雪歩「あっ…もうこんな時間…」(121)

雪歩「朝ご飯作らないと」

p「すやすや」

雪歩「おはようpちゃん…ちゅっ」

P「んん…雪歩…?」

雪歩「あっ…おはようございますPさん」

P「俺にもちゅーはー?」ジタバタ

雪歩「もう、pちゃんが起きちゃいます」

P「雪歩…pが産まれてからガード堅くなったな」シクシク

雪歩「はうっ…泣いちゃだめですぅ」

P「じゃあちゅーしてくださいお願いします」

雪歩「もうっ…甘えん坊なんですから」

雪歩「えへへ」

とまあこんな感じで頼む

雪歩「pちゃん美味しい?」

p「うん!おいしい!」

P「pもママに似て今日も可愛いなぁ」

p「えへへ~」

雪歩「pちゃんはともかく…私はそんなに…」

P「何言ってんだ雪歩は可愛い!!」

P「可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛いぞー!!雪歩愛してるー!!」

雪歩「ひゃあっ…ぱ、パパが怖いよぉpちゃん!」

p「はうっ…ママくるしいよぉ…」

雪歩「そういえばもうちょっとで運動会だね?」

p「はぅっ…pなんかがみんなといっしょで大丈夫かなぁ」

P「大丈夫だ!パパとママも絶対応援に行くからな!」

雪歩「えへへ、pちゃんなら大丈夫だよ」

p「うぅ…」

P「じゃあそろそろパパはお仕事行ってくるな」

p「いってらっしゃいパパ!」

雪歩「気をつけてくださいね」

P「おう!pと雪歩もな」

雪歩「pちゃんもほら、学校頑張ってね」なでなで

p「うんっ」

P「でりゃー輝け俺の駿足!!」デッデッデッ

春香「で、プロデューサーさんは一体何を?」

千早「お子さんの運動会が近いんだって」

響「なんでプロデューサーが走ってるんだー?」

真「保護者マラソンに出るんだーって気合い入ってるらしいよ」

春香「雪歩情報?」

真「この間会った時苦笑しながら話してたよ」

真美「すっかり雪ぴょんも人妻ですなぁ→」

亜美「すっかり兄ちゃんも親バカですなぁ→」

春香「でもなんかいいよね、ああいうの」

P「のぅおおおお」デッデッデッ

雪歩「~♪」

ピンポーン

雪歩「はーい?」カチャ

貴音「ご機嫌如何ですか?雪歩」

雪歩「わあっ四条さん!どうぞ上がってください♪」

貴音「プロデューサーとの新居にお邪魔するのは大分久しいですね」

雪歩「事務所はどうですか?」

貴音「相変わらず、と言いたい所ですが雪歩が居ないとやはり寂しいですね」

雪歩「四条さん…ありがとうございます」

貴音「そちらはどうですか?」

雪歩「元気にやってます!pちゃんの誕生日に頂いたぬいぐるみ、あの子いつも抱いて寝てて…えへへ」

貴音「ふふ、すっかり母の顔ですね」

千早「pちゃん、今年でいくつでしたっけ?」

P「ん?7つだよ、写真見る?」

春香「わあっお姉さんになりましたねー!」

P「ふっふっふだろう?俺の天使」

律子「ついこの間までは『雪歩は俺の天使!』だったのに」

P「勘違いするな」

P「雪歩は俺の女神」

小鳥「うわぁ…とてもアラサーの台詞とは思えないぴよ…」

春香「あはは…まあむしろプロデューサーさんらしいんじゃないですか?」

千早「七五三衣装のpちゃん、かわいい…」

p「はぅ…」ぺたん

男子1「おいpのやつまたびりっけつだぞ」

男子2「ほんと運動オンチだよな」

男子3「あーあ、もうpのせいで白組負けたな」

p「はうっ…うぅ…」




p「pなんか…やっぱりだめだよ…ぐすっ」サクサク

先生「pちゃん大丈夫よ穴掘らないで頑張ろう?ほら」

p「うぅ…」

P「…」

雪歩「…」

p「…」

P(今日のpなんか暗くないか?)

雪歩(それが…どうしたのって聞いても答えてくれなくて…)

P「あー…p、今日もママのご飯美味しいなぁ!」

p「…うん」

P「…」

雪歩「はぅ…」

ピンポーン

雪歩「はーい?」カチャ

春香「やっほー雪歩」

千早「こんばんは」

美希「pどこー?ミキだよー?」

P「うおっ、どうしたお前ら」

美希「お仕事で近くを通ったからpを見に来たの!」

千早「夜分遅くすいません」

春香「えへへ、今日写真見たらpちゃんに会いたくなっちゃって」

雪歩「みんな…ありがとう、上がっていって?」

千早「pちゃん!」ガバッ

p「ひゃ…っ」

春香「あーあ千早ちゃんいつものが始まった」

美希「あー!ミキもやるー!」

千早「んあーかわいいかわいいかわいいかわいい…どうしてこんなにかわいいのかしら」スリスリスリスリ

p「はう~…くるしいよぉ千早お姉ちゃん…」

美希「pがかわいいから仕方ないの!」

p「美希お姉ちゃんもー…はうー!」

春香「あっそうだpちゃんクッキー食べる?」

p「春香お姉ちゃんも助けてよぉ…えへへ」

P「元気になったみたいだな」

雪歩「はい、みんなのおかげですね」

春香「ごめんね、すっかり遅くなっちゃって」

千早「晩御飯まで頂いてしまって…」

雪歩「大丈夫だよぉ」

P「むしろ泊まってけよ。もう終電間に合わないだろ」

千早「ですが…」

P「美希もあの状態だし」

美希「すやすや」ギュー

p「すぅすぅ」

春香「えへへすいません、それじゃあお言葉に甘えて」

P「p、ほらお布団で寝よう…って美希が全然離れん」

美希「pかわいいの~…あふぅ」

P「2人ともー風邪引くぞー」

春香「ごめん雪歩、お風呂借りていい?」

雪歩「どうぞ」

千早「折角だからみんなで入りましょう」

P「えっ!?」

千早「もちろんプロデューサーは抜きで」

春香「何考えてたんですか?」

P「失敬な!何もいかがわしいことは考えてないぞ!」

P「雪歩といつも一緒に入ってるから今日は1人で入るのが寂s」

雪歩「早くいこう!!!お風呂に入ろうみんな!!!」

千早「え、ええ」

春香「う、うん」

美希「なの」

美希「あったかいのー」

千早「広くて素敵なお風呂ね」

雪歩「いつもみんなで入るから、広く作って貰ったの」

春香「それで、プロデューサーさんと2人で入ってるの?」

雪歩「ふ、2人っきりじゃないよ!pちゃんもいっしょ!」

春香「あはは冗談冗談」

雪歩「でも、新婚の時は2人っきりだったな」

春香「雪歩?」

雪歩「初めていっしょに入ったとき、綺麗だよって…言ってくれて」

雪歩「そんなのいつも寝るときに言ってくれてるのに…お風呂で言われるとまた新鮮で…えへへ」

雪歩「それでそのまま…はうっこれ以上はいえないよぉっ」

春香「う、うん」

春香「いやーでも雪歩とプロデューサーさんが結婚するとは思わなかったなぁ」

雪歩「えへへ、そうだよね…自分でもびっくり」

千早「誕生日の日に事務所でいきなりの告白だったわね」

美希「ミキもビックリしちゃったの」

雪歩「えへへ…今までで一番の誕生日プレゼントだったな」

春香「それとクリスマスプレゼントだねー」

千早「はぁ…けどpちゃんともお風呂に入りたかったわね」

雪歩「うん、今度入ってあげて欲しいな」

美希「それじゃあ、またみんなでお泊まりなの!」

雪歩「えへへ、狭いお家でよかったら」

美希「ミキはpの隣なのー!」

千早「私もpちゃんの隣に布団を敷くわ」

春香「えー、私もpちゃんの隣がいいのに」

P「ええい!pの隣は俺のものだー!」

春香「プロデューサーさんはいつも一緒だからいいじゃないですか!」

P「やだやだpと寝るんだい!」

千早「ダメな大人の図ですね」

p「すー…ママ…」

雪歩「えへへ」なでなで

春香「とりあえず雪歩はpちゃんの隣決定だし」

千早「残り片方の枠を奪いあうということね」

美希「望むところなの!」

春香「公正なくじの結果です」ギュー

p「んー…」

千早「無念だわ…くっ」

美希「pが遠いの…」

雪歩「えへへ…みんなでこういうことするの久しぶりだからなんか嬉しいな」

春香「ふふふ、そうだね」






P「俺に至っては部屋が違うんですけどね」

P「じゃあ気をつけてな」

雪歩「ありがとうみんな」

春香「こちらこそありがとうございました」

千早「また機会があれば」

美希「眠いの…あふぅ」

雪歩「楽しかったですね」

P「そうだな…事務所に雪歩が居た時を思い出したよ」

P「…その、なんというかすまん」

雪歩「はい?」

P「もっとやりたいことあるだろうに…家事とか、子育てとかばっかりやらせて…」

雪歩「くすっ…そんなことないですよPさん」

雪歩「お家のことも、子育ても…」

雪歩「この人と、この家庭でずっと一緒にいたいって思ってるからするんです」

雪歩「私、やりたいことやってますよ」

社長「ああ…困ったなぁ」

P「どうしたんです社長?」

社長「いやね、実は今度ライブをやろうと決めていたんだが…」

P「えっ…体調を崩してアイドルが出れない?」

後輩P「すいません…アイドルの体調管理は俺の仕事なのに…」

P「そう気を落とすな、うちで他に出れる子は居ないんですか?」

社長「ああ、参ったことに765ゴールドメンバーはおろか新しく入った子達もみな忙しくてね」

P「…中止するしかないですかね」

社長「それで、ひとつ頼みがあるんだが…」

雪歩「む、むりですぅ!!」

P「だよなぁ」

雪歩「だ、だって私もうずっとステージに立ってないですし」

P「でも現状雪歩しかこの状況を打開できないんだ」

雪歩「はうっ…ライブまで後何日ですか?」

P「一週間…当初出る予定だったアイドルの子は間に合わないらしい」

雪歩「うぅ…か、考えさせてください」

P「すまん、嫌だったらちゃんと断るから」

雪歩「はぅ…後一週間じゃどうやっても振り付けも歌詞も覚えられないよね…」

雪歩「うん…無理に出て迷惑かけるより…断ろう」

p「…」トボトボ

雪歩「あれ?pちゃん?」

p「ママ…?」

雪歩「どうしたの俯いて、やなことあった?」

p「ぐすっ…p…運動会やだよぉ…」

雪歩「pちゃん…」

p「ママ…pはやくはしれないよ…みんなのめいわくになっちゃうよ…」

p「運動会の日…おやすみしていい…?いいでしょ…?」

雪歩「…pちゃん、ママと約束しよう」

雪歩「ママ…絶対諦めないで頑張るから」

雪歩「はぁ…はぁ…はぁ…はぁ…」

P「雪歩、ちょっと休もう」

雪歩「大丈夫…です…」

P「本番前に身体壊したら出ないのと同じだよ」

雪歩「…すいません」

P「いや、正直驚いてる。殆ど衰えてないな」

雪歩「えへへ…前はああ言いましたけど、本当は少しだけ、いつも練習してたんです」

P「みんなが泊まって帰った日のことか?」

雪歩「はい、もちろんあれは全部本当のことです」

雪歩「でもやっぱり…テレビでみんなを見ると…ほんの少しだけ、羨ましいって思ってました」

P「…いいと思うよ、全然悪いことじゃない」

雪歩「えへへ…だからpちゃんの為もありますけど今回のチャンス、絶対成功させたいです!」

P「だな、頑張ろう。2人で」

雪歩「はい!」

真「多分ここの振り付けはこう」

雪歩「こう?」

真「もうちょっと速め、少し硬さが目立つかな」

雪歩「うん、もうちょっとやってみる」

P「すまんな真、お前も忙しいのに」

真「全然大丈夫ですよ!一緒にアイドルしてた時みたいでむしろ楽しいです!」

P「そう言ってくれると助かるよ」

響「はいさーい!自分からの差し入れだぞ!」

P「すまんな響、ありがとう」

響「うん!自分も雪歩のライブ楽しみにしてるさー」

P「おう!絶対成功させるよ」

響「ってうぎゃー!自分もう次の仕事いかないと!じゃあねプロデューサー!!雪歩によろしくー」

P「ははは、差し入れの山だなこりゃ…本当にありがとう」

小鳥「皆様これより765プロミニライブを開始いたします」

p「ママがでるの?」

P「ああ、特等席で見ような…ママの頑張る姿」

小鳥「まず、今回登場の予定だった弊社のアイドル○○が本日こちらに来れなかったことを深くお詫びいたします」

客1「代わりの子誰かな?」

客2「拙者の勘が正しければ△▽たんでござろう」

客3「裏をついてゴールドメンバーとか…」

客4「ねーよw765黄金期メンバーのチケットがこんな端金で買えたら奇跡だわ」

客5「端金ってお前セレブだな…○○のチケット取るだけで大分苦労したぞ俺は…」

小鳥「今回のゲスト!本日限りのアイドル復帰、雪歩さんです!」

会場「なん…だと…?」

雪歩「何度も言えるよ」
キャーキャーワーワー

雪歩「大好きだよ♪」

キャーキャーワーワー

雪歩「あの…ありがとうございましたぁ!」



客1「まさかの大穴だったな~」

客2「いいもの見れたでごさる」

客3「見て!俺の勘当たった!すごくね?俺すごくね?」

客4「」

客5「可哀想に、コイツ驚きすぎて気絶してやがる」



雪歩「えへへ…できたよpちゃん…ママ、最後まで頑張ったよ…」

P「ん…?もうこんな時間か…」

雪歩「すー…すー…」

P「雪歩がまだ寝てるなんて珍しいな」

P「…昨日は頑張ったもんな」



P「おし、軽くみんなの朝食も作ったし、日課のマラソンを始めるか!」
P「見てろよ先生チーム!pと雪歩に惚れ直してもらうもんげ!」

p「…パパ」

P「おや?早いなp、もう起きたのか?」

p「pも走る」

P「…そっか」

P「よーし、今日から運動会までパパと練習だ!」

p「うん!」

雪歩「あれ?2人ともどこ行ってたの?」

P「ちょっとな!」

p「ちょっと…」

雪歩「そうなんだ、ごめんねママ少し寝坊しちゃって…今からご飯作るから」

P「ふふふ…ご飯は既に作ってあるのだよ」

雪歩「あ…本当ですぅ」

P「惚れ直した?」

雪歩「えへへ、もうこれ以上惚れられないですよ」

P「うひー!今日も雪歩は最高だぜ!」

P「さてそれでは今日という休日をどうするか決めよう」

雪歩「天気もいいですしお散歩に行きましょう」

p「いきたい」

P「ではピクニックに行くぞ2人とも!」

雪歩「わーいですぅ」

p「わーい」

P「みんなでサンドイッチを作る!pはパンを挟む役、雪歩は具を作る、俺はパンを切る!」

雪歩「このあたりでお昼ご飯にしましょう」

P「よっしゃシートその他の設置はまかせろ!」

p「はうっ…寒いよぉ」

雪歩「えへへ、pちゃんママのコートに入っていいよ」

p「はふー…ぬくぬく」

P「パパもぬくぬくしたい!」だきっ

雪歩「はうっ…パパはシートを引いてくださいぃ」

p「あついー」

P「うーんぬくぬくぬくぬく」

黒井「何をやってるんだ貴様たちは」

P「あっ黒井社長」

雪歩「ひゃうぅっ…恥ずかしいところを見られちゃってるよぉ」

P「よしよし見せつけたれ見せつけたれ」スリスリぬくぬく

黒井「別にお前たちの乳繰り合いなんぞどうでもいい…まったく、高木のやつを見なかったか?」

P「いえ、社長もこっちきてるんですか?」

黒井「ウィ、冬には外で熱燗に限るとかなんとか訳の分からんことを抜かしてな」

P「まあせっかく和解したんですし仲良くやってくださいね?」

黒井「ふん、お前に言われんでもわかっている」

黒井「それよりpは将来的に961に入れるんだろうな」

P「いやーまずこの業界に触れさせるのかとかそのあたりはpの意思に任せようかと思ってます」

黒井「いいか、業界にでるのなら961だぞ。わかったな」

P「考えてはおきます」

雪歩「ただいまですぅ」

P「ただいまー」

p「まー」

P「黒井社長が教えてくれた洋食屋、やすい割に凄い美味しかったな」

雪歩「はいっ!黒井社長って高いものしか食べないのかと思ってましたぁ」

P「うーむそれにしてもたくさん遊んで汗かいたな」

雪歩「じゃあお風呂入りましょう」

p「さんせー!」

P「よーしp、パパとどっちが長く入ってられるか勝負だ!」

p「うん!」

雪歩「2人とも無茶しないでね?」

P「ふいーあったかい風呂は最高だ」

雪歩「pちゃんかゆいところはないですかー?」ワシャワシャ

p「なーい」

P「p、ママと洗いっこいいなー」

雪歩「えへへ、パパは男の子だからダメです」

P「わかってるけど寂しい」シクシク

雪歩「pちゃんもうすぐ運動会だね」

p「うん…」

P「大丈夫、残りの期間パパと頑張ろうな」

p「うん!」

雪歩「pちゃんならきっと大丈夫だよね」なでなで

p「ママ…p頑張るよ」

p「すーすー」

雪歩「寝ちゃいましたね」

P「この川の字スタイルで寝るのももう七年目かぁ」

雪歩「あっという間です」

P「まったくだな~ふふふ」

雪歩「えへへ」

P「p…一等賞、とれるといいな」

雪歩「もし一等賞じゃなくても…私は褒めてあげたいです」

P「そうだな…こんなに最近頑張ってるんだから」

運動会当日

雪歩「はうっ…緊張してきたよぉ」

春香「雪歩ー」

千早「体操着姿のpちゃんはどこ?」

真「応援にきたよ!」

P「みんな…忙しいだろうに」

伊織「pは私たちの娘みたいなものなんだから見に来るわよ、当然でしょ?」

社長「今日のためにいいカメラを持ってきたんだよ」

小鳥「私にとってもpちゃんは『妹』みたいなものですからね!」

律子「やけに妹を強調しますね」

真美「あっ…pが出てきたよ→」

亜美「うあ→緊張するよ→」

やよい「大丈夫ですーpちゃんは強い子ですからー」

P「頑張れよp」

雪歩「pちゃん…」




p「…」

男子1「あーpの出番かぁ」

男子2「どうせビリだからなぁ」

男子3「白組まけたわ」

先生「位置について、よーい」

ぱんっ

実況「えー只今始まりましたるは低学年トラック一周走です」

実況「実況は六年女子1声がでかいと言われる私がお伝えいたします!」

実況「おっと最下位はpさんですね」

p「はぁ…はぁ…」

実況「だいぶ苦しそうです、大丈夫でしょうか!」

p「はぁ…はぁ…っ」

p「はぅっ…追いつけない…」

p「ごめんね…ママ…」

実況「おっとこれは…?何か聞こえます!どこかで聞いたことがあるような?」

真美亜美「p→頑張れ→!」

真「pー!」

伊織「諦めないで走んなさい!」

律子「ファイトよー!」

あずさ「頑張って~!」

やよい「ファイトですー!」

響「pー自分も応援してるぞー!」

貴音「最後まで、自分を信じるのです」

美希「大丈夫!pならもっとキラキラできるのー!」

千早「pちゃん、頑張っていてとてもかわいいわ」

春香「まだ終わってないよ!前を向いて!」

小鳥「小鳥『お姉ちゃん』も応援してるぴよー!!」

社長「頑張りたまえよ、キミー」

黒井「おまえの力を見せてやるのだ!」

冬馬「なんつーか、頑張れよ。やればできるんだからよ」

翔太「そうそう、頑張ればいいと思うよ」

北斗「キミの瞳に…チャオ☆」

愛「どっかーんと頑張ってくださーい!」

涼「大丈夫だよ、一歩一歩進もう」

絵理「大逆転…?」

実況「なんということでしょう、謎のグラサン帽子軍団がpさんにエールを送っています!」

p「…っ」

P「pー!」

雪歩「pちゃん!!」

実況「さあ頑張れpさん!なんだかよくわかりませんが今会場はすべて君の味方だー!!」

p「…っ!!」

実況「さあpさん走る走る!!結果はー!!」

p「ごめんね…だれもぬけなくて」

男子1「べ、べつにいいよ」

男子2「それよりあのグラサン軍団なんだよ、すげーじゃん!」

男子3「最後まで走りきるなんてやるじゃん」

p「あ…えへへ…」

男子共(やっぱりかわいい)



P「頑張ったなぁ…頑張ったなぁ…」

雪歩「はい…はい…ほんとうに…」

千早「…一等賞はとれませんでしたね、残念です」

春香「でもほら、あんなに誇らしげに旗を持ってるよ」

小鳥「健気で泣きそうぴよ…うう」

社長「うむ、競技に負けて、勝負に勝った…というところかな」

P「よし、pも頑張ったし…俺が華麗に一位を取ってくるぞ!」

p「がんばってねパパ」

雪歩「がんばってくださーい!」

社長「さて帰って仕事だよ諸君」

みんな「はーい」

黒井「よし帰るぞおまえたち」

ジュピター「へーい」

愛「あっもうこんな時間です!」スタスタ

涼「じゃあ僕たちもこれで失礼します」スタスタ

絵理「pさんの努力に…乾杯?」スタスタ

P「なん…だと?」




実況「ついでにpさんの父兄さんは10人中10位だったそうです」

p「ん…えへへ…」

雪歩「くすっ…笑ってます」

P「いい夢みてるのかな?」

雪歩「えへへ…そうですね」

P「どんな夢、見てるんだろうな」

雪歩「ちょっとだけ、覗いてみたいです♪」



『それでは登場して頂きましょう!765プロが誇る母娘アイドル!Pエンジェルのお二人です!!』

キャーキャーワーワー

雪歩『皆さん今日はありがとうございます』

p『今日もお母さんといっしょに頑張りたいと思います!!』


p「すー…えへへ」

行き当たりばったりでやってみた
おちまい

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