男「Zzz・・・」 蚊娘「ぷ、ぷ~ん、ぷ~ん」 (160)

男「んぅ・・・」モゾモゾ

蚊娘「ぷ~ん、ぷ~ん」

男「うぅ・・・」モゾモゾ

蚊娘「ぷ~ん♪ぷ~ん♪」

男「うるさい!!」ブンッ

バチーン

蚊娘「痛い!!」


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蚊娘「な、何でほっぺた叩くんですかー!?」ヒリヒリ

男「その音聞くと、反射的に手が出ちまったんだよ!」

男「なんでうるさくすんだよ!」

蚊娘「だって、男さんが私のことほっといて先に寝ちゃうから!」

男「今日はもう眠たいんだよ」

蚊娘「・・・ちょっとふざけただけなのに・・・」

男「・・・悪かったな、ぶっちまって・・・」

蚊娘「・・・ほっぺ痛い・・・」ウルウル

男「・・・わかったよ・・・」ボソッ

蚊娘「え?」

男「わかったって言ったんだよ、かまってほしいんだろ?」

蚊娘「は、はい!」

男「全く、犬じゃあるまいに・・・」

蚊娘「むぅ、犬なんかと一緒にしないでください!」

男「そんで、何すりゃいいんだよ」

蚊娘「えっと~、その~」エヘヘ

男(嫌な予感がする・・・)

蚊娘「実はその~、お腹が減っちゃって♪」テヘッ

男「カップ麺あるから、ソレ食え」

蚊娘「いやぁ、カップ麺も捨てがたいですが・・・」

男「・・・」

蚊娘「男さんの血を頂けないかなあ~と」テヘッ

男「却下、寝る」

蚊娘「あ、ダメですよ!」

蚊娘「何でもするって言ったじゃないですか!」

男「そんなこと言ってないんだけど・・・」

蚊娘「私にはそう聞こえました!」

男「んな、滅茶苦茶な・・・」

蚊娘「さあ、観念してあなたの生き血を私に捧げなさい!」

男「血を吸うのは、一日一回って決めただろう?」

蚊娘「確かに夕飯後に男さんの血を吸いました・・・が!」

男「が?」

蚊娘「もっとほしいです」

男「欲望に正直な奴め」

蚊娘「・・・私のことぶったくせに・・・」ボソッ

男「くっ、わかったよ・・・」

蚊娘「え」

男「ほら、吸えよ」

蚊娘「本当に良いんですか!?」パアァ

男「何度も言わせるな、俺の気が変わらんうちに吸え」

蚊娘「男さん大好き//」ダキッ

男「ええい、吸うなら早くしろ!」

ちょっとお花を摘みにトイレ行ってきます

完全に寝てしまっていた・・・

寝る前にちょこっと投下して今日は終わり

蚊娘「じゃ、じゃあ、吸いますね//」

男「お、おう」

蚊娘「首でいいですか?」

男「いつもは腕だろうが」

蚊娘「むぅ、ぶったのに・・・」

男「わかったよ!」

蚊娘「えへへ//」

蚊娘「・・・じゃあ、抱きしめてください」

男「は?」

蚊娘「男さんに抱きしめられながら・・・吸いたいです・・・」

男「・・・」

蚊娘「・・・ダメ、ですか?」ウルウル

男「・・・ほれ・・・」ギュウゥ

蚊娘「あっ♡」

男「へ、変な声出すなよ・・・」

蚊娘「す、すみません//」

蚊娘「・・・いきますね」

男(・・・何か緊張するな・・・)

蚊娘「んっ♡」カプッ

男「」ゾクゾク

蚊娘「ん、んぅ♡」チュウチュウ

男(それにしても蚊娘って、結構胸あるな)

蚊娘「んぅ、んっ、んっ♡」チュウチュウ

男(あっ、ヤベっ・・・)ボッキーン

蚊娘「んくっ、ん、ぷはぁ//」

男「・・・もういいのか?」

蚊娘「はい、満足しました//」

男「じゃあ、かゆみ止め塗って寝ようかね」

蚊娘「えぇ、かゆみ止め塗るんですかぁ・・・」

男「仕方ないだろ、痒くて寝れなくなるんだから」

蚊娘「ぶぅ~」プクー

男「あっ、そういえば夕食後に使って無くなったんだ・・・」

蚊娘「じゃあ、私のツバつけときましょうか」

男「それのせいで痒いんだよ」

蚊娘「あれ?」

男「な、何だよ・・・」

蚊娘「どうして、腰引いてるんですかぁ~」ニヤニヤ

男「」ギクッ

蚊娘「もしかして~、勃っちゃいましたか//」ニヤニヤ

男「そ、そんなわけないだろう!」

蚊娘「えいっ!」

ニギッ

男「う//」

蚊娘「何ですかな~、これは//」ニヤニヤ

男「くっ、知らん、もう寝る!!」バッ

蚊娘「むぅ、つれないなぁ」

蚊娘(それにしても、お、大きかった//)ドキドキ

もう睡魔に勝てない・・・
お休みなさい

次回は、明日投下します

ちょっと投下

~in ベッド~

男「それにしてもあれだな」

蚊娘「はい?」

男「お前の吸血の方法って、歯を立てて吸うなんて吸血鬼みたいだな」

蚊娘「吸血鬼なんかと一緒にしないでください!」

男「お、おう」

蚊娘「私は、蚊であることにプライドを持ってるんですから!」フンス

男(蚊のプライドって何だよ・・・)

男「んぅ・・・寝付けんな・・・」ポリポリ

蚊娘「Zzz、Zzz」スヤァ

男「先に寝ちまいやがって・・・」

男「・・・さっきは、ぶっちまってごめんな・・・」

蚊娘「Zzz、Zzz」スヤスヤ

男「・・・寝よ・・・」

蚊娘(・・・本当は起きてるんですけどね・・・)

蚊娘(さっき男さんに抱きしめられたせいで、ドキドキして寝られませんから//)

この話の蚊娘は、見た目はほとんど人間と変わらないです。背中に収納可能な羽が生えてることを除けば

チュンチュン

男「・・・もう、朝か・・・」

蚊娘「・・・男さ~ん、ムニャムニャ・・・」

男「おい、起きろ」ユサユサ

蚊娘「あん♡ダメですよ~そんなところ触っちゃ~、ムニャムニャ」

男「おい、いつまで寝る気だ」ユサユサ

蚊娘「男さんのいっぱい出てますよ~ムフフ~」ムニャムニャ

男「・・・どんな夢見てんだよ・・・」


男「・・・」鼻つまみ

蚊娘「ふが、おどごさ~ん」ムニャムニャ

男「これでも起きないな」

蚊娘「Zzz」スヤァ

男「今起きたら、血吸わせてあげるんだけどなあ」

蚊娘「男さんの血!?」ガバッ

男「そんなに吸いたいのか・・・」

蚊娘「あ、おはようございます、男さん!」

男「ああ、おはy」

蚊娘「さっそくですけど、吸っていいですか!?」

男「いいけど今吸ったら夕飯の後はなしだからな」

蚊娘「えぇ~」ブーブー

男「えぇ~、じゃない。一日一回の約束だろうが」

蚊娘「でも昨日h」

男「昨日は特別だっての」

蚊娘「減るもんじゃないのに、男さんのケチ!」

男「ほう文句があるなら一週間、俺の血は抜きにs」

蚊娘「ごめんなさい!」

男「朝飯つくるから、おとなしくしとけよ」

蚊娘「はーい」

男料理中

蚊娘「さて、私はベッドに残った男さんの匂いを堪能しますか」ジュルリ

蚊娘「」ボフッ

蚊娘「ん~、男さんのにおい//」モゾモゾ

蚊娘「しあわせだ~//」ムフフ

男「お~い、朝飯出来たぞ」

蚊娘「・・・おとこさ~ん・・・むにゃむにゃ」スピー

男「また寝てるし・・・」

男「まあ朝飯置いとけば勝手に食うだろ」

~1時間後~

蚊娘「Zzz」

蚊娘「Zzz・・・ハッ!」

蚊娘「・・・うっかり寝てしまいました・・・」

蚊娘「男さん?」

蚊娘「・・・男さん、もう大学行っちゃった・・・」

蚊娘「行ってらっしゃいのチュー・・・今日もできなかった・・・」ズーン

蚊娘「・・・」グゥー

蚊娘「朝ごはん食べよ・・・」

今日の投下はここまでです

次回はいつになるか未定

投下します

~お昼~

蚊娘「う~ん、暇だ~」ゴロゴロ

蚊娘「・・・男さん居ないとつまらない・・・」

蚊娘「・・・」グゥー

蚊娘「カップ麺食べよ」

蚊娘「ポットちゃん、今日もお湯お願いしますね~」ナデナデ

蚊娘「ポチっとな」

ぎゅるるるるる

蚊娘「あれ?」ポチッ

ぎゅるるるるう

蚊娘「・・・で、出ない・・・」

蚊娘「お湯がもうないのかな・・・でもお湯の作り方分かんない・・・」

蚊娘「・・・おなか減った・・・」ギュルルルル

蚊娘「暇なのとお腹空き過ぎで死にそうです・・・」グー

蚊娘「男さ~ん!早く帰ってきて~!」

蚊娘「そしていっぱい血を吸わせて~!!」

~大学~

男「」ビクッ

女「ど、どうしたの?」

男「なんか寒気が・・・」

女「風邪?」

男「いや、なんでもないと思う」

女「ふ~ん、ならいいけど・・・」

男(どっかの吸血虫が俺の血を欲しているんだろうか・・・)

女「ところでさー、今日こそ男君の家に行っていい?」

男「ごめん、今日も無理」

女「いつになったら家にあげてくれるのよ!」

男「いつになったらって、俺ら知り合ったの三日前だよ?」

女「こっちは小学生の時から男君のこと知ってたわよ!」

男「え、どういうこと?」

女「ええっと・・・なんでもないから今の忘れて!」

男「お、おう(小学生の時からって、あんな子同級生にいたっけ?)」

女「じゃ、私、授業あるから行くね!」

男「うん、それじゃ」

女「あ! 今度ね、陸上の大会に出るんだけど、男君見に来てくれる?」

男「え」

女「来週の土曜日だから見に来てね~」タッタッタ

男「返事聞かずに行っちゃった・・・」

女(ったく、なんでこうも上手くいかないのかしら・・・)タッタッタ

女(せっかく勇気出して声かけたのに、三日も進展がないなんて・・・)タッタッタ

女(それに何か嫌な予感するのよねぇ)タッタッタ

女(男君に変な虫ついてなきゃいいけど・・・)タッタッタ

~夕方~

男「ただいま」

蚊娘「」

男「ど、どうしたんだ!?」

蚊娘「・・・も、もうダメ・・・」

男「しんどいのか!? 熱があるのか!?」

蚊娘「・・・いえ・・・」

男「じゃあいったい?」

グゥウウウウウウウ

男「・・・」

蚊娘「・・・おなか減った・・・」

男「カップ麺あっただろ」

蚊娘「・・・お湯がありませんでした」

男「待ってろ、すぐに飯つくってやる」

蚊娘「・・・そんなものより男さんの血が・・・」

男「それは夕飯の後な」

蚊娘「・・・むぅ・・・」

男「ほら出来たぞ」

蚊娘「いただきます!」

男「何だ元気じゃないか、心配して損したわ」

蚊娘「男さんの作るご飯おいしいです!」モグモグ

男「そりゃどうも」

蚊娘「・・・」ジー

男「どうした? 何か嫌いなもんでも入ってたか?」

蚊娘「・・・いえ、そうではなくて・・・」ジー

男(また血か?)

蚊娘「はい、あ~ん♡」

男「」

蚊娘「むぅ、こんなかわいい娘のあ~んを食べてくれないんですか?」

男「どこで知ったんだよ、そんなの」

蚊娘「テレビちゃんが教えてくれました」

蚊娘「ほら男さん、あ~ん♡」

男「は、恥ずかしいだろ//」

蚊娘「何言ってるんですか、私たちは夫婦ですよ!」

男「結婚した覚えないんだが」

蚊娘「大丈夫です。すぐに既成事実作りますから!」

男「・・・」

蚊娘「じょ、冗談ですよ!」アセアセ

蚊娘「そんなことより、口開けて、あ~ん♡」

男「・・・仕方ないな//」アーン

蚊娘「はい、どうぞ//」

男「」モグモグ

蚊娘「どうですか、おいしいですか?」

男「・・・ああ(ドキドキして味が良く分からん)」

蚊娘「えへへ//」

今回の投下はここまで

次回の投下は一週間以内にしたいと思います

男(ダメだ、顔が赤くなってきた・・・)

男(ビールでも飲んでごまかすか)

男「あれ、冷蔵庫の中のビール無くなってる・・・」

男「蚊娘、お前ビール飲んだのか?」

蚊娘「ビール?」

男「缶に入った飲み物」

蚊娘「缶? ああ、あれならちょっと飲んだけど、おいしくなかったので捨てちゃいました」

男「もったいねぇ・・・」

蚊娘「す、すみません、変な味だったんで腐ってると思って・・・」シュン

男「まあ、済んだことだし別に・・・ところでビール飲んで体のほうは大丈夫か?」

蚊娘「へ?」

男「いや、なんともないならいいけど・・・」

男「ふぅ、ごちそうさま」

蚊娘「ごちそうさまでした」

男「そんじゃ、片付けますか」

蚊娘(なんかからだが熱くなってきました・・・)ドキドキ

蚊娘(なんだろう頭がぼぅって・・・)

蚊娘「あ、あの、男さん!」

男「ん?」

蚊娘「・・・あのですね・・・」モジモジ

男「なんだよ、はっきりしろよ」

蚊娘「片付けの前に血を吸わせてくれませんか?」ハアハア

男「・・・ちょっとだけ我慢しろ」

蚊娘「もう我慢できません!!」ガバッ

男「うわ!?」

蚊娘 on 男 

蚊娘「うふふ、男さ~ん大好きですよ~」ニヘラ

男「お、おい冗談は・・・」

蚊娘「焦った表情の男さんもだ~い好き♡」

男(こいつ今頃になって酔いが回ってきたのか・・・)

男「落ちつけよ、な?」

蚊娘「男さ~ん♡」

男「ちょ、顔近い!」

蚊娘「うふ♡」ペロッ

男「!?」ゾクゾク

蚊娘「男さんの冷や汗、おいし~//」ペロペロ

男(このままじゃマズイ!)

蚊娘「それじゃあ、頂きますね~♡」カプッ

男「うっ(また首筋から・・・)」

蚊娘「んっ、ふぅ、んふふ♡」

男(イカン、イカン、これはイカン、理性が・・・)ボッキーン

蚊娘「うふ、やっぱりおとこひゃんのおいふぃ♡」チュウチュウ

男「蚊娘、頼むからやめてくれ、な?」

蚊娘「だめでふよ~、逃がしまふぇんよ♡」チュウチュウ

男「こうなったら力づくで!」

蚊娘「えへへ~、えいっ//」ギュッ

男「あふんっ(こいつズボンの上から握って・・・)」

蚊娘「おとこひゃんの弱点は知ってますよ~だ♡」

男「ちょっダメだって・・・」

蚊娘「何がダメなんでふか~」ニヘラ

男「・・・それ以上すると怒るぞ」

蚊娘「にゅふふ、おとこひゃんは優しいからこれくらいじゃおこらないも~ん♡」サスサス

男(やばいやばい!)

蚊娘「とどめでふよ~、さあ、わらひの手にしゅべてをゆだねてくだしゃ~い!」ゴソゴソ

男「ダメだ、パンツの中に手入れるな!」

蚊娘「もうおそいです~♡」





女「な、何やってるんですかー!!」




男「」

蚊娘「にゃ、なんなのでふか~!あなたは!」

今回はここまで

次回は今週中には投下する予定

寝る前に少しだけ投下します

酉まちがえた・・・

女「あんたこそ何やってんのよ!」

蚊娘「う~、邪魔しないでください! お邪魔虫さん!!」

女「お、お邪魔虫ですってー!?」

蚊娘「わらひとおとこしゃんの愛の巣に入ってくるお邪魔虫さんです!!」

女「あ、愛の巣!?」

蚊娘「いまから、おとこひゃんと子作りしようと思ってたのにぃー!!」

女「そんな勝手なこと許さないわよ!」

蚊娘「むぅ~」ギロリ

女「ぐぬぬ」ギロリ

男(どう収拾つけようか・・・)

蚊娘「だいたい、あにゃたには関係な、あれ・・・」フラリ

女「へ?」

男「お、おい」ガシッ

男「だ、大丈夫か?」

蚊娘「Zzz・・・Zzz・・・」スピー

男「もう寝てるし・・・」

女「何なのよ、この娘は・・・」

蚊娘「う~ん、男さ~ん//」スピー

女「・・・それで?」

男「・・・」

女「なんなのよこの娘は?」

男「え~っと、その~・・・」

蚊娘「あっ♡ 男さんきて~♡」スピー

女「ちょっと様子見に来たらこんなことになって・・・」ムカムカ

蚊娘「あんっ♡ 男さんのすごい、脈打ってる//」スピー

女「ちゃんと説明してもらうまで帰りませんから!!」イライラ

蚊娘「いいですよ~、中で出して~、むにゃ」スピー

女「くっ、この娘は!」ビキビキ

男(蚊娘、頼むから少しの間だけ黙ってて・・・)

男「っていうか、何で女は俺の家の場所を知ってんの?」

女「そ、そのことは別に良いの!」

男「いや、よくh」

女「話をそらさないでよ!」

男「ご、ごめんなさい・・・」

女「で、この女は誰?」ギロリ

男「い、妹です・・・」タラー

女「嘘だ!」

蚊娘「むにゃむにゃぁ・・・」スピー

男「う、うそじゃあないよ・・・」タラー

女「男君が小学生の時、妹なんていなかったじゃない!!」

男「」

女「私ちゃんと知ってるんだからね!」

男「気になってたんだけど、なんで俺の小学生の頃を知ってるの?」

女「そ、それは・・・」タラー

男「それは?」

女「・・・ずっと見てたから・・・」カアァ

男「え?」

女「同じ小学校には通ってなかったけど・・・男君のこと、毎日見てたもん!」カアァ

男「ぜ、全然気付かなかった・・・」

といったところで今回はおしまい

次回の投下は今週中にしたいです

投下します

女「それで、あの娘は誰なの?」

男「・・・ちょっとわけありで・・・」

女「同棲してるの?」

男「・・・はい・・・」

女「いつから?」

男「3日前から・・・」

女(3日前って言ったら、私が男君に初めて声かけた日じゃない・・・)

女(せっかく同じ大学に入れたのに、恥ずかしくて声かけられなかったせいでこんなことに・・・)

女「・・・」クッ

男「・・・女?」

女「あっ、ごめん・・・ちょっと考え事してた・・・」

女「男君はその・・・この娘と付き合ってるの?」

男「い、いや、付き合ってないよ」

女「じゃ、じゃあさ・・・」カアァ

男「ん?」

女「男君はその・・・この娘と・・・」カアァ

男「な、なんだよ?」

女「【ピー】とか【ピー】したりしたの!?」カオマッカッカ

男「ぶっ!?」

女「したんでしょ!?」マッカッカ

男「な、なんつーことを!」

女「だって男と女が一つ屋根の下でやることって、それしかないじゃない!!」マッカッカ

男「やってねーよ!」

女「え?」

男「この娘とは、なんもやってねーよ!」

女「ほ、本当に?」ジー

男「ちょ、直接的には・・・」ダラダラ

女「・・・どういう意味よ?」ジー

男「服の上から触られたりはした・・・大事なところを・・・」

女「ふ~ん・・・それだけ?」

男「はい・・・(血を吸われたなんて言えねぇ・・・)」

女(ということは、私にもまだチャンスはあるかも!)グッ

蚊娘「んふふ~、むにゃ」スピー

男「・・・あの~・・・」

女「あっ、私そろそろバイトの時間だ!」

男「え」

女「じゃあ、私もう帰るね」

男「納得してくれたの?」

女「納得はしてないけど・・・その女の子わけありなんでしょ?」

男「まあ、一応・・・」

女「何か理由があって同棲してるんだろうしね」

男「・・・」

女「それに私、男君のこと信用してるから!」

男「・・・女」

女「じゃあね!」


女「あっ、忘れてた」

男「何を?」

女(服の上からでいいよね・・・)

女「そりゃ!」ニギッ

男「あふん」

女「えいっえい!」ニギニギッ

男「ちょ、やめて!」

女「これであの娘と一緒よ!」ニギニギッ

男「わかったから離して!」

女「ダ・メ、これはイチャイチャを見せつけた罰でもあるんだから!」ニギニギッ

男「もう限界だから・・・」

女「仕方ない、これで許してあげるか・・・」

男「はあはあ・・・」

女「じゃ、もう行くね、バイバイ!」

ガチャ バタン

男「行ったか・・・嵐みたいだった・・・」

男「・・・」ボッキーン

男「蚊娘が寝てる間にトイレで処理するか・・・」

蚊娘「むにゃあ・・・」スヤスヤ

女「ヤバい、顔の火照りが引かない・・・」タッタッタ

女「何か変なライバルが出現したけど・・・今日は少しだけ前進できたかな?」タッタッタ

女「男君といっぱいおしゃべりできたし・・・家まであがっちゃった・・・」タッタッタ

女「そ、それにあんなところ触っちゃって//」カオマッカッカ

女「ま、まだ感触残ってる//」カオマッカッカ

女「・・・」

女「絶対にあんな女に負けないんだから! ファイト、私!!」

~翌日~

チュンチュンチュン

男「・・・寝みぃ・・・でも起きないと・・・」ムクッ

蚊娘「・・・んぅ、男さん~・・・」スヤスヤ

男「おい起きろ、蚊娘」ユサユサ

蚊娘「・・・んん・・・」スヤスヤ

男「起きたら俺の血あげるぞ」

蚊娘「・・・うぅ・・・いらな~い・・・」モゾモゾ

男「蚊娘?」

男「どうした、具合悪いのか?」

蚊娘「・・・頭、痛いです・・・」モゾモゾ

男「風邪かな?ちょっとデコ出してみろ」

蚊娘「うぅ・・・」

ピトッ

蚊娘「・・・わぁ、男さんの手~//」

男「熱はないな、どんな痛さだ?」

蚊娘「・・・ガンガンします~・・・」

男「もしかして二日酔いか?」

蚊娘「二日酔い? 男さんには毎日酔ってますよぉ//」

男「は、恥ずかしいこと言うな//」

蚊娘「ほんとのことだもん//」

男「まあ、二日酔いなら大丈夫かな」

蚊娘「・・・私、死んじゃうんですか?」ウルウル

男「二日酔いなんかで死なないって」

蚊娘「・・・ほんとに?」ウルウル

男「ああ」

蚊娘「・・・ほんとのほんと?」ウルウル

男「本当だって」

男「朝飯はつくってテーブルの上置いとくから、体が楽になったら食べてくれ」

蚊娘「えっ」

男「俺、もうちょっとしたら大学行くから」

蚊娘「・・・」ギュッ

男「お、おい服の裾つかむな!」

蚊娘「・・・一緒にいてくれませんか・・・男さん」ウルウル

男「うっ」タジタジ

蚊娘「・・・一人ぼっち嫌です・・・」グスッ

男「わ、わかったから泣くなって、な?」ナデナデ

蚊娘「・・・おどごさ~ん//」ダキッ

男「今日は一緒にいてやるからな」ナデナデ

蚊娘「・・・ありがとうございます//」ギュウウ

男「うん、ということでそろそろ解放してくれるか・・・」

蚊娘「あと5分だけ~、男さ~ん//」スリスリ

~大学~

女「・・・男君、来ないなあ・・・」ハァ

女「もしかしてなんかあったのかな・・・」

女「・・・今日も家に行ってみるかなあ・・・」

女「でも、毎日押しかけるのも迷惑よね」ウーン

女「・・・とりあえず、携帯に電話してみるか・・・」

プルルルルルルルルルルル ガチャ

男『もしもし?』

女『あっ、男君? 私、女だけど・・・』

男『どうしたんだ?』

女『それはこっちのセリフなんだけど・・・何かあったの?』

男『ああ、今日はちょっと急用ができて大学休むことになったから』

女『あの娘のこと?』

男『ち、違いますよっ!』

女『ふ~ん・・・まあ、いいけど・・・』

男『用が済んだなら切るけど』

女『・・・最後に一つだけ・・・』

男『な、何かな・・・』

女『男君は嘘つくのヘタだね』

男『うっ』

女『じゃあ、バイバイ』

男『あっ、ああ、またな』


ガチャ プープープー

女「・・・」

女「これはちょっとマズイかも・・・何とかしないと・・・」ウーン

女「・・・」ウーン

女「!」ピコーン

女「いいこと思いついちゃった!」フフフ

女「・・・まずは包丁が必要ね・・・それから・・・」ブツブツブツ

今回の投下はここまでです

次回はいつになるか未定です。おそらくは今週中には投下できると思います。

おつ!
女は幼馴染みなのかな?
それとも、大学で一目ぼれ?

>>104
女が男のことを好きになったのは、男が小学生の時で、それからずっと女は男のことを見続けています。

しかし大学まで同じ学校になったことはないので、男は大学に入るまで女のことを知りませんでした。

投下します

~男宅~

男(俺って、そんなに嘘つくの下手なのか・・・)

蚊娘「・・・今の電話、昨日の女の人ですか・・・」

男「えっ!? 昨日のこと覚えてるのか!?」アセッ

蚊娘「どうなんですか?」ジー

男(ここで本当のこと言ったら、機嫌悪くなりそう・・・)

男「大学の男友達だよ、ははっ・・・」

蚊娘「ふ~ん・・・」ジトー

男「・・・」タラー

蚊娘「まあいいですけどね、男さんが誰と話してても!」ツンッ

男「」ホッ

蚊娘「た・だ・し!!」

蚊娘「嘘ついた罰として、私が元気になったら血をいっぱいもらいますから♡」ニッコリ

男「」

~すっかり夕方~

男「どうだ体調の方は?」

蚊娘「だいぶ、楽になってきましたよ」

男「だといいが、あまり無茶はするなよ」

蚊娘「大丈夫ですよ、私には男さんがいますから」ニコッ

男「・・・じゃあ、夕飯作るけど何が食べたい?」

蚊娘「・・・え~っとですねぇ・・・」モジモジ

男「今日は何でもリクエストしていいぞ」

蚊娘「・・・男さん//」ボソッ

男「ん?」

蚊娘「男さんが食べたいです・・・性的な意味で//」モジモジ

男「しゃ~ね~な~」

蚊娘「えっ、食べていいんですか!?」

男「って、んなわけないだろ!」

蚊娘「・・・ですよねぇ・・・」ションボリ

トントントン、ジュウジュウ

男「飯できたぞー」コトッ

蚊娘「わぁ、おいしそう」ジュルリ

蚊娘「いただきます!」

男「いただきます」

男「どうだ味は?」

蚊娘「おいふぃです!」パクパク

男(こんだけ食欲があれば大丈夫かな)

蚊娘「男さんは料理上手だから、良いお嫁さんになれますね」ニコッ

男「ありがとう、あなた//」

蚊娘「・・・」

男「すまん、今のは忘れて・・・」


蚊娘「ふぃ~、ごちそうさまです!」

男「ごちそうさま」

蚊娘「食器運びますね」

男「お前は座ってろ」

蚊娘「お手伝いくらいできますよぅ」ムスッ

男「ダメだ、ここで無理して悪化したら今日一日の俺の介護が無駄になる!」

蚊娘「・・・わかりました・・・」ショボン

男「そのかわり元気になったらバリバリ働いてもらうからな!」

蚊娘「は、はい!」パアァ

男「ところでさ、今日はどうする?」

蚊娘「はい?」

男「血だよ、どこから吸いたいんだ?」

蚊娘「今日はお腹いっぱいだから、いらないかなあ」

男「あっ、そうか・・・いらないか・・・」

蚊娘「あれ、もしかしてがっかりしてます?」

男「し、してねえよ!」

蚊娘「むふふ、男さんもまんざらじゃなかったんですねぇ//」

男「違うからな、勘違いするな!」

蚊娘「大丈夫ですよ、明日からは、い~~~っぱい吸わせてもらいますから♡」ニコッ

男(それはむしろ大丈夫じゃないような・・・)

~ in ベッド~

男「電気消すぞ~」

蚊娘「はい! 私はいつでも準備おっけーです!」バッチコイ

男「・・・」パチン

蚊娘「な、何か言ってくださいよ~・・・」

男「寝ろ」

蚊娘「・・・はい・・・」

蚊娘「・・・」

男「・・・」

蚊娘「・・・男さん、起きてますか?」

男「ん」

蚊娘「今日は私のわがままに付き合って、ずっと一緒にいてくれてありがとうございました」

男「・・・気にすんな、俺が好きでやってることだから」

蚊娘「それでもです・・・ありがとう、男さん」

男「・・・どういたしまして」

蚊娘「ふふ」ニコッ

今日の投下はここまでです。

次回は、今週中の予定です。

投下します

チュンチュン、チュンチュンチュン

蚊娘「んぅ、もう朝ですか・・・」

蚊娘「・・・」ボー

蚊娘「ん~っ、んぅ~」ノビー

蚊娘「男さ~ん、朝ですよ~」ユサユサ

男「・・・あと五分・・・Zzz・・・」スヤァ

蚊娘「・・・」

蚊娘(男さん・・・昨日は、結局一日中傍にいてくれました・・・)

蚊娘(・・・あなたは、とても優しい人・・・)

蚊娘(・・・この人に出会えて・・・この人を好きになって・・・本当に良かった//)

蚊娘(男さん・・・これは私からのささやかなお礼です//)

蚊娘「ん~♡」

蚊娘(あとちょっとで、私と男さんのくちびるが・・・)

男「お前は何をやっとるんだ・・・」

蚊娘「あ、あれ、起きちゃいましたか?」アセアセ

男「顔近いんだけど・・・何?」

蚊娘「昨日の看病のお礼にアツいキッスをと思いまして//」テレテレ

男「やめなさい」

蚊娘「え~」プクー

男「ほっぺた膨らますな」ムニッ

蚊娘「ひょ、ひょんなこといっひゃって」モゴモゴ

男「・・・ぷっ」

蚊娘「にゃ、にゃんでわらうんでひゅか~!」プンスコ

男「すまん、面白い顔だったからつい」プクク

蚊娘「ひゃなひてくだひゃい~!」モゴモゴ

男「ふう、朝から笑ってすっかり目も冴えたわ」

蚊娘「・・・男さん・・・」

男「ん?」

蚊娘「男さんは・・・もしも私が・・・」

男「何だよ?」

蚊娘「・・・い、いえ、やっぱりいいです!」

男「おい! 言えよ!」

蚊娘「さっきほっぺた摘まんだからお返しです! ずっとモヤモヤしててください!」フンッ

男「くっ、気になる・・・」モヤモヤ

蚊娘「・・・」

蚊娘(・・・男さん、あなたは私が普通の人間の女の子なら・・・キスを受け入れてくれたのでしょうか・・・)

蚊娘(・・・答えは気になる・・・でも・・・)

蚊娘(・・・私が人間じゃないから、キスを拒否されたのだったら・・・)

蚊娘(・・・そう考えると、答えを聞けない・・・)

蚊娘(・・・今の関係が崩れてしまったらと思うと・・・)

蚊娘(・・・この人と一緒にいられる、それだけで幸せなはずなのに・・・)

蚊娘(・・・男さんからの愛をもらうことは・・・高望みなのでしょうか・・・)

男「おい、蚊娘?」

蚊娘「・・・」

男「おい、シャキッとしろ!」パンッ

蚊娘「ひゃあ!?」

蚊娘「な、何ですか、今のは!?」

男「猫だまし」

蚊娘「むぅ、私、ねこじゃないです!」プンスコ

男「お前が考え事とか似合わない真似してるから」

蚊娘「えっ?」

男「すごい険しい顔してたぞ、眉間にしわ寄せてこ~んな顔してた」グヌヌ

蚊娘「そ、そんな変な顔してませんよ~!」

男「それでいいよ、お前はさ」

蚊娘「へっ?」

男「お前は悩んだりしてるのが似合わないから、そうやって騒いでる方がお前らしいよ」

蚊娘「そ、それっていつも騒がしいってことですか・・・」

男「まあ、そういうことだな」

蚊娘「むむむぅ」グヌヌ

男「・・・もし、何か悩んでるんだったら、俺に相談しろよ」

蚊娘「えっ」

男「・・・お前が暗いとこっちまで調子狂うんだからな」

蚊娘「・・・男さん・・・」ウルウル

男「な、なんだよ・・・」

蚊娘「あっ、な、なんでもないです!」ゴシゴシ

蚊娘「じゃあ、ひとつお願いをしてもいいですか?」ニコッ

男「お、おう」

蚊娘「男さんの血が飲みたいです!」ニコッ

男「・・・」

蚊娘「飲みたいです!」ニコニコ

男「・・・はいはい、わかりましたよ・・・」

蚊娘「いいんですか!?」

男「ああ」

蚊娘「やったー!」バンザーイ

蚊娘(・・・これでいいんだ・・・)

蚊娘(今は、男さんと一緒に過ごす時間を大切にしよう)

蚊娘(せっかく神様に貰った2度目の命なんだから)

蚊娘(少しでも長く男さんと一緒にいられれば・・・それだけでいいんだ・・・)

今回の投下はここまでです。

次回は、土日中には投下したいと思います。お休みなさい

投下します

男「じゃあ、行ってくるから留守番頼むな」

蚊娘「はいっ、いってらっしゃい!」ニコッ

ガチャッ バタン

蚊娘「・・・行っちゃいました」

蚊娘「結局、男さんには何も言えなかったなあ・・・」

蚊娘「・・・はぁ・・・」

蚊娘「・・・いや、ため息なんかついちゃだめだ!」


『お前は悩んだりしてるのが似合わないから、そうやって騒いでる方がお前らしいよ』


蚊娘「男さんの言うとおりですね、いつまでもウジウジしてるのは私らしくありません!」

蚊娘「男さんに心配を掛けないためにもがんばらなくっちゃ!」

蚊娘「・・・とは言ったものの、男さんがいないとやることがない・・・」

蚊娘「・・・テレビでも見ますか・・・」

ピッ

ヤキニクヤイテモイエy

ピッ

シャキットハゴタエー

ピッ

蚊娘「・・・面白いのやってませんね・・・」

蚊娘「男さんが帰ってくるまで、またお昼寝かぁ~」ゴロゴロ

蚊娘「・・・いや、ダメです!」バッ

蚊娘「男さんがいない間に少しでも、お役に立たないと!」

蚊娘「何か私に出来ることを!」

蚊娘「・・・ていってもなぁ、お料理は出来ないし・・・お掃除でもするかなぁ」

蚊娘「よし、お掃除頑張りましょう!」

蚊娘「お掃除♪ お掃除♪ らんらんら~♪」

蚊娘「ふぅ、この家は物が少ないからすぐ終わっちゃいそうですねー」

蚊娘「むっ!?」

蚊娘「ベットの下にHな本がっ!」

蚊娘「って、これはもう見たやつでしたか・・・」ガッカリ

~数日前~

蚊娘「ひ~ま~で~す~」ゴロゴロ

蚊娘「あれっ、ベットの下に何かある」ゴソゴソ

蚊娘「何だろうこの本・・・」

蚊娘「ボッキン♡パラダイス?」

蚊娘「も、もしかして男さんのHな本でしょうか//」

ペラペラ

蚊娘「わあ、みなさん裸です//」

ペラペラ

蚊娘「ほほぅ、人間ってこんな風に交尾するんですか//」

ペラペラ

蚊娘「ふむふむ、勉強になります//」

ペラペラ

蚊娘「・・・」ジー

ペラペラ

蚊娘の性知識が30上がった!

ガチャッ バタン タダイマー

蚊娘「あっ、男さん帰ってきた!」

蚊娘「っと、本はちゃんと元の場所に戻さないと」ゴソゴソ

今回の投下はここまでです。

次回投下は今週中の予定です。

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