照「菫は私の嫁」(112)

立つか

立った

はよ

ほうほう

照「菫は私の嫁」

菫「いきなり何だ」

照「ただの確認」

菫「…は?」

照「菫は私の嫁」

菫「違うだろ」

照「え…」

菫「お前が私の嫁だ」

ひゃっほう

ふんふむ

照「それは違う。間違っているよ、菫」

菫「なんだと…」

照「菫が私の嫁。異論は認めない」

菫「ふん。それは逆だな。お前が私の嫁だ。異論は絶対に認められない」

照「私こそ認めない。菫は私の嫁」

菫「嫁はお前だ、照」

照「…菫の分からず屋」

菫「どっちがだ」

淡「お前らもう爆発しろよ」

淡は誰の嫁?

照「菫は私のことを分かっていない。私は家事ができない。だから主婦にはなれない」

菫「家事は私が担当する。最近、流行りの主夫というやつだ」

照「家事をやるのが嫁の勤め、それを夫に任せるわけにはいかない。だから菫は嫁」

菫「ふっ、随分と古い考え方だな。お前は時代の波に乗れていない」

照「とにかく菫は私の嫁になればいい」

菫「私は嫁にはならないぞ。お前のことを嫁には貰うけどな」

淡「いい加減、爆発しろよ」

すばらっ!すばらっ!

コークスクリュー支援ぞ!!

どちらがウェディングドレスを着るかだな

照「…菫の馬鹿」

菫「どっちが馬鹿だ。お前は何も言わず、私の嫁になればいいんだよ」

照「菫の考えの方が古い。そんな亭主関白な物言いは今の世の中では女性蔑視だと批判を浴びる」

菫「問題ない。私は女だ」

照「女だったら嫁になるのが当たり前。というわけで菫は私の嫁」

菫「お前も女だろうが」

淡「お前らさぁ、ホンマ頼むから爆発してくんね?ね?さきっちょだけだから!さきっちょだけ爆発するだけでいいから」

あわあわ・・・

すみれたそ~がウェディングドレスでてるてるがタキシードなイメージ

照「……菫は万能。私の取り柄は麻雀だけ。稼ぎは多いと思う。だから私が夫に向いている」

菫「それが古い考え方なんだよ、照。確かに私は家事が出来る」

照「おまけに容姿端麗に成績優秀の才色兼備。まさに菫は完璧超人」

菫「…余計なことは言わなくていい///」カァ

照(照れてる菫かわあい。やっぱり菫は私の嫁)

淡「」チーン

すごい読んでてにやにやするwwww
しえん

菫「ゴホン……話を元に戻すぞ。確かに私は家事ができる」

照「…うん」

菫「だがな、家事なんてのはやってれば誰もが身につくものなんだよ」

照「…そうかもしれないけれど私が家事を覚えるよりも―――」

菫「お前は何も分かっていない。良いか。よく聞け、照」

照「…なに?」

菫「家事をしたことのない嫁が新婚生活の始まり当初に苦手な家事を前に四苦八苦するのが………いいんじゃないか」

照「…なにが言いたいの?」

咲「撃墜された淡ちゃんに変わりまして宮永咲がお送りします。お姉ちゃん達もう爆発してよ」

ゴッ

かわいい

菫「今ので分からないのか、照」

照「うん」

菫「仕方ない。ちょっと例え話をしよう」

照「例え話?」

菫「新婚生活の初日、初めて台所に立ち、慣れない手つきで料理を作る私の嫁の宮永照。いや、この場合は弘世照になるのか…?」

照「それは婿入り?」

菫「……違う。お前が私の家に嫁ぐんだ。今日から弘世菫と名乗れ」

照「婿入り……」

照「うん、考えておく」

咲「もう、お願いだから爆発してよ!」

はよ

つづきはよ

宮永菫の方が語呂はいいな

咲さんも撃墜されたら次は誰が

菫「…また話が脱線したな。弘世照さん」

照「そうだね。宮永菫さん」

菫「………////」

照「………////」

菫「えーっと、どこまで話したっけ」

照「不慣れな家事をする嫁、まで話した」

菫「ああ、そうだったな。例え話を続けるぞ」

照「…うん」

菫「不慣れな手つきの私の嫁―――弘世照。レシピを見ながら、一生懸命に愛する私のために料理を作る。もちろん、最初の内は失敗するだろう。多分、料理もグチャグチャで食えたものではない」

照「……菫はグチャグチャな食べ物が好きなの?」

咲「爆発しろ。爆発しろ。爆発しろ。爆発しろ。爆発しr」

爆ぜろリアル

すみれたそ~

咲さんも撃墜されそうだな

しえ

咲さんにはピンクの人がいるじゃないですか

ふんふむ

咲さんは撃墜された者同士で淡ちゃんとくっつけばいいよ

目標にしてきた姉がバカップルになってた

菫「それは違う。その捉え方は間違いだ、照。私が言いたいのはそうじゃないんだよ。机に並んだ見た目の悪い料理の数々」

菫「それを目の前に申し訳なさそうな表情を浮かべる照は、私に意図の分からない謝罪をするんだ」

照『…ごめんね。見た目は悪いけど一応はハンバーグのつもり。……やっぱり出前を頼む?』

菫「その言葉を聞き流して私は机の上にある料理を“美味しい、美味しい”と食べるんだ。もちろん、普通は美味しいわけがない。その時にお前は“無理しないで”と言うんだよ」

菫「その言葉を聞いた私は満面の笑みを浮かべ、こう答えるんだ」

菫「照が作ったものなら例え生ゴミでも至高の料理だ、とね」

照「……すみれ」ウルッ

咲「」チーン

さきさん・・・!

咲の次は誰だ

しえ

ほしえ

菫「どうだ。家事に不慣れな嫁の素晴らしさが理解できただろう。これでもまだ私のことを嫁だと言うのか、照」

照「うん。やっぱり菫は私の嫁。それだけは変えられない真実」

菫「……お前は頑固だな。例えば包丁の使い方の未熟な弘世照が誤って指を切り、あたふたしているところに私が現れるんだ」

照「…痛そう」

菫「…大丈夫だ。その内、もっと痛いことを一緒に経験するからな」

照「??」

衣「竜巻に撃墜された咲に変わって衣がお送りするぞ。今宵は満月。衣の真の力が発揮できそうだ。有象無象の者たちよ。今すぐに爆発しろ」

しえん

ころたんイェイ~

ちょっと爆発してくる

菫「お前の右往左往する姿を見た私は血相を変え、咄嗟に駆け寄るんだ」

照「やっぱり菫は優しい」

菫「…………話を続けるぞ////」

照(やっぱり菫は可愛い)

菫「…お前の指から滲み出る血を見た瞬間にその患部を口に含むんだ」

照「…誰の?」

菫「私の」

照「………なんか卑猥」

菫「うるさい」

衣「衣の話を聞けぇー!爆発しろ!!!!!!!!」

ころたんなでなで

なんやこのバカップル…

ころたんペロペロペロペロ

照菫しえん

菫「……私が照の指を口に含み、止血する。こんなことを出来るのは照が嫁になるしかないんだ」

照「菫が嫁になっても同じなんじゃない…?」

菫「私は今さら指を切るなんて初歩的なミスは…な」

菫(たまにあるけど言わないでおこう。魔法少女を勧誘する白い獣も言っていた。聞かれなかったから言わない。そう、これは嘘ではない…)

照「菫。それでも菫は私の嫁」

菫「まだ言うか。仕方ない。こうなったら最後の手段だ」

照「最後の手段?」

衣「グスッ…ば…爆発…しろぉ…」

ふんふむ!

やはり照菫ですよ

ころたん泣かないでprpr

菫「これだ」

照「なにその紙。それが最後の手段?」

菫「婚姻届だ。夫の欄には私の名前を書いておいた。後は妻の欄にお前の名前を書くだけだ」

照「!?」

菫「これが私の最終手段。名付けて……えっと………しょ…“書面的既成事実“だ」

照「そのままだね」

菫「うるさい」

小蒔「エビフライに撃墜された天江衣さんに変わりまして私、神代小蒔がお送りします。おっ、お二人とも!爆発してください!」

また解説役が爆発してしまったか

馬鹿じゃねーの!馬鹿じゃねーのこいつら!!
もっとやれ

姫様なら...!

この人のSS、どんどん質が低くなってくね

まだまだ伸びしろがあるぞ
ポンコツ夫婦のポンコツっぷりはだらけてきた時にこそ真価が問われるもんだ

菫「これで私の勝利だ。照は私の嫁。もはや反論すらあるまい」

照「むぅ…それは卑怯」

菫「照を嫁にするためならば私は手段を選ばない。その為の卑怯は一つの手段だ」

照(どうにかしてあの婚姻届を奪い、夫の欄を私にしなくては)

照(どうすれば…)

小蒔「新しい婚姻とど―――あっ!ごめんなさい、霞ちゃん。えーっと…とっ、とにかく爆発してください!」

ポンコツ支援だし!

2人とも嫁にしたいなら誰かを旦那にして3Pにすればいいんじゃね?

照「あっ!」

菫「…どうしたんだ。私の嫁になる覚悟はできたか」

照(良いことを思い付いた。これなら…いけるかもしれない)

照「菫、ここは提案があるんだけど…」

菫「提案?」

照「そう。これは私たち二人の問答の間を取った妥協案」

菫「言ってみろ」

照「うん。分かった――――」

小蒔「……爆…発…すぅー…すぅー…」

支援

姫様寝ちゃった

ってことは・・・・(アカン)

菫「――――成程。それは思いもよらぬ妙案だ。分かった。私は照の嫁になろう。だが……」

照「……うん。分かっている。私も菫の嫁になる」

菫「……照////」

照「……菫////」

菫「―――というわけで受付のお姉さん」

照「私たちの互いの役割は双方が妻です」

菫照「「それは可能ですか?」」

役所の受付「そもそも同性同士では結婚できません」

照菫「「…え」」

―カン―

え?じゃねえよそこはごねろよ


飽きるな

オランダ行けよ

これは白糸台のチキチキ会議につながる予感

>>1は責任を取って爆発するべき

末永く爆発しろ

ちょっ…

会議まーだー

その日の夜のファミレス。。。

淡「はぁー…今日は疲れた」

咲「淡ちゃんは白糸台の麻雀部だよね。よく耐えられてるよね」

淡「部室にはたかみ先輩や亦野先輩がいるから……」

咲「ああ…流石に皆の前では普通に振る舞うんだね」

淡「ううん。そうじゃなくて、たかみ先輩や亦野先輩を身代わりに私は難を逃れてるの」

咲「最低だね」

淡「最高だよ」

衣「またタルタルソースが………グスッ」

なんか続いてた

きたー おれは>>1を信じてたぞ

照井さん!

どちらが嫁でもいいけど攻めるのは菫さんがいい

あの世界で同性婚がないとかそんなオカルトありえません

店員「ごごごごごめんなさい。許してください。すいませんでした。本当に悪気はなかったんです。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさ―――」

衣「わぁーい!タルタルソースがいっぱいだ!」

咲「良かったね、衣ちゃん」なでなで

衣「うん!」

咲(いつもなら“撫でるなー”って怒るのに、そんなにタルタルソースが好きなのかな?)

淡「ねぇ、サキ」

咲「なに、淡ちゃん」

淡「さっきからコマキが……」

小蒔「――――」パクッ

淡「次々と運ばれてくる料理を淡々と一口で食べ切ってるんだけど…」

咲(あっ、今お皿ごと食べ…)

咲「って流石にそれはダメだよ、神代さぁあああああああああん!!」

何気牌に愛されてる子ばっかの会議かぁ いいね

小蒔「あっ…すいません。寝てまし……って咲ちゃんと淡ちゃん。そんなに息を切らしてどうかしましたか」

咲「はぁ…はぁ…いっ…いや…なんでもな…い」

淡「…コ…マキ…は…気に…しないで…」

咲(止めるのに一苦労だよ。もう色々と何もかもが疲れた)

淡(というか寝ながら食事とか…平気なのかな?)

衣「このエビフライ美味しい!衣は満足したぞ」

咲「そ、そう、よかっ、たね」

咲「……ふぅ」

咲(ようやく疲れがとれてきた。こういう時に末原さんみたいな大阪の人がいれば上手くツッコミとか入れられるんだろうな…)

店員「お待たせしました。ジャンボパフェのお客様」

咲「…ジャンボパフェ?」

淡「サキ、あんなの頼んだの?」

咲「ううん。私じゃないよ」

淡「それじゃー…衣ちゃん?」

衣「衣も頼んでないぞ」

咲「まさか…」

小蒔「…?」キョトン

咲「神様が頼んだのかぁあああああああああああああ!!!もうどうするのこれ!」

淡「サキ。ここは私に任せて」

咲「淡ちゃん!こんなの一人で食べるのは無理だよ!」

淡「ふっふっ…こんな時のために助っ人を」

咲「お姉ちゃん以外の人でお願いします」

淡「それは…」

衣「衣もトーカを呼ぶぞ」

小蒔「あう、皆さん。ごめんなさい。私のせいで…こんな…グスッ…」

咲「いやっ、神代さんは別に悪くないよ。だから気にしないで」

淡「そーですよ。それにこういうのも何だか楽しい」

5LDKですよ。ここ。

五つもリビングがあるんです。凄すぎます。

多すぎて使ってないのが四つあるぐらいです。実質1LDK。

透華「―――成程。概ねの自体は把握しました」

照「ただでお菓子が食べられると聞いて」

咲「淡ちゃん。お姉ちゃんは呼ばないでって言ったのに…」

淡「この状況を打開するにはテルーの力は必要不可欠だと思って…」

淡(たかみ先輩と亦野先輩もデートらしいし……爆発しろ)

小蒔「すいません。私のせいで…」しょぼん

照「あなたのおかげでタダ菓子を食べられる。だから気にしないで」

小蒔「…照さん」じーん

いよいよ化け物の巣窟

咲「それで、お姉ちゃん。役所に行ったんでしょ?結果はどうだった?」パクッ

照「んー…とりあえず脅はk―――じゃなくて話し合いで何とか秘密裏に婚姻届を受理してくれた」パクッ

衣「このパフェの生クリームは白い。タルタルソースも白い。もしかすると衣は世紀の大発見をしてしまったかもしれない」

透華「ちょっと衣!パフェにエビフライを突っ込むのはお止めなさい」パクッ

淡「…美味しいけど何か飽きてきたよ」パクッ

小蒔「…………」パクッ

小蒔(胃が重い)ウルッ

清涼剤として末原さんが必要だな

ここで池田を投入してみよう

咲「…も…無理…うぷっ…」

淡「……な…んで…こんなにおおい…の」

透華「30人分の…パフェ…らしいです…」

衣「このエビフライあんまり美味しくない…」モグモグ

透華「それはエビフライに生クリームを付けたからですわ!」

透華(うっ…大声をあげたら余計に…)

照「流石に私も飽きてきた。杏仁豆腐が食べたい」

咲「勝手にどうぞ」

照「すいませ」

「あれ、あなたたちは確か…」

ころたん…

咲「小鍛治プロ…」

淡「小鍛治……小鍛治…小鍛治…ああっ!あのアラフォーの」

健夜「アラサーだよ!!」

衣「衣も知ってるぞ!アラフォーの…」

健夜「だからアラサーだってば!」

透華「はじめまして、小鍛治プロ」

健夜「アラサーだy…え?」

透華「?」

健夜「あっ、はじめまして」

小蒔「…小鍛治ぷろぉ」ウルッ

健夜「えーっと、神代さん。どうしたの?」

小蒔「お願いします。手伝ってください」

健夜「ちょっと待って。手伝うって何を」

咲「このジャンボパフェの完食」

淡「アラサーにはきついと思うけど…」

健夜「アラフォーだよ!―――あっ」

咲「……」ニコニコ

淡「……」ニヤニヤ

健夜「……分かったよ。私も手伝う」

小蒔「ありがとうございます!」

照(杏仁豆腐うまぁ)

つ体重計

ふんふむ

パフェ完食。。。

照「ごちそうさまでした。美味しかった」

咲「うぷっ…」

咲(私たち以上の勢いで食べてたのに何で平然としているんだろ、お姉ちゃん)

淡「もう当分パフェは見たくないよ」

淡(テルーの胃袋はどうなってるんだろ)

衣「…胸がモヤモヤする。これは何だ、トーカ」

透華「エビフライの食べ過ぎによる胸やけですわ…」

健夜「この杏仁豆腐おいしい…」

照「それは私のオススメだから」ふんす

咲&淡((この二人の胃袋はブラックホールか何かなのかな?))

小蒔「皆さん!今日は私のせいでごめんなさい!」ペコッ

咲「ううん。神代さんのせいじゃないよ」

淡「そうそう。コマキは堅く考え過ぎなんだよ。皆そこまで気にしてないよ」

衣「衣は楽しかったぞ!また皆でエビフライを食べにきたい」

透華「そうですわね。私も楽しかったですわ」

透華(ただ、あんまり目立てなかったのが残念ね)

照「すいませーん。杏仁豆腐追加お願いします!」

健夜「あっ、私も杏仁豆腐もう一つ」

咲淡衣神透「「「「「まだ食べるの!?」」」」」

二人「うん」

―もいっこカン―

槍槓!

麻雀が強いとカロリーの消費が激しいのかな?グルメ細胞みたいに

数日後。。。

健夜「こーこちゃん……」フラッ

恒子「えっ、すこやん!?どうしたの」

健夜「別に…どうも…しないよ…」フラフラ

恒子「いやいやいやいや、どうもしないわけないよ」

健夜「……」

健夜(言えない。三日は何も口にしてないなんて口が裂けても言えないよぉ)フラフラ

お・わ・り

乙でした
けっきょく食べすぎただけだったのかww

>>109
アラフォーだから運動とかしてな(ry

追いついた 乙

おつ

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