許嫁「ちょっと、今私がお風呂使ってるんだけど」(68)

男「知ってる」

許嫁「……どういうつもりかしら」

男「許嫁と一緒に入りたいんだ」

許嫁「ふざけないで」

男「だめ?」

許嫁「いいわけないでしょう。みんな居るのに気づかれてしまったらどうするの」

男「父さんたちはお酒の席で盛り上がってるから大丈夫」

許嫁「そういう問題じゃないでしょう」

男「お願いっ……」

許嫁「殴るわよ」

男「いや、ホントマジでおねが」

許嫁「フンハッ」ドバキッ

男「ぐはっ」ガクッ

終わり

男「お願いだよ…」

許嫁「近寄らないで、変態」

男「許嫁ぇ…っ」

許嫁「嫌っ」

男「そんなに嫌がらなくてもいいじゃん」

許嫁「人をいやらしい目で見れない男なんて嫌い」

男「そ、そんなこと……」

許嫁「よくもまあしらばっくれようと思えるわね」

男「な、なにが」

許嫁「そんなに陰茎を大きくさせて。少しは隠したらどうなの」

許嫁「それとも何?私に見てほしかったの?」

男「う、うん…」

許嫁「最低ね」

男「だ、だってさ……」

許嫁「つまりあなたは、私といやらしいことをしたいだけで、純粋にお風呂に入りたいわけじゃないのね」

男「お願い、許嫁!一緒に入らせください」

許嫁「本当、イライラする。きっと殴っても殴り足りないわ」

男「もう我慢できないんだ」

許嫁「私の裸は充分見れたでしょう?部屋に戻って自慰でもなさい」

男「………っ」

許嫁「だいたいね、私たちは許婚同士なのよ」

男「じゃ、じゃあ別に……」

許嫁「なにが別に、よ。とりあえず将来を誓わされてるだけで、私たちは夫婦どころか恋人同士でもないんだから」

男「………」

許嫁「それに、今後この話がなくなることだってあるのよ?」

許嫁「そうなってしまったときに私が処女を失っていたら、きっと後悔するし、次にだって影響が出るわ」

許嫁「私たちは駒なの。少し意識を持って頂戴」

男「…でもこの前キスさせてくれたじゃん」

許嫁「話を逸らそうとしないで」

男「べ、別に逸れてなんかないだろ」

許嫁「やっぱり殴るわ」

男「………」ヒリヒリ

許嫁「もう諦めたらどうかしら」

男「頼む……」

許嫁「私だってこれでも譲歩してるの。さっきから体を隠してないでしょう?」

男「う、うん……」

許嫁「ちょっとだらしなくなりかけてる体のラインも丸分かり」

男「そんな、すごく綺麗だよ…」

許嫁「そんなに褒めたって、あなたがさっきまで私の性器をガン見してたことはなかったことにならないわよ」

男「なっ……」

許嫁「気づいていないとでも思ってた?」

男「で、でもよく見えなかったし…」

許嫁「はい?」

男「だから、その…足、閉じてたから……」

許嫁「私に大股開けとでも言いたいのかしら」

男「ダメ、かな」

許嫁「…………」ジトー

男「あの、許嫁……」

許嫁「私、今とても冷静よ。あなたという存在に引きすぎて」

男「うっ……」

許嫁「……見たら部屋に戻ってくれるって約束しなさいよね」

男「わ、わかってる……」

許嫁「……じゃあ」パッ

男「……よ、よく見えないよ…もっと開いて」

許嫁「あとでもう一回殴らせて頂戴」

男「………っ」ゴクリ

許嫁「……どう?なんて聞くまでもないわよね」

男「ハァ…ハァ……」

許嫁「陰茎をひくひくさせて、先っぽからダラダラ汚いのを垂れ流して」

許嫁「いいこと?少しでも触れようとした瞬間、悲鳴をあげるから」

男「こんなに顔を近づけても怒らないのに?」

許嫁「怒ってるわよ」

男「うぐ……」

許嫁「生暖かい鼻息が性器を撫でて非常に気持ち悪いわ」

男「ご、ごめん……」

許嫁「……ハァ。なんで私、恋人でも夫でもない男なんかに性器を見せびらかしてるのかしら」

男「……じゃ、じゃあ僕をどっちかに認めてよ…」ボソ

許嫁「ふふっ…何か言った?」

男「……別に」

男「あっ……」

許嫁「何よ。興奮のあまり手を使わずに射精してしまったとか言わないでよね」

男「いや、僕じゃなくて、許嫁…」

許嫁「私?」

男「う、うん。…なんか湿ってきてない?」

許嫁「馬鹿みたいなこと言わないで」

男「で、でも……ほ、ほら!そう言ってるうちに一杯垂れ出てきてる……」

許嫁「うるさい、死ね」

男「す、すごい……っ」

許嫁「………」

男「い、許嫁、興奮してるの?」

許嫁「…当たり前でしょう」

男「………っ!」

許嫁「気になる異性が私を見て興奮してくれてるんですもの。自然と体が反応してしまうわ」

男「ま、待って!気になる?僕のこと、気になる異性って言った?」

許嫁「はぁ?何寝ぼけたこと言っいてるの?」

男「え、いや、でも今確かに……」

許嫁「聞き違いでしょ。脳まで汚い先走り汁に浸さらてるんじゃないの?」

男「ご、ごめん……」

許嫁「………クスッ」

許嫁「改めて断っておくけど」

男「ん?」

許嫁「いくら私の体が男性を受け入れる状態になっていようと」

許嫁「私の体に触れたら、怒るわよ」

男「…………」

許嫁「不服そうな顔をしているわよ。往生際が悪いわね」

男「……でもさ、許嫁のここ、さっきから汁がどんどん溢れ出てきて…」

許嫁「仕方ないでしょう?生理現象だもの。体が勘違いしてるだけ」

男「……僕とセックスしたいって?」

許嫁「そうよ」

男「………っ」ビクビク

男「ね、ねえ……」サワサワ

許嫁「ちょっと、腰撫でないで。言ったでしょう?」

男「やっぱりセックスしようよ…っ」

許嫁「嫌」

男「もう限界だって……」

許嫁「約束忘れないで」

男「忘れてない、忘れてないけどさ……」

男「許嫁に『セックスしたい』なんて言われたらさぁ……っ!」

許嫁「………ハァ」

男「許嫁ぇ……っ」

男(や、やばっ、急に意識が……っ)

男「…………」ボー

男(頭が、ボーッとして……)

男(体が勝手に動いて……何やってるんだ僕……)

男(許嫁が緊張した真っ赤な顔で僕を見て……)

男(なんか、亀頭で柔らかいものを撫で回してるような感触が……あっ……!)

男(なんだこれっ!?急に亀頭に熱いものが……)

男(これは……っ、ま、まさかっ!)

許嫁「………っ」

男「わ、わぁっ!」

許嫁「えっ?」

男「な、なんで僕許嫁に挿れようとしてるんだ!?」ニュルン

許嫁「あっ………」

男(や、やばい、今完全に亀頭が入ってたよ……)

許嫁「……男」

男「ち、違うんだ!意識が飛んじゃってて、本当にごめん、許嫁!」

許嫁「そこで正座しなさい」

男「……はい」

男「…………」ボロッ

許嫁「何か言うことは」

男「……誠に申し訳ございませんでした」

許嫁「頭が高いんだけど」

男「………」フカブカ

許嫁「ふんっ」ゲシッ

男「いたたた!足で頭を……っ!」

許嫁「ふざけるのもいい加減にしなさいよ、このクズ」グリグリ

男「ご、ごめんなさいぃーっ!」

男「本当にすいません…なんか急に意識がふらっと薄れて……」

許嫁「つまりその間にあなたがしたことって、あなたの本心から出た行動なのよね?」

男「うっ、そうかもしれません……」

許嫁「ふんっ……」

男「あの、僕何か変な言ってたりした……?」

許嫁「本当に何も覚えていないの?」

男「う、うん」

許嫁「もう一回殴ってもいいかしら」

男「え、え、なんで!?……うぐっ!」

男「……ちょっとやりすぎじゃありませんか」

許嫁「私が受けた辱めと比べたらそんなものよ」

許嫁「それだけじゃないわ。私の気持ちも、決心も、覚悟も、全部台無しにしてくれちゃって」

男「え、なんのこと?」

許嫁「どうせ覚えてないんだからいいわ」

男(やっぱり意識が飛んでる間に何かやっちゃったのかな……)

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