春香「ええーっ!?スマッシュブラザーズからオファーですか!?」 (107)

春香「おはようございまーす!」

P「お、おはよう春香」

春香「プロデューサーさん、おはようございます!」

P「春香、来てそうそうなんだが、お前に新しいオファーが来てる。しかもとんでもなくビッグなのがな」

春香「え、何ですか何ですか?まさかドームでソロライブとか!?」

P「まあ落ち着け。先に言っておくが、この仕事はおそらく事務所始まって以来の大仕事だ。驚いて腰抜かすなよ?」

春香「えー、そんなこと言われたらますます気になるじゃないですかー。もう、もったいぶらずに教えてくださいよう」

P「そうだな」

おわり

期待

乙!面白かった!

春香「うるとらばっくどろっぷ!!」

P「うわああああ!!!」


春香「あっ・・・・プロデューサーさんのお尻・・きゃっ/////」

春麗のマチガイデシター

プレイヤーキャラクターはPで765のアイドル達を操って戦うパターンを想像した

P「春香、210(ニンテン)プロダクションは知ってるよな?」

春香「はい。世界的なスターがたくさん所属してる一大プロダクションですよね」

P「そうだ。いずれはうちもそうなりたいものだが……今は別にいい。

じゃあ、その210プロダクションが主催してるスマッシュブラザーズって大会は知ってるか?」

春香「もちろん知ってますよ。210プロのスター達が集まってバトルするんですよね」

P「そうだ。世界的なスターが集まるだけあって、注目度も非常に高い」

春香「でも、それがどうしたんですか?」

マスオ「ええーっ!?スマッシュブラザーズからオファーかい!?」

かと思った

P「どうしたんですかじゃないよ。今の話の流れで察しろよ」

春香「察しろって……え?

ま、まさか?」

P「そうだ。

次に開催されるスマッシュブラザーズに、春香をゲスト参戦させてみないかと、210プロから直々にオファーをいただいた」

春香「えっ……?」


ええーっ!!?」

春香「ぷろでゅーさーさん ぎゅーってしますよ」

P「やめてくれ・・・・・・死ぬ」

これは気体

210wwwwwwwwwwwwwww

P「ハハハ、驚いたか」

春香「お、驚いたかって、そりゃ驚きますよ!」

P「まあそれもそうだろうな。俺だって最初に聞いた時は腰抜かしそうになった」

春香「ど、どうして私にそんなオファーが?」

P「いや、次回のスマッシュブラザーズなんだけどな、どういう風の吹き回しか765プロが協賛してるらしいんだよ。それで、765プロからゲスト参戦してみないかと、春香を名指しで指名して来た」

春香「え、えっと……」

P「どうした、嬉しくないのか?」

春香「嬉しいというかなんというか……そういうのは真とかの方がいいような……」

千秋「さすが春香おねえさま応援します」

夏奈「なにー!?私も出るぞー!!」



みたいな話かと

P「まぁ、確かにそれは俺もそう思った。真とか響とか、他にもいいアイドルはいるじゃないかとな。

けどな春香、210プロさんはわざわざお前を指名してくださったんだ。これがどういうことかわかるな?」

春香「えっと……」

P「つまり、春香が765プロの代表だと思われてるってことだ。それは誇りに思っていいと思うぞ」

春香「プロデューサーさん……」

P「それに、もし参加して結果を残せば、それは765プロ全体の成長にもつながるんだ」

春香「どういうことですか?」

P「私も偉くなるから 君もアイドルになれる日が早くなるってことさ」

春香「わ~~~♪」(パアアアアアアアアア/////////

P「スマッシュブラザーズで使われる会場は、世界でも有数の大きな会場だ。何万人はくだらないくらいのな。

それにさっきも言ったが、スマッシュブラザーズは世界中の注目を集める一大イベントだ。そこで765プロの代表として春香が目立てば、765プロにも注目が集まる」

春香「なるほど」

P「さらに、もし優勝すれば、優勝商品として、そのスタジアムでのライブ権が与えられるんだ」

春香「おお!」

P「世界中の人たちが集まる中で、765プロオールスターライブなんてものを開催すれば……」

春香「おおお!!」

P「……あとはどうなるか、わかるな?」

春香「おおおおーっ!!!」

あげ

P「というわけだ。まあ、優勝は流石に厳しいだろうが、出てみる価値は十分すぎるくらいあると俺は思うんだが……」

春香「すごいです!私にそんなチャンスが……!」

P「と、いうことは……」

春香「はい!出場します!」

P「そうか。まあ春香ならそう言ってくれると思ってたよ。じゃあ先方には俺から連絡しておくからな」

春香「はい!

よーし、765プロのためにも、頑張るぞー!

……でも、バトルかー……不安だなー……」

P「そう言うとも思ってたよ。

しかし喜べ春香」

春香「?」

インベルさんがアップを始めた

P「今回、もし春香が出場するってことになったら、210プロさんから特別コーチが来てくださるそうだ」

春香「コーチですか?」

P「ああ。しかも前回大会準優勝という超がつくほどの強者で……」

春香「つわもので?」

P「ギネスブックにも認められてる、名実ともに世界一のスーパースターが来てくださるそうだ」

春香「そ、そんなすごい人が……!」

P「奇跡的な機会だ。気後れしないようにしないとな」

春香「は、はい!」

http://i.imgur.com/0KOaVQc.jpg

P「あと これを渡しておく がんばってくれ」

春香「わ~ リストバンドだあ~」ニヤニヤ・・・・

緑「俺の出番か」ガタッ

スタジアム


春香「うわ~……広い!!」

P「噂には聞いていたが、これは想像以上だな……」

春香「優勝すれば、ここでライブができるのか……!」

P「ああ」


春香「ここで待ってればいいんですか?」

P「ああ、もうそろそろ来るはずだが……

おっ、来たぞ」

春香「あっ、はい」



マリオ「こんにちは!」

す べ て の ス マ ブ ラ 族 へ

目玉と羽の付いた帽子を被って参戦する千早

マリオ「じゃあまずは基本的な飛び道具から。ファイアーボールを出して投げてみてくれ」

どんがらがっしゃーん

どんがらがっしゃーん

どんがらがっしゃーん

ドーン\GAME!!/

マンマミーア

春香「は、はわわ……!」

P「知ってると思うが、こちらが210プロのスーパースター、マリオさんだ。

ほら春香、ちゃんと挨拶しないと」

春香「こ、こんにちは!ああの、私765プロでアイドルやってる、あ、天海春香っていいます!よろしくお願いします!」

マリオ「知ってる知ってる、最近大人気だもんな」

春香「ほ、ほんとですか!?ありがとうございます!」

マリオ「おう。

そんじゃ、俺も自己紹介しないとな。210プロ所属のマリオだ。よろしくな、春香ちゃん」

春香「はい!よろしくお願いします!」

マリオ「で、そっちの変な頭した人が……」

P「あ、どうも。私765プロの専属プロデューサーです」

マリオ「ほう、プロデューサーか。最近765プロが調子いいのも、あんたの手腕なのかもな」

P「いやいや、頑張ってるのはアイドルのみんなですよ」

マリオ「ハハ、それもそうだな。

じゃあ春香ちゃん、はじめにいろいろ説明しておくよ」

春香「は、はい!」

マリオ「かたいかたい、もっと力抜いて。

えーと、まずは何から話すか……」

マリオ「え、炎を出せない?
     仕方ない、じゃあ空を飛べるようになろうか。尻尾生やしてもらえる?」

まずは軽く二段ジャンプしてみて

マリオ「まず、次の大会のことなんだけど……プロデューサーさんからどれくらい聞いてる?」

春香「いえ、次の大会に出場するってことしか……。

あっでも、テレビでスマッシュブラザーズは見てたので、おおまかなルールはわかります!」

マリオ「そいつはよかった、手間が省けるな。

んーとまず最初に、次の大会はこれまでとは違ってタッグ戦なんだ」

春香「タッグ?」

マリオ「2対2ってことだな。出場者同士でタッグを組んで、それでバトルする」

春香「そのタッグはどうやって決めるんですか?抽選とか?」

マリオ「いや、あらかじめ組んでおいて、その2人組でエントリーするんだ。

ちなみに、春香ちゃんは俺とタッグなんだ。よろしくな」

春香「は、はい!」

まずは残機増やしとこうか
俺が亀投げるから踏んでね

春香「ふぁいあーぼ~る♪」 ドゴオッ!!!


マリオ「うむ・・・・いいね!! そして はわわ~♪って言いながら この壁にパンチしてみてくれないかな?」

春香「はっ はわわ~♪」 シュンッ!!! ドッガアアアアン!!!


マリオ「(やはり・・・この威力は あのプロデューサーさんの想いから来ているんだな・・・この破壊力)」

マリオ「で、乱闘のルールは大体わかってると……」

春香「はい」

マリオ「んー、ならここで教えられることあんまねえな……」

春香「え?」

マリオ「よし、とりあえずステージに行ってみるか!」

春香「あ、はい!」


P「ん?もうこんな時間か。

春香、次の仕事があるから俺そろそろ行くわ」タタッ

春香「はい、お気をつけて!」


マリオ「……大変そうだな」

春香「でも、とっても頼りになるんです」

マリオ「そりゃよかった。じゃ、ステージに行こうか」

春香「はい!」

マリオ「……とまあ、ステージに来たわけだが」

春香「ここがスマッシュブラザーズのステージ……」

マリオ「まずは基本的なことからやってみるか」

春香「はい」

マリオ「まずは空中ジャンプだな」

春香「……はい?」

マリオ「見ててくれよ……」


ピョン

ピョピョン

スタッ


マリオ「はい」

春香「いやちょっと」

いえーい当たった

マリオ「ん?」

春香「すごいですよ!どうやってやったんですか今の!?」

マリオ「いやー、俺にも原理はよくわからん。

ただ、このステージの上だと、ちょっと思い浮かべたらできるようになる」

春香「そんなにアバウトなんですか?」

マリオ「そんなもんよ。

春香ちゃん、運動は得意?」

春香「いえ、あんまり……」

マリオ「ふーむ、そうか……

まあ、習うより慣れろだ。とにかくやってみよう」

マリオ「まずは一回ジャンプしてみて!」

春香「わかりました。

えいっ!」ピョン

マリオ「それで着地する前に空気を蹴るように!」

春香「え、ええっ!?

えーいっ!!」


ピョーン


春香「やった、できた!」

マリオ「おおー!一発で出来るとは流石だな!」

春香「ありがとうございます!」

マリオ「よし、今の感覚を忘れないように練習だ!」

春香「はい!」

~~~~~


マリオ「よーし、緊急回避もマスターしたな。

これで基本的な動きは全部終わりだ。お疲れ様」

春香「ありがとうございました!

それにしても、このステージの上にいるとほんとに何でもできちゃうんですね」

マリオ「それにしたって、一週間はかかると踏んでたのにな。不完全とはいえ、まさか一日で一通りやり終えちまうとはな」

春香「まだまだ不安ですけどね」

マリオ「さすがは765プロが誇るアイドルだな。宮本さんが名指しで指名する理由もわかるよ」

春香「そ、そんな、照れちゃいますよ」カアァ

マリオ「とはいえ、練習あるのみだ。しばらくは基本的なことを徹底するぞ。

じゃあ、今日はここまでにしておこう。お疲れ様」

春香「はい!ありがとうございました!」

事務所

春香「……ふぅ、緊張したー。

まさかマリオさんがわざわざ来てくれるなんて……」

雪歩「はい、お茶どうぞ」コト

春香「あ、雪歩ありがと」

雪歩「すごいね春香ちゃん、210プロから直接指名されるなんて」

春香「そんな、たまたまだよたまたま」

雪歩「そんなことないよ。春香ちゃんだからこそ、指名されたんだと思うよ」

春香「雪歩……」

雪歩「頑張ってね、春香ちゃん!」

春香「うん、頑張るね!」

数日後


春香「はぁ、はぁ………」

マリオ「すごいな、もうここまでマスターしちまったよ」

春香「ど、どうでしたか!?」

マリオ「もうほとんど完璧だな。シールドから緊急回避から、俺たちとあんまり変わらねえレベルまで来てるよ」

春香「ほんとですか!やった!」

マリオ「あのP頭のプロデューサーから春香ちゃんは誰よりも努力家だって聞いてたけど……たしかに、これは並大抵じゃないな」

春香「えへへ……

私、運動とかあんまり得意じゃないんで、その分人よりも頑張らないとって思って」

マリオ「立派だなぁ……俺も見習わなきゃな。

さて、基本動作をマスターしたところで……

次はお待ちかね、ワザだ」

春香「ワザですか?」

マリオ「ああ。

スマッシュブラザーズだと、決められたワザを使って戦うんだ。もちろん、そのワザは自分で決められるんだけどな

例えば、俺ならこんな風に……」

ボッ

春香「うわっ!」

マリオ「手から火の玉を出す、必殺ワザ『ファイアボール』だ。

その他にも、手軽に攻撃できる弱攻撃、バランスのいい強攻撃、威力の高いスマッシュ攻撃、それから投げワザなんかがある」

春香「へえー」

マリオ「そのワザをこれから考えていこうか」

春香「はい」

マリオ「とは言っても、春香ちゃんはアイドルだよな……流石にグーで殴ったり蹴ったりはマズイかな……」

春香「あ、ちょっといいですか?」

マリオ「ん?」

春香「その攻撃って、痛くないんですか?」

マリオ「痛い?」

春香「はい、痛かったりしたら、ちょっと怖いなと思って……」

マリオ「ああ、それは気になるよな。

でも大丈夫、このステージにいる限りは、ダメージを受けるだけで痛みはないよ」

春香「ほんとですか?」

マリオ「ああ。ついでに言っとくと、このステージから出たらワザも空中ジャンプも使えなくなる。うっかりワザを出したりしたら大変だしな」

春香「そうなんですか」

走り攻撃はどんがらがっしゃーんで決定ですな

ゴリラが女子高生をバックブリーカーで抱えて谷底にダイブする事案が発生

マリオ「うーんそうだな、やっぱり春香ちゃんはアイドルらしい攻撃のほうがいいかな」

春香「アイドルらしい攻撃?」

マリオ「ああ。例えば、マイクで音波攻撃とか、紙吹雪を投げつけたりとか……」

春香「それいいですね!でも、どうやってやるんですか?」

マリオ「空中ジャンプとかと同じさ。頭に思い浮かべて、それを実行するだけだ」

春香「頭に思い浮かべて……よし!

じゃあ早速……


どーーーん!!!」ドーン


ドゴォ

マリオ「ぐおっ!?」

春香「ああ!大丈夫ですか!?」

ワザなんかなくても持ち前の歌唱力があるじゃないですかー!

マリオ「おおう、なかなか強烈だな……」

春香「す、すいません!私ってばうっかり……」

マリオ「いやいや、大丈夫だよダメージ受けただけだから。

それにしても、声を固めて飛び道具にするとは……面白い攻撃だな」

春香「そ、そうですか?」

マリオ「ああ、こいつは使えるぜ」

春香「ありがとうございます!それじゃあ次は……」

>>50
くっそこんなので

マリオ「ワイヤー復帰に飛び道具に、結構バランスがいい構成になってるな」

春香「そうですか?」

マリオ「ああ。特にダッシュ攻撃のヘッドスライディングなんかすげえ強烈だったぜ!」

春香「あ、ありがとうございます!

(ほんとはアレ転んだだけなんだけどな)」

マリオ「それから、下からドカンと花火か。ウルトラソウルみたいに」

春香「はい、これは強烈かなと思って」

マリオ「実際強烈だったぞ、モロに食らったし」

春香「ごめんなさい……」シュン

マリオ「ハハ、冗談だ冗談。

よし、それじゃそれぞれの技に磨きをかけるか」

春香「はい!」

さくらスペシャルが出たら起こして

また数日後


マリオ「どのワザもだいぶ様になってきたな」

春香「ほんとですか?」

マリオ「ああ、もう一流のファイターみたいだ」

春香「えへへ……」

マリオ「じゃあ、そろそろ実戦やってみるか?」

春香「え?実戦ですか?」

マリオ「おう。このステージはな……」ピッ


ゾロゾロ

春香「うわ、なんか出てきた!」

マリオ「こんな具合に、雑魚敵が出せるようになってるんだ。

そうだな……じゃあ、試しにその雑魚敵を10体倒してみろ」

春香「は、はいっ!」

マリオ「最後は崖掴み無敵Fからのキャンセル空中攻撃シールド固め着キャン投げ→メテオの練習だ」

春香「えい、えいっ!」ビシッ

マリオ(弱攻撃は往復ビンタ……女の子らしいな)

春香「でやっ!とう!」ボカボカッ

マリオ(強攻撃はメガホンにキックか……)

春香「えーいっ!!」ブンッ

マリオ(マイクスタンド振り回しスマッシ……隙はデカいが強烈そうだな)

ボカッ

春香「うわっ!」

ドンドン

春香「うわ、わっ、わあっ!」

ドコォ

春香「きゃああああ!!」

バァン

マリオ「あ」

そういえばマリオがどんな口調で喋るのか知らないな

マンマミーア

春香「ううう……」

マリオ「悪い悪い!いきなり10体はキツかったな……」

春香「イメージと全然違いますね……ちっとも思った通りにいかないや」

マリオ「まあ、相手もサンドバックじゃないからな」

春香「でも、これぐらいでくじけてちゃダメですよね!もっともっと、特訓あるのみです!」

マリオ「よーし、その意気だ!ドンドン行くぞ!」

春香「はい!」



雪歩「春香ちゃん、頑張ってるなぁ……」

春香「ていっ!やあ!とうっ!」

マリオ「ほらほら!まだ脇が甘いぞ!」

春香「えーいっ!!」ドコッ

マリオ「ぐっ、やるな!

だがしかし!」

春香「えっ」

マリオ「こいつを食らえ!」


パキィン

マリオ「行くぞ!

マリオファイナル!!!」ゴオオオオ


春香「う、うわあああーーっ!!!」

基本的にはピーチ姫と似たような攻撃方法かな

春香「す、すごかった……」

マリオ「はっはっは、見たか!これが『最後の切り札』だ!」

春香「最後の切り札?」

マリオ「……そういや教えるの忘れてたな」

春香「えっ」

マリオ「いやー、悪い悪い。最後の切り札っていうのはな……」


パアァ


春香「何ですかこれ?」

マリオ「これはスマッシュボールっていうんだ。乱闘中に出てきたこれを攻撃して壊せば、さっきのマリオファイナルみたいな強力な攻撃が撃てるってわけだ」

春香「へー!」

マリオ「ただ、壊しても相手に攻撃されたら奪われるコトもある。かといって誰にも当たらなかったらどんな強力な攻撃でも意味がない。タイミングが重要だぞ」

春香「なるほど」

マリオ「春香ちゃんの最後の切り札は……」

春香「コンサートで音波攻撃とか?」

マリオ「いや、悪くないんだが……それだとうちのゴリラと丸かぶりなんだよな」

春香「そうなんですか……」

マリオ「つっても、最後の切り札適当にしてたら相当不利になるし……」

春香「……あっ、じゃああれにします!」

マリオ「?」

春香「できました!私の最後の切り札!」

マリオ「よし、じゃあ見せてみろ!」

春香「はい!」


パキィン

春香「よーし!

レベルアーップ!!!」ピョン


マリオ「あれ、どこ行った?」

春香「こっちですよ!こっち!」

マリオ「ん?

あっ、画面の奥に!」

春香「行きますよー!!

Are you ready!!I'm lady!!はーじめよーうー!!」

ドドドドド

マリオ「うおおおおお!?」

春香「どうでしたか!?」

マリオ「画面奥からの声の弾丸の雨嵐……やるじゃねーか!」

春香「ほんとですか!?」

マリオ「ああ、これなら立派に最後の切り札だ!

んじゃ、一番大事なコトが決まったところで……特訓再開だ!」

春香「はい!」

マリオ「よーし、今日はここまでだ」

春香「お疲れ様でした!」

マリオ「いやー、みるみるうちに強くなっていくな。こりゃ俺もうかうかしてらんねえな」

春香「まだまだ、マリオさんには敵いませんよ」

マリオ「そうか?まあ、そんな簡単に抜かされるつもりはねーけどな」

春香「……あの、マリオさん」

マリオ「ん?」

春香「マリオさんって、世界一って言われるぐらいのスーパースターなんですよね?」

マリオ「まあ、そうだな」

春香「なのに、どうして私につきっきりで教えてくださるんですか?私みたいな一アイドルに……」

マリオ「……そうだな」

>>1
お前スマブラ小説書いたイオタだろ

>>68
別会社のゲストの人と被ってませんかね
あの人は手前だけど

マリオ「……実は俺、元々この業界に入るつもりで入ったわけじゃないんだよ」

春香「え、そうなんですか?」

マリオ「ああ。元々は、山奥で配管工やってただけさ。もちろん今でも配管工は続けてるけどな。

それがある日、大魔王にさらわれたお姫様を助け出して一躍ヒーローになった」

春香「クッパさんとピーチさんですね」

マリオ「そうさ。そしたら210プロにスカウトされてな、自分なりに必死で頑張ってたら、気がつきゃこうなってた」

春香「すごいですね……」

マリオ「あと、何故かクッパとピーチ姫も210プロに入ってきた」

春香「それは何でなんでしょうね」

マリオ「知らん」

マリオ「まあ、俺だってこの仕事は好きだぜ?

俺が頑張れば、みんなが笑って楽しんでくれる。こんなに面白いことはないさ」

春香「それは私も同感です」

マリオ「……けどよ、いつまでも俺ばっかりが輝いてるわけにはいかねえし、いつまでもトップでいられるほどこの世界は甘くはねえ」

春香「……………」

マリオ「事実、ポケモンたちとかはずっと俺に食らいついてる。いつかは抜かされるだろうな。

けど、抜かされるのは別に構わない。それで次のスターが現れるなら、俺は潔く引っ込むよ」

春香「マリオさん……」

マリオ「けどよ、もし俺が衰えても次のスターがいなかったとしたら、それはこの業界自体のピンチだ。

どんぐりの背比べでいつまでも下の連中が燻ってたら、そのうちこの業界自体が無くなるだろうな」

春香「そんな!」

マリオ「だから、そうなる前に俺を脅かすような奴に会いたいのさ。

君のコーチを買って出たのもそういうことだ。春香ちゃんみたいな若くても輝きを放てる存在は貴重なんだ」

春香「…………」

マリオ「俺も全力を尽くす。春香ちゃんにも、俺を脅かすぐらいの存在になって欲しい。

だから、一緒に頑張ろうな」

春香「……はいっ!」


マリオ「っと、湿っぽくなっちまったな。

それじゃ!また明日がんばろうな!」

春香「はい!ありがとうございました!」

数日後


春香「でいっ!でやぁ!」

マリオ「これは……!」

春香「とどめっ!うりゃああ!!」

ドゴォ


春香「やったー!!100人組手クリアー!!」

マリオ「……まさか、もうクリアしちまうとはな……」

春香「だんだん自信がついてきました!本番が待ち遠しいです!」

マリオ「なあ、春香ちゃん」

春香「はい?」


マリオ「一回、俺と本気で乱闘してみようぜ」

着実に強くなっててワロタ

春香「えやあっ!」ブン

マリオ「スキあり!」

春香「あっ」

マリオ「おりゃああ!!」ドゴォ

春香「きゃああああ!!」


GAME SET


マリオ「ふぅ…危ねえ危ねえ、何とか勝てたな」

春香「えへへ、やっぱり負けちゃいました……」

マリオ「けど、ここまで追い込まれるとは思ってなかったぞ」

春香「そんなに追い込みましたか?」

マリオ「ああ、ギリギリだった」

春香「やった!」

マリオ「一旦休憩にするか」

春香「はいっ」


~~~~~


春香「ふぅ~……」


雪歩「春香ちゃん」

春香「あれ、雪歩?」

雪歩「たまたまお仕事が近くだったから来ちゃった。お茶いる?」

春香「ありがと、一杯もらえる?」

雪歩「はいどうぞ。

すごかったねぇ、今の」

春香「まあね。マリオさんのおかげだよ」

マリオ「こんにちは、始めましてだな」

雪歩「あ、は、はじめまして……」

マリオ「えっと…萩原雪歩ちゃん……だっけ?」

雪歩「は、はい!」

マリオ「最近よく見るよ、頑張ってるんだね」

雪歩「あ、ありがとうございますぅ!

あの、春香ちゃん、今度のスマッシュブラザーズに出るんですよね?」

マリオ「ああ、そうだよ」

雪歩「すごいなぁ、春香ちゃん、そんな大きな大会に出るなんて……」

春香「いやあ、指名してくれた210プロさんに感謝だよ。もしかしたら美希とかが選ばれてたもしれないしね」

雪歩「そうだねぇ……」

マリオ「………雪歩ちゃん」

雪歩「はい?」


マリオ「出る?」

雪歩「……え?」

マリオ「うん」

雪歩「私が?」

マリオ「うん」

雪歩「スマッシュブラザーズに?」

マリオ「うん」

雪歩「そ、そんなの無理ですぅ~!!」ズガガガ

マリオ「うおお!?」

春香「ああ雪歩!ステージに穴あけちゃダメだよー!!」

なぜかAVの撮影に聞こえてしまった

イオタもしくは光太郎スレ

雪歩「す、すみません、取り乱しちゃって……」

春香「もう、雪歩ったら……」

雪歩「ごめんね、春香ちゃん……」

マリオ「まあまあ。

でも雪歩ちゃん、どうして無理だと思うんだ?」

雪歩「だ、だって、私、怖がりですし、運動も苦手ですし、ダメダメですし……」

マリオ「……確かにそうかもしれない。怖がりなのはさっきの見たらわかる」

雪歩「はぅ」

マリオ「けど、俺にはそれだけじゃないように見えるんだ」

雪歩「え?」

最後の切り札はカタギじゃなさそうな人を召喚

マリオ「きっと君は、誰よりも芯の強い、本当の強さを持ってる。

普段は怯えてばかりでも、土壇場や大舞台では120%の力を発揮できる、そんな強さがある。

そんな風に見えるけど、違うか?春香ちゃん」

春香「一目見ただけでそこまでわかるなんて、すごいですね。

はい。雪歩はとっても芯の強い、いざという時には頼りになる子です」

雪歩「は、春香ちゃん、そんな私……」

春香「何言ってるのよ雪歩。雪歩の舞台度胸は、誰よりもすごいんだから……」

雪歩「………///」カアァ

マリオ「やっぱりな。その目を見ればわかるよ」

マリオ「それに、春香ちゃんも俺と組むよりも、気心の知れてる友達と組むほうがやりやすいと思うんだ」

春香「それは……確かにそうかも」

マリオ「だろ?」

春香「でも、今から変更なんて出来るんですか?それに765プロからは私だけって話だったんじゃ……」

マリオ「どうとでもなるよそんなこと。それにどうせなら765プロチームのほうが目立つだろ?」

春香「それも確かに

……あれ?ということは」

マリオ「ああ、もし雪歩ちゃんがやるなら、俺は君たちのライバルになる」

春香「Oh」

マリオ「なーに、心配いらんよ。今の春香ちゃんなら、きっと俺たちとも戦える。

後は雪歩ちゃん次第だ」

雪歩「うぅ……」

春香「雪歩………」


雪歩「……足、引っ張っちゃうかもしれないけど……」

春香「!!」

雪歩「それでも、いい?」

春香「もちろん!」

雪歩「じゃあ……で、出ます!」


マリオ「……決まりだな。俺から連絡しておくよ」


春香「大丈夫、雪歩ならできるよ!一緒にがんばろ!」

雪歩「う、うん!私も、頑張るね!」

>>1Twitterに晒されてるぞ
よかったなw

春香「それじゃ、基本的なことから教えるね!」

雪歩「うん」

春香「まずは………」


マリオ「(……天海春香……人をひきつけて、笑顔にしてみせる……

まさしく、天性のアイドルだな)

もう、俺の出番はなさそうだな」

春香「え?」

マリオ「今の春香ちゃんなら、雪歩ちゃんもしっかり鍛えられるな」

春香「はい、任せてください!」

マリオ「それじゃ、俺は元のチームに戻ろう。次に会う時は、ライバルだ」

春香「……はい!」

春香「雪歩は意外とパワーファイターだと思うな」

雪歩「え?」

春香「ほらいつもコンクリートに大穴開けてるし」

雪歩「ああ、確かに子供の頃から穴をたくさん掘ってたから、腕の力はあるかもしれない」

春香「それじゃ、それを活かして闘おうよ。あと、そのスコップとか、ドリルとか」

雪歩「ドリルかぁ……家にあったかな」

春香「えっ」

雪歩「えっ?」

春香(冗談で言ったのに……)

配管工「ハハッ」

支援

雪歩「えーいっ!!」ブオン


ドゴゴォン

春香「うはぁ」

雪歩「ど、どうかな?」

春香「想像以上だよ……これは武器になるね」

雪歩「あとは……落とし穴とか?」

春香「あ、それいいかも!

それから、最後の切り札も決めなきゃね」

雪歩「最後の切り札?」

春香「最後の切り札っていうのはね……」

響「えっ、春香と雪歩が!?」

伊織「アンタ知らなかったの?」

真「もうみんな知ってるよ」

やよい「うっうー!二人ともすごいですー!」

美希「昨日見に行ったけど、想像以上にすごかったの」

真美「はるるんはこう、パーっとしてぎゅーんってなってどーんって!」

亜美「ゆきぴょんはね、ズドンといってぐわしってなってさいごはどっかーんだったよ!」

伊織「何もわからないわよ」

千早「あの二人が、765プロの代表なのね」

貴音「これは皆で応援に参らねばなりませんね」

律子「幸いオフの人が多いみたいだし、みんなで行くのも悪くないわね」

真「あーあ、ボクが出たかったなー」

あずさ「あらあら、真ちゃんらしいわね」

大会前日


春香「パァン!」

「!?」

春香「今だよ雪歩!!」

雪歩「えいっ!!」ギュルルル

「」

バァン

春香「やったね!情け無用組手30人抜きだよ!」

雪歩「何とか達成できたね」

春香「じゃあ、明日本番だし、今日はこのくらいにしておこうか」

雪歩「うん」


P「二人ともすごいなぁ……別世界の人間みたいだ」

春香「あ、プロデューサーさん!」

雪歩「お疲れ様です!」

P「悪いな、全然見てやれなくて」

春香「いえいえ、プロデューサーさんも頑張ってるんですから」

P「どうだ?少しはやれそうか?」

春香「はい!」

雪歩「大丈夫です!」

P「心強いな。

しかし、雪歩が出場すると聞いた時は驚いたよ」

雪歩「私もびっくりです。

でも、私が変われたのも765プロのお陰なんです。だから、明日はきっと優勝して、765プロに恩返しがしたいです!

プロデューサー、明日は強くなった私たちを、ちゃんと見ててくださいね!」

P「ああ、事務所みんなで見にいくよ。

頑張れよ」

二人「はい!」

当日


『さあ、いよいよ始まります!210プロダクションオールスター大集合!!大乱闘スマッシュブラザーズ!!!』


ワアアアアアアア


律子「すごい人ね」

伊織「ホント、こんなところでライブしてみたいわ」

千早「今日その権利をかけて」

美希「春香と雪歩が頑張るのー!」

真「雪歩、震えてたりしてないかなぁ……」

貴音「きっと、大丈夫でしょう」

亜美「はるるーん!!」

真美「ゆきぴょーん!!」

双海「がんばれ→!!」

あずさ「あっ、そろそろ始まるみたいよ」

春香「頑張ろうね、雪歩!」

雪歩「うん!」


マリオ「よう、二人とも!」

春香「あっ、マリオさん!」


マリオ「……ほう」

雪歩「?」

春香「どうかしたんですか?」

マリオ「……いや、何でもないよ。

今日はお互い頑張ろうぜ!」

二人「はい!」



マリオ「……ルイージ」

ルイージ「何だい兄さん?」


マリオ「あの二人、手強いぞ」

『ここで、今回のゲスト参戦タッグを紹介しましょう!!

765プロダクションより、天海春香・萩原雪歩のタッグです!!』

ワアアアアアアア


小鳥「く、ここからじゃ遠すぎて写真が撮れないわ……」

伊織「諦めなさいよ小鳥、それに事務所で録画してるんでしょ?」

小鳥「それはそうだけど……」

社長「見たまえ、二人とも堂々としておる」

真「ホントだ、雪歩かっこいいや!」

P「さあ、見せてもらうぞ!」

>>52
プリン「!」ガタッ

わたしはーとぶー(・3・)

『一回戦、第六試合を行います!

天海春香・萩原雪歩vsウルフ・ガノンドロフ!!』


雪歩「いよいよだね、春香ちゃん」

春香「大丈夫だよ、きっと負けない」

雪歩「そうだね」


ウルフ「フン、こいつらが俺様達の相手か?」

ガノン「面白い。一瞬でケリをつけてくれる」


READY…

GO!!

どういうタッグだ

春香「あ、わっ!」ドンガラガッシャーン

ガノン「ぐお!?」

ウルフ「ちっ、なんてーデタラメな攻撃だ!!」

雪歩「えいっ!」ブン

ウルフ「なっ!?」

ドゴォ!

ウルフ「ぐあ!」

ガノン「小賢しい!!」バッ

春香「うわぁ!」

ガノン「二人まとめて儂の手で……」

スポッ

ガノン「のわっ!?」

雪歩「落とし穴成功ですぅ!」

ウルフ「何やってんだテメェは!!」

ガノン「くっ、この!」

春香「甘いですよ!!」

ガノン「な!?」

春香「どーーーん!!!」ドーン

ガノン「ぐおあああ!!」バァン


ウルフ「あっ、おい!」

雪歩「こっちです!」ギュルルル

ウルフ「なにっ!?」

ウルフ「ぐわあああああ!!」

ウルフもガノンも続投決まってないんだよな
次回作にいるんだろうか

>>1
イオタ君は今も無職なのかな?
あんまり御両親に迷惑をかけないように死んでね

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2016年10月27日 (木) 15:05:11   ID: tWrjGJiy

面白いかった

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