【ダンガンロンパ】こまる「私に何が出来るの……?」【安価】 (1000)

※注意

・ダンガンロンパ1、2のネタバレがあります

・主人公は苗木妹こと苗木こまる、他のメンバーはオリキャラになります

・舞台は1の希望ヶ峰学園と同じ構造、ルールも1と同じです

・オリキャラ中心になりますのでご注意ください

注意は以上です。

前々スレ
【ダンガンロンパ】こまる「それは違うよ!」【安価】
【ダンガンロンパ】こまる「それは違うよ!」【安価】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1384078808/)

前スレ
【ダンガンロンパ】こまる「私は諦めないよ!」【安価】
【ダンガンロンパ】こまる「私は諦めないよ!」【安価】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1388745596/)

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1390314137

生徒名簿

・女子

・苗木こまる(なえぎ ――)
才能…なし→超高校級の幸運
料理の腕…50
掃除の腕…50
現在の精神力(5.0/10.0)
心の支えになっている人…細河琉彌・時雨りん



・揮央花火(きおう はなび)
才能…超高校級の???
料理の腕…34
掃除の腕…44
好感度…4.9(MAX10.0)
こまるへの印象【……苗木には色々話してる気がする】

・花巻清良(はなまき せいら)
才能…超高校級の美化委員
料理の腕…29
掃除の腕…127
好感度…4.5
こまるへの印象【あの掃除、なかなか見所があるわね】

・神導寺あやめ(しんどうじ ――)【死亡】
才能…超高校級の令嬢
料理の腕…39
掃除の腕…31
好感度…???→9.0
こまるへの印象【ありがとう……】

・鉢笛舞(はちぶえ まい)
才能…超高校級の応援団長
料理の腕…38
掃除の腕…52
好感度…4.8
こまるへの印象【こまっちゃんのおかげで元気が出たよ!】

・時雨りん(しぐれ ――)
才能…超高校級の華道家
料理の腕…45
掃除の腕…80
好感度…6.5
こまるへの印象【アップルパイ美味しかったよお姉ちゃん!】

・天ヶ瀬咲(あまがせ えみ)
才能…超高校級の女優
料理の腕…32
掃除の腕…58
好感度…6.8
こまるへの印象【あなたはどんな鳴き声で鳴いてくれますか?】

・細河琉彌(ほそかわ るみ)【死亡】
才能…超高校級の画家
料理の腕…81
掃除の腕…41
好感度…MAX
こまるへの印象【最高の親友】

男子

・根駒劾斗(ねこま がいと)
才能…超高校級の不運・超高校級の希望のなり損ない
料理の腕…91
掃除の腕…89
好感度…5.4
こまるへの印象【話しちまったな……】

・下村幸洋(しもむら ゆきひろ)
才能…超高校級のハッカー
料理の腕…70
掃除の腕…71
好感度…5.8
こまるへの印象【不二咲の事、話してよかったよ】

・綾咲義光(あやさき よしみつ)【死亡】
才能…超高校級の執事
料理の腕…140
掃除の腕…120
好感度…3.0
こまるへの印象【お嬢様の友達】

・ジョン・ルチアーノ
才能…超高校級のマフィア
料理の腕…12
掃除の腕…50
好感度…6.0
こまるへの印象【……お前なら信頼していいのかもしれない】

・本居秋詠(もとおり あきよみ)
才能…超高校級の図書委員
料理の腕…97
掃除の腕…69
好感度…4.5
こまるへの印象【柔らかかった……】

・矢頼与一(やらい よいち)
才能…超高校級の弓道家
料理の腕…67
掃除の腕…86
好感度…4.2
こまるへの印象【根駒を頼んだぞ】

・岩淵竜太郎(いわぶち りゅうたろう)【死亡】
才能…超高校級のヴァイオリニスト
料理の腕…54
掃除の腕…41
好感度…0.5
こまるへの印象【憎まれてるのは理解してる】

・高坂遙佑(こうさか ようすけ)
才能…超高校級の奇術師
料理の腕…77
掃除の腕…28
好感度…4.0
こまるへの印象【さて、次はどんな物を見せてあげましょうか?】

矢頼与一が死亡になってないよ?

スレ建て乙

やっぱり、女子の女子力が...

前スレは埋めていいんだよね?

今日もやりたいと思います

人はいますか?

Yes

いますよー

5人。

口で言うのは簡単だけど私はその5人の人をあっさりと失ってしまった。

琉彌ちゃん……

岩淵君……

綾咲さん……

矢頼さん……

あやめさん……

少し前まで一緒に話してた人達が死んでしまう……それはどうしようもないほど辛くて悲しくて……

じゃあ……あなたはどれだけ傷ついたの?

私には想像もつかないよ、根駒君……

――こまる(細河)の部屋

キーン、コーン… カーン、コーン

モノクマ「オマエラ、おはようございます!朝です、7時になりました!起床時間ですよ~!」

モノクマ「さぁて、今日も張り切っていきましょう~!」

こまる「……おはよう、琉彌ちゃん」

根駒君の話を聞いてから一夜が明けた。
あの後根駒君は私から逃げるようにして脱衣場から出ていった。

私には引き止める言葉なんか思いつかなくて……
でもこのままでいいとも思えなくて……

こまる「食堂に行こう……」

――食堂

こまる「おはようございます……」

本居「ちょっ、ちょっと待ってください!わかりましたから落ち着いて……!」

揮央「いいから早く……」

……えっ、何これ。
本居さんが揮央さんに壁際まで追いつめられてる……

ルチアーノ「起きたか苗木」

鉢笛「おはよ、こまっちゃん!」

こまる「おはようございます……それで、あれは?」

鉢笛「まあ、食べてみればわかるよ……はい!」

こまる「は、はあ……」

ご飯とあの状況に関係あるの……?

こまる「……!」

こ、これ……

こまる「美味しい……」

鉢笛「でしょ?これ、あっくんが作ったんだよ!」

ルチアーノ「ふん、推理はともかくこちらの方では優れていたようだな」

鉢笛「ゆで卵をレンジで作ろうとしたルッちゃんがなんでそんな風に言えるの?」

ルチアーノ「……ふん」

爆破するぞ、それ

アカン

ゆで卵をレンジwwルッチーに萌えるじゃねーか!

ルチアーノほんと友達になったら楽しいだろうなぁwww

本居君仮にもカムクラプロジェクト受けた根駒君より料理能力高いから仕方ないね

まあ...女子力だから、男子ではルッチーぐらいが普通なのかな?

ゆで卵って名前なのにゆでない時点で一般的男子よりかなり低いよ!

揮央「早くおかわりを作る……」

本居「い、今の状態じゃあそんなの無理ですよ!?」

揮央「……」

根駒「ほら揮央、おにぎりやるから落ち着けって」

揮央「……しょうがない」

根駒「大丈夫か本居?」

本居「は、はい……」

下村「なあお前っていつも女の子が近くにいね?」

本居「はい!?」

花巻「あなたはそれしかないわけ!?」

下村「褒めないでくれよ」

りん「ほ、褒めてないと思うよ……こほっ!」

こまる「……」

みんな、昨日あんな事があったなんて感じさせない。
きっといつも通りに振る舞って乗り越えようとしてるんだ……

鉢笛「でもようちゃんはともかく、えーちゃんはなんで来ないんだろうね……」

そう、たった2人を除いて……







【CHAPTER4……そして悪魔は静かに笑う】






嫌な予感しかしない…

男子だとルッチーの次は岩淵で54だから女子力平均のこまるより高いんだもん...

高坂は料理がそれなりに上手で部屋はマジシャン道具とかそこらじゅうにおいてある感じで整理されてないと考えるとイメージ通りではあるな

奇術師である以上手先は器用だろうしね...

ルチアーノ「さて朝食も済んだ。探索に入るとしようか」

根駒「だな。行ける所もまた増えてるだろうし……」

花巻「……ねぇ、その前にあいつをどうにかするべきなんじゃない?」

花巻「あいつって……」

花巻「高坂君よ!あいつ、神導寺さんに色々吹き込んだんでしょう!?」

ルチアーノ「高坂については心配はいらん」

花巻「なんでよ!」

下村「……実は昨日、俺とルチアーノと本居でとっ捕まえといたんだよ」

こまる「捕まえといたって……」

ルチアーノ「あんな奴でも人間だ。校則違反にならないよう個室に縛って放置してある」

本居「おしおきされるのは寝覚めが悪いですしね……部屋の鍵まで没収したのはやりすぎな気もしますけど」

りん「でもそれくらいしないと怖いよ……」

ルチアーノ「とはいえ餓死されてもかなわん、後で俺と一緒に誰か奴に朝食を持っていってもらう」

そうか、高坂さんは今動けないんだ……だったら少しは安心、なのかな?

奇術師を縛って放置とか完全にフラグじゃないですか-

奇術師にとって縄抜けと鍵開けは基礎の基礎なのに...

【4階を探索します】

【一緒に行動するメンバーを選んで下さい】

1…下村、花巻、りん
2…根駒、揮央
3…ルチアーノ、鉢笛、本居

↓2

???コンビ

3

3選択

鉢笛「こまっちゃんとこうやって一緒に探索するのは初めてだね!」

こまる「そういえばそうですね……」

鉢笛「頑張って手がかり、見つけようね!」

こまる「はい!」

ルチアーノ「……のんきなものだな」

本居「でも……」

ルチアーノ「なんだ」

本居「ルチアーノさん、なんだかんだで付き合いよくなりましたよね?」

ルチアーノ「図書室にあれだけこもっていたお前が言えたことか」

本居「はは、確かに……やはり苗木さんや鉢笛さんのおかげ、なんですかね」

ルチアーノ「……ふん」

――化学室

こまる「うっ……」

鉢笛「うぇぇ……すごい薬の匂い。病院みたいでなんかやだなあ……」

ルチアーノ「化学室か」

本居「薬品が棚にギッシリ詰まってますね……」

鉢笛「わあ!サプリメントがいっぱいだね!あっ、プロドルメンXもあるんだ!」

こまる「なんですかそれ?」

鉢笛「海外の超高級プロテインらしいよ?前に応援に行った格闘家とスイマーの人が言ってたのを聞いたんだ」

こまる「そんな高級品があるなんてさすが希望ヶ峰ですね……」

ルチアーノ「……どうやらそれだけじゃないらしいぞ」

こまる「えっ?」

ルチアーノ「この棚……あるのは全て毒薬だ」

鉢笛「ど、毒薬!?」

本居「な、なんでそんな物が……」

ルチアーノ「ふん、元々あったなら実験にでも使うためだろうが……もしかすると殺害方法の幅を広めたい誰かが置いたのかもしれないな」

そう言ってルチアーノさんはカメラを睨みつける。
まさか黒幕が……?

ルチアーノ「しかし見つけた以上放置は出来んな……本居、ガムテープを取ってこい」

本居「わ、わかりました!」

こまる「ガムテープでどうするんですか?」

ルチアーノ「棚を封鎖する。そして夜時間前と朝のチャイム前に異常がないか見回る」

鉢笛「ど、毒だもんね!それくらいしっかりしておいた方がいいよね!」

本居「持ってきました!」

ルチアーノ「よし、手伝え。徹底的に隙間もないほどに封鎖する」

毒薬……ビックリしたけど、これでなんとかなるよね……

フラグを立ててる様にしか思えない…

――食堂

下村「お帰り、遅かったな?」

ルチアーノ「少々作業をしていてな……全員戻っているのか?」

根駒「一応な」

揮央「……報告」

花巻「私達が探した場所には職員室があったわよ」

りん「職員室には花がいっぱいあったんだけど……なんだかあの花泣いてるような気がしたよ……けほっ」

下村「後情報処理室があったんだけどさ……鍵がかかってやがった。あそこに入れれば俺の独壇場なんだがなあ」

ルチアーノ「鍵だと?」

根駒「ああ、鍵のかかった部屋ならこっちも見つけたぞ。学園長室だったっけかな」

本居「情報処理室に学園長室……これはまた大層な情報がありそうな場所ですね」

鉢笛「だけど鍵がかかってるならどうしようもないよ……」

揮央「……」

こまる「鍵のかかった部屋……今までそんな部屋なかったのにどうして」

ルチアーノ「ふん、考えていても仕方あるまい……最後は俺達だ」

――

ルチアーノ「そういう事だ。後で男子を中心に見回りの表を作る」

下村「まあ、念には念をって事だな……了解」

根駒「異常なんか起きなきゃそれが一番いいんだけどな……」




天ヶ瀬「それは無理だと思いますよ」

来ちゃった...

こまる「あ、天ヶ瀬さん?」

鉢笛「えーちゃん!何処に行ってたの!?」

天ヶ瀬「私なりに探索をしていました……ルチアーノさん」

ルチアーノ「なんだ」

天ヶ瀬「あの化学室の封鎖を解いていただけませんか?」

ルチアーノ「何のためにだ」

天ヶ瀬「もちろん、中の物を使うためです」

本居「な、中の物って……毒薬なんて何に使うんですか!?」

天ヶ瀬「もちろん高坂遙佑を殺すのです」

下村「……はい?」

花巻「ちょっ、ちょっと天ヶ瀬さん!?あなた自分が何を言ってるかわかってるの!?」

天ヶ瀬「理解してなければこんな事言いません。皆さんも彼の存在は目の上のなんとやら……なのではありませんか?」

りん「そ、それは……」

本居「で、ですけど!人を殺せば学級裁判が開かれます!学級裁判が開かれたら生き残れるのはクロかそれ以外のシロだけ……ただでさえ、殺人なんてもうこりごりなのにまた自分達の命だって危険にさらす真似を誰がしますか!?」

天ヶ瀬「ふふっ、人を殺せば……ですか」

こまる「……?」

揮央「天ヶ瀬……諦めて」

天ヶ瀬「……ふぅ、仕方がありませんね。今回は諦めてさしあげますわ」

そう言って天ヶ瀬さんは食堂から出ていった……

ルチアーノ「……天ヶ瀬め、とうとう本性を現し始めたか」

こまる「えっ……?」

天ヶ瀬さんの本性……?

――

天ヶ瀬『【天ヶ瀬咲さんは女優になるまで気に入らない相手を百人近く自殺に追い込んだり社会的に抹殺した】……全く、この程度の秘密で私が動くとでも?』

――

それって、やっぱりあの……

花巻「天ヶ瀬さんも相当まいってるのかしら……あんな事言い出すなんて」

りん「あやめお姉ちゃんの事だよね、やっぱり……」

でも、そうだ……

――

天ヶ瀬『えぇ、そうですわね……出来ればそのまま一生口を開かないでいただけるとありがたいです』

こまる『天ヶ瀬さん……?』

天ヶ瀬『……』

神導寺『咲さん、泣いてるんですか?』

天ヶ瀬『……それはあなたの勘違いですわあやめさん。私は演技以外で泣く事などとっくの昔に忘れましたもの』

――

あの時の天ヶ瀬さんは本当にあやめさんの事で悲しんで、高坂さんに対して怒ってた気がする……

こまる「どっちが、本当のあなたなんですか……天ヶ瀬さん」

ルチアーノ「さて……天ヶ瀬の事で中断したが話し合いを続けるとしようか」

根駒「だけど報告はもう終わりだろ?どうやって鍵のかかった扉を開けるのか探るのか?」

ルチアーノ「ふん、それは後回しだ。俺が言ってるのは下村、お前が隠していた事についてだ」

下村「えっ、俺?」

ルチアーノ「言い訳も嘘も泣き言も聞かん。なぜパソコンの件について黙っていたか吐いてもらおうか」

下村「……!」

本居「そ、そういえば……パソコンのウェブカメラが使えたって事はパソコンはもう直ってるはずですよね?」

鉢笛「えっ、でもボク達そんな話聞いてないよ?」

揮央「……私も聞いてない」

下村「そ、それはだな……」

ルチアーノ「黒幕を気にする必要はないぞ。前回の裁判で向こうもパソコンが直っているのは知っただろうからな」

下村「……悪い」

ルチアーノ「謝罪を聞きたい訳じゃない。なぜ黙っていたかだけ答えればそれでいい」

下村「それは……」

ルチアーノ「まさかとは思うが……信用してないから話さなかった、などと言うつもりではあるまいな?」

鉢笛「えっ……ゆ、ゆっきー、ボク達を疑ってたの?」

下村「……」

揮央「……沈黙は肯定と取る」

本居「し、下村さん、あなたは!」

ま、まずいよこれ……このままみんなが下村君を責めたら……!

こまる「ま、待っ……」

根駒「待ってくれ!」

ルチアーノ「……なんだ根駒」

根駒「実は俺も知ってたんだ……パソコンが直ってた事」

本居「ね、根駒さんも?」

こまる「わ、私も!知って、ました……」

揮央「……」

花巻「ごめんなさい、私も知ってたわ……後矢頼君も」

りん「りんも……」

鉢笛「な、なんで?なんで皆黙ってたの!?」

根駒「……下村は、みんなを思って黙ってたんだよ」

ルチアーノ「思ってだと?」

根駒「パソコンが直って調べてたら……その」

根駒君がチラッとカメラを見るとそれだけでルチアーノさんは察してくれたみたいで……さりげなく紙と書くものを根駒君に渡した。

そして……

ルチアーノ「つまりパソコンを直したはいいが何も見つからなかったのが申し訳なくて黙ってたというわけか」

下村「だ、だってよ……何も出来なかったとかハッカーの名折れだしさ……」

鉢笛「もう!そんな事で変な事しないでよゆっきー!」

下村君はパソコンを直したけど結局何も出来なかった。
それでぬか喜びさせたくなくて黙っていた……表向きはそういう事になった。

揮央「人騒がせ……罰としてご飯作って本居」

本居「ま、まあ、直せただけでも良しとしておきましょうよ……って僕がですか!?」

もちろん紙に書いてみんなに伝えた内容は違う。
内通者がいて、それは多分高坂さんだけど確証が持てなくて疑心暗鬼を引き起こしたくなくて話せなかった……そういう事に根駒君はしたみたい。
下村君がみんなを本当は信用してなかったなんて知られたら分裂しちゃうからきっとこれで良かったんだよね……

下村「……根駒、サンキューな」

根駒「最初の事件で助けられたしな。気にすんなよ」

花巻「ふぅ……これで一安心ね」

りん「うん!けほっ、こほっ……」

こまる「……」

問題は山積みだけど、みんなで力を合わせればきっと……なんとかなるよね!

――???

???「……」

シュル…

???「……くくっ」

シュルシュル…

???「舐められたものですね……」

パサッ…

高坂「奇術師を縛ったくらいで何とか出来ると思うとは……くくっ」

――???

???「……」

コト…

???「……うふふっ」

コト…

???「条件、その他全て揃うまで後少し……」

コト…

天ヶ瀬「欠けてしまったけれど、もうすぐ……もうすぐ私の願いが……うふっ」






高坂「くくっ……あははははははっ!!」



天ヶ瀬「ふふっ、うふふふふふふ……」

うわぁ...

今日はここまで

マフィアで結構危険人物だったはずのルチアーノさんは何処に行ったのか……
だけど考えたらルチアーノさん、こまるを支えたりはしても邪魔は一切してなかった事実。

それではおやすみなさい……

ルチアーノさんはすっかり安心できるポジションにいるなぁ



大型爆弾二つに信用の件も足がつくだろうし、いい感じに盛り上がって来たな

というか2で言うところの狛枝ポジの二人ばかりが注目されているが肝心の黒幕は誰なんだろ。
ギャグ枠と見せかけた本居君あたりが怪しいと考えてみる。

本日も夜に開始予定

質問等あればどうぞ

ダンロンシリーズお馴染みのどんでん返しとかもあるんですか?
安価スレだとそういうのは難しい気がするんですが......

矢頼与一が死亡になってないのはまさか...

>>51
どんでん返しというほどの物ではないでしょうが、一応考えてはあります

>>52
次スレでは高坂君がしっかり矢頼君にも【死亡】表記をしてくれるようです

よかった矢頼クンが黒幕じゃなくて...

とりあえず高坂か天ケ瀬のどっちかは絶対生き残りそう・・

才能が明らかになったことで根駒にも死亡の可能性が出てきたのか?

揮央さんが狙われる位置になってきたかも・・

深夜になってしまったけど進めたいと思います
人はいますか?

いる

――こまる(細河)の部屋

報告会を終えた私達はそれぞれの部屋に戻る事になった。
下村君は引き続きパソコンで調べもの……
花巻さんとりんお姉ちゃんは職員室にあるらしい花の様子を見に……
ルチアーノさんは鉢笛さんと高坂さんの所に……
本居さんは根駒君と一緒に揮央さんにご飯を作ってあげるらしい……
天ヶ瀬さんはわからない……鉢笛さんが部屋に行ったけどいなかったみたいだし。

こまる「私はどうしようかな……」

1…下村の様子を見に脱衣場に行く
2…花巻、りんの様子を見に職員室に行く
3…ルチアーノ、鉢笛と一緒に高坂の所に行く
4…食堂に行く
5…天ヶ瀬を捜してみる

↓2

3か5だよな...

5選択

天ヶ瀬さん、捜してみようかな……やっぱりあんな事言ってた以上放っておくわけにはいかないし……

【天ヶ瀬捜索を開始します】

4階の部屋から一部屋お選び下さい。

↓2

音楽室

音楽室選択

こまる「あっ……」

音楽室の方から、何か聞こえたような……行ってみよう

――音楽室

音楽室の扉をそっと開けると、そこはまるで音楽室というよりホールみたいな場所だった。
そしてステージの上にはピアノがあって、それは今……

天ヶ瀬「……」

天ヶ瀬さんが弾いて音を立てていた。
まるで感情をぶつけるみたいに激しいそれは……邪魔する事を一切許さない、そう言っているみたいだった。

天ヶ瀬「……ふぅ」

こまる「……」

天ヶ瀬「苗木さん、そこで何をしているのですか?」

こまる「あっ……」

天ヶ瀬「うふふっ、そんな怯えた顔をしないで下さないな。さっきの私は少し冷静ではなかっただけですから」

天ヶ瀬さんはそう言って笑うけど……さっきのあれはどう見てもそんな雰囲気じゃなかったよ……

こまる「ピアノ、好きなんですか?」

だから結局私はその事に触れず、話題を変える事しか出来なくて。
天ヶ瀬さんの笑みがこれほど怖いと思ったのは初めてだった。

天ヶ瀬「少しあったから弾いてみただけですわ。こんな広いホールにポツンと弾かれもせずにただ置かれているだけなんてあんまりでしょう?」

こまる「は、はあ……」

天ヶ瀬「どんなものでもただ放置されれば風化しいずれ消え去ります。物も、そして人も……」

天ヶ瀬さん……?

天ヶ瀬「特に私が生きてきた芸能界ではそれが顕著でしたわね。少しでも油断をすれば足元をすくわれ、弱みを見せれば全てを失う……まさに弱肉強食の世界」

確かに、芸能界で成功するのは大変な事なんだろうけど……

天ヶ瀬「私があの世界でお気に入りだったのはとあるアイドルの方くらいでしたわ」

天ヶ瀬「夢に向かって突き進み、そのためなら他者を蹴落とす事すらいとわない……笑顔の裏では良心が悲鳴をあげているのに強がっている……可愛らしい方でした」

それって、もしかして……

天ヶ瀬「だけど私はそこまで強くない。だからこそ……」

こまる「だからこそ?」

天ヶ瀬「……うふふっ、内緒です。それでは失礼しますわ……これ以上4階にいたらあらぬ疑いをかけられそうなので」

こまる「あっ……」

天ヶ瀬さんはそう言って音楽室から出ていった……
天ヶ瀬さんは、何を言おうとしてたんだろう……

短いにも程がありますがここまでにしておきます。

天ヶ瀬さんが芸能界で唯一お気に入りだったのはもちろん超高校級のアイドルのあの人です。

それではおやすみなさい……

もしかしたらアイドルさんも奴隷にされてたのか…

こんにちは
今日も更新予定

残りのお気に入りの人を探る参考までに天ヶ瀬さんが原作のメンバーでお気に入りに入れる人を乗せておきます。



・男子
苗木誠
大和田紋土
石丸清多夏

・女子
舞園さやか
霧切響子
朝日奈葵



・男子
日向創
左右田和一
十神白夜

・女子
小泉真昼
罪木蜜柑
澪田唯吹

こんな感じです

それではまた後で

根駒と揮央さんが狙われる臭がすごくて怖い・・

天ケ瀬さんは一体どこで判断してるのですかね・・

依存症の罪木や精神的に脆い面のある大和田や舞園さん暴走した石丸

相手の心を(服従的な意味で)掴めそうな人じゃない?
もしくは、苗木、朝日奈、澪田みたいな太陽みたいに明るい人

>>72に納得できるけど霧切 左右田 日向 豚神 小泉 がわからないよな...

見た目的に少し地味な人が好きなのかとも思った。
でも何か違う気もする…

――こまる(細河)の部屋

こまる「天ヶ瀬さん、本当に大丈夫なのかな……」

高坂さんの事もあるしなかなか順調とはいかないね……

こまる「……これからどうしよう」

購買部に行きますか?

↓2

手持ちに余裕があったと思うし行かない

行く

行く選択

――購買部

こまる「……」

モノモノマシーン……これから出た物で昨日の事件は起きた……

こまる「……危険な物は出ませんように」

何枚使いますか?【現在のモノクマメダルは24枚です】

(人物も書いた場合コンマ50以上で現れます)

(コンマ70以上でもう一回回せます)

↓2

7 鉢笛

三回。
鉢笛さん

【3枚使います】

【コンマ50以上のため鉢笛さんが現れます】

連投ありで↓3のコンマに対応するアイテムが手に入ります。
コンマ92以上は下にずれます。

てい

またマシーンの景品かよ
あれは犯罪グッズの温床だな

とう

【あしたのグローブ】
【携帯ゲーム機】
【古代ツアーチケット】を手に入れました!

こまる「とりあえず大丈夫な方かな……」


モノクマ「ゆゆしき事態です……」

こまる「モ、モノクマ!?」

モノクマ「ゆゆしき事態ですよ苗木さん!」

こまる「な、何が……」

モノクマ「購買部に誰も来なくなっちゃったんだよ!これじゃばらまいてるモノクマメダルとか一々補充してるモノモノマシーンが無駄になっちゃっうんだよ……そもそもせっかく一時期の癒やしとして用意した景品をこんな風に使われるのはボクとしても困るんだよね」

こまる「そんな事言われても……」

モノクマ「ですからボクは考えました!」

こまる「考えたって……」

ピピッ

こまる「あっ、電子生徒手帳が……」

【校則が追加されました】

モノクマ「モノモノマシーンの景品を犯罪に使う事を禁止しましたー!これで気兼ねなく回せますね、良かった良かった」

こまる「……」

今さら、今さらこんな……!

鉢笛「こまっちゃん、何してるの?」

こまる「鉢笛さん……」

鉢笛「モノクママシーン回してたんだ。まあ、さっき出来た校則で危険な使い方される心配はなくなったもんね」

こまる「……でもやっぱりこれからはあまり回さないようにしようかなとも思ってるんです」

高坂さんに自動消滅カセットテープを渡したのは私だ……
つまりあやめさんにあんな事をさせちゃったのは私のせいでもあるんだ……

鉢笛「こまっちゃん、責任感じてるんだね……でもさ、これを回すのって悪い事だけじゃないよ?」

こまる「えっ?」

鉢笛「ゆっきーやせいちゃんを助けられたのはさ、こまっちゃんがルッちゃんにあげたあのサラシがあったからもボクはあると思うんだ」

こまる「……」

鉢笛「道具はやっぱり使う人次第……それにあーちゃんがあのサラシを使ったのは、突き止めてほしかったんじゃないかなって今になったら思うよ?」

こまる「でも……」

鉢笛「……しょうがないな、こまっちゃんは」

こまる「あっ」

鉢笛「こまっちゃんは自分の中に溜め込みすぎ。ボクじゃ頼りないかもしれないけど、胸くらいなら貸せるから思いっきり泣いちゃおう?」

こまる「……」


1…矢頼さんの事もあるのに、どうして優しくしてくれるんですか?
2…無言で泣く
3…自由安価。そぐわない物は下にズレます。

↓2



質問だけど、今からパソコンのこと話すのはアリ?

筆談ではなしたんじゃないの?

1選択

こまる「なんでですか……」

鉢笛「んっ?」

こまる「矢頼さんの事もあるのに、どうして優しくしてくれるんですか?」

私は責められたってしょうがない事をしたのに……

鉢笛「言ったでしょ?道具は使う人次第だって、こまっちゃんはただプレゼントしただけで悪くないよ」

こまる「うっ、ううっ……」

鉢笛「矢頼君の事もあーちゃんの事も悲しいけど……ボクはこまっちゃんを責めたりなんてしない!」

こまる「っ……!」

鉢笛「ボクは元々誰かを嫌ったりするの得意じゃないしね!」

こまる「鉢笛さんっ……ひっく、うっ……うわあああああああんっ!!」

鉢笛さんの胸で私は泣き続けた……
鉢笛さんは何も言わず背中をさすっていてくれた……

【モノクマメダルを一枚消費する事でもう1人乱入してきます】

【誰かを乱入させたい場合は人物を>>2-3からお選びください】

【現在のモノクマメダルは21枚です】

↓2

乱入 ルチアーノ

泣いてるところに乱入されても...
なし

【乱入はありませんでした】

こまる「……」

鉢笛「落ち着いた?」

こまる「……はい」

鉢笛「これからも辛かったら頼りにしていいんだからね?」

こまる「わかりました、鉢笛さん」

鉢笛「んー……ダメだね!」

こまる「えっ」

鉢笛「涙を見せた仲なんだから鉢笛さんなんて他人行儀はダメだよ!というわけでこまっちゃんはこれからボクを下の名前で呼ぶ事!」

こまる「え、えっと……」

鉢笛「いいね!」

こまる「わ、わかりました舞さん!」

鉢笛「よろしい!」

そう言って鉢笛さん……舞さんはニコッと笑った。

プレゼントを渡しますか?

【狂戦士の鎧】
【万力】×2
【赤いマフラー】
【オモプラッタの極意】 ×2
【おでこのメガネ】
【もしもFAX】
【毛虫くん】
【イン・ビトロ・ローズ】
【蝶ネクタイの変声機】
【あかの着ぐるみ】
【虹色の乾パン】×2
【カットバサミ】
【これくらいのお弁当】
【速球大臣】
【自動消滅カセットテープ】
【高級チンチラシート】
【水晶のドクロ】
【光線銃ズリオン】
【だれかの卒業アルバム】
【乙女キャリーバック】
【玉串】
【あしたのグローブ】
【携帯ゲーム機】
【古代ツアーチケット】

渡す場合上から選んでください

↓2

あしたのグローブかな

狂戦士の鎧

こまる「舞さん、これどうぞ!」

鉢笛「うわっ、鎧だ!?ボク初めて見たよ……」

こまる「あげます!いざという時にはこれで身を守ってください!」

鉢笛「でもこれ、着たら危ないんじゃ……」

こまる「あっ……」

鉢笛「……ぷっ、あはははは!もうこまっちゃんも抜けてるなあ!」

こまる「わ、笑わないでくださいよ!」

鉢笛「あはははは!」

こまる「ま、舞さーん!!」

【鉢笛舞の好感度が上がりました!】

――こまる(細河)の部屋

こまる「笑いすぎだよ、舞さんは……」

……でも、助けられちゃった。
あんなに泣いたのいつ振りだろう……

こまる「よし、頑張ろう!」

【自由行動を開始します】
行動を選択してください

1…誰かと話す
>>2-3からお選び下さい )

2…モノクマメダルを探しに行く
(人物も書いた場合コンマ50以上で現れます)

↓2

ルチアーノ

揮央

2揮央

揮央選択

――寄宿舎廊下

揮央「……」

こまる「揮央さん?」

揮央「……苗木」

こまる「廊下に立って何してるの?」

揮央「……見張り」

こまる「見張りって高坂さんの?でも高坂さんは縛られてるんじゃ……」

揮央「……彼は超高校級の奇術師。縄抜けは基本中の基本」

こまる「それはそうかもしれないけど……」

揮央「……今度こそ彼に事件は起こさせない」

こまる「揮央さん……」

揮央「……」

1…揮央さん、変わったね
2…無理したらダメだよ?
3…自由安価。そぐわない物は下にズレます。

↓2

2

2選択

こまる「無理したらダメだよ?」

揮央「……心配はいらない。元々待つのは得意」

こまる「本当にどういう生活してたの……?」

揮央「……色々」

こまる「……」

言うつもりはないみたい……
揮央さんの秘密主義は今に始まった事じゃないけどね……

プレゼントを渡しますか?

【万力】×2
【赤いマフラー】
【オモプラッタの極意】 ×2
【おでこのメガネ】
【もしもFAX】
【毛虫くん】
【イン・ビトロ・ローズ】
【蝶ネクタイの変声機】
【あかの着ぐるみ】
【虹色の乾パン】×2
【カットバサミ】
【これくらいのお弁当】
【速球大臣】
【自動消滅カセットテープ】
【高級チンチラシート】
【水晶のドクロ】
【光線銃ズリオン】
【だれかの卒業アルバム】
【乙女キャリーバック】
【玉串】
【あしたのグローブ】
【携帯ゲーム機】
【古代ツアーチケット】

渡す場合上から選んでください

↓2

虹色の乾パン

虹色の乾パン

こまる「揮央さん、これあげるね」

揮央「虹色の乾パン……」

こまる「あっ……!」

あ、相変わらず取るの早い……

揮央「……むぐむぐ」

た、食べるのも早い……

揮央「……あげな」

こまる「取らないよ……」

揮央「そう……」

こまる「……」

【モノクマメダルを一枚消費する事でもう1人乱入してきます】

【誰かを乱入させたい場合は人物を>>2-3からお選びください】

【現在のモノクマメダルは21枚です】

↓2

乱入ではないが、高坂に会いたい

これで高坂がひょっこり出てきたら見張ってた奴らェ・・・状態だなww

ここでいきなり乱入されたらさすがにね...

【モノクマメダルを一枚消費しました】

こまる「揮央さん……私ちょっと高坂さんに会おうと思うんだけど」

揮央「……」

こまる「でも1人じゃダメだって決まってるから……」

揮央「鍵は持ってる……ついていく」

こまる「ありがとう」

――高坂の部屋

高坂「これはこれは珍しい客人だ。おもてなしは出来ませんがどうかごゆっくり……」

高坂さんの部屋は色んな箱やらマジック道具やらが乱雑に置かれた場所で。
そして……その中心にあるベッドにロープを繋ぐ形で高坂さんは縛られて座っていた。

こまる「……」

揮央「……」

高坂「おや、せっかく来てくれたというのにだんまりとは……これでは1人でいるのと変わりませんよ?」

1…こんな状態になってもあなたは変わらないんですね
2…天ヶ瀬さん、相当怒ってましたよ
3…自由安価。そぐわない物は下にズレます。

↓2

1

1選択

こまる「そんな状態になってもあなたは変わらないんですね」

縛られて少しは考えが変わるかもなんて、期待するだけ無駄だったのかな……

高坂「くくっ、変わらないものですよ、人間なんて。たとえどんな状況に置かれてもね……」

揮央「……違う」

高坂「ほう?」

揮央「人は変わる、いい方向にも悪い方向にも……私はそれを知っている」

高坂「くくっ、まあ考え方は人それぞれ……そう思うならそう思っていればいい」

揮央「……」

な、なんだか私がついてきたみたいになってるような……

高坂「ああ、苗木さん。すいませんがそこの飴を取ってください」

こまる「これですか?」

高坂「えぇ、好きなものでね」

揮央「……もう好きにはさせない」

高坂「それは楽しみだ」

【高坂遙佑に関しては特殊判定によりプレゼントは渡しません】

【高坂遙佑の好感度が少し上がりました】

――こまる(細河)の部屋

揮央さんは高坂さんの部屋をまだ見張るみたい……
だけど揮央さん、普段に比べてなんか様子がおかしかったような……

こまる「うーん……よくわからないや」

とりあえず時間はまだあるし何かしようかな

【自由行動を開始します】

1…誰かと話す
>>2-3からお選び下さい )

2…モノクマメダルを探しに行く
(人物も書いた場合コンマ50以上で現れます)

↓2

花巻

2花巻

2選択【50以上のため花巻さんが現れます】

――職員室

こまる「うわっ、花がいっぱい……」

ここならモノクマメダルもいっぱいあるかも……

直後判定
01~32…一枚ゲット
34~65…二枚ゲット
67~98…三枚ゲット
ぞろ目…五枚ゲット

サーチアンドデストローイ

てい

【コンマ35のため2枚ゲット!】

こまる「2枚かあ……」

でもこんなものなのかな?

花巻「あら、苗木さん」

こまる「あっ、花巻さん。また掃除ですか?」

花巻「今日は違うわ……というか動いたら傷口が開くからって掃除を禁止されちゃってるのよ。だからちょっと花に囲まれようと思ったの……でも職員室くらいしかそういう場所ないのよね」

こまる「そうなんですか……あっ、椅子どうぞ」

花巻「ありがとう。こんな時下村君を手伝えればよかったんだけどパソコン関連は私さっぱりなのよね」

こまる「……」

花巻「かといって料理とかも私不得意だし……あーあ、少しは勉強しておけば良かったかな」


1…下村君は感謝してると思いますよ?
2…花巻さんって下村君の話題が多いですよね
3…自由安価。そぐわない物は下にズレます。

↓2

2

1選択

こまる「下村君は感謝してると思いますよ?」

花巻「そうかしら……」

こまる「だって下村君、花巻さんにはいつも変わらずに接してるじゃないですか」

花巻「……少しはおとなしくしてほしい気もするけどね」

こまる「でもいつも変わらずに接する事が出来る人ってすごく大切だと思うんです。こんな状況だと特に」

花巻「……大切?」

こまる「はい!」

花巻「……」

こまる「あれ?花巻さん?」

花巻「そうか、大切……」

【モノクマメダルを一枚消費する事でもう1人乱入してきます】

【誰かを乱入させたい場合は人物を>>2-3からお選びください】

【現在のモノクマメダルは22枚です】

↓2

下村

下村選択【モノクマメダルを一枚消費しました】

花巻「そうか、そうかあ……」

こまる「花巻さーん?」

どうしよう、花巻さんが上の空に……

下村「あれ、何してんのこまるちゃん、セーラちゃん」

こまる「あっ、下村君。花巻さんと話してたんだけどなんだか花巻さんが上の空になっちゃって」

下村「ふーん、どれどれ……おーい、セーラちゃん?」

花巻「えへっ、へへへへ……」

下村「こりゃ確かに重症だ……おおい、セーラちゃーん!」

花巻「……下村君?」

コンマ50未満で花巻さんが我に返る。
コンマ50以上で上の空のまま

↓2

みんな大丈夫か本当に………
(高坂以外な)

ほい

コンマ50以上のため……

花巻「……」

下村「セーラちゃん?」

花巻「どうしよう……とうとう幻覚が目の前に現れちゃったわ」

下村「は?」

花巻「でも幻覚になら……少しは……」

下村「こまるちゃん、マジでどうしちゃったんだセーラちゃん」

こまる「さ、さあ」

花巻「下村君!」

下村「は、はい!?」

花巻「いつも注意してばかりだけど、その、あなたと話してると心が安らぐの」

下村「……えっ」

こまる「これって……」

花巻「最初はなんて軽い奴なんだって思ってたんだけどね?だけど私が埃っぽいの苦手だからって掃除手伝ってくれたり、所々でりんちゃんや私を気遣ってくれてるのに気付いてからは……えっと、ちょっとかっこいいなあって……」

下村「……」

花巻「普段は言えないけど!あ、ありがとう!りんちゃんやあなたがいてくれるから私、折れずにいられるの!」

こまる「わあ、わあ……!」

花巻「だ、だけどりんちゃんとあなたとではその……だ、だめ!これ以上は幻覚とはいえやっぱり照れちゃうわ……」

下村「……幻覚じゃないけど」

花巻「……えっ?」

こまる「花巻さん、下村君来てましたよ?」

花巻「……」

下村「……」

花巻「ーーーーーーっ!??!?!!?」

私はその日、初めて声にならない悲鳴を聞いた……

プレゼントを渡しますか?

【万力】×2
【赤いマフラー】
【オモプラッタの極意】 ×2
【おでこのメガネ】
【もしもFAX】
【毛虫くん】
【イン・ビトロ・ローズ】
【蝶ネクタイの変声機】
【あかの着ぐるみ】
【虹色の乾パン】
【カットバサミ】
【これくらいのお弁当】
【速球大臣】
【自動消滅カセットテープ】
【高級チンチラシート】
【水晶のドクロ】
【光線銃ズリオン】
【だれかの卒業アルバム】
【乙女キャリーバック】
【玉串】
【あしたのグローブ】
【携帯ゲーム機】
【古代ツアーチケット】
渡す場合上から選んでください

花巻↓2 下村↓4

キャリーバック

乙女のキャリーバック

下村にイン・ビトロ・ローズをこっそり渡して花巻に渡すように助言

花巻「忘れて!お願いだから忘れてぇ!」

下村「危ない、危ないから!?お互い怪我人なんだから冷静に話し合おうぜ、な!な!」

花巻「忘れるまで冷静でなんていられないわよバカァ!」

こまる「あの……」

下村「こまるちゃんもセーラちゃん止めてくれ!」

こまる「花巻さん、これ差し上げます……」

花巻「乙女キャリーバック……そうね、これで誰も知らない地に旅立てば……」

下村「だから落ち着いてくれってばセーラちゃん!つうかこまるちゃん、止める気ないだろ!?」

こまる「下村君にはこれあげるね。花巻さんに渡してあげて」

下村「これで止まるのか?ええい、わかった、やってやる!」

花巻「ぐすっ、あんな……あんな形で、ぐすっ……」

下村「セーラちゃん!これあげるから落ち着いてくれ!」

花巻「これ、イン・ビトロ・ローズ……」

下村「落ち着いてくれたか?」

花巻「赤い薔薇……花言葉は、花言葉は……」

下村「……セーラちゃん?」

花巻「う、うー……」

下村「ふぅ、落ち着いたか……」

こまる「……」

後は2人きりにしてあげよう……

【花巻清良の好感度が上がりました】

【下村幸洋の好感度が上がりました】

【花巻清良の下村幸洋への好感度がMAXになりました!】

【下村幸洋から花巻清良への好感度が上がりました】

――こまる(細河)の部屋

キーン、コーン… カーン、コーン

モノクマ「えー、校内放送でーす。午後10時になりました。ただいまより夜時間になります」

モノクマ「間もなく食堂はドアをロックされますので、立ち入り禁止となりま~す」

モノクマ「ではでは、いい夢を。おやすみなさい…」

こまる「もう夜時間かあ……下村君と花巻さんの事があったからあっという間に時間が過ぎた気がする」

化学室はルチアーノさんと根駒君が見に行ってるし、高坂さんの部屋は揮央さんが相変わらず見張るみたいだし……

こまる「私も出来る事をやらないと……おやすみなさい」

――こまる(細河)の部屋

キーン、コーン… カーン、コーン

モノクマ「オマエラ、おはようございます!朝です、7時になりました!起床時間ですよ~!」

モノクマ「さぁて、今日も張り切っていきましょう~!」

こまる「おはよう、琉彌ちゃん」

さて今日も頑張ろう!

――食堂

天ヶ瀬さんは今日もいない、か。

鉢笛「あっ、こまっちゃんおはよー!」

こまる「おはようございます、舞さん」

鉢笛「うんうん、やっぱり名前で呼ばれると親しい!って感じだよね!」

ルチアーノ「……おい苗木」

こまる「なんですか?」

ルチアーノ「あれはいったい何があったんだ」


下村「……」

花巻「……」

りん「けほっ、お兄ちゃん達、どうしたの?今日ずっとお喋りしてないけど……」

下村「あ、ああ……ちょっとな」

花巻「べ、別に喧嘩とかじゃないから安心してね?」

りん「良かった!お兄ちゃん達が仲良くしてるの、りんも嬉しいもん!」


こまる「ああ……」

根駒「なんか雰囲気変だよな……悪くはないみたいだけどさ」

本居「確かに……」

揮央「……美味しい」

鉢笛「花ちゃんはマイペースだなあ……」

ルチアーノ「全く……」

本日はここまで

下村君の現在の状態は花巻さんからパンツもらってる状態です。
これでもしどちらかがどうにかなったら……

最後にステータスと好感度・さらに変化した人の印象
こまる精神力…7.5

×細河…MAX

×神導寺…9.0

天ヶ瀬…6.8

りん…6.5

下村…6.4【感謝、しとくべきだよなあ】

ルチアーノ…6.0


鉢笛…5.8【こまっちゃんはもっと甘えていいんだよ!】


揮央…5.6【……無理しないのはお互い様】

花巻…5.5【あ、ありがとう苗木さん!少し素直になれたわ!】

根駒…5.4

本居…4.5

高坂…4.4【くくっ……私は変えられませんよ】

×矢頼…4.2

×綾咲…3.0

×岩淵…0.5

それではおやすみなさい……

おーつおーつ

乙ですー
なんだか花巻さんが一気にかわいくなった……

乙ッス
うむ、これは言っておいたほうがいいのかな?
爆発しろ!

是非とも生き残ってほしいな...

下村の方が好感度MAXになってないのは何かありそうだな……

遅くなりましたが人はいますか?

いるよ

いる

――こまる(細河)の部屋

こまる「下村君と花巻さん、当分はあのままになりそう……」

でもこんな時だから余計、明るい話題は嬉しいかも。

こまる「さてと、これからどうしようかな」

購買部に行きますか?

↓2

いかない

行かない選択

こまる「購買部は行かなくていいかな……」

空いてる時間でモノクマメダルでも探そう。

直後判定
01~32…2枚ゲット
34~65…3枚ゲット
67~98…5枚ゲット
ぞろ目…5枚ゲット+???

てい

【コンマ89で5枚ゲット!】

【現在のモノクマメダルは26枚です】

こまる「集中して探したらいっぱい見つかったね」

さて、時間はまだあるしどうしようかな?

【自由行動を開始します】

1…誰かと話す
>>2-3からお選び下さい )

2…モノクマメダルを探しに行く
(人物も書いた場合コンマ50以上で現れます)

↓2

2 天ヶ瀬

2 天ヶ瀬

2選択【コンマ50以上のため天ヶ瀬さんが現れます】

――玄関ホール

こまる「よーし、まだまだメダルを探そう!」

直後判定
01~32…一枚ゲット
34~65…二枚ゲット
67~98…三枚ゲット
ぞろ目…五枚ゲット

てい

【コンマ95のため3枚ゲット!】

【現在のモノクマメダルは29枚です】

こまる「ちょっと休憩しようかな」

天ヶ瀬「あら、苗木さんじゃないですか」

こまる「天ヶ瀬さん?」

天ヶ瀬「うふふっ、ごきげんよう」

天ヶ瀬さんは相変わらず柔らかい笑みを浮かべてる……
だけどここに来てこうして天ヶ瀬さんと話すようになって、この笑顔が本当に笑ってるのか……わからなくなってきちゃったかもしれない。
やっぱりテレビで見てただけじゃ、全然その人の事はわからないんだね……

天ヶ瀬「どうしました?」

1…もうあんな事考えてませんよね?
2…天ヶ瀬さん、なんで朝食会に来てくれなくなっちゃったんですか?
3…自由安価。そぐわない物は下にズレます。

↓2

3 神導寺さんのことは残念でしたね。
(仲が良かったから)

2

3選択

こまる「……あの」

天ヶ瀬「なんですか?」

こまる「あやめさんの事は残念でしたね……」

天ヶ瀬さんはあやめさんの事からどこか変わった気がする……
自分が支えてたあやめさんが高坂さんに利用されて、殺人を犯してしまったのがやっぱり……

天ヶ瀬「それはどういう意味で言ってるんですか?」

こまる「えっ?」

天ヶ瀬「まあ、苗木さんの事ですから仲良くしていたあやめさんがいなくなってしまった事……といったところでしょうが」

こまる「ほ、他に何かあるんですか?」

天ヶ瀬「いえ、わからないならそれでいいんです……確かにあやめさんの事は残念でした」

こまる「やっぱり……」

天ヶ瀬「……完全に堕としたと思っていたのに高坂君の介入を許してしまったのですから」

こまる「……?」

天ヶ瀬さん、今小声で何か言わなかった……?

天ヶ瀬「……それにしても、苗木さんこそあやめさんとは親しくしていたのでしょう?私を気遣う余裕があるのですか?」

こまる「……私はみんなに支えてもらってますから」

天ヶ瀬「……くすっ」

こまる「天ヶ瀬さん?」

天ヶ瀬「うふふっ、苗木さんは強いのですね」

こまる「そ、そんな!私なんて大したことも出来ないし……」

天ヶ瀬「そんな事ありませんわ、苗木さんはとても頑張っていますよ……」

そう、なのかな……私もみんなの役に立ててるのかな……

天ヶ瀬「えぇ、本当に…………」




天ヶ瀬(あなたは手に入れがいがありますわ、うふふっ、ふふ……)

【モノクマメダルを一枚消費する事でもう1人乱入してきます】

【誰かを乱入させたい場合は人物を>>2-3からお選びください】

【現在のモノクマメダルは29枚です】

↓2

鉢笛

あやめさんの件で少しは殊勝になったかと思ったらこれですよ

あやめさんの件で少しは殊勝になったかと思ったらこれですよ

連投ごめんなさい

大切な事だからね...

天ヶ瀬さんはブレないなぁ

でも自分の事は強くないって言ってるし案外打たれ弱いSなのかも

Sだからこそ繊細なんじゃ?

鉢笛選択【モノクマメダルを1枚消費しました】

鉢笛「こまっちゃん、えーちゃん!何してるの?」

こまる「あっ、舞さん」

天ヶ瀬「ちょっとお話をしてたんです。鉢笛さんはどうしてここに?」

鉢笛「散歩!みんな色々忙しそうで邪魔するのも気が引けちゃって」

天ヶ瀬「あら、そうなのですか」

鉢笛「そうなんだよー。ゆっきーとせいちゃんとりんちゃんはなんか3人家族みたいな空気出してるし、ルッちゃんはあっくんと調べ物してるし、がっくんは花ちゃんとようちゃんのところだし、こまっちゃんとえーちゃんはどこにいるのかわからない事の方が多いし!」

こまる「な、なんかごめんなさい……」

鉢笛「あっ、責めてるわけじゃないよ?ただやっぱり1人は寂しいから……」

天ヶ瀬「なら一緒にお話でもしましょう。なぜ苗木さんの鉢笛さんの呼び方が変わっているのか聞かせてほしいですし」

鉢笛「あっ、それはね……」

1…天ヶ瀬を中心に話す
2…鉢笛を中心に話す
3…自由安価。そぐわない物は下にズレます。

↓2

2

1選択

天ヶ瀬「そんな事があったんですか」

鉢笛「いやー、その後鎧を渡してくれた時のこまっちゃんは本当に……」

こまる「舞さん!その事は忘れてください!」

鉢笛「えー。今度いつもより気合い入れてルッちゃんとの仲応援するから許してよー」

こまる「だからそれは違うんですってばあ!」

天ヶ瀬「うふふ……」

鉢笛「そうだ!ねぇねぇ、えーちゃんは誰か気になる人とかいないの?」

天ヶ瀬「私ですか?」

鉢笛「うん!人気女優のえーちゃんのタイプとかボク気になるよ!」

天ヶ瀬「そうですわね……色々ありますが私は弱さがある人が好きです」

こまる「弱さがある人?」

天ヶ瀬「えぇ、例えば……特に才がないのに才への憧れを捨てられなかったり、報われる事などないのに恋心を抱き続けたり、普段は冷静なのにたった1つの事柄でその冷静さの仮面が剥がれたり、自分という物がないために誰かの真似をしなければ生きていけなかったり……世の中には色々な弱さを持つ人がいます」

こまる「は、はあ……」

天ヶ瀬「そんな人達を支えてあげたいんです……私、尽くしたいタイプなので」

鉢笛「そ、そうなんだ……」

天ヶ瀬「……と言ったら信じますか?」

鉢笛「って嘘なの!?」

天ヶ瀬「うふふ、女優が簡単にそんな事を話せるわけないじゃないですか」

鉢笛「むー!」

天ヶ瀬「ただ……」

こまる「ただ?」

天ヶ瀬「私は臆病者なので、まともに誰かを愛するのはきっと無理でしょうね」

それは、天ヶ瀬さんが漏らした少しばかりの本音……なぜか私はそう感じた。

プレゼントを渡しますか?
【万力】×2
【赤いマフラー】
【オモプラッタの極意】 ×2
【おでこのメガネ】
【もしもFAX】
【毛虫くん】
【蝶ネクタイの変声機】
【あかの着ぐるみ】
【虹色の乾パン】
【カットバサミ】
【これくらいのお弁当】
【速球大臣】
【自動消滅カセットテープ】
【高級チンチラシート】
【水晶のドクロ】
【光線銃ズリオン】
【だれかの卒業アルバム】
【玉串】
【あしたのグローブ】
【携帯ゲーム機】
【古代ツアーチケット】
渡す場合上から選んでください
天ヶ瀬↓2 鉢笛↓4

ツアーチケット

赤の着ぐるみ

あしたのグローブ

あしたのグローブ

こまる「天ヶ瀬さん、これどうぞ」

天ヶ瀬「ツアーチケットですか……うふふっ、ありがとうございます」

こまる「舞さんにはこれを」

鉢笛「あっ、あしたのグローブだ!着けるとクロスカウンター打ちたくなるらしいね!」

天ヶ瀬「相手がいなければクロスカウンターは打てない気もしますが」

鉢笛「うーん、それもそうなんだよね……こうなったら1人ボクシングをしようかな」

こまる「そ、そこまでしなくても……」

鉢笛「いや、ボクはやるよ!そしてクロスカウンターを極めるんだ!」

天ヶ瀬「うふふ、頑張ってくださいね」

鉢笛「うん、頑張るよ!」

【天ヶ瀬咲の好感度が上がりました】

【天ヶ瀬咲の通信簿が開放されました】

【好きな人は弱い人?本気か冗談か彼女の真意は掴めない】

【自分は臆病者で誰かをまともに愛するのは無理だと思っているらしい……】

【鉢笛舞の好感度が上がりました】

――こまる(細河)の部屋

こまる「まともに誰かを愛するのは無理、かあ」

臆病者って天ヶ瀬さんにそんなイメージないんだけどなあ……

こまる「さてと、まだ時間はあるけどどうしようかな」

【自由行動を開始します】

1…誰かと話す
>>2-3からお選び下さい )

2…モノクマメダルを探しに行く
(人物も書いた場合コンマ50以上で現れます)

↓2

1 ルチアーノ

1 本居

弱い人が好きな割りに鋼鉄の芯を持つ苗木君を気に入るからやはり真意は掴めないな
いやむしろ苗木君の場合だと攻め込まれる側になるのだろうか

勘違いしてるんじゃない?それか自分が臆病者だからこそ、芯の強い人に守ってもらいたいとか?

本居選択

――厨房

こまる「本居さん、いますか?」

本居「苗木さん?」

こまる「やっぱりここにいたんですね。図書室にいないから捜しちゃいました」

本居「揮央さんを満足させるために色々勉強しなければならない事が増えてしまいまして……今はお菓子作りにチャレンジしてるところなんです」

こまる「へぇ、お菓子ですか……」

本居「はい」

こまる「……」

本居「……」

こまる「……」

本居「……苗木さんも食べますか?」

こまる「いいんですか?」

本居「そんな目で見られたら……それに前回の裁判で助けてもらったお礼もしたいですし」

1…じゃあ一緒に作りませんか?
2…じゃあお言葉に甘えて……
3…自由安価。そぐわない物は下にズレます。

↓2

3 なんでそんなに料理が上手なんですか?

確かに気になるな...

2選択

こまる「じゃあお言葉に甘えて……」

本居「それではちょっと待っててくださいね……」

――

本居「調理本を見て覚えたレシピで作ったものですけどどうですか、ケーキ?」

こまる「美味しいです!こんなに食べられないかもって思ったけどこれならいくらでも入りそうで……」

太っちゃったらどうしようとか気になるけど、それでも手が止まらないよ……!

本居「それはよかった……こういうところで役立てるなら僕もまだ捨てたものではありませんね。裁判ではまたミスをしでかしてしまいましたし……」

こまる「本居さん……」

本居「す、すいません!変な話をしてしまって……」

本居さん、気に病む事はないと思うんだけどな……

【モノクマメダルを一枚消費する事でもう1人乱入してきます】

【誰かを乱入させたい場合は人物を>>2-3からお選びください】

【現在のモノクマメダルは28枚です】

↓2

ルチアーノ

させない

ルチアーノ

【乱入はありませんでした】

こまる「本居さん、そこまで悩む事ないと思います!」

本居「へっ?」

こまる「だってこの前の学級裁判だって本居さんの迷推理があったから真相にたどり着いた部分があったじゃないですか!」

本居「……」

こまる「今だってこうしてご飯を作ってくれますし……本居さんは自分で思ってるよりずっとすごいと思います!」

本居「苗木さん……」

こまる「だからそんなに自分を卑下しないでください。私は話くらいしか聞けませんけど、辛い事とかあったら聞きますから!」

本居「……ありがとうございます」

こまる「いえ……」

本居「ただ……クリームをつけたままだと少し格好がつきませんよ?」

こまる「えっ!?」

本居「あっ、取ってあげますよ」

↓2のコンマが高いほど……

ま・た・か・い

てい

地味に迷推理とか言ってて酷いww

さすが本居

【コンマ41】

本居さんは私の口元に手を伸ばすと指でクリームを拭う。
さっきの事があるからかその表情は普段より柔らかい気がした。

本居「はい、取れましたよ」

こまる「ありがとうございます」

本居「いえいえ……」

そう言って本居さんはタオルで指についてるクリームを拭き取った。
……そのタオルを貸してもらってもよかった気がするけど、まあわざわざ言わなくてもいいよね。

プレゼントを渡しますか?
【万力】×2
【赤いマフラー】
【オモプラッタの極意】 ×2
【おでこのメガネ】
【もしもFAX】
【毛虫くん】
【蝶ネクタイの変声機】
【あかの着ぐるみ】
【虹色の乾パン】
【カットバサミ】
【これくらいのお弁当】
【速球大臣】
【自動消滅カセットテープ】
【高級チンチラシート】
【水晶のドクロ】
【光線銃ズリオン】
【だれかの卒業アルバム】
【玉串】
【携帯ゲーム機】

渡す場合上から選んでください
↓2

【オモプラッタの極意】

オモプラッタの極意なら本だし喜びそう

こまる「本居さん、ケーキありがとうございました」

本居「いえ、こちらこそ苗木さんと話せてよかったです」

こまる「それでこれ、お礼ってわけじゃないんですけど……」

本居「オモプラッタの極意ですか……ちょうど僕も護身術でも覚えようかと思っていたのでこれはありがたいですね」

こまる「喜んでもらえたならよかったです!」

本居「それでは僕は根駒さんと夕食の準備があるので……また夕食会で」

こまる「はい!」

【本居秋詠の好感度が上がりました】

本居君がイケメンみたいな真似してるー!?

本日はここまで

天ヶ瀬さんはかなり内情グチャグチャな人って設定です。
天ヶ瀬さんと比べたら高坂君の方がまだわかりやすいかもしれません。

現在ステータスと好感度・さらに変化した人の印象

こまる精神力…8.5

×細河…MAX

×神導寺…9.0

天ヶ瀬…7.3【支えればあなたは私の……】

りん…6.5

下村…6.4

鉢笛…6.3【こまっちゃんと話してると楽しいよ!】

ルチアーノ…6.0

揮央…5.6

花巻…5.5

根駒…5.4

本居…5.2【頼ってみましょうか……もう少し】

高坂…4.4

×矢頼…4.2

×綾咲…3.0

×岩淵…0.5

最後に。
現在このまま行くとどう足掻いても必ず死亡する人が1人いますのでご注意を。

それではおやすみなさい……



見張りの揮央さんと、未だに咳してるりんが危なそう

乙ー
りんchangはむしろ死ぬとゲームオーバーだからある意味命は担保されていると言えるけどそれ以外全員フラグあるよ
注意はしたいがどうすべきかねぇ

みんなの中心になりつつあるルチアーノと、
秘密暴露した根駒も危ない気がする。

>>211大和田みたいに以外と精神的に弱いってやつか?

>>212
いや、何かこの二人
特に根駒は露骨にフラグ立ったんじゃね?
と思って……

うわ、sage忘れた……
本当にすいませんorz

天ヶ瀬さんのお気に入りじゃなくて死んじゃいそうって事ね...
なんとなくわかるな...

高坂と天ケ瀬のどちらかはほぼ生存確定だね

まあ石丸とペコは場合によってあやめ状態になるかもね・・

天ケ瀬さんは何かな?セレスかな?

おはようございます

とりあえず色々と

現在確定生存はこまるだけです
現在のままなら死亡確定は1人いますが、被害者にしろクロにしろまだ全員に退場する可能性は充分にあります
場合によっては天ヶ瀬、高坂を抱えたまま最終章に突入する可能性も……

鉢笛さんが新しく支えたためりんが退場してもゲームオーバーにはならなくなってます
2人共いなくなってしまったらもちろんアウトですが……

下村君から花巻さんへの好感度がまだMAXじゃないのは下村君が戸惑ってるからです

まだ連続殺人事件の可能性も残ってます

本編に関してはこんな所です


それでは今日もまた夜に更新します
雑談、質問などはご自由に

期待してます

死亡確定のフラグが立っているっぽいのが半分以上いるなあ……
特にずっと咳をしているりんと、章の最後に目立った根駒辺りが特に怪しいが

深夜だけど人がいたら始めたいと思いますが人はいますか?

いる

います

――こまる(細河)の部屋

キーン、コーン… カーン、コーン

モノクマ「えー、校内放送でーす。午後10時になりました。ただいまより夜時間になります」

モノクマ「間もなく食堂はドアをロックされますので、立ち入り禁止となりま~す」

モノクマ「ではでは、いい夢を。おやすみなさい…」

こまる「ふぁぁ……今日も何事もなく終わったね」

高坂さんは相変わらず揮央さんが見張ってるけど……

こまる「大変だろうし明日は変わってあげようかな……おやすみなさい……」

キーン、コーン… カーン、コーン

モノクマ「オマエラ、おはようございます!朝です、7時になりました!起床時間ですよ~!」

モノクマ「さぁて、今日も張り切っていきましょう~!」

こまる「おはよう、琉彌ちゃん」

食堂に行こうっと。

――食堂

天ヶ瀬「あら苗木さん、おはようございます」

こまる「天ヶ瀬さん!?」

天ヶ瀬「そんなお化けを見たかのようなリアクションを取らなくてもいいじゃないですか……悲しいですわ」

鉢笛「ちゃんと来ないえーちゃんが悪いんだよ!わかったらこれからはちゃんと来ること!いいね!」

天ヶ瀬「そう言われましても、私にも予定というものが……」

鉢笛「えーちゃーん?」

天ヶ瀬「……善処します」

こまる「あはは……」

――こまる(細河)の部屋

こまる「天ヶ瀬さんも朝食会に来たし、今日は幸先がいいね」

それじゃあ……今日はどうしようかな?

購買部に行きますか?

↓2

メダルは溜める

いかない

行かない選択

こまる「購買部は行かなくていいかな……」

今日もモノクマメダルを探そうっと。

直後判定
01~32…2枚ゲット
34~65…3枚ゲット
67~98…5枚ゲット
ぞろ目…5枚ゲット+???

てい

【コンマ86のため5枚ゲット!】

【現在のモノクマメダルは33枚です】

こまる「今日も結構集まったかな?」


???「……」


こまる「あれ?」

今誰かに見られてたような……

こまる「気のせいかな?」

【自由行動を開始します】

1…誰かと話す
>>2-3からお選び下さい )

2…モノクマメダルを探しに行く
(人物も書いた場合コンマ50以上で現れます)

↓2

1 ルチアーノ

2ルチアーノ

2選択【コンマ50以上のためルチアーノさんが現れます】

――娯楽室

こまる「モノクマメダルはあるかな……」

直後判定
01~32…一枚ゲット
34~65…二枚ゲット
67~98…三枚ゲット
ぞろ目…五枚ゲット

てい

【コンマ56のため2枚ゲット!】

【現在のモノクマメダルは35枚です】

こまる「2枚目っと。なくなる事だけは本当にないよね……」

ガチャッ

ルチアーノ「ん?」

こまる「あっ、ルチアーノさん!」

ルチアーノ「苗木か……」

こまる「えへへ、今日はこの前と違って見た途端に出ないでいてくれるんですね」

ルチアーノ「ふん、お前相手にそんな事をしても無駄だと悟っただけだ」

ルチアーノさんはこんな事言うけど最近はみんなをまとめるために動いたり、1日中学園内を見回ってたり色々やってくれてるんだよね……
特に調理場とか化学室はかなり怖い顔して見張ってるのを私も見た事がある。

ルチアーノ「……なんだ?人をジロジロ見て」

1…最近のルチアーノさんはみんなと仲良くしてますよね
2…ルチアーノさんってほとんど笑いませんよね
3…自由安価。そぐわない物は下にズレます。

↓2

1

3
私に出来そうなことがあったら言ってください、お手伝いしますから!

3選択

こまる「ルチアーノさん!」

ルチアーノ「なんだ」

こまる「私に出来そうなことがあったら言ってください、お手伝いしますから!」

ルチアーノ「……」

こまる「私には優れた才能がある訳じゃありませんけど、出来る事はやりたいんです!だから遠慮はいりませんからね!」

ルチアーノ「……ふん、自分の存在の影響を理解していないのも問題だな。少なくとも俺を変えたのはお前だと言うのに」

こまる「えっ?」

ルチアーノ「空耳だ、聞き流せ」

こまる「はあ……」

なんだろう、今すごく嬉しい事言われた気がしたんだけど……

【追加選択肢発生!】

1…追求する【モノクマメダル3枚消費で特殊イベント】
2…追求しない
3…自由安価。そぐわない物は下にズレます。

↓2

1

1

1選択【モノクマメダル3枚消費しました】

こまる「いいえ、聞き流しません!追求させてもらいます!」

ルチアーノ「……なんだと?」

こまる「ルチアーノさん、さっきなんて言ったんですか?もう一回お願いします!」

ルチアーノ「なぜ二度も言わなければならない……!俺はもう何も言わん!」

こまる「じゃあ言ってくれるまでルチアーノさんから離れません!」

ルチアーノ「ふん、何を言い出すかと思えば……俺は行くぞ」

こまる「あっ、ルチアーノさん!」

――物理室

ルチアーノ「空気清浄機に異常はないようだな……」

こまる「待ってくださいルチアーノさん!」

――美術室

ルチアーノ「ハンマー、刃物類の数は揃っているな」

こまる「ルチアーノさん、待ってくださいってば!」

――化学室

ルチアーノ「薬品類に異常なし……次だ」

こまる「ルチアーノさん、足早い、です……」

――4F・廊下

こまる「はあ、はあ……」

ルチアーノ「……」

こまる「あ、あれ……?」

ルチアーノさんの歩くスピードが遅くなったような……でもこれなら息切れしないでついていけるかも!

ルチアーノ「……ふん」

――保健室

ルチアーノ「薬類は変わりなしか」

こまる「輸血パックも全部揃ってますね」

ルチアーノ「なら次だ」

こまる「はい!」

――食堂

ルチアーノ「包丁は減っていないようだな」

こまる「調理器具も問題ありませんでした!」

ルチアーノ「なら今回はここまでだ。ご苦労だったな」

こまる「いえ、これくらいならいつでもお手伝いします!」

ルチアーノ「そうか、ならばいい。俺は部屋に戻る」

こまる「はい!それじゃあまた昼食会で!」

ルチアーノ「……」

こまる「ルチアーノさん?」

ルチアーノ「ふん、なんでもない。じゃあな、それと根駒の様子がおかしいから気をつけておけ」

こまる「あっ、はい……」

根駒君の様子がおかしい?どういう事だろう……

こまる「……あっ、結局ルチアーノさんが何言ったのか聞き忘れちゃった」

【特殊イベントのため乱入、プレゼントは発生しません】

【ジョン・ルチアーノの好感度がグンと上がりました!】

本日はここまで

各メンバーには今回のルチアーノさんみたいにこうしてモノクマメダルを消費する代わりに発生する特殊イベントを用意してあります。

現在ステータスと好感度・さらに変化した人の印象
こまる精神力…9.0

×細河…MAX

×神導寺…9.0

ルチアーノ…7.5【部屋までついてはこないか……ふん】

天ヶ瀬…7.3

りん…6.5

下村…6.4

鉢笛…6.3

揮央…5.6

花巻…5.5

根駒…5.4

本居…5.2

高坂…4.4

×矢頼…4.2

×綾咲…3.0

×岩淵…0.5

それではおやすみなさい……

ルッチーは部屋までついてきてほしかったのだろうか・・・

そういや最初にルッチーが助けたから好感度上がりやすくなったんだよね
他のキャラ、特に高坂と天ケ瀬だったらどうなってたんだろうか?

人がいたら始めたいと思いますが人はいますか?

>>245
部屋まで来たらさすがに止める気でしたが、そこまではさすがにしなかったかと安堵してます

>>246
天ヶ瀬さんだった場合こまるが懐くので、今までそんな風に接してもらった事がない天ヶ瀬さんが動揺
天ヶ瀬「気に入ってはいますけどあんなに慕ってくれる彼女を奴隷やペットにするなんて……私には……でも今さら……」
自分自身と向き合ってかなり不安定なキャラになっている予定でした
ちなみにこの場合天ヶ瀬さんはこまるにだけは秘密を知られたくないと第二章クロ候補筆頭になります

高坂君の場合は本人のスタンスは変わりませんが、やはり色々と考え込むようになります
最終的にはトリックを考えても上手くいかなくなるようになる予定でした

ルチアーノさんは選ばれてない場合好感度は揮央さんより上がりにくいわ、今回より人と関わらろうとしないわ、銃を隠し持ってるわのとんでもない人に。
序盤壊れたモノクマの爆弾を回収するのは同じですが、こちらは犯罪に使用していました

それでは人がいるのを確認出来たら始めます

いる

ルッチーはムッツリさんだな!

と思ったら来ていたでござる
いるですよ

・・・こまるは魔性の女ですな

もしかして、助けなかったらヤバイの3人抱えてやってたんだろうか…

――こまる(細河)の部屋

こまる「ルチアーノさん、あの時なんて言ったんだろう……」

だけどタイミング逃しちゃったし、今さらだよね……

こまる「気になるけどしょうがないや、諦めよう……」

さてと、これからどうしようかな?

【自由行動を開始します】

1…誰かと話す
>>2-3からお選び下さい )

2…モノクマメダルを探しに行く
(人物も書いた場合コンマ50以上で現れます)

↓2

1揮央

2揮央

2選択【コンマ50以上のため揮央さんが現れます】

――トラッシュルーム

こまる「モノクマメダルはあるかな……」

直後判定
01~32…一枚ゲット
34~65…二枚ゲット
67~98…三枚ゲット
ぞろ目…五枚ゲット

てい

1

【コンマ80のため3枚ゲット!】

【現在のモノクマメダルは35枚です】

こまる「これでよしっと!」

揮央「……苗木?」

こまる「揮央さん?どうしたの?」

揮央「……ゴミ当番」

こまる「そういえば今日は揮央さんだったっけ……」

揮央「……」

揮央さんは慣れた手つきで焼却炉に続く扉を開けるとゴミを入れて扉を閉めてスイッチを入れる。

揮央「……」

こまる「……」

1…今日も高坂さんを見張るの?
2…揮央さん、なんだか焦ってない?
3…自由安価。そぐわない物は下にズレます。

↓2


根駒君がさ……自分の才能を教えてくれたんだよ
だからさ……そろそろ教えてくれない?
揮央さんの才能……

2

そういえば初めて会話したのも焼却炉の前だっけ?

2選択

こまる「揮央さん、なんだか焦ってない?」

揮央「……」

こまる「高坂さんの見張り、食事の時以外ずっとしてるんだよね?高坂さんは確かに前の事件であんな事したから警戒する気持ちはわかるけど……」

揮央「……」

こまる「だけど今の揮央さんを見てるとなんか……」

揮央「……焦ってない」

こまる「えっ?」

揮央「私は焦ってなんていない……!」

こまる「揮央さん……」

揮央「私はあの人を止めなきゃいけない、ただそれだけ……!」

その時の揮央さんが見せた表情は……いつもは無表情だなんて嘘に見えるほどはっきりとした感情を見せていた……

【モノクマメダルを一枚消費する事でもう1人乱入してきます】

【誰かを乱入させたい場合は人物を>>2-3からお選びください】

【現在のモノクマメダルは35枚です】

↓2

根駒

ルチアーノ

根駒

突然だけど、身長や体重、好きな食べ物嫌いな食べ物とかは、決めてないの?

時間があったら書き込んでくれますか?

身長は前スレに書いてあったぞ

ルチアーノ選択【モノクマメダルを1枚消費しました】

揮央「……戻る。鍵を閉めるから出ていって」

こまる「あっ……」

結局私は揮央さんに追い出されるように外に出て……揮央さんはさっさと廊下を曲がっていなくなってしまった……

ルチアーノ「苗木」

こまる「あっ、ルチアーノさん……」

ルチアーノ「揮央の奴と言い争っていたようだが何があった」

こまる「私が、焦ってないかって聞いたのが気に障っちゃったみたいで……」

ルチアーノ「焦っている、か。その見解はおそらく間違っていない」

こまる「やっぱり、そうですか」

ルチアーノ「だが……それは高坂がまた犯罪を犯す事に対してだけではないようだがな」

こまる「それってどういう……」

ルチアーノ「あくまで俺の見た限りだが……揮央が何よりも焦っているのは――」

こまる「……えっ」

ルチアーノ「ふん、根駒といい揮央といい……嫌な空気が流れてきたな」

こまる「……」

ルチアーノさんの言葉が頭の中で何回も響く。

ルチアーノ『揮央が何よりも焦っているのは……いや、恐れているのは高坂に危害が加えられる事、俺はそう見える』

こまる「揮央さんが、高坂さんに危害が加えられる事を恐れている……?」

どういう事なの……

【揮央花火の好感度は変動しませんでした】

【ジョン・ルチアーノの好感度が少し上がりました】

むぅ
知り合い・・・?

揮央・高坂両方とも白髪...

高坂のモデルには妹がいる...まさか

――こまる(細河)の部屋

キーン、コーン… カーン、コーン

モノクマ「えー、校内放送でーす。午後10時になりました。ただいまより夜時間になります」

モノクマ「間もなく食堂はドアをロックされますので、立ち入り禁止となりま~す」

モノクマ「ではでは、いい夢を。おやすみなさい…」

こまる「……」

高坂さんに危害を加えられる事を恐れている揮央さん……
様子がおかしいらしい根駒君……
天ヶ瀬さんや高坂さんの事もあるし……

こまる「……」

もしかしたら、私がわかってなかっただけで……何かが起き始めているのかもしれない。

こまる「……おやすみなさい」

↓2のコンマ70未満で……

動機か

ほい

てい

全部以下か...

【コンマ09です】

【モノクマメダル34枚のためコンマを最大で68上げられます】

【31枚使えば1日猶予が出来ます】

【モノクマメダルを使いますか?】

↓3まで多数決

無くていいかな

使っておきたい

どうせプレゼントはたんまりあるしつかうべ

ほとんど使って一日かー
というかコンマも高いし今回は事件が呼んでいそうだから使わないかな

【モノクマメダル31枚を使います】

【現在のモノクマメダルは3枚です】

――こまる(細河)の部屋

キーン、コーン… カーン、コーン

モノクマ「オマエラ、おはようございます!朝です、7時になりました!起床時間ですよ~!」

モノクマ「さぁて、今日も張り切っていきましょう~!」

こまる「……おはよう、琉彌ちゃん」

食堂行かないと……

――食堂

こまる「……えっ」

鉢笛「あっ、こまっちゃん……」

花巻「おはよう苗木さん」

りん「こまるお姉ちゃん、おはよー……けほっ」

こまる「おはようございます……あの、根駒君と揮央さんは?」

ルチアーノ「根駒は部屋から出てこない。揮央は高坂を見張っているようだが……集中は欠いているようだ」

天ヶ瀬「私が出るようになったらこれですか……世の中上手くはいかないものですね」

下村「根駒には後で俺が朝食持ってくわ。本居、持ち運び出来るの作ってくれよ」

本居「わかりました……ですけど下村さんも手伝ってください」

下村「お前らと一緒だと自信なくすんだよ……」

こまる「……」

――こまる(細河)の部屋

こまる「……はあ」

せっかくまとまりかけたと思ったのに……

こまる「今日はどうしよう……」

購買部に行きますか?

↓2

行かない

メダルを溜めないとね
NO

行かない

行かない選択

こまる「やめとこう、そんな気分になれないし……」

少し散歩しようかな……

直後判定
01~32…2枚ゲット
34~65…3枚ゲット
67~98…5枚ゲット
ぞろ目…5枚ゲット+???

てい

【コンマ90のため5枚ゲット!】

【現在のモノクマメダルは8枚です】

こまる「……」

ついつい拾っちゃうなあ……これが高坂さんの言ってた習慣は変えられないって事なのかな
私、もう習慣になっちゃってるんだね……

こまる「これからどうしようかな……」

【自由行動を開始します】

【延長した場合の朝食会分を忘れたので昼食会分の自由行動が入ります】

1…誰かと話す
>>2-3からお選び下さい )

2…モノクマメダルを探しに行く
(人物も書いた場合コンマ40以上で現れます)

↓2


本居

りんちゃんの様子でも見に行きましょうかな
せきが止まってないし

りん選択

――りんの部屋

ピンポーン

りん「はーい……あっ、こまるお姉ちゃん!」

こまる「こんにちは、りんお姉ちゃん。お話したいんだけどいいかな?」

りん「うん、いいよ!」

こまる「うわっ!?」

は、花が増えてる……

こまる「りんお姉ちゃん、この花……」

りん「職員室のお花さん達を移動させたんだ!あのままほっといたら枯れちゃいそうだったし……けほっ、こほっ!」

こまる「りんお姉ちゃん、大丈夫?」

りん「だ、大丈夫……けほっ!」

1…どうしてこんなに咳が出てるの?
2…保健室から薬取ってこようか?
3…自由安価。そぐわない物は下にズレます。

↓2

2

2選択

こまる「保健室から薬取ってこようか?」

りん「う、ううん、大丈夫……薬ここに持ってきてあるから」

りんお姉ちゃんはそう言って机から錠剤を取り出すとゴクンと飲み込む。

こまる「水なしで飲めるんだ……」

りん「えへへ、もう慣れちゃったから」

こまる「ごめんね、体調悪いのに押しかけちゃって……」

りん「そ、そんなの気にしなくていいよ!こまるお姉ちゃんが来てくれてりん、すごく嬉しいもん!」

こまる「りんお姉ちゃん……ありがとう」

りん「うん、けほっ!」

こまる「でも無理しないでほしいと私は嬉しいかな……ほら、とりあえず休もう?」

りん「うん……ごめんね」

こまる「謝らないでいいってば」

プレゼントを渡しますか?
【万力】×2
【赤いマフラー】
【オモプラッタの極意】
【おでこのメガネ】
【もしもFAX】
【毛虫くん】
【蝶ネクタイの変声機】
【あかの着ぐるみ】
【虹色の乾パン】
【カットバサミ】
【これくらいのお弁当】
【速球大臣】
【高級チンチラシート】
【水晶のドクロ】
【光線銃ズリオン】
【だれかの卒業アルバム】
【玉串】
【携帯ゲーム機】

渡す場合上から選んでください

↓2

あかの着ぐるみ

咳が酷い時は喉を温めた方がいいんだっけ?

こまる「りんお姉ちゃん、これあげる!」

りん「わあ、モコモコだ!」

こまる「暖かくした方がいいしね。この前あげた緑のと併せて使ってくれると嬉しいな」

りん「ありがとう!けほっ、こほっ!た、大切にするね!」

こまる「咳ひどくなってきたね……ほら、一緒にいてあげるからベッドに横になって」

りん「うん……こまるお姉ちゃん」

こまる「どうしたの?」

りん「ありがとう……」

こまる「どういたしまして」

【時雨りんの好感度が上がりました】

――こまる(細河)の部屋

こまる「りんお姉ちゃん、大丈夫かな……」

早く治ってくれればいいんだけど……

こまる「さてと食堂行こうかな」

――食堂

本居「疑問なんですが……」

天ヶ瀬「何がです?」

本居「数人で一緒に作るはずが最近ほとんど僕が料理を作ってるのは気のせいですか?」

鉢笛「それだけあっくんが信用されてるんだよきっと!」

ルチアーノ「……根駒がいないのが大きいだろうな」

下村「大変だな、本居」
花巻「下村君も手伝ってあげたらいいのに……」

下村「……まあ、そうなんだけどさ」

根駒君と揮央さんはまた来てないか……
りんお姉ちゃんもいないし……

【一緒に昼食を食べる人を選んでください】

【根駒、揮央、高坂、りんは選べません】

↓2

天ヶ瀬

きお

すんません安価上でおねしゃす・・・

天ヶ瀬選択

こまる「天ヶ瀬さん、隣いいですか?」

天ヶ瀬「えぇ、構いませんわ」

こまる「ありがとうございます」

天ヶ瀬「何かお悩みのようですわね」

こまる「わかりますか?」

天ヶ瀬「私は女優ですから」

関係あるのかな、それ……

天ヶ瀬「うふふ、結構関係あるんですよ」

こまる「えっ!?」

今、声に出てた!?

天ヶ瀬「顔色を見ればだいたい何を考えているかはわかるものです。特に苗木さんはわかりやすいですし」

わかりやすいんだ、私……

天ヶ瀬「……私が知る人の中には本当に心を読んでるんじゃないかと思いたくなる人もいますけれど」

こまる「そうなんですか……」

1…少しはわかりにくくした方がいいんでしょうか?
2…その人の話、聞かせてもらってもいいですか?
3…自由安価。そぐわない物は下にズレます。

↓2

2

2選択

こまる「その人の話、聞かせてもらってもいいですか?」

多分、その人って……

天ヶ瀬「……アイドルの舞園さやかさん。苗木さんも名前は聞いた事があると思います」

こまる「名前というか……話した事あります」

天ヶ瀬「あら、そうだったんですか?」

こまる「お兄ちゃんと同級生だったんでその関係で……」

天ヶ瀬「なるほど。なら彼女と話していると時々心を読まれているような気分になった事はありませんでしたか?」

こまる「……ありました」

お兄ちゃんもよく驚かされてたし。

天ヶ瀬「私はこれでも人に考えを悟られない事には自信があるのですが……彼女相手にはそれがなかなか出来なかったものです」

こまる「天ヶ瀬さんでも……」

天ヶ瀬「まあ、だからこそ……気に入ってたところもありましたけど」

そう言って笑う天ヶ瀬さんの考えを読むなんて私には到底出来そうになくて。
舞園さんって本当にすごかったんだなあ……なんでそんな舞園さんがお兄ちゃんを……うーん。

【天ヶ瀬咲の好感度が少し上がりました】

――こまる(細河)の部屋

舞園さんがなんでお兄ちゃんを……これは苗木家の七不思議になるレベルだよやっぱり。

こまる「いや、お兄ちゃんは確かにモテるけど……バレンタインはチョコレートもらってたし」

あの中には本命もたくさんあったんだろうなあ……

こまる「お兄ちゃん今どうしてるかな……」

【自由行動を開始します】

1…誰かと話す
>>2-3からお選び下さい )

2…モノクマメダルを探しに行く
(人物も書いた場合コンマ40以上で現れます)

↓2

踏み台

1 根駒

根駒選択

そういえば根駒君の様子がおかしかったんだっけ……話した方がいいよね。

――根駒の部屋

ピンポーン

こまる「……」

あれ、いないのかな……

ピンポーン

こまる「……いないみたい」

どこ行っちゃったんだろう。
探した方がいいよね……

【根駒劾斗の捜索に入ります】

【場所を選択してください】

1…体育館
2…食堂
3…視聴覚室

↓2

視聴覚室選択

こまる「誰もいない……」

どこ行っちゃったの根駒君……あれ?

根駒「……」

根駒君だ!

こまる「根駒君、待って!」

――

見失っちゃった……上に上がっちゃったみたいだね。

【場所を選択してください】

1…2階
2…3階
3…4階

↓2

3

3選択

――4階

こまる「はあ、はあ……」

根駒君、どこ……

――職員室

いない……

――化学室

いない……

――音楽室

いない……

――

どこにもいない……

こまる「根駒君……!」

下村「こまるちゃん、何してんの?」

こまる「あっ、下村君!根駒君見なかった!?」

下村「根駒ならプールに行ってたみたいだぜ?その後1階に降りるのを見たけど」

こまる「すれ違っちゃったんだ……ありがとう!」

下村「こまるちゃん!?」

根駒君……!

【場所を選択してください】

【これがラストです】

1…購買部
2…1階教室
3…保健室

↓2

3

3選択

――保健室

こまる「はあ、はあ……」

キーン、コーン… カーン、コーン

モノクマ「えー、校内放送でーす。午後10時になりました。ただいまより夜時間になります」

モノクマ「間もなく食堂はドアをロックされますので、立ち入り禁止となりま~す」

モノクマ「ではでは、いい夢を。おやすみなさい…」

こまる「……」

結局、根駒君と話せなかった……

こまる「……」

部屋に、戻ろう……


【根駒劾斗と話す事は出来ませんでした……】

↓2のコンマが80未満で……

踏み台

てい

【コンマ88】

【セーフです!もう1日延長されます!】

――こまる(細河)の部屋

こまる「……とりあえず今日は休もう」

こまる「おやすみなさい……」

本日はここまで

今回の根駒君捜索の選択肢の正解は……

一回目

1の体育館【こまると自由行動で話した場所】

二回目だけ正解は2つありました

1の2階【鉢笛を助けた場所】

2の3階【高坂に失敗作と言われた場所】

三回目

2の1階教室【こまると自由行動で話した場所】

となっていました。


現在ステータスと好感度・さらに変化した人の印象
こまる精神力…9.0

×細河…MAX

×神導寺…9.0

天ヶ瀬…8.0【わかりやすい人は嫌いじゃありません、うふふ】

ルチアーノ…7.8

りん…7.5【暖かい……ありがとうお姉ちゃん!】

下村…6.4

鉢笛…6.3

揮央…5.6

花巻…5.5

根駒…5.4

本居…5.2

高坂…4.4

×矢頼…4.2

×綾咲…3.0

×岩淵…0.5

それではおやすみなさい……

いけそうなら20:30頃から開始します
多分今日には事件起きそうですね

待ってますー

期待してます

――こまる(細河)の部屋

キーン、コーン… カーン、コーン

モノクマ「オマエラ、おはようございます!朝です、7時になりました!起床時間ですよ~!」

モノクマ「さぁて、今日も張り切っていきましょう~!」

こまる「……おはよう、琉彌ちゃん」

――食堂

こまる「また根駒君と揮央さんは……」

りんお姉ちゃんもまだ部屋にいるみたいだし……

鉢笛「うん……だけどりんちゃんや花ちゃんはともかく、がっくん急にどうしちゃったんだろうね」

ルチアーノ「外に出はするようだが、人に見られないように移動しているようだな。ふん、味な真似を」

下村「昨日会えた時捕まえとけばよかったな……」

花巻「私、出るのを見かけたら声をかけるようにするわ」

根駒君……

【誰と朝食をとりますか?】

【根駒、揮央、りん、高坂は選べません】

↓2

花巻

下村と花巻はむり?無理なら↑

下村、花巻選択

こまる「下村君、花巻さん、一緒していいですか?」

下村「おう、いいぜ。一緒に食べるかわいこちゃんは多いに越した事はないしな」

花巻「下村君……」

下村「……こほん!しかし困ったもんだな……りんの体調だってよくないってのに」

花巻「保健室にある薬は飲ませてるんだけどね……とにかく安静にして経過を見るしかないわ」

下村「後でまた朝食持っていてやらないとな」

花巻「そうね」

こまる「……」

1…なんだか家族みたいですね
2…なんだか距離が近くなってませんか?
3…自由安価。そぐわない物は下にズレます。


↓2

花巻さんはすでにパンツ片手に待機してるような状態だからね仕方ないね

前作のIFエンド見ました

ごめんなさい、誤爆しました...

そう言えばパンツネタは用意してあるのだろうか

1選択

こまる「なんだか家族みたいですね」

りんお姉ちゃんに聞かれたら不機嫌になるだろうけど、見てるとやっぱりそう思えてくるからしょうがないよね。

下村「家族って、俺とセーラちゃんとりんが?」

こまる「うん。私のお父さんお母さんみたいだったよ」

下村「家族か……まあ、悪い気はしないわな。なっ、セーラちゃん?」

花巻「……」

下村「セーラちゃん?」

花巻「……家族」

こまる「花巻さん?」

花巻「下村君……」

下村「んっ?」

花巻「ま、まだ、そういうのは早いから!」

下村「へっ?」

花巻「や、やっぱりね、そういうのは段階を踏んで行くべきだと思うの。あっ、決して嫌ってわけじゃないわよ!?ただ私にも心の準備が色々とあるから……」

下村「おう……またスイッチが入っちまった」

こまる「花巻さん……」

花巻「で、でも下村君がどうしてもって言うなら……」

下村「とりあえず落ち着いてくれセーラちゃん……」

こまる「あは、は……」

【下村幸洋、花巻清良の好感度が上がりました】

花巻さんに妄想癖が追加されました

揮央の食いしん坊といい、女子には萌える裏設定が隠されてるのか?

――こまる(細河)の部屋

こまる「下村君、花巻さんにすごい押されてたなあ……」

それにしても花巻さんがまさかあんな風になるとは思ってなかったよ……

こまる「これからどうしようかな」

購買部に行きますか?

↓2

上がってないのでage

いかない

行かない選択

こまる「今日もいいや」

なんとなく必要になりそうだしモノクマメダルを拾っておこうかな……

直後判定
01~32…2枚ゲット
34~65…3枚ゲット
67~98…5枚ゲット
ぞろ目…5枚ゲット+???

てい

【5枚ゲット!】

【現在のモノクマメダルは13枚です】

こまる「5枚目っと……」

なんでかこの前30枚近くなくなってたんだよね……モノクマは代償に回収したとか言ってたけど。

こまる「あれどういう意味だったんだろう……」

……とりあえずこの後何をしようかな

【自由行動を開始します】

1…誰かと話す
>>2-3からお選び下さい )

2…モノクマメダルを探しに行く
(人物も書いた場合コンマ40以上で現れます)

↓2

2 本居

1 根駒

根駒選択

よし、昨日はダメだったけど今日こそ根駒君と話そう!

こまる「そのためにもまずは根駒君が出てきたところを捕まえないと……」

でもどうやって捕まえよう……

1…部屋の前で張り込む
2…誰かに呼び出してもらう
3…直接訪ねる

↓2

3

3選択

こまる「……」

考えたら、昨日もすれ違っちゃっただけで避けられてるわけではないんだよね……

こまる「だったらまずは……」

突撃あるのみ、だよね!

――根駒の部屋前

こまる「……よし!」

ピンポーン

根駒「……誰だ?」

こまる「ね、根駒君、私!苗木だけど!」

根駒「……こまる?」

こまる「うん……」

根駒「……」

こまる「……」

根駒「……入ってくれ」

こまる「う、うん!」

――根駒の部屋

こまる「……」

根駒君の部屋、初めて入ったけど……空気がなんだか重い。

根駒「……」

こまる「……」

沈黙が痛い……だけど、とにかく何でもいいから話さないと。

こまる「あの……」

根駒「どうしてだ」

こまる「えっ?」

根駒「どうして来てくれたんだ。俺の事、嫌になったんじゃないのか?」

こまる「……えっ」

根駒「才能話してからこまる、全然俺と話そうとしないし……ああ、やっぱりこんな人を死なせてきたような俺からは離れていくよなって思ったらなんか色々どうでもよくなってたってのに」

こまる「……」

そうだ……私根駒君から話を聞いた後、まともに話してなかった。
それで根駒君は私が才能に怯えて避けたって思って……

根駒「なあ、なんで来たんだよ?こんな事されたらもう避けられなくて済むのかって期待しちまうよ……」

こまる「……」

↓3まで根駒君にかける台詞を自由にどうぞ

私が避けてる?みんなを避けてたのは根駒くんのほうでしょ、
昨日も探してたのにどこにもいないし

ダメなら↓

根駒君と、ちゃんと向き合いたい……話したいと思って会いに来たの。

誤解させたことは謝るよ、ごめんなさい

こまる「誤解させた事は謝るよ、ごめんなさい」

根駒「……」

こまる「だけど根駒君、私からも言わせてもらうよ」

根駒「えっ……」

こまる「私が避けてる?みんなを避けてたのは根駒くんのほうでしょ、昨日も探してたのにどこにもいないし」

根駒「探してたって……それに俺が避けてる?」

こまる「そうだよ、みんなは心配してた。根駒君の様子がおかしいって。私だって……」

根駒「……」

こまる「私が来たのはね……根駒君と、ちゃんと向き合いたい……話したいと思って会いに来たの」

根駒「……!」

こまる「根駒君、私は逃げないよ。根駒君の才能が本当にあったとしても」

根駒「なんでそんな風に言えるんだよ……」

こまる「……わかんない」

根駒「はあ?」

こまる「わかんないけど、でも根駒君を1人にするよりはよっぽどいい選択だと思う」

根駒「こまる……」

こまる「だからもうみんなを避けたりしないで。根駒君を思ってくれる人はちゃんとここにいるんだから」

根駒「……」

こまる「ね?」

根駒「……馬鹿だな、俺は」

こまる「えっ?」

根駒「1人で勝手に避けられてるって思い込んで、閉じこもって心配かけて……ああ、もう本当に……馬鹿、だな……俺……」

根駒君は俯いてそのまま黙り込んでしまった。
だけどポツポツと床に落ちる雫が根駒君の今の心境を表してる……私はそんな気がした。







【根駒劾斗の好感度がグンと上がりました!】

【根駒劾斗の確定死亡フラグが消滅しました!】





やったぜ

――こまる(細河)の部屋

こまる「はあ、良かった……」

あの後根駒君は昼食会に出て皆に謝った。
才能についてもいつかは話すって約束してくれたし……

こまる「とりあえず1つ気がかりな事はなくなったかな……」

さてとこれからどうしようかな?

【自由行動を開始します】

1…誰かと話す
>>2-3からお選び下さい )

2…モノクマメダルを探しに行く
(人物も書いた場合コンマ40以上で現れます)

↓2

1 揮央

2揮央

2選択【コンマ40以上のため揮央さんが現れます】

――食堂

こまる「モノクマメダルあるかな?」

直後判定
01~32…一枚ゲット
34~65…二枚ゲット
67~98…三枚ゲット
ぞろ目…五枚ゲット

てい

【モノクマメダル2枚ゲット!】

【現在のモノクマメダルは15枚です】

こまる「こんなところかな……」

揮央「……」

こまる「あっ……」

揮央さん……

揮央「……」

こまる「あの揮央さん……」

揮央「……なに」

うっ、私でもわかるくらい刺々しい……やっぱりまだ怒ってるんだよね……

揮央「……話がないなら邪魔。私は暇じゃない」

こまる「……」

揮央さんはそう言って持っていた飴を口に含むと外に出ていこうとする。

1…なんでそこまで高坂さんに拘るの?
2…揮央さん、怒ってるよね……?
3…自由安価。そぐわない物は下にズレます。

↓2

1

1

1選択

こまる「なんでそこまで高坂さんに拘るの?」

揮央「……」

こまる「高坂さんが危険だからとか、そういう意味で揮央さんが見張りをしてるとはどうしても思えないの」

揮央「……」

こまる「人からの受け売りだけど、揮央さんは高坂さんを見張る事で高坂さんが危ない目に合わないようにしてるんじゃないの……?」

揮央「……」

こまる「ねぇ、揮央さん。揮央さんは高坂さんにいったい何を思って……」

揮央「……れ」

こまる「えっ……」

揮央「黙れ……!」

それは一瞬の出来事だった……気がついたら私は首を掴まれてテーブルに叩きつけられていた。

こまる「か、はっ……!?」

揮央「お前に何がわかる……!私がどんな気持ちでいるか、恵まれたお前なんかに……わかってたまるか……!」

こまる「揮央、さっ……」

揮央「なんで、なんでなんで……!」

揮央、さん……泣いてる、の……?

【モノクマメダルを一枚消費する事でもう1人乱入してきます】

【誰かを乱入させたい場合は人物を>>2-3からお選びください】

【現在のモノクマメダルは15枚です】

↓2

根駒

ルチアーノ

ルチアーノ選択【モノクマメダル1枚消費しました】

ルチアーノ「何をしている……!」

揮央「っ!」

こまる「けほっ、ごほっ……!」

ルチアーノ「揮央、貴様何をしていたか理解しているのか……」

揮央「……」

ルチアーノ「答えろ揮央!貴様は今苗木を殺しかけていたんだぞ!!」

こまる「ル、ルチアーノさん、いいんです……」

ルチアーノ「……」

こまる「私が、不用意に揮央さんの知られたくない事に踏み込んだから……」

根駒君相手にうまくいったからって……私調子に乗っちゃってたんだ……

こまる「揮央さん、ごめんなさい……」

揮央「……」

こまる「ごめんなさい、ごめん、なさい……」

揮央「……見張りに戻る」

ルチアーノ「揮央!!」

こまる「うっ、うええっ……」

ルチアーノ「……ちっ」

【揮央花火の好感度に変動はありませんでした】

【ジョン・ルチアーノの好感度が少し上がりました】

――こまる(細河)の部屋

キーン、コーン… カーン、コーン

モノクマ「えー、校内放送でーす。午後10時になりました。ただいまより夜時間になります」

モノクマ「間もなく食堂はドアをロックされますので、立ち入り禁止となりま~す」

モノクマ「ではでは、いい夢を。おやすみなさい…」

こまる「……」

根駒君の事は上手くいったけど、揮央さんとは余計に悪くなっちゃったかもしれない……

こまる「……」

上手くいかないなあ……

こまる「おやすみなさい……」

↓2のコンマ90未満で……

てい

てい

てい

【コンマ88です】

【モノクマメダルを1枚使う事でさらに延長出来ます】

【現在のモノクマメダルは14枚です】

【モノクマメダルを使いますか?】

↓3まで多数決

使う

使っとくか

使う一枚だし

揮央さん何とかしないと事件が怖すぎる

ただどうすればいいのか分からないんだよな...

【モノクマメダルを1枚消費しました】

【ぞろ目ボーナスにより朝食会で2人選べます】

キーン、コーン… カーン、コーン

モノクマ「オマエラ、おはようございます!朝です、7時になりました!起床時間ですよ~!」

モノクマ「さぁて、今日も張り切っていきましょう~!」

こまる「おはよう、琉彌ちゃん」

――食堂

根駒「おっ、こまる」

こまる「あっ、根駒君、おはよう」

根駒「おはよう。今日は今までの詫びも込めて頑張って作ったからどんどん食べてくれ!」

こまる「た、食べきれるかな……」

テーブルの上に所狭しと料理が並んでるよ……

下村「なんであいつ、あんなに張り切ってんだ……」

鉢笛「元気になったみたいだしボクはいいと思うけどね!」

りん「そうだね……けほっ」

こまる「りんお姉ちゃん、今日は大丈夫なの?」

りん「うん。今日はちょっと体調が良くなったから」

良かった……
揮央さんは来てないけど……今はりんお姉ちゃんが来れた事を喜ぼう。

【朝食をとるメンバーを2人まで選んでください】

↓2

忘れてた……

【揮央、高坂は選べません】

安価なら下

根駒とルチアーノ

ルチアーノ、根駒

根駒、ルチアーノ選択


こまる「根駒君、ルチアーノさん、一緒に食べてもいいですか?」

根駒「いいぜ、ほらここ座れよ」

ルチアーノ「……好きにしろ」

根駒「そうだルチアーノ。その、悪かったな。閉じこもっててさ」

ルチアーノ「ふん、過ぎた事だ。今までサボっていた分しっかり働く事で清算という事にしておく」

こまる「良かったね、根駒君」

根駒「あはは、お手柔らかに……」

1…根駒を中心に話す
2…ルチアーノを中心にして話す
3…自由安価。そぐわない物は下にズレます。

↓2

根駒劾斗の確定死亡フラグが消滅しましたとあったから

確定は無くなったがランダムで死亡しないとは言っていない!
とかになったりして

消滅したのも今回だけなのか、最後までなのか分からんしね
クロになる可能性もあるし

2選択

ルチアーノ「……」

こまる「……」

ルチアーノ「……おい苗木」

こまる「はい?」

ルチアーノ「なぜさっきから俺を見ている」

こまる「えっ、私そんなに見てました?」

根駒「うん、すっげえ見てた」

そんなつもりはなかったんだけどなあ……

ルチアーノ「見られていると食事がしにくい。お前も食事に集中しろ」

こまる「あっ、はい」

根駒「ほら、これなんて自信作だぞ」

こまる「ありがとう!」

ルチアーノ「ふん……」

こまる「もぐもぐ……」

根駒「んくっ……」

ルチアーノ「……んっ」

こまる「もぐ……」

ルチアーノ「……」

こまる「……」

根駒「……」

ルチアーノ「……だからなぜ俺を見る!?」

こまる「えっ、あっ……また見てました?」

根駒「さっきよりすげえ見てた」

ルチアーノ「言いたいことがあるなら言え。ただ見られているだけなのは落ち着かん」

こまる「えっと……」

【追加選択肢】

1…ルチアーノさん大きいなって
2…ルチアーノさん箸使うの上手だなって
3…自由安価。そぐわない物は下にズレます。

↓2

大きい(意味深

りんの風邪は毒殺フラグだよなあ、揮央は苗木誠に反応示してなかったっけかなり序盤で

揮央と希望って似てるから何かあると思ってるの俺だけ?

2選択

こまる「ルチアーノさん、箸使うの上手だなって」

根駒「そういえばそうだな。ルチアーノって外国暮らしだったんだろ?」

ルチアーノ「……何かと思えばそんな事か。苗木には話したが俺は元々日本で生まれ育った」

根駒「えっ、そうだったのか?」

ルチアーノ「ああ。そのため幼い頃は当然箸を使っていたのでな。使い慣れているというだけの話だ」

こまる「ルチアーノさんってそういうの苦手だと思ってました……この前野菜の皮剥こうとして身をほとんど削ってたって聞いたし」

ルチアーノ「……誰から聞いた」

こまる「あっ……」

ルチアーノ「誰から聞いた……!」

こまる「えっと……本居さん」

ルチアーノ「本居!!」

本居「は、はいぃ!?」

行っちゃった……

根駒「なんか、ルチアーノも馴染んできたよな」

こまる「うん、いいことだよね」


本居「ひぃぃ!?」

……多分。


【根駒劾斗の好感度が上がりました】

【ジョン・ルチアーノの好感度が上がりました】

本居クンとばっちりwwww

――こまる(細河)の部屋

こまる「本居さん、大丈夫だったかな……」

ルチアーノさんもまさかこんな事で変な事はしないとは思うけど。

こまる「さてとこれからどうしようかな……」

購買部に行きますか?

↓2

いかない

いかない

行かない選択

こまる「出た物はまだあるしいいかな」

モノクマメダル探してこようっと。

直後判定
01~32…2枚ゲット
34~65…3枚ゲット
67~98…5枚ゲット
ぞろ目…5枚ゲット+???

てい

【モノクマメダル5枚ゲット!】

【現在のモノクマメダルは18枚です】

こまる「またモノクマメダルが集まってきたかな?」

いくら探してもなくならないって本当にすごいよね……

こまる「これからどうしようかな?」

【自由行動を開始します】

1…誰かと話す
>>2-3からお選び下さい )

2…モノクマメダルを探しに行く
(人物も書いた場合コンマ40以上で現れます)

↓2

1揮央

揮央じゃなくて高坂に会う方がよかったのかな?

揮央選択

――寄宿舎・高坂の部屋前

揮央「……」

こまる「やっぱりいた……」

どうしよう、昨日あんな事があったばかりだし話しかけにくいけど……

揮央「……」

揮央さんは高坂さんの部屋の前に立ちながら、口をもごもご動かしてる……多分飴を舐めてるんだろうな。

こまる「はあ……」

また話しかけて怒らせるのは嫌だけど……このままはもっと嫌だし。

こまる「き、揮央さーん……」

揮央「……!」

いざ話しかけてみると、揮央さんはなぜかすごく驚いた顔をしていた。
うーん、最近揮央さん、表情が出やすい気がする。

こまる「こ、こんにちは」

さてと何を話そう……

揮央「……なぜ?」

こまる「な、なにが?」

揮央「昨日あんな事があったのに……なぜ平然と話しかけられるの」

1…昨日の事はやっぱり私が悪かったから
2…揮央さんを傷つけちゃった事謝りたくて
3…自由安価。そぐわない物は下にズレます。

↓2

2選択

こまる「揮央さんを傷つけちゃった事謝りたくて」

揮央「……」

こまる「揮央さんにも事情があるのに私ずけずけと踏み込んだりして……本当にごめんなさい!」

揮央「……」

こまる「……」

揮央「……馬鹿?」

こまる「うっ」

揮央「本来なら謝罪をしなければならないのは私……なのに謝るなんて理解出来ない」

こまる「ううっ」

揮央「……私こそごめんなさい」

こまる「揮央さん……?」

揮央「あの時は頭に血が昇ってた……謝罪だけで許される事ではないけれど、ごめんなさい」

こまる「ううん、それならやっぱり私が悪かったんだよ」

揮央「そんな事はない……悪いのは私」

こまる「いやいや、私が……」

揮央「違う、私が……」

こまる「だから……」

揮央「しつこい……」

【モノクマメダルを一枚消費する事でもう1人乱入してきます】

【誰かを乱入させたい場合は人物を>>2-3からお選びください】

【現在のモノクマメダルは18枚です】

↓2

今は無しがいいかな?

高坂入れたいけどさすがになぁ

乱入なしで

【乱入はありませんでした】

こまる「はあ、はあ……」

揮央「……」

結局私達はしばらくお互いに謝るという事を繰り返していた。
揮央さんは息は全く切れてないけどちょっと疲れたような顔をしてる。

こまる「はあ……もうよくわからなくなっちゃったね」

揮央「……」

こまる「と、とりあえずこれで仲直り……って事でダメかな?」

揮央「……」

やっぱりダメなのかな……?

揮央「……1つだけ条件」

こまる「……条件?」

揮央「もう何も聞かないと約束してくれるなら……私ももうあんな事はしない」

こまる「……わかった」

しょうがないよね……さすがにこれ以上踏み込むのはお互いのためにならないだろうし。

こまる「じゃあ仲直りだね!」

揮央「……うん」

プレゼントを渡しますか?
【万力】×2
【赤いマフラー】
【オモプラッタの極意】
【おでこのメガネ】
【もしもFAX】
【毛虫くん】
【蝶ネクタイの変声機】
【虹色の乾パン】
【カットバサミ】
【これくらいのお弁当】
【速球大臣】
【高級チンチラシート】
【水晶のドクロ】
【光線銃ズリオン】
【だれかの卒業アルバム】
【玉串】
【携帯ゲーム機】

渡す場合上から選んでください
↓2

これくらいのお弁当

順当に弁当
たまには食べ物以外の反応も見てみたいけど取り敢えずここは

こまる「あっ、揮央さん!仲直りの印にこれあげるね!」

揮央「お弁当……」

こまる「モノモノマシーンの景品だけどね。揮央さん、最近食事会にも来ないからまともに食べてないでしょ?」

揮央「……ありがたくいただく」

こまる「はい、どうぞ」

揮央「……いただきます」

こまる「じゃあ私戻るね」

揮央「……苗木」

こまる「なにかな?」

揮央「ありがとう」

こまる「……うん!」

【揮央花火の好感度がグンと上がりました】

フラグ消滅は無しか

今回はここまで

この章で確定死亡フラグがあったのは根駒君だけです。
根駒君の確定死亡フラグは才能を聞いた後動機発表まで話さない事。
もし回避に失敗していたら根駒君は孤独感から暴走、発表される動機に基づいて殺人を犯していました。
今回回避した事で根駒君のクロになる確率、被害者になる確率はほとんどないと言っていいレベルに下がりました。

現在ステータスと好感度・さらに変化した人の印象
こまる精神力…9.0

×細河…MAX

×神導寺…9.0

根駒…8.7【こまる、ありがとうな】

ルチアーノ…8.3【料理の事は忘れろ、いいな!】

天ヶ瀬…8.0

揮央…7.6【……苗木】

りん…7.5

下村…6.9【家族か……こまるちゃんも言うなあ】

鉢笛…6.3

花巻…6.0【家族だなんて苗木さんったら……】

本居…5.2

高坂…4.4

×矢頼…4.2

×綾咲…3.0

×岩淵…0.5

それではおやすみなさい……


ルッチー、男子高校生が料理できないのは普通なのに周りの男子が女子力おばけなせいで……

逆に考えるんだ、女子力が低い=男らしいと

それじゃ揮央さんやあやめさんが男前ということになってしまうが

あやめさんは令嬢だし、しょうがないと思うよ
揮央さんは...

遅いですが人がいたら進めたいと思います
人はいますか?

いるよ

――こまる(細河)の部屋

こまる「揮央さんと仲直り出来て良かった……」

高坂さんへ拘る理由とかは聞けなかったけど、とりあえず今はこれで満足しておこう……

こまる「まだ時間あるし何しようかな?」

【自由行動を開始します】

1…誰かと話す
>>2-3からお選び下さい )

2…モノクマメダルを探しに行く
(人物も書いた場合コンマ40以上で現れます)

↓2

1 本居

2りん

2 本居

2選択【40以上なのでりん登場】

――保健室

こまる「モノクマメダルあるかな?」

直後判定
01~32…一枚ゲット
34~65…二枚ゲット
67~98…三枚ゲット
ぞろ目…五枚ゲット

【ぞろ目なのでもう1人出せる事とします】

人物を指定してください
↓2

本居で

下村

【1枚ゲットしました!】

【現在のモノクマメダルは19枚です】

【下村選択】

こまる「1枚かあ……まあ仕方ないよね」

下村「こまるちゃん?」

こまる「あっ、下村君……ってりんお姉ちゃんどうしたの!?」

りん「はあ、はあ……」

下村「また熱がぶり返してきちまったみたいなんだよ……だから薬取りに来たんだ」

こまる「じゃ、じゃあとりあえずベッドに寝かせてあげよう」

下村「……寝なきゃ大丈夫か。りん、ちょっと横になろうな」

りん「う、ん……」

――

下村「いや、助かったよこまるちゃん。さすがに俺が汗とか拭いてやるわけにはいかないからさ」

こまる「気にしないで。私もりんお姉ちゃんの事は心配だから……」

りん「ふぅ……ふぅ……」

下村「……だけどおかしいよな」

こまる「えっ?」

下村「りんはちょっと前まですごい元気だったんだ。だけどいつからかこんな風にしょっちゅう熱を出すようになっちまった……」

こまる「うん……」

下村「やっぱりりんにはキツいんだろうな……こんなコロシアイ生活なんて」

1…早く出られたらいいのにね
2…下村君は大丈夫なの?
3…自由安価。そぐわない物は下にズレます。

↓2

2

2選択

こまる「下村君は大丈夫なの?」

下村「俺?」

こまる「下村君、軽そうに見えて色々溜め込んでそうだし……」

下村「ははっ、軽そうには酷いぜこまるちゃん」

下村君は目を閉じて何かを思い浮かべるように小さく笑う。

下村「まあさ、俺だってメンタルすごいわけじゃないからキツいと思う事もあるよ」

こまる「やっぱり……」

下村「だけど……俺は大丈夫だ」

こまる「……?」

下村「見てくれよ、これ」

下村君がそう言ってポケットから取り出したのは、指輪……?

下村「セーラちゃんからのプレゼント。ツルカメダイヤモンドの指輪さ」

こまる「ツルカメダイヤモンド!?それって……」

確か一世を風靡した指輪のブランド……しかもその理由は……

下村「元々はセーラちゃんの父ちゃん母ちゃんの持ち物だったらしいんだけどさ。そんな大事なもん、俺に渡すなんてセーラちゃんもなんていうか……」

口ではそんな事言ってるけど下村君気付いてる?
自分がすごく嬉しそうな顔してるって……

下村「こまるちゃん」

こまる「なに?」

下村「人間守りたいものが出来るとすごく強くなれるもんなんだな」

そう言って下村君はりんお姉ちゃんの手を握りしめた。
心なしかりんお姉ちゃんも笑った気がした。

【モノクマメダルを一枚消費する事でもう1人乱入してきます】

【誰かを乱入させたい場合は人物を>>2-3からお選びください】

【現在のモノクマメダルは19枚です】

↓2

花巻さん

花巻

花巻選択【モノクマメダルを1枚消費しました】

花巻「りんちゃん!」

下村「おっ、セーラちゃん」

花巻「幸洋君、またりんちゃんが熱を出したって……」

下村「とりあえず薬は飲ませた。汗もこまるちゃんが拭いてくれたし」

こまる「後は寝ちゃう前に部屋に連れて行けば問題ないと思います」

花巻「そう……苗木さんありがとう」

こまる「いえ、私もりんお姉ちゃんには元気になってほしいですから」

1…ところで花巻さん……
2…それで下村君……
3…黙ってりんの様子を見ている
4…自由安価。そぐわない物は下にズレます。

↓2

1

1選択

こまる「ところで花巻さん……」

花巻「なにかしら?」

こまる「【幸洋君】って……」

花巻「……」

下村「あー、触れちゃうかそこを」

りん「んぅ……」

花巻「……きゅふ!?」

こまる「きゅふ!?」

なにその鳴き声みたいな声!?

花巻「ち、ちちち違うにょ!こ、これ、これは別にふか、深い意味が、あああ、あるわけじゃなきゅって!」

こまる「わ、わかりました!わかりましたから落ち着いてください!」

下村「セーラちゃん動揺しすぎだって……」

花巻「別にしゅきなら下のにゃ前で呼んだ方がいいよねって思ったわけじゃないのー!」

こまる「花巻さん自爆!自爆してますから!」

花巻「んにゃあああああ!!」

りん「清良お姉ちゃん、楽しそうだね……」

下村「……そうか?」

――

下村「さてと、そろそろりんを部屋に戻してやるとするか。セーラちゃん、りんの部屋の鍵頼めるか?」

花巻「えぇ、任せて。りんちゃん、ちょっと鍵取るからね」

うーん花巻さん……
さっきまでにゃあだのきゅうだの鳴いてた人と同一人物とは思えない。

りん「はあい……」

下村「よいしょっと……」

花巻「あっ、汗かいてる、幸洋君。拭くからちょっと屈んで」

開き直ったんだね花巻さん……

下村「んっ、サンキュー」

プレゼントを渡しますか?
【万力】×2
【赤いマフラー】
【オモプラッタの極意】
【おでこのメガネ】
【もしもFAX】
【毛虫くん】
【蝶ネクタイの変声機】
【虹色の乾パン】
【カットバサミ】
【速球大臣】
【高級チンチラシート】
【水晶のドクロ】
【光線銃ズリオン】
【だれかの卒業アルバム】
【玉串】
【携帯ゲーム機】

渡す場合上から選んでください

りん↓2 下村↓4 花巻↓6

体を温めるのに赤いマフラー

おでこのメガネ
ある呪文を唱えながら、このメガネを装着すると、物と会話ができるようになるらしいから、
花巻からもらったツルカメダイヤモンドと会話してみたらどうかと勧める

さすがに6は無茶だったようで……りんだけ採用して本日はここまで。
次回は下村、花巻ペアへのプレゼント判定から

キャラ考案時は真面目キャラで考えていた花巻さんが料理最下位を皮きりにどんどん暴走系のアホの子になってきてますね、いいことです


それではおやすみなさい……

kskst

下村→もしもFAX
花巻→玉串

再開したいと思いますが人はいますか?

いつもお疲れ様です、いますよ

期待

とりあえず続きで

プレゼントを渡しますか?
【万力】×2
【オモプラッタの極意】
【おでこのメガネ】
【もしもFAX】
【毛虫くん】
【蝶ネクタイの変声機】
【虹色の乾パン】
【カットバサミ】
【速球大臣】
【高級チンチラシート】
【水晶のドクロ】
【光線銃ズリオン】
【だれかの卒業アルバム】
【玉串】
【携帯ゲーム機】
渡す場合上から選んでください

りん【赤いマフラー】

↓2下村 ↓4花巻

ksk

おでこのメガネかな?

玉串

こまる「あっ、りんお姉ちゃん、待って」

りん「ふぇ……?」

こまる「首元暖かくした方がいいからこの赤いマフラー……」

あっ、でも……りんお姉ちゃんは首絞められた事があるのにマフラーは……

こまる「ご、ごめんなさい、やっぱり今のは……」

りん「……いい、よ」

こまる「えっ?」

りん「こまるお姉ちゃんならそんな事しないって、大丈夫だって……わかるから、だからいいよ……」

りんお姉ちゃん……私をそこまで信頼してくれてるんだ……

こまる「うん、ありがとうりんお姉ちゃん」

私はなるべく負担にならないようにマフラーをりんお姉ちゃんの首に巻いていく。
時々体を震わせていたけど、りんお姉ちゃんは最後までおとなしくしていてくれた。

りん「えへ、ありがとうこまるお姉ちゃん」

こまる「お礼を言うのはこっちの方だよ……あっ、下村君と花巻さんにもこれ」

下村「メガネ?」

こまる「呪文を言いながら着けると物と話せるらしいよ?」

下村「呪文って?」

こまる「……ごめんなさい、知らないの」

下村「意味ねぇ!?」

花巻「あら、玉串ね……」

こまる「花巻さん?」

花巻「神前式……それとも教会……ううん、あえて人前式でも……」

下村「また入っちまったよ……」

こまる「えっと、ごめんなさい……」

りん「清良お姉ちゃん……」

【時雨りんの好感度が上がりました】

【下村幸洋の好感度が上がりました】

【花巻清良の好感度が上がりました】

【下村幸洋から花巻清良への好感度がMAXになりました!】

――こまる(細河)の部屋

キーン、コーン… カーン、コーン

モノクマ「えー、校内放送でーす。午後10時になりました。ただいまより夜時間になります」

モノクマ「間もなく食堂はドアをロックされますので、立ち入り禁止となりま~す」

モノクマ「ではでは、いい夢を。おやすみなさい…」

こまる「りんお姉ちゃん、また熱がぶり返しちゃったけど大丈夫かな……」

早く全快してくれればいいな……

こまる「明日も頑張ろう……おやすみなさい」

↓2のコンマが95未満もしくはぞろ目以外なら……

それ

てい

メダル2枚でいけるかな?

【コンマ84です】

【モノクマメダルを2枚使えばぞろ目に出来ます】

【現在のモノクマメダルは18枚です】

【モノクマメダルを使用しますか?】

↓3まで多数決

使う

使おう

使う

使ってもいいんじゃね
ストーリーが進んで欲しいけど、日常が壊れないで欲しいジレンマ

やったね花巻さん下村君からパンツもらえたよ

【モノクマメダルを2枚使用しました】

【現在のモノクマメダルは16枚です】

――こまる(細河)の部屋

キーン、コーン… カーン、コーン

モノクマ「オマエラ、おはようございます!朝です、7時になりました!起床時間ですよ~!」

モノクマ「さぁて、今日も張り切っていきましょう~!」

こまる「おはよう、琉彌ちゃん」

食堂行ってこよう。

――食堂

こまる「……」

ルチアーノ「……」

鉢笛「わあ……」


本居「花巻さん!お願いですから考え直して……」

根駒「花巻待て!初心者がそんな料理を作るなんて無茶……」

花巻「大丈夫よ!今の私なら何でも出来る気がするの!」

本居「それは錯覚です!そもそも言ったそばから鍋が吹きこぼれて……うわああああ!?」

根駒「本居ぃぃぃぃ!?」

ルチアーノ「おい下村」

下村「……責任は俺が取る」

こまる「あ、はは……」

【一緒に食事をとるキャラクターを2人選んでください】

↓2

花巻下村

本居、ルチアーノ

揮央

まぁルッチーに比べればまだ上手いから・・・

今思ったけど下村ファミリーの女子力がすごい(花巻さんの料理から目を逸らしつつ)
下村幸洋
料理の腕…70・掃除の腕…71
女子力 141

花巻清良
料理の腕…29・掃除の腕…127
女子力 156

時雨りん
料理の腕…45・掃除の腕…80
女子力 125

花巻、下村選択

こまる「……」

気になって様子を見に来たけど……

花巻「幸洋君、さあ召し上がれ!」

下村「……い、いただきます」

笑顔の花巻さんと料理の皿を前に冷や汗を流す下村君……

……見なかった事にしようかな。

花巻「あっ、苗木さん!良かったら苗木さんも一緒にどう?」

私は逃げられなかったらしい……遠巻きに私を見る根駒君達が無性に腹立たしいよ……

花巻「ほら、座って座って!」

こまる「お、おじゃまします……」

下村「こまるちゃん……」

下村君、その仲間が見つかって良かったって顔やめてほしいんだけど……

花巻「ふふっ、さあどうぞ苗木さん!」

……いくしかないよね。

こまる「いただきます!」

↓2のコンマで判定

01~72…現実はそんなもの
73~98、ぞろ目…愛は奇跡を起こしました

頑張れ花巻さん

この絶望的状況が希望になるなんて考えただけでゾクゾクするね!!

希望なんて無かったか...

【コンマ63】

【モノクマメダル5枚で奇跡が起きた事に出来ます】

【現在のモノクマメダルは16枚です】

【モノクマメダルを使いますか?】

↓3まで多数決

No

使ってあげよう

インチキはいけませんよ
使わない!

【奇跡は起きませんでした】

こまる「……」

下村「……」

……その料理は美味しそうな見た目に反して超高校級の味と言ってもいいかもしれないものだった。
……もちろん、悪い意味で。

花巻「ど、どうかしら?」

こまる「……」

花巻さんが何かを聞いてきてるけど私は今それどころじゃない。
私は今口の中にあるコレをどうしたら処理出来るのか考えるのに忙しいんです花巻さん。

花巻「……ダメ、だった?」

下村「……いや、美味しいよ」

こまる「っ!?」

下村君、本気で言ってるの!?

花巻「ほ、本当に!?」

下村「ああ!思わず……こうしたくなるくらいにさ!」

そう言って下村君は皿を掴むと、乗ってる料理を自分の口へ流し込み始めた。

花巻「幸洋君!?」

下村「…………ごちそうさま!美味しかったぜセーラちゃん!」

皿を置いた下村君は笑顔で花巻さんにニコリと笑いかける。
下村君、すごい。

花巻「よ、良かった……」

下村「ただもうちょっとアレンジすればもっと美味しくなると思うからさ。教えるから今度は一緒に料理作ろうな?」

花巻「う、うん、色々教えてね」

下村「まかせとけって!」

下村君はたった一筋脂汗を垂らしただけで、後は全く料理の味がアレだったなんて全く感じさせていない。
しかももっと美味しくなるって言い方で花巻さんを傷つけずに料理の腕を上げさせるフォローまで。
……下村君にファンクラブが出来た理由が何となくわかった気がした。

こまる「……」

それで、私はこの口の中にある物をどうしたらいいんだろう……

【下村幸洋の好感度が上がりました】

【花巻清良の好感度が上がりました】

【下村君は朝食後トイレにこもっていたようです】

【こまるは何とか花巻さんの料理を食べました】

し、下村くーーーーん!

無茶しやがって……
(`・ω・)ゞ

――こまる(細河)の部屋

こまる「な、なんだがお腹の調子が……」

下村君は大丈夫なのかな……

こまる「……ううっ、トイレ行こう」

購買部に行きますか?

↓2

ぶっちゃけ今一番ほのぼのしとらんか……

行かない

行かない選択

こまる「落ち着いたしモノクマメダルでも探そう……」

直後判定
01~32…2枚ゲット
34~65…3枚ゲット
67~98…5枚ゲット
ぞろ目…5枚ゲット+???

てい

【モノクマメダルを3枚ゲット!】

【現在のモノクマメダルは19枚です】

こまる「ふぅ……ちょっと休憩しようかな」

なんだろう、不安な事はあるけどみんなが確かに仲良くなってる気がする。

こまる「食事会もほとんどの人が来てくれてるし……」

食事会を提案したあやめさんも、少しは喜んでくれるかな……

こまる「……これからどうしようかな」

【自由行動を開始します】

1…誰かと話す
>>2-3からお選び下さい )

2…モノクマメダルを探しに行く
(人物も書いた場合コンマ40以上で現れます)

↓2

1 本居

1高坂

高坂選択

【高坂は特殊条件により1人で会う事は出来ません】

【一緒に会いに行く人を1人選んでください】

【りん、天ヶ瀬は選べません】

↓2

ルチアーノ

根駒

揮央かルチアーノ だよな...
ルチアーノ

根駒選択

根駒「高坂に会う?」

こまる「うん、一緒に来てくれるかな」

根駒「……わかった。あいつには言いたい事もあるしな」

――高坂の部屋前

揮央「……」

こまる「揮央さん、高坂さんに会いたいから入ってもいいかな?」

揮央「……好きにすればいい」

根駒「ありがとうな揮央」

――高坂の部屋

高坂「くくっ、また来てくれましたか苗木さん。食事の時にしか人に会えないというのは寂しいものですから助かりますよ……ああ、それと飴を取っていただけますか?」

こまる「……」

相変わらず高坂さんはニヤニヤ笑っていた。
自分を隠さなくなってからの高坂さんには他に浮かべる顔ってないの……?

根駒「高坂……」

高坂「おや、誰かと思えば失敗作の根駒君じゃないですか」

根駒「……!」

高坂「まさかあなたまで来るとは……くくっ、私を殺しにでも来ましたか?」

根駒「……無駄だぞ」

高坂「……へぇ」

根駒「俺がどんな人間だって受け入れてくれる奴がいるってわかった!高坂!俺はもうお前の言葉に惑わされない!」

根駒君……

高坂「……つまらない男だ」

高坂さんは飴を噛み砕きながらそう吐き捨てた……

1…高坂さん、もうやめにしてくれませんか?
2…どうして笑っていられるんですか?
3…自由安価。そぐわない物は下にズレます

↓2

2

3揮央との関係を聞いてみる無理なら↑

3選択

こまる「高坂さん……1つだけ聞いていいですか」

高坂「なんですか?」

こまる「高坂さん、揮央さんとここに来る前からの知り合いだったりしませんよね?」

根駒「どういう事だ?」

こまる「ちょっとね……」

高坂「……くくっ」

こまる「どうなんですか?」

高坂「ご想像にお任せします」

こまる「否定、しないんですね」

高坂「その方が面白いので」

……やっぱり聞いてパッとわかるほど高坂さんは甘くない、か。

高坂「……ああ、ですが1ついい事を教えてあげましょう」

こまる「いい事?」

高坂「私はあの子の才能を知っています」

根駒「……本当か?」

高坂「信じないのならそれで結構ですよ……くくっ」

高坂さんは、揮央さんの才能を知っている……

高坂「それをあなた方が知った時どうなるか……ああ、今からとても楽しみだ」

【高坂遥佑の好感度が上がりました】

【根駒劾斗の好感度が少し上がりました】

――こまる(細河)の部屋

高坂さんと揮央さん、2人は前から知り合いだったのかな……
気をつけよう、どちらにしても揮央さんは高坂さんにこだわってるんだから……

【自由行動を開始します】

1…誰かと話す
>>2-3からお選び下さい )

2…モノクマメダルを探しに行く
(人物も書いた場合コンマ40以上で現れます)

↓2

本居っち

2天ヶ瀬

2選択【コンマ40以上のため天ヶ瀬さんが現れます】

――ランドリー

こまる「モノクマメダルあるかな?」

直後判定
01~32…一枚ゲット
34~65…二枚ゲット
67~98…三枚ゲット
ぞろ目…五枚ゲット

てい

【モノクマメダル3枚ゲット!】

【現在のモノクマメダルは22枚です】

こまる「これくらいかな」


天ヶ瀬「あら、苗木さん」

こまる「天ヶ瀬さん」

天ヶ瀬「本当にあなたは神出鬼没ですね。誰よりも動き回っていそうですわ」

こまる「うっ、否定できません……」

天ヶ瀬「うふふ、そんなところも苗木さんの魅力ですわね」

こまる「魅力だなんてそんな……」

天ヶ瀬「ああ、そういえば……」

こまる「?」

天ヶ瀬「ここでしたわね」

こまる「何がです……きゃっ!?」

天ヶ瀬さんは私の腕を掴むとテーブルに身体を押しつけてくる。
こ、これって……

天ヶ瀬「私が苗木さんに奴隷になってくださいとお願いした場所……うふふ」

そ、そうだった……前にもこうやって天ヶ瀬さんに……

1…でもあれはお芝居、だったんですよね?
2…随分前の事だった気がします……
3…自由安価。そぐわない物は下にズレます

↓2

3私が奴隷になってもいいですよ。と言ったらどうするんですか?

1

1選択

こまる「でもあれはお芝居、だったんですよね?」

天ヶ瀬「えぇ、確かにそういう事にしましたわ。ですけどその後必ず奴隷にしてさしあげると言いましたわよね?」

こまる「……本気、だったんですか?」

天ヶ瀬「うふふ……」

こまる「天ヶ瀬さんは、本気で私を……」

天ヶ瀬「本当にあなたはひっかかりやすいですね」

こまる「えっ……」

まさかまた……騙された?

こまる「天ヶ瀬さん!」

天ヶ瀬「怒らないでくださいな。苗木さんが可愛らしいのがいけないんです」

こまる「またそういう変な事を言って……」

天ヶ瀬「うふふ、ごめんなさい」

こまる「もうっ……」

天ヶ瀬「……」

【モノクマメダルを一枚消費する事でもう1人乱入してきます】

【誰かを乱入させたい場合は人物を>>2-3からお選びください】

【現在のモノクマメダルは22枚です】

↓2

鉢笛さん

鉢笛さん選ばれたところで今日はここまで

花巻さんはもう真面目系だった頃には引き返せない……
ちなみに下村君のパンツを貰った花巻さんは部屋で持ったままひたすら悶々とします
一方花巻さんのパンツを貰った下村君は有効活用します

現在ステータスと好感度・さらに変化した人の印象
こまる精神力…9.5

×細河…MAX

×神導寺…9.0

根駒…8.9【こまるのおかげで高坂の言葉から立ち直れたよ】

ルチアーノ…8.3

りん…8.2【お姉ちゃん、信じてるからね】

天ヶ瀬…8.0

下村…7.8【セーラちゃんの料理につき合わせちゃって悪かった】

揮央…7.6

花巻…6.8【食べてくれてありがとうね】

鉢笛…6.3

本居…5.2

高坂…4.8【くくっ、楽しみが増えました】

×矢頼…4.2

×綾咲…3.0

×岩淵…0.5

それではおやすみなさい……

緒津ー

ガチでパンツ交換してるん!?

ゆ、有効活用って何ー?
眺めたり匂い嗅いだり被ったり××したり!?

そろそろ夜は揮央さんと変わるなり一緒に明かすなりした方がいいかな?

下村くんは監視カメラのことを忘れてないかね!?

19:30頃から開始

実際にパンツを貰ったわけではなく、あくまで貰った場合どうするかですから……
なお下村君は有効活用する際監視カメラのない場所に行きます

下村君が好感度MAXで花巻さんからもらった物は花巻さんの両親から受け継いだ本物のツルカメダイヤモンドです。
花巻さんもこの後下村君から好感度MAX専用プレゼントを受け取っています。

そしてこまるが好感度MAXの細河さんから受け継いだのは第一章の最後にあった2人で描かれた絵です。

それではまた後で

花巻さんも下村君から何かもらったのか...
何あげたんだろ?

鉢笛選択【モノクマメダルを1枚消費しました】

鉢笛「こまっちゃんとえーちゃん発見!」

天ヶ瀬「あら、鉢笛さん」

こまる「舞さん、また話し相手探してたんですか?」

鉢笛「そうだよー。またまたみんな忙しそうだったからね!」

天ヶ瀬「うふふ、前にも思いましたが鉢笛さんは意外とシャイなのですね。あなたならグイグイ入っていきそうな印象ですけれど」

鉢笛「なーんか、それってまるでボクが空気読めない子みたいじゃない?」

天ヶ瀬「いえいえ、そんな事はありませんよ」

鉢笛「むう」

1…鉢笛を中心に話す
2…天ヶ瀬を中心に話す
3…自由安価。そぐわない物は下にズレます。

↓2

2

2選択

鉢笛「ところでえーちゃん達は何話してたの?」

天ヶ瀬「苗木さんに少々演技に付き合っていただいてましたの」

こまる「ただからかってただけじゃないですか……」

鉢笛「へー……じゃあボクも付き合うよ!」

天ヶ瀬「鉢笛さんが、ですか?」

鉢笛「あー、何その顔!これでもボクだって少しは自信あるんだよー!」

こまる「舞さんと演技……」

正直正反対な単語な気さえするよ……

鉢笛「さあ、いつでもいいよ!」

天ヶ瀬「ふぅ、仕方がありませんね……それでは鉢笛さん」

鉢笛「なにかなえーちゃん、ってうえっ?」

天ヶ瀬「私の奴隷になっていただけませんか?」

鉢笛「……」

こまる「……」

天ヶ瀬「……」

↓2のコンマが高いほど鉢笛さんがパニクる

わっほい

てーい

【コンマ76】

鉢笛「えっ、えっ……ええええええっ!?」

こまる「うわあっ!」

天ヶ瀬「っ……!」

超高校級の応援団長である舞さんの叫び声、それはちょっと離れたところにいた私でさえ身体を震わせるくらいのもので。
結果私の時みたいに顔を近付けていた天ヶ瀬さんは足をもつれさせて転んでしまった。

天ヶ瀬「な、なんて大声……さすがですわ」

鉢笛「えっ、なに、奴隷ってなに!?意味わかんない、わけわかんない、何がなんだかわかんないよー!」

舞さんは舞さんで相当予想外だったのか、頭を抱えてしまっていた。
私も端から見たらこんな感じだったのかな……

鉢笛「どれ、奴隷なんて無理だよ!ボクはそんな労働力なんて期待できないし、他に出来る事だってないし!」

こまる「ま、舞さん落ち着いてください!演技!演技ですから!」

鉢笛「あっ……そうだ、これ演技なんだった……」

天ヶ瀬「あ、頭がクラクラしますわ……ですが鉢笛さん、その手の話に弱いようですわね……うふふ」

鉢笛「あわわわわ、ごめんなさいえーちゃああん!こまっちゃんもごめんなさいー!」

プレゼントを渡しますか?
【万力】×2
【オモプラッタの極意】
【もしもFAX】
【毛虫くん】
【蝶ネクタイの変声機】
【虹色の乾パン】
【カットバサミ】
【速球大臣】
【高級チンチラシート】
【水晶のドクロ】
【光線銃ズリオン】
【だれかの卒業アルバム】
【携帯ゲーム機】
渡す場合上から選んでください

↓2天ヶ瀬 ↓4鉢笛

水晶のドクロ

オモプラッタの極意

こまる「とりあえず天ヶ瀬さん、これを」

天ヶ瀬「ドクロ……ですか?どうやら水晶のようですが」

こまる「はい、水晶を削って作られたらしいです」

天ヶ瀬「珍しい品というわけですか……うふふ、ありがたくいただきます」

鉢笛「うー……」

こまる「ほら、舞さんもこれ読んで元気出してください!」

鉢笛「オモプラッタの極意……そうか、身体を動かせって事だねこまっちゃん!」

こまる「いや、そこまでは……」

鉢笛「わかった!ちょっと体育館で暴れてくる!その後はプールで泳ぎ回ってくるよー!」

行っちゃった……

天ヶ瀬「立ち直りが早いのも魅力ですわね……」

【天ヶ瀬咲の好感度が上がりました】

【鉢笛舞の好感度が上がりました】

【天ヶ瀬咲から鉢笛舞への好感度が上がりました】

――こまる(細河)の部屋

キーン、コーン… カーン、コーン

モノクマ「えー、校内放送でーす。午後10時になりました。ただいまより夜時間になります」

モノクマ「間もなく食堂はドアをロックされますので、立ち入り禁止となりま~す」

モノクマ「ではでは、いい夢を。おやすみなさい…」

こまる「舞さん、本当にあの後ずっと動いてたみたいだね……」

天ヶ瀬さんはそんな舞さん見てまた笑ってたし……

こまる「天ヶ瀬さん、舞さんの事より気に入ったとか言ってたけど……」

どういう事なんだろう……

こまる「とりあえず寝よう……おやすみなさい」

↓2のコンマがぞろ目以外で……

ほい

ksk

【コンマ17です】

【モノクマメダルを8枚使えば33に出来ます】

【現在のモノクマメダルは21枚です】

【ここで延長した場合翌日が最後の自由行動日になります】

【モノクマメダルを使用しますか?】

↓3まで多数決

つかう

せっかくだから使う

どうせだし使ってしまえ

【モノクマメダルを8枚使用しました】

【現在のモノクマメダルは13枚です】

――こまる(細河)の部屋

キーン、コーン… カーン、コーン

モノクマ「オマエラ、おはようございます!朝です、7時になりました!起床時間ですよ~!」

モノクマ「さぁて、今日も張り切っていきましょう~!」

こまる「おはよう、琉彌ちゃん」

よし、食堂行こう!

――食堂

こまる「りんお姉ちゃんは今日も休み……」

大丈夫なのかな……

【食事をとる人を選んでください】

【揮央、りん、高坂は選べません】

↓2

ルチアーノ

本居

本居選択

こまる「本居さん、隣いいですか?」

本居「苗木さん。はい、いいですよ」

こまる「最近色々大変ですね」

本居「いえ、たいしたことは……ただ料理をほとんど任され、ルチアーノさんには怒られ、花巻さんの料理に襲われてるだけですよ、ふふっ……」

な、なんだか本居さんから暗いオーラが……

1…楽しい事はなかったんですか?
2…きっといい事ありますよ
3…自由安価。そぐわない物は下にズレます。

↓2

2

1

1選択

こまる「た、楽しい事はなかったんですか?」

本居「楽しい事、ですか」

こまる「こんな生活でそれを感じろっていうのも無理な話かもしれませんけど……」

本居「……いえ、そんな事ありませんよ」

こまる「本居さん?」

本居「僕はここに来るまではひたすら本だけの世界に生きていました。それでいいとさえ思っていたくらいですが……今は少し違います」

こまる「違うって……」

本居「……最近、以前より本を読まなくても心がざわつかないんです」

こまる「えっ」

本居「もちろん本を読んでいると心が安まるのは変わりませんが……読んでいなければいられない気分にはならないんです」

こまる「……」

本居「それはきっと皆さんに出会えたからだ。後悔も辛い事もありますが……皆さんに出会えた事は、後悔しない、いいえ、出来ないと思います」

本居さん……

本居「まあ、もちろん出られるのが一番いいんですけどね」

こまる「そう、ですね」

↓2のコンマが高いほど……

てい

てい

本居「ははっ、何を言ってるんでしょうね。全く柄でもない……」

こまる「そ、そんな事ないです!」

本居「そうですか?」

こまる「はい!」

本居「それなら良かったです。いや、ひかれたらどうしようかと思ってしまいましたよ」

そう言って本居さんは飲み物が入ったコップを……あ。

こまる「本居さん、それ私の……」

本居「はい?どうかしましたか?」

こまる「……いえ、何でもありません」

まあ、いいか……

【本居秋詠の好感度が上がりました】

――こまる(細河)の部屋

こまる「本居さんも変わってきてるんだなあ」

みんなと出会えた事は後悔しない、出来ないか……

こまる「私も……そう思いますよ」

ね、琉彌ちゃん……

購買部に行きますか?

↓2

行かない

行かない

行かない選択

こまる「さてと、モノクマメダルでも探そうかな」

直後判定
01~32…2枚ゲット
34~65…3枚ゲット
67~98…5枚ゲット
ぞろ目…5枚ゲット+????

てい

【モノクマメダル5枚ゲット!】

【現在のモノクマメダルは18枚です】

こまる「結構拾えたかな……」

さてと次は何しようかな?

【自由行動を開始します】

1…誰かと話す
>>2-3からお選び下さい )

2…モノクマメダルを探しに行く
(人物も書いた場合コンマ40以上で現れます)

↓2

1 ルチアーノ

花巻さんが下村君から何をもらったのか気になるし
1花巻

花巻選択

――女子トイレ

花巻「ふふっ、幸洋君からのプレゼント……嬉しいなあ」

こまる「花巻さん?」

花巻「ひゃわあ!?な、なんだ苗木さんか……」

こまる「お、驚かせてすいません」

花巻「い、いいのよ。私もちょっとボーッとしてたから」

ボーッとしてたって……多分下村君の事考えてたんだろうなあ。
あれ、なんか花巻さんがいつもと違うような……あ。

こまる「花巻さん、その首にかかってるの……」

花巻「こ、これは……幸洋君から貰った物で、その」

下村君からのプレゼント?

花巻「幸洋君が初めてハッカーとして仕事した時からずっと使ってたパソコンの部品で作ったアクセサリーなんですって。彼にとっては相棒とも言える大切な物だったらしくて、壊れてしまった後もアクセサリーに加工して持ち歩いてたって言ってたわ」

こまる「それを花巻さんにプレゼントしてくれたって事ですか?」

花巻「えぇ、本当に大切な物なはずなのにね……」

1…愛されてるんですね
2…もしかしてそれを見て考え事してたんですか?
3…自由安価。そぐわない物は下にズレます。

↓2

1選択

こまる「愛されてるんですね」

花巻「……えっ」

こまる「だって下村君にとってそれはとても大切な物なんですよね?」

花巻「そ、そうだけど……」

こまる「だったら下村君はその大切な物を花巻さんに渡してもいいと思ってるって事……」

あれ、花巻さんの顔がどんどん紅く……

花巻「ゆ、幸洋君はそこまで私を想っててくれたの……私プレゼントに浮かれてしっかり考えてなかった」

こまる「は、花巻さん……?」

花巻「わ、私、もっと頑張らないといけなかったのに……こうなったら下着を渡すとかして挽回を……いや、でもさすがにそれはどうなのかしら……」

こまる「は、花巻さーん?」

花巻「そもそも幸洋君の好みがわからないのにそんなギャンブルは出来ないし……」

は、花巻さんがまた自分の世界に……

【モノクマメダルを一枚消費する事でもう1人乱入してきます】

【誰かを乱入させたい場合は人物を>>2-3からお選びください】

【現在のモノクマメダルは18枚です】

↓2

下村君

揮央

揮央選択【モノクマメダルを1枚消費しました】

【現在のモノクマメダルは17枚です】

揮央「……何をしてるの」

こまる「あっ、揮央さん。見張りはいいの?」

揮央「根駒が交代してやるから休めって……それであれはどうしたの」

花巻「や、やっぱり着けてるのを渡した方が嬉しいのかしら。でも私つなぎだしそのためには一回全部……」

こまる「下村君との事で色々と……」

揮央「……話は聞いてたけどこんなにひどかったの」

花巻「あっ、き、揮央さん!」

揮央「……なに」

花巻「男の子ってやっぱり着けてる下着を渡した方が喜ぶかしら!?」

こまる「花巻さん!?」

↓2のコンマが高いほど揮央さんがやらかします

希望?絶望?

どうなる

そしてこのコンマであるwwww

ごめんageちゃった

ファッ!?

【コンマ97】

揮央「……」

き、揮央さんもさすがに驚いたのかな……黙っちゃったよ。

花巻「ど、どうなのかしら……」

こまる「あの、花巻さん……」

揮央「もちろんその方がいいに決まってる」

こまる「なに言い出してるの揮央さん!?」

花巻「そ、そう、やっぱり……」

揮央「男は狼、さらにそれが好意を抱いている相手の下着なら嬉しい」

そ、それはどうかな……

花巻「う、うー、でも1つだけ不安材料があるのよ……」

揮央「不安材料?」

こまる「あの、2人共……」

花巻「ほら、私つなぎを着てるから今着けてるのを渡すには……」

揮央「だったら全部脱いでしまえばいい」

こまる「揮央さん、ちょっと落ち着こう!?」

花巻「ぜ、全部……」

揮央「どうせいつかは見せるなら今見せたって問題ない。ついでに上も渡してしまえばさらに有効」

こまる「は、話を……」

花巻「そう、そうね……幸洋君ならきっと喜んでくれるわよね……恥ずかしいけど、私やるわ!」

こまる「花巻さん、はやまらないでください!」

花巻「止めないで苗木さん、これは私なりの幸洋君に対する信頼と好意の証……私の全てを見てもらうわ!」

こまる「それ間違ってますから!今ならまだ間に合……」

揮央「下村は脱衣場に行った。やるなら今」

花巻「わかったわ!私行ってくる!」

こまる「花巻さん、待ってください!」

揮央「邪魔はさせない……」

こまる「き、揮央さん、どいて!」

花巻「待ってて幸洋君……!」

結局私は揮央さんに阻まれて、花巻さんを止める事が出来なかった。
花巻さんが出ていってちょっとした後、下村君の驚く声が聞こえたような気がした……

【花巻清良の好感度が上がりました】

【揮央花火の好感度が上がりました】

【下村幸洋が花巻清良の○○○を手に入れました】

――こまる(細河)の部屋

こまる「花巻さんってあんな人だったっけ……」

下村君に影響されちゃったのかな。
いや、でも下村君割と本気で戸惑ってるし……

こまる「よくわからないや……」

【自由行動を開始します】

1…誰かと話す
>>2-3からお選び下さい )

2…モノクマメダルを探しに行く
(人物も書いた場合コンマ40以上で現れます)

↓2

1ルチアーノ

ルチアーノさん選択で今日はここまで

下村君と花巻さんって元々は下村君が押せ押せ、花巻さんたじたじだった関係なのに今はもう花巻さんの大攻勢に……

現在ステータスと好感度・さらに変化した人の印象
こまる精神力…9.5

×細河…MAX

×神導寺…9.0

根駒…8.9

天ヶ瀬…8.6【苗木さんと鉢笛さん……可愛がったらどちらが楽しませてくれるでしょうか】

ルチアーノ…8.3

りん…8.2

下村…7.8

揮央…7.8

花巻…7.7【気付かせてくれてありがとう苗木さん】

鉢笛…6.9【こまっちゃんから貰ったオモプラッタ極めちゃうね】

本居…5.8【あなたに会えた事も良かったと思いますよ】

高坂…4.8

×矢頼…4.2

×綾咲…3.0

×岩淵…0.5

それではおやすみなさい……


下村君もついに•••

寧ろ揮央さんがどうした

揮央さんは女子力が低い分男前になったんだよ 多分

空腹のあまり購買部で男のマロンを当てちゃったんだよ 多分

こんばんは

今日の20:00頃から開始

揮央さんのアドバイス?は完全な天然で言ってます



さて、今回で事件発生まではいけると思います
自由時間での交流で誰が殺されても絶望出来るように出来たかどうか……自信はありませんが頑張りたいと思います。

でも考えたら天ヶ瀬高坂組は殺されても絶望されない可能性が高いですね……さすがにこの2人を悪役にしすぎたかもしれません。
もう1人の悪役候補だったルチアーノさんはゆで卵も作れないキャラになっちゃいましたし。

逆に男女それぞれで一番死んでほしくないと言われてるのは鉢笛本居組のようなので死亡回避頑張りましょう。

それではまた後で

乙です待ってます

正直高坂クン以外はみんな死んでほしくないなぁ…

下村くん一家の誰かが死んだら共倒れになりそうで怖い

期待してます
天然だったのか...

ルチアーノ選択

――書庫

ルチアーノ「……」

こまる「ルチアーノさん」

ルチアーノ「苗木か」

こまる「本居さんからここにいるって聞いて……何してるんですか?」

ルチアーノ「脱出に向けて希望ヶ峰学園について情報を集めていた」

こまる「脱出って……」

ルチアーノ「勘違いするな。俺は出る気はないという言葉を撤回するつもりはない」

こまる「じゃあどうして……」

ルチアーノ「機械人形を叩くのは当たり前だが、お前達を脱出させる事も考えなければならんからな」

こまる「ルチアーノさん……」

ルチアーノ「不安材料もないわけではないが……ふん、やってやろうじゃないか」

1…どうしても一緒に出る気にはなってくれないんですか?
2…わかった事ってあるんですか?
3…自由安価。そぐわない物は下にズレます。

↓2

1選択

こまる「どうしても一緒に出る気にはなってくれないんですか?」

ルチアーノ「……」

こまる「私はルチアーノさんとも一緒に脱出したいです……」

ルチアーノ「苗木、お前は忘れていないか?」

こまる「えっ……」

ルチアーノ「俺はマフィアだ。犯罪に手を染めた事だってある人間だ」

こまる「でもそれは……」

ルチアーノ「マフィアになる事を望んでいなかったなど言い訳にもならん。事実俺はここに呼ばれるほどマフィアに染まっていたのだからな」

こまる「……」

ルチアーノ「俺は根本的にお前達と生きる世界が違うんだ。俺の存在を疎ましく思う者もいるだろう……その時共にいただけでお前達が狙われたら俺は今度こそ自分を許せない」

こまる「でも……」

ルチアーノ「そんな顔をするな。犯罪者と関わった思い出などないに越した事はない……お前は俺を忘れてしまえばいいだけだ」

こまる「ルチアーノさん……」

【モノクマメダルを一枚消費する事でもう1人乱入してきます】

【誰かを乱入させたい場合は人物を>>2-3からお選びください】

【現在のモノクマメダルは16枚です】

↓2

根駒かな?

根駒

根駒選択【モノクマメダルを1枚消費しました】

【現在のモノクマメダルは16枚です】使う前は17枚でした


根駒「んっ、こまる、ルチアーノ?」

こまる「根駒君……」

根駒「お、おい、なんで泣きそうな顔してんだよ!?」

こまる「だってルチアーノさんが……」

ルチアーノ「俺は事実を言ったまでだ」

根駒「何があったんだよ……」

――

根駒「なるほどな」

こまる「私はルチアーノさんだけ置いていくなんて出来ないよ……ましてや忘れるなんて!」

ルチアーノ「脱出後も死の危険を味わいたいのか」

こまる「それは嫌ですけど、でも……」

ルチアーノ「……根駒、何とかしろ」

根駒「とは言ってもなあ……俺はどっちの気持ちもわかるからなんとも」

そうか、根駒君は周りを死なせてしまったって考えてるから関わらない方がいいってルチアーノさんの気持ちもわかるんだね……

根駒「うーん……ここはこまるの思いの丈をぶつけるしかないと思う」

こまる「思いの丈?」

根駒「そう、俺みたいにな」

私の思いの丈……

↓3までルチアーノさんにぶつける台詞を自由にどうぞ

ルチアーノさんのこと、忘れるなんてできません。
せっかく知り合えたのに、忘れることがいい事だなんて思えないです。

あなたも、仲間の一人なんです。仲間を置いて、脱出なんて出来ません!

ルチアーノさんは私や皆が仲間を1人だけこんな所に残して助かって
それで何も思わずにいられると思うんですか!

こまる「ルチアーノさんのこと、忘れるなんてできません。せっかく知り合えたのに、忘れることがいい事だなんて思えないです」

ルチアーノ「……ならば妥協しよう。忘れる必要はない。俺は置いていく、それだけでいい」

こまる「あなたも、仲間の一人なんです。仲間を置いて、脱出なんて出来ません!」

ルチアーノ「言ったはずだ、生きる世界が違うと。今仲間と思ってもいずれ俺を置いていった方が正しかったと思う時がくる」

こまる「そんな日は来ません!」

ルチアーノ「それはお前が何も知らないからだ!」

こまる「ルチアーノさんがバカだって事はわかります!」

ルチアーノ「なんだと……!ならばむざむざお前達を危険にさらせと言うのか!?冗談ではない、昔のような無力さをまた感じるなどごめんだ!わかれ苗木!俺はお前達の事を思って言って……」

こまる「それは違うよ!」

ルチアーノ「ぐっ……!?」

こまる「ルチアーノさんは私達の事なんて全然考えてない!ただ自分がその無力さを感じたくないだけ!ルチアーノさんは私達と関わろうとしなかった時と何も変わってない!」

ルチアーノ「言わせておけば……!」

こまる「ルチアーノさんは私や皆が仲間を1人だけこんな所に残して助かって、それで何も思わずにいられると思うんですか!」

ルチアーノ「……!」

こまる「少なくとも私は一生後悔します!なんであの時ルチアーノさんを置いていったのか自分を責めて、泣いて、幸せなんて感じられなくなって……ルチアーノさんはそうなってもいいんですか?」

ルチアーノ「……」

こまる「私達の事を考えるなら……一緒に脱出しましょう?」

ルチアーノ「……」

根駒「ルチアーノ、言っとくけど一回言いだしたらこまるはひかないぞ?きっと引きずってでもお前の事、外に出そうとするはずだ」

ルチアーノ「……苗木」

こまる「……」

ルチアーノ「お前は愚かだ。何もわかってない小娘だ」

こまる「っ……」

ルチアーノ「だが俺の事でお前が幸せを感じられないというなら……それを容認するわけにもいかん」

こまる「ルチアーノさん!」

ルチアーノ「……善処は、しておこう」

ルチアーノさんは本を戻すと書庫から出ていった……届いたのかな、私の言葉。

こまる「届いたら、いいな」

【ジョン・ルチアーノの好感度がグンと上がりました】

【根駒劾斗の好感度が少し上がりました】

――こまる(細河)の部屋

キーン、コーン… カーン、コーン

モノクマ「えー、校内放送でーす。午後10時になりました。ただいまより夜時間になります」

モノクマ「間もなく食堂はドアをロックされますので、立ち入り禁止となりま~す」

モノクマ「ではでは、いい夢を。おやすみなさい…」

こまる「ルチアーノさん、善処しておこうって言ってくれたけど……」

本当に考え直してくれたらいいな……

こまる「おやすみなさい……」

――???

モノクマ「うぷぷ……いいね、実に安っぽい主張だったよ!」

モノクマ「たっぷり自由にさせてきた甲斐あって非常に絶望が生まれやすい環境が整いました!」

モノクマ「うぷぷ、次の動機はこれにするとして……」

モノクマ「君ももう少し頑張ってよ?内通者さん」

トガクズだね、完全にルッチーは

――こまる(細河)の部屋

キーン、コーン… カーン、コーン

モノクマ「オマエラ、おはようございます!朝です、7時になりました!起床時間ですよ~!」

モノクマ「さぁて、今日も張り切っていきましょう~!」

こまる「おはよう、琉彌ちゃん」

じゃあ食堂に……

モノクマ「あっ、それと……皆さん体育館に集まるように!ボクからご褒美がありますので!」

……ご褒美?

モノクマ「うぷぷ、じゃあ体育館でねー!」

こまる「……また動機かな」

だけど今度こそ……私達は負けない!

――体育館

こまる「……」

根駒「今度は何をするつもりなんだか……」

ルチアーノ「ふん、前回の動機でくだらない裏を見せた以上どれだけ意味があるか疑問だがな」

鉢笛「裏とか関係ないよ!どんな事があっても殺人なんてあっちゃもうダメなんだから!」

本居「確かに……」

下村「まっ、高坂も縛ってあるし大丈夫だろ」

花巻「もうあんなの嫌よ……だから負けないようにしないとね」

りん「うん……けほっ」

天ヶ瀬「……」

揮央「……来る」

モノクマ「いやっほう!皆さんお待たせしましたー!」

ルチアーノ「待ってなどいない。さっさと話して失せろ機械人形」

モノクマ「いきなりの暴言……ボクは非常に残念です、ショボーン」

下村「口でショボーンって……」

モノクマ「あれ?よく見たら1人足りなくない?」

こまる「1人って……高坂さんの事?」

モノクマ「そうだよ!もう、仲間外れなんてイジメだよ!ボクは学園長としてイジメなんて許しません!」

天ヶ瀬「そう言われましてもね……」

モノクマ「というわけで!はい、ワン、ツー、スリー!」

そう言ってモノクマが腕を上げると壇上が煙に包まれる。

そして煙が晴れた壇上には……

高坂「皆さん、ごきげんよう……くくっ」

高坂さんが何食わぬ顔をして、立っていた。

根駒「高坂!?」

下村「おいおい、あんだけキツく縛ったのに抜け出したのかよ!」

高坂「あの程度で私を止められると思う事自体が無駄な努力というものです」

ルチアーノ「……機械人形。奴を解き放ったのはお前か」

モノクマ「その通り!そしてイジメ撲滅のため校則を追加します!」

鉢笛「こ、校則?」

【校則が追加されました】

モノクマ「殺人のため以外での拘束を行う事を禁止します!イジメなんて許されないって事をしっかりルールにしないといけないなんて……ボクは情けないよ」

ルチアーノ「ふん、どうした?随分なりふり構わずに動いてくるじゃないか……」

モノクマ「ボクはイジメを見て見ぬ振りをするようなダメ教師とは違うんだよーだ!それに高坂君は仲間だしあのままだと困るわけ」

天ヶ瀬「……仲間?」

モノクマ「あっ、そうそう。その事でオマエラを呼んだんだった……えー、ではオマエラに新しい仲間を紹介します!」

根駒「新しい、仲間?」

モノクマ「はい、では自己紹介をしてね」

高坂「はいはい、わかってますよモノクマ」

こまる「高坂さん……?」

高坂「皆さんはじめまして……高坂遥佑、超高校級の奇術師。またある時は……」

揮央「まさか……ダメ!!」

揮央さん?

高坂「【超高校級の絶望】とも呼ばれています」

【超高校級の絶望】高坂遥佑

Oh・・

根駒「超高校級の絶望……?」

モノクマ「まあ簡単に言えばさ、高坂クンはボクの仲間って事だよ!」

高坂「そういう事です。殺人を犯そうとしないあなた方に敬意を表してこうして名乗り出る事にしたわけです」

下村「やっぱりお前が裏切り者だったのか高坂ぁ!」

高坂「裏切り者、ですか。くくっ、それは正しくない表現だ」

花巻「どういう意味!?」

高坂「だって私達は最初からあなた方の仲間などではありませんでしたから」

鉢笛「そんな……」

本居「で、ですが、正直予測できていた事では……」

ルチアーノ「待て」

高坂「なんでしょう?」

ルチアーノ「貴様今何といった……【私達】だと?」

こまる「あっ……」

それって、つまり……

高坂「くくっ、聞き逃されたらどうしようかと思いましたよ……そう、私達側の人間は私1人ではありません」

天ヶ瀬「誰ですか……言いなさい」

高坂「くくっ……お断りします」

モノクマ「うぷぷ、でも高坂クンは嘘はついてません!オマエラの中には他にも内通者がいるのでーす!」

その言葉を聞いた途端、空気が変わった気がした。
あのお互いを疑う嫌な空気……もう二度と感じたくないと思ったあの空気がまた……

モノクマ「うぷぷ……ねぇ、苗木さん」

こまる「……!」

モノクマ「こんなもんだよ、人間なんて。オマエラは高坂クンだけに色々押しつけて団結したつもりになってたみたいだけどさ」

そんな……

モノクマ「ちょっと内通者が1人じゃないって言っただけでこれ!いやー、もう笑っちゃうよ!ぶひゃひゃひゃひゃ!!」

こまる「う、ああ……」

そんな、そんな……

根駒「そこまでだモノクマ!」

モノクマ「……はれ?」

ルチアーノ「同感だな。戯れ言も大概にしてもらおうか機械人形」

モノクマ「えっ、なにこれ?根駒クンとルチアーノクン、苗木さんを守る騎士にでも転職したの?」

根駒「そんなんじゃない!ただお前のくだらない言葉を聞かせてやる必要はないってだけだ!」

ルチアーノ「イジメを許さんと言うなら学園長による生徒への個人攻撃もどうかと思うがな……それに俺達だけではないらしいぞ」

モノクマ「はい?」

鉢笛「こまっちゃん、大丈夫!?」

こまる「舞さん……」

本居「ぼ、僕はどうせ誰か疑って外れますから……」

こまる「本居さん……」

下村「ちぇっ、真っ先に行こうと思ったのにさ」

花巻「幸洋君?」

下村「あっ、はい、ごめんなさい……」

こまる「下村君、花巻さん……」

モノクマ「……なんだよこれ」

モノクマ「なんなんだよもう!」

高坂「ふむ……どうやら泳がせすぎましたか。思いの外団結していたようですね」

根駒「高坂!お前の好きにもさせないから覚悟しておけ!」

高坂「ふぅ……モノクマ。どうやら内通者の存在だけで揺さぶるのは不可能らしいですよ?」

モノクマ「はあ……じゃあしょうがないから内通者の名前も言っときましょうか」

大丈夫……もう誰が内通者だったとしても……私は負けない……!







モノクマ「ねっ、時雨さん」





………………………………………………えっ?






なん…だと!?

心の支えになっている人がいなくなった?

あっ…

これは大ダメージですわ…

ま、待て、もしかしたらこの発言自体がブラフかもしれない(震え声)

りん「……えっ、あっ」

モノクマ「えっ、どうしたの?まさか自分はばらされないって安心してた?」

りん「えっ、えっ……えっ?」

高坂「まあ元々保険にもならない捨て駒でしたしいいのでは?」

モノクマ「まあねー。殺されそうになるし、風邪ひいてまともに動けないし……何の役にも立たなかったしね!」

りん「な、なんで……?りんはただ、みんなを……」

モノクマ「はいはい、もういいよ、喋らなくて!全く時雨さんなら皆も油断すると思ったから内通者にしてあげたのに……思った以上の役立たずだったよ君は!」

りん「りんは、そんな、ただ、りんは……」

下村「……けんな」

モノクマ「はい?なんですか下村君?」

下村「ふざけんなって言ったんだクソ野郎がぁ!!」

高坂「おぉ、怖い怖い……」

下村「りんが内通者?けっ、こいつにそんな大層な事が出来る訳ないだろ!」

花巻「そうよ……りんちゃんが裏切り者だなんて冗談にも程があるわ!」

こまる「そ、そうだよ……」

りんお姉ちゃんが、そんな事するわけがない……
だってりんお姉ちゃんは私を、琉彌ちゃんを喪った私を助けて……

モノクマ「はあ、本当に役立たずだね。下村クンや花巻さんは肩入れするし、壊れたらツマラナイから苗木さんに希望を持たせろって指示したのに支えになりすぎだしさー」

こまる「……!」

否定してほしかった……そんな、りんお姉ちゃんが私に近付いた事そのものが仕組まれた事だったなんて……

こまる「りん、お姉ちゃん……」

だけど、私のそんな願いは……

りん「ごめん、なさい……」

木っ端みじんに、砕け散った。

天ヶ瀬さんがアップを始めたようです

まだ天ヶ瀬さん何も言ってないだろ!いい加減にしろ!

天ヶ瀬「来たか・・・」ガタッ

下村「り、りん?」

りん「ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい……」

花巻「り、りんちゃん、そんな謝らないでいいのよ?だってこんなの嘘……」

りん「りんは、みんなを騙して……みんなを裏切って……ごめんなさいっ……」

鉢笛「りんちゃん……」

本居「そんな、時雨さんが内通者だったなんて……」

下村「違う!りんは、りんは内通者なんかじゃない、裏切り者なんかじゃない!!」

花巻「私達は信じないわよ……絶対に絶対に絶対に!りんちゃんが裏切り者なんて信じない!!」

根駒「下村!花巻!」

こまる「……」

フラッ……ドサッ

ルチアーノ「苗木!?」

鉢笛「こまっちゃん!目を開けてよこまっちゃん!」

モノクマ「うぷぷ、これだよこれ!こういう刺激的なのが欲しかったんだよ!」

高坂「なんという絶望的光景だ……くくっ、もっともっと楽しませていただきましょうか」

天ヶ瀬「……超高校級の絶望、ですか」

揮央「……」

薄れゆく意識の中……

私が思ったのは……

どうして?

ただ、それだけだった……

――こまる(細河)の部屋

天ヶ瀬「苗木さんは?」

根駒「まだ目を覚まさない……くそっ、下村達は部屋に3人でひきこもっちまったし、せっかく団結してたと思ったのによ……」

ルチアーノ「さらに高坂が解き放たれた以上……奴は何かをしでかす可能性が高い」

鉢笛「ボク達、これからどうしたらいいのかな……」

揮央「……高坂遥佑は私が見張る。みんなは凶器に気を配って」

ルチアーノ「出来るのか?」

揮央「やる。他に道はない」

本居「と、とりあえず高坂さんから身を守るために固まって行動しましょう。苗木さんも見守らなければいけませんし」

天ヶ瀬「賛成です。よくある推理ドラマではここで単独行動をとる方がいますが……私あれはどうかと思いますわ」

鉢笛「あっ、確かにそうだよね!ボクもあれって狙ってくださいって言ってるようなものだってずっと思ってたよ!」

根駒「そんな話してる場合か……食堂は俺と本居が見張る。食事に毒を入れられないようにな」

ルチアーノ「ならば俺は化学室だ。揮央、高坂の見張りはお前に任せる」

揮央「……任務了解」

天ヶ瀬「それでは私と鉢笛さんは苗木さんのそばにいましょう」

鉢笛「そうだね……ボク達は役に立てそうにないし」

ルチアーノ「いいか、早まった真似だけはするな。これ以上……犠牲者は出したくない」

天ヶ瀬さんがアップを始めたようです

キーン、コーン… カーン、コーン

モノクマ「えー、校内放送でーす。午後10時になりました。ただいまより夜時間になります」

モノクマ「間もなく食堂はドアをロックされますので、立ち入り禁止となりま~す」

モノクマ「ではでは、いい夢を。おやすみなさい…」

天ヶ瀬「もう夜時間ですか……」

鉢笛「みんな、食事の時くらいしか戻ってこないね」

天ヶ瀬「しかしこれで食堂担当の根駒君達は手が空きますしそろそろ……」

本居「戻りました……」

鉢笛「あっくん、おかえり!がっくんはどうしたの?」

本居「揮央さんとルチアーノさんを手伝うようです……僕は荒事は向いてないからと戻ってきました」

天ヶ瀬「あら、ですがここには女子しかいません。いざという時は本居君に守っていただかないと……」

本居「わ、わかってます!いざという時は……が、頑張ります!」

鉢笛「あっくん、震えてるよ……大丈夫、その時はボクも頑張るから!えーちゃんはこまっちゃん連れて逃げるんだよ?」

天ヶ瀬「あなた方も失いたくはないのですが……仕方ありませんね」

――化学室

ルチアーノ「夜時間になったか……ふん、今日は徹夜だな」

高坂「いけませんねぇ、夜は休まないと」

ルチアーノ「失せろ」

高坂「まあまあ、そう言わずに……私も少し楽しみたいんですよ」

ルチアーノ「……あまり俺を侮るなよ」

高坂「くくっ……おや」

根駒「高坂!」

揮央「……」

高坂「3対1……これはあまりよろしくない展開ですね」

ルチアーノ「消えろ。消えなければ動けないよう足の骨を折る」

根駒「悪いけど俺も容赦はしないぞ」

揮央「……戻って」

高坂「……はあ。わかりましたよ」

ルチアーノ「……行ったか」

根駒「ルチアーノ。まだ化学室にいる気なのか?」

ルチアーノ「今日は徹夜のつもりだ」

根駒「じゃあ俺と2時間交代にしようぜ。とりあえず休んでこいよ」

ルチアーノ「……」

根駒「こまる、心配なんだろ?」

ルチアーノ「……ちっ、寝るなよ」

根駒「わかってるよ。揮央、そういう事だから」

揮央「わかった」

――りんの部屋

下村「……りんは?」

花巻「泣き疲れて寝ちゃったわ」

下村「そっか……なあセーラちゃん」

花巻「なにかしら、幸洋君」

下村「俺達、りんの事わかってやれてなかったのかね……」

花巻「……」

下村「多分りんは人質とかとられて無理やり内通者にされたんだと思う。だけどそんなりんの苦しみを俺達はわかってやれてなかった」

花巻「そうね……みんなにはああ言ったけどりんちゃんが認めてる以上内通者に関しては事実。だけど私達がもっと見てあげてれば止められたはずだったのに……」

下村「……あーあ、なんか情けなくなってきた」

花巻「……話せばみんなわかってくれるかしら」

下村「だと、いいんだけどな……けほっ、ごほっ!」

花巻「あら、風邪?」

下村「りんの移っちまったかな……まあほっとけば治るよ」

花巻「ダメよ。私もちょっと熱っぽいし、一緒に薬飲みましょう?」

下村「はいはい」

りん「んっ……お兄ちゃん、お姉ちゃん……」

下村「あっ、起こしちまったか」

花巻「ごめんね、うるさくして」

りん「ううん……」

下村「りん、お茶どこにあるか知らないかー?」
りん「あっ、それなら机に……私が入れるね」

下村「えっ、あっ、りん!」

花巻「やっぱり気にしてるのね……」

下村「どうしたもんか……」

――こまる(細河)の部屋

キーン、コーン… カーン、コーン

モノクマ「オマエラ、おはようございます!朝です、7時になりました!起床時間ですよ~!」

モノクマ「さぁて、今日も張り切っていきましょう~!」

こまる「……んっ」

鉢笛「こまっちゃん!?」

こまる「……舞、さん?」

鉢笛「昨日倒れたんだよ、覚えてない?」

こまる「あっ……」

そうだ、高坂さんとりんお姉ちゃんが内通者で……私ショックで認めたくなくて……

鉢笛「大丈夫?何か飲む?」

こまる「大丈夫です……それより私、行かないと」

鉢笛「行くってどこに?」

こまる「りんお姉ちゃんの部屋に……」

鉢笛「こまっちゃん、りんちゃんと仲良かったもんね……わかった、一緒に行こう!」

――廊下

こまる「あれ……?」

鉢笛「どうしたのこまっちゃん?」

あれ、なんだろう……

鉢笛「えっ、これ……」

廊下に広がったそれはここに来てから何回も見た……血?

鉢笛「ここって……ルッちゃんの部屋の前、だよね?」

こまる「……!」

まさか……まさかまさかまさか!?

こまる「ルチアーノさん!開けてくださいルチアーノさん!!」

鉢笛「う、嘘だよね?ルッちゃんがそんな……!」

こまる「ルチアーノさん、ルチアーノさん!!開けて、開けてください……お願い、だから……」

ルチアーノ「何を騒いでいる」

こまる「えっ……」

鉢笛「ルッちゃん!無事だったんだね!?」

ルチアーノ「何の話だ……それより苗木、目を覚ましたの、か……!?」

こまる「よかった、よかったよぉ……」

ルチアーノ「鉢笛、説明しろ。何があった」

鉢笛「えっと、ルッちゃんの部屋の前にこんな……」

ルチアーノ「……これは血か?」

こまる「ひっく、ぐすっ……」

ルチアーノ「鉢笛、苗木を頼む」

鉢笛「う、うん」

ルチアーノ「……」

鉢笛「や、やっぱり血?」

ルチアーノ「ああ。だが……おそらくこれは保健室にある輸血パックの血だ」

こまる「ゆ、輸血パック?」

ルチアーノ「そうだ。さっき眠気覚ましを取ったついでにチェックしたが1つ消えていたのでな……間違いないだろう」

鉢笛「もう誰!?そんな悪戯するの!」

ルチアーノ「悪戯、か……そうだといいのだが」

こまる「えっ……」

ルチアーノ「時雨の部屋に行くのだろう?俺も話が聞きたかったのでちょうどいい。行くぞ」

――りんの部屋前

ピンポーン……

ルチアーノ「出ないな……」

鉢笛「寝てるのかな?」

こまる「それとも居留守、でしょうか……」

私があんな反応したから……

ルチアーノ「ふん、仕方があるまい。出直すとするか」

鉢笛「こういう時実はドアが開いてたりするんだよね……えいっ!」

こまる「そ、そんな都合のいい話が……」

カチャッ……

鉢笛「……開いたよ!?」

ルチアーノ「……馬鹿な、どういう事だ」

こまる「りんお姉ちゃん……?」

ルチアーノさんが扉をゆっくり開けて、私達はそれに続いていく。

ルチアーノ「……!?鉢笛、苗木!見るな!!」

鉢笛「えっ、あっ……」

こまる「……ああ、あああっ」

ルチアーノさんの制止もむなしく私達が見たもの……それは。







【りんお姉ちゃんの部屋のベッドで口から血を流していた】

【超高校級の美化委員花巻清良さんの姿だった……】







ピンポンパンポーン…!







モノクマ「死体が発見されました!」

モノクマ「一定の自由時間の後、学級裁判を開きまーす!」






うわぉ絶望的…

こまる「花巻、さん……」

あんな、あんな下村君と幸せそうだった花巻さんがそんな……

鉢笛「うっ……!ご、ごめん、トイレ借りるね……!」

ルチアーノ「床に吐かれるよりマシか……早く行け」

鉢笛「う、うん……」

ルチアーノ「くそっ、花巻……」

こまる「もう、嫌だよ……」

ルチアーノ「しっかりしろ苗木!今倒れたらその先に待つのは……」


鉢笛「いやあああああああ!!」


こまる「ひっ!?」

ルチアーノ「どうした鉢笛!?」

鉢笛「あ、あああ……中、中に……!」

ルチアーノ「中だと……なっ!?」

こまる「……そんな」

せ…セーラさん……
てか下村とりんは!?

花巻さんの死体の発見に続いて私達は見てしまった……







【シャワールームの壁によりかかって花巻さんと同じように口から血を流した……】

【超高校級のハッカー下村幸洋君の姿を……】







ピンポン、パンポーン…!







モノクマ「死体が発見されました!」

モノクマ「一定の自由時間の後、学級裁判を開きまーす!」






ルッチー無事でよかったと思ったらコレだよぉおおおお!







【CHAPTER4……そして悪魔は静かに笑う】(非)日常編 終了


残りメンバー11→9人






恐れていた連続殺人が起こってしまった…!

両想いになった時からイヤな予感はしてたけど…
一気に一家崩壊とは絶望的だね…

自由行動であんなに進展した二人がこんなことに・・・
まさに絶望

てかりんは!?りんちゃんは!?
いやマジでりんちゃんは!?←凄く混乱している

怪しいのは誰だろ?
死体アナウンス的にルッチーと舞ちゃんは抜かすとして…
高坂やりんちゃん、天ヶ瀬さんあたりかねぇ

まだ9人か。結構残ってるな

本日はここまで

ここで下村花巻コンビ退場です
男のロマンイベントを起こしまくった下村君とそんな彼に影響されてか妄想癖まで手に入れた花巻さん。
ちなみに先に言っておきます。

この花巻下村コンビ死亡の事件は自分がいくつか考えていた中で全てにおいて一番絶望した事件です

現在ステータスと好感度・さらに変化した人の印象

こまる精神力…9.5→0.5

×細河…MAX

ルチアーノ…9.8【なぜだろうな……お前といると心が安らぐ】

×神導寺…9.0

根駒…8.9

天ヶ瀬…8.6

りん…8.2

揮央…7.8

×下村…7.8

×花巻…7.7

鉢笛…6.9

本居…5.8

高坂…4.8

×矢頼…4.2

×綾咲…3.0

×岩淵…0.5

それではおやすみなさい……

こまる精神力がアカン

そりゃ高坂が絶望だったりりんが内通者だったり連続殺人まで起きたら精神ボロボロだよなぁ……


>>580で死亡回避頑張りましょうとあるけど、その後の安価って根駒乱入とルッチーを心変わりさせただけなんだが。この安価次第で被害者は変わったのかな?

根駒のフラグ折っていなかったらどうなってたんだろう

おはようございます

>>642
あー、すいません
考えたらもうこの時点で被害者は下村、花巻でほぼ確定でした。

ちなみに下村花巻組の死亡回避方法はりんに自分から内通者である事を明かさせる事。
そのためには好感度が最低9.0以上必要でした。

>>643
根駒君のフラグを折ってなかった場合根駒君が高坂君を殺してました。
ついでにこの場合動機発表の場でりんではなく不安定状態の根駒君が狙い撃ちされるためりんの内通者発覚自体がありません。

それでは今夜から捜査に入ります

内通者は最初から決まってた?それとも判定があったんだろうか

もう高坂と揮央は兄妹で確定でしょ・・

揮央は「お兄ちゃんから貰った飴玉」がご馳走だった・・

そして高坂は「私はあの子の才能を知っています」

そして「ああ、苗木さん。すいませんがそこの飴を取ってください」 「えぇ、好きなものでね」

これはおそらく高坂が揮央にあげていたものと思われる

揮央「人は変わる、いい方向にも悪い方向にも……私はそれを知っている」

高坂が変わった瞬間を見たと推測される発言

これらから自分は兄妹と推測します


すいません、生意気な推理してしまいました、ごめんなさい

>>645

内通者はCHAPTER2最初の確定シロからCHAPTER1の確定シロを除いて選ばれる判定でした

つまり今回で言うと

【CHAPTER1】
最初の確定シロ…ルチアーノ
二番目の確定シロ…細河
なのでルチアーノさん、細河さんは内通者には絶対にならない状態

【CHAPTER2】
最初の確定シロ…りん
二番目の確定シロ…矢頼

そして次の確定シロがこうなるのでりんが内通者に決定しました。
ただし細河さんが生き残ってりんが殺された場合は矢頼さんが、矢頼さんも死亡した場合CHAPTER3の確定シロから内通者が選出されていました。

【CHAPTER3】
最初の確定シロ…りん
二番目の確定シロ…天ヶ瀬

つまりりんがいない場合に選ばれた最初の確定シロか天ヶ瀬さんが内通者になっていました。

つまり確定シロの判定は内通者決めの判定でもあったわけです


他に質問などあればどうぞ

あー、だからchapter4から確定シロイベントないって言ってたのか
原作でもココで判明するよね

ここまで考えての確シロ決めだったのか…凄すぎる

遅くなりましたが人はいますか?

います

いる







【CHAPTER4…そして悪魔は静かに笑う】非日常編






――りんの部屋

根駒「下村……花巻……」

本居「そんな、まさか2人が……」

死体発見アナウンスが鳴ってから数分もしない内に皆は集まってきた……

天ヶ瀬「とうとう連続殺人が起きてしまったわけですか……」

揮央「……」

集まったみんなは一様に顔を歪めている……あの人を除いて。

高坂「くくっ……あれだけ私に吠えていた割にこんなものですか。やはり弱い犬ほど……という格言は正しかったようだ」

こまる「!!」

パァン!!

高坂「……!」

鉢笛「……」

本居「は、鉢笛さん……」

鉢笛「撤回して……」

高坂「何をですか?」

鉢笛「今の言葉、撤回してって言ってるの!ゆっきーもせいちゃんも、弱くなんかなかったもん!2人は、2人はあんな状況でもりんちゃんを信じてたんだよ……」

こまる「舞、さん……」

高坂「くくっ、信じるですか……ならば聞かせていただきましょうか?」



高坂「その時雨りんはどこに行ったのですか?」

鉢笛「それは……」

それは皆が疑問に思っていて、それでも口にしなかった事……
下村君、花巻さんと一緒にいたはずのりんお姉ちゃんが部屋にいない、その事実……

高坂「それにしても時雨りんもやるではないですか……まさか連続殺人なんて真似をやってのけるとは」

こまる「……!」

ルチアーノ「貴様は今回の犯人が時雨だと考えているのか」

高坂「他に誰がいるのですか?」

本居「ぼ、僕のようにどこかに捕まっている可能性も……」

高坂「何のために?前回と違って罪を着せるならこの部屋に転がしておいても問題はないはず……」

本居「むっ、ぐっ……」

天ヶ瀬「確かに状況的には時雨さん以上に怪しい人はいませんわね……」

こまる「……」

りんお姉ちゃんが下村君と花巻さんを殺した……?
りんお姉ちゃんが今回の事件の犯人……?
そんなの、そんなの……

こまる「ありえないよ……」

根駒「こまる?」

こまる「そんなのありえないよ!!」

認めない、認めてなんかたまるもんか!
りんお姉ちゃんは確かに内通者だったのかもしれない!
それでもりんお姉ちゃんは人を殺したりなんて、絶対にしないんだ!

こまる「私がりんお姉ちゃんの無実を証明する……絶対に」

高坂「くくっ……残酷な現実が待ってなければいいですねぇ……それでは私は部屋に戻ります」

本居「は!?」

高坂「どうせ捜査などさせてはくれないのでしょう?ならば部屋でおとなしくしていますよ……くくっ」

そう言って高坂さんは部屋から出ていった……

ルチアーノ「揮央、奴を見張れ」

揮央「……」

揮央さんも頷いて高坂さんの後を追う。

ルチアーノ「さて……出てこい機械人形」

モノクマ「はいはーい!」

根駒「もう文句も言わなくなったか……」

ルチアーノ「例の物を出せ。そして失せろ」

モノクマ「え~?どうせならもっとお喋りしようよ」

ルチアーノ「高坂とでもしていろ。そしてそのまままとめて死ね」

根駒「ル、ルチアーノ?」

ルチアーノ「……」

モノクマ「どうやらルチアーノクンは虫の居所が悪いようですね……じゃあこれ、ボクの気持ちだから受け取ってね」

モノクマはあのファイルを床に置くとさっさとその場から消えた。

ルチアーノ「捜査を開始するぞ。揮央が見張っている以上高坂の事は考えるな」

本居「それじゃあ見張りは……僕がやります」

鉢笛「じゃあもう1人はボクが……」

ルチアーノ「天ヶ瀬、お前がやれ」

天ヶ瀬「私がですか?」

ルチアーノ「文句があるのか?」

天ヶ瀬「……いえ、構いませんわ」

ルチアーノ「根駒、お前は学園全体を回って時雨を捜せ。本居のように捕まっている可能性を考慮してな」

根駒「わかった」

ルチアーノ「それでは、始めるか」

こまる「はい!」

りんお姉ちゃん……絶対に無実を証明するからね。

【捜査を開始します】

まずはモノクマファイルで状況を確認しておこう。

【被害者は下村幸洋、花巻清良の2人…
死亡時刻は昨晩の午前1時頃…
死体発見現場は寄宿舎エリア1階にある時雨りんの部屋。
被害者2人に目立った外傷はなし。
外傷以外では双方とも激しく吐血した模様】

あれ?
死因が書いてない……?

コトダマ:【モノクマファイル4】を手に入れました。
〔被害者は下村幸洋、花巻清良の2人…
死亡時刻は昨晩の午前1時頃…
死体発見現場は寄宿舎エリア1階にある時雨りんの部屋。
被害者2人に目立った外傷はなし。
外傷以外では双方とも激しく吐血した模様〕


1…調べる【場所、物を指定してください】
2…誰かと話す【人物を指定してください】

↓2

1化学室

化学室選択

ルチアーノ「ふん、やはり封鎖は解けていないか……」

こまる「毒薬は持ち出されてないって事ですか?」

ルチアーノ「確かめてみるか……封鎖前本居が棚の中にある毒薬をまとめたメモがある」

――……

鉢笛「毒薬は減ってないみたいだね……」

ルチアーノ「それ以前に棚に張り巡らせたガムテープに剥がした跡はない……封鎖後は持ち出されてないようだな」

コトダマ:【化学室の棚】を手に入れました。
〔化学室の毒薬が納められた棚は開放されてすぐルチアーノ達によって封鎖された。
その後ガムテープが剥がされた様子はなく、毒薬も減っていない〕

1…調べる【場所、物を指定してください】
2…誰かと話す【人物を指定してください】

↓2

2ルチアーノ

ルチアーノ選択

こまる「ルチアーノさん」

ルチアーノ「なんだ」

【話す内容を書き込んでください】

↓2

化学室を見張ってた時に誰が来たかと自分が気絶してた時の行動について


うーん事件が予想付かなさ過ぎてどこから調べたらいいのか難しいね
保健室とかも見てみるべきかな

こまる「私が寝てた間の事教えてもらってもいいですか?」

ルチアーノ「俺は昨日昼頃まで高坂以外の者と話し合いをした後1日中この化学室にいた」

こまる「夜時間には戻ったんですか?」

ルチアーノ「いや、11時頃まではいた。その後化学室に来た根駒と交代し、その後二時間交代で根駒と代わる代わる化学室を見張り続けた」

こまる「つまり最後に化学室を見たのは……」

ルチアーノ「7時頃だ。朝のチャイムの少し前に来た根駒にその場を任せ俺は1階に降り、保健室で眠気覚ましを取った後部屋に行き……苗木、お前と鉢笛に会った」

だからルチアーノさんは外から来たんだ……

こまる「あの、ちなみに根駒君と交代してた時は何を……」

ルチアーノ「……」

こまる「ルチアーノさん?」

鉢笛「ルッちゃん、がっくんと交代してた時いつもこまっちゃんの側にいたよ。部屋に入ったらすぐにベッド近くに座ってボク達の事なんて目に入ってないって感じでさ」

こまる「えっ?」

ルチアーノ「鉢笛……!」

鉢笛「へへっ、いいじゃない。隠す事じゃないって」

ルチアーノ「ちっ……」

こまる「そばに、いてくれたんですか?」

ルチアーノ「ふん、お前に潰れられても困るからな」

鉢笛「交代の時あんなに名残惜しそうだったのに?」

ルチアーノ「お前は黙っていろ鉢笛……!」

こまる「あっ、えっと……そ、そうだ!化学室見張っている時に誰か来ませんでした?」

ルチアーノ「根駒と交代する直前高坂が来たくらいだ。直後に来た根駒、揮央と共に追い返したがな」

こまる「そうですか……」

コトダマ:【ルチアーノの証言】を手に入れました。
〔こまるが倒れた後昼頃までは高坂以外と話し合い、その後11時頃まで化学室にいた。
11時頃高坂、根駒、揮央が化学室に現れ、高坂を追い返した後根駒と見張りを交代、見張っていない時間は毎回鉢笛達とこまる(細河)の部屋にいた〕

短いですが今回はここまで

後訂正

×コトダマ:【ルチアーノの証言】
〔こまるが倒れた後昼頃までは高坂以外と話し合い、その後11時頃まで化学室にいた。
11時頃高坂、根駒、揮央が化学室に現れ、高坂を追い返した後根駒と見張りを交代、見張っていない時間は毎回鉢笛達とこまる(細河)の部屋にいた〕

○コトダマ:【ルチアーノの証言】
〔こまるが倒れた後昼頃までは部屋に閉じこもった下村達3人と高坂以外と話し合い、その後11時頃まで化学室にいた。
11時頃高坂、根駒、揮央が化学室に現れ、高坂を追い返した後根駒と見張りを交代、見張っていない時間は毎回鉢笛達とこまる(細河)の部屋にいた〕

それではおやすみなさい……

お疲れ様ッス
ルッチーがカワイイ!
けど事件自体は絶望的すなぁ
こまるの精神力がマッハでヤバイ

ルッチーデレデレじゃないですかー!

こんにちは
今日も更新予定です

ルチアーノさんは現状好感度9.8なのでこまるにすごく甘いです
現段階でこまるが死んだらどんな手段を使ってでも黒幕側の人間を皆殺しにかかるレベルです。
一応天ヶ瀬、高坂レベルの大型爆弾だったんですけどね彼……

それではまた夜に
質問等あればどうぞ。

これは鉢笛さんの勘違いが加速するレベルのデレ
しかし、りんは今どこに居るのか……
調査するべきは保健室とりんの部屋かな

どうしよう、揮央が黒幕かもと思ってきてしまった・・

一番こまるを絶望させられるのは死んだはずのあの人が黒幕だったとかかな? 

始めたいと思いますが人はいますか?

います

話を聞きたいのは高坂かな、なぜわざわざ11時頃化学室に現れたのか気になるし

こまる「次はどうしよう……」

1…調べる【場所、物を指定してください】
2…誰かと話す【人物を指定してください】

↓2

1りんの部屋

りんの部屋選択

こまる「……」

花巻さん、下村君……

ルチアーノ「感傷は後だ。時雨の無実を証明するのだろう?」

こまる「はい」

1…調べる【場所、物を指定してください】
2…誰かと話す【人物を指定してください】

↓2

1ベッド

1…花巻の死体周辺を調べる
2…下村の死体周辺を調べる
3…部屋を調べる
4…誰かと話す

↓2

1 ベッド

1

1選択

花巻さんはベッドで眠っているように亡くなっている……
口元から出てる血がなければ目を覚ますんじゃないかと思えるくらいに……

ルチアーノ「……んっ?」

こまる「どうかしました?」

ルチアーノ「……この死体、綺麗すぎる」

鉢笛「どういう事?」

ルチアーノ「よく見てみろ、この死体は安らかな死に顔過ぎる。さらに衣服の乱れも全くない……挙げ句に胸で組まれた手だ」

こまる「お葬式でよく見ますよね……」

ルチアーノ「まるで……弔っているみたいじゃないか」

コトダマ:【花巻の死体の違和感】を手に入れました。
〔花巻の死体はまるで弔われたかのように手を胸で組まれ、衣服の乱れもなく安らかな死に顔を浮かべていた〕

1…花巻の死体をさらに調べる
2…ベッドを調べる
3…他の場所を調べる
4…誰かと話す

↓2

1選択

ルチアーノ「……」

ルチアーノさんが慣れた手つきで花巻さんを調べていく。
さすがに私には死体に触れる勇気はまだなかったみたい……

鉢笛「ルッちゃん、何かわかった?」

ルチアーノ「機械人形め、やってくれたな」

こまる「えっ?」

ルチアーノ「花巻の頭に針で突き刺したような小さな穴が空いていた。確かに目立った外傷ではないが……ふん」

頭に針で突き刺したような穴?

ルチアーノ「お前達も持っているあの本を見れば意味も分かるだろう……花巻の死因は恐らくこの頭部の穴だ」

鉢笛「あの本って……」

ルチアーノ「それともう1つ。花巻の指を見てみろ」

こまる「あっ……」

左手の薬指に、指輪が……

鉢笛「こんなの昨日はつけてなかったのに……」

ルチアーノ「ツルカメダイヤモンドの指輪だ。購買部の紛い物ではない本物のな」

コトダマ:【花巻の死因】を手に入れました。
〔花巻の頭部には針で突き刺したような小さな穴が空いていた。
ルチアーノが言うにはこれが花巻の死因らしいが……〕

コトダマ:【花巻の指輪】を手に入れました。
〔花巻の左手薬指に着けられた本物のツルカメダイヤモンドの指輪。
昨日は身につけていなかったらしい〕

1…ベッドを調べる
2…他の場所を調べる
3…誰かと話す

↓2

1選択

ベッドには特に何もないかな……

鉢笛「あっ、ベッドの下に何か落ちてるよ」

ルチアーノ「なんだ」

鉢笛「風邪薬のビンだね。りんちゃん風邪ひいてたから保健室から持ってきたのかな」

こまる「そういえば前お見舞い来た時にそんな事を言ってたような……」

本居「おや、カプセル型の経口薬ですね。そのタイプなら……1時間から2時間程度でカプセルが溶けて効果が現れると思いますよ?」

鉢笛「あっくん、カプセル見ただけでそこまでわかるの!?」

本居「【世界の薬物名鑑】に書いてありましたから」

なにそれ……

コトダマ:【風邪薬】を手に入れました。
〔りんの部屋のベッドの下に落ちていた風邪薬のビン。
保健室から持ってきた物らしい。
カプセル型の経口薬で効果が現れるのは1時間から2時間程度かかる〕


1…部屋の他の場所を調べる
2…誰かと話す

↓2

他の場所を調べよう。

1…下村の死体周辺を調べる
2…部屋を調べる
3…誰かと話す

↓2

1選択

下村君はシャワールームの壁にもたれかかって亡くなっている……
口からは花巻さんと同じように血が流れてるけど……

1…下村の死体を調べる

2…シャワールームを調べる
3…誰かと話す

↓2

1選択

ルチアーノ「……ちっ、こっちもか」

鉢笛「もしかしてせいちゃんと同じ……」

ルチアーノ「ああ、下村のこめかみ辺りにも針で突き刺したような小さな穴があった。下村も花巻と同じ死因と見ていいだろう」

こまる「死因がそんな小さな穴だなんて……」

ルチアーノ「急所を狙えば簡単に人は死ぬ。たとえこんな小さな穴でもな……」

コトダマ:【下村の死因】を手に入れました。
〔下村の頭にも花巻と同じように針で突き刺したような小さな穴があった。
どうやら花巻と下村の死因は同じらしい〕

1…シャワールームを調べる
2…他の場所を調べる
3…誰かと話す

↓2

1

やっと追いついた………
オリキャラって苦手なんだけどこれはスラスラ読める
キャラがはっきりしてるからかな
原作と違和感をあまり感じない
何にせよ頑張って下さい!

1選択

鉢笛「あっ、本が落ちてる」

こまる「これ、人体急所マップ……」

ルチアーノ「やはりな。それを下村、花巻の穴があった場所と比べてみろ」

鉢笛「えっと人体急所マップによると……ゆっきーとせいちゃんに穴が空いてた場所は、一番苦しまず速攻で死に至る場所だって書いてあるよ……」

ルチアーノ「確定だな……下村と花巻の死因は針による刺殺だ」

こまる「でも針って……あれ?」

今下村君の手の近くで何か光ったような……あ。

こまる「ルチアーノさん、舞さん……」

ルチアーノ「針……凶器はこれか」

こまる「確か裁縫セットの中に同じ物がありました……」

鉢笛「こんな、ちっちゃい針でゆっきーとせいちゃんは……」

コトダマ:【人体急所マップ】を手に入れました。
〔シャワールームに落ちていた裁縫セットと共に女子に配られる人体の急所が記された本。
これによると下村と花巻は一番苦しまず速攻で死に至る場所を刺されたようだ〕

コトダマ:【裁縫セットの針】を手に入れました。
〔下村の手元に落ちていた細長い針。
女子に配られる裁縫セットの中にある物〕

コトダマ:【下村の死因】、【花巻の死因】を統合し【下村と花巻の死因】を手に入れました。
〔下村と花巻の頭には針で突き刺した事によって出来た穴が空いていた。
2人の死因は針で急所を刺した事による刺殺であると思われる〕

今回はここまで

なんとなく事件の輪郭は見えてきたでしょうか……

それではまた……

19:00から30分頃再開します

待ってますー

死因はわかったけど、犯人についてはまだわからない事だらけだね……

1…人体急所マップをよく調べる
2…他の物を調べる
3…誰かと話す

↓2

1

1選択

それにしても、なんでわざわざ犯人は人体急所マップなんて使ったんだろう。
下村君と花巻さんを殺すためにわざわざ人体急所マップと針を取り出して使う……手間だし使うにしても裁ちバサミを使った方が早いはずなのに。

こまる「あれ……」

この人体急所マップ、ページの隅に血で指の跡がある……
犯人は下村君や花巻さんみたいに手が血で汚れてたって事?


コトダマ:【人体急所マップ】をアップデートしました。
〔シャワールームに落ちていた裁縫セットと共に女子に配られる人体の急所が記された本。
これによると下村と花巻は一番苦しまず速攻で死に至る場所を刺されたようだ。
なお該当のページには血で出来た指の跡が残されていた〕

他に調べる場所はあるかな……

1…他の物を調べる
2…誰かと話す
3…他の部屋を調べる

【番号と一緒に物、人物、場所を指定してください】

↓2

2 天ヶ瀬


天ヶ瀬選択

こまる「天ヶ瀬さん」

天ヶ瀬「……」

こまる「天ヶ瀬さん?」

天ヶ瀬「……!あら、どうしましたか苗木さん」

【聞きたい内容を書き込んでください】

↓2

自分が気絶していた間何をしていたか

自分が気絶してた時の行動について

こまる「私が寝てた時何をしていたか聞きたいんですけど……」

天ヶ瀬「そうですね……まず苗木さんが倒れた後ルチアーノさんがあなたを背負って部屋まで連れていくのに皆さんに遅れてついていきました」

こまる「遅れて?」

天ヶ瀬「高坂君に必ず殺してさしあげますと宣言していましたので」

こまる「……!?」

天ヶ瀬さん、まだ諦めてないんだ……もしかしてルチアーノさんが天ヶ瀬さんを見張りにして動けなくしたのもそれに気付いたから?

天ヶ瀬「まあそういった経緯がありまして苗木さんの部屋には最後につきました。その後高坂君や下村君達を除いた方々でこれからの方針を話し合い、私は鉢笛さんや本居君と苗木さんの看病を朝までしていました」

こまる「あれ、でも朝私が目を覚ました時は天ヶ瀬さん……」

天ヶ瀬「朝のアナウンスがなる直前に本居君と食堂に向かっていましたので……」

つまり天ヶ瀬さんのアリバイは完璧って事か……

コトダマ:【天ヶ瀬の証言】を手に入れました。
〔こまるが倒れた後、体育館に残って高坂に宣戦布告をした。
その後こまる(細河)の部屋で話し合いに参加、その後は朝のアナウンス直前本居と食堂に向かうまでこまるの看病をしていた〕

天ヶ瀬さんは犯人から除外しても大丈夫かな……?

1…天ヶ瀬に他に何か聞く
2…他の物を調べる
3…誰かと話す
4…他の部屋を調べる

【番号と一緒に物、人物、場所を指定してください】

↓2

3 本居

3・本居選択

こまる「本居さん」

本居「なんですか?」

【聞きたい内容を書き込んでください】

↓2

自分が気絶してた時の行動について

こまる「私が寝てた時の事聞かせてくれませんか?」

本居「えぇ、わかりました。とは言っても先ほど天ヶ瀬さんが話していたのとほとんど変わりませんが……違うのは話し合いの後夜時間まで根駒さんと食堂にいた事くらいでしょうか」

こまる「食堂に誰か来たりはしませんでしたか?」

本居「7時頃……ちょうど夕食会の時間に高坂さんとそれを追いかけてきた揮央さんなら来ましたよ」

こまる「高坂さんが……」

本居「さすがに何もしないのはアレですから食事は作って出しましたけど……結局30分くらいいましたかね」

こまる「他には誰も?」

本居「9時頃下村君が来ましたよ。3人分の食事だけ持って出ていかれてしまいましたが、あの時止められなかった事を後悔しています……」

こまる「本居さん……」

本居「その後10時頃夜時間のアナウンスが鳴ったので根駒君と別れて苗木さんの部屋に向かいその後は天ヶ瀬さんと朝食堂に行くまでそのまま……僕から話せるのはそれくらいです」

コトダマ:【本居の証言】を手に入れました。
〔話し合いの後根駒と食堂に夜時間までいた。
その間来たのは7時頃から30分ほどいた高坂、揮央と9時からの下村のみ。
10時頃根駒と別れてからはこまる(細河)の部屋にいた〕

本居さん……後悔してるから見張りを引き受けたのかな。

1…本居に他に何か聞く
2…他の物を調べる
3…誰かと話す
4…他の部屋を調べる

【番号と一緒に物、人物、場所を指定してください】

↓2

4 保健室

4 保健室

4 保健室

保健室選択

こまる「保健室に来たけど……」

ルチアーノ「今から考えるとあの輸血パックの件はただの悪戯であったとは考えにくい。ここもしっかり調べておくぞ」

鉢笛「薬の匂い苦手なんだけど、そんな事言ってられないよね……」

1…棚を調べる
2…机を調べる
3…冷蔵庫を調べる
4…誰かと話す【選べるのはルチアーノ、鉢笛です】

↓2

1

1選択

棚には市販されてる薬がたくさんある。
りんお姉ちゃんはここから風邪薬を……

鉢笛「あれ?」

こまる「どうしました舞さん?」

鉢笛「これりんちゃんの部屋にあった風邪薬、だよね?」

こまる「ああ、確かに同じやつですね」

鉢笛「……カプセルの色が違う」

こまる「えっ?」

鉢笛「りんちゃんの部屋にあった風邪薬って後カプセルが1個だったんだけど。それは青色だったのに、ここにあるのは赤い色のカプセルなんだよ」

こまる「カプセルの色が違う……」

それってどういう……

コトダマ:【色違いのカプセル】を手に入れました。
〔りんの部屋と保健室にあった風邪薬は同じ種類なのにりんの部屋の物は青、保健室の物は赤だった〕

1…机を調べる
2…冷蔵庫を調べる
3…誰かと話す【選べるのはルチアーノ、鉢笛です】

↓2

1

1選択

机には何かあるかな……

ルチアーノ「苗木、机の引き出しからこんな物が出たぞ」

こまる「これってカプセル……」

ルチアーノ「予備のようだな。青のカプセルの方は封が切られていた」

鉢笛「ああ!これだよ、これ!りんちゃんの部屋にあったのはこのカプセルだよ!」

ルチアーノ「ふん、これはどうやら時雨の部屋にある風邪薬……確かめる必要がありそうだな」

コトダマ:【青のカプセル】を手に入れました。
〔保健室にあった予備のカプセル。
りんの部屋にあった風邪薬と同じ物〕

1…冷蔵庫を調べる
2…誰かと話す【選べるのはルチアーノ、鉢笛です】

↓2

1

1選択

冷蔵庫には輸血パックが入ってる。
ルチアーノさんが言うにはここの輸血パックが1つなくなってたらしいけど……

こまる「なくなったのは間違いないんですよね?」

ルチアーノ「ああ、間違いない。本居にまとめさせたリストと1つ数が合わないからな」

鉢笛「あっくん、そんなのもまとめてたの?」

ルチアーノ「何が使われるかわかったものではないからな」

コトダマ:【輸血パック】を手に入れました。
〔保健室からなくなった輸血パック。
中身はルチアーノの部屋の前にまかれていた〕

1…他の物を調べる
2…誰かと話す
3…他の部屋を調べる

【番号と一緒に物、人物、場所を指定してください】

↓2

2鉢笛

2 揮央

揮央選択

――高坂の部屋前

こまる「揮央さん」

揮央「……なに?あの人なら部屋から出てない」

【聞きたい内容を書き込んでください】

↓2

自分が気絶していた間の揮央と高坂の行動

こまる「揮央さん、私が寝てた間高坂さんを見張ってたんだよね?」

揮央「っ……うん」

あれ、揮央さん……なんだか歯切れが悪いような……

こまる「その時の事、教えてもらっていい?」

揮央「……ルチアーノ達と話し合いをした後私はあの人の部屋の近くに立って見張っていた」

こまる「高坂さんは部屋にいたの?」

揮央「……部屋にはいなかった。だけど数分もしない内に戻ってきたし、何かを持っていた様子もなかったから大した事はしていないはず」

こまる「その後はずっと?」

揮央「……」

こまる「え、えっと、とりあえず高坂さんの行動を教えてもらっていい?」

揮央「……部屋に戻ってから彼はしばらくそのまま部屋にいた。部屋から出たのは7時頃食堂に向かったのと、10時頃から校内をうろつきだした時くらい……食堂には本居と根駒がいたし、10時頃の時は食堂から出てきた根駒と一緒だったから間違いない」

こまる「確かその後11時頃ルチアーノさんがいる化学室に行ったんだよね?」

揮央「……そう。そこで化学室の見張りをルチアーノと交代した根駒と別れて……後は、朝まで……部屋に戻ったあの人を外から見張っていた」

こまる「高坂さんが部屋から出たのはその2回だけ?」

揮央「……間違い、ない」

そうなると高坂さんに何かする余裕はなかったって事かな……

コトダマ:【揮央の証言】を手に入れました。
〔話し合いの後揮央は高坂の部屋を見張っていた。
数分して戻ってきた高坂が部屋を出たのは7時頃と10時頃の2回のみで11時頃化学室から追い返されてからは部屋から出ていない〕

1…揮央に他に何か聞く
2…他の物を調べる
3…誰かと話す
4…他の部屋を調べる

【番号と一緒に物、人物、場所を指定してください】

↓2

3高坂は可能?

1で歯切れの悪さを追求することは可能?

無理なら3で高坂

できたら>>599で揮央が止めようとした理由を聞きたいけど...
聞けるのかな?

1選択

こまる「……揮央さん、さっきから歯切れ悪い時があるのはなんで?」

揮央「……」

こまる「揮央さん、もしかして何か隠してるとか、ないよね?」

揮央「……」

こまる「……」

揮央「……」

これは話す気はないって事かな……

こまる「……高坂さんと話したいんだけど」

揮央「……好きにすればいい」

そう言って揮央さんがインターホンを鳴らすと……1分もしないで高坂さんは廊下に出てきた。

高坂「おや、苗木さん……なんのご用ですか?」

【聞きたい内容を書き込んでください】

↓2

自分が気絶してた時の行動について

こまる「高坂さん、私が体育館で倒れた後何してました?」

高坂「おやおや、そこにいる彼女に聞いたのではないのですか?」

揮央「……」

こまる「確かに揮央さんからだいたいは聞きましたけど……」

高坂「くくっ、ならば話す事はありません。失礼します」

こまる「えっ、ちょっ、ちょっと待ってください!」

……閉められちゃった。

こまる「……裁判まで話を聞くのは無理って事かな」

揮央「……」

揮央さんも話してくれそうもないし……はあ。

【現在地は寄宿舎廊下です】

1…他の物を調べる
2…誰かと話す
3…他の部屋を調べる

【番号と一緒に物、人物、場所を指定してください】

↓2

2 根駒

1時雨の部屋にある風邪薬

1選択

鉢笛「あった。ほらこれだよ」

こまる「確かに青いカプセルですね……」

ルチアーノ「……貸せ」

こまる「あっ、ルチアーノさんどこ行くんですか!?」

ルチアーノ「……厨房だ」

――厨房

鉢笛「生きてる魚バケツに入れて持ってきたよ」

ルチアーノ「……」

ルチアーノさんはカプセルを分解するとその中身をバケツの中に入れていく。
すると……次の瞬間魚は苦しそうにもがきだした。

こまる「こ、これ……!」

ルチアーノ「……」

数分後、魚はぐったりと動かなくなった……

鉢笛「し、死んじゃった……」

ルチアーノ「カプセルの中身を風邪薬と入れ替えたわけか……ちっ、これはどうもきな臭くなってきたぞ」

コトダマ:【風邪薬】をアップデートしました。
〔りんの部屋のベッドの下に落ちていた風邪薬のビン。
保健室から持ってきた物らしい。
カプセル型の経口薬で効果が現れるのは1時間から2時間程度かかる。
最後に残っていたカプセルの中身は数分で死に至る毒薬だった〕

1…他の物を調べる
2…誰かと話す
3…他の部屋を調べる

【番号と一緒に物、人物、場所を指定してください】

↓2

3 ルチアーノの部屋

2 根駒

いちおう脱衣所のパソコンも調べた方がいいかな

ルチアーノの部屋選択

こまる「ルチアーノさんの部屋の前の血……いったい誰がまいたんでしょうか」

ルチアーノ「朝触れた時の血の乾き具合からしてそんなに前ではなかったのは確かだが……」

鉢笛「前じゃないってどれくらい?」

ルチアーノ「そうだな、1時間も経っていないはずだ」

こまる「1時間も経っていない、つまり6時頃ですか……あれ?」

鉢笛「どうしたのこまっちゃん」

こまる「ちょっと皆の個室を書き出していいですか?」

ルチアーノ「ああ」

えっと確か……



              神導寺

               高坂

            ルチアーノ

               矢頼

  花 下 本 鉢 り          巻 村 居 笛 ん
     

こ 細 根 揮 岩 天 綾      ま 河 駒 央 淵 ヶ 咲      る         瀬


こまる「こうですよね?」

ルチアーノ「ああ、そうだ……んっ?」

鉢笛「あれ、確かに……何かおかしいような」

コトダマ:【輸血パック】をアップデートしました。
〔保健室からなくなった輸血パック。
中身はルチアーノの部屋の前にまかれていた。
まかれたのは6時頃と思われる〕

続きの前に個室の並びわかりますか?
携帯からは問題ないんですが……

ごめんなさいわかりません

PCで火狐だけどちょっと分からない

だよなあ……


えっと1の寄宿舎のマップがあればわかりやすいんですが……
まず食堂側の並びがこまる、細河、根駒、揮央、岩淵、天ヶ瀬、綾咲
その向かいが花巻、下村、本居、鉢笛、りん
廊下を曲がって横の並びが上から神導寺、高坂、ルチアーノ、矢頼

です

誰かパソコンでもわかりやすくしてくださると助かるんですが……

>>766の説明で大体わかりました

参考にマップ貼っておく
http://gamers-high.com/danganronpa/map2.html

>>768のマップから原作キャラに当てはめると

横の並び

神導寺(山田)の部屋
高坂(葉隠)の部屋
ルチアーノ(桑田)の部屋
矢頼(大神)の部屋

食堂側の並び

綾咲(朝日奈)の部屋
天ヶ瀬(不二咲)の部屋
岩淵(腐川)の部屋
揮央(舞園)の部屋
根駒(苗木)の部屋
細河(霧切)の部屋
さらに隣に出っ張った形でこまるの部屋

トラッシュルーム側の並び

花巻(石丸)の部屋
下村(大和田)の部屋
本居(十神)の部屋
鉢笛(江ノ島)の部屋
りん(セレス)の部屋

こんな感じです
これ以上は申し訳ありませんがわかりやすくは無理かもしれません……

そしてやっぱり今回はここまで

やっぱり個室の並びは説明が難しい……

コトダマも後少しといったところです。
現状で真相に気付いてる人はさすがにいないと信じたい……

それではおやすみなさい……


揮央さんが妖しいのは4章の朝日奈さんポジだからと信じたい

細河さんが生存してた場合、学級裁判ではどんな感じだったんですか?



        神導寺
  花下本鉢り 高坂
  巻村居笛ん ルチアーノ
        矢頼
 こ細根揮岩天綾
 ま川駒央淵ヶ咲
 る    瀬



         神導寺
  花下本鉢り 高坂
  巻村居笛ん ルチアーノ
         矢頼
 こ細根揮岩天綾
 ま川駒央淵ヶ咲
 る     瀬

結局何かおかしいな……申し訳ない

大丈夫 イメージしやすくなった

>>773勝手に修正してみた


         神導寺
 花下本鉢り 高坂
  巻村居笛ん ルチアーノ
         矢頼
 こ細根揮岩天綾
 ま河駒央淵ヶ咲
 る    瀬

なぜずれる・・・


           神導寺
   花下本鉢り   高坂
   巻村居笛ん   ルチアーノ
           矢頼
 こ細根揮岩天綾

 ま河駒央淵ヶ咲
 る      瀬

昨日と同じくらいに再開

個室の並びを作ってくださった方ありがとうございます


>>771
細河さんは筆談するキャラなのでどんどん人が喋るノンストップ議論にはほとんど参加しません。
その代わり記憶能力が高く絵を証拠として出していました。
例えば前回の事件ではウェブカメラの写真が証拠として出ましたが、細河さんの絵も証拠として提出されていました。

才能含めて細河さんを失ったのは痛かったな…

うーん……なんなんだろう、この違和感。

1…他の物を調べる
2…誰かと話す
3…他の部屋を調べる

【番号と一緒に物、人物、場所を指定してください】

↓2

2 根駒

根駒選択

根駒「時雨、どこ行っちまったんだ……」

こまる「根駒君!」

根駒「ああ、こまるか。何か聞きたいのか?」

【聞きたい内容を書き込んでください】

↓2

自分が気絶してた時の行動についてと時雨さんを探して今までどこを調べたか

こまる「他の皆にも聞いてるんだけど、根駒君は私が寝てた間何をしてたの?」

根駒「ああ、皆にも聞いてるなら俺が夜時間まで本居と食堂にいた事とか11時くらいにルチアーノと化学室の見張りを交代したのはもう知ってるか?」

こまる「後交代するまで揮央さんと高坂さんを見張ってたんだよね?」

根駒「ああ。それじゃあ化学室を見張ってる時の話をすればいいか?」

こまる「何かあったの?」

根駒「……俺、時雨に会ったんだよ」

こまる「えっ!?」

りんお姉ちゃんと、根駒君が会ってた……?

根駒「あれは交代してからちょっとして……11時半くらいだったか。時雨が化学室に来たんだよ」

こまる「りんお姉ちゃんが化学室に……」

根駒「俺を見て最初は気まずそうにしてたけど、気にしてないって言ったら話をしてくれてさ。なんでもカプセルを探してたんだけど皆とは会いにくいから深夜に来たらしいんだよ」

こまる「カプセル?」

根駒「ああ、だから保健室にならあるんじゃないかって教えたんだ。なんでも下村と花巻が風邪っぽいからとっておいた秘密の薬を入れたかったらしい」

こまる「秘密の薬?」

根駒「人からもらったいざという時の万能薬なんだって笑ってたよ。誰からもらったのかまでは教えてくれなかったけどな……」

こまる「……」

根駒「そんな万能薬をずっと風邪っぽかった自分じゃなくて下村達に使おうとしてた……だから俺には時雨が犯人とはどうしても思えないんだ」

こまる「うん……そうだね」

コトダマ:【根駒の証言】を手に入れました。
〔11時半頃化学室にりんが来た。
理由は風邪気味の下村達に飲ませるための秘密の薬を詰めるカプセル探し。
その薬は人からの貰い物らしいがあげた人物は不明〕

こまる「後もう1ついいかな?りんお姉ちゃんは……」

根駒「悪い、まだ見つかってない……」

こまる「どこを捜してたの?」

根駒「とりあえず学園側の4階から降りつつ捜したんだよ。一応本居の時もあるから女子トイレも捜したし、電子生徒手帳借りて更衣室も見てみたけど……怪我もしてるはずなのにさ」

こまる「怪我?」

根駒「そういえばまだ話してなかったか。保健室にカプセルがあるって教えた後時雨、転んじまったんだ」

こまる「そうなの!?」

根駒「どうも肩を強く打ったみたいで片腕が上がらなくなってたんだよ……今だって痛いはずなんだから早く見つけてやりたいぜ……」

こまる「りんお姉ちゃん……」

コトダマ:【りんの怪我】を手に入れました。
〔りんは根駒と会った時転んで肩を強く打ってしまったらしい。
その結果片腕が上がらなくなっていたようだ〕

1…根駒に他に何か聞く
2…他の物を調べる
3…誰かと話す
4…他の部屋を調べる

【番号と一緒に物、人物、場所を指定してください】

↓2

3 モノクマでリンの居場所を聞くはありかな?

3 鉢笛

こまる「舞さん」

鉢笛「なになに?」

【聞きたい内容を書き込んでください】

↓2

自分が気絶していた間の行動について

こまる「私が寝てた間何をしてたか、教えてもらっていいですか?」

鉢笛「いいよ!と、言ってみたはいいけど……ボク話し合いの後は朝まで徹夜でこまっちゃんの部屋にいた以外何もしてないんだよね」

こまる「そうなんですか……心配かけてすいません」

鉢笛「いいんだよ、そんなの気にしないで!それにえーちゃんと食堂から来たあっくんが朝までいたのと、休憩時間中にがっくんとルッちゃんが部屋に来てた事だけは証明出来るよ!」

逆に言えば舞さんのアリバイは誰よりも保証されてるのかな?

コトダマ:【鉢笛の証言】を手に入れました。
〔話し合いの後は朝まで徹夜でこまるの事を見ていた。
天ヶ瀬や食堂から来た本居が朝までいた事、ルチアーノや根駒が見張ってる時間以外こまる(細河)の部屋にいたのは間違いないようだ〕

今回はここまで

最近頻繁に寝落ちしてしまい申し訳ありません。
捜査は後少しなので次回には終わると思います。

それではまた……

お疲れ様です

関係ないけど綾咲の女子力…執事力?がやばい

そして下村と花巻…

人がいたら始めたいと思いますが人はいますか?

います

います

舞さんのアリバイについては問題ないかな……

鉢笛「うーん……」

こまる「舞さん?」

鉢笛「なんか、変なんだよね……うーん」

何か気になる事でもあるのかな……

1…鉢笛に他に何か聞く
2…他の物を調べる
3…誰かと話す
4…他の部屋を調べる

【番号と一緒に物、人物、場所を指定してください】

↓2

1何か気になる事でもあるの?

1選択

こまる「舞さん、他に何か気になる事でもあるんですか?」

鉢笛「うん。いや勘違いかもしれないんだけどさ……そもそもあの風邪薬のビンがある事自体がちょっと」

こまる「えっ?」

鉢笛「りんちゃんは確かに風邪っぽかったけど……カプセルなんか飲んでたかなって思って」

こまる「どういう意味ですか?」

鉢笛「前に食事会の後見たりんちゃんは丸い錠剤を飲んでた気がするんだよね」

こまる「錠剤……あっ!」

――

こまる『保健室から薬取ってこようか?』

りん『う、ううん、大丈夫……薬ここに持ってきてあるから』

りんお姉ちゃんはそう言って机から【錠剤】を取り出すとゴクンと飲み込む。

こまる『水なしで飲めるんだ……』

りん『えへへ、もう慣れちゃったから』


――

そうだ、りんお姉ちゃんは前にお見舞いに行ったときカプセルじゃなくて錠剤を飲んでた……
だけどこれってどういう事なんだろう……

調べる必要があるかもしれない、あの錠剤があったりんお姉ちゃんの部屋の机……

コトダマ:【りんの薬】を手に入れました。
〔りんはカプセルではなく丸い錠剤を飲んでいたらしい〕

1…鉢笛に他に何か聞く
2…他の物を調べる
3…誰かと話す
4…他の部屋を調べる

【番号と一緒に物、人物、場所を指定してください】

↓2

2錠剤があったりんの部屋の机

りんの部屋選択

ルチアーノ「どういう意味だ。時雨が飲んでいた薬が違う可能性があるとは」

鉢笛「それを確かめに来たんだよ!」

こまる「確かこの引き出しに……」

机の引き出しを開けるとまず見えたのは裁縫セット……針が一本なくなってる。
人体急所マップは入ってなかった……やっぱりシャワールームにあったのはこの部屋のなんだね。
後は薬、薬……あった!

こまる「ありました!机の入り口近くにあって目立たなかったけど……」

ルチアーノ「この錠剤を時雨は飲んでいたんだな?」

鉢笛「うん、ボクが見たのはこれのはずだよ!」

こまる「だけどこの錠剤がまだあるのにどうしてあのビンが……」

ルチアーノ「ふん、この錠剤を飲んでいたにも関わらず時雨の容態は安定しなかった……もしかするとこれは風邪薬ではないのかもな」

これが風邪薬じゃない……?
誰か詳しい人とかにこの薬が何なのか聞けないかな?

1…他の物を調べる
2…誰かと話す
3…他の部屋を調べる

【番号と一緒に物、人物、場所を指定してください】

↓2

2 本居

本居選択

こまる「本居さん!」

本居「ど、どうしました?」

【聞きたい内容を書き込んでください】

↓2

>>805の薬について聞いてみる

りんちゃんの部屋の錠剤の種類

こまる「本居さん、確か薬に詳しかったですよね?」

本居「詳しいというより【世界の薬物名鑑】という本を読んで覚えているだけなんですが……」

こまる「それならこの薬が何なのかわかります?りんお姉ちゃんが普段飲んでいた錠剤なんですけど……」

本居「これは……」

こまる「どうですか?」

本居「……申し訳ありませんが、時雨さんのためにもこの薬の具体的な種類までは控えさせてください」

こまる「えっ?」

本居「ですがはっきりと言える事があります。これは風邪薬などではありません」

やっぱり、これは風邪薬じゃないんだ……

コトダマ:【りんの薬】をアップデートしました。
〔りんはカプセルではなく丸い錠剤を飲んでいた。
しかしその錠剤は風邪薬ではなかったらしい〕

後はルチアーノさんの部屋の血について、確かめないといけない人と……

本居「そういえばこちらも少し言いたい事が……」

こまる「えっ?」

本居「下村君の遺体なんですが……どうも視線を追うと監視カメラを睨んでる気がするんです」

監視カメラを睨んでる……?

本居「偶然なのかもしれませんが一応伝えておこうかと思いまして」

こまる「……」

コトダマ:【下村の遺体の違和感】を手に入れました。
〔下村の遺体はまるで監視カメラを睨むような印象を受けるらしい〕

1…本居に他に何か聞く
2…他の物を調べる
3…誰かと話す
4…他の部屋を調べる

【番号と一緒に物、人物、場所を指定してください】

↓2

3で根駒と揮央にルッチーの部屋の前の血の事聞ける? 隣の高坂の部屋見張ってたし何かわかるかも

無理なら↓

3揮央
>>812根駒は化学室前にいたから見てないんじゃ?

揮央選択

こまる「揮央さん」

揮央「……」

【聞きたい内容を書き込んでください】

↓2

ルッチーの部屋の前の血のこと

こまる「揮央さん、高坂さんの部屋を朝まで見張ってたんだよね?」

揮央「……そうだけど」

こまる「当然朝のアナウンスが鳴ってる時もだよね?」

揮央「……そう」

こまる「どこで見てたの?」

揮央「……トラッシュルーム側の廊下の陰から」

こまる「じゃあ……ルチアーノさんの部屋の前に輸血パックの血をばらまいた人とか見なかった?」

揮央「……見てない。私が見張っていた時は何もなかったからきっと事件のゴタゴタに紛れて誰かがばらまいた」

こまる「……そう、だね」

揮央「……」

揮央さん……

コトダマ:【揮央の証言2】を手に入れました。
〔揮央はアナウンスがなる時まで高坂の部屋を見張っており、ルチアーノの部屋の前の血もその時には見ていないと証言した〕

キーン、コーン…カーン、コーン

モノクマ「うぷぷ、うぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷ……」

モノクマ「いやー!今日は絶好の裁判日和だね!」

モノクマ「世の中には残酷な真実というものがありますが……ボクはその方が大好きなんだよね」

モノクマ「うぷぷ、今回はいったいどんな真実が明らかになるのかな?」

モノクマ「というわけで学級裁判を始めましょー!!オマエラはいつもの場所……学校エリア1階の赤い扉の中に至急集合してくださーい!」

モノクマ「うぷぷ、じゃあ後でね~!」

こまる「……」

また始まるんだ……学級裁判が。
結局りんお姉ちゃんも見つかってないけど……

こまる「行くしかない、よね」

揮央「……」

うーん絶望的な予感だけはビンビンしますね!うぷぷぷぷ

――裁判場エレベーター前

こまる「……りんお姉ちゃんが見つからなかった?」

根駒「ああ……どこを捜してもいないんだよ。とは言っても寄宿舎の個室までは見られなかったけど」

ルチアーノ「……拘束は校則で禁じられた以上縛られて動けないという話ではないはずだ」

本居「つまり、寄宿舎の誰かの個室に?」

根駒「ああ、でも花巻の部屋はなんか鍵がかかってなかったから見たけど誰もいなかったぞ」

鉢笛「せいちゃんの部屋が開いてたの?」

根駒「ああ。中には洗剤とか清掃用具がたくさんあったけど時雨はいなかった」

天ヶ瀬「鍵をかけ忘れた、そんなところでしょうね」

揮央「……」

コトダマ:【鍵のかかっていなかった花巻の個室】を手に入れました。
〔花巻の個室の鍵がかかっていなかったらしい。
中には清掃用具や洗剤などがたくさんあったがりんはいなかったようだ〕

モノクマ「うぷぷ!皆揃ってますか!揃ってますね?ねぇねぇ、揃ってるんだよね!?」

根駒「なんかテンション高くないか……?」

モノクマ「時は金なり、タイムイズマネー!今日のボクは早く学級裁判をやりたくてしかたかないのです!」

本居「で、ですがまだ来てない人が……」

高坂「遅くなりました……くくっ」

モノクマ「これで全員揃ったね?じゃあオマエラエレベーターに……」

ルチアーノ「待て。時雨がまだ来ていない」

モノクマ「えぇ……もう人を待たせるなんてとことん気に入らない子だよ!」

天ヶ瀬「あなたは監視カメラで学園中を監視してるのでしょう?ならば時雨さんがどこにいるかわかるはずでは?」

モノクマ「全部の部屋にあるわけじゃないからね!ボクにだってわからない事はあります!あー、もういいよ!どうせまともに議論なんて出来ないんだし、時間ももったいないからここにいる8人で学級裁判やるよ!」

こまる「ちょっと待っ……!」

モノクマ「それじゃあオマエラ目の前のエレベーターにちゃっちゃと乗り込んでください!ボクは先に行ってるねー!」

ルチアーノ「……ちっ、しかたない。学級裁判を終わらせ次第全員で捜索するぞ」

本居「は、はい」

鉢笛「それしかないみたいだね……」

根駒「時雨、待ってろよ……」

天ヶ瀬「時雨さんの事は気がかりですが……今は下村君と花巻さんを殺害した犯人の特定に尽力しましょう」

揮央「……」

高坂「くくっ……」

こまる「……」

下村君、花巻さん……
とても幸せそうだった2人を、りんお姉ちゃんを最後まで信じていた2人を殺した犯人が……
この中にいるの……?

こまる「……絶対に犯人は突き止める。行こうみんな」

根駒「こまる……?」

1人、また1人と乗り込む度にエレベーターがギシッと揺れる。
この命の重みが乗り込む度に確実に消えてるんだ……
そんな事を考える中全員が乗り込んで……扉が閉まってエレベーターが動き出す。
エレベーターは沈んでいく、深く深く……永遠に続くんじゃないかと思えるくらいに。
だけどそんな事は当然なくて……軽快な音と共に、エレベーターは止まった。

モノクマ「うぷぷ、参加者は8名……とうとう半分になっちゃったね!帰るときにはさらに減っちゃうのかな~?それとも何もかもが終わっちゃうのかな~?」

モノクマ「さてさて、それでは始めましょう!自分の名前が書かれた席に移動してくださいな!」

そして4度目が始まる…

命がけの裁判…

命がけの騙し合い…

命がけの裏切り…

命がけの謎解き…

命がけの言い訳…

命がけの信頼…

命がけの……学級裁判が……!

今回はここまで
次回学級裁判を開始します

真相にたどり着いている方がどれだけいるかわかりませんが……一応現段階でもわかる方はいるかと思います

最後に明日は更新出来ないかもしれません
出来るようなら来ますがご了承ください

それではおやすみなさい……

乙ですー
何だろうすごく不安だ……

自分の考えた通りの真相ならすごい悲しい...

お疲れー
もし考えてる中で最悪の結末だとこまるこれ精神持つのか・・・?

>>827 まだ精神の元がいるからいいけどね・・

本日夜19:00頃から学級裁判開始します

後現在までの論破回数をまとめてみました

鉢笛…1
高坂…1
りん…1
下村…2
花巻…2
岩淵…2
神導寺…2
本居…5

それではまた後ほど

本居さん……

コトダマ一覧

【モノクマファイル4】>>657

【化学室の棚】>>660

【ルチアーノの証言】>>668※訂正版

【花巻の死体の違和感】>>688

【花巻の指輪】>>691

【裁縫セットの針】
【下村と花巻の死因】>>707

【人体急所マップ】アップデート版>>714

【天ヶ瀬の証言】>>721

【本居の証言】>>728

【色違いのカプセル】>>736

【青のカプセル】>>739

【揮央の証言】>>748

【風邪薬】アップデート版>>758

【輸血パック】アップデート版>>762

【根駒の証言】>>786

【りんの怪我】>>787

【鉢笛の証言】>>793

【りんの薬】アップデート版
【下村の遺体の違和感】>>811

【揮央の証言2】>>817

【鍵のかかっていなかった花巻の個室】>>820

ついに起きてしまった連続殺人
下村幸洋と花巻清良を殺害したのは本当に消えた時雨りんなのか?
絶望渦巻く学級裁判の幕が開く……


     【学級裁判開廷!!】

本居は記録更新しそうだな...

モノクマ「まずは、学級裁判の簡単な説明から始めましょう!」

モノクマ「学級裁判の結果はオマエラの投票により決定されます」

モノクマ「正しいクロを指摘出来れば、クロだけがおしおき。だけど…もし間違った人物をクロとした場合は…」

モノクマ「クロ以外の全員がおしおきされ、みんなを欺いたクロだけが晴れて卒業となりまーす!」

モノクマ「それじゃあ……」

高坂「くくっ、投票タイムといきましょうか」

モノクマ「ええ、まさかのスピード解決?」

ルチアーノ「勝手な事をほざくな高坂」

高坂「しかし今回の事件ほどわかりやすい話もないと思いますが?死体は2つ、そして一緒にいたはずの人物が消えた……くくっ、子供でも導き出せますよ」

あくまで高坂さんはりんお姉ちゃんを犯人にしたいんだね……だったらまずはそれを打ち砕くよ!

【ノンストップ議論開始!】

コトダマ>>831
【化学室の棚】
【鉢笛の証言】
【天ヶ瀬の証言】

高坂「〈犯人は時雨りん……〉」

高坂「この結論は揺るぎませんよ」

鉢笛「りんちゃんはあんなに小さいんだよ?」

鉢笛「どうやって2人を殺せるっていうの?」

本居「隙をついたとしても【2人まとめて殺すのは至難の業】ですよね……」

高坂「くくっ、わかっていないとは言わせませんよ」

天ヶ瀬「何がですか?」

高坂「モノクマファイルを見る限り2人の死因は時雨りんでも殺せる手段ではないですか……」

ルチアーノ「【毒殺】と言いたいのか」

高坂「えぇ、そうです」

ルチアーノ「ふん、愚かだな高坂」

高坂「ほう?」

ルチアーノ「〈毒殺はありえん〉……この俺が断言してやる」

【】を論破、もしくは〈〉に同意しろ!

↓2

毒殺はありえん→化学室の棚

正解!

こまる「それに同意します!」


こまる「ルチアーノさんの言うとおりです、高坂さん」

高坂「ほう、なぜですか?」

こまる「だって毒薬がある化学室の棚は、封鎖されてたんですから!」

高坂「……封鎖?」

根駒「化学室に入ってないお前は知らなかったんだろうな、高坂。だけどこまる達の言うとおり化学室の毒薬の棚はガムテープで封鎖されてたんだよ」

本居「ちなみに……調査の際僕が毒薬の本数と種類は控えてます。封鎖を一回解き、また戻した可能性はありません!」

鉢笛「これでりんちゃんが2人を殺せる毒殺って手段はなくなったよ!」

天ヶ瀬「まだ何か言いたい事はありますか?」

高坂「……」

よし!これでりんお姉ちゃんの無実は……

高坂「くくっ」

こまる「……?」

高坂「くくくくくくっ……」

ルチアーノ「何がおかしい」

高坂「いえ、何でもありません……なるほど、確かに時雨りんに毒殺は不可能だったようだ……」

根駒「ああ、だから……」

高坂「しかし足りない、彼女の無実証明には全然足りませんね……」

鉢笛「ま、まだ諦めないの?」

高坂「毒殺が無理なら他の手段を考えるまでですよ……くくっ、あはは!」

【ノンストップ議論開始!】

コトダマ>>831
【下村と花巻の死因】
【ルチアーノの証言】
【輸血パック】

天ヶ瀬「他の手段ですか」

本居「しかしモノクマファイルによれば目立った外傷はないとありますが……」

高坂「見た目に【外傷がなくても殺せる】手段はいくらでもありますよ……」

根駒「そんな事言い出したらきりがないだろ!」

高坂「しかし時雨りんならば一番可能性があるでしょう……下村幸洋、花巻清良の隙をつく事が出来る可能性がね」

ルチアーノ「ならばどうやって殺したと言うつもりだ……時雨と下村達の身長差で」

高坂「くくっ、【頭は狙えずとも……】」

高坂「内臓を破裂させれば殺すのは可能でしょう」

【】のどれかを論破しろ!

↓2

【外傷がなくても殺せる】に【下村と花巻の死因】

正解!

こまる「それは違うよ!」


こまる「高坂さん……外傷はありましたよ」

高坂「……ほう、それはまた興味深い」

こまる「下村君にも花巻さんにも頭に針を刺したような痕があったんです!」

高坂「……頭?」

こまる「高坂さん、今言いましたよね。りんお姉ちゃんに頭は狙えないって!」

高坂「バカな……いや、しかし時雨りんなら2人をしゃがませる事は出来たはず。まだ可能性は消えてませんよ」

こまる「ありえません!」

そう、たとえしゃがませたって……りんお姉ちゃんには無理だったはずなんだ!

>>831からコトダマを1つ選べ!

↓2

【りんの怪我】

正解!

こまる「これだよ!」


こまる「りんお姉ちゃんは怪我をしていたんです」

高坂「……怪我、ですって?」

こまる「りんお姉ちゃんは肩が上がらなかったんです……それは根駒君が証明してくれます!」

根駒「ああ、なんせ俺の目の前で時雨は転んだんだからな……演技とかじゃなかったのは間違いない!」

高坂「……」

ルチアーノ「どうだ高坂。貴様の考えはどうやら間違っていたようだぞ」

高坂「……そのようですね」

よかった、これでりんお姉ちゃんの無実は証明出来た!

高坂「くくっ、ならば誰なんでしょうね?」

本居「な、何がですか?」

高坂「もちろん下村幸洋、花巻清良を殺した犯人ですよ……」

そうだ、りんお姉ちゃんが違っても犯人がいないわけじゃない……

ルチアーノ「ならば議論を始めるとするか……犯人を突き止めるための議論をな」

【ノンストップ議論開始!】

コトダマ>>831
【鉢笛の証言】
【根駒の証言】
【天ヶ瀬の証言】

ルチアーノ「下村と花巻が死亡したのは午前1時頃……」

天ヶ瀬「それならまずはその時間帯のアリバイの確認といきましょうか……私は鉢笛さんや本居君と一緒に苗木さんの部屋にいましたわ」

鉢笛「うん、間違いないよ!」

根駒「俺は化学室の前にいた」

ルチアーノ「俺は苗木の部屋にまだいたぞ」

揮央「……私は彼の部屋を見張っていた」

高坂「というわけで私は見張られてましたから何もわかりませんね」

本居「そもそもこの【アリバイは本当にただしいんでしょうか?】」

高坂「勘違いの可能性もありますからねぇ……」

【】を論破しろ!

↓2

【アリバイは本当にただしいんでしょうか?】を【鉢笛の証言】


正解!

こまる「それは違うよ!」


こまる「本居さん、少なくとも私の部屋にいた人達のアリバイは間違いないみたいですよ」

本居「そ、そうなんですか?あいにく僕は寝てしまっていた時もあるので……」

鉢笛「ボクが覚えてるよ!ちなみにあっくんが寝ていたのは12時半から2時間くらいだったかな?」

本居「記憶力では負けていないつもりなんですが……となるとルチアーノさんや僕、天ヶ瀬さんや鉢笛さんのアリバイは証明されましたか……」

高坂「くくっ、つまり……化学室を1人で見張っていた根駒君が怪しいという事になりますね」

根駒「俺か……確かに1人だったから証明は、出来ないな」

こまる「……」

本当に根駒君以外に怪しい人はいないのかな……?

【ノンストップ議論開始!】

コトダマ>>831
【輸血パック】
【花巻の指輪】
【りんの薬】

根駒「確かに俺のアリバイは証明出来ないかもしれないけど……」

根駒「だけど俺は2人を殺してなんかいない!」

高坂「くくっ、しかしあなたでなければ【やはり時雨りんが犯人】という事になりますねぇ」

鉢笛「だけどがっくんがそんな事するなんて思えないよ!」

ルチアーノ「感情論に意味はない……他に怪しい者がいなければそれで終わりだ」

本居「しかし他に怪しい人物なんているんですか?」

揮央「……いるはずがない」

天ヶ瀬「〈どなたかが嘘をついている〉可能性はないのですか?」

〈〉に同意、もしくは【】を論破しろ!

↓2

kskst

うーん、〈どなたかが嘘をついている〉で【輸血パック】 か?

〈どなたかが嘘をついている〉に【輸血パック】 かな?

正解!

こまる「それに賛成します!」


こまる「……天ヶ瀬さんの言葉が正しいと思います」

根駒「誰かが嘘をついているって事か?」

こまる「うん。少なくとも1人嘘をついている可能性がある人はいるんだ」

高坂「いったい誰が……というよりどうしてそんな事がわかるんですか?」

こまる「それはルチアーノさんの部屋の前にまかれていた輸血パックの血が関係してます」

ルチアーノ「……なるほどな」

鉢笛「あの輸血パックの血が嘘の証明になるの?」

こまる「はい」

輸血パックについてありえない証言をした人……それは!

人物を指名しろ!

↓2

揮央

揮央

正解!

こまる「それはあなただよ!」


こまる「揮央さん」

揮央「……!」

こまる「輸血パックについてありえない証言をしたのは揮央さん、あなただけだよ」

揮央「……」

根駒「揮央が嘘を……?」

本居「ほ、本当なんですか?」

揮央「……」

こまる「?」

今揮央さんが高坂さんを見た……?

天ヶ瀬「黙っていないで何かおっしゃったらどうです?」

揮央「……私は嘘なんてついてない」

こまる「……」

高坂「……くくっ」

揮央「……!」

まただ、また揮央さんが高坂さんを……

揮央「私は間違ってない……!」反論!

【反論ショーダウン開始!】

揮央「私がいったいど / んな嘘をついている?」

揮央「私はルチアーノの部屋の前の / 血なんて知らない……」

揮央「私は間違いなくその / 人の部屋を見張っていた……!」

揮央「言いがかり / はやめて……!」

揮央【私がどんな嘘をついたっていうの……!】
コトダマ>>831を選んで【】を斬れ!

↓2

【揮央の証言2】

揮央の証言2

正解!

こまる「斬らせてもらうよ、その言葉!」


こまる「揮央さん、あなたは捜査終了直前にこう証言したよね?」

揮央「……?」

こまる「朝まで高坂さんの部屋を見張ってた、ルチアーノさんの部屋の前に血なんて見てない。きっと死体発見のゴタゴタに紛れてあの血はまかれたって」

揮央「それがなに……」

こまる「……揮央さんはほとんど捜査に参加してないから知らないんだよ。この証言がありえないって事が!」

揮央「ありえない……?」

そう、だって揮央さんがずっと見張っていたならこの血を見てないはずないんだ!

揮央がルチアーノの部屋の前の血を見ていないとおかしい理由は?

・まかれた時間
・まかれた方法
・まいた人物

選択肢から選べ!

↓2

まかれた時間

正解!

こまる「これだよ!」


こまる「揮央さん……あの血はね、6時頃にまかれたはずなんだよ」

揮央「!?」

こまる「揮央さん、高坂さんの部屋を見張ってたなら隣のルチアーノさんの部屋の前の血を見てないなんてありえないんだよ」

揮央「あ……っ!」

ルチアーノ「話してもらおうか揮央。貴様見張りから離れて何をしていた?」

揮央「……」

天ヶ瀬「まただんまりですか……勘弁してほしいですわね」

揮央「……」

根駒「揮央、話してくれ。何があったんだ?」

揮央「……」

鉢笛「花ちゃん……」

本居「揮央さん、まさかあなたが……」

揮央「……私は」

高坂「どうしました?」

揮央「……!」

高坂「くくっ」

揮央「……私が」







揮央「私が、下村と花巻を殺した、クロ……」






ルチアーノ「揮央、本気で言っているのか」

揮央「嘘なんて、意味ない。私がクロ……それが真相」

鉢笛「そんな、なんで……」

揮央「私は、卒業したかった。だから孤立している時雨達を狙った……それだけ」

本居「そんな身勝手な……!」

揮央「……だけど、もう終わり」

根駒「揮央……」

天ヶ瀬「……ふぅ」

こまる「天ヶ瀬さん?」

天ヶ瀬「その程度の三文芝居で騙せると思いましたか」

揮央「……!」

天ヶ瀬「甘く見ないでいただきたいですわね揮央さん」

揮央「なっ……!?」

天ヶ瀬「私を騙しきりたいなら話していただきましょうか。犯行の全てを……」

天ヶ瀬さんも、わかったんだ……

揮央さんがまだ嘘をついてるって。

【ノンストップ議論開始!】

コトダマ>>831
【裁縫セットの針】
【風邪薬】
【モノクマファイル4】

揮央「私は【1時少し前時雨の部屋を訪ねた……】」

ルチアーノ「2人を殺すためか」

揮央「そう……扉を開けた花巻を殺した後、バスルームに逃げた下村も殺した」

本居「それならなぜわざわざ花巻さんをベッドに……」

揮央「……理由はない」

鉢笛「りんちゃんはどうしたの……?」

揮央「私が行った時、部屋にはいなかった……」

天ヶ瀬「それで?凶器はいったい何を使ったのですか?」

揮央「裁縫セットの中の……【太めの針】……」

天ヶ瀬「そうですか……ありがとうございます」

【】を論破しろ!

↓2

【太めの針】に【裁縫セットの針】

正解!

こまる「それは違うよ!」


こまる「揮央さん……なんで嘘をつくの?」

揮央「嘘なんてついてない……」

こまる「……凶器は確かに裁縫セットの針だったよ」

揮央「……」

こまる「細長い、ね」

揮央「……!」

こまる「揮央さん、凶器についてなんで間違えたの?」

揮央「……私だって間違える事はある。ただ思い違いをしただけ」

ルチアーノ「ならば聞こうか。揮央、凶器の針をどこに捨てた」

揮央「……それ、は」

天ヶ瀬「確かベッドの……」

本居「ちょ、ちょっと天ヶ瀬さん!?」

天ヶ瀬「あら、申し訳ありません」

揮央「……そう、ベッドの下に捨てた」

ルチアーノ「そうか」

揮央「……」

ルチアーノ「さて、聞かせてもらうぞ。揮央、貴様誰を庇っている?」

揮央「!?」

天ヶ瀬「ベッドの下で見つかったのは何でしたっけ?」

鉢笛「風邪薬だよ、えーちゃん」

本居「だから今は関係ない事は……」

揮央「……ぁ」

こまる「揮央さん、もういいんだよ。嘘なんてつかなくて……」

揮央「違っ、違う……ちが、う……私、は……私、が……」

根駒「揮央が庇っているのは1人しかいない、よな」

こまる「……うん」

理由はわからないけど……揮央さんが庇っているのは間違いなくあの人だ!

人物を指名しろ!

↓2

高坂

高坂

高坂?

正解!

こまる「あなたしか、いない!」


こまる「高坂さん……」

高坂「なんでしょうか」

こまる「揮央さんが庇っているのは、間違いなくあなたです」

高坂「そのようですね」

こまる「どうしてですか」

高坂「さあ、なぜでしょう?」

根駒「まさか本当に知り合いだったのか、2人は」

鉢笛「えっ、そうだったの!?」

ルチアーノ「おい、そんな事は今はどうでもいい。揮央、今度こそ包み隠さず全て話せ」

揮央「……」

高坂「どうやら話せないようなので私から話しましょう」

揮央「……!」

高坂「彼女は寝ていたんですよ。朝のアナウンスが鳴るまでグッスリとね」

天ヶ瀬「故意に寝たら校則違反ですから……揮央さん自身の意思ではないという事ですか」

高坂「えぇ、私がプレゼントした飴玉。たっぷりと保健室の睡眠薬をまぶしたそれを彼女は舐めて眠りに落ちたわけです」

揮央「……」

高坂「くくっ、これで私もアリバイが消えてしまいましたねぇ……どうしたものか」

こまる「……いや、高坂さんも犯人ではないと思います」

揮央「え……」

高坂「ほう、なぜそう思うんですか?」

高坂さんが犯人ではないわけ……それは

・高坂は死因を知らなかったから
・高坂は見張られていたから
・高坂は怪我をしていたから

選択肢から選べ!

↓2

高坂は死因を知らなかったから

正解!

こまる「これだよ!」


こまる「高坂さん、あなたはここで聞くまで2人が毒殺されたと本気で思っていたんじゃないですか?」

高坂「……」

こまる「少なくとも死因が刺殺だって聞いた時の驚きは……嘘だとは思えません」

高坂「くくっ、まいりましたね、全く。人を欺くべき奇術師が素の感情を見せてしまうとは……失態でした」

やっぱり……高坂さんも下村君達を殺した犯人ではないんだ。

根駒「もしかして揮央は……」

こまる「うん、揮央さんは多分高坂さんが殺人を起こしたと思ったんじゃないかな」

揮央「……」

高坂「これはこれはご苦労な事だ。私は殺人などしていないというのに」

揮央「……本当に?」

高坂「投票してみますか?死にたいのであればお好きにどうぞ」

揮央「……」

モノクマ「うぷぷ……ねぇねぇ!盛り上がってるところ悪いんだけどさー」

本居「な、なんですか!?」

モノクマ「議論、全然進んでないよ?」

こまる「……!」

そうだ、肝心な犯人についてはまだ全然わかってない……

ルチアーノ「ならば新しい議論に入るまでだ」

天ヶ瀬「議題はなんでしょう?」

ルチアーノ「……時雨の部屋から見つかった物と下村達の吐血のわけだ」

揮央の嘘はやっぱそこに落ち着くよなぁ・・・やべぇ嫌な予想に近づいてきてる

【ノンストップ議論開始!】

コトダマ>>831
【風邪薬】
【花巻の死体の様子】
【色違いのカプセル】


ルチアーノ「下村達の死因が刺殺なのは疑いようがない」

揮央「……だとするとなぜ吐血を?」

天ヶ瀬「【即死】だったのであれば激しく吐血というのもおかしい気もしますね」

根駒「一番わかりやすいのは毒、だよな」

高坂「ですが化学室の毒薬の【棚は封鎖されていた】のでしょう?」

本居「【毒はありえない】という事ですか……」

鉢笛「……」

【】を論破しろ!

↓2

【毒はありえない】に【風邪薬】

【毒はありえない】に【風邪薬】

正解!

こまる「それは違うよ!」


こまる「……毒薬はあったと思います」

本居「えっ、しかし毒薬の棚は……」

ルチアーノ「棚の封鎖は確かに解けていなかった。しかし毒があったのも事実だ」

天ヶ瀬「どういう事ですか?」

こまる「りんお姉ちゃんの部屋のベッドの下から見つかった風邪薬なんですけど……中身は毒薬だったんです」

根駒「なっ、まじかよ!?」

鉢笛「厨房で試したから間違いないよ……」

本居「し、しかし毒薬の棚が封鎖されていたのにどうやって毒薬を?」

ルチアーノ「可能性は1つだ。俺達が封鎖するより前……何者かによって既に毒薬は持ち出されていた」

高坂「なるほど。それなら既にないのですから封鎖した後減るわけがないはずだ」

揮央「……じゃあその毒薬はどこに?」

可能性があるとすれば……多分、あの人が言ってたあれだよね?
だけど、これが意味する事って……

>>831からコトダマを1つ選べ!

↓2

kskst

【根駒の証言】

正解!

こまる「これだよ!」


こまる「……根駒君」

根駒「んっ?」

こまる「りんお姉ちゃん、昨日の夜化学室に来たんだよね?」

根駒「あ、ああ」

ルチアーノ「時雨が化学室に来ただと!?」

根駒「いや、まあ中には入ってないけどな」

本居「いったい何をしに時雨さんは化学室に?」

根駒「なんでも風邪っぽい下村達のために人からもらった秘密の薬を入れるカプセルを探してたらしい。だから保健室にならカプセルがあるんじゃないかって……まさか」

こまる「……」

まさか、そう私もまさかそんなわけないって思いたい……
だけど、少なくともこの事実は……きっと1つの答えなんだ。

こまる「りんお姉ちゃんがカプセルを使ったのは間違いないと思います……」

揮央「根拠が?」

こまる「……」

>>831からりんが薬をカプセルに詰めた事を示すコトダマを2つ選べ!

↓2

kskst

【色違いのカプセル】 【青のカプセル】

正解!

こまる「これだよ!」


こまる「まず、りんお姉ちゃんの部屋から見つかった風邪薬なんですけど……保健室にもう1つありました」

本居「同じ風邪薬が二種類ですか……」

こまる「だけどその中に入ってたカプセルは赤色だったんです」

天ヶ瀬「元々は赤色のカプセルの薬だったというわけですか……」

こまる「それと保健室の机にあった予備のカプセルが封を切られた状態で置いてありました。色は……青です」

根駒「時雨はそれに秘密の薬とやらを詰めたわけだな」

こまる「多分、風邪薬のビンは1つ空だったんだと思う。りんお姉ちゃんは腕が上がらなかったから床にでも座ってその薬を青色のカプセルに詰めた後ビンに入れて部屋に持って帰った……」

ルチアーノ「……おい、待て。しかし時雨はその薬を確か……」

鉢笛「あっ……じゃ、じゃあまさか……?」

こまる「……はい」

りんお姉ちゃんは……薬だと信じて、下村君達を助けたい一心でりんお姉ちゃんは……







こまる「りんお姉ちゃんは、下村君達に毒薬の入ったカプセルを飲ませてしまったんです」






本日はここまで

次回学級裁判終了までいけると思います。
なんとかスレに収まりそうですね……

それではおやすみなさい……


毒薬は誰が渡したんでしょうねー(ゲス顔

お疲れ
ああやっぱり・・・ここからりんちゃんがクロにならないためには一手しかないと思うけどそうだとしたら哀しい事件だぜ・・・

20:30より再開します

今回で学級裁判を終わらせたいところ……

それではまた後ほど

真相がきついけどがんばります

根駒「時雨が毒薬を……」

こまる「もちろん毒を飲ませようなんて意思はりんお姉ちゃんにはなかった。りんお姉ちゃんは、秘密の薬だなんて嘘をついて毒薬を渡してきた人にはめられたんだよ……」

本居「つまり時雨さんは何者かによって命を狙われていたわけですか……しかしなぜ渡されてすぐ飲まなかったんでしょうか」

こまる「それはきっと……りんお姉ちゃんが内通者だったからだと思います」

天ヶ瀬「内通者である事と薬を飲まない事にどういう因果関係が?」

こまる「きっとりんお姉ちゃんは、自分はそんな親切にされる資格はないって思ってたんだと思うんです。だから万能薬だって渡された薬を飲まずに違う薬を飲み続けていた」

高坂「くくっ、それが自身の命を延ばし、大切な者に毒で苦しむきっかけを与えた……なんて絶望的で皮肉な話だ」

鉢笛「りんちゃん……」

でも毒殺じゃないのがまだ救いだよな・・

ルチアーノ「根駒、時雨が化学室に来たのはいつ頃だ」

根駒「確か11時半くらいだったな」

ルチアーノ「死亡推定時刻は1時頃……本居、あのカプセルが溶けるのにかかる時間は」

本居「1時間から2時間ですから……2人は12時頃にカプセルを飲んだんでしょうね」

鉢笛「だけど不思議だよね」

揮央「何が?」

鉢笛「いや、犯人は……あっ、りんちゃんに毒薬を渡した人って意味だけど。もしりんちゃんの風邪が治っちゃったらどうするつもりだったんだろう」

天ヶ瀬「確かにわざわざ化学室から毒薬を盗み出しても、時雨さんの風邪が治ってしまえば計画は破綻。むしろ持っているのがバレれば自らの破滅を引き起こしかねませんわね……」

ルチアーノ「もちろん犯人は手を打っていたんだろう。苗木、そうだな?」

こまる「……はい」

多分アレも、りんお姉ちゃんを殺そうとしていた犯人の工作だったんだ……

>>831からコトダマを1つ選べ!

↓2

うーん本居君がぼかしていた
【りんの薬】
かな?

りんの薬

正解!

こまる「これだよ!」


こまる「りんお姉ちゃんが普段飲んでいた薬、ですよね?」

ルチアーノ「そうだ。本居、あれは風邪薬ではないと苗木に言ったそうだが、あれは何の薬だったんだ」

本居「……こうなった以上、言うしかないんでしょうね」

鉢笛「あれ、なんだったの?」

本居「……利尿剤です」

根駒「利尿剤?」

本居「尿の量を増加させる薬です。そしてこの薬は種類によってある現象を引き起こすんです」

鉢笛「何が起きるの?」

本居「……薬剤熱。利尿剤は種類によって熱を引き起こすんですよ」

こまる「薬剤熱……」

本居「風邪が治ったり熱が下がる訳ないんですよ。だって風邪薬どころか熱を引き起こす薬を時雨さんは飲み続けていたんですからね……」

揮央「……だけどなぜ時雨はそんな薬を?」

ルチアーノ「毒薬を渡した奴と同じ人物が風邪をひいた時雨に渡したんだろうな。おそらく時雨が風邪をひいた時点で既にこの計画を考えていたんだろう」

高坂「ふむ、なるほど。それで?」

こまる「えっ……」

高坂「時雨りんが命を狙われていたのはわかりました。しかし今回の事件は毒殺ではない」

天ヶ瀬「確かに、下村君と花巻さんを殺害したのは毒薬ではなく針……毒薬のカプセルを飲んでいたとはいえそれが死亡の原因ではない以上、犯人には繋がりませんわ」

こまる「……」

ルチアーノ「ふん。ならば他に話す事はあるか?そこから犯人を……」

鉢笛「本当に、繋がらないのかな……」

ルチアーノ「なに?」

根駒「お、おい、まさかこの事件の犯人って……!」

鉢笛「ね、ねぇ、ちょっと振り返ってほしいんだけど……現場の様子」

揮央「現場の様子?」

こまる「……!」

まさか……この事件の真相って……

【ノンストップ議論開始!】

コトダマ>>831
【人体急所マップ】
【りんの薬】
【裁縫セットの針】

ルチアーノ「現場の様子か……まず床に血の痕がいくつかあったな」

天ヶ瀬「花巻さんはまるで弔われていたかのような様子でしたわね」

本居「下村さんは手や服が血まみれでしたが……」

根駒「ああ、それで2人は毒薬のカプセルを飲んでいた……モノクマファイルや死亡推定時刻から考えて毒薬の効果は出てたはずだろうな」

鉢笛「うん……それじゃあさ、人体急所マップは誰が読んだんだろう?」

天ヶ瀬「それはもちろん2人を殺害し【その場から逃げた犯人】でしょう」

高坂「……くくっ、そういう事ですか」

【】を論破しろ!

↓2

【人体急所マップ】

【その場から逃げた犯人】を【人体急所マップ】

正解!

こまる「それは違うよ!」


こまる「天ヶ瀬さん……犯人は逃げてなんかいなかったんです」

天ヶ瀬「それはどういう意味ですか?犯人が逃げていなかったとは……」

こまる「人体急所マップには血で出来た指の跡がついてました」

根駒「ああ……」

こまる「そして凶器の針が落ちてた場所……全部含めて考えれば結論は1つしかなかったんです……」

犯人は、犯人は……

人物を指名しろ!

↓2

下村

下村

正解!

こまる「犯人は……あなただったんだね……」


こまる「下村君……彼が、今回の事件の犯人です……」

本居「し、下村さんが犯人!?」

ルチアーノ「……なるほどな。これでいくつもの腑に落ちない点が解消された」

揮央「……どういう事?下村が犯人だったって……」

天ヶ瀬「確かに、そう考えるに至った理由を説明していただきたいですね……」

こまる「今回の事件には不可解なところがいくつかあった……だけど下村君が犯人なら全然不可解じゃなくなるんです!」

>>831から下村が犯人なら不可解じゃなくなるコトダマを選べ!

↓2

【花村の死体の違和感】

【花村の死体の違和感】

苗字混ざってシェフになってるww

wwwwww
今気が付いたww
花巻さんや!

正解!

こまる「これだよ!」


こまる「花巻さんの遺体はまるで弔われていたかのような様子だった事……下村君が犯人なら衣服の乱れを直したりそういう風に見せるのも不思議な話じゃないんです」

天ヶ瀬「……」

こまる「それに花巻さんの左手薬指にあった指輪、人体急所マップの中から苦しまない急所を選んだ事……犯人は花巻さんに対して特別な感情を持っていたとしか思えないんです!」

ルチアーノ「花巻を慕っていた時雨も感情面では似たようなものを持っていただろうが……怪我をしていてはろくにあの現場は作り出せなかっただろう」

本居「バカな……」

本居「そんなバカな話があってたまりますか!」

私だってバカな話だって思いたい……
だけどもうこれしか結論はないんだ……!

【パニックトークアクション開始!】

本居「下村さんが花巻さんを殺した……」

本居「あれだけお互いを好き合っていたのに殺してしまったなんて……」

本居「僕は、僕は認めたくない……」

本居「いったいどんな理由があって……」

本居【下村さんは愛していた花巻さんを殺さなくてはいけなかったんですか!?】



時雨

クロに しないため

りんを


並び替えて答えを示せ!

↓2

時雨りんをクロに しないため

時雨りんをクロにしないため

下村……

時雨りんをクロにしないため

時雨 りんを クロにしないため

哀しいねぇ・・・

正解!

こまる「これが私の答え……!」


こまる「本居さん」

本居「なんですか……」

こまる「もし下村君が何もしなかったらどうなってたと思いますか?」

本居「それはもちろん下村さんと花巻さんは毒薬のカプセルが溶けて、毒殺されていた、でしょうね」

こまる「その場合、クロになるのは誰ですか?」

本居「……まさか」

こまる「この事件、毒薬のカプセルを飲ませたのはりんお姉ちゃんなんです……毒薬だって知らなくてもモノクマが見逃してくれるとは思えない」

ルチアーノ「どうなんだ機械人形」

モノクマ「そうですね!その場合クロとなるのはカプセルを飲ませるようにした人……つまり時雨りんさんとなります!」

本居「それじゃあ、下村さんは時雨さんをクロにしないために……」

こまる「辛かったに決まってるんです!花巻さんを殺したくなかったに決まってるんです!それでも、それでも下村君はりんお姉ちゃんを守りたくて……!」

ルチアーノ「……下村」

鉢笛「ううっ……!」

根駒「……くそ!」

天ヶ瀬「……それが真相、ですか」

揮央「……守るための、殺人」

高坂「……」

【クライマックス推理開始!】

こまる「今回の事件はずっと前から始まっていた……きっかけは矢頼さんとあやめさんの事件が起きる前りんお姉ちゃんが風邪をひいた事だったんです」

こまる「りんお姉ちゃんの殺害を計画した今回の事件の元凶は、りんお姉ちゃんに風邪薬としてある物を渡しました」

こまる「薬剤熱という副作用を引き起こす利尿剤……それを使って元凶はりんお姉ちゃんの風邪を長引かせ弱らせました」

こまる「多分殺しやすくするためだったんでしょうけど……矢頼さんとあやめさんの事件が終わった後よりによって毒薬がある化学室が開放されてしまった事がさらなる悲劇を産んでしまった」

こまる「毒薬を誰よりも早く回収した元凶は、それをりんお姉ちゃんに秘密の薬として渡しました」

こまる「だけど内通者だった事を負い目に感じていたりんお姉ちゃんは親切だと思って渡されたその薬を飲む事が出来なかった……」

こまる「そしてりんお姉ちゃんが内通者だとばらされた夜、風邪気味だった下村君と花巻さんのためにりんお姉ちゃんは秘密の薬を使う事にしたんです」

こまる「それが毒薬だなんて知らずに……カプセルを探して、転んで肩を打って、痛みに耐えながら保健室でカプセルに薬を詰めて、空のビンに入れて部屋に持って帰ったんです」

こまる「部屋に帰ってカプセルを2人が飲んで……1時頃異変が起きました」

こまる「多分花巻さんが血を吐いて苦しみだしたんです……下村君はどうしてそんな事になったかすぐに察したんでしょう……同時に自分がもう長くない事も」

こまる「下村君はりんお姉ちゃんの部屋にある人体急所マップと針を取り出すと……一番苦しまない急所に針を突き刺した」

こまる「下村君は亡くなった花巻さんの遺体をベッドに寝かせて、遺体を整えて左手薬指に指輪をつけた……花巻さんの事が好きだったから」

こまる「そうしている内に下村君にも毒の効果が現れ始めた……下村君はシャワールームに入るともがき苦しみながら人体急所マップを見て……自分の頭を刺した」

こまる「そして身体から力が抜けたために握ったままだった針は抜けて……下村君の手を離れて手元に落ちた」

こまる「自分と花巻さんが毒によって死ぬその前に……カプセルを飲ませてしまったりんお姉ちゃんをクロにしないために……」

こまる「下村君は、自分と花巻さんを殺したんです……!」

モノクマ「えー、議論の結論が出たようですね、それでは投票タイムと参りましょうか!」

モノクマ「では、オマエラはお手元のスイッチを押して、投票してくださーい!」

モノクマ「はてさて!クロとなるのは誰なのか!?」

モノクマ「その答えは、正解なのか?不正解なのかー!?」

モノクマ「うぷぷぷ!それではいきましょう!投票ターイム!」

ジャラララララララ……


下村 下村 下村


チャッチャッチャッー!


学級裁判閉廷!

うああ

モノクマ「はいはい、大正解!」

モノクマ「今回花巻清良さんと下村幸洋クンを殺したクロは……」

モノクマ「下村幸洋クンでしたー!」

根駒「……今回は随分機嫌がいいんだな」

モノクマ「ほぇ?」

ルチアーノ「以前綾咲が自殺した時貴様はつまらなそうにしていたはずだ。しかし今回はなぜそんなに機嫌がいい?」

モノクマ「うぷぷ、なんででしょうねー?」

鉢笛「ゆっきー、せいちゃん……うっ、ぐすっ」

本居「こんな、こんな結末……!」

今まで色んな事件があった……
だけどこの事件ほどみんなが絶望してる事件はあったのかな……
下村君も花巻さんも……死ななくてすんだのに……
だけどそのままならりんお姉ちゃんが毒殺されていて……

何が、正しかったのかな……?

天ヶ瀬「……」

だけどもう終わったんだ……後はりんお姉ちゃんを探して……きっと泣いてるから……だから……




「くくっ……」







高坂「あはははははははははははははははははははははははははははっ!!!」






それは抑えきれないものが漏れ出たような笑い声だった……
酷く不快で、馬鹿にしていて、腹立たしいそんな声……

ルチアーノ「高坂、何がおかしい」

高坂「く、くっ……こ、これが笑わずにいられますか?」

根駒「そんなに下村達がおかしいのか!?」

高坂「いえいえ……非常に素晴らしい自己犠牲でしたよ?これで時雨りんは2人の意志を継いで前を向いて生きていく……なんて美談だ」

鉢笛「……何が、言いたいの」

高坂「本当に美しい話だ……感動的で、明日への希望に満ちあふれていて……」

本居「い、いったい何を……」

天ヶ瀬「不愉快な笑い声ですわね……」

揮央「っ……」

こまる「高坂さん、あなたは何を……」

高坂「ああ、本当に……」







高坂「時雨りんがもう死んでさえいなければ、本当に美しい話でしたよ」






ファッ!?

oh...

やっぱりか……

こまる「…………えっ?」

高坂「おやおや、どうしました?まさか……まだ時雨りんが生きているとでも思っていましたか?」

根駒「な、何を言ってるんだ……」

高坂「ふぅ……ならば教えてさしあげましょうか。そこの彼女を眠らせた後私が何をしていたか」

揮央「……」

高坂「揮央さんを眠らせて女子トイレに放り込んだ後私は見てしまったんですよ……」

本居「な、何をですか!?」

高坂「ルチアーノさんの部屋の前で血を吐いて死んでる時雨りんをですよ」

ルチアーノ「なっ……!」

高坂「私が2人の死因を毒殺と勘違いしたのはそれが原因だったんですよ。なんせ毒で死んでいた人物を見つけてしまったんですからねぇ」

鉢笛「う、嘘だよ、そんな……」

高坂「くくっ、私はとりあえず自室に時雨りんの遺体を運んで考えました……この遺体をどうしたものかと」

天ヶ瀬「……どうしたと言うんですか?」

高坂「少々有意義に使わせてもらう事にしました。そのために花巻清良の部屋にも忍び込みましたよ」

根駒「花巻の部屋が開いてたのはお前の仕業だったのか……?」

高坂「いえいえ、最初から鍵は開いてましたよ。おそらくかけ忘れていたんでしょうねぇ」

こまる「っ……りんお姉ちゃんはどこですか!?」

高坂「くくっ、ところで私は驚きましたよ」

こまる「質問に答え……!」







高坂「人間の身体とは洗剤であんな簡単に溶けてしまうんですから……」






……コノヒトハ、ナニヲイッテルノ?
トケタ?ナニガ?ナニヲトカシタノコノヒト……?

高坂「いや、確かめてみたかったんですよ。人の身体とはどんな事をすれば消せるのか」

ルチアーノ「貴様、まさか捜査中部屋に閉じこもっていたのは」

高坂「ええ、色々試していました。洗剤をかけて髪の毛や肉が溶けていくあの瞬間はまるで奇術に見えましたよ……さすが超高校級の美化委員の持つ洗剤だ」

鉢笛「じゃあ、ルッちゃんの部屋の前のあの血も……」

高坂「血に気付かれて実験を潰されてはかないませんからね……骨は砕いて粉にするのに苦労しましたがまあ今後の課題としておきましょう」

本居「な、なんて人だ……し、しかしいいのですか?」

高坂「なにがですか?」

本居「それを話せば当然学級裁判が……」

高坂「……くくっ、何を言うかと思えば」

天ヶ瀬「何がおかしいのか疑問ですわね」

高坂「死体が三人以上に見つからなければ捜査は始まりませんよ?」

揮央「……!」

モノクマ「そうですねー。死体がないんじゃ殺人があったかもわからないし……」

ルチアーノ「白々しい事を……!」

高坂「ああ、そうだ苗木さん……」

こまる「……」

高坂「これ、さしあげます」

ソウイッテ、コウサカサンガ、ワタシノセキニ、オイタノハ、リンオネエチャンガ、カミニツケテイタ、カンザシ……血まみれの、簪……







こまる「いやああああああああああああああああああああああああ!!!」












【CHAPTER4……そして悪魔は静かに笑う】END

残りメンバー9人→8人


To Be Continued...






本家の高遠より質悪いな高坂………
あいつですら一応約束守るんだぞ







【血に塗れたペアリング】を手に入れました!

【血まみれの簪】を手に入れました!






こまる壊れるちゃうんじゃないのこんなの・・・

なんか胡散臭いなあ、なんか

今回はここまで

今回の事件どうだったでしょう?
一応自分が考えていた事件の中での救いのなさは上位のつもりですが……今回はおしおきがありませんでしたし


それではおやすみなさい……

ちなみに言っておきますが、りんは本当に死亡しました。
実は生きてたとかはありません

乙ー
酷い(確信)


これ兄よりもひどいな



今チャプターでお気に入りキャラ全員死んだよ……
りんちゃんいい子だったのに……涙
高坂は許さん

結局毒薬渡したのは誰なんだろう?

天ヶ瀬さんの影が薄くなるくらいのド畜生だなwww

高坂と天ヶ瀬さんちょっと悪ぶらせすぎたなー→高坂加速!

後、これで根駒が親しかった奴こまる以外全員死んだなぁ…
これも超高校級の不運の力か…

これなんとかしないと奴隷コース一直線なんじゃ

この胸糞の悪さ……間違いなくダンガンロンパだわ……

そもそも高坂がやったことって十神がやったみたいな死体損壊だから裁判発生しないんだよな・・・・・・
どうにもならないのが更にきつい

CHAPTER5は次スレで行う事にします

何か埋めるのにいいネタはないものでしょうか

なお現在まではっきりしている天ヶ瀬さんと高坂君のした事

・天ヶ瀬さん
CHAPTER1にて睡眠薬を岩淵君の部屋の前に置いて最初の殺人を誘発
CHAPTER2では綾咲さんが聞いてるのを承知でモノクマに自殺についてのあれこれを聞いてました
そして綾咲さんを喪った神導寺さんの心の隙間につけ込み屈服させる


・高坂君
CHAPTER2で綾咲さんの死体に工作、倉庫に磔に
CHAPTER3で矢頼君の言葉を聞きながら神導寺さんに殺害計画を吹き込み実行させる
なおかつ神導寺さんが犯人だとわかるようにもしていた
CHAPTER4で死亡したりんを発見、自室にて解体して死体そのものを消す

最初から超高校級の絶望であると設定していたとはいえ高坂君は遺憾なく暴れてますね

なにこの人たちこわい
ちなみにルッチーは爆弾だった場合何やらかしてました?

気が早いけど二週目ってやったりする
もしくは、らーぶらーぶな学園生活

>>953
ルチアーノさんは爆弾だった場合まず単独行動しかしません
誰とも関わりを持たず、好感度はほとんど上がらないから改心する可能性も低い
後プレゼントを渡すとその場で捨てます
そして殺人をする決意を固めて、なおかつ2人までルールがない場合……食堂での食事会中にモノクマから回収した爆弾を投げ込み、持っている銃で推理が出来たり脅威になりそうな人を最大6人殺してました

一応最大殺害人数ではトップだったんですよ、ルチアーノさん

純粋に数を殺すルチアーノさん
自分の目的のためだけに裏で工作する天ヶ瀬さん
徹底的に心を折るような計画を立てる高坂君

そんな爆弾3人の差別化でした


>>954
本編が終わった後学園生活はやります
ただ原作のスクールモードとは微妙に変えていくつもりです
なお下村花巻ペアはいわゆるアイランドモードの辺古山みたいな感じになると思います

この人たちの行動まとめるとヤバいな...

悲しすぎる・・スクールモードがあったら高坂を無視したくなった・・

現在の心の支えになっている人物:鉢笛舞、ジョン・ルチアーノ

この2人がいなくなったらゲームオーバーだな・・

>>957
ここまで来ると逆にスクールモードで高坂に関わってみたいな

ルッチー改心させられて本当によかった……爆弾だった時の行動が怖すぎる
スクールモード楽しみだな、個人的にはあまり関わりのなかった岩淵や綾咲を選んでみたい

>>952埋めネタ案、というか個人的に知りたい設定など
・全員のパンツ
・ルッチー以外が最初にこまるを助ける時はどうしたのか
・下村花巻以外でカップル誕生の可能性はあったか
・ここまでで>>1が一番予想外だった展開
・1・2のキャラとこのスレのキャラで相性の良い人悪い人

しかし最初のルチアーノ選択は本当に奇跡だったんだな・・・・・・
そういえば天ヶ瀬さんが何らかの要因で死んだ後にこまるが精神力0になったらどうなるんだ?
普通に関係なくゲームオーバー?

モノクマから守る選択肢で高坂選んでたらどうなってたんだろうww

そういえば以前ゲームオーバーになった時見られなかったけど俺は見てみたかったんだよなぁ天ヶ瀬さんエンド
ゲームオーバーでもきっちり最後まで見る派だから

こまる助けるのが天ヶ瀬さんか高坂だった時はこのスレのどっかにあったよね
魔性の女とか言われてた気がするww

おはようございます
とりあえず出た質問に答えさせていただきます

・全員のパンツ
パンツ……実は考えてないんですよね……
冗談抜きに思いつかないんですよ……

・ルッチー以外が最初にこまるを助ける時はどうしたのか
ルチアーノさん以外を選択した場合もだいたいは止めようと手が出ます
出ないのは口だけで止めようとする天ヶ瀬さんと黒幕と繋がっている高坂君ぐらいです

・下村花巻以外でカップル誕生の可能性はあったか
基本的に全員に何かしらの可能性はあったりします
下村花巻ペア以外で一番可能性があったのは神導寺綾咲ペアですね
後はカップルとは違いますが高坂君と天ヶ瀬さんが手を組んでた可能性もあります

・ここまでで>>1が一番予想外だった展開
最初の確定シロ選択でルチアーノさんが選ばれた事です
おかげで危険な爆弾だったはずのルチアーノさんが一番こまるとフラグが立つ状態に……

・1・2のキャラとこのスレのキャラで相性の良い人悪い人

・相性がいい

根駒と苗木
岩淵と桑田
下村と不二咲
鉢笛と朝日奈・大神
高坂と江ノ島
矢頼と石丸
細河と山田


花巻と小泉
鉢笛と弐大・終里・澪田
本居と左右田・罪木
下村・揮央と花村
根駒と日向
神導寺とソニア
綾咲と辺古山
りんと七海
ルチアーノと豚神・九頭龍


・相性が悪い人


天ヶ瀬と舞園・セレス・十神・霧切
神導寺と十神
ルチアーノと葉隠
鉢笛と腐川
揮央と戦刃・江ノ島
高坂と江ノ島、戦刃以外全て
根駒とジェノサイダー
細河・りんと大和田


根駒と狛枝
高坂と狛枝・七海
天ヶ瀬と田中・西園寺
綾咲とソニア
ルチアーノと罪木
岩淵と西園寺

・天ヶ瀬さんが死亡した後精神力が尽きたら
こまるが廃人化するか絶望堕ちします

こんな感じです

ルチアーノさんのように爆弾解除、というか改心させる方法はあったのだろうか

今のこまるの精神値っていくつなんだ
あんだけ死んだからな...

ルチアーノ最初に選んだの自分なんだよね
そして割とピーキーな相性なんだなみんな……(特に原作1でメンバーの半分の8人相性良いの居ないって……)

一応相性悪いに書かれてる以外では仲良くなろうと思えばなれますから……
その相性が悪いも

高坂「おやおや、狛枝さんじゃないですか。相変わらず希望希望言っている気持ち悪さは変わってないようで」

狛枝「はぁ……朝から君に会うなんて不運なんてレベルじゃないよ。よほどいい事が起きないと釣り合いは取れそうにないや」

高坂「これは手厳しいですねぇ。こちらとしてもあなたとこうして同じ空気を吸っているだけで吐いてしまいそうだというのに」

狛枝「それならさっさとどこかに行ってくれないかな?ボクも高坂クンとこれ以上話しているなんて耐えられないよ」

高坂「はいはい、言われずとも……次会う時はあなたのお葬式である事を祈りますよ」

狛枝「せめて希望の踏み台になってくれれば少しは君の評価もマシになるかもね」

こんなのから

ルチアーノ「ちっ、指を切ったか……」

罪木「あ、あの~……」

ルチアーノ「なんだ」

罪木「ひっ!?ごめんなさいごめんなさい!脱ぎますからぶたないでくださぁい!」

ルチアーノ「何を言ってるんだ貴様は……用があるんじゃなかったのか」

罪木「あっ、そ、そうでした……あ、あのですね……」

ルチアーノ「……」

罪木「その……」

ルチアーノ「……」

罪木「ふ、ふゆぅ……」

ルチアーノ「おい」

罪木「ごめんなさいごめんなさいごめんなさぁい!何でもしますから許してくださぁい!」

ルチアーノ「やめろ、脱ごうとするな!なんなんだ、この話が通じない女は……!」

こんなのまでピンからキリなので……

スクールモードでのメダルの使い道について案を出すべき?


後モノクマメダルはスクールモードへ引き継ぎ可能?

モノクマメダルは現状では本編と同じように
・コンマ操作
・モノモノマシーン
・イベント
の予定ですけど他に何か必要でしょうか?

引き継ぎは正直探せばかなりの速さで集まってましたから必要ない気がします

これ見ると現在のルチアーノになったのは奇跡だな

いやーでも今のルッチー好きよ
そんな危険人物だったとは思えないくらい好漢だ
下村も最初の印象から章が過ぎるごとにぐんぐん上がっていったのになぁ・・・

一番印象が変わったのは本居クンだがな

まともじゃない奴だと思ったらいつの間にか魅力ある奴になってた

本居君は本を読まないと推理力が研ぎ澄まされるなら一回その状態で裁判やらせてみたいね

一応CHAPTER1の確定シロはこまるにとって重要な立ち位置になる人決めみたいなものでしたから……細河さんが死亡してなければこまるの精神力はここまでガタガタにはなりませんでしたし

そろそろ次スレの準備をさせていただきます

次スレです

【ダンガンロンパ】こまる「希望なんてあるのかな……」【安価】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1392386309/)

ここは雑談なりなんなりで埋めてしまってください

新スレ乙です!

新スレおつー
上にもちょこっとあるけど1や2のキャラとの辛味も見てみたいな

ここの作者ってレベルの高いミステリ書いていてるわ

このssに出会えて良かった

作者の他の作品もないのかな?

キーン、コーン… カーン、コーン

こまる「ふああ……まだちょっと眠いかも」

ピンポーン

こまる「はーい」

ガチャッ

細河【おはよう、こまるちゃん】

こまる「琉彌ちゃん、おはよう!」

細河【昨日はよく眠れた?】

こまる「えっ、う、うん……しっかり寝たよ」

細河【その割りには眠そうだけど?】

こまる「そ、そうかな……」

細河【ふふっ、やっぱり眠れなかったんだ?】

こまる「……あっ、ひっかけたんだね琉彌ちゃん!」

細河【こまるちゃんが素直じゃないのが悪いんだよー】

こまる「むうっ……」

細河【でもしょうがないよね。だって今日は……】

――食堂

下村「野郎共!今日は決戦の日だ!」

根駒「今度はなんだよ?言っとくけどもう風呂のぞきには付き合わないぞ」

下村「へっ、失敗が怖くて恐れをなしたか根駒!まあそれはそれとして……野郎共!今日は決戦の日だ!」

本居「そこからやり直すんですか……決戦の日とは?」

下村「今日は何日だ?」

矢頼「2月14日だが」

下村「そう、つまり今日はバレンタインデー!持つ者と持たざる者を分ける運命の日って事だ!」

ルチアーノ「ふん、くだらんな。たかだか菓子の1つで一喜一憂するなど正気の沙汰とは思えん」

下村「へー、じゃあルチアーノはこまるちゃんからチョコもらっても何とも思わないんだな?」

ルチアーノ「なぜそこで苗木の名前が出てくる……」

岩淵「バレンタインねぇ……オレはあんまり有り難みは感じらんねえな」

下村「なんでだよ?」

岩淵「うちの女子連中の料理の腕を思い出せよ」

本居「ああ……」

矢頼「標準以上の腕前を持つのは苗木と細河のみだったな……」

高坂「紅緒にはもう少し料理をさせるべきでしたか……」

下村「そ、そうだとしてもだ!もらえないよりは何百倍もマシだっつうの!」

綾咲「皆様、朝食の用意が出来ました。本日はバレンタインデーという事でしたのでチョコレートケーキをデザートに用意してあります」

「……」

綾咲「……何か?」

岩淵「下村、綾咲のチョコレート食った後でも同じ事言えるのか?」

下村「……言ってやるさ!女の子のチョコレートならそれだけで価値がある!」

根駒「下村らしいな、全く……」







EXTRACHAPTER【彼女達のバレンタイン戦線】






――調理場

細河【うわあ】

こまる「こ、これはまた……」


花巻「ま、また失敗……」

りん「せ、清良お姉ちゃん、落ち込まないで!」

揮央「……美味しい」

鉢笛「紅ちゃん、また全部食べちゃったの!?」

揮央「我慢できなかった、反省はしている」

天ヶ瀬「自慢気に言うことではありませんわ……」

神導寺「ええっと、ここはこうして……あっ」

こまる「あ、あやめさん?」

細河【私、湯煎で本当にお湯に入れる人初めて見たよ】

神導寺「ううっ……あ、綾さ……」

鉢笛「あーちゃん、ダメだよ!ヨシさんに自分の手作りチョコレート渡すんでしょ!」

神導寺「で、ですが舞さん。私にこれはあまりにも荷が……」

天ヶ瀬「こんな時に細河さんがいてくださればよかったのですが……あら?」

細河【あっ】

鉢笛「るーちゃん!ちょうどよかった!お願い、ちょっとチョコレートの作り方教えてくれないかな!」

細河【そ、それはいいけど……私も自分の分……】

鉢笛「よーし、善は急げだよ!早速お願いるーちゃん!」

細河【あっ、待って引っ張らないで……!】

こまる「琉彌ちゃん、舞さんに連れていかれちゃった……」

助けてあげたいけど私も自分の分作らないといけないし……ごめんね琉彌ちゃん。
後で絶対に助けるから!

細河【ま、待って、一度に聞かれても答えられないから……1人ずつ、1人ずつお願い……!】

……なるべく早く自分のは終わらせよう。

――数時間後

鉢笛「出来たー!」

花巻「や、やっと完成したわ……」

りん「りんも出来たよ!」

神導寺「……が、頑張りました」

天ヶ瀬「隠し味に……血……と……を……ふふっ、完成しましたわ」

揮央「……」

細河【揮央さん、食べちゃダメだからね?】

揮央「……わかってる」

みんなとりあえず出来たみたいだね……不穏な言葉も聞こえた気がするけど。

鉢笛「それじゃあボクから女子のみんなにチョコレートだよ!」

天ヶ瀬「あら、私達宛でしたの?」

鉢笛「男子の皆にも配るつもりではいるよー。皆に友チョコってやつだね!」

神導寺「と、友チョコ?どうしましょう、私1人分しか……」

花巻「別に無理して作る必要ないと思うわよ……私だってそんな余裕ないもの」

みんなに友チョコかあ……舞さんらしいと言えばらしいのかな?

鉢笛「はいみんな袋渡すから手を出してー」

こまる「これは、チョコチップクッキーですか?」

鉢笛「さすがに本格的なのは無理だからねー。簡単だって言うから頑張ってみました!」

舞さんは男子にも渡してくるねと笑いながら調理場から出ていった。

鉢笛「みんなはチョコ頑張って渡してね!応援してるから!」

出ていく直前、そんな言葉を言い残して……

細河【こまるちゃんは誰に渡すの?】

こまる「えっ、私は……」

手の中にあるチョコレート。
私がこれを渡したいのは……

細河【あっ、じゃあ私こっちだから。お互いに頑張ろうねこまるちゃん】

こまる「あっ、うん、そうだね……」

琉彌ちゃんも行っちゃったし私もあの人を捜そうかな……

――職員室

こまる「あれ?」

りん「頑張れー……」

りんお姉ちゃん、職員室を覗いて何やってるんだろう?

こまる「りんお姉ちゃん」

りん「あっ、こまるお姉ちゃん」

こまる「何してるのそんなところで?」

りん「えへへ、見守ってるの」

見守ってるって何を……あっ、中に誰かいるのか。
えっと……下村君と花巻さん?

花巻「……ゆ、幸洋君!」

下村「どしたのセーラちゃん?こんな所に呼び出して……なーんて普段なら言うところなんだろうけど、今日って日を考えたら答えは1つしかないよな?」

花巻「え、ええ……こ、これバレンタインのチョコレート。受け取ってくれるとその、嬉しいん、だけど……」

下村「もちろんありがたくいただきます!いやー、楽しみだなあセーラちゃんのチョコレート!」

花巻「お世辞はいいわよ……私の料理の腕前、よく知ってるくせに」

下村「いやいや、そんなの関係ないね。こういうので一番重要なのは愛情!それで……」

花巻「きゃっ!?」

下村「俺、清良の愛情は一片たりとも疑ってないぜ?」

花巻「あ、うっ……ゆ、幸洋君そういうのは卑怯よ……」

下村「んー、何が?」

花巻「そういう普段はヘラヘラしてるのに、時々真面目な雰囲気出すのが!」

下村「ありゃりゃ、普段の俺そんなにヘラヘラしてるかな?」

花巻「……知らない!」

下村「あらら、お姫様はご機嫌ななめか。それじゃあチョコレートをいただくとしますか」

花巻「……め、召し上がれ」

りん「……良かった」

こまる「相変わらずだねあの2人は……」

下村君が花巻さん以外からのチョコレート受け取るの断ってたの知ったら……花巻さんはなんて言うんだろうね。

こまる「りんお姉ちゃん、そろそろ見てるのは悪いから……」

りん「はーい」

私も2人みたいになれるのかな……

花巻「幸洋君!?ちょっといきなり倒れてどうしたの幸洋君!」

下村「きょ、強烈な愛情だぜ……ぐふっ」

花巻「幸洋君ー!」

……あそこだけは見習わないようにしよう、うん

――玄関ホール前

さてと2人はりんお姉ちゃんが何とかするみたいだし私は引き続きあの人を……

神導寺「綾咲の分からず屋!私、もう知りません!」

綾咲「あ、あやめお嬢様!お待ちくださいあやめお嬢様!」

……また大変な事になってるね、こっちも。

神導寺「知りません!綾咲なんてタンスの角に小指をぶつけてしまえばいいんです!」

綾咲「意味がわかりませんあやめお嬢様!」

見ちゃった以上、ほっとくのはなんか嫌だし……行こうかな。

こまる「あやめさん、綾咲さん。どうしたんですか?」

神導寺「あっ、こまるさん!聞いてください!綾咲ったらひどいんですよ!」

綾咲「ですから私はただあやめお嬢様がお怪我などなされていないか気になっただけでして……」

こまる「と、とりあえず何があったか聞かせてくれませんか?」

――

こまる「なるほど。つまりあやめさんがチョコレートを渡そうとした時、綾咲さんが【それよりお怪我などなされていませんか!?】と聞いたのが腹立たしいと……」

神導寺「私だって、色々悩んだり考えたのに……綾咲はそんな私の気持ちを軽んじたんです!」

綾咲「お、お嬢様……」

まあ確かにせっかくの気持ちをそれよりだなんて言われたらショックだよね……
だけど綾咲さんもあんなに落ち込んでるし……

こまる「あやめさんあやめさん。綾咲さんをそろそろ許してあげてもいいんじゃないかな?」

神導寺「こまるさんは綾咲の肩を持つんですか……?」

こまる「ううん。むしろ綾咲さんの言葉はダメだと思う」

綾咲「うっ……」

こまる「だけどほら、綾咲さんはあやめさんが大切だから……だから初めてのチョコレートに戸惑っちゃったんだよ」

神導寺「……」

こまる「あやめさんもこんなの嫌なんだよね?」

神導寺「……はい」

こまる「だったらもうそんな事言わせないようにしちゃおう。綾咲さんだって日常になれば戸惑ってバカな事言わないと思うから」

神導寺「……そう、ですね」

綾咲「お嬢様……」

神導寺「綾咲。今から予告しておきます!来年はそれだなんて扱いはさせませんから覚悟しておくように!」

綾咲「は……はっ!承知いたしましたあやめお嬢様」

神導寺「とりあえず……チョコレートは食べてくださいね?」

綾咲「ありがたく頂戴させていただきます……」

こっちも解決かな?
それじゃあ私は人捜しを続けようっと。

――食堂

岩淵「……」

岩淵君、あんなにソワソワしてどうしたんだろう。

岩淵「あっ、苗木!あのさ、細河のやつ見なかったか?」

こまる「琉彌ちゃん?チョコレートを渡すって別れたけど……」

岩淵「そ、そうか」

こまる「えっと琉彌ちゃんからチョコもらいたかったの?」

岩淵「そ、そんなんじゃねえよ!ただ細河はバレンタインどうすんのかなーって気になっただけだよ!」

わあ、なんてわかりやすい反応。
うーん、だけど琉彌ちゃんが好きなのは少なくとも岩淵君じゃないし……

こまる「岩淵君」

岩淵「なんだよ」

こまる「落ち込んだらダメだからね?」

岩淵「オイ、どういう意味だよそれ!?」

さてとあの人はここにもいないし……次はどこに行こうかな。

岩淵「ちょっと待てって、オイ苗木!」

――体育館

揮央「はあ……」

こまる「揮央さん、どうしたの?」

揮央「苗木……ちょっと悩んでた」

こまる「もしかして高坂さんの事?確か揮央さんのお兄ちゃん、なんだよね」

揮央「うん、そう……」

こまる「具体的には何を悩んでたの?」

揮央「……兄さんと私は色々あって離れていた期間があった」

こまる「うん」

揮央「だから兄さんが私の知っている遥佑兄さんから変わっていたら……ちょっと怖い」

こまる「揮央さん……」

揮央「わかってる。こんなのただの杞憂……兄さんと話していても変わった様子はなかった」

こまる「……」

揮央「だけどこればかりはどうしようもない……」

こまる「……大丈夫だよ」

揮央「えっ?」

こまる「揮央さんは高坂さんと久しぶりに会って、ちょっとどうしたらいいのかわからなくなってるだけ」

揮央「……」

こまる「それにたぶん高坂さんも久しぶりに会った妹にどう接したらいいか戸惑ってると思うよ?」

揮央「兄さんも?」

こまる「うん、私も……色々あったお兄ちゃんと再会した時は戸惑って上手く話せなかったよ」

揮央「……」

こまる「ぶつかってみようよ揮央さん。せっかくの兄妹なんだしさ」

揮央「……やっぱり同じ妹がいると助かる」

こまる「偉そうな事言えるほど立派じゃないけどね……」

揮央「ちょっと兄さんに会ってくる」

こまる「うん、頑張ってね!」

揮央「それと……これ」

こまる「これって……」

揮央「お礼と、友チョコ」

こまる「揮央さんから食べ物もらえる日がくるとは思わなかったよ……」

揮央「苗木、失礼」

こまる「あはは、ごめんね」

揮央「……くすっ」

こまる「あっ……」

揮央「ありがとう、苗木」

揮央さんがあんな風に笑ったの、初めて見た……

うーん、見つからない……ルチアーノさん、どこ行っちゃったんだろう。

こまる「はあ、会いたい時に限ってなかなか会えないって辛いよね……」

ルチアーノ「何の話だ」

こまる「ルチアーノさんに会いたいのにどこにもいないって話です」

ルチアーノ「会いたい?なぜだ」

こまる「そんなの決まって……ル、ルチアーノさん!?」

ルチアーノ「なんだ、その今気付いたというような反応は」

こまる「今気付きました……」

ルチアーノ「……気になってはいたがお前のそれは本当に天然か?」

こまる「何がですか?」

ルチアーノ「……いや、いい。お前がそんな器用なわけがないとわかっていなかった俺のミスだ」

こまる「なんか馬鹿にされてるような……」

ルチアーノ「俺は評価しているつもりだが」

こまる「本当に?」

ルチアーノ「少なくともお前のその素直さは好ましいと感じている」

こまる「そ、そうですか……」

ルチアーノ「それで?俺に会いたいと言っていたが何の用だ?」

こまる「あっ、えっと……ル、ルチアーノさん!」

ルチアーノ「なんだ」

こまる「こ、これ!受け取ってください!」

ルチアーノ「……これはチョコレートか?」

こまる「は、はい!今日は好きな人にチョコレートを渡す日ですから!私ルチアーノさんが好きなんでこれを!」

うわ、うわ……渡した、渡しちゃった……!
ルチアーノさん、甘いの嫌いだったりしないよね?
もしくだらないとか言われたらどうしよう、ルチアーノさんに受け取ってもらえなかったら私泣かずにいられるかな……

ルチアーノ「……ふん。下村を馬鹿に出来んな、これでは……」

こまる「へっ?」

ルチアーノ「喜んで受け取っておこう。お前の気持ちを含めてな」

こまる「……えっ?」

私の気持ちって……どういう意味?

ルチアーノ「まさか自分が何を口走ったか忘れたのか?」

こまる「……あっ」

わ、私……つい勢いで、言っちゃった……
ルチアーノさんが好きだって言っちゃったよ!?
あれ、でもルチアーノさんは私の気持ちを受け取ってくれるって……えっ、嘘、それって、まさか!?

ルチアーノ「おい、何を呆けている」

こまる「あっ、ご、ごめんなさい!私今ちょっと混乱してて……」

ルチアーノ「……こまる」

こまる「っ!?」

今ルチアーノさん、私の名前呼んで……

ルチアーノ「ふん、先が思いやられるなこれでは……」

こまる「先!?先ってなんですか!?」

ルチアーノ「そんなもの決まっているだろう。未来の話だ」

こまる「み、未来って……」

ルチアーノ「……俺も覚悟を決めねばならんな」

こまる「ルチアーノさん?」

ルチアーノ「こまる」

こまる「ひうっ……」

は、恥ずかしい……名前呼ばれてるだけなのにこんなに顔が熱くなるなんて……

ルチアーノ「言葉を返さないのはフェアではないからな……」

それって……







ルチアーノ「こまる。俺もお前の事が――」

こまる「……はい!」






HAPPY END!

こんなものでしょうか……
この後他のやるのもなんか違う気がするので番外編はここまでにしておきます。
ルチアーノさんは本当に人気出たなあ……

それではおやすみなさい……


妹に高身長のイケメン外国人を紹介された時の苗木の反応や如何に

乙ー
超高校級のマフィアを「彼氏です」って紹介されたら苗木はどう反応していいかわからないだろうな

たった一言しかしゃべってないのに、スクールモードの高坂はまともだと感じてしまった不思議...

細河の相手は根駒と信じたい

もぎたてっ

スレタイのこまるがどんどん絶望してるが
ルッチーが助けてくれるのを信じて

1000ならルッチーがこまるを絶望から救い出す

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