俺「嗚呼友よ!お前は多くを抱え込みすぎた!」 (23)

デレデェーン
(……チャッ!)
デ、デレレデーレデレーデーデー、デー、デーデー

YouはShit! 愛で糞が落ちてくる
YouはShit! 俺の糞が落ちてくる

熱い便意鎖で繋いでも今は無駄だよ
邪魔する奴は糞先ひっとっつでーダウンさー

YouはShit! 糞で鼓動速くなる
YouはShit! 俺の便意速くなる

糞を求め彷徨う心今、熱く燃えてる
すべて溶かし無残にとっびっちるーはずさー

糞への愛を守るため、おーまえは旅立ちー
あしー、たをー、みーうーしなったーあー

尿意を忘れた便などー、みーたくはなーいーさー

べぇぇぇぇぇんを、取り戻ぉ、せぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!

ドゥーン、ドゥーン、ドゥーン、ドゥーン

デレデーン、デレデデーン

大きなショッピングモールで強盗に会った俺達!

ャアアアアアアアア!キャアアアアアアアア!

「オラ!てめぇらそこに伏せてやがれ!」

俺「何事だ、騒がしい」スッ

弟子「多分強盗か何かの一種だろうな」スッ

そしてそこに現る謎の男!

「さて、最後はお前たちか……」

その男は、俺の友、友であった!

俺(あ、あれは……と、友!?)

強盗5「ごぼあっ!」ドサッ

俺「終わったか……」

友「お、おい!お前まさか、俺なのか……?」

俺「そうだ、友……お前がまさか尿の使い手だとはな……」

友「お前がまさか糞の使い手だとは思わなかった……」

俺「一ヶ月前に独学でこの力を手に入れたんだ……」

友「独学でここまで……やはりお前には力が秘められてるみたいだな」

俺「何やっても駄目だった俺だが、どうやらこの道にはむいているらしい」

友「じゃあ、そろそろ俺の家にこねぇと着く頃には真っ暗だぞ?」

俺「お、そうか……じゃあそろそろいくか、大丈夫か?弟子」

弟子「おう!とっとと行こうぜ!友の家に!」

俺(やはり、母……お前は俺にいろんな物を託したのか……)

俺(そこまで俺に託す理由は一体何なのだ……?)

俺(お前の力を俺に与える程に俺に何かを託しているのか……)

俺「…………」ザッ ザッ ザッ

友「……」コツコツコツ

弟子「…………」テクテクテク

俺「……いつから、尿を極めていたんだ?」

友「相当昔だ、子供の時から教わってきた……」

俺「尿は極め過ぎるとその勢いは戻らないと聞くが?」

友「あぁ、そうだ……だから俺は排泄をする時は尿を糞に混ぜるしかないんだ」

俺「そうか……」

友「さて、やっと着くぞ、俺の家に」

…………友の家…………

俺「何も変わってないな、昔と」

弟子「うっわぁ、広いなぁ!」

友「ゆっくりくつろいでってくれ、何せ久しぶりの再会だからな」

俺「…………」

弟子「……おっ!ゲームあるじゃん!」

友「ん?やってみたいのか?」

弟子「やってみてぇ!やってみてぇ!俺ゲームなんてやったことねぇよ!」

友「じゃあちょっと待ってな……後でやり方を教えてやる」

弟子「やったぁ!」

俺「お前、ゲームやったことないの?」

弟子「見たことはあるがやったことはねぇな!目が悪くなるとか言われてさ!」

俺「あぁ……」

友「さぁ、お茶をどうぞ」コトッ

俺「おぉ、すまねぇな」

友「ささ、まずはだな……」

弟子「うんうん……」

俺(……楽しそうじゃねぇかよ、二人共)ズズッ

俺(俺あんなに弟子と接したことねぇよ……)

俺(代わりの師匠になるっていうのにな……)

俺(……老人が生きていれば……)

俺(もう既に、間に合わなかったからな……あの時は……)ズズッ

友「おっ!上手く出来たじゃん!そうそう、そうやって動かして……」

弟子「こうやって自分で動かすのって楽しいな!」

友「ハハハ、そうか楽しいか!ハハハハハハハ!」

俺(……爽やかだ)

俺(……ゲーム終わるまで待つしかねぇか)ズズッ

友「……と、ここまで!」

弟子「えーもうちょっとやらせてくれたっていいじゃないかー!」

友「この後はお楽しみの展開が待ってるんだ!明日までにとっておきたいだろう?」

弟子「まぁ、そうだな!楽しみだなー……」

友「……さて、やっぱり伝えなきゃいけないと思ってな……」

俺「……どうした?」

友「いいか、良く聞け、俺……」

友「………最後の復讐者は、俺だ」

俺「……何だと!?」

友「実はお前がここに来ることは知っていた……少し時期が早かったけどな」

俺「……なぜ、知っていた……」

友「……もう分かりきっているだろう?ミルクメッセージだよ」

俺「ミルクメッセージ……」

俺(母が死の間際に仲間達に送ったメッセージ……)

俺(尿使いの母友……ゲロ使いの原……大便使いのグゥ……)

俺(そして同じく、尿使いの友が……)

友「ミルクメッセージに書いてあった内容、お前に一字違わず伝えてやるぜ」

友「……いいな?」

俺「……聞く覚悟はできている、聞かせてくれ」

友「友、母友、原、グゥよ……復讐者と名乗り我が息子を殺そうとしてください」

友「実際に殺してはいけません、手加減をするのです……もし自分が殺されるとなれば」

友「……その時は自らそれを受け入れてください」

俺「……そんな事が書いてあったのか」

友「……まだまだ、続きはあるぜ」

友「それはきっと、貴方の運命だったのでしょう……」

友「その死は、俺のこれから続く成長の糧となったのです……」

友「もし、生かされる事があるならばその時は手を退き、後に彼の仲間となってください……」

友「彼は才能を持っています……私には分かりました」

友「彼ならば糞神、ゴッドシットを倒すことができるでしょう……」

俺「……ゴッドシット?」

友「あぁ……ゴッドシット……この世を糞で征服しようとする男さ……」

友「俺もかつて、奴と戦ったことがある……」

俺「……そんな奴と戦ったことがあるのか?」

友「あぁ……全く歯が立たなくてな……俺だけが生き残っちまった」

友「できれば仲間達全員に生き残っててもらいたかったぜ……」

俺「……聞かせてくれないか?話を……」

友「糞神(くそがみ)、ゴッドシット……奴は突然この世界に現れた」

俺「この世界って……そりゃあそうじゃ」

友「そういうことじゃない、糞の世界だ」

俺「あぁ……すまんな、察しが悪くて」

友「いいんだ……奴は一気に実力をつけていき、海外に飛び立っていった」

俺「海外……?」

友「あぁ、海外だ…既にアメリカには奴の領土となっている場所もある……」

友「軍隊をも凌ぐ強さ……人間じゃなかった」

友「この計画を事前に知り、俺達は力を合わせてゴッドシットに挑んだ……」

友『おい、ゴッドシット!これ以上好き勝手にはさせねぇぞ!』

仲間『世界征服なんてさせるものか!お前がこれ以上強くなる前にお前を倒す』

ゴッドシット『やめておけ、クズ共が……死ぬぞ?』

仲間2『やってみるまでわかんねぇだろ……そんな事……』

ゴッドシット『フンッ、それほど死にたいのであればかかってこい』

友『……行くぞコラァ!』

仲間『おぉぉぉぉ……』ブバチュウウウウウウ

仲間2『はぁぁぁぁ……』ブリブリブリブリブリブリブリブリ

友『俺達の力を思い知れぇぇぇぇ!』ブリビビビビビビビビビ

ゴッドシット『それほど力んでそれ程しか出ぬか……』

ゴッドシット『糞の量も感じられる力もまだまだだな……』

ゴッドシット『どこからでもこい』

友『……ぉぉぉおおおおおお!』ブジュウウウウウウウ

友『跳下痢!』ブビビビビビビビビビビビビ

ゴッドシット『……』ブピッ

ゴッドシット『……糞を出すまでもない』

友『うおぉぉぉ!』ビチチチチチチチ

ゴッドシット『……』ベチャベチャッ

友『……どんなもんだ』

ゴッドシット『ふんっ!』バシィッ

友『お、俺の跳下痢が全く効いてない……!?』

ゴッドシット『少臭・糞撃!』ブピァッ

友『グハッ!?』ドゴァッ

友【こ、こんな勢いで……】

友『カハァッ……』ドサッ

仲間1『……ゴッドシット!覚悟しろ!』ブリビビビビビビビビビ

仲間2『いくぞ、仲間1!』ブビビビビブバチュウウウウウウ

仲間1『あぁ……』ブビッブビッブリビビビビビビビ

仲間1・仲間2『連撃竜巻跳下痢!!』ブビッブビッブリビビビビビビビ

ブビブビブビブビブビブビブビブビブビブビブビブビブビブビブビブビ

ゴッドシット『くっ……この勢いは……』

仲間1・仲間2『くらえっ!』ブビビビビ

ゴッドシット『ぐはぁっ!』ドサァッ

仲間1・仲間2『……』ハァ……ハァ……

ゴッドシット『……許せん!』

ゴッドシット『このゴッドシットを倒すとは……』

ゴッドシット『えぇい許さんぞ許さんぞ!てめぇらだけは!』

ゴッドシット『生かして帰しておけねぇぇぇぇぇ!』ブビビビビ

ブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリ

ブビブビブビブビブビブビブビブビブビブビブビブビブビブビブビブビブリブリブリブリブリブリブリブリ

仲間1『な、なんだあの勢いは……!』

仲間2『ひ……ヒッ』

ゴッドシット『激臭!糞神天召便(ふんじんてんしょうべん)!』

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……ブビブビブビブビブビブビブビブビブビブビブビブビブビブビブビブビ

仲間1『ひ、怯むな……対抗しろ!』ブビッブビッブリビビビビビビビ

仲間2『もう一度だ……いくぞっ!』ブビビビビビビビビビビビビ

ゴッドシット『死ねぃ!』ブリリリィィィィィィィィ

仲間1『うおぉぉぉぉ!』ブビチチチチチチチチチ

仲間2『連撃竜巻跳下痢!』ビチャビチャビチャビチャビチャ

ゴッドシット『ぬぉぁぁぁぁぁ!』ブビィィィィィィィィ

仲間1『くはっ!?』

仲間2『あぶっ……』

ドサッ ドサッ

ゴッドシット『……全く、怒らせなければ生きていたものを……ん?』

友『うぅ……』

ゴッドシット『ふん、気付いたか……では、去るとしよう……』

ゴッドシット『さらばだ!雑魚共よ!ヌハハハハハハ!』ザッザッザッザッ

友『……お、おい……お前ら……?』

仲間1『』

仲間2『』

友『ご、ゴッドシットはどうなったんだ!……ま、まさか……』

友『う、うおぉぉぉぉ…………!』

友「あの後……俺はずっと泣いていた……」

俺「…………」

弟子「…………ひ、ひでぇ……」

友「その後、お前の母に会ったのだ……」

母『家の息子は相変わらずニートしてましてねー』

友『まだニートをしてるんですか、このままで大丈夫ですか?』

母『いつか、チャンスを与えてみせますよ……』

友「それが、こんな形になるなんてな……」

俺「…………俺は、やはり託されているのか」

友「大正解、お前は誰からも託されている……」

友「……さて、これくらいでいいだろう、俺だって最後の復讐者だ」

友「戦おうじゃないか……」

俺「……あまり気が乗らぬ」

友「……だろうな、俺もそんな気分じゃなくなった」

友「俺にだって伝わるんだ……お前の才能が」

友「ムンムンと体から滲み出てるぜ……」

俺「……」

友「これからアメリカに行こうぜ、俺」

俺「……こうなっては、行くしかないな」

俺(俺のために死んでいってくれた母友、グゥのためにも……)

友「あんまり頼りに出来なかったけどさ……」

友「アンタに会って、更にぶち撒けたらすっげぇ頼りにしたくなったよ」

友「頼りにしていいかい?」

俺「……別に構わないが、死ぬかもしれん……俺だってあまり自信はない」

友「大丈夫、今のお前なら何とかなるさ」

弟子「そうだよ、俺が死んだら俺はどうなるんだよ!一人ぼっちだぜ!」

俺「……弟子」

俺「そうだな……」

友「じゃあ、明日の朝準備をしよう」

俺「あぁ……」

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