【艦これ】提督「今度こそ沈めはさせない……」 (39)


※注意事項※

・加賀さんメイン……のはず
・一部設定追加とか史実無視するかもしれない
・細かいところが(ry

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提督「加賀さん」

加賀「提督、なんでしょうか」

提督「あー……今度の作戦が終わったらちょっと話があるんだ」

加賀「話ですか?今ではいけないの?」

提督「本当は今でよかったんだけど……私の準備の方ができてないから今度の作戦の後で聞いて欲しいんだ」

加賀「……そう。わかったわ」

提督「ありがとう」

加賀「……」

提督「……」

加賀「……」

提督「それにしても今日は……、月が綺麗ですね」

加賀「!」

加賀「……そうね///」

提督「………」

加賀「……」


これが鎮守府で加賀さんとの最後の会話になるなんて今の私にはまだ知る由もなかったんだ……

あの作戦が大惨事になるなんて……

続きは夜にでも

開始。





提督「MI作戦……ですか」

「そうだ。MI島を奪取し鎮守府海域への敵の進行を防ぐのが今回の作戦の目的だ」

提督「しかしミッドウェーは過去に……」

「過去は所詮過去だろう?大消耗戦だった鉄底海峡を誰一人沈める事無く抜け、サーモン海域を制した君が過去の結果など無意味と一番良く分かっているものだと思っていたのだがな」

提督「……ですが」

「くどい。過去と違い、空母に搭載されている艦載機は烈風に流星改に彗星一二型甲。彩雲だって配備されている、資源も十分、練度も十分。空母達も前回の作戦にはあまり参加していないから疲労も十分回復しているはずだが?」

提督「……」

「もう作戦決行は決まった事だ」

「作戦は3日後、1700とする。いいな?」

提督「……了解しました。MI島奪取任務必ずや成功させます」

「今回も期待しているぞ。なあに大丈夫さ、南海海域の強襲偵察を成功させ、鉄底海峡を抜けた君ならまた難なくできるさ」

「ははは、今回も頑張ってくれたまえ」

「以上で本会議は終了とする。それでは次の会議はMI作戦終了後、本日と同時刻に」

「それではワシは落ちるぞ」

「では私もオフラインに」

「提督、再度言うが期待しているからな?」

提督「……はい」

===============

加賀「提督、会議お疲れ様でした」

提督「あの老人達無茶苦茶言ってくれる……鉄底海峡だってギリギリの戦いだったっていうのに簡単に勝てたように言って……」

提督「加賀さんだって知っているだろ?過去のMI作戦の結末を……」

加賀「ええ、そうね。良く知っているわ」

提督「……羅針盤妖精のせいで、にまた加賀さん達を最前線に送り込まなくちゃいけなくなるかもしれないんだよ?歴史は繰り返されるかもしれないんだよ?」

加賀「だけど提督に指揮と一航戦の力が合わさればどんな敵も鎧袖一触よ。心配いらないわ」

提督「……」

加賀「提督、初めてお会いした時の事を覚えていますか?」

提督「ああ……覚えているよ」

加賀「なら何も心配する事はないはずだけど?私たちは絶対に沈まずに帰ってくる。提督とした約束よ」

提督「そうだね、誰一人として沈ませない。加賀さん達とした約束だ」

提督「さてと……なら今回の準備をしないといけないな。また全員が無事に帰って来れるようにね」

加賀「ええ。今回の作戦指揮も期待しているわ」

提督「あまり期待はしないでくれよっと。加賀さん、赤城、飛龍、蒼龍、利根、筑摩辺りに今回の作戦に参加してもらう事になりそうだという事を今から伝えておいてくれないか?その後は妖精さんの所に行って装備の準備をしておいてくれ」

加賀「わかったわ。それでは提督失礼します」

提督「うん」



提督「とは言ったものの……嫌な予感しかしない。潜水の台頭、飛行場姫や戦艦棲姫といった強力な深海棲艦の出現……今回もまた新しい敵と遭遇するかもしれない。いや、確実に遭遇するだろうな……何が出てくるかわからないからどうしたものか」

提督「わからないものは仕方ない。最悪の事態を想定して対処できるようにしておくか」

==========

加賀「以上よ」


蒼龍「え?なに、ミッドウェー?なにそれ、美味しいの?」

飛龍「慢心、ダメ、絶対」

赤城「ミッドウェー、慢心、うっ……頭が」

利根「妖精さんに見てもらったからカタパルトはもう大丈夫じゃぞ!?そうじゃな?筑摩。今度はきっと大丈夫じゃな?」

筑摩「ええ。姉さんのカタパルトは正常だから大丈夫よ」

加賀「……」

==========



今日分おしまい。毎日ちょこちょこ更新できたらいいな。



注意事項に書き忘れ

・オリジナル展開
・文章ド下手

提督「現在鎮守府に備蓄されている資材がおおよそ各50000、途中補充される事も考えると十分だろう」

提督「装備も4人分の烈風・流星改・彗星一二型甲・彩雲もあるし、46cm連装砲や三式弾の準備も抜かりなしだな……」

提督「となると、あとは編成だが……」カリカリカリカリ

提督「あーでもない、こーでもない……」カツカツカツカツ

提督「こうすればなんとか……」コツコツコツコツ

提督「後は最悪作戦が失敗してもみんな戻ってこれるように……か」トントントントン

提督「ふぅ……もうこんな時間か。これでいこう。多分これで行けるはずだ……えっと、妖精さん誰かいるかい?」

妖精さん「」チョコチョコ

提督「妖精さん、このリストに載ってる娘の艤装と書いてある装備の準備点検を明後日までにしておいてほしいんだ」

妖精さん「」ラジャ

提督「よろしく頼むよ。特に利根のカタパルトは入念にね」

妖精さん「」ラジャ。スタコラサッサー

提督「これでよし。明日明後日はみんな休みにして作戦に備えるとするかな」


===
==


提督「ただいまー……っと(小声)」

提督「うー、寒っ」モゾモゾ

加賀「おかえりなさい。ずいぶんと遅い帰りね」

提督「加賀さんまだ起きてたんだ。もうこんな時間なのに」

加賀「提督が帰ってくるのを待ってたの」

提督「わざわざ待っててくれたんだ……別に待ってなくてもよかったのに」

加賀「私が起きていたら何か困る事があって?」

提督「いや、別に困ることなんてないけど……」

加賀「……最近榛名さんと仲がいいみたいだけど?帰りが遅かったのもてっきり榛名さんの所へ行っていたと思っていたわ」

提督「べ、別に榛名とはそういうわけじゃなくて、私には加賀さんがいるし一番は加賀さんだし、遅くなったのも今度の作戦の準備をしていたからであって別に何もやましい事なんてなくて」

加賀「ふふ、冗談よ。それに……」ギュッ

提督「!?」

加賀「ここは誰にも譲れません///」

提督「///」

加賀「提督」

提督「ん?」

加賀「……あの、…いえ、なんでもないわ」

提督「……言わなくてもわかってるよ」

==========

運命の海戦まであと2日

===翌朝===

加賀「提督、そろそろ起きて。もう朝よ?」

提督「やだ。起きたくない……」

加賀「作戦までもう日数がないんでしょ?」

提督「昨日全部終わらせたから作戦当日までみんなお休みにするって決めたの」

加賀「わかりました。そういうことならまだ寝ていてもいいですが、そろそろ離してもらえますか?身動きがとれません」

提督「やだ。加賀さんから離れると寒い……」

加賀「提督。こんなところを誰かに見られたらまずいと思いますが……」

提督「このまえ青葉に見つかった時点で……もう鎮守府内に私達の事はバレてるよ」

加賀「それでもこんなところを小さな子達に見られたら教育上よくないわ。せめて着替え位はさせてほしいものね」

提督「おやすみ、加賀さん……Zzz」

加賀「仕方ない提督ね……」







次はまた明日

もうちょっとで鬱展開その後ようやく本番開始


スレタイがどの時系列に入ってるのかね

>>16
本番開始以降です



加賀「みなさんおはようございます。……提督もそろそろいい加減しゃきっとしてください」

提督「みなさんおはようございます……」ファァー

榛名「ずいぶんと眠そうですけど、提督大丈夫ですか?」

天龍「寝坊でオレ達を待たせるとはいい度胸だなぁ、提督さんようよう」

龍田「きっと今度の作戦を夜遅くまで考えていたんでしょぅ?私たちを待たせる位だものもちろんそうでしょう?」

加賀「ええ。今度の作戦の準備を終わらせるために昨日は遅くまで頑張っていたみたい」

提督「……まーそんなとこかな」

榛名「流石提督です。今度の作戦も大丈夫そうですね」

提督「今度がどうなるかはまだわからないけどね……加賀さんや榛名の働き次第になると思う」

天龍「フフ……俺達の出番ってわけだな」

提督「天龍の出番はないな。お留守番だし」

天龍「なっ!?」

龍田「天龍ちゃん仕方ないでしょぅ?今度の海戦はMI島だもの」

提督「天龍。私たちが居ない間、しっかりと鎮守府と鎮守府周辺を守っておいてくれよ?しっかり者の天龍じゃなきゃ留守を任せられないし、天龍だからこそこの大事な仕事を頼むんだ」

天龍「そこまで言われちゃ……しかたねぇな。提督の留守中、鎮守府を守っておいてやるよ」

提督「(ちょろい)」

加賀「(単純ね)」

榛名「(私も提督にここまで頼られてみたいです)」

龍田「(天龍ちゃんはかわいいわねぇ)」

天龍「フフフ……」

天龍「それは置いておいて、今日の遠征どうすんだ?今から出たら帰りが遅くなっちまう。オレはいいけど暁達にはちょっとよろしくねーな」

提督「私が何の考えもなしに寝坊をしたとでも思っているのか?」

龍田「あらぁ?何かあるのかしらぁ?」

提督「今日と明日はみんなお休みです。榛名、天龍、龍田は自分の艦隊に休みと伝えておいてくれ。まだ帰ってきていない第4艦隊を見かけたらついでに休みと伝えておいてくれ。以上です」

天龍「休みかー。あいつら喜ぶだろうなぁ」

龍田「天龍ちゃんも、もう優しいお姉ちゃんが板についてきたわねぇ」

天龍「なっ。そんなんじゃねーし。優しくねーし。オレは怖いんだぞ、フフフ……」

龍田「はいはい、わかったからもう行きましょうね天龍ちゃん」

天龍「龍田、お前絶対わかってねーだろ!」

龍田「フフフ……怖い怖い」

提督「やっぱり天龍は弄られてなんぼだな」

加賀「そうですね」

榛名「それでは私も一度失礼しますね」

提督「榛名」

榛名「なんでしょうか?」

提督「今度の作戦は榛名にも出撃してもらう事になるからゆっくり休んでおいてくれよ」

榛名「榛名にまで気を使ってくれるなんて、やっぱり提督は優しいのですね。それでは」パタン

加賀「……提督?」

提督「べ、別に他意なんてないから……ね?」

加賀「そうだといいけど」







続きは明日

打ち間違いか・・・?

年度末で忙しすぎて・・・

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年11月03日 (月) 18:48:15   ID: I8PFm1DK

いつか、かけよ

2 :  SS好きの774さん   2016年03月25日 (金) 20:09:13   ID: nfXcuOiU

もう、終わった…

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