モバP「苺狩りにいこう」(142)

菜々「いいですね! 苺美味しいですもんねっ」

麗奈「はぁ? 苺なんて穫って何が楽しいのかさっぱりね」

由愛「あ、た、楽しそう…です…」

奈緒「仕事じゃねぇのかよ…」

紗南「あたし苺好きだよ!」

輝子「フ、フヒヒ、わ、私もいっていいのかな…?」

P「なんだ奈緒は苺キライなのか?」

奈緒「キライじゃねぇけど…」

P「そうだよな。奈緒、かわいいもの好きだもんな」

奈緒「はぁっ!? ち、ちげぇよ!」

紗南「あれ、でもこの前ぬいぐるみ見てにやにやしてたよね?」

奈緒「っ!」

P「ニヤニヤ」

駄文ホントすいませんでした!!
それと、最後まで読んでくれた人、ありがとうございました。
俺の初SSです!どうだったでしょうかね
人少ないwwwww
12時までって言うのはできる限り良いタイミングで終わらせたかっただけです!
で、こんな駄文並べてアレですけど
これは前座です!
みんなで美希の誕生日を祝ってくれたら嬉しいです!
はい、中学一年(マジ)が出しゃばってすいませんでした!
それでは、やよいの誕生日を祝いましょう!
記念にコテデビュー…眠い
今年で一番の夜更かしです
明日駿台あるのに…

麗奈「アタシは行かないわよ! そんな幼稚なことこのレイナサマがするわけないでしょッ!」

P「いや、人数で予約してあるから。強制だから」

麗奈「はァ!? アタシにもなんかこうっ、誘い方ってもんがあるでしょうが!」

P「はー? じゃあれいなさまはいちごがりいかないんですかねー」

麗奈「え、えっとォ……」

紗南「えー行こうよ! 楽しいよ!」

麗奈「そ、そこまでいうなら仕方ないわね! 行ってあげるわよ!」

紗南「わぁーいっ!」

菜々「よかったねぇ、みんな一緒だよ。キャハっ☆」

由愛「楽しみ、です…っ」

P「よーし車に乗れー」

輝子「フフフー誰にも話しかけられないボッチのショウコですよ~」

P「ほら輝子も乗った乗った」

千歳がなんでこんな話を切り出して、なんでこんな結末を迎えたか

①千歳はただ綾乃から謝罪の言葉がほしかった
「そうだったのね、ごめんなさい」これだけでよかった
そのために「あのときうちは綾乃ちゃんのことが好きだったんよ。謝ってくれへん?」とただ言うのは気がひける
なので彼女が感じたことを正直に話すことにした
『死ね』と思ってしまったこともそのまま話した
なぜなら「言わない」ことで「嘘」をつくことは形だけの親友だったとしても最低限の礼儀だと感じたから
でもそれがいけなかった
この言葉をもって綾乃は千歳はの裏の暗い気持ちを思い知らされ、
ずっと偽りの親友関係を続けられていた事実というに愕然とし、自分を騙し続けていた千歳を心から軽蔑した
最後、千歳は「私はこれまでずっと自分を信じてくれていた綾乃を裏切っていたんだ」ということに気付き自責の念に駆られる
千歳にとってBADEND

②嫉妬で頭がおかしくなりそうだったのでこの機会をもって綾乃との親友関係をやめようとした
千歳にとってHAPPYEND

この二つが俺の解釈です

なんで俺がいきなりこんなSSを書いたのか…よくわからない

P「全員乗ったな? 忘れ物ないな?」

奈緒「Pさん事務所のカギしめた?」

P「………。さぁ出発だ!」

麗奈「さっさと確認してきなさいよッ!」

P「すまんちょっと見てくる」ガチャ

菜々「奈緒ちゃん、お母さんみたい☆」

紗南「おかーさーんトイレー!」

奈緒「やめろぉっ!」

P「おい! 鍵ちゃんとしまってたぞ!」バタン

奈緒「逆切れすんなよ! よかっただろ!」

由愛「よ、よかった…です」

菜々「ねー☆ それじゃあご主人様、出発ですっ!」

麗奈「レイナサマをいつまで待たせるのよ! 早く出なさい!」

P「はいはい、じゃ行くぞー」

輝子「フヒヒアッハッハ! ゴートゥーヘェールっ!」

P「縁起悪いこと言うなよ輝子」

輝子「あっはい、すいません、ちょっと嬉しくなっちゃって、はい」

紗南「ねープロデューサーさーん」

P「どうしたー紗南ートイレかー?」

奈緒「プロデューサーさんそれセクハラだから」

紗南「ううんー苺狩りってどこ行くの?」

P「ちょっと高速乗っていったところ。けっこう近くだよ」

由愛「みんなとおでかけ…嬉しい…」

麗奈「あの車なに抜かしてんのよ! ほらもっと速く走りなさい!」バシバシ

菜々「運転の邪魔しちゃだめだよー麗奈ちゃん」

由愛「苺狩り、って…苺食べられるんですか…?」

菜々「えっ、由愛ちゃん苺狩りしたことない? ナナ、小学校のときにやったけどなぁ」

奈緒「そうなのか? あたしんとこは無かったなぁ」

P「菜々、芋掘りとかもやったことある?」

菜々「あぁありますよ! けっこう大変なんですよねー芋掘り」

P「最近ああいうのないらしいぞ」

菜々「あはは…そ、そうなんですかぁー」

奈緒「菜々って物知りだよなぁ」

由愛「そう…なの…?」

菜々「えっ、そうかなぁっ? えへへ」テレリ

奈緒「あたし二槽式洗濯機なんてぜんぜん知らなかったよ」

菜々「!?」

麗奈「にそうしき? なによそれ」

P「洗濯と脱水は別々の槽でやってたんだ、懐かしいな」

紗南「ふーん」ピコピコ

麗奈「そういえばアンタら同い年だったわね」

奈緒「そうなんだよ」

菜々「えぇ~っと、あっ、その、おばあちゃんに古い洗濯機があってぇ…」

由愛「おばあちゃん…う、ウサミン星にいるの…?」

P「由愛は可愛いなぁ」

輝子「フヒヒ…」

菜々「おっおばあちゃんは! そ、そう! ウサミン星の片田舎で暮らしてて…」

麗奈「ウサミン星ってずいぶん遅れてるのね!」

菜々「えぇっとね、ウサミン星は…っ」

奈緒「………」

菜々「あぁっ奈緒ちゃん振り返ってじとっとした目で見つめないで!」

輝子「フ、フヒヒ…」

由愛「な、奈緒さん、あぶないよ…?」

奈緒「ん、そうだな。ありがと由愛」ナデリ

由愛「えへ…」

P「あぁ俺も由愛なでなでしたいなぁ!」

麗奈「うるッさいわねいきなり!」バシンッ

P「そういや、紗南がさっきから静かだけど寝てるのか? 菜々」

菜々「えっあっ、いえ、ゲームしてるだけです」

紗南「んー? 呼んだー?」ピコピコピコ

奈緒「紗南、酔うぞ」

紗南「へへーんゲームやってるあたしは無敵だよー」ピコピコ

麗奈「無敵といえばアタシ! レイナサマよ! アーッハッハ、ぅげほげほっ!」

由愛「れ、麗奈ちゃん、だいじょうぶ…?」

輝子「無敵といえばカエンタケ…フヒヒ」

菜々「紗南ちゃんは何のゲームやってるの?」

紗南「クラッシュバンデ●クーだよ!」ピコピコ

菜々「あぁプレステのソフトがPSPでできるんだっけ。ゲームウォッチとか懐かしいなぁ」

紗南「菜々ちゃんスマブラやるの?」

菜々「?」

奈緒「隠しキャラだから知らないんじゃない?」

紗南「え、ゲームやったら隠しキャラとかぜんぶ出すよね?」

P「お前ら噛み合ってないぞ」

ゲームウォッチって何年前なん?

麗奈「アタシはゲームなんかでは満足できないわね! やっぱり自分でいたずらするのが一番よッ」

由愛「れ、麗奈ちゃん、いたずらはよくないよ…」

輝子「そうだそうだー」ボソボソ

P「菜々、携帯ゲームといえばなんだ?」

菜々「えーっ、ちっちゃなテトリスとかかなりやりこみましたよ!」

紗南「あー菜々ちゃんって落ちゲー好きなのか」

菜々「たまご●ちとかもそうだけど、学校に持っていって没収されたりとかよくありましたよね!」

奈緒「あぁたまご●ち何年か前にケータイのアプリで出たやつな」

菜々「!? そ、そそそ、そうそれそれ!」

たまごっち流行ったの幼稚園の時だったなー

P「今思うとファミコンのコントローラーってめちゃ持ちにくいよな」

奈緒「スーファミなら見たことあるけどなぁ」

由愛「…?」

P「菜々ならわかってくれるよな!」

菜々「いやーそれをいうなら初代ゲームボーイとかもこれでボーイかよって感じでしたよねー」

紗南「初代…って何?」

菜々「あはは…わぁーきれいな景色! ね! 由愛ちゃん!」

由愛「う、うん…きれい…」

奈緒「なぁ、前から思ってたけど菜々ってさ…」

菜々「あッ! な、なんの話だっけそうそう苺狩りだよねうんうん苺狩りは楽しいよーっ!」

麗奈「ホントなんでしょうね。レイナサマは簡単には満足しないわよ!」

菜々「いやぁーきっと麗奈ちゃんも楽しんじゃうようん苺美味しいし!」

由愛「苺…楽しみ…」

奈緒「………」

輝子「フ、フヒヒ…」

紗南「菜々ちゃん今度スマブラやろうよスマブラ! 何使うの? ドンキー?」

菜々「え? ドンキーは樽を転がしてくるんだよね。動かすのはマリオでしょ?」

紗南「??」

P「もうちょっとだけど、サービスエリア寄ってくか」

菜々「あ、はい! ナナちょっとお花を摘みたいかなーって!」

由愛「あっ、わ、私もお手洗いに…」

P「麗奈と紗南はどうする?」

紗南「あたしはいいやー」ピコピコ

麗奈「アタシも待ってるわ。早く戻って来なさいよね!」

奈緒「あたしには訊かないのか?」

P「奈緒おおおおお便所おおおおおっ!」

奈緒「ぶっとばすぞ!」バキィッ

麗奈「ちょっとアンタ、なんか喋りなさいよ」

輝子「えっ」

麗奈「紗南ってばずっとゲームやってるし、退屈でしょ!」

輝子「あ、はい……え、えっと…き、キノコ好き?」

麗奈「キノコ! あんな地味ぃーなもの、レイナサマには似合わないわ!」

輝子「は、派手なキノコもあるよ…ヤブレベニタケとか、カンゾウタケとか…」

麗奈「じめじめしたところにひっそりちんまり生えてるんでしょ? もっとどかんときなさいよ!」

輝子「の、ノウタケとかなら一抱えくらいまで大きくなる…」

紗南「~♪」ピコピコピコ

さっき、川原でやった六尺兄貴凄かったです!ガチムチの色黒兄貴がオッス連呼で
張型ケツにぶちこまれ腰振ってました。俺もくわえさせられて浣腸食らい無様に
排便さらしました。バリカン出されたときは一瞬引いたけど、兄貴の「いやなら
止めていいんだぜ!」の一言で覚悟決め、生まれて初めて丸刈りになりました。そ
の後、脇・チンゲも刈られてビンビンのマラ、思いっきりしごかれ派手にガチムチ兄貴の顔に飛ばしました。
スッゲー男らしく気持ちよかったです。また行くとき
カキコして下さい!帰ってから丸刈りの頭見て、また感じまくってます!

P「コーヒーうめえ。……ん?」

由愛「あ……プロデューサーさん」

P「景色眺めてたの? なんかちょっと走っただけですぐ自然いっぱいになったな」

由愛「は、はい…あの…山のうえに、雪が積もってて、きれいだなって…」

P「おーほんとだ、きれいだな」

由愛「その…ちょっとだけ、待ってもらっても、いいですか…?」

P「ん? あぁいいよ、まだコーヒーあるし。何すんの?」

由愛「ちょっと…スケッチだけでも…」パラッ

P「ほおー」

輝子「見た目は食欲を誘うドクササコだけど、く、クリチジンとアクロメリン酸を保有していて
   食べると4、5日で発症、悪心や、お、嘔吐から始まって手足の末端が紅潮、痺れと疼痛が起きる…
   手足の指先が赤く腫れて、ぐ、グローブのようになってしまって、火箸で刺すような激痛が一ヶ月以上も続く…」
   あまりの激痛に自殺してしまうひともいるらしい…フヒヒ」

麗奈「」

菜々「たっだいまー☆ おや? 麗奈ちゃんどうしたのかなっ?」

輝子「た、たぶん、キノコ、す、好きになってくれたと、お、思うよ?」

菜々「そうなの?」

紗南「よっしゃダイヤゲット!」

長くなりましたがこのSSはこれで終わりです。
ここまで支援、保守をしてくれた方々本当にありがとうごさいま した!
パート化に至らずこのスレで完結できたのは皆さんのおかげです (正直ぎりぎりでした(汗)
今読み返すと、中盤での伏線引きやエロシーンにおける表現等、 これまでの自分の作品の中では一番の出来だったと感じています。
皆さんがこのSSを読み何を思い、何を考え、どのような感情に浸 れたのか、それは人それぞれだと思います。 少しでもこのSSを読んで
「自分もがんばろう!」という気持ちに なってくれた方がいれば嬉しいです。
長編となりましたが、ここまでお付き合い頂き本当に本当にありがとうございました。
またいつかスレを立てることがあれば、その時はまたよろしくお願いします! ではこれにて。

クラッシュ3のプラチナトロフィーコンプが苦行すぎた

P「じゃ、もうちょっとしたら戻ってこいな。待ってるから」

由愛「は、はい…」シャッシャッ

P「ごっそさん、っと」ガラン

P「おっと、あそこにいるのは奈緒じゃないか。お土産見てるのか?」コソコソ

奈緒「へへっ…かーわいいなぁこれ…買っちゃおうっかな…」

P「やっぱり奈緒はかわいいもの好きなんじゃないか!」

奈緒「わひゃあぅっ!? ぷ、プロデューサー! びっくりさせんじゃねぇよっ!」

P「商品をそんなに握り締めてはいけない」

はよ苺狩り行けよ…

奈緒「あっあたしは別にっ、好きとかじゃねぇし…」

P「なんで? いいじゃん」

奈緒「に、似合わないだろ…あたし、こんなのだし…こういうのはもっと、菜々とかさ、そーゆーヤツがお似合いなんだよ」

P「………」

奈緒「なぁ、そうだろ。なんか言ってくれよ」

P「奈緒は可愛い!」

奈緒「はッ!?」

P「奈緒はかわいいから、かわいいグッズを持っててもおかしくない! 奈緒はかわいいから!」

奈緒「だぁーっ! か、かわいいとか連呼すんなッ! 恥ずかしいだろうが!」

P「ちょっと待ってろ」スタスタ

奈緒「へ?」

アリガトウゴザイマシター

P「それ、持って帰れ」スタスタ

奈緒「え!?」

P「買って来たから」

P「じゃあそろそろ車に戻るぞー」

奈緒「おいっ、ちょっと待てよ!」

P「なんだよもーまだなんかあんの?」

奈緒「あ、あのっ……その、ぁ、ありがと…嬉しい…」

P「ハハハ、奈緒はかわいいなぁ!」スタスタ

奈緒「こっこのっ、かわいいって言うなぁっ!」ダッ

P「やぁやぁ待たせたな、すまんすまん」

由愛「だ、だいじょうぶです…私も、今戻って来ました…」

菜々「どして奈緒ちゃんは顔真っ赤にしてるのかなっ?」

奈緒「うるせえっ見るんじゃねぇっ!」

輝子「フヒヒ…耳までタマゴタケみたい…」

紗南「よしっ今日はここまで! さぁ今度はリアルレースゲームだね! スタートダッシュだ!」

麗奈「」

紗南「プロデューサーさん、ゴーゴー!」

菜々「爆走兄弟!」

由愛「ご、ごー…!」

P「はいよー。で、麗奈はどうしたんだ?」

由愛「れ、麗奈ちゃん…」パタパタ

麗奈「はっ! キノコを頭にはやしてまともに歩けなくなる夢を見ていたわ…」

輝子「た、楽しそう…」

麗奈「悪夢よ」

P「うっし、着いたぞ」

輝子「ビニールハウスがいっぱい…」

奈緒「すげーなこれ」

菜々「あっ『イチゴ狩り』って書いてありますよ! ほら!」

P「じゃちょっと待ってて」



P「ほいコレ人数分」

菜々「わぁーっ今ってこういう容器とか配ってるんですね!」

麗奈「なによしょぼいわね…」

由愛「これは…なにを入れるのかな…」

紗南「苺のヘタと、こっちはコンデンスミルクかな」

P「あったりー。よし、ハウスに入るぞ」

「はーい!」

奈緒「おぉ…けっこう広いな」

由愛「ぜんぶ苺…すごいです…っ」

麗奈「ふ、ふーん。まぁまぁね!」

輝子「フヒ…キノコないかな」

菜々「へぇーっ高い位置で栽培して、穫りやすくしてあるんですね!」

紗南「で、これを何個穫ったらクリアなの?」

P「クリアとかはないけど、時間制限はいちおうあるからな。そんじゃ苺狩りはじめー」

紗南「ひゃっほー! 由愛ちゃん行こっ!」

由愛「う、うん…麗奈ちゃんも…」

麗奈「仕方ないわね! 仕方なくだからね!」

奈緒「おっ、けっこう簡単に穫れるんだなぁプチ

菜々「ん~っ美味しいですっ! この美味しさをウサミン星に電波で届けよう! ピピッ!」

P「喜んでくれたようで何より」

菜々「プロデューサー! プロデューサーは穫らないんですか?」

P「ん? いや俺は頭数に入れてないから」

奈緒「なんだ、そうなのかよ。い、いっしょに摘めるのかと思ってた…」

菜々「えぇーっそうなんですかぁ! じゃあ、プロデューサーさん!」

P「どした」

菜々「はい、あーん♪ですよ、ご主人様っ☆」

奈緒「ちょっ、おいそれはっ」

P「おーありがとな」パクッ

菜々「どうですか? 美味しいですか?」

P「んーうまいな苺とか久々に喰ったけど」

菜々「ふふっ、ナナの愛がたーっぷりですから!」

P「うんうん、練乳な」

奈緒「おいッ!」

P「なんだ奈緒おっきな声だして」

奈緒「…っ、くっ口開けろよ!」

P「えっ何こわい」

奈緒「いいからホラっ! 黙って喰えっ!」ガッ

P「むぐう!」

奈緒「ど、どうだ? うまいだろ」

P「ぉぉぅ…苺が喉に詰まって死ぬかと思ったわ!」

奈緒「えっ、あ、ご、ごめん…あたし、ぷ、プロデューサーさんに…」

P「でも奈緒ちゃんの指は美味しかったです!」

菜々「やだぁーっプロデューサーったらヘンタイみたいですよ☆」

P「指ごと苺つっこんでくるんだから仕方なかろう…」

奈緒「ぅあ…は、恥ずかしいーッ!」バチィッ ダッ

P「いいパンチ!」バターン!

菜々「きゃあーっプロデューサーっ!?」

紗南「これだ! でかい! 10ポイント!」

由愛「あ…これ、かわいい…」

麗奈「むぐむぐ…なによ、美味しいわね…」

紗南「んっ? 麗奈、まだそんだけか! あたしはもう8個ゲットしたよ!」

由愛「さ、紗南ちゃん…ゲームじゃないから…」

麗奈「なんですって…? このアタシが負けるなんて有り得ないッ!」

由愛「れ、麗奈ちゃんまで…」

紗南「はっはっはー! あたしに勝とうなんて十年早いね!」プチッパクッ

麗奈「負けないわよ!」プチッパクッ

由愛「苺…美味しいな…。……? きゃあっ」

紗南「由愛!? どうしたの? まさか床が抜けるトラップ!」

麗奈「そんなわけないでしょ! バッカじゃないのッ」

由愛「は、ハチさんが…いるの…」

紗南「あっは! ミツバチだよ、だいじょうぶだいじょぶ。ねぇ麗奈」

麗奈「ひぃ……」

紗南「えっ麗奈もしかしてハチ怖いの?」

麗奈「やだぁハチ怖いよぅ…!」

紗南「おおっレイナサマがこんなに怯えるとは!」

由愛「ハチさん、怖いよね……」

麗奈「うぅぅ…」

P「どうしたー?」

紗南「あぁちょっとハチが…ってプロデューサーさんこそどうしたの!? 顔が!」

P「気にすんな。で、ハチ? 麗奈、だいじょうぶか?」

麗奈「ふえぇ…」ペトッ

P「わーおこんな麗奈見たこと無い」

麗奈「おしっこいきたい…」

由愛「あ、わ、私、いっしょにいってきます…!」

P「頼んだ」

紗南「あっはっは! 麗奈もかわいいトコあるね!」

菜々「あれー? 輝子ちゃんこんなとこにいたの、って地面に這いつくばって何してるの…?」

輝子「フヒヒ…キノコを見つけたから、ヒダを観察してる…」

菜々「えぇっ苺は!?」

輝子「フハハハッ! そんなものより今はキノコ! キノコだぜェっ!」ガバッ

菜々「楽しそうだからいっか…」

輝子「ヒダは垂生で密…フヒヒ…きれいな色してやがるぜ…」

菜々「これ完全に不審者だよね☆ ピピッ!」

P「おう、紗南けっこう喰ってんな。苺うまいか?」

紗南「あっうん! すっごく美味しいよ!」

紗南(ぷ、プロデューサーとふたりっきりだ…なんだかドキドキしてきちゃった)

P「けっこうミツバチ飛んでるんだな。まぁちょっかい出さなければ刺されんだろ」

紗南「あ、あのさっ!」

P「んー?」

紗南「い、苺食べ、ない?」

P「おぉ、もらうもらう。優しく頼む」

紗南「? う、うん!」プチッ

紗南「はい、あーん!」

P「あー」パクッ

紗南「どうかな? HP回復する感じ?」

P「いやどんなんだよ。や、うまいよ。菜々じゃないけど、紗南の愛を感じるな!」

紗南「ば、ばかっ」

P「?」

奈緒「……」ジトーッ

紗南「わぁっびっくりした!」

奈緒「あたしのときはそんなこと言ってくれなかった…」

P「ちょ、ちょっと奈緒さん? 怖いですよ?」

奈緒「あたしのときはそんなこと言ってくれなかった…」プチッ

P「あの、目が据わってますけど…え、なにこれ怖い」

奈緒「プロデューサーさん!」

P「はいっ!」

奈緒「…ぁ、あーん…」ソロリ

P「えっ、あっ、はい、あーん…」

P(なにこのじっくり責められてる感。緊張するんですけど)

奈緒「ぇ、ぇぃっ!」ポイッ

P「むご」パクリ

紗南「猛獣にエサあげるみたいだね」

奈緒「ど、どうだ? うまいか? あ、愛を感じるか…?」

P「当たり前だ!」

奈緒「!」

P「奈緒のくれる食べ物はうまいにきまってるだろ! 俺に毎日みそ汁を作ってくれ!」

奈緒「おっ、お、そ、それって…」

紗南「わぁープロポーズ!」

P「冗談だ!」

奈緒「もう死ねぇーっ!」ドカッバキィッ ダッ

P「ボディ!」バターン!

紗南「かいしんのいちげき! じゃ、なくて、プロデューサーさぁんっ!」

麗奈「………」

菜々「二人ともおかえり☆ …麗奈ちゃんどうしたの?」

由愛「あっ…えっと…」

麗奈「ふ、フフ……」

菜々「?」

麗奈「アーッハッハッハ! アッハッハぐっげほっげほごほっ!」

由愛「わぁっ麗奈ちゃん…! だいじょうぶ…?」

麗奈「アタシはレイナサマよ! これくらい、ヨユーだわ!」

菜々「あっハチだ」

麗奈「こっこわくなんかないんだから! こんなちっぽけな虫…!」プルプル

―――
――


P「さぁって、そろそろ帰るかー」

「はーい!」

P「……菜々、輝子を探して来てくれ」

菜々「かしこまりました!」ピョンコピョンコ

P「忘れ物ないなー。確認したやつから車のってけー」

紗南「あー美味しかった!」

由愛「美味しかった、ね…!」

麗奈「このアタシを満足させるなんて、なかなかやるじゃない!」

奈緒「苺食べ過ぎたぁ、一ヶ月は苺いらねぇ」

P「おっ、見つけて来たか」

輝子「ご、ごめん…キノコを追っていったら山に入り込んじゃって…フヒ」

P「隣のトト○かよ。っていうか菜々よく見つけたな」

菜々「ウサミン星からの電波通信で見つけました!」

P「輝子がそこ乗るなら、菜々は助手席だな」

菜々「行きはいちばん後ろでしたから、帰りは景色を存分に楽しめそうです☆」

P「まだなんとか日もあるしな。よーし帰るぞー」

輝子「フヒヒ…今日はいい日だった…キノコ狩り…」

P「苺狩りな」

P「………。静かだな」

菜々「ふふっ、みんな寝ちゃいましたね♪」

奈緒「…苺みそ汁…うう…」

紗南「…むにゃ…へへ…トゥルーエンドだぁ…」

麗奈「…いちご…すき……」

由愛「…みんなといっしょ…むにゃむにゃ」

輝子「…フヒ…友達いっぱい…うれしい…ぐー…」

P「菜々も眠かったら寝ていいんだぞ?」

菜々「ナナはへいきですっ☆」

P「菜々は今日、楽しかった?」

菜々「はいっもちろん!」

P「そっか。思いつきで決めたけど、それなら良かったよ」

菜々「突然だったからびっくりしましたけどね☆ でも、」

P「?」

菜々「ナナはプロデューサーとなら、どこでも楽しいですよっ!」

P「……じゃ、次はさくらんぼでも行こうか」

菜々「はい☆」



おしまい

ありがとござましたー

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom