幽霊「安価をこなして私を転生させて」男「」 (13)

男「よし、準備はできた」

男「魔方陣も入念にチェックしてズレは無い」

男「触媒もお札も正しく配置されている」

男「理論上はこれで大丈夫なはず」

男「これで俺に従順なサキュバスたんを召喚できるのか……胸熱だぜ」

男「あとは呪文を唱えるだk……」

ゴォォォ……

男「は!? ちょ、ちょっとまて何これ、えっ

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幽霊「あ、どうも……私、幽霊と申します」

男「え? え?」

幽霊「うーん、久々の現世ですねー」スーハー

男「あれ、ちょっとまって俺サキュバスたんを召喚したかったんだけど」

幽霊「さきゅ……? 何言ってるんですか? この陣にお札、霊を憑依させる術ですよね」

男「なんだそりゃ」

幽霊「文字通りですよ、自分の身体に霊を取りつかせる術……」

男「そのわりにはとりついてないようだけど」

幽霊「一応あなたに憑依はしていますよ、半径1km以上離れられませんし」

男「離れたらどうなるの?」

幽霊「死にます」

男「幽霊さんが?」

幽霊「私はもう死んでるので……」

男「」

男「と、取り消す方法は?」

幽霊「私を除霊する……とか?」

男「なるほど」

幽霊「全力で阻止しますけどね」ニヤリ

男「だろうなぁ……」

幽霊「ちなみに、100日立つと完全に私が貴方に乗り移ります」

男「えええええ!??!?」

男「ふざけんなよちょ、なんでマジで言ってんの!?」

幽霊「貴方が呼んだんじゃないですか! 私だってむさい男なんかに乗り移りたくないですよ! どうせならもっと美少女がよかったです!」

男「お、おう」

巫女「ちょーっと待ったあ!」バタン

男「うぉう! 巫女か、どうした急に」

幽霊「ど、どなたですか?」

男「俺の幼馴染みで近くの神社の一人娘、巫女だ」

巫女「嫌な予感がしたから来てみたら……なんなのよこれ!」

男「ちょっと召喚術に失敗してしまいまして……」アハハ

巫女「あっきれた、デタラメオカルト本 の情報で本当に悪霊召喚しちゃうなんて……」

幽霊「悪霊ってひどくないですか?」

巫女「おとなしく成仏しなさいよ! 悪霊退散!」ビュン

幽霊「そんな呪札が効くと思って?」シュン

巫女「しまった、回り込まれt……」

幽霊「いいなぁ、すごい発育のいいおっぱいじゃないですか……」モミモミ

巫女「きゃん!?//」ビクン

男「何が起こってるんだこれ」

巫女「ゃん、なにこれ服の上なのに直接……っ//」

幽霊「うふふ、伊達に幽霊やってませんよ? 衣服なんて無いようなものです」クニクニ

巫女「ぁん// ちょ、ちょっとやめ……//」ビクン

幽霊「うふふとても敏感なんですね……攻め甲斐があります♪」クチュ……

巫女「し、下はダメ……!//」ビクン

男「」プシャアアア

巫女「鼻血吹いてないで助け……んぅ!//」ビクンビクン

………
……

巫女「」チーン

幽霊「ふぅ……」ツヤツヤ

男「なんだこれ俺も混ぜてほしかったんだが!」ビンビン

幽霊「スッキリしたのでお話に戻りましょう!」

男「は、はい、ええと……100日立つと乗り移る、って話か」

幽霊「そうなんですよぉ」

男「なんとか回避できないの?」

幽霊「百物語、って知ってますか?」

男「怪談を百話すと本物が……ってやつ?」

幽霊「そうです!」

男「で、それが関係あるの?」

幽霊「それと似たようなもので、幽霊にとりつかれたものが百の難題を乗り越えると」

男「乗り越えると?」

幽霊「その幽霊は転生し、人間のほうは幽霊の呪縛から離れられるんです」

男「なるほど! よしやろう今すぐやろう!」

幽霊「ちなみn」

男「早く一つめの難題を……って、難題ってどうやって決まるんだ?」

幽霊「(人の話聴けよ……)安価です」

男「アンカ?」

幽霊「次元を越えた超自然的な感じのアレです」

男「なるほどわからん」

幽霊「まぁやってみれば分かりますよ」

男「おう」

幽霊「というわけで、一つめの難題は>>8です!」

誰かに心からありがとうなど、お礼の言葉を言われること(あくまで心から言われないといけない)

男「おい巫女、大丈夫か?」

巫女「お、男……私、汚されちゃった」シクシク

男「あの変態幽霊は俺が何とかしてやっつけてやるからな」ヨシヨシ

巫女「あ、ありがとう……//」

ピコーン

幽霊「変態ってひどくないですか!? てか滅茶苦茶あっさり解決した!?」

男「こんな感じでどんどんこなしていけばいいんだな」

巫女「ん? あれ? もしかして私

幽霊「それじゃ次二つ目の>>10行きましょう!」

男と巫女が相思相愛になること。

男「お、おお……?」

巫女「な、何よこれ!?//」

幽霊「ふふふ、なかなか面白い難題ですね?」ニヤニヤ

男「そ、相思相愛って言っても……」チラッ

巫女「……!//」プイッ

男「……」

幽霊(あー……これは長くなりそうですねぇ)

ピコーン

男「え」

幽霊「え」

巫女「え」

男「……えっ?」

幽霊「あ、あれ……もう……ってことは」

巫女「ババババババババカじゃないの!? べべべべべ別に私男なんて微塵も好きじゃないし!!!」

男「」グサッ

巫女「エラーよエラー! たまたま何かの間違いでクリアになっちゃっただけなんだからね!?」

幽霊「ふふっ」ニヤニヤ

男「エラーも起こるんだな」

幽霊「ま、そういうことにしておきましょうか♪」ニヤニヤ

男(俺は巫女の事が好き? いや、でもあのとき割りきったはず……というかそもそも女が? うーんわからんないやしかし……うーん)

巫女(ど、どどどどうしようこんな形でバレちゃうなんてことないよね? エラーだよね? てかもしかして男って私の事キャアアアアア//)

幽霊「あれ? これ私空気化フラグじゃないですか?」

幽霊「まぁいいでしょう……はいはい! 三つ目の難題は>>12ですよ!」

誰かの魂を捧げる

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