幼馴染「久しぶり」男「あ」(115)

男「幼馴染?なんでー?いづ帰ってきたった?」

幼馴染「ん、さっき」

男「んだったの?連絡してければ迎えさいったのに」

幼馴染「いいよー、それに急に帰りたくなっちゃっただけだから」

男「んなのが、とりあえず…おかえり!」

幼馴染「ん、出迎えごくろう!!…ただいま」

男「ほれ、まずあがれあがれ、さみべ?」

幼馴染「じゃあ、おじゃましまーす。男は?」

男「雪かきしねばいげねがら、炬燵あっためどいて」

幼馴染「あーい、了解」

男母「なに騒いでらって…て、幼馴染ちゃーん!いらっしゃい、いづ帰って来たった?」

幼馴染「あ、ついさっきで…」

男母「あぁ、いい!まず入れ?さみべ、そのかっこだば、ほれはえぐ」ニッコリ

幼馴染「…じゃあ、おじゃましまーす」クス

男母「まず、ほれはいれはいれ」

幼馴染「うわー、やっぱりあったかいな」

男母「んだべ?昨日がら雪降ってきてもう大変なんだがら」ピ

幼馴染「あれ?エアコン付けたんだ男母さん」

男母「そうだよー、今はやりのオール電化のエコキュートにしたんだがら」

幼馴染「えー、すご!」

男母「嘘でーす」ニコニコ

幼馴染「なんだー」ニコニコ

男「はー、寒みなっちゃ」ブルブル

幼馴染「お、ご苦労さま」ヌクヌク

男「炬燵あったまってら?」モグリモグリ

幼馴染「うん、いい感じ、やっぱ豆炭の炬燵はいいねー、あったかい」ヌクヌク

男「んだべ?これなば電気じゃできねがらな、ふーあったけ」

幼馴染「ふふふ、あっためてあげてたんだからミカンとって!」

男「なんでぇ、このやろ、雪寄せ足攻撃」ピト

幼馴染「うあ!冷たい、タンマタンマ!!」ヒィィィ

男「ほれ、ミカン」ヒョイ

幼馴染「ん、ありがと」ポス

男「俺さも剥いて」

幼馴染「めんどくさいから半分こしよ?」

男「ん、へば頼むな」ヌクヌク

幼馴染「…」ムキムキ

男「…」ヌクヌク

幼馴染「…ね、男」ムキ

男「どした?」

幼馴染「…なんでもないや」ムキムキ

男母「ふふ、なにしてら?二人でミカン半分こして」クスクス

幼馴染「男が欲しいっていうから」パク

男「あめが剥くのめんどくさがったんだべ?ホジなし」

幼馴染「じゃあ、最初にお願いした男が一番ホジなしかな?」クスクス

男母「そーだ、幼馴染ちゃん?夕ご飯食べてく?」

幼馴染「ん、男はどうしてほしい?」

男「なんで俺さ振るのよ?食いでがったら食ってけ?」

幼馴染「男が一緒がいいそうなので食べてきます」ニッコリ

男母「はーい」ニッコリ

男「」アゼン

男の家/夕食

幼馴染「ん!やっぱり男母さんの料理はおいしい!!」

男母「んだべー?いっぺ食えよ、おかわりなば なんぼでもあるがら」

幼馴染「えー、太っちゃうー」クスクス

男「おめなば、もう少し太った方がいい」

幼馴染「豚さんにはなりたくないな」

男「ばっか、あっちさ行ってがら細っけぐなってらがら心配なのだ」ブスー

幼馴染「ふーん、じゃあおかわり」ニコニコ

男母「はいはい」ニコニコ

男母「幼馴染ちゃん、風呂沸いたがらはいっちゃって?」

幼馴染「え、いやそんなお風呂までは」

男母「いいのいいの泊まってげ、さっき幼母ちゃんに電話して了解もとりました」ニッコリ

幼馴染「お母さん、なんか言ってました?」ウツムキ

男母「今日は夜勤だし、お父さんは出稼ぎだから願ったりかなったりだって」ニコニコ

幼馴染「そう、ですか」

男母「ほれ、はいっちゃえ?男は覗かないよう見はっとくから」ニコニコ

幼馴染「はい、ありがとう男母さん」ニコ

(男母「シャンプーもリンスも好きに使っちゃってね?」)

男の家/お風呂

幼馴染「…」かぽーん

幼馴染「……」チャプチャプ

幼馴染「…やっぱ、ダメだな…私」グス


男の家/リビング

男母「幼馴染ちゃん、お風呂だけど覗くなよ?」

男「覗かねで!」プンスカ

男母「ふーん…幼馴染ちゃん、変わったな」

男「んだな、痩せすぎだ!もうちっとむちむちしてら方が俺はいいなや」

男母(だめだこの子)

幼馴染「あがったよー?いいお湯でした」ホカホカ

男母「んだべ?バスロマンどご贅沢に使ったからね」

男「お、あがったが!へば、次は俺はいるが」

男母「男!!」ビシ

男「!!…なんだ?」ビク

男母「…幼馴染ちゃんの残り湯で変たごとするなよ?」

男「しねで!入ってくる!!」バン

幼馴染「…変わんないなぁ、男は」クスクス

男母「なー?いつまでもホジねんだがら」クスクス

と、ここまで書いててなんだけど
方言無しの方がいい?

幼馴染「…ね、男母さん」

男母「…いいよ」

幼馴染「え?」

男母「好きなだげいればいい」ニコニコ

幼馴染「お母さんから聞いたでしょ?連絡しないで帰ってきたって…」ウツムキ

男母「うん、知ってらよ?」ニコニコ

幼馴染「…聞かないの?帰ってきた理由」

男母「聞いてほしいの?」ニコニコ

幼馴染「…わかんない」

男母「そっか、じゃあ、話したくなったらでいいよ?」ニッコリ

幼馴染「…ありがと、男母さん」

男の家/お風呂

男「母さんが変なごと言うから…」

男(でもさっきまで幼馴染が…)ムク

男(…っは!!ダメだ!)

男(でも幼馴染かわいぐなってらったな…)

(幼馴染「ただいま!」)

男(アカぬけて、うっすいコートなんて着て…)

男「雪みたいに飛ばされそうだったな…」

男「…」

男「……」

男「水浴びよ…」

ホジなしって言うのは…
なんだろう?常識がないとか、勇気がないとかそんな感じ

ネイガーのホジーネみたいなの

男の家/居間

男「はぁー、いいお湯だった」ホカホカ

幼馴染「お、おはえりー」びよーん

男母「おはえりー」びよーん

男「…何食ってら?」

男母「んぐんぐ」ゴクン

幼馴染「ゆひみだいふふー」びよーん

男母「雪見大福ね」

男「あ、それ俺買ってきたったやづなね!!返せー!」

男母「私のを幼馴染ちゃんにあげて、男のを私が食べ終わりました!」フフン

男「なして、誇らしげになる!?」

幼馴染「男、私の一個食べる?」

男「へ?いいで、いらねよ、たべれ?」

幼馴染「いやー、でも私おなかいっぱいなんだよなー」

男「んなら貰うけど…」ヒョイ

幼馴染(あ…)ドキ

男母「じゃ、私も入ってこよっかなっと」

男「ふぁーい」びよーん

幼馴染(…間接キス…か)

男「っても久々に帰ってきたな」

幼馴染「そうだね」ヌクヌク

男「前帰ってきたのが成人式だったがら…二年ぶりか」

幼馴染「正確には一年と八カ月」ムキムキ

男「だいたい二年なねよ」

幼馴染「はい、ミカン半分こ」ス

男「ん、ありがど」ヒョイ

幼馴染「ね、男」

男「どうした?」

幼馴染「そっち行っていい?」

男「!?な、ななななして?」オドオド

幼馴染「ん、ちょっと…だめ?」ウツムキ

男「狭ぇで?」オドオド

幼馴染「ん…いいの、お願い」

男「し、しかたねな!」

男(なして)

幼馴染「あはは!この芸人やっぱり面白いね」

TV<ワハハー イヤー

男(なしてこいつは…)

幼馴染「男、どしたの?さっきから黙っちゃって?」ミカンモグモグ

男(なしてこいつは平気なんだ!!!!)

幼馴染「…」ジ

男「…」プイ

幼馴染「どうしたの?」

男「なんでもね」

男「おめよ?」

幼馴染「ん?」

男「なしていきなり帰って来たった?」

幼馴染「えー、いいじゃん?帰りたかったんですー」

男「ばっか、俺だって元気ねのぐれわかる」

幼馴染「…私さ」

男「うん」

チュッ

男「!?な、なな、キ、キキススス」

幼馴染「…逃げてきちゃったんだ」ニコ

男(く、唇と唇が合わさって、重なななりりり)プシュー

幼馴染「大学で、一人でもがんばれるって思ってきたけど…」

男(ていうか、この年でふぁ、ふぁーすときっすってのが)プシュー

幼馴染「変なのに付きまとわれてさ…」

男(へんなのへんなのへんなの…へんなの?)

男「変なのって?」

幼馴染「研究室の先輩…イケメンで成績優秀、内定も決まってて一流企業」

男「は?」

幼馴染「卒業したら、結婚を前提に付き合ってくれって言われちゃった…」

男(結婚?幼馴染が?一流企業?イケメン?)

幼馴染「それでさ、時間下さいって言って逃げてきちゃった」

男「はぁ…ん?」

幼馴染「久しぶりに、ここの景色見たくなってさ」

男「え、あれ、わけわがんねぐなってきた」アセアセ

幼馴染「なんで?」

男「先輩に告白されて?逃げてきて?景色見たくて?俺にキスした?」

幼馴染「うん、そうだね」

男「な、なして!!?」

幼馴染「なんでって、変わんないな…男は」クスクス

男「ど、どういう意味だよ?」

幼馴染「男が好きだってことだよ?」

男「…あ?え?」

幼馴染「…」ニコニコ

男「あ…あぁ!あれだべ?高校のどき流行った罰ゲーム!!なんだで、都会もやるごど変わr」

幼馴染「ちがうよ」シュン

男「お、おめ、言っていい冗談と悪い冗談てあr」

幼馴染「冗談でもないよ」

男「好きってあれが!?すき焼きがいがったんだが!?夜ごはんは!!?」

幼馴染「そろそろ怒っていいのかな?」ピキピキ

幼馴染「なんかね、久々に帰ってきてさ、わかっちゃった」

男「なにが?」

幼馴染「やっぱね、私のホームはここなんだって」

男「何言ってらのよ」

幼馴染「寒くって、雪でどうしようもなく田舎なここが、帰る場所なんだなって」

男「…」

幼馴染「それで男がいっつもいて…」

男「幼馴染…」

幼馴染「男…返事は?」

男「俺さ…イケメンじゃねで?」

幼馴染「うん」

男「それに一流企業でもねし、勉強なんてできねで?」

幼馴染「うん」

男「おめだってわかるとーり、農家の倅で畑を継がねばいげねで?」

幼馴染「うん」

男「だから…な?おめどご幸せにな?できる自信が…」

幼馴染「…ばーか」クスクス

男「ば…ばかって、いやばかだけど!あれ!?」

幼馴染「男は私のこと好きじゃないの?」

男「好きに決まってるべ!!…あ」

幼馴染「…そっか……そっかぁ」

男「幼馴染?」

幼馴染「…」ギュ

男「!!……なした?」ナデナデ

幼馴染「なんか…安心して」ギュー

男「…おかえり」ナデナデ

幼馴染「…うん、ほんとにただいま」

幼馴染「…男」

男「幼馴染…」

幼馴染「もう一回、キスしていい?」

男「…いいよ」

幼馴染「じゃ、」

ガラ

男母「はぁー、いいお湯だったー。やっぱバスクリンは多めに入れるのにかぎるなや!!あ?男、幼馴染ちゃんは?」

男「さ、さぁなぁ!!?トイレでねがな!?」

幼馴染「」フゥフゥ
※幼馴染さんは炬燵に隠れました

男母「んなのが?じゃ、お母さんは先に寝るがらね」

男「ん!おやすみ!!」

男母「早く寝れよ?」

男「わかってらで!」

男母「んだが。幼馴染ちゃんもな?」

幼馴染(!!)

男「早えぐ寝れで!!」

男母「はいはい、おやすみー」

男「…」

幼馴染「…」

男「…ぷ」

幼馴染「…ふふ」

男「ははは!」

幼馴染「あはははは!」

男「なんだよーバレでらね!」

幼馴染「隠れた意味ないじゃん!」

男・幼馴染「あははは!!」

幼馴染「…ね、男」

男「なした?」

幼馴染「もうちょっとで私卒業するんだ」

男「4年生だもんな大学の」

幼馴染「だからね?」

男「卒業したら結婚を前提にお付き合いして下さい」

幼馴染「ふぇ?」

男「…プロポーズってのは男からって決まっているものだ」カァァァ

幼馴染「…うん、謹んでお受けします」ニコニコ


おわり

ごめんな
ひまだったがら立つがど思ってやったばスレ立ったおの
時間無駄にしてごめんな

幼馴染

汝 その健やかなるときも、病めるときも、喜びのときも、
悲しみのときも、富めるときも、貧しいときも、
これを愛し、これを敬い、これを慰め、これを助け、
その命ある限り、 真心を尽くすことを誓いますか。

幼馴染「誓います」



汝 その健やかなるときも、病めるときも、喜びのときも、
悲しみのときも、富めるときも、貧しいときも、
これを愛し、これを敬い、これを慰め、これを助け、
その命ある限り、 真心を尽くすことを誓いますか。

男「ち、ちち誓います!!」

それでは誓いの口付けと指輪の交換を…

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10年後

幼馴染「ね、あれから10年だよ?」

男「んだな、早えで」

幼娘「お父さん、お母さんなしたー?」

幼馴染「お父さんとお母さんが結婚して10年目って話だよー」

幼娘「10年?それって、えっと…?」

男母「幼娘の生まれる前だよー?」

幼娘「あ、ばっちゃ!」

男母「後でお母さんのウエディングドレスの写真みよっか」ニコニコ

幼娘「うん!」

男「…あれだな」

幼馴染「どしたの?」

男「おめさなば、今まで申し訳ねごどばっかりしたど思う」

幼馴染「うん?」

男「大学さ行ってらおまえをよ?あの時に俺が断ってらったらって思ったりよ」

幼馴染「男」

男「そうすれば今頃、どっかの銀行どが、公務員どがなっていだったr」グイ

チュ

幼馴染「そんなことないよ?」

幼馴染「私はね」

幼馴染「幼娘にも会えたし」

幼馴染「お母さんたちは優しいし」

幼馴染「なんたって一番好きなあなたがいるんだから」

男「…幼馴染」

幼馴染「私ね、幸せだよ?」

男「…ありがとう」

男「これがらもよろしくな」

幼馴染「こちらこそ」


コンニチハー
ハーイ ア トモクンイラッシャーイ

幼娘「おとーさーん!友くんと遊んできていい?」トタトタ

幼馴染「いいよ?でもお母さんも一緒に行っていい?」

友「うん、幼娘のお母さんも一緒!!」

幼馴染「じゃ、行こうか!」

男「…」

男母「子供に焼き餅焼いてんじゃないよ」

男「違うって…」ブス

男母「でも、あの子ら見てると思いだすよ」

男「…なによ?」

男母「あんたらの子供のころ。今の幼馴染ちゃんが私のポジション」

男「…!」

男母「よかったじゃないか婿候補がこんなに早く見つかって」ニヤニヤ

男「…お、お父さんは許さねぞ幼娘ー!!」ドタドタ

オトウサンモイッショー?
ンダ!
ヤッター!!


男母「いつまでたってもバカなんだから」フー


蛇足おわり

書いでて死にたくなった

青森でつか?

>>111
秋田だっす

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