ゆっこ「魔法少女!ゆっこマギカ!参上!なんつって」QB「」(99)

QB「それで、君たちは魔法少女になる決心がついたのかい?」

ゆっこ「どうする?みおちゃん」

みお「願い事が叶うんでしょ?」

QB「もちろん!ただしひとつだけね」

ゆっこ「魔法少女ってなんかかっこいいじゃん!」

ゆっこ「なろうよ!みおちゃん♪」フフーン

みお「えぇ、でもやっぱり」

みお「まいちゃんは?」

まい「びびでばびでぶー」

みお「う~ん、じゃぁ私もなってみようかな」

QB「じゃぁ、まず相生祐子。君から契約を結ぼう」

QB「君の願い事は何だい?」

ゆっこ「次のテスト!全科目満点!!」

QB「わかった。それじゃぁ」

みお「ちょっとまった!」

ゆっこ「?」

みお「せっかくの願い事なのにそんなんでいいの?」

ゆっこ「何が?」

みお「もっと他に願い事ないの!?ほしいものとか」

ゆっこ「ちっちっち」

みお「…?」

ゆっこ「みおちゃんは甘いね~」

ゆっこ「今の世の中でね、お金で買えないものなんてないんだよ?」

みお「はぁ」

ゆっこ「でも!!テストの点数!それはお金で買えないじゃん!」

ゆっこ「あ、賄賂とかべつだよ?」

みお「そう、引き止めて悪かったよ。じゃぁ、その願い事でいいんじゃない?」

みお(金で買えないものがなくても金がなければ意味ないけどな!!!けっ!)

みお「へ~。魔法少女らしいじゃん」

ゆっこ「魔法少女!参上!!」

みお「うん、さまになってるよ」

QB「次は長野原みお、君の番だよ」

QB「願い事を言って」

みお「ええと、パソコンがほしいかな」

ゆっこ「えぇ!そんなの買えるじゃん!」

みお「だから、かなりハイスペックな奴お願い」

みお「数十万するようなの」

QB「お安いご用さ。」

QB「それにしても君たちの願いは他の魔法少女たちと比べて変わっているね」

みお「どういう風に?」

QB「規模が小さい」

みお「まぁ、図々しくなるのも嫌だしね」アハハ

みお「かっこいい……」ヒラッ ヒラッ

ゆっこ「みおちゃん!すごく似合ってるよ!!」

みお「なんだかその気になってきた!」

みお「この街は私が守る!なんつって」エヘヘ

ゆっこ「向かう所敵なしだよ!」

ゆっこ「次はまいちゃんだね!」

みお「まいちゃんの願い事ってなんだろ?」

ゆっこ「三人でがんばろー!」アハハ

QB「水上まい、君の願いは」

まい「いっちぬっけたー」

ゆっこ みお「」

みお「あれ?なんかソウルジェム反応してない?」

QB「近くに魔女がいるんだよ」

ゆっこ「おぉ!?じゃぁ、戦うの?」

QB「もちろんだよ!そのために契約してもらったんだから!」

みお「なんかちょっと怖いなぁ」

ゆっこ「大丈夫、大丈夫♪この!相生祐子に任せなさいって」

QB「さぁ、僕についてきて!」

結界

みお「この奥にいるの?」

QB「そう!使い魔にも注意して!」

みお「はぁ、緊張してきた!」

みお「でも、なんだかわくわくするなー」エヘヘ

みお「悪者はみんな!やっつけてやる!」アハハハ

ゆっこ「」

ゆっこ「」

みお「ん?どうしたの?ゆっこ」

ゆっこ「ごめん、宿題するの忘れてたよ。そんじゃ」クルッ

みお「待てぃ!」

みお「さっきの威勢は!?どうしたのよ!」

ゆっこ「だって宿題……」

みお「魔女退治と宿題!どっちが大事なのよ!?」

ゆっこ「そりゃぁ、どっちも大事だよ」

ゆっこ「だから、魔女退治はみおちゃんに」

みお「いきなり戦闘放棄だよ!!」

みお「だいたい!宿題なんかいつも気にしてないじゃん!!」

みお「どうせ!ちょっとビビッてんでしょ」

みお「怖気着いたんでしょ」

ゆっこ「こ、怖くないよ!平気だよ全然!ぜ~んぜんっ平気!」

ゆっこ「楽勝だよ!快勝だよ!」

みお「じゃぁ、宿題なんか魔女倒したあとですればじゃん!」

ゆっこ「や、やってやるよー!かかってこいよー!!」ブンブン

みお「やめてよ。剣振り回さないでよ」

QB「もうすぐ!魔女の部屋だ」

ゆっこ「いてて……ごめん、みおちゃん。足ぐねった」エヘヘ

みお「嘘ついんてんじゃねーよ!!!」

みお「もう!しっかりしてよ!先が思いやられるよ!」

次の日 学校

ゆっこ「それにしても昨日は大変だったね~」

みお「誰のせいだと思ってんのよ!」

なの「?」

みお「あぁ、昨日はなのちゃんいなかったもんね」

ゆっこ「あのねぇ!なのちゃん!私達ね!魔法少女になったんだよ!」

全員「!?」

シーン

なの「ま、魔法少女?……ですか?」

プークスクス ザワザワ

みお「あのねぇゆっこ」ワナワナ

ゆっこ「ん?どしたの?」

みお「魔法少女は!素性を明かさないって相場が決まってるんもんなんだよ!」

ゆっこ「え!?じゃぁ、なんか罰とかあるの!?」

ゆっこ「QB!」キョロキョロ

QB「僕からは特に何も」

みお「Oh…」

みお「とりあえず、あまり言いふらさないようにしよ?」

みお「誰も信じてくれないし痛い子だって思われるよ」

ゆっこ「なんで!?自慢したいじゃん!」

ゆっこ「それに!ほら!ソウルジェムとかもあるし!」

なの「?…?」

ゆっこ「見ててね~。この指輪がねぇ」

ゆっこ「それ」ポンッ

ゆっこ「ほら!ソウルジェムに早変わり~」

なの「すごい!相生さんすごいでよ!」

みお「」

なの「ほ、本当に魔法つかえるんですね!」

ゆっこ「えへへへへ」ニヤニヤ

ゆっこ「そんな大したことでもないよー。あはは」

ゆっこ「QBと?契約すれば?誰でもなれるし?」アハハ

ゆっこ「まぁ?この街の平和は……魔法少女ゆっこに任せなさい」

ゆっこ「な~んて?あはははははっへっへっへっへ」

なの「かっこいい!魔法少女!なんだか憧れます!」

なの「それに!そのたまご型のお飾りもとても素敵ですし!」

ゆっこ「あ?これ?いいでしょう?」ヒョイッ ヒョイッ

ゆっこ「ソウルジェムって言うんだよ~」

みお「魔法少女の重要なアイテムなんだって」

桜井「あのぉ」アセアセ

ゆっこ「?」

桜井「なんですか?それ」アセアセ

ゆっこ「え」

桜井「相生さんダメですよ。学校にお飾りなんかしてきちゃ」アセアセ

桜井「預かります!放課後に職員室までとりにきてください」アセアセ

ゆっこ「」

ゆっこ「……」

みお「見せびらかすからだよー」

ゆっこ「だって…」

なの「何だか、申し訳ないです」

みお「なのちゃんは悪くないよ」アハハ

ゆっこ「ま!いいや!放課後に返してくれるんだし!」エヘヘ

みお「それにしてもソウルジェムってなんで重要なのかな?」

ゆっこ「そりゃぁ?あれだよー、変身ベルトてきな」

ゆっこ「そういえば変身の呪文とかないよね?」

みお「そうだね」

ゆっこ「どうせなら叫びたいよね~」

ゆっこ「おっちゃらけーとかぴーひゃらぴーとかなんつって」

ゆっこ「あはははははははは」

ゆっこ「」ドサッ

みお「ゆっこぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!?」

みお「息してないよ!!まずいよ!」

なの「相生さん!」

QB「ソウルジェムが離れすぎたんだよ」

みお「ゆっこ!!目を覚ませ!!」バシッ バシッ

ゆっこ「」

QB「とにかく!ソウルジェムを取り戻すんだ!」

みお「」スタスタ

みお「」ダッダッダッダッダ

みお「」ダッダッダッダッッダ

職員室

ガラッ ドンッ!!!!

みお「先生!!!」

桜井「ど、どうしましたか?長野原さん」アセアセ

みお「さっきの飾り返してください!!!」

桜井「だめです。校則違反ですから」アセアセ

みお「あれがないとゆっこが死ぬんです!!!!!!!」

桜井「えぇぇぇ」アセアセ

みお「現に今!!教室で死んでるですよ!!息してないんですよ!!」

桜井「えええええええええええええ!!!」アセアセ

――


ゆっこ「?」

みお「ふー助かった…」

なの「相生さん」ウルウル

ゆっこ「どうしたの?みんな」

QB「次から、ソウルジェムを取られないようにね」

みお「ちょっと!QB!どういうことよ!説明しなさいよ!!」

みお「つまり……ソウルジェムそのものが私」

QB「そうとも言えるね」

みお「ふざけんなよ!!!!!」

みお「何よ!!何が魔法少女よ!!!」

みお「これが本体ってぇ!!?」

みお「卵少女だよ!!!!!!!!」

QB「でも、ここに魂を移したおかげで君たちは致命傷を負っても動けるんだよ?」

QB「激しい痛みだって緩和させることができる。ソウルジェムを破壊されない限りね」

QB「ぼくはこっちのほうが君たちにとって都合がいいと思うよ?」

みお「気が気でならねぇよぉぉぉぉおおおお!!!」

みお「失くしたら終わりじゃん!壊れたら終わりじゃん!!」

みお「生きてる気しねぇよ!!これじゃぁただのロボットじゃん!!!!!」

なの「がびーん!!!!!!」ビクッ

なの「うぅ…」

ゆっこ「ちょっと!落ち着きなよ!なのちゃん!」

みお「なんで!?なんでゆっこはそんなにも平然としていられるのよ!」

ゆっこ「そ、魂をソウルジェムにしてよかったこといっぱいあるよ」アセアセ

みお「例えば?」

ゆっこ「え、えぇと……」アセアセ


ゆっこ「スリル?」


みお「万引き常習犯かよぉぉぉぉぉお!!!!!!!!」

みお「こんなの利点でもなんでもねぇよぉぉ…」

QB「」

みお「ねぇ!元に戻してよ!」

QB「それはできないよ。それに君は僕と契約した身だよ」

みお「詐欺だよ!こんなの!!どうして!!先に言わなかったのよ!」

QB「君たちが聞かなかったから」

みお「小学生かよぉぉぉおおお!!!!!!!」

みお「契約するには同意書とか!!!内容を詳しく明記した書類とか!!!」

みお「そういうのが必要なのは当たり前のことでしょ!!????」

QB「それは君たち人類の考えだろ?」

みお「郷に入れば郷に従えだよォォォおおお!!!!!!!!」

みお「仮にも地球にいるんだから!!こっちのルール遵守が当然でしょうが!

QB「でも、僕は君の願いをひとつ叶えたじゃないか」

QB「理にかなった契約だろ?」

みお「叶ってねぇぇよ!!」

みお「PC手に入れる代わり魂卵とか」

みお「マイナスしかねえええよぉおお!!!!」

QB「知らないよ。僕は言ったじゃないか願いが小さすぎやしないかって」

QB「その時、君は」

『まぁ、図々しくなるのも嫌だしね』

みお「謙遜だよぉぉおおおお!!!!!!!!」

みお「思いやりの精神だよぉおおおおおおおお!!!!!!!!!!」

QB「僕に感情なんてないんだから、そんなのわけがわからないよ」

みお「こっちは感情あるんだから……それ相応に扱えよぉ…」

みお「……」

みお「もういいよ……騙された私がバカだったよ」

ゆっこ「みおちゃん……」

みお「ようは、ソウルジェムさえ破壊されなければいいんでしょ」ゴソゴソ

みお「あれ?私のソウルジェム」

まい「」シュンッ  カコーン

まい「おはじき」

みお ゆっこ「まいちゃぁぁああんんんんんん!!!!!!!!!!?」

次の日

登校途中

みお「はぁ……まいちゃん。契約しなくて正解だったね」

まい「」ピース

みお「あぁあ、もっとでっかい願い事すればよかったなぁ」

みお「プロの漫画家とか色々あったのに」ハァ

ゆっこ「まいちゃん!!みおちゃん!!スラマッパギ!」タッタッタッタ

みお「あ、ゆっこ。おは」

ゆっこ「」バタッ

みお「ぎゃぁぁぁああああああああああ!!!!!!」

みお「ソウルジェム!!!家に忘れてるよぉぉおお!!!!!!」

学校

ゆっこ「なんとか学校間に合ったね」エヘヘ

みお「もうしっかりしてよ……ソウルジェムは肌身離さず持っててよ」

ゆっこ「わかってるって~」エヘヘヘ

QB「話があるんだけど、いいかな」ヒョコッ

ゆっこ「どうしたの~?」

みお「変なことは言わないでよね」

――


みお「そのワルプルギスの夜がくるとどうなるの?」

QB「簡単に言えば大量の死人が出る」

ゆっこ「でも、やっつければ問題ないんでしょ?」

QB「ワルプルギスの夜の強さは計り知れない」

QB「君たちで倒せるかどうか」

みお「」

ゆっこ「大丈夫だって」エヘヘ

ゆっこ「私とみおちゃんとで楽勝だよー」アハハ

みお「」

ゆっこ「だよねー?みおちゃん」アハハハハハ

みお「……」プルプル

ゆっこ「みおちゃん?」

みお「」ガタッ

みお「今すぐ逃げろ!!!みんな死ぬ!!!!!!!」

全員「ええええええええ!!」

ゆっこ「ちゃんみおぉぉぉおおお!!!?」

みお「終わりだよ!!!勝てるわけないよ!!」

ゆっこ「だから2人で」

みお「無理だよ!!!この間の魔女退治だって!!!」

みお「魔女を目の前にして!なんて言った?あんた何て言った!?」

ゆっこ『じゃぁ!私、後方支援するね!』

ゆっこ『みおちゃん先に行ってね』

みお「弓矢だよぉぉおお!!!!!!!!!!」

みお「遠距離攻撃のやつが先に突っ込んでどうしろってぇのぉぉお!!??」

ゆっこ「…」

みお「だいたい!!剣であんたはどうやって支援するつもりだったのよ!!」

みお「まぁ、それはいいよ…怖いのわかるし」

みお「でもさ、私がちょっと魔女に追い込まれた時、アンタ何してた!?」

みお『まずい!!!やられる!』

みお『ゆっこ!』クルッ

ゆっこ『思い切って二刀流とかどうかなぁ♪』ブンブン

みお「支援してねぇぇよおおおお!!!!!!!!」

みお「アンタが後方支援するって言ったから前に出たのに!!!」

みお「ゆっこはなんもしてくれなかったじゃん!!!」

ゆっこ「みおちゃん…」

みお「結局、勝てたからよかったよ」

みお「けど、最後に…私が魔女やっつけて、アンタ何て言った?」

ゆっこ「え?」

みお「なんて言った!?」

ゆっこ『グリーフシード、一個しか落とさなかったね』

ゆっこ『ここは公平にじゃんけんといきますか♪』

みお「公平じゃねぇぇよ!!!!!!!!!!」

みお「倒したの私だけじゃん!!ゆっこが貰える権利なんて微塵もないよ!!!!」

みお「それにじゃんけん」

みお「負けたよ!!!ぱーだしたら見事に負けたよぉぉお!!!!」

みお「あ゛ぁあああああああああああ!!!」

みお「魔法少女になるんじゃなかったぁああああ!!!」

ゆっこ「そうだ!!」

みお「?」

ゆっこ「いい方法思いついた!」

みお「…なに?」

ゆっこ「学校中のみんなに契約してもらって魔法少女になってもらえばいいんだよ!」

ゆっこ「数で押せばなんとかなるよ!」ニコッ

みお「ふん!!!!」ドスッ

ゆっこ「あ゛ぁ」バタッ

ゆっこ「……」プルプル

なの「私達どうなるんでしょう?」

みお「街中のみんなに避難してもらう…」

みお「校長先生に集団疎開提案してくる」

みお「変身とかすれば信じてもらえると思うし」

校長室

校長「……」

みお「これで、信じてもらえますか?」

校長「集団疎開ですか……」

校長「う~ん…」

みお「この街にいたら!!みんな死ぬんですよ!?」

校長「いや、でも……デマかもしれないし」

みお「デマじゃありません!」

校長「ほら……意外としぶとく生き残ったり」

みお「」

校長「先生、こう見えても強いんだぞ!」フンッ

校長「なんて、あははは」

みお「」シュッ

校長「はぁ…はぁ…要件は聞くから…その矢をしまって…」ハァハァ…

緊急全校集会

校長「え~、ですので」

校長「皆さんには疎開、という形で避難してもらうことになります」

校長「あ、もちろん。疎開先でも勉学に励んでもらいますよ~」


みお「みんなに…わるいことしたね……」

みお「今まで暮らしてきたこの街を離れなくちゃいけないなんて」

全員「うぉぉおおおお!!!!!!!!!」

「先生!!疎開先は!?沖縄がいいっす!!」

「おやつって何円まで~?」

高崎「こらこら、お前たち~修学旅行じゃないんだからなぁ」ハッハッハ

「俺!!携帯ゲーム機持ってくる!」 ウォォォォォ

「私達!結婚しま~す!」  ウォォォォォ

校長「いやぁ、昔を思い出しますなぁ」ハッハハ


ゆっこ みお「」

大工「うちの親が行き先をハワイにしてくれた!!」

全員「うぉおおお!!!!!!!!!」

「さすが!大工財閥!!!」





みお「なんとかしてワルプルギスを倒さないと」

ゆっこ「みおちゃん!がんばろう!勝つしかないんだから!」

みお「そうだよね……勝つしかないもんね!」

まい「私も」

みお「?」

まい「私も戦う」

みお「まいちゃん」ウルウル

ゆっこ「いい友達を持ったよ」シクシク

QB「3人でも勝てるかどうかわからない」

QB「それでも、君は僕と契約するかい?」

まい「」コクリッ

ゆっこ「よっしゃ!3人でワルプルコギの夜なんか!こてんぱんにやっつけよぉ!」

QB「さぁ、君の願いを言って」




まい「夢オチ」




ゆっこ みお「」マガオ

次の日

みお「はっ!!」ガバッ

みお「夢!?」キョロキョロ

みお「パソコンがない」

みお「よかったぁ」ホッ

みお「魔法少女なんか懲り懲りだよ…」

登校途中

みお「よかったね~。まいちゃんのおかげだよ~」

まい「びびでばびでぶー」

ゆっこ「」

みお「どうしたの?」

ゆっこ「みおちゃん…パソコンあった?」

みお「ないよ」

ゆっこ「あ゛ああああああああああああああああああああ」

ゆっこ「私の100点が……」

校門

みお「いいじゃん!卵にされなかっただけマシだと思えば」アハハ

ワイワイガヤガヤ

みお ゆっこ「」


「は?持ってきたなら言ってくれよ!!」  「英語できねぇな。どうしよ」

「水着忘れたぁああ」    「早く並べ~。バスくるぞ~」 


高崎「おい、どうしたお前ら?」

みお ゆっこ「」

高崎「集団疎開なのになんだ?その荷物」

高崎「いつ帰ってこれるかわからないのに…まぁいい、向こうでも生活用品は」

高崎「売ってるらしいからな。さ、早く自分のクラスの列に並べ」

みお ゆっこ「」



みお ゆっこ(夢オチなんて言えねぇぇぇぇ……)
おわり

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