平塚「そろそろ結婚しようと思う」 (26)

平塚「と言う訳で、奉仕部諸君、何かいい案は無いか?」

八幡(なりふり構わなくなってきたなこの人)

雪乃「あの…話の意図が良く分かりません」

平塚「そうか、説明不足だったか」

平塚「ふと思ったんだ。ほら?私ももういい年だろ?周りのほとんどは家庭に入り、子どもまでいる」

平塚「このままじゃ、手遅れになるんじゃないかと」

雪乃「なるほど、要はどうすれば結婚できるか、何でもいいから協力しろと」

平塚「うむ、話が早くて助かるな」

雪乃「簡単な事ですね」

平塚「なに!?本当か?」

雪乃「比企谷君!」

八幡「何だ…?」

雪乃「あなた、確か専業主夫希望だったわよね」

八幡「ん?何だって?」

雪乃「ちょうどいいじゃない。あなたも平塚先生も」

平塚「そうか!比企谷がいたか!」

八幡「は?」

平塚「灯台下暗し…よく言ったものだ」

八幡(俺、まだ何も言ってないんすけど…)

八幡「ちょ、待って」

平塚「何だ?入籍の日取りか?」

八幡「いやいや、可笑しいでしょ。大体、俺まだ何も言って…」

平塚「ええい!男なら男らしく潔くするんだ!」

雪乃「平塚先生おめでとうございます」

平塚「雪ノ下、世話になったな」

平塚「では、帰るとするか、私たちの愛の巣に」

http://2sen.dip.jp/cgi-bin/upgun/up1/source/up74894.jpg

>>15
続きはよ

~平塚宅~

平塚「さぁ、入れ」

八幡「……」

平塚「何だ?元気がないぞ?」

八幡(なんだかんだで連れてこられてしまった…)

八幡「いえ…別に…」

平塚「そうか、夫が元気ないと私まで落ち込んでしまうからな」

平塚「そうだ!八幡、ちょっと家の外で待っててくれ」

八幡「?」

平塚「それで、私が合図を出したら入って来てくれ」

八幡「何考えてんだか…」ハァ

八幡「常日頃から誰か貰ってやってくれって思っていたが、まさか自分が貰いそうになるなんて…」



イイゾー



八幡「……開けてはいけない気がしてきたな」

八幡「くっ…この扉を開けてしまったらもう、戻れない気がする」グッ


ハヤクシロー


八幡「どうする?このまま逃げるか?」


ハチマーン


八幡「えーい、ままよ!」ガチャ

平塚「お帰り、あなた。ご飯にする?お風呂にする?それとも、あ・た…ごほっ」

八幡「oh…」

平塚「す、すまん。慣れていなもんで失敗してしまった」

八幡「いや、そういう問題じゃ…って何で裸エプロンなんすか?」

平塚「嬉しいだろ?喜んでいいんだぞ?」

八幡(嬉しいっていうか、無理するなよ……まぁ、良いもの見れたからいいけど…)

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom