和「うちの部長はポンコツじゃない…です」 (68)

久(これが私の最後のインターハイ…)

久(ついにメンバーが五人も集まって団体戦に出場できるわ)

久(絶対みんなと全国に!)ゴオオ



まこ「うちの部長はぽんこつじゃ」と 咲「うちの部長はぽんこつかな?」の続きものです
キャラは完全崩壊してます、ご注意を

優希「県予選の会場についたじょ!」

咲「ふーん、こんなとこでやるのか。おもしろいじゃねぇか」ブルッ

まこ「そんなこといって、緊張してるんじゃないか?」

咲「だ、誰が!私より先に言うべき奴がいるだろうが」

まこ「ああ~、まあ言うまでのないかのう」

和「あの、大丈夫ですか部長?」

久「だ、だいひょぶです。最後の大会ですし、気合をいれていかないと…」コヒューッコヒューッ

まこ「落ち着きんさい。団体戦はみんなで勝つんじゃ。気負う必要はないぞい」

京太郎「荷物もちますよ部長」

優希「犬ー、私のも頼む」

京太郎「お前は元気なんだから自分で持てよ!」

咲「ふん…安心しろ久。お前まで回す前に私が全員とばしてやるから」

久(私ったらまたみんなに心配かけてる)

久「宮永さん…そうね!私も頼ってばかりはいられないわ」

まこ「その意気じゃ、久」

久「ありがとう宮永さん、励ましてくれたのね」テヲニギリ

咲「ば、ばか//私は先いってるからな」タッタッタ

和「…」

まこ「むう」

久「それじゃあ、私たちも行きましょうか」

和まこ「そうですね(じゃの)」テヲニギリ

久「二人とも?なんで手をつなぐの?」

まこ「あんたはすぐに迷子になるからのう」

和「そうですよ」

優希「やれやれ、ほんとおあついじょ」

……………………………………………

~抽選終了~

まこ「ふむ、名門風越と去年の優勝者の龍門渕はあたるとしたら決勝か」

和「なかなか良い所にあたったということですか」

咲「強い奴とさっさと戦えないのは残念だがな」

優希「それより、部長遅いじょ」

和「そうですね、会場の目の前で待っているのに」

京太郎「流石の部長もこんな速さで迷子には…」

まこ「…久をなめてたかのう」

……………………………………………


久「う~ん、お手洗いどこかな?」キョロキョロ

久「誰かいないかな」

久(あ!ちょうど人がいる。あの人たちに聞いてみよう)

透華「さて、今年は原村和がいますわ!」

一「ほんとに透華はそればっかだね」ハハハ

透華「当然ですわ!目立ってなんぼ、目立ってなんぼの世の中ですもの!」

純「まあ、今年も私らの優勝だな」

智紀「原村のどか…のどっち…楽しみ」

透華「衣と楽しめる相手も見つかるとよいのですけど」

久「あ、あの!」

透華一純智紀「」ゾクッ

透華「ど、どうしましたか?」

純(なんだこの感じ…衣のそれとよく似たような…)

久「すみません、迷ってしまって。あのお手洗いの場所わかりますか?」

純「あ、ああ。それならここをまっすぐいったつきあたりの右のすぐだよ」

久「ありがとうございます、失礼します」テクテク

一「…ねえ、透華」

透華「ええ。あれはまるで、衣のような…」

智紀「清澄高校」

一「え?」

智紀「のどっちの高校と同じ制服だった」

純「清澄?聞いたことないな」

智紀「どうやら今年初出場みたい」

透華「清澄高校…戦うのが楽しみですわ」

………………………………………………


三科『準決勝終了、決勝進出は中堅で他校をとばした清澄高校です』

三科『しかし、初出場で決勝とは。結局大将まで回ることはありませんでしたし相当強いですね』

三科『どう見ますか靖子プロ?』

靖子『つまんない』ボソッ

三科『…靖子プロ?』

靖子『つまんないつまんないつまんなーい!何で久がでてこないの!』

三科『え、えっと』

靖子『久しぶりに制服姿が見れるとおもったのにー!』

三科『えー、団体戦決勝進出は清澄高校 龍門渕高校 風越女子 鶴賀学園です。いったんCMに入ります』

まこ「相変わらずじゃの靖子プロは」

優希「ふんふーん、中堅でとばしてやったじぇ」

久「ふふふ、ありがとうね片岡さん」ナデナデ

まこ咲和「な!?」

優希「あぁ^~気持ちいいじょ~」

咲(こんの腐れタコス、私が先鋒で10万近く稼いだからじゃねえか)

まこ(副将まで回してくれれば…くっ)

和(優希、親友とはいえ許しませんよ)

久「でもみんな本当にありがとう。あと一勝で全国ね」

咲「ああ、今度こそ先鋒で全員とばしてやるよ」ゴゴゴゴゴ

久「ふふ、期待してるわ宮永さん」ナデナデ

咲「なっ///」

まこ「…そろそろ、先鋒戦開始じゃぞ。いかなくていいのか?」

咲「い、言われなくても」

咲「いってくる」タッタッタ

京太郎「いってこい、咲」

優希「頑張れ咲ちゃーん」

和「決勝は…龍門渕と風越は予想通りですが」

和「この鶴賀学園というところは初出場高校のようですね」

優希「おお!私たちと一緒か。どんな感じなのか?」

久「いえ、まだまだデータが少ないので何とも…」

まこ(…気を付けろよ咲)

まこ(たぶん鶴賀は先鋒が一番ヤバい)


………………………………………………


ゆみ「ついに決勝か」

蒲原「ここで勝てば全国だな」ワハハ

桃子「ついにきたっすね、任せてください先輩!」

妹尾「わ、私も足を引っ張っちゃうかもだけど頑張ります」

ゆみ「そんなことない。みんなの力でここまできたんだ」

ムッキー「うむ」

蒲原「もうすぐ先鋒戦が始まるぞ?いかなくていいのか」

ゆみ「もうそんな時間か」

ゆみ「それでは頼んだぞムッキー」

桃子「頑張ってくださいっすムッキー先輩」

妹尾「お願いねムッキーちゃん」

ゆみ「今回はセーブしないで初めから全力で頼むぞ」

蒲原「ワハハ、ついにムッキーの本気が見られるわけだ」

ムッキー「うむ」テクテクテク

三科『さあ、ついに出そろいました。県予選決勝戦』

三科『先鋒戦はどう見ますか?靖子プロ』

靖子『やはり清澄高校の宮永咲に注目だろうな』

靖子『清澄の得点源は今のところ先鋒みたいだからな』

靖子『それと龍門渕高校の龍門渕 透華だな、時々不可解な打ち方をするのがたまに傷だが』

一「ははは、透華は目立ちたがりだもんね」

純「透華は原村和と打てなくて残念がってるかもな」

智紀「のどっち…楽しみ」

~決勝 先鋒戦~  麻雀は適当 一本場とかの計算は無視してください、分かんないんで

咲100000 透華100000 華菜100000 ムッキー100000

咲「よろしく」

透華「よろしくお願いしますわ」

華菜「よろしくだし」

ムッキー「うむ」

三科「先鋒戦開始です!」

~前半戦 東2局~

華菜「ツモ3900オールだし」

咲(…流石に決勝ともなるとなかなかだな)

咲(しかし妙だな…ムッキーというやつ、静かすぎる…)

ムッキー「う…む…」

透華「ん?なんですの?」

ムッキー「うむあぁぁぁぁぁ!」

透華咲華菜「な!?」ビリビリビリ

ムッキー「…技はすべて見切った、もはやこの勝負見えたわ」

透華「な、なんですのいきなり?」

華菜「頭大丈夫か?」

咲(こいつ…なんだ?いきなり)

咲(しかしこの気配は…楽しそうだな)

咲「カン!」ゴオオ

咲「嶺上ツモ2000,4000」

咲「どうだ?これでも勝ち目はないと?」

ムッキー「…お前は自分の力を過信しすぎている」

咲「いってろ…もう一度だ。カンカンもいっこカン」

ムッキー「ロン」

咲「…なんだと!?」

ムッキー「槍槓だ。お前は自分の支配外のことも覚えた方がいいぞ」

咲(私に槍槓をあてる相手だと?)

咲(やっぱり麻雀って面白い!)

>>1
ageないと落ちちゃうよ

~南四局~

咲117000
透華85000
華菜82000
ムッキー116000

咲(なかなか喰らいついてくるな)

咲(こりゃ今回も飛ばすのはむりか…)ゾクッ

咲(な、なんだ!?)

透華「」コオオオオ

咲(龍門渕の様子がおかしい)

ムッキー「うむ?」

>>22こんな機能あったのか

華菜「はやくツモれよ」

咲「池田ァ!」

華菜「ひっ、なんだし」

咲「…わかってるよ、それロン!」

華菜「…なにやってるし?清澄?」

咲「あ?なにって…なんだと!?」

三科『おっと清澄、それはあたり牌ではありません。チョンボです』

咲(なんだ…いったいなにがおこった?)

透華「…無想転生」コオオオオ

ムッキー(あれはまさか…伝説の秘奥義)

三科『前半戦終了、四校そこまで大きな差はありませんが…』

三科『宮永選手はなぜあのようなミスをしたんでしょうか?』

靖子(あれはあの伝説の…)

靖子『後半戦…』

三科『はい?』

靖子『後半戦…荒れるかもな』

一「なんか最後の透華おかしくなかった?」

智紀「そう?時々デジタルを曲げることはあったと思うけど」

純「…もしかして、一くんのいってたあの」

一(まさか…透華)

三科『それでは、後半戦開始です』

~東二局~ 

透華「ツモ8000オール」コオオ

咲(くそっ止まらねえ)

透華「ツモ3900オール」

ムッキー「世に覇者はひとりだ」

ムッキー「ツモ1300.2600」

華菜(かなちゃんひとり沈みだし…)

華菜(こんなんじゃ監督に怒られる)

華菜(でも、なにより。先鋒を託してくれたキャプテンに申し訳ないし!)

華菜(キャプテンの最後のインハイ…こんなところでくじけないし!)

華菜「にゃああああああああああ!」

咲「!?」

華奈「ツモ!8000.16000!そろそろ混ぜろよ」

ムッキー「ほう?まだ抵抗する力が残っていたか。面白い」ゴウショウハー

透華「」コオオオオオオ

咲(なんなんだ、次から次へと)

咲(でも負けない!絶対全国に久をつれていく)


三科『先鋒戦終了!意外な結果になりましたね靖子プロ」』

靖子『ああ、宮永が四位になるとは思っていなかったな』

先鋒戦
清澄 82100
龍門渕 115000
風越 92900
鶴賀 110000

~清澄高校控え~

和「お帰りなさい宮永さん」

優希「咲ちゃんお疲れ様」

咲「…すまなかったみんな。四位だなんて」

まこ「いや、正直異常な卓だったからな」

和「そうです、麻雀なんですから負ける時もあります」

久「元気出してください宮永さん」

咲「…すまない久。最後の大会なのに…」ペチッ

咲「あうっ」

久「宮永さんがこの大会でどれだけ頑張ってくれたかはみんな知っています!」

支援

>>22
ageなくても落ちるまでの時間は変わらんぞ

人を呼ぶことで書き込み増えれば落ちにくいことは確かだが嵐も増える
どっちを選ぶかは>>1の好み

久「私にも頑張らせてください」ナデナデ

咲「うう///」

優希「そうだじぇ!今までが稼ぎすぎた」

和「すぐに私が取り返してきますよ」

咲「みんな…そうだな、勝って全国だ」

まこ「よし、頼むぞ和」

京太郎「頑張れ、和」

和「はい!」

>>31そうなのか、ありがと。まあ適当に

~風越女子控え~

華菜「ごめんなさいコーチ」

久保「池田ぁ!」

華菜「ひいっ」

美穂子「やめてくださいコーチ!」

華菜「キャプテン…」

美穂子「華菜は精一杯頑張ってました。ぶつなら私をぶってください」

華菜「そんな、私をぶつし」

久保「…なにをいってるんだ?よくやったな」

華菜「え?」

久保「あの面子相手によく抑えてくれた、ありがとう」

華菜「コーチ…」ジーン

久保「あとは池田の分まで勝つぞ!」

全員「はい!」

~会場~

和「よろしくお願いします」

妹尾「よ、よろしくお願いします!」

未春「よろしくお願いします」

智紀「よろしく…あの、原村さん」

和「はい?なんでしょう?」

智紀「これにサインおねがいします」

和「私にサイン?なぜ?…わかりました」サラサラ

和「どうぞ」

智紀「ふぉぉ!ついに電子の妖精が現実にぃぃ!」

和「だ、大丈夫ですか?」

智紀「はい!これがあれば連邦ともあと30年は戦えます」

和「は、はあ」

未春(龍門渕の人怖いな)

妹尾(三つずつ…三つずつ…)

三科『それでは、次鋒戦開始です!』

~次鋒戦~

和「ロン、8000です」

智紀「はあ、はあ。のどっちのどっち…うっ」

和(なんでしょう?この人からは何か嫌な感じが)

智紀「あののどっちに直撃をくらうなんて…ふぉぉぉ!」

未春(龍門渕の人さっきから何を言ってるんだろう?)

妹尾「えっと…三つずつ、三つずつ」

妹尾「ツ、ツモです」

妹尾「えっと…混一色でしょうか?」

未春「…え?大三元!?役満!?」

妹尾「え?役満なんですか?16000オールです」

和(これはなかなかのなかなかですね)


三科『次鋒戦終了!』

三科『結果は原村和が最も稼ぎ、一位は役満をあがった鶴賀学園です』


次鋒戦終了

清澄 105000
龍門渕 782000
風越 82800
鶴賀 134000

~龍門渕~

透華「まったく智紀はなにをやってますの」

智紀「ごめん、憧れののどっちにあえてつい浮かれちゃって」

純「まあそういうこともあるさ。俺が取り返してくるから安心しな」

一「そうそう、まかせといてよ」

透華「仕方ありませんわね。今回は不問にしますわ」

純「なんか透華のやつ機嫌悪くないか?」ヒソヒソ

一「まあ、インハイなんて目立てる場面であの状態になっちゃったからね」ヒソヒソ

純「ああ、目立ったのに覚えていないからか」ヒソヒソ

透華「そこ!うるさいですわ!」

純「へいへい、それじゃいってくるよ」

~鶴賀~

ゆみ「ありがとう妹尾。よくやってくれた」

妹尾「いえ、たまたま運がよかっただけですよ」

ムッキー「運、それもまた実力だ。おぬしの闘気、悪くなかったぞ」

妹尾「ありがとうムッキーちゃん」

蒲原「さていってくるかな」ワハハ

ゆみ「頼んだぞ蒲原」

蒲原「ワハハ、稼げないかもしれないけどなんとか次に繋ぐよ」

桃子「よろしくお願いしますっす、蒲原先輩」

78200だったかすまん

~会場~

優希「よろしくだじぇ!」

福路「よろしくお願いします」

蒲原「ワハハ~よろしく」

純「よろしく…ん?」

優希「じょ?」

純「なんだそのタコス?俺はへの差し入れか?」ヒョイパク

優希「あーーーーっ!」

純「なんだ違ったのか?」

優希「うう」グスッ

純「おわぁ!すまなかった泣くなよ」

優希「ううう、私のタコス」

福路「あの、よかったらこれ」スッ

優希「ん?なんだじょ?」

福路「お弁当なんだけど、おなかすいてるならどうぞ?」

優希「お姉さんありがとう!」

福路「いえいえ、どういたしまして」

蒲原「そろそろ始めよう」ワハハ

三科『中堅戦開始です』

~中堅戦~

優希(タコスパワーが足りない…でも東風なら)

優希「ローン!12000だじょ」

純「いきなりか」

優希「ふふ~ん、タコスのお返しだじぇ!」

純(大会で見る限り、こいつは始めが厄介なんだよな)

純(何かあるんだろうが、でもこういうプレイヤーを抑えるには)

純「チー」

優希(う、当たりじゃない)

純「それだ、ロン2600」

純(どうやらこいつは流れを変えちまえば抑えられそうだな)

純(ここで稼いで一君にまわす!)

福路「ロン」

純「なに!?」

福路「8000です」

優希(このお姉さんさん相当つよいじょ)

蒲原(…こんなことでは負けないぞ)


三科『中堅戦終了!風越女子エース福路美穂子トップに躍り出ました』

中堅戦終了
清澄 88800
龍門渕 86200
風越 131000
鶴賀 103000

~清澄~

優希「ごめん、取られちゃったじぇ…」

和「大丈夫ですよ優希」

京太郎「ほら優希、タコスつくっておいたぞ」

優希「京太郎…ありがとう!」

京太郎「元気出せよ」

咲「あとは先輩達にまかせようじゃないか」

まこ「ほう?期待してくれるんか?」

咲「うるせえ!久にだよ…まあ、あんたにはこんなところで負けてもらいたくはないが」

まこ「素直じゃないのう」

久「副将戦お願いね、まこ」

まこ「任せんさい、稼いでくるよ」

優希「よろしく頼むじょ」

和「頑張ってください」

咲「仲間ってのも悪くないな」ボソッ

京太郎「ん?咲なにかいったか?」

咲「なんでもないっての!まこ、勝ってこいよ」

~鶴賀~

蒲原「ワハハ、すまなかったな」

ゆみ「いや、蒲原。よく繋いでくれた」

妹尾「お疲れ様、智美ちゃん」

ムッキー「うむ、いい流れで来ている。大丈夫だ」

ゆみ「それにここが私たちの秘密兵器だ。たのんだぞモモ」

桃子「任せてくださいっす!先輩の為にやるっすよ」

桃子(先輩のおかげで、今いるここはとっても心地よいっす)

桃子(まだまだ終わらせないために、最初からステルスモモの独壇場っす!)

~会場~

一「よろしく」

文堂「よろしくお願いします」

まこ「よろしく…ってまだ鶴賀はきとらんのか?」

桃子「いるっすよ」

一「わあ!?」

桃子「そろってるんで早く始めましょう」

三科『副将戦開始です』

~副将戦~

まこ(さて、まずは様子見かのう)

まこ(戦歴を見る限り、この三人はおかしな打ち方のやつはいないが)

まこ(鶴賀の人の時は対戦相手が不可解な振込みをすることが多々あった)

まこ(さっきの様子からして…もしかしたら)タンッ

桃子「ロンっす」

まこ「…なに?」

まこ(ダマ…じゃない!リーチを宣言していた!?)

一(まったく気づかなかったよ)

桃子(昔は影が薄いのは何とも思ってなかった)

桃子(でも今はこの力があって、必要とされて、本当にうれしいっす)

桃子(さーて、ステルスモモいくっすよ!)

桃子「それロン!5200っす」

文堂「うっ」

桃子(いけるっすよ!)

一(特殊な力か…確かに僕は持ってないかもしれない)

一(でも信じてくれる透華やみんなのためにも)

一(正攻法な僕で勝つ!)

一「ツモ1300.2600」

まこ(…やはり、鶴賀のはいうなればステルス能力か)

まこ(見えないのでは当てようもかわしようもないのう)

まこ(ここは鶴賀を捨てて早アガり重視で…いや)

まこ(…そういえば咲がいってたっけ。普通が無理なら発想を変えろって)

まこ(一つ一つを確認するから見えないのかもしれん)

まこ(ならメガネをはずして全体から読み取れば)カチャ

桃子(清澄のひとなにをやってるんすか?)

桃子(そんなことしても余計見えなくなるだけっすよ!)

桃子「とおらばリーチっす!」

まこ「ロン7700じゃ」

桃子「な!?モモがみえるんすか?」

まこ「やっぱりそうかい。きちんとは見えとらんよ」

桃子「ならどうして…」

まこ「なに、見えない方がいいものもあんがいあるゆうことじゃ」

文堂(すごいな清澄のひと、もう対抗している)

文堂(でも状況もわからない私はいったいどうすれば)

一(風越の人…あきらめちゃったのかな?)

三科『副将戦前半戦終了、鶴賀がおおきくリードです』

~廊下~

文堂「やっぱり私なんかじゃ…無理だったのかな」

???「文堂」

文堂「え?深堀先輩!?どうして」

文堂「すみません」

深堀「どうして謝る?まだ後半戦があるぞ」

文堂「そんな、私はもう無理です…」

深堀「…確かにお前はまだ一年、力が及ばないと思ってしまうのもわかる」

文堂「突然どうしたんですか?」

深堀「輝くときはこれからかもしれない、だが」

深堀「それは、お前が負けていい理由にはならない!」

文堂「!?」

深堀「自分の力が及ばなくなった時に人間が発揮する力、それは!」

深堀「人の心を受け入れて手を差し伸べる、それすなわち…愛なり!」

文堂「先輩//」

深堀「つまり言いたいことは、まだあとには私が控えている」

深堀「私を信じて、安心して自分の力を発揮してこい」

文堂「はい!」

~副将戦後半戦~

文堂(そうだ、これは団体戦。後ろには深堀先輩がいてくれてる)

文堂(私は私の打ち方で次に繋ぐんだ!)

文堂「ロン5200!」

まこ(風越の目に光がもどった)

桃子(負けないっすよー!)

一(私だけ、このまま終わるわけにはいかないよね)

一(ん?鶴賀が微かだけど見える?)

一「ロン3900」

桃子(しまったっす。最初から使ってたからだんだん慣れはじめてきたっすか)

桃子(でもこのままトップは譲ら無いっすよ)

三科『副将戦終了。東横 桃子選手の活躍で鶴賀が一位に浮上』

三科『龍門渕が大きく落ち込んで四位です』

次鋒戦終了
清澄 104300
龍門渕 65700
風越 107900
鶴賀 122100


カン

今回はここまでにしときます、大将戦は今回と同じぐらいあるので

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