真尋「ニャル子、二期放映おめでとう」ギーコギーコ (62)



真尋「タイトルは這い寄れニャル子さんWだっけ?お前ダブル好きだもんな」ギーコギーコ

ニャル子「」

真尋「仮面ライダーダブル!その縦に真っ二つの姿からは想像も出来ない程正統派な平成二期シリーズの傑作なんですよ真尋さん!」ギーコギーコ

ニャル子「」

真尋「あんまり復唱するもんだから覚えちまったよ」ギーコギーコ

ガチャッ

クー子「……」

真尋「よう、クー子」ドサッ

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クー子「……少年、今部屋の隅に投げたものは何」

真尋「ニャル子」

クー子「ニャル子の身体はいつからハーフアンドハーフで注文できるようになったの」

真尋「ピザーラの陰謀だよ」

クー子「私はピザクック派」

真尋「アイダホポテトで安く済ませるタイプか。折角のピザなんだからちょっとぐらい高いの頼めばいいのに」

クー子「違う。私はスーパーアイダホ派。次間違ったら殺す」

真尋「わるかったよ」



クー子「で、なんでニャル子の身体が半分になってるの?」

真尋「仮面ライダーWのコスプレ」

クー子「気合い入ってる」

真尋「好きな事には時間も金も労力も惜しまないのがオタクだからな」

クー子「でも死んだら元も子も無い」

真尋「もっともだ」

クー子「そしてもともこって平仮名にするとちょっとかわいい。少年の言も繋げてもっとももともこにするともっとかわいい」

真尋「まったくだ」



クー子「とりあえず実行犯は少年。凶器はハンドソーで、動機は愛ゆえに」

真尋「証拠は?」

クー子「私が見ているィング」

真尋「物的証拠を出せっつってんだ」

クー子「脳みそは物質。シナプスも物質」

真尋「邪神は物ですか?」

クー子「いいえ、概念です」

真尋「無問題じゃないか」

クー子「私が早とちりした。ごめんなさい」



真尋「謝る事が出来るクー子はえらいと思いはべり」

クー子「少年は古文が出来ない」メモメモ

真尋「学問は苦手だ」

クー子「世の中学歴だけじゃないと思う」

真尋「有難う」

クー子「少年」

真尋「ん?」

クー子「とりあえずニャル子の身体を縫おうと思う。裁縫道具持ってくるからラノベのタイトル考えながら待ってて」テクテク

真尋「あいよ」



〜〜2秒後

クー子「出来た?」テクテク

真尋「とある境界線上の友達が少ない魔王な俺と妹(パンツ)と勇者な幼馴染の修羅場過ぎるイチャラブがこんなにエロい訳がない〜YES!と兎が喘ぎました!」

クー子「間違いなく売れる。タイトルだけでメインターゲットの需要に対応しきっている」

真尋「今度電撃大賞に応募してみようと思うんだ」

クー子「最終選考までは残ると思う。内容次第だけど」

真尋「古文みたいにして書いてみようと思うんだ。斬新だろ?」

クー子「少年は古文が出来ない」ガッカリ

真尋「そこらへんは任せる。頼りにしてるよ」



クー子「断る」

真尋「今度好きなメガドライブのソフト買ってやるから」

クー子「……仕方ない。ちょっとだけ」

真尋「お前のそういうとこ好きだよ、扱いやすくて」

クー子「それでこの前賞をもらった」

真尋「そりゃすごいな。何の賞だ?」

クー子「モンドセレクション。しかも金賞」フフン

真尋「コーヒーやらワインやらと同列に扱われたわけか」

クー子「私扱いやすい性格だから」

真尋「なるほどな」


クー子「とりあえずニャル子縫おう」

真尋「ミシンでやっちゃおうぜ、面倒だ」ズダダダダ

クー子「これだから男子は。手縫いには温かみがあるというのに」

真尋「温かみで飯が食えるかよ」

クー子「……」ヒョイ

真尋「なんだこれ。WindowsMe?」ポフッ

クー子「手編みの手袋。着けてみて」

真尋「……暖かい」ホンワカ



クー子「確かに温かみでは飯は食えない。でも温かみがあれば暖かい気持ちになれる」

真尋「暑くなってきた。外していい?」

クー子「どうぞ。ちなみにその手袋は日頃お世話になっている少年の為に私が慣れない縫い物に悪戦苦闘しながら悠久の時をかけて作った一品」

真尋「……」ヌギヌギ

クー子「なんで手袋外さずにシャツとズボンとパンツを脱ぐ」

真尋「なんとなくもったいなく感じた」

クー子「それで作業するつもり?」

真尋「うん」



クー子「ニャル子の血で汚れる。外して」

真尋「はい」ヌギヌギ

クー子「……」

真尋「ぶえーっくしょい!」ブルブル

クー子「寒いなら服を着て」

真尋「はい」イソイソ



クー子「とりあえず少年はニャル子の左半分を持って」

真尋「あいよ」

クー子「あとは私がやる」チクチク

〜〜2分後

クー子「出来た」

ニャル子「」ブラーン

真尋「とれかかってるぞ。ボタン付けじゃないんだから」



クー子「ボタンを押す方なら自信あったんだけど」

真尋「これがゲーム脳か」

クー子「言い訳させてもらうと、フレキシブルに伸縮するようにしてみた。実験的措置」

真尋「サイコザクみたいだ」

クー子「ノイエ・ジールは認めない」

真尋「今度これ珍百景に応募してみるか」

クー子「タイトルは?」

真尋「壊れかけのマリオネット」



クー子「それは……いや、いけるかもしれない」

真尋「もしテレビに出たら僕達有名人だぜ」

クー子「取材が一杯来る」

真尋「クー子はかわいいから普通の人よりいっぱい取材が来るぞ」

クー子「……」テレテレ

真尋「『こちらの御嬢さんとてもかわいいですね』」

クー子「そんな事……ある。実はちょっと自信ある。ぶっちゃげHKTに紛れ込んでもバレないと思う」



真尋「そしてカメラがクー子にアップ、必然的に背景の血だまりの部屋がクローズアップされて」

クー子「そのまま番組終了後のニュースの時間にも生出演。オシャレなパーカーで顔を隠して」

真尋「名前は隠されるが新聞の一面にも載れるだろうな」

クー子「胸がときめく」

真尋「ウキウキだな」

クー子「いつだってわくわくどきどき」



ガチャッ

ハス太「……」

クー子「……」

真尋「……」

ハス太「お取込み中だったみたいだね。失礼したよ」ダッ

クー子「逃がすか。少年」

真尋「おう。くらえニャル子の超長い腸投げ縄」ビュッ

ハス太「うわぁ捕まった。生臭ッ」



〜〜3秒後

真尋「かくかくしかじかしかくいむーぶにのるもっとー!ってこと。OK?」

ハス太「そんなことよりキスしよう真尋君」

真尋「」チュッ

ハス太「あ……え……?」カァァァ

真尋「なんだよ。しようって言ったからしたんだぞこのクソホモ野郎。女みたいだからって平然とヒロインの中に入ってくんじゃねーよ性少年健全育成条例に引っ掛かるだろ」



クー子「少年、私にも」

真尋「場所のリクエストは?」

クー子「首筋。激しく」

真尋「」ジュルルルル

クー子「んっ……」ピクッ

真尋「これでいいか?」

クー子「とても嬉しい。前々からして欲しかった」



真尋「ふーん……で、何に使うんだ?」

クー子「ニャル子に見せて浮気の証拠物件にする」

真尋「それお前もヤバくないか?」

クー子「私は変態だから良い」

真尋「クー子。自分を卑下しなくていいんだよ」

クー子「なら訂正する。私は生まれてこの方清純一直線のマリア様に仕える聖処女だからいい」



真尋「本当に処女なら膜を見せてみろよー膜をよー」

ハス太「そーだそーだ」ハァハァ

クー子「少年はいいとしてそこの金髪ホモ野郎はなんで欲情してるの。バイなの」

ハス太「僕は男でも女でも非生物でも精神生命体でも可愛ければなんでもいいんだ。ペニス突っ込む穴が無いなら空けるまでだよ」

真尋「お前結構ハッキリ言うのな。僕だって編集さんにそれだけはって止められてんのに」

ハス太「サブキャラの強みだよね、えへへ」


クー子「金髪博愛野郎」

ハス太「素晴らしく高尚な二つ名になって僕は嬉しいよ」

真尋「とりあえずニャル子片づけるか」

クー子「ニャル子、起きて。片づけられちゃうよ」ペチペチ

ニャル子「dぁgほいえうgとえわhtgぽえwるてをいてぇをいほあいえrhたおういwyt」

真尋「バグってる」

クー子「私には取り返しのつかない故障に見える」


ハス太「邪神って捨てる時お金いったっけ」

クー子「リサイクル法に則って手続きして、邪神一体に付き7800円を支払わないといけない」

真尋「げぇ。不法投棄しようかな」

ハス太「それは良くないよ。多分ネットですぐ出来るから手続きしよう?」

真尋「しょうがないなぁ」



〜〜5秒後

真尋「やっとできた」

ハス太「随分時間かかっちゃったね」

クー子「お腹空いた」

真尋「部屋の掃除してからな。はいジョイ君」

ハス太「それは台所洗剤だよ」



真尋「一面ぬめってるし台所みたいなもんだろ」

クー子「一理ある」

真尋「それにジョイ君は油まみれの海鳥だって救ったんやで」

クー子「その油を出したのも人間なのに救世主気取り。片腹痛い」

真尋「ぶつくさ言ってないで、はやくしろー」

ハス太「はーい」



〜〜6分後

クー子「お腹空いた」

ハス太「だね」

真尋「ピザでも取るか」

クー子「賛成」

ハス太「異論なーし」



真尋「何がいい?ハーフ&ハーフで注文するけど」

クー子「やった。少年大好き。もちろん私は」

真尋「ああ分かってるよ。クー子はアイダホポテトだr」ジュッ

ハス太「……」

クー子「……」

ハス太「……」

クー子「あ……」



ハス太「ついに焼いちゃったね。前回、前々回……100回くらい前からずっとこうだ。下らない約束を破って焼かれるパターン」

クー子「違う、こんなはずじゃなかった……焼くつもりなんてなかった……」ポロポロ

ハス太「……」

クー子「いつもみたいに、笑って、受け止めて、少年、ニャル子、お願いだから……」

ハス太「ねぇクー子ちゃん、もういいんじゃないかな」

クー子「……だめ。もう一回、もう一回あの時からやり直さなきゃ……」ブツブツ



ハス太「……」

クー子「ボタン、ボタン、どこ……」フラフラ

ハス太「後何回あのボタンを押したって、運命は変わらないよ」

クー子「ボタン……」

ハス太「クー子ちゃん、君の身体も心も、時間を遡る毎にどんどんボロボロになっていくんだよ?」

クー子「私は、それで、いい……運命を、変えるまでの、辛抱」



ハス太「君は真尋君とニャル子ちゃんの命を好き勝手に歪めて冒涜してるんだよ?」

クー子「ボタン、どこ……」フラフラ

ハス太「……最初は、ニャル子ちゃん病死だったね。突発性の心臓病で、どうしようもなかった」

クー子「ハス太君、ボタン、ボタン持ってない?見当たらない……」オロオロ

ハス太「自棄になって暴れるクー子ちゃんを真尋君が身体を張って止めようとして、灰になった」

クー子「私が……助けないと……」

ハス太「君はそれでやっと落ち着いた」



クー子「怖い、お願い、二人とも、笑って、笑って、睨まないで、お願い、ニャル子、少年、お願い」ガクガク

ハス太「自分のした事の重さに気づいてしまった君は『絶対時渦流逆流装置』をかっぱらってきて、ずっとこの時間を繰り返してる」

クー子「嫌、嫌、嫌……!」ガタガタ

ハス太「でも運命は変えられなくて、そこに至るまでの過程だけがどんどん劣化していく」

ハス太「君の、ニャル子ちゃんの、真尋君の、あの時あの場所に存在した価値だけが摩耗していった」

ハス太「108回目あたりで死因が宇宙強盗とかいう訳のわからないものになって、97573回目から皆の性格が歪んでいって」

ハス太「9683723回あたりからはニャル子ちゃん、僕らが見つけた時にはもう死んでるようになったよね」



クー子「ハス太君っ!それ以上言ったら……!」

ハス太「それ以上言ったら……僕も、燃やすの?」

クー子「っ……」

ハス太「正直その方がいいかもしれないって思うよ。これ以上君のピロートークに付き合うのはウンザリだ。僕はあの二人と一緒に時間の檻に囚われる事にするよ」

クー子「……」

ハス太「さぁ、燃やしてよクー子ちゃん。カモンカモン」

クー子「いや……嫌、嫌!」ブンブン

ハス太「いくじなし」



クー子「……そっか。私が燃えれば私も」メラッ

ハス太「クー子ちゃんは僕が死んだらボタンを押すだろうけど。クー子ちゃんが死んでも、僕はボタンを押さないよ?」

ハス太「いい気味だって冷笑するだけさ。そうなったら永遠に意識は暗闇のままだ。真尋君にもニャル子ちゃんにも会えない」

ハス太「折角首筋に付けてもらったキスマークも消える。気の遠くなるような回数を重ねて、真尋君がやっと君の体に残してくれたものなのに」

クー子「少年の……跡……」

ハス太「君は本当にそれでいいのかい?」


クー子「……じゃあ」

クー子「じゃあどうすればいい!」

ハス太「知らないよ。そもそも僕は子供の駄々に巻き込まれただけだ。君の内的問題を解決する義務はないと思うな」

クー子「嫌ぁ……寂しいのは、嫌ぁ」

ハス太(これはもうダメかな……)

ハス太「それじゃ、僕はもう行くよ。真尋君とニャル子ちゃんの墓参りも当分出来そうにないし」

ハス太「出来れば、君とは二度と会いたくないな」

クー子「ハス太……君……まって……!」

ガチャッ

バタン・・・



ハス太(って、いくら逃げてもあのボタンを押されたら巻き戻されちゃうんだけど)

ハス太(嫌になるよ、ホント)ハァ

ハス太(……今回はボタン押すの遅いなぁ)

〜〜5分後

ハス太(……?)

〜〜10分後

ハス太(……)



〜〜390年後

ーー宇宙精神病院

ハス太「これ、今月の分です」

医者「はい、確かに。……あなたも大変ですねぇ。あんなに溺愛してた姉さんですら見捨てたって言うのに」

ハス太「あはは……友達ですから」



コンコン

ガチャッ

ハス太「お見舞いに来たよ、クー子ちゃん」

クー子「うふふ、少年、少年、だいすき、ニ、ニャル子、ニャル子、宇宙でいちばんすき」ゴロゴロ

ハス太(まだ首筋の火傷を触ってるんだね……自分の火で永遠に刻み付けた、真尋君の跡を……)

ハス太「……クー子ちゃーん?来たよー?」


クー子「ハス太くン!いらっ、いらっしゃい!」ガバッ

ハス太「こんにちは、クー子ちゃん」ニコッ

クー子「ハス太くン、これ、ここね、少年がね、わた、私にね、残してくれたの。だから、ね、寂しくないの。ニャル子も残してくれたの。だから怖くないの」

ハス太「そっか。よかったね」

クー子「ハス太くンも来た。これで皆一緒。いっしょ。あの時と一緒」

ハス太「うん。一緒だ」


クー子「いっぱい遊ぶ?なに、して遊ぶ?」ニコッ

ハス太「ごめん、今日はこれから用事があってね、もう行かなきゃいけないんだ。……許してくれるかい?」

クー子「…………」

ハス太「……」

クー子「これ、ここね、少年がね、わた、私にね、残してくれたの。だから、ね、寂しくないの。ニャル子も残してくれたの。だから怖くないの」

クー子「嘘じゃないよ?大丈夫。私一人でも皆だから大丈夫」

ハス太「うん。だから君はもう大丈夫だ」



クー子「またね?ハス太くん、またね?」ギュウウウ

ハス太「うん。また来るよ、必ず。その時はいっぱい遊ぼう」

クー子「約束、やくそく。破ったら焼く!」

ハス太「あはは、怖いなぁ。破らないようにしないとね。……それじゃ」

クー子「またねー!」ブンブン

バタン・・・



ハス太(あの時……結局クー子ちゃんはボタンを押さなかった。今までも、ずっと)

ハス太(今の状態は決して良いとは言えない。事実、医学は現在の彼女の精神はあの時から狂気に犯され……どこへ向かう事もなく、ただ無暗に錯乱しているだけだと定義している)

ハス太(ただ僕はーー僕だけは、クー子ちゃんはあの時、ニャル子ちゃんと真尋君の死からやっと一歩前に進んだのだと、そう思ってあげたかった)

ハス太(もしそうなら、あの薄汚れた運命のループも必要なものだったのかもしれないからだ)

ハス太(気の遠くなるような螺旋階段の中で出会った猟奇趣味の真尋君に痕を残してもらえたから、一歩目を踏み出せた)

ハス太(たとえまだ狂気からは抜け切れていないとしても、彼女はどん底から一歩目を踏み出す勇気を持つことが出来た)



ハス太(だからいつかクー子ちゃんは完全に立ち直るだろう。僕にはそういう確信があった。もしそうなった時の計画も立案済みだ)

ハス太(計画と言っても……地球へ行って、二人の墓参りをする。これだけだけど)

ハス太(きっと、クー子ちゃんはそれだけを望んでいるだろうから)

ハス太(だから今は……)

ハス太「お互い頑張ろうね。クー子ちゃん。僕は待ってるから」

ハス太「君と一緒に地球へ行ける日をずっとずっと、待ってるから……」

おわり

はじまり


ニャル子「何をやってるんですか真尋さん」

真尋「二期放映を記念してお前の大事な大事な仮面ライダーWのフィギュアを腰から真っ二つにしようとしてるんだよ」ギーコギーコ

ニャル子「説明は要りません。分かってる上で敢えて聞いたのですから」

真尋「じゃあ聞くなよ」ギーコギーコ

ニャル子「それはもっともですが」

真尋「聞くなよ。僕はお前の大事な大事な仮面ライダーWのフィギュアを腰から真っ二つにするので忙しいんだ」ギーコギーコ

ニャル子「ごめんなさい」


真尋「やっとベルトが半分切れた。鉄鋸って案外切れ味わるいな」

ニャル子「お疲れ様です。お茶でも持ってきましょうか?」

真尋「お願いするよ」

ニャル子「ガンジャでいいですよね?」

真尋「お前の分はな。僕は普通の紅茶が良い」

ニャル子「分かりました」トテトテ


バタン・・・

〜〜2秒後

真尋「えいほ、えいほ」ギーコギーコ

ガチャッ

ニャル子「精が出ますね、真尋さん」

真尋「僕はこのためだけに生まれてきたような気がするよ。天職かもしれないな」

ニャル子「それは何よりです。さっさとお茶飲んで下さい」


真尋「そうさせてもらうよ」ゴックゴック

ニャル子「……」

真尋「……美味しかった。さて続き続き」ギーコギーコ

ニャル子「平気なのですね。致死量の7倍ほどアレを入れてみたのですが」

真尋「擬音擬音」ギーコギーコ

ニャル子「なるほど。なんともないと」


真尋「よし、もう少しで完全に真っ二つだ」ギーコギーコ

ニャル子「んひゃあ!」

真尋「急に白目を剥いて奇声をあげるなよ」

ニャル子「だってだって、私の大事な大事な仮面ライダーWのフィギュアが腰から真っ二つにされようとしているのですよ。ニャル子正気じゃいられません」アワアワ

真尋「嫌なら止めてみせろよ」

ニャル子「だって真尋さんがそうしたいのならニャル子には我慢する事しか出来ません」


真尋「じゃあ我慢してろ」ギーコギーコ

ニャル子「はい。ニャル子断腸の思いで耐えます。正座して耐えます」

真尋「ごめんちょっと反対側持ってもらえる」

ニャル子「わかりました」

真尋「……」ギーコギーコ


ニャル子「……」ポロポロ

真尋「……泣くなよ」

ニャル子「ごめん、なさい。なんとか、止めようと、思っているのですがっ、涙が、あとからあとから」ポロポロ

真尋「ほら、めんどくさくて掛けてない布団のシーツ貸してやるから」

ニャル子「すみません」ズビー

真尋「手のかかるやつだ」

ニャル子「ごめんなさい」ズビビー


〜〜5分後

ガチャッ

クー子「……」

真尋「……」

ニャル子「ああ、真っ二つ……」ポロポロ

真尋「クーk」ジュッ

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