【安価】ペトラ「ふふふ~ん」(73)

ペトラ「今日も元気に旧本部をお掃除お掃除~」

ペトラ「あら…?これは…?」

>>2

宝の地図

ペトラ「紙切れ、のようね…」

ペトラ「中は何が書いてあるのかしら」ピラリ

ペトラ「地図のようだけど、何処の地図?」

ペトラ「うーん…この辺りの地図ではなさそうな気がするけれど…」

ペトラ「ん…?ここに書いてあるのは『treasure』?」

ペトラ「て、事は、宝の地図?」

ペトラ「えっ、えっ!?」

ペトラ「さすが旧本部ね…!こんなものを隠してあったなんて!」

ペトラ「でもどうするべきかしら…」ウヌヌ

>>5「ペトラ?」ガチャッ

ハンジ

ハンジ「ペトラ?」ガチャッ

ペトラ「うわっ!?」

ペトラ「は、ハンジ分隊長!」

ハンジ「掃除お疲れ様~ 大変だね、特別作戦班ってのは雑務もしなきゃいけないし」

ペトラ「いえ、そんな事は…」

ハンジ「掃除が出来るペトラはいいお嫁さんになるよ!」

ペトラ「有り難うございます」ペコリ

ペトラ「分隊長はどうしてここに?」

ハンジ「ちょっとエレンの様子を見に行こうとしたんだけどねー 肝心のエレンが居なくて」

ハンジ「リヴァイに聞こうと思っても、あいつもどっか行ってさー
だから適当に部屋回ってるんだ」

ペトラ「確か…エレンは中庭、リヴァイ兵長は厨房の方に」

ハンジ「そっか さんきゅ!」

ペトラ(うーん…)

ペトラ(ここでハンジ分隊長にも、宝の地図を見つけたと言うべきかしら)

ペトラ(それとも私が自力で宝を探して…)

ハンジ「? どうしたの?」

ペトラ(どっちにしよう)

ハンジに言うor言わない
>>9

言う

ペトラ(私一人でどうこう解決する問題じゃないわ)

ペトラ「あ、あのっ…分隊長!」

ハンジ「何だい?」

ペトラ「さっき部屋の隅にこんなものを見つけたんですが」ペラリ

ハンジ「ううん…えらく古ぼけた地図だね…」

ペトラ「それだけじゃないんです
ほら、ここに」

ハンジ「『treasure』…」

ハンジ「って事は、宝の地図って事…!?」

ペトラ「多分、そうじゃないかと…!」

ハンジ「よくやったぞペトラ!」

ペトラ「いえっ…私はたまたま見つけただけなので…」

ハンジ「宝か~ どんな宝が埋まってるのかな~」ワクワク

ハンジ「巨人の発生地とかだったりして…! ふふっ…」

ペトラ(それは、分隊長にとってはtreasureかも知れませんが私達にとってはdangerです)

ペトラ「分隊長はこの地図がどの辺りを示しているか解りますか?」

ハンジ「うーん…多分>>13辺りじゃないかな…」

ペトラ「>>13…」

地獄

ダウパー村

ペトラ「地獄…って……え?」

ペトラ「ぶ、分隊長、地獄をご覧になった事あるんですか?」

ハンジ「ちょっと前にね
内地の貴族の方の社交界に調査兵団の代表として行った時の事なんだけど」

ハンジ「その主催者が、風変わりで輪廻転生やら、南無阿弥陀仏とか、よく解らない物を信じる人だったんだ」

ペトラ「はあ…」

ハンジ「で、見せてもらったんだよ
地獄絵図っていう掛け軸をね」

ハンジ「その時の絵と凄くそっくりだよ!」

ペトラ「…絵、ですか…」

ペトラ(という事は、この地図はガセかしら)

ハンジ「死ななきゃ見つけられない宝か~
まさに死の秘宝だね」

ペトラ「…」

ハンジ「じゃ、私エレンかリヴァイの所行ってくるね
んじゃあ」フリフリ

ペトラ「は、はい…」

ハンジ「ふふんふふ~」タットタット

ペトラ「…」

ペトラ「…私分隊長にからかわれただけかしら…」

ペトラ「最初から宝の地図と違うなら違うって言ってくれてもよかったのに…」ハァ

ペトラ「でも本物に宝の地図じゃなかったとしたら…
どういう意図があってここに?」

ペトラ「よく考えたら私は地獄絵図なんか見たこと無いんだし、分隊長も『ちょっと前』って言ってたから記憶も曖昧だろうし…」

ペトラ「私は信じるわ!
そうよ、これは宝の地図よ!」

ペトラ「……試しに>>19にも聞いてみよう」

兵長

オルオ

同時とは

>>19>>20結婚しろ

ペトラ「…リヴァイ兵長に聞いてみよう」

ペトラ「それに、兵長なら何か知ってるかも知れないわ!」

ペトラ「よぉし、厨房に行こう!」

ーーー
ーーーーー
ーーー厨房

リヴァイ「」キュッキュッ

リヴァイ「…シンクの光加減、完璧だな…」

ペトラ(いらしたいらした)

ペトラ「あの、兵長…」

リヴァイ「どうした、ペトラ
掃除は終わったのか」

ペトラ「いえっ、そうじゃなくて…」

リヴァイ「…だったらさっさとしてこい」

ペトラ「掃除中にこんなもの拾いまして」ペラッ

リヴァイ「…ほう?地図か」

ペトラ「はい」

ペトラ「ただの地図じゃなくて、ここに『treasure』と書いてありまして
感じもただならぬ雰囲気でしたし、兵長なら知っていらっしゃるかと」

リヴァイ「…」ジー

ペトラ「ど、どうですか?知ってますか?」

リヴァイ「嫌、さっぱりだな…」

ペトラ「ですよね…はは…」

ペトラ(やっぱりガセなのかしら…)

リヴァイ「ただ、この地図の端に描いてある物、見たことあるな」

ペトラ「ほ、本当ですか?」

リヴァイ「ああ
確か…>>27だ」

くまちゃん

ダウパー村でみた石像にそっくり

リヴァイ「くまちゃんだ」

ペトラ「くまちゃん…」

ペトラ「」ブフッ

リヴァイ「どうした」

ペトラ「い、いえ…!」

ペトラ(兵長の口からくまちゃんなんて可愛らしい単語を聞けるなんて!
というよりちゃんづけ…!兵長が…!!人類最強が…!)プルプル

ペトラ「こ、これがどういう風にくまに…」

リヴァイ「」ギロッ

ペトラ「…くまちゃんに見えますか?」

リヴァイ「この染みが、耳と鼻に見えるだろ
で、これが目に…」

ペトラ「た、確かに言われてみれば…」

リヴァイ「俺が調査兵団に入団する前… 下町に住んでた頃だ」

ペトラ(また回想が始まった)

リヴァイ「いつも通る道に、大きなおもちゃ屋があって
そのショーウインドウに、大きなくまちゃんのぬいぐるみが飾ってあった」

リヴァイ「そのくまちゃんに似ているな
懐かしい」

ペトラ「…」

ペトラ(もしかして、リヴァイ兵長も私の事からかってますか?
ううん、でも兵長は分隊長みたいにからかうような性格ではないし…)

リヴァイ「ともかくどこの地図かわからねえ」

リヴァイ「まだ休憩じゃない ペトラ、早く持ち場に戻れ」

ペトラ「解りました…」

ペトラ「はぁ…」トボトボ

ペトラ「やっぱりこれは宝の地図じゃないのね」

ペトラ「子供みたいにはしゃいじゃって、私馬鹿みたい…」

ペトラ「ええい、それもこれもこのくまちゃんのしみの地獄地図のせいよ!」

ペトラ「こんなもの!こんなものっ!」クシャクシャ

ペトラ「えーい!」ポーイ

ペトラ「よし 早く掃除に戻りましょ」スタスタ

>>34「ん…?」

(取り敢えずここまで)


安価ならナナバ

ナナバ「あ~あ、エルヴィン 全くハンジが中々帰ってこないからって私に言付けなくてもいいのに…」

ナナバ「副分隊長のモブリットや、部下達がその場にいないからってさ…」ハァ

エーイ!

ナナバ「ん…? ゴミ?
今のは特別班のペトラじゃ…」

ナナバ「あの格好って事は掃除中だね」

ナナバ「掃除中なのにぽい捨てするなんて、後でリヴァイにチクっとこ」

ナナバ「…なんか普通の紙とは違うみたいだね」ヒョイ

ナナバ「…」

ナナバ「…」ウズウズ

ナナバ「あ、開けてもいいよね
捨てるペトラが悪いんだし」カサカサ

アニ「…」スタスタ

アニ「ギップリャアアアアアアアッ!」ブリブリブリブリブリブリブリブリ!!

アニ「フゥ…」スタスタ…

ナナバ「えーっと…
こ、これは…!」

ナナバ「ど、どうしよう…
と、取り敢えずこれを持って帰って…」

ナナバ「誰かに見せよう」

ナナバ「誰に見せようか…」

>>38
①エルヴィン
②ミケ
③104期調査兵団兵

>>40

団長

ナナバ「エルヴィンにしよう」

ナナバ「……っと先ずはハンジを探して…」

ウォーイ、エレーン
ウワッハンジブンタイチョウ!?

ナナバ「いたいた」

---
-----
---調査兵団

ナナバ「ただいま戻りました」

エルヴィン「ご苦労だった、ナナバ」

ナナバ「だいたいなんで私なの?モブリットとか、ケイジとか居るのに」

エルヴィン「まあまあ そう言うな 取り敢えず有り難う
……ハンジは?」

ナナバ「部屋で不貞腐れてる」

エルヴィン「はは、あいつらしいな」

ナナバ「あ、聞いてよ団長」

エルヴィン「なんだ?」

ナナバ「こんなのさっき拾ったんだ」ゴソゴソ

エルヴィン「何かの地図のようだね」

ナナバ「でしょ?エルヴィンなら心辺りあるかなー…って」

エルヴィン「この地図は見たことがあるな」

ナナバ「本当!?」

エルヴィン「たしか…>>44だ」

トロスト区の地図

ナナバ「この地図がトロスト区?」

エルヴィン「ああ ほら、ここに…染みがついて見えにくいが『ウォールローゼ』と書いてあるだろう」

ナナバ「…本当だ…」

エルヴィン「多分一昔ほど前の古い地図だろうな
今と少し地形が違う」

ナナバ「なるほど…」

ナナバ(流石団長…
でもなんであのペトラって子はこれを捨てたんだろう)

ナナバ「…あれ?この文字って…」

エルヴィン「どうした?」

ナナバ「えっ、いや、ううん、なんでも」

ナナバ(古めかしい地図だったからついついエルヴィンの所に持って行っちゃったけど
ここにtreasureって文字がある…)

ナナバ(て事は、宝の地図?
トロスト区に宝があるの?)

ナナバ(と、ともかく…!)

ナナバ「教えてくれて有り難う、エルヴィン
じゃあ!」

エルヴィン「あ、ああ?」

ナナバ「失礼しました!」バタン

エルヴィン「えらく急いでたな…
急にどうしたんだ?」

---
-----
---

ナナバ「ど、どうしよう…、でも一人では宝なんて探せないし…」

ナナバ「そうだ、>>48にも協力してもらおう」

ミケにゃん

ナナバ「みけにゃ…」ゲフゲフ

ナナバ「ミケに協力してもらおう
彼なら私以上にトロスト区を知ってるかもしれない」

ナナバ「うーん…でも、今朝からミケの姿を見てないなあ…」

ナナバ「そういえばリヴァイに>>51に行くと行ってたな…」

にゃんにゃんパラダイス(猫カフェ)

キャバクラ

ナナバ「確か…キャバクラに行くと言ってた」

ナナバ「彼いわく、キャバクラの女の臭いが最高らしい
新兵が聞いたら卒倒するね」

ナナバ「全く、分隊長は自由でいいご身分だ」

ナナバ「さてキャバクラに足を運んでみよう」

ナナバ「それに、調査兵団御用達のキャバクラは好都合な事にトロスト区にあるしね」

-----
---キャバクラ

スン

ミケ「…甘くて、すっと鼻を通るような香り
林檎かなにかか」

キャバA「そうです~!さすがミケさん!」

ミケ「」フッ

キャバB「そのはにかみ具合も素敵! 私の香水も当てて!」

ミケ「」スンスン

ミケ「これは…」

キャバC「ミケさんミケさん
あなたにご用だと言う人が店先に」

ミケ「俺にか」スクッ

キャバB「ええ~今いい所なのに~」

ミケ「…仕事かも知れないからな」

キャバA「早く帰ってきてね~」

ミケ「」コクン

キャバC「ほら、あそこに…」

ミケ「誰だ」

ナナバ「やあミケ
昼間っからキャバ嬢とイチャイチャスンスンさぞかし楽しいだろう」

ミケ「ナナバ…!一体どうしたんだ」

ナナバ「暇なら私の宝探しに手伝ってほしいんだ」

ミケ「宝探し?」

ナナバ「そう」

ナナバ「ともかく満喫しただろうから早くこの店出て私の探検に付き合って
解った?」

ミケ「しかし、俺は…」

ナナバ「男ならぐずぐず言わない!」グイグイ

ミケ「う…」

ナナバ「お姉さん、お代はここに置いておくね」チャリン

キャバC「あ、…解りました! またのご来店お願いします」

ナナバ「はいはい」フリフリ

スタスタ...

ミケ「…」

ナナバ「…えらく機嫌が悪そうだね、ミケ」

ミケ「…今いい所だったんだ」

ナナバ「あ、そう ごめんね」

ミケ「で、宝の地図とは?」

ナナバ「これの事なんだけど…」ペラリ

ミケ「…」ジー

ミケ「…トロスト区の地図か」

ナナバ「あ?ミケも一発で解った?」

ミケ「ああ」

ナナバ「エルヴィンもそうだろうって言ってたね
で、宝の件なんだけど」

ナナバ「ほらここ treasureって…」

ミケ「…本当だな」

ナナバ「だから、ミケを誘ってトロスト区で宝を探そうとね」

ミケ「…」

ナナバ「まあまあ、そんな半信半疑みたいな顔しないでよ
多分宝はあるって」

ナナバ「このtreasureって書いてある場所、ミケは解る?」

ミケ「…多分、>>61だ」

ソープランド「treasure」のこと

俺の家……の近くのキャバクラ

ミケ「俺の家……の近くのキャバクラだ」

ナナバ「」

ミケ「壁外から帰ってきて、報告書をまとめた後の休暇にはお世話になる」

ナナバ「」

ミケ「あの御用達のキャバクラとは違う香りが… どうしたナナバ」

ナナバ「ううん、ちょっとね」

ナナバ(ミケって絶対ムッツリスケベだよね)

ミケ「まさかあの近くに宝があったとは」

ナナバ「本当にまさかだよ」

ナナバ「まあ…試しに行ってみよう」

ミケ「ああ 因みに俺の家はここから東北に進めばある」

ナナバ「了解
あ、確認しておくけど」

ミケ「なんだ」

ナナバ「treasureって名前のキャバクラじゃないよね?」

ミケ「違う」

ナナバ「そ。 ならよかった」

------
---

ナナバ「ここがミケの自宅?」

ミケ「そうだ」

ナナバ(一軒家か… 羨ましいな)

ミケ「で、問題のキャバクラはこっちだ」

ナナバ「ここか…
少し古めだね」

ミケ「俺も結構な年数行ってるからな」

カランカラン

キャバ1「いらっしゃいま… あ~ミケさんじゃない!」

ミケ「……ちょっと用があって、な」

キャバ1「後ろの方は、初めての方ね」

ナナバ「どうも」ペコリ

キャバ1「で、どうしたの?また壁外調査から帰還したからかしら?」

ミケ「違う 実は…」

ナナバ「ここに宝があると聞きまして…」

キャバ1「宝? 調査兵団さんが欲しがるような宝なんてないわよ~」

ナナバ「でもこの地図には、この店にtreasureと…」

キャバ1「あら、本当! …あら?」

ミケ「どうした?」

キャバ1「これって、調査兵団で見つけた地図かしら?」

ナナバ「はい」

キャバ1「うーん…もしかすると…」

ナナバ「心辺りがあるんですか?」

キャバ1「…ええ!多分、昔聞いたわ…
ちょっと待っててね」パタパタ

ナナバ「…やった! 予想外だけどやっぱり宝はあったんだよミケ!」

ミケ「みたいだな
俺も少し驚いている」

ナナバ「でもキャバクラの宝かー なんだろう?高いお酒だったりして」

ミケ「…さあな」

キャバ1「お待たせ~」パタパタ

ミケ「キャバ1」

キャバ1「取り敢えず、宝を連れてきたわよ」

ナナバ「え?連れてきた?」

キャバ1「ええ この人よ」

中年女性「私の事かしら?」

ナナバ「え?え?あなたが宝?え?」

ミケ「この人はこのキャバクラのオーナーだ
そして昔この店1番のキャバ嬢だったらしい」

ナナバ「へえー…」

中年女性「この地図、調査兵団で?」

ナナバ「は、はい」

中年女性「なんで私か気になるでしょう?」

ナナバ「」コクン

中年女性「実は…」

彼女の話を要約すると

中年女性がまだ現役のキャバ嬢だった時、調査兵団のお偉いさんがここのキャバクラに通っていたらしい
しかも中年女性はそのお偉いさんのお気に入りのキャバ嬢だったそうだ

大層そのキャバクラ好きだったそのお偉いさんは、方向音痴だった為に、地図を書き、それを使ってここまで来てたらしい

しかしお偉いさん、調査兵団では生真面目で、女遊びに興味が無い性格を通してたらしく
他人から見て分かりにくいよう表記を『treasure』にしたようだ


中年女性「解ったかしら?」

ナナバ「は、はい…」

ナナバ(たしかに宝だったけど、私の想像してた宝じゃなかった…)

---
------

ナナバ「まさかこんなつまらないオチだったとは…」

ミケ「まあ宝は見つかったしいいだろう」

ナナバ「そうだけどさー…」

ミケ「…もう日が傾いてきた
早く調査兵団に帰ろう」

ナナバ「はい…」

ナナバ「あっ」

ミケ「なんだ?」

ナナバ「あとでさっきのキャバクラ代返してね」

ミケ「…」









ペトラ「へっくしゅん!」

ペトラ「うーん…何か忘れ去られている気が…」

ペトラ「ま、いっか」

~了~

これで終わりです
安価捌き練習兼いつも書かないキャラ登場でした
ハンジとナナバは両性

安価ご協力有り難うございました

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