質屋「はい、５００Gで買い取りますよ」
女騎士「ううむ・・・買った時は１０００Gだったのだが・・・。半額にまで下がるか」
質屋「まぁ、家も商売なんで・・・」
女騎士「まぁ、あんなに汗を吸った鎧だからな・・・。半額でもありがたい。か」
質屋「１００００Gで買い取りましょう！」ガタッ
女騎士「い、いきなりなんだ！？いいのか？元値の１０倍だぞ？」
質屋「いいんですいいんです。ぐへへ」
女騎士「ふむ、では買い取ってもらうとしよう。ありがとう」
質屋「ありがとうございましたー。っへへへ・・・」
男騎士「あっ、女騎士！どうだった？」
女騎士「うむ・・・なんだか知らんが１００００Gで買取ってくれたぞ」
男騎士「そりゃすごい！もしかしてすごい鎧だったのかな？」
女騎士「なんだ？売ったのがもったいなくなってきたか？」
男騎士「とんでもないよ、折角女騎士が新しいのをプレゼントしてくれたんだから」
女騎士「むぅ・・・///」
男騎士「でもごめんね、僕の鎧売ってきてもらって」
女騎士「貴様が宿を探している間、私だけなにもしないわけには行かんからな。
貴様の鎧は汗臭くてかなわん・・・///」
男騎士「あはは・・・」
質屋「うっっひょおおおおお！！女騎士ちゃんの汗の匂い！汗の匂い！！！」
男騎士「ここだよ、今日の宿」
女騎士「なかなかいい宿だな、じゃあ入るか」
おばちゃん「ごめんねえ・・・部屋が１つしか余ってなくて」
男騎士「ええ！？それは困ったなぁ・・・」
おばちゃん「あんたら二人がひとつの部屋に、って形で半額にさせてもらうことは出来るよ」
男騎士「お、同じ部屋・・・！？」
女騎士「仕方ない・・・半額なら得だしな」
男騎士「ちょ、女騎士・・・！？」
女騎士「察しろ・・・この愚か者・・・///」
質屋「ああああ！女騎士ちゃん！女騎士ちゃん！」
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