美希「ハニーがホームシックなの」(340)

P「田舎さ帰りで~!」

美希「は、ハニー!?」

P「もうアイドルさ振り回されんのやんだ! 」

美希「何言ってるか全然わかんないよ!」

P「シティーガールなんかさはおらのきもぢわがんね!」

美希「ハニーが変なの......」

P「スーツなんか着てぐね」

美希「そ、そんな、ハニーのスーツ姿かっこいいって思うな!」

P「やんだ!いずくてしかたね!」

P「おらジャスで仕事して!」

美希「......通訳が欲しいの」

P「おめもかっぺだからってばがにしてんだべ!」

美希「え、馬鹿になんてしてないの!」

美希「ミキ、ハニーのこと大好きだよ!」

P「...んだがや」

美希「?」

P「おらスーツいけてるかや」

美希「う、うん!てかハニー、なんで標準語話せるのにわざわざなまってるの?」

P「故郷さけりてからに決まってっぺさー!」

美希「そ、そっか ー、ハニーってどこに住んでるの?」

P「〇〇県の〇〇町さ住んでたど」

美希「○○県って言うと、地図の上のほうだよね!」

P「上でねくて南って言ったらいいべさ、みったぐね」

美希「みったぐね?」

P「最近はでけぇ工場も出来たから栄えてんだど?」

美希「へー、そうなんだ」

P「〇〇県の〇〇町さ住んでたど」

美希「○○県って言うと、地図の上のほうだよね!」

P「上でねくて北って言ったらいいべさ、みったぐね」

美希「みったぐね?」

P「最近はでけぇ工場も出来たから栄えてんだど?」

美希「へー、そうなんだ」

P「とにかく帰りてんだ」

美希「じゃあさー、二人で1週間くらいお休みとって、ハニーの故郷行こ?」

P「おら元々そのつもりだったが、なんでおめまで連れてかねくていげねの」

美希「えー、ミキもハニーの故郷行きたいの!」

P「アイドルやってんだがら一週間も休み取れるわけねーべさ」

美希「や!行くの!」

P「んで律子さ聞いて来たらいいさ、どうせおだづんでねって叱られっからよ」

美希「むー、ハニーのばか!」

P「はっはっは」

......一ヶ月後

P(ふー、やっと家に帰れる)

P(忙しくて普段なかなかこんな長期休みは取れないんだけど)

P(偶然予定が空いてて、早めに帰れることになってよかった)

「まもなく列車が発車します。閉まるドアにご注意下さい」

P「あっちは空気はうめべし、飯はうめべしだかんな、楽しみだや」

美希「はーにぃ!」

P「ミギ!」

美希「人を寄生獣みたいに言わないで欲しいな」

P「なして来たんだい!」

美希「ミキもお仕事全部断ってきたから大丈夫だよ!」

P「律子さ止めらってたべや!」

美希「あんなの聞かないの!」

P「あいーや...」

.........

P「やっぱ律子さ言って引き取って貰った方がいいかや」

美希「や!」

P「んだげどもさ」

美希「ミキが付いてきちゃいけないの...?」

P「そりゃおめいいごとではねべさ」

P「アイドルとすての自覚がおどげでねく足りてね」

美希(訛ってるとあんまり説教されてる気しないの)

P「次の駅で降りたら携帯貸してけろ」

美希「ケロケロ?」

P「おだずでね!」

これでミキに通じてるのが面白いな

美希「てか次の駅で降りるの?」

P「んだ。おめば送り返しさいがねくてね」

美希「なんでミキの携帯使うの?」

P「ハイカラなもんはみなアパートさおいでちた」

美希「......ふーん?」

P「なした」

美希「てことは、今連絡出来るのは、ミキだけなの!」

P「......貸さねつもりだべ」

美希「んだのんだの♪」

.........

P(はぁ......結局美希を連れていくことになってしまった)

美希「あはっ、ハニーのそういうところ、いいって思うな!」

P「さ、すんかんせんさ乗っと」

美希「はーい!」

何故田舎といえば東北なのか?
中国四国九州も負けず劣らず田舎だというのに

.........新幹線

美希「旅の途中のおにぎりは一段とおいしいの」

P「美希は米好きか?」

美希「うん!」

P「んであっつさ行ったらうめササニシキやひとめぼれかせてけっかんな」

美希「それってお米の種類?」

P「んだ。たまにこっちさも送って来られるササニシキは絶品だど、実家で育ででんだ」

美希「それは楽しみなの!」

>>25
字面のイメージが
東北:いもっぽい
中国:チャイナと被る
九州:しゅっとしてる

......○○駅

P「さ、今度××線さ乗ったらもう到着だからな」

美希「意外とかからなかったね」

P「やっぱし人と話してっとはえな。いむずり取れねのが難点だげど」

美希「なんかよくわかんないけど、うん!」

P(本当に連れてきてしまったな......)

>>29
お前九州民だろ!本州と離れてるくせに!

>>32
違うよー

.........

美希「え、Suica使えないの?」

P「文句言うでね。T山県なんか自動改札すらねんだど」

P「駅員さんさ切符切って貰うんだ」

美希「へー、今度見てみたいの!」

P「ちょろまかすんでねーど」

P(やっと、帰って来たか......)

美希「そんなにそんなに田舎ってわけではないんだね」

P「まぁ、この辺は商店街もあっからな」

P「バスで20分もすれば何もねぐなるべ」

美希「楽しみなの!」

P「1回家さ帰ったら少し散歩すっぺさ」

美希「やった!」

P「近くさでっけな滝があんだ」

.........

P「ただいまけったどー!」

P母「あいやなんだいはえごだ!」

P「時間は伝えといたべさ!」

P母「!」

美希「あ、こんにちは...なの」

P母「あら、こんにちは......P、ちょっと」

P「無理くり着いてきたんだでば!」

P母「なしてこんな若ぇ子があんださ着いてくんの!」

P「ほんとだでば!」

.........

P母「なんだや、アイドルの子ね」

P「んだがら言ってっペや!美希
、すまねな、上がらいん」

美希「えっと、お邪魔しますなの」

P母「あらぁめんけ顔してっこた」

美希「めんけ......?」

P「かわいいっつってんださ」

美希「!......え、えへへ」

.........

P「かぁちゃん!散歩してくっからな!」

P母「今日はしばれっからはいぐ帰って来てけさいよ!かぁちゃん今日夜居ないけど、じゃっぽも下の方ちゃんとかまがしてから入んなよ!」(訳・今日は寒いんだから早く帰って来なさいよ、母さんは今日夜いないけど、お風呂はちゃんと下の方かき混ぜてから入るんだよ)

P「はいよ!」

美希「ハニー、行こ行こ!」

P「せかすでね」

まさかの通訳

.........△滝

美希「わー、すごいの!」

P「んだべ、こっちらいはこれぐれしか見るもんねーげどな」

P「あ、んでも温泉もあるな」

美希「温泉!?入りたいの!」

P「んで今日は無料だども明日いってみっか」

美希「ハニーと一緒にお風呂なの」

P「一緒に入るわげねーべ」

美希「むー、けち」

P「あ、んだ」

美希「なに?」

P「今日母ちゃんいねがら飯食ってこねくて」

美希「え、てことは今日はハニーと2人きり?」

P「普通に父ちゃんいっけども」

美希「むー」

美希「あ、でもこの際だからハニーのパパにもご挨拶しとくの」

P「まぁ、一週間も泊まってくんだかんな」

美希「ふつつかものですがどうぞよろしくお願いします......って」

P「ばがでねーの」

美希「そんな言葉は酷いって思うな!」

P「おめはまだ14だべ」

美希「言ってるでしょ、愛に年齢の差はないの!」

P「おめはおだずもっこだなや」

美希「!それって、可愛い、ってこと?」

P「お調子者、だべ」

美希「ハニーのいじわる!」

大阪verも見たいなぁ

美希「そういえば、いつまで訛ってるの?」

美希「ホームシックが原因だったんだから、帰って来たから戻してもいいんじゃない?」

P「あ」

美希「......」

P「それもそうか」

美希「うん、美希多分四割方ハニーの言葉理解出来なかったの」

P「割りと話せてたとおもったけどな」

戻っちゃうのかよ

美希「あ、でもね?何言ってるかよくわかんなかったけど、ハニーの言葉、その......」

美希「暖かかったの」

美希「なんかいつもと違う感じで、ミキ的にはこれもアリかも!って思ったな」

P「そうか?まぁ小さい頃から慣れてる言葉だからな」

美希「だから、あっちに戻ってもミキには訛っててもいいよ!」

P「でも聞き取れないんだろ?」

美希「この1週間でマスターしてみせるの!だから、ハニーもどんどん訛っちゃっていいよ!」

P「...本当か?」

美希「うん!」

P「んだらリラックスして話すっちゃ」

美希「話すっちゃなの!」

P「んで晩飯食いさ行くべ」

美希「行くなのべ!」

P「おめのはなんかちげ」

ねふてくてこえんではつけるまで休憩してもいいかや?

うちの地元だと標準語に毛が生えた程度にしか方言ないからなぁ

(眠たくて疲れたので目が覚めるまで休憩してもいいでしょうか)

>>89
(再開はいつごろですか?)

>>90
(1時間くらいしたら戻ってきます)

(お前ら仲良すぎワロタ)

干す

P「アイドルはおもろいけわれ?」

美希「ハニーが喧嘩腰なの」
みたいなの

同じストーリーを各地の方言で書き直してみる、とか

P「家に住みてぇ」

美希「ハニーがホームレスなの」

P「さて、飯だけども」

美希「うん」

P「昔馴染みの店があっからそこさ行くべ」

美希「いいよ、どんなお店なの?」

P「居酒屋兼定食屋みてぇな感じだ」

P「魚料理が新鮮でうめど」

美希「へー、楽しみなの!」

.........

美希「美味しかった!」

P「んだべ?」

美希「うん、都会と味が全然違うの」

P「だからオラ東京であんま寿司屋行きたくねんだ」

美希「分かる気がするな」

P「んでは帰っぺし!」

.........

P「ただいまー」

P父「おぉP、久しぶりだなや、...っておめ、その子誰さ」

P「かくかくすかずかっつーわけだ」

美希「よろしくお願いしますなの」

P父「あいや、んでどごさ寝せっぺ」

美希「え?」

P「あー、んだなや」

美希「ミキはハニーの部屋で寝るんじゃないの?」

P父「!?......おめ、こんな若い子さ手出すてんのが?ろりこんっつーやつだべさ」

P「んなわげねーべ」

P「美希は妹が使ってた部屋があっからそこで寝たらいいさ」

美希「えー」

P父「したら俺と寝るべ!」

美希「それはもっとやなの!」

P「あとで母ちゃんさチクっとくかんな」

P父「やめてけさい」

P「あ、父ちゃん飯食ったか?」

P父「なんもねがったからカッペロ買って食ったど」

P「んではいがった」

P「美希、じゃぼさ入ってこ」

美希「じゃぼ?」

P「風呂だ」

美希「うん、じゃー行こっか」

美希「......」

P「......何を待ってんの」

美希「一緒に入らないの?」

P父「ぶっ!?」

P父「やっぱおめこの...!」

P「んだがら違うっつってっぺ!だがらハゲんだど!」

P父「ハゲ!?ほいだごどねーべや!」

P「あっからいってんだべさ!」

美希「......もう一人で入ってくるの」

P「ちゃんとかまがせよ!」

美希「かまかすって何ー?」

P「かき混ぜろっつーごどだ!」

.........

P父「しかし、おめがあんな子連れでくるなんてなや」

P「予定にはねがったんだけどもさ」

P父「んだのが」

P「んだども」

ハニー?バスタオルドコー

父「呼ばれてっと」

P「いってくる」

父「しっかし、ハニーなんて随分ハイカラな言葉だごだ」

P「なして見つかんねの!」

美希「だって無いんだもん」

P「どれ、脱衣所までへぇるから風呂場さ戻っとけ」

美希「わかったの♪」

P「入るど」

ガチャ

美希「と見せかけて突撃なの!」

P「う、うわ!」

美希「いやんなの」

P「バスタオル右手のとごさあっからはいぐ巻いてけさい!」

美希「ミキの裸見て嬉しくないの?」

P「んなことはねげども」

美希「じゃあもっと嬉しそうにしてもいいと思うな」

P「まぁ今のは咄嗟に目をそむげたがらなんも見てねげど」

美希「むー」

P「おのれの体ぐれ大事にしろでば、な?」

美希「でも、ちょっと傷ついたなー」

P「あとでおにぎり握ってけっから」

美希「え、ホント?」

P「んだ。うちの米はんめど?今うるかしてっかんな」

美希「やった!って、なんか丸めこまれてる気がするの」

P「細かいこと気にするでね」

美希「まぁ、今回は許してあげるね」

......

美希「おにぎりおいしいのー♪」

P「海苔と塩だけのおにぎりもなかなかいけっぺ?」

美希「うん!後はハニーが握ってくれたからかな!」

P「愛情込めるとおにぎりもそりゃんめぐなるべ」

P父「米だけに込めるんだべ?」

P「黙っててけさい」

P父「んだども、こんな田舎に良くちたもんだ」

P「んだがらなや。なんもねのに」

P父「水洗トイレなのが唯一の救いだなや」

P「お隣はまだボットンだべ?」

P父「んだんだ」

美希「ボットンってなに?」

P「知らねでいい」

美希「むー」

......

美希「あ、ゲームがあるの!」

P「プレ1だっちゃ、懐かしいごど」

美希「ちょっとやりたいの」

P「よーし、いいど」

美希「ハニーはなんだかんだで構ってくれるね」

P「うるせでば......何やっぺ」

美希「これがいいの!」

P「バイオハザード3は一人用だど」

美希「ミキ、ゲームは見てるのも好きだから大丈夫だよ」

P「しゃーねーごだ」

美希(怖がるフリして抱きついちゃおーっと)

P「なつかしなや」

.........

P「お、ネメスス来たなや」

美希「ハニー、ミキ怖いのー」ダキッ

P「集中してんだがらちょすなっこの!」

美希「......ごめんなさい」

P「久しぶりにやっとおもせーな」

美希(作戦失敗なの
)

......

美希「ハニー、ティッシュどこ?」

P「なさ使うの」

美希「ポテチ食べて手が汚れたの」

P「そごさあっぺ」

美希「そこってどこかな?」

P「そごだでば」

美希「......」

P「俺さのごんな!」

.........夜

P「そろそろねっぺし」

美希「はーい」

P「ちゃんと俺の妹の部屋でねんだど」

美希「わかってるよ」

P「なんだい聞き分けいいごど」

美希「えへへ」

......深夜

美希「ハニー、そろそろ寝たかな?」

美希「流石に長旅とか遊びとかで疲れてるよね」

美希「布団に忍び込んじゃうの!」

.........

ガチャ

美希(ラッキー、鍵は掛かってないの)

P「......すー......すー」

美希「あはっ、寝てる寝てる」

美希「じゃあちょっと失礼するの」

P「ぺ......」

美希「!」

美希(起きちゃった!?)

P「ぺ......」

美希「......ぺ?」

P「ペッペッペッ・ソーランアレマ」

美希「なんて寝言なの!」

P「......ん、ミキ?」

美希「あ」

P「......」

美希「......」

P「何してんだい」

美希「......一緒に寝ようかなー、って」

P「怖くて眠れねのが?」

美希「え?」

P「バイオハザードやったべや」

美希「う、うん、そうなの!怖くて眠れないから、ハニーのとこまで来ちゃったの!」

P「仕方ねぇな......」

美希「!」

P「今日だけ許してけっか...」

美希「やった!」

美希(まさかの展開なの)

P「んで布団持ってくっから」

美希「えー、一緒の布団がいいな」

P「何言ってんの」

美希「今日はミキ、ハニーにくっついてないと眠れないよ!」

P「それはマズいべ」

美希「プロデューサーはアイドルを大切にしなきゃいけないんだよね?」

美希「じゃあミキと一緒に寝るべきだって思うな」

P「......んであんまりくっついてくんでねーど」

美希(やっぱり深夜はハニーも判断力が鈍ってるね)

美希「はーいなの♪」

P「すー......すー......」

美希「ハニー、おやすみなさいなの」ギュ

P「......ん」

美希「...あ、いけない、また起こしちゃった?」

P「...ぼ」

美希「ぼ?」

P「......ボボ・ブラジル」

美希(ムードもへったくれもないの)

.........翌朝

チュンチュンチュン

P(...)

P(担当アイドルと一緒に寝てしまった)

美希「すぅ......すぅ.........」

P「ま、ばれねげればいいべ」

美希「うーん......ハニー......」

P「俺の夢でも見てるんだべか」

美希「...ゴマフアザラシ飼いたいのー♪......」

P「どんな夢見てるだ」

P「ミキ、朝だど」

美希「んー...まだ眠いの......」

P「あとで昼寝したらいいさ」

美希「...んー......あ、ハニー」

P「目が覚めだか」

美希「ハニーおはようなの!」

P「おはよう」

美希「昨晩はお楽しみだったの!」

P「ゲームぐらいしかしてねど」

.........

P母「あら、おはよう」

P「おはよ」

美希「おはようございますなの」

P父「お、おぎてちたか」

P母「朝飯はパンでも食ってけ」

P「わがった、あと今日俺達温泉さ行ってくっから」

P父「!?」

P「別に一緒さは入んね」

美希「ミキは別に一緒でもいいよ?」

P父「!?」

P母「あんた!?」

P「中学生の言う事だがら気にすんでねーよ」

P母「限度があるべ!」

P父「んだんだ!そういうのは正式におつちあいすてからって決まってんだ!」

P母「そういうこどでね」

P父「え?」

P「んだがら大丈夫だでば」

P母「んでもあんた、こだめんこい女の子ばながせんのも駄目だかんね」

P「どういうこどだ」

P母「まぁあんたがいいならおら好みさはうるさく言わねだ」

P「勝手に話すすめんでねど」

P父「今日は特別昼代出してけっからんめものくってこ!」

P「あら、どうもね」

美希「ありがとうございますなの」

うるかすが方言だと知った時の衝撃
おれ「じゃあ東京の人はなんて言うんだよ!」
東京「浸すとかつけるとか
おれ「あっ…はい」

.........

P「さて、今日はどごさ行くべ」

美希「ハニーはなんかしたいことある?」

P「ちょっと遠いけど水族館さでも行くか」

美希「うん!」

P「周りの景色もちれーだど」

美希「なんて水族館?」

P「□□水族館だ」

美希「あ、□□ってミキでも聞いたことあるの!」

P「まぁ割と有名だかんな」

......□□水族館

P「昔遠足で来てからあんま変わってねぇな、あ、ちゃんと帽子と眼鏡しとけよ」

美希「はーい」

P「この辺は人も多いかんな」

美希「あ、ペンギンがショーやってるの!」

P「見てくか」

.........

P「......ペンギンさ水しぶきかけらった」

美希「ハニー、ペンギンに好かれてるね」

P「まぁ動物園でゴリラさうんこ投げつけられるよりいいさ」

美希「あ、マンボウなの!」

P「マンボウって寄生虫いっぺいるらしいど」

美希「そんな情報あんまり聞きたくなかったの」

美希「ハニーってマンボウ食べたことある?」

P「え、マンボウって食えんのか」

美希「こないだテレビでやってたよ?○○県の人は食べるって」

P「友達で食ったことあるってやつならいだげど、嘘だと思ってたかんな」

美希「へー、じゃあホントに食べる人いるんだ!」

P「かもな」

P「この魚いぎなしでっけな」

美希「一緒に入ってる魚食べられたりしないのかな」

P「有り得るな」

美希「弱肉強食は恐いの」

P「アイドルも似たような感じだべ」

美希「確かにね」

.........

美希「意外と広かったの」

P「だべ?サン○ャインシティにも負けてねーと思うど」

美希「あっちのが綺麗だけどね」

P「まぁな」

P「港のほうば散歩すっぺ」

美希「わ、みてみて!島がいっぱい浮かんでるの!」

P「綺麗だべ」

美希「記念撮影しよ!」

P「おう、どごで取りて?」

美希「あの橋の上なんかいいって思うな!」

P「よし」

美希「じゃああの人にカメラ頼んでみるね!」

P「ばかたれ、お前が星井美希だってバレてしまうべや」

美希「あ、そっか」

P「俺が撮ってやっから」

美希「それじゃハニーが写らないの!」

P「かまわね」

美希「ミキ、そんなの、や!」

P「んでどうすっぺし」

美希「多分おじいちゃんとかなら大丈夫なの!ミキ、ちょっとあの人にお願いしてくる!」タッタッタッ

P「あ、おい」



美希「すみませんなのー」

「おや、あんた......」

P「! バレたべか!」

「べっぴんさんだごだー、孫の嫁さこねが?」

美希「ミキのハニーはハニーだけなの!」

P「よかった、バレてないみたいだ」

......

「はい、撮るよー」パシャ

P「どうもです」

「いえいえ、暇なもんですがら」

美希「ほら、ミキの言った通りでしょ?」

P「次からはやめんだど」

美希「はいなの♪」

美希「これ、あとでハニーの携帯に送っとくね!」

P「はいよどうも」

美希「ミキこれ待受にするの!」

P「駄目」

P「なんかお腹減ってきたな」

美希「ミキもー」

P「飯にすっか、何いい?」

美希「今日はなんだかぽかぽかしてるから、公園でおにぎりが食べたいの」

P「いいんか?せっかく飯代貰ったのに」

美希「ハニーがやならやめるよ?」

P「いやでね」

.........

美希「外でハニーと食べるおにぎりもまた格別なの」モグモグ

P「そりゃえがった」モグモグ

美希「えがったえがった♪」

美希「ずっとこんな感じで暮らせたらいいのになー」

P「アイドルやめたいんだか?」

美希「アイドルはやりたいけど、ハニーともいちゃいちゃしたいの」

P「別にいちゃいちゃはしてねど」

美希「あ、そうだ!さっきの写真、iPodの待ち受けにするの」

P「んー、ま、それならいいかや」

美希「えへへ、ハニーもするといいよ」

P「iPodなんて持ってね」

美希「買えばいいと思うな!」

P「まぁCDがかさばらんからいいんだろげど」

美希「あ、ミキは黄色のだから、ハニーも同じのにしてね!」

P「まだ買うとは言ってね」

美希「あ、ちょっとお土産屋さん見てってもいい?」

P「ああ」

美希「友達になんか買ってくの」

P「て言ってもほだにいいものねーど」

.........

P「さて、そろそろ温泉さ行くか」

美希「うん!」



.........△温泉

P「ついたど」

美希「ねぇねぇハニー」

P「ん?」

美希「混浴」
P「無ェ」

美希「むー」

カポーーン

P(はぁ、やっぱり露天風呂は気持ちいいなぁ)

P(仕事も忘れてのんびりと......)

P(まあ美希は付いてきてしまったが)

P(あいつら、今頃しっかり仕事してるかな)

P(少し心配だ)

P(携帯持ってくるべきだったかな)

......

美希「ハニー、気持ちよかったの」

P「んではいがった」

美希「また今度連れてきて欲しいな」

P「機会があったらな」

美希「じゃあ今度は一緒に入るの!」

P「んだがら混浴はねんだでば」

P「さて、けっか」

美希「うん!」

......P自宅

美希「ハニー、トランプしよ」

P「なしてそんなん持ってんの」

美希「新幹線の中暇かなーって。でもハニーと話してたらあっという間だったから」

美希「せっかくだし今やるの!」

P「仕方ねごだ」

休憩するの
解らなかった言葉があれば教えるの

なんという俺得スレ
仙台~岩手に住んでてほどにいがった

一応言っとぐと「~だでば」は「~だってば」だがんなおめら

美希「何やろっか」

P「ポーカーでもやっぺ。ルール知ってっか?」

美希「知ってるよ」

P「カードチェンジ2回までな」

.........

美希「あはっ、今日はなんかツイてるって感じ!」

P「ストレート以下の役が出ねとか化けもんだなや」

美希「ね、今度負けたほう罰ゲームにしよ」

P「勝てる気がしねげど、ま、いいど」

P「カードツェンジ」

実際はこんな感じだろwwwwwwww

美希「じゃあハニーが勝ったら、ミキを好きにしていいよ」

P「そいなのは俺が決めるもんだべ」

美希「じゃあハニーも自分の決めるの!」

P「したら.....俺も一つだけ言う事聞いてけっから」

美希「!」

P「ただしおめのアイドル生命に関わるよな事はしね」

美希「んー、じゃあそれでいいや」

美希「よし、じゃあ行くの!」

P「これは負けらいねな」

.........

P(!これは勝った)

フルハウス

美希「ハニー、甘いよ」

ロイヤルストレートフラッシュ

P「......おどげでね」

美希「ミキはおどげでないの!」

P「で、望みはなんだべ」

美希「んーとね、じゃあ東京に戻っても、またこうやってミキとデートして欲しいな」

P「まぁそのぐれならいいげども、思ったより普通だなや」

美希「えー、だって結婚とかそういうのは、ゲームでじゃなくてハニーに心から言って欲しいの」

P「なして結婚の話になんの」

美希「だから、これから休日にミキから呼び出されたらすぐ来てね!」

P「でぎる範囲でな」

.........夜

P「そろそろ寝っか」

美希「うん、今日もハニーと一緒に寝ていい?」

P「騒がねならいいど、あとあんま近づくでねーど」

美希「え、いいの?」

P「なして?」

美希「いつもならダメっていうのに」

P「まぁ、バレねければいいべ」

美希「なんかこっちに来てから寛容になったの!」

......深夜

美希(......)

美希(......)

P「すー...すー......」

美希(襲っちゃおっかなー)

美希(......)

美希(......やめとこ)

美希「ハニー、おやすみ」

P「......すー......すー」

......朝

美希「ハニー、この辺で大きい声出してもいいところってある?」

P「練習すんのすか?」

美希「うん、この休み終わったらまたすぐお仕事だから練習しておきたいの」

P「美希もようやくアイドルとすての自覚が出できたなや」

P「近くさカラオゲボックスがあっと」

美希「この近くにもあるんだね」

P「まあカラオゲでも山さ行くよりましだべ」

......カラオケ

P「んで俺はその辺ぷらぷらしてっから」

美希「あれ、ハニーは来ないの?」

P「俺いだら邪魔になるさ」

美希「えー、ミキの歌聞いて欲しいの!」

P「んで付いてくか」

どさ!ゆさ!

>>285
そういえば昔山形版ハルヒあったよなw

.........

~♪~~・

美希「ハニー、どうだった?」

P「んー、『闇を抜けて』の『て』が♭気味だったなや。あとは『人は誰でも』の『も』とかもズレてた」

P「あとは声量が今一つだがら筋トレもやったほういいな」

P「間延びする部分は丁寧に」

P「基本的にピッチは悪くねーがら表現力つけたほういいど」

P「あと美希は低音苦手だべ、しっかり歌えるように息をいぎなし吸え」

美希「そっかー......」

P「落ち込むでね。美希は才能あっともうど」

美希「え、ほんと?」

P「んだんだ」

P「おめは天才肌だから教えてて楽しいど」

美希「うれしいの!」

.........

美希「せっかく来たんだからハニーも歌お!」

P「んで1曲ばかし」

テテテテーン

P「If ...I......should stay......」

美希「!?」

美希(なんでこんなに上手いの......)

P「えんだぁぁぁぁぁぁぁああああああああああああ」

美希「しかも原キーなの」

P「だべぇぇぇええええさぁぁああああああ」

美希「歌詞が違うの!」

.........

美希「プロデューサーがあんなに上手いと思ってなかったの」

P「そりゃおめずもどのカラオケ大会では優勝したごどあっかんな」

美希「ハニーもアイドルやればいいのに」

P「俺の歳では無理だなや」

.........3日後

P(楽しかったけど、なんかあっという間に時間が経ったな。家で寝られるのも今日が最後か)

P「美希、明日朝イチで帰っからどっか行くなら今日のうちだど」

美希「んー、どうしよっかな」

P「あんまり遠くさはいげねかも知れんけど」

美希「今日は家でだらだらしたいの」

P「いいのが?」

美希「うん、もともとハニーの慰安帰省みたいな感じだし、最後ぐらいゆっくりしたくない?」

P「んだな、んでゆっくりとすっか」

P母「隣のおばちゃんさ柿貰ったどー」

P父「あら、んでなんか返してやらんといげねな」

P「んでとりあえず柿でも食うべ」

美希「はいなの!」

.........夜、Pの部屋

P「美希、そろそろ布団さへれよ」

美希「うん」

P「楽しかったか?」

美希「とっても楽しかったの!ハニーの普段見られない所もあったし」

P「んではいがった」

美希「ハニーは楽しかった?」

P「んだな、久すぶりの実家だし、のんびりでぎだし」

美希「んではいがったの!」

美希「ミキね、実はちょっと不安だったの。ハニーがミキが付いてきたせいで、あんまりリラックス出来なかったらどうしよって」

P「んで最初からついてくんでね」

美希「むー、ごめんなさいなの」

P「嘘こいだだげだでば、楽しかったど」

美希「よかったの!」ピトッ

P「おつかんでね!いずいべ!」

美希「こちょこちょなの~♪」

P「こそばいべ!あんまちょすとごしゃぐど!」

美希「んだごどいうでねぇの♪」

美希「んめものごっつぉになったり、こえがったのにこばがくせこどにつきあわせでどうもね」

P「かまわねでば。おめも普段けっぱってっかんな。褒美だど」

美希「どうもなの!」

P(こいつ方言上手くなったな)

.........翌日

P「んでそろそろいぐがんな」

P父「あっつでもけっぱんな」

P母「あどこいづもってってけさい」

P「このジャスなんだい」

P父「昨日買ってきてけだんだっちゃ。アディダスだど」

P「どうもね」

P母「ひとんだがらってカッペロばっかくんでねど?」

P「大丈夫だでば。事務所のやづらも色々かせでけるし」

美味しいものごちそうになったり、疲れてるのにしょーもないことに付き合ってもらってありがとう

だよな?
地元っぽいのに自信がないわw

P母「美希ちゃんもけっぱんな。おらいでは応援してっと」

美希「どうもなの。あっつさけってもこのご恩はわすれねの」

P父「いづでも嫁さこ」

美希「はいなの!」

P「美希、こだに訛っててよくあぺとペにならねなや」

美希「なれださわ」

P「あいや」

.........新幹線

P「しっかし、あっつさ着いだらもうこの喋りどもお別れだなや」

美希「ミキ、ちょびっととじぇんなの」

P「んだってこいなぐ話してたら通じねべさ」

美希「んだどもや」

P「しかだねべ」

「あのカップルすげぇ訛ってんな......」ヒソヒソ

P(そろそろ訛るのもやめるか......)

......765プロ

P「ただいま」

美希「ただいまなの」

律子「あ、プロデューサー......と美希!」

P「仕事のほうはどうだ?」

律子「順調......なんですけどね、そこの子が依頼された仕事全部断ってなかったら」

P「え?」

律子「一週間開けたいからーなんて言って、悉く断っちゃったんです!」

P「え、えぇ!?」

春香「あ、プロデューサーさん、おかえりなさい!...って美希!どこ行ってたの?」

美希「ちょっくらハニーのうぢさ」

春香「え?」

美希「んだがらハニーのうぢだでば」

春香「な、何言ってるか全然わかんないよ?何語?」

美希「あれ?」

春香「プロデューサーさん、美希、なんて?」

P「いや、実家に帰省だってさ、はは......」

律子「実家って、美希の家都内じゃないですか」

P「あ」

春香「プロデューサーさんの家って確かT北地方ですよね?まさか一緒に連れてったりなんて......」

P「.........」ダラダラ

P「いや、美希が勝手に付いてきてだな」

春香「それでも連れてくのはどうかと思います!美希はまだ中学生なんですから」

美希「愛さ年齢など関係ね」

P「てか美希、いつまで訛ってんだ!」

美希「え、ミキ訛ってねべや」

P「え?」

P「まさかお前、無自覚に......!」

美希「ミキほだになまってっかや、抜け切れてねんだべか」

P「なんか標準語で喋ってみろ」

美希「わかったど」

P「......」

美希「......」

美希「あ、あれ?標準語ってどいなぐ話すんだべ?」

P「やっぱり」

亜美「兄ちゃん帰ってきたのー?あれ、ミキミキもいる!」

真美「何やってんのー?」

千早「なんだか騒がしいですね」

響「どうしたの?あ、プロデューサーおかえり!」

P「急にぞろぞろと出てきたな」

律子「美希が帰ってきたと思ったら、プロデューサーの家に行ってたのよ」

「「「「「「!!!!」」」」」」

響「なっ!美希!どういうことさ!」

美希「どうもこうもまんまだべさ」

春香「おまけにそこで方言が身に染み付いちゃったらしくて」

美希「しばらぐまどもにはなさいねがもしゃね」

律子「......プロデューサー、美希?あとで沢山お説教ですよ?」

P「いやいや、実は色々訳があって」

響「プロデューサー!ずるいぞ、美希だけ連れてくなんて!」

千早「そ、そうですよ」

春香「律子さんが終わったら次は私達ですよ!」

真美「そうだよ~、真美たちも行きたかったのに!」

P「...やれやれ」

P(せっかくゆっくりしてきたのに、これじゃ平和ボケもしてられないな)

P(でも......)

律子「ほら!とりあえずこの書類お願いします!お説教はその後ですからね!」

>>308
あとでこれだけ解説して
他はふいんきでわかっだげども

春香「ちなみにプロデューサーさん、お土産とかないんですか?」

P「その袋に入ってる」

春香「わ、やった!」

響「自分はこんなんじゃ誤魔化されないぞー!」

P(どんなに忙しくても、やっぱり俺はこの仕事が好きだ)

P(それに......)



美希「ハニー、律子...さんさごしゃがってくねぇの!」

P「......お前もいるしな」

美希「?」





End

>>333
>>314
で合ってる

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