モバP「あー、今年も帰省楽しかったなー。早く帰って仕事しなきゃ」(1000)

P「いやあ、すみませんねちひろさん。駅まで迎えに来てもらっちゃって」

ちひろ「いえいえ。久々の休み明けくらい現場までお送りしますよー」

P「ありがたいです……って、あれ、事務所じゃなくて直で現場なんですか?」

ちひろ「ええ、ちょっとプロデューサーさんが休んでる間に今日の予定が変わりまして……」

P「へー、そうなんですか……予定変更で不備とかは?」

ちひろ「ほぼ問題なかったです!」

P「問題ないなら心配いりませんね」

ちひろ「あ、そうだ! 休暇前にお借りしてたプロデューサーさんのお仕事用の携帯返しますねー」

P「はい、どうもー……ん?」

      【  不在着信:1796件
         未読メール:364通  】

P「えっ、なにこれは……」

ちひろ「あ、そうそう。事務所では今、プロデューサーさんは休暇前日に階段から突き落とされて意識不明の重体ってことになってますから」

P「えっ」

ちひろ「入院一週間、そろそろ面会謝絶が解けるころって設定で」

P「」

―――

P『いやー、これから一週間はスタドリの味を忘れられますよ!!』

???『あれ、スタドリお嫌いなんですか?』

P『嫌いってわけじゃないんですけど……ちょっと怖いんですよね、あそこまで効き目があると……
  っていうか、スタドリの原料ってなんなんですか? なんか非合法なものでも使ってるんじゃないんですかぁ~? なんちゃって、ははは!!!』

???『……知ろうと……してしまいましたね?』

P『はは、は……えっ、あ、あれ? あのー』

???『しょうがない……貴方にはここで死んでもらいます』

P『えっ』

???『遺言はありますか?』

P『許してください……!』

???『許してもらえるわけがなぁーい!!』              ドンッ      ギャー>

―――

ちひろ「だいたいこんな感じで意識不明の重体になったって設定です」

P「……俺、犯人に心当たりがあります」

ちひろ「いやだなぁ、プロデューサーさん。これはフィクションですよ! 犯人なんて居るわけないじゃないですかぁ!!」

――― 病院

P「というより……病院の個室なんてよく用意できましたね」

ちひろ「そこは、まぁ、コネを使って!」

P「そういうコネはどこか別の場所で使ってくださいよ……」

ちひろ「とかなんとかいいつつ、プロデューサーさんもしっかり病院着に着替えてるじゃないですか」

P「そりゃあ、まぁ。事故でこん睡してるはずの人間がいきなり事務所に現れたら皆腰抜かすでしょ。
  すっごく不本意ですけど、大きくなりすぎた嘘の消火くらい手伝いますよ」

ちひろ「嘘って言わないでください。ドッキリ企画と言ってください」

P「ドッキリって……心が痛むなぁ……」

ちひろ「今回のテーマはこれです! 『意識不明のプロデューサーがうわ言でアイドルの名前を呼んだとして、アイドルはどんな反応をするのか』!!」

P「……やっぱり俺、事務所行きますわ」

ちひろ「えー」

P「アイドル……というか一部の過激派をこんな内容で騙すなんてとてもとても。そういうのはちひろさん一人でやってくださいよ」

ちひろ「……あ、そうそう。この個室ですね、プロデューサーさん名義で借りてるから、『実際にプロデューサーさんが入院しても問題ない』んですよねぇ」

P「……怖いこと言わないでください」

ちひろ「えー、何が怖いんですか?」

ちひろ「それじゃあ、プロデューサーさん、はりきっていきましょう!」

P「……で、最初は誰なんですか?」

ちひろ「……気になります?」

P「ええ、すっごく」

ちひろ「実はもうメールでここの場所教えてるんですよね。今向かってるところだと思いますよ」

P「へえ、行動が早い」

ちひろ「ちなみにこれが実際のメールです」

      【宛先:和久井 留美
       件名:Re:プロデューサーさんの件
       本文:すぐ向かいます          】

P「」

ちひろ「いやあ、優しいですねー。すぐ来てくれるんですってー」

P「」

ちひろ「あれ、どうしたんですか、プロデューサーさん? お顔、真っ青ですよ?」

P「ちひろさん……俺、まだ死にたくないです」

ちひろ「大丈夫です! 失ったらどれだけ悲しいか分かった直後なので最悪でも死ぬことはないですよ!!」

支援

―――

         カツッ      カツッ

留美「……」

ちひろ「……あ、留美さん……」

留美「どうも……プロデューサーさんは?」

ちひろ「……ごめんなさい……私、どうすればいいか分からなくて……
     お医者様が留美さんの名前をうわ言で呼んでたって言うから、思わず、連絡を……」

留美「……千川さん、落ち着いて。プロデューサーさんはどこなの?」

ちひろ「……この奥、です……」

留美「……そう。ありがとう」

ちひろ「……っ! あ、あの……!!」

留美「……何か?」

ちひろ「留美さんに言うのは、変かもしれませんけど……プロデューサーさんのこと、お願いします」

留美「……ええ」

ちひろ「……」

ちひろ(すっぴん+寝ぐせ+泣き跡つきの留美さんなんて初めて見たなぁ。留美さんでもあんな格好する時もあるんだぁ)

       がちゃっ

P(……ッ!! 来た!!)

       カツッ        カツッ

P「……」

留美「……」

P(視線を感じる……目を開けられないのが辛い……)

留美「……久しぶりね、プロデューサーさん……ちょっと痩せた?」

P「……」

留美「ダメよ。栄養管理はしっかりしないと。ただでさえ体力を使う仕事なんだから……」

P「……」

留美「……私ね、プロデューサーさん。ようやく、自分でも納得できるくらい美味しい朝ごはん、作れるようになったの」

P「……」

留美「プロデューサーさん、いっつも朝、スタドリだけだったでしょ? だから、作ってあげようと思って……」

P「……」

留美「でも……作ってあげたい人が、ご飯、食べられなくなっちゃったんじゃ、意味、ないかしら?」

留美「……」

P「……」

       からからからから……

P(これは……パイプ椅子を引っ張る音、かな? さすがに立ちっぱなしは辛いだろうしなぁ……)

            ぎしっ……

留美「……」

          ぎゅっ

P(あ、手……)

留美「……ごめんなさいね、こんなことしかできなくて」

P「……」

留美「……こんなことしかできないけど……それでも、少しくらい、貴方の力になれるかしら……?」

P「……」

留美「……」

            pipipi!

P(……ここでちひろさんの『うわ言っぽく名前を呼べ』の合図か……)

P「……さ……ん……」

留美「……っ!」

P「留美……さ……」

留美「私ならここに居るわよ、プロデューサーさん」

             ぎゅうううう……

P「る……み……さん……」

留美「大丈夫……ちゃんと傍に居るから……」

             ぎゅううううう……

P「……」

留美「……大丈夫、急がなくてもいいのよ、プロデューサーさん。私なら、ちゃんとここに居るから……
    急がなくていいから……必ず、帰ってきて……私はいつだってここで……貴方の隣で帰りを待ってるから」

P「……」

             ぎゅうううううううう……

留美「……」

              コンコン! コン! コンコン!

P(『起きて抱きつけ』の合図か……こうなったらもうヤケクソだ、本当に意識不明の重体にならないことだけ祈っておこう!!)

留美「……お客さん、かしら」
                     がばっ!!!
留美「えっ……?」
                         ぎゅーっ!!
留美「えっ、えっ……え、えっ!?」

P「……」

留美「ぷ、プロデューサーさん? え、お、ドクター、いや、千川さん……」

P「……留美さん」

留美「……!!」

P「……ただいま」

留美「……」

P(あ、あれ……少し驚いたけど、無反応……? もっとこう、怒涛のように叱られるものかと……)

留美「……ッ、……ッ! ……ッ!!」

       ほろり

P「……あ、あれっ!? 留美さん、留美さん!?」

留美「お、おか、グスッ、お、お帰り、な、なさ……グスッ、P、さ、Pさん!!!」

             ぎゅーっ!!

素晴らしい
素晴らしい、がどう収拾つけるつもりですかねぇ

P(留美さん声あげて泣いてる……留美さんが感情むき出しって初めて見たかも……)

留美「……ッ、P、さ、わ、わた、ゆ、夢じゃ」

P「大丈夫、俺もここに居ますよ」

留美「……!!」

P「心配しなくても、俺もここに居ます。留美さんの傍に居ますから」

留美「……ッ、……ッ」

           ポロポロ……

P「ほら、あんまり泣いたらクールなイメージが台無しですよ」

留美「……ご、めん、なさい……ど、な、グスッ、涙、止まら、グス……」

P「それと、留美さん、あっち、ちょっと見てもらえますか?」

留美「グスッ……何?」

ちひろ「てってれー♪」

          【  ド ッ キ リ  大☆成☆功 】

留美「……」

―――

P「まえがみえねぇ」

留美「次同じような真似したら……」

P「大丈夫です!!! 誓って二度目はありません!!!!」

留美「……それと、千川さんも」

ちひろ「まえがみえねぇ」

留美「あんまりふざけたことやってると……」

ちひろ「は、はい!!! 気をつけます!!!」

留美「……はぁ……もう、泣いて損したわ」

P「……留美さん」

留美「……なに?」

P「そんなに心配しなくても、俺は絶対に、留美さんの傍から居なくなったりしませんから。
  だから、俺のことで泣いたりしないでくださいね!」

留美「……口ばっかり……そういうのは、態度で表してちょうだい、プロデューサーさん」

P「善処します!!」

留美「……全く……」

―――

ちひろ「いやあ、よく生き残れましたね、私たち」

P「留美さんってなにか武術習ってたんですかね? 思った以上にメコリと来ましたけど」

ちひろ「愛ですよ、愛」

P「……愛、ですかぁ……」

ちひろ「……どうかしましたか?」

P「いや、なんにも……さて、それじゃあ」

ちひろ「それじゃあ次の人ですね!!!」

P「……あの、ちひろさん?」

ちひろ「はい、なんでしょう?」

P「留美さんとの約束、もう忘れちゃったんですか?」

ちひろ「約束……ああ、ふざけたことはしませんよ。『留美さん相手には』、ですけど」

P「……」

ちひろ「さ、次は誰にしましょうかねぇ、プロデューサーさん!!」

P「……」

ちひろ「あれ、ご要望はないカンジですか?」

P「もうどうにでもしてください……ただ、出来ればもっとドッキリに広い心を見せてくれる子がいいです」

ちひろ「分かりました! じゃあ送りますね、えーい!!!」

P「……誰に送ったんですか?」

ちひろ「……」

          すっ……

          【宛先:諸星 きらり
           件名:プロデューサーさんが
           本文:きらりちゃんの名前をうわ言で呼んでるの
               ○×病院に来て                 】

P「」

ちひろ「……」

P「」

ちひろ「要望がないみたいなので、やっちゃいました! えへへっ♪」

P「ちひろさん、俺ちひろさんになにか悪いことしました……?」

ちひろ「あ、返信来た。すぐ来るそうです」

P「ハザードレベルがさっきより上がってしまった……これは、死ぬ……確実に……!!」

物理的に死ぬな

淫乱課金ババアは死んで詫びろ

―――

         どたどたどたどた!!

きらり「あ、ちひろちゃーん!! おっすおっすー☆」

ちひろ「きらりちゃん、しーっ!! 病院、ここ、病院だから!!」

きらり「あ、そっかー! えへへー、失敗しちゃったにぃ☆」

                         こつんっ♪

ちひろ「とりあえず、プロデューサーさんの病室、奥だから……行ってあげて」

きらり「はいほーい!!! きらりん、いってきまーしゅ!!!」

           どたどたどたどた

ちひろ「あ、こら、廊下は走っちゃダメよー!」

<ムェー

              どた、どた、どた、どた……

ちひろ「……」

ちひろ「なんていうか、みてるこっちが辛いわね、あれは……」

ちひろ「髪はぼさぼさ、服はちぐはぐ、目の下はクマと泣き跡だらけであんなに『いつも通り』に振舞われると……」

泣いた

P(恐れをなくせ、怖がるな!! 心が揺れれば相手にばれる……賢者の気持ちになるですよ……!!)

        ガチャッ!!      バターン!!!

きらり「Pちゃーん!! おっはゅー☆☆ おっすおっすー☆」

P「……」

きらり「えへへへーん♪ きらりん登場☆ Pちゃん、きらりんだにょー☆」

P(あれ……思った以上にいつも通りだな……ちょっと悲しい……)

きらり「ね、ね、Pちゃん、聞いて、聞いて!!! きらりんねーぇー、お人形さん作ったのー☆」

P「……」

きらり「んにゅっふっふっふっふ、じゃんじゃーん♪ Pちゃん人形ー!! これでね、Pちゃんといつでも一緒に居れゅのー♪
     うぇへへへへ~~~☆☆ 可愛ぃ~~~!!! はぐはぐ……♪ ね、ね、Pちゃん、すごい、すごいー?」

P「……」

きらり「でもねーえ、作ってる時いーっぱい怪我しちゃったぁ! きらりんってば、ぶきーっちょさんっ!
     Pちゃんだったら、こんなのちょちょちょちょちょー、って、作っちゃうのににぇー!」

P「……」

きらり「Pちゃん、お裁縫上手だもんねー、きらりんの衣装、ちょちょちょちょー、たー!! って直しちゃうもん!!
     こんなことだったら、Pちゃんにお裁縫、ならっとけばよかったー!!! むえー……」

P「……」

きらり「あ、そーだ!! Pちゃん、きらりんにお裁縫教えてー☆ そしたらー、きらりんお人形さんいーっぱい作って、はぴはぴぃ☆☆☆」

P「……」

きらり「それでね!! いーっぱいお人形さん作ったらね、きらりんハウスにみーんな並べて、Pちゃんときらりんで、もっともーっと可愛いもの集めてね!!」

P「……」

きらり「それでね、それでね! それで……」

P「……」

きらり「きらりんと、Pちゃんで、可愛いの、探して、グスッ、二人で、一緒にね!! グスッ」

P「……」

きらり「……二人で、一緒にね……ぐしゅっ、一緒にね……」

P「……」

きらり「……やだよぉ」

P「……」

きらり「やだよぉ!!! Pちゃんが居ないの、やだぁ!!! グスッ、やなの!! やー、やー!!! やーーーー!!!!
     きらりん、Pちゃんと一緒、ヒグッ、一緒がいいの!!! 行かないで、Pちゃん!!! きらり、きらりやなの!!!」

P「……」

きらり「……やだよぉ……Pちゃん、お、起きてよぉ……きらりん、こんなのやだぁ……」    ポロポロ

これは流石の課金ババアも心にくるだろ

               pipipi!

P「……り……」

きらり「……!!!」

P「き……らり……」

きらり「Pちゃん、Pちゃん!!!」

           ドタタッ!
                       ズルッ!!!
                                   びたーん!!!

P(あ、転んだ)

                ガシィッ!!!

P「……き……り……」

きらり「Pちゃん、きらりんだよ!! 分かる!? きーらーりーん!!!」

P「……」

きらり「……分かってよぉ……Pちゃんのいじわる……きらりん、ここにいるのに……
    こーんな、グスッ、近くに居るのぉ……こんな、ヒグッ、こんな近いんだよ……!? 分かってよお……!!!
    名前、ぐしゅっ、名、まえ、呼んでぇ……!!! Pちゃんのばかぁ……!!!」  ポロポロ

P(……手に涙が……うわ、これは凄い罪悪感……)

お前らちひろさんに何の恨みがあんだよ……

     コンコン! コン! コンコン!

P(ようやくか……今回も、覚悟を決めないとな……)

          がばっ

きらり「ふぇっ!?」

                 ぎゅーっ!!!

P「……きらり」

きらり「……P、ちゃん?」

P「おはよう」

きらり「……ぁ……ぁ、ぁ……」   ポロポロ

P「……心配掛けたな」

           ぽんぽん      なでなで

きらり「P、ちゃん? なんで……?」   ポロポロ

P「きらりが心配だから帰ってきたんだよ」

きらり「……ぅ、ぅぅぅ、Pちゃん、Pちゃん!!!!」

                   ぎゅーっ!!!

ちひろ「てってれー♪」

          【  ド ッ キ リ  大☆成☆功 】

きらり「Pちゃん!!! きら、グスッ、きらりんだよぉ!! きらりんね、きらりんなの!!!!」

                ぎゅーっ!!!

P「ああ、分かってるよ」

ちひろ「て、てってれー♪」

          【  ド ッ キ リ  大☆成☆功 】

きらり「Pちゃん、Pちゃんは、Pちゃんだよね!? Pちゃんなんだよね!?」

                     ぎゅーっ!!!

P「ああ、そうだ」

ちひろ「……てってれー」

          【  ド ッ キ リ  大☆成☆功 】

きらり「え、へへ、なんだか、上手くはぐはぐ、でき、グスッ、できない……おかしいなぁ……ぐしゅっ……
     変なの、Pちゃん、きらりんね、とっても嬉しいのにね、はぐはぐがね、できないの……!!!」   ポロポロ

P「うん……大丈夫だよ。大丈夫……」

ちひろ「……」

もうドッキリじゃなくてもいいよね

ちひろ「あの、そろそろいいですか?」

P「えっ、どうぞ……」

ちひろ「てってれー♪」

          【  ド ッ キ リ  大☆成☆功 】

ちひろ「なんとこれ、ドーッキーリでーしたー♪ いやー、きらりちゃん、しっかり引っかかってくれましたねー!!」

きらり「……ちひろちゃん、邪魔」

ちひろ「……えっ、辛辣……」

きらり「きらりん、今Pちゃんと一緒に居るので忙しいの! ちひろちゃん邪魔ー!!!
     ご用事ないならじゃましちゃめ!! めっめっめーのめっめっめーっ!!! Pちゃん、もう少しはぐはぐー!」

P「お、おう……じゃあ、ちひろさん、もう少し」

ちひろ「あ、はい……」

                     ぎゅーっ!!!

きらり「にぇへへへへへ~~~~~☆☆☆ Pちゃん、Pちゃん!!!」

P(……あ、これ、ドッキリの意味分かってないな)

ちひろ(どうしよう、予想してないパターンだ……)

―――

P「ようやく解放されました」

ちひろ「お疲れ様です」

P「なんか、腕に違和感あるんですけど、気のせいですよね?」

ちひろ「ぱっと見てなんか腕が凹んでるように見えるけど、気のせいでしょうね」

P「……」

ちひろ「……」

P「もうやめませんか? こんな不毛なこと……」

ちひろ「いや、続けます」

P「……何が貴女をそこまで突き動かすんですか……!!」

ちひろ「さて、なんでしょうねえ。ところでプロデューサーさん」

P「はい?」

ちひろ「ご要望、ありますか?」

P「……出来れば、実害の無さそうな子で」

ちひろ「了解しました」

きらりって言葉遣いはともかくマジでいい子だよな

ちひろ「~~~~♪ ~~~~~~♪」

P「……で、誰になりそうですか?」

ちひろ「ここはちょっと、これを使わせていただこうかと」

P「これ、って……俺の仕事用の携帯、ですか?」

ちひろ「はい! これで電話かけてきた回数が50回くらいの子にメール送ってみようかなぁと」

P「100回、って……一人で50回電話かけてきたのが居るんですか!?」

ちひろ「多い子だと一人で200回くらいかけてきてますよー」

P「うわぁ……なんだろう……今から嫌な予感が……」

ちひろ「よし、出来た! 送信!!」

P「で、誰なんです? まあ、だいたい見当付きますけど……」

ちひろ「……」

          すっ……

          【宛先:輿水 幸子
           件名:プロデューサーさんが
           本文:幸子ちゃんの名前をうわ言で呼んでるの
               ○×病院に来て                 】

P「……えっ、幸子?」

ちひろ「あれ、意外そうですね」

P「いや、そういうキャラじゃないでしょ、あいつ」

ちひろ「見た目じゃわからないもんなんですよ、女の子って言うのはー……あ、返信来た」

P「はぁ……じゃあ俺、部屋に戻ってますね……」

ちひろ「いや、ちょっと待ってください、プロデューサーさん!」

P「どうしました?」

ちひろ「これ、これ!!」

          【送り主:輿水 幸子
           件名:Re:プロデューサーさんが
           本文:いやです                 】

ちひろ「拒否です」

P「……」

ちひろ「拒否です」

P「言わないでください、見えてますから」

ちひろ「たった4文字です、しかも拒否です」

P「い、いわな、言わないで……心が、心が折れるからぁ……!!」

ちひろ「とりあえず、私、幸子ちゃんに電話してきますね。
     拒否されたけど、ひっかけると決めた手前、まずは呼びださないといけませんから。拒否されたけど」

P「……やめてぇ……許してぇ……!」

ちひろ「じゃあ、プロデューサーさん、念のために横になっててくださいねー」

P「……もうやだ……」

―――

              trrrrrrr  trrrrrr

              trrrrrrr  trrrrrr

                                pi!

幸子{……なんですか}

ちひろ「あの、幸子ちゃん……さっきのメールの件だけど……」

幸子{いやです}

ちひろ「……なんで嫌なの? プロデューサーさん、幸子ちゃんの名前、ずっと呼んでるのに……」

幸子{……どうせ、千川さんのことだから、ボクをドッキリにでもハメようとかそんなこと考えてるんでしょう? お見通しですよ}

ちひろ「えっ」

幸子{そうだ、そうに決まってる……そうじゃなきゃおかしいですもん!
    あんな、ダンプにはねられてもそのまま平然と歩きだしそうな人が、か、か、階段から落ちたくらいで、意識がない、なんて!!!}

ちひろ「幸子ちゃん……辛いのは分かるけど……でもね」

幸子{ありえません! あの人に限ってそんなこと、絶対にないです、い、い、言い切れますもん!!}

ちひろ「お願い、幸子ちゃん……今、プロデューサーさんの力になってあげられるのは、幸子ちゃんだけなの……」

幸子{……}

幸子{……です、か……}

ちひろ「へ……?」

幸子{……認めなきゃ、いけないじゃないですか……}

ちひろ「……」

幸子{そっちに行っちゃったら!!! プロデューサーさん、プロデューサーさんが、もう、起きないかもしれないって!!!
    ずっと、起きないかも、起き、グスッ、起きないかもしれないって!! 認めなきゃいけないじゃないですか!!!}

ちひろ「……幸子ちゃん……」

幸子{プロデューサーさんは、事故になんかあってないんです!! 電話に出られないのだって、どうせまた警察に任意同行されてるだけとかで!!!
    こうやって、じ、事務所で、グスッ、事務所で待ってたら!!! 『おはよう幸子』って!!! 『さっさと仕事行くぞ』って、いつもみたいに、のこのこ来るはずです!!!}

ちひろ「……」

幸子{……来る、はずなんです……来るに、決まって……ヒグッ……}

ちひろ「……」

幸子{……騒いじゃって、ごめんなさい……でも、ボク、行けません}

ちひろ「そう……それで、後悔しないのね?」

幸子{……}

ちひろ「貴女がそこに居るのを止める権利なんて、私にはないでしょうけど……これだけは言っておくわね。
     確かにプロデューサーさんは貴女の名前を呼んだわ。他の誰でもない、貴女の名前を」

幸子{……ッ……}

ちひろ「……それじゃあ、お疲れ様。幸子ちゃん……」

幸子{……卑怯です……千川さんは、卑怯者です……}

幸子{そんなこと言われたら、行かないわけにはいかないじゃないですかぁ……!!}

                  プツッ!    ツ―――…… ツ―――……

ちひろ「……」

ちひろ「……生憎、卑怯もらっきょうも大好物ですから♪」

              がちゃっ

ちひろ「プロデューサーさーん、幸子ちゃん来ますよー!」

P「本当ですか!? それ嘘だったら本当に再起不能になりますよ!? 信じますからね!?」

でも実際小鳥さんが一番可愛いよね
モバマス勢だと智絵里じゃなかったら太刀打ちが難しいレヴェル

―――

             がちゃっ……

幸子「……」

P「……」

幸子「なに、やってるんですか」

P「……」

幸子「カワイイボクが来たのに、なにノンキに寝っ転がってるんですか」

P「……」

幸子「もうとっくに仕事の時間なのに、なんでまだ寝てるんですか……!」   ポロポロ

P「……」

幸子「で、でも、今日は特別に、許してあげますよ!! 慈悲深いボクに感謝してくださいねっ!
    感謝したら、さっさと起きて、お礼の一つでも言ってくださいよ!! カワイイボクを待たせる気ですか!!」   ポロポロ

P「……」

幸子「……なんで」

P「……」

幸子「なんで、何も言ってくれないんですか……プロデューサーさん……?」  ポロポロ   ポロポロ

幸子「……グスッ……」

                 ごしごし!!

幸子「なんですか、今度は天国に行って、天使でも連れてくるつもりですか!」

P「……」

幸子「天使のアイドルなんて言ったって誰も信じませんよ。プロデューサーさんは筋金入りのおバカさんですね!」

P「……」

幸子「……それに、言っときますけど、天国に行ったって、ボクよりカワイイ天使なんて居ませんよ?」  ポロポロ

P「……」

幸子「だから、無駄なことはやめて、さっさと帰ってきてくださいよ……」  ポロポロ

P「……」

幸子「……ボクのプロデューサーさんは、貴方しかいないって、言ったじゃないですかぁ……」  ポロポロ

                     pipipi!

P「……ち、こ……」

幸子「へ……?」

P「……さ……ち……こ……」

幸子「……こんな状況で、ホントに名前なんて呼ばないでくださいよ……」   ポロポロ

P「……幸、子……」

幸子「……喜んでいいのか、悲しんでいいのか、分かんないじゃないですかぁ……」   ポロポロ

P「……」

幸子「そんなことも、グスッ、わからない、なんて、本当に、プロデューサーは、ボクが、いないと、駄目ですね!」  ポロポロ

P「……」

幸子「……だ、黙らないで、くださいよ……!! 名前、呼んでもいいから……!!」   ポロポロ

P「……」

幸子「プロデューサーさんなら、ヒグッ、許しますから! カワイイボクの名前、呼ぶの、グスッ、呼んで、ヒッ、呼んでくださいよぉ!」  ポロポロ

           コンコン! コン! コンコン!

P「幸子ォァ!!!」

幸子「ひぃえぇっ!?」

             がばっ

                      ぎゅーっ!!!

幸子「え、えっ、えっ!?」

P「幸子ぉ!? おお、幸子!!!」

幸子「えっ……えっ!? プロデューサー、さん……!?」

P「クソッ、ミカエルちゃんの勧誘失敗した!! 天使系アイドル、絶対売れると思ったのに!!!」

幸子「プロデューサーさん……プロデューサーさん!!!」  ポロポロ

P「ん、なに泣いてんだ、お前」

幸子「な、なっ、泣いてなんか、ない、ですよ!!! ボクが泣くなんてありえないじゃないですか!
    寝起き早々、寝ぼけたこと、グスッ、言わないでくださいよ、プロデューサーさん!!!」   ポロポロ

P「お、そうか」

幸子「まったく、本当に、気が効かない、人、グスッ、人ですね!!! 起きるなら起きるで、もう少し、もう少し早く……!!」   ポロポロ

                 ぎゅーっ!!!

P「幸子」

幸子「ぐすっ……はい?」  ポロポロ

P「ただいま」

幸子「……ッ、お、遅いですよ、プロデューサーさん! ボクを、ボクをどれだけ、ま、待たせれば!!」   ポロポロ

P「そうかそうか」

         ぽんぽん

P「ところでだ、幸子」

        ごしごし

幸子「ん……なんですか?」

P「お前、あれ、読めるか?」

幸子「なんです? ボクに迷惑かけずに自分で読めば……」

          【  ド ッ キ リ  大☆成☆功 】

幸子「……」

P「なぁ、読んでくれよ」

幸子「……あ、ああああああ」

         わなわなわなわな……

P「お、どうした幸子? また泣いてるのか?」

ちひろ「あら、大変! ほら、プロデューサーさん、胸貸してあげないと」

P「そうだな、よしこい幸子!!!」

               ドグチァッ!!!

P「ウゲェ―――ッ!!!」

ちかたないね

http://i.imgur.com/ChtJT.jpg
智絵里だって大天使だから(憤慨)

―――

P「まさかあんな追い詰められた正義超人みたいな声が出るとは思いませんでした」

ちひろ「すごかったですね、どこからあんな声出たんですか?」

P「ちょっと研究してみますよ」

ちひろ「出せるようになったら教えてください……さて」

P「……まだ、やるんですか?」

ちひろ「えっ、やらないんですか?」

P「正直、顔、腕、腹とかなりのダメージ立て続けに喰らっててすでに満身創痍なんですよね」

ちひろ「そろそろ本当に入院しますか? なんちゃって♪」

P「洒落になんないです」

ちひろ「ジョークですよ、ジョーク!」

P「洒落になんないです」

ちひろ「それじゃあ次は、誰にしましょうかね?」

P「えっ、今の話の流れでまだやるんですか? 俺暗に『やりたくない』って伝えましたよね!?」


チカレタ……

智絵里書いたら終わろう(懇願)

>>187
お前が完走させたら俺も書き溜め中の幸子SSを完成させられそうな気がするんだ……

ちひろ「さーて、プロデューサーさんからの要望もないみたいだし、ここはランダムで、えーい!」

>>210

加蓮だめなら下

智絵里

>>222
とときんに惚れた俺はどうしたらいいんですかね

>>224
ちひろさんが呼んでるぞ

ちひろ「……」

          すっ……

          【宛先:北条 加蓮
           件名:プロデューサーさんが
           本文:加蓮ちゃんの名前をうわ言で呼んでるの
               ○×病院に来て                 】

P「加蓮か……これならまぁ、大事にはなりそうにないな」

ちひろ「加蓮ちゃんかぁ……厄介になりそうですね」

P「……どうして真逆の答えになるんですか」

ちひろ「だって加蓮ちゃんですよ?」

P「えっ……だ、だって、加蓮って、あの加蓮ですよね? 今までの奴らに比べたら……」

ちひろ「……ん? あ、そっか。そういえば説明忘れてましたね。
     ……プロデューサーさん、私が最初、『ほぼ』問題がなかったって言ったの、覚えてますか?」

P「え、ええ……まぁ……」

ちひろ「実はですね、加蓮ちゃん、プロデューサーの事故の連絡聞いてから体調崩しちゃってるみたいなんですよね」

P「えっ」

ちひろ「本人は風邪だって言ってるけど、タイミング的にどう考えても……ってことで、ちょっと警戒してたんです」

P「……もしかして、思いっきり傷口に塩塗るような行為じゃないですか、これ?」

ちひろ「……んー、まぁ、最終的に無事だって分かるんだし、大丈夫でしょう!!」

―――

ちひろ「……うーん、返信、こないなぁ……」

P「蓋を開けてみたら加蓮の方が重体だった、なんてことはないですよね?」

ちひろ「ないと思いますけど……うーん」

            trrrrrrrr!   trrrrrrrrr!

ちひろ「あ、ちょっと失礼します」

P「はいどうぞ」
                    pi!

ちひろ「はいもしもし」

加蓮{あ、ちひろさん……私です}

ちひろ「あ……加蓮ちゃん……ごめんね、体調悪い時に変なメールしちゃって」

加蓮{大丈夫です……それで、その……何号室……ですか?}

ちひろ「へ?」

加蓮{病院、着いたけど……病室の番号が分からなくて……}

ただでさえ病弱なのに…
鬼!悪魔!ちひろ!

ちひろ「っ!? えっ、もうついてたの!?」

P「ッ!?」

加蓮{はい……なんていうか、居てもたってもいられなくなっちゃって……}

ちひろ「あ、じゃあ、今から迎えに行くから、ちょっとだけロビーで待っててくれる?」

加蓮{……分かりました}

              pi!

ちひろ「と、いうことです。セットお願いします」

P「加蓮……大丈夫そうでした?」

ちひろ「正直微妙、ですね……話すのも辛そうでしたし……もしも無理そうなら、独断で抱きついちゃってください!」

P「……はい、分かりました!」

―――

ちひろ「あ、居た。加蓮ちゃん!」

加蓮「……あ、ちひろさん……その、プロデューサーさんの病室……」

ちひろ「……加蓮ちゃん、顔赤いけど、風邪の方はもう大丈夫なの?」

加蓮「ヘーキ、です。これくらいなら、大丈夫です」

プロデューサーさん呼びじゃなくて「プロデューサー」か「Pさん」呼びじゃん
加蓮ちゃんがお嫁さんの人本当にごめんなさい

   /.   ノ、i.|i     、、         ヽ
  i    | ミ.\ヾヽ、___ヾヽヾ        |
  |   i 、ヽ_ヽ、_i  , / `__,;―'彡-i     |
  i  ,'i/ `,ニ=ミ`-、ヾ三''―-―' /    .|

   iイ | |' ;'((   ,;/ '~ ゛   ̄`;)" c ミ     i.
   .i i.| ' ,||  i| ._ _-i    ||:i   | r-、  ヽ、   /    /   /  | _|_ ― // ̄7l l _|_
   丿 `| ((  _゛_i__`'    (( ;   ノ// i |ヽi. _/|  _/|    /   |  |  ― / \/    |  ―――
  /    i ||  i` - -、` i    ノノ  'i /ヽ | ヽ     |    |  /    |   丿 _/  /     丿
  'ノ  .. i ))  '--、_`7   ((   , 'i ノノ  ヽ
 ノ     Y  `--  "    ))  ノ ""i    ヽ
      ノヽ、       ノノ  _/   i     \
     /ヽ ヽヽ、___,;//--'";;"  ,/ヽ、    ヾヽ

―――

          がちゃっ

P「……」

加蓮「……」

P「……」

加蓮「……ホント、なんだ」

P「……」

加蓮「……やだなぁ」

P「……」

加蓮「色々、話したいこと、あったのに……言わなきゃいけないこととか、あったのに……
    言葉が、うまく出てこないや……」

P「……」

加蓮「……なんでだろうね。久しぶりに会えたのに、なんにも、言えそうにない」

P「……」

加蓮「……折角、夢が叶ったのに……これじゃあ、悲しすぎるよ……」  ポロポロ

P「……」

加蓮「……ごめん」

            ごしごし

加蓮「泣いたりすると、困るよね。今、本当に頑張ってるのは、プロデューサーの方なんだから」

P「……」

加蓮「……変わってあげられたら、いいのになぁ……」

P「……」

加蓮「変わりたい、なんて言ったら、プロデューサー、怒るよね? 折角夢が叶ったのに、それでいいのか、とか言ってさ」

P「……」

加蓮「でも、それでもね」

P「……」

加蓮「これから先、アイドルを続けて行くとしても……
    隣にプロデューサーが居ないなんて、私、耐えられないと思うから」   ポロポロ

P「……」

加蓮「グスッ……ずっと隣に居てほしい、って、わがままなのかな……」   ポロポロ

P(……加蓮……)

加蓮「やだ……いやだよぉ……プロデューサー……」   ポロポロ

智絵里は!?

P「……」

加蓮「……」   ポロポロ

P「……」

加蓮「私、ね」   ポロポロ

P「……」

加蓮「お仕事、勝手に休んじゃったんだよ、プロデューサー」  ポロポロ

P「……」

加蓮「風邪、引いたって言って、嘘ついて、お仕事、休んじゃって」  ポロポロ

P「……」

加蓮「ホントは、グスッ、プロデューサーのこと、心配で、お仕事なんか、できないって思って……
    お仕事、勝手に休んじゃって」  ポロポロ

P「……」

加蓮「プロデューサーが私の事、ほ、褒めるばっかりだったから、悪い子になっちゃったのかもね。
    駄目だよ、プロデューサー、ちゃんと、叱んないと、私、アイドルつづけられなくなっちゃうよ……」  ポロポロ

P「……」

加蓮「起きてよ、プロデューサー……私、アイドル続けたいから、プロデューサーの傍に居たいから、また、いつもみたいに、手伝ってよぉ……」  ポロポロ

こいつら罪悪感で死にたくならないの?

加蓮「……やだ、よぉ……」

         ぽすっ

P「……?」

加蓮「……」

P「加蓮……?」

加蓮「……」

P「加蓮? おい、大丈夫か、加蓮!?」

加蓮「……あ、れ、プロデューサー……? なんで……」  

P「ちひろさん!!!」

ちひろ「医者の横っ面はたいておきました! 精密検査、今からでもいけます!」

P「よし、少し揺れるぞ、加蓮!」

                    ぐいっ!!

加蓮(夢、かな……プロデューサーが、また、私の体調を心配して、慌ててる……
    私の事、お姫様みたいに抱っこして……嬉しいけど恥ずかしいな……)

P「大丈夫だ、すぐにお医者さんのところに連れてってやるからな!!」

加蓮(でも……夢の中まで、迷惑かけてばっかりなんて、ホント、私って、情けないなあ……)   ポロポロ

>>278
>ちひろ「医者の横っ面はたいておきました! 精密検査、今からでもいけます!」



こうなったのは誰のせいなんですかねぇ…

―――

医者「風邪です」

P「本当ですか? 嘘ついたら酷いですよ!?」

医者「心労と疲労が溜まっていたみたいで、それのせいで一時的に体の免疫力が落ちてたみたいですねぇ。
    しっかり栄養とって、ぐっすり寝れば、体の方はすぐよくなりますよ。一応解熱剤は処方しておきますので、辛いようなら飲んでください」

P「そうですか……よかったな、加蓮!!」

加蓮「……よくない」

P「えっ」

加蓮「騙すなんてサイテー。プロデューサーのばか」

P「……それは、ごめんなさい」

加蓮「許さない」

P「……」

加蓮「……でも、また今度、一週間分の埋め合わせしてくれるなら、許してあげる、かも」

P「……努力します」

加蓮「今度は、変な嘘つかないでね」

P「それはもちろん」

―――

ちひろ「てってれー♪」

          【  ド ッ キ リ  大☆成☆功 】

P「なにやってるんですか」

ちひろ「いや、出したいなぁって……」

P「……」

ちひろ「だ、だってこのプラカード、夜なべして作ったんですよ!? 使いたいじゃないですか!!」

P「……ちひろさん」

ちひろ「やめてください! そんな憐みの目で私を見つめるのは、やめてください!!」

P「……えーっと、今までドッキリを仕掛けたのは」

和久井留美
諸星きらり
輿水幸子
北条加蓮

P「四人でもうメンタルもフィジカルもフルボッコですよ。そろそろやめましょう」

ちひろ「……」

P「なんですかその不服そうな顔は」

杏はめんどくさがって来ないかな?

ここでいったん終了ってことで
書きたい人居たら書いていいですよ

ボッチノコー

小梅ちゃん頼むで

恒例の保守タイムか

>>302
このスレは終わったんだよ
誰も書かないなら落としちゃえばいいんだよ

おっつおっつ
加蓮が正妻枠でいいよね?凛はほら、あれだし

>>295
杏は面倒とか言いながら病室にきて
楽になるなーとか休んでゲームするんだーとか自慢して
そのうち無言になってなんで止めないの?とか言いながら泣き出す

じゃあ俺は楓さんと結婚するわ

>>313
これは書くべきでしょう

わかった一応書いてみる遅筆なんでちと時間かかるかもしれん

やったあ!

ならばほ

杏期待

あと幸子SSの人も気長に期待

口にドーナツ蘇生とかしないシリアス法子ちゃんが見たい

期待に応えられるかはわからんが何とか完成した
設定とか余り把握してないので細かいミスとかは勘弁な


ちひろ「……わかりました」

P「わかってくれましたか」

ちひろ「なるべく被害の少なそうな子を選ぶ方向で」

P「いややめろっていってるんですが」

ちひろ「この年頃でよなべですよ!?私のお肌を犠牲にした看板なんですよ!?」

P「そんなキレられても」

ちひろ「じゃあ私のお肌がガサガサになっても責任取ってくれるんですかむしろ取ってください」

P「わかりました本当に出来るだけ被害少ない子でお願いします」

>>348
ただの13歳になるな

ちひろ「即答ですか……ブツブツ」

P「いいから早くしてください」

ちひろ「……じゃあ、杏ちゃんで」

          【宛先:双葉 杏
           件名:プロデューサーさんが
           本文:杏ちゃんの名前をうわ言で呼んでるの
               ○×病院に来て                 】


P「杏かぁ……」

ちひろ「面倒とか言いそうですね」

P「ですねぇ」

ちひろ「おや?案外平気そう」

P「まあ、あいつの場合は普段からないがしろも慣れてますし」

ちひろ「あ、早速返事が」

          【送り主:双葉 杏
           件名:Re:プロデューサーさんが
           本文:面倒                】

P・ちひろ「Oh...」

ちひろ「あ、あはは……。ここまで予想通りだと笑っちゃいますねぇ」

P「そ、そうですね、HAHAHA……」

ちひろ(結構ダメージ来てるなぁ)

ちひろ「まあ気を取り直して案ずちゃんに電話を……って、あれ?」

ちひろ「タクシーから降りてくるのは……杏ちゃん!?」

P「な、なんでですか!? 杏ですよ!? 休日は部屋から一歩も出ないどころか部屋着も替えない杏なんですよ!?」

ちひろ「なんでそれを知っているか非常に興味はありますが今はそんなこと言ってる場合じゃないですはやくベッドへ!」

P「わ、わかりました!」

――

ちひろ「杏ちゃん、来てくれたの!?」

杏「さすがに杏だってお見舞いくらい来るよ。面倒だけどさ」

ちひろ「……杏ちゃん」

杏「でも、あのプロデューサーが怪我するなんて凄いね。」

ちひろ「……」

杏「じゃあ、杏ちょっとプロデューサーの顔見てくるよ」

ガチャ、パタン

ちひろ「……もしかするとプロデューサーさん、杏ちゃんが一番の地雷かもですよ?」

――

来てた支援

来たか

ガチャ、パタン

P(来たか……)

杏「おはよープロデューサー。杏が来たよ」

杏「全くもう、いつもは引くくらい元気なプロデューサーが
  ダンプに轢かれたくらいで怪我するなんて自己管理出来てない証拠だよ」

杏「だいたいプロデューサーは働き過ぎなんだよね」

杏「これからはプロデューサーも杏を見習って休むこと、週休4日くらいで」

P(無茶言うな)

杏「んー、でもよく考えたらプロデューサーが休んでる間は杏お休みなんだよね」

杏「ゲーム三昧だよ、積みゲーいっぱいあるしなー。アイドルになってほとんどできなかったし」

杏「漫画もラノベも、読めてないのいっぱいあるしね」

杏「あー、楽しみだなぁ……」

杏「……」

P(おや? 杏の様子が)

杏「……なんで」

杏「なんで止めないのさ……」

杏「いっつもプロデューサー止めるじゃん。杏が休もうとしたら無理矢理でも、仕事しろーって」

杏「杏サボろうとしてるんだよ? ゲームとか漫画とかでだらけようとしてるよ?」

杏「そんなんじゃトップアイドルになれないぞって、いつもみたいにさぁ……」

杏「……ぅっ、うぇっ……」

P(杏……)

                     pipipi!

P(と、ここでちひろさんからの指示が)

P「……ぁ、あんず……」

杏「!? ぷ、プロデューサー!?」

P「……」

杏「……そっか」

杏「そう、だよね」

杏「こんなことになっても、杏のことを呼んでくれて」

杏「それって杏を信じてる、ってことだよね」

杏「わかった」

杏「杏も頑張るから」

杏「プロデューサーがいなくても頑張れるように頑張るから」

杏「だから、プロデューサーも頑張って」

P(なにこの素直な杏。ニセモノ?)

     コンコン! コン! コンコン!

P(……ああ、今回もこの時が……、南無三!)

           がばっ

杏「おうっ!?」

P「杏」

杏「プロデューサー……? ……なんで?」

P「お前が自分で頑張るなんて言ったからな。びっくりして呼び戻されちまったよ、ははは」

杏「……」

P「ど、どうした杏」

杏「……(ギュッ)」

P「」

杏「……ばか」

P「……(なにこのかわいいの)」

杏「……杏を放っておいたらサボっちゃうの、知ってるでしょ」

P「あ、ああ……」

杏「だったら、ちゃんと責任持つこと」

P「……はい」

ちひろ「てってれー♪」

          【  ド ッ キ リ  大☆成☆功 】

P(頼むから空気を読んでくれ)

杏「………………え」

ちひろ「はい、ドッキリでしたー!」

杏「……………………え」

ちひろ「うふふ、杏ちゃん可愛かったわー」

杏「…………プロデューサーも、知ってたの?」

P「……すまん」

杏「……」

P「……?」

杏「……杏は」

杏「杏はっ、絶対にっ、働かないぞーーーっ!!!」

――

P「正直一番ましな部類と思っていた杏が罪悪感バリバリだったんですが」

ちひろ「よ、よかったじゃないですか杏ちゃんの精神的成長も確認できて!」

P「むしろ頑なになりそうですがね……」

ちひろ「あ、あはは……じゃあ気を取り直して次の子を」

P「まだやるんですかっ」

俺頑張った……頑張ったよ……

>>335
まあ>>196も俺な訳だがな!

おっつ

覚醒ミキミキに対抗して覚醒杏chang!
おっつおつ

蘭子ちゃんのCDってやっぱり副音声ありなの?

>>396
方言で1トラック、翻訳で1トラック

なんたって俺の嫁だからな(蘭子は皆の天使だよ)

これで解決

ん、今参加型スレなの?

輝子が既に部屋にいたのに気づかれてなかった展開でお願いします

ままゆ行くわ
初めてなんで時間かかると思う

ちひろ「さてPさん、次はどの子にしましょうか」

P「俺はもう素直に事務所で謝りたいんですが…」

ちひろ「うーん、では逆に一切連絡してこなかった子ってのはどうでしょう」

P「送るのは変わらないんですね」

ちひろ「もちろんです!それではメール送信!」

          【宛先:佐久間まゆ
           件名:プロデューサーさんが
           本文:まゆちゃんの名前をうわ言で呼んでるの
               ○×病院に来て                 】

P「…ちょっと待ってください、今誰に送りました?」

ちひろ「誰って、まゆちゃんですよ。あれだけPさんを慕ってて連絡してこないってのも不思議ですよね」

P「ちひろさん…それは連絡しなかったんではなく、連絡する必要が無かったんだと思います…」

ちひろ「…どういうことですか?あ、返事きましたよ」

書きながらで時間かかるから雑談なり、他の人の投稿なりお願いします

          【送り主:佐久間 まゆ
           件名:Re:プロデューサーさんが
           本文:すぐに着きます               】

ちひろ「すぐにってことは私は外で待ってた方が良さそうですね。流れは今までと同じでいいですよね」

P「あ、ちひろさん…出て行ってしまった…まゆは本格的にまずい匂いがするぞ…」

----

ちひろ「あ、まゆちゃん!本当に早かったわね」

まゆ「うふふ、Pさんがまゆを呼んでくれたんですよ…駆けつけるのは当然です」

ちひろ「そのPさんのことなんだけど…」

まゆ「大丈夫ですよちひろさん…まゆはぜぇんぶ知ってますから…」

ちひろ「え?」

まゆ「それと…そこに隠してある板……邪魔したらどうなっても知りませんよぉ…」

ちひろ「……」

まゆ「…そうですね…うふふ、沈黙が一番賢い選択です…それではまゆはPさんと会いますので帰ってもらって結構ですよ」

----

ガチャ、バタン、カチャリ

まゆ「Pさん…うふふ、お久しぶりですね」

P(まゆが来たか…とりあえずはいつも通りだけど)

まゆ「まゆ、Pさんが怪我したって聞いてすごく心配したんですよ」

まゆ「寝ても覚めてもPさんのことばかり…」

まゆ「でも安心してくださいね…お仕事はしっかりしてますから」

まゆ「Pさんがまゆのために取ってくれたお仕事…失敗させるわけにはいきませんからね」

                     pipipi!

P(ん?今回は合図が早いな……)

----
ちひろ(Pさん、まゆちゃんはまずいです!早くドッキリだとばらさないと!)
---

P「ま…まゆ…」

まゆ「…Pさん…意識が無いのにまゆのこと呼んでくださるんですね…うふふ、うれしい」

まゆ「…でも駄目ですよPさん…まゆに嘘ついちゃ…」

まゆ「本当は起きてるって…まゆ…知ってるんですよぉ」

P(…バレてるってことか…?いや、まだちひろさんの指示を待つべきだよな…)

まゆ「うふふ…まだ続けるんですか?いいですよ…まゆはPさんが望むなら…」

まゆ「でも…その前に…」カチカチ

----

          【送り主:佐久間 まゆ
           件名:Re:プロデューサーさんが
           本文:これ以上邪魔をするのならまゆは許しませんよ♪   】

ちひろ「……ごめんなさい…Pさん…」

----

まゆ「…もう大丈夫ですよ…Pさん…邪魔は入りませんから…うふふ」

まゆ「起きてるのに返事をしないってことは…まゆに全てを任せてくれたってことですよね?」

まゆ「いいですよぉ…まゆはPさんが大好きですから…」

まゆ「目を覚まさなくても…動かなくても…まゆにはPさんの声が聞こえますから…うふふ」

P(ちひろさん…まだですか…)

まゆ「まずはPさんとまゆの家に行きましょう…」

まゆ「大丈夫ですよ…Pさんにはどこも怪我なんてしてませんから…」

まゆ「そうしたらずっと二人でくらすんですよ…」

まゆ「まゆはPさんがいれば他に何もいりませんからね…」

まゆ「Pさんが目を覚まさないなら…まゆもずぅっと横にいます…」

まゆ「ご飯も娯楽も何もいりません…Pさんとまゆは二人で眠り続けるんです…」

まゆ「もちろん他の女の子にも会いませんよ…Pさんはまゆだけを感じていればいいんです…」

まゆ「うふふ…楽しみですね…まゆとPさんの二人っきりの世界…うふふふふ…」

P「…すまなかった…まゆ」

まゆ「あらPさん…うふふ…おはようございます…」

P「…なんで俺が起きてるって気づいてたんだ…?」

まゆ「Pさんの事ですから…まゆは全て知ってますよ♪」

P「はあ…まゆには勝てないな。ちょっと待っててくれ、ちひろさんを呼んでくるから」

まゆ「なんであの女を呼ぶ必要があるんですか…?」

P「一応ドッキリのネタバラシ担当だからな、廊下で待機してるはずだよ」

まゆ「必要ありません」

P「え?いや…そんなことは…」

まゆ「Pさんに必要なのはまゆだけですから…Pさんはもうまゆと二人っきりで過ごすんですよ…」

P「ちょ、ちょっと落ち着けまゆ…ちひろさん…ちひろさーん!」

----
ちひろ「…Pさんが呼んでますね…まゆちゃんは怖いけど二人なら…」

ちひろ「えっ…鍵が閉まってる…?」
----

P「まゆ…そこをどくんだ」

まゆ「いやですよぉ…Pさん…まゆとPさんの未来はもう約束したじゃないですか…」

P「…さっきの話か…あれはまゆが一人で…」

まゆ「…おかしいですねぇ…Pさんからは何の反論も聞こえてきませんでしたけど…」

P「騙したのはすまなかった…でも…」

まゆ「まゆのPさんはそんなこと言いませんよ…」

P「…わかった…まゆ…その事は後でしっかり話そう。今は他にやらないといけないことが…」

まゆ「…うふふ…わかりました…でもPさん?まゆと一つだけ約束してください…」

P「…無理のない範囲で頼む…」

まゆ「簡単ですよ♪これからもまゆと一緒にいてくださいね…」ニッコリ

----
カチャリ

ちひろ「あ…Pさん!それと……まゆ…ちゃん」

まゆ「はい、まゆはまゆですよ」

P「…お騒がせしました、ちひろさん…」

ちひろ「いえ…構いませんよ…それよりも」

まゆ「それでは、まゆはお仕事に行きますね」

P「え?ちょっと…まゆ…」

まゆ「Pさんがお疲れなのは事実ですから…それよりも忘れないでくださいね?」

まゆ「離れてても…Pさんはまゆとずぅっと一緒ですから…」

ちひろ「あの…すいませんでした、Pさん」

P「いえ、止められなかったのは俺も同じですから…」

P「それよりも、まだ続けるんですか?これ」

ちひろ「流石にもうまずい気がしますね…」


つづけてください
まゆはもっと上手く書ける人に任せるべきだった

おっつ

もうちょいしたら楓さん投下してもよろしい?

楓さん期待

うす
まだちょっとかかるから投下したい人いたら先どうぞ

ほとんど人いないけど>>1への繋ぎで投下しやす

時間は夜ってことで


ちひろ「次の人行きましょうか」

P「……もうやめましょうよ」

ちひろ「っというか次の人もうすぐ病院に来ます」

P「………誰ですか?」

ちひろ「楓さんです」

P「……正直予測できないです」

ちひろ「ふふっ、どういう反応するんでしょうねぇ。ではプロデューサーさんはスタンバイして下さい」

P(楽しんでるなぁこの人)

―――病院の待合室――――

ちひろ(………来た)

ちひろ「楓さんお疲れ様です」

楓「あっちひろさーん、ふふっ、生中一丁乾杯♪(お疲れ様です♪)」

ちひろ「………楓さんもしかして酔ってます?」

楓「酔ってませんよー、でもちょっとだけお酒は飲んでます」

ちひろ(どう見てもかなり酔ってるし、雰囲気がいつもの楓さんじゃないなこれ)

ちひろ「酔っ払いはみんなそう言いますよ」

楓「……シラフでなんて会えませんよ」ボソ

ちひろ「えっ?」

楓「ふふっ、なんでもないです、私全然酔っぱらってませんよ?」

楓「じゃあ、面会してきますね」スタスタ

ちひろ「あ、はい」

ちひろ(見ていてかなり危なっかしい、楓さんでもあんな状態になるんですね……)

ちひろ(…私も準備しなきゃ)ニヤリ

楓さんは読めない

――――病室――――

コンコン

ガチャ

楓「!」

楓「プロデューサー、こんなにひどいなんて………」

楓「ふふっやっぱりお酒飲んできてよかった、こんな姿シラフで見せられたら多分私ダメになっちゃうな」

楓「ふふふっ、もうなりかけてるか」

楓「プロデューサー、私事故の報せを聞いてからどんどんダメになっちゃってるんですよ?」

楓「仕事は失敗が増えて、夜はお酒ばっか飲んでます」

楓「もしプロデューサー死んじゃったらってことばっかり考えちゃうんです」

楓「お酒は嫌な事を忘れさせてくるはずですよね?陽気になれて、不安がなくなる」

楓「でも……いくら飲んでもなくならないんですよ……」

楓「最悪な気分で飲み続けて、気付いたら朝なんです」

楓「もうダメですよね?」クス

P(………)

楓「それに……お仕事……アイドル活動に対する意欲もどんどんなくなってきてるんです」

楓「私気付いたんです、私が上を目指してたのも全部プロデューサーがいたからなんだって」

楓「仕事が次のステップが進む度に、自分のことのように喜んでくれるあなたがいたから頑張れたんです」


楓「……ほら、プロデューサーがいないと、私全然ダメでしょう?」ジワ

楓「あなたがいないと、まともに生きていくことすらできない……」ポロポロ


楓「そんな風に……グスッ……いつの間にかなっちゃってたんです…
  ……お願いだから……グスッ……置いて行かないで下さい……」ポロポロ

P「置いて行きませんよ」


バッ


ギュ


楓「!」

P「楓さんをトップアイドルにするまでは、死んでも死にきれません」ギュー  

楓「……プ、プロデューサー?」

P「はい俺です」

楓「……ホントにプロデューサーですか?」ジワ

P「そうですよ」

楓「よかった……グスッ……もうプロデューサーが……目を覚まさない
  かもしれないって………グスッ……聞いて……私っ………私っ……」ポロポロ

P「大丈夫ですよ」ギュー

楓「……グスッ……グスッ……」ギュー

P「……と、ところで楓さん、あれを見てもらっていいですか…」

楓「……え?」



ちひろ「てってれー♪」

   【  ド ッ キ リ  大☆成☆功 】



楓「……え?……え?」

P「すいません楓さん!ちひろさんに命令されて仕方がなかったんです!」

ちひろ「やだな~プロデューサーさんも共犯ですよ?共犯」

P「違いますからね?命令ですよ?」

楓「…………」

楓「…………」

楓「……プロデューサーが事故にあったっていうのも嘘なんですよね?」

ちひろ「そうですよ」

楓「………だったら許します、でもこういうのはもうナシにして下さいね?」

ちひろ「もちろんです♪」

楓「ちょっとプロデューサーと二人にしてもらっていいですか?」

ちひろ「了解です」

ガラッ

楓「……プロデューサー」

P「はい」

楓「私結構怒ってますよ?」

P「本当にすいません!」

楓「でもプロデューサーになんともなくて本当によかったです。でも今回の罰として
  責任はとってもらいますよ?」

P「……責任?」

楓「私が病室であなたに言ったことは全部本音ですよ?私にはプロデューサーがいないとダメって事もです」

楓「……」

楓「こ、ここまで言ったら分かってほしいんですけど」カァ

P「………」

P「……ぜ、善処します」

終わり

乙ですよぉ…

この時間じゃ誰もいないか……

さるってた
COOLだし楓さんもたまには重くていいと思った(小並)
いるか分からんがいちおう次の人どうぞ

よっし、誰もいないなら行くか。城ヶ崎姉。
……これほんとに姉か?

P「もう……やめませんか……?」

ちひろ「あはは、何を言っているんですか。次の子が来ますよ?」

P「早っ!? 鬼! 悪魔! ちひろ!!」

ちひろ「……覚えておきますからね? 次は分速1万じゃ済まさせませんよ」

P「」

ちひろ「さあさあ、急いで来るそうなんですぐにスタンばっちゃってください」

P「いったい、誰が来るんですか」

ちひろ「美嘉ちゃんです」

―――

ちひろ「急いで来るとは言ってましたけど、ずいぶん早かったですね美嘉ちゃん」

美嘉「プロデューサーの意識が戻ったって聞いたらいてもたってもいられなくなって、ね」

ちひろ「美嘉ちゃんにこんなに愛されててプロデューサーさんは幸せものですね」

美嘉「…………そうだね」

ちひろ(あれ、否定しない……?)

美嘉「お見舞い、行ってくるよ」

ちひろ「い、行ってらっしゃい」

ちひろ(大丈夫かしら? ……っていうか美嘉ちゃんってこんな暗い子だったかしら)

―――

美嘉「入るよ、プロデューサー」

P(美嘉なら酷いことにはならないと思うけど、だからこそ心が痛い……)

美嘉「久しぶりだねプロデューサー。……でも、まだ一週間なんだよね」

P(暗い!? 美嘉が、美嘉が暗い!? 心配かけすぎたんや……)

美嘉「プロデューサーが事故にあったって聞いたらね、莉嘉が大泣きしちゃってさ。なだめるの大変だったよ」

P「…………」

美嘉「莉嘉はプロデューサーのこと大好きだから……。泣いちゃうのもしょうがないよね」

P(ああ、痛い……心が痛い……)

美嘉「……ねえ。どうしてアタシの名前を呼んだの?」

P「…………」

美嘉「プロデューサーのことをずっと心配して声も枯れるまで泣き続けたのは莉嘉なんだよ? なのに、どうしてアタシの名前を呼んだの……?」

P(え? え? 何この流れ? ……え?)

美嘉「ひどいよ……アタシはお姉ちゃんだからって、妹の好きな人はって思って、必死に我慢してたのに……」

P(ちょ、ちょちょちょ、ちょっと待って!? 俺は今、聞いてはいけない話を聞いているんじゃ!?)

            pipipi!

P(ここでちひろさんのうわ言っぽく名前を呼べの合図が!? ええい、ままよ!)

P「……か…………」

美嘉「え……?」

P「み……か……」

美嘉「やっぱり、アタシの名前を呼ぶんだ……」

P(やばい美嘉の様子がやばい今にも首を吊りかねない雰囲気だ)

美嘉「プロデューサー、アタシはどうすればいいの……」

           コンコン! コン! コンコン!

P(起きて抱きつけの合図が。でも、今の美嘉を抱きしめて大丈夫なのか?)

美嘉「プロデューサーにとってアタシは何なの? 大事に思われるって勘違いしてもいいの? でも、そしたら莉嘉が……」

P(……このまま放置する方がまずいのか?)

美嘉「いっそ消えちゃえたら……」

P「そんなこと言うな美嘉!」がばっ

美嘉「ぷ、プロデューサー……!?」

P「美嘉がいなくなったら寂しいよ。だから、そんな悲しいこと言うなって。な?」

美嘉「…………うん」

P「それに」

美嘉「うん?」

P「ほら、あれを見てみろよ」

美嘉「?」

ちひろ「てってれー♪」

          【  ド ッ キ リ  大☆成☆功 】

美嘉「…………え? え? え?」

P「ドッキリだったんだ! だからお前が気に病む必要なんて何もないんだ!!」

美嘉「……」

P「み、美嘉? み、美嘉さーん……?」

美嘉「あはは、怪我をしたプロデューサーなんていなかったんじゃーん★」

P「じ、実はそうだったんだよ! あはははは!」

美嘉「あはははは。……無理だよ。もう我慢できないよ」ぎゅっ

P「ちょ、え、美嘉、ちょっと、ちょっと!」

美嘉「あったかい」

P「そ、そうだね人肌はあったかいね!」

美嘉「ほしい」

P「な、なにを、なにをかな!?」

美嘉「お婿さん」

P「」

―――

P「……この企画が進む度にですね。人間関係が壊れていってるんじゃないかって思うんですよ」

ちひろ「そんなことも気づいてなかったんですか?」

P「わかってたならこんな企画立てないでくださいよ!?」

ちひろ「しょうがないじゃないですか!」

P「何が!」

ちひろ「一週間もプロデューサーさんがいなくて寂しかったんですよ……?」

P「え?」

ちひろ「おもちゃがいなくて」

P「そうだと思ったよ!」

ちひろ「ふふふ。次は誰にしましょうか?」

姉ヶ崎好きなんだけどセリフを書き出してみるとコレじゃない感が半端なくなる違和感!
あ、次の方どうぞー。

参加型スレなんだから自分で書いてみてもいいのよ?

あれ、誰も(投下する人)いない? 妹ヶ崎投下していい?

誰もいないようなので

―――

ちひろ「っというわけで次の子が来ますよ」

P「だから早いよ!」

ちひろ「出来る女なので」

P「っく……運営の擬人化め……」

ちひろ「いいんですか? そんなこと言っちゃっていいんですか?」

P「ふんっ! ここまできたら怖いものなんて―――」

ちひろ「さっきの会話を次の子に教えちゃいますよ」

P「つ、次の子って誰ですか……」

ちひろ「莉嘉ちゃんです」

P「シュラバーハ強力ナ結界魔法デ……」

―――

莉嘉「Pくんは! ねえ、P君は目を覚ましたの!?」

ちひろ「いいえ、莉嘉ちゃんの名前をつぶやいただけで意識の方は……」

莉嘉「そうなんだ……」

ちひろ「莉嘉ちゃん、プロデューサーさんの傍についていてあげてね?」

莉嘉「うんっ! もちろんだよ!」

ちひろ(目元は腫れてるけど元気みたいね。美嘉ちゃんに励ましてもらっていたからかしら)

―――

莉嘉「Pくん莉嘉が来たよ!」

P(莉嘉は制服姿だ。学校から飛んできたのだろうか)

莉嘉「……やっぱり、まだ寝たままみたいだね」

P(莉嘉が俺の手を握った。小さな手が震えているのがはっきりわかる)

莉嘉「もう、Pくんはうっかりさんだよね。スタドリの秘密なんて追っかけたら大変なことになるってわかってるはずなのに……」

P(で、ですよねー)

莉嘉「Pくんがいてくれるからアタシたちはがんばれるんだよ? なのに……Pくんのばか」

P(しかし、思ったより莉嘉は元気だ。美嘉に聞いた限りじゃもっと追い詰められてると思ったんだけど)

莉嘉「……莉嘉、ずっと泣いてた。ずっと、ずっと泣いてた」

P「…………」

莉嘉「でもね、お姉ちゃんに言われたんだ。Pくんに泣き顔を見せていいの? って」

P「…………」

莉嘉「だから、莉嘉、泣かないように、がんばって……ひっく……」

            pipipi!

P(合図、か)

P「り……か……」

莉嘉「Pくん!?」

P「…………」

莉嘉「気のせい? ううん、今、Pくんは莉嘉の名前を呼んだ!」

P(俺の手を握る莉嘉の力が強くなった)

莉嘉「Pくん、莉嘉はここにいるよ。Pくんが目を覚ますまで、ずっと、傍にいるよ。だから、だから……」

P「…………」

莉嘉「だからお願い、目を覚まして……」

P(莉嘉が泣いてる……)

           コンコン! コン! コンコン!

P(合図だ。よしっ!)

P「莉嘉っ!」がばっ

莉嘉「きゃっ!? Pくん……? Pくん!?」

P「ああ、俺だ。俺だぞ、莉嘉」

莉嘉「だ、大丈夫?」

P「大丈夫じゃなかったけど、夢の中で声が聞こえて、その声の方へ行ったら目が覚めたんだ」

莉嘉「そうなんだ……えへへ」ぎゅっ

P「おいおい、抱きしめる力がちょっと強いぞ。痛いくらいだ」

莉嘉「心配かけた罰だよ。…………ん? あれ……?」

P「そうそう、莉嘉。あれを見てくれ」

莉嘉「…………」


ちひろ「てってれー♪」

          【  ド ッ キ リ  大☆成☆功 】

P「はい、どっきりでしたー! 重体のプロデューサーなんていなかっ」

莉嘉「……」

P「莉嘉?」

莉嘉「Pくん、説明して欲しいな」

P「いや、あの、実はちひろさんにハメられて」

莉嘉「そういうことじゃないんだよ?」

P「え? いや、あの、それ以外に説明することなんて」

莉嘉「どうしてPくんからお姉ちゃんのにおいがするの?」

―――

P「シュラバーハ強力ナ結界魔法デ……」

ちひろ「次は誰にしましょうか?」

P「あんたさっきの惨劇見てなかったのか!」

ちひろ「見てたから次に行くんじゃないですか」

P「会話のキャッチボールが成立してない!?」

ちひろ「ふふふ。プロデューサーさんは本当に楽しい人ですね。帰ってきてくれて嬉しいです」

P「はいはい、俺はちひろさんのおもちゃですからね……」

ちひろ「はい。私専用のおもちゃです。……一生逃がしませんよ?」

P「え?」

ちひろ「次は誰にしようかなー」

ちひろ「さあ、どんどんいきましょう!」

P「ちひろの辞書に反省という文字はない」

ちひろ「大丈夫ですよ、次の子は。私が保証します!」

P「ほう、何を根拠にそういうことを仰るのでしょうかねぇ?」

ちひろ「Pさんの入院を聞いても『私たちは笑顔で頑張らなくちゃ♪』と気丈に振舞ってましたので!」

P「気丈に振舞うって一種の死亡フラグだと思いますがね…」

ちひろ「ささっ、細かいことは後にして、準備お願いします!」

猿っちゃった。終わりです次の方どうぞー

って、始まってた。がんば!

ガチャ

「Pさん…起きてる…?」

P(この声…芽衣子か…)

芽衣子「お久しぶりっ!って聞こえてないよね…」

P(聞こえてますよ、寝たふりなんで)

芽衣子「私ね、頑張ったんだよ、この一週間」

芽衣子「Pさんがこんな状況になってるって聞いて本当にびっくりしたんだから…!」

芽衣子「それでも、私の笑顔が好きだってPさんが言ってくれたから私ずっと笑顔で頑張ってたんだ」

芽衣子「そうすれば戻って来そうな気がしたから」

P(実家で見てたぞ、テレビで)

芽衣子「そしたらね、すごいの!自分でも不思議なくらいいい笑顔ができて番組の人にも褒められちゃったんだから!」

芽衣子「勿体無いなぁ…Pさんに見せてあげられなくて…なんて思ったりして…♪」

P(確かに良かったな。なるほどちひろの仕業だったのか)

芽衣子「でもね、もうすぐ見せてあげられるかな~って…♪」

P(?)

芽衣子「Pさんってばずるいなぁ…一緒に色んなところに行きたいって私言ってたよね?」

芽衣子「なのにずるいよ、一人で先に行っちゃおうなんて…」

芽衣子「それも私が少し頑張ったくらいじゃ全然行けそうにもないところなんだもん…」

P(ん、何かおかしいぞ?)

芽衣子「クリスマスプレゼントのお返し、まだ私してもらってないんだよ?」

芽衣子「それでも私のこと呼んでくれたってことは、一緒に来てほしいってことだよね」ゴソゴソ

P(何やら取り出して…)

芽衣子「わかってるよ…、私も今すぐそっちに向かうから…♪」チキチキチキチキ

P(ちょっ…それカッター…!)

芽衣子「待っててね…Pさん♪」ニコッ

P「ちょっ、やめんかいっ!」ガシィッ!

芽衣子「えっ、Pさ――、うわっ!」ドンガラガシャーン

――

芽衣子「ヒック…グスッ…」

ちひろ「わ、私のせいじゃないですよね!?」

P「人ひとり自殺未遂にまで追い込んで言いたいことはそれだけか?」

ちひろ「こ、これは勝手な思い込――」

P「アァ!?」ドン

ちひろ「ヒィッ!ご、ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい……」

P「ったく、何が気丈だよ…そういうのが却って危ないことだってあるってのに…」

P「本当に済まなかったな、芽衣子。俺からもこの通りだっ」

芽衣子「ヒクッ…そんな…エグッ…顔上げてよ……」

P「俺だって気づいてやれなかったんだよ…テレビで見ておきながら担当アイドルの微妙な変化に…」

芽衣子「それより…本当に何もなかったんだよねっ?怪我とかしてないんだよねっ?」

P「ああ、大丈夫だ、この通り」

芽衣子「ずるいなぁ」

P「えっ?」

芽衣子「本当にずるいよ、私に黙って一人で帰省だなんて」ムスッ

P「いや、実家に帰っただけだからな?」

芽衣子「私、Pさんとならどこ行っても楽しいと思ってるんだよ?」

P「でもさすがに女の子連れて実家は…」

芽衣子「まだクリスマスのお返しももらってない…」

P「わ、悪かったよ、今度のオフ、どこでも連れて行ってやるから、泣かせたお詫びも兼ねて!」

芽衣子「本当に?」

P「ああ、約束だ!」

芽衣子「えへへーありがと、Pさん♪」ギュッ

P「うん、いつもの笑顔に戻ったなそれでこそ芽衣子だ」ナデナデ


ちひろ「て、てってれー…なんて♪」

          【  ド ッ キ リ  大☆成☆功 】


芽衣子「ちひろさん♪」ニコッ

ちひろ「ヒィッ!(笑ってる…けど笑ってない…!)」ガタガタガタガタガタガタガタガタ

あれ?これどっちみちこの騒動終わったらP刺されるんじゃね?

お粗末さまでした

乙!
これは実家に連れていかされて人生の墓場ルートですねぇ……。

ちひろ「さて、久しぶりにPさんの希望でもきいてあげましょう!」

P「それが優しさだと思ってるなら、ベッド変わりますよ」

ちひろ「そんな言い方はだめですよ!で、誰にしますか?」

P「そうですね…輝子なんてどうでしょう」

ちひろ「その理由は…?」

P「自分でもわからないんですが、さっきからふとした瞬間に輝子のことを思い出すんですよ」

ちひろ「なるほど、それでは早速送信しますね」

キノコーノコノコーゲンキノコー

ちひろ「…Pさんの着メロですか?」

P「いや、これはたしか…輝子の着メロですね」

輝子「 …あ、はい、い、いましたけど…いや、さ、さっきか らいましたけどー…」

P「…輝子!?え、ずっといたっていつから?」

輝子「ふ…二人がこの部屋に来たときから…フヒ…空気ですけど…」

ちひろ「…気づいてました…?」コソコソ

P「いえ…全く…」コソコソ

輝子「ド…ドッキリはいいよ…リアクションとか取れないから…」

P「…あー、輝子。後で事務所行くから先に行っててもらえるか?」

輝子「わかった…それと…プロデューサー…おかえり…フヒヒ…」スタコラサッサ

ちひろ「輝子ちゃん、また後でねー」

P「…俺、もう少し輝子とコミュニケーションとります…」

ちひろ「…そうですね、お願いします」

おしまい

落ちたな

これ別に後の人に続くこと考慮した終わり方にしなくていいの?

>>529
おっけーおっけー
誰もいないようなら投下しよーと思ったけど、そっちいけるかい?

しぶりん書き溜め開始

しばらく投下なさそうなら早苗さん落とすよー
1050から投下開始

P「もう怖いものなんてないと思うんです」

ちひろ「本当に、本当にそう思いますか?」

P「これだけやってまだ怖いものなんてあるわけないでしょう!?」

ちひろ「ふふふ。なら呼んでみましょうか」

P「誰が来たって逃げ出さない自信ありますよ」

ちひろ「もしもし。おまわりさん私です」

P「さらば!」

ちひろ「逃がしませんよ?」がしっ

P「だめだ! その人はだめだ! っていうかあなたもろともですよ破滅は!」

ちひろ「プロデューサーさんとならそれも楽しいかもしれませんよ?」

P「なんかこの人もだめっぽい!?」

―――

早苗「Pくんの様子は、どう?」

ちひろ「寝たきりです。目も覚ましていません」

早苗「そう……」

ちひろ「プロデューサーさんのこと、よろしくお願いします」

早苗「もちろんよ。私にとって彼の代わりなんているはずないんだから」

ちひろ(あれ、今日の早苗さん重い……?)

おさわりまんこっちです支援

―――

早苗「Pくん……」

P(うわぁ来ちゃったよ早苗さん死んじゃうよ俺、冗談抜きで死んじゃうよ?)

早苗「ばか。ばか、ばかばかばか!」

P(はいすいません俺はばかですごめんなさいっ!)

早苗「あたしの前に突然あらわれて、強引にアイドルにして、それで今度はこんな姿になって……」

P「…………」

早苗「あなたはどれだけあたしの心をかき乱せば気が済むの……?」

P(……公務員だった早苗さんをアイドルにするには色々あったからなぁ)

早苗「Pくんはひどい人よ。何人もの女を泣かせる最低の男だわ……」

P(ご、ごめんなさい)

早苗「目を覚ましたらどこにも行けないように逮捕するんだから、覚悟していなさいよ」

P(あわわわわ、えらいこっちゃ)

早苗「…………」

P(あれ、急に静かに……?)

早苗「目を覚ましてよPくん……あなたがいてくれないとアイドルできないよ、あたし……」

P(早苗さんの声が震えている)

            pipipi!

P(合図だ。よし)

P「さ……え……さ……」

早苗「え……?」

P「さな……え……さ……ん……」

早苗「Pくん……?」

P(早苗さんの顔が近い。俺の言葉を聞き取るために、口元に耳を寄せている)

早苗「……寝言、か」

P(いい匂いがする。そうだよな、早苗さんも女の子だもんなぁ)

早苗「早く目を覚ましてね、Pくん。みんなあなたを待ってるわ。もちろん、あたしも」

P(早苗さんのやわらかな手が俺の頭を撫でている。くすぐったいけど気持ちいい)

早苗「……あなたがいてくれないと、とっても寂しいんだから」

P「…………」

早苗「あたし、もう行くね。お仕事に穴をあけるわけにはいかないもの。収録が終わったらまた来るから……」がたっ

P(あれ? 早苗さん帰っちゃうけど合図は!? 合図はちひろさん!?)

           コンコン! コン! コンコン!

P(合図だ! それ!)がばっ

早苗「へ? …………Pくん?」

P「ごめんね、早苗さん」ぎゅう

早苗「あの、その、あすなろ抱きは恥ずかしいわ」

P「早苗さん」ぎゅうっ

早苗「ちょっと苦しいわよPくん……」

P「だめですか?」

早苗「だめじゃないけど……誰かに見られたら、その」

P「それなら大丈夫。あれを見てください」

早苗「え?」

ちひろ「てってれー♪」

          【  ド ッ キ リ  大☆成☆功 】

早苗「…………」

P「……許してくださいとは言わないんで、そのお手柔らかに」

早苗「よかった」

P「さ、早苗さん?」

早苗「あなたが無事で本当によかった……」ぐすっ

P「さ、早苗さんっ!」ぎゅぅっっっ

早苗「―――でも、おしおきは必要よね♪」ぶんっ

P「じゅうどういっちょくせんっ!?」

 ―――ぐしゃぁっ

―――

ちひろ「無事でよかったですね」

P「どこが無事ですか! 空中舞いましたよ世界が回りましたよ俺!」

ちひろ「私は無事でした!」

P「ああ、そういう……」

ちひろ「被害者はプロデューサーさんだけ……。愛は盲目とは言ったものですね」

P「それは色々と間違っている気が」

ちひろ「何も違いませんよ。私がプロデューサーさんをいじめることも、ね?」

P「え?」

ちひろ「さーって次の子に行きましょー!」

おまわりさん俺でした!
次の方どうぞー

書き溜めおわってないけどいいか?

ちひろ「それじゃあ次いきましょうか!」

P「いやいや、もう流石にもうやめましょうよ」

ちひろ「何言ってるんですか!アイドルはまだ沢山いますよ?」

P「全員やるつもりですか……」

ちひろ「流石にそれは無理なんで……反応が面白そうな子っと言うわけで凛ちゃん行っちゃいますか」ポチポチ

【宛先:渋谷凛
 件名:プロデューサーさんが
 本文:凛ちゃんの名前をうわ言で呼んでるの
    もう危ないかも知れない
    ○×病院に来れる?
    プロデューサーさんの為にも、顔見せてあげられないかな?】

ちひろ「これくらいで良いかな……よし」

P「おいそこの事務員、『よし』じゃねぇよおい」

ちひろ「ちなみにですが、凛ちゃん」

ちひろ「プロデューサーさんが入院したってことになってから、鬼の様にあり得ない量の仕事してます」

P「は?」

ちひろ「まぁ楽しんでくださーい♪」

P「おいこら」

ちひろ「あれ、返信が来てる」

【件名:Re:プロデューサーさんが
 本文:いやだ仕事ある】

ちひろ「ま、まさかの……拒否?」

   PiPi

ちひろ「あれ、またメールが……」ポチポチ

【件名:何号室
 本文:(本文はありません)】

ちひろ「なんだ…やっぱり来るんですねぇ……件名に書いちゃってる辺りが焦ってる感じでってまたメール」

【件名:はやくおしえて
 本文:(本文はありません)】

ちひろ「 」

     PiPi
【件名:はやく
 本文:(本文はありません)】

ちひろ「oh...」

ちひろ「あっ、凛ちゃん!こっちこっ」

凛「」スタスタ

ガラッ

ちひろ「……え?無視?」

凛「……」スタスタ

P「(まぁ凛なら大丈夫だろ。年齢の割に大人びてるし何より少し冷めてる所があるからな。暴れるなんてことはないだろ、さっきみたいに痛い目見ることも……)」

凛「……私、仕事中だったんけど」

P「(ってことは切り上げて?)」

凛「……ちひろさんが入院中のプロデューサーのこと面倒見てるっていうから」

凛「……何かあったらすぐ連絡するって言ってたから携帯目の届く位置に置いていつも仕事してたのに」

凛「……ふざけてるの?」

凛「……てっきり目を覚ましたとかそんな感じだと思ったのにうわ言で私の名前?」

凛「……ばーか」

凛「……ばーか」ペチン

凛「…………ばーか」ペチン

凛「………………………………ばか」

P「(痛い目見ることは無いと踏んでたんだが……)」

P「(肺がめっちゃ締め付けられるようにイタイんだが)」

凛「…………私のこと呼んだんでしょ?」

凛「仕事途中で放り出すなんてアイドル失格だね」

凛「そうさせたプロデューサーもプロデューサー失格だね、ふふっ」

P「(しかし凛はやっぱり落ち着いてるっていうか……取り乱さないというか……薄目でチラリと……え?)」

凛「……うっ」

P「(めっちゃ泣いてる!?しかも服の袖噛んで嗚咽が出ないようにしてるし!?)」

P「(ちひろさん……早く指令を!!早く終わらせ…)」

  PiPi

P「(き、きた……よし)」

P「……り……ん……」

アーナキソ

凛「え?今……」

凛「私、ここにいるよ!?ねぇ!!」

凛「……」

ギシッ

P「(ん?ベットの上に乗った?)」

凛「……」ギュッ

P「(…………oh)」

凛「……ふふっ…なんだ動いてるじゃん……心臓」

凛「……私、みくみたいにワガママ上手じゃないし、きらりみたいに大胆に甘えられないし」

凛「……最後くらい……良いよね……甘えても…」ギュッ

凛「うっ…うっ……」

P「(もう限界)」

がばっ

凛「えっ?」

P「凛……ごめん!!」

早く書いてください!気になって幸子SSが進まないんです!

凛「え?あれ?い、生きてる?け、怪我は?」

P「凛……後ろ」

ちひろ「てってれー♪」

     【  ド ッ キ リ  大☆成☆功 】

凛「………………は?」

P「凛!!ごめんなぁっホントごめんなぁっ」ギュウウ

ちひろ「いやープロデューサーも愛されてますねぇ」

凛「……離して」

P「あ、すまん」バッ

凛「…………ライ」

P「え?」

凛「…………大っっっ嫌いっ」

バチーン

P「え?」

凛「死ねバカ嫌いアホ嫌い嫌い嫌い」

凛「嫌い嫌い嫌い嫌い嫌いっっっ!!」

P「り、凛?」

ちひろ「お、落ち着いて」

凛「」キッ

ちひろ「ヒィィィィッ」ダッ

P「ちょっ!?ちひろさん!?逃げな」グイッ

チュッ

P「」

凛「……ばーか」

P「」

P「え?」





おわり

乙 なんという圧倒的な正妻力……!

あれ、誰もいない……?
なら1212からウサミン投下するー

P「どうして人は争うのだろう……」

ちひろ「精神疲労で変な方向に悟りを開いてますね。ほら、現実に戻ってきてください」がんっ

P「っは!? 俺は今まで何を……!?」

ちひろ「次の子が来るまではまだ1時間あるので、その間にスタドリでもどうですか?」

P「遠慮します……。しかし、次は1時間ってずいぶん長いですね」

ちひろ「しょうがないんですよ。電車で1時間かかるところに住んでいる子ですから」

P「……電車……1時間……うっ、頭が……」

ちひろ「待っている間は暇なのでスタドリをどうぞ」ぐいっ

P「あ、ちょ―――ふぉぉおおおおおっ!」

―――

菜々「Pさんの容態はどうなんですか……?」

ちひろ「意識こそ目覚めていませんが快復に向かっていますよ」

菜々「そうですか、よかった」

ちひろ「けれど、目を覚ます気配はないんですよね」

菜々「そんな……っ!?」

ちひろ「声をかけてあげてください。菜々さんが呼びかければ、きっと」

菜々「はいっ! ナナが、ナナがプロデューサーさんを目覚めさせてみせます……!」

ちひろ「よろしくお願いしますね」

菜々「もちろんです!」

ちひろ(菜々さん、髪もぼさぼさで化粧もしてなくて服もジャージ……。この姿で電車に乗ってたことを聞いたら泣いちゃうかしら?)

ちひろ(年上はあまりいじめるものじゃないわよね)

>>567
あべななさんじゅうななさいだろいいかげんにしろ!

―――

P(安部さんがいらっしゃった。仕事中は菜々って呼んでるけど、プライベートまで年上をそう呼ぶのはちょっとな……)

菜々「プロデューサーさん、菜々が来ましたよ」

P(安部さんが俺の手を撫でている。こそばゆい)

菜々「プロデューサーさんも罪作りな人ですよね。あなたが入院したって聞いてみんな泣いたんですよぉ?」

P「…………」

菜々「ナナだって、ナナだって……」

P(さっそく泣き出してしまった!? 歳取ると涙腺ゆるくなるって言うしなぁ)

            pipipi!

P(合図早っ!?)

菜々「えへへ。ナナ、プロデューサーさんが心配で家事も手につかなくて……いや、ご飯はいつも通りコンビニなんで掃除できてないだけなんですが」

P(これ以上安部さんの独白を聞いていたら悲しい気持ちでいっぱいになってしまう!)

菜々「自棄酒しちゃってビールの缶が部屋いっぱいに転がっちゃってて」

P(あれ、でも、なんて呼べばいいんだ……? 安部さん? それとも菜々……?)

菜々「泣いてたらゴミの日を忘れちゃって……。だめだめですね、ナナ。このままじゃウサミン星がゴミ溜めになっちゃいます」

P「あ……べ……さ……ん……」

菜々「ふぇ!? Pさん今なんて!?」

P「あ……………」

菜々「…………」

P「な……な……」

菜々「プロデューサーさんがナナのことを!」

P(安部さんが幸せそうでなによりです)

           コンコン! コン! コンコン!

P(合図だ。うん、そろそろ頃合だろうしな)

P「安部さんっ!」ぎゅっ

菜々「…………」

P「…………」

菜々「…………」

P「菜々っ!」ぎゅっ

菜々「プロデューサーさぁんっ!」ぎゅっ

P(ジャージにすっぴん、目元もはれぼったくて髪もぼさぼさ)

菜々「心配したんですからね……ばか……」

P(思った以上に悲しい思いをさせていたのかもしれない)

菜々「ばかぁ……」ぎゅぅぅっ

P(汗のにおいがする……たぶん、すごく急いできてくれたんだろう)

菜々「……プロデューサーさん?」

P(抱きしめた身体は柔らかくてあたたかい)

菜々「な、なにか言ってくださいよぉ。なんだか怖いですよ……?」

P「安部さん」

菜々「む、むぅ。ナナのことは名前で呼んで欲しって言ってるじゃないですかぁっ!」

P「……菜々」

菜々「はぁい。どうしました、プロデューサーさん?」

P「ご心配をおかけしました」

菜々「ふふ、ほんとですよぉ。プロデューサーさんは女の子を泣かせた罪で有罪判決ですからね」

P「どうすれば罪を償えますか?」

菜々「んー。それじゃあ、ナナのお願いを聞いてください」

P「はい、なんなりと」

菜々「ふふふっ。それじゃあ、あすなろ抱きをして欲しいです。……憧れだったんですよぉ」

P「歳がバレますよ?」

菜々「きーこーえーなーいーでーすーぅー」

P「まったく。ほら、後ろを向いてください」

菜々「はぁい」

P「……安部さん」ぎゅっ」

菜々「……お願い、名前で呼んで」

P「菜々」

菜々「はい」

P(腕の中に菜々の身体がすっぽり収まってしまった)

菜々「ふふふ。あったかぁい」

P(あー…………なんか、もう、だめかもしれない)

菜々「プロデューサーさん、あの、ちょっと抱きしめる力が強い気が。それはそれで幸せですけどぉ……」

P「菜々」

菜々「は、はい?」

P「いただきます」ぐいっ

菜々「え、ちょ、きゃぁっ!?」

P「ウサミン星人め! ウサミン星人めっ! だらしない身体しやがって!!」

菜々「ちょ、ちょちょちょ待ってくださいプロデューサーさんっ! だめっ、だめです……っ」

P「本当に、だめなんですか?」

菜々「あ、う……」

P「俺のこと嫌いですか?」

菜々「そ、そういうことじゃなくてぇ……あ、あの、そのぉ……。もうこの歳ですし、ナナはプロデューサーさんにはじめてを捧げちゃうのもやぶさかではないんですがぁ……」

P「だったら」

菜々「……今日はかわいい下着を穿いてないから、だめです」

P「」

菜々「髪もぼさぼさだし汗くさいしジャージだし……あの、もっとちゃんとしたかっこうしてきますから今日は」

P「菜々」

菜々「ぷ、ぷろでゅーさーさん……?」

P「ななぁっ!」

菜々「ひぃやぁっ!?」

ちひろ「てぇいっ!」がんっ

P「うっ」ばたん

ちひろ「ふー……。危ないところでしたね」

菜々「ふ、ふぇぇ。いったい何が起こっているんですかぁ……」

ちひろ「それはですね。てってれー♪」

          【  ド ッ キ リ  大☆成☆功 】

菜々「…………」

ちひろ「…………」

菜々「おう、ツラ貸せや千川」

ちひろ「は、はい」がたがたがた

―――
ちひろ「ひどい目にあいました……」

P「あなたのそれは自業自得でしょう……」

ちひろ「失礼な。担当アイドルを押し倒しちゃうケダモノプロデューサーには言われたくありません」

P「うっ。あれは、その、自分でもどうかしていたと思います……」

ちひろ「まったくです。危うく録画してあるDVDがお子様組に見せられなくなることになるところでしたよ」

P「おいこらちょっと待て」

ちひろ「スタドリが効きすぎたのかしら……」

P「ああ、そういえばあのスタドリっ! いったい中身は何が……っ!」

ちひろ「…………気になります、か?」

P「へ?」

ちひろ「…………知りたい、ですか?」

P「…………前言は撤回させていただきます」

ちひろ「ふふ、懸命な判断です。もし辛いようなら私がお手伝いしますよ?」

P「何をっ!? ……ちょっとトイレに行ってきます」

ちひろ「ふふふ。プロデューサーさんが準備している間に私も次の種を仕込んでおきますか」

スケバンか何か?

ウサミンが可愛すぎてやばいので賢者になる旅に出てきます
次の方どうぞー

ありすちゃんいけます

平日なのに盛況だな
お前らおつおつ

ちひろ「さあ次にいきましょう!」

P「あなた本当に人間なんですか?良心の呵責というものは…」

ちひろ「そんなことはどうでもいいから速く準備してください、次の子が来ますよ!」

P「…もうダメだこの人」

・ ・ ・

ガチャ

ありす「失礼します」

P(ありすか…12歳にしてはしっかりしてるし、大丈夫かな…?)

ありす「プロデューサー、今日もお仕事頑張って来ました」

ありす「…ありすって呼ばれても嫌な顔しませんでしたよ」

ありす「…あ!新しいゲーム買ったんですよ」ゴソゴソ

ありす「協力プレイできるソフトだから、プロデューサーも一緒にやりましょう」スッ

ありす「その後は2人で推理小説を読んで、犯人を予想しませんか?」

ありす「……」

ありす「……なんで」グスッ

ありす「……なんで何も言ってくれないんですか…」

ありす「いつもは…グスッ…うっとうしいぐらい、私に構ってくるのに…」

ありす「橘って…ヒック…呼んでくださいって言ってるのに…グスッ…無視してありすって呼びますし…」

ありす「…もう…ヒッ…呼んで…グスッ…くれないんですか…?」

ありす「全然…違うんですよ……?」

ありす「プロデューサーに…ありすって呼ばれるのと、他の人にありすって呼ばれるとでは…」グスグス

ありす「呼んでください……!お願いだから……!」グスッ

pipipi !

P(タイミングばっちりだな…)

P「……ぁ…あ…りす……」

ありす「!?」

P「……あり…す……」

ありす「……っ!?」

ありす「プロデューサー!意識を…」

P「……」

ありす「あ……」

SRとかRになったらありすちゃんどうなるの?許嫁になってるの?

>>598
R→お腹がおっきくなってる
SR→お母さんになっている

ありす「……」

ありす「……わかりました」

ありす「待ってますから……」

ありす「プロデューサーが戻ってくるまで…ずっと……待ってますから」

ありす「ずっと待ってます……お節介で…私を子供扱いして…私の意思は無視する……優しくて……尊敬できて……大好きな…プロデューサー…」

     コンコン! コン! コンコン!


P(抱きつく合図だ…!)

ありす「プロデューサー、また…来ますね…」クルッ

ぎゅっ

ありす「……え……!?」

P「ただいま、ありす」ナデナデ

ありす「……っ……ぁ…!」ジワッ

ありす「……おかえり…なさい…」グスッ

P「ありす……悪いけど、あれ…見てくれるか?」スッ

ありす「グスッ…なんですか…?」

ちひろ「てってれー♪」

          【  ド ッ キ リ  大☆成☆功 】

ありす「……」

P「本当にすまなかったぁ!」ドゲザー

ありす「……っ!」

パシーン

P「あたっ!」

ありす「最低です!もう帰ります!」

P「あ…ありす…」

ありす「それ、そのゲーム、進めといてください。弱いと足手まといになりますから」

P「あ…ああ…」

ありす「あと…小説も一緒に読んで下さい」

P「…お、おう…」

ありす「2人では並んで読むのはやりづらいので、私を膝に乗せてください」

P「」

P「へ……!?」

おわり

おっつ! ありすちゃんかわいいわー!

次どうぞ

喜多日菜子
市原仁奈
桃井あずき

個人的にこの辺りが見たい様な怖い様な

SRニナチャーン可愛いなあ
SR+は微妙だけど

ありすちゃんきゃわわ乙!
ちゃんみお書いてみるかな

>>607
http://i.imgur.com/Rc4nT.jpg
あずきはこうなるんですねわかります

【頭を打ったショックで昏睡したならもう一度頭を強く打ちつければ目が覚めるんじゃないか大作戦】桃井あずき+

>>610
完全に廃人じゃないですかー

ちひろさんを書いてたら別にドッキリでもなんでもなくなってきた
まぁいいか

ごめん、わくわくさんに梅木さんが混ざってしまってた

http://i.imgur.com/eWb3S.jpg
http://i.imgur.com/rRvPi.jpg
http://i.imgur.com/vkRvj.jpg

画像先輩おっすおっす!

ちゃんみおできたよーー!!!

>>628
俺が書き溜めている内に投下はよ!

ちひろ「さぁ、次の子行ってみましょう!」

P「絶対天罰下りますよね俺たち」

ちひろ「神様が怖くてドッキリがやってられますかっ!」

P「なんてポジティブ……その前向きさを他の事に使えばいいのに」

ちひろ「うふふっ。つ、ぎ、は、っと♪」

ちひろ「あら、未央ちゃんですね!」

P「未央か……どうなる」

ちひろ「それでは張り切ってどうぞ!」

ガチャッ バタン

P「はぁ……もうやだなぁ……」

―――

ガチャッ!

未央「はぁ、はぁ、ぷっ、プロデューサーっ」

P「……」

未央「……あはは。私の名前、うわ言で呟いたって? んもー、照れちゃうなー」

P(いつものように元気な声を出そうとしてるけど、弱々しく震えてるよ……)

未央「でもダメだよー? プロデューサーはプロデューサーなんだから、アイドルの事はびょーどーに扱わなきゃねっ」

未央「……ね、プロデューサー。おーきてっ?」

P「……」

未央「起きないとチューしちゃうぞぉ? なーんて!」

P「……」

P(うぅ……)

未央「ぷろ、でゅーさー?」グス

未央「おきてよ、ねぇ」ポロポロ

未央「め、あけてさ、わたしみて? ぐす、なまえよんで?」ボロボロ

キュ

P(ああああ手握ってきたああああ)

未央「っ! ほ、ほら、こんなにっ。こんなに、て、あったかい、よ? おきようよ」

未央「おきて、ひぐ……っ、わた、わたし、ぐしゅっ、もっとぷろでゅーすっ、う、うぅぅっ……」

pipipi

P(おせーよちひろおおおああああああ!!!)

P「……ぉ」

未央「……ぇ?」グス

P「み……ぉ……み、お……」

未央「ぷっプロデューサー!? 私だよ、未央! 未央だよっ!」ガタッ

未央「私がついてるからね! 大丈夫、大丈夫だからっ」ギュー

P(ああ、耳元で未央の声が……状況が状況でなければ最高なのになぁ)

未央「安心して……ずっとついてるから……戻ってきて」

P(これが天使か)

コンコン コン コンコン

P(ちひろさん……あんたは絶対に許さねぇ)

未央「プロデューサー……大丈夫だよ……」ギュー

スッ…

P「……未央」ギュッ

未央「――あ」

P「……戻ってきたぞ。未央の優しい声、聞こえた」

未央「……あ、ああ……!」

未央「……プロデューサあああああ!!」ムギュー

P「おっとと」

未央「よか、良かったあああ! うあ、うぁぁぁん……!」

P「よしよし、ありがとな未央」ナデナデ

未央「うぅぅぅ……! わたし、わたしぃぃぃ……」メソメソ

P「……ごめんな未央、後ろをごらん?」

未央「ふぇ、?」クルッ

ちひろ「てってれー♪ ドッキリ大成功!」

未央「…………え?」グスッ

未央「……」

P「本当にすまなかったっ!」

ちひろ「うふふ、未央ちゃん可愛かったですよー♪」

P「黙れよもう!」

未央「……」

P「み、未央?」

未央「……あは」

P「ひっ」ビクッ

未央「……あはは、よかったぁ……」ヘタリ

未央「よかったよぅ……ぷろでゅーさー、じこにまきこまれてなんてなかったんだぁぁぁ……うぇぇぇぇん……」グスングスン

P「天使か」

ちひろ(……面白くなーい)

未央「ぷろでゅーさあああ……!」トテトテ

ギュー

P「うんうん、ごめんな。もうこんな事しないからさ、泣かないでくれ、な?」ナデナデ

未央「んーん、んーん……! いいよ、いい……ぷろでゅーさーがぶじだからいい……!」スリスリ

P「うん、うん……」ナデナデ

ちひろ(私は物足りないですけど……)

―――
――

ちひろ「さ、未央ちゃん大丈夫?」

未央「ぐす、うん……ごめんね、プロデューサー」

P「いいよ、ありがとな未央」

未央「うんっ。これからも一緒だよね?」

P「ああ!」

未央「うむ、ならばよしっ! じゃあねプロデューサーっ」

バタン

ちひろ「私も次の子の準備に行きますねっ♪」

ガチャッ バタン

P「……お前は地獄に堕ちてしまえ」

未央「……」

ちひろ「あら、どうしたんです未央ちゃん。まだ帰って――」

未央「ちーひろさんっ♪」ニッコリ

ちひろ「はい♪」ニッコリ

ヒュッ…

ちひろ「あ」

ズ ド ム



おわり

ちゃんみおは天使
天使なら罪人を断罪しなきゃね(適当)

よっしゃちひろさんできた
ドッキリでは無いのであしからず

ちひろ「さぁさぁ、バンバンやっていきましょう! うちはアイドル多いですから、スピード上げていきましょ~」

P「いや、マジでもう勘弁してくださいちひろさん」

ちひろ「何言ってるんですか! もうみんなには嘘吐いちゃってるんですよ、後には退けません!」

P「そもそもそんな嘘を吐いてることが間違いなんですよ!」

ちひろ「まあまあ、プロデューサーさんもアイドルの好感度が知れていいんじゃないですか?」

P「それよりも俺の胃がストレスでマッハなんだが……」

P「……というかなんでこんな手の込んだことをしようとしたんですか?」

ちひろ「え、それはもう面白そうだからに決まってるじゃないですか」

P「ですよねー」

ちひろ(……まぁ、実際は違うんですけどねぇ)

ちひろ(本当はPさんが帰省した後の"アレ"が原因なんだけど……)








P「それじゃあちひろさん、しばらく事務所をお願いしますね」

ちひろ「はい、ご実家で存分に羽を伸ばしてきてくださいね」

P「年始からタイミングをずらしたとはいえ、まだまだ忙しい時期にちひろさんに任せてしまって……」

ちひろ「もうっ! それ何度目ですか? こんな仕事してるんですから、自由に纏まった休みが取れることなんて滅多に無いんですよ」

P「そうですよね、それなのに連休をいただいちゃって、本当に申しわk」

ちひろ「だから、今回このお休みは普段頑張ってるプロデューサーさんへのご褒美、っと私が言ったら偉そうですね……」

ちひろ「……そう、アイドルのみんなや、私からの感謝の気持ちだとでも思ってください。だから、謝られたら逆に困っちゃいますよ?」

P「ははっ、そう言われるとますますこの休みが申し訳なく感じちゃいますね」

P「ありがとうございますちひろさん、それじゃ行ってきます」

ちひろ「はい! 行ってらっしゃい!」

ちひろ「あっ、雪が降った後ですから、運転は気をつけてくださいね~!」

・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・


ちひろ「う~んっ、これでようやく一段落っと」

ちひろ「やっぱり、この人数のアイドルを抱えてるにしては人が足りなさすぎねぇ」

ちひろ(まぁ、Pさんが休み前にほとんど引き継ぎになるような仕事は終わらせててくれてるから、負担を背負うことは少ないんだけど……)

ちひろ「別に無理して片付けなくていいって言ったのに……」

TV『~~~~~昨晩の降雪の影響で、一部道路が大変滑りやすくなっており……』

ちひろ(もうPさんが行ってから数時間か、もうそろそろ着いてる頃かしら?)

ちひろ(テレビでも言ってるけど、運転は大丈夫なのかな。一応着いたら電話をくれるとは言っていたけど……)

--prrrrrrrrrr!

ちひろ「あ、噂をすればなんとやらってやつね」

ちひろ(でも携帯に直接かけてくると思ったのに、なんで事務所の電話なのかしら)

ちひろ「はいこちら567事務所、事務員の千川ちひろです……、はい、Pはうちの会社の者ですが?」

ちひろ「………………えっ?」

TV『~~~臨時ニュースをお伝えします、先ほど○○高速道路でスリップしたトラックが周囲の車を巻き込んで~~~』

ちひろ(その後のことはよく覚えていない、まるで時間が飛んだようだった)

ちひろ(Pさんは事故にあって意識不明の重体、一命は取り留めたものの、意識が戻ることは無かった)

ちひろ(ただ、面会謝絶が明けた当日に見に行った彼の顔が、事故にあったとは思えないほど綺麗で穏やかだったのは覚えている)

ちひろ(アイドルのみんなも酷く動揺し、プロデューサー業を彼に一任していたうちの事務所は一時期全く仕事が回らなくなっていた)

ちひろ(それでも、社長やプロデューサーのためにと自分を叱咤し、仕事に打ち込み始めたアイドル達の頑張りもあり、事務所はなんとか立ち直ることができた)

ちひろ(半年間、色々あったはずなのに、よく覚えていない)

ちひろ(そしてその半年間、彼が目を覚ます兆候は……未だに無い)

--ガチャッ

ちひろ「プロデューサーさん?」

P「……」

ちひろ「……今日もお変わりなさそうですね」

ちひろ(自嘲気味な笑みを浮かべながらそう言って、ベッドの横にある椅子へと座りPさんの様子を見る。これが私の日課になっていた)

ちひろ「今日はね、凛ちゃんの大きなライブがあるんですよ」

P「……」

ちひろ「様子、見に行かなくていいんですか?」

P「……」

ちひろ「何か、言ってくださいよ……」

ちひろ(いつものことだった。私が独りPさんに語りかけるだけ。なのにその日は不思議と涙がこぼれた)

ちひろ「いい加減にっ……目を覚ましてくださいよぉ……!」

ちひろ「みんな……、ま、待ってるんですよ……。ご家族のひ、人も……社長も、アイドルのみんなも……」

ちひろ「そ、それに、私だって、私だってぇ……!」

ちひろ「Pさんが居ないと、ドリンクの在庫捌けないじゃないですかっ! 新人のプロデューサー君は免許取り立てだから、アイドルの送迎に私が駆り出されるし!」

ちひろ「新人のプロデューサー君は下戸だから、飲みにだって誘えないし……! それにっ……それにっ……」

P「……ひろっ、さ……」

ちひろ「――えっ?」

P「ちひろ……さん……」

ちひろ「Pさん? Pさん、意識が!?」

ちひろ(そのままうわ言のように私の名を呟く彼の手を握りながら、私も必死に彼の名を呼んでいた。彼がさらに反応してくれるように、彼が目を覚ますように)

ちひろ「Pさん……Pさん……っ!」

ちひろ(それから何時間経ったのか、気づけば外はもう夕暮れ、面会時間も終わる頃になっていた)

P「……」

ちひろ「目、覚ましませんでしたか」

ちひろ(私は枯れた声で呟いた。泣きながらPさんの名を呼び続けて、喉はガラガラになっていたが、不思議と徒労感は無かった)

ちひろ「……じゃあ、プロデューサーさん。また明日来ますね」

ちひろ(そう言葉を残して立ち去ろうとした時がった、ふいに後ろから、袖をギュっと掴まれて引き寄せられたのは)

ちひろ「――プロデューサーさん?」

P「…………ただいま、ちひろさん」

ちひろ(背中から感じる人の温もり、私よりも大きな身体、圧し掛かるが不快にならない重み、そして耳元で囁く声――)

ちひろ「お帰りなさい、プロデューサーさん」

ちひろ(その全てで伝わった、彼が帰ってきてくれたのだ)

P「なんででしょうね、暗いところでちひろさんが俺の名前を呼ぶ声がしたんですよ。そしたら、ぱっと明るくなって、気づいたらちひろさんを――」

――チュ

P「――えっ?」

ちひろ「今までの長期休暇の利子です、まだまだいっぱいありますから、もう休みなんて取ってる暇ありませんよ?」

P「ははっ、まいったな……またちひろさんからドリンク買いだめしないと」

ちひろ「ええっ、在庫もたっぷりありますから、覚悟してくださいね♪」

ちひろ(夕日の差し込む病室で、私たちはお互いに抱き合い、そしてまた唇をっ――)

・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

――ピピピピピピピピッ!カチッ

ちひろ「…………………………あれ?」

ちひろ(私の部屋……ベッド……よね?)

ちひろ(P、Pさんの事故は!? キスは!? その後の発展は!?)

ちひろ「そ、そうだ携帯で……」

――1月○×日 AM 06:30

ちひろ(あれ、半年どころかPさんが帰省してから1日しか――)


ちひろ「………………どんな夢よおおおおおおおおおおおお!!」

ちひろ(死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい今すぐ顔から炎が噴き出してそれで身体を燃やし尽くして死にたい)

ちひろ(なんであんな夢見るのよ昨日Pさんを送り出してその後事故もなくて普通にPさんから携帯に折り返し連絡があったじゃないのよやだやだやだあーもう死にたい)

ちひろ(何よ一日Pさんが居ないからってあんな夢見るとかなんなのよ意味わからないししかも枕と顔が涙でベトベトだし夢で泣くってなんなのよ死にたい)

ちひろ(それに夢とはいえききキスまでしちゃうし何よ欲求不満なの私!? なんで抱きしめられるところやキスは鮮明に夢で描写してるのよああもう死にたい)

ちひろ「そりゃ夢だもん! 半年間が時間すっ飛ばしたように感じるはずよ! 夢だもん!」

ちひろ(ああああああああもうやだ帰省から帰ってきたPさんの顔とか見れそうに無いわよおおおおお)

ちひろ「…………P、さん」

ちひろ「……ゴホン」

――ピッ ピッ ピッ prrrrrrrrr prrrrrrr

ちひろ「あっ、もしもしプロデューサーさんですか? すいません朝早くに」

ちひろ「あはは、実家に帰ってるんだから寝坊したっていいんですよ? いえいえ別に用ってわけでも無いんですけど……」

ちひろ「強いて言うなプロデューサーさんの声が聞きたかったから、なんて。はははっ、電話越しでも聞こえましたよ、今の吹き出し音」

ちひろ「うふふ、……でも無事でよかった。いえいえ、何も言ってませんよ、それでは私はこれから出勤なので」

ちひろ「はい、大丈夫ですって、私と社長とアイドルを信頼してください。はい、それではまたー」(ピッ

ちひろ「……ほんと、夢でよかった」

http://i.imgur.com/0qovT.jpg
http://i.imgur.com/5mUWG.jpg
http://i.imgur.com/TAqYE.jpg
>>630 本田未央(15)

http://i.imgur.com/vcw5n.jpg
>>646 千川ちひろ(?)

ちひろ(でもよく考えたらあれよ、私だけあんな恥ずかしい思いをして不公平よね)

ちひろ(顔面からほんとに炎が噴き出すんじゃないかってくらいの恥ずかしさ、そしてPさんが居なくなったかという不安と悲しみ)

ちひろ「私だけがこの感覚を独り占めしちゃ駄目よね」(ニッコリ)

ちひろ「そうと決まれば……♪」

――ピッ ポッ パッ

ちひろ「はい、こちら567事務所です。先日お話いただいてた企画なんですけど、うちのPが面白いことを思いつきまして、はい、はいそうです」

ちひろ「ええ、いえいえそんな、はいありがとうございます! 打ち合わせはまた後日、はいお願いします」(ガチャ

ちひろ「ふふっ……あとは……」





ちひろさんかわいい

はっ!?騙されるところだった……ガチャガチャ





ちひろ(うん、Pさんが死んだ夢を見て、それでボロ泣きしたのが恥ずかしくて、アイドルのみんなを腹いせに巻き込むのが目的とか言えるわけないわよね)

ちひろ(まぁでも仕方ないわよ、ほんと死にたくなるほど恥ずかしかったんだし、Pさんは人の気も知らないでニコニコしながら帰ってくるし)

――ジーッ

P「……どうしたんです、ちひろさん。俺の顔に何か付いてますか?」

ちひろ「っ!? いえいえいえ、別になんでもないですよ~。さて、次は誰にしようかなーと」

P「?」

ちひろ(はぁ、でもほんと。正夢とかじゃなくて良かった)


ちひろ(例え夢でも女を泣かした罪は思いですよ、Pさん。私も一緒に怒られますから、覚悟してくださいね♪)





終わり

さるさんが怖かった
もっと投下スピード落とすべきだったか

次の人はよ

ちひろさんはお金が関わらなきゃいい人なのになーおつおつ

お前らが大好きな早苗さんだぞ

晶葉ちゃんにサイボーグにされますね

誰も書かないなら仕方ねえ
のんびり行くか

―――

P「それで、次は誰にするんです?」

ちひろ「次も変化球で行きますか」

P「変化球、っていうのは?」

ちひろ「あ、プロデューサーさん、黙ってくれます? 今から電話かけるので」

P「えっ、ごめんなさい……」

             pipopapopipipi!

P「……」

         trrrrrrrr!     trrrrrrrrr!

ちひろ「……」

                         pi!

ちひろ「あ、もしもし……私、アイドル事務所『シンデレラ・コーポレーション』の千川です。
     はい……はい、お世話になっています……はい……」

P(この姿勢の低さ、メールじゃなくて家電か……? と、いうことは、携帯持ってないメンバーか……)

ちひろ「はい……それで、お嬢さんに少しお話が……はい、よろしくお願いします」

P(さて、誰が来るかな)

―――

P(結局教えてもらえなかったな……誰なんだ一体……)

        がちゃっ

P(お、来たか……)

                ぽひっぽひっぽひっぽひっ

P「……」

仁奈「プロデューサー、おはよーごぜーます!!」

P「……」

ちひろ「それじゃあ仁奈ちゃん、私はお母さんたちと話してるから、プロデューサーさんの方、お願いね」

仁奈「任せやがってくだせー!!」

                         キィ……  バタン

P「……」

仁奈「プロデューサー! お久しぶりでごぜーます!! プロデューサーが事務所にこないから、仁奈の方から来ちゃいました!!」

P「……」

仁奈「もう! 折角仁奈が来たっていうのに、プロデューサーはそーとーお寝坊さんでやがりますね」

http://i.imgur.com/HSqFn.jpg
http://i.imgur.com/zIuU9.jpg
http://i.imgur.com/cLjyG.jpg
市原仁奈(9)

やばい精神にくるなニナチャーン

仁奈「あんまり寝てばっかりだと、牛さんになっちまいますよー」

               ぺしぺし

P「……」

仁奈「プロデューサーが牛になっちまうと、雫おねーさんと仁奈とプロデューサーでキグルミ牛さん一家に……いいかもしれませんね!」

P「……」

仁奈「むむむ、どうしちまったんですか、プロデューサー?」

                ぺしぺし

仁奈「……だめですか……だったら!」

                 ぐにぐに

仁奈「ふっふっふ、これ以上変な顔にされたくなかったら、さっさと起きるのが一番でやがりますよ~?」

P「……」

仁奈「……起きねーですねえ……あ……もしかしてプロデューサー、クマの気持ちになって一人で冬眠ごっこしてやがるんですか?
    ふっふっふ、やっぱり、プロデューサーはクマみたいな格好してるから、いつかは冬眠するんじゃないかって思ってたんです!」

                      もぞもぞ

仁奈「仕方ねーから、今日は仁奈も一緒に冬眠ごっこしてあげますよ! えへへー♪」

P「……」

仁奈「……」

P(もしかして、仁奈……『意識不明の重体』とか『昏睡状態』とかの意味がそもそも分かってないのか?)

仁奈「……んー……ぽかぽかで、気持ちいいですねぇ……♪」

P(今の俺はただぐっすり寝てるだけ、としか思ってないんだろうな……仁奈の奴……
  これはさすがに、ちひろさんの作戦負けだな……よかったよかった)

          がちゃっ

P(ん?)

ちひろ「仁奈ちゃん……あら? 仁奈ちゃん?」

仁奈「……」

ちひろ「仁奈ちゃん、どこに行ったのかしら……あら?」

仁奈「……ふっふっふ、ちひろおねーさん、かくれんぼです! 仁奈がどこに居るか当ててみてくだせー!
    プロデューサーは仁奈がここに居るって教えちゃめーっ! ですよ!」

P「……」

ちひろ「なんだ、そこにいたのね……ほら、出てきて」

仁奈「わわわ、見つかっちまいました!! プロデューサー、助けてくだせー!」

P「……」

仁奈「……むー……今日のプロデューサーは寝てばっかでつまんねーです!」

ちひろ「……仁奈ちゃん……」

P「……」

仁奈「顔引っ張っても、叩いても起きねーなんて、そーとー疲れてたんでしょうねぇ。
    仁奈、今日はジャマしないようにお家に帰ります!」

ちひろ「……違うのよ、仁奈ちゃん……」

仁奈「へ?」

ちひろ「……もう、グスッ……もう、ね……プロデューサーさんはね……起きないかも、知れないの……!」   ポロポロ

P「……」

仁奈「起きねーんですか? まったく、仁奈も一人で起きられるのに、プロデューサーはダメダメですね」

ちひろ「……プロデューサーさんね、仁奈ちゃん……これから、ずっと眠ってるかもしれないの……」

仁奈「……えっ?」

ちひろ「……プロデューサーさん……これから一回もね、起きないかもしれないの……明日も、明後日も、来週も、その次も、一か月後も、一年後も、ずっと……」  ポロポロ

仁奈「……一回も……?」

ちひろ「……グスッ……そう、ずっと、ずっと、眠ってるかも、しれないの……!」  ポロポロ

P(うわぁ……最悪なことし始めやがった……)

ちひろ死ね

仁奈「そ、そんなはずねーですよ!! だって、杏おねーさんとかもいーっぱい寝てるけど、きちんと起きてますよ!?」

ちひろ「……」  ポロポロ

仁奈「そ、それに、プロデューサーは、クマの気持ちになって、冬眠してるだけかもしれねーですし!
    仁奈、雫おねーさんに聞いたんです! クマは、冬眠っていって、冬の間ずーっと寝てるって……」

ちひろ「……仁奈ちゃん!」  ポロポロ

                ぎゅーっ!!

仁奈「……っ!」

ちひろ「プロデューサーさん、ずっと仁奈ちゃんのこと呼んでたの……
     眠ったままで、動くことも、喋ることもできないけど、仁奈ちゃんの名前を、ずっと呼んでたの……!」  ポロポロ

仁奈「……」

ちひろ「お願い……傍に居てあげて……!! それが、プロデューサーさんのためでも、仁奈ちゃんのためでもあるから……!!」  ポロポロ

仁奈「……ちひろ、おねーさん……」

―――

―――

P「……」

仁奈「……」

仁奈「……嘘、ですよね?」

P「……」

仁奈「冬眠、してるんですよね? これからずっと起きねーなんて、そんなの、おかしーですもんね?」

P「……」

仁奈「……」

P「……」

仁奈「……これからずっと起きねーなんて、そんなの、仁奈、いやです……」

P「……」

仁奈「だって、だって! 今日着てきた新しいキグルミも見てほしいし! 学校のこととか、お仕事のこととか、プロデューサーとお話したいことだっていっぱいあるし!
    それに、それに、仁奈のこととか、プロデューサーのこととか、キグルミのこととか、お話したいこと、いっぱいあって!!」

P「……」

仁奈「グスッ……やー、ですよぉ……」

P「……」

仁奈「起きないなんて、やーですよぉ……グスッ……起きて、くだせー、プロデューサー……!」   ポロポロ

P「……」

仁奈「ぷろでゅーさー……ぷろでゅーさー……!!!」  ポロポロ

仁奈ちゃん親衛隊を連れてくるんだ制裁しろ

          pipipi!

P「仁……奈……」

仁奈「っ!!」

P「……仁、奈……」

仁奈「……っ!!!」
                    ぽひぽひぽひぽひ!
                                    がちゃっ!
仁奈「ちひろおねーさん!!」

ちひろ「……なぁに、仁奈ちゃん?」

仁奈「プロデューサー、やっぱり起きねーなんてねーですよ!!
    だって、今、仁奈の名前呼びやがりましたもん!! きっと、すぐ起きるはずなんです!!」

ちひろ「……」

仁奈「すぐ起きるはずなんですよ! ちょっとお寝坊なだけで、すぐ起きるんです!! 見ててくだせー!!」

              ぽひぽひぽひぽひ!
                                  ゆさゆさ!

仁奈「ほら、プロデューサー、もうお昼でやがりますよ! さっさと起きねーと、お昼ご飯、食べられねーですよ!!」

ちひろ「……仁奈ちゃん……」

仁奈「ほら……起きねーと、ダメですよぉ……! お昼ご飯、食べられないし……お仕事も、できないし……仁奈、仁奈が、寂しくて死んじゃいますよぉ……!!」  ポロポロ

このスレ見てたらモバマスやりたくなってきた
絶対にぽちぽちゲーには手を出さないと決めてたのに…

ちひろ「……」

仁奈「……仁奈、一緒に居るの、嬉しくて、好きだから、グスッ、プロデューサーが起きねーと、さ、寂しくて、死んじゃいますよぉ……!
    早く、早く起きてくだせー……グスッ……起き、起きるの、分かって、ヒグッ……」  ポロポロ

P「……」

仁奈「わ、かって……グスッ、わ、ぁ、ぁぁぁぁ……ああああぁぁぁぁぁ……」   ポロポロポロポロ

P「……」

仁奈「やだぁぁぁぁ……こ、こ、ヒッ、こん、や、あっ、ぁぁぁぁあああああ!!!! ぐしゅっ、や、グスッ、や、だぁぁぁぁあああ!!!」  ポロポロポロポロ

ちひろ「……」

                     コンコン! コン! コンコン!

P「……」

         がばっ!            ぎゅーっ!!!

仁奈「……ッ、ぁ……ぁっ……」   ポロポロポロポロ

P「仁奈、おはよう」

仁奈「ぷ、ぷろりゅーさぁ……!!! ぷろでゅ、さ、起きな、お、起き……っ!」  ポロポロポロポロ

P「うん、大丈夫。ちゃんと起きたから」

              ぽんぽん       なでなで

>>731
もちろんCoPになるんだよね?(ニッコリ

っていうか誰か小梅ちゃん書けよ

ニナチャーン

―――

仁奈「……すぅ……すぅ……」

P「泣き疲れて寝ちゃいましたね」

ちひろ「いやぁ、すっごくゾクゾクしましたね!」

P「お前精神状態おかしいよ……」

ちひろ「仁奈ちゃんまだ○年生だから、もしかしたら説明しても伝わらないかもって思ってたんですけど……
     意外と何とかなるもんですね!! これなら他の最年少組も……」

P「最年少組はやめてください、罪悪感で俺の胃が持ちません」

ちひろ「ちぇっ」

P「……ところで、一ついいですか、ちひろさん?」

ちひろ「はい、なんでしょう?」

P「『ドッキリ』については、仁奈にどう説明するつもりですか?」

ちひろ「……」

P「……」

ちひろ「じゃあはい、次行きましょう、次!! 仁奈ちゃん、別のベッドで寝かせてきますねー!」

P「……はぁ……」

ちひろ「さーて、それじゃあ気合い入れていきましょう!!」

P「……」

ちひろ「次のターゲット、誰にします?」

P「……もう、誰でもいいです。なんか、誰に当たっても嫌な予感しかしないんで……」

ちひろ「じゃあまたまたランダムで、えーいっ!」


>>753

書きたいって人がいたらすぐに申し出るように

いずみん

のあ様

小梅

ちくしょおおおおおおおお

のあさんそのまま連れ去りそうだけども

http://i.imgur.com/hUeCR.jpg
http://i.imgur.com/qaE6p.jpg
http://i.imgur.com/gcyM7.jpg
高峯のあ(24)

ちひろ「……」

          すっ……

          【宛先:高峯 のあ
           件名:プロデューサーさんが
           本文:のあさんの名前をうわ言で呼んでるの
               ○×病院に来て                 】

P「……なんともまあ、先の読めない人を……」

ちひろ「ただ、今までのメンバーと比べれば、格段に心労は少なく行けるんじゃないでしょうかね?」

P「でも、普段おとなしい留美さんでもアレだったんですよ?」

ちひろ「でも、のあさんは大人しさのタイプが違いますし!」

P「……」

ちひろ「最悪、死にそうになったら助けますから!」

P「……よろしくお願いします」

ちひろ「あ、返信来ました。すぐ来るそうです。それじゃあプロデューサーさん、スタンバイ、お願いしますね!」

P「はいはい」

―――

―――

          がちゃっ

P「……」

のあ「……」

P「……」

のあ「……」

P「……」

のあ「……妙な感じね」

P「……」

のあ「こんな所、来るつもりはなかったのに……メールを見た瞬間、どうにも止められなかったの」

P「……」

のあ「少し前の私なら、そんな事、絶対に無かったはずなのに……
    そうね……予想外だったわ。貴方が居たことが、貴方が居ないことが、私にこんなに影響を与えていたなんて……」

P「……」

のあ「今思えば……プロデューサー、やっぱり貴方は私を……いえ、私が、貴方に魅かれていたのかも、しれないわね」

P「……」

これは気付いたら月だったエンドですわ

キャトルミューティレーションや!

のあ「……貴方は、凄く魅力的な人だったわ」

P「……」

のあ「『ダール・イ・レゼベール』……かしら。貴方は私を導いて、私は貴方の傍で輝く。
    気がつくと、私の中ではそれが当り前になっていた……本当に、驚きよ」

P「……」

のあ「こんなことを言うのはおかしいかもしれないけど……私は初めて、私以外の人に『私』を見たのよ。
    きらきらと輝く鏡みたいに、貴方は私の全てを映して、私をさらに私として輝かせてくれた……」

P「……」

のあ「……でも、それもオシマイみたいね」

P「……」

のあ「……私はもう、アイドルである『私』にすら興味がない。心のどこを探しても、欠片もないわ」

P「……」

のあ「……今は」

P「……」

のあ「大きな穴が開いたみたいな虚無感だけ。ただ、それだけ」

P「……」

のあ「……私はね、プロデューサー……お別れを言いに来たの、貴方と、『私』に。
    この虚無感に、押しつぶされてしまう前に……貴方と、貴方の中のアイドルの『私』にね」

            pipipi!

P「……のあ……さん……」

のあ「……」

P「……のあ、さん……」

のあ「……」

P「……」

のあ「………………おかしな話ね」

P「……」

のあ「私が『私』を見捨てようとしてるのに……それでも、貴方は『私』を必要としてるの?」

P「……の、あ……さ……」

のあ「……そう」

P「……」

のあ「だったら、それも、悪くないわ」

P「……」

のあ「……貴方に全てを委ねてしまうのも、悪くない」

P「……」

のあ「『共に歩み』『他の者に依らず』」

P「……」

のあ「『死が二人を分かつまで』……」

P「……」

のあ「流石に、永遠の愛は誓えないけど……私は貴方の傍に……」

        コンコン! コン! コンコン!

P「……のあさん」

のあ「……ッ……」

P「……俺も、流石に永遠の愛は誓えませんけど、出来る限り傍に居るって、誓いますよ」

               ぎゅーっ!!

のあ「……調子がいいことばっかり」

P「おはようございます。のあさん」

のあ「お帰りなさい、プロデューサー」

ちひろ「てってれー♪」

          【  ド ッ キ リ  大☆成☆功 】

のあ「……ドッキリ? 千川さん、それって……」

P「つまり、嘘だったんです。俺が意識不明の重体っていうの」

のあ「……あら、そうだったの」

P「ごめんなさい。騙しちゃって」

のあ「……いいわ」

ちひろ「えっ、いいんですか! やったー!!」

のあ「ええ……ようやく……私も、大事なことに気付けたから……
    こうやって、騙されでもしなかったら、きっと、ずっと、気付けなかっただろうから……」

P「……まあ、許してくれるってことなら、嬉しいです。ありがとうございます!」

のあ「その代わり」

P「はい?」

のあ「誓いの方は……嘘で終わらせないでね」

P「ははは……努力します」

ちひろ(うわぁ……重……)

いい重さだ(CoP並の感想)

―――

P「体も心も傷一つついてない! 奇跡だ!!」

ちひろ「もっと大事なものを持ってかれた気がしますけどねー。
     さて、それじゃあ傷一つついてないってことで、続行ですね!!」

P「えっ」

ちひろ「だってそうでしょう? 体力有り余ってるってことだし!」

P「えっ、えっ!?」

ちひろ「じゃあまたまたランダムで、えーいっ!」


>>810

書きたいって人がいたらすぐに申し出るように

みくにゃん

日菜子

乗り遅れたンゴ…

ちひろ「……」

          すっ……

          【宛先:喜多 日菜子
           件名:プロデューサーさんが
           本文:日菜子ちゃんの名前をうわ言で呼んでるの
               ○×病院に来て                 】

P「日菜子か……まぁ、日菜子なら、メンタルもフィジカルもズタボロってことにはならないか」

ちひろ「なんだかんだで大人しい子ですもんねえ、彼女も」

―――
――― 一時間後

ちひろ「……」

P「……」

ちひろ「返信、来ませんねぇ」

P「ですねぇ」

ちひろ「電話も出ないし……どうしたんだろ」

P「……仕事中、とか?」

ちひろ「いえ、今日は仕事なんて無かったはずですけど……とりあえず、もう一回電話かけてきます」

ちひろ「死んでる・・・」

P「」

http://i.imgur.com/A8KcO.jpg
http://i.imgur.com/Ov7pn.jpg
(2枚目はコラ)
喜多日菜子(15)

   あるアイドルは賭けにでた。

  ||\                           /||
  ||:. \____________/  ||
  ||.   |                  |   ||
  ||:   |                  |   ||
  ||:   |                  |   ||
  ||:   |          ;''"゙''"  ;''"゙''"゙.... ||
  ||:   |  ムフフ……    ;;''"゙''"゙.、;;:~''"'' ||
  ||:   |        ('ワ`)  ;;  ,,..、;;:~''"゙'' ||
  ||:. / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ノ( ヘヘ ,,..、;;:,,..、;;:~'''' ||
  ||/              [___]'     \||


   一酸化炭素が部屋に充満する前に
   自分の担当プロデューサーが「日菜子、仕事に行くぞ」と
   玄関から入ってくることに、生死を賭したのだ

―――

P「どうでした?」

ちひろ「また留守電です」

P「……ちょっと気になりますね……ちひろさん、こっちでそれっぽくメール送ってもらっていいですか?」

ちひろ「……成程、プロデューサーさんの携帯なら、携帯を見てれば絶対にリアクションが望めますもんね」

P「ええ、よろしくお願いします」

ちひろ「じゃあお借りします」

               ポチポチポチポチ

          【宛先:日菜子 携帯
           件名:会いたい
           本文:○×病院で待ってる     】

ちひろ「送信☆」

               pi!

ちひろ「じゃあプロデューサーさん、一応、スタンバイ、お願いしますね」

P「はい。もし返信がないようなら、また教えてください」

ちひろ「はい」

コピペだけど
☆ゴミラノベの見分け方☆
1 タイトルに「て に を は が」が2個以上
2 タイトルに「妹」
3 タイトルが15文字以上
4 タイトルが説明口調、変な語尾
5 と言うかタイトルが意味不明

―――

ちひろ「うわー……」

          prrrr! prrrr!

ちひろ「うわー、うわー……」

       ピロリロリン! メールダヨー!
                         ピロリロリン! メールダヨー!

ちひろ「凄い勢いでメールと電話が来てる……でも、私が出るわけにはいかないし……
     ここは、いっそ……」

          prrrr! prrrr!
                      ピロリロリン! メールダヨー!

ちひろ「いまだ!!」

                  pi!

ちひろ「よし、電源切るのに成功!」

          がちゃっ

P「あ、ちひろさん、日菜子の方は……」

ちひろ「これ、携帯、ここに置いておきますから! 電源、付けないでくださいね!?」

P「えっ、はい……」

>>844
大誤爆

―――

日菜子「プロデューサーさぁん、日菜子、来ましたよー♪ どこですかー♪」

         とこ とこ とこ とこ

ちひろ「あ、日菜子ちゃん……」

日菜子「ああ、ちひろさん、お久しぶりです。プロデューサーさん見ませんでしたか?」

ちひろ「それなら、奥の病室で……」

日菜子「そうですか、ありがとうございます。それじゃあ日菜子、プロデューサーさんにお呼ばれしてるので~♪」

ちひろ「え、ええ……」

             とこ とこ とこ とこ

ちひろ「……なんだろ……身だしなみは綺麗だったけど……なんとなく、不気味な感じが……」

ちひろ「まあ、危なそうだったらプロデューサーさんに頑張ってもらえばいいか」

―――

             がちゃっ

P「……」

日菜子「プロデューサーさん、ここですかぁ?」

相棒ならさっき石丸謙二郎が出てただろ!いい加減にしろ!

P「……」

日菜子「むふふふふふ♪ プロデューサーさん、ようやく会えましたねぇ♪
     日菜子、ずーっと、ずーっと、待ってたんですよぉ♪」

P「……」

日菜子「他のアイドルたちは『プロデューサーさんが意識不明』とか『意識が戻らないかも』とか言ってたけど、そんなわけないじゃないですか、ねぇ?」

P「……」

日菜子「だって、プロデューサーさんが、日菜子の王子様が、日菜子のことをを置いてどこかにいっちゃうわけないですもんねぇ♪
     だから日菜子、ずーっと待ってたんです♪ プロデューサーさんが連絡くれるの!」

P「……」

日菜子「まったくー、他のアイドルたちまで日菜子につられて変な妄想しはじめちゃったみたいで、困っちゃいますねぇ♪
     でも、でも、日菜子は妄想と現実の区別がちゃーんと付いてますから、プロデューサーさんの心配なんてしませんでしたよぉ♪」

P「……」

日菜子「ただ、ちょっと寂しかったから……家に居る間は……むふふふふふふ♪」

P「……」

日菜子「でも、ちゃんと現実が見えてる日菜子にだけ連絡くれるなんて、さすがはプロデューサーさんですねぇ♪
      日菜子、メールいただいた瞬間に嬉しくなって、裸足で飛び出してきちゃいましたもん!」

P「……」

日菜子「それにしても、寝る前にメール出しちゃったんですかぁ? プロデューサーさんって、意外とだらしないんですねぇ」

P「……」

日菜子「日菜子が来る時くらい、きちんと起きて出迎えてほしかったです……あ、でも」  ポロ

P「……」

日菜子「王子様がお姫様のキスで起きるっていうのも、それはそれで……むふふふふ♪」  ポロポロ

P「……」

日菜子「あ、プロデューサーさん、もしかしてそれを狙って寝てるんですかぁ?
     むふふふふ、プロデューサーさんも意外と、乙女チックなところがあるんですねぇ♪」  ポロポロ

P「……」

日菜子「むふふ、そこまで期待されてるなら、しょうがないですねぇ……
     愛するお姫様からのキスで、プロデューサーさんには、目覚めてもらっちゃいましょう!」  ポロポロ

P「……」

日菜子「なんで、ですかね……」   ポロポロ

P「……」

日菜子「折角、会えたのに……今から、今日までの分、いっぱいお話できるのに……日菜子、涙が止まらないんです。
     王子様を、キスで、起こしてあげなきゃいけないのに、涙、涙が、グスッ、涙が止まらないんです……!」   ポロポロ

P「……」

これP全編同一人物なんだよな
いろいろゲームセットやな……

日菜子「……なんで、ですかね……」   ポロポロ

P「……」

日菜子「折角、今日会ったらどんなお話するか、いっぱい、考えてたのに……
      今なら、キス、キスだって、しても、怒られないのに……」  ポロポロ

P「……」

日菜子「キス、しちゃいけない気がするんです……終わっちゃう、大事な、日菜子の大事な夢、終わっちゃう気が、するんです……」  ポロポロ

           pipipi!

P「……日菜……子……」

日菜子「……むふ、むふふふふ♪ ゆ、夢に、日菜子が、出てるんですかぁ?
     プロデューサーさんも、やっぱり、日菜子の、グスッ、日菜子の事、思ってて、くれたんですねぇ♪」  ポロポロ

P「日菜子……」

日菜子「お揃いですねぇ♪ 日菜子も、日菜子も、プロデューサーさんのこと、ずーっと考えてたんですよぉ、むふふふふ♪」  ポロポロ

P「……」

日菜子「……愛が通じた、ヒグッ、お姫様と、王子様は、一生、一緒に、グスッ、末永く、幸せに、暮らすんです!!
     だから、プロデューサーさん、寝てちゃダメ、ですよぉ……!! 起きてくれないと、ハッピーエンドに、なりませんよぉ……!!」  ポロポロ ポロポロ

P「……」

                コンコン! コン! コンコン!

日菜子……

妄想お姫様を最近手に入れた俺には辛い

           がばっ

P「……」

日菜子「あ……あ、あ……」  ポロポロ

P「日菜子」

            ぎゅーっ!!

日菜子「ぷ、ろ、でゅーさー……さん……!」  ポロポロ

P「これで、ハッピーエンドになれそうか?」

日菜子「……はい、はいっ……!! これ、これなら、ひ、日菜子も、ハッピーでっ……!!」  ポロポロ

                    ぎゅーっ!!

P「そうか、それはよかった……」

日菜子「はい、はい……!! よかった、よかったです……本当に、よかった……!!」  ポロポロ

            がちゃっ

ちひろ「てって」

P「あ、もう少し待ってもらえます?」

ちひろ「あ、はい……」

―――

P「というわけで、ドッキリだったんだ」

日菜子「……むふ、やっぱりそうだったんですね♪ 日菜子、最初から分かってましたよぉ♪」

P「そうか、流石は日菜子だな」

日菜子「でも、それだと、ちょっと惜しいことしちゃいましたねぇ」

P「ん、何がだ?」

日菜子「だって、それなら……本当に、キスすればプロデューサーさんが目を醒ましてくれたかもしれないじゃないですかぁ」

P「……さぁ、どうだろうな」

日菜子「……あ、そうだ……むふ、プロデューサーさん♪ さっき出来なかったから、今、してもいいですかぁ?」

P「それは駄目だ」

日菜子「そうですかぁ……それは残念。でも、日菜子の準備はオールオッケーですからねぇ♪」

P「覚えとくよ」

日菜子「それじゃあ、プロデューサーさん、もう日菜子に心配かけちゃ、いやですよ?」

P「分かった。今回限りにしておく」

日菜子「はぁい♪」

雪美ちゃんお願いします
年少勢力内では展開が一番ヘヴィーになりそう
いないのなら俺が書く

―――

ちひろ「思ったよりも波風立たない終わり方でしたね」

P「根はいい奴なんですよ、日菜子も」

ちひろ「はぇ~……さて、そろそろ最後ですかね……」

P「ようやくですか、ようやく解放される時が来たんですか!!」

ちひろ「喜ぶのはまだ早いですよ、最後の一人に爆弾級が来るっていうのもあり得るんですから」

P「ここまで来たらもう怖いものなんて何もないですよ! ささっと終わらせちゃいましょう!!」

ちひろ「じゃあまたまたランダムで、えーいっ!」


>>890

書きたいって人がいたらすぐに申し出るように

ふだん爛漫な子ほどこういう時の描写が辛い

>>880
はやくしろ!
間に合わくなっても知らんぞ!(残レス的な意味で)

>>880
よし、居たな
あと100しかないからトリ頼んだ

ちえり

雪美ちゃんやらせてもらっていいすか

ちえりん!ちえりん!ちえりん!ちえりん!
ちえりん!ちえりん!ちえりん!ちえりん!

四天王きたでぇ……

ちひろ「いやぁ、ああいう子ほどいい反応を見せてくれるものですね」

P「ああいう子ほどこちらの心労も増えますがね」

ちひろ「次行きましょう次、ラストスパートです」

P「ほんっとそろそろ終わりにしてください」

ちひろ「まぁまぁ、とっておきの子がいますから♪」

宣言が雪美の方が先だから雪美、残ってたら智絵里で
ちなみに俺が言ったトリってのはトリップってことじゃなくて最終って意味のトリな

P「…誰をチョイスしたんですか?とっておきってどういう意m」

ちひろ「…」スッ

          【宛先:佐城 雪美
           件名:プロデューサーさんが
           本文:雪美ちゃんの名前をうわ言で呼んでるの
               ○×病院に来て                 】

P「…もう二度とあなたのことを鬼や悪魔とは呼ぶまい、鬼や悪魔の方がなんぼかマシだ」

ちひろ「まあまあそうおっしゃらず、ほら、返信きました、もうすぐ来るそうです」

P「くそっ、よりにもよってピュアの権化みたいな子をっ…!」

ちひろ「雪美ちゃんはダメで、他の子の心を踏みにじったのはいいと?」

P「畜生、畜生…ッ!!」

http://i.imgur.com/6ZhaU.jpg
http://i.imgur.com/2rGH7.jpg
http://i.imgur.com/3poI4.jpg
佐城雪美(10)

―――数十分後

雪美「…………ちひろ」

ちひろ「雪美ちゃん…来てくれたのね…」

雪美「Pが……私の……名前を……呼んだって……」

ちひろ「ええ、でも意識はまだ……」

雪美「………P…は……?」

ちひろ「あの部屋で寝てるわ…」

雪美「…………」トコトコ ガララ

P(来たか…)

雪美「………P」

ちひろ(雪美ちゃん、いつも通りちゃんとした身なりだったけど…)

ちひろ(表には出さずに溜め込んでる感じが危ういわね)

―――

雪美「………P………起きて……」

雪美「……あなたが……入院してから……隣が……からっぽ……」

雪美「……とても……寒い……」

P(口調はいつもどおりだな…)チラッ

P(薄目開けて見る限りではいつもどおりの無表情、だけど…)

雪美「隣……だけじゃない……心も……からっぽ……」

雪美「ペロを………抱きしめても……満たされない……」

雪美「あなたと……出会うまでは……こんなこと……なかった……」

雪美「あなたと………出会って……約束……結んで……」

雪美「心を……生まれて初めて……見せた人が……あなた…だった……」

雪美「いろんな……感情を……教えて……くれたのが……あなた……だったのに……」ポロ…

雪美「最後に……教えて……くれる……のが……こんな……感情…だなんて……」ポロ……ポロ……

P(やばい、泣き出した!これ以上は耐えられん!ちひろさぁん!)

―――

ちひろ「!!!」キュピーン

―――

pipipi!

P「ゆき…み…」

雪美「………………!!」

雪美「…………P……P……」

P「ゆき、み……」

雪美「私……は……ここ……」

雪美「P……は……私が……隣に来て……と……言ったら……来て……くれた……」

雪美「だから……今度は……私の……番………」

雪美「あなたが……目を……覚ますまで………」

雪美「あなたが……また……隣に……来てくれる……まで……」

雪美「私が……あなたの……隣に……いる……」

コンコン! コン! コンコン!

P「雪美ィィィッ!!」がばっ!

雪美「……………………!!!」

P「ごめんな、雪美。寂しい思いさせて」

雪美「P…………」

雪美「…………戻って……きて………くれたの……?」

P「ああ、ちゃんと戻ってきたよ」

雪美「もう……私の……隣から………いなくなったり………しない………?」ギュウッ

P「ああ、約束だ」ギュッ

雪美「………よかった………」

P「ところで雪美、その…あれの意味は、わかるか?」

雪美「………?」

ちひろ「てってれー♪」

          【  ド ッ キ リ  大☆成☆功 】

雪美「………ドッキリ?」

P「その、あの……」

雪美「……嘘……だったの……?」

P「ごめん雪美本っ当にごめん!!」

ニュージェネ+αで推定10レス前後、間に合うかな?

ちひろ「あの…ごめんね、雪美ちゃん?今回ばかりは私も胸が痛んだわ…」

P「嘘つけ毎回同じようなこと言って」

雪美「………………」

P「本当に、ごめんな、雪美」

雪美「…………構わない……」

雪美「…………Pが……私の……隣から……離れてたのは……本当の……こと……」

雪美「………戻って……来てくれた……のも……本当の……こと……」

雪美「…………もう……いなくなったり……しないなら……それで……いい……」

P「雪美…」

P「約束だ。俺はもう、絶対に雪美のそばから離れたりしないぞ」

雪美「…………ありがとう……」ニコッ

ちひろ(しがらみがまた一つ増えましたね、Pさん!)

―――

ちひろ「雪美ちゃん、いい子ですね」

P「それは紛れもなく事実だけどあなたが言っていいことではない」

ちひろ「まあまあ、ではもういっちょ行きましょう!」

P「…まだやるつもりですか…」

ちひろ「お次はこの子です!」バッ

          【宛先:緒方智絵里
           件名:プロデューサーさんが
           本文:智絵里ちゃんの名前をうわ言で呼んでるの
               ○×病院に来て                 】

P「どんだけピュアハートを踏みにじれば気が済むんですか!」

ちひろ「私の屈辱に対する世界への報復ですよ」

P「は?」

ちひろ「あなたは知らなくても良いことです。さあ、もうすぐ来るそうですから準備の方よろしくお願いします」

(自分が間違えて書き込んだのかと慌てて確認する音)

(安堵)

―――

智絵里「ちひろさんっ…Pさんの様子は…!?」

ちひろ「智絵里ちゃん、少し落ち着いて」

智絵里「でもPさんが、Pさんが…!」オロオロ

ちひろ「智絵里ちゃん!」

智絵里「は、はいっ!?」ビクッ

ちひろ「あなたが今何をすべきか、分かる?」

智絵里「えっ…?」

ちひろ「Pさんが、辛い時に、意識のない中であなたの名前を呼んだ。その意味が分かる?」

智絵里「意味…?」

ちひろ「Pさんは、あなたを心の拠り所としてるってことよ」

>>928にもなんとかまわしてあげたいね

http://i.imgur.com/wRTFs.jpg
http://i.imgur.com/6zm6c.jpg
http://i.imgur.com/bvHmT.jpg
緒方智絵里(16)

智絵里「Pさんの心の拠り所が、私…?」

ちひろ「そう。Pさんにとって、辛い時、苦しい時に一番傍にいて欲しいのは、あなただってことよ」

智絵里「私が…Pさんの…」

ちひろ「だから、Pさんのところへ行ってあげて。Pさんを、支えてあげて」

智絵里「……はいっ!」タタッ ガラガラ

ちひろ(…さーて、いい感じにハッパをかけられたぞっと)

―――

P(来たか…)

智絵里「Pさん…」

智絵里「ごめんなさい、Pさん。あなたが辛くて苦しい時に、私、塞ぎ込んでばかりいた」

智絵里「自分は不幸だって勝手に思い込んで、苦しんでた私を救ってくれたのは、あなたなのに…」

P(…ん?)

智絵里「さっきちひろさんに言われて、やっと分かったんです。私を変えてくれたあなたにできる恩返しは、なんなのかって」

智絵里「Pさん。あなたが私を支えてくれた分、私もあなたの傍であなたを支え続けます」

P(…はっ?なんでいきなりそんな話に!?いや嬉しくないわけじゃないが唐突すぎるぞ!?)

P(ちひろめ…一体何を吹き込んだ!?)

智絵里「た、確かに私以外にも、すごい子はたくさんいますけど…私だって自信がないわけじゃないですし…」

智絵里「それに、あなたがそれを望むのなら…」

智絵里「だから、だから…」

智絵里「だから早く、帰ってきてくださいっ…!」ポロポロ

pipipi!

P「ち、えり…」

智絵里「Pさん…!?」

P「ちえり…」

智絵里「Pさんっ…!」

智絵里「戻ってきて、Pさん!私は、私は…あなたをずっと見守ってるから…!」

―――

ちひろ(ふむ…ハッパの効果は抜群だったようね…)

ちひろ(よし、ここいらでそろそろ…)

―――

コンコン! コン! コンコン!

P「智絵里ーーっ!」ガバァッ!

智絵里「きゃあっ!?Pさん!?」

P「ありがとう!ちひろに何を吹き込まれたのか知らないけど、さっきの言葉はホント嬉しかった!」

智絵里「も、もしかしてPさん、さっきの全部聞いて…?」カアアアッ

P「ああ、全部聞こえてた」

智絵里「~~~~~っ!」

P「でもほんと、嬉しかったよ。…これからもよろしくな、智絵里」

智絵里「……はいっ!」

P(………………あ)

P(しっ、しまった、嬉しくてつい本気で受け答えしてしまった…!)

P(やばい、これじゃネタバラシしたときのダメージが…!)

P「あー、その、智絵里…あれ、見てもらってもいいかな…」

智絵里「…え?」

ちひろ「てってれー♪」

          【  ド ッ キ リ  大☆成☆功 】

智絵里「え…………?」

P「その、俺がダンプに跳ねられて入院したのがドッキリなのであって、智絵里の言葉が嬉しかったのはホントで、その…」

ちひろ「ごめんね、智絵里ちゃん。でもこれは企画なのであって、決して傷つけようとかってわけじゃ…」

智絵里「………」

智絵里「なん、で…?」

P・ちひろ「え?」

智絵里「なんで、こんなことしたんですか?」

智絵里「誰かの気持ちをもてあそんで、苦しめて…Pさんやちひろさんは、そういうのが楽しいんですか?」

(階段から突き落とされてって設定だったはず)

(入院理由は幸子のあたりがごっちゃになってたスマソ)

ちひろ「あ、いや、その、そういうわけじゃ…」

智絵里「ひどい、ひどすぎますっ、こんな、こんな…」ポロポロ

智絵里「ううっ、うううっ…」

P「すまん智絵里、ほんとにすまん…」

智絵里「誰かの感情を思い通りにして、それが楽しいんですか?」

ちひろ「うっ!」

智絵里「誰かが思い通りに行動して、それを見るのが楽しいんですかっ!?」

ちひろ「ううっ!」

智絵里「そんなのって…そんなのって、最低ですっ!」

ちひろ「うぐぁっ!!」

P「ち、智絵里…」

P「…智絵里、俺が言っていいことじゃないが、落ち着いて聞いてくれないか」

智絵里「………」ヒックヒック

ちひろ「」ピクピク

P(あのちひろさんが抜け殻のようになっている…)

P「智絵里、今回は本当に、本当に済まなかった」

P「お前が誰よりも純粋で、心優しいってことを知っていながら、俺はちひろさんに加担した」

P「そして俺はお前を騙した。だけど、お前の言葉が嬉しかったのは本当だし、何よりも…俺は、お前がそばにいてくれたら本当に嬉しい」

智絵里「……」

P「頼む、智絵里…こんなこと言える立場じゃないが、引き続き、お前のプロデュースをさせてくれないか」

智絵里「…Pさんは、これまで、私を見捨てずにいてくれました」

智絵里「弱虫で、後ろ向きで、意気地なしで…思えば初めの頃の私って、アイドルを目指す者として最低だったと思います」

智絵里「それでもPさんは私から離れずにいてくれた。私をパートナーとして信じてくれたから」

智絵里「だから私も、Pさんのもとを離れたりしません。どんないきさつであれ、私はあなたを支えるって決めたから…!」

P「智絵里…!」ブワッ

ちひろ「」ピクピク

―――

ちひろ「…正論、胸に突き刺さりました」

P「少しは懲りましたか」

ちひろ「まあそれはそれ、ですね」

P「…」

おわり
>>1に引き継ぎます

いや、引き継ぎますって言われても……
書こうとしてた智絵里潰されてなにしろって言うのよ……

―――

P「よし、これでもう終わりですよね!!」

ちひろ「ですねぇ」

P「やった、生き残った!! 生き残った!!」

ちひろ「油断は大敵ですよ、プロデューサーさん」

P「えっ」

ちひろ「確かに表向きにはこれで終わりますけど、見えない部分でお話は続いていくわけですからね」

P「……」

ちひろ「今回ばらまいたフラグ、きちんと回収してくださいね」

P「許してください……!」

ちひろ「許してもらえるわけがなぁーい!!」



<ギャー!



                                                    楽しいドッキリスレ
                                                      お  わ  り

すみません、智絵里もやるのかと勘違いしてました
今から安価出しても間に合いませんね…申し訳ありません

>>1乙でした

おわり
10レスくらい智絵里書き溜めあったけどこれじゃ無理と判断
怨むなら俺の遅筆を恨め

キャラまとめたかったけど時間がないから無視

じゃあお前ら、いい夢見ろよ

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