ミサト「シンジ君のSDATってどんな曲が入ってるのかしら」(144)

ミサト「気になるわね」

ミサト「………」

ミサト「………」

ミサト「いまシンジ君いないしちょっち聴いたって問題ないわよね?」

ミサト「そうよ、私は保護者なんだし不健全なものを聴いていないかの確認のためにも聴く義務があるわ」

ミサト「………」

ミサト「よし、そうと決まったら早速チェック開始よ」

カチッ

SDAT「チャーチャーチャッチャララチャチャチャチャチャー♪」

ミサト「っ!?」

ミサト「こ……これは……!?」

SDAT「守るも攻めるも黒鉄の~♪」

ミサト「ぐ……軍歌っ!?」

SDAT「浮かべる城ぞ頼みなる~♪」

ミサト「こ、これは予想外の展開ね……」

SDAT「皇国の四方を守るべし!」

ミサト「もしかしてシンジ君ってそっち系の思想だったのかしら?」

ミサト「………」

ミサト「いやいや!ぐ、軍艦マーチは有名だした……たまたま入っていただけよね!?」

ミサト「そ、そうよ!そうに決まってるわ!」

ミサト「きっと次の曲はもっと普通の中学生らしい……」

SDAT「雪~の進軍♪氷を踏んで~♪」

ミサト「………」

ミサト「ゆ……ゆ……ゆ……雪の進軍っ!?」

SDAT「馬は~倒れて~♪」

ミサト「渋いっ!軍歌にしても渋すぎる選曲よっ!」

ミサト「………」

ミサト「やっぱりシンジ君ってそっち系?」

ミサト「いやいや!これで決めつけるのはまだ早いわ!」

ミサト「そうよ!セカンドインパクト後雪が降らなくなったから歌で雪に思いを馳せたのかもしれないし」

ミサト「そうと決まったら次の曲を聴きましょう」

ミサト「きっと次こそは……」

カチッ

SDAT「貴様と俺とは~♪同期の桜~♪」

ミサト「………」

ミサト「こりゃあ決定的かもしれないわね」

SDAT「同じ航空隊の~♪庭に咲く~♪」

ミサト「普段は全然そんな風に見えないんだけれどねえ」

ミサト「人は見かけによらないものね」

ミサト「………」

ミサト「一応他の曲も聴いてみましょうか……」

数十分後

ミサト「全部軍歌だったわ……」

ミサト「………」

ミサト「一応なんか言ったほうがいいのかしら?」

ミサト「………」

ミサト「う~ん……いやでもなんて言うの?」

ミサト「別に軍歌を聴くことが問題というわけではないしねえ……」

ミサト「……これでまた怪しい宗教の歌とかだったら話は別だけど」

ミサト「そういう訳じゃないし……」

ミサト「………」

ミサト「まっ、曲聴いてるだけなら問題ないしいっか」

その頃シンジは

シンジ「すみません、駆逐艦綾波と護衛艦あやなみのプラモください」

プラモ屋のおっちゃん「おっ?ボウズ渋いところに目を付けたな」

シンジ「あっいや、実は知り合いに綾波って苗字の人がいて……」

プラモ屋のおっちゃん「へえ~、珍しい苗字の人もいたもんだねえ」

シンジ「ははっ……」

プラモ屋のおっちゃん「はいよ、これが駆逐艦綾波とあやなみ型だ」

シンジ「あっ、どうもありがとうございます」

プラモ屋のおっちゃん「何いいって事よ……また来てな」

シンジ「はい!また来ます!」

スタスタスタ

シンジ「いや~ケンスケ御用達のプラモ屋は品ぞろえがすごいな~」

シンジ「僕が最初に探した店なんて商品も少ないし店員さんの知識も薄かったのに」

シンジ「最初からここ知ってれば苦労しなかったのにな」

シンジ「……ん?」

シンジ「レコード店?」

シンジ「これは~………」

シンジ「凄い!戦前に作られた軍艦行進曲のレコードじゃないか!」

レコード店の主人「ん?……ほう、若いお客さんとは珍しいな」

シンジ「あっ、あの……い、いきなり大きな声出してすみません」

レコード店の主人「いいってことよ……どうせ客なんていないしな」

レコード店の主人「それよりも今お前さん軍艦行進曲って言ったか?」

シンジ「あっはい、その、戦前のやつだったんで思わず叫んじゃいました」

レコード店の主人「その歳でそいつに目をつけるとはいいセンスだ」

シンジ「あっ、いやどうも」

レコード店の主人「なんならそいつをくれてやってもいいぞ?」

シンジ「えっ?いいんですか?」

レコード店の主人「いいもなにもそれは俺のコレクションじゃなくて商品だしな」

シンジ「でも僕の家レコードとか聴ける環境ありませんし……」

レコード店の主人「なんならこの蓄音機もつけてやる」

シンジ「えっ?」

レコード店の主人「どうせ置いてあっても売れないしな、在庫処分ってことで蓄音機はタダにしておく」

シンジ「そんな!悪いですよ!」

レコード店の主人「俺がいいって言ってるんだ、ガキが遠慮するもんじゃねえ」

シンジ「はっはあ……」

レコード店の主人「それにその軍艦行進曲のレコードは半額にしておいてやる、どうだ?」

シンジ「で、でもそんな価値るもの僕なんかが貰っちゃっていいんですか?」

レコード店の主人「今も言ったけど置いておいても売れないんだよ、なら欲しい奴にやった方がいい」

シンジ「そんなもんなんですか?」

レコード店の主人「そんなもんだ………」

レコード店の主人「さあ分かったら買うのか買わねえのかはっきりしやがれ」

シンジ「じゃじゃあ………買わせてもらいます」

レコード店の主人「よし!そう来なくっちゃな!」





シンジ「ってな具合で買っちゃったけど本当に良かったのかな?」

シンジ「まっいいか、お店の人がいいって言ってたんだし」

シンジ「でもこれで今月はもう無駄遣いできないな」

シンジ「でもこれでしばらくは欲しい物もないし大丈夫か」

シンジ「さあ帰ってプラモでも作ろうっと」



シンジ「ただいま帰りました」

ミサト「おかえりーって……何よその大荷物は!?」

シンジ「あーこれはプラモデルとレコード、それから蓄音機です」

ミサト「ちっ蓄音機!?(レコードってまさか軍歌!?)」

シンジ「ええ、偶然お店にいいレコードがあるのが目に入っちゃっておもわず買っちゃいました」

ミサト「買っちゃいましたって………ちゃんと動くの?」

シンジ「その辺はチェックしたんで大丈夫です」

ミサト「はっはあ………(またどえらいものを買ったわね)」

アスカ「ただいまー」

レコード「チャーチャーチャッチャララチャチャチャチャチャー♪」

アスカ「って何よこの古い音楽は?」

シンジ「ああ、アスカおかえり」

アスカ「おかえりじゃなくてこの古い音楽は何よ!?」

シンジ「軍艦行進曲だよ、知らないの?」

アスカ「そういう意味じゃなくってなんでこんな曲が流れてるのか聞いてんのよ!」

シンジ「レコード買ったから?」

アスカ「あんたバカァ!?なにそんなもん買ってるのよお!?」

シンジ「べ、別に僕が何買おうがアスカには関係ないだろ」

アスカ「関係あるでしょ!家帰ってきたらいきなりこんな曲流れてたこっちの身にもなってみなさいよ!」

シンジ「こんな曲って……そんな言い方ないじゃないか!」

ミサト「まあまあ、二人共落ち着きなさい」

アスカ「落ち着きなさいって、ミサトはこれどう思ってるのよ!?」

ミサト「まっまあ、たまにはこんなのもいいんじゃないのみたいな……ハハッ」

アスカ「はあ……呆れた二人共どうかしてるわよ」

ミサト「まあそう言わないで、たまにはレコードもいいものよ」

アスカ「そうは言っても曲が悪いのよ曲が……なんでよりによって軍歌なんて」

シンジ「ナチのくせにうるさいな」ボソッ

アスカ「なんか言った!?」

シンジ「な、何も……」

夕食後

シンジ「ふぅ………片付けも終わったしプラモでも作ろう」

ミサト「プラモって何買ったの?」

シンジ「綾波です」

ミサト「綾波ってまさか!?」

シンジ「やだなあ、そっちじゃなくて駆逐艦の方です」

ミサト「ああそっちね……私はてっきりレイの方だと」

シンジ「そんなわけないじゃないですか」

ミサト「それもそうよね……ハハハ」

アスカ「バカシンジったらそんなにファーストが好きなの?」

アスカ「気持ち悪いわねえストーカーみたいだわ」

シンジ「なんなんだよアスカは!さっきからうるさいなあ……(全く、後で寝床にT-34置いとくぞ?)」

アスカ「うるさい女で悪かったわね、私は部屋に戻りますよーっと」

スタスタ

ミサト「ありゃりゃ、アスカはご機嫌ななめね」

シンジ「あれくらい気にする必要無いですよ」

ミサト「シンちゃん強気ねえ?」

シンジ「そんなことないですよ」

ミサト「そうかしら?」

シンジ「ええ」

ミサト「ふ~ん……まあいいわ、それじゃあ私も部屋に戻るからプラモ作り頑張ってねん」

シンジ「はい」

ミサト「あーでも夜更かしはしちゃだめよん?」

シンジ「ああ大丈夫です、そんな遅くまではやりません」

ミサト「それじゃあおやすみ~」

シンジ「………」

シンジ「よしじゃあ早速作るか」

パチッ……パチッ………

シンジ「これがこうなって……」

パチッ……パチッ………

シンジ「ここはこうして……」

パチッ……パチッ………

シンジ「そしてここはこう……」

シンジ「ふぅ……疲れたな、今日はこんなもんにしておくか」

シンジ「夜更かしするなとも言われてるし」

シンジ「続きはまた明日っと」

シンジ「………」

シンジ「おやすみ」

ミサト「そういえばシンちゃんの音楽プレーヤーって何の曲が入ってるのかしら」

ミサト「・・・・・・」キョロキョロ

ミサト「・・・・・ちょっとだけなら」カチャカチャ

ミサト「ここが再生ボタンね・・・ ポチッと!」ポチッ!



ミサト「あら? 何よこれ? 普通のクラシックじゃない、バイオリンソロかしら」

ミサト「・・・・・あり? なんかエレキギターも混じって来たんだけど」

ミサト「ここでセリフ!? わけがわからないわ」

ミサト「・・・・・・・・・・」


SDAT「いらなぁいっ! 何もォ!! 捨ててしまおォォウッ!」

ミサト「!?!?!!!」ビクッ

そして数日が経った

シンジ「よし!ついに出来た!」

シンジ「綾波の完成だ!」

シンジ「………」

シンジ「うん!我ながらなかなかいい出来だぞ!」

ミサト「あら~プラモ完成したの!なかなかいい出来じゃない!」

シンジ「はい!なので今から早速綾波の家に持って行こうと思います!」

ミサト「自分の部屋に飾るんじゃないの?」

シンジ「いやこれは最初から綾波のために作ったんで」

ミサト「そうなの?(女の子がこれもらって嬉しいのかしら?)」

綾波の家

綾波「これを?私に?」

シンジ「うん、あげるよ」

綾波「そう……」

シンジ「部屋に飾ってね」

綾波「わかったわ………」

シンジ「それじゃあまた」

バタン

綾波「………」

綾波「………」

綾波「碇君からの贈り物………」

綾波「私は嬉しいの?」

綾波「………」

綾波「そう、嬉しいのね」

綾波「でも碇君はどうしてこれを私に?」

綾波「………」ジーッ

綾波「駆逐艦綾波……」

綾波「そう貴方も綾波なのね……」

シンジ「綾波喜んでくれたかな?」

シンジ「帰ったら護衛艦の方も作らないとな」

シンジ「そうだ塗料買い足してこっと」

プラモ屋

シンジ「こんにちわ」

ケンスケ「あれ?お前シンジじゃないか、お前もここに来るようになったのか?」

シンジ「うんまあね」

ケンスケ「今日もプラモ買いに来たのか?」

シンジ「いや今日は塗料だけ」

ケンスケ「ふ~ん」

シンジ「ケンスケは?」

ケンスケ「俺は今日はB-29のプラモを買いに来たのさ」

シンジ「B-29?」

ケンスケ「シンジも買うか?」

シンジ「いや僕はいいや(B-29なんてよく買えるな、こいつ頭の神経おかしいじゃないのか?)」

ケンスケ「なんだよつれないな~折角シンジがミリタリーの世界に足を踏み入れてくれたと思ってるのに」

シンジ「ま、まあ僕はまだ作ってないのが家にあるしさ(ミリタリーならなんでもいいってわけじゃないんだよ)」

ケンスケ「そうか……」

ケンスケ「じゃあ俺は欲しい物も手に入ったし先に帰るわ」

シンジ「うん」

ケンスケ「じゃあまた学校でな」

スタスタスタ

シンジ「………」

シンジ「米軍なんて何がいいのかわかんないや」

シンジ「僕も塗料買って帰ろ」

シンジ「すみませんあの塗料が欲しいんですが」

プラモ屋のおっちゃん「あいよ」

これ貼っておきますね
http://up3.viploader.net/pic2d/src/viploader2d731891.jpg

さらに数日後

シンジ「あやなみ型もついに完成だ」

シンジ「前よりもうまく出来た気がするぞ」

シンジ「これは僕の部屋に飾っておこうかな」

シンジ「綾波も頻繁にもらったって困るだろうし」

シンジ「………」

シンジ「う~んただ個人的には海自より帝国海軍の軍艦のが好きなんだよなあ」

シンジ「次は何作ろっかな」

シンジ「………」

シンジ「大和行くか」

シンジ「よし!そうと決まったら早速プラモ屋に行くぞ」

>>60シンジ君は日本軍限定の装備タイプに近いのかな?

プラモ屋

シンジ「すみません!大和のプラモください!」

プラモ屋のおっちゃん「坊主、いよいよ大和に挑戦するのか?」

シンジ「はい」

プラモ屋のおっちゃん「よしわかった!大和だな」

シンジ「ここからが本番だ、失敗は許されないぞ」

プラモ屋のおっちゃん「はいよ!大和だ!」

シンジ「ありがとうございます!」

プラモ屋のおっちゃん「頑張って作ってくれよな」

シンジ「はい!」



アスカ「ねえシンジは?」

ミサト「軍艦マーチ歌いながら大和作ってるわ」

部屋

シンジ「まがねの~その船~♪日ノ本~に~♪」

パチッ……パチッ………

シンジ「仇な~す~国を~♪攻め~よ~か~し~♪」

パチッ……パチッ………

アスカ「はあ?アイツ相田みたいな軍事オタクにでもなったの?」

ミサト「というよりは日本軍オタクね」

アスカ「全く、男って変なもの好きよね~」

そして数週間後

シンジ「出来た!ついに大和ができたぞ!」

シンジ「うわあ……なんて格好いいんだ、これなら使徒も木っ端微塵にできそうだよ!」

シンジ「綾波の倍は掛かったけど作ってよかった」

シンジ「早速部屋に飾ろう」

コトッ

シンジ「護衛艦あやなみとのツーショット、悪くない!悪くないよ!」

シンジ「最高だ!」

シンジ「………」

シンジ「この調子で聯合艦隊全部揃えようかな……」

シンジ「よし頑張ろう」

それから……

シンクロテスト

マヤ「シンクロ率の上昇止まりません!」

リツコ「これ以上は危険だわ!テスト中止!」

シンジ「戦わなきゃ!使徒と……侵略者と………っ!」

ミサト「士気が高すぎるのも考えものね」

シンジ「うおおおおおおおおおおおおおお!」

シンジ「ふんっ!ふんっ!ふんっ!」

アスカ「あんた何してんの?」

シンジ「見ればわかるだろ!刀を振ってるんだよ!」

アスカ「はあ!?なんでまたそんなことしてんのよ!?」

シンジ「決まってるだろ!使徒と戦うために鍛えてるんだ!」

アスカ「あんたバカァ!?そんなことしたって使徒には勝てないわよ!?」

シンジ「うるさいなあ!アスカは邪魔しないでよ!」

アスカ「なによもう……」

シンジ「ふんっ!ふんっ!ふんっ!」

シンジ「よし今日は金剛の続きだ!」

パチッ……パチッ………

ミサト「いつのまにこんなに船増えてたのよ?」

シンジ「すみません、今大事なところなんで静かにしてもらえませんか?」

ミサト「はっはあ……」

夕食

シンジ「贅沢は僕らの敵です!贅沢をしていると使徒にも勝てなくなります!」

シンジ「というわけで今日の夕食は麦飯と芋です」

アスカ「はあ!何よこれ!私にこんなもん喰えっていうの!?」

シンジ「アスカわがまま言っちゃだめだよ!今は贅沢なんてしてられないんだ!」

ミサト「ちなみにビールは?」

シンジ「駄目です!今日からは日本酒を少々に切り替えてもらいます」

ミサト「そんな~」

ミサト「ビールがダメなんて……」

シンジ「食べられるだけいいと思いましょう!」

ミサト「トホホ……(どうしてこんなことに……)」

学校

ケンスケ「なあシンジ、お前の弁当それだけか?」

シンジ「そうだよ」

ケンスケ「そうだよってそれご飯と梅干しだけじゃないか!」

シンジ「白米が食べられるんだ、それだけで十分だよ」

ケンスケ「はあ……(どうしたんだシンジのやつ?)」

トウジ「そやそや!センセの言うとおりや!最近の日本人は贅沢しすぎですわ」

アスカ「ううっ……もうこんなのイヤッ」

ネルフ本部

ミサト「あらこれ意外と美味しいじゃない!」

リツコ「何飲んでるのミサト?」

ミサト「これはお湯でドロップを溶かした飲み物よ、シンジ君が作ってくれたの」

リツコ「なんでまたそんな変なものを?」

ミサト「ビールの代わりだってさ、でもこれは意外といけるわ」

リツコ「飲み過ぎて糖尿にならないようにね」

ミサト「だ~いじょうぶよ、そんなんならないってえ!」

使徒襲来

ブー!ブー!ブー!

日向「パターン青!使徒です!」

ゲンドウ「第一種戦闘配置」

ミサト「エヴァ全機発進!」

シンジ「使徒めっ!日本を襲ったこと後悔させてやるっ!」

シンジ「うおおおおおおおおおおおおおおおお!」

ミサト「シンジ君出過ぎよ!?」

使徒「っ!」バッシューン!

シンジ「ぐあああああああああああああああああああああああああ!」

ミサト「シンジ君っ!?」

シンジ「こんな攻撃で………引くわけには行かないんだよおおおおおおおおお!」

カキンッ!
バッシューン!

ミサト「ATフィールドで攻撃を弾き返したっ……!?」

使徒「っ!?」ドゴーン

シンジ「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!」

シャキン!

ミサト「日本刀っ!?あんな武器いつから!?」

リツコ「どうしても作ってくれって8時間くらい居座り続けられてね……こっちが根負けしたわ」

ミサト「そんなことしてたのあの子……」

シンジ「お命頂戴致す!お覚悟なされよおおおおおおおおおおおおおおおおおお!」

ザシュッ!

使徒「っ!?」

ぶしゃああああああああああああああああああああああああああああああ

日向「パターン青消滅!」

ドッカーン!

ミサト「やったの……?」

リツコ「そのようね」

青葉「すげえ、まるで侍みてえだ」

日向「なんて強さなんだ……」

シンジ「敵ながら見事な最後なり……その最期しかと見届けたぞ!」

ミサト「はあ………まあ勝ったからいっか……」

その日の夜

シンジ「というわけで今日は使徒殲滅祝いの夕食会を開きます!」

ネルフ職員「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!」

ミサト「金目鯛にカレーライスに寿司にオムライスにステーキにしゃぶしゃぶ……随分豪華な内容ね」

アスカ「久しぶりにまともなものが食えそうだわ」

シンジ「こちらのカレーは戦自の海上部隊に旧海軍時代から伝わるレシピで作ったものです」

シンジ「今日は無理を言って戦自のシェフの方に作っていただきました、皆さん拍手を」

パチパチパチパチパチ

ミサト「戦自がネルフの祝いに駆けつけるとはどういう風の吹き回し!?」

リツコ「これまたシンジ君が無理を言って頼んだそうよ」

回想

戦自「ネルフの祝いにうちらのカレーを提供してくれだって!?」

シンジ「はい、使徒殲滅記念です」

戦自「悪いがそいつは無理だ、あいにく我々はネルフと敵対していましてね」

戦自「せっかくの提案だが立場的にもうけるわけにはいかない」

シンジ「そんな……どうしてもですか?」

戦自「どうしてもだ、今も言ったばかりだがネルフと戦自は仲が悪い、そんなことは無理だ!」

シンジ「おかしい………おかしいよ………」

戦自「おかしいって言われてもなあ……正直言ってエヴァパイロットの君がこうして戦自と話せるだけでも奇跡なんだぞ?」

シンジ「僕はそんなの納得できません!」

シンジ「使徒は戦自にとっても敵でしょう!?」

戦自「そりゃあまあそうだが……」

シンジ「なら同じ共通の敵を倒したのにどうして一緒に喜んじゃだめなんですか!?」

戦自「だからそりゃ組織としての立場と面子が……」

シンジ「それがなんだって言うんですか!?日本人でしょ!?みんな日本人でしょ!?」

シンジ「同じ日本人同士共通の敵を倒したんだ!そんな時くらい一緒に祝ったっていいじゃないか!」

戦自「………」

シンジ「そうだよ組織は違えど同じ国の人間じゃないか……それなのにこんなギスギスしてたらまた負けちゃうよ」

シンジ「今度負けたら日本はもうオシマイだ!得体の知れない化物にすべてを壊されるんだ!」

シンジ「この街も……貴方の故郷も廃墟になっちゃうんだ……それでいいんですか?」

戦自「………」

シンジ「………」

戦自「……わかった」

シンジ「えっ?」

戦自「特別に我が部隊のシェフをネルフに派遣しよう……」

シンジ「ほ、本当ですか!?」

戦自「ああ……だがこれはあくまで君の熱意に負けただけであり我々が今後ネルフにどういう態度をとるかは別問題だ」

シンジ「今はそれでも十分です!ありがとうございます!本当にありがとうございます!」

戦自「………(そうだ、我々の使命はくだらない面子守りなどではなくこの国を守ることだ……だが私含め上層部はそれを忘れてしまったようだ)」

回想終了

ミサト「そんなことが………」

リツコ「まあ私も聞いただけだから詳しいことはしらないけれど……」

シンジ「それからこちらはデザートのあいすくりんです」

シンジ「明治時代のレシピを参考に当時の味と雰囲気を再現してみました」

マヤ「あっ!これ美味しいです!」

日向「シンプルながら濃厚でそれでいてあくどくないさっぱりとした味わいだな」

青葉「うめええ!」

シンジ「他にも色々なものを用意したので是非どうぞ!」

ミサト「よし!久しぶりにビールも沢山飲めそうだし食べまくるわよ!」

数時間後

ミサト「うへーっもうたべられないー」

アスカ「久々にしっかり食べたって感じね」

綾波「美味しかった……」

日向「ふぅー食った食った」

青葉「うめええ!」

シンジ「いや僕も久々に色々食べたな」

アスカ「本当、誰かさんのせいね」

シンジ「そういうなよー、こういうのはたまにやって普段は質素なくらいのがいいんだよ」

アスカ「あんたのは質素すぎんのよ」

アナウンス「これより戦略自衛隊中央音楽隊による演奏を行います」

日向「演奏?」

マヤ「一体何の演奏なんでしょう?」

青葉「うめええ!」

アスカ「これもあんたの企み?」

シンジ「いや、これは僕も知らなかったよ」

アスカ「じゃあなんなのよ?」

シンジ「サプライズ演奏かな?」

アスカ「戦自がそんなことする?」

シンジ「わからない、でもそうとしか思えないよ」

アナウンス「それではお聴きいただきましょう………行進曲「軍艦」」

チャーチャーチャッチャラチャッチャチャチャチャチャチャー♪

守るも攻めるも黒鉄のー♪

浮かべる城ぞー頼みなるー♪

浮かべるその城日の本のー♪

皇国の四方を守るべし!

まがねのその船ー♪

日ノ本ーに♪

仇なす国をー♪

攻ーめーよーかしー♪

             

シンジ「凄いっ!生演奏だっ!」

ミサト「あーりゃ、酔いも覚めるド迫力演奏ね」

日向「生演奏なんて初めて聴いたな」

マヤ「なんかよくわからないけど凄いです!」

青葉「うめええ!」

シンジ「戦自の生演奏が聞けるなんて……最高だ!」

アスカ「はぁ~またこの曲なの~?たまにはドイツ軍歌でも掛けなさいよ」




冬月「碇、よかったのか?一緒に食べなくて」

ゲンドウ「私はああいう場には相応しくない」

冬月「お前の息子は一緒に食べたがってたのでは?」

ゲンドウ「あいつももう一人ではない、これでいいのだよ」

冬月「そうか……」

<守るも攻めるも黒鉄のー

冬月「軍艦マーチか?久しぶりに聴いたな、これはお前の差金かね?」

ゲンドウ「………」

冬月「だんまりか………」

数日後

シンジ「出来たっ!ついに全部できたんだ!」

シンジ「聯合艦隊……総集結!」

シンジ「やった!僕はやったぞ!」

シンジ「大和……長門……武蔵……金剛……etc」

シンジ「全部……全部揃ったんだ!」

ミサト「うそっ……全部揃えたの……?」

シンジ「はい!聯合艦隊完成です!」

ミサト「す、凄いわねー」

ミサト「(ていうかいつの間に部屋がこんな日本軍関係だらけに……)」

ミサト「(日の丸に旭日旗に帝国海軍関係の写真、そしてついでになぜか富士山の写真)」

シンジ「今度ケンスケも呼んで見せてみよう」

ミサト「シンジ君、プラモ作りはこれで終わり?」

シンジ「いやいや、次はゼロ戦でも作ろうかなと思っているんですよ」

ミサト「そ、そう(まだまだ増えるのね)」

シンジ「あーでも戦艦三笠もいいんだよなー」

ミサト「はあ……やれやれ(私もプラモ作ろうかしら?何がいいでしょうね……アルピーヌ・ルノーとか?)」

シンジ「いやいっそここは趣向を変えてF-1とかもいいな」

                                               終劇    

唐突だけれど終わりです。
いや本当はまだ続けることもできるんだけどキリがなくてね
というわけでここでおしまいで……

ちなみに>>1はプラモは一度も作ったことがありません
それではさいなら

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