クリスタ「助けて! ミカサ・アッカーマン!」(22)

※単行本11巻までのネタバレあり


ライナー「ハァーッハッハッ!! 俺の名前はライナー・ブラウン! 兵士のフリをしていたが、本当は悪の戦士だったのだ! クリスタをペロペロしちゃうぞぉーッ!!」

クリスタ「いやあっ! 気持ち悪い!」

ユミル「クリスタ! 畜生ライナーめ!」

マルコ「こんな時彼女がいてくれれば……」

???「待て~い!!」

マルコ「この声は!」

ライナー「誰だ!」

???「みんなの天使クリスタを手籠めにするなんて、キース教官が許しても私が許さない!」

???「この世の悪を削ぎ落す、私の名前は!」

ミカサ「ミカサ・アッッッカーーーーーーマンッ!!」

ライナー「なにぃっ!?」

クリスタ「ミカサ・アッカーマン!」

ユミル「ミカサ・アッカーマンが来てくれた!」

マルコ「これでもう大丈夫だ!」

ミカサ「やあっ! とうっ!」

ライナー「ぐうう! 速い!」

ユミル「さすがミカサ・アッカーマンだぜ! メンヘラ野郎の猛攻が擦りもしねえ!」

マルコ「心に迷いを抱えたままで、ミカサ・アッカーマンに勝てると思うなよ!」

クリスタ「頑張れ、ミカサ・アッカーマン! 気持ち悪い筋肉ダルマの腕をへし折れ!」

ライナー「ギャラリーが精神面を責めてくるぜ!!」

ライナー「ハァ、ハァ……畜生、俺みたいな半端者じゃ、ミカサ・アッカーマンには勝てないってのか!?」

ミカサ「ライナー、諦めてクリスタを解放しなさい。そしてエレンのパンツを週1枚私に献上する契約書にサインもしなさい」

マルコ「さすがミカサ・アッカーマンだ!」

ユミル「私情を挟む姿もクールだぜ!」

ライナー「ぐうう、ここまでか……?」

???「諦めるのはまだ早い!!」

ライナー「誰だ! ベルトルトか!?」

???「ベルトルトではない!」

???「君がいるから僕がいる! ミカサがいれば駆けつける!」

ジャン「ジャン・キルシュタァアアアアイン!!」

ジャン「助太刀するぜライナー!」

ユミル「ジャンだと!?」

マルコ「なぜジャンが!?」

ライナー「ジャン、ありがたいが何故俺に味方してくれるんだ?」

ジャン「ライナー、俺は陵辱モノのAVが好きなんだ」

ライナー「ジャン、お前……!」

ジャン「勝ってミカサを陵辱したい! 自分の気持ちに嘘はつけねぇ!」

ライナー「正直すぎるぜ……!!」

クリスタ「気持ち悪いよ……」

ミカサ「ジャンが1匹増えたところで、私の優位は変わらない!」

ジャン「それはどうかな? 喰らえッ!!」

ネッチョオォォォ

ミカサ「っ!? しまった!」

マルコ「ああっ! ジャンの唾液がミカサの腹筋に!」

ユミル「なんて粘り気のある唾液なんだ! 一体何を食えばあんな汚らしく濁るんだ!」

ジャン「さあライナー! やっちまいな!」

ライナー「よう、さっきはよくもちょこまかと逃げ回ってくれたな!」

ドゴオ!

ミカサ「くっ!」

ユミル「まずいぞ! ミカサ・アッカーマンは腹筋が汚れると力を発揮できないんだ!」

マルコ「それなのになんで腹筋丸出しのコスチュームなんだ……!」

ユミル「言うな! あいつなりのセックスアピールなんだ……」

クリスタ「ミカサ! 早くジャンの唾液を拭って!」

ジャン「はっはっは! 無駄無駄ァ! 俺の唾液は1度こびり付いたが最後10月10日は取れないぜ!」

ミカサ「そんな……!」

ユミル「とんだベイビーちゃんだぜ!」

マルコ「汚い……汚いぞジャン!」

クリスタ「気を落とさないでミカサ! 今の暦に換算すれば約9ヶ月20日だよ!」

ドゴォ! ドゴォ!

ミカサ「くっ! 1発1発が重い……さすがメンヘラ!」

ライナー「メンヘラは関係ないだろ!!」

ドゴォ!

マルコ「まずいぞ。このままじゃ消耗する一方だ!」

ユミル「このまま負けちまうのか!?」

???「待たせたな!」

ミカサ「この声は!」

ライナー「ベルトルトか!?」

???「ベルトルトじゃねえ!」

???「俺の家族を泣かせる奴は、1匹残らず駆逐する! 俺の名前は!」

エレン「エレン!」

\ ♪イェーーーーガーーーーーーーー!! ♪/

ユミル「なんだ!? 苗字の所だけ曲が流れたぞ!」

マルコ「なぜか空から聴こえてくるよ……!」

エレン「エレン!」

\ ♪イェーーーーガーーーーーーーー!! ♪/

ライナー「野郎、出てきて早々2回も……!」

エレン「ライナーの攻撃を防ぐ助っ人を連れてきたぜ! サシャ!」

ライナー「ベルトルトか!?」

エレン「サシャっつってんだろ!」

サシャ「変身!!」

ビカッ

ユミル「なんだ!? サシャの形が! あれはシャツ……?」

クリスタ「違うよユミル! あれは……!」

サシャ(ブラウス)「私の名前はサシャ・ブラウス! さあミカサ、私を着てください!」

ミカサ「ありがとう……これでまた戦える! この世の悪を削ぎ落す! そう、私の名前は!」

ミカサ「ミカサッ・アッッッカーーーーーーァアアマンッ!!」

ドン!!

キンッ! キンッ!

ミカサ「効かぬ!」

ライナー「クソッ! 攻撃が弾かれる!!」

ミカサ「ハァ!」

ライナー「ぐぬっ!?」

ジャン「負けるんじゃねえライナー! ここで負けたらベルトルトが報われねえぞ!」

ライナー「……そうだ、俺はベルトルトの為にも勝たなくては!!」

ベルトルト『じゃあ、行ってくるよライナー』

ライナー『なあ、考え直さないか?』

ベルトルト『心配してくれてるの? ライナーは優しいな。でももう決めたんだ、僕は……アニをペロペロする!』

ライナー『ベルトルト……おまえ、死ぬぞ』

ベルトルト『死ぬ前に1ペロだけでもしてみせるさ……ねえライナー。この世界は残酷だけど、それでも救いはあるんだって、僕は証明したいんだ』

ライナー「そのままベルトルトは帰ってこなかった」

アルミン「ベルトルトを探して欲しい。……そういうことだね?」

ライナー「そうだが……お前は一体?」

アルミン「僕の名前はアルミン・アルレルト。名探偵さ」

ライナー「自分で名探偵って言うのか」

ライナー「なあ、俺はさっきまで誰かと戦ってた気がするんだが」

アルミン「そうだね。アニはベルトルトに会った可能性が高い」

ライナー「聞いてるか?」

アルミン「まずはアニに話を聞いてみようか」

ライナー「聞いてないようだ」

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