蛍「センパイ...泊まっていきませんか?」 (69)

蛍家

小鞠「うわ、急に降りだしたよ...傘持ってきてないのに」

蛍「天気予報じゃ晴れだったはずですけど」

小鞠「もー!どしゃ降りじゃない!嘘つきー!」

蛍「通り雨ですよきっと、帰るころにはやみますよ」

小鞠「だといいけどなぁ...」

............

小鞠「あ、話してたらもうこんな時間」

蛍「ほんとだ、雨...やんでませんね」

小鞠「うーん、蛍傘借りてもいいかな」

蛍「あ、じゃあお母さんに車で送ってもらうよう頼んでみます」

小鞠「そんな、悪いよ。傘貸してもらえば帰れるからさ」

蛍「うーん...でも...そうだ!明日は日曜ですしお泊まり会しませんか!」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1389533119

初投稿で見苦しいところなどあるかもしれませんがよろしくお願いします

小鞠「お泊まり会!家に電話してみないとだけどいいかも!」

蛍「私もお母さんに聞いてみますね!」

......

蛍「お母さんお泊まり会いいよって!」

小鞠「じゃあ電話借りてもいい?お母さんに聞いてみる」

...

小鞠「おばさん、うちのお母さんが代わってって」

小鞠「蛍、うちもOKって!...もう晩御飯の下拵えしてるのにってぐちぐち言われちゃったけど...」

蛍「あ...あはは...でもセンパイとお泊まり会だー、わーい」

小鞠「わー、シチューだー!うち和食多いから久しぶり」

蛍「えへへー、私シチュー好きなんです」

小鞠「おばさん、シチュー美味しいです!」

蛍母「あら、ありがとうね」

小鞠「おばさんお料理上手でいいね、蛍」

蛍母「うふふ、そう言ってくれると作った甲斐もあるわね」

蛍「センパイのお母さんのご飯も美味しかったですよ」

小鞠「そっかな、また今度食べに来なよ」

蛍「はい、是非!」

蛍「センパイ、着替えこれ使ってください」

小鞠「ありがと、サイズは...大丈夫そうだね...これ蛍の?去年のかな...?」(死んだ魚の目

蛍「え...はい、去年の...です(ごめんなさいセンパイ...3年生の時のです」

小鞠「そっかー...1年で...私だって成長期がくれば...ブツブツ」

蛍「あ、あの、しぇんぱい!お、お風呂一緒に入りませんか、家建てるときお風呂大きめにしようって、二人で入っても余裕なんですよ!」

小鞠「え!?あ!うん、そうだね、一緒に入ろうか!」

小鞠「...うう"ぁあ」

蛍「せ、センパイ?」

小鞠「ううん...なんでもないよ...そうだよね...蛍ならブラ必要だよね...」ジー

蛍「あ、あの、そんなに見られると恥ずかしいっていうか」

小鞠「は!ご、ごめん、入ろっか!」

小鞠「頭洗ってあげようかー?」

蛍「え!?お、お願いします!」

小鞠「まっすぐで綺麗な黒髪だよね、うらやましいなぁ」ワシャワシャ

蛍「そうですか?ありがとうございます、でもセンパイの髪も長くて癖毛なとこ、かわいくていいと思います」

小鞠「そう?寝癖とか髪のセットとかめんどくさいよー?」

蛍「でもとってもかわいいです!」

小鞠「え、えへへ、そっかな?ありがとね蛍」

蛍「じゃあ交代でセンパイの髪も洗ってあげますね」

小鞠「うん、お願い」

小鞠「浴槽二人で入っても足のばせるね、うちじゃ無理だよ」

蛍「お母さんが家建てるときに広いお風呂がいいって」

小鞠「そうなんだ、それにしても...」ジー

蛍「?どうしたんですか?泡とか残ってます?」

小鞠「い、いやそういう訳じゃないけど(やっぱり大きいなぁ」

蛍「?」

小鞠「蛍...触っていい?」

蛍「え?はい...え?何を...ひゃん!」

小鞠「柔らかい...おっきい!どうやったらこうなれるの!?」モミモミ

蛍「あ、ちょっと!しぇんぱい...や...くすぐった...ひん!」

小鞠「うぅ...これ欲しい...ちょうだい!」モミモミモミモミ

蛍「や!しょ、しょんな...欲しいだなんて...んん!しぇんぱいこれ以上は!」

.........

小鞠「ごめん蛍...つい我を忘れて...」

蛍「いえ...その...ちょっと恥ずかしかったけど...センパイなら...」

小鞠「はぁ...半分でもあれば...」ペタペタ

蛍母「お客さん用の布団だすわね」

蛍「私はセンパイと同じベッドでも大丈夫だけど...」

小鞠「蛍がいいならいいけど、狭くない?」

蛍「いえ!狭くなんかないです!お話しながら一緒に寝ましょう!」

小鞠「う、うん」

蛍母「そう?それなら一応掛け布団だけ出しとくけど、二人ともあんまり夜更かししないようにね?」

蛍「はーい」

小鞠「はい」

小鞠「でさ、夏海ったら瓦はがして投げたりしてさ」

蛍「夏海先輩、昔からいたずらっ子なんですね」

小鞠「そうなのよ、それで巻き添えでアルマゲドンなんだから困ったもんよね」

蛍「あ、アルマゲドン?」

小鞠「うん、夏海がいいだしたんだけどさ、あの子ったら怒られてる最中に...」

......

小鞠「ふぁぁ...」

蛍「もう11時前ですね、そろそろ寝ましょうか?」

小鞠「ん...そうだね、そうしようか...ふぁぁ」

蛍「おやすみなさい、センパイ」

小鞠「おやすみ、蛍」

.........

.........ムギュ

...

小鞠「ん...んむ......」

小鞠(まだ暗い...夜中に目覚めちゃったか、自分の家じゃないからかな?...ん?あれ蛍に抱きつかれて...って顔近ぁ!?)

蛍「すぅ...すぅ...」

小鞠(寝てるみたいだけど...抱きつき癖でもあるのかな?でも学校泊まった時はそんな事なかったよね)

小鞠(...近くで見るとやっぱり蛍美人さんだなぁ...寝顔もかわいい
とってもいい子だし、大人だし、いいなぁ...さっきから胸に柔らかいのも当たってるし...うわっ!ここからだとパジャマの隙間から見える!おっきさがよくわかる!うぅ...いいなぁ...いいなぁ!)

蛍「んん...しぇんぱい...えへへ...すぅ...すぅ...」

小鞠(私の夢みてるのかな?まぁ蛍だって雪ではしゃいだり飴ですごく喜んだり、今だって私に抱きついて子供っぽいところ結構あるよね、私がセンパイとしてちゃんと面倒みてあげないとね)ヨシヨシ

蛍「えへへ...」

......

......

蛍「ぅ...んん...」

蛍(朝...だぁ、わ!朝からセンパイのお顔が目の前に!...あ、そっか昨日はお泊まりだったんだ、朝からセンパイの顔見れて嬉しいなー
あれ...?うわわ!センパイに抱きついちゃってる!?最近こまぐるみと一緒に寝てて抱きつき癖ついちゃったのかな!?でも本物のセンパイいいなぁ、いいなぁ)

蛍「んんー!」ノビー

小鞠「ん...ほた...る?」

蛍「あ、起こしちゃいましたか?まだ寝てて大丈夫ですよセンパイ」

小鞠「ぅん...」モゾモゾ

小鞠「すぅ...」

......

......
蛍家台所

小鞠「おはようございます」

蛍母「おはよう、小鞠ちゃん」

蛍「おはようございます、センパイ」

小鞠「おはよう、蛍」

蛍「もうすぐご飯できますからね」

小鞠「蛍が作ったの?」

蛍「全部ではないですがお手伝いしました!せっかくセンパイがいるから作りたいなって」

小鞠「ありがとね、蛍、運ぶのとか手伝うよ」

蛍「あ、いえそんな、センパイはお客様ですし」

小鞠「いいのいいの、気にしないで」

蛍「はい...じゃあ、お願いしますね」

蛍「このオムレツ、私が作ったんですよ!」

小鞠「へー、形もきれいだし美味しいよ、蛍はいいお嫁さんになるね」

蛍「え!?そ、そそそうですか!?えへへ、お嫁さんかぁ」

蛍母「あらあら、じゃあまた手伝ってもらって料理の練習するかしら?」

蛍「うん!する!」

蛍父「...」

小鞠(おじさんがなんかすごく難しい顔してる...)

小鞠「今回はお世話になりました、ありがとうございます」

蛍母「いえいえ、また遊びに来てね、賑やかで楽しかったわ」

小鞠「はい!蛍も今度うち泊まりに来なよ」

蛍「はい!是非!(センパイの部屋でお泊まり、センパイの部屋でお泊まり!」

小鞠「じゃあ蛍、また午後に」

蛍「はい、また後で」

蛍家お泊まり編、書き溜め分は以上です
続きの越谷家お泊まり編を考えてますが、希望や反応を見つつ書き溜めて書き込もうと思います

よし、ここからほたるんの本領発揮だな

いいな~
ほたこまいいな~

綺麗な蛍かサイコレズ蛍か

こまちゃんブラすら要らんのか…

>>18
ほたるんの本気はまだまだですよ

>>19
ほたこまいいね~

>>20
割ときれいな蛍の予定です、最後どうなるかは気分次第だけど

>>23
こまちゃんがブラしてるかどうかは定かではありません
つけ始めた年齢に驚いてるだけの可能性もあります
仮に着けてないとしても高校生になればきっと買ってもらえるでしょう
あまり追及すると泣いちゃうかもしれないのでやめてあげましょう

......
蛍家お泊まり会よりしばらく後、テスト明けの土曜日

蛍「今日は先輩の家でお泊まり~♪」

蛍母「蛍ちゃん、これお土産と挨拶忘れずにね」

蛍「うん、じゃあいってきまーす」

蛍母「気をつけていってらっしゃい」

......
越谷家
ナツミ!!アンタコノテストナンナン!?
ゲッ!?ミツカッタ!?
ニーチャンタチハチャントミセニキテルノニアンタハ!!コラ!チョットマチンサイ!!

蛍「こ...こんにちは~...」

小鞠「あ、蛍いらっしゃい、ちょっと騒がしくてごめんね...また夏海がさ...」

蛍「あー...夏海先輩...テスト一桁でしたもんね...」

小鞠「なんていうか...ほんとごめん...みっともないとこ見しちゃって」

夏海「あ、ほたるん来てる!ナイスタイミング!」

雪子「あら、蛍ちゃんいらっしゃい、今日はゆっくりしていってねぇ」

蛍「あ、お邪魔してます、これお母さんからお土産です、今日はよろしくお願いします」

雪子「もう、こんなん別にいいのに、ありがとうね」

夏海「イマサラネコカブッタッテ...(ボソ」ム"グュー

雪子「夏海は遊ぶ前にちょっとお話な」

夏海「そんな!?うちだけ除け者!?」

雪子「...」ム"グュー

夏海「...はい、お話うかがいます......イッテー」

雪子「後でお茶持ってくからお姉ちゃんの部屋いっといてね」

蛍「は、はい、ありがとうございます」

......
越谷家
ナツミ!!アンタコノテストナンナン!?
ゲッ!?ミツカッタ!?
ニーチャンタチハチャントミセニキテルノニアンタハ!!コラ!チョットマチンサイ!!

蛍「こ...こんにちは~...」

小鞠「あ、蛍いらっしゃい、ちょっと騒がしくてごめんね...また夏海がさ...」

蛍「あー...夏海先輩...テスト一桁でしたもんね...」

小鞠「なんていうか...ほんとごめん...みっともないとこ見しちゃって」

夏海「あ、ほたるん来てる!ナイスタイミング!」

雪子「あら、蛍ちゃんいらっしゃい、今日はゆっくりしていってねぇ」

蛍「あ、お邪魔してます、これお母さんからお土産です、今日はよろしくお願いします」

雪子「もう、こんなん別にいいのに、ありがとうね」

夏海「イマサラネコカブッタッテ...(ボソ」ム"グュー

雪子「夏海は遊ぶ前にちょっとお話な」

夏海「そんな!?うちだけ除け者!?」

雪子「...」ム"グュー

夏海「...はい、お話うかがいます......イッテー」

雪子「後でお茶持ってくからお姉ちゃんの部屋いっといてね」

蛍「は、はい、ありがとうございます」

小鞠「全く夏海ったら、普段勉強しないからああなるのよ」

蛍「あはは...テスト前も毎日うちかれんちゃんとこに遊びに来てましたしね」

小鞠「うちにいたら勉強しろっていわれるから抜け出してたんだよ...はぁ」

蛍「ずいぶん静かですけど夏海先輩大丈夫でしょうか?」

小鞠「蛍がいるから声抑えてるんだよ、その分静かにじっくりせめられてるねきっと」

蛍「えと...悪いことしちゃったでしょうか?」

小鞠「蛍は気にすることないよ、勉強しなかったあいつの自業自得なんだから」

蛍「は...はい...センパイはテスト何か言われたんですか?」

小鞠「英語が悪くてちょっと小言もらっちゃったなぁ...他はまぁまぁだったんだけどねー」

蛍「英語難しいんでしょうか...小学生にはありませんし...」

小鞠「覚えることいっぱいで大変だよー、夏海じゃないけど日本語話せればいーじゃんってね」

夏海「ねーちゃん、ほたるん...お茶とほたるんからもらったでっかいバームクーヘンだよー...」

蛍「あ...夏海先輩」

雪子「蛍ちゃんお土産ありがとうねぇ、ゆっくりしていき」

蛍「はい、ありがとうございます」

雪子「じゃあ兄ちゃんとこにも持ってくから、夏海は宿題ちゃんと自分でやっとくんよ」

夏海「はい、やっておきます!」

...

夏海「はぁー、ほたるんのおかげで早く解放されたよ、助かったー、宿題は後でやるもんねー」

小鞠「あんた...また怒られるよ...」

夏海「まぁまぁ、おー!ほたるんの持ってきたバームクーヘンうめー!」

小鞠「全く...あ、ほんとだこれおいしー」

蛍「あれ、お茶とバームクーヘン1つ多いですね」

夏海「ああ、このみちゃんがすぐくるってさ」

このみ「こんにちはー、皆揃ってるねー」

夏海「れんちょんは駄菓子屋とかず姉と一緒に町の方出掛けてるけどねー」

このみ「へー、何しに?」

小鞠「なんだっけ?グレートマン?のショーがデパートであるんだっけ」

蛍「はい、私がれんちゃんに先週町に買い物に行ったときにポスターを見たって言ったら、駄菓子屋さんと先生に頼み込んで買い物のついでにって連れていってもらうことになったって」

このみ「なるほどねー、じゃあここはお姉さんばかりだし大人な話しようか」

蛍「え...あの、まだ小学生...」

このみ「あ、そうだった、小鞠ちゃんごめんねー」

小鞠「どういう意味だー!」

このみ「なっちゃんもいるし恋話にリベンジだ!」

夏海「ちょ!?なんでうちがいるから!?」

このみ「まぁまぁ、いいからいいから、さぁ小鞠ちゃんから!前回の雪辱を果たすんだよ!」

小鞠「え!?え!?その...あの...えと...........................なふ」

このみ「うん、汚名挽回だね!なっちゃんはおにいち...」

夏海「わー!わー!ちょ、待ってこのみちゃん!それはなし!やめて!」

小鞠「夏海は初恋してたね...お兄ちゃんだけど...夏海もしてるのに私は...」

夏海「ぎゃー!ねーちゃん、ちょっと!」

蛍「え!?夏海先輩...卓先輩のこと...」

夏海「......ほたるん...お願いします...忘れてください...」

このみ「越谷姉妹ダメだなぁ、二人とも戦闘不能だよ」

小鞠「このみちゃんのいけず...」

夏海「あのビデオ...処分しよう...早く処分しなきゃ...」

このみ「仕方ないなぁ、ここは本命の蛍ちゃんに話していただこう!」

蛍「ええ!?この流れでですか!?」

小鞠「蛍もしてないってこないだ言ってたじゃん!」

蛍「...そ、そうです...よ?」

このみ「いやいやいや、確かに蛍ちゃんは恋してないのかもしれない...でもね!こんなに美人さんだからね、東京にいるとき何回も告白されてるよ!」

小鞠「!?...ほ、蛍...?嘘だよね...告白なんてイベント...」

蛍「............」

小鞠「蛍ー!?」

蛍「え...えと...でも全部断りましたし、付き合うとか...よくわからないので...」

小鞠「...」

このみ「それで?それで?どんな告白されたの!?」

蛍「えっと...ラヴレターとか...」

このみ「王道だねー」

蛍「呼び出されて直接とか...お祭りの途中でとか...」

このみ「あ...あれ?」

蛍「なぜか女の子の友達に本命っぽいチョコもらったり...た、多分冗談だと思いますが」

小鞠「女の子から!?」

このみ「ち、ちなみにそれ全部で何回くらい?」

蛍「10回ちょっと...でしょうか」

このみ「予想以上だよ...お姉さんびっくりだ...最年少に全員圧倒されちゃってるよ」

小鞠(た、確かに蛍は美人さんで料理も上手でいい子だけど...子供っぽいところもある子で...それに女の子からもなんて!?どういうこと!?どういうこと!?)

卓「...」スッ

夏海「あ、兄ちゃん...」

卓「...」

夏海「え、ほたるん?」

卓「...」コク

小鞠「...............お、お兄ちゃん蛍に何するつもり!?」

卓「!?」

小鞠「よ、呼び出して、こ、ここここ...」

卓「...」

夏海「え?母ちゃんが?ほたるんのお母さんからの電話か」

卓「...」コクコク

小鞠「...へ?」

蛍「え?あ、はい、わかりました」

蛍(あれ?またこのみさんの話してない、共学の高校行ってるのに)

続きは多分夜に

正直に言うとこのみちゃんのテンション間違った
基本起伏なく瞬間的にテンション高くなる子なのにスイッチ入りっぱなし...誰だこれ
眠かってん...眠かってん...

書いてる途中で寝ちまいました、ごめんなさい




......
蛍「戻りましたー」

小鞠「おかえりー、何かあったの?」

蛍「いえ、おばさんへの挨拶ついでに少し、何でもなかったですよ」

小鞠「そっか、それなら良かった」

蛍「ところであれは何を...」


夏海「このみちゃんそれ返してー!」

このみ「ダメだよー、思い出を処分なんて」

夏海「それだけは...それだけは~」

このみ「だーめ、そんなことするならメガネ君に保管してもらうよー」

夏海「!?」


小鞠「......なんていうか...そっとしておいてあげて」

蛍「は、はぁ...」

小鞠「それよりさ、このワンピースこの間買ったんだけどさ」

蛍「わ、かわいいですねー」

......
小鞠「あ、ご飯作り始めたみたい、ちょっと手伝ってくるね」

蛍「あ、じゃあ私も」

小鞠「いいからいいから、蛍はこのみちゃん達と遊んでて」

蛍「え、でも...」

小鞠「大丈夫だから待っててね」

蛍「...はい」

...

小鞠「...」

夏海「......ねーちゃん...このところどころ黒い卵焼きは...?」

小鞠「...」

雪子「なんで兄ちゃんは料理できるのに娘二人はダメなんだろうねぇ」

小鞠「...このあいだ蛍の家に泊まった時、蛍にオムレツ作ってもらったから私も作ってあげようと思ったのに...」

蛍「せ、センパイ!これくらいなら全然大丈夫ですよ、いただきます!」

小鞠「いやでも...無理しなくても」

蛍「いただきます!」パクッ

小鞠「あ...だ、大丈夫?」

蛍「はい、大丈夫ですよ、香ばしくて美味しいです」

小鞠「そ...そう?甘い卵焼きだったんだけど」

蛍「あ、はい、甘さもあって美味しいです、甘い卵焼き大好きなんです」

小鞠「そ、そっか!良かった!」

蛍「」キュン

雪子「蛍ちゃんほんとにいい子やね...」

夏海「ほたるん、ウチ卵焼きは塩派だからあげるよ」

蛍「え?あ...はい...」

雪子「............」

雪子「蛍ちゃん、料理できるんよね」

蛍「い、いえ、お母さんの手伝いでやってるくらいでそこまでは...」

小鞠「そんなことないよ、前のお弁当もオムレツもすごく美味しかったし」

蛍「そうですか?えへへへ、嬉しいです」

雪子「蛍ちゃんに嫁に来てほしいくらいねぇ」

蛍「!!センパイのお嫁さん...」

このみ「蛍ちゃんなら私も嫁に欲しいなー」

小鞠夏海「.........」

卓「...」

小鞠と夏海の視線がなんか怖かった 卓談

......
雪子「お風呂沸いたから入りんさい」

小鞠このみ蛍「はーい」

雪子「あれ?夏海はこっちおらんの?」

小鞠「夏海は自分の部屋で何かすることあるって」

蛍「私たちのほうで先入っちゃいましょうか」

このみ「そうだねー」

小鞠このみ蛍(今ごろ焦って宿題しにいったのは黙っててあげよう...)

雪子「着替えとか大丈夫?」

蛍「はい、ちゃんと持ってきました」

このみ「持ってきてまーす」

雪子「じゃあお風呂熱いうちに入んなー」

蛍「誰から入りましょうか」

このみ「私は二人の後でいいよー」

小鞠「うーん、じゃあ蛍からでいいかな?」

蛍「いえ、センパイからどうぞ」

小鞠「蛍からでいいよー......あ、そうだ蛍の家みたくまた一緒に入ろっか」

蛍「は、はい!いいですね!」

このみ「え!それいいな、私も一緒に入りたい!」

小鞠「うーん、さすがに3人は狭いかなぁ...」

このみ「えー...そっかぁ...残念、蛍ちゃんの大人ボディーを拝見してみたかったのに」

蛍「ええ!?な、何言ってるんですか!!」

小鞠「......蛍は...うん...すごいよ」

蛍「センパイ!?」

このみ「まぁ仕方ないねー、なっちゃんの成長を確認することにするよー」

蛍「勝手に決めていいんですか?」

このみ「私の巧みな話術でなんとかするよー」

小鞠「うぅ...やっぱり小学生とは思えない...」

蛍「ど、どうしたんですかセンパイ」

小鞠「どうやったらこんなにおっきくなるのー!?」ムニュムニュ

蛍「ええ!?ちょっとセンパイ!と、特に何もしてませんよー!」

小鞠「わ、私は雑誌とか見て色々してるのに!なんで!?なんでなん!?」ムニュムニュムニュムニュ

蛍「センパイ落ち着いてくださいー!」

...

小鞠「ごめんね...つい取り乱して...」

蛍「い、いえ、気にしないでください、とりあえず入りましょう」

小鞠「うん...」

雪子「服脱ぐだけでえらい賑やかやねぇ」

蛍「あ!ご、ごめんなさい、うるさかったですか」

雪子「いいよ、気にせんで、楽しそうで何よりよ」

蛍「すみませんん...」

雪子「お姉ちゃんは成長したかったら好き嫌いやめなー」

小鞠「うぐっ...べ、別ので栄養取るからいいもん...」

蛍(取れてないからなんじゃとは言えない......)

小鞠「かゆいとこはないー?」

蛍「はい、気持ちいいですよ」

小鞠「なんかこうしてると蛍が妹みたい」

蛍「あはは、妹なら夏海先輩がいるじゃないですか」

小鞠「夏海は昔からやんちゃで生意気だったからこんな風にはね、蛍流すよー」

蛍「はい」

小鞠「夏海は手のかかる妹で蛍はよくできた妹って感じかな、よし、交代ね」

蛍「はい、じゃあセンパイのことお姉ちゃんって呼びましょうか?」

小鞠「...なんか恥ずかしいね」

蛍「お姉ちゃんかゆいとこないですかー?」

小鞠(...かわいい)キュン

小鞠「蛍の家ほどお風呂広くないし、さすがに湯船は二人じゃ狭いね」

蛍「センパイと一緒に入れて楽しいですから気になりませんよ」

小鞠「そう?ありがとね」

蛍「」ジー

小鞠「...?蛍どうしたの?」

蛍「いえその...センパイばっかり触ってきてずるいなーって」

小鞠「へ?」

蛍「私も触ってみていいですか?」

小鞠「ええ!?わ...私は蛍ほどないし...その...えと...」

蛍「いいですか?」ジー

小鞠「...ひゃい」

蛍「では」ペタペタ

小鞠「うー...私のなんか触っても楽しくないよね...」

蛍「え!?ほ、ほら、他の人に揉まれると大きくなるっていいますし」ペタペタ

小鞠「ほ、ほんと!?じゃ、じゃあもっと揉んでいいよ!」

蛍「は、はい!」ペタペタ

ペタペタペタペタツルペタ

蛍(あれ...?なんだろうこの状態...)

遅筆ですみません、とりあえずきれいなこまほたで越谷家編おわりまで頑張ります
きれいなこまほたは癒されますよね

一応フラグは立ってるので終わった後で濃厚なこまほたも書く...かもしれません、きれいなままで終わらせるべきか迷うところ

???「うち、忘れられてる気がするん」

綺麗な雰囲気と濃厚な雰囲気は両立できるよ
初投稿とは思えないぐらい良い感じのSSなので応援してます
頑張って!

すごく…素敵です

小鞠「お風呂あいたよー」

このみ「はーい」

このみ「なっちゃん、お風呂だよ準備してー」

夏海「ほいほい」

このみ「よし、じゃあ行こう!」

夏海「え?」

このみ「ほらなっちゃん行くよ!」

夏海「え?いや、このみちゃんと一緒に?」

このみ「そうだよ、小鞠ちゃんと蛍ちゃんも一緒に入ったんだよ」

夏海「えー...聞いてないんだけど...」

このみ「ほら、いくよ!」

夏海「わ、ちょっと、そんな引っ張らなくても」

小鞠「...」

蛍「...話術...でしょうか?」

小鞠「ただの勢いじゃないかな..」

小鞠「今週もこのドラマ面白かったね」

蛍「ええ、でも相変わらず主人公の刑事さんいいとこ取りでしたね」

このみ「結局お金はもらえなかったけどねー」

夏海「あのカツラって何でできてるんだろ、あとあの白いもじゃもじゃは...」

雪子「じゃあそろそろ布団用意するかね」

夏海「...!じゃあウチの布団ねーちゃんの部屋に運んでベッドと布団二人ずつで寝るよー」

雪子「そう?狭くないかい?」

夏海「だいじょぶだいじょぶ、せっかくのお泊まり会なんだから普段と違うことしたいじゃん」

雪子「...あんた、部屋の片付けせんかったん違うやろね?」

夏海「............」

雪子「.........」

夏海「いや、違うんだって、宿題難しくてね、量も多かったしね、ほら...」

雪子「あんたさっきまでテレビ見てたよね?」

夏海「いやー...そのー...」

蛍「あ、あの...二人ずつで寝るので大丈夫ですよ...楽しそうですし...」

このみ「うん、私もいいよー」

雪子「......蛍ちゃんとこのちゃんがいいならいいんだけど...」

夏海「だよね!だよね!そうしよう!」

雪子「あんたはちゃんと反省しな!」

小鞠「まぁもう一組くらいなら布団ひけそうだし大丈夫じゃないかな...」

夏海「じゃあとりあえず、ウチの布団とねーちゃんのベッドにはウチとねーちゃんで、もう一組の布団とねーちゃんのベッドにほたるんとこのみちゃんかな」

小鞠「なんで私のベッドが二人で決まってるのよ...」

夏海「そりゃあねーちゃんと一緒のほうが余裕が...」

小鞠「またその理由かー!?」

蛍「あ、あの、じゃあ私センパイと一緒に寝ます!」

このみ「いやいや、そんな蛍ちゃんが遠慮しなくても、私が小鞠ちゃんのベッドいくからさ」

小鞠「え?あれ?...決定なの?」

蛍「いえ...その...遠慮とかじゃなくて、センパイと一緒のベッドがいいなぁって...」

このみ「うーん...蛍ちゃんがそうしたいならいいけど、いつでも代わるからね?」

小鞠「...」

夏海「よし、じゃあ怖い話でもしようか」

このみ「えー?こういうお泊まり会ってガールズトークするものじゃない?」

小鞠「そうだよ、なんで怖い話なんか!」

夏海「好きな人の話とか昼にしたじゃんかー(その話して失敗したし...」

小鞠「で、でもわざわざ怖い話とかしなくていいじゃん!他にも色々話すことあるでしょ!?」

夏海「ねーちゃん怖いのー?前みたいに私の布団来なくても今日はほたるんいるから平気だよー」

小鞠「こ、怖くないし!というかそれ言うなー!」

蛍「こ、怖いなら抱きついても大丈夫ですよ?」

小鞠「こ、怖くないし、そんな話しないもん!」

小鞠「ほ、ほら!音楽とかおしゃれの話とかしよ!」

夏海「ウチ...ファッションとかよくわからんのだけど」

小鞠「夏海も中学生になったんだからもっとおしゃれに気を使いなよ」

夏海「えー、見せる相手もいないじゃんか」

このみ「じゃあお兄ちゃ...」

夏海「だからこのみちゃん!それは違うから!」

蛍「でも夏海先輩ならかっこよく決まりそうですよね」

このみ「かわいい系も結構いけるかもよー?静かにしてればだけど」

夏海「えー?ふりふりしたのなんか動きにくくて着れないよ」

小鞠「夏海はほんとお子様ねー、私は雑誌見たりして大人なおしゃれしてるのに」

夏海「いやいや、ねーちゃんが着ても背伸びしてるお子様だって」

小鞠「うっさい!あんたはわかんないだろうけど、ちゃんと着こなしとか考えてるんだからね!ね?このみちゃん」

このみ「えー...蛍ちゃんはどう思う?」

蛍「え!?えと...さっき見せてもらった新しいワンピースかわいかったですよ?」

小鞠「でしょでしょ、ほら!蛍はちゃんとわかってる!」

夏海「えー...」

このみ「大人っぽい服といえば蛍ちゃんは似合いそうだよね」

蛍「え!?そ、そうですか?」

このみ「こう、スッとしたかっこいい感じのとか、かわいいのとか蛍ちゃんなら色々いけるんじゃないかなー」

蛍「そうですね...普段は着ませんけど、たまにお母さんに見てもらって大人っぽい服装したりはしますね」

このみ「胸もおっきくて大人な魅力だしちゃうねー」ワキワキ

蛍「え!?ちょっとこのみさん!?」

このみ「おお...さっきお風呂で揉んだなっちゃんと比べても勝るとも劣らない...将来が恐ろしいなー」モミモミ

蛍「うぅ...恥ずかしい...」

このみ「蛍ちゃん今度町いこうよ、蛍ちゃんを着せ替...おしゃれみてあげたいと思ってたんだよねー」

蛍「え?ええ...いいですけど...今着せ替えって...」

小鞠「...」

.........



ゴスッ

小鞠「うぐっ...」

小鞠「いった~...なんなん!?...って夏海の足...なんでベッドの上まで...まったくもう...」

小鞠(あ...また蛍に抱きつかれてる...というか寝返りしたら蛍の胸に顔が...)

小鞠(......)

小鞠(さっきの蛍とこのみちゃん...仲良しだったな...音楽とかおしゃれの話が合うみたいだし、私話についてけなかった...今日は蛍のために作った卵焼きも失敗しちゃったし...私ちゃんと蛍に先輩のお姉さんに見られてるかな...蛍はしっかりしてるし、料理もちゃんとできて大人っぽいところもあって...このみちゃんの方が蛍のお姉さんっぽかったな...)

小鞠「...うぅ」

蛍「...センパイ?」

小鞠「!?蛍起きてたの...?」

蛍「え、えと、大丈夫ですか?夏海先輩がセンパイを蹴ったみたいで...」

小鞠「え、うん、そんな痛くなかったし平気だよ」

蛍「そうですか、なら良かったです」

小鞠「......ねぇ蛍」

蛍「なんですか?センパイ」

小鞠「えと...ね...蛍」

蛍「はい」

小鞠「あの...私さ、ちゃんと蛍のお姉さんできてるかな?」

蛍「...?ええ、センパイにはいつもお世話になってますし」

小鞠「ほら...今日も卵焼き失敗しちゃったし...その...お姉さんっぽく見えないし...」

蛍「えと...」

小鞠「このみちゃんみたいなお姉さんの方がいいのかなって...」

蛍「...その...私はセンパイのこと、ちゃんとお姉さんだと思ってますよ?」

小鞠「蛍...」

蛍「こっちに来てまだ慣れない私にセンパイが一番色々教えてくれたり、気遣ってくれたり優しくしてくれたましたし...センパイのこと大好きですよ」

小鞠「ほ、蛍!...えへへ、私も蛍のこと好きだよ」

蛍「はぅっ!しぇんぱい...」

小鞠「じゃあ蛍、これからも私がお姉さんとして色々教えてあげるからね!」

蛍「はい!センパイ、これからもよろしくお願いしますね!」

............

小鞠「ふぁぁぁぁ...ぁふぅ...朝かー」

蛍「んぅ...ふあぁ...」

小鞠「おはよう、蛍」

蛍「...おはようございます、しぇんぱい...」

...

小鞠「よし、じゃあ朝御飯の準備手伝ってくるね、今度はうまく作るよ!」

蛍「あの...センパイ」

小鞠「うん?どうしたの?」

蛍「今度は一緒に作りませんか?」

小鞠「......うん!蛍に私の腕前みせてあげる!」

蛍「はい、よろしくお願いします」



越谷家お泊まり編はここまで

>>50
れんちょんは駄菓子屋との約束でグレートマンショーを町に見に行ってるん

>>51
小説やラノベはよく読むので話を妄想したりはよくしてたのですが、文字におこすのは初めてで...うまく書けてるなら幸いです

>>52
ありがとうございます、原作の雰囲気になるべく近づけようとはしたのですがどうだったでしょう?
雪子さんの方言がどことなく関西弁になって危うかったですが

とりあえず一区切りはつきましたがここできれいに終わるべきかどうか...さらに濃厚にするか、きれいなままで続けるか...構想もぼやっとしかないので感想と閃きを見つつ考えます

のんのんSSもっと増えろー!

このSSまとめへのコメント

1 :  こまほた推し   2014年01月19日 (日) 03:18:15   ID: FjEA9RLk

最高やで〜

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