女「またあいつだよ…」(144)

ギャル「ん?どした?」

キモオタ「ドュフフww」

ギャル「うわっ、きも…ああいうのマジ無理なんだけど」

女「あいつよく私の弟と遊んでんのよ」

ギャル「なにそれショタコン?やばくね?」

女「でしょ?通報したほうがいいかも」

少年「見つけたぞ!怪獣デカボール!」

キモオタ「ドュワハハハwwwww地球は俺様のもんだぁwwww」

少年「そうはさせるか!スーパーイナズマキック!!」

ドゴォッ!

キモオタ「そ、その技は!ぐわあああああああああああ!!や、ら、れ、た…」

バタッ

女「…」

ギャル「…超演技派wwwちょっとウケるwww」

女「人事みたいに笑わないでよ…」

少年「お兄ちゃん大丈夫か?」

キモオタ「デュフフフフ、その程度で俺様はやられないぞ!変身!!」

少年「とうとう本性を表したなデカボール!」

キモオタ「フフフ、今の俺様に貴様が勝てるかなぁ?」

少年「イナズマパンチ!イナズマキック!」

キモオタ「かゆい!かゆいわ!!」

ペチンッ

少年「いてっ!」

女「あっ…!」

女「あいつ…!!」

ギャル「待ってよ、ただ遊んでるだけじゃないの?」

女「だって私の弟だよ!?誘拐されたりしたら…」

ギャル「もしなんかあったら私が行くからさ、面白いし見てようよ」

女「…でもさぁ」

ギャル「いいからいいから」

少年「くっ!だが地球は渡さないぞ!地球はみんなのものだ!」

キモオタ「ならば俺様を倒してみるがいい!!」

少年「くらえ!!うおおおバリバリバリバリ!!」

キモオタ「そ、その光は!!」

少年「シャイニングサンダーキック!!!」

ドゴンッ!

キモオタ「ぎゃあああああああ!お、覚えてろおおおおお!!」

バタッ

少年「お兄ちゃん大丈夫かー?死んでない?」

キモオタ「デュフフwwwやはりおぬしはは強いなwwww」

少年「当たり前だ!俺が将来、母ちゃんや姉ちゃんを守るんだ!」

キモオタ「その気持ちをずっと忘れるなよ?」

少年「おう!」

キモオタ「もうすぐ暗くなってしまうな、帰らなきゃね」

少年「うん!また遊べる?」

キモオタ「さあ、君が望めばまた遊べるかもな、ドュフフww」

少年「やった!じゃーね!」

キモオタ「…さて、帰るか」

キモオタ「…俺にもあんな時代があったなぁ」

ドンッ

キモオタ「いてっ」

DQN「おいなんだおめぇ?」

キモオタ「あっ、すんません…」

DQN「すんませんじゃねぇだろ!」

バキィッ

キモオタ「ぐふっ…」

DQN「ブサイクのくせに調子にのんなよ!」

ドゴォッ

キモオタ「がぁっ…」

キモオタ「ふ、ふっ、おぬしもブサイクではないか、コポポ」

DQN「んだとコラァ!!」

キモオタ「髪を一丁前に染めてピアスまで開けているが、その実態は一重でトカゲのような珍妙な顔をしたまさにチンピラフェイスではないかwwwwwwww」

キモオタ「あいや失礼wwwwトカゲの方がまだ愛嬌があるでござっ…」

バキッ!!

DQN「てめぇぇぇえええええええ!」

ドゴッ!ドゴッ!ドゴッ!!

ギャル「やめんかい!!」

バキィッ!

DQN「いっ…てぇ…お、女に殴られた…うわああああああん!!!」

タッタッタッタッタッ

キモオタ「お、おぬしは誰でござるか…」

ギャル「通りすがりのJKでござる」

キモオタ「そうでござったか、いやはやまさかJKに助けられるとはかたじけない」

ギャル「気にすんなよ」

キモオタ「むむ、隣にいる可憐な少女は何者でござるwwww」

女「…あなたが遊んでた男の子の姉です」

キモオタ「えっ」

キモオタ「なるほど、少年が守りたいと言うのも頷ける(ニコッ」

女「そのことで話があるんだけどいい?」

キモオタ「何でござろう」

ギャル「まーまー、続きはハンバーガー屋でしよ?」

―ハンバーガー屋

女「あなたは何の意図があって弟と遊んでるの?」

キモオタ「意図?…考えたこともなかったでござるよ…」

キモオタ「遊ぶのに理由が必要でござったか?」

女「いや、あなたが弟に何か変なこと吹き込んでないかと思って」

キモオタ「ああ!イナズマキックを教えたのは我輩でござるwwwwまずかったでござるか?」

女「…そ、そう」

ギャル「この子さ、あんたが弟を誘拐するショタコンじゃないかって言ってたんだ」

キモオタ「な、なんですとぉー!?」

女「ちょ、ショタコンて言ったのはあなたじゃない…」

ギャル「んー、そうだっけ?」

キモオタ「待て待て待てwwwwwさすがにおぬしら勘違いにも程があるでござるぞwwww」

女「え?」

キモオタ「吾輩いくら彼女いない歴=年齢とは言えどさすがに男には興味ないでござるwwww」

ギャル「彼女いない歴=年齢ってあんたいくつ?」

キモオタ「17でござるwwwww」

ギャル「えっ、タメじゃん。学校どこ?」

キモオタ「あー、通信でござる…朝から昼までバイトしてるでござるwwwバイト充wwwwww」

ギャル「そーなんだ」

キモオタ「父親が出ていった故にwwww母親だけの稼ぎでは我輩たちは暮らして行けぬwwww」

キモオタ「そこで我輩は考えたのでござるwwwwそうだwwwwwバイトに行こうwwwww」

女「…なんか、ごめんなさい」

キモオタ「んーんーwwww気にする必要はないwwwww我輩は風貌も正直気持ち悪い故wwwww」

キモオタ「他人から疎まれることもしばしばwwwww」

ギャル「…」

女「あっ!私そろそろ帰らないと…!」

ギャル「そっか、バイバイー」

女「ごめんね!じゃ!」

タッタッタッタッタッ

キモオタ「さて、では疑いも晴れたところで我輩も」

ギャル「待ちなよ」

キモオタ「な、なんでござる…?」

ギャル「彼女、欲しくないの?」

キモオタ「えっ!?あ、あひょwwww我輩の風貌をきにいじぇえくえうええ…」

キモオタ「ゴホッゴホンッ!わ、我輩の風貌を気に入ってくれる女性がいたらきっと付き合いたいでござるなwwww」

キモオタ「まっ、そんな物好きはきっとブラジルまで行ってもいないでござるがwwwwではこれにて失敬wwww」

ギャル「ん」

キモオタ「何でござるかこの紙は?」

ギャル「家帰ってから見な」

キモオタ「了解でござる!もう会うこともないかもしれぬがお達者で(`・ω・´)ゞ」

―――キモオタの家

キモオタ「ただいま!遅くなってしまったぞしかし!」

母「おかえり、今日は忙しかったのかい?」

キモオタ「いつもどおりバイトの後に例の少年の遊んだらなんと緊急イベントが発生!」

キモオタ「それはそれはものすごい出来事だったでござる!」

キモオタ「なにせ我輩が女性二人と食事を…」

母「ゴホッゴホッ」

キモオタ「母上殿!!大丈夫でござるか!?」

母「ごめんねぇ…最近はパートも休みがちで…」

キモオタ「はっはっは、我輩なんと来月から週5で1日7時間も働くことになったでござるよ!」

キモオタ「母上の負担を減らせるでござる」

キモオタ「さあさ、母上は布団に横になって」

キモオタ「…ハッ」

(ギャル「家帰ってから見な」)

キモオタ「み、見るの忘れてたでござる!規定の時間になると文字が消えるとか燃えてなくなるとかないでござるよね…?」

キモオタ「母上殿、我輩ちょっとパソコンで調べ物があるから自室にこもるぞな!」

ドドドドドドドドド(階段を上がる音

キモオタ「さてと、ギャル殿は何を…」

キモオタくんへ
12月25日、駅前にて待つ
これは決戦である

ギャル

キモオタ「け、決戦!?まさか、サンタのバルーンに爆薬でも仕込む気でござるか!?」

キモオタ「くっ、だが25日はバイトだ…どうすれば…」

キモオタ「店長殿に相談してみるでござる…」

プルルルル プルルルルル

店長「お電話ありがとうございます。スーパー○○の店長でございます。」

キモオタ「あ、店長殿!我輩です!」

店長「おお、キモオタか、どうした?」

キモオタ「実は…カクカクシカジカで」

店長「ネタだよな…?」

キモオタ「それが本当でござる…しかし25日はきっとスーパーも忙しくなるでござる」

キモオタ「我輩はどうすれば…」

店長「キモオタよ」

キモオタ「な、なんでござるか」

店長「男には戦わねばならぬ時がある」

店長「店は俺一人で持ちこたえる。お前はその決戦に必ず勝利して帰って来い」

キモオタ「そ、それでは!」

店長「うむ、25日、貴様は休暇だ!本部には一人でミラボレアスに挑みにいったと伝えておく!」

キモオタ「ソロどころか店長殿と組んでも勝てなかったでござるwwwww」

店長「フッ、言うな…。だがそれまではしっかりバイト休まず来いよ」

―――そして25日、決戦の日

キモオタ「くっ、格好はどうすれば!」

キモオタ「よし、ここは我輩お気に入りの赤チェックのネルシャツにジーパンで行くでござる!」

キモオタ「上には黒いコートを羽織るでござるwww完璧wwwwww」

キモオタ「間に合えよ…!!」

ドドドドドドドドド

キモオタ「母上!今日は遅くなるかもしれんでござる!!」

母「気をつけるんだよ」

キモオタ「では行ってまいる!」

ドドドドドドドドド

ガチャッバタン

ドドドドドドドドド

キモオタ「間に合えっ!間に合えぇっ!」

―――――駅前

ギャル「やっぱこねーかなー…」

キモオタ「うおおおおお!」

ドドドドドドドドド

ギャル「あっ、来た」

キモオタ「うおおおお!間に合ったか!決戦は!!」

ギャル「ぃよーう!」

キモオタ「ギャル殿!決戦の地はどこでござるか!」

ギャル「あぁ、決戦なんてしないよ」

キモオタ「え?」

ギャル「デートしよ」

キモオタ「…で、で、で、デート…とは、なんでござったか…非常に…非常にその…」

キモオタ「縁の程遠いものだった気がするでござる…」

ギャル「ほら、手出して」

キモオタ「えっ、いやしかし…」

ギャル「うわホントに来たよこいつwwwwwwwwwwwww」

DQN「うっはwwwwwこいつが例のキモ男?wwwww」

ギャル「ほら!」

ギュッ

キモオタ「あっ…」カーッ///

ギャル「顔真っ赤じゃん、タコみたい!」

キモオタ「いや、だ、だって、こんなの初めてで…」

ギャル「あ、普通に喋った!」

キモオタ「あっ、いや、これはでござるぞその…」

ギャル「普通に喋りなよ、その方が良いよ?」

キモオタ「あの、はい…」

ギャル「よろしい、さ、お昼ご飯食べよ!」

キモオタ「う、うん…」

ギャル「ふふ」

キモオタ「あの…」

ギャル「んー?」

キモオタ「か、彼氏とかいないでござるか?」

ギャル「彼氏なりたい?」

キモオタ「えっ!?いや、その!」

ギャル「嫌なんだ?」

キモオタ「ひ、人をからかうなでござるぞ!!」

ギャル「…あ、ご飯ここにしよっか!」

キモオタ「おお、ここは巷で有名なステーキ屋!サラダバーもあるところ!」

ギャル「嬉しそうだねー」

キモオタ「あ、あはは…」

――――――ステーキ屋

ギャル「ねえ、質問していい?」

キモオタ「ん、な、なんでござろう…」

ギャル「またござる言ってる!」

キモオタ「こ、これは我輩のアイデンティティでござるし」

キモオタ「それで、質問とはなんでござるか」

ギャル「好きな子のタイプってやっぱり女みたいな感じ?」

キモオタ「えっ、いや、あれはダメでござる」

ギャル「え、なんでー?」

キモオタ「我輩はああいうタイプは苦手でござる。よく喋る例えばギャル殿みたいなのが理想でござる」

ギャル「そ、そう…なんだ///」

キモオタ「あっ!失敬!我輩なんかにこんなこと言われたらあまりの気持ち悪さに嘔吐してしまうでござるね!あは!あははは!」

ギャル「…え、そうなの?」

キモオタ「そ、そうでござるよ!」

ギャル「キモオタくん面白いね」

―――――

ギャル「ステーキ美味しかったねー」

キモオタ「うむ、絶品でござる。また行きたいでござる」

ギャル「そうだね、また行こうね」

キモオタ「うむ…え?」

ギャル「ね、次はデパート行こ!」

キモオタ「う、うむ…」

ギャル「ほら、なにボーっとしてんのー?」

キモオタ「あ、かたじけない!今行くでござるよ!」

ドドドドドドドドド

ギャル「あはは、キモオタくん走るの早すぎー!」

キモオタ「はっはっは!このくらい朝飯前でござるぞ!」

――――デパート内、ゲームセンター

キモオタ「ふう、やっと取れたでござるぅ…」

ギャル「すごーい!それあれでしょ、綾波?」

キモオタ「おお、わかるでござるか、ぐふふ、これはいまネットオークションで高値がつくでござるよ…」

ギャル「そうなんだ!お金儲け?」

キモオタ「うむ、…はっ!すまぬ、せっかくのデートだというのにわざわざこんな…」

ギャル「いーの!そのままのキモオタくんを見てるのが楽しいから」

キモオタ「そ、そうでござるか…」

ギャル「ねーね、あれ取れる?」

キモオタ「むむ?あれは…」

ギャル「トナカイのぬいぐるみ」

キモオタ「なるほど、この程度ならば300円で取れるでござる」

キモオタ「ふふ、まず一回目で位置を3ミリずらす…」

キモオタ「そして二回目で重心を50グラム左へ…」

キモオタ「そして最後の100円玉、これがすべてを左右する!」

ウィーン、ガシッ…ウィーン、ドサッ

ギャル「ほ、ほんとにとれた!すごーい!」

キモオタ「はっはっは、これはおぬしにあげるでござる」

ギャル「いいの?」

キモオタ「うむ、取れるかと問うたからには欲しかったのだろう」

ギャル「ありがと!300円返すね」

キモオタ「いいでござるよ、それは、その、く、クリスマスプレゼント…でござる…」

ギャル「…ありがと」

キモオタ「安くてごめんでござる…」

ギャル「んーん、すごく嬉しい」

ギャル「ね!カラオケ行こ!」

キモオタ「か、カラオケ!?し、しかし我輩…歌は苦手で…」

キモオタ「E○ILEとか西○カナとか聞いたことしかないくらいで、わからないでござる…」

ギャル「キモオタくんが好きな歌を歌えばいいんだよ」

キモオタ「そ、そうでござるか…うむむ、しかしきっと引くでしかし…」

ギャル「いいのいいの!引かないし!」

キモオタ「そこまで言うならば…」

―――――カラオケ

キモオタ「…ゴクリ」

ギャル「歌わないの?」

キモオタ「リ、リアルゴールド美味しい…」

ギャル「じゃ、私から歌うねー」

~♪

ギャル「はい、キモオタくんの番!」

キモオタ「…で、ではこれを…」

キモオタ「穿て!強大な悪魔帝国!!切り裂け!!その腕の刃で!!おーおー!!」

キモオタ「ふぅ…」

ギャル「キモオタくん歌いだすと人が変わるね!なんか別人みたい!!」

キモオタ「あ、あはは…引かれたでござるか」

ギャル「んーん、あんなに熱唱できる人初めて!」

キモオタ「お、おう…」

ギャル「もっと歌お!」

キモオタ「う、うむ!」

――――――――――

ギャル「あー、楽しかった!」

キモオタ「うむ、すっきりしたでござる!」

ギャル「ふふ、キモオタくんのおかげだよ」

キモオタ「え、そ、そんなことは…」

ギャル「ほんとだよ!」

キモオタ「う、うむ…」

キモオタ「それにしてももう夜でござるな!」

ギャル「もうそろそろ帰る?」

キモオタ「母上殿には遅くなるとは伝えてあるが…」

ギャル「そっか、じゃあ次はあそこ行こ!」

キモオタ「ほほう、まるでお城でござるな、随分とカラフルな看板でござる」

キモオタ「えーと…ラ、ラブ…」

キモオタ「い、いや、あそこはやめたほうがいいでござるよ」

ギャル「なんで?」

キモオタ「だ、だってああいうところはそのもっと親密な関係の人々が入るところでござるゆえに…」

ギャル「じゃ、親密になろ?」

キモオタ「え?」

ギャル「チュッ」

キモオタ「んっ…!?」

\ウワー チューシテルー ザワザワ キャー スゴー ツイートシヨー/

ギャル「続きはあそこでしよ?」

キモオタ「…は、はい」

キモオタ「…」

ギャル「なんかチューしてから静かだね?」

キモオタ「そ、そうでござるか?(いかん、フル勃起しまくりだ)」

ギャル「うん、緊張してる?」

キモオタ「う、うむ…」

ギャル「…私も」

キモオタ「…」

ギャル「へへへ…」

キモオタ「…」

ギャル「…」

キモオタ「あ、こ、ここでござるね」

ギャル「う、うん…」

―――――ラブホテル、部屋

キモオタ「入り方さっぱりだったでござる」

ギャル「あはは、そうだねー」

キモオタ「ギャル殿は手馴れていると思ってたでござる」

ギャル「えっ、なにそれひどい!」

キモオタ「いや、だ、だってしかし…」

ギャル「ねぇ、もし私が処女だったらどうする?」

キモオタ「か、帰るでござる」

ギャル「キスも初めてだったりしたら」

キモオタ「えっ…」

ギャル「責任とってもらわなきゃ」

キモオタ「あの…………」

ギャル「なんてね、冗談だよ!」

キモオタ「むむ!お、おぬしよくも!」

ガバッ

ギャル「きゃっ!ちょ、ちょっと…」

キモオタ「…ゴクリ」

ギャル「ね、ねぇ…」

キモオタ「…」

ギャル「良いよ…」

キモオタ「え?」

ギャル「好きにして良いよ」

キモオタ「本当に…?」

ギャル「うん…」

キモオタ「…ど、どうすればいいでござるか」

ギャル「私の身体で触りたいところ触ってくれれば…」

キモオタ「む、胸でもいいでござるか?」

ギャル「ぷふっ」

キモオタ「えっ?」

ギャル「キモオタくん緊張し過ぎ!」

キモオタ「ご、ごめん…」

ギャル「ほら」

グイッ

キモオタ「あっ!」

むにゅっ

ギャル「どう…?」

キモオタ「や、柔らかい…です」

ギャル「へへ、Eカップあるよん」

キモオタ「お、おお…あ、あの」

ギャル「ん?」

キモオタ「舐めても良い…?」

ギャル「うん…」

キモオタ「はむっ…ちゅうちゅう」

ギャル「あっ…!!」

キモオタ「い、痛い?」

ギャル「違う…続けて?」

キモオタ「うん…ぺろぺろ」

ギャル「ぁっ…」

キモオタ「もしかして気持ちいいの?」

ギャル「言わなくていいから!!」

キモオタ「う、うん…ごめん」

ギャル「ね、ねぇ…それ苦しくない?」

キモオタ「え?」

ギャル「だ、だから、その、それ…」

キモオタ「…あ、ああ…まぁ、ちょっとジーパンがきついかもでござる」

ギャル「ジーンズ脱いで?」

キモオタ「い、いやしかし…」

ギャル「はやく、ほら」

キモオタ「う、うむ…」

スルスルッ

ギャル「…すご、こ、これが男の人の…」

キモオタ「えっと…あの、ギャル殿…?」

ギャル「ん?」

キモオタ「もしかして本当に処女?」

ギャル「えっ!?いや、違うし!めっちゃ経験してるよ100人くらい」

キモオタ「…」

ギャル「…」

キモオタ「…」

ギャル「…そうだよ。悪いか!!」

キモオタ「悪くはないけど意外でござる」

ギャル「むぅ…」

キモオタ「し、しかしそれなら我輩などとするのは…」

ギャル「良いの!!」

キモオタ「だ、だが…」

ギャル「…なんだよ」

キモオタ「え?」

ギャル「私はあんたが好きなんだよ!!だからチューもしたし!!こうやってラ、ラブホテルにも入ったし!!」

キモオタ「ええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ」

キモオタ「ええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ」

ギャル「お、驚きすぎだよ…」

キモオタ「う、うむ…す、すまないしかしどこで好きになる要素が…」

ギャル「わかんない」

ギャル「理由とかなくて、キモオタくんがいいなって思った」

キモオタ「不可思議でござるな…」

ギャル「ね、続き…して?」

キモオタ「……で、では」

――――――――――

キモオタ「ギャル殿ーーーーーー!!!!」

キモオタ「はっ!」

キモオタ「ゆ、夢?」

キモオタ「はは、なるほど…夢か」

キモオタ「どうにも上手く行きすぎだと思ったのでござる」

キモオタ「しかしあのリアリティ、セント・ニコラスの奴め中々味な真似をしてくれるでござる」

キモオタ「ギャル殿と我輩が付き合うなど万が一にも」

ゴロン(寝返り

キモオタ「ありえ…」

ギャル「スースー…」

キモオタ「なあああああああああああああああああああああああああああああああああああ!」

ギャル「へっ!?」

ギャル「なになになになに!?」

  /⌒ヽ

  ∩ ^ω^) な ん だ
  |  ⊂ノ
  | __⊃
  し′

  /⌒ヽ
 (^ω^ ∩ う そ か
  (⊃  |
 ⊂__ |
    `J

   /⌒ヽ
  (   ) おっおっ
  /  _つ おっ
 (_(_⌒)′
  ∪(ノ

キモオタ「い、いや、なんでもないでござる!おはよう!!」

ギャル「お、おはよ」

キモオタ「い、いい朝でござるよ!」

ギャル「そうだね、ふふ」

キモオタ「しかしそろそろでなければ追加料金を取られてしまうかもしれぬ」

ギャル「そっか、じゃ、もう出なきゃね」

キモオタ「あああ!」

ギャル「どしたの?」

キモオタ「きょ、今日はバイトだ!!行かなければ!」

ギャル「ね、キモオタくん!」

キモオタ「は、はい!」

ギャル「電話番号とメールアドレス教えて!」

キモオタ「あ、そ、そうだった!これでござる!」

ギャル「ありがと、バイト頑張ってね」

キモオタ「うむ!それではすまない!お先に失礼!」

ギャル「あ、キモオタくん!」

キモオタ「なんでござるか!」

ギャル「…好きだよ」

キモオタ「お、おう…」

キモオタ「あ、お、俺も!…好き、でござる」

ギャル「ふふ」

―――キモオタのバイト先

キモオタ「いらっしゃいませー!こんにちわー!」

少年「おう!お兄ちゃん!」

キモオタ「むむ?すまないが今は勤務中故、怪獣ごっこは終わってからにしよう」

少年「お兄ちゃんにお客さんだぜ」

キモオタ「お客さん?」

ギャル「ちーっす」

キモオタ「わわっ!」

店長「ほう、これがキモオタの…」

ギャル「嫁です!よろしくーぅ!」

店長「キモオタよ…お前は全国のヲタクどもを敵に回したぞ」

キモオタ「ふふ、望むところでござる」

店長「この野郎!!」

キモオタ「ふっ!はっ!」

店長「こいつ…相変わらず身かわしの服を着てるかのように当たらねえ!」

キモオタ「はっはっは!店長はまずエイムというものを学んだほうがいいでござるよ!」

店長「くっ…!」

少年「俺も混ぜろ!お兄ちゃん爆ぜろ!!」

女「…ちょっと」

ギャル「あれ、女いたんだ」

女「私の登場シーン少な過ぎない?」

ギャル「まーいーじゃん、私の彼氏をショタコン呼ばわりした罰だよ」

女「だからそれ私じゃねえええええええええええええええ!!!!!」



終わり

おつ

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