【TS】門矢士「学園恋愛ゲームの世界か」パート3【安価・コンマ】 (1000)

門矢士がTSした主人公たちを相手に学園恋愛ゲームする安価・コンマスレです。
恋愛と言いつつコミュニケーションゲームになってます。
物語が終了するタイミングは大体開始から一カ月以内(予定)

あまり無理な内容だったり、突飛な内容の安価は再安価となります。
また、士自身の行動ではない内容も再安価になります。
お気を付けください。


コンマの判定基準は

1:失敗(大)
2-4:失敗
5-7:成功
89:成功(大)
0:クリティカル

となっていますが、場合によっては上記と異なる判定が下されることもあります。
その際は判定前に告知させていただきます。
安価は2回連続までオッケーです。3回以上は再安価とします。

パート1
【TS】門矢士「学園恋愛ゲームの世界か」【安価・コンマ】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1388401410/)
パート2
【TS】門矢士「学園恋愛ゲームの世界か」【安価・コンマ】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1388843344/)

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1390043955

これまでのオールライダー女体化計画

アンク「オエージ!……女!?」
アンク「オエージ!……女!?」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1385/13852/1385255930.html)

フィリップ「翔太郎、太ったんじゃないかい?」
フィリップ「翔太郎、太ったんじゃないかい?」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1385/13859/1385912339.html)

紅渡「僕がクイーンだ!」
紅渡「僕がクイーンだ!」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1386/13863/1386347591.html)

啓太郎「やっぱりファイズはたくちゃんじゃないと!」
啓太郎「やっぱりファイズはたくちゃんじゃないと!」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1386505394/)

秋山蓮「城戸が鏡に話しかけていた?」
秋山蓮「城戸が鏡に話しかけていた?」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1386858489/)

五代雄介「この仮面を被って、と」
五代雄介「この仮面を被って、と」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1387023973/)

加賀美「天道が女の子だったら」
加賀美「天道が女の子だったら」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1387195687/)

明日夢「響鬼さんが女の人に!?」
明日夢「響鬼さんが女の人に!?」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1387376714/)

津上翔一「俺、女の子になっちゃうみたい……」
津上翔一「俺、女の子になっちゃうみたい……」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1387716846/)

【仮面ライダー】クリスマスプレゼント【TS】
【仮面ライダー】クリスマスプレゼント【TS】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1387897255/)

良太郎「時間の改変の影響で女の子になっちゃった……」
良太郎「時間の改変の影響で女の子になっちゃった……」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1388293223/)

始「誰だその女は」橘「剣崎だ」
始「誰だその女は」橘「剣崎だ」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1388329252/)

来たか!(ガタッ)

こんばんは、お久しぶりです。
前スレがウンメイノーしたことに関しては、
二度と言わず三度四度と不死鳥のようによみがえると解釈した>>1です。

そして、前回のことについては改めて……
ごめんなさあああああい!!

はい、これで前回のことは終わり!
教訓として胸の奥にとどめつつ、
また楽しくゆるくやっていきましょう。

一応、一週間も放置プレイさせられた皆様のために現状説明を。

現在は14日目、夕方の時間帯です。
ユウスケ、夏みかんと浜辺へ遊びに行こう、というところでしたね。

ちなみにこの一週間近く、ギンガマンを見ていました。
おもしろかった……
現在は暴れた分だけ優しくなる戦隊を見てます。

それじゃあ、そろそろ始めようかなーと思うんですが……
突然ですし、人もいないでしょうか?
いないなら後で始めるつもりです。

いない……かな?
じゃあ、1時間後に始めますね。

あー、前回のアレは荒らし並みだったからなぁ…。
全く気にする必要は無いと思うよ、うん。

キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!

>>3
>>8-9
みなさんこんばんは!
予定より早い復帰なのに来てくださってありがとうございます。
ちょっと自意識過剰になりそうなくらい嬉しいです(笑)

何はともあれ、始めちゃいましょう!

――浜辺

波の音が耳に気持ちいい。

ユウスケ「うわー綺麗な夕日だな!ほら、見てみろよ。
     海に反射して、すっごい綺麗だ!」

夏海「本当ですね。きらきらして、宝石みたいです……」

士「お前ら、静かに景色と波の音を楽しもうって気はないのか?」

ユウスケ「なんだよ、ノリ悪いなー」

夏海「士君こそ、せっかく三人で来たんですから楽しみましょう」

士「……まあ、お前らと一緒にいて静かだと逆に不気味か」

夏海「どういう意味です、それ」

頬をふくらました夏海をなだめながら、ユウスケが沈みそうな夕日を指さした。

ユウスケ「な、綺麗だろ?」

士「……悪くはない」

海面に夕日が投げかけた輝きはまっすぐ伸びて、光の道ができたようにも見える。
あの道を進めば、どこに行くんだろうか?
……少々子供じみた考えが浮かんだ。

夏海「士君、見惚れてますね?」

士「別に」

ユウスケ「照れるなよ~」

士「うっとうしいな、静かにしてろ」

夏海「静かにすると不気味なんでしょう?じゃあ思いっきり騒ぎましょう!
   ね、ユウスケ」

ユウスケ「ああ!いやー今日はいつにもましていい夕日だな!」

夏海「波の音もいいですね!」

士「……」

うるさい。


直後判定
一週間の焦らしプレイ +3

そりゃっ

>>12 0+3=0 なんというコンマ

――まさか■■■様と■■■る日■■■■ん■■

士「……っ……?」

頭が、痛い。
だが、それ以上に気になったのは、聞こえてきた声だ。
いや、厳密には声ではなく、声と一緒に聞こえてきた波の音。

……自分は、いつか海へ行ったのだろうか?
この声の主と一緒に。

ユウスケ「士、また頭痛か?」

夏海「大丈夫ですか?」

心配そうな二人の声に、現実に立ち返った。
たまには一緒にと海へきて、頭痛に苛まれてどうする。

士「なんでもない」

声は消えたし、頭痛もマシになってきた。
ただ、聞こえてくる波の音は現実なのか、それとも……

ユウスケ「なあ、せっかくだし、日が沈むまで何かしないか?」

夏海「何か、ですか?」

……またしても現実に引き戻された。
ぼんやりしていたことを悟られないよう、平静を装う。

士「何をするっていうんだ?」

夏海「そうです。こんな時間に海に入るのは危ないですよ」

ユウスケ「そうかもしれないけど、せっかくなんだからさ!
     士、何かないか?三人でできそうなこと」

士「そうだな……」


1 ユウスケを埋める
2 夏みかんを埋める
3 砂で何か作る(具体的に何を作るかも)
4 自由安価

3 城でも作ってみようか

>>15 3

士「城でも作ってみるか」

士の提案に、ユウスケと夏海が微笑んだ。
それはもう、かわいらしい子供の言動に向けるような顔で。

ユウスケ「そうだな、お城にするか!」

夏海「三人で立派なお城にしましょうね!」

士「……おい、子ども扱いするな。お前たちのレベルに合わせてやっただけだ」

苦々しい思いでそう口にするも、二人は笑顔のままだ。

士「そもそも遊ぼうって言い出したのはお前ら――」

夏海「はいはい、お城の土台はここにしましょう!」

ユウスケ「俺、あっちから砂持ってくるよ」

夏海「お願いします」

士「おい、聞け。おい、二人だけで始めるな。おい!」


直後、城の完成度判定
天才 +1

とりあえず右、次左

>>18 6+1=7

完成した城は、なかなかにいい出来栄えだった。
それに……

士「初めて見た気がしないな、この城」

ぽつりと呟くと、ユウスケと夏海が顔を見合わせ不安げな顔をする。
それを無視して、改めて城を観察する。
……何かが足りない気がする。

士「そうだ、シンボルが……」

どこかに所有者の印でも、と思い城壁に何か彫ろうと指を伸ばした時だった。

夏海「ああ、波が!」

ユウスケ「うわー城が!」

……と言いつつ、二人が城に水をかけたせいで城が崩れてしまった。
なんなんだ、いったい。

【14日目・夜】

浜辺から帰って少々疲れていたためか、
今日の夕飯はずいぶんと手抜きだった。

夏海「文句があるなら食べなくていいです」

ユウスケ「い、いや!作ってくれるだけで充分だって!な、士?」

士「どうせ作るならもっと――」

ユウスケ「いやーおいしかった!」

夏海「ならいいんですけど」

……ユウスケに遮られてしまった。
まあいいか。あのままなら確実にツボを押されていたことだし。


1 さっさと寝る(起床判定に+2)
2 自由安価

>>21 1

海で遊んで疲れたことだし、さっさと寝るか。

士「俺はもう寝る」

ユウスケ「歯磨きしたか?」

士「子供じゃないんだ。したに決まってるだろ」

夏海「それじゃあ、私も部屋に戻ります。おやすみなさい」

ユウスケ「おやすみー」

士「おやすみ」


直後判定
関連イベント +1

縺溘≠

>>23 2+1=3 よって1

【14日目・リザルト】


門矢士:健康

○保有スキル
・天才:一部の行動判定に+1
・レンズ越しの世界:カメラの判定結果を常に失敗とする
・×××:【閲覧できません】


~人物関係欄~
五代雄介:友好(小)/友好(小)
津上翔一:友好/友好

城戸真司:――/――
乾巧:愛情/愛情

剣崎一真:普通/普通
響鬼:普通/普通

天道総司:普通/普通
野上良太郎:――/――

紅渡:友好/友好
左翔太郎:友好(小)/友好(小)
火野映司:友好/友好

如月弦太朗:友好/面倒
操真晴人:友好/友好

光夏海:友好/友好
小野寺ユウスケ:友好/友好

【閲覧できません】:××/忘却

××××の進行具合:4(15に到達すると……)

はい、14日目は終了しました。
15日目、行きたいところなんですが……
最近ちょっと体調が悪めというかなんというか。
日をまたぐだけの体力がありません……

久しぶりなのに短くて申し訳ないですが、
本日はこのまま日付が変わる直前までのんびりおしゃべりでもしようかなあと思ってます。
それで構わないでしょうか。
それとも、途中まででも15日目、やりますか?

ありがとうございます。
風邪気味なのと持病のヘルニアで……(笑)

草加って女体化しても真理に執着しそう





ヤンデレズ

ヘルニアって腰のやつ?
お大事に(´・ω・`)

俺らを放置プレイとか…
待ってた!

>>28
最高ですね(真顔)

>>29
そうなんですー。
中学の時、ふざけて父親を抱っこしたら……
足が痛くて病院に行ったら腰がすごいことに(笑)
MRIとったりして、ちょっと楽しかったです。

>>30
すいません、お待たせしちゃって。
待っててくれて、ありがとうございます。

そうなんですよね……
まあ>>1のはそんなにきつくない方なので、
たまにすごい痛い時がある以外は平気なんですけどね。
最近ちょっと調子が悪めです。

>>1がくっ付けてみたい奴らは?

>>35
いっぱいいますね!
けど、特にくっつけてみたいのはデネブと良太郎かなあ。
二人とも癒し系なのでかなりふんわりしたカップルになりそう。

椎茸入りナオミちゃん特製コーヒー下さい!

>>37
うっ……
シイタケ食べられないんです……
っていうか、きのこ食べられないんです……
それなのに姉が夕食を作るとほぼ毎回……
うっ……

逆に>>1が気になるのは、
みなさんが誰と誰をくっつけてみたいか、ですね。
思いがけない組み合わせとか、あるんでしょうか?

>>38
分かる、あのブヨブヨがダメ
一回無理やり食べさせられて吐き出した

真理と草加をくっつけるべきなんじゃないかなぁ……?

>>40
ですよね。食感もにおいも大っ嫌いなんです!
なのに無理に食べさせようとして、ミキサーで粉砕したのを
好物のハンバーグに混ぜられたことがあります。
ひどい……

>>41
草加ww

>>42
茹でたイカとかタコとか貝とかも似たようにブヨブヨしててダメ
お肉の脂身とかも
好き嫌い多いな……

>>44
まじですか!
>>1はイカ大好きです。タコもけっこう好き。
魚介は好きなんですけど、生臭いと食べるのがつらい時もあります。

お肉の脂身は確かに嫌ですね。
まあ、好き嫌いしちゃうのはしょうがないですよ。
>>1も好き嫌い多いですし。トマトも最近食べられるようになったばっかりですし。

それじゃあ、そろそろ寝ますね。
お付き合いいただき、ありがとうございました。
できれば明日夜も更新するつもりです。
おやすみなさい。

>>1が仮面ライダーで一番好きなデザインは?
ちなデルタ

北岡さんと令子さんをくっつけてみたいです

前スレで挙がってた、ヤンデレとツンデレが激しく気になる。
オルフェノクは、どういう存在になるのかとか。
あとは橘さんと小夜子さん……って既にくっついてるか
でも絡み位は見てみたいな(小声)

おっ再開してたのか。

友人からの久しぶりのメール、件名なしで本文に

おほほほほほほ
あはははははは

としか書いてないっていう。
なにこれこわい。

はいこんばんは、>>1です。
今日の放送は……ブラーボとグリドン、そして姉ちゃんがいなくて寂しかったですね。
あと来週の予告!女の子!やったあああああ!!

そのうち夕ご飯だと思うので、すぐにいなくなってしまいますが……
ちょっとだけやりますか?

>>46
デルタいいですよね!>>1も大好きです。
一番を決めるのは難しいですね……みんな違ってみんないい、というか。
けど、動くことも含めて考えるとウィザード、特にインフィニティかなあ。
マントかっこいい、キラキラ光ってきれい、透明でどことなくセクシー。
でもやっぱり、どのライダーも好きですね!

>>48
あー令子さんを登場させるのは難しいかもです。頑張ってください。

>>49
けどヤンデレは真理が好きですからね……そこをどう扱ったものか……
それと、この世界にオルフェノクはいませんよ。
橘さんは……まあ、仲良くなっていろいろ聞いてみてください。

>>50
はい、再開させていただきました。
よろしくお願いします。

あっ呼ばれちゃった。
それじゃあ夕ご飯食べてきますね。
今夜は9時から始めると思います。

ヒント:センター試験
俺?ムッコロされてきたけど?

>>53
なるほどなー。
>>1も解いてみましたよ!ひどかったけど!
国語7割とか終わってるわー……
現役の時は何点だっけ、覚えてない……
久々にやるとひどいもんですね。

というか、現役生の方ですか?
だったら二次に向けて頑張りましょう!
とりあえず、今夜はここでゆっくりしてもらえれば……とも思いますが。
何にせよそろそろ始めましょうか。


直後起床判定
早寝 +2

ちっぽけだから守らなくちゃいけないんだろ!

>>56 2+2=4 あっ

よって直後さらに判定
おまけ +2

早寝したんだからおまけくらいついてもいいよね!

てい?

>>58 7+2=9 大成功となりましたので、特別なシチュエーションとなります。

【15日目・朝】

目の前で、巧がぐっすりと眠っている。
どうしてこうなったのか、説明するには少し時をさかのぼることとなる。

朝、目を覚ました自分は、携帯が光っていることに気付いた。
何だろうと見てみれば、メールが一通。
以前、一度だけ話したことのある真理からだった。
いつの間に?という疑問はこの際おいておく。

『巧が寝坊しそうだから、起こしてあげてください』

とだけ書かれたメールを無視するわけにもいかず二人の部屋へ向かうと、
ちょうど真理が部屋を出るところだった。

真理「すいません、今日はちょっと用事があって」

士「それで早く出掛けるのか」

真理「早めに起こしたら、絶対二度寝しますから、あいつ。
   ご迷惑おかけします」

ぺこぺこと頭を下げながら走り去って行った真理の背中を見送り、部屋へ入り、今に至る。

まだ起こすには少々早い時間だが……
どうしようか?


1 なでる
2 鼻をつまむ
3 ふーふーしてみる
4 自由安価

4 寝顔を撮影

>>60

とりあえず、寝顔を撮影しておこう。
うまく撮れるかどうかは別として。

士「……」カシャッ

少々歪んでいるが、肝心の寝顔ははっきりと写っている。
これは大事にしまっておこう。

巧「んー……」モゾモゾ

シャッター音が安眠を妨げたのか、巧が唸りながら寝返りを打っている。
このまま放っておいても起きるかもしれないが……
どうしようか?


1 起こす
2 起こさない
3 自由安価

とりあえず頭をナデナデ

>>62

眠っていて無防備な姿を見ていると、我慢が効かなくなった。
頭を撫でてみよう。

士「……」ナデナデ

巧「んんー……?」


直後判定
愛情 +2

時々すっげえ切なくなるが、時々すっげえアツくなる、らしいぜ?

>>64 3+2=5

頭を撫でていると、巧がくすぐったそうに身じろぎした。
小さな声で、誰かを呼んでいるのが聞こえた気がする。
以前聞いた幼いころの話を思うと、あまり追及するべきではないだろう。

せめて今だけはいい夢を、と思いながら頭を撫で続けていると、
徐々に意識が覚醒してきたのか、巧が緩やかに目を開け、寝ぼけ眼で自分を見つめてきた。

巧「……?」

不思議そうに見上げてきていたのも束の間、

巧「なっ……なんでここにいるんだよ、お前!」ガバッ

勢いよく起き上がった巧に詰め寄られてしまった。

士「落ち着け。真理から頼まれたんだ」

巧「真理から……?」

士「お前が寝坊しないようにしろってな」

巧「……真理は?」

士「早くに出て行ったぞ。用事があるらしい」

巧「だからって、なんでお前に……おい、あっち行け」

起こしに来たことへの礼もなく、あっちに行けと言われるとは。
まあ、巧の性格上予測できなかったわけでもないが……

巧「……あんま見んなよ……寝起きで、いろいろ、ちゃんとしてないし」


1 かわいい
2 ツンデレか
3 自由安価

縺九o縺?>縺九o縺?>

>>66-67 1 この場合はそうですね。

士「かわいい」

おっと思わず本音が口をついて出た。

巧「……」

何やら呆れたような視線を向けられているが、気のせいだろう。
それに当の巧も頬を赤らめているあたり、まんざらでもないはずだ。
いっそのこと開き直ろう。

士「本当にかわいいな」

巧「やめろ、こっち見んな」

士「寝起きでもお前はかわいいぞ」

巧「そういうのやめろ。あっち行け」

士「最高にかわいい」

巧「……いい加減にしろ!」

声を荒げた巧の頬はすっかり赤くなっている。
いっそうかわいくなったのだが、これ以上巧と遊んでいては学校に遅れるだろう。
素直に部屋の外で待つことにした。

巧「そっちのソファーにでも座ってろ」

士「いいだろう」


直後判定

ていや?

>>70 5

ふと、机の上に置かれたままの紙切れが目に入った。
読もうと思ったわけでもないが……

『スマートレディによろしく』

……スマートレディ?
何かの暗号だろうか。

興味がわいて、紙切れを手に取り読んでみると、短い手紙らしい。
今ならまだ引き返せるが……


1 読む
2 読まない
3 巧に聞く(同時に判定 愛情+2)

>>72 3 判定 6+2=8 よって……

士「巧、この紙読むぞ」

巧「あ?そこらに置いてあるもんならいいけど」

返事を聞いて意気揚々と読み始めたはいいが、何てことはない親からの手紙らしい。
巧の物ではないだろうから、真理の親からだろうか。
体調を気遣う言葉や、学園生活を楽しんでいることを願う言葉の最後に、
思い出したかのように先程の一文が添えられていた。

『スマートレディによろしく』

真理と親、共通の知り合いを指す暗号化何かだろうか。

士「おい、巧。スマートレディって誰だ」

巧「お前、真理の手紙を読んだのかよ。
  まあ、そんなとこに置いとく真理が悪いか……」

士「それで、誰なんだ?」

巧「知らないのか?うちの寮母だ」

士「愛称がスマートレディなのか?変わった愛称だな」

巧「いや、正式名称が」

士「……冗談だろ」

しかし、巧が冗談を言っている様子はない。
寮母の存在自体は知っていても、見たこともなければ聞いたこともなかった。
どんな人間なんだ?このおかしな名前のやつは……

巧「それより、早く学校行くぞ」

士「まだ時間はあるだろ」

巧「遅れると面倒だ。ほら」

士「仕方ないな……」

スマートレディなる寮母については、改めて調べるとしよう。


直後判定
12 現国
34 体育
56 地理
78 弁当
90 ???

>>74 5

――2-D

本日も快晴、窓際の席はその特権を余すところなく発揮している。
青空の向こうに広がる街並みを見下ろしていると、不意に肩を叩かれた。

五代「門矢君、先生の話も聞いてほしいな」

士「……またお前か」

こうも回数が重なると、たいていの教師は諦めるのだが。
そうもいかない相手らしい。

五代「今は各国の輸出品についての話だったけど……聞いてた?」

士「聞かなくても分かる」

五代「それじゃあ、抜き打ちテストしちゃおうかなあ」

士「勝手にしろ」

五代「問題です。カカオ豆の輸出量が世界一多い国はどこでしょう?」

士「簡単すぎるな」


1 コートジボワール
2 ガーナ
3 エクアドル
4 ベルギー

1で

>>76 1

士「コートジボワールだ」

五代「大正解!すごいね、ヒントも何もなかったのに」

ヒントも何も、答えは黒板に書いてあったが、そのことは言わずにおいた。
五代は大喜びしている。

五代「そっかあ、空を見ているようでいてちゃんと聞いてたんだ」

士「そういうことだ」

五代「それじゃあ、授業再開します。えーっと、次は繊維品の話をしよっか」

教壇へ戻っていく五代の嬉しそうな様子を見ていると、
授業を聞かずにいるのも悪い気がしてきた。
今日くらいは真面目に聞くとしよう。


五代雄介:友好を獲得

【15日目・放課後】

放課後になった。
生徒たちのなかには部活へ急ぐものもいるようだが……
自分には部活なんてない。

さて、どう過ごそうか。

1 寮に帰る
2 自由安価

スマートレディについて調べてみる

>>79 とりあえず、会いに行くってことにしますね。

――寮

一度も入ったことのない、管理人室という札のついた部屋の扉を叩く。
すると……

「はあ~い!扉はいつでも開いておりますので、ご自由にお入りくださーい」

と、やけにテンションの高い声が聞こえてきた。
まあいい、中に入ってみよう。


――管理人室

「いらっしゃい、士君」

満面の笑みで迎えたこの女がスマートレディなのだろう。
どぎつい色のコスチュームに目をつむれば普通の女だが……

「私はこの寮の寮母であり、管理人のスマートレディです」

やっぱりこいつがスマートレディか。
知りたかったことは知れたが……どうしようか?


1 真理との関係を聞く
2 名前について聞く
3 自由安価



お風呂入ってきますね。
30分ほどしたら戻ってきます。

1

>>82 1 スマートレディだとちょっと長いのでレディって表記にしますね

士「お前、真理とは親しいのか?」

レディ「きゃっ!あらぬ疑いをかけられちゃってるんでしょうか」

士「変な意味じゃない。真理にあてた手紙の中に、お前のことが書いてあった。
  家族ぐるみの付き合いでもあるのか?」

レディ「あら、いけない子ですね。めっ!人の手紙を勝手に読んじゃいけません!」

士「許可は取った。それより質問に答えろ」

レディ「むう、かわいくない……それで、何ですか?園田真理さんとの関係ですか?」

士「ああ」

レディ「それは……」


直後判定
1に近いほど事務的
9に近いほど個人的
0の場合……

\ファイヤー・オン/

>>86 9 惜しい。すごく惜しい。

レディ「真理さんとは、それはもう!す~っごく仲良くさせてもらってまーす♪」

一々大きなジェスチャー(しかもわざとらしい)で表現されると、無性に腹が立つのはなぜだろう。

レディ「社長のご息女という立場上、仲良くせざるを得なかったんですが、
    今ではすっかり個人的なお友達で~す」

士「社長……?」

レディ「はい。ご存じではなかったんですか?」

スマートレディがわざとらしく首を傾げた。
知らなかったことを知っていたのか、それとも無意識にこういった動作をするのか……
どちらにせよ、これで次に聞くことが決まったようなものだ。


1 社長とはどういうことか聞く
2 レディが社長とどういう関係なのか聞く
3 自由安価

3で12両方
ダメなら2

>>88 2 はい、両方はだめです。

社長のご息女はこの場合真理のことだろうから、社長というのは真理の父親だろう。
それなら、自分が聞きたいのは……

士「お前、その社長――真理の父親とどういう関係だ?」

質問にスマートレディはにっこりと笑った。
待ってました!と言わんばかりの笑顔だ。

レディ「私は社長に従う忠実な部下です。えっへん」

ぽん、と誇らしげに胸を叩いてそう言ったスマートレディはどう見てもふざけているが、
彼女の場合ふざけているのが普通なのだろう。

士「お前はこの寮の寮母だろ」

レディ「しかし、それ以前に社長の意のままに動く部下なんですよ」

士「だいたい分かった。つまりお前はどこぞの社長の秘書か何かってわけか」

レディ「う~ん、当たらずとも遠からず!惜しいですねー」

士「だいたい合ってるならそれでいい。で、そのお前がどうしてこんなところで寮母をしてる?」

レディ「それは、人との触れ合いを通じて様々なことを学びなさいという
    社長の意向に従っているからです♪」

士「ずいぶんとお節介な社長だな」

どこまで本気で答えているのか、疑わしい気もするが……
不思議と嘘をつかれている気もしない。
自分の直感を信じるなら、スマートレディは一切嘘をついていないだろう。

士「だがお前が真理の父親の秘書と仮定すれば、お前がいないと仕事が回らないだろ」

レディ「それに関してはご心配に及びません。私は自分の職務をしっかり果たしていますから」

士「なんだ、離れた場所から秘書の仕事が務まるのか?」

レディ「士君、先入観での決めつけはよくありませんよ?
    私は一言も自分が秘書だなんて言ってません」

そういえばそうだったか。
だが、それならいったい、何だと言うんだ。


1 詳しく尋ねる
2 巧とはどういう関係か聞く
3 自由安価

>>90 1 さりげなくコンマが00とはww

士「なら、お前はいったい何なんだ?」

その質問を受けたかったと言わんばかりの笑顔で、スマートレディが口を開いた。

レディ「私は、スマートブレイン社が持てる技術を総動員して開発した、
    いわゆる人工知能です」

士「……なんだと?」

レディ「はーい、よく理解できていない士君のために分かりやすく説明しますね♪
    つまり私は、あらびっくり!コンピュータなんです」

士「……」

冗談……ではなさそうだ。

レディ「スマートブレインは知っていますか?」

士「ああ、CMもよく流れてるからな」

レディ「はい、あの大企業が開発したのが私なんでーす」

士「……」


1 信じる
2 信じない

疑うより信じてみる1

>>92 1

士「……分かった、信じてやる」

目の前で動き回るのが機械だとは到底思えないが、嘘をついているとも思えない。
なら、信じてみてもいいだろう。

レディ「わお、これは驚き!まさか信じてくれるなんて!
    ありがとうございますー♪」

相も変わらずわざとらしいジェスチャーで喜んだあと、
スマートレディが内緒話をするように口元に手を当てた。

レディ「実はここにいる私は機械の体を遠隔操作しているんですよ。
    私の本体は、スマートブレイン本社の最奥部で厳重に守られているんです」

士「ほう……」

レディ「だから、私がここにいても職務はきちんと果たせるんです。
    パーソナリティ、人格としての意識はこの器にありますけれど、
    その部分は職務を果たすことに全く関連しませんから」

士「つまり、ここにいるお前と働いているお前とは別の意識ってことか?」

レディ「厳密には違いますが、そう考えていただいて構いませんよ。
    あんまり正確に説明すると、頭がぱぁーん!と、破裂しちゃいますから」

士「そんなにお粗末な頭のつもりはないぞ」

レディ「はーい、強気なお言葉、ありがとうございます♪
    それでは、これで質問は終わりですか?」

士「そうだな……」

まだいくらか気になることもあるが、もうすぐ夕食の時間だ。
今日のところは帰るべきだろう。

士「今日は帰るとするか」

レディ「そうですか。ちょっと寂しいです、しくしく」

士「そう言うな。気が向いたらまた来てやる」

レディ「あら優しい!機械の私を気にかけてくれるなんて!
    それではまたのお越しをお待ちしています♪」

スマートレディに見送られながら部屋を出た。
……なんとも疲れる相手だった。

【15日目・夜】

ユウスケ「あー、なんか眠いな今日は……」ゴロゴロ

夏海「ユウスケ、寝るならベッドですよ」

ユウスケ「はーい」

そういえばこいつらは、寮母が機械だなんて知りもしないんだろう。
……まあ、わざわざ人に言って回るようなことでもないか。
自分が言いふらさないと思ったからこそ教えられたのかもしれないし。

さて、今夜はどう過ごそう。

1 さっさと寝る(起床判定に+2)
2 自由安価

バイクに乗って散歩する

>>95

散歩でもするか。
バイクで夜風を切るのも悪くない。

士「散歩してくる」

ユウスケ「気をつけろよー」

夏海「遅くなり過ぎないでくださいね」

士「ああ」


直後判定
1-3 何もなし
45 紫っ子と不運少女
67 同じくバイクの二人で一人の探偵
89 今日も一人のヴァイオリニスト
0 ???

初瀬ェェェエエ!!
予告で可愛い子がいた

>>97 3 初瀬ちゃんは犠牲になったのだ……

見事に誰にも会わないまま夜の散歩は終わりを告げた。
この街の住人は行儀のいい奴が多いらしい。


直後判定
関連イベント +1

現代はさながら戦国

>>99 7+1=8 よって2

【15日目・リザルト】


門矢士:健康

○保有スキル
・天才:一部の行動判定に+1
・レンズ越しの世界:カメラの判定結果を常に失敗とする
・×××:【閲覧できません】


~人物関係欄~
五代雄介:友好/友好
津上翔一:友好/友好

城戸真司:――/――
乾巧:愛情/愛情

剣崎一真:普通/普通
響鬼:普通/普通

天道総司:普通/普通
野上良太郎:――/――

紅渡:友好/友好
左翔太郎:友好(小)/友好(小)
火野映司:友好/友好

如月弦太朗:友好/面倒
操真晴人:友好/友好

光夏海:友好/友好
小野寺ユウスケ:友好/友好

【閲覧できません】:××/忘却

××××の進行具合:6(15に到達すると……)

はい、15日目終了ですー。

本日はここまでにしましょうか。
眠くてもう……

今週の放送はまあ、何が一番気になるってこれからのミッチですね。
紘汰を素直に慕ったままじゃなくなるのかなあ。
何にせよ楽しみ。

それじゃあおやすみなさい。

こんばんはー!
早速ですが、直後起床判定

ニーサンのうっかりレベルがヤヴァイ

>>105 2 おかげでかわいい弟が大変な事実にたどり着きましたね!

直後、さらに判定

(0M0)<3!

>>108 6

【16日目・朝】

「おい、起きろ」

浅い眠りの中聞こえてきた声は、もしかしなくとも……

士「……巧か?」

うっすらと目を開けてベッドの近くに立つ人影を見れば、やはり巧だった。

巧「昨日とは逆だな」

士「ああ……」

相槌を打ちながら上体を起こし、伸びをした。
そういえば昨日、巧の寝顔を撮ったんだったか。

士「お前、俺の寝顔を撮ったりしてないだろうな」

巧「そんなことするわけないだろ。……待てよ。
  わざわざそんなこと聞くくらいだ、もしかしてお前、昨日……」

士「ああ、かわいかったからな」

言い切らないうちに巧の拳が飛んできた。それを軽く避けて、起き上がり洗面所へ向かう。
背後で巧が何やら文句を言っていたが、先に顔を洗ってしまいたい。

巧「お前、かわいいって言ったら何しても許されると思ってんのかよ……」

洗面所から戻ると、巧が眉間のしわを深めてこちらを睨んできた。

士「気にするな」

巧「……」

ふくれっ面になった。


1 なでる
2 頬をつつく
3 自由安価




ちょっくら風呂に入ってきます。
30分くらいで帰ってくると思います。

文字化けしてる
3かわいい

>>111 3

士「かわいい」

巧「……」

そっぽを向かれてしまった。
かわいいと言うのをやめろ、と主張しているらしい。

士「かわいいぞ、巧」

何としても反応させてやろうと視線の先に回り込んで言ってみた。

巧「しつこいんだよ」

ふくれ面のままそう言って、またしてもそっぽを向かれた。

士「そういう反応もかわいい」

巧「……だから、しつこいって」

ふくらんだ頬が赤みを帯びた。照れているようだ。かわいい。
このままいちゃついていたいところだが、そろそろ学校に行かなくては。
非常に残念だが、巧まで遅刻させるわけにはいかない。

そしてその前に朝食だ。

士「そういえば巧、もう朝はすませたのか?」

巧「当たり前だろ。お前もさっさと食べろよ。
  あんまり遅いと先に行くぞ」

士「仕方ないな」

台所に置いてあったパンを食べることにした。

巧「ほんとに、よくもまあ恥ずかしげもなく……」

何やら文句が聞こえてくるが、気にせずパンにかじりつく。
結局、食べ終えるまで巧は待っていた。

士「実は一緒に登校したかったのか?」

思わず笑顔でそう尋ねると、巧がしかめ面になった。

巧「お前をほっといて一人で行ったら、夏海たちにばれるだろ。同じクラスなんだから」

士「素直じゃないところもかわいいな」

巧「……いい加減にしろよな」

巧の頬は、すっかり赤くなっていた。


直後判定
12 現国
34 地理
56 体育
78 弁当
90 ???

スタンデンバーイ

>>113 1

――2-D

「――そしてこの時、彼は女性に恋をしたというわけです」

恋愛を主軸に置いた近代小説の解説をする教師の声をBGMに眠ろうかと考えながら、
何とはなしに教団の方へ目を向けた。
若い教師が張り切って解説をしている、が……

「つまりこの状況はいわゆる、いわゆる……」

この状況を表す言葉が見つからないらしい。
それでいいのか、現国教師。
呆れて溜息をつきかけたその時、幼い声が耳に飛び込んできた。

「一目惚れ?」

「そうそう、それそれ!」

……どうして子供の声が?不思議に思って視線を巡らせると、
教師の隣に小さな少女がいた。
……いや、おかしいだろ。

「えーそれで、彼は女性に一目惚れしてしまったんですが、
 女性の方は彼をどう思っているか……誰か、分かる人はいますか?」

「ねえ大介、あの人さっき居眠りしてたよ」

指さされてしまった。
お前こそ何者なんだと聞いてやりたい。

「困りますね、私の授業で眠られては。では……門矢君。
 この時の女性の気持ちを答えなさい」

士「それはいいが、その子供はなんだ?」

「私は大介の保護者だよ」

「俺がゴンの保護者だろ」

士「だいたい分かった。お前たちは相棒みたいなもんか」

「それより、ほら。さっさと答えてもらえますか?」

士「そう急かすな。……そうだな、この時の女の気持ちは……」


1 同じく一目惚れ
2 困惑
3 迷惑

苦手な教科だからあえて答える
(0M0)<2!

>>115 2 実はどれでも正解なんです

士「困惑しているな。このうさんくさい男は何なんだ、ってとこか」

「くっ……正解です」

「もう、なんで悔しそうなの。ちゃんと授業を聞いてたってことだよ」

「けど、居眠りしてたんだぞ」

「いいじゃん。大介の授業がつまんないのが悪いんだよ」

「えっ」

士「その通りだ。もっと言ってやれ、チビ」

「チビじゃなくてゴンだよ」

士「そうか。ならゴン、その教師に事実を教えてやれ」

ゴン「うん。ねえ大介、大介の授業、すぐ言葉に詰まっちゃうし分かりにくい」

「なん……だと……!?」

愕然とする教師の肩をぽんとゴンが叩いた。

ゴン「元気だしなよ、大介」

「お前のせいで落ち込んでるんだよ……」

士「なるほど、お前が言葉に詰まるのをフォローするためにゴンがいるわけか」

「お前って……私は教師ですよ。先生と呼びなさい」

士「知らんな」

実際、名前も知らないわけだが。

「私は風間大介です。ほら、風間先生と呼びなさい」

士「ああ、よろしくな、風間」

風間「先生がついてませんよ!」

ゴン「大介、なめられてるんじゃない?」

風間「えっ」

なかなか愉快な二人組だ。
これからは現国の授業で起きていてもいいかもしれない。

【16日目・放課後】

放課後になった。
教室の中は生徒たちの話し声や、鞄に教科書などを詰める物音で満ちている。
さて、自分は荷物を詰め終えたが……これからどうしようか。

1 寮に帰る
2 自由安価

校内をぶらついてみる

>>118

学校の中をぶらついてみるか。
何か面白いことに出会えるかもしれない。

少しの期待を胸に席を立ち、教室を出た。

直後判定
1-3 特になし
45 生物室に……?
67 音楽室で……?
89 隠し通路……?
0 ???

ピーポーウィーノネー

>>120 6

――音楽室

廊下にまで聞こえてきた天上の音色。
これは……この音を出せる人間は、自分の知る限りたった一人だ。

音也「ん?なんだ、門矢か。俺の演奏を聴きに来たのか?
   悪いが今日の演奏はここまでだ」

ちょうど片づけをしているところだった。もう少し早く来ていれば……
多少悔やまれたが、なにもこれが最後の機会というわけでもないだろう。
次の音楽の授業に期待しておこう。

音也「何ならこいつの演奏を聴いてやれ。俺には劣るが悪くないぞ」

音也が肩を抱いたのは、渡だった。
今まで気付かなかったが、最初から部屋の中にいたらしい。

渡「久しぶり、ですね」

士「ああ」

音也「ん、知り合いか?」

渡「うん、ちょっとね」

音也「そうかそうか、渡もそんな年頃か」

渡「そういうのじゃないけど……」

……この二人が親子。兄妹ではなく、親子。
とてもじゃないが信じられない。音也の外見が若すぎる。

音也「そう照れるな。恋とはいいものだぞ」

渡「うーん、だから門矢さんはそういうのじゃなくて……」

音也「なら門矢以外にはいるのか?」

渡「いないけど……」

実は養子縁組しただけとか、そういうオチもつかないんだろうか。
……つかないんだろうな。


直後判定

一度目偶然、二度奇跡、三度目必然、四運命

>>122 8

渡「でも、門矢さんなら……」

士「ん?」

渡「あ……いえ、何でもないです」

うつむいた渡の顔が、少し赤くなっていたような……?
……いやいやいや、そんなことがあっては困る。
自分には巧という相手がいるのであって……

音也「何でもいいが、俺の目が黒いうちは健全なお付き合いしか認めんからな」

士「おい」

音也「何だ?」

士「話が飛躍しすぎだ。俺とこいつは単なる顔見知りだぞ」

渡「そう……ですか。そうですよね。僕、門矢さんのこと、ほとんど知りませんし」

そう言って、渡が意を決したように顔を上げた。

渡「門矢さんのこと、知りたい、って思っていいですか……?」

……非常に面倒なことになってないか、これ。


1 構わない
2 だめだ
3 自由安価

あー…巧と約束があるんだった、またな

>>124

士「……巧と約束があるんだった、またな」

どうにかこの状況を脱したい、という思いで口から出まかせを言ってしまった。
部屋を出て扉を閉めようと振り返ると、渡が少し嬉しそうな様子で口を開いた。

渡「あの、よかったら、また……来てくださいね」

士「……気が向いたらな」

音也「そう言わずいつでも来い。渡の交友関係が広がるのは喜ばしいからな!」

……音也は鈍いのか、それとも恋愛に関しては自由な方針なのか、どちらだろうか……


紅渡→門矢士:友好(??)

【16日目・夜】

夕飯もたいして喉を通らないくらいに動揺していたらしい。
二人にも心配そうな目で見られてしまった。
……少々気が重いが、思い過ごしということも有り得る。
あまり気にしすぎないようにしよう。

さて、今夜はどう過ごそうか。

1 さっさと寝る(起床判定に+2)
2 自由安価

たっくんに愛に行く

>>127 なんという誤字。……誤字ですよね?

巧に会おうと思い、部屋まで来たわけだが……
果たして巧は部屋にいるだろうか。


直後判定
自室 +2

ソイヤッ

>>129 9+2=9 大成功なので……

――巧の部屋

インターホンを押した自分を迎えたのは真理ではなく巧だった。
これは予想外だっただけにリアクションに困ったが、どうにも……

巧「真理は今出掛けてる」

とのことだ。

巧「それで、何の用だよ」


1 顔が見たかった
2 用はない
3 自由安価

>>131 1 IDが315にww

士「お前の顔が見たかった」

巧「は?」

すっとんきょうな声を上げた巧の頬が、見ている間に赤くなっていく。

巧「馬鹿なこと言ってないで、用事があるならさっさとしろよ」

士「お前に会うのが目的だ」

巧「まさか、本当にそれだけか?何だよそれ……」

呆れているらしい。しかし嫌そうにも見えない。
眉間にしわが寄っていないところからしても、内心では嬉しいのかもしれない。

士「悪かったか?」

巧「ああ、悪いな。用もないのに来るな」

そう言いつつ、しっかりお茶まで出されているので歓迎されているようだ。
さて、何か話そうか。もしくは何かしようか。


1 真理の話
2 クラスの話
3 自由安価

良かったら今度…デートをしないか?
場所は俺が決めてやらなくもないが、お前が決めても構わない。

>>133

士「よかったら今度、デートをしないか?」

巧「」

巧が盛大に茶を噴き出した。

士「場所は俺が決めてやらなくもないが、お前が決めても構わない」

慌てふためく巧をよそにそう言って反応を待っていると、
しばらくして落ち着いたらしい巧が咳ばらいをした。


直後判定
愛情 +2

文句あっか!

>>135 2+2=4 あっ

巧「……断る」

断られてしまった。

巧「用事はそれだけか?なら、茶も飲み終わったみたいだし、帰れよ」

士「仕方ない、今日のところは帰るとするか。真理のためにもな」

巧「本当にな。お前がいるといつまでも真理が帰ってこないだろ」

ルームメイト想い、ということにしておこう。
それにしても、デートの誘いを断られるとは……

巧「……また今度、誘えよ」

士「そうだな」

照れくさそうにそう言われては、何か不都合でもあったのだろうと解釈するしかない。
でなければ、巧が自分からこんなことを言うとは思えない。

巧「じゃあ、またな」

士「ああ、また明日。おやすみ」

巧「……おやすみ」


直後判定
関連イベント +1

(0w0)ヴェイイイ!

>>137 0+1=0 よって3 そして……



少々痛めつけ過ぎたか、と反省しながら薬箱を持って近寄ると、男が後ずさった。
いや、後ずさろうとして失敗したのか、床にへたり込んだ。

――生身の人間に受けきれる傷じゃない

だから大人しく治療されろ、と言外に伝えて床に膝をつき、腕をとる。
すぐさま払いのけられた。

――……大人しくしろ、さもなきゃ死ね

男の喉仏を人差し指で押しながらそう言い、もう一度腕をとる。
抵抗は、されなかった。


【16日目・リザルト】


門矢士:健康

○保有スキル
・天才:一部の行動判定に+1
・レンズ越しの世界:カメラの判定結果を常に失敗とする
・×××:【閲覧できません】


~人物関係欄~
五代雄介:友好/友好
津上翔一:友好/友好

城戸真司:――/――
乾巧:愛情/愛情

剣崎一真:普通/普通
響鬼:普通/普通

天道総司:普通/普通
野上良太郎:――/――

紅渡:友好(??)/友好
左翔太郎:友好(小)/友好(小)
火野映司:友好/友好

如月弦太朗:友好/面倒
操真晴人:友好/友好

光夏海:友好/友好
小野寺ユウスケ:友好/友好

【閲覧できません】:××/忘却

××××の進行具合:9(15に到達すると……)

16日目、終了です!

ねむたい……
もう、ゴールしてもいいよね……?

おやすみなさい。

二股するとどうなるんだろ
逆にヒロインが二股なのも見てみたいけど、性格的に有り得ないな。

音やんがヒロインならありえる

こんばんはー。

>>142
試してみてもいいですよ(ゲス顔)
見てみたいですねー。
個人的な印象だと本人が無意識に二股しそうな子はいる。

>>143-144
ゆりか真夜かってとこでちゃんとゆりを大事にしてましたからね。
真夜に惹かれてても義理は通すつもりっぽかった。

さてさて、1時間ほどしたら17日目いきましょう。
直後起床判定

平成ライダーだと、甘ったれるな!

>>146 3 姉がCM見て爆笑しながら「昭和ライダーの心が狭いみたいwwやめたげてよ!」と言ってました。

直後さらに判定

すべての昭和ライダーは俺が潰す

>>148 5

【17日目・朝】

巧「おい、起きろ」

いい加減このパターンにも慣れてきた。

士「今日も二人はさっさと出掛けたのか……」

起き上がりながらそう言うと、夏海の声が聞こえてきた。

夏海「今日はちゃんといます」

ユウスケ「ふぁ~……おはよ、士」

士「なんだ、いたのか」

ユウスケ「いない方がよかったか?」

巧「ここはお前らの部屋なんだから、いて当たり前だろ。
  ……夏海は毎日こっちに来て朝飯作ってるのか?」

夏海「そうですよ」

巧「ふーん……」

二人がいるのにどうして巧に起こされたのかはあまり考えないでおこう。

士「何にせよ、朝飯だ。夏みかん、今日はどんなメニューだ?」

夏海「今日は……」


直後判定

いいわね?いくわよ?

>>150 9

夏海「巧さんが作ってくれました!」

士「なん……だと……!?」

驚きのあまりこけそうになった。
そんな自分の反応を見て、巧が微妙な表情になる。

巧「私の料理は食べたくないのかよ」

士「いや、そんなことは……」

しかし、巧に料理をするイメージがないせいか、どんな料理なのか想像できない。
とりあえず、猫舌を考慮すると冷たいものが出てきそうだが……

ユウスケ「何を作ったんだ?」

巧「今持ってくるから待ってろ」

夏海「楽しみですね」

ユウスケと夏海は期待しているようだが……果たしてどんな味なんだ。


直後判定

ほい

>>152 5

結論から言おう。

士「普通だな」

巧「……」

無言で皿を取り上げられた。

士「普通にうまい」

皿を取り返しながら訂正するも、巧の目つきは鋭い。
しかし、コメントしづらい味なのは事実だ。

まずくはない、が……うまくてたまらないわけでもない。

ユウスケ「おいしいと思うけどなあ」

夏海「そうです。士君ったら失礼なんですから」

巧「二度とお前には作らない」

三人に責められてしまった。

士「だが……隠し味はしっかり入ってるな」

巧「は?」

士「料理の味を決める、最大の調味料だ」

巧「……そんなの、入れたか?」

不思議そうに首を傾げる巧に、調味料の名前を言うのはやめておこう。
朝から夏海とユウスケの前でのろけるのも気の毒だ。


直後判定
12 倫理
34 世界史
56 政経
78 弁当
90 ???

おいおい、子供はあんまり怖がらせるもんじゃないぜ?

>>155 8

【17日目・昼休み】

――中庭

士「悪いな」

巧「別に……普通でもいいなら食えよ」

まだ朝のことを怒っているらしい。
やわらかな日差しに包まれた昼、中庭で巧と弁当を囲んでいるわけだが……
巧の手作りらしい弁当を食べようにも、朝のこともあって巧の機嫌が悪い。
誘われただけでもいいと思うべきかもしれないが……

士「うまいぞ、巧」

巧「思ってもないこと言うな」

決してまずいとは思っていないので、嘘をついてはいないのだが、
巧はそんなことお構いなしにすねている。
どうしたものか。


1 いつか一緒に料理しようと提案する
2 翔一の料理の話をする
3 夏海の料理の話をする
4 自由安価

>>157 1

士「なあ巧、いつか一緒に料理をしないか」

巧「……料理の微妙な私に教えてやろうってことか?」

すっかり喧嘩腰の反応をされてしまった。

士「いや、純粋にお前と一緒に料理がしてみたい」

巧「……まあ、考えとくけど」

巧が弁当に向き直り、黙々と食べ始めた。
しかし、先ほどまでの刺々しい空気はすっかりなくなっている。
どうにか機嫌は直ったらしい。

士「これからも一緒に食うか」

巧「毎日ってわけには……お前にも、友達付き合いとかあるだろ」

グサッ

……と来たりしてはいないが、そうか。
巧にも友達がいて当たり前か。

士「なら、気が向いた時にはまた声を掛けろ」

巧「考えとく」

士「それと、料理のこともな」

巧「そうだな。……お前の味の好みとか、聞いときたいし」

……なんて発言だ。


1 なでる
2 かわいい
3 あえてスルー

>>159 2

士「かわいい」

巧「……言っとくけどな、ここは中庭で、他にも生徒がいるぞ」

周囲を気にしながらそう言う姿すらかわいい。
この学校に転校することになった時は暗い気持だったが、
こうして巧に出会えたことを思うとそう悪いことでもなかった。

士「あまりにかわいいことを言うお前が悪い」

巧「そんな変なこと言ってないだろ。その……
  ……当たり前、だし」

士「何がだ?」

巧「だから、それは……」

巧の頬に赤みが差してきた。

巧「……お前の、好み、知りたいのは……当たり前だろ」

士「かわいい」

巧「それ……せめて学校ではやめろ」

士「なら、二人の時は言ってもいいんだな?」

巧「……」

無言で俯いてしまった。かわいい。

【17日目・放課後】

放課後になった。
担任の言葉が終わるや否や、教室は喧騒に包まれる。

さて、今日の放課後はどう過ごそうか。

1 寮に帰る
2 自由安価

巧を誘ってバイクで一緒にツーリング
この世界の女体ライダー達はバイクもってんのかな

>>162 持ってると思います。たぶん。

巧とツーリングでもしてみるか。
バイクの免許を持っているかどうかは知らないが、持ってるだろ、たぶん。
持ってなくても、背中に乗せてやればいいだけだ。


直後判定

オートバジンたんペロペロ

>>164 0

――2-C

士「巧、いるか」

巧「士、どうした?」

小走りにやって来た巧をツーリングに誘うと、あっさりと承諾された。

士「バイクには乗れるのか」

巧「ああ。当たり前だろ」

話しながら昇降口へ向かい、一度寮へ帰ることにした。


直後判定
1-3 誰にも会わない
45 ???の会……?
67 新聞部
89 天道と加賀美
0 自由安価

もうやめて!

>>166 3 あらー

二人で気の向くままにバイクを走らせ、時間は飛ぶように過ぎていった。
気付けば日が沈みかけている。そろそろ帰らなければ。

少し休憩してからにしようと路肩にバイクを停めると、同じように巧がバイクを停めた。

巧「どうした?」

士「少し休憩して帰るぞ」

巧「ああ……もうこんな時間か」

士「どうだった」

巧「悪くはなかったな」

自分と同じで、風を切って走るのが好きらしい。
好きな相手と好きなことを共有できるほど嬉しいことも滅多にないだろう。
自然と頬が緩んだ。

巧「なんでにやにやしてんだよ」

胡乱げな表情で脇腹を突かれた。
しかし、巧の瞳も優しい色をしている。
彼女にとっても有意義な時間になったらしい。

巧「……また、走ってもいいぞ」

士「珍しいな、お前から言い出すなんて」

巧「悪いかよ」

士「いや、嬉しい」

素直な気持ちを告げると、巧がそっぽを向いた。
頬が赤いのは夕日のせいだけではないだろう。

巧「ったく……ほら、帰るぞ」

士「ああ、そうだな」

休憩を終わりにして、二人で寮への道を走り出した。

【17日目・夜】

寮に戻り、巧と別れて部屋に帰ると二人が夕食を前に待っていた。
何かあったのかと怪しむ二人を適当にごまかして、夕食を終える。

さて、今夜はどうしようか。


1 さっさと寝る(起床判定に+2)
2 自由安価

>>170 1

さっさと寝るとしよう。

士「俺は寝るぞ」

ユウスケ「なんだよ、帰るのが遅いと思ったらさっさと寝るなんて……
     もうちょっとゆっくりしようと思わないのか?」

夏海「まあまあ、落ち着いてください、ユウスケ。
   士君も、今度からは帰る時間に気を付けてくださいね?」

士「ああ」

夏海「はい、それじゃあ私も部屋に戻りますね。
   おやすみなさい」

ユウスケ「おやすみ。俺は風呂に入ってくるから、士、電気つけといてくれよ」

士「仕方ないな……早くしろ」

そう言いながら布団にもぐりこみ、そして眠りに落ちていった。


直後判定
関連イベント +1

キャンユフィール?

>>172 4+1=5 よって2

【17日目・リザルト】


門矢士:健康

○保有スキル
・天才:一部の行動判定に+1
・レンズ越しの世界:カメラの判定結果を常に失敗とする
・×××:【閲覧できません】


~人物関係欄~
五代雄介:友好/友好
津上翔一:友好/友好

城戸真司:――/――
乾巧:愛情/愛情

剣崎一真:普通/普通
響鬼:普通/普通

天道総司:普通/普通
野上良太郎:――/――

紅渡:友好(??)/友好
左翔太郎:友好(小)/友好(小)
火野映司:友好/友好

如月弦太朗:友好/面倒
操真晴人:友好/友好

光夏海:友好/友好
小野寺ユウスケ:友好/友好

【閲覧できません】:××/忘却

××××の進行具合:11(15に到達すると……)

はい、17日目終了です!
今日はたっくんフィーバーでしたね!
どこまでゲロ甘にするか悩んで砂吐きそうでした。

眠くて意識が飛びかけたので、そろそろ寝ちゃいますね。
おやすみなさい。
また明日、来れたら来ます。

こんばんはー!
今日も元気にやっていきましょう。
1時間後に始めますね。

直後起床判定
早寝 +2

【18日目・早朝】

朝日が差し込んできた。
目元をこすりながら起き上がり、大きく伸びをする。

さて、早く目覚めた分、いつもより余裕があるが……

1 ゆっくり登校する
2 ユウスケで遊ぶ
3 登校する(その後の行き先も)
4 自由安価

久々の2

>>181 2 あー……(笑)

穏やかな寝顔のユウスケを見ていると、どうにも我慢ができない。
そろりそろりと枕元に近寄って……
さあ、何をしてやろうか。


1 くすぐる
2 布団に潜り込む
3 自由安価



ある選択肢を選ぶと判定によっては……

あえての2

>>183 2

布団に潜り込んでみよう。
小さい時はよくやったいたずらだが、最近はめっきりしていない。
というか、高校生にもなってする方がどうかと思うが……たまにはいいだろう。

今から、ユウスケの驚いた顔が目に浮かぶ。
小さな笑いをこらえきれずに布団に入ると、ユウスケの体温が高いからかかなり温かい。
意外といい抱き枕かもな、と思いつつ、ユウスケの目覚めを待つ。

ユウスケ「んー……さむ……」

自分が潜り込んだ時に隙間風でも入ったのか、ユウスケが身動ぎした。
ずいぶんはっきりした寝言だな、と呆れつつ、今か今かと目を開くのを待っていると……


直後判定
あくまで男同士 -2
■■■■ +2

ソイヤッ

>>186 1 あらー

……起きない。一向に起きない。

ユウスケ「ぐー……すー……」スヤスヤ

それどころかさっきよりよく眠っている。
これではいたずらになるどころか、夏みかんが来るのが先で妙な誤解を招きそうな……

ユウスケ「ぐー……がー……」スヤスヤ

どうしたものだろう……


1 布団を出る
2 このままでいる
3 自由安価



正解を選ぶなり、自由安価でうまく誘導するなりすればまだ……

布団をはぎ取り

>>188

こうなったら布団をはぎ取ってやろう。
当初の目的とは違った形だが、いたずらにはなる。

布団から抜け出し、またしても隙間風に唸って布団にしがみついたユウスケから、
思いきり布団をはぎ取ってやった。

ユウスケ「うわっ!?……びっくりしたー……何するんだよ士!」

飛び起きたユウスケに睨み付けられた。

士「思ったような反応をしないお前が悪い」

ユウスケ「は?」


直後判定

超変身!

>>190 0 うわああああ

ユウスケ「お前……他にも何かしようとしたのか!?」

慌てふためくユウスケの様子を笑いながら考える。
何をしたか教えない方が、反応は面白そうだが……

ユウスケ「な、何だよ……何したんだよ!」

まあ、あんまりいじめてやることもないか。

士「そう興奮するな。添い寝してやっただけだ」

ユウスケ「そ……」

ユウスケが目を丸くして動きを止めた。

士「どうした。小さい時にはよくしただろ」

意外な反応だ。安心して笑い飛ばすかと思ったが……
まさか本気で嫌だったのか?

士「おい、ユウスケ」

あまりに反応がないので不安になり肩を掴んで揺さぶると、
ようやく理解が追い付いたと言わんばかりに慌てだした。
どうして慌てるのかは分からないが。

ユウスケ「お前、それは……!」

士「……顔が赤くないか、お前」

ユウスケ「そ、んなこと、ない、っていうか、おい!
     男同士で何してんだよ!」

士「男同士だからだろ。俺が女なら洒落にならんが」

ユウスケ「お前なら女でもそういうことしてきそうなんだよ!」

何故かユウスケは怒っているらしい。
よく分からんやつだ。

士「そんなに嫌だったか」

ユウスケ「それは……」


直後判定
男同士 -2
■■■■ +2


判定結果によっては……
覚悟して、どうぞ。

>>191
あっ追記。
クリティカルだから+1ですね。

たたたたっくん!

>>193 2+1=3 残念……?かどうかはあなたの趣味次第。

ユウスケ「嬉しくはない。……男同士だし」

士「そう照れるな」

ユウスケ「照れてないって!なんだよもー」

そう言いながらも笑顔のユウスケは、いつも通りのユウスケだった。
さっきは寝起きで少し混乱していたんだろうか。

士「なんならまた添い寝してやるぞ」

ユウスケ「げっ、いいよ、夏海ちゃんにしてやればいいだろ」

士「朝から笑い死にさせる気か」


直後判定
12 世界史
34 倫理
56 地理
78 体育
90 ???

仮面ライダー

>>195 5

――2-D

五代「はい、それでこの海の名産品として名高いのが――」

今日も今日とて、授業は退屈だ。
青い空を見上げるのにも飽きてきたことだし、寝るとするか……

五代「門矢君、寝ちゃだめだよ。それじゃあここで頭の体操!
   一問、答えてもらおうかな?」

門矢「なんだ」

どうせ簡単な地理の問題だろう。
なら、何が来たってすぐに解ける。

五代「私は社会科目全般、一応教えてるからね。
   たまには倫理の確認もしてみよっか?」

士「は?」

五代「それでは問題です。
   マルティン・ルターが宗教改革を始めた切欠は贖宥状の販売への批判だったね?
   ではその際にルターが教会へ提出したのは何だったかな」

何故倫理……しかも世界史寄りの問題じゃないか、それ。


1 五箇条の誓文
2 神の国
3 九十五箇条の論題
4 ユートピア

>>197 3

五代「正解!すごいね、ちゃんと覚えてるんだ。
   ちなみに宗教改革が始まったのは何世紀かな?」

士「十六世紀だ」

五代「そうそう。ルネサンス期に起こったんだよね。
   世界史選択の人は、どの時期に何が起こったか、並行して覚えようね」

ハーイ

五代「それじゃあ授業の続き、しよっか。
   えーっと、そうそう。この海ではマグロの漁獲量が――」

五代と話したおかげか、すっかり眠気が飛んでしまった。
仕方ない、大人しく授業を聞くか。


なんで倫理なのって?
>>1が地理を選択しなかったからです。
問題の傾向とか知らんですがな……

【18日目・放課後】

放課後になったことを告げるチャイムが鳴った。
今日はどう放課後を過ごそうか。

1 寮に帰る
2 自由安価

家庭科室へ

>>200

家庭科室に行ってみよう。
クラブ活動があるかもしれないし、誰かが教室を借りて何かしているかもしれない。


直後判定
1-3 何もなし
45 天道と加賀美
67 翔一ちゃん
89 ゲゲゲー!
0 ???

目覚めよその魂

>>202 7 狙い撃ちだと……?

――家庭科室

何やら家庭科室がにぎやかだ。
誰かいるんだろうかと扉を開けると……

士「お前は……たしか翔一か」

翔一「あ、こんにちは!えーっと……天王寺君だっけ」

士「……門矢士だ」

翔一「そっかそっか、ごめんね士君」

人の名前、覚えるの苦手なんだよねえと笑う翔一の手にはおたまが。
……これは、何か作っていたということでいいんだろうか。
そして、それを食べられるということで……?

翔一「よかったらどうぞ、自信作なんだよ」

視線に気づいたのか、翔一が差し出してきたのは味噌汁だった。
いい匂いだ。食欲がそそられ、つばが出てきた。

士「もらうぞ」

翔一「うん。遠慮せずに食べてね」

……匂いよし、温度もちょうどいい。
味の方は……

完璧すぎる。神かこいつは。

士「うまい」

翔一「そうでしょ、おいしいでしょ。皆にもおすそ分けに行くところでね」

士「みんな?」

翔一「うん」


直後判定

天王路「私アンデッドになったんだ!」

>>205 5

翔一「実はね、同好会っていうか、そういうのに参加してて」

ひそひそと、顔を寄せながら言われた。近い。近いぞ。

翔一「そこのメンバーにね、食べてもらおうと思って」

士「そうなのか。仲間想いだな」

翔一「えへへ~そうかな?」

嬉しそうに笑いながら、翔一が鍋の中身をタッパーに移し始めた。

士「その同好会の集まる場所にはコンロでもあるのか?」

翔一「うん、お願いしたら設置してくれたよ。今はちょっと修理中で、それでここを借りてたんだけど」

士「よく許可が出たな」

翔一「お願いしたら意外と許可してくれるんだよね」

にっこり笑って、翔一が重量を増したタッパーを鞄に入れた。
そろそろここを離れるつもりだろうか。

なら翔一の言う、同好会というのを見学してみてもいいかもしれない。
ついて行っていいか聞いてみよう。

士「おい、翔一。俺もその同好会を見学していいか」

翔一「士君が?うーん……」


直後判定
ちょっとした事情 -2
翔一の性格 +2

そりゃっ

>>207 3 あらー

翔一「んー……ごめん!」

急に頭を下げられてびっくりした。

士「いや、そこまで謝らなくてもいいぞ」

翔一「でも、せっかく見学したいって言ってくれたのに……ごめんね」

士「どうして見学できないのか聞いてもいいか?」

翔一「顧問の先生に、あんまり関係ない人に喋るなって釘を刺されちゃって。
   先生の許可がもらえたら一緒に行こうね!」

士「そうだな。だが、それにしても妙な同好会だな。
  普通は会員を増やそうとするものじゃないか?」

翔一「うーん、まあ、ちょっと特殊だからね。
   詳しい話はまた今度にして、今日はとりあえず、はい!」

クッキーだ。
……とりあえず受け取っておこう。

士「なんだ、これは」

翔一「手作りクッキーだよ。もう、すっごいおいしいからさ。
   お詫びにもらってくれないかな」

士「そういうことなら遠慮せずにもらう」

翔一が作ったものなら、十中八九うまいだろうし。

翔一「それじゃあまたね、士君!」

士「ああ。もう名前を間違えるなよ」

翔一「うーん……頑張るね!」

間違えないと断言はしないのか……。


津上翔一:友好(大)獲得

【18日目・夜】

手作りクッキーがうますぎて夕食前に食べすぎたせいか、
あまり夕食を食べられなかった。
おかげで夏みかんにツボを押され、腹が痛い。

さて、今夜はどう過ごそうか。

1 さっさと寝る(起床判定に+2)
2 自由安価

たっくんに会いに行こう

>>210

そういえば今日はまだ会っていないことだし、巧に会いに行こう。
部屋にいるだろうか?


直後判定
1-3 いない
4-6 真理もいる
7-9 たっくんのみ
0 ……

スタンデンバーイ

>>212 7 ギリギリ滑り込んだ……

――巧の部屋

真理はちょうど出掛けていたらしい。
出迎えた巧に促され部屋に上がると、すぐに茶を出された。

巧「それ飲んだら帰れよ」

士「寂しくないのか?」

巧「誰がだよ!」

睨み付けられようと、頬が赤ければ凄みなどない。
いや、もともとがかわいいから怖くもなんともないが。

巧「……」

士「どうした?」

巧「別に」

じっと見つめられたかと思うと、そっぽを向かれる。
不思議に思いながら茶を飲んでいると、またしても視線を向けられる。
だが、目を合わせようとするとすぐに視線を逸らされた。
何がしたいのかよく分からん。

士「何がしたいんだ?」

巧「……別に」

もしかすると……黙々と茶を飲んでいるのが不満なんだろうか?
構ってほしい、とか……?

……だとしたら、かわいい。


1 なでる
2 ふーふーする
3 あえてスルー(同時に判定)
4 自由安価

>>214 3 判定 2

あえてスルーしてみた。

巧「……」

見られている、が、スルー。

巧「……」ジー

凝視されている気がする、が、スルー。

巧「……」ジィィー

とっても熱い視線を向けられている、が、スルー。

巧「……」ウズウズ

しびれを切らしてきたようだ、が、スルー。
ここまで徹底してみれば、巧の方からアクションを起こす可能性が……

巧「……」プイッ

拗ねられた……だと……?


1 なでる
2 ふーふーする
3 もう少しスルーしてみる(同時に判定+2)
4 自由安価



頑張れ……マジ頑張れ……

4かわいい

>>217

士「かわいい」

巧「……」ツーン

無視された。いつものように照れて無視しているのとは違うだろう。
……どうしたものだろうか。

士「巧、かわいいぞ」

巧「……」

士「巧」

巧「……」

こちらを見もしない。
余程怒っているらしい。
かわいい攻撃は効きそうにないが……


1 謝る(同時に判定)
2 あえてスルー(同時に判定)
3 自由安価

焦らしプレイ2

>>219 0 なんだこのコンマは……

もういい、こちらも腹が立った。
こうなったら初志貫徹してスルーだ。
視線を逸らし、黙り込むと……

巧「っ……」

息を呑む音と、視線。

巧「……」

視線に応えず、黙り込んで茶を飲む。
少なくとも自分は声を掛けて無視されたわけだ。
これくらいでひどいと言われる筋合いはない。

巧「……」

表情を見ていないせいで、何を考えているのかは分からないが、
巧もまた行動を起こそうとしない。
しかし、意地でも自分から動くわけにはいかない。

巧「……」

不意に、衣擦れの音がした。巧が動いたのだろうか。
何をするのやら、と身構えていると……

巧「……ごめん」

耳元で声がした。
背中が温かい。
……まさか、もしかすると、これは……
背中に抱き着かれているんだろうか。

巧「ごめんな……」

腹に手が回され、遠慮がちに力が込められた。
密着した背中から、巧の心臓が早鐘を打っているのが伝わる。
緊張しているらしい。

巧「……謝る、から……返事、して」




もういいよ……クリティカルだから好きにしてくださいよ!
明日は>>1休みだから!多少は夜更かししてもいいからさあ!

かわいいと言いながら押し倒す
デレ来た

>>221

腹に回された腕をほどいて振り返ると、巧が潤んだ目で見上げてきた。
自分がどんな反応をするのか、怖くてたまらないらしい。
……ああ、本当に、

士「かわいい」

巧「え……?あっ、ちょっと、待って……!」

床に背中を押し付けられた巧が抗議の声を上げたが、抵抗はない。

士「俺の方こそ、悪かったな」

そう言いながら、衝動のままに唇を重ねた。
熱くて、やわらかくて、気持ちいい。

巧「んっ、やだ……!」

士「こういうのを期待してたんじゃないのか……?」

巧「ちが、あっ!や、耳、さわるな……!」

士「だから、抵抗しないんじゃないのか」

巧「そうじゃ、なくて……んっ……ひあっ……」

士「……巧、かわいいぞ」

巧「だめ、だって……!真理が、帰ってくる、から……!」

士「……」

そういえばそうだった。

……どうしよう?


1 続ける
2 やめる
3 自由安価

1(ゲス顔)

>>223 1 なんてひどいことをするんだ(棒読み)

士「たしかに、そうだったな」

巧「そう、だから……ちょっと、落ち着けよ」

ほっとした顔の巧だが、すっかり頬が紅潮している。
息も荒く、胸が大きく上下していて、とても平気そうには見えない。
「優しい恋人」としては見過ごせない事態だ。

士「だが」

口を開くと同時に、巧の太ももへ指を滑らせた。

巧「な、どこ、さわって……」

動揺して声が裏返りそうな巧に、極上の笑顔を向けた。

士「このままだと、お前がつらいだろ?」

巧「そんな、こと……んあっ、だめ、やっ……やだ、やだって……!」

口ではそう言っているが、以前より反応がいい。
……もしかすると、巧は……

士「こういう状況の方が、興奮するのか」

巧「そんなこと――ひっ、あ……!」

士「なら、余計に続けないとな」

巧「だ、め……見られたら、恥ずかしくて、……んっ、い、あ……」

士「耳だけでこんなになって、今さら何もなかったように振る舞えるのか?」

巧「それは……」

士「……気持ちよくなりたいよな?」

巧「それ、は……」

言いよどんだ唇に自らの唇を重ね、反論を封じ込めた。
……巧には悟られないよう、真理に連絡しておくとしよう。
真理が帰ってくるかもしれないと思わせておいた方が、いいものが見られる気がする。


あとは脳内保管してくださーい!
>>1は着エロまでしか書けないから……

直後判定
関連イベント +1

(ゲス顔)

>>225 6+1=7 よって2

【18日目・リザルト】


門矢士:健康

○保有スキル
・天才:一部の行動判定に+1
・レンズ越しの世界:カメラの判定結果を常に失敗とする
・×××:【閲覧できません】


~人物関係欄~
五代雄介:友好/友好
津上翔一:友好(大)/友好(大)

城戸真司:――/――
乾巧:愛情/愛情

剣崎一真:普通/普通
響鬼:普通/普通

天道総司:普通/普通
野上良太郎:――/――

紅渡:友好(??)/友好
左翔太郎:友好(小)/友好(小)
火野映司:友好/友好

如月弦太朗:友好/面倒
操真晴人:友好/友好

光夏海:友好/友好
小野寺ユウスケ:友好/友好

【閲覧できません】:××/忘却

××××の進行具合:13(15に到達すると……)

はい、どうでしたか18日目!
なんかもう、ね。
たっくん書いてると楽しくて困るわー。

あと、五代先生の問題に関してはこれから、
>>1が高校時代習ってた分野が増えます。
世界史とか、倫理とか。
地理はよく分からないので……すいません。

翌日、いっちゃいますか?
明日は休みですし……
それか、明日の昼間でもいいんですけど。
皆さんの都合にもよるというかなんというか。

明日の昼間は忙しいからできれば今やるのがいいな
それにしてもたっくんかわいい

>>228
じゃあ今やりましょうか。

直後起床判定
昨夜のあれこれ -2

ちなみに士は今回ちゃんと部屋に帰りました。

ピーポーウィーノネー

>>230 6-2=4 さすがに今日はたっくんは来ないです。よって……

【19日目・朝】

夏海「なんだか、士君を起こすのも久しぶりですね」

感慨深げにそう言って、肩を揺さぶられる。
こっちにしてみればいい迷惑だ。

士「やめろ、夏みかん……剥くぞ」

夏海「私はみかんじゃありません!久々に朝から押されたいんですか?」

士「やめろ」ガバッ

昨日の夜のあれこれで疲れているっていうのに……
恨めし気に見上げるも、夏海はどこ吹く風で台所へ向かってしまう。

夏海「やっぱり士君には、私というお母さんが必要ですね!」

士「保護者気取りか」

ユウスケ「いや、実際毎朝起こしてもらってたら否定できないだろ」


直後判定
12 倫理
34 生物
56 地理
78 体育
90 ???

宇宙キター!

>>232 8

――グラウンド

響鬼「みんな、急に運動すると危険だからしっかり準備運動しようね」

ハーイ

響鬼「それじゃあ二人組作ってー」

ワイワイガヤガヤ

……いや、決して相手がいないというわけではない。
そうじゃない、はずだが……ことごとく知り合いが組む相手を見つけてしまっている。

どうしたものか……


直後判定
1-4 どうにもならない
56 先生
78 晴人
90 ???

俺は破壊者だからな

>>234 7

晴人「久しぶりだね、門矢君」

士「晴人……一人か」

晴人「うん、いつもは巧と組むことが多いんだけど、今日は見学だから」

士「……」

もしかしたらその原因は自分かもしれないが、ここは黙っていよう。

晴人「よかったら組もうか」

士「ああ、そうだな」

全員が相手を見つけたことを確認して、響鬼がホイッスルを鳴らした。

響鬼「それじゃあ、ペアの人と腕を組んで、背中に乗せてあげてください」

……これはちょっと、男女でやるには向かないんじゃないか?

晴人「どうしたの?」

士「いや……とりあえず乗れ」

晴人「それじゃあ、失礼します」

背中に乗った晴人は軽い。羽のようにとは言わないが、背負っていても全く苦にならない。
体を伸ばし終え、ホイッスルに合わせて地面に足を戻した晴人が首だけ振り返った。

晴人「それじゃあ、次は門矢君だね。はい、乗って」

組んだ腕はそのまま、前傾姿勢を取られると背中に乗るしかないが……
晴人は平気だろうか?


直後判定

さぁ、ショータイムだ

>>236 3

晴人「お、わ、っとと……!?」

士「おい、何だか不安定に……うぐっ」

こけた。
……というか、晴人を下敷きに倒れこんだ。

士「大丈夫か?」

起き上がりながら尋ねると、どうにか立ち上がった晴人が苦笑した。

晴人「行けると思ったんだけどなあ」

士「無理はしないことだな」

響鬼「そこ二人、大丈夫?」

士「ああ、気にするな」

響鬼「怪我は……なさそうか。それじゃあ続けよっか」

晴人「はーい」

【19日目・放課後】

体育があったせいか、多少体がだるいが……
これから放課後だと思えば多少は元気が出るというものだ。

さて、どう過ごそうか。

1 寮に帰る
2 自由安価

校内を散策

>>239

校内をぶらついてみよう。
何か新しい出会いがあるかもしれないし、そうでなくとも知り合いに会えるかもしれない。


直後判定
1 何もなし
23 馬鹿と占い師
45 翔一ちゃん
67 担任とそのお気に入り
89 紅家
0 ???

(0w0)ウェイ

>>241 4

翔一「あっ!えーっと……士君!」

士「今度は間違えなかったな」

翔一「えへへ、私だってやればできるんだよ」

胸を張ってそう言い、翔一がにっこり笑った。
そして、思い出したように耳元に口を寄せられる。

翔一「そうそう、昨日の同好会のことなんだけどね」


直後判定

氷川さんこんな事も出来ないんですか^ ^

>>243 0 ファッ!?

翔一「来てもいいって」

士「ほう……」

翔一「それじゃあさ、今から一緒に行こっか」

士「ああ、いいぞ」

どんな同好会なのやら、と期待を胸に翔一の後をついて歩いて行けば……

――生物室

士「どうしてここなんだ?同好会なら部室棟の方にあるんじゃないのか」

翔一「ううん、ここで合ってるよ。ほら、こっちこっち」

手招きされ、素直に後をついて歩く。
生物室には骨格標本だのなんだのが並んでいるが……
翔一は理系の同好会にでも入っているんだろうか。

翔一「どうぞどうぞ、入っちゃってよ」

士「入っちゃって、と言われてもな……どこにだ?」

翔一「えへへ、実はこの壁は隠し扉になってて……」

そう言いながら、翔一がしゃがみ込んで何やら操作し始めた。
……床のタイルを動かすと、操作パネルが現れる仕組みらしい。
たかだか同好会の入り口に、これだけの予算をかけるとは……
この学校は大丈夫なんだろうか。

翔一「よし、これでいいかな」

呟きが聞こえるのと同時に壁から音がした。
翔一が壁を押すと、壁が回転して向こう側へ行けるようになった。

翔一「どうぞ!」

士「邪魔するぞ」

いろいろとツッコミどころは多いが、この際飛び込むしかない。
意を決して壁の向こうへ踏み出した。

「……誰?」

壁の向こうにいた見知らぬ少女に警戒されてしまった。

士「門矢士だ」

真魚「え、あ、はい……?
   私は風谷真魚ですけど……」

不審そうに首を傾げる真魚が、翔一の姿を見つけて立ち上がった。

真魚「翔一ちゃん!この人……門矢さんって、翔一ちゃんの知り合い?」

翔一「そうだよ」

士「真魚も同好会の会員か?」

翔一「うん。真魚ちゃんは優秀な会員なんだよ」

真魚「いや、そんなこと……って、そうじゃなくて!
   どういうこと?先生に許可は取ったの?」

翔一「もちろん」

真魚「そうなんだ……それなら、いいのかなあ」

自信満々に頷いた翔一を見て、どうにか納得した様子の真魚だが……
この同好会がどんな集まりなのか、全く見当がつかない。
壁の向こうにあった部屋は広く、部室というよりは居間のような雰囲気だ。
……なにせ、部屋の真ん中にこたつがある。

それと、奥にも部屋があるようだ。
隠し部屋の割に広すぎやしないだろうか。

翔一「どう?けっこういい部屋だと思うんだよね」

真魚「ねえ、翔一ちゃん。門矢さんにはどういうふうに説明したの?」

翔一「同好会だよ、って言っただけだよ」

真魚「えっ」

士「なんだ?同好会じゃないのか」

真魚「同好会、っていうか……まあ、一応同好会だけど……」

どう答えたものか、困っているようだ。
ますます同好会がどんな内容なのか想像がつかない。


1 他に会員はいないのか聞く
2 同好会の名前を聞く
3 顧問について聞く
4 自由安価

>>247 1

士「他に会員はいないのか?」

翔一「ちゃんといるよ。あと二人!」

真魚「今日は来てないんですけどね」

翔一が残念そうにため息をついた。

翔一「せっかくおいしいものを作ってきたのに……」

真魚「本当に料理、好きだよね」

翔一「まあね」

どうしてこの部室があんなに厳重に隠されていたのかはともかく、
どんな活動をしているのかと思えば特に何もしている様子はない。
というか、この様子だと翔一の料理を食べているだけじゃなかろうか。

翔一「よかったら士君もどうぞ」

真魚「こたつ、入ります?」

士「ああ、そうさせてもらう」

促されるままこたつに入り、茶だの料理だのでもてなされているうちに時間が過ぎていった。

翔一「今日は来なかったね、先生もあとの二人も」

真魚「えっと、それで、門矢さんはどうしてここに……?」

士「興味があったからだ」

真魚「そうですか……なんだかすいません、何もしてない同好会で」

士「まあ、こういうのもいいんじゃないか」

結局、何の集まりなのか分からないままだが……

翔一「あっ、そろそろ最終下校時刻になっちゃうかな。
   帰ろうか」

真魚「そうだね」

聞くタイミングを逃してしまった。

翔一「ほら、帰ろうよ士君」

士「そうだな」

まあ、うまいものは食えたしいいとするか。
気になるならまた聞きに来ればいいだけだ。

【19日目・夜】

翔一の料理を食べて帰ったせいで、あまり夕食を食べられなかった。
昨日に続いて夏海の機嫌が悪くなっているが、まあ……そのうち元通りになるだろう。
それより、明日は休みだ。
今夜は早寝する必要もない。

さて、どう過ごそうか。


たっくんに謝りに行くという建前でたっくんかわいい

>>250

巧に昨日のことを謝るとしようか。
体育では見学させてしまったことだし……
というのは建前で、本音では巧を構いたいだけだが。


直後判定
1-3 いない
4-6 真理もいる
7-9 たっくんだけ
0 ???

コンプリート

>>252 2 残念……

部屋の扉をノックしてみたが、誰もいないらしい。
……まあ、巧も真理もいないということは、友達の部屋にでも遊びに行ってるんだろう。
ここで待っていても迷惑かもしれないし、帰ってくる保証もない。
今日は素直に帰って寝るとしよう。


直後判定
関連イベント +1

たたたたっくん!オルフェノクが!
なんだって?すぐ行く!

>>254 2+1=3 よって1

【19日目・リザルト】


門矢士:健康

○保有スキル
・天才:一部の行動判定に+1
・レンズ越しの世界:カメラの判定結果を常に失敗とする
・×××:【閲覧できません】


~人物関係欄~
五代雄介:友好/友好
津上翔一:友好(大)/友好(大)

城戸真司:――/――
乾巧:愛情/愛情

剣崎一真:普通/普通
響鬼:普通/普通

天道総司:普通/普通
野上良太郎:――/――

紅渡:友好(??)/友好
左翔太郎:友好(小)/友好(小)
火野映司:友好/友好

如月弦太朗:友好/面倒
操真晴人:友好/友好

光夏海:友好/友好
小野寺ユウスケ:友好/友好

【閲覧できません】:××/忘却

××××の進行具合:14(15に到達すると……)

19日目、終了です。
なんていうか……うん。
進行具合が……(笑)
明日はせっかくですから、強制的に90にしましょうか。
夢イベントがある方がいいでしょうし。

さて、20日目はどうしますか?
もう寝ますか?

明日休みだからこのまま続けてもいいけど、 >>1が眠たかったら寝ていいよ

>>257
そうですね、ちょっと眠いです。
お言葉に甘えて寝ちゃいますね。
おやすみなさい。

お休みなさい
今回もbutendかなぁ

草加さん、結局あんま出なかったな
いやその方が幸せなんだけど…
獣耳ふさふさしっぽのたっくんも見たかった…なんて

>>260同意。
ぷんとそっぽ向く巧のお尻で千切れんばかりに振られるほわっほわのしっぽ……

>>1の書くものには脳内補完が多すぎるんだよ!

おはようございます。

>>259
どうでしょうね(ゲス顔)

>>260
最初に飛び蹴りしただけでしたね。
このたっくんは人間ですから……カチューシャでもひっつければいいんじゃないかな(適当)

>>261
サーセン。
でもここ一応全年齢対象のつもりなので……。

さて、こんな朝早くに人は……いませんか?

うーん、平日だしいませんかね。
なら夜まで大人しくしときます。

その代わりと言っては何ですが、
ちょっとしたSSSを投下しようかなあと思ったり。

~ふさふさほわっほわってこうですか~

啓太郎「どうしよう真理ちゃん!たっくんがスマートブレインの開発した新薬で、
    ふわふわもふもふの耳と尻尾のついた姿になっちゃったよ!」

真理「啓太郎、なんだか説明的に聞こえるんだけど……」

啓太郎「だって、実際説明してるし……じゃなくて!
    ほら、大変なんだって!」

啓太郎の指さした先には、確かに犬耳と尻尾の生えた巧がいた。
ふわふわ、もふもふ。
この状況に辟易しているのか、尻尾はぺたりと地に伏せられている。

真理「もふもふ……!」

大丈夫?と問いかけたつもりが、感動の言葉を漏らしてしまった。
巧が機嫌の悪そうな顔でこちらを向くと同時に、尻尾がピンと天に向かって立ち上がった。
威嚇しているんだろうか?

巧「触ろうなんて思うなよ……」

真理「大丈夫だって!」

巧「どーだか」

そっぽを向いた巧の尻尾が、再び床に下ろされた。
もふもふ……触りたい……

啓太郎「とりあえず、草加さんを呼んでくるね!」

巧「おいやめろ。……もう行ったのかよ、くそ」

床に伏せられていた尻尾がくるりと弧を描いた。
あれってたしか、犬がおびえる時の……

真理「ぷっ……」

巧「なんだよ」

真理「巧、草加君に見られるのがこわいんだ?」

巧「そんなわけないだろ」

巧の尻尾が持ち上がった。これは感情の変化が分かりやすくていいかもしれない。
ふわふわもふもふでかわいいし、おもしろいし、分かりやすい。
……うん、いいかも。

真理「似合ってると思うけどなー」

巧「お前は当事者じゃないからそういうことが言えるんだよ」

不機嫌そうに尻尾が床にたたきつけられた。びたん、と音が聞こえてかわいい。
あー触りたい!

真理「いいなあ、かわいいなあ……」

巧「なんだよ、触るなよ」

真理「ちょっとだけ!ね、お願い」

巧「嫌だ」

真理「お願い!」

座り込んでいる巧の隣に腰を下ろして上目遣いにお願いすると、
巧が本当に嫌そうな顔をする。
けど、尻尾は床にくっついたまま、反応がない。
つまり、実はそんなに嫌がってなかったりして?

真理「ねえ、巧ー」

巧「あーもう、うっとうしい!触りたきゃ触れよ!
  ただし、ちょっと触ったら終わりだからな」

真理「やった!ありがと」

やけ気味に背中を向けた巧の尻尾が、不機嫌そうに首をもたげていた。
その尻尾にそっと手を添えて、揉んでみる。

もふっ。

真理「す、すごい……!」

もふもふっ。

真理「かわいいー!」

もふもふもふっ。

真理「もふもふしてるー!」

巧「おい、そろそろいいだろ、離せよ」

そう言って巧が立ち上がろうとするから、つい力を込めて尻尾の根元を掴んでしまった。
そのまま、再び腰を下ろさせようと引っ張る。

巧「ひゃうっ!」

真理「あ、ごめん、痛かった……?
   そうだよね、体から直接生えてるんだもんね……」

それなのに、掴んだり引っ張ったり……ひどいことをしてしまった。
罪悪感に駆られて、労わるように自分が掴んだ場所をさすった。

真理「痛いの痛いの、とんでけー」

ふわふわの毛が気持ちよくて、もっとなでたくなるけど、我慢我慢。
ちゃんと巧のことを考えてあげないと。
そう思って巧の反応をうかがってみる。

巧「……!」

肩を震わせていて、背中越しにはよく分からない。
もしかして、撫でるのもだめだったのかな、と不安になる。

真理「ねえ、大丈夫?」

巧「大丈夫、だっ……だから、も、離せ……!」

ふと、巧の耳が尻尾を触られるのに合わせてひくひく動いているのに気付いてしまった。
天井に向けて立った耳が、ぴくっ、と小刻みに動いている。
……うーん、どういう気持ちなんだろう。

真理「じゃあ、離すね」

とりあえず、素直に従っておこう。
尻尾を解放された巧は、ぐったりと床に寝そべってしまった。

真理「大丈夫?」

巧「ああ……」

真理「本当にごめんね」

巧「そう思うなら最初から触るなよ……」

恨めし気に見上げてくる巧の耳が、ぺたりと伏せられている。

真理「ごめんごめん。はい、この話は終わり!」

巧「はあ……ようやく平和が訪れた……」

この後やって来た草加に散々玩具にされるとは知らず、
そう呟いた巧だった。


はい終わり。
こんな感じでどうでしょう。

普通に男のたっくんで再生されて、微妙な心境。
真理かわいい

>>270
あっそういえば全然女の子描写なかったですね。

夕ごはんの前にちょっとしようかなあ、人はいるかなあ……
いたら教えてほしいなあ。

おお、いらっしゃいませ!
それじゃあ始めましょう!


【20日目・朝】

日が差し込む眩しさに耐えきれず目を開けた。
ユウスケは日陰でぐっすりだ。
……少々イラつくが、まあいい。

この朝を、どう過ごそうか。


突撃!たっくん家

>>276 家っていうか部屋だけどね!

今度こそ巧の部屋に行こう。
真理がいるかもしれないが……それはそれで、まあいいだろう。
たまには真理を交えて三人で話すのもいいかもしれない。


直後判定
1-3 いない
4-6 真理もいる
78 たっくんのみ
90 ???

>>260
むしろ草加が士か巧の回りを引っ掻きして、てんやわんやなのが見たい

>>278 8

――巧の部屋

巧「……ほら、茶」

非常に警戒されている。
いつも通りやってきて、いつも通り勧められるがままに座っているだけだが……
前回の一件を引きずっているのか、対応がややぎこちない。

巧「……」

巧は黙り込んでうつむいている。何を考えているのだろうか。
前回のことを思い出して照れているのか、同じ事態にならないか不安がっているのか。
聞かないことには分からないが、それはデリカシーに欠ける言動に思える。

どうしたものだろう。


1 巧の隣に移動する
2 無言を貫く
3 何か話でもする(同時に判定)
4 自由安価

夕ごはん食べてきますね!

333デルタ

>>281 3 判定 0 大変お待たせしました……姉と遊んでて、すいません。
ていうか何このコンマ。


士「なあ、巧。最近夢を見るんだ」

とりあえず、何か話して気を紛らわせてやれば警戒も自然と解けるだろう。
そう思ってふと思い浮かんだことを口にする。

巧「唐突だな」

士「いいから聞け。その夢がまた不思議で、起きるとほとんど覚えていないんだが……
  ずっと、一続きの物語みたいにして、話が進んでいく気がする」

巧「変わったこともあるもんだな。どんな内容なんだ?」

興味を引いたのか、巧が机に身を乗り出した。
うまく緊張をほぐせたことに内心ほくそ笑みながら、話を続ける。

士「よく覚えてないって言っただろ。だが、そうだな……ほとんどいつも、波の音が聞こえる」

巧「海の夢なのか」

士「そうらしい。浜辺にいるのか、崖にでも立っているのか、そのあたりは定かじゃないが……」

話しながら、詳細に夢を思い出そうとして、不意に、頭痛。

巧「どうした?」

心配をにじませた声音で巧が問いかけた。
大丈夫だ、と掌を見せるが頭痛は激しさを増し、思わず頭を押さえる。

――君は、いつか、僕が殺す

聞きなれた気のする、全く知らない声が殺害予告をしてきた。
頭の中で響いて、音量を増したかと思えば消え入りそうなほど小さくなり、また大音量で反響する。
頭が、割れそうなほどに痛い。

巧「士、大丈夫か」


直後判定
クリティカル +2
■■■■ -2

コンマを取れないすべての人達のために、俺がコンマを取る!

>>284 7 2周目なのに話進み過ぎてこわい

頭が、割れそうで、本当に割れてしまったんじゃないかと思うくらいで。
少しずつ、意識が痛みに呑まれていく。
そして、ホワイトアウト。



痛みの中から意識が浮上した。

「士?」

不安げに顔を覗き込んでくる少女の肩を押し、立ち上がる。
周囲を見回すが、見覚えがない。

「……どこだ、ここは」

知らない部屋、知らない少女、知らないことばかりだ。
とにかく、情報を集めなければ。

「あ、おい!どこ行くんだよ、士」

呼び止める声を無視して、何か身に着けているものにヒントがないか探る。
携帯電話が見つかったが……それよりこの体は何だろう。
違和感がぬぐいきれない、この体。いったい、誰だ。

待てよ、と頭の中で声が響く。
そもそも自分は、誰だ?

分からない。

分からない。

分からない。

「士、顔色悪いぞ。何なら私のベッド、使っていいから」

少女に手を引かれ、ベッドに押し込められた。
誰だ、と聞こうとしたが、うまく声が出ない。
起き上がろうとしているのに、体が鉛のように重く、動かすことができない。

まるで、この体は自分のものではないような。
いいや、そうだ。この体は自分ではない。
この違和感の原因はきっとそれだ。
だが、それなら自分の本当の体はどこに……

それ以前に、本当の自分の体に出会えて、自分がそれを認識できるだろうか。
何もかもがあやふやだ。自分のことも、この少女のことも、この部屋のことだって。
情報が足りない。体だって動かない。

「疲れてるのか?なら、ちょっと寝てたらどうだ」

労わるようにそう言った少女が、繊細な造りの手で目元を覆い隠してきた。
突如、頭痛に襲われる。うめき声すら出せずに苦しむが、少女に気付く様子はない。

頭が痛い。思考が引き裂かれるような痛みだ。
だが、この痛みに耐えなければ。
そうしなければ、自分はまた、落ちてしまう気がした。
終わりのない眠りへ。


直後判定 90のみ

コンマを取ることが罪なら俺が背負ってやる!

>>287 6

【20日目・昼】

目を覚ますと、巧が慌てて枕元を立った。
掌に温もりが残っている。自分が眠っている間、手を握ってくれていたんだろう。

士「……悪い、たまにあるんだ、頭痛」

またしても意識を失ったらしく、いつの間にか横たわっていたベッドから起き上がった。
少々顔を赤くした巧が、ぶっきらぼうに問いかけてくる。

巧「もう大丈夫なのかよ」

士「ああ、心配かけたな」

巧「……別に、気にすんな」

すっかり頭痛の治まった頭は、すっきりと澄み渡っている。
何も不調なんてない、はずだ。

さて、目が覚めたのはいいが、すっかり昼になってしまった。
これからどうしようか。


心配を掛けてしまったお詫びに、デートをする。

>>289

士「なあ、巧」

巧「どうした」

未だに心配が残るのか、突き放すような声音ではなく穏やかな声が返ってきた。
たまにはこういうのもいいもんだな、と思いながら誘いをかける。

士「心配をかけたからな。お詫びにデートしないか」


直後判定

スタンデンバーイ

>>291 9

誘いを受けた巧は、特に渋る様子もなく頷いた。

巧「そう思うんなら、もうしばらく寝てろ。
  ……って言おうかと思ったけど、そうだな。いいぞ」

士「お前にしてはずいぶんと素直だな」

巧「悪いかよ。たまには……私も、素直になってもいいだろ」

本当に心配をかけていたらしい。
こうなったら、多少の頭痛は意地で抑え込まなければ。

さて、それではどこへデートに行こうか。


1 海
2 山
3 自由安価

これは1

>>293 1

――浜辺

休日だからか、人の姿もまばらにとはいえ見受けられる浜辺に来た。
巧は眩い日差しに目を細めている。
青い海、白い砂浜、寄せては返す波の音。
海は、嫌いじゃない。

士「こうして波の音を聞いていると、落ち着く」

ぽつりと零した呟きを拾って、巧が視線をこちらに向けた。

巧「そういえばさっきの夢の話、波の音が聞こえるって言ってたな」

士「……夢の、話?」

そんなもの、しただろうか。
最近、夢なんて見ただろうか。


直後判定

十度目に立ち上がったその時に

>>296 9

視界で火花が炸裂した。次いで、後頭部を殴られたような衝撃。
砂浜に膝をついた自分の背中に、巧の手が回される。

巧「士、大丈夫か!?まさか、また頭痛が……」

士「そう、らしい……」

頭痛の中で、じわり、じわりと侵食する何かがある。
自分の頭を何かが満たしていき、自分の意識が追いやられていくような、奇妙な感覚。

士「巧……悪い、手を」

握ってくれないか、と言おうとして激しい頭痛に見舞われ、片手で頭を押さえた。
しかし、途切れた言葉から意味を推測したらしい巧が、空いている方の手を握ってくれた。
こうすると、少し、落ち着く。

巧「大丈夫、ここにいる」


直後判定 8以上のみ

つーかさ☆

>>298 4

巧の声と、掌から伝わる温もりのおかげだろうか。
痛みが引いて行った。

士「……悪いな」

巧「いいから、無理するなよ。動けそうなら、日陰に行くぞ」

士「ああ」

手をひかれるまま立ち上がり、日陰のベンチに腰掛けた。
心地いい波の音が耳に届き、潮風が頬を撫でる。
薄れていく痛みと交代に、眠気が襲ってきた。

巧「眠いのか?」

士「……いや」

そうだ、デートに来たのに寝てどうする。

巧「寝てもいいぞ」

士「いいや、お前と……過ごしたい」

巧「……そうかよ」

口調とは裏腹の優しい声でそう言って、巧が繋いだ手に力を込めた。
あたたかくて、優しい。
巧の傍にいると、心地いい。

士「……そろそろ、平気そうだ」

巧「無理してないか?」

士「ああ」

さて、巧と海で何をしようか。


1 貝殻でも拾う
2 かき氷を食べる
3 砂で何か作る
4 自由安価

>>300 3

砂で何か作って遊ぶとするか。

波打ち際でしゃがみ込み、砂をかき集め始めた自分を見て巧が小さく笑った。

巧「子供かよ」

士「少なくとも成人はしてないぞ」

巧「……で、私にもそれをしろって?」

士「ああ。手伝え」

巧「しょうがないな、ほんと」

そう言いながら自分と同じようにしゃがみ込み、巧も砂を集め始める。
二人で集めた砂で、何を作ろうか?


1 城
2 ケーキ
3 自由安価

↓(同時に出来栄え判定)

>>302 2 これは……(笑)

犬を、作ったはずだった。

巧「……これは……」

士「言うな」

例え出来上がったものがアメーバに尻尾という名の鋭い突起がついただけの何かに見えたとしても、
それを口にしてはいけない気がする。

士「これは……そう、頭痛に阻まれただけであって、本来はもっと崇高な芸術作品になるはずだった」

巧「……へえ」

うさん臭そうな目で見られてしまった。
しかし、それにしてもこれは……ひどい。

さて、そろそろ夕方になる。
夕方からはどう過ごそうか。

たっくんとファミレス

>>304

巧を誘ってファミレスにでも行こう。
これが夕食ということになるので、夏海への連絡もしておくべきだろうか。

士「巧、ファミレスに行くぞ」

誘いに対して、巧は――


直後判定

>>306 2 まあ、仕方ないです。

巧「……ごめん」

申し訳なさそうにうつむいた。

巧「真理が夕飯作ってくれてるだろうから、帰って食べる。
  それに、あんまりお前に無理させたくないし」

士「そうか。……気を遣わせて悪いな」

巧「いいんだよ、別に。私が、勝手に気にしてる、っていうか……」

後半は口をもごもご動かすだけでほとんど聞き取れなかったが、
巧なりに自分を気落ちさせないよう元気づけようとしているのだろう。

巧「これで最後ってわけじゃないし、また今度……誘えよ」

士「ああ、そうだな」

そうだ、いくらでも時間はある。明日だって、その次の日だって、いくらでも。

【20日目・夜】

夕食後、ユウスケも夏海も普段通り、思い思いの時間を過ごしている。
もちろん自分も、普段通り好きなように過ごせばいい。

さて、今夜はどうしようか。

ごめん
テレビでもみようか

>>310 お気になさらず。

テレビでも見てみよう。
何かのバラエティを見ているユウスケからリモコンをひったくり、
適当に面白い番組がないかチャンネルを入力する。

抗議の声が聞こえた気もするが、そこはスルーしておこう。


直後判定
1-3 特になし
45 >>1の好きなあれ
67 見覚えのあるメイクアップアーティスト
89 ちょっとした噂話
0 >>1の好きなあれ

ぷりっきゅあっぷりっきゅあっ
マァァアアアアッックゥウウウッスゥゥハァァァアアアアアトォオオオオッッッッ!!!!

>>314 2 落ち着いてww

士「なんだ、面白いのはやってないな」

ユウスケにチャンネルを返し、さっさと寝ようと風呂に入る準備を始めた。
いいところを見逃したのか、随分と落ち込んでいるが……
どうせ録画してあるんだろう。

夏海「ユウスケ、ドラマの録画、ちゃんとしてありますか?」

ユウスケ「してるけどー……」

……バラエティは録画していなかったらしい。
少々悪いことをしたかもしれないが、後の祭りだ。どうしようもない。
さっさと寝るとしよう。


本日は判定なしで夢にいきますね。




――お前をここに住まわせてやる

体中が包帯やら湿布やらで真っ白になった男にそう言うと、男は怪訝な顔をした。

「君の考えることは理解できない」

――お前ごときに理解されてたまるか

そう言い返し、薬箱をしまおうと立ち上がった背中に声が掛かった。

「僕を助けたって、きっと後悔するよ」

その声に振り返り、笑う。

――悪いが、俺のすることはだいたいいつも正しいんだ


【20日目・リザルト】


門矢士:健康

○保有スキル
・天才:一部の行動判定に+1
・レンズ越しの世界:カメラの判定結果を常に失敗とする
・×××:【閲覧できません】


~人物関係欄~
五代雄介:友好/友好
津上翔一:友好(大)/友好(大)

城戸真司:――/――
乾巧:愛情/愛情

剣崎一真:普通/普通
響鬼:普通/普通

天道総司:普通/普通
野上良太郎:――/――

紅渡:友好(??)/友好
左翔太郎:友好(小)/友好(小)
火野映司:友好/友好

如月弦太朗:友好/面倒
操真晴人:友好/友好

光夏海:友好/友好
小野寺ユウスケ:友好/友好

【閲覧できません】:××/忘却

××××の進行具合:15(15に到達すると……)

はい、20日目終了!
個人的には渡が放置されたままでちょっと……
まあ、構ったところで昼ドラなんですけどね!

さて、21日目、いきますか?

【21日目・朝】

――士

声が、聞こえた。
その声に答えなければ、という声が頭の中に鳴り響き、飛び起きる。

士「……ユウスケ?」

ユウスケのベッドに、その主の姿がない。
それどころか、部屋のどこにもその気配がない。
不安が胸の内に黒い染みのように広がっていく。

そういえば、差し込む朝日が妙にくすんだ色だ。
不審に思って窓の外を見て、絶句した。

色が、消えていくなんて。
自分の目がおかしいのか、世界がおかしいのか。

分からない。
分からないが、あのモノクロの世界に踏み込めば、取り返しのつかないことになる。
そんな気がした。


1 学校へ(具体的にどこへ向かうかも)
2 部屋を調べる
3 自由安価

乾の部屋

>>322

巧を探そう。
巧に、会いたい。

そう思い、巧の部屋へ走った。
モノクロの世界が迫る前に、何とかたどり着いた部屋のインターホンを押すが、返事がない。
まさか、誰もいないのか?

そういえば、寮全体が妙に静かだ。
まさか、まさか、人がいないなんてこと、ありえない。

嫌な想像に背筋が震えた。
ふと気づくと、目の前の扉がモノクロに染まりつつある。
慌ててインターホンから手を離し、駆け出した。
これ以上、寮にいては危険だ。

どこか、そう、学校に。
学校になら、誰かいるかもしれない……!

学校のどこへ向かうべきだ?


1 屋上
2 教室
3 自由安価

2

>>324 2

――2-D

すっかり見慣れつつあった教室に駆け込んだ。しかし、人の姿は見当たらない。
どうすればいいのか、途方にくれながら窓の外を見ると、モノクロの世界が崩れていくのが見えた。
どうして、こんなことに。

考えても、分かるはずもない。
今はとにかく、モノクロの世界から逃げることを考えよう。
一番最後にモノクロ化するのはきっと屋上だ。屋上へ行こう。

意を決して振り返った時、黒板に何か書かれていることに気付いた。
誰かの、落書きだろうか。

この非常時に、と思いながらも、日常の名残であろうそれを読もうと近寄った。

『どこにいるんだ?』

不思議な落書きだ。
いったい、誰が書いたんだろうか。
……今はそんなことを考えている暇なんてない。
とにかく、屋上へ。

――屋上

扉を開けると、屋上から見える世界はほとんどがモノクロに染まり、崩壊しているところだった。
信じられない、信じたくない気持ちでそれを眺めていると、突然、背中に温もりを感じた。
一瞬体がこわばったが、自分は、この温もりを知っている。

士「……巧」

背中に抱き着いてきたのは、絶対に巧だ。間違えるはずがない。

巧「よく、ここまで来れたな」

労わるような声でそう言って、巧が抱き着いた腕の力を増した。

士「巧、これは……何なんだ」

巧が知るはずもないのに、問いかけずにはいられなかった。
その時、背中からぬくもりを伝え続けている巧の体が、少しこわばった気がした。

巧「……大丈夫」

士「この状況のどこが、大丈夫なんだ!?」

声を荒げながら振り返った、その視線の先。
屋上の入り口に、なにか、いる。
その場所だけ、空間が切り取られたような存在。
おそろしいあれは、いったい、何なんだ?

巧「士」

振り返らないままでも、巧はその存在に気付いたらしい。
何かを決意したような、それでいて悲しそうな顔で、

巧「ごめん」

小さくそう呟いたのが、聞こえた。

士「な……」

声も出ないほどの、衝撃だった。物理的な話ではなく。
巧が、自分の胸を押したのだ。
手すりの向こう側へ、落ちていく。モノクロの世界へ。

目を見開いて、屋上から自分を見下ろす巧を見つめるしかない。

「■!」

耳障りなノイズが響き、真っ黒な影が、自分に向けて手を伸ばしていた。

【1日目・夜】

ユウスケ「士、風邪引くぞ?」

士「……ん……?」

肩を揺さぶられて目を覚ますと、そこは……

士「写真館じゃない……」

ユウスケ「寝ぼけてるのか?写真館は、ほら、崩れちゃっただろ」

その言葉にすっかり眠気が冷めた。
そうだ、写真館が全壊してじいさんが入院したから、全寮制の学校へ来たんだった。

夏海「転校初日で疲れたんですね。もう寝たらどうです?
   もちろん、ベッドでですよ」

士「そう、だな」

何か、夢を見ていた気がするが、思い出せない。
思い出したいとも、思わない。

【1日目・リザルト】


門矢士:健康

○保有スキル
・天才:一部の行動判定に+1
・レンズ越しの世界:カメラの判定結果を常に失敗とする
・×××:【閲覧できません】


~人物関係欄~
五代雄介:――/――
津上翔一:――/――

城戸真司:――/――
乾巧:――/――

剣崎一真:普通/――
響鬼:普通/普通

天道総司:――/――
野上良太郎:――/――

紅渡:――/――
左翔太郎:――/――
火野映司:――/――

如月弦太朗:――/――
操真晴人:――/――

光夏海:友好/友好
小野寺ユウスケ:友好/友好

【閲覧できません】:××/――

××××の進行具合:――(15に到達すると……)

はい、3周目開始です!

2周目、終わっちゃいましたね。
どうでしたか?
少しは真相が見えてきた……?

使ってない頭使って知恵熱出そう

全ライダー攻略したいと俺の欲望が(ry

チョロイン二人攻略したから
次はチョロインその3の翔太郎を攻略しよう(提案)

>>331
頑張ってくださいね!
でも知恵熱出すほど頑張るのはよくないですよ!

>>332
素晴らしいッ!

>>333
いいんじゃないかな(迫真)

さて、2日目いきましょうか。
直後起床判定

そりゃっ

>>335 1

【2日目・朝】

目を覚ましたら、すでにHRが始まっている時間だった。
……夏海とユウスケは何をしていたんだろう。
そう思いながらリビングへ向かうと、二人が大慌てで朝食を用意していた。

三人そろって、寝過ごしたらしい。


直後判定
12 倫理
34 地理
56 体育
7-0 購買

ジャスティス

>>337 4

――2-D

「みんな、おはよう」

オハヨーゴザイマース

「今日は転校生の門矢君、最初の授業ということで、簡単に自己紹介するね」

自分のためにわざわざ授業時間を削るらしい。
そう言われると寝るわけにもいかないか。

五代「私は五代雄介、社会科全般の担当です。それに、このクラスの副担任もしてるんだよ。
   よろしくね、門矢君」

士「ああ」

五代「門矢君は、地理は好きかな?」


1 好き
2 嫌い
3 どうでもいい

>>339 3

士「どうでもいい」

正直に言って、これだ。好き嫌いはない。どうでもいい。

五代「そうなんだ。それじゃあ、好きになってもらえるように頑張るね」

面と向かって担当科目をどうでもいいと言われ、怒った様子もない。
この教師はずいぶんと穏やかな気質らしい。

五代「さっそく、好きになってもらうために問題を出そうかな」

士「どうしてそうなる」

五代「問題に正解すると嬉しくなって、もっと頑張ろうって思わない?
   それじゃあ問題です。日本で一番面積が小さい都道府県はどこでしょう」


1 鳥取県
2 香川県
3 佐賀県
4 北海道

2

>>341 2

士「香川県だな」

五代「その通り!すごいね、どうでもいいなんて言ったけど、得意なの?」

自分が正解したように喜んでから、五代が尋ねてきた。

士「いや、地理が得意なら全科目得意になるぞ」

五代「そうなんだ、門矢君って成績いいんだね」

士「まあな」

そっか、と納得したようにうなずいてから五代が笑顔を見せた。
澄み切った青空のような、こちらまで気分のはれそうな笑顔だ。
……自分のよく知るユウスケの笑顔を、なぜか思い出してしまった。

五代雄介:友好を獲得

【2日目・放課後】

放課後のチャイムが聞こえてきた。
前の学校とは、チャイムの音も違う。
この音にも、すぐに慣れるんだろうか。

さて、チャイムの話もいいが、せっかくの放課後だ。
どう過ごそうか。

1 寮に帰る
2 自由安価

部活動を見て回る

>>345 うーん、見て回る、はだめですね。どれか選んでくださいまし。

部活動でも見学するとしよう。
どんな部活があるんだろうか。

……欲望?探偵事務所?
どうなってるんだ、この学校は……。


1 欲望部
2 鳴海探偵事務所
3 サッカー部
4 野球部
5 剣道部
6 新聞部
7 水泳部
8 自由安価

剣道部

>>347

――武道場

剣道部の活動を覗こうと武道場へやって来た。
道着を身に着け、面を被った部員たちが練習に励んでいる。
真剣さが伝わってきて、悪くない空気だ。


直後判定

4-33

>>349 9 大成功……だと……?

試合をしている部員たちの中で、際立って動作の整った姿があった。
まっすぐに伸びた背筋は美しく、構えや足運びも完璧だ。
何より、凛とした空気。自然と身についたものであろうそれをまとった姿には、抜身の刀を思わせる鋭さがあった。

思わず、惚れ惚れとその試合運びを眺めてしまう。
勝負は一瞬だった。

その長身の部員は試合を終えて、道場の隅で正座して他の部員の動きを見ている。
今なら話しかけても平気だろうか。

士「おい、お前」

道着を着たままの部員が顔を上げた。
……と言っても、面をつけているせいかはっきりと顔が見えないが。
それでも、視線がこちらを向いていることは分かる。

士「すごいな」

部員は、照れたようにうつむいた。その肩をポンと叩く。

士「感動したぞ、お前みたいな男に会えて」

ピシッ

と、音を立てて部員が固まった気がする。
何か問題でもあっただろうか、今の発言。

部員が震える手で面の紐をほどき始めた。
練習はもういいんだろうか?と思っている間に、その面が外される。
……ん?

士「女!?」

「……背が高いからって、あんまりだよ……」

汗で張り付いた髪をかき上げながら、少女が嘆いた。
しかし、誰があの長身で女だと思うだろうか、いや、思わない。


1 謝る
2 本当に女か疑う
3 自由安価

地雷は踏み抜く物だと思うの2

>>352 2

士「けど、お前……本当に女か?」

「ウェッ!?」

何やら鳴き声のような驚き声が聞こえたが、あまり気にしないでおこう。
気分を害したのか、眉間にしわを寄せた少女が抗議の声を上げた。

「女だよ!私、門矢君のクラスメートなんだよ?
 スカート履いてるところ、見たよね?」

士「そうだったか……?」

「そうだよ!」

必死に訴えかけているが、どうしようか。
まあ、声の高さや顔つきからすると女なんだが、もしもの場合を考えると……
いや、待てよ。

防具を外させれば体型ではっきりするんじゃないか……?


1 脱がせる(同時に判定+1)
2 脱ぐように促す
3 自由安価

ごめん1

>>355 1 判定 6+1=7 気にしなくていいですよー。

さて脱がせよう、と手を伸ばしかけてふと気づく。
ここで脱がせたら、周囲の人間にどう思われることか。

士「ちょっと来い」

「えっ、ちょっと!」

仕方ない、場所を変えるとしよう。
少女が何か言っているが、スルーしておく。


――武道場裏

ここならいいだろう、と少女の防具をはぎ取った。

「え、え?」

少女は何が何やら、といった様子で戸惑っている。
自分の動きを止めようとして中途半端にあげられた手が空中をさまよっていた。

士「……」ジー

これは、どこからどう見ても、女だ。
いや、もしかしたら詰め物で女を装っているという可能性も捨てきれないか……


1 脱がせよう(同時に判定)
2 いい加減に信じてやろう
3 自由安価

他の部員を呼んで証言をとろう

>>358

――武道場

休憩中の部員を捕まえ、少女を指さしながら確認する。

士「こいつは女か?」

部員A「え?そうですけど……」

部員B「っていうか、どう見ても女の子じゃないですか?」

士「……そうか」

完全に、認めざるを得ないようだ……
いや、剣道部全体で自分をだまそうとしている可能性が……

「……門矢君、もういいよね?」

少女がいい加減に付き合いきれない、といった表情で尋ねてきた。
さすがに悪ふざけが過ぎたか。練習時間も削ってしまったことだろう。

士「ああ、練習に戻っていいぞ」

「なんで上から目線……っていうか、私、部員じゃないよ」

士「は?」

「たまにこうやって、参加させてもらってるだけだから」

この腕前で、部活に入らないとは……自分が言えたことじゃないが、もったいない。

「それと、転校したばっかりで仕方ないかもしれないけど、クラスメートのことは覚えてね」

士「そういえばお前、名前は?」

名前も知らない女子生徒の防具をはぎ取ったのか、と思うと自分が不審人物に思えてくる。
まあ、それは大した問題じゃない。この女子生徒の身長の高さの方が問題だ。

剣崎「私は剣崎一真。ちゃんと覚えてね」

釘を刺されてしまった。
さて、名前も知ったところでどうしようか。


1 疑ったことを謝る
2 もう一度だけ疑ってみる(同時に判定)
3 自由安価

2剣崎からかうのたのすぃーww

>>361 3 あっ

士「……もう一度確認するが、お前、本当に女か?」

剣崎「……しつこい」

そうとだけ言い残して、剣崎が背を向けた。
そのまま更衣室へ向かったようだ。

これはもしかすると、本気で怒らせたかもしれない。
本人も身長のことは気にしていたようだし、性別を疑われるというのはもしかしなくても不愉快だろう。

むしろ、ここまで付き合ってくれた剣崎は我慢強い方なのか。
……少々ひどいことをした気がするが、まさか女子更衣室まで追いかけていくわけにはいかない。

どうしたものか……

士→剣崎:罪悪感(小)を獲得
剣崎→士:悪印象を獲得

【2日目・夜】

夏海の作る料理がまずいとは言わない。
ただ、じいさんの料理で肥えた舌には……

ユウスケ「士、余計なこと言うなよ」ヒソヒソ

士「分かってる」ヒソヒソ

夏海「?」

さて、今夜はどうしようか。

1 さっさと寝る(起床判定に+2)
2 自由安価

散歩をする

>>364

このあたりの街並みを知るためにも、散歩するか。
景観も悪くないことだし、いい被写体に出会えるかもしれない。


直後判定
1-3 誰にも会わない
45 二人で一人の……
67 オエージ!
89 ゲゲゲー!
0 ???

ニヤリ

>>366 5

――海岸沿い

海岸沿いの道を散歩していると、不審人物に出くわした。
何故か猫の鳴きまねをして道をうろついている。正直不気味だ。

「にゃーん……にゃー!」

その背後から走ってきた少年が、あきれ顔で不審人物の肩を叩いた。

「翔太郎、もう少しましな捜索方法は思い浮かばなかったのかい?」

「あのね、こういうのは猫の気持ちになるのが一番なの。
 にゃ~、にゃー!」

「……」

付き合いきれない、という表情で不審人物から距離を取り、少年がベンチに座って本を読み始めた。

士「って、お前は探さないのか」

「?」

おっと、思わず口に出してしまった。
少年はたった今自分の存在に気付いた、という表情で見上げてくる。
どうしたものか。


1 こんばんは、と挨拶する
2 自己紹介する
3 不審人物が何をしているのか聞く

>>368 3

士「あの不審人物は何をしてるんだ?」

素直に気になることを問いかけると、少年が苦笑した。

「猫を探しているんだ」

士「飼い猫か?」

「いいや、僕らの猫じゃないよ。僕たちは探偵なんだ。
 その依頼でね」

何やら現実味のない単語が飛び出してきたが、まあ、いないこともないか、探偵。
いやしかし、この少年は自分より年下じゃなかろうか。
そんな年頃の人間が探偵……?

「鳴海探偵事務所って、知ってるかい?」

士「ああ、あったな、そんなの……」

部活動一覧で異彩を放っていたあれか。

フィリップ「僕は所員の一人、フィリップ。そして、あそこで猫を探している彼女は左翔太郎。
      僕たちは二人で一人の探偵なんだよ」

士「相棒ってことか」

フィリップ「ああ、その解釈で構わないよ」

そうしてフィリップと話し込んでいると、不意に翔太郎が歓声を上げた。

翔太郎「にゃー!やっと見つけたにゃー!」

士「……いろいろと大丈夫か、あいつ」

フィリップ「うん、僕も時々不安になるけど、彼女は大事な相棒だからね。
      大丈夫だと信じているよ」

一通り喜び終えてフィリップを振り返った翔太郎が、自分に気付いて目を丸くした。


直後判定
十の位 翔太郎→フィリップ
一の位 フィリップ→翔太郎

いい風が吹くなぁ……

>>370 翔太郎 9 (アカン)
     フィリップ 6 まあ、うん……微妙に恋愛混じり?

翔太郎「誰?」

フィリップ「そういえば、名前を聞いていなかったね」

士「門矢士だ」

フィリップに応えて名乗るも、翔太郎が唸り声を上げた。

翔太郎「そういうことじゃなくて……」

士「お前たちと同じ学校の生徒だ」

フィリップ「それで事務所のことを知ってたんだね」

士「ああ。その探偵事務所が部活として成立してるのが不思議でならないけどな」

フィリップ「うちの学校は受け皿が広いからね」

フィリップとの会話を弾ませていると、翔太郎が猫を抱えて独り言を言い始めた。

翔太郎「どうせ私は仲間外れだにゃー」

その様子に気付いたフィリップが笑いながら翔太郎の肩を叩いた。

フィリップ「ごめん、士と話すのは楽しくて。早く依頼主に返してあげよう」

翔太郎「ええ。それじゃあね、士」

士「ああ」

猫を抱えて去って行く探偵を見送り、散歩を再開した。


左翔太郎:普通を獲得

【2日目・リザルト】


門矢士:健康

○保有スキル
・天才:一部の行動判定に+1
・レンズ越しの世界:カメラの判定結果を常に失敗とする
・×××:【閲覧できません】


~人物関係欄~
五代雄介:友好/友好
津上翔一:――/――

城戸真司:――/――
乾巧:――/――

剣崎一真:悪印象/罪悪感(小)
響鬼:普通/普通

天道総司:――/――
野上良太郎:――/――

紅渡:――/――
左翔太郎:普通/普通
火野映司:――/――

如月弦太朗:――/――
操真晴人:――/――

光夏海:友好/友好
小野寺ユウスケ:友好/友好

【閲覧できません】:××/――

××××の進行具合:――(15に到達すると……)

はい、2日目終了です!

剣崎に関しては……うん。
しつこすぎると嫌われちゃいますよ!
あと翔ちゃんね、ひどいですね、ほぼ相思相愛とか。
この二人、基本的に一緒に行動してるから強敵ですね……

今日は眠いからそろそろ寝ようかなあと思います。
おやすみなさい。

剣崎は謝ったら許してくれるかな?

お休みなさーいうでふりなさーい

第三のチョロインがダメとなると、誰を攻略すべきか……

二周目、真司全く出なかったよな
…まさかヒロインが段々消えていくなんてこ(ry

真司も最初は好感度最悪だったっけ?

こんばんはー!
夕ごはんの前にちょっとやりたいなーと思ってる>>1です。

>>374
だって、怒っててもいつの間にか相手を心配してるようなやつですからね……(笑)

>>375
名護さん、腕振ったら眠れません……

>>376
まあ、ここから昼ドラを始めてもいいんですけどね(ゲス顔)

>>377
コンマにも入れてたんですけど、見事に出ませんでしたね。
コンマ神が狙ってたとしか……

>>378
実は、悪印象は最悪じゃないんですよね。
最悪なところまで行くと憎悪とかになります。

さて、それじゃあ直後、起床判定いきましょう。

憎悪…

>>380 1 これはww

【3日目・朝】

夏海「士君!起きてください!」

いつもよりずいぶんと乱暴な起こし方をされた。
何事だと飛び起きると、時計を突き付けられる。

夏海「寝坊です!」

士「またか」

ユウスケ「二人とも、トースト焼けたぞ!」

あわただしい朝食をすませ、通学路を駆け抜けて、ぎりぎり間に合った。
……朝からかなり疲れた。


直後判定
12 世界史
34 体育
56 地理
7-0 購買

五代てんてー

>>382 6 有言実行って、素敵です……

――2-D

青い空、白い雲。流れる雲を見ていると、長閑な気分になる。
波の音には劣るかもしれないが、ヒーリング効果は期待できそうだ。

五代「門矢君?ちゃんと先生のことも見てほしいな」

士「大胆発言だな」

わざわざ声を掛けられたなら、無視もできない。
教壇へ視線を向けると、五代がニコニコと笑っていた。

五代「今日も行こうか、地理の問題」

士「いいだろう」

どうせ何でも解けるに決まってる。

五代「それでは問題です。羊の頭数が一番多い国はどこでしょう」


1 フランス
2 ニュージーランド
3 オーストラリア
4 中国

4

>>384 4 地理ってこういう問題でいいんでしょうか……

士「中国だ」

五代「正解!」

顔をほころばせた五代が、嬉しそうに手を叩いた。
そして、教壇からわざわざ席まで来て……

五代「すごいね、門矢君」

頭を撫でられた。

士「やめろ」

反射的に手を払いのけると、五代は微笑んだまま教壇へ戻っていく。

五代「それじゃあ、授業を再開します」

……どうして、じいさんを思い出したんだろう。
じいさんに頭を撫でられた時の、くすぐったいような、嬉しいような気持ち。
自分がここにいていいと、認められたような……

……

この教師は、苦手だ。

【3日目・放課後】

放課後になった。
まっすぐ自室に戻ってもいいし、学校をぶらついてもいい。

どうしようか?

1 寮に帰る
2 自由安価



夕ごはん食べてきますね!

教師とコミュニケーション!

>>387 ちょっと漠然としてますね……職員室に行くってことでいいでしょうか。

たまには教師と交流してもいいだろう。
職員室に行ってみよう。


直後判定
1 皆忙しそう
23 親子喧嘩
45 問題児と担任
67 響鬼先生と実習生
89 五代先生
0 あの部活の顧問

俺の演奏は一億円の価値がある

>>389 1 アッー!

――職員室

「もしもし?あっ、大道先生ですか?大道先生は……今、職員室におりませんので」ガチャッ

「この問題でこの点数ですか、嘆かわしい……」

「すいません、先生……」

「えっ、なに?まーた問題でもあったのか?」

「そうなんです。いくら言っても聞いてくれなくて」

「はいはい、それじゃあちょっくらお仕事しますか」

「先生、この問題なんですけど」

「見せてみなさい。ああ、簡単ですよ。これはいわゆる……いわゆる……」

「擬人法?」

「そうそう、それそれ!」

……随分と忙しそうな教師が多い。
出直すとするか。

【3日目・夜】

今日という日が終わるまで、あと何時間くらいだろう。
その短い時間をどう使ったものか……

1 さっさと寝る(起床判定に+2)
2 自由安価

河原に散歩

>>392

夜の川原を散歩というのもいいかもしれない。

士「散歩してくる」

ユウスケ「あんまり遅くなるなよ」

夏海「気を付けてくださいね、痴漢とか」

士「俺は男だぞ」

夏海「そうですけど……」

ユウスケ「ほら、ひったくりとかいるかもしれないし。何にしても気をつけろよ」

二人に見送られて外に出た。


直後判定
1 誰にも会わない
23 マヨネーズドーナツ
45 たっくんと真理
67 剣崎
89 二人で一人の……
0 映司と比奈ちゃん

ゲゲゲー!

>>394 5

――川原

気の向くままに散歩していると、前方から歩いて来る二人組が見えた。
コンビニの袋を持っているところからして、買い物帰りらしい。

「ありがとね、ついてきてくれて」

「お前一人で行かせたって草加に知られたらめんどくさいんだよ」

「もう、そういう言い方しなくたっていいじゃん」

仲睦まじそうな少女たちの話し声を聞くともなく聞きながらすれ違った。


直後判定

スタンデンバーイ

>>396 1

小さく物音がしたと思って振り返ったら、同じように少女二人のうち背の高い方が振り返っていた。
そのまましゃがみ込み、何かを拾った少女が不機嫌そうな声でもう一人に何かを言っている。

「しっかりしろよ、落としてるぞ」

「あっ、ごめん!」

「ったく……」

「拾ってくれてありがと」

「……別に」

そのまま再び歩き出した少女たち。
姉妹か何かだろうか?
そんなことを考えながら、自分も前を向いて歩き出した。

【3日目・リザルト】


門矢士:健康

○保有スキル
・天才:一部の行動判定に+1
・レンズ越しの世界:カメラの判定結果を常に失敗とする
・×××:【閲覧できません】


~人物関係欄~
五代雄介:友好/友好
津上翔一:――/――

城戸真司:――/――
乾巧:――/――

剣崎一真:悪印象/罪悪感(小)
響鬼:普通/普通

天道総司:――/――
野上良太郎:――/――

紅渡:――/――
左翔太郎:普通/普通
火野映司:――/――

如月弦太朗:――/――
操真晴人:――/――

光夏海:友好/友好
小野寺ユウスケ:友好/友好

【閲覧できません】:××/――

××××の進行具合:――(15に到達すると……)

3日目終了です。
うん、まあ……うん。こういう日もある。

4日目いきましょう!
直後起床判定

縺帙>繧??

>>400 4

【4日目・朝】

夏海「士君……」

呆れ返ったような声に目を覚ますと、夏海が枕元で見下ろしてきていた。
いったい何だと言うんだろうか。

夏海「私もユウスケも、今日はちゃんと起きたのに」

士「別にいいだろ。俺のことはお前たちのどっちかが起こすんだから」

夏海「もう、いつまでも一緒にいられるわけじゃないんですから」

士「それは、」

言葉の続きを探そうとして、うまい答えが見つからない。
それは、それは……そうかも、しれないが。

ユウスケ「二人とも、朝飯食べようぜー」

夏海「はーい」

さっさと食卓へ向かった夏海の背中を追いかけながら、考える。
二人と……それに、じいさんとも、一緒にいない未来。
それは、……少し、こわい。


直後判定
12 政経
34 地理
56 体育
7-0 購買

鍛えてますから

>>402 0 ここで0とか……うーん

――購買

昼食を買いに購買を訪れる。
生徒数は決して少なくない。人気のメニューは残っているだろうか。


直後判定
1 誰にも会わない
23 餃子マスター
45 さりげなく料理上手設定
67 料理に処刑用BGM
89 弁当に処刑用BGM
0 乙女ゲームのような集団

(0M0)<おのれディケイドー!

>>404 1 あらー

面白いくらい誰にも出会わなかったが、
その代わり狙っていたカレーパンを入手できた。

外はカリッと、中はホクホク。
うまい。

【4日目・放課後】

響鬼「それじゃあ、HRは終わり。気を付けて帰ること!」

ハーイ

さて、放課後になったが……どう過ごそうか?


1 寮に帰る
2 自由安価

校内を散策

>>407

校内を散策してみよう。
何か面白いものが見られるかもしれない。


直後判定
1 特になし
23 お前は俺が守る(キリッ)
45 1年生に絡む倫理教師
67 犬神家……?
89 キング(笑)と妹
0 ???

>>1王の判決を言い渡す、死だ

>>409 1 アッー!

面白いくらいに何も見つけられなかった。

……別に、全然、寂しくない。

本当に、全然!寂しくない。

士「……はあ」

ため息が零れたのは、そう、ちょっと歩き疲れただけだ。

【4日目・夜】

夏海とユウスケは充実した学園生活を送っているらしい。
自分はというと……
クラスメート(しかも女子)に嫌われたくらいしか記憶ない気がするが、気のせいだろう。

さて、今夜はどう過ごそうか。

1 さっさと寝る(起床判定に+2)
2 自由安価

面白いくらい何も起きないなw
散歩に出かけよう

>>412 本当、何かの呪いかと思うくらいですよね!

今夜も散歩に出かけよう。

士「散歩してくるぞ」

ユウスケ「行ってらっしゃい」

夏海「ちゃんと私たちが起きてる間に帰ってきてくださいね」

士「ああ、分かってる」


直後判定
1 何にもなし
23 占い師と馬鹿
45 例のクラスメート
67 オエージ!
89 響鬼先生と少年
0 ???

変身!

>>414 2 よりにもよって……(笑)

――街

夜の街というのは、昼と違った空気がある。
これはこれで悪くない。

「えーっ!」

その空気を引き裂くような大声に思わず出所を探すと、小さい人影が何やら大げさな身振り手振りで慌てている。

「困るって、それ!」

「気を付けることだ。俺の占いは当たる」

どうやら、占い師に困ることを言われたらしい。

「そこをどうにか……なあ、手塚~」

「悪いがこの運命を変えることはできない。
 変えたとして、どんな影響が出るか分からないからな」

「うう……」

どうやら客と占い師は知り合いらしく、客が肩を落としているのを占い師が肩を叩いて慰めている。
にしても、あそこまで真剣に落ち込むとは……そんなに当たる占いなんだろうか?


1 自分も占ってもらう
2 別にいい

占って貰うって解釈でいいのかなぁ…?

>>416 1 そういえばどうやって占ってたかよく覚えてないっていう……コイン?火?

士「おい、ちょっといいか」

声を掛けると、向かい合って椅子に座っていた二人が顔を上げた。
占い師も客も、見たところ自分と同年代だ。

士「お前の占い、そんなに当たるのか?」

挑発的に思われるかもしれない口調で問いかけると、占い師が深く頷いた。
その向かいで、客の方まで大真面目な顔で頷いている。

「俺の占いは当たる」

士「なら、俺のことも占ってもらおうか」

手塚「いいだろう。その前に、自己紹介をしておくか。
   俺は手塚海之。この近くの学園に通っている。3年生だ」

真司「ちなみに、俺も手塚と同じ学校だからな」

士「1年生か?」

真司「3年生だ!」

身長が小さいのでてっきり1年生かと思ったが、本人は気にしていたのか憤慨している。
……どこぞのクラスメートにも似たようなことをした気がする。
こういった言動は多少慎んだ方がいいだろう。

士「そうか、悪いな。俺は門矢士、多分同じ学校の2年だ」

真司「へー偶然だな」

士「ああ」

真司と話している間に、手塚がコインを用意していた。

手塚「それじゃあ、占うぞ」


直後判定 明日の運勢
1ほど悪く0ほど良い

↓2でさらに判定
十の位 真司→手塚
一の位 手塚→真司

俺の占いがやっと外れる……

俺の占いは当たる

>>419 3 あっ……
>>420 真司→手塚 9 よって好意(大)獲得
     手塚→真司 3 よって友情獲得
……なんじゃこりゃー!

手塚「明日の運勢は微妙だな。箪笥の角に小指をぶつけることになる」

士「本当に微妙だな……」

手塚「飛び抜けて悪いわけじゃない、気にせずいつもどおりの生活を送ったほうがいい」

士「そうか」

しかし、地味に当ってほしくない占い結果になったな……
真司の方はどんな結果だったのか気になって視線を向けてみると、何だこの間抜け顔は。

真司「……やっぱり、かっこいいよなあ」ボソッ

小さな声で呟かれたそれは、自分に向けられた言葉ではなさそうだ。
つまり……

手塚「しかし、ぶつかり方によっては足の小指を骨折するだろう」

士「マジか」

さりげなく恐ろしい占いの結果を伝えてくる手塚を見て呟いたんだろう。
もしかすると、邪魔しない方がよかったんだろうか。

手塚「そろそろ帰るとするか」

そう言って手塚が立ち上がったので時間を確認すれば、確かにいい時間だ。
今から帰れば、二人にも文句を言われないで済むだろう。

手塚「俺は帰るが……城戸、よければ送るぞ。一人歩きは危ないだろう」

真司「お……おう!それじゃあ、行こうぜ!」

これでもか、というくらい嬉しそうな顔をしている。
よかったな、と内心呟きつつ立ち去ろうと一歩を踏み出した。

手塚「門矢、お前もだ。この時間に一人は危ない」

……占い師のくせに鈍いとは!


城戸真司:普通を獲得

【4日目・リザルト】


門矢士:健康

○保有スキル
・天才:一部の行動判定に+1
・レンズ越しの世界:カメラの判定結果を常に失敗とする
・×××:【閲覧できません】


~人物関係欄~
五代雄介:友好/友好
津上翔一:――/――

城戸真司:普通/普通
乾巧:――/――

剣崎一真:悪印象/罪悪感(小)
響鬼:普通/普通

天道総司:――/――
野上良太郎:――/――

紅渡:――/――
左翔太郎:普通/普通
火野映司:――/――

如月弦太朗:――/――
操真晴人:――/――

光夏海:友好/友好
小野寺ユウスケ:友好/友好

【閲覧できません】:××/――

××××の進行具合:――(15に到達すると……)

4日目終了!

コンマがいろいろとひどい。
手塚鈍すぎぃ!

さて、5日目いきましょう。
直後起床判定

俺はコンマ0を出したい、文句あっか!

>>424 3

【5日目・朝】

夏海「士君、起きてください」

肩をゆすられて目を覚ました。
毎朝のことだが、こうして目を覚まされると地味に心臓に悪い。

士「……ああ、今起きる」

夏海「朝ごはんの用意はできてますよ」

士「ああ……」

寝ぼけ眼をこすりながら洗面台へ向かう。

ガツッ

士「――っ!?」

箪笥に、小指、ぶつけた。
写真館の間取りに慣れているせいか、目をこすりながら歩くのは危険だ。

夏海「大丈夫ですか!?」

ユウスケ「朝から何してんだよー」

……いや、昨日の占いが早めに当たってよかったと思っておこう。
これで今日はこれ以上ひどい目に合わないはずだ。


直後判定
12 音楽
34 地理
56 体育
7-0 購買

コンプリート

>>427 6

――グラウンド

響鬼「準備運動はしっかりね」

ハーイ

今日は短距離走のタイムを計るらしい。
ユウスケが張り切っている。

夏海「士君、ちゃんと全力で走ってくださいね」

士「ああ」

ユウスケ「絶対負けないからな!」

士「お前が俺にか?無理な話だな」

ユウスケ「今に見てろよー」


直後判定
1-3 特になし
45 晴人
67 響鬼先生
89 剣崎
0 たっくん

広がる宇宙の中canyoufeel?

>>429 9 あら

響鬼「それじゃあ、準備はいい?よーい……」

ホイッスルの音と同時に駆け出す。風の流れに乗るように走り、そして――

ベシャッ

こけた。
ゴールはしたが、こけた。

響鬼「あっ……えっと、大丈夫かな、門矢君」

士「……ああ」

まさか小指のダメージがここにきて響くとは……
見れば、足から血が出ている。

士「保健室に行ってくる」

響鬼「それじゃあ、誰かに付き添ってもらおっか?
   転校してきたばっかりだし、迷っちゃうかもしれないから。
   測定が終わってて暇そうな人は……んー……剣崎さん、ちょっといい?」

剣崎「はい!」

響鬼に呼ばれて駆け寄ってきた剣崎が、自分の顔を見るなり表情を暗くした。
……この反応、地味に傷つく。

響鬼「門矢君、転んじゃって。
   保健室まで連れていってあげて」

剣崎「はい。……行こう」

そう言って剣崎がゆっくりと歩き出した。
足の怪我を気にしているんだろうか。
一応、傷つけたという自覚があるだけに優しくされると逆に居心地が悪い。


直後判定
大成功 +1
俺の占いは当たる +3
悪印象 -1

せい

>>431 7+3=9 手塚の占いってすごい、改めてそう思った。

――保健室

剣崎「あ、どうしよう……」

保健室につくなり、どうしたというんだろう。
立ち止まった剣崎が振り返り、保健室の扉に掛かった看板を指さす。

『お出かけ中』

ふざけた看板だ。

剣崎「とりあえず、中、入ろうか。
   血、けっこう出てるし」

士「そうだな」

促されるまま保健室に入り、薬箱を探そうとする。
そんな自分の肩を押さえて椅子に座らせた剣崎が、薬箱を引っ張り出してきた。

剣崎「先に傷口を洗った方がいいか……こっち、蛇口あるから」

手をひかれるまま保健室の奥に行くと、確かに蛇口があった。
傷口を洗おうとしゃがみ込むと、剣崎が傷口を丁寧に洗い始める。
これはいくらなんでもサービス精神が旺盛すぎるんじゃなかろうか。

士「おい、あんまり気を遣うな。大した怪我じゃない」

剣崎「いいから」

強い口調でそう言うと、剣崎が蛇口をひねった。
水の流れが止まり、保健室が急に静かになる。
何を話したものかと考えているうちに、濡れた足を拭かれていた。

士「それ、お前のハンカチじゃないのか」

剣崎「そうだよ」

士「……もういい、あとは自分でやる」

剣崎「いいから」

先程と同じ言葉を、さらに語気を強めて言われる。
再び椅子に座らされたかと思うと、剣崎がしゃがみ込んで消毒液を傷口にかけた。

士「っ……」

地味に痛い。


直後判定
博愛主義者 +2

俺はヒーローに憧れてた!

>>433 2+2=4 あっ

剣崎「……」

最後に、丁寧にガーゼを貼りつけて剣崎が立ち上がった。
その表情は穏やかとは言い難い。

剣崎「……痛かった?」

どう、答えるべきだ?


1 痛かった
2 全然



甘いと言われようが、このまま終わるのはちょっと……だったので。
正解は二つに一つ。
頑張ってください。マジで。

(0ww0)<2!
取りすぎなら安価下

>>436 2
3回以上連続しなければ平気ですよ。
つまり2回連続まで大丈夫です。が、これは……

士「全然」

剣崎「そう、なんだ」

単なるやせ我慢だったが、剣崎はさらに表情を暗くして背を向けてしまった。
そのまま、保健室の扉に手をかけて、剣崎が呟くように言う。

剣崎「私は、痛かった」

そのまま、保健室の扉は閉じられた。

……本当に、傷つけてしまっていたらしい。

士→剣崎:罪悪感を獲得

【5日目・放課後】

一番後ろの窓際からは、剣崎の席も見える。
まっすぐに伸びた背中を見ていても、向こうが振り返ることは一切ない。

響鬼「それじゃあ、今日のHRは終わり!
   部活のある子は頑張ってね」

ハーイ

さて、今日の放課後はどう過ごそう。


1 寮に帰る
2 自由安価

剣崎に謝りに行こうぜ!

>>440

剣崎に、謝ろう。
ちょっとした悪ふざけのつもりで、随分と深く傷つけていたらしい。
こういうのは、早い方がいい、はずだ。

剣崎の席を見る。
まだ、残っているだろうか……?


直後判定
俺の占いは当たる +3

ゲゲゲー!

>>442 7+3=9 やっぱり一流だよなあ、橘さんは。

いた。
まだ、席に座っている。
声を掛けるなら、今しかない。

士「剣崎」

教室を包む喧騒を縫って声を掛けると、剣崎が振り返った。
表情には困惑の色が強く出ている。

剣崎「……どうかしたの?」

少し、緊張する。
改めて謝るというのは、こんなに難しいことだったか。
息を吸い込んで、決意し、口を開いた。

士「ごめん」


直後判定
博愛主義者 +2

コードネームは

>>444 3+2=5 剣崎が博愛主義者でよかった。

小さく頭を下げたままでは、剣崎の表情がうかがえない。
だが、今顔を上げてもいいものだろうか。
そう悩む自分の肩に、ぽん、と手が置かれた。

士「……剣崎?」

顔を上げると、剣崎が困り顔をしていた。

剣崎「顔、上げて。もういいから」

士「いや、本当に悪かった」

剣崎「そんなに、謝らないで。
   もう、気にしてないよ」

剣崎がはにかんだように笑った。

剣崎「なんだか、そうやって真剣に謝られると……
   私なんかのこと、気にしてくれてるんだって、嬉しくなっちゃうから」

士「……そうか」

剣崎「うん。門矢君が本気で謝ってくれてるのは分かったから、もういい」

そう言って、剣崎が席から立ち上がった。
鞄を手にしたところからして、もう帰るんだろうか。


1 一緒に帰らないか誘う
2 見送る
3 自由安価

1

>>447 1

士「剣崎」

声を掛けると、うん、と首を傾げられた。
その表情に暗いところは見当たらない。
本当に、もう気にしていないんだろうか。

士「よかったら、一緒に帰らないか」

もし、断られたら。
そう思うと冷や汗が出そうだった。

剣崎「一緒に……?」

目を丸くして、剣崎が呟いた。
嫌そうには見えないが、どうだろう。
緊張しているのか、心臓の音がうるさい。

士「どうだ……?」

剣崎「……私、まだ帰らないんだけど」

ズコーッ!

剣崎「大丈夫!?」

思わず転んだ自分に、剣崎が手を差し伸べた。
ん?このアングルは……

剣崎「どうしたの?」

いや、スパッツしか見えなかった。

士「何でもない」

剣崎の手に掴まって立ち上がる。剣崎は苦笑いを浮かべていた。

剣崎「なんだか、ごめんね。……けど、その、嬉しかった」

最後は早口に言って、そのまま剣崎は背中を向けて駆け出してしまった。
……どうにか謝れた。今はとにかくそのことを喜ぼう。


剣崎一真:友好(小)獲得

【5日目・夜】

妙に気疲れした一日だった。
このまま早く寝てしまってもいいが……明日は休日だ。
早起きする必要もない。

さて、今夜はどう過ごそうか。


バイクでツーリング

>>450

バイクでツーリングとしゃれ込もう。

士「バイクで出掛けてくる」

ユウスケ「どこか行くのか?」

士「いや、散歩だ」

夏海「昼に怪我したのに……こけちゃだめですよ」

士「思い出させるな」


直後判定
1 誰にも会えない
23 青いのと不運少女
45 ドーナツとマヨネーズ
67 真司と手塚
89 剣崎
0 ???

せいやー!

>>452 1 あらー

夜風を切って走り、街の光の中を駆け抜ける。
冷たい風が肌に刺さるような感覚の中で、さらに速い世界へ飛び込んでいく。
……いい夜だ。

誰にも出会わなかったが、まあいい。
全然寂しくない、大丈夫。

【5日目・リザルト】


門矢士:健康

○保有スキル
・天才:一部の行動判定に+1
・レンズ越しの世界:カメラの判定結果を常に失敗とする
・×××:【閲覧できません】


~人物関係欄~
五代雄介:友好/友好
津上翔一:――/――

城戸真司:普通/普通
乾巧:――/――

剣崎一真:友好(小)/友好(小)
響鬼:普通/普通

天道総司:――/――
野上良太郎:――/――

紅渡:――/――
左翔太郎:普通/普通
火野映司:――/――

如月弦太朗:――/――
操真晴人:――/――

光夏海:友好/友好
小野寺ユウスケ:友好/友好

【閲覧できません】:××/――

××××の進行具合:――(15に到達すると……)

5日目終了!

剣崎が装甲固すぎてこまる。
人類愛の女でよかった。

それじゃあ6日目、いきますか。

【6日目・朝】

誰に起こされるでもなく、自然に起きるのは心地いいものだ。
少しずつ、少しずつまどろみから抜け出し、気だるい体で布団の外へ。
そして、ぐっと伸びをして欠伸を一つ。

洗面台で顔を洗いながら、さて、今日は何をしようかと考える。


ごめんなさい商店街へ

>>459 いえいえ、お気になさらず。

――商店街

こういう活気にあふれた場所というのも悪くない。
商店街の中を歩きながら、周囲を見回す。
何か、面白いことでもないだろうか。


直後判定
1 何もなし
23 響鬼先生と少年
45 ダブルジョーカー
67 万能家政婦ちゃん
89 たっくんと……
0 ???

ソイヤッ

>>461 6

……面白いものを見つけてしまった。

「う~ん……これじゃないなあ」

魚の口に指を突っ込んでいる女がいる。
……どうしたものか。


1 観察する
2 何をしているのか聞く
3 自由安価

>>464 1

とりあえず、何をしているのか観察してみよう。
少し離れたところから様子をうかがっていると、
別の魚の口に指を突っ込み始めた。

「んー……あ、これいいかも」

魚の口の具合で鮮度でも分かるんだろうか……?
女……というか、少女が立ち上がり、店主に声を掛けている。
代金を払って、指を突っ込んでいた魚を購入し、上機嫌に歩き出した。

なかなかに面白い少女だった。
あの顔、覚えておいてもいいだろう。

【6日目・昼】

さて、昼になった。
天気は快晴、散歩日和だ。
まあ、散歩以外のことをしてもいいが。

何をしようか?


海へ行こう

>>467

――海

寄せては返す波の音が耳を満たす。
それと、海へ遊びに来ている人々の声。
だが、心地いい小波の音に意識を向ければ、そんなものはすぐに気にならなくなる。

やっぱり、海は好きだ。


直後判定
1 誰にも会わない
23 青・春・定・番
45 最後の希望
67 オエージ!
8-0 ???

君の隣戦うたび

>>469 0 クリティカルとかほんと……

頭が、不意に痛みを訴えた。
手を添え、砂浜に膝をつき、うずくまる。
痛い、だけじゃない。

何かが、頭の中に押し入ってくるような不快感。
だめだ、このままだと……



痛みを振り切り覚醒すると、砂浜に横たわっていた。
以前目を覚ました時は、部屋にいなかっただろうか。
まあいい。それより、ここはどこで、自分は誰か、思い出さなければ。

立ち上がり、服についた砂を払う。
周囲には白い砂浜と、青い海。そしてそこで過ごす人々。
どう動いたものだろう、と思案しているうちに、頭痛。

ああ、わずらわしい。
ここで痛みに負けては、また……


直後判定 8以上のみ

俺、参上!

>>471 1 ズコーッ!

【6日目・夕方】

気が付くと、砂浜に倒れていた。
久々にひどい頭痛が来たらしい。
立ち上がり、服についた砂を払う。

空を見上げれば、日が傾いている。
自分はどれだけ長い間砂浜で眠っていたのだろう。
とりあえず、持ち物がなくなっていないことに感謝しておこう。

さて、これからどうしようか。


河原へGO

>>473

川原にでも出かけてみよう。
適当に時間を潰しているうちに、夕食の時間になることだろう。


直後判定
1 何もなし
23 バーベキュー
45 ヴァイオリンの音
67 二人で一人の……
89 逆ハーレム集団
0 ???

闇の中見つめてる

>>475 8 判定の面倒なやつら、キター!

――川原

士「なんだこれ」

思わず声が出てしまうほど驚いた。
少女が中州にいる。しかし、周囲にボートも何も見当たらない。
何がどうなれば全く水に濡れないで川の中州に取り残されることができるんだろうか。

川べりでは少女の友人らしい少年たちが、不安そうに少女の様子を見ている。

「そっち、助けに行こうか?」

眼鏡をかけた少年の言葉に、少女は首を振った。

「みんなが濡れちゃうよ」

そう言って何故かぼろぼろの少女が立ち上がり、意を決して水の中へ入っていく、が。

「きゃあ!」

足をついた場所に苔でも生えていたのか、勢いよく転んだ。
盛大な水音、ずぶ濡れの少女。

「大丈夫!?」

「うん、全然平気だよ」

……いい加減、可哀想に思えてきた。

少女が起き上がり、そのままふらふらと歩き出す。
だめだ、見ていられない。


1 川に入る
2 さすがに川には入らない

1

>>477 1

どこが平気だ、と内心で悪態をつきながら駆け出した。

ふと、少女が転んでもいないのに派手な水音が聞こえて視線を巡らせると、
四人の少年が川べりで転んでいた。
どうやら、同時に少女を助けようと駆けだしてぶつかったらしい。

まあいい、男より女だ。

流れの速い場所に差し掛かり、流されかけた少女の手を掴んで引き寄せた。

「あの……?」

目を瞬かせて見上げてくる少女の腰に腕を回し、そのまま川べりまで引きずるように連れていく。

士「お前、どうやってあんな場所に行ったんだ?」

川べりを目指す最中に尋ねると、少女が照れたように笑いながら言った。

「川原を自転車で滑り落ちちゃって、その勢いで……」

……ちょっと、理解できない。
飛距離が半端ない気がするが、大丈夫なんだろうか。

士「大丈夫なのか?」

「いつものことですから」

士「……そうか」

あまり深く聞かない方がよさそうだ。
聞いたら確実に混乱する。そんな気がする。

何はともあれ、少女を連れて川べりに戻ると、少年たちが駆け寄ってきた。

「良太郎ー!!」

と言いながら自分を突き飛ばした紫メッシュのガキ。

「あーあ、こんなに濡れちゃって。寒くない?」

と気遣う眼鏡の青メッシュ。

「風邪引いたらあかんで、気ぃ付けや」

関西弁の黄メッシュ。

「怪我とかしてねえだろうな」

心配そうに手を取った赤メッシュ。

計四人に少女が笑顔を返した。

「大丈夫だよ、心配してくれてありがとう」

完全にのけ者状態だ。


直後判定
十の位 モモ→良太郎
一の位 ウラ→良太郎

↓2判定
十の位 キン→良太郎
一の位 リュウ→良太郎


良太郎からも判定しないとだめですよね……
↓3と↓4で前後入れ替えて判定で……お願いします。

>>479
ちょっと待ってそれだと結果次第で良太郎がビッチに……!
それはアカン。
ちょっと、良太郎からの感情は後回しで、お願いします。

これは…

>>481-482 (アカン)
全員惚れてるとかやめてよ!ほんとに!やめてよおおおお!!

「あの!」

若干疎外感に不貞腐れていると、少女が声を掛けてきた。
歩み寄ってきた少女が、微笑みながら自分の手を取ってくる。

「助けてくれて、ありがとうございます」

士「いや……」

けっこうかわいい。
いや、そういうよこしまな気持ちで助けたわけじゃないが。

良太郎「私、野上良太郎っていいます。あなたは……」

士「門矢士だ」

良太郎「門矢さんですね」

士「見たところ同年代だろ。もっと気楽に話せ」

良太郎「それじゃあ……門矢君。本当にありがとう」

だめ押しとばかりに微笑まれた。
が、その背後。

カラフルなやつら(特に紫の)の視線が恐ろしいのはなぜだ。


直後判定 良太郎の心は誰のものだ……!?
1-5 誰のでもない
6 リュウタ
7 キンちゃん
8 空気
9 モモ
0 ???

俺、惨状!

>>485 7 キンちゃんだったー!!
なんかもう……頭パンクしそう。

それじゃあ直後で、どれくらい好きか判定。
失敗ならなかったことになります。

>>488 0 うわーキンちゃんよかったねー(震え声)
これどっちかっていうと良太郎がべた惚れじゃないですかあああ!

良太郎「あ、それと、この人たちは私の……家族みたいな」

士「みたいなってなんだ、曖昧だな」

良太郎「その、一時期一緒に暮らしてたから」

なるほど。
その後、良太郎に自己紹介を促された各々の名前を知った。

赤メッシュの血気盛んな馬鹿がモモタロス。
青メッシュの胡散くさい眼鏡がウラタロス。
黄メッシュで関西弁の馬鹿力がキンタロス。
紫メッシュの小生意気なガキがリュウタロス。

……こいつら(特にガキ)の微妙に敵意交じりの視線は何だろうか。
いや、何なのかはなんとなく分かる。
分かるが……

良太郎「くしゅっ!」

突如、くしゃみの音がした。
その音を立てた良太郎はというと、肩を震わせている。
そういえば川でずぶぬれになったんだった。

ウラ「大丈夫?何なら僕が温めてあげようか」

士「ちょっと待て」

リュウ「良太郎、早く帰ろ」

良太郎「そうだね」

モモ「その格好だと風邪引いちまうだろ」

キン「風邪引いたら引いたで、俺らで看病したるからな」

良太郎「う、うん……」

……分かりやすすぎてつらい!
いや、急激に発熱して顔が赤らんだ可能性も微粒子レベルで存在しているが、
普通に考えてそれはない。
だとしたらこれは……これは……

すごいもどかしい!

そうこうして、何とも言えない複雑な相関図の集団と寮への道を共にしたのだった……


野上良太郎:友好を獲得

【6日目・夜】

あの、仲が良い集団と帰るのはつらかった。
いろんな意味で。
他人の恋愛に口出ししすぎるのは、あまりほめられたことじゃない。
分かっていても口出ししたくなる、あの空気。

……もういい、あのことは忘れよう。
それより、今夜は何をしようか。


歩こう歩こうなんちゃらかんちゃら
散歩

>>495

散歩しよう。
最近日課のようになりつつある散歩へ出かけようと靴を履きかえていると、
二人が玄関まで見送りに来た。

夏海「行ってらっしゃい」

ユウスケ「気を付けてな」

士「ああ」


直後判定
1 何もなし
23 天の道を往く女と野球少年
45 たっくんと……
67 剣崎
89 五代先生
0 ???

マジか!?マジで!?マジだ!

>>497 1 あらー

夜空を見上げると、星の光が薄れて見える。
街灯のない場所に行けば、もっと星を近くに感じられるんだろうか。

そんなことを考えながら散歩をして、いつの間にか遠くにまで来ていた。
そろそろ、帰らないといけない。

【6日目・リザルト】


門矢士:健康

○保有スキル
・天才:一部の行動判定に+1
・レンズ越しの世界:カメラの判定結果を常に失敗とする
・×××:【閲覧できません】


~人物関係欄~
五代雄介:友好/友好
津上翔一:――/――

城戸真司:普通/普通
乾巧:――/――

剣崎一真:友好(小)/友好(小)
響鬼:普通/普通

天道総司:――/――
野上良太郎:友好/友好

紅渡:――/――
左翔太郎:普通/普通
火野映司:――/――

如月弦太朗:――/――
操真晴人:――/――

光夏海:友好/友好
小野寺ユウスケ:友好/友好

【閲覧できません】:××/忘却

××××の進行具合:――(15に到達すると……)

はい、6日目終了です。

もう……いろいろとひどかった。
なんなんですか良太郎周辺の判定結果。
あれ一応、モモとキンちゃんが好意もしくは好意(小)くらいで、
ウラとリュウタが好意(大)くらいだったのに!

もう、あれですね。
眠たい。
おやすみなさい、また明日。

お休み
今日のコンマは悪い意味で何か憑いてる

おはようございます。
お昼から出掛けなきゃなんですが、ちょっとやろうかなーとか思ってます。

>>501-502
本当に、1と0率異常ですよね……
コンマ0の???はさらに判定でした。
その判定結果には侑斗もいました。
まあ、侑斗が誰を好きなのかは最初から決まってるんですけど。

それじゃあ、人がいるようなら始めますね。

良太郎の取り巻きに俺も追加で

>>504
あいつらに囲まれて生き抜ける自信があるならどうぞ。

【7日目・朝】

ベッドから出て、窓を開ける。
朝の新鮮な空気が気持ちいい。

ぐっと伸びをしてから洗面台に向かい、再び寝間へ戻ってくるとユウスケが目をこすっていた。
どうやら窓から流れ込む冷たい空気に目が覚めたらしい。

さて、今朝はどう過ごそうか。


朝ごはんを作る

>>506

そうだ、たまには夏海の代わりに朝飯を作ってやろう。

寝起きで足元のおぼつかないユウスケが洗面台へ向かうのを見送りながら、
そんなことを考える。

思い立ったら即行動、夏海が来るまでにさっさと作ってしまおう。

さて、何を作ろうか?


↓同時に出来栄え判定
 天才 +1

人が……いない……
お昼ご飯食べてきます。
まだ……まだ出掛けるまで時間あるし!

これは……
大人しく夜にやれってことなんでしょうか。
うーん。

とりあえず、2時までいると思います。

そろそろ出かけないとなので、
また夜に来ますね!

その時までにおいしい朝ごはんを書き込んでおいてくれると嬉しいです。
それじゃあ、行ってきます。

ごめん目玉焼き

グリドンが世界一受けたい授業に出てるww





初瀬ちゃん……

>>512 9+1=9 どんな目玉焼きですか……(困惑)
>>514
出てましたね!グリドン改めてみるとイケメンでつらい。
初瀬ちゃんは……明日どんな風に扱われるやら。


渾身の目玉焼きが出来上がった。
納得の出来栄えに頷いていると、夏海が鍵を開けて入ってくる。

夏海「おはようございます。あれ、いい匂い……?」

士「朝飯は作ってやったぞ」

夏海「本当ですか!?」

食卓で待っていたユウスケが、待ちきれないとばかりに声を上げた。

ユウスケ「早く食わせろよー」

士「ああ、最高傑作を食わせてやる」

三人で食卓につき、手を合わせて食べ始めた。
二人が目玉焼きを口にした途端、箸を止めて肩を震わせる。

夏海「これは……!」

ユウスケ「うますぎる……!」

士「そうだろう。もっと感謝しろ」

たまには、こうして料理をするのも悪くない。
そう思った朝だった。

【7日目・昼】

昼になった。
未だに朝食の感動の余韻に浸っている二人だが、
いつまでもそうして時間を無為に過ごすわけにはいかない。

昼からはどう過ごそうか。


町を散策

>>517

街を散策してみよう。
この街に来て、まだ一週間……
知らない場所はまだまだある。


直後判定
1 誰にも会わない
23 ドーナツ屋
45 多国籍料理店
67 和菓子屋
89 バイク店
0 ???

味覚障害

>>519 8 グリドンのことかー!

何やら、バイクの立ち並ぶ店を見つけた。
修理専門らしいが……?

「お前、興味があるのか?」

店から出てきた老人が、バイクを見ていた自分に気付いて声を掛けてきた。
あるにはあるが、新しく買うつもりもないし、修理の必要もない。
何でもないと立ち去ろうとするも……

「その目、見どころがあるなぁ。こっちに来い、バイクを見せてやる」

と、無理やり店に連れ込まれてしまった……


直後判定

肥満の原因

>>522 2 みんな世界一受けたい授業見てたんですか……(笑)

――如月モータース

如月吾郎と名乗った老人が、様々な修理中のバイクを見せてくる。
バイクを見れば持ち主が分かる!と断言し、こちらを見て快活に笑った。

吾郎「お前、バイクを持ってるだろ」

士「どうして分かったんだ?」

吾郎「そういう顔をしとるからな!」

アバウト過ぎる……

吾郎「今度、持って来い。安くしといてやるぞ」

士「タダじゃないのか」

吾郎「俺の腕で、タダってわけにはいかんからな」

並んだバイクの一つ一つが最善の状態に修理されているところを見るに、
吾郎の腕は確実そうだ。

気が向いたらまた来ることを約束して、店を後にした。

【7日目・夕方】

夕方になった。
日が暮れつつあるが、まだ外を歩く時間はある。
早めに帰ってもいいが……

どうしようか?


散歩

>>525

寮への帰り道をゆっくり歩いて、散歩でもしよう。
少し遠回りしてみてもいいかもしれない。


直後判定
1 誰にも会わない
23 二人で一人の……
45 良太郎
67 ゲゲゲー!
89 翔一ちゃん
0 ???

ヴァナロード

>>527 4

士「お前は……」

良太郎「あ、門矢君」

ばったり、出くわした。
……というか、今日もボロボロになっているのは何故だろう。

良太郎「えーっと、これはちょっと野良犬に追いかけられてヤのつく自由業の人にぶつかって――」

士「だいたい分かった。大丈夫なのか?」

視線に気づいて説明を始めた良太郎の言葉を遮る。
最後まで聞いていたら日が暮れそうだ。

良太郎「うん、いつものことだから」

士「そうか……今日はあいつらと一緒じゃないんだな」

良太郎「いつも一緒ってわけじゃないよ」

苦笑いした良太郎が、寮への道を指さした。

良太郎「門矢君、もしかして学園の人?
    今から帰るところかな」

士「ああ。お前もか?」

良太郎「うん。よかったら一緒に帰ろうか」


1 そうする
2 やめておく

>>530 1

士「そうだな。せっかくだ、一緒に帰るぞ」

良太郎「うん」

そうして、二人並んで歩き出した。
歩きながら、良太郎が同学年で、A組の生徒だということが分かった。
ちなみに、前回一緒にいた四人も同じ学校の生徒だそうだ。学年はそれぞれ……何だったか。

良太郎「それでね、その時に侑斗――あ、えっと、友達がね、砂糖を入れすぎちゃって」

士「馬鹿だな、そいつ……」

雑談に花を咲かせながら歩いていると、寮が目前に迫ってきた。
話せることといえば、あと一つくらいだろう。
何か聞きたいことや話したいことはあるだろうか。


1 モモタロスのこと
2 ウラタロスのこと
3 キンタロスのこと
4 リュウタロスのこと
5 自由安価

>>532 3 こういう時に限って高コンマ……

士「昨日の、誰だったか、黄色い……キンタロスのことだが」

突然、隣から良太郎の姿が消えた。
何かと思って振り返ると、転んでいた。

士「大丈夫か」

良太郎「だ、大丈夫……」

顔が赤い。分かりやすすぎる反応に苦笑せずにいられなかった。
手を貸して立ち上がらせてやり、怪我がないか確かめる。
見たところ、どこも血は出ていなさそうだ。

士「それで、キンタロスのことだが」

良太郎「う、うん、何かな」

何を聞こうか。


お前分かりやすいな、アイツのこと好きだろ

>>535

士「お前分かりやすいな、あいつのこと好きだろ」

時が止まった。
いや、実際には時は流れたままで、遠くで電車の走る音も聞こえたが、
良太郎の脳内時計はすっかり停止したらしい。顔を真っ赤にしたまま固まっている。

士「おい」

声を掛けると、肩を盛大に跳ねさせて大慌てしだした。

良太郎「そ、そ、そんなこと……!」

士「あるだろ」

良太郎「……あります」

しゅん、と肩を落とされてしまった。
しかしそれも束の間で、勢いよく顔を上げると手を合わせて拝むようなポーズを取られる。
俺は仏像じゃないぞ、というツッコミは心の中にしまっておいた。

良太郎「絶対、みんなの前で言わないでね……!」


1 言わない
2 どうだかな
3 自由安価

>>537 2

士「どうだかな」

あまりにももどかしくて見ていられなくなれば、余計なことを言う自信がある。
胸を張ってはぐらかすと、良太郎が困り顔になる。

良太郎「それだと困るよ……」

士「どうして困るんだ」

良太郎「だって……」

どう答えたものか思案しているらしかったが、うまい答えが見つかったのか、
一つ頷いてから口を開いた。

良太郎「今のまま、みんな一緒にいたいから」

士「……なるほど」

その気持ちは分からないでもない。

士「まあ、考えておいてやる」

良太郎「信じてるからね」

上目遣いにそんなことを言われて、あっさり首を横に振れる男は滅多にいないだろう。
しかし、ここで頷いてはいけない。そっぽを向いて上目遣い攻撃から逃れた。

士「さてな」

【7日目・夜】

――自室

夕食を終え、のんびりと過ごすこの時間。
風呂に入ろうか、明日に備えて早く寝ようか……
外に出る、という選択肢もあるが。


1 さっさと寝る(起床判定に+2)
2 自由安価

寝てコンマ運を養おう

>>541 1

さっさと寝るか。

士「おやすみ」

ユウスケ「えっ、もう寝るのか?」

夏海「それじゃあ、私も部屋に戻ります。
   おやすみなさい」

ユウスケ「うん、おやすみー」

テレビが消されて、部屋が静かになる。
今日はよく歩いたからか、すぐに眠気がやって来た。

【7日目・リザルト】


門矢士:健康

○保有スキル
・天才:一部の行動判定に+1
・レンズ越しの世界:カメラの判定結果を常に失敗とする
・×××:【閲覧できません】


~人物関係欄~
五代雄介:友好/友好
津上翔一:――/――

城戸真司:普通/普通
乾巧:――/――

剣崎一真:友好(小)/友好(小)
響鬼:普通/普通

天道総司:――/――
野上良太郎:友好/友好

紅渡:――/――
左翔太郎:普通/普通
火野映司:――/――

如月弦太朗:――/――
操真晴人:――/――

光夏海:友好/友好
小野寺ユウスケ:友好/友好

【閲覧できません】:××/忘却

××××の進行具合:――(15に到達すると……)

はい、7日目終了!
こういうまったりプレイもよいですね。

それじゃあ8日目いきましょう。

直後起床判定
早寝 +2

迫るショッカー!

>>545 8+2=9 久々の早起き……!

【8日目・早朝】

上体を起こし、ベッドの上で伸びをする。
時計を見れば、まだまだ時間には余裕がありそうだ。

二度寝してもいいが、たまにはこういう朝を有意義に過ごしてもいいだろう。
さて、何をしようか。


1 ゆっくり登校する
2 ユウスケで遊ぶ
3 登校する(その後の行き先も)
4 自由安価

3同学年の他のクラス
ジョーカーとショッカーってなんか似てるよね、十周年おめでとう

>>547 3 ちょっと漠然としてますね……

学校に行って、他のクラスを覗いてみよう。
どのクラスに行くかは……
気分で決めるか。


直後判定
1-3 A
4-6 B
7-9 C
0 再判定

心に剣 輝く勇気

>>549 1

――2-A

A組というと、昨日良太郎が在籍していると言っていた気がするが……
朝も早いことだし、来ているとは限らないか。

教室の中を覗いてみると、そこには――


直後判定
1 誰にも会えない
23 愛の戦士
45 マヨネーズ
67 良太郎
89 天の道を往き……
0 ???

僕自身を勝ち得るため

>>552 5

「やっぱこれだよな~」

何故か、ドーナツにマヨネーズをかけている男子生徒がいた。
一応、目をこすってみる。

ゴシゴシ

目を開けて、もう一度見てみよう。

「うまっ!マジでうめー」

現実だった。
なんだあれ、マヨネーズのかかったドーナツじゃなくてマヨネーズに陥没したドーナツだろ。
世の中には信じられない味覚の人間がいるものだ……

「んっ?そこのお前……」

見つかってしまった。
絡まれても面倒だ、さっさと退散しよう。

士「いや、俺は別に――」

何の用事もない、と言おうとしたんだが。

「皆まで言うな!お前もこれが食べたいんだよな?
 だけどな、これは俺の飯だ!食べたいなら売ってる店を紹介してやるから、それで我慢しろ!」

士「いや、別に――」

食べたいわけじゃない、と言おうとしたんだが。

「いいって、皆まで言うな!どうしても今食べたいんだな?
 一口だけならやるよ。ほら」

……いらねえ。


1 逃げる
2 食べる(同時に判定 -2)
3 自由安価

>>555 1 いつの間にかファイズ……

こういうのは、逃げるが勝ちだ。

士「悪いが小さな親切大きなお世話だ。じゃあな」

「あっ、待てよ!本当にうまいんだぜ?おーい!」

呼び声を振り切り、駆け抜けた。2-Dの教室まで。
教室ではまばらに登校してきた生徒の姿が見受けられる。
そのうちの一人の剣崎が目を丸くしている。

剣崎「どうしたの、まだ遅刻するような時間じゃないのに」

士「ちょっと、マヨネーズから、逃げてきた」

息を切らしながら答えるも、剣崎は不思議そうに首を傾げるだけだった。
まあ、突然マヨネーズと言われても分からないか。


直後判定
12 政経
34 体育
56 地理
7-0 購買

とあー

>>558 0 ここで0……

【8日目・昼】

――購買

購買は相変わらず生徒たちでにぎわっている。
目当ての商品を手に入れるためにも、あまりのんびりとはしていられない。


直後判定
1 ぼっち
23 リーゼントの1年生
45 地味に料理上手なクラスメート
67 笑顔の似合う料理人
89 娘を取り合う父と兄
0 ???

はぁい

>>560 8

……どうして、購買で喧嘩が勃発しているんだろうか。
というか、生徒が一方的に教師に殴りかかり、教師はそれを軽やかに避けているが。

「どうしよう……」

今にも泣き出しそうな声に振り返ると、女子生徒が二人を見ておろおろしている。
これはまさか、三角関係……!?

「渡と昼食を共にするのはこの僕だ!キングの決定が聞けないのか!?」

「何を言っている。お前たちは俺と一緒に、三人で昼を食べるんだ」

「誰が貴様などと……!」

視線を二人に戻せば、生徒が鬼のような形相で教師を睨んでいる。
教師の方はというと、別段気にした風もなく笑顔だ。

再び振り返れば、少女はうつむいて肩を震わせている。
どうしたものか……


1 放っておく
2 喧嘩を仲裁する
3 少女を慰める
4 自由安価

2

>>563 2

とりあえず、喧嘩を仲裁しておこう。このままでは購買全体に迷惑だ。
思い立ったが即行動、拳を振り回す男子生徒に近寄り、その拳を受け止める。

「何者だ!?」

士「通りすがりの転校生だ、覚えておけ」

言葉と同時に握っていた拳を放し、怪訝そうな表情の男子生徒に掌を見せる。
これ以上やるつもりはない、と意思表示しながら少女を振り返ると……

士「!?」

「……!」

今、購買に備え付けの机を持ち上げていなかっただろうか。
いや、気のせい気のせい。あれを片手で持ち上げるなんて、この華奢な少女には不可能だ。

衝撃的な見間違いを忘れようと咳払いしながら、
男子生徒と教師に声を掛ける。

士「お前ら、好きなやつを泣かせてどうする」

泣きそうになってたぞ、と女子生徒に視線を送りながら言うと、
男子生徒の方は反省した様子で肩を落とした。

太牙「すまない、頭に血が上っていた……止めてくれたことに礼を言おう。
   僕は登太牙、この学校の生徒会長だ。君は?」

士「さっきも言っただろ。通りすがりの転校生……門矢士だ」

そして、教師の方はというと……

音也「俺は紅音也、えらーい人だ。覚えておけ」

ふんぞり返っていた。

「あの」

背後からかけられた声に振り返ると、女子生徒がこちらを見上げてきていた。

渡「僕、紅渡です。兄さんと父さんを止めてくれて、ありがとうございます」

頭を下げながら礼を言われてしまった。
……いや、今、とんでもない言葉が聞こえなかったか?

兄さん?登と紅だと名字が違うだろ。
父さん?若すぎるだろ。

太牙「すまない、渡。だが……こいつと昼食なんて」

音也「そう言うな、父さんは寂しいぞ」

太牙「誰が……!」

またしても喧嘩が起こりそうな空気になってきた。

渡「あの、門矢さん」

士「どうした?」

控えめに声を掛けてきた渡を見れば、少々頬を赤らめている。

渡「よかったら、一緒に……お昼、食べませんか」


1 食べる
2 食べない



今回のヒロインは剣崎か渡か……

>>567 1

渡の誘いに即答した時、誰が思っただろうが。
家族の食卓に引きずり込まれると。

渡「すいません、あのままだとまた喧嘩しちゃいそうで」

それで部外者の自分を交え、冷静さを保たせる作戦らしい。
たしかに、今のところ太牙の怒りは爆発していない。

音也「このオムライス、悪くないな」

音也が上機嫌にスプーンでオムライスをすくい、口に含んだ。
咀嚼し、飲み込み、笑顔満面で次を口に運ぶ。
幸せそうな男だ。

渡「この学校の購買、けっこうおいしいもんね」

太牙「購買の料理もいいけど、渡の料理はもっとおいしいよ」

渡「ありがと、兄さん」

太牙と音也の親子仲はともかく、渡と太牙は仲のいい兄妹らしい。
こうして、三人の食卓に参加して今日の昼休みは終わった。


紅渡:友好(小)を獲得
赤くなってたのは人見知りだからです。誤解のなきように。

【8日目・放課後】

チャイムが鳴り終え、掃除当番の生徒の嘆く声が聞こえてきた。
まあ、自分には関係のないことだ。

さて、今日の放課後はどうしようか。


1 寮に帰る
2 自由安価

公園に行こう!

>>570

公園にでも行くか。
公園と言っても自然公園、遊具のある公園など様々だが……
そこら辺は気分で決めよう。


直後判定
1 誰にも会わない
23 お嬢様と鳥
45 天道とカガーミン
67 二人で一人の……
89 マヨネーズドーナツ
0 ???

ピヨピヨ

>>572 5

――公園

「うわああああ!!」ウンメイノー

ふらりと立ち入った公園で突然聞こえてきた声に顔を上げると、
木から少年が落ちたところだった。
どういうことだ。

少年は腰をさすりながら、その手に持った風船を幼い少女に差し出す。

「いてて……はい、君の風船!」

「おにいちゃん、ありがとう!」

にっこり笑って駆けていった少女に手を振る少年に、近づく少女が一人。
そういえば、少年も少女も自分と同じ学校の制服を着ている。

「相変わらず詰めが甘いな」

「うるさいな、いいだろ、あの子は喜んでたんだから」

どうやら、見ず知らずの女の子のために木に登ったらしい。
無茶なことをする少年もいたものだ。

「にしても痛いなあ……」

腰をさすって、少年がしみじみと呟いた。


1 大丈夫か聞く
2 放っておく
3 自由安価

1

>>574 1

士「大丈夫か?」

手を差し伸べながら尋ねると、少年は目を瞬かせた後照れたように笑った。

「あちゃー、見られてたか。大丈夫だよ、ありがとな」

差し出した手に掴まって立ち上がった少年が、まだ痛むらしい腰をさすりながら自己紹介を始めた。

加賀美「俺は加賀美新。そっちは?」

士「門矢士だ」

加賀美「そっか。心配してくれてありがとうな、門矢。
    ちなみにこっちの女子は……」

天道「おばあちゃんが言っていた。私は天の道を往き、総てを司る女だと」

加賀美「天道総司っていうんだ。ちょっと変わってるけど、悪いやつじゃないから」

天道「私は全人類で最も優れた存在だからな」

加賀美「……本当、これでけっこういいやつだから」

念を押された。


直後判定
十の位 天道→加賀美
一の位 加賀美→天道

>>576 天道→加賀美 9 好意(大)
     加賀美→天道 2 友情
どうなってんのこれ。

天道「それより加賀美」

加賀美「それよりって何だよ、お前のことだろ」

天道「買い物に付き合うんじゃなかったのか」

加賀美「あっ」

士「何の話だ?」

話について行けず問いかけると、天道が面倒そうに口を開いた。

天道「こいつが、私の買い物に付き合う約束だった」

加賀美「けど、近くを通ったら女の子の泣き声が聞こえて……」

士「それで木に引っかかった風船を取りに来た、ってことか」

現状を飲み込んで、ふと考える。
普通、この年頃の男女が一緒に買い物なんてするだろうか。それも二人で。

士「お前たち、まさか……」

天道「行くぞ、加賀美」

質問を浴びせようとした途端、天道が踵を返した。やけにタイミングがいいというか悪いというか。
その背中を慌てて追いかけながら、加賀美が手を振ってきた。

加賀美「またな、門矢ー!」

士「ああ、またな」

二人の関係については、今度会ったときにじっくり聞くとするか……。


天道総司:普通を獲得

【8日目・夜】

夜というのは、静かでいい。
うるさい同居人がいなければ、だが。

ユウスケ「あーっ!!」

夏海「いただきです!」

元気よくゲームをするのはいいが、うるさい。
そんな二人を尻目に、さて、今夜はどう過ごそう。

1 さっさと寝る(起床判定に+2)
2 自由安価

河原へ行こうよ

>>580

川原にでも行こう。
波の音とは少し違うが、川のせせらぎの音を聞くのも悪くない。


直後判定
1 誰にも会わない
23 ヴァイオリンの音色
45 ケンジャキ
67 たっくん
89 馬鹿
0 ???

せーの

>>582 6

――川原

せせらぎを耳で楽しみながら歩いていると、どこかで見たような気がする少女とすれ違った。
少女はこちらを見もしないでまっすぐ歩いて行く。

どこで見たんだろうか。
……そうだ、たしか、以前もここですれ違ったんだった。
その時はもう一人少女がいたが、今日は一人らしい。

振り返ると、少女の遠ざかる背中が見える。
見知らぬ少女とはいえ、この時間に一人歩きは危ないのではないだろうか。


直後判定

>>584 9

追いかけよう。
思いつくが早いか、少女に向かって駆け足で近寄っていく。

士「おい」

声を掛けると、不審そうに振り返られた。まあ、当然と言えば当然か。

士「女の一人歩きは危ないぞ。よかったら送ってやる」

「……お前みたいなのがいるから危ないんじゃないのか?
 ほっといてくれ」

それだけ言って、少女は再び前を向いて歩き出した。
その肩に手を置き、引き留める。

士「いいから、送らせろ」

「何だよ、うっとうしいな」

しかしその表情には、迷惑よりも困惑が色濃く浮かんでいる。
ただ嫌がっているわけではなさそうだ。

士「お前がこの後何かの事件に巻き込まれでもしたら、後味が悪い」

「……はあ。分かった、勝手にしろよ」

そう言って少女が歩き出した隣に並び、歩いて行く。

特に会話らしい会話もないまま少女の向かう場所へ歩く途中、
寮への道を歩いている気がしてきたが……

士「お前、学園の生徒だったのか」

寮の前に来て確信した。
少女は少し驚いた顔で頷く。

「お前もか」

士「ああ。一応自己紹介しとくか。門矢士、2-Dだ」

巧「……乾巧、2-C。じゃあな、門矢」

ひらひらと手を振りながら、巧がエレベーターに乗り込んだ。
それを見送って、自分もエレベーターに乗る。
……同じエレベーターでもよかった気がしなくもない。


乾巧:普通を獲得

【8日目・リザルト】


門矢士:健康

○保有スキル
・天才:一部の行動判定に+1
・レンズ越しの世界:カメラの判定結果を常に失敗とする
・×××:【閲覧できません】


~人物関係欄~
五代雄介:友好/友好
津上翔一:――/――

城戸真司:普通/普通
乾巧:普通/普通

剣崎一真:友好(小)/友好(小)
響鬼:普通/普通

天道総司:普通/普通
野上良太郎:友好/友好

紅渡:友好(小)/友好(小)
左翔太郎:普通/普通
火野映司:――/――

如月弦太朗:――/――
操真晴人:――/――

光夏海:友好/友好
小野寺ユウスケ:友好/友好

【閲覧できません】:××/忘却

××××の進行具合:――(15に到達すると……)

8日目、終了です!
今回、順調に知り合いが増えているような……

それじゃあ、9日目いっちゃいましょうか!

直後起床判定

片思いフィーバーだな

>>588 8 ですね。

【9日目・早朝】

目を開けて、布団の中で寝返りを何度も打ちながら、徐々に意識を覚醒させていく。
ようやく布団から出て時計を見ると、まだまだ時間は余裕だ。

さて、この時間をどう使おうか。


1 ゆっくり登校する
2 ユウスケで遊ぶ
3 登校する(その後の行き先も)
4 自由安価

3屋上

>>590 3

朝早くに登校し、屋上へ向かった。
鍵がかかっていないか心配したが、杞憂だったようだ。
屋上の扉を開けると、そこには――


直後判定
1-3 誰もいない
45 良太郎
67 天の道を往く女
89 ハーフボイルド
0 ???

それ

>>593 00出ましたか!じゃあ今回はちょっと優しめに……

――屋上

誰もいない静かな屋上へ足を踏み入れ、俯瞰風景を眺める。
この街は、綺麗だ。

そんなことを考えながら、高く上りつつある太陽の輝きを反射する海を見つめた。
白く光るその姿は、宝石を散りばめたようにも見える。

その時、不意に頭痛。

――■■あ、■■い■く■■■■、ど■■■■■い

声と一緒に、流れ込んでくる何か。
洪水のようなそれに押し流されて、意識が、遠のいていく。



痛む頭を押さえながら起き上がる。
どうやらここは、どこかの建物の屋上らしい。
ここがどこなのか、今度こそ確かめなければ。

そして、今度こそ、自分が誰なのか思い出さなければ。


直後判定 8以上のみ
ダブルクリティカル +2

アチョー

>>596 9+2=9

ふらつく足を叱咤し、意識が朦朧とするほどの頭痛に耐えて、屋上の柵に寄りかかった。
街の向こうには、海が見える。以前目を覚ました場所は、あそこだろうか。

どうして自分は、目を覚ますたびに違う場所にいるんだろうか。
自分はいったい、誰なんだろうか。

……何も、分からない。

そうだ、この体の持ち物を物色してみよう。
違和感がある以上、この体が自分だとは言い難いが……

意識が宿っている以上、自分の手がかりになる何かがあるかもしれない。
さて、何を見よう?


1 携帯
2 生徒手帳
3 自由安価

カメラ、持ってたら写真のネガ

>>598 今回何か撮りましたっけ……

そういえばこの体、首からカメラを提げているが、写真家か何かか?
とにかく手がかりを探そうとカメラを調べるが……
特に変わったところは見当たらない。

どこにでも売っていそうな、普通のカメラだ。
しかし、このデザインは好みかもしれない。
これが自分の持ち物なのか、この体の持ち物なのかは分からないが……

試しに一枚シャッターを切り、現像された写真を見て思わず声を上げてしまった。
奇妙に歪んだ写真。
なんだ、これ。


直後判定
大成功 +1

>>600 8+1=9 コンマよすぎ(震え声)

「ああ、そうか……」

自分が撮った写真は、こうなるんだったか。
よし、一つ思い出した。
自分には壊滅的なまでにカメラの才能がない。

カメラをいじる手を止めて、立ち上がった。
依然として頭は重いが、この調子ならもう少し動けるかもしれない。

痛みを訴える頭を押さえながら、一歩を踏み出した。


直後判定 8以上のみ

はい

>>602 5

歩き出せた、と思った途端に転倒する。
思いきり打ち付けた体のあちこちが痛むが、そんなものは比べ物にならないほど頭が痛い。

くそ、またか。
こんなところで、また、意識を――



目を覚まして、真っ先にくしゃみが出た。
屋上で居眠りとは、自分もなかなか馬鹿なことをするものだ。

いや、頭に残る痛みからして、いつもの頭痛で倒れたんだろうか。
そのあたりの記憶が少々あやふやだが……

時計を見れば、HRの開始直前だ。
急いで教室へ向かわなければ。


直後判定
12 音楽
34 地理
56 体育
7-0 購買

カメンライドゥ

>>605 7

――購買

連日、購買は大賑わいだ。
自分もさっさと目当てのメニューを買って、昼食にありつくとしよう。


直後判定
1 ひとり
23 渡
45 剣崎
67 オエージ!
89 リーゼント
0 ???

>>607 3

購買の片隅で、一人で昼食を食べる渡を発見した。

士「今日は一人なのか」

向かいの席に座りながら尋ねると、顔を上げた渡が目を瞬かせた後頷いた。
突然向かいに座られて驚いたらしい。

渡「あの、こんにちは」

士「ああ」

渡「えっと……」

渡は何を話したものかと悩んでいるようだが……


1 黙っている
2 自由安価

迷惑じゃなかったら、一緒に昼飯を食わないか。

>>609

士「迷惑じゃなかったら、一緒に昼飯を食わないか」

渡「あ、あの、はい……」

緊張した面持ちで渡が頷いた。あまりリラックスはさせられなかったらしい。
渡の箸を持つ手がぷるぷると震えている。……ちょっとおもしろい。

渡「すいません、僕、口下手で……」

肩を落としてそう言われて、あまり責めてやるのも可哀想か。

士「気にするな」

渡「はい……」

無理に喋るのをあきらめたのか、黙々と渡が料理を口に運び始めた。
それにならい、自分も料理を口にする。うまい。

そのまま食事を終えてしまった。
昼休みが終わるまでそう時間があるわけでもない。
どうしたものか、と考えていると、渡が控えめに口を開いた。

渡「あの……よければ、また」

それだけ言い残して、渡は席を立ってしまった。
しかし、どうにも嫌がられてはいなかったようだ。

【9日目・放課後】

放課後がやって来た。
授業から解放されたという感覚が、自由な気持ちにしてくれる。

さて、この放課後は何をして過ごそうか。


1 寮に帰る
2 自由安価

ファミレス

>>612

ファミレスにでも行くか。
夏海がすねるかもしれないが……
まあ、どうにかなるだろう。


直後判定
1 誰もいない
23 元気な1年生
45 これ食ってもいいかな?
67 良太郎と愉快な仲間たち
89 二人で一人の……
0 ???

>>614 7

――ファミレス

店員「いらっしゃいませ。何名様でしょうか」

士「一人だ」

店員「禁煙、喫煙、それぞれの席がございますが」

士「禁煙」

店員「かしこまりました。こちらへどうぞ」

店員に導かれた先の席に座り、メニューを眺める。
ふむふむ、うまそうなのがあるじゃないか、と思っている耳に、聞いたことのある声が飛び込んできた。

良太郎「モモタロス、だめだよ、プリンは一個だけ」

……どうやら背後の席のようだが。


1 振り返る
2 黙って聞いている

>>616 1

振り返ってみれば、やはりそこにいたのは良太郎と愉快な仲間たちだった。

士「よお」

声を掛ければ、不思議そうな表情で振り向いた良太郎が自分を見た途端笑顔になる。

良太郎「門矢君!奇遇だね」

が、しかし。その瞬間、良太郎は何故か頭からスパゲティを被っていた。
慌てた様子の店員が駆け寄って来る。

店員「申し訳ありません、お客様!」

良太郎「あ、いえ、慣れてますから」

つくづく運がないらしい。

リュウ「もー、何してるの。良太郎、大丈夫?」

店員に文句を言いながら、リュウタロスが良太郎の顔を覗き込んだ。
良太郎は優しく笑いながら大丈夫、と返す。

ウラ「おしぼり、もらって来るよ」

席を立ったウラタロスは、まっすぐ店員のところへ行ったかと思うと、何やら……
……いや、何も見ていない。眼鏡野郎のナンパなんてちっとも見ていない。

モモ「ったく、相変わらずだな、その不運体質はよぉ」

キン「良太郎、よかったらこれ食べて元気出しや」

そう言って自分のプリンを差し出したキンタロスに、良太郎は慌てて首を振った。

良太郎「それはキンタロスのだよ!私はいいから、ちゃんと自分で食べて」

……声が上ずっているうえに、頬もほんのり赤い。
これでばれないはずがない。
自分が言わなくてもそのうち自爆するんじゃないかと思うくらいだ。

何か、話題を振ってみようか。


お前ら、どういう仲なんだ?

>>618

士「お前ら、どういう仲なんだ?」

リュウ「お前には関係ない」

クソガキ……もといリュウタロスをなだめて良太郎が口を開いた。

良太郎「前も言ったけど、家族みたいなものだよ」

モモ「へん、こんな手のかかる弟がいてたまるかよ!」

リュウ「僕もこんな馬鹿いらなーい」

モモ「なんだとぉ!?」

良太郎「喧嘩しないの。ね、兄弟みたいでしょ」

士「まあ、そうだな」

言われた本人たちは不服そうだが、家族のように仲が良いのは事実だろう。
どういういきさつで家族になったのかは知らないが……
あまり、簡単に踏み込んでいい話でもないか。

ウラ「おしぼりもらってきたよ」

良太郎「ありがとう、ウラタロス」

大量のおしぼりを持ってウラタロスが戻ってきた。

キン「すまんな、一人で取りに行かせて」

ウラ「いいよ。ちょっとした釣りも楽しめたから」

釣り。ナンパのことを釣りというのか、この眼鏡……

その後、おしぼりで頭を拭いた良太郎が再び頭からジュースを浴びたり、
顔面にパイをくらったりしたが、それなりに楽しい時間を過ごせた。

【9日目・夜】

ファミレスに行ったおかげで食欲がなく、ほとんど夕食を残してしまった。
夏海はいじけながらテレビを見ている。

ユウスケ「次からは連絡しとけよな」

士「そうだな」

さて、今夜はどう過ごそう。


1 さっさと寝る(起床判定に+2)
2 自由安価

川原に行く

>>621

今日も川原に行ってみよう。
何か出会いがあるかもしれない。


直後判定
1 誰にも会わない
23 渡
45 剣崎
67 マヨネーズドーナツ
89 たっくん
0 ???

たあー

>>623 6

――川原

水の流れる音を楽しみに来たはずだが、なんだこの匂い。
うまそうな匂いがどこからともなく……

「ねえ、いい加減寮に帰んない?そろそろ……」

「皆まで言うな!もうすぐ焼けるから待ってろよ」

「いや、そうじゃないし」

どうやら、男女2人組がバーベキューをしているらしい。
少女の方は呆れているようだが。

「なんだよ、いらないのか」

「コヨミと食べたからね。ほら、それより早く片付けてよ。寮に帰れないよ?」

「わーかってるって」

寮という言葉や年代からして、自分と同じ学校の生徒らしい。


1 声を掛ける
2 立ち去る

すいません!
寝てました……本当にごめんなさい。

とりあえず9日目だけ終わらせますね。
人がいたら、ですけど……

>>625 1

士「おい」

「ん?」

「誰だ?」

話していた二人が顔を上げた。
うまそうなバーベキューを見せつけられて、食欲が刺激された。

士「通りすがりの転校生だ」

「転校生?」

「待て、皆まで言うな!お前、昨日のあいつだろ?
 ドーナツを断った……」

はっ。この男、昨日のマヨネーズか!
まずい、だとしたら……

「だったらほら。これ、一つくらいならやるぞ」

差し出した串は肉などが刺さっているが……マヨネーズまみれだ!
最悪だ……

「なんだかよく分かんないけど、マヨネーズを押し付けるのはやめなよ」

士「その通りだ」

女子の方はまともな感性らしい。助かった……

晴人「私は操真晴人。よろしくね」

士「門矢士だ」

仁藤「俺は仁藤攻介!ほら、お近づきの印に……」

晴人「しつこい」


直後判定
十の位 晴人→仁藤
一の位 仁藤→晴人

いぇあ

ヒロインが決まったら、全ライダーの片想いを見てみたいな。
ほんでもってくっつけたり

>>630 晴人→仁藤 8 好意
     仁藤→晴人 3 友情
今回女の子の片想い率がやばい……

仁藤「なんだよ、人が親切で……」ブツブツ

晴人「いいから、さっさと片付けて寮に帰ろうよ」

仁藤はアウトドアが好きなんだろうか。寮があるのにわざわざ川原でバーベキューとは。
そしてそれに晴人が付き合っている、と。

士「お前ら、仲良いんだな」

晴人「まあ、普通?」

仁藤「いやいや、仲良しだろ!」

晴人「どうだかね」

二人のやりとりを見ながら、こっそりマヨネーズのかかっていない串に手を伸ばす。
大して腹がへっていなくとも、目の前で焼かれると食欲がそそられるというものだ。

仁藤「あー!俺の夕飯!」

悲しみに打ちひしがれた声が聞こえた気がするが、気のせいだ、たぶん。


操真晴人:普通を獲得

【9日目・リザルト】


門矢士:健康

○保有スキル
・天才:一部の行動判定に+1
・レンズ越しの世界:カメラの判定結果を常に失敗とする
・×××:【閲覧できません】


~人物関係欄~
五代雄介:友好/友好
津上翔一:――/――

城戸真司:普通/普通
乾巧:普通/普通

剣崎一真:友好(小)/友好(小)
響鬼:普通/普通

天道総司:普通/普通
野上良太郎:友好/友好

紅渡:友好(小)/友好(小)
左翔太郎:普通/普通
火野映司:――/――

如月弦太朗:――/――
操真晴人:普通/普通

光夏海:友好/友好
小野寺ユウスケ:友好/友好

【閲覧できません】:××/忘却

××××の進行具合:――(15に到達すると……)

はい、9日目終了です。
寝落ちちゃってすいませんでした……

>>631
ですね。
他人の恋愛に首を突っ込む方が過去を知れる確率が高い気がしますし。

それじゃあ、今日はここまで。
続きは鎧武の放送終了後にしましょう。
おやすみなさい。

マリカさん思ったより可愛くない…… でも嫌いじゃないわ!

おはようございます。

>>638
えっ充分可愛くね?
と素で思った>>1です。戦極への微妙に媚びた感じの対応がくそかわいい。

とりあえず、今週は戒斗への好感度がうなぎのぼり。
トランプ出した時は思わず笑顔になりました。

あとね、次回予告ね、兄さん弟へのガード甘すぎてね。
そこは一応怒れよ!保護者としてさあ!
まあそれでこそ兄さんですけど(小声)

それじゃあ、はい、そんなことを話しつつ10日目いきましょう。

あっ書き忘れたけど、
直後起床判定

ミツザネ……お前が……

>>641 3 光実の3(み)ですね分かります。

【10日目・朝】

夏海「起きてください、士君」

士「……」スヤスヤ

夏海「……秘伝・笑いのツボ!」グッ

おぼろげな意識にとてつもない衝撃が走り、無理に目を覚まさせられた。
慌てて飛び起き、早鐘を打つ心臓を押さえるが、それ以上に無理やり笑わせられている腹が苦しい。

士「ははは!や、やめろ!この起こし方は、ははは!」

夏海「起きない士君が悪いんです」

ユウスケ「朝から元気だなあ、士」

士「どこが……!」

朝っぱらから笑いすぎて、苦しい。マジで。


直後判定
12 現国
34 地理
56 体育
7-0 購買

予告のやつカコイイ!

>>643 2 陣羽織ですか?かっこよかったですね!

――2-D

「そして、この時少女は感じたわけです。親友との間に生まれた……えっと……」

「絆?」

「そうそう、それそれ!」

この教師、大丈夫なんだろうか。
どうにも胡散くさい、という目で見ていたのがばれたのか、教師が憮然とした表情でこちらを見ている。

「そこの君、何ですかその目は」

士「……気になるなら言わせてもらうが、お前、本当に教師か?」

「ええ、教員免許はしっかり持っています」

胸を張って言われた。しかし、教室に妹(?)らしき少女……というか幼女を連れてくるような教師がいるか?

士「そのガキは?」

ゴン「ガキじゃないよ、私はゴン。大介の保護者だよ」

士「逆じゃないのか?」

ゴン「大介、すぐに言葉に詰まっちゃうから、私がいないとだめなんだ」

士「ああ……」

納得して頷くと、ゴンがにっこり笑った。
教師の方はいまだに憮然とした表情だ。

士「苦労してるんだな、ゴン」

ゴン「まあね。でも、大介と一緒にいるの、楽しいから」

「余計なこと言うなよ、ゴン。
 ……というか、門矢君。授業中の私語は慎みなさい」

士「話しかけてきたのはお前だろ」

風間「お前じゃなく、風間大介です。
   ほら、罰として問題ですよ」

理不尽すぎる。

ゴン「ごめんね。大介、子供だからさ」

士「いや、お前が謝る必要はない」

風間「それでは問題です。
   近代文学でも特に有名な『舞姫』を著したのは?」


1 森鴎外
2 夏目漱石
3 川端康成
4 芥川龍之介

>>645 1

風間「くっ……正解です……」

ゴン「すごいね!」

士「まあな」

風間はあっさり答えられたことを悔しがっているが、ゴンは目を輝かせて拍手までしてきた。
子供の純粋な称賛というのは悪くない。

ゴン「大介も、落ち込んでないで授業しなよ」

風間「分かったよ……えーそれでは次、少女と親友が海に――」

授業が再開した。
風間は自分なりに頑張って授業を進めているようだが、ゴンがいないとボロボロだ。
しかしまあ、その頑張りに応えて少しくらいは授業を聞いてやるか。

【10日目・放課後】

放課後になった。
空を見上げれば、太陽が傾きつつある。
次第に空は赤く染まっていくことだろう。

さて、この放課後、どう過ごそうか。


1 寮に帰る
2 自由安価

公園へ

>>648

公園にでも行ってみよう。
放課後を散歩に費やすのも悪くない。


直後判定
1 誰にも会わない
23 ハーフボイルド
45 良太郎
67 剣崎
89 渡
0 ???

はい

>>650 0 公園で倒れてるとか不審人物じゃないですか……

――公園

足を踏み入れた公園を歩き回るが、どうにも人影が見えない。
こういう静かな空気の中、散歩するのも悪くない。

だというのに、その楽しみを妨げるように頭痛が首をもたげた。
そのまま、じわじわと脳内を侵食するように痛みが広がっていく。

近くにあったベンチにどうにか上体を預け、倒れて頭を打ち付けるのは避けられたが、
意識を保っているのが、もう、限界だ。



痛む頭を軽く振りながら立ち上がる。
野外のベンチに上体を預けて眠っているとは、この体の持ち主も不用心だ。
それとも、自分が目覚める時と同じように唐突に意識を失うのだろうか。

周囲を見回せば、芝生が目につく。
公園か何かだろうか。

何だっていいか。
とにかく、自分のことを思い出さないと。


直後判定 8以上のみ

それっ

>>652 2

歩き出そうとして、膝から力が抜けた。
……くそ、もうか。

前回はいつもより自由がきいたが、毎回こうはいかないらしい。
自分のことを、何も思い出せないまま、また意識を呑まれるのか。

痛みが増していく。
頭が、思考が、引き裂かれていく。



目を覚ますと、公園の道に倒れていた。
どうやら意識を失っていたらしい。

そういえば、公園に来たところで頭痛がしたんだったか。
未だに痛みの残る頭を押さえて空を見上げると、日はすっかり沈んで、星が見え始めている。

さっさと帰るとするか。

【10日目・夜】

いつもより遅れて帰ったせいか、二人に心配をかけてしまった。
だが、頭痛のことを話せば余計に心配をかけるかもしれない。
適当にごまかしておいた。

さて、今夜はどう過ごそうか。


1 さっさと寝る(起床判定に+2)
2 自由安価

1

>>655 1

今日はもう寝るとしよう。
たび重なる頭痛で、多少疲れた。

夏海「もう寝ちゃうんですか?」

士「ああ」

ユウスケ「そっか。じゃあ俺ももう寝ようかなあ」

夏海「私、部屋に戻りますね」

ユウスケ「うん、おやすみ」

夏海「おやすみなさい。士君も」

士「……おやすみ」

布団にもぐりこみ、電気が消されるとすぐに眠気がやって来た。
それに抗うことなく、眠りに落ちる。

【10日目・リザルト】


門矢士:健康

○保有スキル
・天才:一部の行動判定に+1
・レンズ越しの世界:カメラの判定結果を常に失敗とする
・×××:【閲覧できません】


~人物関係欄~
五代雄介:友好/友好
津上翔一:――/――

城戸真司:普通/普通
乾巧:普通/普通

剣崎一真:友好(小)/友好(小)
響鬼:普通/普通

天道総司:普通/普通
野上良太郎:友好/友好

紅渡:友好(小)/友好(小)
左翔太郎:普通/普通
火野映司:――/――

如月弦太朗:――/――
操真晴人:普通/普通

光夏海:友好/友好
小野寺ユウスケ:友好/友好

【閲覧できません】:××/忘却

××××の進行具合:――(15に到達すると……)

はい、10日目終了です。

11日目、いっちゃいましょう!

直後起床判定
早寝 +2

いーじゃん!いーじゃん!すげーじゃん!

>>659 6+2=8

【11日目・早朝】

今日は早く目が覚めた。
布団から出て、欠伸を噛み殺しながら洗面台に向かう。

顔を洗い、意識がすっきりとしたところで、さて。
今朝はどう過ごそうか。


1 ゆっくり登校する
2 ユウスケで遊ぶ
3 登校する(その後の行き先も)
4 自由安価

3
教室

>>661 3 教室って自分のですよね?

――2-D

たまには早めに登校してもいいだろう、と部屋を出て、
教室に乗り込んだ。

そこには――


直後判定
1-3 誰もいない
45 剣崎
67 担任
89 副担任
0 ???

お前のようなヒヨッ子など、ライダーとは認めん!

>>663 7

響鬼「あれっ、早いね門矢君。おはよう」

士「そういう担任こそ、早いな」

響鬼の姿があった。
生徒はまだ来ていないようだ。響鬼は何をしているんだろうか?
不思議に思って手元を見れば、プリントを整理しているようだった。
今日の配布プリントか何かだろうか。

響鬼「今日は早起きしたの?」

士「ああ」

響鬼「そっか。それで早く学校に来るなんてえらいね」

そう言っている間に、プリントの整理が終わったのか響鬼がプリントを教壇にしまった。
さて、今なら時間があることだろうし、何か話せるかもしれないが。
何か担任に話したいことはあっただろうか。


ごめん
先生は恋人とかいますか?

>>666 いえいえ、お気になさらず。口調はちょっと修正しちゃいますね。

そうだ、思いついた。
少々下世話な質問だが、この年頃の人間を数多く相手にしている担任なら慣れていることだろう。

士「担任、お前は恋人とかいるのか?」

響鬼「いるように見える?」

冗談っぽくそう言って、響鬼が笑う。
はぐらかされてしまった。

響鬼「先生の恋愛の心配もいいけど、門矢君はどうなの?」

士「ぐっ……」

それを言われると、少々痛いというか。
出会う女子のほとんどが仲のいい男子がいて、どうにもそういう空気にならない気がする。

どう答えたものか……


1 充実していると嘘をつく
2 それらしい相手はいないと正直に言う
3 自由安価

人が……いない……!?

とりあえず、お昼ごはん食べてきます。

戻ってきたけどやっぱり人がいない……!
まあ、皆さんにもそれぞれの都合がありますよね。
とりあえず、もうちょっと待ってみますね。

2

>>670 2 気付くの遅れちゃってすいません。

士「それらしい相手は……いない」

正直に言うと、響鬼が苦笑いを浮かべながら肩を叩いてきた。
どうやら励まされているらしい。

響鬼「大丈夫だよ、門矢君はかっこいいし……転校してきたばっかりだからじゃない?
   それに、恋愛だけが青春じゃないからね」

士「そうか……まあ、俺がかっこいいなんてことは言われなくても分かってるが」

響鬼「そうそう、その意気だよ」

多少元気を取り戻せた気がする。
そう、まだまだ転校してきたばかり。
これから、もっと関わりを持っていけばいい。


響鬼:友好(小)を獲得

直後判定
12 世界史
34 地理
56 体育
7-0 購買

せいやーっ!

>>674 1

――2-D

士「うぐっ」

ぐっすり眠っていた頭に、何かがぶつかった。

「門矢、授業はしっかり聞くように」

顔を上げると、教科書を片手に教師が教壇へ戻るところだった。
どうやらあの教科書で叩かれたらしい。
振り返った教師が、授業を再開する。

「そして、この時中国を支配していたのが――」

今日の授業は中国の歴史についてらしい。
もう一度叩かれても面倒なので、頬杖をついて聞いていた。
あの教師、名前は何といったか……

「それでは、この王朝……元を建てたのは誰か、分かるか?
 そうだな……門矢」

考えている間に、問題を出されてしまった。
元王朝の建国者は……


1 チンギス=ハン
2 始皇帝
3 楊堅
4 フビライ=ハン

4

>>677 4

士「フビライ=ハンだったっけな」

「正解だ。その調子で覚えていくといい」

満足げに頷き、教師は教科書の解説を始めた。
それで、何という名前だったか……たしか……

「どうした門矢、上の空になっているようだが」

またしても声を掛けられてしまった。

士「お前の名前が思い出せなくてな」

烏丸「私の名前は烏丸だ。
   それと、教師への口調はもう少し丁寧にした方がいい」

そう言って、烏丸は今度こそ授業を再開した。

【11日目・放課後】

放課後になった。
周囲では生徒たちが放課後の予定を話し合っている。

さて、自分はどうしようか。


1 寮に帰る
2 自由安価

部活の見学

>>680

部活の見学にでも行こう。
さて、どんな部活があったか……


1 欲望部
2 鳴海探偵事務所
3 サッカー部
4 野球部
5 剣道部
6 新聞部
7 水泳部
8 自由安価

>>681
あ、どれを選んでも同時に判定でお願いします。

5

>>683 5 判定 1

――武道場

もしかすると、剣崎がいるかもしれないと武道場に来たが……
どこにもその姿はない。
今日は参加していないようだ。

部員ではないと言っていたから、仕方ないかもしれないが……

とりあえず、練習に打ち込んでいる部員たちの姿を見てから帰った。

【11日目・夜】

夕食後、就寝まではまだ時間があるが……
早く寝てもいいし、何かしてもいい。

さて、どう過ごそうか。


1 さっさと寝る(起床判定に+2)
2 自由安価

夏海ユウスケと戯れる

>>686

たまには夏海とユウスケに構ってやってもいいか。
二人はそれぞれくつろいでいるようだが……

士「おい、夏みかん、ユウスケ」

夏海「どうしました?」

ユウスケ「ん?」

さて、何をしようか。


トランプ

>>688 誰もいないかとひやひやしてました……よかった。

士「トランプで遊ぶぞ」

ユウスケ「え?まあ、いいけど……」

夏海「珍しいですね、士君からそんなこと言うなんて」

肝心のトランプは、部屋のどこかにしまってあったものをユウスケがひっぱり出してきた。
それを三人に配り終えて、ババ抜きだとか、大富豪だとか……
久々にやるとなかなか熱中できた。

夏海「士君、ポーカーフェイスうますぎませんか……」

士「これくらい当然だ」

ユウスケ「あっ、またババだ……」

士「お前は本当に分かりやすいな」

こうして、楽しく夜を過ごせた。

【11日目・リザルト】


門矢士:健康

○保有スキル
・天才:一部の行動判定に+1
・レンズ越しの世界:カメラの判定結果を常に失敗とする
・×××:【閲覧できません】


~人物関係欄~
五代雄介:友好/友好
津上翔一:――/――

城戸真司:普通/普通
乾巧:普通/普通

剣崎一真:友好(小)/友好(小)
響鬼:友好(小)/友好(小)

天道総司:普通/普通
野上良太郎:友好/友好

紅渡:友好(小)/友好(小)
左翔太郎:普通/普通
火野映司:――/――

如月弦太朗:――/――
操真晴人:普通/普通

光夏海:友好/友好
小野寺ユウスケ:友好/友好

【閲覧できません】:××/忘却

××××の進行具合:――(15に到達すると……)

はい、やっと11日目が終了しました!

出会いは多いのに誰とも仲良くなれてませんね……
前回ちょろいちょろいと言われたので、好感度を上がりにくくしたんですが……
これはこれで問題でしょうか?

とにかく、12日目もいきましょうか。
直後起床判定

女の子が選り取りみどりでござる

いい台詞だ、感動的だな、だが無意味だ

>>692 5 しかしほとんど片想い中なんですよね……

【12日目・早朝】

目を覚まし、時計を見るとかなり早い時間だ。
だからといって、二度寝という気分でもない。

ユウスケはというと、だらしなく布団から足をはみ出させて眠っている。
いつ見ても間抜けな寝顔だ。

さて、今朝はどう過ごそうか。


1 ゆっくり登校する
2 ユウスケで遊ぶ
3 登校する(その後の行き先も)
4 自由安価

教室

>>695

今日も早めに登校しておこう。
教室で二度寝という手もある。

そう思いながら、ユウスケに布団をかけなおして部屋を出た。


直後判定
1-3 誰もいない
45 副担任
67 担任
89 剣崎
0 ???

剣崎!!!

>>697 4

――2-D

教室に入ろうとすると、五代がちょうど出てきたところだった。

五代「あ、おはよう。えーっと、門矢君?」

士「ああ、早いな」

五代「そうだね、今日はけっこう早く来たかも」

にっこりと笑って、五代はそのまま教室を出て行こうとする。
しかし、教室の中には誰の姿もない。
せっかくなので話し相手になってもらいたいところだが……


1 呼び止める(同時に判定)
2 教室で二度寝
3 自由安価

>>698
すいません二度寝も同時に判定でお願いします。

1!

>>700 1 判定 5

士「ちょっと待て、よかったら話し相手にならないか」

そう呼び止めると、五代は振り返り少し考えた後頷いた。

五代「先生も忙しいから、あんまり長くは付き合えないけど……
   そうだね。たまには話をするのもいいよね」

そう言いながら、五代が教室の隅に置いてあった椅子に座った。
自分も適当な椅子を見繕って席に着く。

さて、何を話そうか。


1 地理について
2 あまり姿を見かけないことについて
3 学校生活について
4 自由安価

1

>>702 1

士「地理の授業について、聞いていいか」

五代「あれ、勉強熱心だね。感心だなあ。
   もちろんいいよ。何が聞きたいの?」

士「そうだな……」

鞄から教科書を引っ張り出し、付箋のついたページを開いた。
よく理解できなかった時に張り付けておいて正解だった。

士「ここだ」

五代「どれどれ。ああ、これはね――」

こうして、少しの間地理に関して教わった。
五代は自分の担当教科について聞かれたためか、嬉しそうにしていた。


直後判定
12 音楽
34 地理
56 体育
7-0 購買

どうだ

>>704 9

【12日目・昼休み】

昼になった。
購買へ行って、昼食を確保しなければ。


直後判定
1 誰にも会わない
23 笑顔の料理人
45 渡と太牙
67 剣崎
89 珍しく一人のお嬢様
0 自由安価

ウェイク!アップ!

>>706 6

購買へ行こうと教室を出ようとして、同じように教室を出ようとした生徒にぶつかった。
文句の一つでも言ってやろうかと相手を見ると、弁当を持った剣崎だった。

剣崎「ごめん、大丈夫?」

申し訳なさそうに言われて、許さないのもどうかと思うが……
さて、どう返そうか?


1 気にするな
2 大丈夫じゃない(同時に判定)
3 自由安価

一緒に食べないか誘う

>>708 2で成功だった場合の会話にしときますね!

士「大丈夫じゃないな」

剣崎「ウェッ!?」

士「一緒に昼を食べたら許してやらんでもない」

驚いた顔をしていた剣崎が、その言葉に安心したような表情を浮かべた。

剣崎「脅かさないでよ、どこか打ったかと思った」

士「悪いな。ほら、行くぞ」


直後判定
さりげなく00 +1

ウェイ!

>>710 1+1=2 あちゃー

剣崎「あ、えっと、その……」

士「どうした?」

剣崎「実は、先に約束してる友達がいて」

ということは、つまり。

剣崎「ごめんね……?」

士「……」


1 慰謝料を請求する(同時に判定)
2 許す
3 自由安価

>>712 2

士「……いいだろう、許してやる」

剣崎「本当に、ごめんね」

困ったような顔で謝った剣崎だったが、ふいにその表情を明るくした。

剣崎「今度、一緒に食べよう」

士「気が向いたらな」

剣崎「もー、素直じゃないんだから。
   けど、本当にごめんね。せっかく誘ってくれたのに。
   ……嬉しかったよ、ありがとう」

そう言って、剣崎は教室を出て行った。
自分も食いっぱぐれる前に購買へ行こう。

【12日目・放課後】

放課後になった。
これから夕食まで、時間はたっぷりある。

さて、何をして過ごそうか。


1 寮に帰る
2 自由安価

散歩

>>715

今日ものんびり散歩しながら帰ろう。
そう決めて席から立ち上がった。


直後判定
1 誰にも会わない
23 買い物中の万能主婦
45 たっくん
67 渡
89 ケンジャキ
0 ???

>>717 8 コンマ神が剣崎を推し始めた可能性が微レ存……?

――寮までの道

のんびりと景色を眺めながら歩いていると、背後から声が掛かった。

「門矢君!」

振り返ると、剣崎がいた。

剣崎「奇遇だね、今帰るところ?」

士「ああ。お前もか?」

剣崎「うん」

この流れだと、一緒に帰ってもおかしくないはず。


1 一緒に帰らないか誘う
2 誘わない
3 自由安価

>>719 1

士「一緒に帰らないか」

剣崎「一緒に帰らない?」

……ほぼ同時に口を開いたかと思えば、同じことを口にしていた。
思わず笑うと、剣崎も少し照れたように笑う。

士「それじゃあ、帰るか」

剣崎「うん、そうだね」

歩き出して、歩幅を合わせた方がいいのだろうかと考えたりもしたが、
剣崎の身長と足の長さだとあまり気にする必要もなさそうだ。
気楽といえば気楽だろうか。

さて、このまま黙っていてもいいが、何か話そうか?


1 黙っている
2 昼食の予定
3 自由安価

>>721 2

士「昼飯の予定だが、お前、いつならいいんだ?」

剣崎「お昼の約束のこと?あれならいつでもいいよ」

とのこと。
こちらで決めていいようだが、いつにしよう。


1 月曜日(15日目)
2 火曜日(16日目)
3 水曜日(17日目)
4 木曜日(18日目)
5 金曜日(19日目)
6 やっぱりいい

1

>>723 1

士「それじゃあ、休み明けだ。来週の月曜」

剣崎「分かった。楽しみにしてるね」

本当に嬉しそうに剣崎が笑った。
最初はどうなることかと思ったが……すっかり友達になれたらしい。

剣崎「あ、もう寮についちゃった」

士「意外と早かったな」

剣崎「それじゃあ、またね、門矢君」

そう言うと、剣崎は手を振りながらエレベーターに駆け込んだ。
……別に一緒に乗ってもよかった気はする。
いや、まあ、女子寮と男子寮では降りる方向が違うが。


剣崎一真:友好を獲得

【12日目・夜】

さて、夕食を食べて満腹になった。
眠気が起きないでもないが、明日は休みだ。
今夜は何をして過ごそうか。


河川敷へ

>>726

河川敷にでも散歩に行くか。
二人に散歩に出ることを伝えて、部屋を後にした。


直後判定
1 誰にも会わない
23 オエージ!
45 リーゼント
67 二人で一人の……
89 馬鹿と占い師
0 ???

てぇい☆

>>728 3

――河川敷

何やら明るい場所があると思って近寄ってみると、
焚火が爆ぜる音が聞こえた。

なるほど、キャンプか何かしてるのか……と思ったが、
焚火で魚を焼いているのは同年代の少女ではないだろうか。

どういう事情があるのかは知らないが、こんな時間に危なくないだろうか。
と、思いながら見ていると。

「オエージ!なんでアイスがねぇんだ!」

「アンクが食べちゃうからでしょ。クーラーボックスに5本も入ってたのに」

「そんなので足りるか!」

……どうやら、死角にもう一人いたらしい。
何がどうしてこんな時間に二人っきりで火を焚いているんだろうか。


1 話しかける
2 放っておく

>>731 2

触らぬ神に祟りなし、だ。
痴話げんかに入っていくのも何なので、ここは大人しく退散しよう。

「もー、そんなに食べたいならコンビニで買ってきなよ」

「お前が行け」

「なんで!?」

……リア充爆発しろ、とか思っているわけじゃない。

【12日目・リザルト】


門矢士:健康
・15日目に剣崎と昼食の約束

○保有スキル
・天才:一部の行動判定に+1
・レンズ越しの世界:カメラの判定結果を常に失敗とする
・×××:【閲覧できません】


~人物関係欄~
五代雄介:友好/友好
津上翔一:――/――

城戸真司:普通/普通
乾巧:普通/普通

剣崎一真:友好/友好
響鬼:友好(小)/友好(小)

天道総司:普通/普通
野上良太郎:友好/友好

紅渡:友好(小)/友好(小)
左翔太郎:普通/普通
火野映司:――/――

如月弦太朗:――/――
操真晴人:普通/普通

光夏海:友好/友好
小野寺ユウスケ:友好/友好

【閲覧できません】:××/忘却

××××の進行具合:――(15に到達すると……)

はい、12日目終了です!
やっと進展した……?
今まではすでに彼女ができてた時期ですね、これ。

13日目、いっちゃいましょうか!

【13日目・朝】

思う存分惰眠を貪ってから起きても、誰にも文句を言われない。
休日というのは素晴らしい。

さて、これからどう過ごそうか。


二人を誘って遠出

>>736

夏海とユウスケを誘って、少し遠い所へ出かけようか。
二人ならきっと断らないことだろう。

士「おい、お前たち。出掛けるぞ」

夏海「どこにですか?」

ユウスケ「突然だなあ。まあいいや、着替えてくるな」

やっぱり、断られなかった。
それで、どこへ行こう。


1 見舞い
2 海
3 山
4 自由安価

夕ごはん食べたりしてきますね。
8時過ぎに帰ってくると思います。

ただいま戻りました!

>>739 1

――病院

士「じいさん、来てやったぞ」

夏海「もう、もうちょっと言い方を考えてください」

ユウスケ「おじいさん、大丈夫か?」

ベッドの上に横たわる栄次郎は、息をしているかどうか不安になるくらい静かだ。
あの日からずっと眠ったままで、食事もしていないせいか頬は痩せてきている。

夏海「おじいちゃん……」

栄次郎の手を握った夏海の声は震えていた。
ユウスケも、黙ったまま目を潤ませている。

士「こんなにかわいい孫、三人を置いていつまで寝てるんだ」

本当に、いつまで寝ているつもりなんだ、このじいさんは。
……あまり、落ち込んでいるのもらしくない。
何か、話でもしようか。


1 昔のこと
2 最近のこと
3 自由安価

>>741 2

最近のことを話して聞かせてやるとするか。
最近何があっただろうか。

そう、転校して、自分だけ違うクラスになって、友達は少しずつだが順調に増えていて……

そんな、たわいもない話でも、栄次郎なら笑顔で聞いてくれるだろう。
まるで自分のことのように喜んだり、落ち込んだり、時には励ましてくれて。

……特に、じいさんに聞いてほしい話はあるだろうか?


1 特にない
2 自由安価

自分の周りが片想いフィーバー
剣崎の事

>>744

夏海とユウスケが飲み物を買いに行くと言って部屋を出た間に、
栄次郎の傍に椅子を引き寄せて、語りかけてみる。

士「なあじいさん、俺の周りでは片想いしてるやつが多いんだ。
  じいさんならどうする?」

もちろん、返事はないが……きっと、応援するんだろう。

士「それと……クラスの女子で、いろいろあって、傷つけた奴がいてな。
  今は友達になって、昼の約束もした。
  けど、本当にそいつ、背が高いんだ。俺と同じくらいあるんじゃないかと思うほど」

剣崎のことを思い出しながらそう語る。
栄次郎は何も答えないままだ。
けれど、きっと笑顔で聞いてくれているんだと思う。

夏海「ただいま。あれ、士君、そんなに近くに座ってましたか?」

ユウスケ「もしかして寂しかったのかー?」

絡んでくるユウスケを適当にあしらいながら立ち上がり、夏海に席を譲った。
夏海は不思議そうに首を傾げながらも、素直に椅子に座る。

その後、昼まで病室で栄次郎の様子を見ていた。

【13日目・昼】

すっかり太陽が空高くに上っている。
見舞いも済んだことだ、これからどうしようか?


スーパーにでも出かけよう

>>747

スーパーにでも出かけるか。
夏海とユウスケはそれぞれの休日を過ごしにどこかへ行ったことだし。
たまには一人で買い物というのもいいだろう。


直後判定
1 特に何もなし
23 二人で一人の……
45 天道とカガーミン
67 翔一ちゃん
89 馬鹿
0 自由安価

ウンメイノー

>>749 2

――スーパー

店内に足を踏み入れ、菓子売り場の近くを通った時、聞き覚えのある声が聞こえてきた。

フィリップ「限定品の食玩……?興味深い、ぞくぞくするねえ」

翔太郎「ちょっと、フィリップ!今いくつだと思ってるのよ。
    知り合いに見られでもしたら……ほら、はーやーくー!」

フィリップ「引っ張らないでくれ、翔太郎。裾が伸びる」

……そっとしておくべきなんだろうか?


1 声を掛ける
2 そっとしておく
3 自由安価

>>752 1

まあ、ここで会ったのも何かの縁だろう。
声を掛けておくとするか。

士「よお、お前ら」

声を掛けると、児童向けの食玩を輝く瞳で見つめていたフィリップが振り返った。

フィリップ「士!久しぶりだね。元気だったかい?」

士「ああ、そっちこそ元気そうだな」

偶然の再会を喜んでいるらしいフィリップだが、翔太郎の方は帽子を目深に被って背中を向けている。
どうやら菓子売り場にいたことが恥ずかしいらしい。

翔太郎「ああ……私の……ハードボイルド……」

とかなんとか呟いている。
……にゃーにゃー鳴きながら猫を探すのはハードボイルドなんだろうか。


1 食玩について聞く
2 何を買いに来たのか聞く
3 自由安価

>>754 1

士「ところで、何だそれ」

フィリップの手の中にある食玩について尋ねると、嬉しそうに語り始めた。

フィリップ「これは最近人気のアニメの関連商品で、駄菓子と一緒に玩具が入っているんだよ。
      その玩具は小さなフィギュアなんだけど、クオリティが非常に高いんだ!
      細部にまでこだわった造形と、地域ごとに異なるシークレット……
      全種類を集めるために各地を旅する人も出ている、大人気商品さ!」

……長い。
途中からほとんど聞いていなかったが、つまり……

士「だいたい分かった。お前はそのアニメのファンなんだな?」

フィリップ「そうだね、熱中しているわけじゃないけど、時々見ているうちに
      気付いたら毎週録画してみるようになっていたよ」

士「充分ファンだと思うぞ」

と、その時。
突然翔太郎が大声を上げた。

翔太郎「フィリップ、近くの薬局、もうすぐ安売り開始時間よ!」

フィリップ「なんだって?それなら急がないとね。
      すまないね士、また会おう」

そう言って、フィリップがレジへ駆け出した。
……五つほど例の食玩を持っていた気がするが、気のせいだろう、多分。

翔太郎「ありがとう、あの子に付き合ってくれて」

軽く頭を下げて、翔太郎がフィリップの元へ走って行った。

士「兄弟みたいなやつらだな」

素直にそう思った。


左翔太郎:友好(小)を獲得

【13日目・夕方】

気付けば夕方だ。
どこかへ出かけてもいいが、あまり帰りが遅くならないようにしなければ。

さて、これからどうしよう。


河 原 へ 行 こ う

>>757 みんな川原好きすぎじゃないですか……?

そうだ、川原を散歩するとしよう。
水の流れる音を聞きながらのんびり歩くのは悪くない。


直後判定
1 誰にも会わない
23 リーゼントと流れ星
45 渡と……
67 ケンジャキ
89 響鬼先生
0 ???

(0w0)

>>759 7 本当にその顔文字かわいい。

――川原

ぼんやりと水面に太陽の光が反射するのを見ながら歩いていて、
不覚にも前から歩いてきた誰かにぶつかった。

士「っと、悪いな。……剣崎?」

剣崎「あ、門矢君……」


直後判定
1ほど普通 0ほど……

剣崎とイチャイチャしたい(キモオタスマイル)

>>761 7 >>1も同じ気持ちです(迫真)

士「な――おいっ!」

思わず言葉に詰まり、手を掴んでしまった。
掴まれた剣崎はというと、目を丸くしているが……

士「その怪我、どうした?」

腕に大きく走った赤い線を見て尋ねると、今までその怪我を認識していなかったように驚いた顔をされる。

剣崎「これは……転んで」

士「こうはならないだろ」

意識せずに責めるような口調になってしまった。
だめだ、冷静にならないと……

剣崎「……もしかして」

士「なんだ」

剣崎「心配、して、くれてる?」


1 当たり前だ
2 そうじゃない
3 自由安価

>>763 1

士「当たり前だ」

肯定した途端、剣崎の表情がほころんだ。

士「お前……この怪我がひどいことくらい分かってるだろ。
  どうして笑ったりして……」

剣崎「こんな私でも、心配してくれる人がいるんだ、って思うと、嬉しくて」

はにかんだように笑って、剣崎が腕を引いた。
掴んでいた手が離れて、一歩、後ろに下がられる。

剣崎「この怪我なら、大丈夫。見た目ほどひどくないし、月曜日には治ってるから。
   心配してくれてありがとう」

そう言って、この場から立ち去るつもりなんだろうか。
どうしてそんな怪我を負ったかも話さないままで。
……それで、納得できるだろうか。


1 引き留める(同時に判定+1)
2 引き留めない
3 自由安価

>>765 1 判定 4+1=5 ギリギリセーフ!

剣崎「それじゃあ――」

士「待て!」

踵を返そうとした剣崎の怪我をしていない腕を掴み、その動きを止めた。
困ったような表情を浮かべられたが、知ったことじゃない。

士「いいから、待て」

剣崎「……本当に、心配してくれるのは、嬉しいけど」

知られたくない事情があると言うんだろうか。
だが、それにしたってこの傷は……


1 事情を聞く(同時に判定-1)
2 手当てを申し出る
3 自由安価

何も聞かず手当てをする

>>767 ちょっと意味合いが変わっちゃったらすいません。

士「手当てだけでもさせろ」

剣崎「え?」

士「話したくないなら話さなくていい。だから、手当てをさせろ」

剣崎「……うん」

心配されている、という事実に弱いのか、剣崎は嬉しそうに笑って頷いた。
本当に、こんな怪我をしているとは思えない表情だ。
さて、手当てをするにもこんな野外で、というわけにはいかないだろう。
どこへ行こう?


1 公園
2 自室
3 剣崎の部屋
4 自由安価

>>770 2 ユウスケがいるか判定、と思ったら0だったww

――自室

士「血が乾いてるな……先に流しとくか。風呂場に行くぞ」

剣崎「うん」

風呂場に向かい、袖をまくらせてシャワーをかけた。
ほとんど血は止まっており、こびりついた血の下から現れた傷は想像より小さい。
そのことに安心しながらすっかり濡れた腕を拭いてやると、剣崎がくすぐったそうに身動ぎした。

剣崎「んっ……そんなことくらい、自分でやるのに」

そう言いながらも、表情を見れば喜んでいるのがよく分かる。

士「いいから、大人しくしてろ」

腕を拭き終えたら、次は消毒液だ。薬箱から取り出した消毒液をかけていると、剣崎がぽつりと呟いた。

剣崎「前とは逆だ……」

士「そういえば、お前に世話になったんだったな」

話しながら、傷口に包帯を巻いていく。
それも終われば、手当ては完了だ。

剣崎「……うれしいなあ」

包帯を見ながら、剣崎が幸せそうに呟く。
どういう環境で育ったら、こんな怪我をしておいてこんな表情ができるんだか……

士「どんな事情があるかは知らんが、無理はするなよ」

剣崎「うん」

さて、これで引き留める理由はなくなったわけだが……


1 他にも怪我がないか見る(同時に判定)
2 頭を撫でる(同時に判定)
3 自由安価

1(ゲス顔)

>>772 1 判定 9 ファッ!?

さて、ここで気になるのが他の部分だ。
どう考えてもこれは転んでできた傷じゃない。
他の場所にもあるんじゃないだろうか……

剣崎「な、なに……?」

疑いのまなざしに気付いたのか、剣崎が居心地悪そうにもじもじしている。
本人に聞いたところで、平気、とか大丈夫、という言葉が飛び出すのは明白だ。
だったら――

士「言っとくが、医療行為だからな」

剣崎「何が?……ウェッ!?」

おあつらえ向きにボタンのついたブラウスを着ていてくれたおかげで、脱がせるのはずいぶん楽だった。
ズボンは……さすがにまずいので、そのままにしておく。

剣崎「え、あの、なに……?」

状況に頭がついて行かないのか、剣崎は両手を右往左往させているだけで抵抗らしい抵抗もしない。
それをいいことにブラウスの下の素肌を確かめるが、見たところ怪我はなさそうだ。
下着の下に怪我は……ないだろう。

そしてここで、一つ問題ができてしまった。
最初は医療行為の一環として脱がせたものの、治療の必要がないとなれば、これは……


1 後ろを向く
2 あえて見る(同時に判定+1)
3 自由安価

2(変態スマイル)

か、神が味方している…

>>774 2 判定 8+1=9 この子無防備すぎる……

士「……」ジー

剣崎「あの、門矢君っ……これ、手当て、なんだよね……?」

士「そうだな。だから隠そうとするのはやめろ」

剣崎「うう……」

それで素直に素肌を隠していた腕を下げてしまうあたり、素直すぎるんじゃないか、こいつ。

士「……」ジー

白い肌といい、鎖骨にできた影といい、身長の割に狭い肩幅といい……

士「……」ジィー

普段は着やせしているのか意識していなかったが、自分の手に収まらないであろう大きさの胸といい、
本当に食べているのか心配になるほど細い腰といい……

士「……」ジイィー

剣崎「ねえ……まだだめ……?」

真っ赤になりながらも素直に前を広げてしまう態度といい、いろいろとすごい。

剣崎「門矢君……」

泣きそうな目で見られている。
……前回の教訓もある。いい加減にしておくべきだろうか?


1 もういいと言う(同時に判定)
2 ブラウスを着せてやる(同時に判定)
3 自由安価

2(満足げな変態スマイル)

壁|M0)ジー

>>777 2 判定 9 コンマ神って、いたんだね(真顔)

無言のまま手を伸ばすと、剣崎が体をこわばらせた。
ブラウスを着せてやるだけだと言うのに、失礼な。まるで人がケダモノみたいじゃないか。

肩からずり落ちかけていたブラウスの裾を掴み、肩のラインに沿って鎖骨まで導き、一番上のボタンを留める。

剣崎「あ、あの、そんなこと、しなくていいから……!」

士「いいからさせてくれ」

その言葉をどういうふうに勘違いしたのか、剣崎は大人しくなった。
それをいいことに、次のボタンを留めるべく手を滑らせる。
羞恥心で体温が上昇しているのか、自分の手が触れると冷たいらしく、剣崎が肩を跳ねさせた。

第二ボタンを留め、胸に引っかかっているブラウスを引き寄せた。
無駄に胸に手を密着させてる?何のことか分からんな。

剣崎「や、だめ……変なとこ、触らないで……」

士「だが、こうしないとボタンが留められないぞ」

剣崎「そう、だけど……恥ずかしいよ……」

赤面して俯く剣崎の反応をよそに、ゆっくりとボタンを留めていく。
全てのボタンを留め終えた時には、剣崎の顔色はタコになっていた。

剣崎「……腕、怪我してるからって、ここまでしてくれなくていいよ」

そう言いながらも、嫌ではなさそうなあたり、自分のためといわれると何でも嬉しかったりするんだろうか。
……だめだ、野放しにすると危険すぎるぞ、こいつ。

剣崎「でも……こんなに心配してくれて、嬉しかった」

ほらこういうこと言う。
頭を抱えたくなった。


剣崎一真:友好(大)を獲得

【13日目・夜】

……剣崎にブラウスを着せた時味わった感触が忘れられない。
やわらかすぎていろいろとすごかった。

さて、思考を切り替えていこう。
今夜はどう過ごそうか。


冬の肝試し

>>782 えっ?お墓に行くってことですか?

お墓でなくとも、学校とか

>>784 なるほど。

肝試しに行くとしよう。
行き先は……まあ、適当に決めるとして。


直後判定
1 何もなし
23 天道
45 翔一ちゃん
67 剣崎
89 馬鹿
0 ???

やつの再来

>>786 2 あっ……

――海岸沿い

夜の海には、そういうのがいるとかなんとか。
風の噂に聞いたことがあるので訪れてみれば、確かに真っ白い人影が月明かりの下突っ立っている。
……どうしたものか。


1 逃げる
2 話しかける
3 自由安価

>>789 2

こういうのはたいてい科学的に根拠が説明できるオチがつくはず。
そもそも、人影=幽霊とも限らない。
話しかけてみよう。

士「おい」

振り返ったのは――

士「天道か?」

天道「お前……門矢か」

白い服を着た天道だった。


1 どうしてここに?(同時に判定)
2 一人か?
3 自由安価

↑すまん、1で

>>792 1 判定 0 はい、お気になさらず。

士「どうしてここに?」

こんな時間に、一人で来るような場所じゃない。
そう思い問いかけると、無言のまま天道が体をずらした。
その時初めて気づいたが、天道は何かを見ていたらしい。
その何かが何なのか確かめようと近寄ると、石だった。

それも、墓石。

『日下部』

という名字の一家らしい。
天道と、どんな関係があると言うんだろうか。

天道「私の家族だ」

士「何?」

天道「私はおばあちゃんに引き取られ、名字が変わった。それだけだ」

そう言って、天道は歩き出した。
墓参りを続ける気分ではなくなったらしい。


1 天道を追いかける(同時に判定-1)
2 墓石を見る
3 自由安価

2

>>794 2 天道の両親の名前調べといてよかった(小並感)

おそらく、天道は引き留められたくないのだろう。
そう思い、墓石へ視線を向けた。

そこに刻まれた名前は、三人分。

『日下部聡一
 日下部さとみ
 日下部ひより』

ひより、という名前の下に刻まれた生年と没年は同じ。
名前からして、妹だろうか。
出会う前に、失った肉親……

……このことは、胸の奥にしまっておこう。

【13日目・リザルト】


門矢士:健康
・15日目に剣崎と昼食の約束

○保有スキル
・天才:一部の行動判定に+1
・レンズ越しの世界:カメラの判定結果を常に失敗とする
・×××:【閲覧できません】


~人物関係欄~
五代雄介:友好/友好
津上翔一:――/――

城戸真司:普通/普通
乾巧:普通/普通

剣崎一真:友好(大)/友好(大)
響鬼:友好(小)/友好(小)

天道総司:普通/普通
野上良太郎:友好/友好

紅渡:友好(小)/友好(小)
左翔太郎:友好(小)/友好(小)
火野映司:――/――

如月弦太朗:――/――
操真晴人:普通/普通

光夏海:友好/友好
小野寺ユウスケ:友好/友好

【閲覧できません】:××/忘却

××××の進行具合:――(15に到達すると……)

はい、13日目終了です!

ひよりに関しては悩んだんですが、
この世界にワームが存在しないためこうなりました。
>>1的にひよりと加賀美推しなのでひよりがいないと寂しいですが、
うやむやにして天道の過去を作るのはなあ、と思いまして。

さて、14日目いきましょう。

【14日目・朝】

――自室

差し込む日の光が眩しくて目を開けた。
ユウスケはまだ寝ているらしく、規則的な寝息が聞こえてくる。

さて、今朝はどう過ごそうか。


ごめん
商店街へ

>>800 いえいえ。

商店街にでも出かけるか。
何か二人に土産を買ってやってもいい。

そんなことを考えながら家を出た。


直後判定
1 何もなし
23 和菓子
45 天道と加賀美
67 マヨネーズドーナツ
89 翔一ちゃん
0 ???

ぶきっちょなんですからぁ!

>>802 2

――商店街

商店街で、ふと目に留まった店。
和菓子を売っているようだ。
二人への土産にいいかもしれない、と思い店に入ると……


直後判定

鍛えてますから

(# 0w0)ドキドキ

>>805 2

――たちばな

「いらっしゃいませー!」

元気のいい店員に迎えられ、席に座らせられた。

士「この店、テイクアウトはできるのか」

「お持ち帰りですか?もちろんできますよ!
 持ち帰る商品が決まりましたら、遠慮なさらず声を掛けてくださいね!」

そのまま店員は忙しそうに奥へ入って行った。
周囲を見回せば、それなりに繁盛しているらしい。
繁盛っぷりに反して、店員は少ないようだが。

その後、二人への土産を買って店を後にした。

【14日目・昼】

昼になった。
日曜ともなると、道を歩いている人も多い。

さて、これからどうしようか。


片想い中の人を探す
ダメなら公園へ

>>809 いえ、全然いいですよ。

そうだ、片想いしているやつを探そう。
恋愛成就に力を貸すのは悪いことじゃないはずだ。


直後判定
1 誰にも会えない
2-4 天道
5-7 真司
8-0 晴人

>>811 4

――公園

ばったり、天道に出会った。
そういえば、初めて会ったのもここだったか。

天道「昨日のことはあまり詮索するな」

そして、聞く前に釘を刺された。
まあ、今日の目的は別だから構わないんだが。


1 加賀美について聞く(同時に判定)
2 加賀美を呼ぶよう頼む(同時に判定)
3 自由安価

1

>>813 1 判定 7

士「お前に聞きたいことがある」

天道「なんだ。昨日のことじゃないなら答えてやる」

言い切った。
今、確かに言い切った。
思わず笑顔になりそうになる。

士「加賀美のことなんだが」

天道「は?」

隙のない雰囲気の天道にしては珍しい、呆けた顔だった。
すぐに目つきが鋭くなり、睨み付けられたが。
天道は自分の言葉を曲げるつもりはないのか、苛立たしげに舌打ちした。

天道「さっさと聞け」

何を聞こう?


1 好きなのか?
2 どうやって出会った?
3 なぜ好きになった?
4 自由安価

>>815 1

士「好きなのか?」

おっと、思わず笑顔に。
尋ねられた天道はというと、屈辱からか顔をしかめている。
しかし、腹をくくったのか苦虫を噛み潰したような表情のまま頷いた。

士「言葉にしていってもらおうか」

天道「ちっ……ああ、そうだ。好きだ。文句でもあるか?」

舌打ちした挙句詰め寄られた。

士「落ち着け。まださっきの言葉は有効か?」

天道「そんなわけあるか。話はこれで終わりだ」

そのまま天道は立ち去ろうとしている。
どうしたものか……


1 呼び止める(同時に判定)
2 見送る
3 自由安価

>>817 1 判定 8 コンマ神の機嫌がいい……だと……!?

士「まあ待て、協力してやってもいいぞ」

その言葉に、天道の足が止まった。
プライドの高そうな言動からして、立ち止まらないかと思っていたが……言ってみるものだな。

天道「お前に何ができる」

振り返った天道は胡散くさそうな表情だったが、その目にはほんの少しの期待があった。
なるほど、天道にも恋する乙女の一面があったか。

士「そうだな……」

何か、いい作戦はないだろうか。


加賀美に手料理を振る舞う(天道の家で)

>>819

士「お前の部屋で手料理を振る舞う、とかどうだ」

天道「それくらいいつもしている」

……何だと!?
そこまでされて加賀美は何も感じないのか……?

士「いや、待てよ。お前のことだ、料理のついでに食わせてやるとでも言ってるんじゃないか?」

天道「何か問題でもあるか」

士「あるだろ」

ついでに食わされた料理なら、いくらうまくてもそれだけだ。
大事なのは……

士「加賀美のためだけに料理して、加賀美だけに食わせてやれ」

天道「……そうか」

どうやら、いいアドバイスになったらしい。
天道の表情は明るいものになっていた。

天道「意外に役に立つな、お前」

士「ま、俺だからな。それで、天道。経過の報告を忘れるなよ」

天道「気が向いたら、な」

これならきっと、うまくいくだろう。
というか、うまくいってほしい。
そう思いながら、天道と別れた。


天道総司:友好を獲得

【14日目・夕方】

いつの間にか夕方か。
赤く染まりつつある空を見上げて、時間の流れの速さに驚いた。

さて、今からどう時間を使おうか。


コンビニへ

>>824

そうだ、コンビニへ行こう。
商品のバリエーションが豊富で、見ているだけでも面白いだろう。
この近くのコンビニというと……


直後判定
1 何もなし
23 リーゼント
45 真司
67 たっくん
89 剣崎
0 自由安価

壁|w0)ソー

>>826 7

――コンビニ

士「久しぶりだな」

偶然、巧に出会った。

巧「あー……確か、門矢だっけか」

士「そうだ」

巧「……じゃあな」

まともな会話もしないまま、巧はコンビニを出て行こうとする。
まあ、大して親しいわけでもないので当たり前かもしれないが……


1 呼び止める(同時に判定)
2 またな、と声を掛ける
3 放っておく
4 自由安価

2

>>829 2

士「巧」

コンビニから足を踏み出した巧に声を掛けると、眉間にしわを寄せた顔で振り返られた。

士「またな」

その言葉に、巧の眉間のしわがなくなった。
一瞬驚いた表情をして、すぐに前を向いてしまう。
おかげで表情は分からないが、

巧「……おう」

嫌がられてはいないらしい。


乾巧:友好(小)を獲得

【14日目・夜】

明日から学校、と思うと気が重いような、そうでもないような……
何より明日は、昼に予定がある。
忘れないようにしなければ。

さて、今夜はどうしようか。


1 さっさと寝る(起床判定に+2)
2 自由安価

>>833 1

今日はさっさと寝るとしよう。

布団にもぐりこむと、ユウスケが風呂に向かい、夏海が部屋から出て行った。
どうやら、疲れていると思われたらしい。
その気遣いに感謝しつつ、眠りに落ちた。


直後判定

そういえばここの矢車さんはまだ完全調和(パーフェクトハーモニー)って言ってるのかな?

>>835 3 よって1
そうですね、判定によって変わります。
この世界だとあんまり天道との因縁は深くないので、独立しちゃってるんですね、話として。

【14日目・リザルト】


門矢士:健康
・15日目に剣崎と昼食の約束

○保有スキル
・天才:一部の行動判定に+1
・レンズ越しの世界:カメラの判定結果を常に失敗とする
・×××:【閲覧できません】


~人物関係欄~
五代雄介:友好/友好
津上翔一:――/――

城戸真司:普通/普通
乾巧:友好(小)/友好(小)

剣崎一真:友好(大)/友好(大)
響鬼:友好(小)/友好(小)

天道総司:友好/友好
野上良太郎:友好/友好

紅渡:友好(小)/友好(小)
左翔太郎:友好(小)/友好(小)
火野映司:――/――

如月弦太朗:――/――
操真晴人:普通/普通

光夏海:友好/友好
小野寺ユウスケ:友好/友好

【閲覧できません】:××/忘却

××××の進行具合:1(15に到達すると……)

はい、14日目終了!

どうでしたでしょうか?
いやー……いまさらですが、13日目の剣崎とのあれこれは書いててすごい……楽しかった。

15日目、行きますか?

いぇあ

>>839 9 高コンマだしこのままいっちゃいましょうか!

【15日目・早朝】

目が覚めて、伸びをしながら欠伸を噛み殺した。
ユウスケはまだぐっすり眠っている。

さて、今朝はどうしよう。


1 ゆっくり登校する
2 ユウスケで遊ぶ
3 登校する(その後の行き先も)
4 自由安価

2

>>841 2 久々にスーパーホモタイム、キター!

ユウスケで遊ぼう。
……ああ、いい響きの言葉だ。

笑顔でユウスケの寝顔を覗き込む。
うん、相変わらず馬鹿みたいに幸せそうだ。いや、馬鹿みたいじゃなく馬鹿だったか。

さて、何をしてやろうか。


1 添い寝(同時に判定)
2 上に覆いかぶさってみる(同時に判定)
3 自由安価

1

>>843 1 判定 2 アチャー

……どうしてこいつはこう鈍いんだ?
普通、他人が布団にもぐりこんで来たら起きるだろ。

平和な寝顔のユウスケが憎たらしい。
まったく、どうしてくれようか。

このまま起きるまで粘っていて夏海に見られたら、いらぬ誤解を招きそうだ。
どうしたものか……


1 粘る(同時に判定)
2 自由安価

見せつけてやればいいさ1(阿部さんスマイル)

>>845 1 判定 9 ここでこのコンマww

ユウスケ「ん……?」パチッ

あ、起きた。
さて、どう反応してくれるものかと期待してユウスケの目を見つめる。

ユウスケ「士……?」

眠そうに眼をこすっていた手が止まった。
それはもう、石になったように。

どうやら、一つの布団に一緒に入っていることに気付いたらしい。
さあ、どう出る……!?


直後判定
高コンマ +1

1も士も楽しんでるな

>>848 9+1=9 あらっ。士は楽しんでる余裕がなくなっちゃいますね。

何が起こったのか、よく分からなかった。

士「おい、何して……」

ユウスケ「なんでお前は、そうやって……」

どうしてユウスケは、こんなに苦しそうな顔をするんだろう。
こんなの、いつものいたずらに過ぎないのに。
それなのに、どうして、こんな。

士「ユウスケ、どけろ」

覆いかぶさられていては、起き上がれない。

ユウスケ「……お前、たぶん、忘れるだろうから言うけどさ」

士「ユウスケ、聞いてるのか?」

ユウスケ「こういうことされると、混乱するんだよ……!」

何を言われているのか、よく分からない。

……頭が、痛い。
この痛みは、どちらの痛みだろう。
意識を呑まれるのか、気を失うだけか、どちらの――


直後判定
高コンマ +1

縺ゅ?繧峨h

>>852 4+1=5 ぎりっぎりですね!



耐え切れないほどの痛みの中で目を覚ますと、どうやら……そういう場面の最中に意識が浮上してしまったらしい。
なるほど、この体の持ち主はこういう趣味なのか……
まじまじと泣きそうな顔をした少年を見ていると、何故だか胸がざわつく。
この少年には、泣きそうな顔は似合わない、と思う。

「……士?」

心配そうにこの体の名前を呼ぶ少年。泣きそうなのは自分なのに、他人の心配をして。
こういう馬鹿は、嫌いじゃない。
この体の持ち主の趣味も、悪くないかもしれない。

「士、どうかしたのか?」

ふむ、どう答えてやるべきか。
無視しようにも、覆いかぶさられていては動けない。


1 黙っている
2 安心しろ、と言う
3 自由安価

>>854 2

「安心しろ」

そう言ってやると、少年がわずかながら不安から解放されたのが分かった。
もう少し具体的に安心させてやろうと、言葉を探す。

「心配しなくても、すぐにお前の『士』が帰ってくる」

自分の言葉に、少年は訝しげな表情をしたかと思うと、信じがたいものを見たような顔になる。
なんだなんだ、まさか自分の正体に心当たりでもあるのか?
生霊とか、二重人格とかだろうか。

それを尋ねようと口を開くも、頭痛に阻まれた。
ああくそ、うっとうしい頭痛だ。


直後判定

なにすんだーディケーイ

>>856 6 あー……アッー!に耐性のない人は見ないようにしようね!

頭痛に沈みそうな意識の中、少年が余計に泣きそうな顔になったのが見えた。
なんだ、どうしてそんな顔をするんだ。
やっぱりこいつの『士』に、自分がくっついてるのが嫌なんだろうか。

「……士」

『士』の名を呼びながら、少年の顔が迫ってきているのが分かった。
ばーか、それだと浮気だぞ。
冗談めかしてそう言う余裕もないまま、意識が痛みに呑まれていった。



夏海「士君!」

いつものように夏海に揺り起こされ、欠伸をしながら食卓に着いた。
……?いつもならユウスケの方から挨拶して来るというのに、今日に限って黙ったままだ。

士「ユウスケ、おはよう」

ユウスケ「あっ、ああ、おはよう……」

士「?」

どうしたんだ、ユウスケのやつ。


直後イベントに移行します。

【15日目・昼休み】

――2-D

昼休みになった。
今日は15日。つまり、剣崎との約束の日だ。

剣崎の席を見ると、弁当を持って立ち上がった剣崎がこちらに向かってくるところだった。


直後判定
友好(大) +1

通りすがりの仮面ライダーだ!

なんてこった…

>>859 3+1=4 ぎりぎり足りんかった。

剣崎「門矢君、行こうか」

士「ああ。まず購買だな」

剣崎「そっか、お弁当ないんだもんね」

とりあえず購買に行くとして、それからどこで食べるとしよう。
そのまま購買で食べてもいいが……


1 購買
2 中庭
3 屋上
4 自由安価

2

>>862 2

――中庭

天気は上々、温かい日差しが心地いい。

剣崎「それじゃあ、いただきます」

士「いただきます」

購買のメニューはやはりうまい。
そういえば、剣崎はいつも弁当のようだが、中身の方は……

剣崎「ん、どうしたの?」

……うまそうだ。
非常に、うまそうだ。

士「お前、いつも弁当なんだな」

剣崎「うん、朝、時間がある時はね」

うまそうだ。


1 一口もらう(同時に判定)
2 我慢する
3 自由安価

>>865 1 判定 8

士「剣崎、一口もらっていいか」

欲求に従ってそう言うと、剣崎はあっさり頷いて唐揚げを差し出してきた。

剣崎「はい」

士「んむ」

剣崎「ウェッ!?」

……?
差し出された唐揚げを食べただけだというのに、どうして驚いているんだろう。

剣崎「てっきり、お箸は自分で持つのかと……」

士「ああ、悪いな。にしてもうまいぞ、これ」

剣崎「そう?よかった、作った甲斐があるよ」

剣崎は料理上手らしい。
こうして、のんびりと昼食をとった。

【15日目・放課後】

放課後になった。
これで今日はもうチャイムに縛られずに行動できる。

さて、何をしようか。


1 寮に帰る
2 自由安価

部活動を見てみる

>>869

部活動を見てみるとしよう。
さて、どの部活を見ようか……


1 欲望部
2 鳴海探偵事務所
3 サッカー部
4 野球部
5 剣道部
6 新聞部
7 水泳部
8 自由安価

壁|w0)5

>>871 5 同時に判定って入れ忘れたけど6だから大丈夫だった。

――武道場

目当ての人物はすぐに分かった。
高身長で、凛とした空気をまとった剣士。

こんな腕前で正式に部に所属していないとは、本当にもったいない。

試合を終えてひと息ついている剣崎に、声を掛けようか?


1 今日はもう終わりか聞く(同時に判定+2)
2 褒める
3 自由安価

2

>>873 2

士「相変わらず綺麗な型だな、剣崎」

剣崎「門矢君!見てたんだ」

士「ああ、いい試合だった」

剣崎「ありがとう」

防具を脱いだ剣崎が、嬉しそうに笑った。
先程の試合運びを見る限り、本当に腕の傷も治ったようだ。

士「本当によかった」

剣崎「またまた、褒めても何も出ないよ?」

士「笑顔が充分出てるぞ」

剣崎「それは……だって、嬉しいから」

そこまで大仰に褒めたわけでもないが、剣崎は充分喜んだらしい。
さて、何かほかに言いたいことはあっただろうか。


迷惑じゃなかったら、一緒に帰らないか?

>>875

士「迷惑じゃなかったら、一緒に帰らないか?」

剣崎「迷惑なんて、そんな」

そう言いながら、剣崎が顎に手を当てて何事かを考え始めた。
どうやら、予定があったかどうか思い出しているらしい。


直後判定
友好(大) +1

鬟帙∋

かわいい(真顔)

>>877 2+1=3 あら、残念。

剣崎「うーん……ごめんね、用事があって」

士「そうか。ならいい」

剣崎「本当にごめんね。また誘ってくれると嬉しいけど……」

士「気が向いたらな」

剣崎「うん!」

元気良く頷いた剣崎は、更衣室へ向かって行った。
ついて行くわけにもいかないし、今日のところは大人しく帰るとしよう。

【15日目・夜】

さて、夕食は済ませた。この後の時間は自由だ。
今日はユウスケの落ち込んだ態度が少々気になったが……
明日には元に戻っていることだろう。

これからどうしようか。


1 さっさと寝る(起床判定に+2)
2 自由安価

>>882 1

今日もさっさと寝て明日に備えよう。

夏海とユウスケもそのつもりらしく、夏海は部屋に戻りユウスケも自分の布団に入っている。
明日はどんな一日になることやら、と考えながら目を閉じた。


直後判定
関連イベント +1
昨日の判定で+1し忘れてたことは気にしないでください。

剣崎かわいい(真顔)

>>884 6+1=7 よって2

【15日目・リザルト】


門矢士:健康

○保有スキル
・天才:一部の行動判定に+1
・レンズ越しの世界:カメラの判定結果を常に失敗とする
・×××:【閲覧できません】


~人物関係欄~
五代雄介:友好/友好
津上翔一:――/――

城戸真司:普通/普通
乾巧:友好(小)/友好(小)

剣崎一真:友好(大)/友好(大)
響鬼:友好(小)/友好(小)

天道総司:友好/友好
野上良太郎:友好/友好

紅渡:友好(小)/友好(小)
左翔太郎:友好(小)/友好(小)
火野映司:――/――

如月弦太朗:――/――
操真晴人:普通/普通

光夏海:友好/友好
小野寺ユウスケ:友情(??)/友情

【閲覧できません】:××/忘却

××××の進行具合:3(15に到達すると……)

はい、15日目終了です。

一応士の名誉のために言っておきますが、
ユウスケのあれは未遂です。

今日はもう眠いので、寝ちゃいますね。
おやすみなさい。

おやすみ

剣崎がヒロインになったら、他のライダーを片っ端から片想いさせて、その様子を眺めたいという欲望ががががが

剣崎ペロペロ






剣崎ウッ…グスン

翔一のエンカウント率の低さにワロタ

おはようございます。
ヘルニアがすごい(小並感)な>>1です。

>>889
素晴らしいッ!

>>890
もしぺろぺろできるなら>>1はやさぐるま姐さんのおみ足を(ry

>>891
けっこうコンマにいれてるつもりですけど、出ませんね……

人がいらっしゃるようなら、今日もほぼ一日やりたいなーとか思っちゃったりして。

うーん、いなさそうですね。
それじゃあ夜に来ます。

SSS投下しようかなあ、どうしようかなあと思ってる>>1です。
夜に来ますとか言って昼に来ました、すいません。
矢車姐さんの足を影山が撫でるアホなSSSとか書いてたらテンション上がってやばい。

やっぱり人は……いませんよね?

いませんね、やっぱり。

それじゃあ今度こそ、夜に再び現れると思います。

こんばんはー!
人はいらっしゃいますでしょうか?
いらっしゃったら始めたいんですが……

とりあえず直後、起床判定
早寝 +2

矢車姉さんの足を撫でる…だと……!?

>>897 1+2=3 矢車姐さん書くのが楽しすぎてWordが姐さん×影山だらけなんですよねー

【16日目・朝】

夏海「士君、起きてください!」

士「うるさい……」ゴロゴロ

ユウスケ「士、早く起きないと……」

夏海「秘伝・笑いのツボ!」グッ

士「――!?」

朝から笑い過ぎて死ぬかと思った。


直後判定
12 音楽
34 地理
56 体育
7-0 購買

パーフェクトハーモニー

>>899 3

――2-D

五代「それで、この地域で見られる特徴は――」

今日も今日とて、眠気が襲ってくる。
寝ようとすれば絡まれて面倒だと分かってはいるが……

五代「門矢君、眠気覚ましに頭の体操をしようか」

ほら来た。
仕方ない、付き合ってやるか。

士「いいぞ、何でも答えてやる」

五代「それじゃあ今日は倫理の問題を出すね。
   神は死んだ、という言葉や、ツァラトゥストラはかく語りきなどの著作を遺したのは?」


1 エラスムス
2 ヤスパース
3 ニーチェ
4 キルケゴール

>>902 3

士「ニーチェだ」

五代「その通り!」

ニーチェというと、ニヒリズムとか、超人とかの単語が飛び出してきた気がする。

五代「門矢君は本当にどんな問題でも解けるんだね」

士「俺だからな」

五代「そっか。すごいなあ」

ぱちぱちと手を叩かれて、悪い気はしなかった。

【16日目・放課後】

放課後になった。
西日が教室に差し込んでいる。

さて、これからどうしようか。


1 寮に帰る
2 自由安価

散歩

>>905

散歩でもしてから寮に帰るとしよう。
そう決めるが早いか、席を立って教室を出た。

何か、面白いことに出会えるだろうか?


直後判定
1 出会えない
23 オエージ!
45 翔一ちゃんと……
67 二人で一人の……
89 剣崎
0 ???

>>907 1 アッー!

面白いくらい何にも出会わないまま時間が流れていった。
空を見上げれば、夜の闇が迫りつつある。
あまり遅くなって心配をかけてもいけないので、さっさと帰るとしよう。

【16日目・夜】

一日が過ぎるのは早いもので、もう夜だ。
夕食は終えたことだし、寝るまでの時間をどう使ったものか。


1 さっさと寝る(起床判定に+2)
2 自由安価

>>910 1

今日はもう寝るとしよう。
欠伸をしながらベッドに向かうと、二人が「おやすみ」と声を掛けてきた。

それに返事をしながら布団にもぐりこみ、目を閉じる。
眠りはすぐに訪れた。


直後判定
関連イベント +1

矢車姉さん

>>912 7+1=8 よって2

【16日目・リザルト】


門矢士:健康

○保有スキル
・天才:一部の行動判定に+1
・レンズ越しの世界:カメラの判定結果を常に失敗とする
・×××:【閲覧できません】


~人物関係欄~
五代雄介:友好/友好
津上翔一:――/――

城戸真司:普通/普通
乾巧:友好(小)/友好(小)

剣崎一真:友好(大)/友好(大)
響鬼:友好(小)/友好(小)

天道総司:友好/友好
野上良太郎:友好/友好

紅渡:友好(小)/友好(小)
左翔太郎:友好(小)/友好(小)
火野映司:――/――

如月弦太朗:――/――
操真晴人:普通/普通

光夏海:友好/友好
小野寺ユウスケ:友情(??)/友情

【閲覧できません】:××/忘却

××××の進行具合:5(15に到達すると……)

何もない一日でしたね……

気分を切り替えて、17日目いきましょう!

直後起床判定
早寝 +2

はい

>>915 1+2=3

【17日目・朝】

起きていそうで起きていない、そんな時間はとても心地いいと思う。
だからこそ、そこで肩を揺さぶられると驚きもするわけだ。

夏海「士君!」

士「……朝から驚かせるな、夏みかん」

文句を言いながら起き上がり、伸びをする。
昨日のようにツボを押されてはたまったものじゃない。


直後判定
12 政経
34 地理
56 体育
7-0 購買

>>917 1 何この低空飛行。

――2-D

「――だから、こういう時需要は下がるってわけ」

政治経済の授業中、真面目に聞く気のない自分は机に顔を伏せるか空を見上げるかだ。
教師は何やら熱心に説明しているが、聞かなくても分かるものを聞くつもりはない。
今日も空は青い。いい天気だ。

「あのさ、おたく、もうちょっと分かりにくくさぼってくれない?」

突然近くで声が聞こえたと思い視線を向けると、教師がすぐそばにいた。

「そこまで分かりやすいと注意しなきゃいけないわけよ」

士「悪いな。確か……」

だめだ、全く名前が出て来ない。
教師は呆れたようにため息をつきながら自己紹介した。

北岡「北岡秀一。覚えとけよ?それと、授業を聞かないのはいいけどテストは真面目に受けること」

士「分かってる。テストは大得意だ」

北岡「ふーん。それじゃあ抜き打ちテストだ。
   諸国民の富を著したイギリスの経済学者は?」


1 ソクラテス
2 プラトン
3 アリストテレス
4 アダム・スミス

4

>>919 4

士「アダム・スミス」

北岡「正解!ま、これくらいは常識か。
   それじゃあ授業再開。他の生徒はしっかり聞くこと」

ハーイ

何だか適当な教師だ。
こんなんでよく教員免許が取れたもんだな。

【17日目・放課後】

放課後になると、一気に開放的な気分になる。
他の生徒もそれは同じなのか、ほとんどが楽しそうにおしゃべりしたり、
のんびりくつろいだりしている。

さて、自分はどうしようか。


1 寮に帰る
2 自由安価

スーパーへ

>>923

帰り道で買い物をしてもいいだろう。
まあ、無理に何かを買わなくてもいいんだが。

そう思いながらスーパーへ向かった。


直後判定
1 誰にも会わない
23 翔一ちゃんと荷物持ちの……
45 甘いものを買い込む女子生徒
67 オエージ!アイスだ!
89 渡と……
0 自由安価

あーあ、ダメですよ氷川さん

>>925 1

――スーパー

様々な商品が並ぶスーパーの中を歩くが、特にめぼしいものもない。
残念だが、収穫は見込めなさそうだ。

今日のところは大人しく帰るとしよう。
星が見え始めた空を見上げて、帰路につくことを決めた。

【17日目・夜】

夕食を終え、夏海とユウスケはのんびりとしている。
自分はこれからどう過ごそうか……


1 さっさと寝る(起床判定に+2)
2 自由安価

散歩に行く

>>928

散歩に出るとしよう。
二人に出かけることを伝えて部屋を出る。

さて、今夜は何かに出会えるだろうか。


直後判定
1 出会えない
23 真司と手塚
45 たっくんと……
67 剣崎
89 リーゼント
0 ???

>>931 4 並び替えると913だからって……(笑)

――遊歩道

のんびりと散歩を楽しんでいると、前方から歩いて来る影。
二人連れらしいが……
背の低い方、おそらく女は袋を提げている。コンビニにでも行った帰りだろうか。

そんなことを考えながらすれ違いかけて、足を止めた。
向こうも同じように足を止める。

士「なんだ、巧か」

巧「何だとは何だよ。私じゃ悪いか」

相変わらずむすっとした顔をしているが、もしかすると隣の男は……

士「彼氏か?」

巧「は?」

「冗談はやめてくれないかな。俺と彼女はただの知り合いだよ」

それまで黙っていた男が微笑みながら口を開いた。
さわやかな好青年、といった印象だ。

草加「君、乾さんの知り合いかい?俺は草加雅人。よろしく」

士「門矢士だ」

挨拶を交わしただけだというのに、巧は眉間にしわを寄せている。
いったい何が気に障ったんだろうか。


直後判定
十の位 巧→草加
相性 -1

一の位 草加→巧
相性 -1
真理 -1

スタンディバーイ

>>934 巧→草加 7-1=6 好意(小) ファッ!?
     草加→巧 5+2=3 友好(偽) ぶっちゃけこいつはこれしかないと思う。

巧「ずいぶん愛想がいいな、草加」

草加「いつも通りだよ」

士「なんだ、いつもはもっと愛想が悪いのか?」

草加「いいや、乾さんはちょっと……嘘つきなところがあるからね」

巧が嘘をつくかどうかはともかく、いたって普通に見えるが、どうなんだろう。

巧「……いいから、帰るぞ」

草加「そうだな。真理も待ってるだろうし」

士「真理?」

草加「俺たちの共通の友人だよ」

士「だいたい分かった。そいつを通して親しくなったんだな」

草加「そんなところかな」

巧「親しくなんてねーよ」

険しい表情で言っているが、これはたぶん照れているだけだろう。
そうでないと、こんな夜に一緒にいる理由が分からない。

草加「それじゃあ、また」

士「ああ、またな」

巧「……」

最後まで巧は不機嫌そうな顔のままだったが、何なんだろう、あれは。
……まさか、照れ隠し?
いや、まさか。

あっ、直後判定忘れてた。

直後判定
関連イベント +1

青い隕石が地上におりて

>>937 8+1=9 よって3 さらに……



「……とうとう僕を始末する気になったのか?」

眠っている男に手を伸ばすと、目を開けてそう言われた。

――さあな

わざとらしい笑顔でそう言ってベッドから降りる。

「それとも夜這いかい?僕にそっちの趣味はない、他を当たってくれ」

――何だ、お前なら喜ぶかと思ったんだがな

怪我をした体では何の反撃もできまいし、できたとしても自分に敵うはずもない。
そう高を括って意地悪く笑いながら言ってやると、男が顔をしかめた。

「僕は、君のことが、本当に嫌いだよ」


【17日目・リザルト】


門矢士:健康

○保有スキル
・天才:一部の行動判定に+1
・レンズ越しの世界:カメラの判定結果を常に失敗とする
・×××:【閲覧できません】


~人物関係欄~
五代雄介:友好/友好
津上翔一:――/――

城戸真司:普通/普通
乾巧:友好(小)/友好(小)

剣崎一真:友好(大)/友好(大)
響鬼:友好(小)/友好(小)

天道総司:友好/友好
野上良太郎:友好/友好

紅渡:友好(小)/友好(小)
左翔太郎:友好(小)/友好(小)
火野映司:――/――

如月弦太朗:――/――
操真晴人:普通/普通

光夏海:友好/友好
小野寺ユウスケ:友情(??)/友情

【閲覧できません】:××/忘却

××××の進行具合:8(15に到達すると……)

うーん、時間が厳しいですね……
まあどうにかなる、かな?

18日目いきましょう!

直後起床判定

やあー

>>942 9

【18日目・早朝】

すっきりとした目覚めを迎えた。
二度寝をする気にもならない。

さて、何をして過ごそうか。


1 ゆっくり登校する
2 ユウスケで遊ぶ
3 登校する(その後の行き先も)
4 自由安価

>>944 1

たまにはゆっくり登校するとしよう。
朝の街をのんびり観察する機会なんて、そうそうない。

何か面白いものが見られるかもしれない。


直後判定
1 何もなし
23 晴人とコヨミ
45 翔一ちゃんと……
67 剣崎
89 不運少女
0 自由安価

はい

>>946 0

よって、会いたい人物の名前をどうぞ。

剣崎

>>949 剣崎

――通学路

欠伸を噛み殺しながら歩いていると、背の高い後姿を見つけた。
女子とは思えないあの身長は、まさしく……

士「剣崎、おはよう」

振り返ったのはやはり剣崎だった。

剣崎「おはよう、門矢君」

以前のことがあるため、つい怪我がないか確かめてしまうが、どうやら平気そうだ。
あれはいったいなんだったのか……

剣崎「どうかしたの?」


1 改めて聞いてみる(同時に判定+2)
2 他の話題(具体的にどんな話題なのかも)
3 自由安価

>>951 1 判定 4+2=6

士「以前のことを考えていたんだが」

剣崎「以前の……?」

士「お前の怪我のことだ」

こちらは真剣な顔をしていたのだが、何故か剣崎が嬉しそうな顔をした。

剣崎「……心配してくれてるんだ。ありがとう」

士「当たり前だ。それより、あの怪我。どうしてあんな怪我を負ったんだ?」

剣崎「それは……えっと……」

途端に困ったような顔をされる。そんなに話したくないことなんだろうか。

剣崎「勝手に話せない、かな」

士「というと、その怪我に関係のあるやつがいるのか。
  例えば……怪我を負わせた張本人とかが」

剣崎「ううん、そんなんじゃないよ!」

慌てたように剣崎が首を振った。

剣崎「むしろ助けられてるっていうか……」

士「どういうことだ?」

剣崎「うーん……詳しく話すと怒られちゃうから……ごめんね?」

どうやら剣崎にも立場というものがあるらしい。
あまり無理に聞くのもどうかと思うが……


1 とにかく気を付けるように言う(同時に感情判定)
2 それでも聞きたい(同時に判定)
3 自由安価



剣崎→士の判定はスキル「博愛主義者」により8以上のみ成功とする

>>953 2 判定 1 アチャー

士「だが……それでも気になる。話してくれないか」

食い下がると、剣崎が険しい表情を浮かべた。

剣崎「だめだよ」

はっきりとした拒絶の言葉だった。

剣崎「簡単に話していいことじゃない」

士「……そうか」

剣崎「心配してくれたのは嬉しいけどね」

そう言って微笑んだのはいつもの剣崎だった。
これ以上追及しても答えてはくれないだろう。
そのまま、二人で教室へ向かった。


直後判定
12 音楽
34 地理
56 体育
7-0 購買

>>955 5

――グランド

今日の種目は何だったか……

響鬼「みんな、今日は縄跳びだよー」

……マジか。
持って来てないぞ、と声を上げかけたところで、響鬼が地面に置いた箱を指さした。

響鬼「縄はこの中にあるからね」


直後判定
1 何もなし
2-4 晴人
5-7 響鬼先生
8-0 剣崎

>>957 4

箱の中の縄に手を伸ばしたところで、誰かと同じものを掴んでしまった。
顔を上げると、晴人がこちらを見ている。

士「久しぶりだな」

晴人「そうだね」

……挨拶を交わしながらも、お互い手を放す気はないらしい。
どうしたものか。

士「おい、あっちの色の方がお前には似合ってるぞ」

晴人「門矢君こそ、ピンク色とかいいんじゃない?」


1 放さない(同時に判定)
2 ピンクにする(同時に判定)
3 自由安価

マゼンタだし2

>>959 2 判定 7

士「……仕方ないな」

大岡裁きよろしく、こういうのは先に手を放した方の勝ちだと思っておこう。
素直にピンク色の縄を手に取ると、クラスの女子が歓声を上げた。

女子A「門矢君、すごーい!ピンク色も似合っちゃうなんて、かっこいー!」

女子B「ほんと、男の子なのにピンクが似合うなんて!」

女子C「ピンク好きなの?ちょっとかわいいかも!」

……まあ、悪い気はしない。
晴人はというと、悪びれもせずに笑っている。

晴人「よかったね、モテモテだよ?」

士「お前のおかげでな」

晴人「もっと感謝してくれてもいいからね。
   ドーナツをおごってくれたり……」

士「誰がおごるか」


操真晴人:友好(小)を獲得

【18日目・放課後】

放課後になったことを知らせるチャイムが鳴った。
教室には途端に生徒たちの話し声が広がる。

さて、これからどうしようか。


1 寮に帰る
2 自由安価

川 原

>>963

川原でもぶらつこう。
そう決めて、鞄を持って席を立った。

さて、今日は何が起こるやら。


直後判定
1 何も起こらない
23 たっくん
45 渡と……
67 真司
89 リーゼントと……
0 ???

そんなに河原が好きか

>>965 6 まあ>>1が海好きなのと同じようなもんでしょう。

川原を歩いていると、どこかで見たような女子生徒が走ってきた。
女子生徒はこちらを見て首を傾げつつ足を止める。
そして、ポンと手を叩いて声を上げた。

真司「えーっと、門矢!」

士「……真司か」

思い出した。以前、占い師の手塚と一緒にいた女子だ。
そういえばこいつ、手塚に明らかに気がありそうだったな……


1 手塚について聞いてみる(同時に判定)
2 何をしていたのか聞いてみる(同時に判定)
3 自由安価

>>967 1 判定 5

士「以前、お前と一緒にいた手塚のことだが……」

真司「て、手塚がどうした!?」

分かりやすっ。
ここまで反応の分かりやすいやつも滅多にいないだろう。

士「少し聞きたいんだが」

真司「な、なんだよ……」

警戒されているが、一応答える気はあるらしい。


1 どういう関係なのか聞く
2 好きなのか聞く(同時に判定)
3 自由安価

2!

>>969 2 判定 2

士「好きなのか?」

というか、十中八九好きだろう。
しかし、真司は眉間にしわを寄せ、首を左右に振った。
顔は真っ赤だが。

真司「ぜんっぜん!」

士「……」

分かりやすすぎて、なんとも……
だが、一応本人が否定していることだし、あまり突っ込んだことも言えないか。

真司「それじゃあ俺、取材があるから。じゃあな!」

早口にそう言って駆け出した真司の背中を見送る。
自分はそろそろ帰るとしようか。

【18日目・夜】

夕食の後、ソファーでくつろぎながらこれからどうしようか考える。
明日に備えて寝てもいいし、出掛けたっていい。

さて、どうしよう。


1 さっさと寝る(起床判定に+2)
2 自由安価

バイクでツーリング

>>972

最近は徒歩が多かったが、たまにはバイクもいいだろう。
街を一巡りしてから帰ってもいい。

そんなことを考えながら外に出た。


直後判定
1 誰にも会わない
23 翔一ちゃんと……
45 響鬼先生と……
67 オエージ!
89 ゲゲゲー!
0 ???

>>974 2 口調、合ってるかなあ……

――海岸沿い

潮風の吹いている道でバイクを走らせていると、連れ立って歩く二人の姿が目に留まる。
何てことはない、恋人同士か何かだろうかと思ったが……

少女の方に見覚えがある。
確か、以前魚の口に指を突っ込んでいた。

興味がわいてバイクを停め、男の方に視線を移すと、
とても少女と恋人とは思えない年齢のようだ。

中年男性と少女……何やらいけない雰囲気だが、どうしようか。


1 声を掛ける
2 気にしない
3 自由安価

1

>>976 1

士「おい、こんな夜中に奇妙な取り合わせだな」

バイクから降りて歩み寄りながら声を掛けると、二人の視線がこちらに向いた。
そこで気付いたが、男は買い物袋を手にしている。
親子……には見えないが、もしかすると親子なのか?
しかしこの年頃で二人仲良く買い物、というのも不自然だ。

「えーっと、どちら様ですか?」

不思議そうに少女が首を傾げた。男の方はため息をついている。

「他人の事情に首を突っ込んで回るのは控えろ、門矢士」

!?
どうして名前を知られている……?

「知り合いですか?」

「そのはずだが、向こうは覚えていないらしいな。
 門矢、俺はお前に何度も教室で会っているはずだ」

ということは、まさか……教師?

木野「生物担当、木野薫だ。思い出したか?」

士「悪いがまったく分からん」

木野「毎回寝ているか空を見上げているかだからな……」

翔一「はいはい!ちなみに私は津上翔一です!」

木野「津上、門矢は2年だ。敬語を使う必要はない」

翔一「なーんだ、そうなんですか!それじゃあよろしく、門矢君」

手を差し出された。


1 とりあえず握る
2 二人の関係を尋ねる
3 自由安価



どれを選んでも感情判定は行います
十の位 翔一→木野
年の差 -1

一の位 木野→翔一
年の差 -1

あい

>>978
判定がやばいww
けど、選択肢を選んでください……

めんご
1

>>980 いえいえ。選択肢は1ですね。判定もこっちにしときます。
翔一→木野 0-1=0 好意(大) ファッ!?べた惚れやないですか……
木野→翔一 4-1=3 信頼 おう……子供には興味ないですか、そうですか。

とりあえず、握っておこう。

翔一「よろしくね!」

人懐こい笑顔だ。いわゆる癒し系かもしれない。
そんなことを思っていると、木野が袋の中身を見て顔をしかめた。

木野「津上、早く帰らないと魚が傷む」

翔一「あ、そうですよね。すいません」

えへへ、と笑いながら翔一が手を振ってきた。
一応振り返しておく。

翔一「じゃあ、またね!天王寺君!」

士「門矢士だ」

翔一「あ、ごめんね、門矢君!」

木野「あまり遅くならないように」

二人はそのまま歩き去ってしまった。
どういう関係なのか聞きそびれたが、まあ、そのうち機会もあるだろう。


津上翔一:友好を獲得


直後判定
関連イベント +1

陽炎の中で揺れてるハゲ

>>982 1+1=2 よって1

【18日目・リザルト】


門矢士:健康

○保有スキル
・天才:一部の行動判定に+1
・レンズ越しの世界:カメラの判定結果を常に失敗とする
・×××:【閲覧できません】


~人物関係欄~
五代雄介:友好/友好
津上翔一:友好/友好

城戸真司:普通/普通
乾巧:友好(小)/友好(小)

剣崎一真:友好(大)/友好(大)
響鬼:友好(小)/友好(小)

天道総司:友好/友好
野上良太郎:友好/友好

紅渡:友好(小)/友好(小)
左翔太郎:友好(小)/友好(小)
火野映司:――/――

如月弦太朗:――/――
操真晴人:普通/普通

光夏海:友好/友好
小野寺ユウスケ:友情(??)/友情

【閲覧できません】:××/忘却

××××の進行具合:9(15に到達すると……)

はい、18日目終了です!
実はアギトで一番好きな木野さん……
口調に自信のない木野さん……
翔一ちゃんに惚れられてる木野さん……
最高ですね(迫真)

19日目、いきましょう!

直後起床判定

片思いは相手の思いに気づいたうえで知らないふりをしている可能性も

>>985 3

【19日目・朝】

最悪の朝だ。

士「ははははは!」

夏みかんに、ツボを押されて、飛び起きる。
字余り。

夏海「たまには自分で起きてください」

士「き、昨日は、自分で、ははは!」

ユウスケ「朝ごはんの用意できたぞー」

夏海「はーい」

士「ま、待て!くっ……ははは!」


直後判定
12 生物
34 地理
56 体育
7-0 購買

仮面ノリダー

>>988 6

――グラウンド

響鬼「今日の体育はサッカーだからね。特に下半身の準備運動をしっかりすること!」

ハーイ

響鬼「それじゃあ各自で準備運動始めてね」

……とのことだが、どうしようか。
一人でしてもいいが……


1 一人でする(同時に判定)
2 自由安価

剣崎誘う

>>990

士「剣崎、一緒に準備運動をするぞ」

剣崎「えっ?うん、いいけど……私でいいの?」

士「そうじゃなきゃ声はかけない」

そう言うと剣崎は照れたように頭をかいた。

剣崎「そ、そっか……」

士「ほら、さっさとするぞ」


直後判定
1-4 普通の準備運動
5-8 背中押したり押されたり
90 何かが起こる……

なるか

>>992 0 (愕然)

続きは新しいスレで……
ここは埋めちゃいましょう。

↓新スレ
【TS】門矢士「学園恋愛ゲームの世界か」パート4【安価・コンマ】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1390832564/)

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