滝壺「はまづらの入院費どうしよう・・・」(142)

病院

浜面「すまねえ滝壺・・・」

滝壺「ううん、暴走車から私を守ってくれたんだから浜面が生きていてくれてうれしい」

浜面「時間はかかるが障害とか残らないっぽいし、そこだけはほっとしたぜ」

滝壺「今はゆっくり休んでね、はまづら」

浜面「はぁ、ひき逃げ犯がつかまってくれりゃあよかったのになあ・・・」

滝壺「うん・・・」

浜面「ま、言ってもしょうがねえか」

滝壺「それじゃあ私はこれで帰るけど病院の先生の言うことをちゃんと聞いてね?」

浜面「わかってるよ」

バタン

滝壺「はまづらの入院費どうしよう・・・」

滝壺「むぎのもきぬはたも学校に通ってるしふれめあは言うまでもなく・・」

滝壺「暗部は解体されたから正直私にはお金を稼ぐ手段が・・・・」

滝壺「せめてきぬはたみたいな能力があればお仕事ができるのに・・・」

滝壺「私自身まだ体が本調子じゃないし・・・」

滝壺「とにかくお仕事を探さなきゃ」

滝壺「むー・・・・ やっぱり学生の街だけあって私にできそうな仕事があんまりない・・・」

滝壺「ウェイトレスやレジ打ち、そういうのならできそうかな・・・」

滝壺「あ」

滝壺「どれも働ける時間が4時間とかしかない・・・」

滝壺「かけもち・・」

滝壺「そもそも私まだ18歳じゃないし雇ってくれるところがあるかな・・・・」

滝壺「・・・・・」

滝壺「でも、がんばらないと」

数時間後

滝壺「あ、はい、やっぱりだめですか・・・・ あ、はい・・・・」ピッ

滝壺「年齢でだめなところ、週に2回しか入れないところ・・・・」

滝壺「面接にすらたどり着けない・・・」

滝壺「暗部の時のお金を・・・・」

滝壺「だめ、これは将来はまづらと一緒に住むおうちを買うためのもの・・・」

滝壺「何でもいい、私にできること・・・」

さらに一時間後

滝壺「はぁ・・・・・」トボトボ

滝壺「とりあえずお仕事がありそうなお店とかをあたってみたけどどれもだめ・・・」

滝壺「なんで私はこうなんだろう・・・ ぼーっとしてるし体力もないしはきはきしゃべることもできない・・・」

滝壺「うっ」ポロッ

滝壺「ごめんねはまづら・・・・私みんなやはまづらがいないと何もできない・・・」ポロポロ

滝壺「ひっ・・・ぐすっ・・・なんで・・こんなに・・・ぐすっ・・・だめなの・・・」ポロポロ

青ピ「なあ、そこのおじょうちゃん」

滝壺「えっ?」

青ピ「うわっ、すっごい顔なっとるやん、とりあえずこれで顔ふき?」スッ

滝壺「ありがと・・・・ぐすっ」

青ピ「さっきから見てたで、なんや、仕事探してるんか?」

滝壺「うん・・」

青ピ「何やら事情がありそうやな?」

滝壺「うん、はまづらの入院費を稼がないといけないの・・・」

青ピ「そうかそうか、まあ・・・ どうしてもって言うなら紹介できる仕事あるんやけどなー」

滝壺「ほんと?」

青ピ「でもなぁ・・・ 君みたいなかわいい子にこんなことをさせるのも忍びないしなあ・・・・」

滝壺「やる、私にできることならなんでもやる」

青ピ「いや、やめといたほうがええで、君は今のままがいいんや、ボクは君みたいな子にあんなことはさせられへん」

滝壺「私にできることなんてほかにない、お願いだから私にお仕事をちょうだい」

青ピ「・・・・後悔するで?」

滝壺「む・・・」

青ピ「悪いことは言わん、やめときや な?」

滝壺「・・・・・・やる」

青ピ「そうか・・・」

滝壺「だから、私にお仕事をちょうだい」

青ピ(第一段階成功ってとこやな)ニヤリ

青ピ「なら、ボクについてきいや」

滝壺「うん」

青ピ(うまくかかった、そっちの準備もよろしく・・・・っと)ピッピッ

滝壺「はまづら・・・私がんばるね・・・」



数分後

青ピ「ここや」

滝壺「このビルでお仕事するの?」

青ピ「いや、ここから送迎でお客さんのところへ行ってもらうで」

滝壺「お客さん・・・・」

青ピ「ま、ボクは君がこの仕事をすることには反対やけど、ここでどんな仕事をするのか詳しく説明を受けてからやるかやらないかを君自身で判断しいや」

滝壺「ごくり・・・」

青ピ「ま、聞くだけならタダや、そう硬くならんといてな?」

滝壺「うん・・・」

ガチャッ

青ピ「ただいまー、スタッフさんの面接やでー」

土御門「おかえりー」

滝壺「失礼します・・・」

土御門「ほう・・・この子が?」

青ピ「ボクは止めたんやけどなー、ま、とりあえず話だけでも聞かせてあげてや」

滝壺「大丈夫、私どんなことでもやる・・・」

土御門「まあまあそう固くなっていちゃ判断を鈍らせるだけだぜい?とりあえずお茶にするからそこに座ってくれ」

滝壺「あ、うん・・・」

青ピ「つっちー、お菓子どこやったかな?」

土御門「そっちの棚だぜい」

滝壺「きんちょうする・・・」ドキドキ

青ピ「これ、食べてええで」トン

滝壺「ありがとう・・」

土御門「緑茶でよかったか?」

滝壺「うん、いただきます」

青ピ「なにやら事情があるみたいやけど、そんなに切羽つまっとるんか?」

滝壺「・・・うん、はまづらが車にひかれて入院しちゃったの」

土御門「車に・・・そりゃ大怪我しちまったんじゃねえのか?」

滝壺「時間はかかるけどお医者さんが言うには元通り何事もなかったみたいに治るんだって」

青ピ「ならよかったなあ、障害とか残ったら一生もんやしなあ」

滝壺「でも長い間入院しないといけないからお金がどうしてもいるの」

土御門「ん?加害者から請求すりゃいいんじゃないのか?」

滝壺「にげられちゃったの・・・」

青ピ「あちゃー・・・」

土御門「相手が捕まってないなら治療費の請求どころじゃないからなあ・・・」

滝壺「うん・・・」

青ピ「それであんなに泣いてたんやな・・・」

滝壺「うん・・・ぐすっ・・・」ポロッ

青ピ「ああああ、泣いたらあかん、あかんで・・」

滝壺「うん・・・・うん・・・・」

土御門「なるほど、事情はわかったぜい・・・」

滝壺「・・・私にお仕事・・できる・・?」

土御門「・・・・・できなくはない・・・と思うぜい?」

滝壺「何すればいいの?」

土御門「・・・・・」

青ピ「・・・・・」

滝壺「ねえ、教えて?」

土御門「・・・・・」

青ピ「つっちー、ボク外に出とるから、教えてやり」

土御門「・・ああ、それがいいな」

滝壺「??」

青ピ「・・・・」スタスタ

ガチャッ バタン

土御門「ふーう・・・・」

滝壺「・・・・・」

土御門「はあ、悩んでいてもしょうがないか・・・・ なあ」

滝壺「うん」

土御門「お前知らない男のチンポしゃぶれるか?」

滝壺「えっ・・・」

土御門「・・・・・・俺たちがやっていることはそういうことだ」

滝壺「うっ・・・・」ガクッ

土御門「ま、とは言ってもコンドームを必ず着用してもらうからコンドーム越しにってやつだ」

滝壺「私・・・そんなことしたことない・・・」

土御門「ああ、それは気にしなくていいぜい、初心者ってのが好きな男は腐るほどいるからな、下手だろうが上手だろうが需要は必ずある」

滝壺「・・・・・」カタカタ

土御門「ふう、だがこっちはそれに見合うだけの金を払う、あんたが一人相手してくれりゃこれだけ出すぜい」ピッピッ

滝壺「・・・・こんなに・・・」

土御門「一日に3人相手してくれりゃこんだけだ」ピッピッ

滝壺「すごい・・・・」

土御門「だがなぁ・・・ あんたみたいな子にそんなことはさせたくないが事情が事情なわけだし・・・」

滝壺「・・・・」

土御門「あ、一応言っておくが、必要な分だけ稼いで辞めるっていうのは有りだからな?」

滝壺「そうなの?」

土御門「ああ、はっきり言って俺たちがやっていることはスタッフさんの女の子とお客の仲介をやっているにすぎない」

滝壺「・・・」

土御門「それ以外にもスタッフさんの女の子がお客さんとトラブルを起こさないように管理しているし」

土御門「万一トラブルになった時は俺たちがスタッフさんの女の子を全力で守る」

滝壺「・・・・そうなの?」

土御門「ああ、スタッフさんの女の子に嫌な思いをさせてまでお仕事をしてほしくねーからな、そこらへんはきちっとさせてもらうぜい」

滝壺「・・・・」

土御門「もしもやるって言うんなら俺たちは全力であんたを守る」

土御門「お前知らない男のチンポしゃぶれるか?」

滝壺「えっ・・・」

土御門「・・・・・・俺たちがやっていることはそういうことだ」









えっ

滝壺「でも・・・やめてからお客さんに会ったらどうしよう・・・」

土御門「あー、心配しないでくれ、それはちゃんと考えてあるぜい」

滝壺「・・・どうするの?」

土御門「あんたみたいなノーメイクの子なら特にやりやすいぜい」

滝壺「???」

土御門「化粧だよ化粧、女の子ってのは化粧ひとつで印象が全然違ってくるんだぜい?」

滝壺「・・・私お化粧したことないよ?」

土御門「大丈夫だ、スタイリストはこっちで用意する、それどころかウィッグもあるしアクセサリーも貸し出している」

土御門「普段のあんたからは想像もつかないような見掛けにしてやるぜい」

滝壺「・・・・ばれないの?」

土御門「ああ、仕上げに学園都市特性の変声機を使ってもらう、その気になれば肌の色だって調整できる機械もあるんだぜい?」

滝壺「・・・・・・」

土御門「とは言っても、俺はあんたみたいなかわいい子がこういうことをするっていうのは忍びない、だからもう一度外でよく考えてくるんだ」

滝壺「・・・・・」

土御門「あせって結論を出すことはないから、本当によく考えるんだぞ?」

滝壺「・・・・うん」

土御門「できることなら、このままここに戻ってこないことを祈るぜい・・・」

滝壺「・・・・・」スタスタ

ガチャッ バタン

土御門「ふっ、ちょろいな」ニヤリ

土御門「さーて・・・」ピッ

土御門「うまくいった、スタンバイしてくれ・・・っと」ピッピッ

滝壺「はぁ・・・・・・」

滝壺「どうしよう・・・・」

滝壺「はまづら以外の人となんて・・・・」

滝壺「・・・・・・」

滝壺「でも・・・あれだけのお金があれば・・・」

滝壺「・・・・・・」

滝壺「これは・・・・・ はまづらのため・・・・」

滝壺「はまづらぁ・・・・」カタカタ

滝壺「こわい・・・・ こわいよぉ・・・・・」カタカタ

滝壺「うぅ・・・・ ぐすっ・・・・」ポロポロ

滝壺「泣いてちゃ・・だめ・・・・」

滝壺「私が・・・がんばらないと・・・」

滝壺「大丈夫、入院に必要なお金だけ・・・それだけ・・・」

滝壺「できる・・・私にはできる・・・・」

滝壺「はまづらが元気になったら私も体の調子を整えて・・・それで・・・」

滝壺「私も・・・ちゃんとお仕事探さなきゃ・・・・」

滝壺「だから・・・だから・・・・ ぐすっ」

滝壺「今・・・だけ・・・・我慢・・・・」ポロポロ

滝壺「まけ・・・ない・・・・」グシグシ

青ピ「お?」

滝壺「・・・・・」

青ピ「やっぱり・・やるんか?」

滝壺「・・・・うん、私にできることこれだけだから・・・」

青ピ「目ぇ真っ赤にして・・・  無理してんのがまるわかりやで?」

滝壺「大丈夫・・・・ 私・・・やる・・・」

青ピ「・・・そっか、それだけの覚悟があるならボクはもう止めへん、君のがんばりを応援するだけや」

滝壺「・・・・・がんばる」

青ピ「そうか、あとは中でつっちーとちゃんと話するんやで?」

滝壺「うん・・・」

ガチャッ バタン

青ピ「さーて・・・」ピッピッ

青ピ「・・・・・」

青ピ「かかったで、それじゃあ手はずどおりに頼むわ・・・うん・・・まかせたで」

ガチャッ

滝壺「・・・・・」

土御門「・・・ふぅ・・・」

滝壺「・・・・あの・・」

土御門「いいんだな?」

滝壺「うん・・・」

土御門「・・・・・なら、何をどうこうって言っても始まらない、まずは練習でもするか?」

滝壺「れん・・しゅう・・・?」

土御門「研修ってやつだ、うちの事情をわかっているお客さんの相手をしてもらう、もちろん報酬はきちっと払うぜい」

滝壺「・・・・おねがい・・」

土御門「わかった、早速手配を・・・」

バターン!!!

土御門 滝壺「「!?」」

 まちやがれ!!!

上条「滝壺!!」

滝壺「かみ・・じょう・・?」

土御門「何だてめえ、いきなり入ってきて」

上条「悪いな、こいつは俺の妹なんだ、ちょっと話があるから連れていかせてもらうぜ?」

滝壺「え・・・?」

土御門「何をわけのわからない話をしてやがる、てめえがこの子の兄だなんてどう見ても無理があるぞ?」

上条「そりゃそうだ、両親が再婚してできた妹だからな」

土御門「・・・・本当かい?」

滝壺「え?えと・・その・・・」上条「本当だ!俺はこいつの兄だ!!」

土御門「お前には聞いてねーんだけどな?」

上条「兄だって言ったら兄なんだよ。俺は俺の身内をこんな怪しいところにいりびたせるわけにはいかねーんだ」

土御門「ふう・・・・ ま、こっちとしちゃトラブルになるようなことはなるべく避けたいからな、今日のところは何も言わないぜい」

滝壺「えっと・・・」上条「ほら、行くぞ」グイッ

滝壺「あ、うん・・・」

土御門「これだけは覚えておけ、その子はまだうちのスタッフでは無いから引いてやってるだけだってことをな」

上条「さあな、俺は俺の知ってる人間を守るだけだ」

土御門「長生きしねーぞ?」

上条「かもな」

ガチャッ バタン


公園

上条「はー・・・・ 死ぬかと思った・・・・・」

滝壺「かみじょう・・・」

上条「ん?」

滝壺「えっと、何から話せばいいのかわからないけど・・その・・・なんであそこに・・?」

上条「滝壺が泣きながらあそこに入っていくのが見えたからな、気になって後をつけて、表にいた男から少し話を聞いただけだ」

滝壺「あ・・・・」

上条「青い髪のやつだ ま、ちょっと問い詰めたらその・・・・頭に来るようなこと話たからさ・・・」

滝壺「・・・・・」

上条「えーっと、その、なんていうかさ・・・ 俺でよかったら話してくんねーか?知らない間柄じゃないわけだし」

滝壺「ふぁ・・・」ジワッ

上条「お、おい・・・」

滝壺「あっ・・あぁ・・・・」ポロポロ

上条「滝壺・・・」

滝壺「ああぁぁぁぁぁ・・・・・・・ ぁぁぁぁぁ・・・・」ポロポロ

上条「・・・」ギュッ

滝壺「がみじょおぉぉぉ・・・・ あぁぁぁぁぁん・・・・・」ギュッ

上条「・・・・・落ち着くまでこうしといてやる、だからすっきりするまでたくさん泣いていいぞ?」

滝壺「うん・・・・うん・・・・」

数分後

上条「落ち着いたみたいだな」

滝壺「うん、ありがとうかみじょう ぐすっ」

上条「何があったんだ?」

滝壺「えっと、はまづらが入院して・・・お金がほしくて・・・」

上条「・・・・バイト探さなかったのか?」

滝壺「さがしたの、でも私体力ないしはきはきしゃべれないし・・・」

上条「はぁーー・・・・ ま、あせる気持ちはわかるけどさ、もっと慎重に行動しねーと滝壺はもちろん浜面も悲しむぞ?」

滝壺「はまづら・・・・」

上条「いくらなんでもああいうことだけはだめだ。ああいう連中っていうのは客が取れる女の子をどんな手段を用いてでも離さないからな」

滝壺「あ・・・・」

上条「だからあのまま行ってたら滝壺は抜けられなくなるところだったんだぞ?」

滝壺「あ・・・あぁ・・・・」カタカタ

上条「ほら、落ち着けって」ギュッ

滝壺「こわかった・・・・こわかったよぉ・・・・・」カタカタ

上条「わかってる、わかってるぞ滝壺」

滝壺「こわい・・・・こわいよぉ・・・・」カタカタ

上条「大丈夫だ滝壺、俺がついてる、俺だけじゃなくてお前の周りの人間みんながお前を支えているんだからな?」

滝壺「うん・・・・」

上条「もうあんなことはするんじゃないぞ?」

滝壺「ありがとう・・・かみじょう・・・」

上条「で、浜面の入院費の足しになるかわかんねーけどさ、俺にいくらか出させてくれねーか?」

滝壺「えっ?」

上条「えーと、ただ俺がお金をやるんじゃなくて、なんだ、あれだよ。俺の家事の手伝いとかしてくれるだけでいいからさ」

滝壺「それってお仕事?」

上条「ああ、そうだ」

滝壺「でもかみじょうにそんなお金あるの?」

上条「俺が美琴と付き合ってるのは知ってるだろ?」

滝壺「うん」

上条「あいつとんでもねー世間知らずのお嬢様でさ、付き合い始めたら毎月とんでもねー額の小遣いくれるんだよな」

滝壺「そうなの?」

上条「ああ、とてもじゃないけどただの高校生には使いきれねーくらいの額のをな」

滝壺「・・・・」

上条「だから滝壺に払えるだけのバイト代はあるからさ、頼まれてくれねーか?」

滝壺「じゃ、じゃあ・・・お願いするね」

上条「よしっ、これからよろしくな」

病院

滝壺「はまづら、お見舞いに来たよ」

浜面「お、わりーな」

滝壺「これ洗っておいたからね?」トス

浜面「はぁ、何から何まで助かるわ・・・・」

滝壺「私にできることこのくらいだから、気にしなくていいよ」

浜面「俺なんかに滝壺がいていいんだろうか?何かすっげー悪いことしてる気がしてきた」

滝壺「いいの、はまづらを選んだのは私だもん」

浜面「はあ、俺すっげー幸せ・・・」

滝壺「はまづら、早くよくなってね」

浜面「ああ、あっという間に完治させてみせるぜ」

そして

滝壺「昨日かみじょうから聞いてた住所だけどここのはず・・・」

滝壺「んーと・・・」チラッ

 「上条」

滝壺「あ、表札にかみじょうって書いてある。ここで間違いない・・・」

ピンポーン

滝壺「どきどき・・・」

ガチャッ

上条「お、来たか」

滝壺「あ、あの・・・・よろしくおねがいします」ペコリ

上条「ま、そうかしこまらなくたっていいぞ、ほら、あがってくれよ」

滝壺「しつれいします」

上条「ま、そこに座っててくれ」

スフィンクス「なーご」

滝壺「あ、ねこさんがいる」

上条「スフィンクスって言うんだ」

滝壺「はじめまして、すふぃんくす」

スフィンクス「にゃごにゃご」ゴロゴロ

滝壺「かわいい・・・」

上条「滝壺、紅茶でいいか?」

滝壺「え?わたしおしごとに来たのに・・・」

上条「いやー、せっかく来てもらったところ悪いんだけどさ、今日は特にやってもらうこともないから俺の話し相手になってくれよ」

滝壺「えっと・・・それでいいの?」

上条「いいんだよ、せっかく来てもらったのにやること無いから帰れっていうのも悪いからさ」

滝壺「なんだかそれだと悪い気がする・・・」

上条「気にするな、俺も浜面のために何かしたい気持ちは同じだからさ、ほら、くつろいでくれよ」

滝壺「じゃ、じゃあお言葉にあまえて・・・」

上条「ってことがあってさー、本当に大変だったんだぜ?」

滝壺「ふふっ みことらしいね」

上条「笑い事じゃねーよ、危うく死ぬところだったんだぞ?」

滝壺「でもみことのそういうところを受け止められるのはかみじょうだけだから」

上条「って言ってもなぁ・・・」

滝壺「だからみことなりにかみじょうに甘えているんだと思う」

上条「はぁ・・・もっと穏やかな時間を過ごしたいんですけどね」

滝壺「大丈夫、みことももう少し大きくなればきっとおちついてくれるはず」

上条「なんか想像できねーな」

滝壺「そう?」

上条「ああ」

滝壺「それはきっとかみじょうが今のみことを好きだからだよ」

上条「・・・ま、間違っちゃいねーけどさ・・・・」

滝壺「かみじょうがてれてる」

上条「か、からかうんじゃねーよ」

数時間後

上条「おっと、もう夕方か」

滝壺「話し込んじゃったね」

上条「さて、俺そろそろ買出しにいかねーと」

滝壺「手伝ったほうがいい?」

上条「いや、美琴と合流することになってるからな、ひとりでいくよ」

滝壺「それじゃあ私はあえてかみじょうについていくね」

上条「やめてくれよ、美琴が勘違いしたら誤解を解くの大変なんだぞ?」

滝壺「わかってる、ちょっとかみじょうを困らせてみたかっただけ」ニコ

上条「ひでーな、滝壺っていじめっこだったのか?」

滝壺「えへへ」

上条「さて、じゃあそろそろ出ないといけないからこれ、浜面のために使ってくれよ」スッ

滝壺「あ、ありがと・・・」

上条「都合がよければまた明日も来てくれよ」

滝壺「うん、よろこんで」

帰路

滝壺「お金がもらえた・・・・しかもこんなにたくさん・・・・」

滝壺「はぁ・・・・よかった、私にもお仕事ができて・・・」

滝壺「これってお仕事って言えるのかな?」

滝壺「うーん・・・」

滝壺「はまづらが退院したらお話して、がんばってお仕事してちゃんと返せばいいか」

滝壺「それまでかみじょうから借りておくだけ・・・うん」

滝壺「まずははまづらに元気になってもらわないと・・・」

滝壺「かみじょうがいてくれて本当によかった・・・」

滝壺「・・・・・」

滝壺「もしも・・・ もしも私が・・・・・あのまま・・・・」

滝壺「・・・・・・っ!」ゾクッ

滝壺「やめよう、へんなことがんがえちゃだめ・・・」

上条「・・・・・」ピッピッ

トゥルルルルルル 

上条「・・・・・・」

上条「あ、俺だ、上条だ そっちはどうだ?」

上条「うん・・・・うん・・・・うん・・・・」

上条「そうか、よし、そのまま続けてくれ」

上条「こっち? もちろん万全だ、ぬかりは無いぜ」

上条「わかってるって、ま、正直すぐにでも押し倒しちまいたかったけどな」

上条「あっはっはっはっは、俺ってそんなに早漏に見えるのか? ねーっての」

上条「じゃ、手はずどおりにたのむわ、なーに、お前にもヤらせてやっからよ」

上条「・・・・っとすまねえ、俺だけのじゃなかったな、みんなの、だよな」

上条「任せろ、うまくやるさ じゃあな」ピッ

上条「さーて、ここからが俺の腕の見せ所ってやつだな・・・」ニヤリ

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翌日 病院

滝壺「はまづら、もう少しでりんごがむけるからね?」シャリシャリ

浜面「恥ずかしいからうさぎちゃんとかやめてくれよ?」

滝壺「じゃあたこさんにするね」シャリシャリ

浜面「たこさんかぁー、たこさんならまだなんとか・・・ ってそれウィンナーじゃねーか」

滝壺「はまづら知らないの?りんごでもたこさんはできるんだよ?」シャリシャリ

浜面「えっ、そうなの?」

滝壺「こう、剥いた皮をつまようじで刺せばなんとか・・・」シャリシャリ

浜面「いや、それって無理やりだろ」

滝壺「でも、できないことじゃないよ?」シャリシャリ

浜面「りんごの皮だけ食うってのもなぁ・・・」

滝壺「安心して、冗談だから」シャリシャリ

浜面「よかった、なんかほっとしたぜ」

滝壺「はまづら、あーん」

浜面「あ、あーん・・・」

ガチャッ

滝壺「あ」

浜面「あん?」アグ

絹旗「ほうほう、超見せ付けてくれますね」

滝壺「あ、きぬはた」

浜面「あぐ もぐ」シャリシャリ

絹旗「入院したと聞いたので様子を見に来たのですがおよびではなかったみたいですね」

滝壺「学校帰り?」

絹旗「はい、なんだかんだで学生ってのも楽しいものですね」

浜面「もぐもぐ」

滝壺「きぬはた、制服にあってるね」

絹旗「なんかまだ落ち着かないんですけどねー」ヒラヒラ

浜面「ってかまだ昼過ぎだぞ?学校終わるの早くねーか?」

絹旗「テスト期間なんですよ。今週いっぱいこんな感じです」

滝壺「きぬはた、勉強はどう?」

絹旗「能力関係はどうってことないんですけど普通科目が面倒です」

浜面「学校通ってなかったわけだからなぁ・・・」

絹旗「二人も学校に通えばいいのに」

浜面「世の中ってのは勉強しなくても生きていけるようになってるんだよ、だから俺は使える資格でも取ってさっさと社会経験積みたいんだよ」

絹旗「そう言うなら仕方ありませんが何も滝壺さんまでそれに付き合う必要はないでしょうに」

滝壺「いいの、私が決めたことだから・・・」

絹旗「ま、二人には二人の考えがあるわけですから私はこれ以上何も言いませんけどね」

浜面「へいへい」

滝壺「あ、私そろそろ行かなきゃ」

絹旗「お出かけですか?」

滝壺「うん、ちょっとね」

滝壺「じゃあねはまづら、また明日」

浜面「おう」

滝壺「またね、きぬはた」

絹旗「はい、また」

バタン

浜面「はぁ・・・・ 行っちゃったか・・・・」

絹旗「滝壺さん何かあるんですか?」

浜面「わからねえ」

絹旗「おい」

浜面「ん?」

絹旗「わからねえとは何ですかわからねえとは」

浜面「しょうがねーだろ、滝壺が話そうとしねーんだから」

絹旗「うわー、こいつ超最低な男ですね」

浜面「何を持ってそういうことを言い出すんだお前は」

絹旗「滝壺さんが浜面の見てないところで超無茶してるかもしれないじゃないですか」

浜面「滝壺が?」

絹旗「そうです、滝壺さんは一途なんですからね?」

浜面「いやいやいやいや、よく考えるんだ絹旗」

絹旗「何ですか?」

浜面「体力のないか弱い子ウサギのような滝壺が何かしら無理をしているんだとしたらすぐにわかるに決まってるだろ?」

絹旗「む」

浜面「それに滝壺を見ているといつもどおりだ、何か特別な隠し事をしているとしたらあいつはあんな風に接することはできないからな」

絹旗「まあ、そう言われればそうなんですが・・・」

浜面「だからあいつが話さない限り俺は余計な詮索はしねーんだよ」

絹旗「はいはい、お暑いことで」

上条宅

滝壺「かみじょう、いるかな・・・」

ピンポーン

滝壺「どきどき・・・・」

ガチャッ

上条「よ、また来てくれたか」

滝壺「うん」

上条「さ、上がってくれよ」

滝壺「おじゃましまーす」

スフィンクス「にゃー」

滝壺「あ、すふぃんくすだ」

上条「スフィンクスも滝壺が気に入ったみたいだな」

滝壺「そう?だとしたらうれしい」ナデナデ

スフィンクス「にゃーご」ゴロゴロ

上条「まったく警戒してねーからなこいつ」

滝壺「にゃん」ナデナデ

スフィンクス「にゃ」

滝壺「にゃん」ナデナデ

スフィンクス「にゃー・・・」

上条「扱いがうまいな」

滝壺「こういうのはねこの気持ちになるのが大事」

上条「わかるのか?」

滝壺「なんとなく」

上条「コツとかあったら教えてほしいもんだけどな?」

滝壺「うーん・・・ 感じることかな」

上条「じゃあ、さっぱりだわ」

スフィンクス「にゃんにゃん」

滝壺「それで、今日は何をすればいいの?」

上条「俺とスフィンクスの晩飯を作ってくれねーか?」

滝壺「それだけ?」

上条「ああ、それだけだ」

滝壺「おそうじとかお洗濯は?」

上条「昨日あれから美琴のやつが来てやっちまったからな、今頼めるのはこれくらいだ」

滝壺「そうなんだ、じゃあはりきって作っちゃうね」

上条「期待してるからなー?」

滝壺「りくえすとはある?」

上条「うーん、特には無いんだがそうだな、秋刀魚があるから秋刀魚と後は適当に野菜を料理してくれ」

滝壺「うん、わかった」

絹旗「はー、やっぱりのろけ聞かされるだけでしたか、超浜面のくせに・・・・」 麦野「あ」

絹旗「あ、麦野じゃないですか、超久しぶりですね」

麦野「そうね、一週間ぶりくらいかしら?」

絹旗「大学生活はどうですか?」

麦野「悪くはないけど退屈ね、刺激が少ないうえに馬鹿な男が寄ってきてあしらうのが大変よ」

絹旗「ま、麦野らしいですね」

麦野「しかしまぁ・・・・」ジー

絹旗「何ですか?」

麦野「やっぱあんたが制服着てると違和感あるわね」

絹旗「そう言うと思いましたよ、私自身慣れてないんですから」

麦野「で、こんなところで会うなんて珍しいわね、この辺あんたの学校から逆方向でしょ?」

絹旗「ちょっと浜面の様子を見に行ったんですよ」

麦野「あぁ・・・いたわね・・・ で、あいつ生きてるの?」

絹旗「生意気にも生きてましたよ」

麦野「そう・・・ 悪運が強いわね」

滝壺「かみじょう、できたよ」

上条「お、そうか どれどれ・・・」

滝壺「こんな感じだけどいいかな?」

上条「おー・・・・ うまそうだな・・・」

滝壺「味見してみる?」

上条「いや、これだけいい感じにしあがっててまずいわけがないからな、お楽しみは後にとっておくよ」

滝壺「食べたらきっとびっくりする」

上条「だってよ、スフィンクス」

スフィンクス「にゃふ」

上条「こいつも楽しみみたいだな」

滝壺「ちゃんといただきますしてね?」

スフィンクス「にゃう」

上条「わかりましたってさ」

滝壺「よろしい」

それから数日

病院

滝壺「それじゃあ浜面、行ってくるね」

浜面「おう、気をつけてなー」

フレメア「おでかけ?」

浜面「ま、そんなとこだ」

フレメア「ふーん、なんだかすごく楽しそう」

浜面「ああ、最近以前よりも明るくなってきたからな、いい傾向だ」

フレメア「浜面がしらないところで楽しいことしてるにゃあ?」

浜面「俺がこんなんだからしょうがねーだろ、俺に付き合って暗い顔されてるよりはマシだ」

フレメア「ふーん」

浜面「はぁ・・・ 早く歩けるようになりてえ・・・ いや少なくとも車椅子くらいは・・・」

フレメア「車椅子って結構大変にゃあ」

浜面「だろうな、でも俺は少しでいいから滝壺と外を散歩してーんだよな」

フレメア「欲張りにゃあ」

上条「ああ、そうだ・・・・ 今日ヤる」

上条「あ?時間かけすぎ? 何言ってやがる、油断したところで襲うってのがまたいいんじゃねーか」

上条「・・・・そうだ そういうことだ、お前が辛抱たまんねーように俺ももう限界だからな」

上条「ん? ははっ 俺がそんなヘマすっかよ、心配ならお前俺の部屋のベランダにでも潜んでたらどうだ?」

上条「ああ、そうだ ・・・・・いいこと言うなお前」

上条「とりあえずは前々からの計画通りにだ。いいな?」

上条「・・・・わかった、よろしくな」ピッ

上条「さーて、溜まりに溜まった性欲を発散させてもらうとするか・・・」

上条宅

滝壺「今日は何するんだろう、昨日はすふぃんくすと遊んだしその前はお風呂の掃除だったしその前はお皿洗ったし」

滝壺「何がきてもがんばらないと、うん」

滝壺「よし」

ピンポーン

滝壺「どきどき」

ガチャッ

上条「よう、来てくれたか」

滝壺「うん、今日もよろしくね」

上条「さ、上がってくれよ」

滝壺「おじゃましまーす」

上条(あー、辛抱たまんねー)

上条「それじゃあ滝壺、今日は俺の部屋の掃除をしておいてくれないか?」

滝壺「うん、きれいにするね」

上条「ついでに留守番も頼む、ちょっと友達に借りたもの返さないといけねーからさ」

滝壺「どのくらいかかる?」

上条「二時間くらいで戻ってこれるとは思うけどさ、まあ暇だったらテレビ見るなり漫画読むなりしててくれよ」

滝壺「大丈夫、すふぃんくすが一緒だから」

スフィンクス「にゃふ」

上条「遊びまわって毛だらけにしないでくれよ?」

滝壺「むう、その発想はなかった」

上条「期待してるからな、じゃ、行ってくる」

滝壺「行ってらっしゃーい」

スフィンクス「にゃーん」

滝壺「さて、かみじょうが戻ってくる前にきれいにしないとね」

スフィンクス「にゃごにゃご」ゴロゴロ

滝壺「あ、ごめんねすふぃんくす、おそうじが終わったら遊んであげるから少し待っててね」ヒョイ

スフィンクス「にゃーう」

滝壺「すふぃんくすにはお風呂に避難しててもらって・・・」パタン

滝壺「それじゃあ徹底的にきれいにしよっと」

滝壺「って言ってもあんまり汚れてない・・・・」サッサッ

滝壺「だからと言ってあまりにも汚いのは嫌だけど・・・」サッサッ

滝壺「逆に私が汚してしまっているんじゃないかと思ってしまうほど・・・」サッサッ

滝壺「さて、見えるところはあらかたやったからあとは見えないところを・・」

滝壺「まずはベッドの下を・・・」ゴソゴソ

滝壺「ん?」バサッ

滝壺「これ・・・・」パラッ

滝壺「////////」

滝壺「えっちな・・・本・・・・だよね?」

滝壺「やっぱりかみじょうもこういうの見るんだ・・・」ペラッ

滝壺「あ・・・・・すごい・・・」ドキドキ

滝壺「これ、こうやるんだ・・・・・」ゴクリ

上条「諸君、よく今まで俺に協力してくれた」

土御門「ま、悪党の役ってのも中々楽しかったぜい」

青ピ「ノリノリやったやんか」

土御門「そういうお前もな」

青ピ「当然や、ああいう女の子を落とすのってごっつ興奮するやんか」

上条「ふっ、お前らやっぱり根っからの悪党だよな」

土御門「カミやんには負けるぜい」

青ピ「うんうん、ボクらはああいう子には興味ないからたっぷりかわいがってあげてや」

上条「本当は俺一人で楽しみたいんだけどなー」

土御門「おいおい、あいつの協力が無かったら浜面をうまく入院させるなんてことはできなかったんだぞ?」

上条「そうだよなあ・・・ でもやっぱ独り占めしたいんだよな」

青ピ「気持ちはわかるけど仲間を裏切るのはさすがに悪党といえど許されへんで?」

ガチャッ

一方「そいつの言うとおりだ まさか抜け駆けしようってンじゃねェだろうなァ?」

上条「冗談だよ、冗談」

滝壺「はぁ・・・・・」ドキドキ

滝壺「すごい・・・・こんなこと・・・・」ペラッ

滝壺「これも・・・・ここにこんなのが入るなんて・・・・」ドキドキ

キュンッ

滝壺「あ・・・・私・・・・・」

滝壺「すごくえっちな気分になっちゃってる・・・・」

滝壺「どうしよう、ここかみじょうの部屋なのに・・・」

滝壺「でも・・・これ・・・・」ジー

滝壺「目が離せない・・・」

滝壺「こことか・・・・・」

滝壺「・・・・」ゴクリ

滝壺「だめだけど・・・ちょっとだけなら・・・」シュルッ

滝壺「あ・・・・・すごい・・・肌を出すだけで気持ちいい・・・」

滝壺「こんなの・・・だめなのに・・・」シュルッ

滝壺「はぁ・・・はぁ・・・・」シュルシュル

滝壺「これ・・・やってみると気持ちいいのかな・・・?」

ガチャッ

滝壺「!!!!!」ビクッ

上条「ただいまー」

一方「じゃますンぞォ?」

滝壺「か、かかかかみじょう!!!」

上条「おいおい滝壺、服を脱いで何やってんだ?」

一方「おーおー、なンだこりゃ、帰ったら裸で女がお出迎えってなァどういうこった?」

滝壺「やっ!!見ないで!!」

上条「まさか滝壺が俺のエロ本引っ張り出して裸になってるとはなぁ・・・・」

一方「もてる男ってのはすげェな、俺もあやかりてェもンだぜ」

滝壺「ち、ちがうの・・・これ・・・」

上条(ま、ここの様子は隠しカメラでずっと観察してたんだけどな)

一方(まさか隣があの土御門の部屋だとは夢にもおもわねェだろうなァ)

上条「まさか滝壺がこんなにエッチな子だったとはなー」ガシッ

滝壺「や、やぁ・・・」

一方「おいヒーロー、俺にも楽しませてくれよ」

上条「ああ、いいぞ」

滝壺「だめっ!!こんなの嫌っ!!」

上条「おいおい、お前はこの本のこんなのを見て興奮しちまったんだろ?」

滝壺「あう・・・・」

一方「おーすっげェ、複数の男に犯されてンじゃねェか」

上条「滝壺がこういうことしたかったなんて知らなかったぜ、それならそうと言ってくれればよかったのになー」ナデナデ

滝壺「んっ!!」ビクン

一方「かるく撫でられただけで反応するなンざ、楽しませてくれそうじゃねェか」

滝壺「やだぁ・・・ こんなのだめ・・・・」ハァハァ

上条「すまねえ滝壺、俺エッチな滝壺を見てたらもう我慢できねえんだよ」

滝壺「やだっ!! やだぁっ!!」

一方「あばれンじゃねェよ、たっぷりかわいがってやっからよ」

滝壺「やだっ!! あッ!!」



滝壺「あぁぁぁぁ!!! これぎもぢいぃぃぃぃぃ!!!!」ビクンビクン

上条「おーすっげ、やっぱいつ見てもベクトル操作ってのは反則技だな」

一方「そォか?本当はこンなもン無しにイかせられンのがいいンだけどな」

上条「それはさすがに数こなさないとどうしょうもねえからなあ・・・」

一方「・・・・お互い無理があンな」

上条「彼女の束縛がきっついからなー」

一方「全くだぜ」

上条「でもそのおかげでこういう火遊びってのが楽しいんだけどな」

一方「ああ、最ッ高のスリルを味わえンだからなァ」

滝壺「はぁ・・・はぁ・・・・」

滝壺「う・・・ ぐすっ・・・」

上条「おい一方通行、見てみろよこれ」ムニュッ

滝壺「んっ!!」ビクン

一方「おー、でっけェなおい・・・」ムニュッ

滝壺「だめ・・・ 揉むの・・・」ハァハァ

上条「ここも立ってるじゃねーか」ピンッ

滝壺「やっ!!」ビクッ

一方「どォやらこの先端が弱いみてェだなァ・・・」ピンッ

滝壺「はぁっ!!」

上条「一方通行、両側から舐めてやろうぜ」

一方「いいぜ、こいつに俺たちのテクニックってやつを刻み付けてやるか」

滝壺「だめ・・・なのにぃ・・・こん・・・なのぉ・・・・」ハァハァ

上条「んー」レロレロ

一方「やわらけェ・・・」レロレロ


さるくらってるので途中で落ちたらごめんなさいってことで

ここで提案

このままだと全部やりきれないと思うので・・・・

1:前後編にわける 後編は後日スレ立ててそこで完結させる

2:落ちるの覚悟でいろんな描写を短めにしてなんとか終わらせる

どっちにしましょうか?

滝壺「あぁぁぁ・・・・・」フルフル

上条「すっげえ感じやすいんだな」レロレロ

一方「あァ、舐めてるだけだってのにこンなにいい反応してくれるなンてなァ」レロレロ

滝壺「だめなの・・・にぃ・・・・」フルフル

上条「ここが弱いんだな?力が抜けてるのがわかるぞ?」レロレロ

一方「ったくエロい体しやがって・・・」レロレロ

滝壺「んっ・・・ふぅ・・・・」フルフル



上条「さーて、俺たちももう我慢できねえからな」

一方「たっぷりと気持ちよくなろうぜェ?」

滝壺「うっ・・・・ぐすっ・・・・」

上条「さーて、はめるか」

滝壺「や、やぁ・・それだけはだめ・・・おねがい・・」

一方「何言ってやがる、ここをこンなにしておいてそりゃねェだろ?」

滝壺「やだぁ・・・はまづらぁ・・・・」

ズプッ

滝壺「いやああああぁぁぁぁ!!!!!」

上条「っふぅぅぅ・・・・いいぞ・・・・・・」

滝壺「やだっ!! はまづら以外の人となんてやだっ!! おねがいもうやめてええええ!!!」

一方「なら自分で抜けばいいじゃねェか、あン?」

滝壺「ぬぐっ!! ぬぐがらっ!! ぬぐがらからだおざえないでっ!!」

上条「あー、きもちいー」クイッ

滝壺「っぁぁぁあっ!!」ビクン

一方「ケッ、感じてやがるクセに何言ってンだかなァ・・・」

滝壺「はまづらっ!! はまづらたすけてっ!! こんなのやだよおおお!!!」

上条「とかいいながら体は正直なんだけどなー?」

滝壺「そんなことないっ!! そんなことないよぉ・・・」フルフル

一方「おい、次つかえてンだから早くしろ」

上条「へいへい、もうちょっと待っててくださいねっと」クイッ

滝壺「あっ!!」ビクン

一方「ッあァ~~~ 気持ちいィ~~~~」グチュッグチュッ

滝壺「もうだめっ!! 動かしちゃだめえええ!!!」ガクガク

上条「男に上に乗られて体震わせるなんてやっぱり滝壺はエッチな子だったんだな」

滝壺「ち、ちがうぅっ!! これちがうのおぉぉっ!!」

一方「ま、そいつはどンだけ出るかで確認すっか よっ」 滝壺「あっ・・・」

ドビュルルルルルッブビュブビュッ!!!

滝壺「あ・・・ あぁ・・・・・」

上条「おー、たっぷり出てやんの、これも滝壺がエロいからだな」ナデナデ

滝壺「ちがうぅ・・・ ちがうよぉ・・・・」グスッ

一時間後

滝壺「ひぐっ・・・ぐすっ・・・ なんで・・・ひどい・・・・」

上条「滝壺があんなことになってたからさ、ついヤっちまったんだ、本当にごめんな」

滝壺「やめてって言ったのに・・・ 嫌だったのにぃ・・・」

一方「ま、ヤっちまったもンはしょうがねェよなァ?」

滝壺「ひどいぃ・・・ ひどいよぉ・・・・」

上条「でもさ滝壺、終わったことはしょうがねーからさ、これからの事考えようぜ?」

滝壺「これ・・・から・・・?」

上条「滝壺、これ何だと思う?」

滝壺「でぃすく・・・・・ まさかっ!!」

一方「そォだ、お前が今日ここに来てたった今まで何してたかを記録してある」

上条「これを浜面が見たらどう思うだろうな?」

滝壺「お、おねがい・・・・それかえして・・・・」カタカタ

上条「そうだなぁ・・・滝壺次第かな?」

滝壺「う・・・・・」ポロポロ

滝壺「それからと言うもの、わたしはかみじょうとあくせられーたに何度も何度も・・・」

滝壺「二人は私の体がえっちだからそれを楽しむだけだって言ってたけど・・・」

滝壺「お金はたくさんもらえたからはまづらの入院費はなんとかなったけど・・・でも・・・」

滝壺「私はもうこんなことやめたい、だから私は何度も二人にお願いした、二人がやりたいことはできる限りしてあげた・・・」

滝壺「はまづら以外の人としたくなかったのにキスもいっぱいされた、何度も体を舐めまわさられた・・・ もちろんあそこも・・・」

滝壺「でもこんなことはまづらはもちろん誰にもいえない・・・」

滝壺「だから、だから私は今日もお願いするの・・・もうやめてって・・」

病院

ガチャッ

滝壺「はまづら・・・元気?」

浜面「滝壺・・・・」

絹旗「うわっ・・・滝壺さん・・・ひどい顔ですよ?」

滝壺「え、えっと・・・ちょっと悲しい映画を見たから・・・えへ・・へ・・・」ニコ

麦野「おい滝壺、何があった!?」

滝壺「だから、悲しい映画を見ただけ・・・何でもない・・・よ?」

浜面「何もないわけないだろうが!最近お前がここに来ないでメールだけで連絡すますからどうしちまったんだって話してたんだぞ!?」

滝壺「ちょと・・・忙しかったの・・・ごめ・・ん・・ うっ・・・」ポロッ

絹旗「滝壺さん・・・」

滝壺「ごめっ・・・ごめんっ・・・ごめんごめんごえっ・・はま・・づらぁ・・・・」ポロポロ

浜面「滝壺・・・泣いてたらわかんねーよ!!何があったんだよ!?」

滝壺「もうしゅぐ・・・ぢゃんと・・・ばなす・・がらっ・・・ぐすっ 少しだけ・・・・まっでで?」

浜面「な、何だよ・・・何があったってんだよ・・・」

滝壺「また・・・ 明日・・・来るから・・・」タタッ

ガチャッ バタンッ

浜面「くそっ!!何がどうなってやがんだよおっ!!」ドンッ

麦野「絹旗、追うわよ」

絹旗「もちろんこっそりですよね!?」

麦野「当たり前よ」

浜面「おい、俺も連れていってくれ!!」

絹旗「残念ですが超足手まといです、滝壺さんの行き先を確かめたら連絡しますからタクシーでも拾ってください」

浜面「くそっ!!」

麦野「焦るな、てめえは滝壺が戻って来た時にやさしく抱きしめられるように気持ちを整えてなさい」

浜面「そんな場合じゃねーだろうが!!滝壺があんなに思いつめるなんてただごとじゃねえんだぞ!?」

麦野「だ・か・ら、言ってんのよ、男ならしゃきっとしろ!」

浜面「むっ・・」

絹旗「麦野!急がないと!!」

麦野「わかってるわ!!」

上条「よう、来たか」ニヤニヤ

一方「待ってたぜェ」ニヤニヤ

滝壺「もう・・・脱いでる・・・」

上条「今日もたっぷりとその体をむさぼらせてもらうんだ、当然だろ?」

滝壺「おねがい・・・もうやめて・・・もう・・・ はまづらやみんなに嘘つきたくない・・・・」

一方「なら言っちまえばいいじゃねェか、俺たちとセックスして気持ちいいってよォ」

滝壺「ちがう!!私はあなたたちとこんなことなんてしたくない!!」

上条「ま、それはお前の体に聞いてやるとしてだ」

滝壺「くっ・・・」

一方「お前も脱げよ、まずはそれからだ」



麦野「くそっ!!見失った!!」

絹旗「このあたりにいることは間違いないんですが・・・」

麦野「しょうがない、聞き込みでもやるしかないわね、絹旗は浜面に連絡」

絹旗「わかりました!」

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