「えっ?そ、それは…」

玄「…?」

宥「…あー、『そしてみかんがないとすぐ私に持ってきてといいます。』」

玄「えっ、認めちゃうの!?」

宥「『そしてあろうことか妹である私に、剥いてくれなきゃやだと甘えます。』」

玄「そ、それ本当に書くの!?いいの?」

宥「うぅ…だって本当のことだもの…」

玄「お姉ちゃん…『でも、私は知っています。そんな甘えん坊な姉ですが、いつも私のことを心配して気に掛けてくれているのです。』

玄「『私が落ち込んでいるとき、姉は私が何も言わなくてもすぐに気付き、私を優しく慰めてくれます。』」

宥「えっ、玄ちゃん…」

玄「『そのお陰で、私は辛いことがあっても、お姉ちゃんがいるから大丈夫だ!と頑張ることが出来るのです。』」

宥「ちょ、ちょっと…」

玄「『そういう意味では、普段姉が私に甘えてくるのも、心の中で私のことを信頼していてくれているからだと思います』」

宥「や、やめて…そっちも消して/////」


次、風呂に入ってくるので>>85 落ちてたら寝る

あったかくない

あったかくない

宥「玄ちゃん玄ちゃん」

玄「なあに、お姉ちゃん」

宥「おうちのみかん、もう無くなりそうだったよね?」

玄「箱の奴?今剥いてるのが最後だよー」

宥「だと思って、お菓子買ってきたんだぁ」

玄「わぁ、ありがとうお姉ちゃん。でもこれ…ハバネロって…」

宥「辛いもの食べると、体があったかくなるんだよー」

宥「いつもみかん剥いてもらってるから…はい、あーん」

玄「…あーん」

宥「美味しい?」

玄「か、辛い…お水飲むね」

宥「あったかくなった?」

玄「んーん」

宥「もいっこ食べる?」

玄「んー…いい」

宥「あれっ…?」

玄「ごめん…それお姉ちゃんだけで食べて」

宥「あー、やっぱりダメだった?」

玄「うん…」

宥「ごめんね玄ちゃん、これはお姉ちゃんが食べるね…」シュン

玄「お姉ちゃん…」

宥「……」サクサク

玄(あっ、拗ねちゃったかも…)

宥「……」サクサク

玄「はい、お姉ちゃんみかんだよー」

宥「……」サクサク

玄「あーん」

宥「…あーん」

玄「美味しい?」

宥「…でもみかんはあったかくない」

玄「そりゃあみかんだからね。だけど甘くて美味しいよー?」

宥「…とりあえず、もういっこ食べたらあったかくなるかも」

玄「はい、あーん」

宥「あーん」

玄「…あったかくなった?」

宥「…わかんない、もう一回試してみた方が」

玄「も、もうみかんなくなっちゃったけど…」

宥「えっ!あったかくない…」シュン

玄「ごめんごめん」

 次>>103

おもち

おもち

宥「玄ちゃん、またおもち焼くの?」

玄「うん。鏡開きのおもちがなかなか無くならないからね」

宥「今日はどうしようかー」

玄「おぜんざいかなぁ」

宥「あれ好きー」

玄「私も!」

宥「なんだか焼くのも手馴れてきたね」

玄「私はおもちのプロだからね!」

玄「いま網の真ん中にあるこの子!反対側も同じ様に焦げ目がつくまで焼いてあげるんだー」

宥「へー」

玄「そのお隣のこの子は、一番最初に乗せたやつなんだけど、もういい感じに焦げ目がついてるね」

玄「この子のおなかの辺りをお箸でこうやって割ってあげるの」パキッ

宥「ふんふむ」

玄「そうしてしばらく焼いてあげると…」プクー

玄「ほら!ふくらんできたよ!」

玄「凄いでしょ、お姉ちゃん!」

宥「うん、凄い凄い!」

玄「このちっちゃくて丸いおもちはね、お店で売ってる鏡餅の、中にたくさん小さいのがつまってるタイプのやつなんだー」

玄「食べやすいし、個包装で使いやすいけどあんまりのびないしさほど美味しくない」

玄「まぁ、所詮工場で作ったものだし、防カビ剤も入ってるから仕方ないんだけどね」

宥「ふーん、そうなんだ…」

玄「こっちの、包丁で切ったひし形のおもちはね、料理長さん達がもち米をきちんと蒸し器で蒸して、杵と臼でついたおもちなんだよ」

玄「つきたてはおもちが手にひっつくから、片栗粉をつかって形を整えてあげるんだけどこれが大変で」

玄「私も手伝ったんだけど、なかなか丸くならないし熱いしで難しかったんだよー」

宥「く、詳しいね玄ちゃん…」

玄「おもちのプロだから!」

玄「…と、話しているうちにお姉ちゃんのおもちが焼けたよ!」

宥「あっ、これさっき言ってた美味しいやつ?」

玄「そうだよー、お姉ちゃんのおもち!食べて食べてー」

宥「あ、ありがとう…」

玄「どう?よく伸びるでしょ?」

宥「ん」モグモグ

玄「柔らかいでしょ?」

宥「んー」モグモグ

玄「ほんのり甘くって美味しいでしょ?」

宥「ん…」モグモグ

玄「なんてったって、私が育てたんだからね」ドヤッ

宥(どうしよう…玄ちゃんが言うとどうしても違う風に聞こえちゃう。私の心が汚れてるのかな…)

玄「…こっちのおもちも私が育てたんだけどねっ」ふにゅっ

宥「ひゃっ…!もう、玄ちゃん…やっぱりわざとだったんだね」メッ

玄「えへへー」


次、ラスト >>120

布団

布団

玄「うわわっ、もう1時?明日も学校だから早く寝ないと…」

宥「炬燵でテレビ見てるとなかなか抜け出せないね…」


玄「お姉ちゃん、お布団ひいたよー」

宥「ありがとう玄ちゃん」

玄「それじゃあ、もう寝ようか」

宥「うん!」

玄「……」

宥「……」

玄「お姉ちゃん、起きてる?」

宥「起きてるよ、どうしたの?」

玄「こないだね、憧ちゃんのお家にお邪魔したんだけど…憧ちゃんちってベッドなんだって!」

宥「そうなんだぁ、憧ちゃんのお家って神社だから憧ちゃんもお布団なんだって思ってた…」

玄「…実をいうと、灼ちゃんちもお布団じゃなくてベッドなんだって」

宥「えー!」

玄「周りみんながベッドだと、ちょっぴり憧れちゃうなぁ」

宥「なんだかよくわかるなぁ」

玄「私、あれがいい、お姉ちゃんと2段ベッド使ってみたい!」

宥「うん。面白そうだよね」

玄「私が下のほう使うから、お姉ちゃんは上で寝てね」

宥「あれっ、私が上なの?」

玄「うん、そのほうが暖房も直に当たるでしょ?」

宥「あぁ、なるほどー」

玄「それで、毎朝はしごを上ってお姉ちゃんにおはようって言うの」

宥「なら私は、毎晩玄ちゃんにおやすみって言ってからはしごを上るね」

玄「楽しそうでしょ?」

宥「やってみたいね」

玄・宥「えへへー」

玄「……」

宥「どうしたの、玄ちゃん?」

玄「でもやっぱり、私はお布団のままでいいや」

宥「ふぇ?どうして…?」

玄「うーんと、ね……」モゾモゾ

宥「…?」

玄「えいっ」モゾッ

宥「ひゃあっ!」

玄「こうやって、お姉ちゃんのお布団にもぐりこめるから!」

宥「もう、玄ちゃんったら…」ニコニコ

玄「お姉ちゃんあったかーい」ギューッ

宥「玄ちゃんもー、あったかーい」ギューッ

玄・宥「てへへー」


玄「おやすみ、お姉ちゃん」

宥「おやすみ、玄ちゃん」

カン お付き合い頂いて感謝っす

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