P「週末だし、小鳥さんを飲みに誘おう」(143)

<765事務所に、小鳥が一人>

小鳥(………)カタカタ


小鳥(………)カタカタ


小鳥「…ふぅ」

小鳥(もう9時…)



小鳥(というか、もう週末…)

ぴよぴよ支援

小鳥さんはPの嫁

涼ちんちんぺろぺろ

小鳥(どこもかしこもそうだろうけど)

小鳥(ウチの事務所も例外なく。年末は忙しいです)


小鳥(仕事はあるのは良いことだけど。)


小鳥「例えどんなに書類の山が積み上げられようとも…」

小鳥「何としても、土日祝日は死守よ死守!」

小鳥「死守ーーーっ!」

小鳥「………」

ぴよはさっさとPのpにレインボーすればいいと思う

小鳥(『死守』という言葉を知ったのは、スラムダンクでした)

小鳥(どのシーンだったかは……よく覚えてないです。)

小鳥(家に帰れば、オリジナル原作と、新装版両方あるわけだけど)

小鳥(一度読み始めたら、1日終わっちゃうから、はじめの一歩が踏み出せない)

小鳥(昔は時間なんて有り余るほどあるものだと思ってたのに…)


小鳥「……お腹空いたなぁ」

小鳥「お昼は食べたけど、夜はまだ食べてない」


小鳥(というか、会社で夕食時間って、取りにくいのよね)

小鳥(定時から残業時間って、休憩時間は便宜上あるけど)

小鳥(たいていの場合、気づいたら休憩時間は終わって、中途半端だから仕事続けることになるし)

小鳥(夜8時以降の食事は、太りやすいというけれど)

小鳥(でも、空腹をこじらせて一気に食べるのも太りやすいというわ)

小鳥(………)



小鳥(太るという大義名分を妄想すれば空腹もまた満腹、と思ったけど)

小鳥(減っているものは減らないわ)


小鳥(………)カタカタ


小鳥(………)カタカタ


小鳥(今日の金曜ロードショーはなんだったかしら)

小鳥(私まだ、ルパン録画したまま見てないんだけど…)

いいよ

小鳥(…)カタカタ

小鳥「今日はコナン君か…」


小鳥「コナン君も小学生やって長いわよね…。たぶん自分本来の年齢よりも小学生やってるんじゃないかしら」

小鳥「そもそもコナン君が始まったのって、私がまだ中学生ぐらいだった気がする…」

小鳥「結構見てました」


小鳥「最近は見てないけど、まだやっぱり行きずりの至るところで殺人事件おこっちゃのかしら」

小鳥「それにしても…」

紫煙

小鳥「コナン君は、好きな彼女の家に居候することに、何の抵抗もなかったかしら」

小鳥「いい年した男の子が同棲生活に近いことをそれは15年以上続けたら…」


小鳥「それでもなお、蘭ねーちゃんが好きなら、その愛は本物ね」

小鳥「劇場版って、私の記憶だと必ず工藤君と蘭ねーちゃんのロマンス差し込んでくるし」

小鳥「でもあの二人って、なんとなくあっさりしすぎの気もするわ。気のせいかもしれないけど」


小鳥(…はっ!?)

小鳥(しまった、また思っていたことが勝手に口からでてしまった…)


小鳥(今月に入ってからすっかりここは私一人事務所だからなぁ)



小鳥(……)カタカタ

小鳥(……)カタカタ

小鳥さんかわいい押し倒したい

支援

小鳥(…なんだか集中力切れたから、ここらへんであがろうかな…)


小鳥(でも、この資料くらいはまとめておこう。これやっておけば、週明けも多少は楽に…)


ガチャ

P「お疲れ様ですー。」


小鳥「あ、プロデューサーさん。お疲れ様です。」

P「さすがに外寒いですね~…って、事務所もなんか寒い」

小鳥「あ、あはは…私一人だから、暖房弱めなんですよ」

P「でも小鳥さん寒くないですか?」

小鳥「足掛けのおかげで。そこまでは…」


P「あまり無理しないで下さいよ、体壊しちゃ意味ないですし」

小鳥「そうですね…」

P「俺が寒いんで、ちょっと強めますね」

小鳥「ええ。」

小鳥「調子はどうですか?」

P「ええ。順調です。やっと年末関係の仕事が山を越えたって感じで」

小鳥「ここ最近もうずっと午前様ですよね、プロデューサーさん」

P「まあ、仕方ないですよ。今の時期は。むしろしっかり稼いでおかないと」

小鳥「ほかの子たちは?」

P「俺が送っておきました。さすがに夜遅いですし。」

P「プロデューサーといいながら、なんだかんだ、アイドルたちのいいように使われてるって感じですね」

小鳥「何言ってるんですか。それもこれも、プロデューサーさんの信頼あってこそですよ」

小鳥「この忙しい時期も、笑顔絶やさず頑張れるのは、プロデューサーさんいてこそですから」

P「恥ずかしいですね、なんだか」

いい分に金え

いい雰囲気ね

はよ

P「社長は帰られたんですか?」

小鳥「今日“も”忘年会だそうですよ」

P「あはは…」

小鳥「知ってます!?プロデューサーさん。社長今週ずっと忘年会やってるんですよ?」

小鳥「なんだかよくわからないいろんな団体からお誘い受けてるみたいですけど」

小鳥「年忘れもいいですけど、大事なことまで忘れられたら困るんですけどね!」

P「小鳥さん、怒ってます?」

小鳥「いいえ!?まさかまさか!でも経費で落とすのは2回に1回にしようと思ってます」


小鳥「わがまま言ったら、会議費で落として、社長自ら議事録とってもらいます」

P「手厳しいな…」

小鳥「ただでさえ忙しいのに、社長のそっち関係の経費も整理しなきゃいけないから」

小鳥「美味しいもの食べてるんだなとか思うと、さすがにイラッともしますよ」

P(小鳥さん…ストレス溜まってそうだな…よし)

綺麗な小鳥さんは絶滅危惧種だから貴重

>>17
おちけつ

いけP!

P「小鳥さんの仕事って、まだかかりそうです?なんなら手伝いますけど」

小鳥「いえいえ!そんな!プロデューサーさんだって今日一日忙しくて疲れてるでしょうし…」

P「事務作業なら、律子からもちょっと教わってますし、単純なものなら片づけますよ。」

小鳥「いーえ、ダメです!」

P「そ、そうですか…」


小鳥「いや、そんな顔されるとちょっと心が痛いんですけど」


P「いや、週末だし、よかったら一緒にご飯でもどうかなーって思ってたんですよ」

小鳥(ピヨ!!?)

はやくしろ

追い付いた

よし、押し倒せ!

P「あ、もしかしてもう晩御飯たべちゃいました?」

小鳥「ま、まま、まだですよ、ええまだです。お腹が空いて死にそうだったんです!」

P「は、はあ…。」

小鳥「いやぁ、ちょうど仕事の切れがよかったのでそろそろあがろうと思ってたところなんですよ!」

P「あ、そうなんですか。じゃあ、どっか食べに行きましょうか?」

小鳥「そ、そうですね…それもいいと思います」


小鳥(キマシタワー)

しえん

この小鳥さんいいなぁ

P「ネットでどこか適当な店探して、席確保してもらいますか。」

P「さすがにこの時期の週末じゃあ、飛び入りでは厳しいかも」

小鳥「ですよねー…」

P「小鳥さん、どんな気分ですか?」

小鳥「ピヨ!?き、気分って…!?」


小鳥(最っ高の気分っーーー!)


小鳥(…ってことじゃないか、多分店の種類のことね)

P「希望があれば。」


小鳥「私は、とくには…お任せでいいですよ」

小鳥(でもちょっと体が冷えたから、温かいものがいいな、鍋とか)

P「そうですね…」


P「小鳥さん、ちゃんこ鍋とかは大丈夫です?」

小鳥「ちゃんこ!?鍋!」

P「あ、だめですか…」

小鳥「いえいえいえ、全然もう最高にOKです!」

P「あ、そうですか!じゃあここに電話してみよう」


小鳥(まさかプロデューサーさんも鍋をご所望だったなんて…)

小鳥(以心伝心しちゃってるわね…っ!)

ピヨちゃん支援
http://i.imgur.com/y1HOi.jpg
http://i.imgur.com/1XYug.jpg
http://i.imgur.com/Ss3CQ.jpg
http://i.imgur.com/T6akT.jpg

相変わらずピヨ子は可愛いな

P「あ、もしもし。これから2名なんですけど、席って空いてますか…?」


小鳥(ああ、店にアポを取るプロデューサーさんって、様になるわね…)

小鳥(……)

小鳥(っていうか仕事では普通の光景か)


小鳥(う~ん、やっぱり頼もしい後姿。これはアイドルたちも勇気づけられるわね)


ガチャッ

律子「お疲れ様ですー」

あずさ「お疲れ様ですー」

小鳥「あ、律子さん、あずささん。お疲れ様です」

律子「あれ、プロデューサーもいたんですか」

小鳥「あ、えっとその…」

P「律子、あずささん、お疲れ様!あ、すいません!2名じゃなくて4名席でお願いできますか、できれば個室で!」

小鳥(あ……)

このスレピヨ助多くないか?

気のせいピヨ

あずさ「…?何のお話ですか?」

小鳥「あ、えっとその…ちょうど切れもよかったので私とプロデューサーさんで晩御飯を食べようと…」

あずさ「あらあら」

律子「ん~~?それって、私たちお邪魔してもいいんですかぁ?」

小鳥「な、何をおっしゃいます!」


小鳥(…まあちょっとだけは)


P「そ、そうですか…。わかりました、じゃあお願いします」

小鳥「どうしました、プロデューサーさん」

P「さすがに混んでるらしくて、あと30分ぐらいしないと…だそうで」

P「どうします?違う店にします?というか、席確保しちゃったんですけど」

P「律子とあずささんも来ます?」

空気の読めない…いや空気が読めるんだけど空気が読めないP

みんな酒飲める歳だな
酔わせて持ち帰りか

小鳥さんはかわいいピヨねぇ~あ、なの♪

律子(う~ん、せっかくいい雰囲気だったみたいなのに、水差しちゃったかしら)

あずさ「律子さん、私は別に…」


小鳥「行きましょう!みんなで!」

律子「!?」

小鳥「プロデューサーさん、週末ですよ!週末!みんなで楽しく食べましょうよ!」

小鳥「ね!」


律子「…まあ、私も今日は昼も食べてないので正直腹ペコです」

あずさ「ご一緒させてもらっていいのかしら?」

小鳥「ええですとも、いいですとも!みんなで行きましょう!!」


P「そっか。じゃあ、もうちょっと待ってから、行きましょう。ここから歩いて10分くらいなんで」


律子「」ドンッ

P「うお、…なんだよ、律子」

律子「…これは失点1ですから」

なるほろ

P「それにしても」

P「この4人で集まるのは久しぶりだなって」

小鳥「そうかもしれないですね~。」

あずさ「律子さんがまだ学生だったころは、代わりに社長がいましたよね」

律子「そういえば社長は?」

小鳥「今日“も”忘年会です」

律子「ええーー?ここ最近毎日じゃない!さすがに体壊すわよ」

小鳥「律子さんもそう思います!?」

律子「っていうか、毎年そんな感じですけど…」

小鳥「いやいや、ここ最近とみに忙しくなって社長も色々周ってるから、お誘いも多くて…」


P(小鳥さんと律子が社長の悪口大会で盛り上がってる…)

あずさ「プロデューサーさん」

P「え?」

あずさ「その…何度も訊くようで申し訳ないんですけど」

あずさ「本当に今日、よかったんですか?」

P「???」

あずさ「えっと……」

あずさ「い、いえ!何でもないですー。」

P(なんだろ…?)


律子「ちゃんこ鍋かぁ。最近、またちょっとしたブームですよね」

律子「話には聞くんですけど、その、なかなか食べに行くとなるとハードルがある気がしません?」

小鳥「そ…そうかな?そうかもしれないわね!?」


小鳥(一人焼肉上等な私)

>>7
スラダンの山王戦でシシューって叫ぶ魚住の表情が好き

<某和食居酒屋>

P「あ、先ほど電話した……です。4人で…」


小鳥「わあ!結構いい雰囲気じゃないですか!個室で!」

律子「この忙しい時期に、よく確保できましたね」

P「まあ、なんだかんだでこの時間になると4人くらいなら…ね」

律子「ささ。座りましょ。」


4人「「「「……」」」」

P「なんというか…」

律子「社会人になると…」

小鳥「席次に悩むわよね…」

あずさ「あらあら…」

あれか
鍋食べてる時机の下で小鳥さんの足がPの股間を…

律子「えっと、じゃあこうしましょう」

律子「我が事務所の誇るアイドルあずささんは、当然上座」

あずさ「ええーっ!」

律子「ほら、いいからあずささん奥、奥!」

律子「そして小鳥さんは最年長なので、こちらの奥へ」


小鳥(最年長…ピヨ…)


律子「プロデューサーはこっちで、私が幹事雑用席!」

P「おっと律子。うら若き乙女に雑用なんてさせられないな!」

律子「いいんですよ、私で。だって私お酒飲めないですもん」

あずさ「あらあら、律子さんってお酒弱かったのかしら?」

律子「……あのですねぇ、あずささん」

律子「私こう見えて、まだ未成年なんですけど?」


3人(((そうだった…っけ??)))

律子(……)

律子「と思ったけど、やっぱりプロデューサー殿はこっち。」

律子「私があずささんの隣に座りますプロデューサーは小鳥さんの隣」

P「ほらみろ、やっぱり雑用は俺じゃん…」

小鳥(あ…)


律子「まあまあ!じゃあ、早速飲み物から決めましょ!時間がもったいない!」


小鳥(プロデューサーさんが近いなぁ…)オロオロ

律子「どーします?3人とも『最初は生』ですか?」

あずさ「私はビール苦手なので…メニューいただけます?」

律子「はーい」


小鳥「プロデューサーさんはどうします?」

P「俺は最初はビールでいいかな」

小鳥「じゃ、じゃあ私も」

今日は無礼講…でしょう?

律子「っていうか、どうして最初はビールなんですかね」

P「どうしてって聞かれると回答に困るが…」

P「まあ、あれだな。のどが渇いた時のビールは、それはもう美味しいんだよ」

P「スカッとするというかね。俺も正直、ビールは言うほど好きじゃないんだけど」

P「最初は、ビールってなっちゃうな。」


小鳥(わかる、その気持ち、とてもよくわかるっっっ)

小鳥(…とは声には出して言えない。)


あずさ「私は梅酒をもらおうかしら」

律子「じゃあ決まりね。はーーーい、すいませーーーーん!」


小鳥「律子さん、頼もしいわね。同じプロデューサーってところかしら」

P「律子の場合は仕切りが上手だからなぁ。」

律子「そうそう。プロデューサー殿は逆に仕切りが甘い。」

律子「というか、詰めが甘いって感じかな」

P「辛辣だな」

酔ってないからまだ自制が効いてる

律子「はいはい、飲み物揃いましたね」

律子「じゃあ、乾杯の音頭は…じゃあここは男らしくプロデューサーで」

P「ええ?俺?っていうか、このメンバーで乾杯とか形式ばったこと…」


あずさ「わー」パチパチ

P(ぐっ、あずささんのその期待している笑顔…。避けられないか…)

P「んー、オホンっ」

P「今年も年末進行はかなりきつかったけど、まあ、無事山は越えたって感じで…」

P「今年も残り2週間ちょっと。まあ、最後まで気を抜かず、今年を締めくくりましょう、ってことで」

4人「「「「乾杯ーー!!」」」」


律子「無茶ぶりだった割には、きれいにおさめましたね」

律子「長々やりだしたらぶった切って乾杯しようと思ってましたけど」

P「俺も成長しているってことだな!」

律子「はい失点2ー」


小鳥(…ビールうめぇ!)

おしっこが近くなっちゃってPの目の前で漏らしちゃう涙目ピヨ子まで想像した

律子「お通しですって。はい。」

あずさ「ありがとー」

律子「ってあら?1つ多いじゃない。すいませーーーん!」

P「いやそれ律子のだろ」

律子「いやいや、私アルコールじゃないですし。お通し要りませんよ」

P「律儀だな…その名の如く」

律子「文字しかあってないじゃないですか」

P「まあまあ、店員も忙しそうだし、ここのお通しは無料だからもらっておけって!」

律子「はあ、まあ、いいですけど……」


小鳥(…お通しうめぇ!)

Pの隣からすごいおっさん臭がする

あーだめだわこのピヨちゃんちょっと持って帰るわ

律子「じゃ、早速食べ物も選びましょ…って!」

P「?」

律子「小鳥さん、もうビール飲んじゃったんですか…!?」

小鳥「あ、あれ…?」


小鳥(ありのまま起こったことを話すぜ…乾杯して1分でビールがなくなっていた)

小鳥(催眠術とか超スピードだとか、そんなチャチなもんじゃ…)


P「どうします?ビール行きます?」

小鳥「あ、あはは…ごめんなさいね。じゃあ、ビール追加で…。」

あずさ「飲みすぎには気を付けてくださいね、音無さん。先日も…」

小鳥「あずささん!ダメですよ、その先は、ダメですよ!」


律子「…何があったのかしら」

ピヨちゃん可愛い

律子「ちゃんこ鍋もありますけど、しゃぶしゃぶ…鴨鍋?もあるみたいですね」

律子「プロデューサーはどうしてここを?」

P「先日社長と2人で営業した帰りに、ここによってさ」

P「雰囲気もいいし、鍋もおいしかったんだ。またぜひ来たいと思ってて」


P「でも鍋は2人前からだから、さすがに一人じゃちょっと多いかなって」

律子「そういえばプロデューサーって、あんまりガツガツ食べないですよね」

律子「あ、ビールはこっちで!」

小鳥「ありがとう、律子さん。…そうそう。私もそれ、気になってたんです」

P「そうかなぁ。普通だと思うけど」


小鳥「その…プロデューサーさんって、和食が好きなんですか?」

P「そうですね。好きですよ和食。まあ、なんでも食べれるっちゃあ食べれるんですけど」

P「どれかと言われれば、さっぱりした和食」


小鳥(よし、あとでamazonから和食料理本の調達だ)

ふぉい

あずさ「ちゃんこ鍋って、実は案外ヘルシーなんだそうですよね」

あずさ「この間出た番組で、人気だって言ってましたよ」

律子「鶏肉もカロリー低いですからね」

律子「しってます?ちゃんこに豚肉や牛肉を使わないのは」

律子「4つ足つくことは、相撲では負けを意味するから、だから使わないそうですよ」

3人「「「へーーー」」」


小鳥「へぇボタン10個ぐらいね!」

律子「……?」

あずさ「ああ、『トリビアの泉』ね。なつかしいわねぇ」

律子「あーあーはいはい思い出しました。」

小鳥「え、懐かしいって…」

P「あずささん、いうほど古くもない…ない気がするけど」

小鳥「う、うそでしょ?つい最近までやってた…と思ったのに…」


P「あ、でも、特番ではやってたりしますね」

律子「じゃあ、とりあえず塩ちゃんこ鍋を4人前…」

あずさ「あ、律子さん。私、多分そんなに食べられないので3人前で…」

P「いいですよ、俺と律子が1.5人前食べますから」

律子「ちょっとー、なんで私が大食いの前提なんですか」

律子「まあ、食べますけど?」

律子「じゃあ、4人前のままで。えっと、あと適当に私が頼んじゃっていいですかね」

3人「「「はーい」」」


律子「飲み物も次そろそろ…って!小鳥さん!」

小鳥「ピヨ!?」

小鳥「ペース早すぎでしょ?もうからじゃないですか!」

小鳥「あ、あれ~おっかしいなぁ…」

小鳥(催眠術とか以下略)


P「そろそろビール以外、いきます?」

小鳥「えーっと……じゃあ、もう1回ビールで!」

とりあえずビール、ってビールは薄められないから最初に飲んでおけば酔いやすいとかもあったっけ

ピヨちゃんのセルフツッコミマジ最高

律子「開始早々3杯目だなんて…今夜は荒れるわね」

P「その…ペースはほどほどに。小鳥さん」

小鳥「そ、そうね!気を付けるわ…」


小鳥(ビールが旨くてどんどん飲めちゃうわ、いかんいかん)


P「小鳥さんはビール好きなんですか?」

小鳥「そ、そうね…割と好き、かなぁ…」



小鳥(ふっ…家の冷蔵庫の半数が発泡酒であることは…乙女の秘密だ)


小鳥「プロデューサーさんは、お酒ってどんなのが好きです?」

P「う~ん、あまり酒には詳しくなくて。癖が強いのは苦手で…」

P「手軽にウーロンハイとかばっかりですね」


小鳥(私よりプロデューサーさんのほうがよっぽど乙女だった)

律子「はーーい、一品ものそろってきたから、酔っぱらいは適当につまんでー」

あずさ「あらあら…」

P「律子は、やっぱりまだお酒は未経験か」

律子「ふっ…私ほどになれば酒の1つや二つ…」

P(マジか…)


律子「なーんて。友人の結婚式があって、そこでお神酒を頂いた程度ですよ」

律子「当然、未成年はNO飲酒!お酒は二十歳になってから!」


あずさ「でも、なんとなく、律子さんがお酒を飲み始めたら」

あずさ「その姿が想像できそうな気がしますねー」

律子「へえ、それはどんな?」

あずさ「私の口からはとても…ねえ、プロデューサーさん?」

P(お、俺に振るか……)


律子「ほほぅ、二十歳になって、お酒飲めるようになった私は、どう思っています?」

律子「回答次第では、失点を取り戻せますよ」

なぜか瓶入りの炭酸がケースで常備してある我が家

>>70
どうやって手に入れてるんだ

P「そ、そうだな!律子はなんとなく酒が強そうだから…」

P「みんなつぶれて屍の山となった飲み会でも一人仁王立ちしている雰囲気だな」

律子「……」


律子「…まあ、そこそこ回避できたということで、今回は失点なし」

P「ちなみに、その失点がかさむとどうなる?」

律子「次回は奢りで」

小鳥「え?でも律子さんお酒飲めないし」

小鳥「3人である程度割り勘するわよ?ねえ?」

あずさ「ええ。律子さんは未成年ですし」

P「そのくらいは、俺たちに任せておけって!」


律子「えー、なんだかこんなところで借りを作るのも嫌だなぁ」

P「出世払いでいいよ」

律子「あのー、年齢はあなたのほうが上ですけど、経験的には私が先輩なんですからね」

経験///

律子「はいはいー、ちゃんこ鍋とどいたわよー」

あずさ「これは美味しそうねー」

小鳥「ここで待つんじゃなくて、もう出来あいのものが来るのね」

P「すぐ食べられるのは、いいですよね。じゃあ、俺が添えるんで…」


小鳥「待ちたまえ!」

小鳥「私が、やりましょう」

律子「いいんですか?」

小鳥「任せなさいって!私こう見えても鍋奉行なのよ!」


小鳥(こうやってプロデューサーさんの食べ物を盛り付けるなんて…疑似新婚生活…っ!)

律子「こうしてみると、ちゃんこ鍋って、野菜が結構入っているわね」

あずさ「煮詰まってもこの量だから、実際はもっとある気がします」


小鳥「はい、あずささんは野菜メインのちょっと少な目」

あずさ「ありがとう、音無さん」


小鳥「律子さんはスタミナ大事なので肉多めで」

律子「いやその配慮はおかしい」


小鳥「そしてプロデューサーさんは肉と野菜3:7の黄金比で盛り付けも完ぺき」
小鳥「盛り付けたこの器こそが高級な一品料理かのような…」

律子「あ!危ない!」

ガシャッ

律子「あー、コップ倒しちゃいましたねー。すいませーーーん!」

小鳥「ぷ、プロデューサーさん!ごめんなさい!スーツ、大丈夫です!?」

P「あはは、大丈夫ですよ。ちょっと跳ねたくらいで、おしぼりでふけば…」


小鳥(ピヨ……)

小鳥の酒のつまみにしよう

小鳥さんがおしぼりで拭けばいいんじゃ

>>71
最近は普通に売ってるところも多いよ

小鳥さん自身がおしぼりになることだ

あずさ「う~ん、出汁がおいしいですねー。温まりますー」

律子「最近特に寒いですからね!それに一人暮らしだと、どうも温かい食べ物と疎遠ですからね~。」


P「あの…小鳥さん。気にしてません、気にしてませんから、元気出して」

小鳥「ピヨ…」

P「飲み会でコップを倒すくらいは想定内ですよ。さ、食べましょう!」

小鳥「プロデューサーさん…」

P「おっと、ビールもうあとちょっとですね!次なに飲みます?ビール?」



小鳥「日本酒、熱燗で」

アカン

何か>>1の経験がにじみ出ている

これはお持ち帰りですね

あずさ「う~ん、お酒がまわってきたわぁ。温まってきましたー」

律子「適度なアルコールは、血行を良くするから健康にもいいらしいですしね。」

P「お酒も結構種類があって、美味しいよな」


あずさ「……」

律子「……」

P「……」


小鳥「うふふふ、あははは…いーぞーいーぞー」


3人(((出来上がってしまったか…)))

これはお持ち帰りコースですわ

>>71
酒屋に行って瓶入りの炭酸が売ってるところを見つけてケースで買えるか聞くだけ

やっぱ小鳥さんかわいい

律子(ビール3杯を30分以内に飲みほし、熱燗に走ったがために…)

P(小鳥さんの目はみるみるうちに、トロンとしはじめたのであった…)

あずさ「あらあら~」


律子「小鳥さん!飲むばっかりじゃあれですし、おつまみ行きましょ、おつまみ!」

小鳥「律子さん、いいわよいいわよ、遠慮なんていいわ。飲みましょ飲みましょ」

小鳥「いえー!」


P「えっと、どうすればいいです、あずささん」

あずさ「どうすればいいでしょうね…うふふ」

P(まいった、あずささんもお手上げか、なんか前に似たことがあったみたいなこと、言ってたけど)


小鳥「はーい、熱燗追加ー」

3人(((まずい…)))

なんでピヨちゃんは進んで墓穴を掘りにいくのかw

P(ここで…男を上げるっ!)

P「小鳥さん!」

小鳥「ピヨっ!?な、なんでしょー…?」

P「俺も飲みますよ、熱燗!一緒に飲みましょう!」

小鳥「なにおー!プロデューサーも熱燗で勝負するですか!かかってきなさい!」

小鳥「あはははは」


律子(……。)

律子(小鳥さん、最近は一人で仕事をすることも多かっただろうし)

律子(定期的なガス抜きしないと、こうなっちゃうのかもね…)


律子(でもプロデューサー殿が乗ってきたのは、いい傾向かな?)

律子「はい、熱燗届いたわよ酔っぱらいどもめ」

小鳥「いうじゃなーい?りっちゃーん」

小鳥「律子さんが無事二十歳になり、大人の女になったら」

小鳥「お姉さんがみっちりと、お酒のたしなみを教えてあげるわよぉ」


小鳥「あはははは」


律子「はい、ぜひ…」

律子(反面教師として)


P「小鳥さん、ちょっとまった!」

小鳥「んー、どうしたプロデューサー?怖気ついたか!」

P「小鳥さん。この勝負は、どちらがよりゆっくり味わって酒を飲めるかの…勝負です!」

P「水みたいにガバガバ飲んでは、大人のたしなみとは言えないですよ!」

小鳥「ほっほう、私に大人をレクチャーするとは、大人になったのぅプロデューサー君」

小鳥「よかろー、その勝負受けてたとー」

P(律子とあずささんは、二人で今の仕事についてなどの話を始めた)

P(そして、肝心の小鳥さんは…)


小鳥「……」ウツラウツラ

P「小鳥さん…もしかしてもう眠たいです?」

小鳥「…はっ、そんなことはー、ないです」

P「俺もそうでしたけど」

P「小鳥さんも、ここ最近はずっと帰りが遅いですからね…疲れているんでしょう」


小鳥「疲れてはいますけどー」

小鳥「この疲れは…心地よいのですー」


P(小鳥さんは酔うと幼くなるな)

もちろんセクロスシーンはありますよね?

ちゃんぽんしてガバ飲みしたら次の日死ねる

小鳥「プロデューサーさんは」

P「はい?」

小鳥「今は、誰に一番力を入れているんです?」

P「アイドルのことですか」

小鳥「うむ」


P「…うん、なんというか…」

P「こんなこと言ったら怒られそうですけど、誰が…っていうのは、考えてなかったですね」

P「誰がというよりも、765のみんなが」

P「みんなのことを常に考えている感じです。」

P「本当なら、ダンスの得意な真や、歌の得意な千早を、特化して伸ばすとか考えるべきなんでしょうけど」

P「みんな、もっと伸びしろがあるし、可能性だってある。だから、いろいろなことに頑張ってほしいなって」

P「それで見つかる新たな魅力もあるでしょうし」


小鳥「zzz…」

P(難しい話をしすぎたか…?)

頭をなでるんりゃぷろりゅーしゃー

どうしたお前舌引っこ抜かれたんか

あずさ「小鳥さん、寝ちゃってます?」

律子「あんな無理なペースで飲めばそりゃあ…ね」

律子「どうします?まだ何か食べます?」

あずさ「私はもうお腹いっぱいですー」

P「俺も、もう大丈夫だわ。お勘定頼もうよ」

律子「すいませーー…」

P「あ、律子。実は、ここに呼び出しボタンが…」

律子「…っ!!そ、そういうことは、最初に言ってくださいよっ」

P「ごめん、律子があまりにも逞しいから…」

律子「はい失点5 ー」

P「えっ、なんか急に増えてない??」

律子「さあねえー」


律子「ま、そこの御嬢さんの後始末をきっちりやってくれれば、失点もなくなるんじゃないですか?」


小鳥「むにゃむにゃ…」

あずさ「おいしかったですねー。ここはまた来たくなります」

律子「近間にこんな店があったなんてね。冬の季節には重宝するわ」

P「夏は夏で食べる鍋もいいもんだけどな」

律子「あー、私はダメ。暑い時は無理。」

あずさ「おいしいものはいいんですけど、汗とかかいちゃうと大変ですから」

律子「そうそう。女子は大変なの!」


小鳥「う~ん…」フラフラ


律子「さて…っと。じゃあ、私たちはこの辺で帰りますから。ちゃんと小鳥さん。送ってくださいね」

P「お、おう!」

あずさ「送り狼になっちゃ、だめですよー」

P「あずささんにそんな心配をされるとは…」


律子「まあ、冗談はさておき。また一緒にご飯食べましょうね、プロデューサー殿!じゃ、また来週!」

あずさ「お疲れ様ですプロデューサーさん。またお仕事がんばりましょうねー」

P「はい、お疲れ様です。律子、あずささん」

ピヨッヘッヘ

小鳥「う~ん…」

P「小鳥さん、送りますよ。タクシー乗りましょう」


小鳥「次いこー次ー!!」

P「はいはい、今日はもう帰りましょう」

小鳥「むぅー…」


P「…とはいえ。」

P「…タクシー乗り場にタクシーないや。そりゃこの時期じゃなぁ…」


P「タクシー来るまで、待ちますけど、大丈夫です?」

小鳥「はーい、大丈夫でーす」


P(大丈夫かな…)

背負ったりしたらマーライオンだからな

小鳥「プロデューサーさんは、すごいですね」

P「…何がです?」

小鳥「765には、13人のメンバーがいて」

小鳥「うち、4人は竜宮小町ですけど」

小鳥「残り9人のプロデュースをこなしていて」

小鳥「それでいて」

小鳥「誰が一番とかじゃなくて、みんなで一番を目指しているなんて」


小鳥「プロデューサーさんは、すごいです」


P「それが、すごいかどうかなんて、実感はないですけど…」

P「そう評価してもらえるのは、うれしいです。」


小鳥「でも!腑に落ちない点もあるのですよ、プロデューサー殿!!」

P「おっと??」

小鳥「みんなを大切にするって気持ち、そしてその行動は素晴らしいですけど」

小鳥「でも、時には……時には、誰かのために、っていう切り替えも必要だと思ってます」

小鳥「765プロのアイドル、ではなく、時には一人のアイドルとして…」

小鳥「じっくり姿を見ることも、必要だと、思ってますよ」


P「……。なるほど。たしかに。」

P「万遍なくをこなしていたら、深みがなくなる、薄まるってことでしょうかね」

P「確かに、陥りやすいミスです。肝に銘じますよ」


小鳥「…それに、プロデューサーの隣にいれるのは…最後には1人だけなんですし…」

小鳥「あははは!なんでも、なんでもないですよなんでももうっ」


小鳥「はぁ…」

P「タクシー来ましたね。乗りましょう」

小鳥「はーい」


P「小鳥さんって、どっち方面でしたっけ?」

小鳥「え?いえいえ、最寄り駅でいいですよー」

P(その状態じゃよくないよ…)





P「その方面なら、俺の帰り道と一緒です。近くまで行きましょう」

小鳥(え、プロデューサーさんと実はご近所さん!?)

P気付けーボケーアホー

……

P「小鳥さーん、小鳥さーん、つきましたけど!」

小鳥「ん、んー??今、朝?まだ真っ暗…っていうかここ…」

P「寝ぼけているのか…。あ、運転手さん、すいませんちょっと待っててもらえますか」


P「はい、肩かしてくださいねっと。よいしょ…」

小鳥「う~ん…う~ん…」


P「どっちですか?こっちですか?」

小鳥「左側の、黄色いマンション…」

P「黄色って…こんな暗くちゃな…」

P「建物の名前とかわかりますか?」


小鳥「プロデューサーさん…」

P「いや、俺のことじゃなくてですね…。運転手さんに訊いてみるか。あのーー」


小鳥「……好きですよ…むにゃむにゃ…」

P「よっこいしょ…っと!」

P(小鳥さんの部屋に這入ってしまった)

P(おっと誤変換)

P(入ってしまった)


P「ベッドは…あったあった。はい、ここにどっこらしょ」

ドサッ

P「ふぅ」

P「さて…」

支援

逃がしません

P(さすがに着替えとか無理だな。このまま、布団をかけてあげよう)

小鳥「zzz」

P(不法侵入だと怒られても困るから、メモ書きでも残しておこう)

P『お疲れ様でした。でも飲みすぎには気を付けて by P』


P「それじゃあ、小鳥さん」

P「おやすみなさい」


バタン


小鳥「zzz」


小鳥「zzz」


小鳥「…」


小鳥「…いくじなし」

Pホモ説

TLLL...

P「はい、もしもし」

律子『あ、あー…すいません、タイミング悪かったです?』

P「今ちょうど小鳥さんを寝かしつけて、出たところだけど」

律子『……』


律子『はああああ???』

律子『プロデューサー殿、私は大いに失望しました』


律子『残念、プロデューサー殿本日の失点10 ってことで』

P「はあ?なんでだよ!」


律子『残念ながら失点10に達してしまったのでー』

律子『来週も、小鳥さんを食事に誘ってくださいね。今度は、2人で。』

P「な、なんでだよ……」



<日付が変わるから、今回はここまで!>

は?

乙!

そんな!殺生な…

そんなのってないよ!

明日もvipに来ないとだめなのか

なん・・・だと・・・

おい


おい

おい

ばっきゃろー

なんれこうなったんらー!
追い付いたおもうたんにー

ピヨの次は俺らを放置プレイかよ
完全にSだなお前

は?(威圧)

まあまて

来週といえば…わかるだろ?

って思ったら来週ってただの週末じゃねーかバカヤロー

>>129
なにいってんだこいつ

半端に切ったので失点10

おら日付変わってるぞ
続きはよ!はよ!

はよ

いくじなし・・・

鈍感Pはいい加減見飽きた
お互い何となく気になってはいるけど後一歩が踏み出せない
…みたいな関係が2人には合うはず

絶対落ちるじゃん…

>小鳥「…いくじなし」

P「…ババアだし」

Pって25,6だろ
小鳥さん29だとしてもベストカップルだろ

これ別にPが鈍感っていうより小鳥さんを好きでもないのに律子が無理にくっつけようとしてる感じ

うむ、このPは仕事仲間としてピヨ子に好感抱いてるとしてもそういう感じじゃないだろう

失点とか結構うぜえぞ

年上に向かって冗談とは言え、失点なんて言うとか
何様のつもりだよ

Pが律子のことが好きだとしたら、なんかかわいそうだなぁと感じた

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