えり「贈り物?」恒子「そーそー…」(273)

あらすじ3行
咏さんのストレスMAX。原因は勿論えりさん
クリスマス、えりさんの運命やいかに
その頃ふくすこはお互いの贈り物片手に幸せで一杯なのであった

さて、まったりいきまする

………………

おふろあがり

えり「……ふぅ……」ゴシゴシ

えり(やっぱり、咏さんの家のお風呂は広い…)

ガチャ

咏「えーりーちゃーん!」

えり「きゃっ……」

咏「先に布団入ってるかんねーっはよ来いよー?」

えり「は、はい。わかりました…」

咏「んー♪」

えり(ん……)

えり(てっきり、一緒に布団に入るものだと思っていたけど……)

えり「…………」

えり「!?///」カァァ

えり(わ、わた、今、何考え……ッ!?)

えり(そんな、期待してるみたいな、そんなことって!)アワワワ

えり(な、ないない!そんなの、断じてない!)ブンブン

えり(…きっと、のぼせたのよ。そう…きっとそう…)

えり(そう、に、決まってる!…それだけなんだから!)

三尋木家 寝室

えり「………?」

えり(咏さん、どこにいるんだろ…)

えり(……ああ)

バサッ

咏「ほ?」

えり「…そっち、私の布団なんですが」ニガワライ

咏「知らんし~…さみーから布団かけて~」

えり「あの、だから自分の布団に…」

咏「さみーから一緒に寝よーぜぃ~」

えり「えっ……えぇっ!?」

咏「驚くことじゃなくねー?知らんけどー」

えり「そ、そんな、だって…」

咏「一緒に寝るなんていつものことじゃんか~」

えり「さ、最近はあんまり……」

咏「いーからほれ、さっさと入るがいい」ポフポフ

えり「……しつれい、します……」

咏「おーおー、しつれーしちゃって」

えり「…………」ゴソゴソ

えり「…はふ…」ポフ

咏「んー…えりちゃんあったけー…」ギュー

えり「ぅ………///」

咏「なに照れてんだよー」

えり「てっ…照れてませんっ」

咏「へーへー。んじゃ…」

えり「は、はい…っ」

咏「おやすみぃ~」

えり「は、はい…おやすみなさい」

咏「んー……」

えり「…………」

えり(…やっぱり、一緒のお布団に入ると…)

えり(あったかいな…)

えり(…………)

えり(明日は、クリスマス・イヴ…)

咏「すぴー……」zzZ

えり(…生きていられるかなぁ…)ドンヨリ

………………

翌朝 クリスマス・イヴ 当日

えり「……ん……」

えり「……………」

えり「あれ、咏さん……?」

えり(もう起きたのかな……)

えり(…とりあえず、私も…)ゴソゴソ

えり「おきよ……」

えり「……ふぁ」

えり(入院生活のせいか、体鈍ってるなぁ…)

咏「~♪」

えり「おはようございます…」

咏「おー、おっはよー!」

えり「随分お早いですね…」

咏「だってさ、クリスマスだぜ?クリスマス!」

咏「うっひょ、たまんねー!」ワクワク

えり「…………」

咏「ん?なんだい、えりちゃん」

えり「い、いえ、別に……」

えり「…………」

咏「~♪」

えり(気のせい、でしょうか…)

えり(笑顔でクリスマスソングを口ずさんでいるだけのはずなのに…)

えり(それが、なんとなく…怖いと感じるのは)

えり「………っ」ブルッ

えり(…気のせい、よね…?)

咏「~♪」

えり(…もう、考えたって仕方ないのに…)

えり(とりあえず、飲み物飲も…)カパッ

えり「………え?」

咏「お?ビックリした?」

えり「え?ぁ…なんですか、これ…」

咏「いやー。えりちゃんが入院したりなんだりで、クリスマスの準備全くしてなかってじゃん?」

えり(うっ)グサ

咏「だからねぃ、すこやんに色々教わってインターネット注文とやらをやってみたんよ~」

咏「いやー、便利な時代になったもんだねぃ!」フリフリ

えり「ケーキや…あ、チキンもあるんだ…すごい…」

咏「それ受け取るために早起きしたんよー」

えり「なるほど…」

咏「でも、通販って面白いねぃ!なんか知らんけど、調子乗って色々買っちまったよ~」

えり「へぇ……」

咏「……ちなみに、これはちゃーんと自分の足で買いに行ったぜ?」

えり「?」

咏「ほらよ」コトッ

えり「これは…?」

咏「クリスマスプレゼントに決まってんだろ?」

えり「くり……」

えり「プレ、ゼント……?」

咏「おー」

えり「…………」

咏「いやー、頑張ったんだぜ?店たっくさん回ってさ~」

えり「…………」

咏「こーゆーのよくわかんねーし、気に入るかわかんねーけど……」

えり「…………」

咏「……えりちゃん?」

えり「…………」タラタラ

咏「あの…どした?」

えり「……あ……の、です…ね?」

咏「おー」

えり「私……えっと、入院…とか。してたじゃない…ですか」

咏「おー」

えり「それで…その…その前は、恒子さんや…健夜さんの、ね?」

咏「…おー」

えり「で…あの、……えっと……そのぅ……」

咏「……あっはっはっは!」

えり「…あ、はははは」ニコッ?

咏「はっはっ……笑えるかぁーー!!!」

えり「ごめんなさい!ごめんなさい!」

咏「こっちもさ、プレゼントが欲しいわけじゃないわけさ!」

えり「は、はい…」

咏「でもさ、でもさ、なにその“忘れてました”みたいな!?」

えり「…わすれてました…」

咏「ええい言わんでいい!!」

えり「ごめんなさい!」

咏「うるせー!こっちがせっかくちょっと優しくしてたのに怒らせやがって!」

えり「うぅぅ……」

咏「………ったく」ハァ

えり「……ごめんなさい……」シュン

咏「…とりあえず、ほれ」

えり「……?」 

咏「…開けてみな。せっかくあげたんだから」

えり「…いいん…ですか…?」

咏「あったりまえだろーが。えりちゃんにあげるためにコッチは苦労して買ったんだから」

えり「咏さん…」

咏「……ん」

えり「…ありがとう、ございます」

咏「おー、さっさとせぃ」

えり「……はいっ」ニコッ

えり「………」ゴソゴソ

咏「…………」チラッチラッ

えり「…これ…万年筆?」

咏「…使ってたペン、インク切れてただろ?」

えり「覚えてたんですか…?」

咏「もち。…だから、さ。ちょうどいいっしょ?」

えり「…ありがとうございます…!」パァ

咏「…………」ホッ

えり「大事にします…!」

咏「…おー。大事に使えー」ニッ

えり「…………♪」

咏「…………」

ぎゃああああ上司から呼び出し食らったorz
11時前には帰ります!スイマセン!

咏「……さて?」

えり「?」

咏「まぁね?最初は“体調崩してたし少しは手加減してやるか~”とか思ってたけどさぁ~?」

えり「………!」

咏「もうさ。いいよね?てかいいっしょ。どんだけガマンさせんのかと。知らんけど」

えり「え、えっと」

咏「っつーわけでー」サッ

えり「……電卓?」

咏「まずー、ふくよんとすこやんに取られた時間。3週間ね」カタカタ

咏「んで、そのうち3日はえりちゃんの休日」

咏「大体、一晩に…2回くらいヤると考えて…休日には4回って考えちまえ。んでー」

えり「ちょ、ちょっと…!?」

咏「“埋め合わせはクリスマス”、だっけ?3回プラス」

咏「ふくよん、すこやんのこと黙ってたことで更に3回」

咏「プレゼント忘れてたのでまたプラス2回」

咏「キリがいいのと覚えやすいのとムシャクシャするから更にプラス2回」

えり「むしゃく……って……!」

咏「計、40っと」タンッ

えり「は……はい……?」フルフル…

咏「40回」

えり「な……なにが……?」

咏「えりちゃん。イかす」

えり「ひッ!?」ビクッ

えり(殺される!これ殺される!!)ガクブル

咏「…………」ニヤニヤ

えり「……ね…がい……」ガクガク

咏「ん?」

えり「お願いします、こんな、無茶苦茶…!身体が保ちません!」

咏「いや、知らんし」

えり「後生です!許してください!!」シガミツキッ

咏「…………」

えり「お願い……ほんとに……むり……」フルフル

咏「………」ニヤッ

咏「……まぁ?こっちもオニじゃないし?」

咏「条件によっちゃあ、すこーし譲歩してやらんこともないけどねぃ~?」

えり「!」

えり「お願いします、なんでもしますから!」

咏「……ほほう?」

えり(40回なんて絶対に死んじゃう…!)ウルウル

咏「なんでもかぁ~なんでも。うんうん♪」

えり(…し、死ぬより、マシよ…!)

咏「とりあえず、着替えてもらおうか♪」

えり「…き…きが……え……?」

………………

咏「おー、おーおー!」

えり「…………っ」プルプル

咏「うーん、やっぱ想像通り!かーわいいねぃ~!」

えり「くぅぅ………っ///」ギュゥ

咏「長いのと迷ったけど、それで正解だったねぃ~ミニスカサンタ」

えり「これ…短さにも限度があるでしょう……っ!」

えり「しかも、サイズ違うし……!これ…キツ……っ」

咏「ネットだとサイズよくわかんないからねぃ」

咏(ま、間違えて正解だったけど。目の保養で)ニヤニヤ

えり「で、でもっ…これで、40回はチャラに…っ」

咏「そーだねぃ……マイナス2回くらい?」

えり「は………?」

咏「おいおい、ミニスカサンタのコスくらいで40もマイナスするわけないじゃん」

えり「えっ……えっ……!?」

咏「さーて、次はなーにしてもらおっかなぁ~♪」

えり「このペースで…あとマイナス38……!?」

咏「えー?0にしちゃうん?そのくらいなら今から38回…」スッ

えり「ごめんなさいごめんなさい!!」

咏「ま、わかったと思うけど~」

咏「えりちゃん、今日は逆らえないぜ?」

えり「うぅ……」

咏「んな顔すんなよ……そだ。ちょっとさ」

えり「はい……?」

咏「手、後ろに回して」

えり「え」

咏「ほら、スカートを抑えているその手を後ろに回せー」

えり「だ、だってこんなみじか…っ」

咏「いーからいーから」グイッ

えり「あっ」

咏「ちょいちょいっとな~」キュッ

えり「ちょっと、ナニしてるんですか!?」

咏「でーっきたっ♪」

えり「え、うそ、な、なにこれっ!?」グググ

咏「可愛いリボンで結んでやったから、感謝しな~♪」

えり「これ…解けない!?ちょっと、腕使えないじゃないですか!」

咏「いンだよそれで。縛ったんだから」

えり「だからなんで!?」

咏「ん?……んふふ、楽しそうだから」ニヤニヤ

えり「っ……!」

咏「ふぅ~む眼福眼福♪1日縛ったまんま、いいね?」

えり「い、1日中ずっとこれ……!?」

咏「おー。ちゃんとできたらマイナス4くらいしてやるかなー」

えり「よん…かい……」

えり(それでも、34回……!)

咏「頑張れよー♪」

えり「……と、ところで、咏さん?」

咏「ん?」

えり「……お、お手洗い、とか……」

咏「知らんし」

えり「!?」

咏「っつーのは冗談で、そんときは勘弁してやるよ」

えり「…どうも…」

咏「あ、そだ」

えり「はい……?」

咏「えりちゃんは、プレゼント用意してないわけだ?」

えり「ぅ……はい……」

咏「そんじゃ、えりちゃんが差し出せるモンっつーと一個しかないわけだ?」

えり「…………?」

咏「だよねぃ?」

えり「え……あの、私、何も用意…」

咏「あーあー、用意はこっちでするから。そこで正座して待ってな~」タタタッ

えり「あ、ちょっと、咏さん?……正座!?」

咏「んーと……」カチャ

えり「……カメラ?」

咏「おー、よぅし完了!」

えり「はぁ……」

咏「ところでえりちゃん、正座して待てって言わなかったっけ?」

えり「だ、だって……」

咏「ん?」

えり「手、動かせないし…それに、正座なんてしたら……」

えり「……スカート…短いし……///」

咏「……ほほう?興味深いねぃ」

えり「うぐ……」

咏「ま、ま。隠しててもいいから、ちょっと座ってよ」

えり「床に…?」

咏「そーそー」

えり「…あと、隠す手段ないんですけど」

咏「いーからいーから」

えり「…あと、手使わないと座れn」

咏「あーも焦れったい!」ドンッ

えり「きゃぅっ!?」ドサッ

カチッ

えり「~~っぅ……いったぁ……」ウルウル

咏「さ、えりちゃん?」

えり「痛いじゃないですか……」

咏「ごーめんごめん」

えり「うぅ…」

咏「で、これ読んでみようか」ピラッ

えり「…カンペ?」

咏「ほれ」

えり「えっと、クリスマスプレ………はッ!?」

咏「はやく。カメラ回ってんだから」

えり「カメラぁ!?」

咏「感情込めて。っつーか事実なんだから読まされてる感はナイ筈だよねぃ?」

えり「だって…あ、差し出せるものってそういう!?」

咏「おー。だから、はよ」

えり「なっ……こ、れは……っ」

咏「ちゃぁんとできたら、ご褒美にマイナス4してあげるよ」

えり「!」

咏「カメラの前で言うだけで、マイナス4。…オトクだろ?」ニヤニヤ

えり(マイナス4回…これで、30回に…)

咏「はい、どーぞ」

咏(断れないもんねぃ…?)

えり「……くっ……」

えり「…………///」キッ

咏(へへん。睨まれてもかわいいだけだよーだ。ナイス上目遣いショット)

えり「……く、クリスマス、プレゼント…はぁ…」プルプル

えり「…ぷれ、ぜんと……は……」

えり「………わたし……です///」


咏「ヒャッハァー!おっけぃえりちゃん!愛してるぜぇー!!」

えり「うぅぅー………っ////」カァァァ

咏「んじゃ、マイナス4回ねぃ~♪」

えり「うぅ…撮られた…カメラで撮られた…ムービーで……」クスン

咏「おいおい、泣かないでよえりちゃん」

えり「泣いてないです!」

咏「強がっちゃってかわいいなーうりうり」ナデナデ

えり「やめてください!触らないで、咏さんなんか、咏さんなんかぁぁ……!」

咏「なんだよ、貰ったもん好きにしちゃいけないわけ?」

えり「そ、それはあなたが…!」

咏「えりちゃんがなぁーんにも用意してないからだよねぃ~?」

えり「うぐ……」

咏「あーあー!えりちゃんがプレゼント忘れてなけりゃ、こぉんなことにはならなかったかもしれないのにねぃ~…」サワサワ

えり「ちょっと、どこ触って…」

咏「残念残念♪」モミッ

えり「やっ…」ビクッ

咏「ほぉーんと、ザンネンだよなぁ~たぁーのしみだったのになぁ~?」モニモニ

えり「ばかっ…へんたいっ、サディストぉぉ…っ!」

咏「知らんし~」モニュモニュ

えり「はぁっ…はぁっ…」ゼェゼェ

咏「さてさて~♪」ツヤツヤ

えり「うぅ……」キッ

咏「なに?まだ揉まれ足りない?」ワキワキ

えり「っ!?」ブンブンッ

咏「あそ。ざーんねん」

えり「くぅぅ……っ」

咏「さーて、そろそろお腹空いたねぃ~」

…さて、この物語にはまだ続きがあります。
主人公は誰ですかって?

それはこのSSを読み切ったあなた方1人1人です

今の世の中、たくさん辛いこともある。たくさん嫌なこともある。もう誰も信じられない、信じたくない。そう思っている人がたくさんいるでしょう。

私もかつてその1人でした。でもこのSSの「男」のように(というかモデルは作者自身だったり…)懸命に生きて、今では細々とですが暮らしています。

開けない夜は、ありません。

これが、このSSで伝えたかったことの全てです。

最後の最後に、登場人物たちからのメッセージをお聞き下さい。

男「おう!まあなにやら辛いこともあるが、生きてみようぜ!開けない夜は、ないってな!」

作者「ちょっ、俺のパクったな!」

女「やれやれね、この二人は…クスッ」

友「見てくれて、ありがとな!お前らも頑張れよ!…イテッ!」

作者「(友の頭をはたきながら)読者様にお前らとか言うな!失礼だろが!」

まあなにはともあれ…

全員「読んでくれてありがとう!」

ありがとうございました!(続編をもしかしたら投下するかも…ゴホンゴホン)

咏「そーいや、朝ごはん食べてなかったもんねぃー」

えり「…そ、ですね…」

咏「およ?元気ないけどどしたん?」

えり「……ほっといてください」

咏「あっそ。……立てる?」

えり「え?」

咏「腕、使えないと立つのキツいっしょ」

えり「…大丈夫ですよ。いいから放っておいてください」

咏「へーへー」

えり(っと…正座の体勢になって…つま先を、たてて…勢いをつけてっ…)

えり「よっと………っとっと……っ!」グラッ

咏「っとぉ…いわんこっちゃねー」ササエ

えり「あ…ありがとうございます…」

咏「んーん。んじゃ、飯の準備してくらぁ~」

えり「あ、あの、私も…!」

咏「解く気はねーよ!」

えり「ぅ……」

咏「なーところでえりちゃーん?」

えり「?」

咏「クリスマスの昼ごはんってなに?」

えり「はい?」

咏「だから、昼飯。晩飯はチキンとケーキじゃん?」

えり「ああ、そういう……適当でいいと思いますけど」

咏「そんなもん?」

えり「そんなものでしょう」

咏「ふぅーん?…あ、このヨーグルト消費期限今日だ。あっぶね」

えり「クリスマスにヨーグルト、ね…」

咏「んじゃ、昼飯はシンプルでいっかぁー。焼き飯でも作るかね」

えり「…咏さんが?」

咏「おー。そんくらいは作れるようになったっしょ。知らんけど」

えり「そんな適当な…」

咏「まーまーなんとかなるって」

えり「……このリボン、解いてさえくれれば、お作り致しましょうか?」チラッ

咏「いんや、別にいい」

えり「…………」シュン

咏「んーと…」

えり「…………」ソワソワ

咏「あーれ、これでいいのかねぃ…」

えり「…………」ソワソワ

咏「………えりちゃん?」

えり「は、はいっ?」

咏「そんなに気になるんだったら見てていいよ…」

えり「は、…はーい」イソイソ

咏「よっと」チャッチャッ

えり「…ずいぶん手際がよくなりましたね…」

咏「何ヶ月一緒に住んでると思ってんだよ」

えり「おみそれしました」

咏「へへん。咏さまと呼べぃ~」

えり「はいはい」

咏「…今“はい”って言ったね?」

えり「………え?」

咏「よぅし決まりィ!今日1日咏さまと呼べぃ!」

えり「はぁあ……?」

咏「……もしくはご主人様」

えり「なんだってそんな…」

咏「………呼んだらマイナス1」ボソッ

えり「!?」

咏「ほれ」

えり「……………っ」

えり「うた……さま……///」

咏「…ナイスっ!」

咏(呼び方変えただけでこの支配感…!たまんねぇ…)ドキドキ

お昼ご飯食べてきます

………………

えり「……おお」

咏「どうだ、できたぜぃ!」

えり「さすが…」

咏「さ、食おー食おー。お腹減ったーっと」

えり「あのー……」

咏「ん?」

えり「…縛られたままじゃ食べられないんですが」

咏「決まってんじゃん」

えり「解いてくれますか!」

咏「はい、あーん」

えり「は……?」

咏「あーん!」

えり「…あの…解いてさえくれれば…」

咏「プラス4回」

えり「っ!」

咏「1日縛ってる条件でマイナス4なんだぜ?」

えり「…………」

えり(まだ30もある…少しでも減らして置かないと…)

咏「……ん?」

えり「……あ、あーん……///」

咏「…いー子だねぃ」

えり「ん……あ、おいし……」

咏「お?マジで?」パクッ

咏「ん!初めてにしちゃ上出来!」モグモグ

咏「ほい、あーん」

えり「…いちいちそれ言わなくても…」

咏「知らんし。あーん」

えり「………」パクッ

咏「んー♪」

えり「……楽しいですか?」モグモグ

咏「めっちゃくちゃ楽しいねぃ」

えり「……そう、ですか」ハァ

咏「料理も旨いしね~」パクッ

えり「あ……」

咏「?」

えり「ご飯粒、ついてますよ。咏さん…さま」

咏「お?どこどこ?」

えり「えっと、右…」

咏「ん?」

えり「いや、咏さ…ま、から見てです」

咏「取ってー」

えり「…いや、だから私縛られてるんですってば」

咏「できるっしょ」

えり「はい?どうやって」

咏「唇まで縛った覚えはないけど」

えり「……つまり?」

咏「わかるっしょ?」

えり「…………自分で取ってください」

咏「マイナス1」

えり「ぅ……」

咏「頼むよ?」ニヤニヤ

えり「……」

えり「…………」

えり「……ん……」ペロッ

咏「さんきゅー」ニッ

えり「……くぅぅ……っ///」カァァ

咏「お礼」チュッ

えり「ンっ…」

えり「……っ、ばか。ばか、ばかっ!」

咏「知らんし。あーん」

えり「………あーん」

……………

咏「ごっちそーさーん♪」

えり「…ご馳走様でした」グッタリ

咏「あとはデザートだねぃ~」

えり「ま、まだあるんですか……!?」

咏「さっき言ったヨーグルト」

えり「ああ……咏さ……」

えり「……あなただけで食べればいいと思いますよ。私、お腹いっぱいなので」

咏「よ び か た !」

えり「……咏さま」

咏「ま、じゃー一人で貰っちゃうかなー」

えり「はい」

えり(あんなのもう嫌だもの……)

咏「じゃーえりちゃん、あーんして」

えり「はいぃ?」

咏「あーん」

えり「だから、できないって…!」

咏「あーそだそだ、忘れてた」タタタッ

えり(……いや、無理でしょ。半固形物をあーんって)

咏「ほい、これ」

えり「…使い捨ての…プラスチックスプーン?」

咏「口開けて」

えり「あ、あの。何する気ですか?」

咏「スプーン、咥えてもらう」

えり「……そっち、逆なんじゃ……」

咏「こっちをえりちゃんが咥えちゃったらヨーグルト掬えないし食べられないじゃん」

えり「……と、いうことは……?」

咏「口でスプーン咥えて、そのまんまヨーグルト掬って、食べさせて」

えり「…………」

えり「…なんでそういうことはすぐ思いつくんですか」

咏「元々頭の回転ははえーんだよ。面倒なだけで」

えり「面倒じゃないですか、こんなのっ」

咏「楽しいからいいんだよ」

えり「楽しくありません!」

咏「マイナス1」

えり「!」

咏「ヨーグルト完食で、マイナス1」

えり(ここで減らしても……まだ27回……)

えり「……た、足りませんっ!」

咏「おや?」

えり「マイナス……3回。それなら…やります」

咏「……言うようになったね、えりちゃん」

えり「どうも。…マイナス3回、どうします?」

咏「ふぅーむ…」

咏「じゃ、いいや。やらなくても」フイッ

えり「え?」

咏「一人で食べるとすっかねぃ~」

咏「マイナス1も、マイナス3もされずに…さ」ニヤ

えり「!」

咏「えりちゃんは現状維持。そっかそっか、そんなに嫌だったか~」

えり「ぇ、あ、えっと……!」

えり(少しでも……ううん、1回でも減らしておきたい…!)

咏「無理強いはしねーよ。一人で食ってる。いただきまー……」

えり「ま、まって!やる!やります!」

咏「嫌なんでしょ?いいよ、別に」

えり「そ、それは…」

咏「それとも何?やりたいの?」

えり「ぇ……えぇ……!?」

咏「どーしてもやりたいってんなら、やらせてやってもいーけど?」

えり「なっ……」

咏「なに?やりたいの?別に無理しなくていいんだよ?」

えり(こ、この人はぁぁ……!)

えり「や…やらせて、ください…」

咏「え?なにを?」

えり「っ!…咏、さま…に、ヨーグルト、あーんって…」

咏「嫌なんじゃなかった?」

えり「~~っ!嫌…じゃ、ないです…」

咏「やりたいの?」

えり「や、やりたいです……」

咏「…もーちょっと頼み方かあるんじゃないの~?」

えり「……くぅ……ッ」

咏「………」ニヤニヤ

えり(マイナス1…マイナス、1……!)

えり「……お願い…します、やらせてください…」

咏「……………」

咏「………口開けて」

えり「…!」

咏「あーん」

えり「………ん」ハム

咏「ほい、ヨーグルト」コト

咏「…頼んだよ」

えり(これ、を…掬……あれ?これ難し……)

えり「ん……んン……っ」プルプル

咏(頑張ってる頑張ってる……)ニヤニヤ

えり(す、掬えた……一回で、こんな少ししか掬えないの……?)

えり(し、仕方ない……これを……)プルプル…

咏「ん。あーん」

えり「ん……」

えり(この、スプーン…短い……っ)

咏「あー……」

えり(顔……近いぃ……///)

咏「んっ」

咏「おいし♪」ニッ

いいゾ~

咏「さーもう一口いってみようかー!」

えり「んんぅ……」

えり(もう嫌……)プルプル

咏(およ。コツが掴めてきたかな?)

えり(これ、を……)プルプル

ピチャッ…

えり(ぁ、やば…零し……服についちゃった…サンタ服ってヨゴレ落ちるかな…)

えり(うぅ…とりあえず、これを…咏さまにぃ…)

咏「あーんっ」パクッ

えり(はぁ……)

咏「ちょっと待って、吹いたげるから」

>>129
× 咏「ちょっと待って、吹いたげるから」

○ 咏「ちょっと待って、拭いたげるから」

咏「そだ。スプーン落としたらもうダメね、やり直しはナシ」

えり「!?」

咏「食べ終わるまで咥えててねぃ。わかった?」

えり「ん……」コクッ

えり(ううん…顔、強張りそう……)

えり(でも、どうして急にそんな追加ルール……)

咏「んじゃ、拭くから。ジッとして~」

強制嬌声我慢か…頭キレッキレだね

咏「えーっと……」

えり(スプーン咥えたままだから、下が見れない……)

咏「ここかなー」フキフキ

えり(…ずいぶん広範囲…)

咏「あ、ここもー」サワサワ…

えり(………ん?)

咏「…………」サワサワ

えり(ちょ、ちょっと、そんな胸元……)

咏「…………」モミッ

えり「ンっ……!?」ビクッ

モミモミ

えり(な、なんでっ……)

咏「………」ニヤッ

えり「……っ!」

えり(この人、わざと…っ)

モニュモニュモニュ

えり「んっ………ン、んん……ッ」フルフル

えり(やっ…やめ、……っ)ビクッ

咏「どうかした~?」モミモミモミ

えり「んンー……!」

えり(すぷーん…おと、しちゃ…だめ、なのに……っ)ピクンッ

やはり…天才か

えり「ン……んんッ!……んー……っ///」ウルウル

咏(うは、その表情たまんね)

咏(しかも……。へへ、オイタしちゃおうかねぃ?)ニヤ

カリッ

えり「んんン……ッ!」ビクンッ

咏(服小さいからねぃ…。…先っぽ、敏感になっちゃうよね~♪)カリカリッ

えり「んーっ!ンンー…っ!」フルフル

えり(うで、縛られて、抵抗できないし…っ…ぁ、いやっ…!)ビクビク

咏(うっひょ、やっべ、マジやっべ)ムラムラ

クリクリ

えり「んくぅ……ッ!」ビクッ

えり(やっ……いやっ…いやぁ…っ!)ブンブン

咏「…………」ハァハァ

モミモミ…クリクリ…

えり「んっ……ん、ンッ…」ビクビク

咏「………っ!」ハッ

咏(あ、あぶねぇあぶねぇ……)パッ

えり(え……?)ビクビク

咏「……とれたよ」ニコッ

えり(……あ……)ポー

えり「ふぁい……」ポロッ

カラン……

咏「あ」

えり「あ」

プラス一回だね(ニッコリ

咏「あーららー」

えり「はぁっ……はぁ……」

えり(も、いい…酸素たりない……)

咏「マイナス1ならずー残念だったねぃ~」

咏(くっそ、こんなことなら続けときゃ良かった)

えり「あぅぅ……」グッタリ

えり(あと…えっと……28回……?)

咏「……なーえりちゃーん」

えり「…はい…なんですか…?」

咏「マイナス1はならないけどさー…」

咏「ヨーグルト半端に残ってるし…続けてくれる?」

えり「…………」

えり「自分で、食べてください……っ…ばかっ」プイッ

咏「ちぇっ、わーったよー」

咏「…………」パクッ

咏「えりちゃーん、はい、あー…」

えり「いりませんっ…ばかっ…」

咏「ちぇー、そんなばかばか言わなくてもいーじゃんかよー」パクパク

無理やりあーんしてえりちゃんの顔を汚そう(提案)

咏「ほーらー食ーえーよー」グググ

えり「いりませんばか……やめてくださいばかっ……」

咏「ほれほれー口開ければ良いだけだぞー」グググ

えり「押さないでください…ま、待ってホントに!ホントに押さないでっ…」

咏「しーらーんーしー」

えり「わたしっ縛られてバランス取れなっ……きゃあぁっ!!」

咏「うぉっ!?」

ガシャーン!

咏「いった……く、ない?」

えり「いっ…たぁ……つめたぁ……」

咏「……おお」

えり「うぅ…なんでヨーグルト持ったまんま倒れかかってくるんですか……」ベットリ

えり「痛いし…冷たいし…ベトベトするし……服に張り付いて気持ち悪いし……」

咏「ご、ごめん」

えり「ひどいですよ…咏さまぁ……どーしてこんな……」クスン

咏「っ!」ドクンッ

咏(咏さま呼びが定着しつつある…!)ドキドキ

えろい

咏(これは…据え膳…か…?)

えり「…とりあえず、どいてもらえますか…?」

咏「断る」

えり「は……?」

咏「んっ…」ペロッ

えり「ひゃっ…」ビクッ

咏「顔、とか…チゥッ…首とか…胸元とか、飛んでるからねぃ…」ペロペロ

えり「っ…ゃ、ん…っ……舐めないで…くださっ…」

ここでマイナス一回(物理)ですね

咏「んん~…」ペロペロ

えり「やっ…やめぇっ……///」ビクッ

咏(ところで、美味いなこれ……)ペロペロ

えり「ひっ……ゃ、…いやっ……」

咏「チゥッ」

えり「ぁッ…やめ、て……うたさま……っ」

咏(ちょ、おま、マジでスイッチ入るぞ?)ペロペロ

えり「ぅた……さまぁ……っ」ビクビク

咏(いいのこれ?いいの?)

このスレは哩さんに監視されています

咏「ん……チュゥゥ……っ」

えり「やめ……ゃ、ぁ……っ」

咏「レロッ…ペロペロ…」ハァハァ

えり「やめ、てって……うた、さまっ…ぁっ」

咏「ペロペロペロペロ」ハァハァ

えり「やめ、な、さいッ!!」ゲシィッ!

咏「おぐぅッ!?」

>>158
ナズェミディルトディス!

咏「ぁぁぁ……みぞおちが、ぁ」プルプル

えり「ったくもう……」

咏「いや、今のはいい流れだっただろ…完全にそんな流れだったって……」プルプル

えり「知りませんよばかっ!」

咏「なん……だと……」プルプル

えり「とにかくっ!あそこまでサービスしたんです。…マイナスいくつ?」

咏「マイナス……3……」

えり「……まぁいいでしょう」

咏「でも……みぞおち蹴りで……プラス3…」

えり「!?」

咲さんばりの鬼畜プラマイゼロ

えり「な、なんですかそれェ!?」

咏「ぶっちゃけこっちのセリフっしょ…いい蹴り入ったぜぇ…」

えり「あ、あなたが急に、は、発情したから…っ!」

咏「知らんし…プラマイにしただけマシっしょ…私の理性が残ってて良かったねぃえりちゃん…」

えり「は、ぁ……?」

咏「理性トんでたら今すぐ28回犯すぞテメェ……」

えり「っ!?」

咏「ちぇーえりちゃんのケチ」

えり「こっちは命かかってるんですが…わりと、本当に」

咏「はーん?知らんけど」

えり「…はぁ…」

えり(揉まれ損の…舐められ損……)

えり(いつまでこれが続くんだろう……)

咏「しかし、えりちゃん?」

えり「はい…?」

咏「ヨーグルトでベタベタっしょ?」

咏「風呂入らねー?」

そんなワケでお風呂入ってきます
すみません

風呂で何回マイナスになるんですかねえ(意味深)

風呂から出てきたら現在進行形の違うSSでアンカ取ってて焦ったぜ…
ただいま

~その頃

健夜「…………」ドキドキ

恒子「いっただっきまーす…」パクッ

健夜「…………」ドキドキドキ

恒子「…………ふむ!」モグモグ

健夜「!」ビクッ

恒子「うまっ!美味いよすこやん!このケーキ!!」

健夜「……ほっ」

健夜「ホントっ!ホントにッ!?」パァ

恒子「おー!やーばいよすこやん。見直したよ。アラフォーの成長率侮ってたよ」

健夜「アラフォー関係ないよ!というかアラフォーじゃないよ!!」

恒子「冗談置いといて、こりゃすごいわ。正直ここまでと思わなかったよ」パクパク

健夜「え……えへへ……♪」

恒子「どーしたのよ、こりゃ。料理とかほとんどからっきしだったじゃん!」

健夜「そ、それは……」

恒子「まさか……」

健夜「!」

恒子「これが……愛か?愛の力なのか!?」

健夜「…………」ハァ

健夜(そうだよね…バレるわけない、バレるわけない…)

恒子「すこやんの愛を感じるケーキ…えっへへ~♪」モグモグ

健夜(いつかは、言うけど……)

恒子「うまうま」ムシャムシャ

健夜「……うん」

恒子「?」

健夜「……愛の力……だよ」ニコッ

恒子「!」ドキッ

健夜(ちょっとの間…このままで……)

~戻って

えり「あ、ああ……いいですね、お風呂」

咏「っしょ~?」

えり「でも……」

咏「ん?」

えり「縛られたままじゃ……体を洗うどころか、服も脱げないんですけど」

咏「……ふーむ?」

えり「……と、言うことで……解いてください」

咏「んーなもん、解かなくてもいンだよ」

えり「は……?」

咏「とーりーあーえーず!」

えり「は、はい…」

咏「風呂行くぜ~」

えり「……はいはい」

脱衣所

えり「……で、どうすればいいんですか?」

咏「まぁまぁ」シュルシュル…

えり「……あ、先に入るんですか?咏さま」

咏「いやいや。一緒にだよ」

えり「だから、私脱げな……」

咏「だから」ガチャ

えり「はい?」

咏「こうっ」グイッ

えり「きゃあっ!?」

えり「ちょ、ちょ、ちょ……っ」

ザァーーー

えり「きゃぅッ!?」

咏「服着ながらでもシャワーは浴びれんだぜー!」ザー

えり「ひゃっ、ちょっと、これっ!無茶!」

咏「なにがぁ~?」ザー

えり「服が肌にはりついて気持ち悪いんですよ!」

咏「知らんし」ザー

えり「そりゃ知る由もありませんよこんな感覚ぅぅーっ!」

えり「うぅぅ……」ビチャ

えり(普通に着てても小さいサンタ服が、濡れて更にくっついて気持ち悪い…)

咏(エロい)ハァハァ

えり「…このまま体洗う、とか言いませんよね?」

咏「……ふむ。それもアリか」キラン

えり「ひっ!?」ビクッ

咏「ま、ジョーダンだけど」ヒラヒラ

えり「うぅぅ……」

咏「さてここで取り出しますは…」

えり「だし……ます、は?」

咏「ジャジャーン!」

えり「………は?」

咏「はーさーみー!」

えり「ハサミ……?」

咏「このハサミをば」

えり「をば……あっ、なにを!?」

咏「動くなよ?」スッ

えり「冷たっ…」ビクッ

咏「よっと」ジャキッ

えり「!?」

咏「うわ、切りにく…」シャキシャキ

えり「ちょ、ちょっと何してるんですか!?」

咏「見りゃ判るだろ。動くなよ、あぶねーな」

えり「だから、なんで服切るんですか!?」

咏「脱げねーだろ、切らねーと」ジョキジョキ

えり「だ、だって……あぅ…っ」ゾクッ

咏「どしたん?」

えり「は、刃が……っ、肌に、当たると…っ…つめたい…っ」ゾクゾク

咏「マジで動くなって…怪我させる気はねーからさー」ジョキジョキ

えり「だ、だって……」

咏「……傷、つけてほしい?」

えり「なっ…!?」

咏「どうよ。……刃で、さ」

えり「な…なに言ってるんですか……」

咏「ん~?だってさ…例えば、首」ピトッ

えり「きゃんっ…!」

咏「これで、ちょこぉーっと動かせば…えりちゃんには傷がつくわけだ。…三尋木咏がつけた傷」

えり「そ、そんなの……」フルフル

咏「あ、でもそれなら名前の痕残したいなぁ……」ポソッ

えり「な、な…なに、怖いこと言ってるんですか…もう…」

咏「…………」

咏「ま、そーだよねぃ~」パッ

えり「……お、驚かさないでくださいよ……」ホッ

咏(あっぶね…ちょっとスイッチ入りそうになった…)

えり(こ、怖かった……)ドキドキ

咏「……まぁ、冗談は置いといて~」

咏「ガンガンいくぜー」ジャキジャキ

えり「ひぃっ!?」

咏「んー、服って切りにくいねぃ」ジャキジャキ

咏「よ、し。これで…」ジャキンッ

えり「……ぅー……」

咏「剥けたねぃ」

えり「剥くって言い方やめてください」

咏「でも“脱ぐ”じゃないじゃん」

えり「ぅ…たしかに…」

咏「さてさて~」ニヤニヤ

えり「…………?」

咏「この咏さまが、洗ってしんぜよう」

えり「!?」

咏「身体中くまなく…隅々までねぃ♪」

えり「あ、あの…結構です!」

咏「まーまー遠慮しなさんなー♪」カシュッカシュッ

えり「あ、あの…そう、シャワータオル!それ使って…」

咏「あれってあんまり肌に良くないんだぜ~?やっぱ手で洗うのが良いんだよ」アワダテ

えり「で、でも……!」

咏「……マイナス2」

えり「!」

咏「マイナス2回で、どうだい?」

えり(マイナス2回…これで…26回に……)

咏「ん?」ニヤニヤ

えり「……さっきの、マイナス何回ですか」

咏「さっきの?」

えり「サンタ服のままシャワーかけたのと……服、切ったの」

咏「……おぉ、そう来るか」

えり「…ええ」

咏「うーん…そーだねぃ…シャワーかけたのでマイナス1、切ったのでマイナス2」

咏「これでどうだい?」

えり(それで、23回……やっと、半分が見えてきた…!)

えり「…手を打ちましょう」

咏「おっけ。じゃーあー…」スッ

えり「ぁ…」

咏「洗うよー」ワシャワシャ

えり(髪……)

咏「お痒いところはございませんかーっと」ワシャワシャ

咏「髪やわらけー」

えり「そ、ですか…?」

咏「えりちゃんの髪、モフモフだよねぃ~」

えり「……はぁ……」

咏「後ろから抱きつくといー匂いするし」

えり「……は、ぁ……」

咏「大事に洗わないとねぃ~」ワシャワシャ…

えり「…………///」

えり(このヒトは……急に優しくなったり…そういうこと突然言い出したり……)

えり(すごく……こまる……)

……………………

咏「流すよ~」

えり「んっ…」

ザー

えり「は……ふ」

咏「さてさて~?」

えり「…………」

咏「ボディソープを手に取るとしますか~♪」カシュッカシュッ

えり(ここは…観念するしか、ない…か…)ハァ

咏「んじゃ、失礼してー…」アワダテ

サワッ…

えり「……っ!」ピクンッ

咏「背中から~」

えり「ぁ…んん……は、…ゃっ…」ビクッ

咏「ほんと、背中弱いねぃ…」ナデナデ

えり「ゃっ…あ、…んっ…」ゾクゾク

えり(ゃ…くすぐったぃ…)ゾクゾク

咏「腕洗うよ~」

えり「はい……」

咏「…腕、細いな…」

えり「そ…ですか…?」

咏「その腕を…、縛ったわけだねぃ…」ニヤリ

えり「あなたが、ね…」

咏「燃えるねぃ~」

えり「……はぁ……」

咏「次、わき腹から…」

えり「……っ」

咏「…………」

えり(ぁ…咏さ…まの、腕…後ろから回って……)

咏「ウエスト細…くびれ、たまらんよな…」ナデナデ

えり「へんたい……んっ」ピクンッ

咏「知らんし」

えり(手…上ってきた……)フルフル…

咏「…えりちゃん、さ。付き合い始めてから…確実にでかくなったよな…胸」ナデナデ

えり「そ…ですね…下着、買い替え……ぁっ///」

咏「………むむ」ムニムニ

咏(揉みたいんたけど…泡で滑って掴めねー…)

えり「っ…く、ぅぅ…ん……っ」

咏(…ま、いい刺激にはなったかねぃ)ニヤ

咏(んじゃ、胸はこのへんにして…)スッ

えり(ぁ…)

咏(首すじ…も、綺麗なんだよなー…あ)

咏(これ…力込めたら……)

咏(…………)モンモン

えり「咏さ……ま……?」

咏「!」

咏「な、なんでもない…脚、洗うよ?」

えり「は…ぃ……」

咏(太もも……)ゴクリ

サワサワ…

えり「ん……っ」ゾクッ

咏(美脚……)ハァハァ

えり「っ…は、ぁ……ぅ…」

咏(えりちゃんは…すごく“綺麗”だ…)

咏(そいつを、今…泡まみれにして…)

えり「ぁ…んん……」トロン…

咏(あんなカオをさせてるのが…私…)ムラムラ

咏(………)スルッ…

えり「っ!」

咏「あーれぇ、えりちゃん…」ニヤ

咏「ここ…すんごいヌルヌル…どーしたの?」

えり「ぁ……う……///」

咏「身体、洗ってただけじゃん…感じちゃった?」

えり「ちが……違う……ちがいます……」フルフル

咏「なにがぁ~?」

えり「わたし…そんな…感じて、なんてぇ……」

咏「じゃ、これ…なにかねぃ~?」クチュ

えり「あぁ…っ…」ビクッ

咏「ほら、見てよ。…糸引いてる…」ツゥ

えり「ぁ…や……はず、かし……っ」フルフル

咏「恥ずかしい?…グッチャグチャだけど?」ジー

えり「やぁ…見ないで…おねがいぃ…!」

咏「…ま、違うんだっけ?じゃ、いーよねぃ~」ニッ

えり「ふぇ……?」

咏「とりあえず、泡。洗い流しちゃお」ザー

えり「ぁ……はい……」コクリ

咏「熱くない?」ザー

えり「だいじょぶ…です…」

えり(…身体の方が…あつい…)

咏「…………」ザー

咏「ん。…脚、広げて」

えり「え……?」

咏「いいから」グイッ

えり「きゃぁっ……///」

咏「えりちゃんが感じちゃったから濡れちゃったわけじゃないなら…」

えり「………っ///」コクコク

咏「洗い流さないとねぃ」

えり「なっ…」

ザァー

えり「っぅ……!」

咏「ん…もっとシャワー強く出そうか」

えり「ゃ、待って…待っ……!」

ザァー!

えり「はぁぁぅ…!」

咏「どう?まだヌルヌル?」スルッ

えり「やっ!触らな……!」

咏「知らんし」グチュ

えり「あぁぁっ…!」ビクッ

咏「ふぅん?シャワーで流しても流しても……まだトロトロしてる」クチュクチュ

えり「やっ…やめ、…ぁ、んん…」ビクビク

咏「こりゃ、やっぱここから流れてるよねぃ…?指、挿れるよ」

えり「ま、待って…!」

咏「知らんし」ツプ…

えり「あぁ……っ」

咏「わ…すげ……指、みるみる入ってく…」ズププ…

えり「やっ…いやぁ…っ…ぁっ…あぁ…」

ツプン…

咏「…入ったよ?」ニコッ

えり「はぅ……ぅ……///」

咏「こりゃ、指もう一本入るかな…?」

えり「ゃっ…」ビクッ

咏「あーあーもう…クリも真っ赤にしちゃって」スリッ

えり「あぁぁんっ…!」ビクンッ

咏「もうさ、認めちゃいなよ。このヌルヌルしたのは、えりちゃんが感じちゃったからだって」チュクッ

えり「やっ…ちがうっ…ちがいますぅぅ……!」フルフル

咏「へぇ…認めないか…」

えり「ちがうのぉ……っ!」

咏「ま、別にいいけどねぃ…知らんけど」スリスリ…

えり「ふぁ…ぁっ…あ、あぁ…っ」ビクビク

咏「…クリ、弄るとヌルヌルするねぃ?」

えり「ぁ、やっ…ちがっ…」

咏「あー、そっか。違うんだもんねぃ~、じゃ、ココ弄るの好きじゃないか」

えり「ぇ……?」

咏「わーったわーった、クリはもう弄らねーよ。知らんけど」

えり「ぁ…う、うぅ……」

咏「じゃーま、指、二本目…いっとく?」ツプ…

えり「はふぁ…っ」

咏「入るねぃ…やらしいなぁ~」ズププ…

えり「やっ…ぁ、はいって…ぁ、んん……っ」ゾクゾク

咏「よし、入った…と。動かすよ~」

ズプッ…ツプンッ
クチュクチュ……

えり「は、ぁんん…ぁっ…あっ……」

えり(あぅ…や、ぁ…わたし…なに、考えてぇ…もの、たりない…なんて…)ゾクゾク

咏「…いやーに、物足りなそうなカオしてるねぃ…」ニヤリ

えり「っ……!」

咏「なーに?やっぱ感じてたんじゃねーのー?知らんけど~」グチュグチュ ズチュ

えり「ひぅ…ちが、ぅ…ちがうのぉ……っ!」

咏「素直になりなよ…ご褒美、あげるから」

えり「ごほ…び…?」

咏「おー。…だから、言ってみな?」

咏「ほらほら…これだけの刺激じゃ、イキたくてもイけねーだろ?」ズチュヌチャグチュ

えり「ゃ、あ…っ…ぁ…ふぁあ…」

咏「ほら…言ってみなよ…えりちゃんのここは、なんでヌルヌルしてたのかねぃ?」

えり「は、ぅ…うた…さ…うた、さまに…んん…からだじゅう…洗われ…あぁん……かんじ、ちゃった…から…ですぅ……!」

咏「身体中?…んじゃ、どこが一番感じるのかなー?」

えり「えぇぇ……っ」

咏「どこが、感じちゃった?」ズッポズッチャ…

えり「あぁぁ…!ゆび、はげし…っ」ビクッ

咏「いーから、はやく」

えり「ひぅ……むね、と…せなかぁ…」

咏「あとは?」

えり「んん……ちょっと、わきばら…と…あし……と…くび……ぃ……」

咏「そーかそーか。よくできました、偉いぞ」

咏「んじゃ、ご褒美に…」

咏「クリ、弄ってやっから」クリュッ

えり「あぁん……っ!」ビクッ

咏「ど?きもちい?」グッチュグッチュクリクリ

えり「んぁっ…ぁ、あぁん…っ…わかんなっ…ぁ…!」

咏「激しいの、好きだよねぃ…」キュムッ

えり「ふぁああぁん!」ビクゥッ

咏「お、いい反応」キュッ、キュッ…

えり「やっぁっ…もっだめっ…あぁっ…」

咏「ダメなの?」

えり「ふぁっ…ぁん…らめっ…あぁん…」ガクガク

咏「じゃ、激しいの。いっとこうか」

ズプッジュプッグチュグチュ…
キュゥゥ…コスコスコス…

えり「ゃ、あっ…ああぁぁあぁっ……!!」ビクンッ

えり「あ……ぁ……」

咏「…………」クスッ

咏「マイナス、1」ニッ

咏「だいじょぶ?えりちゃん」

えり「はぁっ……はぁ……」

咏「ん?」

えり「はぁ……ばか……ばかぁぁ……!」

咏「なんだよ、良かっただろ?」

えり「うるさ……ばかぁ……!」

咏「素直じゃねー…」

えり「でも…いまので…あと、22回……?」

咏「おっと。……そういうことになっちまうか」

えり(やっと…死なないくらいの…数…)

えり(でも…ぜったい、体力もたない……)

えり(今のでも……これは……)クラクラ

えり(あれ……たった一回で…コレ…?嘘…)クラクラ

えり(最近、ご無沙汰だったせい…?グルグルして…)

咏「えりちゃん!」

えり「は……?」

バシャァッ

えり「きゃあっ…!?」

えり「ゲホッ…コフッ…い、いきなり何を…!」

咏「ちょっとスッキリした?」

えり「なにがっ……って…あ…そっか…クラクラしてたのが…」

咏「さすがに水かけるのはどうかと思ったからぬるま湯かけたけど…」

えり「ええ…水じゃなくて良かったです…」

咏「いやー、ごめんね?こんなところでヤるんだったら気付くべきだったねぃ」

咏「のぼせる可能性」

えり「ぁ…いえ…なんとか、大丈夫…」

咏「そう?」

えり「ええ…あの…湯船、浸かってもいいですか?」

咏「おーおー、いーよー」

えり「じゃあ、お先に…」

チャプ……

えり「……ふぅ……」ホッコリ

咏「きもちい?」

えり「はい…お風呂は好きですから…」

咏「ふぅん?」ニヤニヤ

えり「……なんですか」

咏「えりちゃんはかわいいなーって」

えり「はぁ……?」

咏「はっはっは」

えり「意味わかんないんですけど…」

咏「ま、ま。こっちもちゃっちゃと身体洗って湯船浸かろーっと」

咏「~♪」

えり「…………」

えり「!」ピーン

えり「咏さま、咏さま」

咏「おー、なになに」

えり「お背中、流しましょうか?」

咏「………ほほー?」

えり(これなら…この縛ってあるの、外してくれる口実に……!)

これ以上進めると本当にタイミングがなくなるからこのへんで…
ここまで長引かせておいて、まだ終わりそうにないから本当に申し訳ないです。すみません
正直、このまま起きてて終わらすことができたらベストなんだろうけど
睡魔に襲われつつソレは厳しい…

明日もまた時間が取れないので、次に時間がとれそうなのは23日
23日にスレを立て直して今度こそ完結させたいと思います…

ついでといってはなんですが、咏さんに「えりちゃんにこんなことやってほしい」というのがあったら募集
もちろん咏さんに限らず。
実現するかは本当にわからないけれど
全然違うSSで使うかもしれないです(震え声)
みんなでえりちゃんをいじめよう(提案)

おつ
いっぱいあり過ぎて選べぬ

>>272
ネタとして使う使わない以前に
どんなものか個人的に聞きたい(ゲス顔)

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