リツコ「うがああああああああああああああああ!」(122)

ミサト「な!……ちょ、ちょっとリツコ!いきなりどうしたのよ!?」

リツコ「ああああああああああああああああああああああああああああ!」

ブンブン!

ミサト「キャッ!コ、コラ!よしなさい!」

リツコ「ぐぼあああああああああああああああああああああああああああ!」

ドンガラガッシャン!

ミサト「リ、リツコっ!…誰か!リ、リツコを抑えて!」

太鼓

生理か、わかるわ

ネルフ職員「どうしたんですか!?ってなんだこれは!」

リツコ「ぐぁあああああああああああああああああああ!」

ネルフ職員「あ、赤木博士!落ち着いてくださいっ!」

リツコ「ああああああああああああああああああああああ!」

ガッシャーン!

ネルフ職員「くっっっ!」

ミサト「いい加減にしなさいリツコっっ!」

ドカッ

リツコ「っ!?」

リツコ「………」

バタン

ケンスケのやつか

ミサト「ハアハア………なんなのよもう」

ネルフ職員「一体ここで何があったんですか!?」

ミサト「分からない……二人でここで休憩してたらいきなりリツコが奇声発して暴れて」

ネルフ職員「そんな馬鹿な……」

ミサト「ちょっと前まで普通だったのに一体どうしたっていうの?」

ネルフ職員「まさか……使徒?」

ミサト「そしたらマギが察知するでしょう」

ネルフ職員「では一体?」

ミサト「今はわからないわ………とりあえずリツコを医務室に連れてって」

ネルフ職員「はっ」

ミサト「ああそう、念のため拘束具も忘れずにね」

拘束具(意味深)

ミサト「ってなことが今日あったのよ」

シンジ「そんな……リツコさんが………」

ミサト「ストレスでも溜まってたのかしら?」

シンジ「ああ確かに………リツコさんって忙しそうですもんね」

ミサト「シンジ君もいきなり暴れたりしないでよ?」

シンジ「ハハッ……やだなあ、僕はそんなことしませんよ」

アスカ「ハンッ!どうだか……アンタみたいな大人しそうな奴に限って実は危ない人格持ってるのよ」

シンジ「ひどいやアスカ!」

ミサト(しかし本当に何が原因なのかしら?)

休憩室

加持「ふぅ~ここいらで一服するかね」

加持「………ってタバコが無いじゃないか」

加持「今結構財布きついんだけどな~」

加持「しょうがない買うか」

自販機 ピッ

ゴトン

加持「たまにはいつもと違うタバコってのも悪くないな」

シンジ「あっ加持さん」

ミサトつええ

ようこそ、碇シンジ…我々は

加持「シンジ君じゃないか、休憩に来たのか?」

シンジ「はい、そうです」

加持「そういえばなんでもリッちゃんが暴れたんだってな?」

シンジ「僕もミサトさんから聞いて驚きましたよ」

加持「俺も同じさ……よりによってリッちゃんがなあ」

加持「人間ってのはやっぱり怖いもんだな」

加持「………おっと、タバコに火つけるの忘れてたぜ」

カチッ ジュポ

加持「ふぅ~新しいやつみたいだがなかなか悪くないな」

シンジ「タバコって美味しいんですか?」

加持「おいおいシンジ君にはまだ早いぜ?」

シンジ「そんなんじゃないですよ、ただみんな吸ってるから……」

加持「大人になるとタバコが恋しくてな……まあシンジ君もおとなになれば……ん?」

シンジ「どうしたんですか加持さん?」

加持「あ………」

シンジ「あ?」

加持「ああああ……」

シンジ「加持さん?」

加持「あああああああああああああああああああああああああ!」

キチガイ感染

シンジ「うわっ!か、加持さんっ!?」

加持「ぐあああああああああああああああああああああああああああ!」

ガッシャーン!

シンジ「うわああっ!」

加持「ぶごああああああああああああああああああああああ!」

シンジ「ど、どうしたんですか!?やめてください加持さん!」

加持「ああああああああああああああああああああああああ!」

シンジ(この加持さん……ミサトさんの言ってたリツコさんと似ている!)

シンジ「くっ!……このっ!」

ゲシッ

加持「があああああああああああああ!」

ドンドコドンドコドンドコドンドコ

シンジ「落ち着けっ!落ち着いてよっ!」

加持「だあああああああああああああああああ!」

シンジ「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!」

ドカッ!

加持「っ!」

加持「………」バタンッ

シンジ「ハア……ハア……」

シンジ「ハア……ハア………」

シンジ「気絶………したのか?」

ネルフ職員「おい!さっきから何をしているっ!」

シンジ「あ……」

4円

ネルフ職員「ってこれはどういう状態だ!?」

シンジ「じ、実は………」




ネルフ職員「加持リョウジが暴れだした?」

シンジ「は、はい……さっきまで普通だったのにいきなり……」

ネルフ職員「それでその後君はどうしたんだ?」

シンジ「何とかしなきゃと思って無我夢中で叩いたら気絶して……」

ネルフ職員「中学生の君が叩いただけで気絶したというのか?」

シンジ「僕自身もすごく驚いているんですけれど………」

ネルフ職員「まあいい後の事は我々がやる……君はもう戻りたまえ」

シンジ「はい………」

しばらくして

ミサト「シンジ君話は聞いたわよ……さっきは災難だったわね」

シンジ「はい………」

ミサト「ったくあのバカ!なんてことしてんのよ!あとでお説教よ!」

ミサト「………まっ、それは後にして」

ミサト「それにしてもシンジ君、一人で加持を気絶させるとはやるじゃない!」

シンジ「そんな強い力じゃなかったと思うんですけどね………」

ミサト「フフフ……実は格闘のセンスあったりして~」

シンジ「そんな事無いですよ」

ミサト「でも……あなたは大事なパイロットなんだから危ない事しちゃダメよ」

エヴァを・・・食ってる

メトロン星人かよ

ミサト「ああいう時は一人でどうこうしようとせず助けを求めなさい」

シンジ「すみません」

ミサト「まっでもいいわ、なかなか男らしい話だし今回は許してあげる」

シンジ「はっ……はあ……」

ミサト「じゃっ、お話も終わったところで行きましょうか」

シンジ「行くってどこへですか?」

ミサト「リツコの病室よ」

シンジ「リツコさん目を覚ましたんですか?」

ミサト「ちょっと前にね、だから早速事情聴取って訳よ」

シンジ「でも危なくないんですか?」

ミサト「今はもう元に戻ってるらしいから心配いらないわ」

シンジ「でもまた暴れだしたりしたら……」

ミサト「念のためリツコと私達の間には特殊なガラスがおいてあるわ、だからまた暴れても大丈夫」

シンジ「そうですか………」

ミサト「じゃ、行くわよん」

病室

ガチャン

リツコ「ミサト?」

ミサト「気分はどう?」

リツコ「あまり良くはないわね」

ミサト「この間は随分と手荒な事をしてくれたじゃない」

リツコ「あの時のことはごめんなさい」

ミサト「なんであんな事したの?アンタが意味もなく暴れたりするわけないじゃない」

リツコ「ごめんなさい、その時のこと覚えてないの」

ミサト「覚えてないですって?」

リツコ「丁度タバコを吸い始めたあたりから記憶が無くって……」

ミサト「そんな言い訳通ると思ってんの!?」

リツコ「言い訳じゃないわ、本当のことよ」

ミサト「アンタ人に迷惑かけといてそれはないでしょうがあ!」

リツコ「それについては本当に申し訳ないと思ってるわ、でも記憶がないのは本当よ」

ミサト「リツコっ!」

シンジ「まあまあミサトさん落ち着いて……」

ミサト「くっ………」

シンジ「リツコさん、僕からも質問いいですか?」

リツコ「構わないけど答えられることなんてないわよ?」

シンジ「それでも構いません………」

シンジ「実はさっきちょっと前に加持さんもリツコさんみたいに暴れたんです」

リツコ「なんですって!?」

すまん夕食みたいだわ 読んでる人いたら少しの間だけ待っててくれ

36から祭り起こそうぜ

ksk

キャホォォォォオオオォ
(((o(*゚▽゚*)o)))
ドンチャカドンチャカ!!

ソーランソーラン(^ω^)

パオ

今戻った

シンジ「休憩室で話してたら急に様子が変わってその後奇声を発しながら腕を振り回して」

リツコ「それ私と同じじゃない」

シンジ「はい、それでなんとかしようと加持さんを叩いたら気絶してくれたんですが……」

リツコ「よく止められたわね」

シンジ「ええ……それでこの加持さんを見た時僕が連想したのが話しに聞いたリツコさんだったんです」

リツコ「そう……」

シンジ「確かリツコさんも暴れる前ミサトさんと休憩してたんですよね?」

リツコ「そうよ」」

シンジ「休憩中どんなことをしていましたか?」

リツコ「どんなことってそれ関係あるの?」

シンジ「僕今回のリツコさんと加持さんの一件……なんていうかその、偶然だと思えないんです」


シンジ「だっておかしいじゃないですか?この短期間でネルフに関わる二人の人間が突然暴れだすなんて」

リツコ「そうね」

シンジ「だからきっと二人が暴れる前にとった行動になにか原因があるんじゃないかと思って……」

リツコ「なるほど……なかなかいい推理ね」

シンジ「それで、休憩中のこと何か覚えていませんか?」

リツコ「とは言っても休憩中に特別変わったことなんてないはずだけれど」

シンジ「些細な事でも構いません、何かありませんか?」

リツコ「とは言ってもあの日もいつものようにコーヒー飲んでタバコ吸って……」

リツコ「あっそういえば、あの日はいつもと違うタバコを買ったんだったわ」

シンジ「いつもと違うタバコ?」

リツコ「新発売って書いてあったから試しに買ってみたのよ」

シンジ(タバコ……そういえば加持さんも暴れる直前にタバコを吸ってたな……)

リツコ「でもさすがにタバコは関係ないと思うわよ?」

シンジ「そうですか……(でもタバコが原因なんてやっぱ考えにくいか)」

シンジ「他に何か思いつくこととかありませんか?」

リツコ「残念だけどないわね……本当ただの休憩だったから」

シンジ「そうですか……」

リツコ「シンジ君、あなたのその推測はなかなかいいと思うわ」

リツコ「でもただどっちも直前に休憩していたからそこに手がかりがあるとも限らないわ」

シンジ「と言うと?」

リツコ「もしかしたら原因はもっと以前の行動にあるかもしれないしそもそもやっぱり偶然という可能性もあるのよ」

シンジ「確かに……」

リツコ「まあでも中学生にしてはいい推測だったと思うわ」

シンジ「はあ………」

リツコ「まあ貴方はあくまでチルドレンなんですしそこまで気にする必要はないわ」

シンジ「………」

リツコ「さてお二人さん他にお聞きしたいことは?」

ミサト「いえもう十分よ」

リツコ「そう」

ミサト「シンジ君ももういいでしょう?」

シンジ「ええ……」

ミサト「ならもう行くわ」

リツコ「そう……」

ミサト「じゃ、またねリツコ」

リツコ「ええ」

ミサト「リツコに聞いても何にも分からなかったわねえ」

シンジ「そうですね」

ミサト「それにしてもシンちゃん、さっきはすごかったわね?」

シンジ「そうですか?」

ミサト「リツコも言ってたけど中学生にしちゃいいとこ突いた質問だったわよ」

シンジ「褒めすぎですよ」

ミサト「加持君の時と言いさっきと言い今日のシンジ君男らしすぎるわよ」

シンジ「ハハッ、やめてくださいよもう」

「ぎゃあああああああああああああああああああああああああ!」

シンジ・ミサト「っ!?」

しえ

ネルフ職員「うがあああああああああああああああああああああ!」

職員2「やめろ!暴れるんじゃない!」

ネルフ職員「ぎゃあああああああああああああああああ!」

職員2「くっ!」

ミサト「何があったの!?」

職員2「そ、それが!一緒に休憩してたら同僚が急に暴れだしてっ!」

ミサト「なんですって!」

ネルフ職員「ぐぼああああああああああああああああああああああああ!」

職員2「うわああ!」

ミサト「くっ!」

ミサト「悪く思わないでね!」

ドカッ

ネルフ職員「ぐふっ……!?」

ネルフ職員「うっ……」バタン

ミサト「全く……またこの騒ぎなの……」

シンジ「リツコさん、加持さんに続き三件目……やっぱりおかしいよ……」

ミサト「どうかしてるわよ!」

職員2「………」

シンジ「あの……」

職員2「ん?」

どうかしてるぜっ!

シンジ「今ここで二人で休憩していたって言っていましたよね?」

職員2「あ……ああ」

シンジ「その時タバコは吸われましたか?」

職員2「タバコ?……そういや俺は吸ってないけどこいつは吸ってたな」

シンジ「やっぱり……」

職員2「タバコがどうかしたのかい?」

シンジ「実はリツコさんや加持さんも暴れる直前、タバコを吸っていたんです」

職員2「そうなのか……でもそれが原因とは・・・タバコなんてみんな吸ってるぜ?」

シンジ「この人が吸っているタバコ、新発売の奴じゃありませんか?」

職員2「新発売?……あっ、言われてみればあいつ吸う前に新発売がどうの言ってたな」

シンジ「やっぱり……!」

メトロン星人はタバコは止めて携帯に作戦変更したはずじゃなかったのか

シンジ「ミサトさん!早くこのタバコを調べて!」

ミサト「ええわかったわ」

ミサト「もしもし私よ……日向君、大至急調べてもらいたいことがあるの」



しばらくして

ミサト「シンジ君お手柄よ!」

シンジ「と言うと?」

ミサト「あの事件の原因、やっぱりあのタバコかもしれないわ!」

シンジ「何かわかったんですか!?」

ミサト「例のタバコ、中に怪しげな赤い結晶体が入ってたのよ!」

シンジ「赤い結晶体……? まさか使徒!?」

名探偵エヴァ思い出したわw

h

ネルフなど問題ではない。
怖いのは碇シンジ、君だけだ

ミサト「使徒ではないみたい……いやむしろ使徒より厄介かもしれないわね」

シンジ「使徒より厄介って……」

ミサト「結晶を詳しく調べた結果、結晶を構成している物質は地球上には存在しないものだって判明したわ!」

シンジ「地球にはない物って……宇宙とか?」

ミサト「地球外となるとそれしか考えられないわね」

シンジ「でもどうしてそんなものがタバコに……」

ミサト「それはまだ分からないわ」

ミサト「でもあのタバコが非常に胡散臭い代物ってのは確かね」

シンジ「あのタバコの入ってる自販機の前で張り込めばタバコの業者が来るかも」

ミサト「なるほど、そしたらそいつをとっ捕まえて何か聞けるかもしれないわね」

ミサト「よしっ!そうと決まったら張り込み開始よ!」

数分後 自販機前

シンジ「ってなんで僕達が張り込みしてるんですか?」

ミサト「何言ってるの!せっかく宇宙人に会えるかもしれないのよ!?このチャンス逃すわけには行かないでしょ!」

シンジ「使徒だって宇宙人みたいなもんじゃないですか」

ミサト「使徒と宇宙人は別なの!いいシンジ君、宇宙人ってのは人類史上永遠のロマンなのよ!そのロマンの―」

シンジ「張り込みなのに静かにしなくていいんですか?」

ミサト「ギクッ」

シンジ(やれやれ……本当に大丈夫かな?)

ちょっとタンマ

早目に戻れ

スレタイからは想像できない真面目な展開だった

宇宙ケシの実が入ってるんだな

うん

なんという俺得

コーヒー飲みながら待ってたよね

わんたん

そういやゲンドウや冬月はタバコ吸うのかな

支援

リツコさん喫煙者だっけか

終わっちゃったの?

数分後

シンジ「………」

ミサト「………」

シンジ「来ませんね」

ミサト「そうね」

シンジ「………」

ミサト「………」

カツカツ

ミサト「っ!?」

シンジ「来たっ!?」

待ってました

男「………」

ミサト「あの男タバコの業者みたいね」

男「………」ガサゴソ

シンジ「タバコを出しましたよ」

ミサト「間違いない、例のタバコだわ」

シンジ「どうします?」

ミサト「行くしかないでしょ」

シンジ「危なくないですか?万が一襲ってきたら―」

ミサト「そうね、念のためシンジ君はここで待機していて頂戴」

シンジ「ミサトさん一人で行くんですか?危ないですよ」

なぜダンとアンヌは立ち去った後で追いかけてたのか

ミサト「私はだ~いじょうぶよ♪」

シンジ「そんなでも……」

ミサト「危ない仕事は慣れてるわ、な~に、相手もアウェーでいきなり殺してきたりはしないはずよ」

シンジ「……」

ミサト「私を信じて?ね?」

シンジ「わかりました……」

ミサト「ありがとう」

フラグ

>>81
コーヒーが熱かったんだろう

ミサト「じゃあ行ってくるわ」

シンジ「気をつけて………」

ミサト「ええ………何かあったら人を呼ぶのよ?」

シンジ「はい」

ミサト「じゃ」

スタスタスタ

男「………」

男「………」

ツカツカ

男「………ん?」

ミサト「ちょっちお話いいかしら?」

アイマスだと思った

男「あなたは?」

ミサト「特務機関ネルフ作戦部所属の葛城よ」

男「ネルフの方ですか……そのネルフがどうして私のようなしがないタバコ業者に?」

ミサト「あなたの持っているたばこについてよ」

男「タバコ?ああこいつですか、これがどうかしましたかな?」

ミサト「実は最近そのタバコを吸ったネルフ職員が暴れるという事件が相次いでいるの」

ミサト「で私はその事件の調査を行なっているのだけどタバコを仕入れてる貴方が何かしらないかなと思って」

男「………」

ミサト「どう?何か思い当たることないかしら?」

男「………」

そこで君には宇宙に帰ってもらうことにした。
邪魔だからな。ははははは

ミサト「?」

男「………」

ミサト「黙っていたら分からないわよ」

男「ふ……」

ミサト「ふ?」

男「ふふふ……」

ミサト「何がおかしいっていうの?」

男「ふふふふふ」

ミサト「ちょっと!人をからかうのもいいかげんに―」

男「ただの人間であるあなた達がこのタバコの秘密に気付きましたか」

ミサト「なんですって!」

ミサト「あんたやっぱりなんか知ってるわね!?」

男「知ってるも何もこのタバコを作ったのは私ですからね」

ミサト「あんた何者なの!?」

男「ふふふ………いいでしょう、秘密を解いた貴方には特別に教えてあげます」

男「こっちについて来なさい」

ミサト「怪しい男に誘われてホイホイついていくほど私は安い女じゃないわよ!?」

男「なあに危害は加えませんよ、なんならそっちに隠れてる少年もついて来なさい」

ミサト「なっ!?」

男「ふふふ……あの程度で私を欺けるとでも?」

ミサト「くっ!」

男「さあ少年よ、君もこっちに来なさい」

シンジ「そんな……」

ミサト「シンジ君!こいつの言うことに耳を貸さないで!」

シンジ「でも……」

ミサト「いいから!」

男「男が女を捨てて逃げるもんじゃないぞ?」

シンジ「ミサトさん………」

シンジ「逃げちゃダメだ……逃げちゃダメだ……逃げちゃダメだ……」

たったった

ミサト「バカッ!なんでこっちに来るのよ!?」

男「素直で素晴らしい少年だ」

ミサト「ああもう!」

シンジ「すみません!でも……」

男「主役は揃ったな……さあどうする?」

ミサト「………」

男「秘密が知りたいのだろう?」

ミサト「私達が危害を加えられないという保証は?」

男「危害を加えるなら既にやっているよ、私ならそれくらい可能だ」

ミサト「それを信じろと?」

男「信じてもらうしかない」

ミサト「わかったわ……そうしないと話してくれないんでしょう?ならついていくしか無いじゃ無い」

男「そうか………では二名様ご案内だ」





ツカツカツカ

男「………」

ミサト「………」

シンジ「………」

ツカツカツカ

男「………」

ミサト「随分歩かせるわね」

男「いやもうすぐだ」

男「ほら、ここだよ」

ミサト「ここ?」

シンジ「ここって……」

ミサト「ネルフの居住スペースじゃない!」

男「勝手ながらここを活動拠点とさせてもらったよ」

ミサト「無許可で居座るとはいい度胸じゃない」

男「さあ、入りたまえ」

ガラガラガラ

ミサト「何よこれ?」

シンジ「畳とちゃぶ台?」

男「殺風景な部屋だったのでね、ちょっと内装を弄らせてもらったよ」

ミサト(窓のない部屋なのに何故か夕暮れ時みたいね、本当何者なの?)

そういやヴンダーにマギ積んだのだろうか

男「さあそこにかけてくれ」

男「………さてどこから話したものか」

ミサト「単刀直入に聞くわ、あなた何者?」

男「ほう、いきなりそれを聞くか」

男「ふふふ………いいだろう、君たちには特別に私の本当の姿を見せてやる」

パッ

ミサト「な!?」

シンジ「うわああ!?」

メトロン星人「私はメトロン星人……君たちの言葉で宇宙人に値する存在だ」

ミサト「宇宙人ですって!?」

メトロン「そうだ」

メトロンはなんか憎めない

まさかの

シンジ「宇宙人………本当に居たのか…‥!」

メトロン「ふふふ……君達地球人は知らないかもしれんがこの宇宙には多くの知的生命体が存在している」

メトロン「そしてその多くが地球人よりはるかに高度な頭脳と文明を持っているのだ」

ミサト「なんてこと……っ!」

メトロン「そして私もその知的生命体の一人としてこの地球に来たのだ」

シンジ「な、なんの目的で?」

メトロン「この地球を奪うためだよ」

ミサト「なんですって!」

シンジ「そんな……」

保守

シンジ「奪うって……なんでまた……」

メトロン「地球は素晴らしい星だからな」

シンジ「だからって奪うなんておかしいよ!」

メトロン「いつから地球は君たちの所有物になったのだね?」

シンジ「そ、それは……」

ミサト「つまり貴方はSF映画みたいに地球侵略を企む悪い宇宙人ってこと?」

メトロン「君たち側から言わせればそんなところだろう」

ミサト「それで、その地球侵略と例のタバコどう関係するの?」

メトロン「我々メトロン星人は争いが苦手だ、正面から戦うと分が悪いのだよ」

メトロン「そこで我々は戦わずして地球人に勝つためにあのタバコを作ったのだ」

今の世の中だと効率悪くないかメトロン

ミサト「どういうこと?」

メトロン「あのタバコを吸った人間は気が狂い暴力的になる」

メトロン「つまりすべての人間があのタバコを吸えば人間は互いに争い自滅する」

メトロン「そして人間が自滅した頃我々が地球をもらうのだ、どうだ?なかなかいい作戦だろう?」

ミサト「セコイやり方ね、喧嘩売るならどうどうとしなさいよ」

メトロン「うら若き少年少女に戦いを強要しないと生き残れないような種族に言われたくないな」

ミサト「アンタ、エヴァのことも知ってるの!?」

メトロン「勿論だとも全ては調査済みさ」

ミサト「くっ……」

ウルトラマンマックスだと携帯だったよ
ちょっと携帯いじっただけで征服する気ないとか言って戦わずに帰っちゃったけど

これは良スレ

完走頑張ってください

シンジ「どうして……どうして始めにネルフを狙ったんですか?」

メトロン「今地球上で最も強力な兵器を持っている組織だからな、タバコのテストも兼ねて最初に潰すことにしたのだ」

ミサト「でもその割にはあっさりバレたわね」

メトロン「ああ、こんなに早く気づかれるとは思わなかったよ」

ミサト「意外と間抜けね」

メトロン「君たちに言われたくはないな」

ミサト「カッコつけてる割にはネルフにビビってるんでしょ?」

メトロン「ビビるだと?勘違いするな我々はネルフなど恐れていない、怖いのはエヴァンゲリオンただ1つだけだ」

シンジ「エヴァが……怖い………」

期待

まあメトロンじゃJAに勝てるかどうかだな…

メトロン「だが安心し給え、計画がバレた以上我々の作戦は失敗だ」

ミサト「あらじゃあ捕虜にでもなってくれるの?リツコに渡したら喜んで解剖してくれるわよ」

メトロン「まさか…失敗した以上撤退あるのみだ」

ミサト「やすやす見逃すと思ってんの?」

メトロン「逃げ切ってみせるさ」

ミサト「やれるもんならやってみせなさい!」

メトロン「もちろんだ」

バシュン!

ミサト「き、消えた!」

ドゴーン!

シンジ「うわああああああ!」

ミサト「まさか!」

発令所

デンデンデンデンドンドン♪

日向「ジオフロント内に謎の巨大生物出現!」

冬月「なんだとっ!使徒か!?」

青葉「パターン検出不能!使徒ではありません!」

冬月「使徒以外の巨大生物だと!?」

ゲンドウ「総員第一種戦闘配置、エヴァも出撃させろ」

冬月「正体の分からない敵と戦わせるのか!?」

ゲンドウ「正体がなんであろうとジオフロントに入ったからには迎撃だ」

ミサト「遅れました!」

冬月「何をしていた葛城君!?」

ジュワ!

>>110
珍しく頭脳派だからな
同じ頭脳派にしてもバルタンとかだとエヴァ側が余裕で詰むけど

ミサト「今はそれどころではありません!あいつのことです!」

ゲンドウ「なにか知っているのか?」

ミサト「私とシンジ君は先程まで奴と会話していました!」

冬月「会話だと!?意思疎通ができるのか!?」

ミサト「はい!奴の名はメトロン星人!例のタバコ事件の主犯であり地球侵略を企む宇宙人です!」

ゲンドウ「地球侵略を企む宇宙人だと?」

冬月「そんなものが存在していたのか!?」

ミサト「奴は現在逃亡を図ろうとしています!今逃せばまた再侵攻の恐れもあります!」

ミサト「エヴァ発進の許可を!」

ゲンドウ「元よりそのつもりだ、発進準備を進めろ」

いいねえ、ウルトラとエヴァの素晴らしいマッチング
こういうのが読みたかった

寝たか?

保守したほうがええかや

はよ

保守

守れぇ守れぇ保守だぁ

バンバンバンバンバンバンバンバンバンバン
バン       バンバンバン゙ン バンバン
バン(∩`・ω・)  バンバンバンバン゙ン
 _/_ミつ/ ̄ ̄ ̄/
    \/___/ ̄
  バン    はよ
バン(∩`・д・) バン  はよ
  / ミつ/ ̄ ̄ ̄/   
 ̄ ̄\/___/
    ドゴォォォォン!!
        ; '     ;
     \,,(' ⌒`;;)
   !!,' (;; (´・:;⌒)/
  ∧_∧(;. (´⌒` ,;) ) ’
Σ(* ・ω・)((´:,(’ ,; ;'),`
 ⊂ヽ ⊂ ) / ̄ ̄ ̄/
   ̄ ̄ ̄\/___/ ̄ ̄ ̄

          /\
     . ∵ ./  ./|
     _, ,_゚ ∴\//
   (ノ゚Д゚)ノ   |/
  /  /

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ポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチ
ポチ     ポチポチポチポチポチポチ
ポチ(∩`・ω・) ポチポチポチポチポチ
 _/_ミつ/ ̄/_
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