アスカ「オーバーキル!オーバーキル!」シンジ「やめてよ!」(148)

アスカ「はぁ?アンタが弱いからでしょ?バカシンジ!!」

シンジ「練習量が違いすぎるよ・・・」

アスカ「なっさけないわね!じゃあ、約束通り・・・」

シンジ「そんなぁ・・・酷いよ・・・」

アスカ「バツゲームよ!!」

シンジ「はぁ・・・何するの・・・?」

アスカ「むふふー・・・それは・・・」

シンジ「?」

アスカ「じゃーん!!」

シンジ「えぇええええ!!?っ・・・コレ?」

アスカ「そうよ!!」

シンジ「つけるの?」

アスカ「当たり前よ!!」

シンジ「しょうがないなぁ・・・もう!!」

アスカ「何!?文句ある訳!?言っとくけど・・・」

アスカ「負けた!!」

アスカ「アンタが!!」

アスカ「悪いんでしょっ!!」

シンジ「うぐぅうう・・・」

アスカ「ハイ!さっさと装備!!」

シンジ「くぅーん・・・」

アスカ「ぷぷぷ・・・」

シンジ「笑わないでよっ!!」

アスカ「アンタバカぁ?笑うなって方が無理よ!!こんなの!!くくく・・・」

シンジ「アスカが選んだんじゃないかっ!?」

シンジ「そんなのないよ・・・」

アスカ「あら?じゃあ他の候補に変える?」

シンジ「ぐぅっ・・・それは・・・」

アスカ「私は構わないわよ?」

アスカ「どれにしようかな~・・・?ペンギン?」

アスカ「あっ!エリマキトカゲ?」

アスカ「大仏の被り物なんかもいいわね!!」

アスカ「ネコミミつけてコネメガネとツーショ・・・」

シンジ「もういいよ!!」

シンジ「・・・犬でいいよ」

アスカ「最初からそう言ってれば良かったのよ!バカシンジ!!」

シンジ「きゅーん・・・」

アスカ「それにしても・・・意外と似合うわね?」

アスカ「ま、元々犬コロみたいな顔だし当然ね!」

シンジ「酷いよ・・・こんなの無いよ・・・」

アスカ「コラ!バカシンジ!!語尾は!?」

シンジ「ぐぅうう・・・」

アスカ「ご」

アスカ「び」

アスカ「は!?」

シンジ「・・・ワン」

アスカ「よし!!」

シンジ「うっ・・・うぅうう・・・」

アスカ「ちっがぁあああああああう!!鳴き声は!!」

シンジ「くぅうううん・・・」

アスカ「フン!べ・・・別に可愛いなんて思ってないんだからねっ!!」

シンジ「アスカ!!もう一戦!!僕が勝ったらこの犬シッポ外していいでしょ!?」

アスカ「はぁ?アンタバカぁ?私に何のメリットがあんのよ?」

シンジ「それは・・・」

アスカ「却下」

シンジ「・・・!!」

シンジ「そうだ!!じゃあ、僕が負けたら・・・」

アスカ「?」

シンジ「エヴァに乗る時も犬シッポ着用する」

アスカ「・・・それだけ?」

シンジ「犬ミミも・・・つけるよ・・・!!」

アスカ「フン!!」にまぁ~

シンジ「どうかな・・・?」

アスカ「良いわ!!その勝負、買ったわ!!」

シンジ「今度こそ・・・!!」

シンジ「くっ・・・あっ!!ズルいよ!!アスカ!!嵌め技だよ!!」

アスカ「知らないわよ!!嵌められる方が悪いのよ!!バカシンジ!!」

シンジ「あぁ・・・もう・・・ダメだ・・・」

アスカ「どぉおおおおおりゃああああああああああ!!!!」

シンジ「ちょっと・・・!もう死んでるよぉ・・・」

アスカ「オーバーキル!!オーバーキル!!」

シンジ「あぁ・・・」ガクリ

アスカ「こんな事もあろうかと、さっきは少し手を抜いてやってたのよ!!」

シンジ「くそっ!!やられた!!」

アスカ「ホントバカね!」

シンジ「申し訳ありませんでしたワン」

アスカ「私に楯突こうなんて、1000光年速いのよ!!」

シンジ「それは時間じゃなくて距離だワン・・・」

アスカ「ふんふん~♪」

シンジ「ご機嫌だね・・・」

アスカ「勝負に勝って、ペットのアクセサリーを選ぶのよ?」

アスカ「気分良くなって当然ね!」

シンジ「はぁ・・・」

アスカ「ま、この私が万が一にも負けた時は」

アスカ「アンタと同じ、無様な姿を晒す条件だったんだから」

アスカ「恨み言は無しよ!」

アスカ「リベンジマッチまでしてあげたんだから!!」

アスカ「さ、どれにする?」

アスカ「ポメラニアン風?」

アスカ「ダックス風?」

アスカ「ドーベルマンって感じじゃないわね・・・?」

アスカ「ゴールデンレトリバー風?」

アスカ「柴犬・・・?うーん・・・悩むわね!!」

アスカ「~♪」

アスカ「やっぱりポメラニアン風ね!!」

シンジ「もう諦めたよ・・・」

アスカ「あら?聞き分けがいいのね!?」

シンジ「きゅーん」

アスカ「お手!」

シンジ「えっ・・・?」

アスカ「聞こえなかったの?お手よ!!お手!!」

シンジ「いや・・・そこまではちょ・・・」

アスカ「うるさい!!バカ犬!!お手も出来ないなんて、捨てるわよ!?」

シンジ「だって・・・それじゃ犬の真似どころかホントに・・・」

アスカ「シンジがお手してくれたら・・・」

アスカ「私・・・」

アスカ「すっごく嬉しいのに・・・?」上目使い

シンジ「~~~~!!!!」

アスカ「お手」

シンジ「ぐ・・・く・・・」

シンジ(ダメだ・・・今ここでお手をしたら・・・僕は無能な犬クソ野郎に成り下がってしまう・・・)

シンジ(いくらアスカの上目遣いが効果抜群とはいえ・・・流石にこれはダメだ・・・)

シンジ(平常心、平常心、平常心、平常し・・・)

アスカ「シンジ・・・?」

アスカ「シンジが私のワンコになったら・・・」

アスカ「フフ・・・めいっぱい可愛がってあげれると思うの・・・」

シンジ「~~~~~!!!」

アスカ「楽しそうじゃない?シンジ・・・?」

アスカ「いっぱいナデナデしてあげるわよ?」

アスカ「シ」

アスカ「ン」

アスカ「ジ?」

シンジ(そんな下から突き上げる様に僕を見ないでよ・・・!!)

シンジ(知ってるんだ・・・どうせ服従したらニヤリと笑って罵倒し始める事・・・ダメだ・・・ダメだ・・・!!)

アスカ「お手」

シンジ「わう」

アスカ(ニヤリ)

シンジ「しまったぁあああああああああああああああ!!!」

アスカ「何がしまったよ!!聞こえてるわよ!!バカシンジ!!」

シンジ「え・・・?あぁ・・・ごめんなさいワン」

アスカ「何よアンタ、もうなりきってんの?」

アスカ「気持ち悪っ!!」

シンジ(ほらやっぱり・・・あー僕の人生もう終わったな、後はアスカの犬として余生を過ごすのか・・・はぁ)

アスカ「ま、まぁ・・・普段から気持ち悪いアンタでも」

アスカ「そうやってミミとシッポ付けてれば可愛げあるわねっ!!」

シンジ「そうかワン?」

アスカ「・・・」

アスカ(ぐはぁっ!!か・・・か・・・か・・・)

アスカ(可愛い・・・!!これは失敗だったかしら!?このシンジを他人の目に晒す?ダメよ!!コレは私のモノ!!私のペットよ!!)

アスカ「・・・」

アスカ(でも、これじゃ野良犬みたいね・・・もっと可愛く)

アスカ(かつ、私のモノである確たる証を身につけさせてやりたいわね・・・)

アスカ(そうだ・・・)

アスカ「ふふ・・・無様ね、シンジ!」

シンジ「くぅうう・・・」

アスカ「エリートで且つ優しく可愛い天使様の様なこの私が」

アスカ「アンタに救済措置を講じてあげるわ!!」

アスカ「もう一度勝負してあげる・・・」

シンジ「え?」

アスカ「アンタが勝ったらチャラにしてあげるわ!!」

シンジ「ホントに!?よぉーし・・・!!」

アスカ「ただし!!私が勝ったら!!」

シンジ「!?」

アスカ「もう一つ装飾品を増やすわよ・・・」

シンジ(これ以上何をつけるんだよ・・・?)

シンジ(翼でも付けて天使犬とか脳みそダダ腐りな事でも考えてるのかな?)

シンジ(もうここまで来たら何付けられても動じないけど・・・これは)

シンジ(チャーンス!!)

アスカ「さ、はじめるわよ!!」

シンジ「望む所っ!!」

アスカ「オーバーキル!!!オーバーキル!!!」

アスカ「だーらっしゃぁあああああああああああああ!!!!!」

シンジ「ぐはぁっ・・・!!」

アスカ「バカね!!まだ力の差がわかってなかったの!?伏せ!!」

シンジ「くぎゅうう・・・」

アスカ(フフフ・・・この優越感!これだからバカの相手はやめられないわ・・・!!)

アスカ「装飾品はもう決めてあるのよ!!バカシンジにお似合いの完全服従アイテムだわ!!」

シンジ「なんだよ!!もう翼でもバウリンガルでも何でも付けてよ!!」

アスカ「はぁ?アンタバカぁ?そんなモンつけないわよ・・・」

アスカ「全く・・・この私がそんな脳みそダダ腐りなセンスしてると思われてたなんて・・・」

アスカ「ちょっとショックだわ・・・」

シンジ「じゃあ何つける気なの・・・?」

アスカ「首輪よ!!首輪!!」

シンジ「え?」

アスカ「でも、ただの首輪じゃないわ!」

シンジ「え?」

アスカ「首輪に看板つけるのよ!書いてる字、読んで見なさい?」

シンジ「なになに?」

シンジ「アスカ様のペット」

シンジ「シンちゃんです」

シンジ「ヨロシクワン(はーと)」

アスカ「どうよ!!」ドヤァ

シンジ「正気ですか?」

アスカ「当たり前よ!これ以上のプリティアイテムは無いわ!!」

アスカ「ホラ!さっさとつける!!」

シンジ「うぅ・・・なんでこんな・・・」

アスカ「うっさい!!バカシンジ!!」

アスカ(あぁ・・・)

アスカ(ゾクゾクしちゃう・・・シンジが私のペットに成り下がったわ)

アスカ(デュフフ・・・デュフ・・・)

シンジ「・・・」しれー

アスカ「・・・ハッ!!」

シンジ「アスカ?」

アスカ「な・・・何よ・・・」

シンジ「何だかさっきから時々遠い目をしてるね?」しれー

アスカ「そ、そう!?気のせいじゃない!?気のせい!!」

シンジ「そうかワン・・・」フリフリ

アスカ「そ・・・そうよ・・・」ニヘラ

シンジ「ふーん・・・?そうなんだ・・・?」ひょこひょこ

アスカ(やばい・・・もしかして感づかれてる!?)

アスカ(いつもの私!!出て来い!!)

アスカ(ちゃんといつもみたいにバカバカ言うのよ!!)

アスカ(大丈夫!!私は出来る!!)

アスカ(私は出来る子よ!!アスカ!!)

アスカ「ジャイアント!ストロング!エントリー!!」

シンジ「大丈夫?熱でもあるの?アスカ・・・?」

アスカ「げっ・・・!声に・・・」

シンジ「人の事言えないね・・・?」

アスカ「う・・・うるさーい!!このシンジ!!」

シンジ「うん、シンジだけど・・・?」

シンジ「あ、ごめん・・・今は犬シンジでしたワン!」テヘペロ

アスカ「くぎゅぅうう・・・」

アスカ(なんて可愛さなの!犬シンジ!!こんなの愛でたくなって当たり前じゃない!!)

アスカ(素なの!?あれは素なの!?犬装備するだけであんなに性格変わるの!?完全に墓穴じゃない!!バカバカ!!私のバカ!!)

ネルフ本部

マヤ「目標補足」

青葉「二人の背後を捉えました」

日向「これは・・・?ゲームですか?」

ミサト「最近アスカがハマってるゲームね」

青葉「主モニターにゲーム画面、回します」

冬月「始まったな・・・」

ゲンドウ「あぁ・・・」

ドカバキズガドゴ

冬月「酷い有様だな」

ゲンドウ「あぁ・・・」

ミサト「手も足も出ないとはこの事ね・・・」

リツコ「シンジ君が弱すぎるのよ」

マヤ「アスカもあの程度じゃたかが知れてますね」

リツコ「アスカ程度なら30秒で始末出来るわ・・・」

マヤ「先輩の神テクに勝てる人はまず居ませんからね」

リツコ「あら?あなたも中々のものよ、マヤ」

マヤ「先輩には遠く及びませんよ」

リツコ「フフ・・・そうね」

青葉「そうこうしてる間に決着ですよ」

『アスカ「オーバーキル!オーバーキル!」』

『シンジ「やめてよ!」』

リツコ「ボーナススコアを稼いでいるわね」

マヤ「まあ当然ですね」

青葉「当然らしいぞ?」

日向「あれじゃ嬲り殺しだ・・・」

マヤ「チッ!これだからトーシロは困る」

リツコ「KO後の15秒・・・この時間にどれだけオーバキルコンボを繰り出せるかがこのゲームの醍醐味なのよ」

日向「そうは言われても・・・」

青葉「なぁ・・・?」

マヤ「モニターに反応あり!!」

『アスカ「バツゲームよ!!」』

ミサト「バツゲーム?」

リツコ「何かしら?」

冬月「定点カメラでは手元が見辛いな」

ゲンドウ「伊吹二尉・・・アップだ・・・」

マヤ「わかりました!」

青葉「主モニター、高精細モードで表示します」

ミサト「アスカの手元・・・あれって・・・」

リツコ「間違いないわ・・・」

マヤ「パターン青!!犬シッポです!!」

冬月「青だと!?アレが使徒か!!?」

ゲンドウ「冬月・・・」ふるふる

冬月「な・・・なんだ、紛らわしい・・・」

『シンジ「くぅーん・・・」』

マヤ「あ、ホントに付けた」

リツコ「可愛いわね」

ミサト「シンちゃん・・・」

青葉「はは・・・」(失笑)

日向「くぅーんとか・・・マジ引くわ」

マヤ「えー!可愛いじゃないですか!!殺しますよ!?日向さん!!」

日向「え?」

青葉「え?」

リツコ「え?」

ミサト「え?」

冬月「え?」

ゲンドウ「え?」

ゲンドウ「伊吹二尉・・・」

マヤ「はい・・・」

ゲンドウ「さすがにそれは酷いよね?」

マヤ「・・・」

ゲンドウ「はい、日向君に謝って」

マヤ「・・・うぅ」

リツコ「マヤ」

ミサト「マヤちゃん」

ゲンドウ「はい、謝って仲直り・・・」

マヤ「日向さん、ごめんなさい」

日向「いいですよ・・・何故か耐性ついてますし・・・」

ゲンドウ「はい、じゃ席に戻って監視続けましょうねー・・・」

冬月「保育園か」

ゲンドウ「・・・」

このスレタイは・・・と思ってきたけどやっぱりか
で、もう寝たのか
また明日待ってるよ

そういや前回の予告でついに動き出す真希波マリイラストリアスとか言ってたが、どうなるんだろう

アスカ「もう!なんでいつもそこで間違えんのよ!」シンジ「だって」
アスカ「リモコン取ってよ」シンジ「ダメ、これ見てるから」
シンジ「このクズ」アスカ「はぁ?」
アスカ「知ってるわよ?全部前フリだって事」シンジ「え?何の事?」
アスカ「クソムシか」シンジ「・・・えっ?」
アスカ「二人三脚の相手がアンタぁ!?」シンジ「仕方ないだろ」
アスカ「ハンバーグ」シンジ「ぐらい自分で作れ」

『アスカ「あら?じゃあ他の候補に変える?」』

青葉「他があったのか・・・」

『アスカ「どれにしようかな~・・・?ペンギン?」』

ミサト「ペンギンならそこにいるじゃない・・・」

冬月「ペンギン・・・あまり良い響きでないな」

ゲンドウ「・・・」

『アスカ「あっ!エリマキトカゲ?」
アスカ「大仏の被り物なんかもいいわね!!」』

日向「なんという可愛げのないチョイス」

青葉「脳みそダダ腐りですね」

冬月「大仏か・・・まるで高校生の夜襲だな」

ゲンドウ「冬月・・・それには同意しかねる」

おはようございます

『アスカ「ネコミミつけてコネメガネとツーショ・・・」』

青葉「それだ!!」

日向「少しはわかってるじゃないか・・・アスカ・・・」

『シンジ「もういいよ!!」』

日向「ぐあああああ!!遮るな!!ボケカス!!」

青葉「良くねーよ!死ね!!」

日向「無能な犬クソ野郎め・・・」

ミサト「アンタ達・・・そんなにシンちゃんのネコミミが見たいの?」

青葉「否!断じて否!!」

日向「我らの求むはその先にあり・・・」

マヤ「誰?」

リツコ「さぁ?」

青葉「司令!!」

日向「我らの意志を!!この無能なババア共に!!」

ゲンドウ「ネコミミ・マリ・イラストリアス・・・シンジはそれをおびき寄せる為のエサだ・・・」

ミサト「ネコミミ・・・」

マヤ「マリ・・・」

リツコ「イラストリアス・・・!!」

青葉「司令!!」

日向「一生ついていきます!!」

ゲンドウ「問題ない」

冬月「俺はついていく男を間違えたかも知れん・・・」

ミサト「お言葉ですが司令・・・」

ゲンドウ「なんだね」

ミサト「私はシンちゃんには犬であって欲しいと考えています」

ゲンドウ「そうかね」

リツコ「私もですわ」

マヤ「シンジ君は犬ですよね!」

冬月「犬派と猫派か・・・」

ゲンドウ「よろしい、ならば戦争だ・・・」

冬月「碇、身内で争ってどうする」

ゲンドウ「・・・」

『シンジ「きゅーん・・・」』

ミサト「きゅーん」うっとり

マヤ「きゅーん」うっとり

リツコ「きゅーん」うっとり

青葉「チッ!しけてやがる・・・」

日向「キモチワルイ」

『アスカ「それにしても・・・意外と似合うわね?」
アスカ「ま、元々犬コロみたいな顔だし当然ね!」』

ミサト「そうよ!アスカ!!そのまま素直で居ればいいの!!」

ミサト「自分の欲望に素直に居れば良いのよ!!」

マヤ「そうです!私たちが楽しめます!」

リツコ「普段はネコ派の私も、流石にシンジ君の犬化には同意せざるを得ないわね」

『アスカ「コラ!バカシンジ!!語尾は!?」』

青葉「アスカ!語尾を強要しています!!」

リツコ「なんですって!?」

マヤ「いけません!!シンジ君、内部から語尾を拒絶!!」

マヤ「アスカ!立て続けに攻めます!!」

『アスカ「ご」
アスカ「び」
アスカ「は!?」』

リツコ「なんて事・・・!!」

ミサト「ATフィールドが持たない・・・!!」

『シンジ「・・・ワン」』

マヤ「アスカ!ATフィールドを突破!!シンジ君の心理グラフ、反転!!」

冬月「まずいな」

ゲンドウ「あぁ・・・」

マヤ「!!」

マヤ「リビング内に高エネルギー反応!!」

リツコ「信じられない・・・」

ミサト「ATフィールドが・・・再生した?」

『シンジ「アスカ!!もう一戦!!僕が勝ったらこの犬シッポ外していいでしょ!?」』

マヤ「シンジ君!再生を要求!!」

『アスカ「はぁ?アンタバカぁ?私に何のメリットがあんのよ?」』

青葉「ごもっとも」

『シンジ「そうだ!!じゃあ、僕が負けたら・・・」
アスカ「?」
シンジ「エヴァに乗る時も犬シッポ着用する」』

リツコ「!!」

ミサト「!!」

マヤ「!!!!」

ゲンドウ「!!!!」

盗撮機関は今日もノリノリだな

ミサト(なんて事なの・・・シッポ装備のシンジ君がエヴァに乗って使徒と戦うの・・・?)

リツコ(初号機専用の換装システムを開発しなければならないわね・・・)

リツコ(シッポ型の有線式ATフィールド射出機構なんか良いわね・・・)

リツコ(仕事が増えるわ)

マヤ(そんな姿で来られたら・・・私、まともに戦闘管制出来ません・・・)

『アスカ「・・・それだけ?」』

ミサト「え?」

マヤ「十分ですよ、もう」

リツコ「あら?私たちは良くてもアスカに旨味が薄いわ、当然ね」

『シンジ「犬ミミも・・・つけるよ・・・!!」』

マヤ「きゃあああああ!悶絶モノですぅ~?」

ミサト「フル装備ね・・・」

リツコ(F型装備のインパクトボルトを小型化・・・イヌミミ型電撃射出機構を左右に二基・・・右ミミと左ミミに・・・)ブツブツ・・・

青葉「大丈夫か?ここのババア共は」

日向「病気ですね」

『アスカ「フン!!」にまぁ~』

冬月「見たか?碇・・・」

ゲンドウ「あぁ・・・」

『シンジ「くっ・・・あっ!!ズルいよ!!アスカ!!嵌め技だよ!!」
アスカ「知らないわよ!!嵌められる方が悪いのよ!!バカシンジ!!」
シンジ「あぁ・・・もう・・・ダメだ・・・」
アスカ「どぉおおおおおりゃああああああああああ!!!!」』

冬月「勝ったな」

ゲンドウ「あぁ・・・」

『アスカ「こんな事もあろうかと、さっきは少し手を抜いてやってたのよ!!」』

ミサト「策士ね」

マヤ「さっきのが全力かと思ってました」

リツコ「中々のものね」

『シンジ「申し訳ありませんでしたワン」』

マヤ「シンジ君、服従!!」

リツコ「よくやったわ!アスカ・・・」

ミサト「イヌミミをつまみにビールでも飲みたいわー」

シンジ君、服従!!www

冬月「勝ったな」

ゲンドウ「あぁ・・・」

ゲンドウ「・・・冬月」

冬月「なんだ?」

ゲンドウ「葛城一佐、いや・・・残業中の女性職員全員にビールを・・・」

冬月「いいのか?」

ゲンドウ「戦争は我々の完敗だ・・・」

冬月「お前の戦争ごっこは終わっていなかったのか」

ゲンドウ「あぁ・・・」

冬月「レイ、配ってやれ」

レイ「はい」

ミサト「あら?レイ、どうしたの?」

レイ「司令から」

レイ「勝利の味・・・少し苦い大人の味」

レイ「イヌミミは肴」

レイ「私もポカポカする」

レイ「ありがとう、感謝の言葉・・・はじめての言葉」

ミサト「レイ、あんた酔ってんの?」

レイ「酔う?わからないわ」

ミサト「悪いおこちゃまねーっ?」ぐびっ

ミサト「かぁー!!くぅううう~!!シンちゃんを愛でる者同士、楽しみましょ」

レイ「・・・」ぐびっ

青葉「はぁ・・・負けた・・・」

日向「そうこうしてる間に、ミミ選んでますよ?」

ミサト「なんですって!?」

マヤ「すごい・・・あんなにたくさん・・・」

リツコ「アスカの私物ね」

青葉「どんな趣味だよ」

日向「ホントに大仏の被り物が置いてある」

ミサト「入居した時に荷物がやたら多かったから何かと思ったら・・・」

マヤ「コスプレグッズだったんですね・・・」

リツコ「末恐ろしい子・・・!!」

『アスカ「さ、どれにする?」』

青葉「さぁ、始まりました!次の勝負はイヌミミ当てゲーム!!」

青葉「ルールは簡単!数あるこのイヌミミの中からどれをアスカがチョイスするのか!?」

青葉「それを当てるだけ!!」

日向「見事的中させた方には司令より豪華賞品が贈呈されます!」

ゲンドウ「奮ってご参加下さい」

青葉「では・・・スタート!」

『アスカ「ポメラニアン風?」』

マヤ「私、これがいいですぅ!」

『アスカ「ダックス風?」』

ミサト「垂れミミシンちゃん・・・」ゴクリ

『アスカ「ドーベルマンって感じじゃないわね・・・?」』

リツコ「あら?私は野性的なシンジ君も見てみたいわ」

野性的なシンジ君になると曲が流れちゃうだろ

やっぱりあなただったか

『アスカ「ゴールデンレトリバー風?」』

レイ「碇君・・・」ぐびっ

『アスカ「柴犬・・・?うーん・・・悩むわね!!」』

冬月「ふむ、日本男児たるものやはり柴犬だろう」

『アスカ「~♪」』

青葉「嬉しそうですね」

日向「いじましい」

ミサト「私も選びたいわ~・・・レイ!次のお酒持って来て!!」

レイ「どうぞ」

ミサト「かぁ~!!!くふぅううう!!!この二人、最高の肴ね!!」ぐびっ

レイ「私も行きたい」

ミサト「司令~?レイが行きたいって~?」ぐびっ

青葉「司令にタメ口ですよ」

日向「悪酔いですね」

ゲンドウ「レイ・・・」

レイ「司令・・・」じーっ

ゲンドウ「構わん、行け」

レイ「はい」

ミサト「ぶっふふー!楽しく見物させて貰うわ~?レイ!」

リツコ「最悪ね、この女」ぐびっ

マヤ「家飲みのテンションですね」ぐびっ

青葉「それにしても時間かかり過ぎでしょ」

マヤ「女なら黙ってポメら・・・」ぐびっ

『アスカ「やっぱりポメラニアン風ね!!」』

マヤ「やったー!!しゃしゅがアシュカ!!わかってますれすぅ!!」

リツコ「ろれつが回ってないわね」ぐびっ

マヤ「見たかぁ!シンジきゅんにはポメりゃりやんが至高ー!!」でれっ

青葉「仕方ない・・・ホラ!マヤちゃん、しっかりして・・・」

マヤ「しゃわんにゃ!!きったねークショ虫がぁ~!!」でれーっ

青葉「はいはい・・・一度横になりましょうねー」

シンジ「このクズ」アスカ「はぁ?」
アスカ「リモコン取ってよ」シンジ「ダメ、これ見てるから」
アスカ「もう!なんでいつもそこで間違えんのよ!」シンジ「だって」
アスカ「知ってるわよ?全部前フリだって事」シンジ「え?何の事?」
アスカ「クソムシか」シンジ「・・・えっ?」
アスカ「なに?びっぷが落ちたから・・・?」シンジ「そうだよ」
アスカ「二人三脚の相手がアンタぁ!?」シンジ「仕方ないだろ」
アスカ「ハンバーグ」シンジ「ぐらい自分で作れ」

今までのSSリスト
下から順に新しいよ

マヤ「モニターに反にょうありぃ・・・!!」でれっ

ミサト「何!?脱いだのっ!?」ぐびっ

日向「ダメだコイツら・・・早くなんとかしないと・・・」

マヤ「シンジきゅんがぁー・・・心理グラフでぇ~・・・」ぐびっ

青葉「はいはい~、マヤちゃん?そっちじゃなくて、お水飲みましょうね~?」

マヤ「んあ~?もうおしまい~?くしょむちちねーっっ!!」でれっ

リツコ「マヤ・・・普段飲まないから・・・」

冬月「無様だな」

ゲンドウ「あぁ・・・」

『アスカ「お手!」』

青葉「うわぁ・・・」

日向「引くわ・・・」

ミサト「うんうん!基本よね!アスカ!!」

リツコ「まぁ、当然ね」

青葉「ダメだここの女共・・・腐ってやがる」

マヤ「Zzz・・・」

冬月「寝たな」

ゲンドウ「あぁ・・・」

冬月「うるさいのが一人減った」

ゲンドウ「あぁ・・・」

リツコ「シンジ君、抵抗してるわね」

青葉「プライドが許しませんよ、男なら」

ゲンドウ「!!」

ゲンドウ「モニターを式波大尉に・・・」

ゲンドウ「カラーモードをキラキラセピアで出力しろ・・・」

『アスカ「シンジがお手してくれたら・・・」
アスカ「私・・・」
アスカ「すっごく嬉しいのに・・・?」上目使い』

青葉「ぐはぁっ!!!」

日向「がああああああ!!!!」

リツコ「これは・・・」

ミサト「詐欺!こんなの!!」

リツコ「どこであんな表情覚えたのかしら?」

青葉「すごく・・・いいです・・・」

日向「妄想を掻き立てられる言葉のチョイス・・・」

青葉「これはぐらつく・・・」

日向「僕は犬になりたい・・・」

マヤ「シンジ君にょ心理グラフ、ひゃん転~・・・むにゃむにゃ」Zzz

リツコ「寝言ね」

アスカ「シンジ・・・?」

『アスカ「シンジが私のワンコになったら・・・」
アスカ「フフ・・・めいっぱい可愛がってあげれると思うの・・・」
シンジ「~~~~~!!!」
アスカ「楽しそうじゃない?シンジ・・・?」』

青葉「悪女か」

日向「僕で良ければ可愛がって下さい」

リツコ「もしも私と付き合ったら、の応用ね・・・」

ミサト「アスカぁ~?私は保護者としてあなたの将来が心配よぉおおお」ぐびっぐびっ

ミサト「かぁああああああ!!今日も今日とてビールが美味いっ!!!!」

青葉「心配なんて」

日向「どの口が言ってるんでしょうね?」

リツコ「クズね」

『アスカ「お手」
シンジ「わう」
アスカ(ニヤリ)
シンジ「しまったぁあああああああああああああああ!!!」』

青葉「バーカ」

日向「いや、これは仕方ない」

『アスカ「何がしまったよ!!聞こえてるわよ!!バカシンジ!!」』

青葉「心の声が漏れてたのか」

日向「ATフィールド消え過ぎですね」

『シンジ「え・・・?あぁ・・・ごめんなさいワン」』

青葉「ダメだ」

日向「これも壊れた」

ゲンドウ「・・・」

『アスカ「何よアンタ、もうなりきってんの?」』

ミサト「なりきりシンちゃん・・・」ひっく

リツコ「・・・」

青葉「・・・」

日向「・・・」

冬月「・・・」

ゲンドウ「・・・」

マヤ「・・・死ね」Zzz

ミサト「なんだ・・・寝言か」

マヤ「死ね」ぼそっ

青葉「!!!?」

日向「!!!!?」

リツコ「!!!!?」

ミサト「うぃー!あぁ?何か幻聴が聞こえるぅ~・・・」どてっ

ミサト「すぴー・・・すぴー・・・」Zzz

青葉「年増、沈黙!!」

日向「残るは・・・」

リツコ「私は寝ないわよ?」

日向「!!」びくぅっ

リツコ「・・・」ニヤリ

一方その頃

sideレイ

レイ「碇君・・・」

レイ「今、会いに行きます・・・」

レイ「待ってて」

sideレイ

???「やぁ」

レイ「あなた誰?」

???「碇シンジ君の所へ行くのかい?」

レイ「・・・」

???「君、首輪には気をつけなよ?」

レイ「首輪?何それ」

???「首輪は首輪だよ」

レイ「わからないわ」

???「一応忠告はしておいたよ」

レイ「そう」

???「僕はカヲル、渚カヲル・・・僕も後でお邪魔するかも知れない・・・」

カヲル「先に用事を済ませてからになるけどね」

カヲル「そうだ、君・・・真希波マリイラストリアスがどこにいるか知らない?」

レイ「彼女なら・・・」

マリが出たのってハンバーグ以外にあったっけ?

レイ「ネルフの別棟で起動実験をしていたわ」

レイ「きっとまだネルフに居ると思う」

カヲル「ありがとう」

カヲル「優しい君にもう一つアドバイスをあげるよ」

レイ「・・・」

カヲル「君は置物じゃない」

カヲル「景色の一部でもない」

カヲル「それを忘れないで・・・」

レイ「あなたが何を言ってるのか、よくわからないわ」

カヲル「それならそれで良いんだ、これはそう・・・」

カヲル「僕にとっても確認の様なものだから」

レイ「もういい?」

カヲル「どうぞ」

レイ「私、急ぐから」たったったっ

カヲル「以前の彼女とは違うね・・・何かがおかしい・・・」

葛城家

ピンポーン

レイ「こんばんは」

シンジ「あ・・・綾波っ!!」

アスカ「ちょっと!エコヒイキ!!何勝手に私達の家に現れんのよ!!」

レイ「碇君・・・」

シンジ「?」

レイ「可愛い」

シンジ「~~~~!!!!」

アスカ「あーっ!!ダメよ!!犬シンジは私のモノなんだから!!」

シンジ「これは・・・その・・・違うんだ・・・綾波!何がどう違うって言うのは説明が難しいんだけど・・・その!!」

レイ「知ってるわ、セカンドが装備させたのね?」

レイ「私は・・・ゴールデンレトリバーが良かった・・・」ぼそっ

アスカ「はぁ?何言ってんの?アンタ・・・」

レイ「何でもないわ」

ネルフ本部

ピンポーン

ゲンドウ「はーい」

カヲル「こんにちは、お父さん」

ゲンドウ「誰だ・・・ここは部外者は立ち入り禁止だ、出て行け」

カヲル「今日付けでネルフに配属されました、渚カヲルです」

カヲル「本部のID、これで合ってますよね?」

リツコ「えぇ・・・」

カヲル「あきらめた、無理」

ゲンドウ「?」

カヲル「I know先生の真似しんどい」

リツコ「はぁ?何を言ってるのこの子・・・」

カヲル「無理って事さ」

終劇

起承転結の結が決まってるなら行けるだろうと思ったが無理ゲー
結びまでのキャラの会話が頭で追いつかない

すまぬwwwwwすまぬwwwwwwww
I know先生の次回作が気になりまする

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