シンジ「へー、ここが真希波のマンションかあ」(954)

代行

ピンポーン

マリ「はーい。どちらさまー?」

シンジ「あ、碇です」

マリ「お、ついに来たね、わんこくん! いらっしゃーい!」ガチャ

シンジ「お邪魔します。わあ、結構大きい部屋なんだね、って、うわあ!」

グチャー

マリ「あはは。ごめんね、ちょーっと散らかってるけど、すぐ片付けるかr」

シンジ「ちょっとってレベルじゃないよ!」ダンッ

vipではageたほうがいいと思うぞ。人が集まらん

シンジ「なんだよ、なんなんだよこれ! こんなの女の子の部屋じゃないよ! ふざけないでよ!」

マリ「」

シンジ「まずテーブルだよ! なんで飲みかけのコーヒーカップが五つもあるんだよ! 飲めよ! または捨てろよ!」

マリ「い、いやー、あの、あとで飲もっかなーって思ってそのままにしてるんだけど、ついつい……ね!」テヘペロ

シンジ「飲めよ! または捨てろよ! そして洗えよ! なに可愛くテヘペロしてるんだよ! そんな場合じゃないよ!」

マリ「ぶー。そんなに怒らなくってもいいじゃんさ」

シンジ「怒るよ! たまの休みに女の子から『うちくるー?』とか誘われてこんな部屋を見せられたら誰でも怒るよ! おまけに何だよこれ、宅配ピザの包みだらけじゃないか!」

マリ「好きなんだよねー、ピザ。ほら、トマトもたっぷりでヘルシーだし」

シンジ「欧米か!」ダンッ

マリ「もー。細かいなあ、わんこくんは」ブーブー

シンジ「そりゃそうだよ! こんな生活してたらせっかくの美人が台無しにだよ! そんなの耐えられないよ!」

マリ「えっ」ドキッ

シンジ「真希波さ、その服最後に洗ったのいつ?」

マリ「えっ。えーっと、一ヶ月くらい前……かな?」

シンジ「洗えよ! 今月その服を着てる姿を四、五回は見かけたよ! あっ、可愛いなと思ってた僕の純情はボロボロだよ!」

マリ「えっ」ドキッ

シンジ「あと、あとはなんだ! あとこれ最後に掃除したのいつさ!」

マリ「えっ、え、ああ、うん、えーと」

シンジ「まあ引っ越しの荷物が片付いてない時点でお察しだよ! だから髪の毛もいっつも埃っぽいんだよ! 正直見る度に洗ってやりたくてたまらなかったよ!」

マリ「えっ」ドキドキッ

シンジ「ぜえぜえ……あ、ご、ごめん……つい」

マリ「あ、ううん! ぜ、全然! にゃはは。それにしてもまさか男のわんこくんからここまで駄目だしされるとは思わなかったなー」ドキドキ

シンジ(どこかで期待してたんだ。真希波はミサトさんやアスカや綾波とは違うまっとうな女の子なんだって。でもそんなの僕の勝手な思い込みだったんだ)
シンジ(ネルフに家事のできる女の子なんていないんだ)ズーン

マリ「おーい、わんこくーん?」

シンジ「ううん、だからこそ僕の出番なんだ!」

マリ「わっ」

シンジ「真希波、今日は二人で掃除しようよ!」

マリ「え、でもせっかくわんこくんがきてくれてるんだし……あとでいいんじゃないかなっ?」チラッ

シンジ「……」ニコッ

マリ「はい」ズーン

シンジ「まずは……まずはなんだ! 畜生、何なんだよ! まずカーテンと窓を開けるよ!」

バサァ! ブワァー!

シンジ「うわっ!」ゲホゲホゲホゲホッ

マリ「あー、この部屋って南向きだったんだにゃー」ポカポカ

シンジ「開けろよ! 朝になったら! カーテンと! 窓を! 開けろよ! 朝の清潔な空気を部屋に入れろよ!」

マリ「うーん、家は寝る場所だし……?」

シンジ「だからこそだよ! 僕は真希波にゆっくり健康的に眠って朝すっきり目覚めて欲しいんだよ! お節介かもしれないけどここは譲れないよ!」

マリ「あっ」キュン

シンジ「畜生、畜生、畜生! 真希波、はたきだ! はたきを出して!」

マリ「えっ? え、あ、え?」

シンジ「はたきだよ! ほうきでもいいや! このカーテンレールの上の埃をまずは……」

マリ「え? フローリングだしこの粘着ペーパーでコロコロするやつで……」

シンジ「逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ真希波! ホームセンターへ行くよ!」

マリ「えっ? え? え?」

シンジ「来い!」

マリ「あっ」キュキュン

ホームセンター

シンジ「真希波、いくらフローリングでもコロコロ一つじゃ限界があるんだ。はたき、ほうき、ちりとりは必須だよ。まさかないとは思わなかったよ」

マリ「へー。わんこくんは何でも知ってるんだね」

シンジ「掃除の初歩だよ! 雑巾はあとで縫ってあげるから。あとバケツも買おう。あとは……」

ヒカリ「あ、碇くん。こんにちは」

シンジ「あ、委員長」

マリ「にゃ。コンニチハ」シュビ

ヒカリ「えっと、真希波さん? だよね。ホームセンターで二人を見るなんてちょっと意外かも。ネルフの用事?」

シンジ「かくかくしかじかなんだ。委員長は?」

ヒカリ「ふふ、そうなんだ。あ、私? 私は部屋のカーテンの買い替え。せっかくだし大人っぽいやつにしようかな、って」

シンジ「そうなんだ。委員長はさすがだなあ」

マリ(カーテンってかけたらかけっぱなしじゃないんだ……!?)

ヒカリ「じゃ、碇くん、頑張ってね。真希波さんも身体に気をつけて。ご飯もしっかり食べてね」

シンジ「うん。委員長もいいカーテンが見つかるといいね」

マリ「……」バイバーイ

シンジ「よし。あとは季節外れの洋服を収納するやつとかも見に行こう!」

マリ「ね、わんこくんさあ」

シンジ「うん? あ、先にハンガーを買うべきだった?」

マリ「あれかにゃ、あの、ああいういかにも女の子っぽいのがタイプだったりするのかにゃ?」

シンジ「僕はむしろ多少だらしないくらいの子が好きだよ」

マリ「」キュン

シンジ「でも真希波はさすがに限度超過してるからね! プラグ震度危険域だよ! あそこにいたら人に戻れなくなる!」

マリ(あー、やばい。このままだとキュン死にするかもしれないぞこれは)ドキドキ

シンジ「問題は料理道具だ」

マリ「にゃ? 私は三食外食でm」

シンジ「ダメだよ。育ち盛りの女の子が三食外食なんてだめだ。ミサトさんが許しても僕が許さない」

マリ「それ何気にめっちゃディス入ってるよね?」

シンジ「真希波はどうする?」

マリ「どう、って言われてもなあ。私、エヴァの操縦くらいしかできないし。料理に興味ないし」

シンジ「ダメだよ!」ガシャーン

マリ「ちょ」

シンジ「ダメだよ! 今はそれでもいいよ! でも半年後、一年後にマリの目の下にくまができたり生理不順で辛い感じになってみなよ!」

マリ「ちょ、わんこくん、声! 声でかいって!」

シンジ「想像しただけで僕の心は張り裂けそうだよ! 可愛い女の子が! 食生活の偏りで! 不健康に苦しむなんて! およそ看過できるわけないよ!」

マリ「ちょ」キュン「わかった」キュキュン「わかったから落ち着いて」キュキュキュン「そのままだと私の具合が今すぐ悪くなっちゃうから!」

シンジ「はあはあ……ごめん。でもだめなんだ……だめなんだよ。子どもが宅配ピザや外食で生活なんてしちゃダメなんだ」ブツブツ

マリ(やばい。ここから逃げ出したい。あとあのイインチョウさんがめっちゃこっち見てる)

シンジ「真希波、練習だ」

マリ「ふえ?」

シンジ「反復練習だよ。大丈夫、栄養管理から何から徹底的に叩き込んであげるから。ネルフを出る頃にはどこに出しても恥じることのないお嫁さんにしてみせるよ」

マリ(真顔はやばいって…)キュン

シンジ「だから料理道具は僕のお給料から出すよ。もう僕の自己満足のために買うようなものだから。真希波の引越し祝いにプレゼントする」

マリ「う、うん。ありがとう。素直に受け取っておく。で、えーと、料理道具のコーナーはあっちだ! よしわんこくんあっちだ! あっちへいくよー!」

シンジ「真希波! すごいやる気だ! 僕の気持ちが伝わったんだね!」

ヒカリ(ふふ。でも私は亭主関白な人の方が好き……なんちゃって)カァァ

マリ(よ、よし。ここまで来れば誰もいないよね。はあ、今日はキュンキュンさせられっぱなしだよ)

マリ「で、わんこくん、まずはお鍋だね。台所は広いけど一人暮らしだしさ、じゃまにならないこのくらいのサイズで」

シンジ「この8リットル入るやつを買う」

マリ「!?」

ほすほす

マリ「で、デカすぎじゃない……?」

シンジ「もちろん小さな鍋も買うよ。でも大鍋はこれくらいの方がいいんだ。中途半端なサイズの鍋だとカレーやシチューを作る時にすぐ吹きこぼれちゃうからね」

マリ「へえー」

シンジ「来客時はお客さんの分も作れるしね。同じ理由はフライパンも大きなものを買うよ。フライパンも大きくて深いものの方が何かと便利なんだ。これでちょっとした煮物も作れる」

マリ「わんこくんさ」

シンジ「うん?」

マリ「なんかお母さんみたい」プーッ

シンジ「僕は大真面目なんだから笑わないでよ! なんだよ! 人がまじめにやってんのに! もういいよ! これ買うからね!」

マリ(あー、いいなあ。癒されるなあ。このまま帰りたくないなあ)

ssスレだけはまとめに載ってほしい

まだか









まだかまだかまだかまだかまだかまだかまだかまだかまだかまだかまだかまだかまだかまだかまだかまだかまだかまだかまだかまだかまだかまだかまだかまだかまだかまだかまだかまだか

シンジ「次は包丁だよ!」

マリ「わんこくん、わんこくん、どうどう」

シンジ「真希波も段々慣れてきたね!?」

マリ「そりゃまあね」
マリ(今は和みモードだし!)
マリ「で、包丁も一杯あるけど、これも一杯買う?」

シンジ「包丁は万能包丁一本で十分だよ。素人から玄人までこれ一本。あとはシャープナーだね」

マリ「へえー。意外だなあ。鍋にはあんなにこだわってたのに」

シンジ「あと果物ナイフが欲しければどうぞ、って感じかな。でも万能包丁は万能だからね」

マリ「さっすが万能包丁!」

シンジ「だから二本買おう。暫く二人で使うんだから」

マリ「あっ」キュン

シンジ「あとおろし金とピーラーもいるな……」ゴソゴソ

シンジ「おたま! 木べら! 菜箸! あとは、あとはなんだ! あとあれだ、砂糖とか塩とか入れるやつもだ!」

マリ「」ジー

シンジ「あ、ご、ごめん。一人で先走っちゃって。真希波はデザインとかカワイイ系の方がいい……かな。僕の趣味で思いっきり質実剛健なものばっかり選んじゃったけど」

マリ「や、わんこくんの趣味でいいよ。主にわんこくんが使うんだし。でもさあ、こう」

シンジ「ん?」

マリ「これ、買い物カゴにこういうものを詰め込みまくってると、端から見たら完全に――」

シンジ「姉と妹だね!」

マリ「」

シンジ「よし、次はトイレ掃除用具だ! それと便座カバー!」

マリ「……にゃ!」ボコー!

シンジ「あいたー! なんだよ! なにするんだよ! 便座カバーはいるだろ! 冬場におしりがヒヤッとしたら困るだろ!」

マリ「ふーんだ」プイッ

シンジ「なんだよもう。わけがわからないよ。どう考えたって便座カバーがなきゃ困るじゃないか……」

姉と妹なわけないよ! 弟だよ! なんだよ畜生!

「それと便座カバー」



懐かしいな

ピピッ
ッエーンナリャース
ッザーッス

ウィーン

シンジ「重い!」ズシーン

マリ「そりゃあれだけ買えば重くもなるよねー。わんこくん、どうするのかなー、ってずっと思ってたんだけどさ。やっぱそのまま持ってくんだ、それ」

シンジ「だって帰ったら掃除するんだからすぐないと困るじゃないか! 畜生、なんだよ。なんだよこれ! 肩の拘束具が外れそうだよ! 真希波、タクシーを呼ぼう!」

マリ「んにゃ。私が買い物袋の片方を持つよ」
マリ「重っ!」ズシッ
マリ「え? ちょ、重っ! わんこくん、重すぎじゃないのこれ!」

シンジ「だってあの部屋なんにもないんだから仕方ないだろ!」

マリ「あ、花屋」

シンジ「」

マリ「ね、ねね! わんこくん、わんこくん!」

シンジ「」

マリ「あ、うん、じゃあ」

シンジ「いいよ! 寄ろうよ! 二人で鉢植え持って帰ろうよ!」

至る所に聞き覚えのあるセリフが散りばめられてて面白いな

ミーンミンミン

シンジ「花屋さんが台車を貸してくれたよ! どんだけ重そうだったんだ僕らは! 気づいたら汗だくだよ!」ゼェゼェ

マリ「わんこくんがサボテン欲しいなんて言うからー」

シンジ「僕は手のひらサイズのやつが欲しいって言ったんだよ! なんだよこれ! 僕らより背が高いじゃないか! ほんと」
シンジ「ほんとなんだよこれ! めちゃくちゃ重いよ!」

マリ「やー、大は小を兼ねるって言うよ」

シンジ「時と場合によるだろ! 時と! 場合に! よるだろ! 大事なことなので二度言ったよ!」

マリ「わんこくん、疲れたしアイス食べよっか」

シンジ「真希波は台車に乗ってるだけじゃないか! この炎天下の中、僕は真希波と観葉植物を乗せた台車を引っ張って真昼の第3新東京市を行脚だよ! なんの苦行だよ!」

マリ「わんこくん わんこくん!」

シンジ「なんだよ!?」

マリ「その………………私の●んこくん……舐めて……も…いい……よ?」

シンジ「」

> シンジ「時と場合によるだろ! 時と! 場合に! よるだろ! 大事なことなので二度言ったよ!」

名言キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!

大事なことだから明言しておくけど例のQの人とは別人だよ!
芸風のリスペクトだよ!
またはパクリだよ!

ガチャン

マリ「わんこくん、ほれ!」ポイッ

パシッ

マリ「ナイスキャッチ!」

シンジ「真希波、さすがの僕も稼働時間が限界だよ……今度は真希波が引っ張ってよ……一休みしたらとたんに疲れが出てきたよ」モグモグ

マリ「んー、やだ」モグモグ

シンジ「なんでだよ!」

マリ「ほれ」ヒョイ

シンジ「もがっ」パク

マリ「にゃはは。間接キスだー」

シンジ「えっ」

マリ「じゃ、そういうわけであとよろしく!」

 ガラゴロガラゴロ

シンジ「もういいよ! いくよ! いけばいいんだろいけば!」

マリ「ハイヨー! ゴーゴー!」

真希波のマンション

シンジ「」ゼェゼェ

マリ「」ハァハァ

シンジ「冷静に考えたらあんな馬鹿デカイ観葉植物がエレベーターに乗るわけないじゃないか……」

マリ「ごめん……とりあえず一休みしよっか!」

シンジ「それはダメだよ」

マリ「」

シンジ「ここからが本当の地獄だ。とりあえず……とりあえずどこから手をつければいいんだよ! 畜生、とりあえず真希波は隣の部屋で荷物をまとめてよ! 僕はこの部屋を片付けるから!」

マリ「内部電源が切れるまでの63秒でケリをつけるにゃ!」

シンジ「服の畳み方はわかるよね!?」

マリ「……にゃ?」

シンジ「いいよ教えるよ! こっちへ来なよ! Tシャツを5秒で畳めるやつのやり方を教えるよ!」

マリ「うわー! 見てみてわんこくん! うわー!」シュバッ!

シンジ「それ便利だから覚えとくといいよ! あとちゃんとマスクをするようにね。気分が悪くなったら新鮮な空気を吸って!」バサバサ

マリ「わんこくんこれ楽しい! だいぶ楽しいよ!」バッ!バッ!

シンジ「僕らが生まれる前に伊東家の食卓って番組で紹介されてたらしいんだ。なぜかわからないけど父さんがやってるのを見て覚えたんだよ」

マリ(そういえばわんこくんのお母さんって技術畑の人だっけ)

シンジ「母さんも家事ができない人だったのかな……」バサバサ

マリ「わんこくん、わんこくん」

シンジ「あ、ごめん。埃っぽいかな」

マリ「お母さんの胸に飛び込んできてもいいよ!」

シンジ「あとでね!」

マリ(えっ、あ、OKなんだ?)キュン

シンジ「掃除のやり方には欧米式と日本式があってね」バサバサ

マリ「ふんふん」モグモグ

シンジ「ごみを角から中央へ集めていくのが欧米式、一方の角から対角線に集めていくのが日本式なんだ」

マリ「へええ」モグモグ

シンジ「真面目に聞けよ! 僕もアイス食べたいけど頑張ってんだよ!」

マリ「じゃあほら、んー」

シンジ「いらないよ!」

マリ「えっ」

シンジ「真希波がアイス食べてる絵面でお腹いっぱいだよ! 可愛いからそのまま食べてていいよ!」

マリ「ゴクッわ、私も手伝う!」キュン

シンジ「ちなみにさっきの欧米式とか日本式とかの話は適当こいたよ!」

掃除中に食べるのは衛生的によろしくないぞ

マリ「ほうきどっせーい!」ブォン

ブワッ

シンジ「真希波! それじゃダメだ! 埃が舞い上がるだけだよ! 目を閉じて! 地味に目が痛むから気をつけるんだよ!」

マリ(さっきから思ってたけどわんこくんて優しい…)キュン

シンジ「埃はフワフワしてるからそのままはくと散らばっちゃうんだ。特にこんな綿ぼこりはね。安易に掃除機なんかかけたら大惨事だよ」

マリ「ふむふむ」

シンジ「そこでこれの出番だ」

マリ「あ、紅茶の出がらし」

シンジ「出がらしに含まれる水分がうまい具合に埃がまとまるんだ。それに紅茶に含まれるタンニンにはワックス効果もある。でもフローリングとの相性もあるからまず目立たないところで試してからね!」

マリ「わんこくんさあ、そういう情報どこで拾ってくんの?」

シンジ「ほんとだよ! 僕はなんでこんなことにばっかり詳しくなってるんだよ!」

マリ(でもそこがいい!)キュン

暫くして

マリ「終わったー!」バンザーイ!

シンジ「殆どゴミだったからね。どんどん捨ててはいて拭くだけですんだのは大きいよ。ダンボールに入ったままの荷物はまた明日だね」ナデナデ

マリ(なんか頭撫でられてる!)ドキドキ

シンジ「真希波、先にシャワー浴びてきなよ」

マリ「えっ」

シンジ「ん?」

マリ「え? え、ちょ、なんかまだ心の準備がっていうか私たちまだ会ってそんなに経ってないし」

シンジ「僕はその間に晩御飯の献立を考えるよ」

マリ「どっせーい!」ボコー!

シンジ「なんだよ! さっきからちょいちょいわけのわからないところで殴らないでよ! なんなんだよ!」

マリ「シャワー浴びてくるから!」

シンジ「なんでキレてんのさ!」ビクッ

シャワー中

シャワワワワー

マリ「あー、びっくりしたにゃあ! あー、あー、ほあー!」ジタバタ

シンジ「真希波!」ダンダン

マリ「ぎょわー!」

シンジ「ごめん! 扉越しに謝るよ!」

マリ「い、いいって。その、私のはやとちりだしむしろよくよく考えたらどう考えても私が悪い! だからわんこくんも」

シンジ「やっぱ掃除中にアイスを食べるのはダメだよ! 僕も真希波可愛いとか言ってないで止めるべきだったよ!」

マリ「」バーン!

ゴッ

シンジ「扉で鼻を痛打したよ!」

マリ「お、テーブルの上にメモ発見! 今日の献立はなーに、かにゃっ、と」チラ

シンジ「なんで無視すんのさ! あと服を着てよ! まだ若干埃っぽいから健康に悪いよ!」

シャワーの後

シンジ「当たり前の話だけど着替えがないよ! 僕はアホか! 真希波も真希波だよ! 気づいてたなら教えてくれてもいいじゃないか! なんで洗濯機まで回してるんだよ!」

マリ「う、うん」プッ
マリ「でもほら、わんこくん細いから女物のパンツも入るし」ププッ
マリ「シャツはピッチピチだけどパーカー羽織っちゃえばまあわかんないし」プププ
マリ「わんこくんさあ、レディースの洋服似合いすぎ!」ププーッ!

シンジ「」

マリ「だーいじょうぶだって。明日も休みなんだから服を乾かす時間くらいあるよ。その間は私の女っぽくない寝間着かしてあげるからさ!」

シンジ「真希波」

マリ「にゃ?」

シンジ「これ、柄物も一緒に洗ってない……?」

マリ「あ」

スーパー

ウィーン
ッラッシャーセーッ
ーッヤスイヨヤスヨーッ!

マリ「よし! わんこくん、中へゴーだ!」ダッ

シンジ「まだ早い」ガシッ

マリ「にゃっ!」
マリ(なんかわんこくんがどんどん大胆になってる気がするにゃ!)ドキドキ

シンジ「スーパーに入ったらまず入口近くのチラシを見るんだ。お買い得品がわかるからね。曜日ごとの特売品もチェックしないと」メモメモ

マリ(真剣な横顔…)キュン
マリ(っていくらなんでもさっきから些細なことでキュンキュンしすぎじゃん!?)ドキドキ

シンジ「真希波は今晩なにか食べたいものはある?」

マリ「ふえ! う、うーん。そうだなあ。パスタ?」

シンジ「じゃあプチトマトが安いからプッタネスカにしよう。真希波は辛いのは平気?」

マリ「大好物だよ!」グッ

シンジ「実は僕も大好きなんだ」

マリ(ほああああ)キュン

マリ(いやいや今のキュンはおかしいって! 私のことじゃないし! でもあんないい笑顔で「大好き」とか言われたらそりゃときめくよ!)ドキドキドキドキ

シンジ「あ、あさりが安い。明日の朝はボンゴレビアンコにしよう。真希波は貝は平気?」

マリ「ふえ。あ、うん。大好k……オッケー!」

シンジ「僕もオッケーだ。白ワインが買えればなあ。料理酒よりも断然美味しいんだけど」

マリ「てゆーかさ、わんこくんはパスタとかよく作るの?」

シンジ「ううん。ぜんぜん。アスカが『女の子ににんにくなんて食べさせるつもり!? サイテー!』って作らせてくれないんだ。アスカはガサツなようで細かいところを気にしすぎなんだ」

マリ「あー」
マリ「わんこくん」

シンジ「なに?」

マリ「トイレ」ダッ
マリ(そうか。そうきたか。そこは盲点だったなー)ガサゴソ
マリ「これください」

ピッ
ッエンニナリャッスアリャッス

マリ「やあやあ待たせたねにゃっはっは」

加持「よっ」
マリ「にゃっ!?」

加持「そんなにびっくりしなくたっていいだろう。なあシンジくん」

シンジ「そりゃ夕方のスーパーで買い物かごを下げた加持さんと会えば誰でもこうなりますよ……」

加持「今日は葛城がうちに来るんだよ」

シンジ「何を作るんですか?」

加持「まああいつの食うもんなんて決まってるからな。酒のつまみさ。外ですませたっていいんだがたまには家で飲み食いするのも悪くないもんさ」

シンジ「加持さん、料理もできたんですね」

加持「大学時代誰があいつの飯を作ってたと思う? 嫌でも詳しくならざるを得なかったさ。あの時は外で飲み食いなんかできなかったからな……」

シンジ「……」ジーン

加持「ここで会ったのも何かの縁だ。その酒は俺が買ってやるよ」

シンジ「えっ。いいんですか?」

加持「料理に酒はつきものさ。その材料ならパスタだろう。ペリエも買っとくから酔ったらこっちを飲めばいい。じゃ、頑張れよ」ウインクバチーン

マリ「にゃ!?」

加持「はっはっはっはっは。あー、付き合い始めの頃を思い出すなー。今日は葛城とうまくやれそうな気がしてきたぞー」

マリ(ちなみに私が買ったのはブレスケアミント! これでにんにく料理もばっちりだね!)グッ

シンジ(冷静になって考えたら真希波の部屋で献立を決めたはずだったじゃないか! 畜生、畜生、畜生! 自分の計画性のなさに腹が立つよ!)
シンジ「買い物を続けよう!」

マリ「おー!」

シンジ「前菜はカプレーゼにしよう。トニオさんもおすすめのメニューだ。トニオさんに任せておけば間違いはないよ」

マリ「でも子羊肉のりんごソースがけはレベル高いにゃー」

シンジ「普通のステーキで妥協しよう」

マリ「にゃ! わんこくん、私はレアで頼むよ!」キラーン

シンジ(しまった。真希波を喜ばせたいあまり分不相応な献立を! 逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ)

加持(シンジくん、逆に考えるんだ)

シンジ(加持さん! 直接脳内に…!)

加持(逃げちゃってもいいさと)

シンジ「……せっかくだし高い肉を買っちゃおうか」

マリ「わーい! わんこくん、おっとこまえー!」ベシベシ

シンジ(家計簿、買って帰ろう)ズーン

ウィーン

シンジ「どう考えても一晩の食事代としては破格の値段だったよ……」ズーン

マリ「まあまあ。私の引っ越し祝いだと思えばいいじゃんか! あ、ほらほら、わんこくん、夕日が綺麗だよ! だから元気出して!」

シンジ「ふふ、本当だね。赤いや」

マリ「なにそれふつー。そりゃ夕日は赤いでしょ」プーッ

シンジ「アスカ、今頃どうしてるかな」

マリ「」

シンジ「お腹を空かせてないといいけど」

マリ「わんこくんさあ」

シンジ「うん?」

マリ「ローキック!」バギィ!

シンジ「いったあ! なんでだよ! 今日一番痛かったよ!」

マリ「これから他の女の子のことを考えるたびに少しずつ蹴りの威力が上がっていくから」

シンジ「!?」

真希波のマンション

シンジ(真希波がさっきから口もきいてくれないよ。さすがの僕もこれは強く出られない。そもそも僕はそういうキャラじゃないだろ!)

マリ「……」ジー

シンジ「真希波、あのさ」

マリ「脱いで」

シンジ「あ、うん……」
シンジ(どうしようどうしようどうしよう。あ、ちなみにスーパーで替えの下着と歯磨きセットも買ったよ。人の家に泊まる時はこの二つがないとお手上げだからね)

マリ「じゃ、ちょっとしまってくるから」バタバタ

シンジ(それにしても困ったよ。食事ってのは楽しくなくちゃ意味がないんだ。特に可愛い女の子と食べる時はなおさらそうだ。逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ……)

真希波の部屋

マリ(わ、わんこくんの着てた私のシャツ…!)

マリ(正直さっきから気が気じゃなかったよ!)

マリ(ちょ、ちょっとだけ…)クンクン

マリ(!)ピコーン

マリ(ふわあ。LCLと男の子の匂いがする……)トローン

マリ(わんこくんの反省を促すためにももう少しくんかくんかしよう)クンカクンカカリカリモフモフキュンキュキュン

シンジ(しかし僕は女の子のマンションでぱんつ一丁で一体何をやってるんだろう。軽く死にたくなってきたよ。早く着替えを持ってきてくれないと困るよ!)

マリ(ふわあ。ほああ。ぬわあ)クンカクンカスーハースーハーゴロゴロ

シンジ(大体、真希波も真希波だよ! 家族のこと考えて何が悪いんだよ! アスカだって生まれや育ちのせいもあるけど最悪ビールとソーセージとライ麦パンで夕食を終わらせるような女の子なんだ!)
シンジ(野菜を取れよ!)

ガラッ!

マリ「……」

シンジ「……」

マリ「これ、着替え。ジャージならいいんじゃないかなーって。どうかにゃ?」

シンジ「う、うん。いいと思うよ」

マリ「そしてロー!」ボゴォ!

シンジ「ほんと洒落にならないよ!」

マリ「……」ジトー

シンジ「なんだよ! 言いたいことがあるなら言えよ! 来いよ真希波! ATフィールドなんて捨ててかかってこい! そのあとで楽しい夕食にしよう!」

マリ「……しい」ゴニョゴニョ

シンジ「もっと大きな声で!」

マリ「……だし……て欲しいっていうか」ゴニョゴニョ

シンジ「もっと! 大きな! 声で! ハイ!」

マリ「よくわかんないけどせっかく二人っきりなんだし私のことばっかり考えくれてもいいじゃんか!?」

シンジ「はい伝わった! 今真希波の気持ちが僕に伝わったよ! そしてちょっとごめん真面目に考えさせてくれるかな!?」

スーハースーハー

シンジ「よし。よしわかった。落ち着こう。ね? 僕も真希波も落ち着くんだ」

マリ「…………」

シンジ「…………」

マリ「落ち着けるわけなくない!?」

シンジ「たしかにそうだよ! 今日一番の胸の高鳴りを感じるよ! 晩御飯を作ろう!」

マリ「手伝うから!」

シンジ「もう冷静になったら負けだよ! このままのテンションでなんとかするしかないよ! なんだよ畜生! どうすんだよこの空気!」

シンジ「今日の献立は!」

マリ「はい!」

シンジ「一皿目に娼婦風パスタ!」

マリ「はい!」

シンジ「違う、一皿目はカプレーゼだよ!」

マリ「はい!」

シンジ「二皿目に娼婦風パスタ!」

マリ「はい!」

シンジ「三皿目にステーキ!」

マリ「はい!」

シンジ「飲み物は加持さんのくれたペリエ!」

マリ「はい?」

シンジ「で、デザートはバジルのジェラートだよ!」

マリ「え、なにそれ」

シンジ「ごめん。なんかさっぱりするものが欲しいな、と思って余り物で作ることにしたんだ」

シンジ「まずはパスタから茹でるよ。料理は手際が大事だからね。ホームセンターで買った鍋に水を並々と入れる。そこに塩をドバー。塩加減は勘だね」

マリ「わんこくん、手つきが尋常じゃなく滑らかなんだけど」

シンジ「で、お湯を沸かしながらにんにくをスライスする。もう面倒だから刻んでもいいよ。唐辛子も刻む。で、これとオリーブオイルをフライパンに入れて温める間にプチトマトの皮むきだ」

マリ「プチトマトに……皮?」

シンジ「お湯が沸き始めたからここによく洗ったプチトマトをザルごとドバーする。すぐ出して冷水にさらす。すると」

マリ「わ! 皮がべろべろになった!」

シンジ「ね? じゃあ真希波がプチトマトを剥く間に僕は別のフライパンで肉を焼くよ。油は牛脂とオリーブオイル。肉はなんかもう焼けるまで放っておけばいいよ」

マリ「わんこくん適当!」

シンジ「詳しくはクックパットとか見ればいいよ!」

シンジ「湧いたお湯にパスタを入れながらフライパンに湯剥きして半分に切ってなんか良い感じにしたプチトマトとアンチョビとブラックオリーブを投入しながら肉の焼き加減を見ながらトマトとモッツァレラチーズを切るよ。
で、これを適当にちぎったレタスと一緒に皿に盛ればもうカプレーゼの出来上がりだ」
シンジ「仕上げに塩とオリーブオイル」ドバァ

マリ「わんこくんもおすねー、オリーブオイルを」

シンジ「なにせ美味しいからね! で、空いたコンロに牛乳とか生クリームとか砂糖とかドサーして余りのバジルを刻んでドサーするよ。本当は一晩置いた方がいいんだけどまあ細かいことはいいんだ!」
シンジ「これは小分けにして冷凍庫で冷やすよ!」

マリ「わんこくんわんこくん! パスタが茹で上がってるよ!」

シンジ「じゃあパスタを上げて茹で汁を適当にソースへザバーしてパスタもドバーしてかき混ぜて皿に盛ってパルメザンチーズをかけて二皿目も完成だよ!」
シンジ「仕上げにオリーブオイル」ドバァ
マリ「ひっくり返して放置プレイしてた肉もいい感じだよ! あ、ちなみにちゃんと下味はつけたから! 大丈夫!」

シンジ「うん、きちんと余熱で火も通ったみたいだね! 包丁で切るよ! よし、レアだ! これも皿に盛るよ!」
シンジ「仕上げにオリーブオイル」ドバァ

マリ「かけすぎだよね!?」

シンジ「でも僕は、オリーブオイル」

>>1だけどもう眠気が限界だよ! 寝るよ! 起きてまだあったら続きを書くよ!

バァァァァーーン       \(`・ω・´ )      /
 (`/ω・´)>       \(⊃⌒*⌒⊂)  /    (`・ω・´)/
  \   ヽ           \/__ノωヽ__)/      く\   ヽ
    >ωく          ∧∧∧∧∧          >ωく

                  < の モ チ>
───────────< 予  ミ ン>──────────
.                < 感 モ コ>

                 < !!! ミ  >
(`・ω・´)チンコモーミモミ!!!/∨∨∨∨∨\    (`・ω・´)
 \ヽ/ヽ         /          .\  く\   ヽ>
.  >ωく       . /   く(`・ω・´)>    .\  ノ ω  \
.           /    ..\(  ω )/     \

やっと……追い付いた……

保守

(○∀○)
目を丸くして待ってます。

通  オリーブの香りを楽しむ    オリーブ本来の香り     オ   オリーブオイルで料理のレベルが上がる

は          オリーブ最高       オリーブの香り    リ  オリーブの香り            オリーブ
オ   「オリーブで」                           │                       の香り
リ        オリーブ無しの料理が食えるか            ブ   塩厨は味覚障害者
│     オリーブの香り                        の             オリーブオイル追ったことないだろ?
ブ                   しょっぱくなるだけの塩     オ     オリーブの香り

  塩は子供用     オリーブの香り          _     イ   異                  オ
                               へ/´   ̄`ヽ、ル    論  追いオリーブ        リ
    最後に追うのはオリーブオイル      /´  {       ヽ、    は                  │
                            /   ブヾ、      ヽ     認  塩は塩の味しかしない  ブ
 「塩」から「オリーブ」に             /   /    ヾ、     ゝ    め                 の
             普通はオリーブ     {  / ,,,,,,,,、 ,,,,,>、   ヾ  本   な  もこみち=オリーブ  香
                           彳 l  <●>  <●>    〈 当   い                り
    シンプルにオリーブオイル        ∧ l    /    ヽl オ´  の    高い店ならオリーブ、安い店なら塩
                             〉 l    ` ´    l 〈   香
               オリーブの香り    オ ∧   ‐-==-‐  イ ヾ   り   塩(笑)  オリーブ本来の香り
                             リ  lヽ、    / l ヽ
    オリーブ本来の香り             lル∧ `ー-‐´  〉\         子供の頃は塩だったが今はオリーブ

             追いオリーブ          λ  ヽ   /  〉ー-- 、          オリーブの香り

                           オリーブオイルこそ最高の調味料!!

ホシュホシュ

|∧∧
|・ω・`) そ~~・・・
|o④o
|―u'


| ∧∧
|(´・ω・`)
|o   ヾ
|―u' ④ <コトッ



| ミ  ピャッ!
|    ④

アスカ「>>1あんたバカぁ?」

アスカ「さっさと続きをみせなさい」

最近のエヴァSSってキャラの中身がエヴァキャラっぽくないな

「男」「女」をエヴァキャラの名前に変えただけな感じがするというか

>>263
それでも合ってしまう不思議

>>265
いや合ってないだろ

別に原作に忠実じゃなくてもいいよ
面白いし

>>267-268
エヴァである必要ないよね

脳内補完すればとりあえず面白いじゃん

コピペかと思ったわ
そんなの今に始まったことじゃないしエヴァに限らん

>>270
いやだから、そのキャラが脳内でエヴァキャラのものだと想像つきにくいという話で

>>269
エヴァにしちゃいけない理由もないよね

>>272
いや「今に始まったことじゃない」じゃなくて
最近の傾向だと妙に従来のキャラ作り方がらしくないって話

>>275
してはいけないするべきだの話じゃないんだけどどうしたの?

>>276
そういうSSだから仕方ないんじゃね
興味が湧かない、気に入らないなら読むのをやめるという選択肢もあるからご自由にどうぞ

>>279
いやそういうSSってことじゃなくて、キャラ崩壊系にしても
そもそも従来のような「これこれはこういうキャラしてる」っていう
前提が感じられないんだよ、崩壊したというか最初から書ききれてないのを前提にした感じで

そもそも興味わかないとか気に入らない読みたいの話じゃないんだけど
どっから興味あるだのないだの気に入るだのの話が出てきたの?

_/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/|_
\                                  /
<  荒 れ て い る と 聞 い て 駆 け つ け ま し た ! >
/                                 \
 ̄|/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/ ̄

                  ,,,,,,,,     ___
   人人    (⌒)(⌒)   /。。\  ├○○┤   
.  | ・・ |    |◎‐◎ 〉  \ V /    ̄l l ̄   
  ,| Å |、   \Ш/  .<Y ̄Y>  l ̄、, ̄l   
.  ||\/||ξ /|・・|\〆 ○[][][]○   ¥YY¥   
.  | _ |ξ::: \. ̄ /:::  〈   〉:::   l__l:::   
.  Ц Ц::::::   ЦЦ::::::   ЦЦ::::::  ЦЦ:::::    
  あきお   のぶお   たかお  メガキチ    ろみお    
━╋  ┃  ┳┳ ┣┳ ━━ ┃      ┏━┓   ━┓
┏╋━┓┣┛┗┫ ┣ ━━ ┃ ┃┃┃. ┃  ┃     ┃
┃┃  ┃┣━━┫ ┣     ┃    ┃    ┃   ┏┻┓
┗┛━┛┗━━┛ ┃  ━━┛  ━┛    ┃   ┛  ┗

>>280
お前が何が言いたいのかわからんのよ
別に崩壊していようがなんだろうが何の問題も無いだろう

>>282
問題があるとしたらエヴァキャラ起用する上での当たり前だった妙ですらない前提が
感じられず臨場感ないから、SSジャンルとしての需要が希薄になるってことだろうね

はよ

最近のエヴァSSの傾向として、口調や口癖みたいな表層的な「キャラ」ばかり重視してて
「キャラクター」は感じられないんだよね

口調と名前を伏せて「こいつは誰々だな」って分かるものが無い
Q公開から新規が多く入った影響でもあるんだろうけど

気に入らないやつはさっさと読むの止めろよ
どうせ自分の中で既に結論出来上がって他人の意見なんか聞くつもりないんだろ?

とりあえず>>1はよ
続きはよ

いや要求の質高い人なんていないよ
従来では当たり前の前提すら出来てないSS作者が増えたなってこと
「カレーライスにはカレーを入れるべき」なんて別に高望みですらないでしょ

>>294
同意
気に入らない奴はさっさと読むのやめればいいのにね

いや俺は要求の質高くないよ
「カレーライスにはカレーを入れるべき」なんて別に当たり前すぎて
要求として高望みですらないでしょ

>>296
おめーに言ってんだよハゲ

頭んなかで動いてる絵が自然と想像できりゃ充分だ
キャラの違和感なら TVと新劇の間でもある事だし、そもそも名前と口調伏せちゃったらどんなSSだって判別不能だろうよ

カレーライスにはカレーを入れるべきというよりは
ライスの無いカレーを売ってる店にガラスを割って飛び込んで「カレーにはライス入れろゴルアアアアアアア」
ってやってる方が近い

なんで客側が店側の提供の自由を制限してんだよ

ちょうど話は飯作り終わったところで終わってるな

>>302
君は読み取れないんだろうけどアニメでも普通に「当たり前の前提」ではあるんだよ
そもそも自然と想像できる頭の中で動いてる絵が、最近のエヴァSSの作り方だと
名前と口調だけ表層的に真似てるだけで「キャラクター」が想像できないんだよね
「男」「女」のSSを名前だけエヴァキャラにした感じで

つうかまず客じゃねぇ
趣味でやってる路上ライブに向かって延々と文句言ってるようなもんだ

>>303
そもそもカレーになってないんだよね
色合いだけカレーに似たドロドロしたものをライスにかけてカレーライスだと言い張ってたら
突っ込みたくもなるよ

>>304
提供の自由を制限してないよ
カレー風の色合いドロドロかけたライスを出すんなら
カレーライスだと名乗らなくていいよねってこと

>>307
文句なんて言ってないよ、指摘してるだけ
従来のエヴァSSにあった「中身を男女SSのそれじゃなく、エヴァキャラらしくする」
というものが最近欠けてるなぁってね

おめーが>>296の下に書いてたこともっかい見直せ

>>306
お前さんのキャラクター像とズレてるだけじゃない?
なんでも自分のイメージをスタンダードにしちゃうのは良くないよ

ID:KNpOs7Rd0って公式のでもアンソロとか読んだら憤死しそう

>>312
同意
気に入らない奴はさっさと読むのやめればいいよねホント

>>313
そもそも最近のエヴァSSには「キャラクター像」すら感じられないんだよね
即席のSS「男」「女」のキャラをそのまま引っ張り出してきて上辺だけエヴァキャラにした感じでさ

>>310
文句だろうが指摘だろうが趣味でやってるのにぶつぶつ言うのがおかしいって言ってんの
おわかりですか?アスペですか?
気に入らないならスレ閉じて自分でエヴァキャラらしいSSスレ立てればいいんじゃないかな

>>316
そういうキャラを前提にしつつ崩壊させるギャップが駄目だとは言ってないよ
キャラをそもそも理解せず別キャラにエヴァキャラ名乗らせるような二次創作するのをエヴァSSだといわれてもねって突っ込んでるだけ

>>318
いやおかしくないよ
ぶつぶつ言っちゃ駄目でもないしね
「面白かったよ!」「乙」と同じで指摘してるだけだし

エヴァキャラらしさが欠けてるとなんか問題あんの?

現実逃避して臭いものには蓋をしたい精神の弱い自分には
NG機能ってとても便利だよ
「言い返せないわけじゃないからね、相手がどうしようもないからだ」
って自分に言い聞かせる必要が有るけど


>>326
>>286

だから>>324がどう考えようが好きにすればいいよ
ただお前の考えに対して誰も興味も賛同もしないし
興味があるのは>>1の書く続きだけ
むしろお前が流れを悪くしてることに呆れてるからROMってろ

>>330
なんで流れを悪くしてるの?
「おもしろかったよ!」「乙」とかと一緒で普通にレスしてるだけなのにさ

そもそもSS作者いないから流れも糞もないじゃん
>>239-260あたりと比べて特別「流れが悪くなった」というわけでもないしなぁ

はっよ

現実逃避して臭いものには蓋をしたい精神の弱い自分には
NG機能ってとても便利だよね
「言い返せないわけじゃないからね、相手がどうしようもないからだ、相手のはばかな発言なんだ!」
って惨めに自分に言い聞かせる必要が有るけど

現実逃避して臭いものには蓋をしたい精神の弱い自分には
NGあぼーん機能ってとても便利なんだよね

「言い返せないわけじゃないからね、相手がどうしようもないからだ、相手のはばかな発言なんだ!」
って惨めに自分に言い聞かせる必要が有るけど

さて保守作業に戻るか

目安表はどうした

寝たのが7時頃だったからきっちり8時間睡眠するつもりなのかもな

>>349
>>168じゃあかんのか?

>>357

もう終わったことだ

かつて逆行スパシンジャンル界で魔改造の王子と呼ばれたおれに隙はなかった!

>>1キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!

ズラーッ

シンジ「ふう。夕食の準備はこれでよし。料理してる間に変なテンションもおさまったし万々歳だね」

マリ(でもまだお互いに顔はまともに見られないのだった!)

マリ「にしても夕食豪華ってレベルじゃないよねーこれ。一番すごいのはわんこくんが20分かからずこれをやっちゃったところだけど」
マリ「しかも洗い物も終わってるし!」

シンジ「遠足が家につくまで遠足なのと一緒なんだ。片づけも立派な料理のスキルだよ。だから食後のお皿は任せていいかな」グー

マリ「あいあいさー」グー

シンジ「僕らのお腹の虫も限界だ。よし、僕はこれをリビングに持っていくから、真希波は飲み物とグラスを出して」

マリ「りょーかい!」

ダイニングだよ!

続ききてたか

支援

シンジ(日が暮れる。知らない女の人の部屋で掃除してシャワー浴びて料理作って……いつもとぜんぜん変わらないや。最初は『たまには息抜きしにおいでよ!』って誘われたはずなのに)カチャカチャ

シンジ(でも素直に感謝されるのっていいな。しかもちゃんと手伝ってくれるし。それだけで僕の心はだいぶ癒されるよ)スッ

シンジ(努力が報われる場所。僕は間違いなくここにいていいんだ。真希波のそばにいていいんだ……)

キュポン!

シンジ「!?」
シンジ「ねえ今のキュポンって何! 何をしたんだよ真希波! 嫌な予感しかしないよ!」

マリ「んっふっふ。赤ワインのコルクを抜いたんだにゃ!」

シンジ「なんでだよ! 僕らまだ未成年じゃないか! そんなのおかしいよ!」

マリ「ここまで準備して飲み物が炭酸水とか興ざめだよ、わんこくん! 大丈夫だって。一杯や二杯じゃ酔わないから。それにあけちゃったもんは飲まないと。でしょ?」

シンジ(ちょっといいこと考えたらすぐこれだよ!)

やっと来たか

はよ

マリ「今日は引っ越し祝いで酒が飲めるぞー♪ 飲める飲める飲めるぞー♪ 酒が飲めるぞ―♪」トクトク

シンジ「しかも赤じゃないか。そりゃトマトと肉には赤だけど……真希波さ、お酒は強いの?」

マリ「んにゃ。私も飲むのは初めてだよ」

シンジ「嫌な予感が倍増だよ!」

マリ「大丈夫だって。心配しなさんな。加持くん言ってたじゃん。『よし、初めて飲むならこの辺だな』って。きっと飲みやすいよ」

シンジ「僕はそのあと『料理に使うワインですから!』って言ったよ! 飲む気はあんまりなかったんだ!」

マリ「んー? 少しはあったんだにゃー? ならばよし! 私もせっかくだからわんこくんと楽しく夕食を共にしたいからね! お酒は人生に彩りを与えてくれるよ!」

シンジ「だから! 僕らは! 未成年だよ!」

マリ「さー、座った、座った! もうお腹ぺっこぺこなんだからさ!」

てへにぬこめよて!ゆよへめめめ!みつよよふへめよゆひ

アイアイクアイツウアイデアイアイイッアイパアイイ

マリ「では手を合わせてください」

シンジ「ハイ…」ズーン

マリ「いただきまーす!」

シンジ「いただきます」

マリ「うーん! わんこくんの手作り料理で私のテーブルが一杯だよ! これはあれかな、やっぱ前菜から食べるべき?」ドキドキワクワク

シンジ「食事には西洋式と東洋式があるんだ。一皿ごとに片付けていくのが西洋式、オカズと主食を行き来するのが東洋式だね。今回は一気に料理を仕上げちゃったから東洋式で食べていいと思うよ」

マリ「うーん、迷うにゃ……でもまあ前菜から食べるのが? やっぱり? 王道じゃん? よし、カプレーゼ、君に決めたっ!」

 もぎゅ。もぐもぐ。チラッ

マリ「……まっ……なかなかオイシイんじゃあないかにゃ~……いやオイシイよ…かなりオイシイ……でもなんかよくわかんないけどさあ、味があんまりしないよこのチーズ……」

シンジ「違う、違う、トマトと一緒に口の中に入れるんだよ」

マリ「えぇ~、トマトと一緒にィ~? イタリアの食べ物って所詮な~大抵イギリス人と味覚が違うんだよね~こ~ゆ~のってさぁ~っ」パク

マリ「ゥ ン ま あ あ ~ い っ! こっこれはああ~~~っ この味わあぁ~っ! サッパリとしたチーズにトマトのジューシー部分がからみつくうまさ!」
マリ「チーズがトマトを! トマトがチーズを引き立てるッ! ハーモニーっつーんですかあ~味の調和っつーんですかあ~っ」
マリ「たとえるなら葛城さんとと赤木博士のデュエット!
碇司令に対する冬月先生!
わんこくんに対する真希波・マリ・イラストリアス!
…つうーっ感じっスよお~っ」

一通り二人で爆笑

シンジ「ぜえぜえ。じゃ、食べよっか。今度はちゃんとね」プルプル

マリ「うん。ふふ、わんこくん、トニオさん……」プッ

シンジ「真希波がネタふったんじゃないか!」

マリ「にゃー! ステーキの焼き加減も絶妙だよ! 特にこの上に乗ったホースラディッシュがイイ!」

今向こうでレイが大変な事に……

はよ

マリ「にゃ! このパスタ、とても辛い!」ピーン

シンジ「あ、ご、ごめん。唐辛子を親の敵みたいに刻んじゃったから。やり過ぎちゃったかな……」

マリ「でもそれがイイ! うはー! 辛い! 辛いよこれ! うん、めっちゃ辛い!」モグモグガツガツ

シンジ「そっか。よくわかんないけどよかった」

マリ「んー、ほら、わんこくんも食べる食べるー。もっと食べないと大きくなれないぞー」

シンジ「うん。あ、確かにちょっと、や、かなり辛いや」モグモグ

マリ「あー、これはもう外食とか無理だよ! もぐもぐ! うはあ、辛い!」グビグビ

シンジ「ちょ」

シンジ「今明らかに変な音が聞こえたよ! あってはならない音だよ! なんだよグビグビって! ビールかよ! ミサトさんかよ!」

マリ「わんこくん、今のはギリセーフだから」

シンジ「真希波は完全アウトじゃないか! そんな風に飲んだら倒れるよ! ネルフの忘年会で日向さんがミサトさんにいいところを見せようとして同じことやって救急搬送されたことを忘れたのかよ!」

マリ「んにゃ、そん時は私いなかったし」

シンジ「しまった。そうだった。……真希波、とにかくがぶ飲みはだめだよ。料理の味もわからなくなっちゃうだろ」

マリ「うー。それは確かに困るなあ。こんなにオイシイのにあとで思い出せないとかざびしいし」グビ

シンジ「言ってるそばからなんだよ! 僕の話を聞いてよ!」

マリ「まあまあ。それよりこれイケるって。なんかこうワインの渋みが料理にぐっと深みを与えてくれるよ」

シンジ「適当言うなよ! 子どもが酒の味なんかわかるわけないよ!」

マリ「一見は百聞に何とやらだよ、わんこくん」

シンジ「こんなことなら加持さんに頼むんじゃなかった。まったくもう、やっぱりあのミサトさんの彼氏だよ」チビッ
シンジ「あ、これイケるや」

マリ「でしょ!」

シンジ「加持さん凄いや! なんだよこれ! な、なんだこれ!」


加持(シンジくん、今頃は頑張ってる頃かな。俺も葛城に初めて酒を飲ませてやった頃のことを思い出すよ。まあおかげで今じゃ……)

ミサト「加ぁ~持~! つまみがなくなったわよ~!」ヒック

加持「はいはい、っと。まったく、大体なんでこんな七面倒臭いつまみが好きなんだよ。フィッシュ&チップスなんて外で食った方がうまいじゃないか」ジュゥゥ

ミサト「忘れちゃったわよ~だ」ヒック

加持(まあ十中八九、昔俺がよく作ってたからなんだけどな)ウインク

さすが加持さん
イケメソやな

シンジ(でも加持さん! これはだめですよ。こんなに料理と相性バッチリじゃ飲み過ぎに……)

加持(シンジくん、一度くらい酒に溺れてみることだ。口で何を言ったってだめなのさ。酒を飲むことの痛みと快楽の両方を知って初めて酒を心の底から好きになれるんだ)カァージィー、ネェマダー

シンジ(要するに飲むだけ飲んで二日酔いしろってことじゃないか! ズルいよ! 困るのは僕なのに!)

加持(大人はさ、ズルいくらいがちょうどいいんだ)ネェー、カァージィークゥーン、ホラ、アーンシテ、アーン

シンジ(加持さんはズルいよ…)

加持(モグモグ…シンジくんモグモグモグモグ…おれはここでモグモグフィッシュ&チッモグモグモグモグでも君にはできるこモグモグすまん、葛城の世話に戻る)

シンジ(あ、はい)

シンジも加持さんも脳内会話出来るとかこれが出来る男ってやつですか

マリ「あー、食べた食べたー。お腹一杯だにゃー。ここ最近でこんなに満腹になったのは久々だ」ケプー

シンジ「あ、デザートいらない?」

マリ「って言うと思う?」

シンジ「だよね。実はさっきからちょいちょい冷蔵庫を開けてかき混ぜてたんだ。もう出来るころだよ。よいしょ、っと」

フラー

シンジ「」ガッ
シンジ(危なかった。二人で一本は飲みすぎだよ。これ以上は……)

ポンッ

シンジ「」

マリ「え? デザートはあのジェラートでしょ? なら赤より白かなーって」

シンジ「それはあさりのパスタを作るやつだよ!」

マリ「気にしなさんな。おちょこに一杯くらいは残すから。ふんふふーん、わんこくんのデザートで酒が飲める飲めるぞー♪」トクトク

シンジ(僕、明日ちゃんとここから帰れるのかな……)

シンジ「かき混ぜて」ガチャガチャ
シンジ「小皿によそって」コトン
シンジ「仕上げにバジルの葉を乗せて」スッ

シンジ「出来たよー」テクテク

マリ「待ってました! よっ! 板前!」ヒューヒュー

シンジ「真希波、だいぶへべれけだね。顔が真っ赤だよ。……って僕もだよ! これ食べて落ち着くんだよ! いいね!」

マリ「うん」ニヘー

シンジ「なんだよその可愛い顔は! 僕を落ち着かせる気ゼロじゃないか!」

マリ「ほらー、可愛い真希波さんの酒だぞー? 飲めないのかにゃー?」トクトク

シンジ「もう飲むよ! 飲めばいいんでしょ!? そしてジェラートも食べるよ!」

マリ「お、おお? おおー! わんこくん、これドンピシャだよ! 今までのトマトチーズトマトパスタそして肉! のこってりした味にバジルの爽やかさがスーッと利く!」

シンジ「酔いも少しは覚めるといいんだけどね」グビ
シンジ「って飲んでたら覚めるわけないよ。僕も相当酔っ払ってきたみたいだ。しっかりしないと……」

マリ「むむっ! わんこくんわんこくん、このワインすっごくスーッとしてほのかな甘味と酸味がジェラートに合うよ!」

シンジ「真希波、酔っ払いすぎだよ。加持さんなんて僕らの買い物カゴをちょっと覗いて『ならこれとこれだな』って適当に選んだだけじゃないか。そんな……」グビ
シンジ「めちゃくちゃ合うよ! なんだよ! なんだよあの人! 諜報部なんてやってないでレストランでもひらけよ! ミサトさんと一緒にレストランでも開けばいいんだ!」

マリ「あー、しあわせだにゃー」モグモグ

そのレストランでシンジはシェフになるのか

ほー

なんか俺の気持ちがアスカからマリに移りそうだ・・・

マリ「にゃー、ふへへ」グテー

シンジ「…………はっ!」ビクッ
シンジ「今は……よかった、まだ7時過ぎだ。ほんの一瞬意識がなくなっただけなんだ」ヨロヨロ
シンジ「足元が……う、動け動け動け動け動け動いてよ! 今動かなきゃ、今やらなきゃ明日の朝が大変なんだ。そんなのもう嫌なんだよ!」ヨロヨロ

ガチャ
シンジ「ライムとペリエを出して……」ハァハァ
シンジ「ライムをスライス……できない! もう半分でいいや!」スパッ
シンジ「グラスに果汁をドバー。ペリエをドバー」
シンジ「ぜえぜえ。それにしてもなんでこんな時なのにこんな手の込んだことをしてるんだ僕は……真希波! しっかり! 真希波!」

マリ「にゃー、うへへ、あ、わんこくんの匂いがするー」クンカクンカスリスリ

シンジ「とりあえずこれ飲んで! 飲まないと危険だよ!」

マリ「にゃ。ジュース? んー、今はジュースって気分じゃないんだにゃ」ンー

シンジ「いい加減呂律が回ってないことに気づいてよ!」

七時まで残っててくれ

くそ、この後バイトなのに…!
つーかおまいらはワインの知識とか何で知ってんだよ!

>>460
vipperなら覚えてて当然(嘘

マリ「なにさ。私はどうせ飲んだくれですよーだ。おまけにぽっと出だし、どう見てもわんこくんより二歳は年上だし……」

シンジ(愚痴が始まった! ミサトさんの時と同じだ……まずいパターンだ! 絡み酒だ!)

マリ「その上、知ってる歌は古いし」

シンジ「ぼ、僕もクラシックくらいしか聞かないからその気持はわかるよ」

マリ「あ、私もクラシックならよく聞く」

シンジ「うん。お揃いだね。じゃあこれを早く……」

マリ「ルロイ・アンダーソンとか」

シンジ「タイプライターを楽器にする人の気持ちはわからないよ!」

マリ「なにさー! わんこくんだって運動会の日に『トランペット吹きの休日』がなかったら困るくせに! それ、ぜったい飲まないから!」

シンジ「なんでだよ! 運動会の定番曲とこれとは関係ないだろ!」

マリ「違うよーそこはさーこうさー」
マリ「あー、いいよねー、僕も聞くよー」
マリ「とかさー……あ」

シンジ「真希波!?」

マリ「あ、これだめなやつだ」ウプッ

シンジ「言わんこっちゃないよ! 大丈夫? 立てる? どう見ても無理だね!」ダッ

マリ「」ウププ

シンジ「買い物袋、買い物袋はどこにやったんだっけ。あっ! そうだ、あのあと二人で小さく畳んで引き出しにしまったんじゃないか! これ解かないと……真希波! まきn」

オロロロロロロロロロロロロロ

シンジ「」

シーン

シンジ「真希m」

マリ「来ないで」

シンジ「まk」

マリ「来るな」

シンジ「m」

マリ「とにかくきちゃダメ。換気扇をつけてそこから動かないように。わんこくん、私の言うこと聞けるよね?」

シンジ「」

シンジ(だから言ったんだ。僕は悪くない。僕は悪くないよ! ぜんぶ真希波が悪いんじゃないか! 一人で飲み過ぎて一人でよくわからない意地張って、それでこのざまだよ!)

シンジ(なんだよ! これ作ったのに無駄になったよ! もう僕が飲むよ!)ゴクゴク

シンジ(大体、僕は遊びに来いって言われただけだよ! なのにここでも主夫扱いだよ! むしろいつもより主夫度が上だよ! 主夫率400%だよ!)ゴクゴクゴクゴク

シンジ(もっと水を飲むよ!)ゴクゴク

シンジ(真希波はきっと今頃ゲロまみれなんだろうな。ミサトさんは吐いてもあっけらかんとしてるタイプだけど真希波はきっと違うタイプだ。今日一日付き合ってそれがよくわかったよ)ゴクゴク

シンジ(もうどんな顔して会えばいいのかわからないよ。自分が同じ立場だったら僕にあわせる顔なんてないよ。せっかくの楽しい夕食が台無しだよ!)ゴクゴク

シンジ(だからいいんだ。これでいいんだ。これだけ飲めば……)ゴクゴク

シンジ「……うっ」ウプッ

普通ならもうお嫁に行けないとか言うパターンなんだろうがさてマリはどうか

フキフキ

マリ(お酒くさ……最悪……はーあ、せっかくいい気分だったのになあ……全部ぶち壊しじゃん……)

フキフキ

マリ(もう酔いも一発で醒めた。わんこくんにゲロってる顔を見られずにすんだのは幸いだけどさあ……)

フキフキ

マリ(あーあ……もう帰ってもらった方がいいよね。このカーペットとか今日二人で買ったやつなのに早速ゲロまみれだし……臭いもするし……)

フキフキ

マリ「なんだかなー」

オロロロロロロロロロ

マリ「!?」

シンジくんがさっき真希波に渡そうとしたビニール袋はなんだったのか

マリ「わ、わんこ……くん?」ソーッ

シンジ「」

マリ「……」チラッ

シンジ「」ゲロマミレー

マリ「……ごめん。こんな時、どんな顔したらいいのかわからないや」

シンジ「笑えばいいと思うよ」

マリ「わんこくん何ゲロってんの! バッカじゃーん!」プーックスクス

シンジ「そこまで笑うことないじゃないか! 半分以上は真希波のせいだよ! むしろ9割近くそうだよ!」

マリ「あーあ、私の部屋着がゲロまみれだし」プー

シンジ「真希波だってゲロまみれじゃないか!」

マリ「あー、女の子にそういうこと言うんだー。わんこくんはだめだなー。まるでだめなお子様わんこくん、略してマダオだね」ププー

シンジ「ていうか笑ってないで掃除するの手伝ってよ!」

マリ(ごめん。正直キュンキュンしてそれどころじゃない)キュン

>>494
>どんな顔したらいいのかわからないや」

どんな顔したらわからないにゃ
に見えた

ちょっと酒飲んでくる

>>501,504
一人酒か?

マリ(だってわんこくん、どー見たってゲロるほど飲んでなかったし。すぐそこに台所の流しがあるのにそこまで行かないし。せっかく解いたビニール袋も使わないし)

シンジ「もう、トリコローレカラーのゲロだよ。でもだからと言って綺麗なわけではぜんぜんないよ……」フキフキ

マリ「わんこくんはえらいねー」ナデナデ

シンジ「せめて手を洗ってよ!」

マリ(もうバレバレなのが逆にキュンキュンくる)キュンキュン

シンジ(いいんだ。僕がゲロれば何もかも解決するんだ。ならゲロってもいいんだ。僕はゲロっていいんだ! だから真希波だってゲロっていいんだ!)

マリ(キュンキュンして死ぬ…!)

シンジくんが男を見せたな
ゲロまみれだけど

マリ「あ、わんこくんさ、ブレスケアいる?」フキフキ

シンジ「うん。もらうよ」フキフキ、パクッ

マリ「あー、それにしても思ったほど食べたものが出たってわけでもないや。なんか酒、酒、料理、料理、酒、酒、酒、酒、酒、酒、料理、って感じ」

シンジ「つまみなしで飲んでたことが逆によかったんだ。まあそのせいで吐いちゃったって気もするけど……とにかく今度から水も飲まなきゃだめだよ」フキフキ

マリ「うん。そーする」フキフキ

シンジ「カーペットはどうしよっか。捨ててもいいと思うけど」

マリ「だめ! 洗って使う。せっかく買ったんだし。まあしみになってもいい思い出ってやつさ!」

シンジ「いい思い出かなあ」フキフキ

マリ(割と忘れられない思い出になりそうだよ!)ドキドキ

そろそろ僕のエントリープラグがジェットソンしそうです

>>519
それ分離しちゃうけど大丈夫か?

Jet sonか…

>>524
巧いな

マリ「終わったー!」バンザーイ

シンジ「こんなこともあろうかとファブリーズと消臭力を買っておいてよかった」

マリ「うんうん。わんこくんのゲロった臭いも消えていくよ」

シンジ「あはは……」

マリ「じゃ、お風呂にしよっか」

シンジ「うん、僕はその間にお皿でも洗っておくよ」

マリ「それ、私も一緒にやる」

シンジ「じゃあ、えーと、おとなしく待つよ」

マリ「? 一緒に入ればいいじゃん」

シンジ「」

マリ「大丈夫だよ、なんにもしないって。わんこくんのわんこくんがわんこくんでも気にしないしおおかみくんになっても笑わないから」

シンジ「逆だよ! 何にもしないっていうのはむしろ僕が言うべきことだよ! なんなんだよ、冗談にも程があるよ!」

マリ「本気なんだけどなー。ほら、こんな可愛い子の裸が生で拝めるんだぞー?」ウリウリ

風呂キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!

風呂キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

キターーーーー(°∀°)ーーーーーー

マリ「わんこくんだっていつまでもゲロまみれでいたくないでしょ? 私、お風呂長いから小一時間はそのまんまになるよ?」

シンジ「で、でも……」
シンジ(無理だよ。……今まで見たことも聞いたこともないのに冷静でいられるわけないよ!)

加持(シンジくん、何事も経験さ。俺も昔は童貞だった。誰しもそうなんだ)

シンジ(直接脳内に語りかけるのはやめてよ!)
シンジ(逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ)カッ
シンジ「いきます。……僕をこのマンションのバスルームに入れてください!」

マリ「よし、レッツゴー!」ダッ
マリ(ってOKするんだー! マジか……ま、マジかー、そうかー、そうくるかー)ドキドキ

キターーーーーーーーーーーーーーー(°∀°)ーーーーーーーーーーー!!

おっけーしたぁぁぁぁぁぁ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

ふう・・お前ら落ち着け
ただ女と風呂入るだけだろ

加持凄い
直接脳内に話しかけるとは………
どうして解るんだよ!どっかで監視でもしてんのか!?

>>543
デキる男だからだよ

>>542
まぁ……確かに普通の事だからな。
俺はよくあるぞ?

>>546
俺には不可能だな

>>546
デキる男にはならん

女と風呂は幼馴染と幼稚園の頃からしてるからあんま燃えないな

脱衣所

ジリ…ジリ…

シンジ「ど、どうしたんだよ。……早く脱いでよ!」ジリッ

マリ「わんこくんが脱いだら脱ぐ」ジリッ

シンジ「なんだよ! なんで誘っておいて恥ずかしがるんだよ! じゃあ僕は外で待つよ!」

マリ「えっ」

シンジ「……嘘だよ!」
シンジ(なんだよ、そんな残念そうな顔されたら出ていけないよ!)

マリ「んー、じゃ、ちょっと向こう向いてて」ホッ

シンジ「望むところだよ!」バッ
シンジ(そうだ。タオルだ。タオルがあるんだ! タオルさえあれば水着と同じじゃないか! 変に意識するからいけないんだ!)

スル…スル…パサッ…

シンジ「…………」ゴクリ

>>547の続き
学校の女子だよw

>>553
へぇ~

誘っといて実はマリさん純情だったでござる

マリ「じゃ、おっさきー!」バタン

シンジ「……ふう。僕も脱ごう。恥ずかしさは凄いけどなんか別に興奮したりはしないや」ヌギヌギ

シンジ「確かにゲロまみれで小一時間も待つのはつらいし、真希波の好意に与ろう。そうだよ、変に意識するからいけないんだ。友達の家に来て一緒に風呂に入るだけじゃないか」スルスル

シンジ「まして真希波は仲間じゃないか。同じ釜の飯を食って裸の付き合いをしたって何の問題もないよ。大体、プラグスーツ姿の方がよっぽどだよ! なんだよあれ! 誰が考えたんだよ!」タオルマキッ

シンジ「真希波、入るよ」

マリ「どうぞー」

ガラッ

マリ「わんこくん、いらっしゃーい!」アハーン

ピシャッ

シンジ「……全裸だったよ! さすがの僕もこれは予想外だよ! エントリープラグのLCL濃度が最大になるよ!」

マリ「ちょ、いきなり扉しめるとかその反応はレディに対して失礼じゃないかにゃー!」

シンジ「むしろ最大限の敬意のあらわれだよ!」

僕のメインシャフトがむき出しになりました><

スーハースーハー

シンジ「よし!」

ガラッ

マリ「お」イヤーン

シンジ「」ダンッ
シンジ「なんでだよ。なんでタオルしてないんだよ。僕のわんこくんがわんわんおだよ!」

マリ「あのさー、わんこくん、タオルをつけてお風呂に入るのはいけないことなんじゃないかなあ」

シンジ「時と場合によるだろ! 時と! 場合に! よるだろ! 第一真希波の部屋のお風呂じゃないか! それにしてもバスタブ広いね!」

マリ「うん。真四角に近い形で面白いよねーこれ。お風呂好きだからさ、広いところを選んだんだ。ジャグジー機能もあるよ」

シンジ「すかさずオンだよ! よし、これでお湯が濁って中が見えなくなった! 科学の勝利だ!」

マリ「あ、わんこくんさ、身体洗うでしょ。流したげる」

ザバー

シンジ「」

ミサト「行きなさいシンジくんry

ゴシゴシ

マリ「うーん、わんこくんも男の子だねー。やっぱり骨格がゴツゴツしてるよ。肌も私より黒いし」

シンジ「うん。まあ…そうかもしれないね。それに日本は四六時中夏で日差しも強いから…」
シンジ(前の鏡に真希波の裸がかいま見えるよ! 父さん! 父さん、どうしたらいいんだよ父さん!)

マリ(にゃ! よ、よく考えたらこれ背中を流したあとはどうすればいいんだにゃ!? 前も!? いや、いやいやいや……)

ゴシゴシ

シンジ「あ」

マリ「にゃ?」

シンジ「あ、ううん。な、なんでもないよ。なんでもないよ!」

マリ「……今、シャンプーの買い置き忘れたなあ、とか考えた?」

シンジ「か、考えてないよ! ほんとだよ!」

マリ「わんこくんはたしか髪も石鹸で洗ってるんだよねー。そっかー。女の子を裸に剥いてもそういうこと考えちゃうかー」プルプル

シンジ「だって仕方ないじゃないか! アスカが」

マリ「」ガシッ、グイ

シンジ「真希波、首! 首だけ後ろに回すのは」

マリ「ちゅーするから」

シンジ「!?」

マリ「次にお姫の名前を出したらちゅーする」

シンジ「」

マリ「わかったね?」

シンジ「は、はい」ブルブル

マリ「よろしい。じゃ、私は湯船に戻るよ」バシャー

シンジ(……あれ? なんかやりとりおかしくなかった? あれ?)

みんな自分のエントリープラグを擦ってるんだろ?

ザパー

シンジ「ふー。えっと、お、おじゃましまーす」

マリ「どうぞー」

ザブーン

シンジ「はあ」

マリ「風呂はいいねえ」

シンジ「うん、疲れが染み出すよ」

マリ「にゃ。私といて疲れたってことかにゃ」

シンジ「真希波は忘れてるみたいだけど炎天下の下で凄い重労働をさせられたからね! 僕は忘れてないよ!」

マリ「にゃはは。このこのー」ツンツン

シンジ「ごまかさないでよ! 完全に筋肉痛コースだよ!」

これシンジくんは今真希波の方向いてるのかね?

カポーン

マリ「はー。きもちー」ドロー

シンジ「湯あたりしないように気をつけてね」ドロー

マリ「んー、そしたらわんこくんに運んでもらうよー」ドロー

シンジ「さすがの僕もそろそろ限界だよ」ドロー

マリ「あー」ドロドロー

シンジ「うあー」ドロー

マリ「そういえばわんこくんさあ」ドローン

シンジ「んー?」デローン

マリ「私の髪の毛洗いたいって言ってたよねー」ザパッ

シンジ「……あ」

マリ「というわけで任せるよー」ザパー

シンジ「うん。えーと、シャンプーの容れ物はどれ?」ザパー
シンジ(なんかすっかりこの雰囲気にも慣れてきたよ……)

たまにはレイのことも思い出してあげてもいいんじゃないかな

風呂入ってたらこっちも入ってた

ホントに書き込み減ってるな
みんなエントリープラグからLCL排出してんのか

ワシャワシャワシャワシャ

マリ「にゃー」トローン
マリ(あー、わんこくんの手が私の頭皮をもみ洗いしてるにゃー。人にやってもらうのは気持ちイイ……)

シンジ(これ毛先ってどう洗うんだろう)ワシャワシャ
シンジ(それにしても真希波の背中の綺麗さが尋常じゃないよ。もうこれギリシャ彫刻か何かだよ。石膏か何かできてるようにしか思えないよ)
シンジ(集中。集中。目標をセンターに入れてわしゃわしゃ、目標をセンターに入れてわしゃわしゃ、目標をセンターに入れてわしゃわしゃ)

マリ「にゃっ!」ビクン

シンジ「うわっ! な、なに? どっか絡まった!?」

マリ「な、なんでもない」アセアセ
マリ(み、耳のところを優しく撫でられた。びっくりしたあ……)ドキドキ

羨ましすぎてデストルドーが形而下されていく・・・

シンジ「そっか」ワシャワシャ

マリ「ん」ビクビク

シンジ(なんかこうコツを掴んできたよ!)
シンジ「フンフンフンフン♪(第九)」

マリ「あ、ぅん」ビクビク

シンジ「フーンフフーン♪(第九)」

マリ「あはぁ」ビクン

シンジ「気になるよ!」

マリ「わぁ!」ビクッ

シンジ「なんだよ! 気になるよ! 鼻歌でごまかそうとしたけど無理だよ! 変な声出さないでよ!」

マリ「ご、ごめん。ついつい、ね!」テヘペロ

シンジ(くそっ、可愛い!)

>>619
なんか懐かしい

>>621
ダスナよ

フ━━━━( ´_ゝ`)━━━━ゥ

ザバー

マリ「ふー。正直尋常じゃなくすっきりした」

シンジ「僕は逆に悶々としたよ!」

マリ「にゃ?」

シンジ「それわかってやってるよね! もういいよ! 僕は自分で頭を洗うから!」ワシャワシャ

マリ「んじゃ、私はおっさきー」ザパー

シンジ「あ、冷凍庫にジェラートの残りがあるから一緒に食べようよ」ワシャワシャ

マリ「んー、オッケー」グッ

ガラッ

マリ「」

ピシャ

マリ(……なんかこれもうずっとこのままでイイんじゃないかにゃって感じになってきちゃったなあ)

パンツが暴走した

ガチャ

マリ「こ、これかぁー? うっわ、カチンコチンじゃん。そりゃあのあとかき混ぜなかったんだし当然か」コンコン

マリ「んー、電子レンジでチンしたら溶けるかにゃ」

マリ「なんてね。こういう時は湯煎に限る」グツグツ

マリ「なんか底の方だけ溶けてあれな感じに……やっぱり自然解凍する! うん、あとでわんこくんに聞こう!」

シーン

マリ「はっやくー♪ はっやくー♪ 早く上がってこないかなー♪」

シーン

マリ「……わんこくん、明日帰っちゃうんだよね」ンー

シーン

マリ「暇だなあ……」

もう夫婦じゃん

おまえら落ち着け
行為の前は風呂に入るだろ?
つまりはそういうことだ

このときシンジさんは風呂場で…

>>643
リンス・・・?

シーン

マリ「まっだかな、まっだかなー♪ フーンフーンフーン♪」

シーン

マリ「……いやさすがに遅すぎじゃないの?」

シーン

マリ「あ、あれー? わんこくん、あれかな。もしかしてあれがあれでああなってわんわんがわおーんしてるんじゃ」

…………

マリ「行くしかない!」ガタッ

フーンフフーン

マリ「しっあわーせはーあーるいーてこーないー♪」

ダーカラ

マリ「あっるいっていーくんーだねー♪」

ガララッ!

マリ「わんこくん、遅いぞ―!」

うわあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ

マリ「」

マリ「わんこ君が死んでる!?」

酒飲んで風呂入ったからか

シンジ「」

のぼせたか?

まさかこの中にはセクロスする前に風呂入って頭まで洗う奴はいないよな?

>>661
した後は洗うがな

シンジ「」グッタリ

マリ「ちょ」

シンジ「真希波、あえて言うけど来るのが遅いよ……僕が何してると思ってたんだよ……」バタリ

マリ「ちょっとわんこくん! え、ちょ、平気? 大丈夫?」バッ

シンジ「パンツを履くまでが限界だったよ……」

マリ「偉いよ! わんこくん偉い!」

シンジ「」

マリ「って言ってる場合じゃないね! えっと、えっと、えええ、ど、どうしよう。救急車呼ぶ? ね、わんこくん!」ユサユサ

シンジ「」

マリ「わ、わんこくん……?」

シンジ「あ、うん……や、のぼせただけだから。なんか氷嚢とかあればそれでいいよ」

マリ「わかった!」ダッ

シンジ「はあ。今日はゲロったりのぼせたり大変な日だ……」グテー

ふぅ

大丈夫…………ちょっとワンピをみるだけ………










zzzzzzzzzzz

シンジくんはこのあと家に帰ってもアスカの世話が待ってるわけか・・・

リビング

マリ「もう平気?」

シンジ「だいぶよくなったし膝枕もしてもらえて正直嬉しいよ」

マリ「にゃー。ごめんね、わんこくん。きっとお昼に働かせすぎたのが悪かったんだ」シュン

シンジ「あながち否定はできないよ」

マリ「にゃー……」

シンジ「いいんだ。張り切り過ぎてゲロったり倒れたりしてもいいんだ。悔いはないよ……」

マリ「わんこくん……」
マリ「もうゲロったことの話は忘れたいんだけどな」チラッ

シンジ「ご、ごめん」

マリ「うんうん。あ、ほら、わんこくんの熱でジェラートもいい感じにとけてきたよ。氷嚢にもなるしデザートにもなるしジェラートは万能だね!」

シンジ「だいぶ何かが間違ってるよ……」

>>667
アスカ「あんた…シャンプーのにおいがするわね…。どこでシャワーしてきたのよ」

アスカ「まさか!えこひいきのところで!?」

シンジ「いや…実は真希波さんの……」

アスカ「」

シンジ(真希波、長めのTシャツとパンツ一枚だ。濡れた髪をタオルで巻いてアップにしてるし。お風呂の時から眼鏡もかけてないし……)

シンジ(なんか素顔って感じがするな)

マリ「ほら、わんこくん、あーん」

シンジ「い、いいよ。恥ずかしいよ」

マリ「今更何を恥ずかしがるのさ。ほら、あーん」

シンジ「あ、あーん」アーン

ガッ

マリ「あっ」

シンジ「そうだよ! 真希波、視力悪いんじゃないか! いいから眼鏡かけてきなよ! 僕はもう大丈夫だよ! ごらんの通りだよ!」

マリ「う、うん。じゃ、かけてくる」ニャハハー

>>1だけどまことに申し訳ないけど飯と風呂に行かせてもらうよ!

もう正直お腹ぺっこりんだよ!

了解
全力で保守する

>>678
急げ

飯と風呂なら済ませてやったぞ

新・保守時間目安表 (休日用)
00:00-02:00 10分以内
02:00-04:00 20分以内
04:00-09:00 40分以内
09:00-16:00 15分以内
16:00-19:00 10分以内
19:00-00:00 5分以内

新・保守時間の目安 (平日用)
00:00-02:00 15分以内
02:00-04:00 25分以内
04:00-09:00 45分以内
09:00-16:00 25分以内
16:00-19:00 15分以内
19:00-00:00 5分以内

|^ °)ム~
|⊂)

俺「保守
ついでになんかやろ
無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄
無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄
無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄
無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァ!!」


俺「アッ!すみません」


<ゲンキイッパイデス!!
??「(なんだ彼奴元気じゃねえか)」
??「?」

俺「さぁこの↑??は誰でしょう」

<ゲンキイッパイデス!!
??「(なんだ彼奴元気じゃねえか)」
??「?」

俺「さぁこの↑??は誰でしょう」

>>711











>>711

>>711
コピペ?

コピペな訳ない

>>724

俺「保守
ついでになんかやろ
無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄
無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄
無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄
無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァ!!」


俺「アッ!すみません」


<ゲンキイッパイデス!!
??「(なんだ彼奴元気じゃねえか)」
??「?」

俺「さぁこの↑??は誰でしょう」

俺「保守
ついでになんかやろ
無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄
無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄
無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄
無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァ!!」


俺「アッ!すみません」


<ゲンキイッパイデス!!
??「(なんだ彼奴元気じゃねえか)」
??「?」

俺「さぁこの↑??は誰でしょう」

「信じ」ると(碇)「シンジ」の掛詞だろ
これくらい理解できないとエヴァssではやってけないぞ

とりあえず保守感覚考えようぜ

>>1を代行してもらったものだよ!
あと30分くらいで戻るよ!
SSを見ればわかる通り風呂と食事はゆっくりとる派だよ!

このまま完走する気かよ
減速しやがれ

暇だね



いやいや

減速ほ

>>739
減速になってねーよ
ID真っ赤なのは書き込むの控えろ

>>742
保守間隔考えろって言ってんだろ
書き込む前に一度更新しろ間抜け^^

大丈夫……………ちょっとヤッてくるだけ……
…………………大丈夫…………………

マリ「かけてきたにゃ!」スチャ

シンジ「うん。真希波! って感じがする。素顔も可愛いけどね」

マリ「でへへ」テレテレ
マリ(あれ? っていうかもしかして眼鏡が本体って言われた…?)

シンジ「じゃ、ジェラート食べよっか」

マリ「うん。あ、食べ終わったら髪を乾かさせてあげるよ」

シンジ「お言葉に甘えるよ」

マリ「素直でよろしい!」

モグモグ

マリ「んー! 風呂あがりも格別!」モギュモギュ

シンジ「これ食べたら歯磨きして寝よっか。まだ9時前だけど色々やってくたくただよ」

マリ「んー、寝たら明日になっちゃうじゃん」

シンジ「ならなかったらこわいよ!」

マリ「エンドレスエイトだにゃー」ウフフ

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

1000までに終わるか?

セクロスするまでエンドレス

>>757
気持ち悪くて臭い新参のおまえが40回もレスしてる所為だと分からないのか?

マリ「なんか映画でもみようよ。わんこくんは映画は好き?」モグ

シンジ「人並みには好きだよ。でも人と一緒に映画をみると2時間無言が続いて妙な気持ちになるっていうか」

マリ「あー、それもそっか。二人でだんまりするのはもったいないね」モグモグ

マリ「んー、ゲームでもする?」

シンジ「真希波ってゲームするんだ。どんなやつ?」

マリ「デモンズソウルかダークソウル、またはメタルウルフカオス」

シンジ「フロム脳かよ!」ダン!

マリ「箱○二つあるしダクソでタイムアタック競争しようよ」

シンジ「やだよ! ネタがマニアック過ぎるし第一それそういうゲームじゃないよ!」

マリ「わんこくんはどんな装備が好き?」

シンジ「ゴーレム装備だよ! って、とにかくゲームもなし! テレビでも見ながらだらだらしようよ!」

マリ(あ、それいいなあ)キュン

ブオー

シンジ「熱くないかな」

マリ「んーん、きもちーよー」バサバサバサ

シンジ(すごいや。なんていうかすごく…すごいや。なびいてる)

マリ「あー」バサバサバサ

シンジ「梳かすよ」

マリ「うん」

サッサッ、サッサッ

マリ(あー、お姫さま気分ってこういうのを言うんだにゃー)ポカポカ

シンジ(女の子の匂いがする。あれってシャンプーの匂いだったんだ。でも香料って身体に悪いんじゃないかな。これって大丈夫なやつなのかな)クンクン

マリ(わんこくんが私の匂いでわんわんしてる……)ドキドキ

>>761
俺の757の書き込みからどうやったらお前のそのレスになるのかわからないんだが^^;
会話が通じないってことは自称古参()の人はさぞかし高尚な言語を使っているんでつね^^
どうか会話でコミュニケーションを取る世間のためにも
永遠に2ちゃんの世界で古参()気取って引きこもっていてください^^

シンジ「これでいいかな」

マリ「サンキューわんこくん。イイ仕事だったよ。心がポカポカした」

シンジ「それはよかった」

マリ「んー、テレビ、テレビかあ。私、テレビってあんまりみないんだよね。わんこくんはみたい番組とかある?」

シンジ「実は僕もあんまり。HNKで音楽番組でもやってればいいんだけど」

マリ「にゃー。んー」カチカチ

マリ「一番面白そうなのは土曜のスペシャルドラマ……かなあ」

シンジ「タイトルは?」

マリ「『野風の笛 鬼の剣松平忠輝天下を斬る!』」

シンジ「予想外の渋さだよ!」

マリ「やー、あっちが長いからこういうコテコテの日本モノが好きんなっちゃって。あ、でもわんこくんがみたくないなら別に」ソワソワ

シンジ「いいよみるよ! そんなソワソワされたらみるしかないよ! とりあえず飲み物でも作ってくるよ!」

マリ「お酒でよろしくー」

シンジ「少しは懲りてよ!」

シンジ「アメリカン・レモネードを作るよ! って、僕は誰に説明してるんだ! とにかく作るよ!」ガチャ

シンジ「まずグラスに蜂蜜を入れて少しのお湯でとかす」カチャカチャ
シンジ「そこにレモンをたっぷり絞る」ギュー
シンジ「冷えた水をグラスに半分まで注ぐ」ジャバー
シンジ「そこに赤ワインを静かに注ぎ入れる」スーッ

シンジ「すると上下が白と赤にはっきりわかれた綺麗なアメリカン・レモネードになるんだ」ドヤ

シンジ「真希波、できたよー」カチャカチャ

マリ「お、おおー!? わんこくん、なにそれ! なんでそんなんなってんの!?」

シンジ「(`・ω・´)」ドヤァ

マリ「(♯^ω^)」イラッ

シンジ「実は前にテレビで見てから一度やってみたいと思ってたんだ。思わずドヤっちゃったよ。ごめん」

マリ「正直凄くイラッときた」
マリ(でもそこも可愛い)キュン

カズサノスケサマー!

シンジ「久しぶりにみる時代劇っていいなあ」

マリ「ね。日本ー! って感じだよね」

ピリリ… ピリリ…

マリ「にゃ」

シンジ「あ、僕の携帯。アスカからだ」

マリ「…………」

パシ、ピッ、ポーイ

シンジ「って、な、なにすんだよ! さすがに今のはないよ! なにか大事な用事だったかもしれないだろ!」

マリ「わんこくん、私の言ったことを覚えてないとは言わせないよ?」

シンジ「今のは不可抗力だよ! ノーカンだよ!」

ピリリ… ピリリ…

シンジ「ほら、やっぱり大事な用なんだ!」バッ

バシッ

シンジ「手をどけてよ!」

マリ「やだ」

シンジ「なんでだよ!」

マリ「うちに泊まってるって伝えてあるんだし、本当に大事な用なら私の電話にかかってくるはずだから」

シンジ「それもそうか……」

マリ「ね?」

ピリリ… ピリリ…

マリ「だからとらせるわけにはいかないなあ」

ドヤァの人じゃないよ! Qの人でもないよ!
SS書くのもVIPにスレ立てするのも初めてだよ!

ピリリ… ピリリ…

シンジ「真希波、本気なの……?」

ピリリ… ピリリ…

マリ「ばかだなあ、わんこくんは。女の子がさあ、なんとも思ってない男の子を部屋に入れるわけないじゃん。一緒にお風呂入るわけないじゃん」

シンジ「!?」
シンジ(携帯を持った手を押さえつけられてそのままソファの上で馬乗りになられてる感じだよ! どう考えても男女が逆だよ!)

ピリリ… ピリリ…

マリ「どうすんの? わんこくん、それさ、出る? 出てもいいけど、出たら私の部屋からも出てってもらうから」

お前らマジでくっさ

SSS カミツレ ナツメ
S ミカン カトレア アスナ
Aフウロ エリカ スズナ カリン
Bナギ ホミカ アカネ イブキ ナタネ カンナ
Cツツジ シロナ スモモ
Dカスミ メリッサ ラン フヨウ アンズ プリム シキミ
Eアイリス
Fアロエ キクコ キクノ

レス消費すんな死ね

                                 ,.へ
  ___                             ム  i
 「 ヒ_i〉                            ゝ 〈
 ト ノ                           iニ(()

 i  {              ____           |  ヽ
 i  i           /__,  , ‐-\           i   }
 |   i         /(●)   ( ● )\       {、  λ
 ト-┤.      /    (__人__)    \    ,ノ  ̄ ,!
 i   ゝ、_     |     ´ ̄`       | ,. '´ハ   ,!
. ヽ、    `` 、,__\              /" \  ヽ/
   \ノ ノ   ハ ̄r/:::r―--―/::7   ノ    /
       ヽ.      ヽ::〈; . '::. :' |::/   /   ,. "
        `ー 、    \ヽ::. ;:::|/     r'"
     / ̄二二二二二二二二二二二二二二二二ヽ

     | 答 |     く さ い し ね       │|
     \_二二二二二二二二二二二二二二二二ノ

     〈`ー─-、_ノ^j
      `>     <__, ─-、____

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                                            (__)
                                           (__)11

 1:肩ロース           6:ヒレ
 2:肩                7:ランプ
 3:リブロース         8:そともも

 4:ばら                 9:テール
 5:サーロイン           10:すね
 11:>>834

ピリリ、ピリリ……ピッ

マリ「……ほら、つながっちゃったよ」

シンジ「真希波……か、顔が尋常じゃなく近いよ」

マリ「出てもいいんだよ……?」

シンジ「真希波、そのままだと……」

マリ「姫に全部聞こえてるよ……ね、どうする? どんどん時間はなくなってくよ……」ジー

シンジ「…………」

ピッ

マリ「……出ないんだ?」

シンジ「さすがの僕も腹をくくらざるを得ないよ……」

マリ「ふーん」スー
マリ「ふふーん」ススー
マリ「ふふふーん」スススー

シンジ「真希波? ちょ、真希波……なんでだよ! なんでちょっとずつひいてくんだよ! 真希波!」

マリ「ちょ、ちょっとタンマ! タンマ! ね? 落ち着かせてよ! おわばばばばばあひゃー!」ダッ

 .:/    /  /      ヽ. /     \
/    /   /      ̄`\\      ヽ    /ヽ {>、
     '    ,'     ヽ⊂‐⊃iV∧        ',   ////  ヽ/\
    /  //      l  ̄ ノ  ハ       ', l/// /⌒ヽ∨∧
    ,'   ,//           /::::.       ', |//{ {/// } |//|  糞SS書かないよって
  /ニニ//    n         ∠::/:::::       ',∨∧ヽ/// ///  約束したのに…
厂゚lー―‐{     l |       /::::::::::::',      } ヽ/ ヽ`¨///
 /ヽ二二 \   ヾ、 ¬'´ 'ー―=、¬|:   / /  \_/ {_,/
./    \  \       ⊂‐⊃ l| | /   '           /
丶-------\   \         ̄_ノ  |    /       /
____   丶._丶--‐ァ====‐-/    /      _/
   ̄`丶 `三二二  ̄/l::/{::::::::::::/   /  ̄ ̄ ̄ ̄

アナル飯婆さん

シンジ「洗面所に隠れちゃったよ……」

ポツーン

シンジ「携帯、電源も落としちゃった。もうなるようにしかならないや。アスカでもこの時間から外を出歩くようなことはしないだろうし……」

ポイッ

シンジ「……今更だけどめちゃくちゃ恥ずかしいよ! 何事だよ! 一体僕の身に何が起こったんだよ!」ダンダンダンッ!

シンジ「はあはあ。そりゃうまくいきすぎだと思ったよ。違和感バリバリだったよ! でも帰国子女だしそんなもんかと思ったんだよ! 」

シンジ「うわあああああ!」ゴロゴロゴロ

ピタッ

シンジ「落ち着くためにりんごでも剥こう……」

マリ(ううー、顔の赤さが尋常じゃないよ! っていうか私もわんこくんも「尋常じゃないよ」って今日何回言ったよ!?)アワアワ

マリ(ってか、あれはOKなの? OKなのかわんこくん!? これでもしも「あ、そういう意味じゃないんだ」って言われたら立ち直れる自信がないぞ!)

マリ(で、でもでもでもでも、姫の電話も切ったし姫よりは上っていうか)

マリ(あー、姫、ほんっとめんご……でも「All is fair in love and war」だよ。私は一緒に住んでるわけじゃないから機会と見れば絶対に逃さないんだ)

マリ「よ、よし、とりあえず戻ろう。わんこくんを一人にするのはさすがにかわいそうだ」

テクテクテクテク、ソーッ

シンジ「…………」

マリ(一心不乱にりんごを剥いてる。……あ、うさぎさん)キュン

ダッと逃げ出したマリが洗面所に隠れちゃったってことだよ!
わかりにくくてごめんね!
シンジはダイニングでりんごを剥いてたよ!

  ∠ ̄\ ●   ∴~●   ∴~●         
  ~|/゚U゚|∩

  /`  y 丿
  ∪( ヽ/  *影のスレッドストッパー。。。でござる*
   ノ>ノ      
   UU      http://ninja.2ch.net/


マリ「|ω・`)ジー」

シンジ「……食べる?」

マリ「|(ω・`)ウン」

ガタ、ストン

マリ(しょっぱい。ちゃんと塩水にひたってたやつだ)シャクシャク

シンジ(もうテレビの番組とか心底どうでもいいよ。今日一日で色んなことが起こりすぎたよ)

マリ「わんこくんさあ」

シンジ「!?」

マリ「あ、うん。手先器用だよねー、みたいな……」
マリ(今話す話題これじゃないじゃん! でもでもでも、あわわわわ)

シンジ「う、うん。まあね」

マリ「私はりんごの皮むきとか絶対むりだね」

シンジ「そんなことないよ、真希波にもできるよ」

マリ「わんこくん、ちゅーしよっか」

シンジ「」ブーッ!

シンジ「か、会話の流れしっかりしてよ! 頼むよ! 不意打ちは無理だよ!」

ちょっと聞きたんだけど、
もし万が一スレが最後まで埋まっちゃった場合はどうなるのかな。
パート2…?

VIP歴浅すぎですまん…
なるほど。じゃあ同じスレタイで立て直せばいいんだな。
了解。

>>885
パー速行けVIPでやるな粕

SS速報でやるのが一番でしょ
立て方がわからないって言うんなら俺が建ててURLこのスレに貼ってもいいし

ふむふむ。
なら>>907にお願いしていいかな。
明日の朝までには終わると思うんだけど。

みんなして付き合ってもらっちゃってすまんね。

>>913
じゃあ今から立ててくるけどいい?

SS深夜VIP
http://jbbs.livedoor.jp/internet/14562/

こっちの方がローカルルールはないかも

>>917
ちょい待ち!

じゃあ>>924のところにスレ立ててみるわ。

シンジ「へー、ここが真希波のマンションかあ」 - SSまとめ速報
(http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/14562/1355590206/l50)

立った!
やー、予想外の長さになっちゃってすまんわ。

赤IDは全員死ねよ

>>939
ガチうぜーわ
あたまおかしいんぢゃねw

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