P「野生のぷちどるってどうやって生きてるんだ?」(158)

「そろそろ時間なのでレッスンに行ってきますね」

「気をつけてな」

「ちひゃー、プロデューサーに迷惑かけちゃダメよ」

「くっ」コクン

そういって千早は出て行った

残されたのは一人と一匹

「さて、残った仕事を片付けるか」

「くぅ…」キョロキョロ

「くっ」キョロキョロ

ちひゃーは何かを探しているようだ

いや、何かを確認しているようだった

そして…

「くっ」ピヨーン

「くっ くっ」ペシペシ

これはちひゃーなりのスキンシップらしい

「なんだちひゃー?ブラッシングか?」

「くっ くっ」ペシペシ

嬉しそうに頭を叩き続ける

「はぁ~また律子に文句いわれんだろうなぁ…まぁいいか、ほらおいで」

「くっ」ポフ

今は冬

ちひゃーの髪はそれはそれはすげーことになっている

「くにゃ~///」

「まったく、すこしは髪切ったらどうだ?バリカンならここにあるぞ?」

「くっ くっ くぅぅ」ブンブンブン

「冗談に決まってるだろ、常識的に考えて」

「くっ」ジトー

「くぅぅ」ガタガタ

「そうですか、ねだられて…それでは私はレッスンに戻ります」

千早は事務所を出て行った

「あれ?あいつ何を忘れたんだ?」

千早はなにもとっていかなかった

「くっくぅ」ブルブル

「どうしたちひゃー?寒いのか?」

「くっ」ピヨーン

「おいおいブラッシングはまだ終わってないぞ?」

なぜか逃げようとするちひゃー

「もうすこしだからじっとしててくれ」

「くぅ くぅ」ブルブル

「?」

数時間後

「きれいになったぞ、ちひゃー」

「く…」ツヤツヤー

「どうしたんだ?さっきからおかしいぞ?」

「まぁいいか、俺は仕事してるから千早が戻ってくるまでおとなしくしてろよ?」

「くっ」コクン

その後ちひゃーは千早が戻ってくるまで部屋の隅で丸くなっていた

「ただいまもどりました」

「おつかれ千早」

「?ちひゃーは…」

「そこでおとなしく待ってたよ」

「そうですか。ちひゃー、帰るわよ」

「くっ!?」ブルブル

「さっきからこの調子でな」

「構いません」

そういって千早はちひゃーをつかみあげた

「おつかれさまでした、プロデューサー」

「くぅっ くぅっ」ジタバタ

「明日の収録開始は一時間遅れだからな、予定表確認しとけよ」

「はい、それでは」

「くぅっ くぅっ」ジタバタ

千早とちひゃーは出て行った

「ちひゃーどうしちまったんだ?」

千早のアパート

「さて、言ったわよね?私のプロデューサーに迷惑かけるなって…」

「くっ くっ くぅ」ブンブンブン

「あなたは私との約束を破った、これはおしおきね」

「くっ!?!?」ビクッ

「くっ」トテテテテー

逃走を図るちひゃー、しかし千早は簡単に捕らえた

「約束を守らないあなたが悪いのよ」

「くーっ くーっ」ジタバタ

千早がちひゃーの服を脱がす

その小さな体は傷だらけで無残なものであった

「今日は何にしようかしら?」

そう言いながら千早はたばこに火をつけた

「げほっ けほっ どこがいいのかしら?これ?」

もちろん千早が吸うためではない

「くっ くっ」バタバタ

「まだ逃げようとするの?そうね、その足がいけないのね?」

そういうと千早はたばこをちひゃーの腹に押しつけた

「ぐゃぁぁぁぁ!?!?」

悲鳴があがった

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