ウニ「お、おう。その情報今必要？なんでここにいるって、そりゃここが俺んちの近所だからに決まってますのことよ」

御坂「え、うぇえっ！？ふ、ふーん。別にどうでもいいけどさぁっ、あんたこの辺に住んでるんだ？どの辺？」

ウニ「そうそう、あそこのアパートですのことよ。そこでこいつと二人暮らし」

御坂「小さい子ね、妹さん？」

ウニ「まぁそんなもんだな。うーん、よかったらちょっとよってくか？そして俺のケーキを見張っておいてくれ」

御坂「え、ええぇぇぇっ！？そんないきなりっ！？そ、そういうのってもっと順序ってもんが、ど、どんだけがっついてんのよ！！い、いや妹ちゃんがいるのか。
そうね、しかたない。大事だからね、ケーキ。いったげるわよ、仕方なく。」

ウニ「なにいってんだおまえ、じゃあこの上条さんについてきなさい。お茶くらいふるまってあげますのことよ」

ういはる「あ、じゃあわたしもお邪魔していいですか？ウニの人のおうちにはほかにどのような海産物があるんでしょうか」

佐天「ういはるちょっとあんたすごいわね。私は今日はこれで、ばいばいみんな」

ウニ宅

イカちゃん「おいひぃ〜。このホイップのふんわりかんとスポンジの奏でる旋律がたまらないんだよ〜」

ウニ「はむっ。ん〜。一口で食べるのはもったいない。これは何度も何度もあじわいませんと」

ういはる「それで私たちはお茶だけですか？ありえなくないですかこれ？お茶おいしいですけど」

御坂「いいじゃないういはるさん、スゥゥゥゥハァァァァァ、私たちが、スウウゥゥゥゥハァァァァ、急にお邪魔したわけだし」

ういはる「御坂さん鼻息荒いですよ！？大丈夫ですか！？」

イカちゃん「そういえば冷蔵庫にジュースがあったんだよ。ジュースも合わせてオーケストラの四重奏をかなでるんだよ〜。ねぇトーマーこれどっちのジュースがいいかなぁ」

ウニ「んっ？ちょっとまってなさい。俺もそこは意見をいっておくべきだな」

ういはる「ああいっちゃいました。食べかけのケーキが無防備なままですよ」

御坂「スゥゥゥゥ、ハアァァァァァ、スゥゥゥフゴォッ、ケーキ！？食べかけの？フォークにホイップがついて、ちょっと崩れた、歯型がついたケーキ？」

イカちゃん「やっぱわたしはこっちなんだよ〜。さぁ演奏を再開するんだよ〜」

ウニ「やはりここは炭酸でせめるべきだと上条さんは判断しましてのことよ。さぁケーキのクラッシュを体感させてもらおう、、あっ」

御坂「あ〜ん、あっ！！」

ウニ「ビリビリっ！？落ち着け、話せばわかる、落ち着いてその手をおろすんだ！！」

ういはる「ずるいですよ御坂さんだけ、でも私はその歯型がついたケーキはノーサンキューです」

御坂「あ、あああぁぁぁぁ・・・ああぁぁぁぁぁ！！！！」

パチパチ、パチ、ビリ！ビリビリビリビリ！！！

御坂「うあああああああああああ！！」

ウニ「ちょっ、やめろビリビリ！放電すんな！家電がっ！上条さんちの家電製品がふっとぶ！！」

ういはる「きゃああぁぁぁぁ！！やめてください！死ぬ！わたし死んじゃう！！！」




佐天さんは重力が自由に使える能力があったらいいなぁと思いながら帰宅しました。

おわり

アイアン・グラビレイ！！！

俺はキトゥンが浮かんだ

御坂「はぁっ、はぁっ、はぁっ・・・」

ういはる「し、しぬかと思いました、、どうしたんですか一体・・・」

イカちゃん「ケーキケーキー、ケーキを食べるんだよ〜」

ウニ「ああ、上条さんちの家電製品の皆さまが、、おなくなりに・・・ガックシ・・・」

御坂「は、はぁぁぁぁっ！？家電っ！？家電製品がなによ！！あんたが急にもどってくるのが悪いんだから！？そんなの弁償すればいいんでしょう！？
弁償するわよ！！あんたの口座番号教えなさいよ！！」

ウニ「えぇ？口座？別にいいですのことよ・・・減るもんじゃないし・・・」

御坂「そ、それでっ！？このケーキは！？買うわよ！！これも買えばいいんでしょう！？このケーキは一体いくらなのよ！？１０万円！？２０万円！？」

ウニ「そんな高いもんじゃねぇよ。もうそのケーキはやるから、今日のところは帰ってくれ・・・」

御坂「はぁぁぁぁっ！？いらないわよ！！こんなケーキ、こんな歯型のついた、あんたの唾液がべっとりついたケーキなんて、、いらないんだから！！」

ウニ「あ、そう。じゃぁさっさと帰ってくれ、上条さんは傷心しておりますのことよ・・・不幸だ」

御坂「はぁぁぁぁっ！？帰るわよ！！帰るに決まってるでしょう！？なんであんたのうちにお泊りしなきゃならないのよ！？妹ちゃんやういはるさんもいるんだから！！一体どうしようっていうのよ！！
それじゃぁね！！帰りますよーだ！！へーだバーカ！！ベー」

ういはる「あ、じゃぁわたしも帰りますね。おつかれさまです。あ、その、今日はイカくさい夢を見てくださいね」

イカちゃん「あーん、おほ〜っ、すごいっ、すごいんだよ、このケーキの四十奏はレボリューションなんだよ〜」

ウニ「・・・不幸だ。」

帰り道

御坂「あーっ、やっぱ嫌われたかなー。ちょっとあれはまずかったかなー、嫌われちゃったよなー、やっぱり」

ういはる「だいじょうぶなんじゃないですか？ちゃんと弁償もしたんですし、あれだけの額なら家電製品全部最新のものが買えますよ」

御坂「これは謝るかなー、謝っといたほうがいいよなー、明日朝一であいつんちの前で待っとくかなー。それであいつんちにあがって、は、裸エプロンとかで、料理とか作ってあげちゃったりして？
いやーでもなー、嫌われちゃってるからなー」

ういはる「・・・大好きなんですね？」

御坂「へっ？ええぇぇっ！？いやいやいやいや、ぜんぜん？ぜんぜん！？なんとも思ってないわよ！？あんなレベル０、なにほどのもんよ！？頭とかトゲトゲしてるし？？」

ういはる「いちごショートケーキのことが」

御坂「へっ？う、うんうん！大好き大好き！！いちごのショートケーキに目がないのよ私！！私の目の前にいちごのショートケーキくくりつけたら死ぬまで走り続けるわよ！？」

ういはる(今日の御坂さん元気だなぁ)



そのころ佐天さん

佐天｢うけ！コップよっ！無重力状態になってうけっ！・・・いやーやっぱ浮かないかー。観葉植物の葉っぱよ！すべてとれろ！強くなった重力でとれろ！・・・とれないかー。
ちょっと寝転ぶかー、ゴチンッ、いったー頭ぶつけたーっ｣


おわり

重力操作と言えば帝釈廻天

ディオガ・グラビドン！！！！！

ベタン！