妹「お兄ちゃんが帰ってきた」(648)

代行。

男「まずこのssにて注意していただきたいことが」

1、>>1はss初心者。「いくらなんでもこれはないわ」とか「キモ過ぎる」
とか思った人はブラウザの戻るを押してください。
2、メタ発言があります。ご容赦ください。
3、更新が遅くなります。

男「まあこんぐらいか。あとは…まぁキャラの設定としては>>1の知り合いなどが使われている。
  ちなみに主人公の設定はほとんど作者だ。」

男「次から口調かわる」

男「じゃぁ温かい目で見てやってください。はじまりはじまりー」

母「あらあらまあまあ」

兄「久しぶりー」

父「しばらく見ないうちに老けたなぁ」

兄「親父に言われたくねえよ」

父「なに、俺はまだまだ現役よ!」

兄「調子にのって腰やらかすなよ?」

兄「妹は?」

母「部屋かしら」

父「恥ずかしくて出てこれないんだろ。はっはっは」

母「ま、そんなとこね」

兄「ふーん……」

母「ほーらー、妹―、お兄ちゃん帰ってきたよー」

兄「いいっていいって、後で俺の方から行くから」

母「あら、そう?」

兄「ふいー……、やっぱりコタツは最高だねえ」

父「なんだ、そっちにはないのか」

兄「ダメ人間になりそうで」

母「私の息子に限ってなるわけないでしょ」

父「いいや分からんぞ。なんたって俺の息子だからな」

兄「どっちでもいいわ」

兄「よっこいしょっと」

母「妹のところ?」

兄「うん。温もりが名残惜しいけど」

父「行ってこい行ってこい。妹のやつ、お前が来るの待ってたから」

兄「おう」

母「首を長ーくしてね」

父「今頃ろくろ首だ」

兄「嘘つけ」

兄「妹―」

兄「……」

兄「ただいまー」

兄「……」

兄「お昼寝中か?」

妹『……起きてるよ』

兄「おお」

兄「いやぁ、雪が凄くてな。速度規制かかってたんだよ」

妹『……』

兄「そのせいで予定より遅く到着することになって……まったく。疲れた疲れた」

妹『……』

兄「何年生になったんだっけ?」

妹『五年生』

兄「もうそんなになったのか。早いなぁ……」

兄「じゃ、あっち戻ってるから、また後でな」

妹『あ……ちょっと待って』

兄「うん?」

妹「わたしも、行く」

兄「お、おう、そうか?」

妹「……おかえり、お兄ちゃん」

兄「ただいま。……?」

母「あら、出てきたの」

妹「うん」

父「やるじゃないか、兄」

兄「俺は何もやってないけど」

母「妹はお兄ちゃんに弱いものね」

妹「おかーさん」

母「はいはい、うふふ」

母「妹も来たことだし、そろそろ夕飯作ろうかしら」

兄「待ってましたっ」

母「腕によりをかけて、今日はご馳走よー」

父「いっぱいお酒飲むぞー!」

母「身体に障るからやめときなさい」

妹「……」

兄「……妹?」

妹「へ?」

兄「どした?」

妹「や、な、なんでもない」

父「久々にお前が来たから緊張してるんだろ」

兄「あぁ」

妹「……」

兄「妹も年頃だもんな」

父「おうおう。そろそろお父さん臭いって言われるんじゃないかとヒヤヒヤしてる」

兄「ま、いい匂いではないよな」

父「はっは、そりゃそうだ」

兄「……俺も臭いとか言われんのかな」

父「筋金入りのお兄ちゃんっ子だ。それはないだろ」

兄「そうなのか、妹?」

妹「お父さんは臭いと思う」

父「うわー、父さんショック」

兄「あんまりショック受けてる感じに見えないけど」

父「そうかい?」

兄「俺は?」

妹「え?」

兄「匂い」

妹「……嗅いでもいいの?」

父「ずるいぞ妹! 先に父さんが嗅ぐんだい!」

兄「やめろお前ら」

母「あら、母さんを忘れてないかしら?」

兄「!」

妹「!」

父「!?」

父「そっちの暮らしはどうよ」

兄「別に、普通だよ」

父「普通なわけないだろうがよ。そうだな……彼女はできたか?」

妹「……」

兄「うんにゃ、ぜーんぜん」

父「ほー。早いとこ初孫を抱いてみたいぜ」

兄「親父が死ぬ前にはな」

父「とのことだけど、妹、どうよ?」

妹「ど、どうよって……なに?」

父「まだ彼女いないらしいよ、あいつ」

妹「それが?」

父「チャンスだろ?」

妹「わたしには関係ない、もん」

父「強がっちゃって」

妹「お父さん臭い!」

父「!!」

兄「親父……」

十数分席を外します。

父「なあ……俺ホントに臭う? どう?」

兄「気にしてんのかよ」

父「そりゃあもう」

兄「妹、うちのお父さんはこの通り豆腐メンタルだから、程々にしといてやってくれ」

妹「う、うん」

母『妹―、ちょっと手伝ってー』

妹「? はーい」

父「いってらっさーい」

兄「あいつ、手伝えるのか」

父「花嫁修業してんだよ」

兄「ふうん」

父「お前んとこに嫁ぐって言ってたからな」

兄「嘘つけ」

父「マジマジ」

父「……で」

兄「?」

父「本当のところどうなの」

兄「何が?」

父「彼女だよ」

兄「いないって言ってるじゃん」

父「……はあー」

兄「何だよ」

兄「そもそも、朝から晩まで働いてると、出会いっていうものがないんだよ」

父「そうでもないだろ」

兄「そうでもあるんだよ」

父「あれか? 話題の草食系ってやつか?」

兄「知らん」

父「俺の若いころはなぁ……」

兄「聞いてねえよ」

兄「台所の方からいい匂いするな」

父「ご馳走ご馳走」

兄「お酒はほどほどにしとかないと本当に身体に障るぞ?」

父「分かってはいるんだけどねえ……」

兄「ま、タバコよりはマシだけど」

父「あれはどうもかなわん」

母「はい、出来たわよ」

兄「おお」

父「あらすごい」

妹「お母さん、これ誰の箸?」

母「それはお兄ちゃんのね」

妹「はい」

兄「ん。ありがと」

妹「……どういたしまして」

父「あー初々しい」

妹「はい。お父さんの」

父「サンキュ。……ちょ、怖い怖い。尖ってる方向けないでよ」

兄「あっはっは、親父嫌われてるのか」

父「ばっ、照れ隠しだよ! な?」

妹「……」

兄「違うってさ」

父「……はは……」

母「これで全部かしら?」

妹「うん」

父「母さん……酒……」

母「だーめ」

兄「ん……うん。やっぱり美味いわ」

妹「あっ、お兄ちゃん、いただきます言ってない」

兄「え? ……あ。す、すまん。一人暮らししてるとクセになってて」

妹「もー」

兄「いただきます」

母「妹が手伝ってくれたから、きっとすごく美味しいわよー」

兄「うん。三ツ星あげてもいいくらい美味いよ」

妹「そ、そう?」

父「どれどれ、俺も一口……」

母「いただきますは?」

父「いってきまーす」

妹「帰ってこないでねー」

父「ひっ、ひどい」

兄「いやしかし、こんだけ美味い料理作れるのかぁ。妹は将来いいお嫁さんになれるよ。うん」

妹「……っ」

母「あらあら真っ赤になっちゃって」

父「かーわーいーいー」

母「気色悪い」

父「ごめん」

妹「で、でもっ、わたしは野菜切ったり、食器並べたりしただけだから」

兄「気にしない気にしない」

妹「あう……」

父「……あーあ。暑い」

母「ええ」

兄「おかわり」

母「はいはい」

妹「そんなに食べて苦しくないの?」

兄「なんのなんの。お前こそ、もっと食べないと大きくなれないぞ?」

妹「……お兄ちゃんは……」

兄「うん?」

妹「や、なんでもないっ」

兄「……?」

母「そうだ、兄」

兄「ん?」

母「明日、外の雪かきお願いしてもいいかしら」

兄「うん。別にいいけど」

母「今日、雪ひどかったでしょ」

兄「そうそう。大雪だった」

父「わざわざご苦労さん」

兄「わざわざっていうか、来たくて来たんだけどな。妹にも会いたかったし」

妹「……げほっ、げほっ」

兄「だ、大丈夫か?」

妹「いっ、いきなりお兄ちゃんが変なこと言うから……!」

兄「いや、でも、本音だし」

妹「……あーもう」

母「あらあらうふふ」

妹「おかしくないよっ」

父「そういえば、もう普通に話すようになったんだな」

妹「え? ……あ」

母「やっと家族らしくなってきたわね」

兄「もともと家族だけどね」

妹「……最初は緊張しちゃってたから」

兄「今は?」

妹「慣れたよ」

兄「そっか」

父「良かった良かった」

妹「お母さん、おかわり」

母「あら、妹が? 珍しい」

妹「せっかくのご馳走なんだもん。いっぱい食べなくちゃ」

父「んじゃ、俺もおかわり貰おうかな」

兄「俺も」

母「はいはい、いっぱい食べてね」





兄「ふぅ」

父「たらふく食ったなあ」

妹「やっぱり、大勢で食べたほうが美味しいね」

兄「ん。そうだな。久々だよ」

妹「……お兄ちゃん。一人暮らし、寂しくない?」

兄「寂しいよ」

妹「お兄ちゃんでも?」

兄「うん」

妹「こっちには戻ってこないの?」

兄「こっちから会社行くには遠すぎるからな」

妹「……そっか。そうだよね」

兄「……帰ってきてほしい?」

妹「……うーん。分かんない」

父「どうしてもってなったら、いつでも迎えてやるぞ」

兄「はは、ありがたいな」

父「うちの娘もお前に恋焦がれてるんでね」

妹「……お父さん」

父「ごめんごめん」

母「もうお風呂はいれるわよ」

父「兄、一番風呂行ってこい」

兄「ん、いいの?」

父「おう」

兄「ん。それじゃ、頂こうかな」

妹「お兄ちゃん」

兄「ん」

妹「い、や、ごめん。なんでもない」

兄「? うん」

――

兄「あ゛あ゛―……しみるね」

兄「……もしかして、今のおっさんぽかったかな」

兄「親父の言うとおり、俺も老けたのかな、はは」

兄「……昔は、妹と一緒に入ってたっけ」

兄「あの頃はそこまで狭く感じなかったけど、今じゃもう」

兄「あいつも大きくなったしな。もう小学五年生だ」

兄「ついこの間まで赤ちゃんだと思ってたのに……」

兄「……」

兄「……ふぅ」

支援

妹『……お兄ちゃん?』

兄「ん」

妹『着替え、お風呂場に持ってくの忘れてたでしょ』

兄「……あー。うん」

妹『ここ置いとくね』

兄「ありがと」

妹『……お兄ちゃん』

兄「うん」

妹『……なんでもない。ゆっくり休んでね』

兄「……うん」

兄「なんか、妹に気を遣わせてしまった?」

兄「俺がそんな雰囲気醸してたか、妹がそういう判断をできるようになったか」

兄「……ま、いっか。お言葉に甘えてゆっくりさせてもらおう」

兄「はふぅ……」

妹『……』

兄(……そろそろ、上がるか)

兄「……」

兄「妹」

妹『!』

兄「俺、あがるんだけど」

妹『ご、ごめんっ!』

兄「……」

兄(何やってんだか)

兄「着替えって、鞄ごと持ってきたのか」

兄「まあ、そりゃあそうだよな」

兄「……」

兄「ここの風呂も、ずいぶんと小さく見えるようになった」

兄「なーんか寂しいなぁ。これはこれで」

兄「さっさと体拭こ」

兄「あがったよー」

母「あら、早いのね」

兄「そう? お陰様で疲れも取れたよ」

妹「つ、つぎっ、わたし入るね」

兄「ん、お、おう?」

母「?」

父「残り湯目当てだな」

母「あぁ」

兄「……」

兄「あ、ところでさ。俺ってどこで寝ればいいんだろ」

母「兄の部屋……もう客室になってるけど、そこ使う?」

父「それがダメなら妹の部屋だな」

兄「俺の部屋使うよ」

父「つまんね」

兄「つまんなくていいんだよ」

兄「布団敷いてくる」

母「あら、もう寝るの?」

兄「準備だけだよ」

母「そう」

父「……そうだ、兄」

兄「ん?」

父「風呂場に突入してこい」

兄「しねえよ」

父「しようよ! じゃないと父さんが行っちゃうよ!?」

母「あなた」

父「ごめん」

兄「……」

――

兄「よい、しょっと」

兄「この布団も、なんだか小さく感じるなぁ」

兄「懐かしい」

兄「……あ。そういえば、妹にお年玉やるの忘れてた」

兄「あいつが風呂あがったら渡すか」

兄「……催促しないだけ、いい子に育ったな。うんうん」

兄「ただいま」

父「おかえりんこ」

母「敷いてきたの?」

兄「うん」

兄「妹はまだ風呂?」

父「だな」

兄「そっか」

父「どした?」

兄「いや、お年玉渡そうと思って」

母「……いいの? 兄も生活苦しいのに」

兄「大丈夫大丈夫。心配するなって」

妹「あがったよー」

兄「お、それ、新しいパジャマ?」

妹「うん」

兄「可愛いな、似合ってるよ」

妹「……えへへ、ありがと」

母「つぎ、お父さんどうぞ」

父「ん。ありがとな」

兄「そだ。妹」

妹「なに?」

兄「後で俺の部屋……もう客室になってるみたいだけど、来てくれないか?」

妹「うん、いいけど。なんで?」

兄「ま、いいから」

妹「うん……?」

――

妹「あれ、布団が敷いてある」

兄「うん。ここで寝るから」

妹「そうなの」

兄「うん。……じゃ、本題だけど」

妹「?」

兄「……あけましておめでとう。言いそびれてた」

妹「あ、わたしも忘れてた」

兄「あははっ、お互い様だな」

妹「だねっ」

兄「という訳で。はい、お年玉」

妹「……え」

兄「ほらほらどうした。いらないのか?」

兄「……いいの?」

兄「うん。いいのいいの」

妹「でも」

兄「でも?」

妹「お兄ちゃん、大丈夫なの? その、色々と」

兄「子どもがお金の心配するもんじゃないぞ。ほら、貰っとけって」

妹「……うん。ありがと、お兄ちゃん」

妹「ねね」

兄「うん?」

妹「その……、あの、いっしょに遊ぼ」

兄「ん。いいぞー。何やろうか?」

妹「とりあえずわたしの部屋、いこ」

兄「おうっ」

――

兄「おお、綺麗」

妹「お兄ちゃんが来る前に片付けたから」

兄「なるほど、それで部屋にいたのか」

妹「恥ずかしかったからっていうのもあるけどね」

兄「はは。俺もちょっと緊張してた」

妹「そうなの?」

兄「うん」

妹「そっか……そっか」

兄「なにしよっか」

妹「うーん。……トランプ?」

兄「二人で?」

妹「うん……だめ?」

兄「い、いや。いいけど……。そうなると出来るゲームが限られてくるな」

妹「じゃあ、大富豪やろう」

兄「おうおう」

兄「……」

妹「……そっちに強いのかたまってない?」

兄「そうだな」

妹「むー……」

兄「ふふ」

兄(真剣な妹の顔)

兄「……」

妹「どしたの?」

兄「え? あ、いや、なんでもない」

兄「ふっふふ、あがりー!」

妹「もー、ずるいよ!」

兄「二人だからしゃあないしゃあない」

妹「もう一回!」

兄「受けて立つ!」

妹「……負けた方は、勝った方の言うことをなんでも聞くことね!」

兄「えっ、う、うん。いいだろう!」

兄「……」

妹「……ふふふ」

兄「今度はそっちに強いのかたまってないか」

妹「この勝負もらったね」

兄「ぐ、ぐぬぬ……。まだ勝敗は決まってないぞ」





兄「……八切りからあのコンボは卑怯だって」

妹「負けは負けだよー」

兄「ここで諦めるのは男らしくないしな、認めようじゃないか」

妹「さて」

兄「うん」

妹「なにお願いしよっかなー」

兄「実現できないのはダメだぞ?」

妹「もちろん」

妹「じゃ、じゃあ……」

妹「今晩、いっしょに寝て……くだ、さい」

兄「……え」

妹「あ、い、嫌だったら別にいいんだよ? わたしのわがままだから」

兄「いや、そんなのでいいのかなぁと」

妹「?」

兄「もっとさ、あれが欲しいとか言われるのかと思った」

妹「言わない言わない」

兄「うん。いいよ、いっしょに寝るくらいならお安い御用」

妹「やたっ」

妹「んー、じゃあ、他のやろっか」

兄「だね」

妹「二人でできるもの……二人でできるものかぁ」

兄「なんだろな」

妹「うーん……」

兄「……」

妹「……」

兄「あんまり無理に考えなくてもいいんだぞ? 普通にお喋りするだけでもいいし」

妹「う、うん」

妹「お兄ちゃん」

兄「うん」

妹「お仕事、忙しい?」

兄「そうだな。もう慣れたよ」

妹「そうなんだ……」

兄「……」

妹「……」

妹「お兄ちゃん。隣、座ってもいい?」

兄「うん。おいで」

>>父「ほー。早いとこ初孫を抱いてみたいぜ」

>>妹「二人でできるもの……二人でできるものかぁ」



ほう

兄「妹」

妹「なに?」

兄「学校、どうだ?」

妹「楽しいよ」

兄「友達と遊んだり……か?」

妹「うん」

兄「そっか」

兄「かっこいい男子とかはいないの?」

妹「かっこいい男子かー……いないっ」

兄「あら」

妹「今まで会った男の人で一番かっこいいの、お兄ちゃんだもん」

兄「いやっはは、照れるな」

妹「えへ……えへへ。わたしも、言ってて恥ずかしくなってきちゃった」

俺「えへへ」

兄「そっかそっか。楽しいならよかった」

妹「あ、でも

兄「?」

妹「勉強が少し難しくなってきたかも」

兄「ほう」

妹「だから……今度、教えてくれると嬉しいな」

兄「おう。任せなさい」

妹「ふあぁ……ふぅ」

兄「眠たい?」

妹「ちょっと」

兄「寝よっか」

妹「……や」

兄「なんで」

妹「もっとお兄ちゃんと話したい」

兄「そうは言ってもな」

妹「……」

兄「じゃあ、歯磨いてから話そうか」

妹「うん!」

兄「歯ブラシ取ってくる」

妹「いってらっしゃーい」





妹「……」

兄「可愛い歯ブラシ使ってるね」

妹「ふい」

兄「歯磨き粉どこ?」

妹「ふぉほ」

兄「ん。ありがと」

妹「んぅ」

妹「がらがらがら……ぺっ」

兄「……」

妹「先に戻ってるね」

兄「ふい」

兄「……」

兄(すっかり打ち解けたみたいだ。よかった)

兄(これは別れ際が辛くなるパターンだな……)

――

兄「ふう」

妹「ひと段落?」

兄「うん。……そうだ。布団持ってくる」

妹「えっ」

兄「え?」

妹「だめ……だよ。いっしょに寝るんだもん」

兄「……そっか。そういえばそうだったな」

妹「うん」

兄「でも、いいの? 俺なんかが」

妹「いいのいいの」

兄「んじゃ、失礼しまーす……」

妹「……っ」

兄「ちょっと、狭いな。やっぱり」

妹「う、うん」

兄「やっぱり、布団持ってこよっか」

妹「いい。いて。ここに」

兄「……分かった」

妹「……」

兄「……」

妹「……あったかいね」

兄「あったかあったか」

妹「お兄ちゃん、わたしと同じ匂いする」

兄「シャンプーもボディソープも同じの使ったからな」

妹「すんすん……」

兄「くすぐったいからやめれ」

妹「ん」

妹「……」

兄「……」

妹「お兄ちゃん」

兄「んー?」

妹「もっとくっついて」

兄「うん」

妹「……ふへ」

兄「なんだよ」

妹「ううん」

妹「……ふぅ」

兄「どした?」

妹「なんでもない」

兄「……」

妹「……わたし、もう寝るね」

兄「うん」

妹「おやすみ、お兄ちゃん」

兄「ん……おやすみ」





兄(たまーに、ドキッとするようなこと言うんだよな)

兄(なんか情けなくなる)

妹「すぅ……」

兄「……よしよし」

妹「んっ」

兄「……俺も寝るか」

兄「おやすみ。妹。また明日」

兄「……」

妹「……」





母「ほら、仲良くくっついて寝てる」

父「本当だ」

母「なんかいいね。こういうの」

父「ああ」

母「……」

父「本当に、いい子たちだよ」

母「ええ」

父「……起こしちゃ悪い。俺たちも戻ろう」

母「そうね」

父「おやすみ。兄、妹」

母「おやすみなさい」

限界なので寝ます。
朝まで保守お願いします……。

保守&支援

保守

保守

保守

保守&支援

保守

保守

保守

保守

保守

兄「……」

兄「あ、れ」

兄「今、何時だ」

兄「……」

兄「えっ、もうこんな時間」

兄「やばい……! 遅刻だ!」

兄「早く着替えないと……って、あ」

兄「休みだったのか」

兄「おはよう」

父「おっす」

母「おはよー」

妹「おはよう、お兄ちゃん」

兄「俺が一番最後か」

母「ゆっくり寝られた?」

兄「うん。そりゃもう」

父「なんたって妹と一緒だったもんな?」

兄「うん……え。あっ」

妹「……」

兄「知ってたのか」

母「なんでもお見通しよ」

兄「はは……」

妹「……それにしても、寝癖すごいよ?」

兄「え、マジか」

妹「ぶわあっってなってる」

兄「直しがてら歯磨いてくるかな」

妹「うん」

母「朝ごはん、もう出来ちゃってるからね」

兄「分かった」





兄「いただきます」

母「私とお父さんはもう食べちゃったけど」

兄「別にいいよ」

母「妹だけは『お兄ちゃんと一緒に食べる』ってきかなかったのよ」

兄「……そうなの?」

妹「……ん」

母「あ、ちなみに、朝ごはんも妹ちゃんがたくさん手伝ってくれたのよ。ね?」

妹「ちょっとだけだよ。ちょっとだけ」

父「嘘つけ。『朝ごはんも手伝っていい?』つって早めに起きて気合十分だったろ」

妹「……お父さん。どーしていっつも余計なことばっかり」

父「ひひ、さーせん」

妹「もう」

兄「……うん。美味しい。美味しいよ」

妹「ほんと?」

兄「うん。朝ごはんは簡単なものしか食べてなかったから、余計にそう感じるのかな」

妹「そっか……よかった」

支援

兄「これ食べ終わったら雪かきするか」

母「あら、本当にいいの?」

兄「力仕事ぐらいしか役に立てないからな」

母「じゃあ、好きなときにお願いね」

兄「うん」

父「……今日は少し気温が高くなるみたいだぞ」

兄「雪が重くなるのは少し勘弁だな」

父「寒すぎるのも嫌だけどな」

妹「雪かき、わたしも手伝っていい?」

兄「ん? いいけど……結構大変だぞ?」

妹「うん。大丈夫」

兄「じゃあお願いしようかな」

妹「分かった」

父「……お前ら、昨日と比べてずいぶん仲良くなってるじゃないか。いいなあ。父さん羨ましい」

妹「お母さんがいるじゃん」

父「最近冷たいんだもん」

母「はぁ……まったく」

兄「ごちそうさまでした」

妹「先に着替えてるね」

兄「ん。あったかい格好しろよー」

母「……兄」

兄「ん?」

母「ちょっと、いいかしら」

兄「うん……?」

支援

兄「どうしたのさ」

母「……妹と仲良くしてくれるのはいいんだけど、ね」

兄「……別れるときに辛くなるって?」

母「……うん」

兄「だからと言って避けろってのも変な話だし、それなら、出来るだけあいつと話してやった方がいいと思ってるから」

母「そう。……」

兄「会おうと思えばいつでも会えるよ。家族だから」

母「……そうね。そうよね」

母「引き止めて悪かったね」

兄「おう。じゃあ、俺も着替えてくるよ」

妹は病気なのかな?

兄「妹」

妹『な、なに?』 

兄「着替え中か」

妹『うん』

兄「先に着替え終わったら玄関で待っててくれ」

妹『ん。分かった』

兄「また後で」

兄「……」

兄「さて」

――

兄「悪い、待たせたか?」

妹「ううん。大丈夫」

兄「そっか。……じゃ、行こ」

妹「うんっ」

兄「……と、その前に」

妹「ふぇ」

兄「ほら、手袋しないと寒いだろ」

妹「あ……忘れてた。ありがと」

兄「いえいえ」

保守

兄「うわ、こりゃひどい」

妹「一面雪景色……ってやつ」

兄「まさにそれだな。……どっから手を付けようか」

妹「わたし、こっちからやるね」

兄「ん。じゃあ俺はこっちからやるわ」

妹「わかったー」

兄「……」

兄「よっし、気合入れるぞ」





兄「よいしょっと。ふう」

兄「こっちはだいぶ片付いたな。向こうは……」

妹『――』

兄「……手伝ってやるか」

兄「大丈夫かー」

妹「わっ」

兄「疲れた」

妹「ううん。大丈夫。……お兄ちゃんは」

兄「見ての通りよ」

妹「おお」

兄「ということで、手伝っちゃる」

妹「え……いいの?」

兄「なに、妹も頑張ってくれたから、大して雪残ってないだろ?」

妹「う、うん」

妹「よいしょ」

兄「? 妹。あんまり端っこ持つと重く感じるぞ」

妹「え?」

兄「もっと、真ん中持ったほうが軽く感じる……ほら」

妹「おおっ、ほんとだ!」

兄「楽になるだろ」

妹「うんうん」





兄「ふいー……、こんなもんか」

妹「いつの間にか晴れてるね」

兄「お。ほんとだ」

妹「……」

兄「お疲れ様」

妹「うん。……お兄ちゃん」

兄「んー?」

妹「えいっ」

兄「うおっ、やったな?」

妹「えへへっ」

兄「そらっ」

妹「おっと」

兄「……」

妹「……」

兄「雪合戦、やるか?」

妹「負けた方は勝った方ほ言うことを聞くなら」

兄「またそれか!」

兄「というか、それって自分が勝てる前提で言うんだよな?」

妹「ふふん、もちろん」

兄「そうか……なら受けて立とうじゃないの。流石に本気を出しはしないけど」

妹「当てられた方が負けね! それっ」

兄「え、ちょ、不意打ちはずるいって! 危ねっ」

妹「逃げろー!」

兄「く、このっ、待てー!」

他のスレでやっちくり~

兄「はぁ、はぁ、やっと追い詰めたぞ」

妹「ふう、ふぅ」

兄「……負けを認めたら許してやらんこともないぞ」

妹「まだ諦めるわけにはいかない……魔王を倒すまでは!」

兄「魔王……? 俺が?」

兄「……ふふ、勇者の分際で勝てると思うな!」

妹「くっ」

俺「お兄ちゃんだいすき!」

妹「ここで負けるわけには……えっと……」

兄「ふっふっふ」

兄「……!?」

兄(! ヤバイ! 気温が高くなるって言ってたのに、何で屋根の下に追い込んだんだ俺!)

兄「まずっ……、妹!」

妹「え――?」

兄「くそっ、気づいてないのか、ええい、どうにでもなれ!」



ジャイアンとジャイ子なら雪合戦の絵面も想像しやすいな

>>238
屋上

妹「な、何が……」

兄「いてて……大丈夫か」

妹「う、うん」

兄「……悪い。俺の過失だ。悪乗りし過ぎた」

妹「……お兄ちゃん、重い」

兄「お、おう。ごめん」

妹「……」

兄「……ごめん。ほんとに」

妹「えい」

兄「あだっ」

俺「あだっ」

妹「はい。お兄ちゃんの負け」

兄「……え」

妹「ごめんなさい。わたしも悪いの」

兄「……」

妹「……」

兄「……帰ろう」

妹「うん」

離席。
夜まで残ってたら続き書きます……申し訳ありません。

なんでこんなに白けちゃったんだよww


せーのっ

でも そんなんじゃだーめ

ほしゅー

保守&支援

しゅ

わんわんお

保守

保守

保守

保守

保守

保守

保守

保守

保守

保守

ラスト兄が帰る場面
妹「まだ雪合戦のお願いきいてなかったよね」
兄「忘れてた。なんだ?」
妹「絶対帰ってきてよね」
兄「おう」

で終わる予想

         ____
       ./ヽ,,)ii(,,ノ\
     .../( ゚ )))((( ゚ ).\

     /:::::⌒(__人__)⌒:::::\       jl       //
    |  ヽ il´|r┬-|`li r   |      l ||  ヽ \/
    \  .!l ヾェェイ l!  /"'''ヽ   | ||   ゝ   /

    ,,,-彡_,r''" ̄ 「/ ̄/ ̄/;二"二"二((二((三三C≡=─         >>243
  _,-|  r'" 二 ==i ニニ二/\/ccccccc//_ヽ )   ヽ
 <、、゙l  - ̄ ̄C=] ノ;ヾ / ⊂ニニニ二二ソニニニソノ/⌒ヽ\

   ,l゙゙'l、  」ニニ二二〈ー;; \/二L_」 j
  /  l  /;:: /{ ̄`)ノ ーーー \   /   どどどどどどどっ!
/´   ゝ ;;::/ {  ̄ソ  ヽ      /

兄「ただいま」

母「おかえりなさい。部屋あったまってるわよ」

兄「ん、ありがと」

妹「靴の中に雪はいっちゃった」

母「あらあら。靴下は?」

妹「濡れてる」

母「脱いでからあがりなさいね」

妹「うん」

                  ,r'ニニニヾヽ、                 //ニニニヽ、
                ("´ ̄ ̄ヾ))     _____   ((/ ̄ ̄`゙`)
                |   、ィ_ノと)'   / "\, 、/"\  (つ(_,,ア   |!
                i|   ` イ_/  / (‐-、)、 ,(,-‐ ) \. \_Y   |!
     ┏┓    ┏━━┓.ヽ、  ' (  /   `゙(__人__)'"   \ / `  /|.   ┏┓┏┓
 ┏━┛┗━┓┃┏┓┃  \  \l     i|    |!     l/  /     ┃┃┃┃
 ┗━┓┏━┛┃┗┛┃┏━l|\   \  、i|,/⌒ヾ、|!;,   /  /.|ll━━┓┃┃┃┃
 ┏━┛┗━┓┃┏┓┃┃     \  ヾ   `ー一'´  ィ    /        ┃┃┃┃┃
 ┗━┓┏━┛┗┛┃┃┗━━━ ヾ、    ``"´      ./━━━━━┛┗┛┗┛
     ┃┃        ┃┃   ゚   |!  Y           ィ |!           ┏┓┏┓
     ┗┛        ┗┛    ,.  '  、/               ヾ             ┗┛┗┛
                 ゚, i! `| ゜、l!            i|!; ゚ ゜ 。|li '

――

兄「部屋って、妹の部屋かよ」

妹「お兄ちゃんの部屋に暖房持ってくのもあれだしね」

兄「まあ……そうだけど」

妹「……」

兄「……さっきの、怪我ないか?」

妹「うん。大丈夫。……ごめんなさい」

兄「悪いのは俺だ。その、ごめん」

妹「……じゃ、どっちも悪いということで」

兄「……だな」

妹「ふぅ」

兄「疲れた?」

妹「ちょっと」

兄「久々にはしゃいだからな」

妹「うん」

はよー

妹「お兄ちゃんは?」

兄「?」

妹「疲れてないの?」

兄「ああ。疲れたよ。くたくた」

妹「ふふ」

兄「今日は早めに寝ちゃいそうだ」

妹「わたしも……あ」

妹「今日も。一緒に寝よ」

兄「え? だってそれは昨日の大富豪で……」

妹「ふふん、さっきの忘れてない?」

兄「さっきの……あ」

妹「わたしが勝ったもん」

兄「……なるほどなぁ。いい性格に育ったよお前は」

妹「褒めてるの?」

兄「ベタ褒め」

妹「いい?」

兄「うん……断る理由もないし、いいよ」

妹「……また、昨日みたいにくっついて寝てね」

兄「……」

妹「お兄ちゃん?」

兄「え、う、うん」

妹「耳まで真っ赤だよ」

兄「……外、寒かったから。あは、はは」

支援

兄「小腹空いたな」

妹「いっぱい動いたもんね」

兄「居間行くか?」

妹「うん。……っ」

兄「なに?」

妹「手、冷たいでしょ」

兄「そうだな」

妹「……」

兄「……」

妹「行こ」

兄「お、おう」

母「ほら来た」

父「おお本当だ。すげー」

兄「? なんの話?」

父「いや、もうそろそろお前たちが来るって、母さんが」

母「はい。おしるこ」

兄「お、ありがと」

妹「ありがとー」

俺「お、ありがと」

母「美味しい?」

兄「うん」

妹「もぐもぐ……」

父「……あれ? 父さんの分は?」

母「ちゃんとあるわよ。はい」

父「おおっ」

兄「あつっ」

妹「……お餅」

俺「喉に詰まった?お?w詰まっちゃったの?ww」

兄「餅ほしいの?」

妹「んー」

兄「二つあるしやるよ」

妹「じゃ、もらうね」

父「え? 二つあるの?」

兄「うん」

妹「わたしも二つ入ってるよ」

父「……父さんの一つしか入ってないんだけど」

母「細かいこと気にしちゃ負けよ」

妹「ごちそうさまでした」

兄「早っ」

父「うっ、父さんの餅に喉が詰まって息が出来ない……」

母「なに言ってるの」

妹「部屋行ってるね、お兄ちゃん」

兄「おう。俺も食べ終わったら行くわ」

母「雪かきありがとうね」

兄「ん? うん」

父「事故とか無かったか?」

兄「……あー、ま、無かったと言えば嘘になるけど」

父「大丈夫だったのか」

兄「うん。なんとか」

兄「ごちそうさま」

母「食器は置いといていいわよ」

兄「え? でも」

母「いいから、妹と遊んであげなさい」

兄「……ん。わかった。ありがと」

母「お父さんも食べ終わる?」

父「もうちょい」

――

兄「妹^」

妹「すー……」

兄「……」

兄(ベッドに寄りかかって寝てるとは)

兄(相当眠たかったんだな)

兄(たくさん動いたあとに甘いもん食べりゃ嫌でもそうなるか)

兄「ほら、妹。風邪引くぞ」

妹「んう……」

支援 微エロ求む

兄「おはよう」

妹「あ……もしかして寝てた?」

兄「うん。……よだれ拭いたほうがいいよ」

妹「よだれ? あっ」

兄「お前って本当気持ちよさそうな顔で寝るのな」

妹「……恥ずかしい」

兄「顔真っ赤だぞ」

妹「これは寒かったから!」

兄「はいはい」

兄「三時か」

妹「うん」

兄「……暇だなぁ」

妹「やることないね」

兄「うん」

妹「……」

兄「……」

妹「お兄ちゃん」

兄「ん?」

妹「よかったらね、その、行きたいところあるの」

兄「行きたいところ?」

妹「うん」

兄「別にいいけど……どこだ?」

妹「最近できた……あそこのショッピングセンター」

兄「ああ。あれか」

兄「別にいいけど、車出す必要あるな」

妹「あ、でも、疲れてるなら大丈夫だよ?」

兄「妹のためならちょっとやそっとの疲れなんてなんのそのーってな。ほら、出かける準備しよ」

妹「いいの?」

兄「おう」

妹「……ありがと! 先に玄関行ってて。すぐ準備するからっ」

兄「了解っ」

へ(^o^)へ お兄ちゃーん!
   |へ   ジャコスいくの!?
  /

\(^o^ )へ ジャコスいかないの!?
  \|
   >

┐(^o^)┌ なんだージャコスいかないのかぁ…
  ( )     ざんねん…
 ┘┘

<(^o^)/ えっ!?やっぱりいくの!?
 ( )     やっぱりジャコスいくの!?
  ||

<( ^o^)> やったぁー!!ジャコスいけるんだ!!
 三) )三  ゲームしていいよね!?クレーンゲームがやりたいな!
< ̄ ̄>

Σ ( ^o^)  
 <) )>グキッ
< ̄ ̄>


_人人 人人_
> 突然の死 <
 ̄Y^Y^Y^Y ̄





妹「おまたせー」

兄「ん。行こっか」

母「あら、お出かけ?」

兄「ちょっとな」

母「晩ご飯までには帰ってきてねー」

兄「ういうい」

妹「いってきまーす!」

母「いってらっしゃーい」

別れる時妹泣くぞ

――

兄「それにしても、なにか買いたいものでもあるのか?」

妹「……ん。まあ」

兄「そか」

妹「……」

兄「……」

妹「やっぱり、冬道は危ないの?」

兄「超怖い」

妹「あはは」

兄「~♪」

妹「どうしたの?」

兄「ううん。妹と出掛けるのが久々だから嬉しくて」

妹「さっきも一緒に出かけてたじゃん」

兄「あれは近所の近所だろ」

妹「それは、そうだけど」

兄「世の男どもは嫉妬するぞ。こんな可愛い妹とデートしてるんだからな」

妹「……でーと」

――

兄「けっこう混んでるなぁ」

妹「うん」

兄「やっぱりこの時期は家族連れが多いのね」

妹「ねー」

兄「さて。なに買うんだ?」

妹「……秘密。

兄「えー」

兄「もしかして荷物持ちとか?」

妹「いや、そんなことしないよ」

兄「じゃあ……なんだろう」

妹「まあまあ。えーっと、こっちかな? ついて来て」

兄「はーい」

妹「~♪」

保守&支援

兄「田舎でもこんだけ人はいるんだな」

妹「そうだね」

兄「都会の方はもっと凄いのかなぁ……」

妹「お兄ちゃんのとこは都会じゃないの?」

兄「まだまだ本物じゃないよ」

妹「へー……」

兄「ま、いつか遊びにおいで」

妹「うん!」

妹「あ。ここっぽい」

兄「服屋?」

妹「うん。お兄ちゃんはここで待ってて」

兄「え……危なくないか?」

妹「大丈夫。すぐ戻ってくるから」

兄「そう?」

妹「うん」

兄「分かった。もし何かあったら走ってこいよ?」

妹「ん。いってきますっ」

兄「……ふう」

兄(分かってないフリをするのも疲れるな)

兄(先に部屋から出るように言ったのは机の上にあるお年玉を財布に入れるため)

兄(ここで待つよう言ったのは、さしずめサプライズプレゼントあたりだろうか)

兄(服屋ならもっと近所にあったんだけどな。知らなかったんだろう)

兄(それなら何でも揃うショッピングセンターが確実って訳)

兄(もう少ししたら、買ったものをお腹にでも隠して出てくるはずだ)

兄(気持ちだけでも嬉しいよ)

妹「お待たせー」

兄「おかえり。お目当てのものは見つかったか?」

妹「う、ううん。無かったみたい」

兄「そっか……。他の店も回ろうか?」

妹「や、大丈夫」

兄「そう?」

妹「……うん。ありがと。また今度、お母さんとお父さんと一緒に来てみるね」

兄「分かった」

――

兄「……」

妹「……」

兄「妹?」

妹「へ?」

兄「さっきからお腹押さえて、痛いのか?」

妹「い、や。そういうわけじゃないけど」

兄「大丈夫か?」

妹「うん」

兄「……」

妹「……」

兄「妹」

妹「な、なに?」

兄「お兄ちゃん、明日帰るから」

妹「……ぇ」

妹「明日?」

兄「うん。仕事始まっちゃうし」

妹「……何時ぐらい?」

兄「昼ぐらいには」

妹「そっ、そっか……。そうだよね。お仕事あるんだもんね」

兄「うん」

妹「お兄ちゃんも冬休みあるのかと思ってた」

兄「ははは、あったらどんなに良かったかなぁ」

妹「……」

兄(あれからしばらく黙ったままだ)

兄(言うタイミング間違えたかな……)

兄「妹」

妹「……?」

兄「なに暗い顔してんだ」

妹「……だって」

兄「女の子は笑ったほうが可愛いんだぞ」

妹「でも……」

兄「永遠のお別れって訳じゃないんだから」

妹「……」





兄「ほら、着いたぞ」

妹「え、もう?」

兄「おう。お腹の具合はどうだ?」

妹「……だいじょぶ」

兄「よしっ。帰るぞ」

妹「うんっ」

兄「ただいまー」

妹「ただいま」

父「お、早かったな」

兄「おう」

父「朝帰り覚悟してたんだがなぁ」

兄「馬鹿言え」

父「はは、冗談だ冗談」

父「ご飯はもう少しで出来るってさ」

兄「ん」

妹「分かったー」

父「あれ、俺なにしに来たんだっけ……」

父「ああそうだ。トイレ行きたかったんだった」

兄「しっかりしてくれよ」

妹「……お兄ちゃん」

兄「うん?」

妹「ご飯食べ終わったら、ちょっといい?」

兄「いいけど……なんで?」

妹「ううん。いいから」

兄「ん。分かった」

母「あら、早かったのね」

兄「うん」

母「もうすぐで出来上がるわよ」

妹「お父さんに聞いたよ」

母「あら、そうなの?」

兄「トイレしたいの忘れてたって言ってた……まあ親父らしいな」

――

兄「いただきまーす」

妹「いただきます」

父「いただきー」

母「召し上がれー」

兄「……妹、ちょっと近くない?」

妹「気のせい」

兄「気のせいか……はは。気のせいね。うん」

父「お、いいね、俺も妹の方に寄っちゃおう」

妹「来ないで」

父「あう」

兄「……妹」

妹「?」

兄「……さっきのことなんだけど、風呂入ってからじゃダメか?」

妹「いいけど……何で?」

兄「雪かきで汗かいたし、先にさっぱりしちゃいたいから」

妹「うん。いいよ」

父「なんだなんだ。内緒話か? よーし、俺も兄の方に寄っちゃうぞー」

兄「来んでいい」

父「ふええ」

兄「ごちそうさま」

妹「早いね」

兄「まあな。……風呂もらってもいい?」

母「いいわよー」

父「いいよ」

兄「なんか父さん凹んでない?」

父「母さんの方に行こうとしたらつねられた」

兄「……」

兄「妹、一応言っておくけど」

妹「?」

兄「今日はちゃんと着替え持ってきたからな」

妹「……早く入ってきてっ」

兄「へいへい。じゃあまた後でな」

妹「もう……」

――

兄「ふいぃ……やっぱこれだわ……」

兄「……しまった。また言ってしまった」

兄「ま、いっか。気持ちいいもんは気持ちいいんだし」

兄「……」

兄「……そういえば」

兄「昨日、なんで着替えを持ってきたあとも扉の向こうにいたんだろう」

兄「うーん」

兄「確かに好かれてるとは思うけど、大胆なことは出来ない奴だし」

兄「……親父にでもそそのかされたか」

兄「うん。それだと合点がいくな」

兄「今日は流石に……来ないだろう」

兄「ふう」

兄「……」



兄「上がったよ」

父「ん。じゃあ妹はいっちゃえ」

妹「えっ」

妹「……言われなくても入るもん」

父「へいへいそーですかい」

母「モテる男は辛いわね?」

父「羨ましいぜこんちくしょう」

兄「あんまり茶化すなよ……」

――

兄「どうせ妹と一緒に寝るんだから、布団は敷かなくてもいいよな……」

兄「……」

兄「明日かぁ。早過ぎるよ」

兄「俺も泣きそうで嫌だなあ……」

兄「あの親父と母さんに限って泣くってことはないだろうし」

兄「……妹は……」

兄「……」

兄「ほら妹のこここんなに泣いてる」

妹「言わないでよお」

兄「そういや、あいつが買ったやつ、どこに隠してあるんだろうな」

兄「何を買ったかまでは分からないから……少し気になる」

兄「というか、勝手に妹の部屋に入ってしまっても良かったんだろうか」

兄「……」

兄「怒りはしないだろ……」

妹「お兄ちゃん」

兄「お、上がったか」

妹「うん」

兄「……で、なんだ? なにか用事か?」

妹「ん……うん」

妹「そうだなぁ。立ち膝……立ち膝になって」

兄「今?」

妹「うん」

1時ごろまで離席……保守お願いします。申し訳ありません。

風呂代行はよ

1時とは言ったが以下略

こんなにクソほど保守させる>>1久々に見たわ
カスだな

とか言いつつ保守してる>>543かわいい

新・保守時間目安表 (休日用)
00:00-02:00 10分以内
02:00-04:00 20分以内
04:00-09:00 40分以内
09:00-16:00 15分以内
16:00-19:00 10分以内
19:00-00:00 5分以内

新・保守時間の目安 (平日用)
00:00-02:00 15分以内
02:00-04:00 25分以内
04:00-09:00 45分以内
09:00-16:00 25分以内
16:00-19:00 15分以内
19:00-00:00 5分以内

妹「そしたら、目瞑って」

兄「……う、うん」

妹「……」

兄「……」

妹「……」

兄「い、妹?」

キター

妹「お兄ちゃん、明日帰っちゃうんだよね?」

兄「う、うん」

妹「だったら、良かった。今日のうちに渡せて」

兄「……」

妹「わたしからのプレゼント……になるのかな」

兄「……マフラー?」

妹「目開けて」

兄「うん……」

兄「おお、デザインいいじゃないか」

妹「うん。あったかいよ」

兄「うん……うん」

妹「……本当は一人で買いに行きたかったんだけど、行けなかったから」

兄「サプライズ的な?」

妹「うん。お兄ちゃんも途中で気づいてたでしょ?」

兄「う、うん……まあ」

妹「お兄ちゃんからもらったお年玉からだけど……」

兄「ん、ありがと」

妹「……」

兄「もう、首に巻きながら寝たいくらいだ」

妹「それは流石に」

兄「はは、冗談だよ。……大切にする。ありがとう」

妹「……どういたしましてっ」

兄「俺、風呂はいってるときに思ったんだけど」

妹「?」

兄「明日、お互いに泣かないことにしよう」

妹「え?」

兄「別れるときは笑って別れたいじゃん?

妹「……うん」

兄「だから、今日のうちにいっぱい泣いとけば……って話なんだけど。妹、フライング」

妹「こ、これ、は、違くてっ……!」

兄「案外泣き虫なんだな」

妹「……だ、って、しょうがないじゃん」

兄「……」

妹「お兄ちゃんだって、泣いてるよ」

兄「もらい泣きしてる」

妹「……なんか、ぐすっ、あんまり悲しそうじゃないね」

兄「だって、大泣きしてるところ見られるの恥ずかしいし」

妹「……わたしだって、ずずっ、恥ずかしい、んだから」

妹「あのね、なんか、変」

兄「変?」

妹「恥ずかしいのに、お兄ちゃんの前だといいやってなるの」

妹「喉の下がきゅううってなってるの」

兄「……やめ、ろ」

妹「お兄ちゃん」

兄「く、はは、みっともないな、妹の前で泣くなんて、ぐすっ……」

妹「……」

妹「……お願い事、残しておけばよかった」

兄「……へ?」

妹「帰らないでって、お願い、できたのに……っ」

兄「は、はは、実現できないお願いだなそれ」

妹「……どうしても?」

兄「どうしても」

妹「そか」

妹「……お兄ちゃん」

兄「うん」

妹「……帰っちゃやだ、やだよ。寂しいよ」

兄「うるせー、俺だって、俺だって帰りたくないよ。寂しいのはもう嫌だよ」

妹「やだ。お願い、帰んないでっ、ずっとここにいて、ほしい、のに……うえぇ」

兄「……」

妹「わたし、お兄ちゃんが、好きだから……! 離れたくない、からっ、だから」

兄「……泣き止んでからでいいよ。おいで」

妹「……っ、お兄、ちゃん。うあああ、うぁあああん……」



兄「……」

妹「すぅ……ずずっ」

兄「妹?」

妹「……すぅ」

兄(泣き疲れちゃったか)

兄(起こすのも悪いし、失礼して。よいしょ)

妹「んっ」

兄(……思ったより軽いんだな)

妹「すぅ……」

兄(心なしか体温も高いし)

兄(これじゃまるでゆたんぽだ)

兄「ふあぁ……」

兄(俺も、寝るかな)

兄(昼ごろにはって言ってたけど、妹が起きる前には帰りたいな)

兄「……」

兄「おやすみ」

――早朝

兄「……」

母「あら、両親に何も言わずに帰る気なの?」

兄「うわっ、……びっくりした」

父「かっこつけちゃってな」

兄「親父もいたのか」

父「年寄りどもは早起きだからな」

兄「そんなに歳食ってないだろうに」

父「そうかい?」

母「もう行っちゃうの?」

兄「……あぁ」

父「妹はどうするんだよ」

兄「どうって」

父「あいつ起きたらショック受けるぞ」

兄「……電話でも何でも謝っておくさ」

父「女はそんなに単純じゃねえよ馬鹿息子が」

兄「はは……」

切ない

兄「あいつ起きる前に行くわ」

母「気をつけてね」

兄「うん」

父「そっちに着いたら電話よこすんだぞ」

兄「おう」

兄「……じゃあ、体調には気をつけてな」

母「ふふ、分かったわ」

父「途中で事故んなよ?」

兄「フラグ立ってるけど……大丈夫だよ」

兄「じゃあ、また夏にでも」

母「ええ」

父「またな」

さる?

兄「……うう、寒っ」

兄「……」

兄「そりゃ、起きないよな。期待して馬鹿みたいだ」

兄「妹、ありがとう」

兄「……」

兄「よしっ、帰るか――」

妹『お兄ちゃん!』

兄「……!?」

兄「……空耳か……?」

兄「だ、だよな」

兄「流石にこれから面を合わせろって言われても無理だ」

兄「……」

兄「早く、行かないと」

――

妹「……」

母「いいの? お兄ちゃん行っちゃうよ?」

妹「寝癖、ひどいもん」

母「まだ家の前にいると思うわよ」

妹「……いいの」

父「おい、妹。兄のやつ、忘れ物してるから届けてきてくれないか?」

妹「忘れ物?}

父「マフラー」

妹「……あ」

妹「っ!」

母「あらあら、飛び起きちゃって」

父「若いっていいねえ。若いっていいねえ」

母「今も十分若いですよ」

父「いひひ、そうかい?」

母「ええ。うふふ」

妹「家の、前で待ってるって……! 言ってた!」

妹「まだ間に合うはずっ」

妹「上着は……やっ、着る暇なんてっ」

妹「! い……っつ、足ぶつけた、」

妹「はあっ、でも、早くしないと」

妹「早く行かないと!」

妹「お兄ちゃん、居るよねっ、まだ車じゃないよねっ!?」

妹「これで居なかったら、わたし、わたしっ」

妹「……お兄、ちゃん!」

妹「靴、は履こうっ、ああもうっ、こんなことしてる場合じゃないのにっ」

妹「居て、お願いっ」

妹「お兄ちゃん!」



兄「……!?」

妹「い、た。やった」

兄「い、妹、どうして、その格好で」

妹「お兄ちゃん……忘れ物」

兄「え? ……あ」

妹「大切にするって、言ったじゃん」

兄「……ごめん」

兄「その……妹、寒くないのか」

妹「全然。むしろ暑いくらい」

兄「……そか」

妹「……」

兄「届けてきてくれてありがとう」

妹「……うん」

兄「でも、見てる分にはすごく寒そうだな。……そうだ。こっち来て」

妹「ふえ」

兄「っ」

妹「!」

兄「ありがとう、ありがとう」

妹「お兄ちゃ、ん。苦しいよ」

兄「頼む。このまま」

妹「……うん」

兄「……」

妹「……」

兄「……」

妹「……」

兄「よし」

妹「ん」

兄「なんか吹っ切れた」

妹「?」

兄「妹、好きだ」

妹「……えっ」

えんだああ

妹「……うそ。うそうそうそ」

兄「嘘じゃない」

妹「……ほんと、なの」

兄「本当」

妹「……え、も、もう。何がなんだか」

兄「お、俺も分かんない」

妹「わ、わたしも、お兄ちゃんがすき。大好き」

兄「じゃあ相思相愛だな」

妹「……うん。うん。相思相愛」

妹「えへ、へへへっ、なんか、顔緩んじゃって」

兄「その分だと泣かないで済みそうだな」

妹「うんっ、大丈夫。泣かないよ」

兄「……帰ったら連絡するよ」

妹「うん。待ってる」

しえん

兄「……離れるぞ」

妹「うん」

兄「……」

妹「……」

兄「じゃあ、また。夏に来れれば来るから」

妹「! ほんと!?」

兄「来れたらだからな?」

妹「うん! 待ってるよ。楽しみにしてる!」

兄「じゃあ」

妹「気をつけてね」

兄「お前も風邪引くんじゃないぞ」

妹「お兄ちゃんもね!」

兄「おう……またな」

妹「うんっ、またね。まt会おうね」

兄「もちろんっ」



――

兄(あの後、俺が見えなくなるまで妹は手を振っていた)

兄(パジャマだけで冬の早朝に……相当寒いはずだったろう)

兄(笑顔で別れるという約束もちゃんと果たせたし)

兄(夏は無理やりにでも遊びに行こう。確か、近くにきれいな川があったはずだ)

兄「ふふ」

兄(また、妹のもとへ帰ろう)

兄(うん)

兄(また、会いにいこう)


おわり

支援と保守、見てくれた方はありがとうございました。

乙!

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