P「最近猫を飼い始めたんだ」(122)

響「写真とか見てみたいぞ!」

P「あー、それは無理だな。」

響「どんな猫なんだ?」

P「銀色の毛で髪の長い猫だ」

響「え・・・」

P「好きあらば部屋から出ようとするから困ってるんだよな」

響「う、うん放し飼いは良くないさー・・・」

P「嗚呼、家に帰るのが愉しみだ」

面妖な

え?!

貴音と千早と春香と響と伊織は変態プレイが似合うから困るしえん

たかねこ

またぷちます虐待スレか(絶望)

なんで虐待だと思ったの(金返せ)

ま、いいや♡

続きはよ

みくだと思って、モバって付けろよ
って書こうとしたけど違った

P「キャットフードを床にぶちまけて、俺はその隣で普通に飯を食うんだが、キャットフードに手を出さずに俺の飯をねだるんだよなあ」

響「それは良くないぞ。ペットは人間のご飯を食べちゃだめだ」

P「やっぱり響もそう思うよなぁあ」ゾクゾク

響「え・・・うん。」

なにこれおっきする系?

これは猫も望んで飼われてるのかどうかで違ってくるな

誰か続き書いて

>>14
お前以外にだれがいるんだ

>>14
お前がナンバーワンだ

自分で書いた文書は抜きにくいから誰かお願いします

響「うぅん……なんだか嫌な予感がするけど……あまり苛めないようにな」

P「モチのロンロン! ああ、早く会いたいなぁ。ああもう帰るか。帰るわ」

響「えっ!?」

P「そんじゃ響、お疲れさん!」バタン

響「お、お疲れ様……」

響(違うよね? 違うんだよね?!)

P「うーん、やっぱり好き嫌いがあるのかなー」

P「今朝のはマグロ缶だったから、今度は白身魚のテリーヌ買ってみたけど」

P「さてさて、元気にしてたかなー。ええと、鍵鍵」

(ガチャガチャ)

P「よっと。ただいまー」

(ギィッ)

「!!」

(ダダダッ!)

P「おぉっと!」グイッ

「っ!」ググッ

P「全く。逃げ出して迷子になったらどうするんだ?」


貴音「……」ブルブル

なんで貴音が出てくるんだ(天然)

ありがとうございます!
ありがとうございます!

内側からは鍵開けれないのか?

P「ほら、ちゃんと家にお入り」

貴音「嫌でございます……あなた様、目を覚ましてください……!」フルフル

P「……悪い子にはお仕置きしないとなぁ」グイィッ

貴音「あうっ!」

P「うーん……こうも逃げられるとなぁ。いっそ鎖で繋いでおくか」

貴音「っ!? す、すみません! ですから、そのようなことは……!」

P「分かってる分かってる! 貴音はいい子だもんなぁ」ナデナデスリスリ

貴音「う、うぅ……」ブルブル

ストックホルム症候群って何?(すっとぼけ)

http://i.imgur.com/UEEPH.jpg
しえ

貴音「あ、あなた様……」

P「ん?」

貴音「お願いです、どうか、衣服を……」ブルッ

P「そんなに長い毛があるのにか?」

貴音「いくら暖房があるとはいえ……冬場に何も着ないでいては、凍えてしまいます……」ブルブル

P「そうだなぁ。確かに最近、ペット用の服っていうのも流行ってるみたいだな」

貴音「お、お願いですから……」

P「よし、分かったよ」

貴音「!」

P「ほら、これで寒くないだろう?」

貴音「こ、これは、上着だけではないですか!」

P「? 何言ってるんだ、そりゃそうだろう」

貴音「え……」

P「お前、トイレとかどうするんだよ。猫が自分で脱いでできるはずないんだから」

貴音「そ、そんな!」

P「嫌ならこれも要らないか?」

貴音「?! い、いえ! う、上着だけで結構ですので……お願いします……」

P「うんうん、よしよし。貴音はいい子だなぁ!」

支援

(キリッキリッキリッ)

P「ほら貴音、餌だぞ!」カパッ

貴音「ま、また猫缶……」

P「マグロは嫌いだったか? 今度は白身魚にしてみた。ほら、お食べ?」

(コトッ)

貴音「……!」キッ

(ガシャァッ!)

P「あぁっ! テリーヌが!」

貴音「わたくしをどこまで愚弄するつもりなのですか! いい加減にしないと、いくらわたくしとて……!」

P「こらっ! 貴音っ!!」

(バシィッ!)

貴音「あぅっ!」ドサッ

P「……やっぱり、ペットにはきちんとしたしつけが必要みたいだな」

貴音「っ!?」ビクッ

しつけってガチな猫しつけと右手が捗るしつけとどっちがいいんですかね

朝のせつめいかいはゴミ箱に捨ててやったしえん

猫しつけがいいな

ガチ猫に体罰はいけませんよな?

猫のしつけってどんなもんなん?

実際の猫だと噛みついてくるし爪で思いっきり引っ掻かれるから大抵こっちが負ける
ギャーギャー言うのにそれ以上やるのは虐待だろ

P「貴音っ!!」

貴音「ひっ……!」ビクッ

P「……今日は餌抜きだ。そこの部屋に入ってろ」グイッ

貴音「えっ?! そ、そんな! あ、あなた様!」

(トサッ)

(バタンッ)

(ガチャッ)

貴音『あなた様ぁ! あなた様ぁ!!』ドンドン

P「考えてみたら俺、猫のしつけ分からんな……明日本でも買ってくるか」

貴音『あなた様ぁーーっ!!』ドンドンドンドンッ

ご近所さん何してはるんですか……そうか、正月だからみんな留守なんや!

寒い時って布団の中に入り込んでくるって聞きました!

―翌日―

P「ふむふむ……ほう、ご褒美と罰ね……体罰はお互いの関係を悪化させるので好ましくない、か……」

響「何読んでるんだ?」

P「おぉ。うちの猫が言うことを聞かなくてさ。どうしたらしつけられるかなと」

響「猫は基本的に反省をしないからなー。自分にとって良い悪いで判断させないとだめだぞ」

P「ふむふむ」

響「ご褒美はやっぱり餌が一番だな。何かイイコトした時に餌をやると格別だぞ」

P「ほうほう」

響「あと罰を与える時も、自分がやっていることがバレちゃダメなんだ。『悪いことをすると自然とこうなる』って覚えさせないと」

P「なるほどなぁ、ためになるよ」

響「……ところで、猫、なんだよね?」

P「おう! 銀髪が綺麗な猫だよ!」

響「そ、そう……」

良いよ良いよ

P「ふむ。そう考えると、昨日は些かやりすぎたかな……」

P「今日は少し甘やかしてやるか」

(ガチャッ)

P「ただいまー」

P「って、昨日部屋に閉じ込めたままだった」

(ガチャッ)

P「貴音ぇー?」

貴音「……あなた、様……」

P「ごめんな、ちょっと昨日はきつく叱りすぎたよ」

貴音「……」チラッ

P「ん? ……ああ、粗相しちゃったのか」

貴音「わたくし……わたくし、は……」ポロポロ

P「ごめんな……今日は思いっきり、甘えさせてやるからな」

P「ほら、おいで。洗ってやるから」テクテク

貴音「……」テクテク

しゃあああああってして怒ってるんだよぉって訴えかければ何となく通じる 気がする

(シャワワワワ)

P「お湯、熱くないかー?」

貴音「……平気、でございます」

P「せっかく綺麗な髪だからな。しっかり洗っておかないと」

(ワシャワシャ)

貴音「……こんな状態でなければ、どれだけ心地良いひと時だったか……」

P「ほら、他に痒いとこないか?」

貴音「……いえ」

P「流すぞー」

(シャワワワワワ)

貴音「…………」

ペットはかわいい(確信)

P「粗相しちゃったとこは掃除しといたからな」

貴音「……はい」グルグルキュー

P(やっぱり腹が減ってるか。ほぼ丸一日絶食だったからな)

貴音「……」

P(……!)


響『ご褒美はやっぱり餌が一番だな。何かイイコトした時に餌をやると格別だぞ』


P(なるほど)

P「貴音」

貴音「……なんでございましょう……?」

P「にゃーって鳴いてみ?」

貴音「え……?」

P「ほら、にゃーって」

貴音「……」

P「にゃー」

貴音「……にゃ、にゃあ」

P「もっと大きく!」

貴音「にゃあ……」

P「ほら、もう一回」

貴音「にゃー」

P「よしっ! 良くできました!」ナデナデ

貴音「あなた様……」

P「良くできたな。お腹減ってるだろ?」コトッ

貴音「これは……」

P「ちょっと奮発してさ、高い猫缶を買ってみたんだよ」

貴音「……」

貴音(このようなもの……でも、空腹がわたくしを……!)

(グゥゥゥゥウ)

支援

貴音「……」ハムッ

P「おっ、偉い! 一昨日は食器が無いって文句付けたのにな!」ナデナデ

貴音(こ、これは……空腹も手伝っているのでしょうが……)

P「どうだ、うまいか?」

貴音「……悔しいですが、美味、でございます……」

P「だろう、そうだろう? もっと食べたいか?」

貴音(こんな量では、到底……!)

貴音「……は、はい」

P「でも、今はやらん」

貴音「そんな! このままでは飢え死にしてしまいます!」

P「缶詰ばかり食べるのは贅沢だからな。あとはコレだ」

(ザザッ)

貴音「カリカリ、フード……」

P「缶詰が食べたいなら、いい子にすることだ。いい子にしてれば、ちゃんとあげるよ」

貴音「っ……」グゥゥゥ

貴音(足りない……とりあえず、何かを食べなければ……)

(カリッ)

貴音「う……」

P「美味しくないか? でも、ちゃんと食べなさい」

貴音「うぅ……」

はぁはぁ

はい

壊れているのは、世界か、Pか

支援

2つのSSなぜこうも違うのか

もの凄く興奮する

―翌日―

P「ただいま、貴音。いい子にしてたか?」

貴音「……何もすることがありません故、いい子にするも何も」

P「その割には……玄関周りに、色々とやった跡があるみたいだけど」チラッ

貴音「!」ビクッ

P「まぁ、猫は後から怒っても仕方ないって言うしなぁ。目を瞑るか」

貴音「……」ホッ

P「でも貴音。何でジャージのズボンを穿いてるんだ。それは俺のだろう?」

貴音「あ、あなた様がわたくしの衣類を処分してしまったからではないですか!」

P「こらっ! ダメだろう!」

貴音「ひっ!?」ビクゥッ

P「早く脱ぎなさい」

貴音「は、はい……」グスッ

遠隔支援

(トンッ)

P「ほら、餌だ」

貴音「……また、僅かな缶詰と、カリカリフード……」

P「文句言わないの。栄養バランスはちゃんと考えられてるんだから」

貴音「それは猫の話でしょう!?」

P「貴音は猫だろうに」

貴音「っ……」モグ…モグ…

P「うん、食べればいいんだ、食べれば」

P(しかし、勝手にジャージを穿くのはなぁ……天罰方式試してみるか)

―翌日―

P「じゃあ行ってくるぞー」

貴音「……行ってらっしゃいませ」

(バタン)

貴音「……やはり、上着だけでは落ち着きません」

貴音「下も、何かを穿かないと……」チラッ

貴音「昨日穿いていたジャージ……」スッ

(ビリリッ!)

貴音「っ!?」バッ

貴音「ふ、触れた瞬間、静電気のようなものが……?!」

(ソォッ)

(ビリリッ!)

貴音「っ! そ、そこまでするのですか、あなた様……!」

性的な描写がないのに勃起が収まらない

ミキミキは出てこないのか

貴音「……仕方ありません。今日も、どうにか脱出する方法を探すことといたしましょう……」

貴音「外からの施錠はどうにもなりませんね。こちらの窓は……」ソォッ

(ビリリッ!)

貴音「っ?! こ、こんなところまで!?」

貴音「まさか……」

(ビリリッ)

(ビリリッ)

(ビリリッ)

貴音「外に通じるところは、どこも……!」

貴音「……わたくしには、どうあがいても手はない、ということですか……」

貴音「……ぅ……どうして、こん、な……ひっく……ぐすっ……」

遠隔支援

遠隔操作の犯人も続きを見たがってます

P「たっだいまー」ガチャッ

貴音「……」

P「お、今日は穿いてないな。よしよし」

貴音「あなた様……」

P「ん?」

貴音「わたくしは、どうなってしまうのでしょうか……」

貴音「最初あなた様に閉じ込められた時は、不謹慎ながら、あなた様と二人きりでいられる状況に」

貴音「わたくしを選んでいただけたという事実に、喜びを覚えてもおりました」

貴音「ですが、このままでは、私は……」

P「いやそりゃあ飼い猫なんだから死ぬまで俺が責任をもって飼うけどさ」

貴音「わたくしは、猫などでは!!」

P「貴音!」

貴音「っ」ビクゥッ

P「貴音は猫だ。俺に飼われてる猫だ。そうだろう?」

貴音「っ……ぐすっ……ひっく……」

わいは猿や!プロゴルファー猿や!!

P「おいで、貴音」

貴音「……」テクテク

P(環境の変化っていうのは、やっぱり不安を覚えるものだからな)

P「よしよし。いい子だ」

貴音「あ、あなたっ……さまぁっ……」エグッ

P「そうだ、あっちのソファーに行こう」

貴音「……?」

(トサッ)

P「ほら、俺の膝の上に腹這いになれ」

貴音「こ、こうでございますか……?」

P「そうそう。頭は楽な向きにしていいぞ」

貴音「はい……」スッ

先手打っておくけど
助けにきた響をショットガンで撃ち殺すのはなしな^^

P「じゃーん、こんなものを買ってみた。櫛だよ」スゥッ

貴音「あ……」

P「毛繕いもまともにやってやれてなかったからなぁ。どうだ、気持ちいいか?」

(ススゥッ)

貴音「ん……」

貴音(こんなこと……でも……)

貴音「……心地良い、です。あなた様……」

P「よしよし。今日はしっかり毛繕いしてやるから」ナデナデ

貴音「あふ……」

P「やっぱり綺麗な髪をしてるなぁ、貴音は」

貴音「ありがとうございます……ふふっ」

―翌日―

P「ふんふんふ~ん♪」

響「プロデューサー、やけにゴキゲンだね」

P「いやなに、ようやくうちの猫も懐いてきたみたいでさ。まだちょっと距離取られてる気もするけど」

響「そ、そっか……そういえば、最近貴音を事務所で見ないけど、どうしてるんだ?」

P「うん? 元気にしてるぞ。変なこと聞くんだな」

響「そ、それならいいんだ、うん……」

響(えっ? 違うよね? え? え?)

P「それより聞いてくれよ! 昨日猫に毛繕いしてやったんだよ。すっかり忘れてて」

響「そ、そうなんだ!」

P「そしたらすごく喜んでくれてさ。結構餌の好き嫌いがあったんだけど、昨日はご機嫌で食べてたよ」

響「あはは、よかったな!」

響(良かった……貴音なら、そんなの喜びながら食べるわけないよね……)

sien

P「ただいまー」ガチャッ

貴音「……おかえりなさいませ、あなた様」

P「お、玄関で待っててくれたのか。お出迎えありがとうな、貴音」

貴音「そ、そのようなつもりでは……」

P(うーん、やっぱりまだ余所余所しいな)

P「さて、早速ご飯にするかな。すぐに出してやるからな」

貴音「……はい」


P「ほら、お食べ」コトッ

貴音「……いただきます」モグモグ

P「うん、カリカリも文句言わずに食うようになったな。偉い偉い」

貴音「そ、そのようなこと……」

P「よし、じゃあご褒美で缶詰をオマケしてやろう」カパッ

貴音「っ!」ピョコンッ

P「今日は特別なんだからな?」

貴音「も、勿論でございますっ!」

P「ご馳走様でした」パンッ

貴音「ご馳走さま、でした」

P「貴音」

貴音「……ご馳走様でした、にゃー」

P「よしよし」ナデナデ

貴音「ん……」

P「よし、今日も髪を洗ってやろう。ほら、お風呂においで」テクテク

貴音「は、はい」トテトテ


(シャワワワワワ)

P「ちゃんとお手入れしてやらないとな」

P「痒いところはありますか~?」ワシャワシャ

貴音「ん……特には……」

P「ならもう流すか」ピタッ

貴音「あっ……」

かわいい

遠隔支援

堕ちたか
それもまたよし

P「どうした?」

貴音「……も、もう少し、やっていただきたい、のですが」

P「貴音?」

貴音「……やってほしい、にゃあ」

P「よしよし」ワシャワシャ

貴音「ふぁ……」

P「洗ってもらうのって気持ちいいもんな」ワシャワシャ

貴音「はい……」

P「よし、流すぞ」

(シャワワワワワ)

貴音(暖かい……心地良く髪の泡が流れてゆく……)

貴音(……)

貴音(わたくしは……今、なんと……?)

『今夜は風が強く――』

(ガタッガタッ)

P「おぉ、今夜は荒れそうだな」

貴音「さようでございますね」

P「それじゃ、俺は寝るから。おやすみ」

貴音「おやすみなさいませ」

(バタンッガチャッ)

貴音「プロデューサーは個室。わたくしは、こちらの居間で……」

貴音「……寝ましょう」

(パチンッ)

貴音「……」

(ガタガタッ)

貴音「……っ……風が……」

貴音(あなた様……怖いです……)

すばらしい

最高だ。頑張ってくれ

(コンコン)

P「ん……貴音か? どうした……?」

貴音「……怖くて、眠れないのです」

P「……仕方ないな」

(ガチャッ)

P「ほら、入れ」

貴音「……失礼いたします」

P「でもこの部屋、見ての通り狭いから、一緒のベッドで寝てもらうことになるぞ」

貴音「わたくしは構いません。服もまともに着ていないのに、今更……」ボソリ

P「ん、ならいいんだけど。ほら、寝るぞ」

貴音「はい……」

(ゴソゴソ)

P「猫は飼い主の懐で寝るのが好きって言うけど」

貴音「……」

P「まぁいいさ。おやすみ、貴音」

そういえば半裸なのか…

いいよーいいよー

貴音「……あなた様」

P「くかー……ぐぅ……」

貴音「……もう寝てしまったようですね」

(チラッ)

貴音(すぐ横の箪笥の上には……この家の鍵)

貴音(傍には、携帯電話も)

貴音(これを奪って逃げれば……警察を呼べば……)

貴音(あるいは、そんなこともせずに)

(チラッ)

P「くかー……」

貴音(無防備なプロデューサーを、このまま……)

貴音「…………」


(スゥッ)

――――
―――
――

―翌朝―


(ジリリリリリッ)

(ジリリリリリッ)

(ジリリリリリッ)

(ジリリリリリッ)

(ジリリリリリッ)

(ジリッ…)



(カチッコチッカチッコチッ…)

(ムクリ)

P「んんっ……って、目覚まし止まってるし!」

P「って今日はオフじゃないか……慌てて損した」

P「……ん、たしか今日は、隣で貴音が寝てたはず……」チラッ

P「……貴音……?」



(バサッ)

貴音「すぅ……すぅ……」

P「下の方で丸まってるし」


P(でも、貴音……)

P「お前、逃げなかったのか」ナデナデ

貴音「ん……ふふ……すぅ……」

堕ちたか

自覚してるクズPだった

俺もちょっとねこ買ってくる

P「貴音、起きろ」ユサユサ

貴音「ふぁ……」

P「チャンスだったはずだ。どうして?」

貴音「……あにゃたさまぁ……?」

P「……いい子だなぁ、貴音は!」ギュゥッ

貴音「……うにゃー。やはり、わたくしにはあなた様が必要でした」

貴音「わたくしがあなた様の飼い猫でいる限り、あなた様を独占することが出来ます故……」

P「ああ、勿論だ……俺はお前の飼い主だよ、貴音」

貴音「はい……」スリスリ

P「? 何してるんだ?」

貴音「……猫はこうして、自らの匂いを付けるのです」

P「今更そんなことしなくても、貴音の匂いは沢山ついてるよ」

貴音「ふふ……」

貴音「しかし、一つだけお願いが」

P「ん?」

貴音「……流石に食事があれだけでは、いくらなんでも栄養失調その他で体調を崩してしまいます」

P「そうか、考えておこう」

貴音「はい。獣医にでもかからなければならないような事態になってしまっては、苦労するのはあなた様ですから」クスッ

P「ああ、そうだな……そうだ、これをやろう」ゴソゴソ

貴音「これは……新しい首輪?」

P「ああ、綺麗だろう? 貴音に似合うと思ってさ」

(チリンッ)

貴音「ありがとうございます……では、それを」

(シュルシュル)

貴音「……似合っていますか?」チリンッ

P「ああ、最高だよ、貴音……」

貴音「ふふ、ふふふ……」

P「はは、あはは……」

かわいい

P「もう、鍵も要らないな。ビリビリも」

貴音「よろしいのですか?」

P「うちの猫はしっかりしてるから、放し飼いにしても大丈夫かな、って思ってさ」

貴音「お気遣いは不要です。わたくしは、部屋で丸くなる猫でございますので」

P「そうか……おいで、貴音」ポンポン

貴音「……にゃん」トテテッ

P「ほら、膝が空いてるぞ」

貴音「はい……」

(スッ)

P「あらまぁ、気持ちよさそうに丸くなっちゃって」

貴音「んー……」ゴロゴロ

P「喉まで鳴らしちゃって」ナデナデ

貴音「うにゃあ……」

かわいいのに、かわいいのに……

「俺が責任もって、最後まで飼ってやるからな」

「勿論でございます」

「ずっと、ずっとな……」

「わたくしも、この世を去る時は、あなた様の膝の上で……」

「貴音」

「あなた様」

「……いい子だ」

(ナデナデ)

「ふふ……にゃあん……」

(ゴロゴロ)


――――
―――
――

―翌日―

響「プロデューサー、猫の調子はどうだ?」

P「おう、もう可愛いのなんの! 響にも見せてやりたいくらいだよ!」

響「そ、そんなに可愛いのかぁ……しゃ、写真とか見てみたいなぁ」

響(猫だ猫だうん猫だよプロデューサーが飼ってるのは猫猫)

P「写真は生憎ないんだよなぁ……でも昨日もさ、擦り寄ってきて匂いを付けてくるんだよ! ああもう可愛いなぁ!」

響「な、仲良くなれてよかった、ね……」

響(猫の匂いなんて全然しなくて貴音の匂いがするっていうのはジョークだよね? ジョークだよね!?)

P「……あっ、そうだ!」

響「っ!?」

P「今日仕事終わったら、うちに猫見に来るか?」

響「え?」

P「もう懐いてくれたし、飼い猫に引っかかれる無様な姿は見せずに済みそうだしな!」

響「あ、そうなんだ!」

響(なんだ……やっぱり、本当に猫だったんだね。もし貴音だったりしたら、見に来るかなんて聞くはずないし……)

響「自分、プロデューサーの猫見てみたいぞ!」

P「そっか、じゃあ決まりだな! うちの猫も、響に会いたがってたし!」

響「じゃあ仕事が終わったら事務所で待ち合わせね! 行ってきまーす!」

(ガチャッ)

響(……って、自分に会いたがってた? ははっ、プロデューサー流のジョークかな)

(バタンッ)


P「流石に、ずっと俺とだけじゃつまらないよな。たまには、ね」

P「……ふふっ、貴音……ふふふふ……」



おわり

次は響か……

響き編↓

家ネコってことはどんどんぶくぶくふとr

それでもかわいい

おっつ

変な乗っ取りですまんこ
右手を息子に添えて構えてた兄(c)達ごめんな

>>104
良かったから響はよ

やり方はともかく貴音は全霊で愛でるのが極上

さるが来るまでちょびっとだけ響

響「なーなー、プロデューサーの猫ってどんな子なんだ? 血統種? 雑種?」

P「うーん、一応血統種かなぁ。京都の方の」

響「京都の方の猫……? なんだろ」

P「お、着いた着いた」

響「ここがプロデューサーの部屋か!」

P「あんま大声出すなよー」ガチャガチャ

P「さ、どーぞ」

(ギィッ)

響「お邪魔しまーす!」


響「んー、全然猫の匂いがしないな」

P「そうか?」バタン

(ガチャッ)

響「へ?」

P「あ、あれあれ。あれがうちの猫だよ」

響「どれどれ?」

響編までやってるれるとはナイス

頼む…このいきりたったPを鎮めてくれ…

貴音「ふふ。こんばんは、にゃあ」

響「っ!? た、貴音!?」

P「おっ、うちの猫の名前知ってるのか」

響「あ、あは……どういう冗談さ、これ……」

貴音「冗談、などではありませんが……?」ハテ

響「……って、なにさ、その格好……!」

貴音「何かおかしいでしょうか?」

響「ふ、服! 服着てないじゃないか!」

P「そりゃあ猫だもの。服なんて着ないだろ」

貴音「にゃー、あなた様、ご飯を」

P「はいはい、分かってるよ」

響「っ!!」

(グルッダダダッ!)

(ガチャガチャガチャッ!)

響「あ、あれっ!? な、なんで開かないんだ!?」

ひぃっ

(スゥッ)

貴音「……響」ボソリ

響「ひぃっ……?!」ゾクゥッ

貴音「この家は、プロデューサーが持っている鍵が無いと、内側からも出られないのですよ」

響「や、やめ……!」

(グイィッ)

響「うあっ!?」

P「そうだ、響にはこれをやろう」

響「な、何するんだよっ! は、放してっ!」

(シュルシュル)

響「な、何巻いて――!?」

P「貴音のお古だ。その内、ちゃんと似合うやつを買ってやるからさ」

響「イヤ……イヤだよ……ぷ、プロデューサー、こんなバカなこと、やめ……」フルフル

P「安心しなって。ちゃんと懐いたら、放し飼いにしてやるからさ」

貴音「先に申し上げておきますが、プロデューサーの膝の上の優先権は、わたくしのものですよ」

ええな

(バッ!)

P「おわっ!?」

(ズルズル)

響「お、おかしいぞっ、こんなのっ……!」

貴音「……」

響「貴音だって、無理矢理こんなことさせられてるんだろ!? 二人いれば、プロデューサーから鍵を……」

貴音「確かに最初は、響、あなたと同じような気持ちでした」

響「最初、は……?」ズルッ…

貴音「今は、わたくし自身の意思で、プロデューサーに飼われているのです」

響「そん、な……」ヘナヘナ

P「……確かに、俺はおかしいのかもな」

響「! そ、そうd」

P「だったらなんだ?」ニコッ

響「っ?!」ゾクゾクゥッ!!

P「俺達は、幸せだよ。俺だけじゃなくて、貴音も、な」

P「……響」テク

響「い、いや……」フルフル

貴音「……響」テク

響「こ、来ないで……」

P「怯えることはないさ。最初の数日だけだ」

響「ぁ、あ……! だ、誰かぁ!!!」

P「叫んでも疲れるだけだぞ? プロミュージシャンもビックリの防音防振仕様だからな」

響「う、うそ……」

P「さ、おいで。響」

響「……ぁ……ぅ、うぁ……」


響「いやあぁあぁぁぁぁぁぁぁああああ!!!!!」



おわり

乙乙

このPは間違いなく死後プリニーになる




そのうちP動物園でもできそうな勢いだな

乙。

乙!!

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