モバP「対象の精神を幼児化させる機械?」 (211)

池袋晶葉「あぁ、そうだ。このリモコンの赤いスイッチを押すと、こちらの豆粒大の機械が微弱だが特殊な電気を発する。そうすると対象の脳の大脳新皮質に働きかけその活動を抑制…つまりは理性の働きを失わせるというわけだ」

P「なにそれこわい」

晶葉「それだけじゃないぞ。更にこのリモコンの青いスイッチを押すと、また別の特殊な電気が流れる。これは同じく対象の脳の、大脳辺緑系の古皮質に働きかけその活動を活発化させ、普段よりも本能に忠実になるようにさせるのだ。これらにより、疑似的な幼児化を引き起こさせるという寸法だ。どうだ、凄いだろう?」

P「なんていうかもう、それを笑顔で説明する晶葉のマッドサイエンティスト感が凄いよ」

晶葉「失礼な!ちゃんと、再三に渡って動物実験は済ませてある!よって人体への安全性は保障されているぞ!」

P「いや、そこを心配してる訳じゃ…まぁ、いいや。それならっと」ヒョイ

晶葉「あっ、こらっ!許可なく私からリモコンを奪うなP!返せ!」

P「いやだって、説明を受けたからには使いたいじゃん?俺、今日暇だし」

晶葉「そうだと思い作って…ではなく!他の奴が来るまで待て!この状況では私しか対象がいないではないか!」

P「うん。幼児化した晶葉とかめちゃくちゃ見てみたい。とい訳で、まずは赤いスイッチを…ポチッとな」ピッ

晶葉「待てっ…!」

P「そして青のボタンもポチッとな」ピッ


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1390558843

晶葉「…」

P「えぇと…成功か?晶葉ー?」

晶葉「ふんっ!無駄だぞP!」

P「うおっ!?幼児化してない…えっ?もしかして失敗作なのかこれ?」

晶葉「私の発明が失敗作な訳なかろう!どうせPの事だろうと思い、あらかじめ対策を打っておいたのだ!括目せよ!」バーン

P「なにそれ…印籠?」

晶葉「印籠ではない。これは対幼児化機械用に作ったものだ。これを身に着けていると、脳に働きかける電気が流れるのを阻害することができるのだ」

P「ふむ」スカッ

晶葉「ゆ、油断も隙もないな!これは渡さんぞ!」

P「えー…どうしても?」

晶葉「どうしてもだ!」

P「ふーん」ズイッ

晶葉「むっ…そ、そんな間近で見つめられても、やらんものはやらんぞ!///」

P「…」ジーッ

晶葉「ぐっ…このっ…///」

P「…」ジーッ

晶葉「うぅ…こ、これは…あぅ、卑怯な…///」

P「…」ジーッ

晶葉「じ、地味に近づいて…はぅ…///」

P「…」ジーッ

晶葉「///」モジモジ

P「…」ジーッ

晶葉「…ん、んー」チュー

P「よしっ、隙あり」ヒョイ

晶葉「ふえっ…あぁっ!し、しまったつい!!///」

P「そして間髪入れずにスイッチオン!」ピッ

晶葉「ま、待て!これ以上恥を…はうっ!」ビビビ

P「今度こそは、上手く行っただろうな?」

晶葉「…」

P「晶葉?」ユサユサ

晶葉「…」

P「晶葉ー?あれ…やっぱりこれ、失敗作なんじゃ…だとしたらマズイような…」

晶葉「…ふぇ」ウルウル

P「ん?」

晶葉「ふぇぇぇぇぇん!かーえーしーてー!晶葉のおもちゃかーえーしーてー!」ビエーン

P「うおっ!?び、びっくりしたな…いきなり泣き出すとはな…おもちゃって、この印籠もどきか?」

晶葉「ふぇぇ…それ、晶葉のおもちゃだぞー!」ピョンピョン

P「でもなぁ、これを返したらすぐに晶葉は元に戻るだろうしなぁ…うぅむ」スッ

晶葉「か、かえしてくれるのか?」パァァ

P「んー…いや?」ヒョイ

晶葉「ふぇっ…」ウルウル

P「…」スッ

晶葉「わぁ」パァァ

P「…」ヒョイ

晶葉「ふぇぇぇ…」ウルウル

P(なにこの晶葉、手を上げ下げするだけで一喜一憂して…やばい、超かわいい。こんな可愛い晶葉を、簡単に戻すなんてとんでもない。かくなるうえは)

P「…」ゴソゴソ

晶葉「な、なにしてるの?じょ、じょしゅ?」

P「幼児化しても助手とういう認識は変わらないのか…ほれ、返すよ」スッ

晶葉「ふぇっ…?わぁぁぁ!わーい!晶葉のおもちゃー!」キャッキャッ

P「…」

P(偶然内ポケットに入れていた、あやめ印のおもちゃの印籠…案外バレないもんだな…これも幼児化の影響か)

晶葉「えへへー、これでPのすきには…P…あっ!」

P「ん?どうした、まだなにかあるのか?」

晶葉「あるよ!晶葉はまだおこっている!ゆるさないぞP!!よくもこのてんさいしょうじょ池袋晶葉に、じょしゅのぶんざいではじをかかせてくれたな!」プクー

P「怒り方も可愛いなおい」

晶葉「まじめにきけ!」プククー

P「はいはい、じゃあ俺はどうすれば晶葉の怒りを鎮められるんだ?」

晶葉「ちゅー…じゃなくって!きす!きすをするのだ!」

P「キス…?そんなんでいいのか?」

晶葉「むっ…た、ただのきすじゃないぞ!きすはきすでも、おとなのきすだ!晶葉はもうおとなだから、したとかいれちゃうおとなのきすをしょもうする!」ビシッ

P「なるほど…幼児晶葉は破壊力抜群だな」

晶葉「はーりーだ、P!」チュー

P「…まぁ、いいか。一発ちゅっとやって、名残惜しいが本物の印籠もどきを返すか。じゃないと理性が…ん?」

ちひろ「///」

P「貴様!見ているな!」

晶葉「ふぇ?」チュー

>>1
もしかして、アイドルの心の本音(妄想)を読み取って映像にしてたss書いた人?

>>23
多分そう

ちひろ「あっ、あわわ…ま、まずい、気づかれた…」

P「ちひろさん…あなたいつから、そのドアの隙間から覗いていたんです?」

ちひろ「いやあの、本当に今さっき出社してきたところでして…そうしたらその…///」

P「本当ですか?」

ちひろ「ほ、本当ですよ!あっ、だ、大丈夫ですよ!Pさんと晶葉ちゃんがそのそ、そういうプレイをしていたと言うのは、私絶対に口外しませんから!」

P「プレイって…まぁ、プレイっちゃプレイかも知れませんが…」

晶葉「Pー?まーだー?」チュー

P「ちょっと待ってなさい晶葉。上手に待てができたら、大人のとっておきをしてあげるから」

晶葉「と、とっておき…ま、まつ!///」ドキドキ

P「さて…やっぱりここは、ちひろさんも幼児化させるしかないよな」

ちひろ「えっ?よ、幼児…?いやあの、私はそういうプレイはちょっと…で、できればPさんとは、普通の方が…ひゃっ!?ちょ、ちょっとPさん!?やっ、何を…!///」

P(落ちない様に首筋に付けて…よし)

ちひろ「も、もう!なんなですか!今日のPさん、なんだか変ですよ!?///」

P「自覚してます。こういうのはいつもは晶葉の仕事ですからね。まっ、早速スイッチオン!」ピッ

ちひろ「えっ…?ふゃっ!」ビビビ

潜在意識を覗いていた人です

P「にしてもちひろさんの幼児化か…どうなるんだろうか?」

ちひろ「…」

P「ちひろさーん?」

ちひろ「…はっ!Pさん!」ガシッ

P「おぉう、力強いですね…なんですか?」

ちひろ「いまだけげんていしょっぷがかいさいちゅーですよっ!すたみなどりんくが3ぼんで、150もばこいんですっ!」

P「えー…それが本能ですかちひろさん…」

ちひろ「がちゃもまわしましょう!いまならいべんとぱわーもちがでますよ!こすと20ですよ!ぜつだいですよ!さぁ、かきんしましょー!Pさん!」ゴソゴソ

P「いやちょっと待ってください。スタドリもいりませんし、アイドルも間に合ってますから…だからズボンをまさぐらないでください。そこに俺の財布あはりませんから」

ちひろ「むー…かきんー!Pさんは、わたしにかきんしなきゃだめなんですー!!」プクー

P「ちひろさんに課金…?いやホント、流石にそれが本能とか俺も引きそうなんですけど…いやまぁ、若干舌足らずなちひろさんは、思わず課金しそうなくらい可愛いですけど…なんでそんなに、俺に課金してほしいですか?」

ちひろ「だ、だって…Pさんがいっぱいかきんしてくれないと、けっこんしきんがたまらないんだもん…」

P「は…結婚資金?」

ちひろ「そうです!わたしは、いっぱいいっぱいPさんにかきんしてもらって、けっこんしきんをためてるさいちゅうなんです!それでそれで!いっぱいいーっぱいおかねがたまったらPさんにこくはくして、ちひろをおよめさんにしてもらうんです!」エッヘン

P「…へぇ、それはそれは」

ちひろ「そうなったらわたしがやしなってあげるますよ!えへへ、うれしい?」

P「うんうん、嬉しいですよ。それって結局は俺の金じゃね?とかは置いておいて、嬉しいですよ。というかちひろさん、意外と結婚願望が強いんですね」ナデナデ

ちひろ「えっへへー///」

P「まぁ、そんな可愛い動機と満面の笑顔を見せられたら、課金せずにはいられない。はい、3000モバコインです」

ちひろ「! わーい!がちゃですか?すたみなどりんくですか?」

P「エナジードリンクで」

ちひろ「りょーかいですっ!いまとってきますねっ!えへへー、またPさんとのけっこんにちかづいたぞー!」ブイッ

P「…やばいな、もう今すぐ嫁にしてもいいんじゃないかなぁとか思ってる自分がいる」

晶葉「浮気は許さんぞP…」ヌッ

P「俺はお前と付き合った覚えはないんだが?というか幼児化が解けてるな」

晶葉「デスクの上にこれを置いていただろ。触った途端に治ったよ」

P「あぁ、印籠もどきか」

晶葉「まったく、本当に油断も隙もない奴だ…」

P「幼児化した晶葉は、とても素直で可愛かったぞ?一人称が晶葉なのも良かったな」

晶葉「なぁっ…う、うるさいっ!///」

P「…あっ」

晶葉「なんだ…///」

P「大人のキスはいいのか?」ニヤニヤ

晶葉「な、ななななな!い、いるか馬鹿者!というか忘れろ!///」プイッ

P「無理だな」ニヤニヤ

晶葉「笑うなぁ!!///」

晶葉「まったく…結局Pにしてやられているではないか…」ブツブツ

P「してやられたくなかったら、こんな機械を作ってこなければいいだろう」

晶葉「なっ、そ、それでは…!」

P「それでは?」

晶葉「そ、それでは…Pとあ、遊べないではないか…///」ボソボソッ

P「…あぁもう!ホントに可愛いな晶葉は!!」ナデナデワシャワシャ

晶葉「あっ、こ、こらっ!そんな乱暴に撫でるな馬鹿者!髪が乱れるだろう!!///」

P「よーしよしよしよし」ワシャワシャ

晶葉「聞かんか!!えぇい、まだちひろ以外は出社せんのか!?」

P「んー?まぁ、そろそろ来てもおかしくない時間だが…」ワシャワシャ

ガチャ

P「おっ、噂をすればなんとやら。誰か来たぞ」シュルシュル

晶葉「みたいd…っておい!勝手に私のツインテールをほどくな!!」


次 >>44

きの子

星輝子「お、おはよう、ございます…」

P「あれ、輝子?お前今日、オフのはずじゃ?」

輝子「フヒッ…き、来たら、迷惑だった…?」

P「いや全然?ただ珍しいなと」

輝子「だ、だって、今日はPが一日事務所に…フ、フヒッ、き、キノコが気になって…///」

P「あぁそう、俺のきのこが気になって」

晶葉「接続詞を間違えるな!卑猥になってる!」

輝子「あ、あれ、髪が…い、イメチェン…?」

晶葉「好きでイメチェンした訳じゃない…おい!私のリボンを返せ!」

P「分かった分かったから。ちゃんと髪は俺が元に戻してやるからそう怒るなよ。ほら、その間に輝子へのセッティング」

晶葉「はぁ、本当にこの助手は…輝子、ちょっとこっちへ」クイクイ

輝子「?」テクテク

晶葉「失礼」スッ

輝子「フヒッ!?」ビクッ

晶葉「よっと…これで落ちないだろう。P、出来たぞ」

輝子「???」

P「ん、こっちも出来たよ。じゃ、スイッチオン!」ピッ

輝子「!?」ビビビ

P「さて、輝子はどんな風になるのか」

晶葉「さてな…っておいP!戻したってこれ、ツインテールじゃなくてポニーテールじゃないか!!私の髪で遊ぶな!!」

輝子「…」

P「輝子ー?」ユサユサ

晶葉「なんだこれほどけないぞ…」ゴソゴソ

輝子「…」

P「この反応がない時って、目からハイライトが消えてて地味に怖いんだよな」

輝子「!」

P「あっ、ハイライトさんが戻った」

輝子「!」キョロキョロ

P「すっごい挙動不審」

晶葉「ぐっ…どんな結い方すればこんなほどきにくくなんるんだ…?くっ、鏡をみないとこれはほどけないな」スタスタ

輝子「!!」ビクッ

P「そして晶葉を見て固まった」

輝子「…」クイクイ

P「おぉう?なんだ?」

輝子「!!」グイグイ

P「な、なんだ…?引っ張って…俺のデスク?」

輝子「!」ブンブン

P「…入れと?」

輝子「…」コクコク

P「まぁ…よいしょ…って、キノコだらけだな…輝子、お前いつの間にこんなに栽培してたんだよ」

輝子「ふふふ…Pのつくえのしたは、じめじめしてて、きのこのさいばいにうってつけだから…つ、つめて、わたしもはいる…」グイグイ

P「おう…せ、狭いな」

輝子「と、ともだちのきのこにかこまれて…しかも、だいしんゆーのPとくっつけて…し、しあわせ///」ギュッ

P「おぉう、つつましい輝子の胸が…まぁ、俺も悪い気はしないよ」

輝子「ふふふ///」ギュー

P「ってか輝子、俺初めてデスクの下になんて入ったけど、よくこんな狭い空間にいつも乃々と一緒に篭ってるな」

輝子「むっ…」ムスッ

P「いっそ新しいデスクでも買うか?そうすればキノコももっと栽培できるし、乃々ともむぐっ!?」

輝子「だ、だめ…!」グイグイ

P「んーっ!?」

輝子「い、いま、Pはわたしだけのもの…だ、だから、ほかのこのはなししたら、だ、だめ」

P「んー…ぷはっ…輝子…それは嫉妬か?」

輝子「ぴ、Pは、わたしのだいしんゆー…つ、つまりはわたしのよめ…ふふっ…だから、わたしいがいをみたら…めっ!だ」ビシッ

P「なにその超理論…でも独占欲の強い輝子もいいな!」

輝子「ふひ、ふふふ…き、きのこたちも、しゅくふくしてるぞ…///」ギュー

P「だからそのつつましい胸が…思考が幼児だからその辺まったく意識してないんだろうなぁ」

輝子「?」ギュー

P「役得役得。で、俺は一体いつまでここにいればいいんだ?」

輝子「? ずっと」

P「ずっとって…ずっとこの机の下にはいられないな。流石に1時間以上もこの体勢でいたら、俺の腰が限界だよ」

輝子「じゃ、じゃあ、いまのうちに、いっしょにわたしのいえにいこう…!」グイッ

P「いや、一応俺、今日は暇してるけど事務所待機って仕事だから」

輝子「むっ…」プクー

P「幼児は怒るとふくれるんだな」

輝子「ぴ、Pはわたしだけのしんゆーだから、わたしとずっといっしょにいなくちゃだめ…で、でも、じむしょにいたら、Pはほかのこにめうつりしちゃうから…わたし、みんなみたいに、あかるくもないし、かげがうすいし、ぼっちだし…だから…」ウルウル

P「輝子…」

輝子「だから、Pがうわきしないように、ふたりきっりにならなきゃだめなんだ…」ウルウル

P「なるほど…大丈夫だよ、輝子」ナデナデ

輝子「ふぇ…」

P「そんな心配しなくても、俺は輝子にメロメロのくびったけだからさ」ナデナデ

輝子「ふひっ…ほ、ほんとに…?わ、わたし、こんなちんちくりんだけど…そ、それでも?」

P「もうちろんだとも。スタイルなんて関係なく、俺は輝子が大好きだよ。(プロデューサーとして)愛していると言っても過言ではないな!」ナデナデ

輝子「ふひっ…!ふふ、ふふふ…Pもわたしとおんなじきもち…うれしい…///」

P「うんうん、じゃあ分かってくれたならそろそろ出ようか。じゃないとそろそろデスクワークに支障をきたしかねないから」スッ

輝子「ま、まって…」グイッ

P「なんだ?」

輝子「Pがわたしをあ、あいしてるのはわかった…で、でも、やっぱりことばだけじゃふあん…だ、だから」

P「だから?」

輝子「だからわたしに、ぴ、Pの、あいのけっしょうを…///」ポッ

P「愛の結晶…?まさか…」

輝子「あ、あんしんして…きのこのあつかいにはなれてる…///」カチャカチャ

P「ストップストップ輝子。あれ?幼児化してるから、口説いてもそっち方面は心配ないと思ったんだけどな!?」

輝子「き、きせいじじつができれば、らいねんにもPはわたしのよめに…ふひ、ふふふ、あーっはっはっはっ!!ごーてぅへう゛ぅぅぅぅんだぜぇ!!P!!!」ズルッ

晶葉「させるかぁ!!!」

輝子「!?」ビクッ

P「ナイスタイミング晶葉!でも男の俺からすれば最悪のタイミング!」

晶葉「貴様はパンツ姿で何を言っとるんだ!!」

輝子「…」ギュー

P「ふぅ、まさか幼児化してる輝子に迫られるとは思わなかったよ」

晶葉「はぁ…最初に言っただろう、これはあくまで疑似的な幼児化を起こすものなんだ。本質的なこの機械の作用は、理性を抑制してそこから本質的欲求を解放させるものなんだよ…」

輝子「…」キッ

晶葉「睨むな輝子。私にもそこは譲れないのだよ」

P「次からは注意しないとな…」

晶葉「無暗に口説かなければいいだけの話だろう」

P「それでこれって、幼児化を解く方法はないのか?あれから輝子がダッコちゃんみたいに腕にしがみ付いてて、地味にきついんだけど」ナデナデ

輝子「~♪」ギュー

晶葉「ダッコちゃん…?」

P「あぁ、ごめん。これは菜々用のネタだった」

晶葉「よ、良く分からんが…幼児化は、そのリモコンの側面についたスイッチを押せば解けるよ」

P「側面?あぁ、これか…」ピッ

輝子「!」フラッ

P「おっと…輝子?」

晶葉「幼児化は脳にそこそこの負荷がかかっているからな。初めてだと、しばらくは眠っているだろう」

P「じゃあ仮眠室に運んでおくか」

P「さてさて、次は誰が来るのか」

晶葉「って、そうだP!一体このリボンはどんな結い方をしたんだ!?まったくほどけなんだが!?」

P「えっ?別に特殊な結い方はしてないが?」

晶葉「だったらなんで…いいからちゃんと元に戻してくれ」

P「次はどんな髪型にしようか」シュルシュル

晶葉「だから私の髪で遊ぼうとするな!いいか、絶対にツインテールに戻すんだぞ!絶対だぞ!」

P「フリですね、分かります」

晶葉「フリじゃない!!」

P「今日の晶葉も絶好調だな」

晶葉「お陰様でね…」ゼェゼェ

ガチャ


次 >>67

あずき

モバP「対象の潜在意識を覗く機械?」
モバP「対象の潜在意識を覗く機械?」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1366709229/)

これ?

桃井あずき「おはようございまーす!」

P「おっ、あずきか。おはよう」

晶葉「おはよう、あずき」

あずき「あれ、晶葉ちゃん?うー、結構早く来たから、あずきが一番乗りだと思ったのにー…朝からプロデューサーと2人っきりになろう大作戦、失敗かぁ」ガクッ

晶葉「悪いな。まぁ、私が早いのは、ただ単に研究室に泊まっていたからだけどな」

P「さっ、晶葉。あずきにも早く準備を」ワサワサ

あずき「あー!晶葉ちゃんってばプロデューサーに髪の結ってもらってる!ずるいずるい!!私もプロデューサーに髪の毛結ってもらいたい!」

晶葉「いや、私の場合これは、髪で遊ばれてるんだよ…」

P「髪は、あずきが幼児化してもねだるようならやってやるよ」

あずき「えっ、幼児化…?」

P「そう、幼児化。準備できるな?じゃああずきの幼児化大作戦、スイッチオン」ピッ

あずき「ふぇ…!?」ビビビ

晶葉「分かってはいたが、あれだけ言ったのにまた遊んだな…ツインじゃなくてサイドじゃないかこれは!!」

P「似合ってる似合ってる」

晶葉「そういう問題じゃない!」

あずき「…」

P「ハイライトさん、早く戻ってこーい」

あずき「ふわっ!」

P「再びおはよう、あずき」

あずき「あっ、ぷろでゅーさー!」

P「ん、どうした?」

あずき「かみ!あずきのかみもはやくゆって!あずきも、あきはおねえちゃんみたいにかわいくしてほしいよー!」ユサユサ

P「お姉ちゃんだってよ、晶葉」

晶葉「年上に姉呼ばわりされるとは…なんともはや」

P「じゃあまぁ、結うか。どれ、後ろ向け」

あずき「あっ、だ、だめ!ここじゃなくて、こっちこっち!こっちでゆってー!」クイクイ

P「おっとっと…ソファ?」

あずき「すわってすわって!」ポンポン

P「お、おう、だけど髪は…」

あずき「だいーぶ♪」

P「おぉっと」

晶葉「Pの膝に座ったか」

あずき「えっへへー、じゃあゆってゆって!あずきのいめーじちぇんじだいさくせん、かいしー!」

P「はいはい、で、どんな髪型にしてほしいんだ?」

あずき「えっとねー、んっとねー、あずき、ぷろでゅーさーをめろめろのくぎづけにできるかみがたがいいー!だからね、ぷろでゅーさーにおまかせする!」

P「おまかせって…俺の好みだと、このままのストレートなんだが…そうだなぁ、なんだか最近、ツインテールにしろって要望が多かったから、ツインテールにするか」

晶葉「おい」

あずき「んふふー!わくわく♪わくわく♪」

P「ふむ、あずきの髪はやっぱり綺麗な黒髪だな…サラサラで艶があって、枝毛もない。ちゃんと手入れが行き届いてるな」サラサラ

あずき「ひゃうっ!ぷ、ぷろでゅーさー、くすぐったいよぉ」

P「髪結うんだから我慢しろ」

あずき「うー、わかった…ん、ふぅ…ふぁぁ…ゃん…♪」モゾモゾ

P「おい、無駄に艶っぽい声を出すな、モゾモゾするな」

あずき「わざとじゃないよー!くすぐったいんだもん!ぁん♪」

P「だろうな。思考は幼児だもんな」

あずき「あっ…んっ…ゃぁ…はげしっ…だ、だめぇ…ふわぁぁぁ…♪」

P「…お前ホントに幼児化してるんだよな?わざとじゃないよな?ほれ、完成だ」

あずき「えー!もっと!もっとやって!」

P「くすぐったいんじゃないのかよ」

あずき「くすぐったいけどきもちいいの!ぷろでゅーさーにかみをさわられてると、くすぐったいけど、ぞくぞくーってなって、ふわふわーってなってきもちよくて…だからもっとー!!」

P「我がまま言うな」

あずき「ぶー!」プクー

P「ふくれるな可愛いだけだから。ほれ、代わりに頭撫でてやるから我慢しろ」ナデナデ

あずき「ふわぁ…んっ、ぁ…えへへー♪」

P「流石幼児、ちょろいな」

あずき「んふふー、もっと!もっとなでてて!」

P「はいはい」ナデナデ

あずき「えへへ、きもちいいなぁ…んふ、ふわぁぁぁ…」

P「おねむか、あずき?」ナデナデ

あずき「んにゅ…きょうは、ぷろでゅーさーとあそびたくて、はやおき…したからぁ…ちょっとだけ…ふわぁ…」

晶葉「睡眠は三大欲求の一つだからな。寝不足であれば、それだけ寝たいと言う欲求も強く出てくる」

P「なるほど…まぁ、寝ても良いぞ。あずきの仕事の時間までは、まだだいぶあるからな」ナデナデ

あずき「んー…じゃぁ、ちょっとだけぇ…むにゃ…」

P「…」ナデナデ

あずき「すー…」

P「…よし、じゃああずきは仮眠室に」スッ

あずき「わっ!」パチッ

P「うおっ、ど、どうした?寝るんじゃなかったのか?」

あずき「あぶないあぶない…まだぷろでゅーさーに、かんそうきいてなかった!」

P「?」

あずき「んしょ…!どう!いめーじちぇんじしたあずきは!ぷろでゅーさーをめろめろのくぎずけにできてる?」クルクル

P「あぁ、そういう…もちろん。ツインテールのあずきも、最高に可愛いぞ」

あずき「えっへへー、そっかぁ♪あずき、可愛いかー!じゃあじゃあ、どきどきもしちゃう?」

P「おう、さっきからあずきを見てると、動悸が激しくなるよ」

あずき「じゃあじゃあ、色っぽい?あずき、おとなのじょせいにみえる?」

P「あぁ、ツインテールだとうなじが見えて色っぽいよ。あずきは立派な大人の女性だ」

あずき「じゃあじゃあ…そんなおとななあずきのこと、プロデューサーは…お嫁さんにしたい?///」

P「もちろん。俺がプロデューサーじゃなかったら、今すぐあずきと結婚したいくらいだよ」ギュッ

あずき「ふわっ///」

晶葉「だから貴様と言う男は…」

あずき「えへへ…そっかぁ…およめさんにしたいかぁ…えへへぇ…///」ニヘラ

P「アイドルにあるまじき顔してるな。さっ、あずきの可愛さは十分に伝わったから、今度こそ寝るといい」ナデナデ

あずき「にゅふふ…あずきがねるまで、このままぎゅってしててね!あとなでなでも!」

P「はいはい」ナデナデギュー

あずき「んー、きもちいなぁ…もっとぉ…ふわぁぁぁ…むにゃ」Zzz

P「…やっぱり幼児は寝るの早いな。じゃっ、スイッチ切って仮眠室に運ぶか」

晶葉「そして私の髪を直せ」

P「んじゃ、次はどんな髪型をご所望で?」

晶葉「だから私は、終始ツインに戻せと言ってるのがだ?」

P「いやぁ、今さっきあずきをツインにしたばっかりだから、またツインじゃつまらないじゃん?」

晶葉「つまるつまらないの問題じゃない…!」

P「でも、そんななんだかんだ言いながらも、俺に髪型をゆだねてる晶葉ってばツンデレ可愛い」シュルシュル

晶葉「なっ…このっ…///」

ガチャ


次 >>89

あやめ

あやめは>>70を読んでからの方がいいかもしれない

浜口あやめ「おはようございます!」

P「ふんっ!」シュバッ

あやめ「甘いっ!」キンッ

晶葉「!?」

P「咄嗟の俺の一閃を弾くとは…流石はあやめだな」

あやめ「ニンニンッ!そういうP殿も日々、苦無投げが上手くっておりますよ」

P「あっはっはっ、あやめの指導がいいからだよ」

あやめ「いえいえ、それほどでも」テレテレ

晶葉「というか、私の頭越しにそんな、苦無のやり取りなんて物騒な真似はしないでほしいのだが…」

P「大丈夫大丈夫、俺の持ってる苦無はレプリカだから」

晶葉「だから…いや、もういい」

P「で、なんやかんや雑談したが、あやめへの準備は?」

晶葉「出来てるよ」

あやめ「はて?いかなる密談…むむっ、なにやら既視感が…?」

P「デジャブってやつだな」ピッ

あやめ「はうっ!?」ビビビ

晶葉「今度はハーフアップか…なんだこの無駄な手際の良さは」

あやめ「…」

P「そう言えば、ちひろさんはどうしたんだろうか。あれから戻ってこないけど」

晶葉「事務所のどこかで、幼児化が解けて寝てるんじゃないのか?」

P「じゃあ多分倉庫か…後で回収しなくちゃな」

あやめ「んっ…あ、あれ…」

P「よっ、あやめ」

あやめ「はっ!」シュバッ

P「えっ、なにその臨戦態勢…あぶなっ!!」

あやめ「ふっふっふっ、ゆだんたいてきですぞPどの!それそれー!」シュババババ

P「あっぶねっ!!忍者ごっこの続きか!?ってか、お前の苦無は本物だから洒落にならんっ!!」

晶葉「う、ウサちゃんロボ!私を守れ!!」

P「いたのかウサちゃんロボ」

あやめ「まけたらほうには、かったほうのいうことをなんでもきいてもらいますよ!」シュババババ

P「そして何を勝手に…あぁ、それは俺に勝ってほしいって事か?」

あやめ「どちらにしても、あやめのとくなのです!」シュババババ

P「お前もそれホントに幼児化してんのか…?」

晶葉「だから欲求に忠実になってるんだよ…」

あやめ「さぁさぁ、あやめのにんじゅつをとくとごらんあれ!まずはにんぽう、かげぶんしん!」ボフッ

P「え、煙幕か…って、どうせ煙幕だけだろ。この隙に…っておわっ!?」

あやめs「「「ふっふっふっ、だいせいこうです!にんっ!」」」

P「なっ…あ、あやめが三人になった、だと…!?まさか、本当に忍術が…?」

あやめ「どうです、おどろきましたかPどの!」エッヘン

P「あ、あぁ…驚きだよ」

晶葉「あー、いや、P、あれはあれだ…私特製の、あやめ型ロボ一号と二号だよ。このあいだ、あやめに影分身がしたいからと頼まれて作ったんだ」

あやめ「あー!なんでばらしちゃうのですか、あきはちゃん!!」

晶葉「えっ?あ、いや、悪いつい」

P「なんだロボか…割とマジで驚いたじゃないか…だが、ふむ…あれだけ似てれば、今度のLIVEとかでも使えそうだな…」

晶葉「いや、しかしあれにはだな…」

P「なんだ?」

あやめ「ぶー!じゃあつぎは、にんぽうかとんのじゅつです!えいっ!」ピッ

晶葉「あやめの要望で、掌に火炎放射器が内蔵してあるんだ。あっ、これも言ったらダメだったか?まぁ、いいか」

P「はっ?ちょっ!それはマジで洒落に…!!」

シュボッ!

あやめ「にんっ!」

P「…ライター?」

晶葉「あれで最小出力だ。最大出力は本当に火炎放射器のソレだがね…普段は安全装置としてのリミッターをかけてあるんだ」

P「お前が本当の天才で助かった。だけどそもそも付けるなよ」

晶葉「いやいや、私はロボ作り関しては妥協したくないからな。要望有れば、是が非でもそれを実現してみせる」

P「さいで」

あやめ「むー!Pどの!あやめのにんじゅつをちゃんとみてください!いまPどのは、あやめとのにんじゃしゅぎょうのさいちゅうなのです!だからあやめからめをそらしちゃだめなのですー!」シュババババババ

P「よっ、ほっ、はっ、これ修行だったの?勝負じゃなかったのか?」

晶葉「心なしか、私への流れ弾が増えたような…あっ、あっ!ウサちゃんロボの耳が!耳が!!」

あやめ「こうなったら、あやめのとっておきのにんじゅつで、Pどのがあやめだけしかみられないようにしてあげます!!」

P「今度はなんだ?」

あやめ「にんぽう、ゆうわくのじゅつ!」バサッ

晶葉「ぶっ!!な、ななななな…///」

P「ほう、上下白か」

あやめ「あっ、ちょ、ちょっとしっぱいしちゃった…したぎが…」

P「大丈夫、全裸より下着姿の方がむしろ魅力的だから、ある意味成功だよ」

あやめ「そ、そうでしょうか?では…にんっ!」

P「下着姿で笑顔の仁王立ちかぁ…羞恥心ゼロだな」

あやめ「つづいてにんぽう、かげぬいのじゅつ!」ピッ

P「影縫い…?うおっ!?う、動けな…って、これあやめロボの羽交い絞めじゃねーか…すげぇ、柔らかい」

あやめ「うふふ、Pどのぉ…いつもはPどのになかされてばかりのあやめですけど…きょうはあやめが…あやめのほうがPどのをせめちゃいますよ…うふ、うふふふ///」ジュルリ

P「おぉう、めちゃくちゃ妖艶…」

晶葉「言っとる場合…うわっ!?あやめロボ!?」

あやめ「ふふっ、じゃましないでくださいね、あきはちゃん」ニコッ

晶葉「おぉい!お前、生みの親の私に刃向う気か!?」

あやめ「かくごはいいですかPどの?ここまできたら、しょうぶはあやめのかちですよね」ニッコリ

P「…あれ、これヤバいかも。余裕ぶっこいてたら、なんかあやめがまゆみたいな雰囲気に…あっ、ちょっ!またズボン!」

あやめ「ふふふふふふ、あとはこのぱんつをおろせば、ねんがんのPどのの…ふふっ♪///」ジュルリ

晶葉「さぁせぇるぅかぁぁぁぁ!ウサちゃんロボ、すまん!蹴るぞ!!」ゴッ

あやめ「へっ…?はうあ!?」

P「ナイスシュー、晶葉。おぉ、あやめが倒れたら拘束が解けた」

晶葉「なら早くズボンを上げろ…///」

P「まぁまぁ、その前に…まだ意識がるみたいだし、あやめ」スッ

あやめ「あぅ…ゆ、ゆだんしました…にんじゃにあるまじきしったいです…」

P「結果的に勝負は俺の勝ちだな。んじゃ…起きたら覚悟しておけよ、あやめ?いつも状¥に激しく、たっぷりこのお返しはしてやるからな?」ボソッ

あやめ「ふわっ…!い、いつもよりはげしぃ…は、はひ!あやめははいしゃれすから、Pどののごめいれいはなんでもうけいれましゅ!えへ、えへへ、ぁ…♪」

P「これやるの久々だな」

晶葉「もうさっきみたいなピンチに陥ったら、すぐその口で何とかしろ。一瞬で堕ちるだろうちのアイドル」

P「そのウサちゃんロボ、どうするんだ?ボロボロだし、もう廃棄か?」

晶葉「馬鹿言うな。ちょっと耳が取れてボディがへこんだだけで、中身に異常はないはずだ。外装を修理すれば直る」

P「ふーん。で、次はどんな髪型がいい?」

晶葉「もうそれは好きにしろ」

P「よし、じゃあツインテールにしよう」

晶葉「はいはい、ツインテールだな次は…えっ?」

ガチャ

次 >>110

美嘉

>>105
訂正
P「結果的に勝負は俺の勝ちだな。んじゃ…起きたら覚悟しておけよ、あやめ?いつも状¥に激しく、たっぷりこのお返しはしてやるからな?」ボソッ
P「結果的に勝負は俺の勝ちだな。んじゃ…起きたら覚悟しておけよ、あやめ?いつも以上に激しく、たっぷりこのお返しはしてやるからな?」ボソッ

城ヶ崎美嘉「おっはようございまーす★」

P「よう美嘉、お腹の子の調子はどうだ?」

美嘉「ふえっ…!?な、ば、馬鹿っ!あ、アタシのお腹にはあ、あああ赤ちゃんなんていないよ!そ、それはこのあいだ、ぷろでゅーさーがあたしに、あんなにおしえこんでくれたじゃん…///」ポッ

晶葉「おい何をした。貴様美嘉に何をした」

P「何って、至って普通の保健体育」

美嘉「あれが普通…///」プシュー

晶葉「あれってなんだ?あれってなんだ!?」

P「よし、ツイン完成!」

晶葉「えぇ…?ほ、本当に戻したのか?」

P「鏡見ればいいだろ」

晶葉「そ、それもそうだな…どれどれ?っ…!?」

P「じゃあ、美嘉の幼児化スタート」ピッ

美嘉「ふやっ!?」ビビビ

晶葉「おい!これツインはツインでもツインドリルじゃないか!!騙したな!?」

P「あっはっは」

美嘉「…」

P「ふと思ったんだが」

晶葉「なんだ?」

P「このハイライトさん不在時に、こっそり会議室にとか隠れたりしたらどうなるだろうか」

晶葉「いや、それは私に聞かれてもな…」

P「…よし、やるか」グイッ

晶葉「うおっ、ひ、引っ張るなよ」

P「急げ、美嘉が起きる」

晶葉「分かったから!」

ガチャ、パタン!

美嘉「ふえっ」パチッ

美嘉「ふえっ…ぷ、ぷろでゅーさー?ど、どこ…?」キョロキョロ

P「付けてよかった監視モニター」

晶葉「目の前にいたはずのPがいなくなって、あの美嘉が不安そうオロオロにしているな」

P「そそるよな」

晶葉「…」

P「そんな目で見るなよ」

美嘉「ど、どこいちゃったの…?ぷ、ぷろ、ぷろでゅーさー…?」ウルウル

晶葉「早くも涙目だぞカリスマギャル」

美嘉「か、かくれんぼでもしてるの…?」テクテク

P「ある意味正解だな。まぁ、会議室の鍵は閉めてるけど」

晶葉「おい」

美嘉「うー、やっぱりぷろでゅーさー、どこにもいない…ふえぇ、どこにいっちゃったのぉ…?」ウルウル

晶葉「もう開けてやれよ」

P「美嘉がマジ泣きしはじめたらな」

晶葉「本当に…」

P「ん?誰か来たな。これは…」

ガチャ

美嘉「ぷろっ!」パァ

城ヶ崎莉嘉「やっほー☆莉嘉だよ!もー、お姉ちゃんってば歩くのは早いよー!そんなに急いでP君に」

美嘉「りかああああぁぁぁぁ!!」ダキッ

莉嘉「うえぇ!?お、お姉ちゃん!?い、いきなり抱き着いてどうし…なんで大泣きしてるの!?この短時間に一体なにが!?」

美嘉「りかぁ!!ぷろでゅーしゃーがぁ…ぷろでゅーしゃーがぁぁ!!ふえええぇぇぇぇん!」

莉嘉「ぴ、P君?P君がどうしたのお姉ちゃん!?」

美嘉「きえちゃったよぉ!!みかのまえから、ぱって!ぱってきえちゃったんだよぉ!」ビエーン

莉嘉「消えちゃったって…どうせどっかに隠れてるだけでしょ?いつもみたいにお姉ちゃんをからかってさ」

美嘉「さがしたけどいないのぉぉぉぉ!!りかぁ!どうしょうりかぁ!!みかがぷろでゅーしゃーをけしちゃったのかな!?」ビエーン

莉嘉「いやいや、そんなワケ…ね、ねぇ、どうしたのお姉ちゃん?なんか様子が変だよ?」

美嘉「ふえええぇぇぇぇん!ぷろでゅーしゃーをけしちゃったよぉ!いやだよぉ!!」ビエーン

莉嘉「えぇぇ…お、お姉ちゃんが壊れた…」ガーン

美嘉「ぷろでゅーしゃあああぁぁぁ!!」ビエーン

莉嘉「あぁもう!と、とにかく泣き止んでお姉ちゃん!アタシ、お姉ちゃんのそんな姿みたくないよ!」

美嘉「ひぐっ…!」ピタッ

莉嘉「…お、お姉ちゃん?」

莉嘉「ふええええぇぇぇぇん!!」

莉嘉「えぇぇ…ほ、ホントにどうしたら…P君っ…は、いないし…え、えっと、アタシが悲しいとき、お姉ちゃんはいつもこうやって…」ギュッ

美嘉「ふえっ…」

莉嘉「よ、よーしよし…大丈夫だよ☆お姉ちゃんには莉嘉がついてるから…ほら、落ち着いて」ナデナデ

美嘉「えぐっ…ひぐっ…ぅ…」

莉嘉「大丈夫だいじょーぶ☆怖くないよー…お姉ちゃんはエスパーでもないし、のあさんでもこずえちゃんでもないから大丈夫だよ。それにP君は絶対に、お姉ちゃんや莉嘉達を残して消えたりしないから」ポンポン

美嘉「うぅ…ほ、ホントに?みか、ぷろでゅーさーのこと、けいしてない…?」ウルウル

莉嘉「うん☆アタシ、お姉ちゃんに嘘つかないよ!だから落ち着いたら、もう一回P君を莉嘉と探してみよ?ねっ?」

美嘉「…うん!」パァ

莉嘉「よしよし…よ、良かった…取りあえず泣き止んでくれた…うぅ、いつものカッコよくて凄いお姉ちゃんはどこに…まぁ、最近はときどきキモチワルクもなるけど…あれ?」ナデナデ

美嘉「…おねえちゃん」クイクイ

莉嘉「ん?どうしたの、お姉ちゃん」

美嘉「りかおねえちゃん」ニパッ

莉嘉「へっ?」

美嘉「りかおねえちゃーん!」ガバッ

莉嘉「えっ、ちょっ、こ、今度はなにお姉ちゃん!?お姉ちゃんはお姉ちゃんでしょ!?」

美嘉「えへへ、りかおねえちゃーん♪」スリスリ

莉嘉「だ、だから、お姉ちゃんはお姉ちゃんの方で、莉嘉は妹で、だからお姉ちゃんは莉嘉で…あれお姉ちゃんはお姉ちゃんだよね?ふえぇ、も、もうワケ分かんないよー!正気に戻ってお姉ちゃん!」

美嘉「りかおねえちゃんやわらかい…ふひひ★」ジュルリ

莉嘉「ってか助けてP君!これアタシ襲われるっ!!」ジタバタ

晶葉「流石にもう助けてやれよ。莉嘉が犯されるぞ」

P「美嘉!」ガチャ

美嘉「! ぷろでゅーさー!!」パァァァ

P「おう、よしよし。そしてお疲れ、莉嘉」

莉嘉「た、助かった…やっぱり隠れてたんだね、P君」ホッ

美嘉「えへへ、ぷろでゅーさーいたぁ…♪」スリスリ

莉嘉「って、そうだP君!今度はお姉ちゃんになにしたの!?滅茶苦茶キモチワルイよこのお姉ちゃん!!」

美嘉「!」ガーン

P「実の姉に面と向かって気持ち悪いって…よしよし」ナデナデ

美嘉「ふぇぇ…」

莉嘉「だってこのお姉ちゃん、子どもみたいに泣くし、妹のアタシの事をお姉ちゃんって呼んでくるし、最終的には襲ってくるし…あっ、まぁ、それは…うん」

晶葉「えー…」

莉嘉「とにかく!ちょーキモチワルイの!」

美嘉「!」ガガーン

P「うん、全部見てたから知ってる。おうおう、よしよし」ギュッ

美嘉「んっ…ふわっ…///」

莉嘉「もう!キモチワルイお姉ちゃんなのに、P君にギュッされて撫でられてズルいズルい!!P君!早くいつもの、カッコよくて優しいお姉ちゃんに戻して!」

P「ってか、俺のせいなのは確定なのか…まぁ、事実なんだけど」

莉嘉「でしょ!」

P「まぁ、楽しんだしいいか。はい」ピッ

美嘉「ぁ…」フラッ

莉嘉「お、お姉ちゃん!?」

P「寝てるだけだから大丈夫だ。起きたらいつもの、カリスマギャル城ヶ崎美嘉だよ」

莉嘉「そ、そっか…良かったぁ」

晶葉「色々とボロッボロだけどなカリスマギャル」

P「美しい姉妹愛を見た後は、気分がいいな」

晶葉「姉は毒吐かれまくりだったけどな」

P「それでも美嘉への憧れを崩さない莉嘉って凄いよな」

晶葉「カリスマギャルは伊達じゃないからな。欠点を補って余りあるんだろ」

P「あぁ、欠点があった方が可愛いもんな」

晶葉「まぁ…それはそうだな」

P「それはともかくとして…晶葉、ドリルって戻すの難しいな」

晶葉「大事に扱えよ」

ガチャ


>>135

南条光「ヒーロー南条光の登場!」バッ

P「おはよう、光。今日も決まってるな」

光「おう、おはようP!へへっ、ありがと!」

晶葉「次は光か…」

光「晶葉もおはよう!」

晶葉「はいはい、おはよう」

光「なぁ晶葉、それって愛海のマネか?結構似合ってるな!」

晶葉「成程、次はお団子ヘアーか」

P「こら光、バラしちゃダメだろ。サプライズ的に髪型作ってるんだから」

光「えっ?そ、そうだったのか…悪い晶葉!」

晶葉「物は言いようだな」

カチャ…

P「…さて、じゃあちゃっちゃと始めるか」ピッ

光「えっ…!?」ビビビ

晶葉「ふむ、確かにお団子だが…なぜPはシニョンなんて持っているんだ?」

光「…」

P「よし、会議室行くぞ」

晶葉「またか?」

P「ほら、急ぐぞ」グイグイ

晶葉「おいこら!お団子を引っ張るなぁ!!」

ガチャ、パタン!

「…ククク」

P「晶葉、監視カメラの映像をスクリーンに」

晶葉「えぇ?そこまでするのか?」

P「多分また、面白いのが見れるからな。やっぱり面白いものは、大きな画面で楽しまないと損だろ」

晶葉「はぁ…分かったよ」

ガチャ、パタン!

『…ククク、話は良く聞こえなかったけど、会議室に入ったってことはしばらくP達は出てこないわね』

『そして今、この部屋には光だけ…チャンス!』キラーン

光『…』

小関麗奈『アーッh…っと、危ない危ない。このまま気付かれない様に光に近づいて、このレイナサマお手製のスペシャルバズーカ(改)で奇襲して、一泡吹かせてやるんだから!ククク』コソコソ

晶葉「繋げたぞー、今スクリーンに…って、麗奈?いつの間に事務所に…」

光『…』

麗奈『なにアイツ…さっきからずっとボーッと突っ立て…隙だらけなのよッ!!』ジャキッ

光『!』

麗奈『ドカーンッ!』シーン

光『?』

麗奈『……ゲッ、また不発!?』

麗奈『ぐっ、そんな、ちゃんとPと改良したはずなのに…えぇい、奇襲は失敗したけど、まだイタズラは始まったばかりよ!さぁ、来るならどこからでもかかってきなさい光!』バッ

光『おぉ…!』

麗奈『…いや、なにしてんの?早くいつもみたいに、ウザったい口上の並べてかかってきなさいよ?』

光『か、かっこいい…!』キラキラ

麗奈『…はぁ?』

光『かっこいい!れいなかっこいい!』キラキラ

麗奈『はっ…?そりゃ、アタシがカッコいいのは当たり前の事だし、今さら気づいたのかってカンジだけど…いきなりなによ?』

光『わぁー、まんとだぁ…あっ、このじゅうでてきをこうげきするのか!?』キラキラ

麗奈『え、えぇ、これは特注の…って、アンタ知ってるわよね?これ衣装よ?』

光『あっ、でもでも!さっきのばずーかのほうがすごかった!なぁなぁ、もういっかいみせてくれよ!こう、かっこよくかまえるやつ!!』キラキラ

麗奈『いや、ホントになんなのよ今日のアンタ…嫌よ。なんでこのレイナサマが、アンタの為になんて…いや待って…フフン!やっぱりいいわよ!このレイナサマが特別に、もう一回だけ見せてあげようじゃないの!!よぉーく見ていなさいよ!!』

光『やった!』ワクワク

麗奈『よっと…フフン!どうよ、これで満足かしら?』ジャキッ

光『おぉ…!やっぱりかっこいいな!!あっ、なんかきめぜりふとかはないのか?』

麗奈『決め台詞…そうねぇ…アーッハッハッハッ!愚民ども!このレイナサマお手製のスペシャルバズーカ(改)の餌食になりたくなかったら、地べたに這いつくばってひれ伏しなさい!!』

光『おぉー…!』キラキラ

麗奈『フンッ、そして今度こそくらえぇ!さっきから隙だらけなのよ光ぅ!!』ジャキッ

光『えっ?』

麗奈『ドカーン!!』

バンッ!!

光『わっ!?』

パシャ!

麗奈『っし、成功!!アハハ!油断したわね光ぅ!アンタのその驚いた間抜け顔、バッチリカメラに』

光『すごい!!!』ガシッ

麗奈『うえぇ!?』

光『すごいすごい!こんなきれいなばずーかをてづくりできるなんて…れいなはすごいな!!』キャッキャッ

麗奈『えっ、いや、まぁ、レイナサマにかかればそんなの造作も…ってか写真…』

光『なぁなぁ、れいな!あたしもれいなみたいにすごくてかっこよくなりたいぞ!どうやったらそんなかっこよくなれるんだ!!』キラキラ

麗奈『いや、ホント今日のアンタなんなのよ…ここまでくるとキモいわよ…?いやまぁ、悪い気はしないけどさぁ…』

光『もったいぶらないでおしえてくれよ!れいな…れいなさま!』

麗奈『!』ピクッ

光『たのむよ、れいなさま!あたしを、あたしをれいなさまみたいにかっこよくぷろでゅーすしてほしいんだ!』

麗奈『…』ムムム

光『だ、だめなのか…?』

麗奈『!』ティン

光『うぅ…だめなのかぁ…』ウルウル

麗奈『晶葉にP、そして会議室…そしてこのキモイ光…ってことはつまり…それなら光がおかしくても合点がいくわ…フフン!いいわよ光!このレイナサマが直々に、アンタをスペシャルにプロデュースしてあげようじゃないの!!』バッ

光『! ほ、ほんとか!?』パァァ

麗奈『その代わり!!アタシのいう事は絶対遵守!光は今からアタシの下僕になるんだから、命令に背いたりしたら承知しないわよ!』

光『もちろんだ!れいなさま!!』ビシッ

麗奈『クフッ、ククク!アーッハッハッハッ!ゲホッゲホッ!』

晶葉「いいのか?麗奈の奴、あんなこと言ってるが…」

P「大丈夫大丈夫。アイツのセリフからして、俺らが会議室で見てるの気づいたみたいだしな。まぁ、でも一旦監視カメラは切るけどな」

晶葉「はっ?いいのか…?」

P「その方が楽しめると思うからな」

晶葉「本当に時々、Pの思考が分からなくなるよ…」

数分後

P「…来る」

晶葉「はぁ?」

バンッ!!

光(眠れる小悪魔)「にゅ、にゅ、にょわー!ら、らぶりーぱわーでめるへんちぇーんじ♪えっへへー、みんなのあいどる、なんじょうひかるちゃんなりよ~☆///」キャルーン

晶葉「ぶっ!!??」

光(眠れる小悪魔)「わ、わるーいぷろでゅーさーちゃんはいないかにゃ~?わるーいぷろでゅーさーちゃんがいたら、らぶりーひかるんがせいぎのまほうでこらしめて…た、たべちゃうぞー!が、がおー☆///」キャルルーン

麗奈「っ!っっ!!」プルプル

光(眠れる小悪魔)「ぅ…うっうー!でもでも、いいこのぷろでゅーさーちゃんはこ、このかわいいぼくを…た、たべちゃってもいいですよ!とくべつよっ、だーりん♪///」キャルルルーン

P「…」

光「…きゃ、きゃは☆///」☆ミ

P「グッジョブ麗奈」b

麗奈「アーッハッハッハッハッハッ!!ヒーッヒーッ!そ、それほどでも、フフフッ!あ、あるわよ!あー傑作っ!!今のアンタ最っっ高よ光!!アハハハハハ!!」b

光「ひかるはじぶんをまげないよ!!」

麗奈「何もかも曲げまくりの癖に何言ってんのよっ!アッハッハッハッ!!」パシャパシャ

晶葉「もうやめたげろよぉ!」

光「…」Zzz

麗奈「P、後でこの写真をあげるから、代わりにアタシに監視カメラの映像渡しなさいよね」

P「まぁ、いいだろう。麗奈のおかげで可愛い光も見れたしな」

晶葉「本当にもうやめてやれよ…」

麗奈「あー、ホント笑えたわ!じゃっ、アタシはそろそろ仕事に行ってくるわね」

P「おー、下にタクシー呼んであるからな」

麗奈「フフン、流石はP、準備がいいわね。アーッハッハッハッゲホッゲホッ」

P「最後の最後に締まらない奴だな…」

P「さて、次は誰が…」

ガチャ

ちひろ「うぅ…なんで私ったらあんな所で寝てたのかしら…」

P「あっ、ちひろさん。すみません、ほったらかしたままで」

ちひろ「えっ?い、いえ、私が勝手に倉庫に行ってただけですから…むしろ仕事をさぼる事になってこちらが申し訳ないですよ…そもそも私、なんで倉庫なんかに…?」

P「なんでって、俺が頼んだエナドリを取りに行ったんじゃないですか」

ちひろ「Pさんのエナドリを取りに…?え、えっと、そうでしたっけ…?」

P「そうですよ。俺、ちひろさんがあんなに頼むから10本分も買ったんですよ?」

ちひろ「えっ…私が…ぁ…あ…あっ…あー!」サーッ

P「どうしました?顔が真っ青になりましたよ?」

ちひろ「い、いやっ、そ、そんな、なんで私あんな…そ、それもPさんに…う、嘘よ、そんなはず…はっ!」バッ

P「ところで今のところ幾らぐらい貯まってるんです?…ちひろさんの結婚資金」ニコッ

ちひろ「もういやああああぁぁぁぁ!!!私会社辞めるううううぅぅぅぅ!!!///」ダダダダダッ

晶葉「わざとジワジワと追い込んだな」

P「何の事かサッパリだな」

ガチャ


次 >>169

アーニャ

アナスタシア「ドーブラエ ウートラ!おはよう、ございます」

P「おう、おはようアーニャ」

アナスタシア「あ、プロデューサー!んー…今、涙目のちひろとすれ違いましたが?」

P「体調不良で早退だってさ」

晶葉「いや、思いっきり辞めると言っていたけどな」

アナスタシア「晶葉もおはよう、です。んー、早退ですか…プロデューサーもヴェリジン…病気には、気を付けてくださいね?」

P「心配するな。俺は無駄に丈夫なのが取り柄だからな。なんせ成人して以来、風邪すら引いてないくらいだからな」

アナスタシア「それでも、です!プロデューサーが倒れたりしたら、みんなヴィスパコツィア…とても心配、しますから…」

P「あぁ…ありがとな、アーニャ。そこまで気にかけてくれて」

アナスタシア「いえ…ところで、プロデューサー」

P「どうした?」

アナスタシア「いつになったら、私と一緒に北海道へ行ってくれるのですか?」キリッ

P「幼児化スタート!」ピッ

アナスタシア「シトー!?」ビビビ

晶葉「無理やり会話をぶった切ったな」

P「当分出張の予定はない」

アナスタシア「…」

P「なぁ、アーニャみたいにショートヘアーにしていいか?」

晶葉「やめろ!!」

アナスタシア「んっ…し、しと…?」

P「プリヴェート、アーニャ」

アナスタシア「ぷろ、でゅーさー…?」

P「おう」

アナスタシア「…」

P「…」

アナスタシア「…」

P「…」

アナスタシア「…」クゥゥゥ

P「…お腹すいたのか?」

アナスタシア「…だ、だー///」

P「なるほど食欲が刺激されたのか…じゃあ、ちょっと早めのお昼にするか。アーニャ、何が食べたい?好きなモノ頼んでやるぞ」

アナスタシア「あー…ぷろ、でゅーさー?やー、わがまま、いってもいいですか…?」

P「精神幼児なのに礼儀正しいな…あまり高いのは無理だぞ?」

アナスタシア「もんだいない、です。やー、ぷろでゅーさーのてりょうりがたべたい、です!」

P「…はっ?いや俺、正直料理は…それに事務所だしなぁ…」

アナスタシア「やー、ぼるしちとにくじゃがたべたい、です!」

P「作るにしてもどっちかにしなさい」

アナスタシア「えー…」プクー

P「可愛い」

アナスタシア「…」プククー

P「…」

アナスタシア「!」クゥゥゥ

P「…」

アナスタシア「あぅ…ぷろごろだーつぃすや…お腹、ぺこぺこ…///」

P「ホント可愛いな」

P「だがしかし、いきなりそう言われても材料もなければ、給湯室では調理なんて無理だろ」

晶葉「それはカフェでも借りればいいだろ。Pが頼めば、厨房の使用許可も下りるだろう。厨房なら材料もあるだろうしな」

P「それは確かに…でもなぁ…」

晶葉「…しかしP」

P「なんだ?」

晶葉「いくらPといえども」

アナスタシア「…」ワクワクドキドキ

晶葉「あんな、かつてないほど期待に目を輝かせたアーニャの頼みを、断れるのか?」

アナスタシア「?」ワクワクドキドキ

P「ぐっ…」

アナスタシア「…ぷろでゅーさー?」キラキラ

P「…わ、分かったよ!作ってやるよ!だけど肉じゃがだけだぞ。俺、ボルシチなんて絶対作れねーよ」

アナスタシア「それならやーが、ぷろでゅーさーにぼるしちのつくりかた、うちぃつ…おしえて、あげます!とくいですからねっ!」エッヘン

P「えぇ…?」

アナスタシア「だいじょーぶ、です。いがいとかんたんですからっ!う゛ぃすとらう゛ぃすとら♪」グイグイ

アナスタシア「あなすたしあの、とぅりーみぬーとぅごとふか!」

P「…ごめん、ただでさえロシア語なのに、その上舌足らずな発音でさっきから全然理解できない」

アナスタシア「んー…ふくおんせい、つけますか?」

P「いや日本語で頼む」

アナスタシア「らーどぅな!」b

P「だから分かんねぇよ!」

アナスタシア「ふふふっ、きょうのぷろでゅーさー、おもしろいですね」クスクス

P「おい晶葉、扱いにくいぞこのアーニャ…これがロシア人の血なのか」

晶葉「いずれにしろ自業自得だよ」

アナスタシア「ではおなかもすきましたし、りょうりにうつりましょう。まずぷろでゅーさー?やーのえぷろんすがたについてのかんそうをどうぞ」

P「可愛いくてハラショー。今すぐにでもバラークして嫁に迎えたい。どうせ最初は野菜の皮剥いて切ればいいんだろ?それくらい俺でも分かる」

アナスタシア「やーもむいてもいいですよ?」

P「よし、じゃあ裸エプロンになれ。話はそれからだ」

アナスタシア「だー!」ヌギヌギ

晶葉「おい止めろアーニャここで脱ぐな馬鹿者!!」

アナスタシア「とめないでください、あきは!」ヌギヌギ

P「なぁ、なんでうちのカフェ、ビーツなんておいてるんだろうな?」

晶葉「なにをのんきに…っ!そんな事どうでもいいからアーニャを止めんか!!」

アナスタシア「やーがたのんだからです。ぼるしち、とりあつかってますよ?こんどいっしょにたべましょうか」プルン

晶葉「全部脱ぐなああああぁぁぁぁ!!」

P「こらっ、アーニャ!晶葉の言うとおりだぞ!」

晶葉「おぉ!そうだ言ってやれP!!と言うかそもそもは貴様のせいだけどな!!」

P「うむ、アーニャ…靴下だけは履きなさい」

アナスタシア「だー!」イソイソ

晶葉「おい誰かツッコミ代われ!!」

P「なんやかんやで、野菜は切り終わったぞ」

アナスタシア(靴下)「では、あらかじめあったつくりかけ…ではなく、よういしておいた、ひのとおったぎゅうにくがはいったなべをよういします」

P「それで?」

アナスタシア(靴下)「ここにきったぐざいと、とまとぴゅーれとぶいよんをいれます」

P「ほうほう」

晶葉「なぜ平然と料理を進行するのか…」

アナスタシア(靴下)「なにかう゛ぁぷろす…んー、もんだいが?」

晶葉「いや、むしろいくら幼児化したと言えども、その恰好には問題を感じないのかと…」

アナスタシア(靴下)「んー…すこしすずしい?かもですね。さむいのはなれてます」

晶葉「そうか…もういい私は知らん」

P「で、次は?」

アナスタシア(靴下)「あとは、ぐざいがやわらかくなるまでにて、しおこしょうであじをととのえたら、ざう゛ぃぇらしぇーにや!かんせい、です!」

P「なんだ意外と簡単…だが、今から煮るのか」

アナスタシア(靴下)「だー、にます」クゥゥゥゥ

P「…」

アナスタシア(靴下)「…」クゥゥゥゥ

P「…圧力鍋使うか」

アナスタシア(靴下)「だー///」

晶葉「恥じらうポイントが絶対に違うぞアーニャ」

数十分後

アナスタシア(靴下)「ぼるしち、かんせいです!」クゥゥゥゥ

P「よし、じゃあさっさと皿に盛ってテラスで食べるか。俺も作ってたら腹減ってきた」

アナスタシア(靴下)「ぼるしちのくわしいれしぴは、てきすと765ぺーじに」クゥゥゥゥ

P「ないから」

晶葉「そもそもテキストなんてものがない」

アナスタシア(靴下)「…ぷろでゅーさー、やー、おなかが…げんかいです…」クゥゥゥゥ

P「じゃあボケるなよ。早くもってけ」

晶葉「おい、まさかテラスにはその姿で行かせないよな?」

P「あー?流石に問題になるか…アーニャ、エプロンをつけなさい」

アナスタシア(靴下) 「らーどぅな!」イソイソ

晶葉「服も着せろ!」

アナスタシア「すぱしーば…ごちそうさま、です」

晶葉「早いな」

アナスタシア「ぷろでゅーさー…まいにちわたしに、ぼるしちをつくってください!」キリッ

P「…はぁ?」

アナスタシア「…ください!」キリッ

P「いや、聞こえてるけど…なんだ、そんなに俺の作ったボルシチは美味かったのか」

アナスタシア「だー!」

晶葉「そういう意味ではないような…」

アナスタシア「おーちんふくーすな!とても、おいしいです!」

P「そうかそうか。そこまで言うなら、作ってやらんこともないぞ?」

アナスタシア「!!」バッ

アナスタシア「ぷ、ぷろでゅーさー、それならこ、これにあふとーぐらふ!」

晶葉「ちょっ、それはっ!」

P「あふとー…なんだ?」

アナスタシア「さいん、です!」

P「おっけー」サラサラ

晶葉「おまっ!?」

アナスタシア「おぉー…おぉ!!こ、これでわたしたち、すぷるーぎぃです!!」

P「おう、スプルーギィだスプルーギィ。愛してるぞー」ナデナデ

アナスタシア「わたしも、です!にゅふっ、にゅふふふふっ、ぷろでゅーさーとばらーく…すぷるーぎぃ…///」ニヘラ

P「スイッチオフ!」ピッ

アナスタシア「ほわっ…!?」ビビビ

P「…」

アナスタシア「にゅふふ…///」Zzz

晶葉「…」ゴゴゴゴゴ

P「入手経路は和久井さんあたりか…まっ、判は押してないからセーフだな!」

晶葉「アウトだよ!!」

P「そんな怒鳴るなって。まぁ、念の為、アーニャ起きるまでこの婚姻届は俺が」ピラッ

フワッ

P「…あー、手が滑ったー、婚姻届が風に飛ばされるー(棒)」

晶葉「!?」

ブリッツェン「!」

P「そして偶然居合わせた、ブリッツェンの口へ入ってゆくー、たいへんだー(棒)」

ブリッツェン「!」ムシャムシャ

晶葉「…」

P「あー、ブリッツェンが食べてしまったー、いやー、まさかカフェテラスにブリッツェンがいるなんてー、偶然って怖いなー(棒)」

晶葉「おい…まさか、ここまで全て予定調和だったのか?」

P「ボルシチおかわり」

P「サワークリームいれると、また違った味わいになるな」

晶葉「…」

ガチャ

輝子「…フヒッ!?」ビクッ

P「おっ、起きたのか輝子」

輝子「え…あ…ぴ、P…えっと…あの…///」モジモジ

P「どうした?」

輝子「さ、さっきは…ご、ごめん…わ、私、なんであんな…め、迷惑、かけた…///」モジモジ

P「ん?あぁ、全然気にしてないよ。まぁ、いきなりでちょっとは困りもしたが…それでも、輝子の気持ちは素直に嬉しかったからな」ニコッ

輝子「あぅ…あ、あれはその、違くて…///」モジモジ

P「えっ…嘘だったのか?だったらショックだな…」

輝子「あっ、う、ううう嘘じゃない!う、嘘じゃないけど…その…あぅぅぅ///」プシュー

P「…結局どっちなんだ?輝子は俺が好きなのか、そうじゃないなのか」ズイッ

輝子「フヒッ!?///」ビクッ

P「俺は大好きだぞ。(プロデューサーとして)輝子の事、愛してるぞ」

輝子「!?///」ボフッ

P「…返事は?」

輝子「ふひっ…ふふふっ…も、もちろん、わたしもおなじきもちに、きまってる…ら、らいねんがたのしみ、だぜぇ…///」フラッ

晶葉「誰だサワークリームに砂糖をぶちこんだの」


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泰葉

岡崎泰葉「お昼は…えっ?」

アナスタシア「…」Zzz

輝子「ふひ…///」

ブリッツェン「…」ノソノソ

泰葉「えっ?」

P「おっ、泰葉もお昼か?」

泰葉「あっ、Pさん。はい、そうですけど…あの、これは?」

P「気にするな。ブリッツェン、頼む」

ブリッツェン「!」タッタッタッ

泰葉「はぁ…」

P「昼食べに来たんだろ?今なら俺が作ったボルシチがあるぞ」

泰葉「えっ、Pさんが作ったんですか?」

P「アーニャにせがまれてな。ほら」

泰葉「わぁ…じゃあ、折角ですから私もそれを」

P「よし、じゃあ取ってくるよ」

泰葉「いえ、それなら私が…はうっ!?」ビビビ

P「いやいやー…晶葉、頼むなー」

晶葉「あぁ…というか、もう私の髪弄らないのか?」

P「流石に食事中はな」

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