アニ「…………」ガチャ(28)

アニ「…………」抜き足差し足忍び足……

アニ「…………」こそこそ

ミーナ「何こそこそしてるの?」

アニ「!?」びくっ

アニ「ミーナ!?寝てなかったの!?」

ミーナ「アニが帰ってくるのを寝たフリして待ってたの」

アニ「そ、そうなんだ…おやすみ」

ミーナ「待って」

アニ「!?」びくっ

ミーナ「どこ行ってたの?」ニヤニヤ

ミーナ「その薬指の指輪は何?」ニヤニヤ

アニ「……………」

ミーナ・カロライナ

噂が大好きな少女。特に人の色恋沙汰に敏感。
通称 訓練所のフライデー
フランツとハンナが隠れて付き合っていたのを暴露した人物でもある。
現在フランツとハンナは開き直って堂々と付き合っているがミーナを恐れて恋愛ができない者も多い

ナレーション:アニ・レオンハート


ミーナ「説明してもらおうか」

アニ「な、何を?何のこと?知らないなぁ」

ミーナ「そう……なら仕方ないね」

アニ「仕方ないって?」

ミーナ「明日の朝私が想像だけで根も葉もない噂立てても仕方ないってことだよ?」

アニ「!?」

前にこの話無かった?

アニ「ちょっと!!何て言うつもり!?」

ミーナ「さぁね~♪」

アニ「卑怯者!!!」

ミーナ「私はただ真実を皆に伝えたいだけだもん!理屈じゃないもん!存在故の自由だもん!」

アニ「もんもんうるさい!!可愛くない!!」

ミーナ「嫌ならホントのコト言わなきゃ。誰にも言わないから!ね?」

アニ「絶対に言うでしょ」

ミーナ「言わない絶対に言わない」

アニ「信用できない」

>>3 落ちたから立て直したました

ミーナ「アニ……自分の立場をわかってないみたいね」

アニ「は?」

ミーナ「選んで」

アニ「何を?」

ミーナ「ホントの事喋って皆に言いふらされるか、何も言わずに根も葉もない噂流されるか……どっちか選んで!」

アニ「それってどっちもアウトじゃん!!!」

ミーナ「そうだよ?要はフォースアウトになるかダブルプレーになるかだよ?」

ミーナ「選んで!」

アニ「…………言う」

ミーナ「聞こえない。ハッキリ言って」

アニ「言います!」

ミーナ「よろしい。じゃ、話そうか」

ミーナ「その薬指に誓ったお相手は誰なの?」つペンつメモ帳

アニ「エレン……」

ミーナ「ま、そこはだいたい知ってたけどね」書き書きメモメモ

ミーナ「で、何処行ってたの?」

アニ「ストヘス区の劇場に劇見に行きました……」

ミーナ「なるほどなるほど!それは駆逐バカの提案?」

アニ「私の提案……」

ミーナ「だよね、駆逐バカがそんな気の利いたプラン立てれないよね」

このミーナたち悪すぎだろww

ミーナ「で、その後は?」

アニ「高級装飾品の店へ……」

ミーナ「その指輪はそこで買ったの?」

アニ「いや……そこに売ってたモノだけどレストランでプレゼントされた……」

ミーナ「へぇ~……あの駆逐バカがそんなことを……」

ミーナ「レストランはどこ行ったの?」

アニ「ウォール・シーナのホテルで……」

ミーナ「ホテル!?」ガタッ

アニ「うん……」

ミーナ「ホテル!?これは詳しくじっくり聞かないとね!!」

ミーナ「どこまでイッたの!?いや!聞くまでもないか!!」

アニ「どこまでって……ウォール・シーナ…

ミーナ「そんなくだらないボケいいから!!ヤッたの!?ヤッたんでしょ!?何をどうしたの!?駆逐バカの巨人は鎧の巨人だったの!?超大型だったの!?」

アニ「ちょ!な、なにを話飛躍させてんの!!!」

ミーナ「いいから答えて!!ヤッたんだよね?」

アニ「ば、ばか!やっ…ヤッてなしゅ…あ!違っ…ヤッてない!!」あたふた

ミーナ「……」(これはヤッてますわ……私の勘がそう言ってる…)

ミーナ「嘘なんでしょ?正直に言って」

アニ「ヤッてない!!!」

ミーナ「嘘!!!男と女がお高いホテルで食事!!指輪プレゼント!!!深夜に帰ってきた女の子!!!これでヤらないバカが何処にいるの!?」

アニ「ここに居る!!男子寮にも居る!!断じてヤッてない!!言い切れる!!」

ミーナ「どうしても口を割らないの?」

アニ「実際ヤッてないんだけど…」

ミーナ「まぁいいわ、そのうち尻尾掴んで白日の下に晒してやるんだから!!」

アニ「やめてよ……」(この子コワイ……)

翌日

アニ「ふわぁ~………」(眠い……昨日ただでさえ帰るの遅かったのにミーナに質問責めくらってほとんど寝れなかった……)

アニ(言いふらしたら蹴り殺すって脅したから大丈夫だと思うんだけど……)


エレン「おいアニ!!!」

アニ「あ、エレン。おはよ」

エレン「おはよ。じゃねぇよ!今食堂でミーナのヤツが昨日の俺たちのデート内容全部喋ってやがるんだよ!!」

アニ「………」(な、なんやて?)

エレン「お前……話したのか!?」

アニ「……その……帰って寝てるの確認したら……その……狸寝入りで……その……」

エレン「バレたのか?」

アニ「………うん」

エレン「あれほどミーナには注意しろって言ったのに……」

アニ「そんなこと言ったって隣のベッドなんだし……」

エレン「お前が不在のベッド見たアイツが狸寝入りで待ち伏せてることくらい考えればわかるだろ!!」

アニ「じゃあどうすれば良かったの?そんな怒鳴らなくてもいいじゃん……」

エレン「!?」

アニ「……どうしたの?」

エレン「あれ見ろ…」

アニ「あれって?……あ」

|壁|・ω・′) ←ミーナ


エレン「これ以上アイツに飯の種をやってたまるか!!」

エレン「アニ、怒鳴って悪かったな……これからどうする?」

アニ「今まで通りにしよう……バレちゃったけど目立たないように……」

エレン「わかった。また後でな」

アニ「うん」

>>12

ミーナ『達』…?何言ってんだ…?

って思ったけど『ミーナ質悪すぎ』か…

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